【王の】○○なギル様 2皿目【麻婆】

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118名無しさん@初回限定
いつのまにか二人の間には友情が芽生えていた。
それから後、最高のパートナーとなった二人は様々な冒険を乗り越える。
いつでも二人は一緒だった。しかし、神は二人の間を引き裂いて行く。
イシュタルの嫉妬から始まった悲劇は、エンキドゥの命を奪う。
エンキドゥは、ギルガメシュに言った。
「わたしはあらゆる困難の道を歩んだ。
 わたしが死んだ後も、わたしを思い起こし、忘れないでくれ。
 わたしがあなたとともに歩み続けたことを・・・」

朝がやってきた。
ギルガメシュは今や冷たくなってしまった友に向かって語りかけた。
「エンキドゥのため、彼の母、彼の父のように、私も彼の荒野で泣こう」
悲しみに暮れるギルガメシュは、「不死」を求める旅に出る。
だが、それは不可能な望みであったことを悟る。
彼は絶望するが、やがて立ち直り故郷ウルクへと向かった。

そして、彼は全てを知った英雄として語り継がれて行くことになる…

ギルガメシュ叙事詩より。ギル様…(つд`)
119名無しさん@初回限定:04/06/27 02:38 ID:TWKs0pzI
ならこれも貼っておこう


ギルガメシュは応えた。
「どうして私が憔悴せずにいられよう、どうして私が消沈せずにいられよう、どうして私が悲嘆に暮れずにいられよう!
わが友エンキドゥ、ともにフンババを殺し、ともにライオンどもを殺し、ともに天牛を捕らえ殺した、
私と労苦をともにしたわが愛するエンキドゥ、彼を人間の運命が襲ったのだ。
昼夜、私は彼のために泣いた。
私は彼を葬ることを許さなかった、
私の叫びを聞いて、もしやわが友が起き上がりはしないか、と。
七日七晩、彼の顔から蛆がこぼれ落ちるまで・・・
彼が冥界に下ってしまってからは、私は生命を見出せない。
私は盗賊のように荒野をさまよった。
酌婦よ、いまこうしてあなたにまみえたからには、私が恐れる死を見ずともよいようにしてほしい」


本編でのギル様があんなに唯我独尊なことを思うとかなり萌えた