積みゲ崩し　3.3本目

日々の忙しさの中、次第に増えていく積みゲー。
地雷でもめげず、圧縮にも即死にも負けず、強い意志を持って崩しましょう。

[関連スレ]
何を崩して良いのかわからなくなった時は
積みゲ崩し促進スレ　PART4
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1063989845/

積みゲとしての熟成期間が足りない物は
今日エロゲ何したよ？２周目（実は3周目）
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1068308662/


[過去ログ]
積みゲ崩し　3.2本目（即死）
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1073878354/
積みゲ崩し　3本目（圧縮で沈没）
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1041707917/
積みゲ崩し　3本目（即死）
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1041254546/
積みゲ崩し　2本目
http://www2.bbspink.com/erog/kako/1013/10135/1013517412.html
積みゲ崩し
http://www2.bbspink.com/erog/kako/1002/10020/1002096135.html

立て直しお疲れ様でございます。
ついでに前スレ(3.2)で書き損ねた「もう一度プレイしたい」エロゲを。

「まじかる☆アンティーク」。
ヒロインは全員クリアしたものの骨董は集めきらないまま終わってしまったのと、
購入即プレイだったため”リアンバグ”(猫鈴後の立ち絵がなかったアレ)に
モロにひっかかってしまったので、キチンとプレイできる環境でもう一度
やってみたいと思っております。

　

即死回避に俺も前スレで書き損ねたお題を。

「バルドフォース」
２周しかしてない間に禁オナ失敗したけどな。
旧マシンはVRAMがたったの４MBだっただけに、VRAM64MBの現環境で楽しみたいところ。
……さしあたってはゲームパッドのドライバFDを探さないといけないんだがｗ

あまりこのスレに貢献できていない私ですが、とりあえず４ゲト&促進。

と思ったらいきなりズレータよ。＿|￣|○ で６ゲト&促進。

次ここにカキコするのは半月後になりそうな予感なので今のうちにカキコ。
促進スレで指定されたぱすてるキッチンが未だ2人目で止まったまま………

建て直しおつです。
…即死した前スレの1でした。

よーし、ﾊﾟﾊﾟも支援ｶｷｺしちゃうぞ






全然積みｹﾞを崩せてない罠　∧||∧
しかも、幻燐２を始めてしまいどうにもならないし

「チャットしようよ！」
何でこんなん買ったのかよく覚えてないが・・・
いやシステムは少しばかり面白かったけど・・・

即死回避カキコ。昨日前スレに感想投下したばっかだったのに…。
これにめげず積みゲ崩しに励むかぁ。

建て直し乙です。

積みゲ崩しスレで指名されている『渡り鳥に宿り木を』は二人目までＥＤを見ました。
これ、コンプまでかなり時間がかかりそうです。
雰囲気はいいんですがねえ。
何度もやっても画期的に変わる事がないので、作業ゲーで飽きてきました。
他に『あおいなみだ』と『結い橋つめちゃいました！Ｐ・Ｒ・Ｏ』もやっています。
早く感想を書きたいものです。

即死回避がこれほど難しいモノだとは…

新作買うペースが落ちるので、崩しが必然的？に高くなると思います。
がんばって感想カキコして1000スレまで伸ばしたいですね。

「月光に濡れる教室で、僕は」まだコンプしてませんが即死回避も兼ねて。

「学園調教ＡＤＶ」となっていますが実際は「純愛サスペンスノベル」といったところ。
綺麗なCG、声優の演技、雰囲気に合った音楽、テキストなどどれもいい出来。
とくに音楽はかなり気に入った。
最初にヒロインを一人選んで、自動的にその娘のルートへ。メインの3人はみんな可愛い。3人とも好みだったのでもうｱｯﾋｬﾋｬ
シナリオはミステリ物としてはイマイチだけど主人公とヒロインの会話がいい感じ

ヒントがあるし、選択肢もわかりやすいので攻略は簡単。
ただ昼間の学校パートが、どうでもいい話も聞かないと進めないのが面倒。無駄に時間がかかる
あと男のキャラがやたら多くて、最初は鬱陶しいな〜と思ったけど終わってみればなんとなく憎めないやつばかりだった。

エロについて
ほとんどが夜の教室でのH。調教コマンドが出るけどハッキリ言っていらなかった
ちぇりーにしては若干薄めかな？それでも十分ボリュームがあってまあ満足

ただシステムが、ここの今までの作品から退化してるのが気になった（解散の予兆？）
画面上部のメニューからセーブロードできない、メインキャラ以外声が個別に消せない、など。
それでも充実してるほうだけど

個人的に好みの要素が多かったのでかなり面白かった。客観的に見ても良い出来だと思う。
ただ普通のシーンはキザでエロシーンは淫語ばっかりというテキストが少し好みが分かれるような気がします。
(´-`).｡ｏO(やっぱちぇりー解散は悲しいなあ)

名前入れ忘れた･･･

どれくらいいけば即死回避OKなんだろう？

Ｔａｌｉｓｍａｎ『Ｂｌａｚｅ ｏｆ Ｄｅｓｔｉｎｙ』をコンプリート
１９９本目の崩し記念＆即死回避を確定したいので２レス報告

パッケージ、パッケージ裏、取説、ＣＤのレーベルから始まって
ＯＰ、セーブスロットの数、シミュレーションパート、声、グラフィック、ＢＧＭ、
シナリオ、そしてＥＤと、最後までその小技と丁寧さに驚かされっぱなしの進行だった。

製作の過程にあったのは、他作品との違いに意識を向けることではなく、
つくり込むことを優先した堅固な団結じゃあないだろうか。
ＣＤレス起動が可能になっているのにＣＤ−ＤＡを用意し、
なおかつＭＩＤＩも素晴らしいデキになっているのがその象徴だと思う。
ＯＰ曲、ＥＤ曲の他にもＯＰカラオケ曲まで入っているし‥‥‥

●シミュレーションパート
アリスソフトのゲームや『幻燐の姫将軍』『ＦＩＮＡＬ ＦＡＮＴＡＳＹ ＴＡＣＴＩＣＳ』と比べ、
独自のものが見えてこないのに、「戦闘が楽しかった」と言うのにためらいはない。
続編反対派が２の発売を喜ぶさいに、それが与えた影響は無視できない。
掛け声とタイミングが絶妙なカットインは、当初の予想を上回る血沸き効果を発揮してくれた。
「ブレイズトルネード、リノアまっしぐら！」　とにかくもうこれが聞きたくて見たくて‥‥‥

●グラフィック
パッケの表裏、取説、背景、立ち絵、エッチシーン、カットイン、３Ｄと
色々なグラフィックにおいて、漫然とした描き込みが見られないのは大したもの。
キャラの描き分けはかなりしっかりしているし、塗りは世界観の上塗りにまで貢献している。
肌が黒（っぽい？）キャラが好きになったのはこれが初めて。

●ＢＧＭ
前半はＭＩＤＩで、後半はＣＤ−ＤＡで流した。
何よりも印象的だったのは、場面ごとの曲選択で外してる曲が一つもないこと。
違和感がないことは、ヘボまっちぃ曲を使うことよりも難しい。
最後は通い合う心で締めて欲しいと願い、それに応えてくれるスタッフに感謝。
あの曲は名曲であり、名場面に不可欠であり、名演出の一端を担った。

●シナリオ
どこかで見たようなファンタジー物であり、展開が予想しやすいストーリーである。
王道ちっくを売りにしたわけではないけれど、その真面目な世界観には脱帽するしかない。
一方でキャラ属性への配慮は忘れていないし、エッチシーンのバリエーションも広くとっている。
ＥＤの締め方がサッパリとしていて心に残るよね。やるなぁカイル。

１０年後、ディーンと交わった誰かは結婚しているかもしれないし、
ともに戦った誰かは戦士としての面影を残していないかもしれない。
その世界には信じる道があって、その道を独りじゃなくて誰かと歩む。
その結果として。あるいは道の途中として。

>10
>いやシステムは少しばかり面白かったけど・・・

シナリオがいいのでもなく、グラフィックが綺麗なのでもなく、音楽がいいのでもなく、キャラ萌えでもなく
システムが面白って・・・・・詳細ｷﾎﾞ

即死した3.2スレからのサルベージ（即死対策として）

17 名前：ｿｸｼｰｼ ◆ptTEuLoemw 投稿日：04/01/13 01:03 cuR8eK+L
水月　購入理由：結構話題になってたから

伝奇ゲーというか哲学ゲーというか、よくわからないという感想が聞かれるのもごもっとも。
「認識すること」というのがひとつのテーマになっているとは思ったけど…まぁいいや。
小難しい説明をだらだらされるわけではなく主人公と一緒に、はぁ？何ですかぁ？な感じなので
置いてけぼり風味になることもなかった。このあたりはライターの腕か。
はっと先生に書かせたらトンデモないものになっていただろう(((( ;ﾟДﾟ)))

原画師も有名な人らしいが、かわいい絵柄とは思ったが炉属性では無いので…
まぁシステム・CG・音楽全てが安定しているとは思ったので音声が無いのが悔やまれる。
エロに関してはシチュ的に萌えなシーンもあったがテキストがさわやか風味で
高まってくるものがなかった。何故か放尿シーンが多かったのは個人的に高評価。

ストーリー性を求め且つ炉属性・尿属性があれば、良作認定であると思われ。
後、嫉妬属性を刺激されるシーンも何気に多かったのはGJだったかな。

メイドの雪さんは作中にも語られるように、主人公に都合の良すぎるキャラだったのが…
主人公全肯定＆依存系ヒロインは好きな方だけど、何故か雪さんにはいぢめたらどんな反応するんだろう
という邪悪な事しか思い浮かばなかった。汚れてますね、俺。

19 名前：ジグソー ◆JiGsAwtLhU 投稿日：04/01/13 02:08 iyaAAczF
促進スレ指定の「effect〜悪魔の仔」コンプ。
即死防止をかねて糞長い感想を。

いきなり幼なじみとのキスシーンから始まる激甘なオープニングとは裏腹に、
かなり重いストーリー（鬱ではない）。手をかざすだけでどんな傷でも治して
しまう超能力の持ち主で幼なじみ兼彼女の真由美と、新興宗教の教祖の娘で
やはり超能力者、その能力故に周囲からいじめられている清衣の２人のヒロイン
との純愛物。真由美ルートの場合、お互いに好き合っているのに会いたくても
会えないもどかしさや、そこから来る心の溝といった心理描写のほか、２人の
前に立ちふさがる様々な障害（父親、突然の周囲からのイジメなど）を乗り越えて
いく主人公の成長物語としても秀逸な出来映え。ラストがちょっと淡泊な感じ
（結局、父親の問題はどうしたかあやふやだし）だけれども、引き込まれた
ストーリーだった。
主人公の母親代わり役として年上キャラの包容力を存分に見せつける女教師と
真由美に心酔するあまり、主人公との関係を妨害してくる美鈴といったサブ
ヒロインの役割も印象的だった。

清衣ルートの場合はイジメと家庭環境から閉ざした心を主人公がときほぐして
いくストーリー。こっちのルートはイジメ描写が肝になると思うんだけれど、
イジメが幼稚で、あまり重々しさは感じず仕舞。真由美ルートと違ってサブ
ヒロインの出番も少なく、障害を乗り越えていく描写も乏しい。

一番ボリューム不足に思ったのは上記２人しか攻略できず、サブヒロインの
年上キャラ２人を攻略できないこと（Hシーンはあるけれど）。特に女教師は
包容力、母性愛から報われることのない恋愛感情に転じた切なさの描写が秀逸で
マジで攻略できないのかよと怒りを覚えたくらい。
あとテキストというか、シーンの切り替え方が唐突に思えたのが残念。

20 名前：ジグソー ◆JiGsAwtLhU 投稿日：04/01/13 02:09 iyaAAczF
effect〜悪魔の仔　感想続き

エロに関しては本編中で一度ずつ、オマケでもう一回ずつ補完という感じ。
何よりHシーンへの突入のタイミングが絶妙。どのキャラにしても、感情がストーリー
的に一番盛り上がったところ（サブヒロインも同様）で始まるため、感情移入の
度合いがすごい。描写の濃さについても申し分なく、触りっこや洗いっこ、終わった
後のフキフキなどはかなりきた。絵も特にﾌｪﾗシーンは良い。やっぱりﾌｪﾗ絵は
見下ろしている視点で女の子は視線を上げているというリアルの視点に近い構図が
一番エロく見える。

システムはいつものVA。ただ、CG回想がサムネイル形式ではなく、一枚ずつ表示
されるタイプなのは不便。まあ、VAの古いシステムだし、仕方がないか。
音楽は地味目だけれど、エンディング曲はなかなか良かった。

重い話、でもラストはHappyという青春モノ好きは買って損は無いかと。
ただ、ボリューム不足がかえすがえすも残念。

22 名前： ◆EIHAdnk8a6 投稿日：04/01/13 06:35 r96getqH
IRCがきっかけでプレイした「フラワーズ」コンプしたので感想を。

このゲームでは、学生の日常と、そこに起こったちょっとした変化を描いています。
ともすれば凡作になりかねない内容を、テキスト、BGM等の演出で上手く料理していると言った印象。
マターリした雰囲気に加え、CGのカットや画面効果を巧みに使い、登場人物の一挙手一投足や、
心理描写が引き立っているように思いました。これにはキャラ立ての上手さもあるのでしょうが。

残念だったのは一部キャラの話が完全に浮いてしまったこと。それ以外なら雰囲気が一定していて好きですが。
絵についてはパケ絵を見れば分かるようにさして訴求力はありません。
その割りに背景は相当いい出来でびっくりしましたが。
BGMもマターリ一辺倒ではなく、そこそこ種類があって質もいいです。効果音も結構いい具合に使われています。
システムも基本的なものはあり、動作も快適でした。
エロに関してはCGがどうのというより、テキスト等の演出で引っ張っていると言う印象。
回数もこの手のゲームの平均からいうと、大分あるでしょう。

結論：８０点。お話を楽しむと言うより、会話のやり取りを楽しむゲーム。
　　　　　　　　既存のエロゲとは一風変わった演出が光る。
　　　　　　　　何でもない題材でも十分良い物になるという好例。
　　　　　　　　普通のエロゲに飽きた人にはお勧めかもです。

最後に、これを推してくれたジグソーさん、サンクスです。

じゃあ前スレから即死回避の話題を貼り付けてみます。
回答レスは該当部分だけを抜き出してあります。

9 名前：名無しさん＠初回限定 投稿日：04/01/12 15:26 ID:72fnjyIW
崩した作品を再プレイするということは、
このスレの住人であるならば特に少ないことだと思います。
再プレイしていると積みゲがさらに貯まっていくわけで、
そこは心を鬼にして、次々に未開封品を開けていくのでしょう。

そこで、即死回避も兼ねて質問。
積みゲーマーのあなたに「もう一度プレイしてみたい」と思わせる作品はなんですか？
できれば、そう思わせた理由も聞いてみたかったり。

10 名前：∧＿∧ｽﾝｽﾝｽ-ﾝ♪ ◆KarinEiKKU 投稿日：04/01/12 15:39 ID:L4Mx+e4O
私はバルドフォースですね。
ああいうアクションはたまにやると気分転換にもなるし。

11 名前：名無しさん＠初回限定 投稿日：04/01/12 16:59 ID:KylMs5hR
ベタですいませんがやはりYU-NOでしょうか。
コンプしたのが3年前なのでそろそろ再プレイしようかなと思ってます　長いけど。
あとはめちゃ笑った真・瑠璃色の雪とか･･･

13 名前：名無しさん＠初回限定 投稿日：04/01/12 18:48 ID:PSlAjJcT
先日、鬼畜王ランスを再プレイし始めた。
バルフォも時々やって…………いや、最近はバルねこフォースかｗ

14 名前：ひなかがみ ◆Fina0899kw 投稿日：04/01/12 21:41 ID:/ks2mDAR
１本だけに絞るなら『とおりゃんせ』かな。
セーブデータを場面ごとに並べる作業をしつつ、
もういっかい物語をじっくりと味わってみたいなぁ、と。

15 名前：ジグソー ◆JiGsAwtLhU 投稿日：04/01/12 21:57 ID:ufMU4P7E
YU-NO、闘神都市�U、奴隷市場、CAMPUS、Treating2Uあたりはたまに引っ張り
出してきますね。良い話は何度でもやりたくなります

16 名前： ◆EIHAdnk8a6 投稿日：04/01/12 23:48 ID:8aWyTs26
エロゲーの手始めにプレイした「Air」ですかね。
色々プレイした今、かつてプレイした時とどう違った印象を受けるか楽しみ。

18 名前： ◆zioBFt4Pw2 投稿日：04/01/13 01:13 ID:Xwwo7DuS
いまのところパテにゃんとショコラかな。
なんでと言われても困るのだが。

3.3本目に移行してからの回答は>>2と>>4

>16で「カラオケ曲まで入ってる」と書いたのは間違い。
即死回避のために急いで書いたのでと言い訳してみる。
やっぱり報告レスは一晩くらい寝かさないとボロがでるなぁ。

指定されたものではないのですが「カラフルキッス」崩したので報告。即死回避のためにちと長め。
若葉がお気に入りなので少々視点が偏ることをご理解下さい。

【あらすじ】
舞台は瀬戸内地方の某所。
教育実習で2年半ぶりに下宿「夕映荘」に帰ってきた主人公の前には、
かつて自分を兄のように慕ってきていた12人の女の子が。
2ヶ月の教育実習の間に、誰が「妹」から「恋人」に変わっていくのだろう？といった感じです。

【設定、システム】8点
主人公には名前がありません（変更も不可）その代わり、女の子たちに12人12様で呼ばれます。
詳しくはオフィシャル参照。これは「妹」を強調するためにうまい設定だと思いました。
システムは基本的なもの＋バックログ音声再生、キャラ別文字色・音量変更、
ゲーム内システムボイス・マスコット選択など。（クリアしたキャラから選べるようになります）
設定項目は充実しています。

ただし、演出上の仕様でエンディングが飛ばせないのと、バックグラウンドで全く動いてくれないのはちょっと操作性に問題あり。
共通部分が多いだけに、後半はスキップ待ちが苦痛になってしまいます。
あと、「フェードスキップ」は必ず有効にしましょう。さもないとアイキャッチでスキップがいちいち止まります。

【絵】6点
良くも悪くもなし。笑い方がほとんどのキャラで似通ってるのは何とかならなかったものかと。
あとHCGで精液描写が少し変な部分がちらちらと。
枚数はアイキャッチ用を除いて148枚（差分なし）、HCG比率は9枚・75％（若葉）〜4枚・33％（輝）までいろいろです。

【Hシーン】若葉9点、乙女7点、美月6点、他3点…総評5点
1回目は愛撫系やフェラ、手コキなど中心で本番なし、2回目に本番があるという形で、全員同じです。
若葉2回目だけならそこらの純愛萌エロゲーにも負けない出来。若葉分のCG枠はこのHのために半分以上使われています（何
でもゲーム全体としてみれば、ちと浮いてしまってる感もあるのが残念。
というのも、他のキャラが、濃厚にしたくないという意図があったのかもしれませんが、全体にあっさりしすぎ。
1回目＞＞2回目なキャラまでいるのはどういうことかと。

続きます。

【ストーリー】6点
12人もヒロインがいるだけに、少々のボリューム不足は仕方のない面もあります。
で事実それが目立ちました。
好みが分かれると思うのでどれがいいとは言いにくいですが、
完全な主観に基づいて言えば、倭、綾乃、かんな、若葉は納得できたかな？というくらい。
でもかんなの場合はHシーンの必要性に疑問あり。
輝、由香里、小春、乙女は描写不足、咲は最後がぶっ飛びすぎ。

あと最後に一言。「どこが妹やねん！」（特に咲、倭、綾乃、若葉）

【音楽】7点
主題歌がすべてです。他はこれといっていいものも悪いものもありません。

【総評】7点
作り込みが甘い部分が目立ちますが、音楽買いであったとしてもまあ納得できるかな、というくらいの出来。
悪い作品ではないと思います。
ディスク2枚組にして、もう少ししっかりしたシナリオを組めば化けられたかも。もったいないです。

（個人的な感想）
１．若葉のメガネの使い方は面白かった。怜悧さを出す場面ではかけてて、プライベートやHシーンでは外すと。
　学校で（学園で？）かぶってる才媛の仮面と、プライベートで出す、嫉妬深く甘えん坊な面の2面性を描くのに一役買っている。
２．タイトル画面などを見ると、咲が一応メイン格だと思うのだけど、それにふさわしい活躍はしなかったような。
　むしろそれは倭と若葉ではないのかと。　いろんなヒロインの修羅場（？）でぼそっと出てくる若葉の一言はかなり効いてました。

あと由香里の声優さん、あなたは炉利ボイスを出すべき人ではないと思います（何

1乙

保険の為に即死回避ｶｷｺ。
ついでに前スレで書き損ねた話題。
いまだにやるのは
・とらハシリーズ (またーり)
・姉しよ (ギャグ)
・温泉DE卓球 (暇潰し)
・鬼畜王 (名作)
とか。
実機動かすのがタルくてやってないけど、闘神�UやYU-NO、遺作あたりもやり直したい

即死回避の為に柿子〜。

先日促進スレで指定された「プリ茶」こと「Please teach! my Angel」は
進行度２５％くらいでしょうか。
さっぱり進んでません。ｽﾏｿ…＿|￣|○

それなのに「ＤＡＬＫ外伝」とかプレイしてるし…もうだめぽ…

「密猟区２」コンプ。

即死防止のためにすぐ終わる物を、と思って始めたら期待通りすぐに終わってくれた。
スキップ使わずにプレイ時間は４時間ほど……といっても、共通パートがあまり無い
のは誉めてしかるべき点なのかもしれない。

序盤にサド気丸出しな女隊長の命令の下、メイドさんとショタな村長の息子を全裸に
ひんむいて身体検査するなど、初代「密猟区」の鬼畜ぶりを彷彿とさせてくれたのも
束の間、その後はそれらしいシーンは１つだけ（未遂は数回あるけれど）。初代の
主人公とは対照的にヒューマニズムあふれる主人公と幼なじみを含む存在感の
まるでないヒロイン達とのラブラブ話に終始した上に肝心のエロも激薄。

せっかく戦争をテーマにしているんだから、もっと狂ってくれよという以外に何も言うことは
ありません。勧めるにしたところで、いったいどういう属性持ちの人に勧めたら良いのやら。

（´-`）.｡oO（まだエロゲを馬鹿買いする前にわざわざ予約までして発売日に買ったんだよな、これ……

もう大丈夫だろうか。

積みゲを数えてみた。４５本あった。
月に４本くらいしかクリアできないから1年近くかかるなあ。

新しく積まないのか?
そこまで積んでしまう人にとって買わないってのも偉業のような気がするがな。

いけない関係　購入理由：黒髪ツンツン優等生狙い

教師である主人公は、偶然に智が和奈を詰問している現場に居合わせ、結果として和奈を助ける。
何かあったら自分のとこに来いと言った主人公の言葉に（怖々と）甘えるように、
主人公の控え室である科学準備室に通うようになる和奈。
一度声をかけた後、何かと気軽に話しかけてくるようになり、科学準備室にも勝手に遊びに
来るようになった智。
大人しく地味な雰囲気を持つ和奈、気が強く優等生の智。
正反対の二人が主人公に惹かれ科学準備室を訪れるようになる…

エロゲ整理してたら、このゲームが何故か２本ありますた＿|￣|○
んで、やってみたんですが…総合的な評価が付けかねてます。

攻略ヒロインは２人ですがＥＮＤ数（ＢＡＤ除く）は８。
１ルートにエチ回数１つの純愛ルート。エチしまくりのだけど愛のある和姦ルート。
ヒロインを淫乱に仕込む調教ルート。ヒロインの淫らな性癖を暴くアブノーマルルート。
と、ありますが…ぶっちゃけ手を広げすぎて浅く広くな感じでイマイチ。
ＣＧ枚数も差分無しで100枚近くあり、エロでないイベントＣＧも結構あるんだけど
内容が薄く感じられてしょうがない。
純愛ルート以外は無闇にエチシーンがあるんだけど尺が短く、ＣＧの使い回しも散見する。
また調教・アブノルートの主人公は純愛ルートの主人公とは全くの別人格。
スタッフロールではライターが二人いるので、別々に書いたのだろうけど。

兎にも角にも中途半端。意外性もなく特別に押せる要素もない。
けれど、抜けなさそうで抜ける。面白くないようでそこそこ面白い…
純愛・和姦ルートは俺内部ではそれなりに評価しておりますが…微妙(;´Д`)

心輝桜をコンプしたので、感想を。

霊木に守られた人口千人ほどの町、「白湯温泉郷」が舞台の
純愛モノのADV。（キャリエールはインタラクティブADVと標榜しているが
？　という感じ）
話は共通ルート３章、個別ルート5章の章立てで進む。最初の３択の
選択肢（第３章の終わりに出てくる、どのヒロインのルートに進むのか
一目でわかる漢らしい仕様）以降は、パッケにも書いてある通り完全個別、
一話完結型のストーリーで飽きさせませんｗ

霊木の不思議な力を中心に、守人、共神などの独自の用語や概念を使って
いるが、守人という特殊な使命を帯びた主人公たちといわゆる普通の人
たちとの触れ合いがないために、その宿命の重さやそれを背負うことの
辛さ、葛藤などが描かれていないのが残念。いまいち設定を生かしきれて
いないように感じました。（周りの誰もが特殊能力の持ち主じゃあねえ…
ヒロインは３，５人？　エンディングはトゥルーが３、バッドが幾つか（トゥルーに
辿りつけないという意味で）あります。選択肢はいくつかあるものの迷うような
ものではありません。基本的にキャラ別一本道のシナリオなのでしらみつぶし
にしてもそれほど時間はかかりません。
声無しということもあるでしょうが、少々ボリューム不足な感じですね。あと２，３割
話を膨らませたらもっと奥行きのある話になったと思うのですが。
笑いについてはCGとの相乗効果で高評価。とくにあやシナリオでの、博物館で
主人公があやを抱き締めつつソルネとボディランゲージをするところは秀逸ってい
うかツボですね、私的にｗ

システムは既読スキップも装備されていて快適。ウインドウ上部にあるメニュー
にそれぞれのホットキーが表示されているのは親切で好感が持てる。場面転換
の時のエフェクトにもう少し工夫が欲しかったかな。

CGは漫画チックで少々線が荒い。特に立ち絵は一瞬地雷臭を感じさせる
危うさがある。でも、表情の豊かさでカバー。一枚絵の塗りも美麗とは言えないが、
背景とのマッチングにより意外なほどの鮮やかさを演出することあり。私は結構
好きなんですが、それでも、あるキャラとの入浴シーンで、膝の斜線が体の外へと
はみ出しているのはいかがなものかと…
音楽は主題歌を含めいい感じ。ただ曲の転換をもう少しスマートに。

Hシーンは純愛モノにしてはかなり濃厚ではないでしょうか。むしろしつこい
ぐらいのテキストｗ　構図には結構工夫が見られました。

総評として、笑いが好きな方、純愛和姦好きな方、不思議風味の好きな方には
お奨めできるかと。ちなみに音声はありません。テキストも会話でのやり取りで
進む場面が多いので、声はあっても良かったと思います。
夏輝のシナリオが一番バランスが取れていた感じ。ソルネはパッケにも
描かれていたのでメインヒロイン格だとは思うのですが、それを期待すると
あまりにもあっけなく終わってしまいます。あやシナリオも消化不良。
ときどき独自の論理を展開しようとしている場面があり、それはないだろう、
とつっこみたくなった。

かなり厳しめに書いてますが平均点はクリアしていると思います。ただもっと
世界観に浸れるくらいに引き込んで欲しかったです。好きな設定だけに
惜しい。やはり、ボリューム不足がたたっていますね。

初投下のため、長々とした感想ですいません。整理しきれませんですた。
反省＿|￣|○

心輝桜についてちょっと補足をば。
マニュアルは読まずにプレイされた方がよろしいかと。あるキャラの
紹介文が激しくネタばれですので…（私はこういうリスクを回避する
ためクリアするまでマニュアルは読まないことにしてます）もう少し
製作側には気を使ってほしいですね。（ついでにPurple softwareの
「奏」のパッケも見ないようにしましょう）
あと静名を攻略できないのは年上スキーな漏れへのイヤガラセかと
小一時間…

マニュアルは確かに気になりましたね。
キャラ紹介だと思ってプレイしてたのに、
中盤を過ぎて、それがネタバレになってると気付いた。

週末コンプが重なったのでまとめてあっさりと。

「DOOP ADVANCE」
深海ホラーということで、アビスやデプスのイメージでプレイして見ましたが、
登場人物が次々殺される割には登場人物の恐怖感があまり伝わってこないのが残念
これは殺される人物の視点での描写が無い事が原因かと思われます、また
死に対する切迫感がどのキャラも薄く、緊張感が無いです。
あと、舞台が深海の構造物という事で浸水に対する恐怖の描写を期待していたのですが
あるにはあったものの淡々としすぎておりなんつーか登場人物が達観しすぎです。
もっとパニックホラーな感じに仕立ててくれれば良ゲーになったのではないかと。

「CAFE LA SUNSET」
「Ｂaby Be」に引き続き、突飛な設定も無く、日常生活でのエロという感じで凄く好きです
肝心の喫茶店経営パートはほとんどおまけみたいなもので、２週目からはウザイなーと思っていたら
一回クリアするとスキップできるようになるのは気が効いてて良。
ただ、ボリュームが少ないのが難点、全体にイベントが少なく物足りないです
原画、システム、音声等が良いだけに残念、原画の人がこの作品以降、絵が変わってしまったのも残念。

もう２本。

「狂い詩」
システム、シナリオ等々とにかく貧弱、まともなＣＧ回想も無ければシーン回想も無く
ふた昔以上前のゲームやってる気分、音声ＯＦＦにできないし。コマンド総当りするまで先に進まないし
一回最後までプレイすれば話の大筋は解ってしまう、そもそも複数回プレイするような出来ではない、
前述したまともでないＣＧ回想（サムネイルが無く紙芝居的にＣＧが表示される）の上に、
見ていないＣＧまでご親切に見せてくれるのでやる気激減、といっても一回適当にクリアしただけでＣＧ、
延いてはシナリオのほとんどは見れてしまうので関係無いといえば無いですが。
いくら定価８４００円（ｗでもこの内容はいただけません。

「ぽぽたんファンディスク」
ミニシナリオ、ミニゲーム、デスクトップアクセサリの集積体、それぞれがお手軽で、ちょっとした暇つぶしや
本編の世界観を広げるのに役に立ちます、ただミニシナリオ２本が両方ともおバカなノリなので
本編の雫ルートみたいなのは期待しないでください。なんのかんの言っても本編が好きなら充分楽しめると思います、
そういえばミニシナリオはののとみいが主役なので、それ以外のキャラが好きな人はあまり価値無いかも。

戦女神　購入理由：ゲーム性のあるエロゲとして高い評価を受けていたから

初期型PS２を買ってしまったため数年前からコンシューマゲを遠ざかっている俺ですが、
５年前に発売されているこのゲームでもそれなりに楽しめました。
画面の切り替え等でシステムが重いなと感じましたが、戦闘での簡易な操作方法が
ストレスをほとんど感じさせずに長期にわたってプレイすることを可能にしていました。

で、難易度はかなり低いRPGだと思います。俺は途中で無駄にレベルを上げすぎてしまい
戦闘にスリルがなくなってしまったのが勿体なかった＿|￣|○
ラウマカールとの戦闘で武器攻撃→魔法のコンボがいつ来るのかとドキドキしていた時が
一番楽しかったかも。アイテム落としてくれてヤターなんて喜んでたりしてたし。
後、どうしても言わせてもらいたいのが、一時的に仲間に加わる・召還魔法になる等を除き
主人公の仲間になって戦うヤツがいないってどーよ？
早く仲間増えないかなぁなんてプレイしてて、気が付いたら終盤…んでクリア…
もしかして何か間違ったことして仲間にするフラグでも逃してたりするのかな…

まぁ今でも現役バリバリのコンシューマプレイヤーにお薦めできるモノではないかも。
単調になりがちな戦闘に加えて、エロも淡泊且つ凌辱テイスト有りですし。
世界観はB級ファンタジーな雰囲気で好みなので、余勢を駆って２を崩すことにします。

24時間放置しても生き残ったから
もう大丈夫かな？

なにかと話題だった3LDKをコンプしたので感想を。

シナリオの内容の無さはアク○レスのごとく。
音楽の印象に残らないことZ○ROのごとし。
CGの生気の無さはサ○カスのごとく。
Hシーンの淡白さはR○NEのごとし。

少し貶しすぎたが、システムは既読スキップ完備で快適。贅沢をいうならスキップが
もっと高速なら良かった（共通シナリオが多いので）
ロードの画面とセーブの画面の色が違うのはケアレスミス防止には○。

シナリオは、序盤は激しく地雷臭を感じさせたものの、後半持ち直して評価は50点というところ。
OPとEDの位置が意表をついて来る（効果のほどは疑問）
いわゆる思想性のない、一昔前のセンスの軟弱なテキスト。誤字もちらほら
見られたが、それよりも気になったのは日本語の用法としての間違い。
例えば予行練習（正しくは予行演習）など。基本的に言葉を知らなさ過ぎる。
これは好みの問題かも知れないが、自己言及のテキストがあまり頻繁だと
興ざめする。「こんな選択肢えらぶかフツー」とか「俺ほど真面目に勉強をする
エロゲーの主人公もいまい」とか、テキストに遊びが多過ぎる（この辺のセンスが
一昔前）。

ギャグ、パロディーの内容も有名どころのアニメ、漫画のものだがお約束過ぎて寒い。
例*「蹴ったね。親父にも蹴られたこと無いのに。」
メインヒロインの幼馴染の姉妹よりも、他の同居人とのシナリオの方が出来がいい。
なかでもバランスは日菜シナリオが一番だと思う。

原画は一部に熱狂的なファンをもつきみづか葵だが。華麗な部分もあったが
自分にはキャラの体温が感じられないというか、生き生きしていない感じが
してあまり好みではなかった。
だが千寿のしょんぼりした立ち絵は結構好きだ。
のえるのCGは綺麗だった。萌えに値するかも。

音楽は可も不可もなく。OPはキャッチーなメロディーでよし。EDも悪くない。

Hシーンはあえぎ声もちゅば音も今ひとつ（単調なテキストの所為でもあるが）。


よって、テキストに期待せず、音楽に期待せず、Hシーンに期待しない
きみづか絵のファン、もしくはネタ買いする方以外にはお勧めしません。

きみづかファンに殺されるかなぁ…ゴメンナサイm(__)m

積むなよ＞１

purpleのはっぴーぶりーでぃんぐをコンプしたので感想を。（ネタばれ注意）

人間になった？　４匹の動物と一人の○女と主人公が繰り広げる心温まる
コミカルフェアリーテール。普段エロゲーに萌えを求めない人でも、萌え転
がれるほどの破壊力あり。（私のことですが（＾＾；

プレイの8割は家での日常生活（飯がほとんどｗ）なのでストーリーは無きが
ごとしですが、愉快な同居人とのマターリとして、軽くプッと吹き出すくらいの
適度な笑いを楽しめむのが正しい姿勢かと。（でも終盤個別ルートで盛り上げて
くれます）　誤字脱字をひとつも見つからなかったのは見事。（あったとしても
極僅かだと思う）　気になったのは、「僕、……」という文の切り方。なんでこんな
書き方をするのか疑問。普通に「僕は……」にしてくれればいい。、「僕、驚いた」
とか「僕、知らなかった」とか、あまり多用すると馬鹿にしか見えない。
　
立ち絵のポーズが豊富で表情も豊かで楽しい。（チョコのあの立ち絵に瞬殺
される可能性高し。だって立ち絵でケツはみパンですよ？　）一枚絵も女の子の
可愛らしさや即席家族のにぎやかさが感じられていい。好みの絵柄。しかし、
モザイク下の主人公の一物の色が気になるんですが…黄土色？

音楽はOP・ED共に雰囲気があっていい出来じゃないでしょうか。BGMも
耳に心地よく場面にあっていたと思います。ただ縁日のときのBGMは別に
用意して欲しかったかも。声はどの方もキャラに合っていてとても良かった
です。今回全部の音声を聴きました。

システムは出色の出来。既読スキップはもちろん、バックログでは背景の色が変わり
見やすく、ボイスリピートもあり。既読のテキスト表示時にはテキストウィンドウ内の
羽の色が変わって分かりやすい。さらにテキスト消去、スキップなど５種類のコマンドを
右クリック割り当てにすることができ、３０のセーブの他に１０のクイックセーブもつく優れもの。

Hシーンは純愛和姦のおとなしめ。過度の期待はせぬように。

ヒロインは4人と少なめですが、萌えが好きな方、アニマル耳属性の方、
家族のマターリ感が好きな方にお奨め。声の質の高さキャラとのマッチングの良さは
保障しますので、好きなだけ萌え転がってください。
ラストが皆同じ解決の仕方だったのは不満でした。そこにひとひねりあると
もっとプレイヤー引き付ける内容になったのでは。
でもとても楽しくプレイできました。満足です。

私はチョコ→皐槻→雪乃→ほのかの順でクリアしましたが、世界観や話の
骨格、お約束事を理解するには雪乃からクリアすると良いかも知れません。
最後はほのかがまとまりとしてよいかと。あくまで私見ですが参考まで。

ほんとは先週コンプしてたんだけど、Portrait（TESLA）の感想など。

美術部員の主人公が奇妙な夢を見たりラジオを聴いたり本を読んだりする話。
ヒロイン全員に純愛ルートと陵辱ルートがあって、純愛ルートは熱血青春物、
陵辱ルートはなんともいえない後味の悪さが残る嫌な話（誉め言葉）。
全体としてはキャッチーさが不足気味で「売れないだろうな」とか思ってしまうけど、
シナリオや人物描写、演出にはかなり見るべきものがありました。面白いです。

漏れは最初に４人の純愛ルートをクリアしてしばらく満足してたんだけど、
やはりコンプせねばと思って陵辱に進んだんで、後半は陵辱４連荘ということに(w
心の中ですでに主人公と幸せになってるはずのヒロインたちが
とんでもないことになっていくのを見るのはなかなか心にクルものがありますた。
特に最後をゆかり先生の陵辱で終えたのは、偶然とはいえかなりの行幸。
その夜はゆかり先生が目に焼きついてなかなか寝つけなかったなぁ(´・ω・｀)

うーむ、時間がたったら均等に思い出せるかと思ったけど、
どうしても最後の陵辱４連荘が心の中で大きなウェイトを占めてしまうようだ。
これからプレイする方でこのゲームの良き思い出のみ残したい方は、
是非とも純愛と陵辱を適度に交えながら最後は純愛で終えることを推奨します。

促進スレ指定「こころナビ」コンプしたんで報告ですよ。

ネットに入り込めるようになるブラウザ「こころナビ」を手に入れた主人公。
これを使って色々な人とのふれあいを楽しむうちに…。という感じの話です。
全体的に見て、キャラ重視のゲームといった印象です。知り合ってから仲良くなるまでは、
キャラの魅力を引き出すような形で丁寧に話が進行していたと思います。
ただ、それだけに個別ルートに入ってから急ぎ足になってしまったのは残念ですが。

絵については、立ち絵、一枚絵ともにキャラのかわいさを引き出しているような感じ。
巫女さんがハンバーガー食ってる絵なんか結構良かったですね。
背景が少々アレな出来だったことは不問にしておきます。
音声はパートボイスですが、はっきり言って微妙な出来でした。いっそ付けなくても良かったかも。
エチシーンまで付いてないってのは演出上のこともあるんでしょうが、もう少し考えて欲しかったです。
サウンドは前作ほどではないにしろ、BGMとしての役割は果たしていたと思います。

エロについては、アイデアの勝利といっておきましょう。
リアルでのエチシーンもありますし、ネット上でのシーンもあります。
これをうまく使って、実妹ルートではエロシーンを入れてくれやがりました。
前作も結構なこだわりがありましたが、ここまでやられると脱帽です。
他のキャラについても、１キャラあたり３回はあるので、十分じゃないかと。

最後に、このゲームはシステム周りが良くないです。セーブ数も微妙に足らないし、
既読スキップは激遅、個別に入ってからの共通部分には反応しないなど、問題ありです。
ま、同時攻略が結構できるんで、うまくやれば気にならない所ですが。

結論：７０点。　実妹スキーと萌えゲーマーにはストライクのゲーム。
　　　　　　　　　設定に惹かれてやる向きの人には少々物足りないでしょう。

アーヴォリオ　『注射器２』を崩し。
１枚見てないＣＧがあるのでコンプ宣言できず。

巨乳・汁が多い・えっちぃ場面のテキストが長い。
自分が苦手とする要素が３つもあったせいか、
なかなかプレイする気が起こらなくて苦労した。
つまりはそれらが好きな人に対しては、抜けるエロゲとして勧められる。

顔ＣＧのバリエーションが豊富だったこともあり、
キャラ同士のかけ合いやぶつかり合い、妙な駆け引きには笑わせてもらった。
ちんまい頭身の絵も、原画・塗りともに丁寧で良かった。

声優さんの演出に関しては文句のつけようがない。
これはテキストが綺麗だからでもあるんだろう。
えっちぃ場面は、テキストよりも声のほうにムラムラっとくるものがある。

多くの登場人物は二面性をもってえがかれているのかな、という気がした。
なかでも貧乳組の楓と彩がお気にいり。
彩エンディングは欲しかったという気がする。

最後に移動パートのヒントを。
発生するイベントは日・場所が固定されている。
ただし、その日にその場所に行って起こるかどうかはランダム。
空振りになるときもあるので、そしたら何度もアタックしよう。
起こるイベントが複数重なっている場合もあるので、
メモを取るさいにはマス目を大きめにしとくと後々困らないかも。

「ALMA」
「SNOW」

崩しました。
箱が大きい割に薄くて不安定で崩しやすいです。
上のほうには積まないようにしましょう。

促進スレで指定された「ぱすてるキッチン」終了。

・シナリオ
可もなく不可も無くってところか。まぁ、ありきたりと言ってしまったらそれまでだが。
ただ、幼なじみである必要性はそうないのでは？と感じることも。

・エロ
この価格にしてはがんばってる方ではないかと。それなりに使えるし。
ただ、このゲーム、妄想モードなる珍しいものがあるのだが、
そのシーンの場合、一枚絵を拡大、縮小させるだけなのでそこをもう少し何とかしてくれれば……

・システム
マウスの方は文句はないのだが、キーボードでスキップできないのは……
あと、スキップの時に音声が入ることがあるのと、シーンの切り替えの度にスキップ解除になるのはやめて欲しかった。

・音楽
あまり印象に残るものがなかったような。
オープニングもインパクトがいまいち……

やっちまった･･･＿|￣|○指名権は俺ですね。

促進スレ４の>>750-752で指名された「少年達の病棟」（SingingCanary）をコンプ＆崩し宣言。
今回指名されたのはショタ系のボーイズラブゲーム（略してボブゲ）。つまりホモゲーです。
2001年6月という、女性向ゲーム聡明期に発売された、ボーイズ系の人気漫画家を原画に起用し
「ＨＣＧ率６０％」という当時では考えられないほどのＨＣＧ率を売りにして制作された意欲作です。
発売当時の８０１板のボブゲ総合スレではプチ祭になるほど凄い内容だという事でワゴンで購入。
私の期待を裏切らない、素晴らしい内容でした。

システムはパッケージに書かれた「MADE WITH macromedia」の文字が示すようにmacromedia社の
Directorを使用しています。窓ユーザーも林檎ユーザーも同時に楽しめる素敵な仕様です。
画面はフルスクリーン固定ですが、画面解像度そのままに640×480の画面を固定し、それ以外は
真っ黒に塗りつぶすという仕様。ＰＣ初心者が多い女性向ゲームですので、下手に画面解像度を
変更して不具合を出すくらいなら、この仕様にしたほうが正しいでしょう。いきなり画面が
大きくなって「なんで？！壊れたの？！」と騒ぐ女性もいると思いますしね。
強制フルスクリーンにして他のことが出来ないようにしているのは、ゲームの世界に没頭して
欲しいという、製作者のこだわりでしょう。

その他の部分ですが、ＣＧモードではサムネイル以外のイベントＣＧも縮小されて表示されます。
ゲームをプレイ中の時は、テキストウインドウの一時消去・復帰のボタンが残った状態でしか
見れないため、実質的にフル画面でゴミ無しのイベントＣＧを見ることは不可能です。
テキストウインドウがいきなり消えて騒ぐ方もいるでしょうし、仕方が無い仕様でしょう。

バックログ機能や回想モードが無いですが、この作品の売りが原画家の名前やＨＣＧ率と
いう事を考えれば、不思議ではないでしょう。シナリオを読み返す必要など無いのですから。
その証拠に、メッセージスキップボタンをクリックすると、テキストが一気に飛ばされて
選択肢まで進みます。間のテキストやイベントは一切表示されません。親切です。
キーボード対応無し、テキストウインドウ以外をクリックしてもテキストが進まない、
画面表示効果オフ不可…など、慇懃無礼と思えるほど親切過ぎる男性向けゲームでは
考えられない仕様ですが、シンプルなのが一番ですし、初心者が混乱しなくて済むと思います。

ＣＧですが、背景はかなり綺麗です。キャラは線が荒いアニメ系の塗りで少し浮いて見えますが
彩度が高い鮮やかな色合いは、見る人の目を惹きつけます。微妙な色が認識しづらいノートＰＣ
（古い液晶画面）でもはっきりと色を認識出来るので、嬉しいです。
原画が売りなだけあって、発売から２年半が経った今でも、ＨＣＧでの構図のエロさは
他のボブゲの追随を許しません。広告やパッケージには「ＨＣＧ率６０％」と書いていますが
実際には４９枚（差分一切無し）のＣＧの内の約４０枚がＨＣＧになっています。
広告に偽りあり？と思うかも知れませんが、挿入していないＨＣＧ（前戯・フェラなど）を
除けば確かに６０％になります。前戯をＨＣＧに含めないというのは、それだけ挿入シーンに
拘りを持っている証なのでしょうか。
ただ気になったのは、メガネキャラがＨシーンではメガネを取ってしまうという事です。
なんの為のメガネなのかと小一時間問いたいです。これだけは勿体無いなぁ…と思います。

シナリオは、私の読解能力がヘタレているからか、色々な部分で理解に苦しむ部分があります。
話の途中で終わってしまうオチの無い通常会話シーン、唐突に始まるＨシーン、キャラの名前を
変えただけの各キャラルートのシナリオ（ＥＤ含む）など、話が飛び飛びに感じましたが
行間を読むのが好きな方にはたまらない作品だと思います。
残念ながら、私は行間を読むのが苦手なので、この作品の本当の深さが判らないのですが…。
どなたか、プレイしてバカな私にこの作品の物語の深さを教えて頂けませんか？おながいします。

音関連ですが、声は無いですし、行き先選択時とセーブ時以外の効果音が無いです。
無駄な音を省いて、半音ずれたようにしか聞こえない曲を満喫して欲しいのでしょう。

総括。原画家のファンでＨＣＧを満喫したい方にオススメです。無駄な部分を徹底的に削った
シナリオの分岐は非常に判りやすく、マウスオンリーの操作も簡単。ボブゲにちょっと興味が
あるけど、いきなりハードなのはちょっと…という方でも大丈夫。どう見ても乳房がある
女の子にしか見えないキャラも居ますので、ボブゲの入門編としてプレイしてみては如何で
しょうか？個人的な評価としては「下の上」で。ワゴン価格ですのでこのくらいかと。

>>54-56
長文レビュー真に乙…
しかしなんだ。。。これってそのまま地雷、糞ゲーをあえて褒めちぎる
スレに持っていけそうな内容だな…

水夏　購入理由：結構話題になってたから

悪名高い曲芸商法…それを知って尚購入するだけして積んでました。
が、しかし「やるじゃない（ロッキー風）」
絵だけの萌えゲだと思って始めたらビックリでしたよ。

けれど総合評価は残念ながら佳作止まり。
１章〜３章までの評価は私的名作だったんですけどね。
勝手にテーマを「純粋であるが故に歪んだ形（常識的には）で発露する情動」
と位置づけて凝った展開を魅せるシナリオに「やるじゃない」と賛辞を送っておりましたが…

最終章の４章で裏切られた気分になってしまいました。
なんだ？あの路線変更は？ノベルじゃなくなったから？んなわけないか…
いや、テーマ…というか作品の方向性を取り違えた俺が悪いんですよね。
いかにもなキャラが４章のヒロインであるとわかった時に嫌な予感がしたんです。
しかし、きっと今までのように意外な（萌えエロゲシナリオとは一線を画した）展開に
持って行ってくれると勝手に考えていた俺が全部悪いんです。
でもさぁ…最終的にどうまとめるのか過大な期待をしていただけに…＿|￣|○

…まぁいい作品だとは思います。うん。
アルキメデスはしばらくやる気ナッシングですが。

促進スレ指定の｢MilkyWayうぃずVoice」コンプ報告。

喫茶店の経営を押し付けられた主人公とウェイトレスたちの日常を書いたお話。
以上。終わり。としてもいいくらい話がありませんでした。
全編にわたり、キャラ同士の掛け合いが繰り広げられます。インパクトの強いキャラもいるのでそこそこ
楽しめます。つーか、これが合わなきゃこのゲームは窓から投げ捨てるべきです。
二周目以降は既読の嵐になり、スキップ時間と個別ルートの時間がたいして変わらなくなります。
一気にコンプするには少し気力がいるでしょう。

絵は癖がありますが質は悪くないです。テキストとCGが合ってなかったり、枚数自体が足りないとは思いますが。
音は安っぽいですが、ゲムの雰囲気を考えるとマッチしてるんじゃないでしょうか。
ボイスも売りにしてるだけあって、個人的に合わない人はいましたが、がんばってると思います。
システムは、バックログが付いてないのが痛いほかはそろってます。
まぁ、これでスキップが遅かったら本当に投げ捨てるとこですが。
エロは聞かない方が身のためです。そもそも期待するのが間違ってますし。

結論：５５点。　キャラゲーとして割り切れるならやってください。その他の要素に一切期待してはいけません。
　　　　　　　　　その条件に合致した人なら値段なりに楽しめるでしょう。

天いなコンプ。感想行きます。　*天いな好きな方はスルーしてください。気分を害される恐れがあります。

後ろ襟をつかんで外へ引きずり出したこ殴りにしてやりたいような、性根の腐ったガキが
主人公。お前なんか死んじまえ、とか、殴り殺してやる、とか、モノローグの中で電波炸裂な
ワケですが、そこに繰り広げられる独自の理屈も甚だしく自己中心的でほとんど読む側に感銘を与える
ようなモノではなく（というかライター自身理解しているのか不明）、読み進めるのに
イライラさせられること請け合い。
基本的に何も解かってないガキが達観している、という設定自体が好きではないのですが、
その中でも最悪の部類に入る性格、性質の持ち主ですね。

システムは安定してます。使いやすいかどうかは…

絵は好きではありませんが、綺麗だとは思います。

音楽は、話の内容が内容なのでおとなしめ。Routesほどに印象には残らず。ED曲は好きです。

HシーンはLeafにしては大奮発でしょう。しかし、綺麗すぎる絵というのはエロさを減じるもの。
匂い、体温、息遣いが感じられず、淫靡さとはほど遠い。

エロゲとはいえ、テキストの中にこれだけセックスという単語が出てきたのも初めてです。普通に
考えればセックスという言葉は日常の中でほとんど使わません。それはあまりに直截で品がなく、
露骨過ぎるからでしょう。だからこそ普段は「エッチ」「アレ」などという言葉で婉曲的に
表現されていて、セックスという言葉が用いられるのは、その意味を強調したい（真面目なシチュor
喧嘩でのセリフなど）場面が多い。これらを踏まえると、セリフのそこかしこにセックスと言う言葉
を垂れ流しているこのゲームキャラたちの品の無さや阿呆さ加減がわかります。これがおちゃらけた
内容ならまだしも、体と心の関係云々をメッセージにしようとしていながら（成功はしていないが）、
セックスを語るのにそのまま、セックスセックスセックス言ってりゃ読むほうはしらけます。
ライターはもう少し気を使うべきではなかったかと思います。
もちろん、お薦めしませんョ？

促進スレ指定の「黒と黒と黒の祭壇」コンプにつき報告。

聖書ネタ出ずっぱりの結構本格的な話ですた。先月やった「Paradise Lost」の感想にも
誰かがこのゲム好きな人にはお勧めみたいなことを言ってましたが、確かにその通りだと思います。
色々出てくる小難しい設定も良いですが、主人公をはじめとする人々の立場と感情の間での葛藤の描写も十分見ごたえがありました。
キャラで印象に残ったのはチッセ。何周かしていくと、言葉の端々に主人公への思いが感じられて、別キャラにいくのを若干躊躇してしまいました。
他キャラルートだと敵役になっちゃうし。本人は全て主人公のためだと思ってやってるだけに、大分不憫に感じられるキャラでした。

褒めてばっかでもしょうがないので、不満点でも。終盤からエンドの繋ぎがちょっと不自然でした。サブキャラルートだと特に。
また、絵がアングルによって大分出来が違って見えたり、戦闘シーンの描写があっさりしてたとこでしょうか。
何より、話の都合上エロが大分あるのに、どれも薄かったのは残念ですた。
システムは、バックログの音声再生が無いのを除けば、使いやすかったです。

結論：７０点。　聖書フリーク、ロリなお姫様好き、ファンタジー系の話好きな向きにお勧め。
　　　　　　　　　細かい部分に口を出すときりは無いですが、それでも十分話に没頭できると思います。

促進スレ指定の「けらくの王」コンプ。

とにかくエロが濃い。ノーマル、露出、フタナリ、ﾘﾝｶｰﾝ、スカ、レズ、ショタとそれこそ何でもありなことに
加え、主人公が絶倫なので、一つのシーンが異様に長い（良い意味で）。一体何連発しているのかカウント
できないほど。やっぱり凌辱ゲーはこうでなければ。
エロテキストは地の文が少なく、会話文が主体なので、冷静に考えれば実況中継。以前、同じ理由で
「まほミル」を叩いたけれど、これに関してはボキャブラリーの豊富さ（特に卑語）とボリューム、台詞回しの
勢いにただただ圧倒される。エロに関してはこれほど度肝を抜かれたエロゲは久しぶりヽ（´ー｀）ﾉ

不満点は音質の悪さ（声の演技自体のレベルはかなり高いだけに……絶叫調だけれど）、もっさりとした
システム（フルスクリーンでプレイしていると固まることもあった）、一本道で全員の個別ENDがないことで
ややボリューム不足に感じることくらい。
絵はかなり人を選ぶようだけれど、少なくとも千尋を見る限り、塗りの問題っぽいような……

とにかく度肝を抜かれたエロゲ。「声優にｱﾝｱﾝ喘がせているだけじゃ、ち○ぽ勃たねえよ」という人には
是非お勧め。

促進スレ指定の「Clover Heart's」コンプしたので報告ですよ。

このゲームは、主人公、メインヒロインともに双子の４人を軸とした、若さ爆発な
ストーリーが展開されます。出てくる連中がみな見た目どおりの精神構造、未熟さを
備え、それゆえに起こる問題に対処していく…、といった形で話が進行します。
ストーリー個別については後述。全体として、場面ごとの心理描写が細やかでした。
そのおかげで、中盤にやってくる修羅場シーンなど、シリアスな場面においては
情景が理解しやすく、心情に訴えるものがあります。
また、全体を通して、主人公、ヒロイン問わず、何らかの成長が見られたのも大きかったです。
序盤でこそ違和感ばかり覚えた主人公が後半啖呵切ってるシーンなどは
最後までやってよかったと素直に思えました。
キャラなどもCGと相まって、魅力的に描かれており、いったん萌えれば転げ落ちる
可能性は持ち合わせていると思いました。

絵は、前述の通り、表情がころころ変わり、キャラの魅力を引き出すのには十分でしょう。
なんかエロ絵で怪しいものが数枚ありますが、仕様だということです。
ボイス、BGMも情景を引き出すのに十分な出来。修羅場シーンの演技は最高です。
エチシーンはメインの双子を中心に怒涛の出来。属性ヒットした人ならお腹いっぱいでしょう。
ショタ主人公の受けシチュもあるので好きな方はどうぞ。

以上で褒めパート終了です。続きは↓

では、愚痴パート？を開始します。

個別ルートですが、夷月ルートは天１２風に始まります。先輩との「契約」により、
表層的に彼氏彼女の形式を取っている２人。それに莉織がからんで…という形で話が進みます。
先輩との契約のくだりや、そこいらの心理描写がしっかりしてたのですぐに先輩には感情移入できました。
個人的に、莉織の絡み方が合いませんでした。と思いました。彼女は「家族」として夷月を更生させようとするのですが、
やってることはまんま「恋人」としてのスタンスで突っかかってくるし、ろくに物事を解決出来んのに正論振りかざして
あげくの果てに感情のゴリ押し…。下手に分別があるように見せているだけに、「純粋さ」でカバーして考えることもすぐ不可能になりました。
もうここまで来ると、独善が過ぎて押し付けがましい印象しか持てなくなり、最後まで覆ることはありませんでした。
そもそも、３、４章が駆け足で、イベントの羅列に終始してしまった分も大きいですが。

白兎ルートは一言で言うと、「中学生日記エロ、修羅場付き版」だと思ってください。
青臭い友情物語がたらたらと展開します。ヒロイン、サブが直情型のため、
修羅場は叫び中心になります。ちなみに前者は雰囲気型？みたいなもんです。
こっちも３，４章は駆け足ですが、まとめ方はこっちの方がいいと感じました。

ヒロインについては、メインよりサブの方が好きになる動機付け、心理描写が
はっきりしていたため、感情移入の度合いが大きかったです。
裏を返せば、メインの双子は萌えなければ苦痛になりうる可能性も秘めているという事です。
バックグラウンドの話も薄かったので、最後まで双子については薄っぺらい印象しか持てませんでした。
ただし、双子は２章までに萌えれば、３章では萌えのボーナスステージが待っているので、萌えてしまえば
気にならないかもしれません。

結論：７５点。　双子に萌えればこれに５〜１５点プラスして考えてください。
　　　　　　　　　青臭い話が好きな人、炉、ショタの方、修羅場スキーなど、懐は広いと思います。
　　　　　　　　　合わない部分があっても、それなりに楽しみ方は見つかるゲームではないでしょうか。

促進スレで指定された「ねがいの魔法。」終了。

・シナリオ
至って平凡。特に誉めるところがないものの、貶すほどでもない。
ただ、文の最初に……が他のゲームに比べて多用されてるようにも思える。

・エロ
「ぱすてるキッチン」と同程度。回数は一人3回と固定されている。
ただ、その中に本番無しのものが含まれてるのがどうも……
ちなみにエロゲには珍しく、ゴムを着用していたりする。

・システム
このゲームには「RUNNER SYSTEM」なるものが搭載されているのだが、
どうも生かし切れていないように思える。
このシステムは攻略したくないキャラを2人選ぶだけになってしまってるような……

・音楽
印象に残るようなものがない……

おまけ。
このゲーム、アンスコするときに何故か「すい〜とし〜ずん」をアンスコしたとでてくる……
このくらい、デバッグで簡単に見つかるだろうに。

・おまけ
このゲーム、アンスコするときに何故か「すい〜とし〜ずん」をアンスコしたとでてくる……
このくらい、デバッグで簡単に見つかるだろうに。

二重カキコになってしまった……∧||∧

促進ｽﾚ指定「W/B　white rose/black lily」雑感

絵が好みの原画家だったので購入・・・した記憶がある
ｼﾅﾘｵは、某国の王子様と入れ替わってﾋﾛｲﾝに・・・という感じ

ｴﾛに関して、Hの回数を重ねることで向こうから求める所はGJ
ただ、調教によって堕ちていく過程のﾎﾞﾘｭｰﾑが欲しかったことと
ﾌｨﾆｯｼｭでのﾎﾜｲﾄｱｳﾄ、汁差分が少ないことが気になった
あとは、ｼｽﾃﾑ部分に関して、音声再生が何故か遅れ気味だったこと、
全体的にもっさりとしていたことが非常に気になった

総合的には、あと一歩の抜きｹﾞという感じ
絵が好みならどうぞ

カクテルソフトの昔のゲーム、『晴れのちときどき胸騒ぎ』崩しました。
最近エロゲに飽きて投げてばっかだったんだけど、これはとても楽しめた。
ドタバタがすごい楽しい。
700円くらいで買ったんだけどいい買い物だった。
楽しかったです。

だいぶ前に禁オナスレで、「ななこののレビューは崩しスレで」とか逝っておきながら書き忘れてました……
なので、コンプから結構経ちますが、レビュー書かせていただきます。

「ななみとこのみのおしえてA・B・C」フルコンプ。
購入理由：炉者(ロジャー)だからという以外に何の理由もいるまい……

粗筋は、家庭教師をしながらょぅι゛ょとだだ甘な夏休みを過ごすというもので、
ゲームシステムは留守医者と全く同じ。１日に２つの選択肢があり、それによって次回プレイが変わるというもの。
ゲーム期間は7/23〜8/5前後(ルートによって多少の差があります)の約２週間。
前半は共通シナリオ、前半での選択が後半の個別シナリオに影響します。

シナリオですが……描写が丁寧なのは非常に高く評価したいのですが……それにも限度があるだろう、と。
えちに移るまでのマターリ会話が長過ぎて、抜きには向きません。
（この傾向は、１人あたりのイベント数が少ない留守医者ヒロインに特に顕著です）
文章に関しては安定しています。医者のようにテキストのレベルの差で悩むことはありません。
……安定してるといっても、高くないレベルで。

CGに関しては、原画はSin-go氏だけあり、ふくらみかけ具合が絶妙でしたね。炉者なら満足できると思います。
ただ、一部明らかに塗りがおかしい物も含まれていたのが残念ですね。
値段が安いので仕方ないですが、DVDなのにCG枚数が少ない（55枚・差分含めず）のも残念に思いましたね。

エロに関しては、明らかに留守はもちろん医者よりもパワーダウンしているように思いました。
テキストの稚拙さに関してもそうなのですが、前戯CGが一切無いというのもマイナス要因です。
長い長い前戯をテキストだけで進めておいて、挿入シーンをCG付きで……
こういうことをするのであれば、フル価格帯(8800エソとか)でしっかりと作りこんでくれた方が良かったかと。

音声に関しては、声質等も目立って悪いという事は無く、安定していましたね。
無難にまとまり過ぎていて、留守のしおりたんのヴォイスのような破壊力が感じられなかったのは残念ですが。

音楽については、印象に残る物はありませんでしたね。
……それどころかちょっと印象悪いのですが……それについては後述します。

そして最後にシステム。これに関しては書く事が沢山あります。
最初に、このシステム(Mebius34)の総括をさせていただきます。稀に見るDQNシステムであると。
こんなんだったらずっとVA傘下でいてくれよ、と。
このゲームのシステムの劣っているところをざっと挙げてみると……
・ディスクレス不可（ディスクレスは抜きゲの基本であると俺は思う）
・標準インストールでも大容量（とりあえず1GB未満のモードは必要かと）
・エンディングスキップ不可（フルコンプまで数周必須なだけに）
・音割れがしている（音楽・音声の評価はこのおかげで大幅ダウンです）
・バックログ一覧なし（数ウィンドウ分くらい一度に見れるようにして欲しかったですね）
・バックログ音声なし（これって留守・医者にはついてたはずですが……退化してどうする）
・Mebius34からでないとボリュームがいじれない（Windowsのボリュームコントロールには反応せず）
・インストールに極度に時間がかかる（１時間位かかったかと。同じくDVDで大容量の大番長は15分程度ですた）
・データのロード中に固まる（パターンが無い為予測不可能。10回に１〜２回起こる）
・テキストウィンドウが消せない（論外。一応ウィンドウを動かすことはできる）

総括すると……おそらく留守はともかくとして医者とななこのには、絶対的な差というものは
あまり無いと思います。だが、相対的な差として見るとそれはどうかと思うのです。
留守が出た2001年年末、医者が出た2002年４月、そしてななこのが出た昨年12月を比較すると、
炉者にとっての選択肢というのは大いに広がったのではないかと感じます。

例えば2002年11月に「先生だ〜いすき」、12月には「妹汁」が、2003年には「恋する妹は(ry」が７月に、
他にも禁オナ同志である戦人・乱さんが極めて高く評価している「ふたごえっち」が10月に発売されるなど、
この１年半の間、ロリ抜きゲというジャンルに優れたゲームが多数発売されました。
そのため本質的な進化を経ることが出来なかった「ななこの」は、その相対的な地位を
落とすことになったのではないかと思います。
無論、DQNなシステムがその傾向を助けたことは言うまでもないでしょう。

正直、期待外れの一品となりますた。

評価：シナリオ：B-　キャラクター：B　CG：A-　音声：B　音楽：B　システム：C　総合評価：B-

>>72-73
お疲れ様です。
一つだけ突っ込み。
会話ウインドウは消せますよ。ただ、Spaceバーなので、マウスだけで弄ってると
気がつかないで終わる可能性大なんですが……。

まぁ、不親切なことに変わりはないですね。

「TALKtoTALK」（Clear）をクリアしたので感想など。

特殊機関に実験生物として作られた主人公が、
ヒトの感情を理解するテストのために素性を隠して学校に行くというお話。

筋金入りの朴念仁である主人公と周りの魅力的なキャラの織りなす日常は、
フルメタルパニックとかそういうのを彷彿とさせる楽しい空間になっている。
ヒトの心は解らないくせにどうでもいい知識にはやけに詳しい主人公とか(w

しかし、物語として“ヒトの感情”というテーマを見事に書き切っているとは言い難い。
さらに設定上の主人公の重たい宿命はもはやBADENDのための小道具か、
あるいはHAPPYENDではシナリオのアラにしかなっていないように思う。

他にも大量の誤字やCGの使い方の下手さなど色々不満はあるけど、
それはそれとして面白いゲームだったのは間違いない。これじゃフォローにならないか。

促進スレ指定の「ぽぽたん」コンプしたので報告ですよ。
※全体的に褒め口調ですが察してください…。

主題歌のデムパ加減に一抹の不安を覚えた漏れ。そして本編に取り掛かる。
すると、現れたのはまごう事なきデムパワールド！登場するキャラがみんなねじ１本
飛んでて一気に異次元へといざなってくれます。
また、移動も３Dで、移動画面では集中しろということでしょうか、セーブやマップが呼び出せません。
なんと親切な設計でしょう。さらに、プレイヤーの眠気を防止するため、クリックごとに音が鳴る仕様。
これほどにユーザーの事を考えたシステムを漏れはいまだかつて見たことがありません。

さらに、「人生万事塞翁が馬」ということでもプレイヤーに伝えたかったのか、とかく唐突に話が進行します。
伏線？そんなもんは飾りです（ｒｙといわんばかりの勢いです。加えて、キャラ毎に攻略の縛りがあったり、
明らかに関係ないキャラからルートが派生したりと、まさに新時代のゲームと呼ぶにふさわしいでしょう。
ボリュームも、既読スキップしてたほうが読んでる時間より短いという、時間のない人にも優しい設計。
ますます隙のない出来といえます。

絵については、めちゃくちゃアニメ塗りなのが気にならなければOKでしょう。目や口が動いたり、背景が動いたり、
細かいところには気を使ってるなという印象でした。
BGM、ボイスについても、デムパな世界を構築するのに非常にいい効果をあげています。
特にみぃなんかは、テキストも相まって、異次元へ投げ捨てたいくらいの出来だと思いました。
エロについては、すっとばす程度の出来だったと思ってください。

結論：４０点。　デムパワールドへ旅立ちたい方必携の品。きっと気持ちいいくらい脳を破壊してくれます。
　　　　　　　　　原画のファンも買いですかね。変わったものをやりたい人もどうぞ。恐らく満足できるでしょう。

促進スレ指定の「バイナリィ・ポット」コンプにつき報告。

現実世界ではネットカフェの店長、ネット世界では１プレイヤーとして、
主人公の日常を描いたお話です。
どっちの世界の話も、無難な範囲でまとめていると思います。
ただ、シナリオがかぶるキャラが２組あったので、もう少しバリエーションが
欲しかった所ではあります。また、TRUEルートでの主人公がキャラ変わりすぎなのも
気になりました。ここのメーカーはぶっ飛んだ展開がある意味名物になってるので、
これも味なのかも知れませんが、さすがに少し強引な展開が目立っていたように見受けられます。

絵についてはハンコ絵の人なので、合う人ならOKでしょう。質自体は少し
後発のものより落ちますし、CGの使いまわしも目立ちました。
BGMは無難な出来だと思います。ボイスは、このゲームの売りであるだけあって、
有名どころがしっかり仕事をしています。今ではあまり聞けない人も出演
しているので、ファンの方でまだやっていないなら、やる価値はあると思います。
エロは、CG枚数は結構割いてこそいますが、後続の作品に比べると、
やはり１枚も２枚も落ちる出来と言わざるを得ません。
あと、全然大した物じゃないですが、触手や輪姦なんかもキャラによってはあるので
少しでも見たくない人は回避してください。

結論：６５点。　出演してる声優に価値を見出せばプラス５点、そうでなければマイナス５点して下さい。
　　　　　　　　　話に期待する向きには少し不満の残る出来。原画のファン、メーカーのファン
　　　　　　　　　あたりなら問題なく楽しめるでしょう。プレミアついてますがそれほどの価値は
　　　　　　　　　無いと思われます。ねこねこのWhiteみたいなもんです。
　　　　　　　　　まだやってないなら通常版を黙って買いましょう。個人的にはサントラにそれほどの
　　　　　　　　　価値は見出せませんでした。

促進スレ指定の「フロレアール　すきすきだいすき！」崩しました。
いやあ、とっても面白かった。そーゆーシーンでは何度か吐きそうに
なったけど（ｗ

エンディングを重ねるごとに選択肢が変化するマルチエンディングの
ノベルゲーです。
シナリオはとってもいんてりげんちゃん。話と共に主人公の思想が
とんとんと展開してくのが心地よかった。
ヒロインはHMX-12型南欧仕様って感じ。
彼女の一途さにはやっぱ、きゅんとしちゃいました。

その他では背景がなかなか良かった。
海の青とか、明るい色彩が地中海っぽ！
「テレヴィ」とか「益体もない」とか、表現が時代がかってて雰囲気
たっぷりなのもおもろかった。

ところで、とっても賢いのはよくわかったので、ふつーにやれるふつー
のエロゲも作ってはどーでしょー？＞スタッフ
なんかわざとデムパゲーに仕立てたような感があるもので。

点をつけるとすれば85点、かな。
全くの主観ですけど。

>>78
その後に作ったのが元長ヲタ以外さわるなキケンな「sense off」と「未来にキスを」や
エロイマイチでシチュと歌が受けた「プリンセスブライド」
エロはどうよ？！な「ラストオーダー」なんで普通のエロゲーには向いてないかと思われー

>79
ID凄いね((((゜д゜;))))

促進スレ指定の「僕と、僕らの夏　完全版」崩したので報告です。

ダムが出来て沈むのが目前に迫っている村に訪れた主人公と、そこに住む
友人達との交流を描いた作品です。
基本的に主人公と、メインヒロインの貴理の視点が切り替わる形で話が進みます。
心理描写が細やかで、非常に感情移入しやすかったです。なまじ気持ちが分かる分、
キャラの行動がまだるっこしくてやきもきしたりもするのですが。
また、くっつかないルートへ行っても、２人の感情にきちんとけりが付いている形で
締められているのは好印象でした。ご都合ではなく、きちんと感情のぶつかり合いが
描かれているのも良かったです。決してサブも冷遇されるわけではなく、サブ視点の
ルートできちんと心情のフォローもあり、キャラが生きたものとして感じられました。
さらに驚いたのは傍観者として立っていたキャラの視点でのルートでした。
ただ全体を俯瞰するだけでなく、主人公達のルートと対比して表現した点は
高く評価できます。つまり、主人公達が物語の中で恋を知り、純粋さを失っていく過程を描いたのに対し、
逆にこのルートでは、彼らに触れることで純粋さを取り戻す過程を示しているということです。
このルートでの、迷いや葛藤の表現、そして設定を絡めた構成のうまさが印象に残りました。

絵は柔らかい感じの仕上がり。背景との相性が良かったですね。
ＢＧＭは単体の出来は最高級。場面との相性がいまいちな使われ方をされているところもありました。
ボイスも、Ｗｉｎｄの問い詰めを彷彿とさせるシーンなど、
心情を吐露する場面は相当いい仕事が出来ていたと思います。
エロはエロさ自体より、雰囲気重視の作り。レズなシーンもありました。
システムは、スキップも速く使いやすかったです。セーブが３バージョン共通で
６０というのは、もう少し欲しかったように思われます。

最後に、このゲーム「完全版」と銘打っているだけあり、ＰＣ、ＤＣ、スペシャルマージ版の３種類が入っています。
ＣＧ、テキスト、ＥＤなども微妙に違うところがあり、全部やるとより物語に入り込めます。
しかし、スキップが共通じゃないので、個別に未読部分を調べるしかなく、コンプには相当の障害となります。
不満を挙げるならそこでしょうか。まぁ、１本で３度おいしいので、お買い得度は相当あると思いますよ。

結論：９０点。　無印だけなら８５点。田舎ゲー好き、設定に惹かれた人なら楽しめるでしょう。
　　　　　　　　　一旦引き込まれるとエンドまで没頭できるだけのクオリティーはあると思います。

ＳＯＵＰ　『ヴァージン・トリガー』を崩し（コンプリート）
プレイ時間は短いけど、テキスト量とＣＧの表示間隔が釣り合っているので文句はないなぁ。

地球を救うことができる存在になってしまった主人公。
相棒のハルカとともに地球外侵略者とカードで戦え、な物語。
主人公はぐうたらっぽいようでいて、ときおり頭の切り替えが速い一面を見せる。
愛する人のために、悩みを一つ一つ解決して行く姿がカッコいいね。

なかなかＣＧが埋まらずに苦労。
大団円エンディングに到達するために、
外してはならない選択肢が多かったからだろう。
その日に登場するカードの面々、イベントが起こる日は固定されているので、
１周目から表を作っておけば、５周くらいでコンプできると思う。

プレイ時間が短くて残念だったのは、ＢＧＭを聞いている時間が短かったこと。
ＥＤソングと同じフレーズの曲たちが、それぞれのアレンジでちゃんと雰囲気を出せてたと思う。
初々しいヒロインと、少しずつ共有する空気を作り上げて行く過程に和んだ。

ハルカを愛するだけじゃなく、エーニアに救いの手を差し伸べることも忘れないようにね。
なお、授業選択時にマウスを動かさないでいるとリアクションあり。

促進スレ892で指定を受けたPILE DRIVERコンプしたので報告します

主人公の一夏の体験を描く学園アドベンチャーというよくあるベターな内容のタイトルかと思われますが…、
出てくるヒロインキャラが自殺マニアや淫乱保健校医など一癖あるキャラクターが多く
純愛路線まっしぐらと思いきや、ギャグの要素が多い内容となっております。
ギャグ要素と言ってもパロディネタなどではなく、いい味出したキャラクタ同士の駆け引きを楽しむ
コント系のギャグですのでパロディネタが食傷気味に感じられる方には新鮮かもしれません。
（美咲姉妹の執事と、第４話に出てくるビア樽とバーコードライダーが結構ウケました）

シナリオは１話〜５話、ヒロインによっては６話までの構成になっているので区切りがつけやすい内容です。
各話によって各ヒロインのエピソードがテンポよく展開されていくのでダレル事がありません。
まぁダレルほど長いシナリオではありませんでしたが、この辺は時間がないプレイヤーにはいいかと思います。

システムは2000年以前に出たタイトルなのでバックログや既読スキップ（文章スキップはある）などがありませんが
それでもプレイをするには支障がないのでこの辺は古いタイトルなので大目に見ました。
CGなども古いタイトル故、端麗なCGではありませんがまぁあの当時としては一定のクオリティではあるんじゃないかと。

BGMはブレイクする前のI'veサウンドというだけあって、どの曲もいい曲ですがOPの「季節の雫」は
名曲と言っていいのではないかと思います。この曲は一度聴くことをお奨めしたいです。

エロは巨乳・貧乳・処女・眼鏡・制服・３Ｐと和姦での要素は一通り揃っているとは思います。
特に、主人公の親友の彼女を寝取るシーンが短いながら存在しておりますので
寝取り・寝取られスキーにも一応対応しております。

以上ざっと良い点から、以下悪い点、総論へ…

シナリオの方での難点が。純愛路線ということですが主人公と各ヒロインが恋に落ちる過程が
もうちょっと細かく描かれていてもいいんじゃないかと思いました。特にメインヒロインである里穂は幼なじみで
幼い頃に結ばれる約束をしたという設定なので、その辺の逸話なんかがもうちょっと欲しいなぁと思いました。
あと話の視点が突然入れ替わるのは勘弁して欲しかったです。ワンクッションおいて入れ替われば混乱せずに済むのに…

CGでの悪い点は、このゲームの主人公、文面では小心者でヘタレなのですが…
CGではどうみてもイケメンに見えます。エンディングによってはカウボーイスタイルになったり
黒服エージェントになったりするので文面の主人公とCGの主人公とではかなりギャップが感じられました。

総論としては、純愛路線のタイトルですがベタベタな純愛ではなく、ギャグのテイストと一緒に
サラッと楽しむ感じの純愛路線タイトルではないかと思います。
テーマが暗いタイトルをプレイした後などの気分転換にプレイするといいかもしれません。

Ａｌｉｃｅ Ｓｏｆｔ　『ＤＡＬＫ外伝』を崩し

手に入れてないアイテムがあるかもしれないし、
装備欄が全て開放されてないのでコンプ宣言はせず。
インストールが１月２日。今日までの２か月間にわたる戦いがようやく終了。
全ての階を制覇し、称号を得た１人の神と７人からなるメイド隊の戦績をここに残す。

マーティス（恋愛男神）‥‥‥‥‥‥ＬＶ．１７６
エレシア（ダルク）‥‥‥‥‥‥ＬＶ．４９５（体力＋５、攻撃＋２４２、防御＋２４２、魔抵＋５）
レジィナ（アリエッタ）‥‥‥‥‥‥ＬＶ．５０４（体力＋５、防御＋２４７、魔法＋５、魔抵＋２４６）
ヴェルナ（ルナ）‥‥‥‥‥‥ＬＶ．４４０（防御＋５０、魔法＋３３９、魔抵＋５０）
時子（ダルク）‥‥‥‥‥‥ＬＶ．４２８（攻撃＋４２７）
リーシャ（Ｔ・ジョー）‥‥‥‥‥‥ＬＶ．５０６（体力＋１２７、攻撃＋１２６、防御＋１２６、魔抵＋１２６）
ファーファ（ダルク）‥‥‥‥‥‥ＬＶ．４５７（体力＋４４６、攻撃＋１０）
フィーメ（ルナ）‥‥‥‥‥‥ＬＶ．４６５（魔法＋４６４）

グナガン迷宮における最多記録
連続再行動‥‥‥‥‥‥４回（時子、フィーメ）
連続反撃‥‥‥‥‥‥４回（レジィナ）
一度の探索で全員無事で降りた階‥‥‥‥‥‥９階（８４０Ｆ→８４９Ｆ）
一度の探索で降りた階‥‥‥‥‥‥１５階（８８７Ｆ→９０２Ｆ）
階と階の瞬間最大格差‥‥‥‥‥‥６階（９２６Ｆにマーティス〜９３２Ｆにレジィナ）

すみません、遅くなりましたが促進スレで指定された「星の王女」全キャラのED見たので報告です。
ちなみにこれは乙女ゲーです。エロゲの延長戦上として買うと完璧な地雷になるので注意してください。

まず、CGがコンプできないなどのバグがありますので、パッチを当てたほうがいいです。
と言っても、全てのバグが直ってる訳ではないみたいですが。
私は２次ロットを買ってパッチを当てずにクリアしましたが、EDを見てからすぐにロードすると強制終了する、
普通にクリックしているのにたまにメッセージが1つほどすっとばされるなどのバグがありました。
システムは、自動送り以外は一通りそろってるんで特に不満はなかったです。

ストーリーは一昔前の少女漫画みたいな感じでありきたりです。
義理の兄の家族に引き取られ、幸せに暮らしていた主人公（もとは孤児だった）が
突然様々な不幸に遭遇し、それに立ち向かって行くといった感じでしょうか。
また、人が死ぬ展開が多いです。あざといですが、ストーリーによっては
挿入歌を入れるタイミングがうまかったりするので結構泣けますし、ハッピーEDも
ひねりなど何1つありませんが主人公が本当に幸せそうでいい感じです。
不満だったのは何で攻略キャラが主人公のことをこんなに好きなのかが
いまいちわからなかったこと。とくにメインキャラであるデザイナーのルートでは
彼一人が舞い上がっていて、こっちはおいてきぼりな感じだったりします。
一応理由が一目惚れみたいですが、「君とすれ違った時、何かが変わった。」
とか言われると、やっぱ覚めます。
シナリオ書いた人は彼とのラブラブをプレイヤーに堪能してもらいたかったみたい
ですが、なにかが違う気がします。
また、悲しいEDが結構多いです。それは嫌いじゃないので別にいーんですが
鬱を通り越してキャラに殺意を覚えたEDがひとつあります。
これはいくらなんでも嫌だ。（メル欄）

続きます。

CGは原画が全然好みじゃないのと、塗りが汚いので特に語ることはありません。
どう見ても社員が描いたとしか思えない変なCGも多いです。

音声は主人公以外はフルボイス。よって主人公は喘ぎません。
声優さんは有名な人が熱演してくれてるんで、私のような声ヲタには
たまりません。つーかこれは声ゲーです。
音楽は綺麗な曲が多いです。

エロはテキスト量自体は多いのですがCGがエロくないので薄く感じます。
その代わり声優陣の熱演は素晴らしいです。（エロテキストのバックで喘ぎ声が聞こえる素敵仕様です）
しかしラブラブﾜｶｰﾝがあまりありません。半分は無理やりﾚｲｰﾌﾟか
流されてヤってしまう系です。これは乙女ゲーとしてはどうかと・・・・・
薬で体の自由を効かなくしたり、ネクタイで腕を縛ってナイフで服を切り裂いたりする展開もあります
こいつらは鬼畜ゲーの主人公の素質十分です。

長くなりましたが結論としては、声優さんが好きな人、死にネタでもいいんで鬱な展開が好きな人は買って損はないです。
ゲームに声いらない人、各キャラとラブラブな過程を味わいたい人、凝ったストーリーを期待する人
は正直微妙でしょうか。

最後に、初期ロットはHシーンの最中に
＃挿入中　息遣い　８秒　　　というト書きが表示されるという凄まじいバグがあるそうです。
声優さんって大変だなあとつくづく思いました。

Studio-Air伝奇ノベル三部作「鎮花祭」「てんしのはしご」「たまゆら」をまとめてコンプ。

周回するごとに選択肢が増えるオーソドックスなノベルゲー。伝奇モノとしては、かなりの良作。
ルートごとに明らかになるモノが違い、きっちりと伏線を消化している点や、蘊蓄の量、質はかなりのもの。
特に蘊蓄はその中にさりげなく電波を散りばめているのがツボだった。エロゲで酒井勝軍の名を目にするとは…
ストーリーも核になっているのが転生モノで、これも個人的にツボだった。それまでの登場人物と伏線を総動員
してまとめ上げた「たまゆら」のTRUEENDも見事の一言に尽きる。反面、「てんしのはしご」が蘊蓄の羅列に
終始してしまったこと、メイン格のはずのキャラなのに、ルートによっては存在感がまるでないどころか、全体を
通して見ると存在意義を疑うキャラが半分近くいたことが残念。そしてそういうキャラに関しては恋愛部分の
描写が薄い。まあ、「登場するキャラは全員攻略できる」というのはエロゲとして一つの理想型だからまあいいか。

エロに関してはキャラ次第。三作通じて重要な役割を果たすキャラに関してはテキストの尺も長めだし、CGの
枚数も豊富。特に「たまゆら」の優依さんとのﾌｪﾗ→後背位→ﾊﾟｲｽﾞﾘ→アナルの４連発はネ申。ただ、出したら
終わりではなく、もう少し余韻を感じさせる終わり方にしてほしかった。やっぱり和姦でピロートーク無しは痛い。
それと房中術の一環としてのエロが結構多いわけだけれど、祝詞の詠唱がバックに流れるのは非常に萎える。

絵はクセがかなり強いけれど、綺麗だと思うし、柔らかそうな感じが出ていたと思う。音楽はかなり良い。雰囲気を
盛り上げるのにかなり役立っていた。声は「鎮花祭」は無し、ほかははパートボイス。システムは「鎮花祭」は
かなりダメだけれど、徐々に進化、「たまゆら」では問題なし。ち○がくせいが攻略できたり、つるぺたを通り越して
真っ平らだったり、身体が幼児化するヒロインやら、炉方面がかなり強いけれど、実は良作の姉ゲーでもあったり。
主人公の前では甘やかすだけだけれど、もう一つの顔を絶対に主人公の前では見せない優依さんに撃沈。

伝奇好きとしては当たりのシリーズ。炉な人と姉スキーな人にもお勧めしたい。

促進スレ指定の「アウトライン」をコンプ。

一言で言えば旅先のローカル線が走る田舎を舞台にしたプチ伝奇ノベル。話の整合性も取れているし
伏線もきっちり解消しているけれど、小さくまとまりすぎて、ボリューム不足な印象。旅情や人外の恐怖、
田舎のドロドロした人間関係など、きっちり扱ってはいるのだけれど……オチの部分も、全員のルートを
回って初めて全貌が明らかになるなど、凝った作りにはなっているのだけれど、やっぱりボリューム不足と
いうか淡泊というか……二周目以降は一周一時間ちょっとでクリアできる物だからなあ。

ストーリーがあまりにもコンパクトだった割にはエロはそこそこ良かった。回数が多かったり、特別なシチュが
あるわけではないけれど、純愛和姦モノにしては濃さは上々。なかなか良いお風呂シーンもあったし。
絵と音楽は極めて地味。システムはまあ５年前の物ならこんなものか。

地雷ともクソゲとも思わないけれど、あまりにもコンパクトにまとめすぎたゲームだった。
逆に言えば、こういう背伸びをしない地味なゲームが好きな人にはお勧めなのかもしれない。

促進スレ4の>>550で指名された「Please teach! my Angel」（ぷちぱじゃま）コンプ。
かなり前に指名されたのに無駄にダラダラとプレイしてしまいますた。
その代わり、今回の感想は短めにしまつ。ｲﾂﾓﾑﾀﾞﾆﾅｶﾞｲｶﾗﾈ…＿|￣|○

システムは、少し重く感じましたが最近のエロゲでよくある機能は大体揃っているので
問題ないかと。システム画面は少し文字が見難くて微妙に使い難かったです。
立ち絵やディフォルメ絵がスクロールするなどの演出は悪くないですが、何度も繰り返す
場面などもあり、鬱陶しく感じる事もしばしば。凝りすぎて失敗したという印象。

ＣＧは、人気原画家の原画に、原画家本人の塗りに近い（？）塗りになっているので
原画の雰囲気を損なうことなく、鮮やかでいいカンジに仕上がっていると思います。
立ち絵の縁のディザが物凄く目に付くのがちょっと勿体無いかも。
背景は単価が高いからか、時間差（夕方・夜など）は昼の背景にフィルタをかけただけの
代物なので、かなり不自然に感じるものが…。特に夕方はもう少し手の加え方があると
思うんだけどなぁ…。

シナリオは、１ルートが異様に長く、無駄なエピソードや文が大量にある上に
ヒロインである聖玲奈がのんびりした話し方なので、余計に長く感じてしまい
実際のテキスト量以上に中だるみが…エチシーンも無駄な文が多くて萎え…。
聖玲奈のあまりの萎えさにプレイする気力も萎えまくってしまい…あぁぁ…(;´д⊂ヽ
お約束の連続なシナリオや、ストーリー自体は悪くないのに、無駄に長いテキストが
足を引っ張っているような気がしました。聖玲奈の話し方もね。

総評。無駄な文が多く感じたシナリオ、彩度が高く華やかだけどどこか荒さが見えるＣＧ、
システムは凝ってるけど微妙な重さや使い難さという問題が残る……
非常に微妙な内容ですが、ありえないくらい完璧な妹に萌えられる人にはオススメ出来る
内容だと思います。綺麗にまとまりすぎて、印象に残る部分が殆ど無いですが。（´Д｀;）
個人的にはこの価格という事も考えて「中の中」くらいで。

促進スレ指定黒薔薇は夜に咲く、快感戦士バスティーコンプ

黒薔薇は夜に咲く：ゴスロリでヘテロクロミア

システム
800x600なのは好感。音量バランスがちょっと悪い気もするけど調整できるので問題なし。
頂けないのはCGの切り替わりで文字ウィンドウが一旦消えるんだけど、それが差分でも起こること。
これで若干もたつくので非常に鬱陶しく感じる。
既読判定・既読スキップなし。キーボードアクション、CDレス可。

CG・音楽
立ちCGが若干少なく感じるけど容量的にはこんなもんだろうか？
音楽は使い方を間違ってるというか。エチシーンでまるで戦闘時のようなのはどうかと。
他はピアノ、オーケストラ風。

シナリオ
期待・追求してはいけない。これはちょっとロリな娘にヒラヒラドレス着せて楽しむもの。
前世とか未来視とか魔女とか出てくるけど、掘り下げられてないのでそれを目的にしてはいけない。
こじんまりとまとまってるけど、要するに女の嫉妬は怖いねで済ませられちゃう内容。

エロ
シーン数は多いけど尺が短すぎ。どこで使っていいのかさっぱりわからん。
シチュとしては、おもらしアナル鞭三角木馬3Pレズ焼印など。無理やり・鬼畜系多し。

総評
全てに今ひとつ感が漂う微妙なゲーム。尺がもう少し長ければ抜きゲとして、内容を掘り下げれば伝奇風で良作足り得たのかも。
メインヒロインは青と金のヘテロクロミアだけど、実際に金色の瞳って人の目で出るのかな？
そのヘテロクロミアだけど、一般的にはオッドアイと言うそうで。銀英厨としてはヘテロクロミアの方が馴染みあっていいんだけど。
内容は物足りなさは大いにあるけど、システムに不安はないし一応はまとまってるのでギリギリ佳作。

快感戦士バスティー：2chで話題になってたから

システム
こちらも800x600。特に不具合も無く調整も出来、既読スキップ付。
ただEDが飛ばせない。CDレス可。

CG・音楽
音楽は特に印象なし。良くも無く悪くも無く。
巨乳・パイパン・着衣エチが多かった。CG枚数は決して多いとは言えない。

シナリオ・エロ
昔の特撮かアニメをエロにした感じ。全7話構成で1話につき1〜3くらいエチがある。
最初は確かに爆笑したけど、話が進むにつれ大体同じパターンなんで飽きた。
EDは2つ。共通部分が大部分を占めるので2周目は20分程度で終わった。

総評
部類的には抜きゲなんだろうけど、お馬鹿テキストのおかげでどうも使い辛い。
それと中身が薄すぎ。ほとんどが共通部分なので1周が終われば終わったも同然なのはどうか。
シナリオ目的だったけど余りにも期待外れ感は否めない。評価は佳作以下駄作以上。

促進スレで指定されたうそ×もて終了。

花の妖精モモにお願いしてモテモテ体質になるのと引き換えに
ウソしかつけなくなることになるという設定。
シナリオ自体は設定を生かしてありなかなかいいと思う。
メインヒロイン３人の展開が似通ってしまうのだけは多少の欠点。
個人的には笑えるというよりちょっと感動したという感じかな。

問題なのはシステム、既読スキップが無いのでスキップすると
未読も含めて飛んでしまう。選択肢が出たところでセーブ不可の
ため選択肢を間違うと最初からやり直し。また設定のせいで
選択肢を間違えやすいし。女性フルボイスと箱には書いてあるけど
声でないところがやまほどあった。ディスクレス不可。

不便なシステムに我慢できないなら回避が妥当。絵も含めて
我慢できるなら楽しめるじゃないかな。

白い蛇の夜　購入理由：射精スレで良作っぽい評価されてたから

ストーリーは、日常パートは人間である誠一視点、夜の調教パートは物の怪のシガネ視点で進みます。
物の怪のシガネは誠一の幼馴染み・義妹・憧れの巫女さんを凌辱（それほど非道いことはしない）
しまくるわけですが、意外に親しみやすい？キャラなんでそれほど寝取られる感じはしませんでした。
というか誠一＆シガネの主人公二人体制と考えた方がいいと思われます。

この作品のお薦めポイントはズバリ「言葉責め」でしょう。
ＣＧの使い回しっぷりにはちょいと抗議したい気になりますが
エロテキストが充実しているため、他の調教ゲーよりも尺は長めです。
んでもって「言葉責め」による羞恥プレイが断然イイです！もろ壺にキました。
最初は義妹なんぞノーマークでしたが、しっかりお世話になりましたｴﾍ

自分は定価買いしましたが、現在安売りされているので抜きゲスキーの方は
是非買ってみてプレイしてみて下さい。

Ａｃｔｉｖｅ　『ＬＯＳＴ ＭＩＮＤ　歪んだ世界』

ＥＤを全て確認したことで崩し宣言。
ＨなＣＧ、人物パーツ、背景等は全て埋めたものの、
ただの「ＣＧ」の項目は１枚だけ未確認、またおかずモードも埋めきれず。

全てのＥＤを見るのは難しく、特にＣに到達できなくて苦労した。
６０日の制限があるので、終章に突入した時点で５０日が過ぎていると、
ミオイベントが続いている最中に時間切れになってしまう。
別館トイレと夜の自室での休憩を積極的に使いたいところ。
かなり序盤から分岐してるっぽいのと、貢献度のパラメーターが重要‥‥‥なのかな？

「影」や「後悔」という曲は、その曲名でもシーンに深みを与えている。
また、ゲームオーバーにもＣＧが用意されていて、物語に広がりをみせている。
Ａこそが迎えるべき終わり方なんだろうけど、Ｃがハッピーエンドのような。
その一方で、世界を壊してのハッピーなんてものは、存在しないのではないのかとも思う。

彼がいない世界に住む住人たちは、
それぞれが彼の分裂した人格をなぞらえているのだろうか。
面白いのは、陽だまりの少女・コレールの存在。
外界から訪問したイレギュラーとは違い、
彼自身に潜むイレギュラーが顕在したものに思えてならない。

　

促進スレで指名された「ガイア」は
サポートメールの返事が返ってきた今でも相変わらず動きませんが
保守しますですよ。





＿|￣|○

ＰｅｔｉｔＸ　『アウトライン』
ジグソーさんのレス（>90）を読んで、
短いのなら圧縮対策も兼ねてちょっとやってみるかと。

１年前の事件が根底にあって、１つのルートではその一部しか判明しない。
ルートごとに、親しくなる人・ならない人の顔ぶれが異なり、
それを上手く利用したザッピングの楽しみを味わうこととなった。

プレイ時間の短さは、テキスト量の少なさによる。
それは余計な文を排除した結果によるものだろう。
主人公の考察であったり、他人のしぐさであったり、
ありがちなものを省略する巧みにあふれている。

上記で述べたことも含めた作品のあらゆる要素が、
希薄で一時的な人間関係や
旅の後に意識する一過性を強く心に残していった。
そこにあったのは物語なのではなく、
どこか遠くなりつつある過去ではないかと錯覚させられる。

ネタバレを考えると、その良さを語りにくい。
こんな作品がもっと世にあるべきだと思う。
もっとも『アウトライン』の良さは、
アセンブラージュの血をなくしては、
真似できないのかもしれないけれど。

ageルグ

促進スレ指定の「たまきゅう」コンプ　購入理由：アペンド入手のため仕方なく？

まずは冷静に。
修行中のキューピッドとの出会いをきっかけに「し○うがくせい」になってしまった主人公。
元の姿に戻るには恋愛成就を取り持てば良いということで力業で学園に転入することになる。

初々しいというか…ぶっちゃけ炉なキャラとショタの恋愛成就の手助けをしていく
のだけれど、シナリオ自体が子供向けみたいな内容で辛かった。

それに輪をかけて苦痛だったのが、キャラに合うための移動＆玉子の欠片を駆使した
パズルゲームみたいなヤツ。攻略見ながらでないとやってらんない。
攻略見ながらでも失敗したけど。１日ごとのセーブを強く推奨。
また余計なセーブをせず、メルの攻略は早めにしておくのが吉。

マイナス面ばかりを強調してきたが、３組のｶﾌﾟｰﾙ候補の仲を引き裂く略奪ルートは
なかなか良かった。主人公が来る前はそれなりにうれし恥ずかしの微妙な関係を
楽しんでいた二人の仲に割り込んで、ヒロインの心の隙間に乗じて略奪。
主人公ラブのヒロインとは対照的に顔で笑って心で泣いてのサブショタに哀れを感じた。

促進スレ指定の『とらかぷっ！』をクリアした（全項目を神には出来てませんが）ので感想書きます。

マップ移動型AVGと黒玉集めSLG.。会話中の選択肢は無く、マップでの移動先もほとんど決まってい
るので狙ったキャラを追っていけば攻略ミスはありません。終盤にほろりとさせる場面もありますが、
会話のやりとりによる笑いが中心のシナリオで楽しませてくれます。

絵は、なんといっても立ち絵のバリエーションの豊富さ、キャラの表情の豊かさが魅力。手の位置や
体の向きを変えるだけでなく、前かがみになったり後ろに反らしたりの立体感のある立ち絵はイン
パクトがあり飽きさせません。。安定した画力に支えられた一枚絵もアニメっぽい塗りですが綺麗だと思います。

音楽は、それほど印象には残りませんが、場面に相応しい使われ方をしていて良い。OP・EDテーマは
ボーカルが曲に比べて弱いのが残念。ギターは格好いいんですが。効果音は多くの種類が用意されて
いて、その名の通りにゲームを盛り上げてくれます。声の威力は絶大で、スキップをするのが惜しくなるほど。

システムは、既読スキップが頻繁に解除されるのが気になったが及第点。力の入ったエフェクトを
笑いのために駆使するスタッフに拍手。

Hシーンは、普段のコミカルさが災いしてかエロスを感じるには至らず。尺は決して短くはないの
ですが、1キャラに1回（基本）ですし、実用性は低いでしょう。

評判通りの面白さを堪能できる一品。笑いや楽しさを求める人はプレイして損はないでしょう。ただ
黒払いのSLGの作業が煩わしく感じるか否かによってこのゲームへの評価は変わる恐れあり。さらに
その作業がエンディングに直接関わらないというのでは…。個人的にはSLGを簡略化して話をさくさく
進められるようなものの方が良かった気がします。
とはいえやってみて良かったゲームには違いなく、私的KMR（心の萌えランキング）上位に位置する良作でした。
桜姫にかぷっ！　とされたい(^^;

Ｍｉｌｋｙ Ｋｉｓｓ　『僕と彼女とココロの欠片』を崩し

パッケ裏（ＯＨＰの紹介）までがプロローグとして１／３を占め、
残りの２／３は広島県・尾道に舞台を移しての本編となっている。
全般を通じて反復と対句表現に豊んでいるので、ゆっくりと読み進めたい。
それだけに終盤のささいな不整脈が、かなり惜しまれるところとなった。

ＢＧＭにはオリジナルのほか、クラシックやわらべうたが使われていて豪華。
別れの曲・カノン・とおりゃんせなど、好みの曲が選ばれていて嬉しいかぎり。
くわえて別れの曲のポップス・バージョン、竹田の子守唄のアレンジは素晴らしい。

グラフィックは塗り・背景が綺麗なのはもちろん、原画をふくめた整合性に長ける。
ＣＧを一枚選ぶとしたら花火を。それは静謐の広さを、躍動の儚さをあらわす。
画面外の空間を認識させるのは、テキストだけじゃなくても良いのだから。

お気に入りシーンは灯篭流し。
シーンが意味するものやＣＧも良かったけど、なによりも挿入されるタイミングがね。
グラフィックとテキストがマッチした作品として鑑みれば、
過去にプレイしたものにこれだけのものは無かった。

かみ砕いて進めていると、謎の解決がある矛盾を生むことに気づく。
１周目は、その矛盾がどんな過去によるものなのかを想像して楽しんだ。
僕と彼女とココロと欠片をキーワードとして、
そこに言い含められた迷いと決意が、どんな変遷をたどるのかも見どころ。

２周目以降は各エンディングの差異に驚かされた。
共通することがひとつあるけど、完全に分離した未来によって物語は閉じられる。
彼の中心がどんな故郷に定められることになるのか。
結末はなにかの答えではなくて、人生そのものとしか言葉にできない。

Ｈａｒｂｏｒ　『真夏の扉 君と綴る物語』を崩し

まゆ→純→香織→菜々美→雪那の順でクリア。
主人公の過去を考えると、菜々美と香織の話が本筋。
香織のルートに入った後、ベランダで菜々美が謝るシーンで
「‥‥‥え？」→「やられた〜」と呆然。

この場面をはじめとして、良くも悪くも標準的なものとはズレてるっぽい。
無難なまとめ方をしているんだけど、
そこかしこに独特なものを創ろうという試みが感じられた。
エロゲのパターンをよく観察している感じ。

セーブ・ロードでページをめくるのに手間がかかるのが難点。
それだけが不満として挙げられるところ。
あと、主人公が夢に向かって行く姿に期待しすぎると外すかも。

初回版にはおまけとしてデジタル絵本がついてくる（と思われる）
内容は菜々美・香織シナリオで登場する「ナナのさがしもの」であって、
これがまた役不足に思えるくらいにしっかりと作りこまれていた。
真夏の扉と絵本の関係にも面白みがあるね。
実のところ、絵本を読むタイミングに気をつかっていたのだけど、
普通にコンプしてからで構わないと思う。

促進スレ指定　螺旋回廊コンプしました。

まず言いたいこと。エロゲでこれだけ計算され尽くして作られた作品はあまりないでしょう。
恐怖という感情を持たせることに工夫を凝らした構成・演出は素晴らしかった。
また、複数回プレイによって慣れが生じるのを理解した上で採用したと思われる
視点の変更によって各ヒロインの心理状態・抱えていた問題等も知ることが出来ます。

個人的にはやはり１周のボリュームが少なめに感じました。
主人公やヒロインの恐慌あるいは諦観した心理・行動をもう少し見たかったです。
ちょっとした違和感からじわじわとこみ上げる恐怖の演出は難しいでしょうが…
好みの問題でしょうが、こういった作品は１本道で濃厚なノベルのほうが読み応えあると思うんですけどね。

凌辱に関してはそれほど非道いことをしているわけじゃないですが、前述の計算されたシナリオにより
プレイヤー側に鬱な気分をしっかり味合わせるようになっているので大丈夫（ﾅﾆｶﾞ?
ただし、抜けるかどうかになると尺も短くCGも使い回しが多いので要脳内補完です。
ＣＧがなくテキストだけで「〜された」としか描かれていない凌辱シーンもあったり
「そこんとこが重要だろーが」と心の中で叫ぶことしばしば。

俺は１周目の中盤（拉致前）までの雰囲気作りが一番の良かったと思います。
エロがもっとしっかり作ってあれば、Ｓ評価だったのですが…

Ｔａｒｔｅ　『雪語り　ＤＶＤ Ｅｄｉｔｉｏｎ』を崩し＆コンプ

仕事の前に１周終えて、仕事から帰ってきてから１周終えて、計６週しての崩し。
全般的には、前スレの513で崩したＣＤ版と変わらない印象。
追加された先生のルートで、ちょっとだけ世界を広げているのが思わぬ収穫。

マイナーな良作スレでも
Ｔａｒｔｅの毒にも薬にもならない雰囲気が良いと言われていた。
その雰囲気や穴のない標準仕様によってストレスなくプレイできる。

狙いすぎない作風も魅力の一つ。
キャラクターがオーバーアクションを起こさない良さ
あるいはデフォルメ性が弱い良さ、と自分では言っているけど分かるだろうか。
たとえば、睦月に膝枕された後の哲也の会話とかだね。

ＣＤ版の崩し報告時に書いたナナカマドの実生は今年も失敗。
昨年は祖母の形見の牡丹桜の挿し木にも失敗してるしなぁ。
ココロの欠片（>104）で育てる気になったあすなろ共々挑戦していきたい。

促進スレ指定の「夢姿」コンプ。

まず最初にシステムから。移動型ADVで、どこに誰がいるとかヒントがあるのだけれど、あまり役に立たない。
狙いのキャラを追いかければ良いわけではないうえに時間制限もあり、攻略難易度はかなり高い。そのくせ
セーブが６つしかできないのは意地悪以外の何物でもない。かなり凶悪なフラグもあるので、最初から攻略を
見てやるべきゲームだと思う。
加えてシーン回想もないし、スキップは既読判定がないうえにテキストが読めるくらい遅い。動作も全般に重め。

ストーリーは廃病院に足を踏み入れてみたら、そこは狂気の世界。ヒロインの心の傷を癒しつつ、病院からの
脱出を図る……というもの。こういう電波な話は好きなのだけれど、狂った世界にあっさりと順応している主人公
に置いてけぼりを食らった気分になる。謎が明らかになる過程が強引すぎかつあまりにも一気に明らかに
なるので、（ﾟДﾟ）ﾊｧ? （ﾟДﾟ）ﾊｧ? （ ﾟдﾟ）ﾎﾟｶｰﾝ

エロは凌辱が多いわけだけれど、ストーリーにはほとんど関係ないうえに、テキストとCGが合っておらず、
とにかく違和感。枚数も１シーンにつきほぼ１枚だし……処女／非処女時でテキストが変わらなかったりと、
穴だらけ。テキストも会話文ばかりで何やっているのかよくわからないし、挿入してからすぐ終わる。
まあ、精神年齢が赤ちゃんなキャラがいるので、そういうのが好きな人はどうぞと言えるくらいか。
絵はイベントCGは良いのだけれど、立ち絵がまるで別人。音楽は印象に残らず。声は無し。

結論：クソゲ

ソフトハウスキャラ　『葵屋まっしぐら』を崩し＆コンプ

焔の１枚目を見るのと良子ルートに入るのに苦労。
捨てプレイのつもりだった周で、これらの難問が解決されたのは皮肉だった。
やはりこういうゲームは試してみることが重要だね。
オールまっしぐら！の判定とともに、２０００年のベストエロゲ入り。

泣きやエロを求める人には向かず、エロゲというよりは１８禁といったほうが正しいか。
裏をかえせば、ゲームバランスや１８禁としての要素が無難にカバーされている。
この無難にってのは突出したものを創るのと同じ苦労を秘めているわけで、
さらにはさまざまな小ネタもあり、
よくこれだけの材料をまとめることが出来たなと感心させられる。

とにかくその芸の細かさは、現在発売されているエロゲにも劣らない。
テキストと絵の連携は緻密で、その世界の広さには壁を感じることがなかった。
例を挙げるなら、４人の若いころの思い出でひとりだけ髪が長い少女のこととか。

最後に流れるローリングスタッフの力強さは、スタッフ渾身の意志の表れでもあるんだろう。
やり込める作品を作り続けるソフトハウスキャラの進化を歓迎しつつ、
たまに回帰してくるであろう和風を待ち続けたい。

「カラフルキッス〜12個の胸キュン！〜」終了。

なんとも単純明快妹多数なエロゲです。
軽いものを求める場合にはその欲求を十分満たしてくれるでしょう。
音質が少し悪いとは思いますが、気にせず息抜き程度にやるが吉かもしれません。

とりあえず、各キャラシナリオ終了ごとに感想など書いてましたので、
これをもって今回の感想とさせてもらいます。ちなみに上からクリア順です。

由香里：超絶お子様シナリオ。
小夏：エセ関西弁はネイティブから見れば悪だ。
楓花：良くも悪くもキャラどおり。
綾乃：コンプレックス話。普通だけどこれ実は好き。
美月：優等生も何かとたいへんだよね、って話ではない。
乙女：実は彼女が一番感情的なんだろう。かなり好きな話。
かんな：安易といえば安易だけど、まあいいか。
小春：話は無いに等しいが、キャラは激萌え。EDは少し不満。
輝：話的には悪くないが細かい魅せ方がちょっと駄目気味。
倭：王道。もだえる。こういうの大好き。キャラもかなり萌え。
咲：正統派。かなり普通。キャラを生かしきれてない気も。
若葉：暴走。溶け込めば萌え。エロがこの中では異質すぎるほど濃い。

ｆｅｎｇ　『’ｋｎｏｔ’ 〜絆の魔法〜』をコンプリート崩し

共通パートとなる前半と個別ルートとなる後半に分けられる。
前半では街や校舎を移動し、基本的には会った回数の多さで分岐するみたい。
後半は雰囲気を変えて、序破急な一本道シナリオとなる。

難しいことはないんだけど、６人の６ルートをクリアするだけではその他の欄が埋まらない。
コンプを目前にして、７周目以降の回収プレイで足踏みしていた。

『ｋｎｏｔ』の作風に一役買っているものとして挙げられるのは、
場面が変わっても曲が変わらないことで、特に前半パートでその傾向が強い。
そうした効能をここで語るつもりはないけど、
それが個人的な好みだからこそ、淡々とした雰囲気への意識が強かったのかもしれない。

後半はルートごとに魔法の源の位置づけが異なっているような。
テーマとしてはひかり、心理描写としては由縁、流れとしては美弥のものがお気に入り。
そして魔法の源の位置づけや結末としては、由縁のものが秀でていると感じた。
浮いているのも理由なのだろうし、一番心に残ったのは間違いない。

ＣＡＧＥ　『夢姿』を崩し。ＣＧが１枚埋まらず。
>108でジグソーさんが崩しているね。

廃病院の正体は、もう序盤で予想がつくとおり。
夢というのをこういう形で利用しているのは驚きだった。
夜に見る夢は、怖いはずが怖くないこともあれば、その逆もあるもの。
絵とテキストがマッチしないという手段をとることによる
希薄な現実性の表現は、稀代のレベルにあると思う。

時間の不明さ、空間の幽玄さは支離滅裂に表現されているようでもあり、
それだけに最後にある出会いの場面をいっそう引き立てている。

エンディングはハッピー系統でたぶん４つ。
どれも味があって１番というのは決められないなぁ。
いずれも未来への希望を感じさせてくれる。

ただし、ストーリーを１から１０まで完結させてほしいと思う人には向かないかも。
本作品は病院を脱出した９の段階で止めているから。
始まりとなる１０以降の世界は、
プレイヤーが導くべき夢の姿として描かれていないのだろう。

促進ｽﾚ指定「人形の館」雑感

実は、かぐやをﾃﾞﾌｫ買いするようになった作品だったり

人形により操られたﾒｲﾄﾞ他を陵辱していくが、実は・・・というのが大雑把なｼﾅﾘｵ

ｼﾅﾘｵはあって無きの如く・・・とは言わないけど、
ｴﾛに結びつけるためのｼﾅﾘｵという感じ
絵＋ﾃｷｽﾄ＋声とそろっているため
ここ数年の抜きｹﾞの中でもﾄｯﾌﾟｸﾗｽ

購入した値段以上に楽しめた、久しぶりの作品でした

ももグミ　『ラズベリー１／３ ♪Ｓｔａｙ Ｗｉｔｈ Ｍｅ♪』を崩し

プレイしていて、昔のＤＯＳゲーはこんなんだったなぁと懐かしく思っていた。
分岐様式とかご都合主義的な展開とかが古典的なだけに、
結末があんな感じになっているとは予想すらしなかった。

主人公は会社をクビになり、彼女にフラれ、２００万を一夜の夕食に使われてしまう。
不幸の根源である貧乏神を追い出すために、幸せを探すことになる。
主人公が幸せになれば、貧乏神は体調を崩していく。
厄をもたらす存在への優しさは自らを救うものでもあった。
最終的に誰と幸せな道のりを歩むのか、そのスタンスはまず他作品には見られない。

登場するヒロインたちとは、人生においてのわずかな時間を共有するだけ。
出会いが望んだものだとしても、やはりそこにある意志によって疎遠にもなっていく。
一夜を過ごした彼女たちへの言葉が届かなくなるとき、
生きている世界の違いと、ともに生きるものの弱さに気付くことになったのだろう。

６月の星空を遠く感じながら、現実の位置を確かめる。
自分を変えられずとも、人生は変られるという教訓がそこにある。

僕と彼女とココロの欠片　購入理由：たまには違った系統のもいいかなと。ﾜｺﾞﾝで安かったし

ココロの騒ぐ夏が再びやって来た。
父の単身赴任をきっかけに二人きりになった主人公と「実妹」の悠との関係が変わり始める。
熱い想いで遂に結ばれる二人。しかし主人公は思い出してしまう。
３年前、ある事故で死んでいたはずの自分を救うためにココロの欠片をくれた人がいたこと。
そして、もらったココロの欠片を返さないとその人は死んでしまうこと。
そのタイムリミットは今年の夏であること。
もう二度と妹を一人にはしないと誓った主人公のとった選択は…

雑感として鬱・泣きゲスキーな方々には悪くないんじゃないかと思います。
けれど完成度は低いです。流石ワゴンに逝っただけのことはあると唸らされるほどに低いです。
自爆覚悟でもう半年ぐらい延期してシナリオの整合性を高めれば
属性持ちには良作になった可能性が十分にあったと思われるだけに残念な出来でした。

各シーンでのテキストに不満はありませんでした。寧ろ良い出来と言っていいと思います。
しかし先に述べたとおり、各シーンの繋ぎが悪いせいで主人公の心情が理解しにくくなっています。
ヒロインAとの会話でヘタレた精神が叩き直され前向きになったかと思えば
場面が変わった瞬間に再びヘタレてしまったり、
妹の悠に寂しい想いをさせないと言っておいて放置プレイor他ヒロインへの告白
かましたりと支離滅裂な感じでストーリーにのめり込むことが難しいです。
各ヒロインのエンディングに関しては好みの問題であろうかと思います。
ここまでの過程でうまくストーリーの流れに乗ることができていれば泣くことも可能かと。

とにかくライター４人のテキストをきちっと編集できなかったのが痛すぎ。
共通ルートで各ヒロインとの絡みが多いのは悪くはないのですが、
個別ルートに入るのがエンディング間近ってのはどうなんでしょうか？
故郷でヒロイン集合した後に個別ルートに入るようにすれば整合性も取れたのではないかと思いました。
また「ココロの欠片」「愛する人を想い続ける」というこの作品の根幹に関わる要素の設定が
統一されてなかったのもマイナス要因。

蛇足ですがスタッフはこの作品を「走れメロス」のオマージュと語っていますが
微妙にテーマを取り違えている気がします。
また、この作品が「君望」の劣化コピーという批評も見ましたが
これも「好きな人ができる→裏切り（他のヒロイン選択）」というプロットの一部しか
見えていないだけで作品全体の正当な批評ではないと思いました。

促進スレ指定の「ふたりじめ」コンプにつき報告。

エロシーンをてんこ盛りにしただけのゲームでした。
メイン２人の話こそそれなりに量はあるものの、日々場所を選択して
進めるシステムのせいか、あとはＥＤを見るだけのところで放置されたりと、テンポも悪く
展開もありきたり、行き当たりばったりと話自体は良くありませんでした。
キャラもお約束すぎで見慣れた人は萎えるかも。
サブにいたっては、話が塵のように無く、それにエロシーンを詰め込んでいるのでキャラとしてどうこう言うレベルに
ありません。エロと話をぶつ切りにしたらノベルゲーである意味は無いと思うのですが。

肝心のエロですが、つるぺたから大人、スカからノーマルと、バリエーション自体は悪くないです。
ただ、結構シーンを話の中で使いまわすわりに差分が多いので全回収するのに手間がかかります。
絵にはそれほど不満はないですが、メインヒロインの下着のセンスはちょっと…。
制服の下にババ下着はねーだろと。何を考えとるのかと。
ボイスはメインの２人は有名どころなんで気にはならんでしょう。サブは出番が無さ過ぎるので評価外。
システムは軽めで、バックグラウンドでもまわせるのが好印象でした。

結論：５０点。ただエロシーンを並べただけのゲーム。話のテンポが悪く、作業感バリバリになるなど、
　　　　　　　　ゲームシステム自体に問題があるかなぁ。絵師の信者でもない限りはおすすめできない。

ＲｉｄｄｌｅＳｏｆｔ　『学艶 〜狙われた痴態〜』を崩し

『しおさいの悲鳴』は地味な存在ながら、
ユーモラスなテキストと陵辱オンリーという異質な組み合わせがツボまった。
『学艶』は陵辱色がやや弱いという印象を受けた。あそこまでは徹底的でないなと。
なので『しおさい〜』の下地みたいなものが感じられるという部分を楽しんでプレイしていた。

文の長さが短く、場面あたりの文章量も多いほうでないので読みやすかった。
姫との日常会話は笑いっぱなしだったし、妙なユーモアがあるなと思う。
Ｈシーンでは、つぐみが組み伏せられて中に３連射させられるシーンがよかった。

全般的にあっさり風味なので、強烈なのを好まない人におすすめできる。
朝起きてからのテキストが同じなのもあって、１周目からスキップをかましていける。
休日にインスト、翌日（平日）に崩しとなった短さであった。

促進スレ指定作品　デミウルゴスの娘　コンプ報告

始めのうちはどうしても粗だけが目立ちましたが、
二人目三人目と進むに連れて気にならなくなりました。
最終段階での個人感想は及第点です。
ただ決して凡作ではないが良作ではないといったところ。

シナリオ面ではテーマに則した形で色々説明したり取り込もうとしたりと、
意図はわかるのですが、無理をしすぎのような感じがします。
唯心/唯物の対立やら出すのは良いですが、
マン＝マシンやら神経生理学の説明は明らかにいらないですね。
その一方で意識の連環性の説明でユングを持ちだすのは良いとしても、
説明だけして結局はユング的な解釈がされるわけでも展開するわけでもなく、
一番近い考え方としては手塚治虫の火の鳥的解釈だったりするのでこれもどうかと・・
デミウルゴスにしても玉依にしても、サイバネティックスやユングなんかいらないから、
これの説明をもっとしたほうが良いよ！と叫びたくなりました。
ただ、やろうとしてるテーマの意義自体は面白みはあり、
尺が短いこともあって深く掘り下げればもう少し面白いものが出来かと思います。
話の展開の仕方や結び方はかなりすっきりしているので、
素直にもったいないなあ。と思ったのが正直な感想です。

絵は一部やっつけに見える部分もありましたが基本的には丁寧に仕上げてあるかと
エロに関しては、最後の方にちょこっとあるだけといった感じです。
エロ期待なら避けたほうが無難でしょう。

音楽は音楽自体はかなり良かったですが、使い方が今一な感がありました。
個人的にはメインテーマのヴァイオリンの音が気に入りました。

総論/　断片的かつシナリオ自体に不整合があったりしますが、
脳内補完で何とかなるレベルでやってて退屈することも一気にコンプまで辿り着きました。
ただ何かしらの説明になると時折出てくる、
教科書の序文の切り張りみたいな文章が読みたくない方にもお薦めできませんです。

「Renaissance」コンプ。

時間割システムがさっぱり理解できず、結局最初から攻略サイト頼り……カラーチャートの特性を掴めば
簡単らしいけれど、そこまで頭が回らないし、回す余力もなし。

シナリオは伝奇というよりはオカルト寄り。日常生活の中に徐々にオカルティックなことが潜り込んでくる
展開はかなり引き込まれる。ただ、個別パートは良かったものの、最後のTRUEENDでの整合性が取れて
いない点があったのが残念。
予想外に良かったのが蘊蓄の説明が上手なこと。西洋オカルトの知識はあんまり無いのだけれど、唯名論と
実在論のスコラ哲学と結びつけて解説してくれたので、非常にわかりやすかった。ただ、やっぱりそういうのが
苦手な人には合わないだろうなとは思うけれど。

エロは短いし、会話文だけで進んで地の文がなく、抜きには全く不適当。絵にもエロさを感じないし……ただ、
これといって特殊なシチュはないけれど、台詞回しは全体的に淫靡で良かった。それにしても攻略できるのに
エロ無しキャラが二人もいるのはエロゲとしていかがなものか。
絵は煉瓦氏のああいうヤツ。水彩っぽい塗りもあって、不思議な雰囲気を作り上げていたと思う。音楽は
テーマ曲が良かった。声は無し。操作面は既読スキップがないなど、かなりダメ。

まとめとしては雰囲気ゲー。オカルトゲーなのに変に居心地の良い空間を作り上げていた不思議なゲーム
というのが正直なところ。あと、全体的に少女マンガチックかもしれない……

「乳感ナース」コンプ　購入理由：パケ買い

Aカップの微乳に悩む新人ナースの乳が怪しげな試作新薬を飲むことにより爆乳にｗ

日常のテキストはギャグ風味で結構楽しかった。基本は和姦だけど一応凌辱ルートも有り。
立ち絵は上半身（腰から上）なんだけど細かい演出が多く、
日常テキストで１枚絵が無くても退屈しなかった。
女の子が主人公だけどエチシーンでは視点を女の子にするか男にするかを選択できる。
男視点にした場合は愛撫の仕方を選べたりする。

この作品の良かったところはシステム。
既読スキップがバックグラウンドでも働いて且つ選択肢まで進むとSEでお知らせしてくれる。
これは便利だった。好みによってはSEウザイな人もいると思うのでSEを切る機能もあれば完璧かと。
是非他のメーカーにも取り入れて頂きたい。

メディ倫なので陰毛の表示、卑語の無修正などを売りにしてはいるが…
陰毛の描き方が変だったり卑語も大人しめなので、あんまり意味無いかな？
エチシーンより日常テキストの軽快さが印象に残った作品だった。

「Sister Mermaid」終了

処女作と言う事も有り、ご祝儀＋原画買い。
目当ての原画は基本的には満足、ただいくつか「こいつ誰？」って感じに
イベントＣＧの顔が乱れるところがあったのと、
Ｈシーンで男が目立ちすぎるところがあったのが残念、
もう少し構図を考えてくれると良かったのですが。

シナリオはちょっと掘り下げ不足、登場人物の過去や相関関係が
複雑である事を示唆している所は多く、また、それについてのイベントもあるのですが
説明不足と言うか、もっと本編に絡ませても良かったんではないかと、
全体にボリューム不足（Ｈシーンも）とも言えます。
主人公とのＨシーンが無い（落とせない）ヒロインがいるのもちょっと不満。

既読スキップあり、回想、ＣＧモードあり、でシステム的には特に不満無し、
ただしテキストの一人称がコロコロ変わるのは頂けない、せめて
だれの文章か名前を表示してあれば・・・、時折誰の台詞か解らなくなったりしました。

原画と水の描写が綺麗であるという点が特に印象に残った作品でした、
不満点もいくつかありましたが決定的なものではなかったので
個人的には及第点を与えたいと思います。

あと、競泳をテーマとした作品なので登場人物は水着でいることが多いですが
水着でのＨは無いのであしからず。

ぷち　『Ｇｒａｆｆｉｔｔｉ』を崩し

『ＭｙＦｒｉｅｎｄｓ』をプレイした直後に、たまたま同じ登場人物がいることに気付いてプレイ。
ＸＰでは止まるのでＷｉｎ９８環境にインストールしなおした。
ＣＧ９９％で随分と粘ったけどコンプはあきらめ。
真弓のバレンタインイベントだけ見てないからそれ関連だろうか。

１９９６年あたりに発売されたと記憶している。
ＤＯＳゲーっぽい作風は使い勝手からしてかなり違う。
難しいうえにヒロインが１１人もいるので時間がかかる。
港の丘シリーズとしての温かさ、繋がりが健在だったことが救いとなった。

「はぷＪ」の中盤で挿入歌が流れたような曲の使い方は本作品にも。
学園モノとしての当たり障りのなさ、エンディングのしっとりとした感じなどは
毎回のことながら外さないんだよなあ。

美樹と真弓のお弁当イベントは『ＭｙＦｒｉｅｎｄｓ』でも見たような気がする。
ともあれ、これでＥｕｐｈｏｎｙ作品の崩し停止措置が解除となった。

さくらねこ　『なつかげ』を崩し

バッドエンドは１〜５まで確認。
一部のキャラを除き、各ヒロインのトゥルー・ノーマル・バッドエンドを確認。
ＣＧ欄を全て埋めたのでコンプ宣言。

１周のプレイ時間は短くて、序盤の共通ルートをスキップすれば４０分くらい。
素直な選択肢とあまのじゃくな選択肢が、だいたい半々で混じっていて意地悪な設計。

知らない街で知らない人と出会い、結ばれて、
それを回想するという一連の流れが楽しみどころ。
なので沙空と樹奈のシナリオのまとまりが特に優れていると思う。

ＢＧＭ「雲海の彼方零れる星々（というかラヴェルのパヴァーヌ）」が聴きやすい。
やはり田島直さんは和姦でエロさを発揮する稀有な原画家だよね。
それに期待する人ならやってみて損はないかと思う。

促進スレ５の162にて指名された「F&Cファンディスク in 2003年夏祭り」（Ｆ＆Ｃ）をコンプ＆崩し宣言。
ミニゲーム３種とミニミニＡＶＧと壁紙セットになったファンディスクで、ミニゲームが面白そうだったので
購入して積んでました。Ｆ＆Ｃファンじゃないし。壁紙やＡＶＧはオマケ程度で…。

ミニゲームは古いゲーセンのゲームやネットで遊べるＪＡＶＡゲームそのもの。目新しさはないけど
安定した面白さがあるものばかりなので、楽しめました。
クリアするとＣＧが見れるのですが、ＣＧモードなどは無く、同じＣＧを見たくなった時は
もう一度クリアする必要があるので、かなり面倒。３種のミニゲームをコンプするのに２日かかった事を
考えたら、再度ＣＧを見るには何時間もかかってしまうという事。そりゃ面倒です。
ミニゲームはＣＤレス不可。その分、インスコ不要でお手軽。
見れるＣＧが、たった３種（差分込み９枚）というのもお手軽ですね。('A`)

ショートＡＶＧ「夏回帰」は、「ミニミニＡＶＧ」と書いてある通り、ＣＧ８枚にＥＤ２種という
非常にあっさりしたものでした。それに合わせた様に、システムも非常にあっさり。
不具合も無く、快適に動いたので良かったと思う。

ＣＧの塗りは、大手だけあって非常に美麗。特に背景は構図に悩むものがあったりしましたが、かなり良かった。
原画は少しバラツキがあり、特にエチシーンの崩れ方は萎えるばかり。立ち絵も、不自然に描かれた
胸の谷間のラインや、首をひねってしまうデザインの服など、見ててイライラしました。

ｃ⌒っ -д-）っ　＜続きます。

続き。＞　⊂(｡Д｡⊂⌒｀つ

シナリオは、筋としてはアリガチで普通なんですが、文中に出てくる汗マークやドクロマークなど
「文字でないもの」が、同人誌のフリートークを読んでいるような気になって萎え。そんなものを使わずに、
普通の文章で表現して欲しい。書いてる内容は面白いんだから、その記号を随所に散りばめて
萎えさせるのはカンベンしてください。
もし「Ｆ＆Ｃの作品はいつもそうなんだよ」と言われたら、今後Ｆ＆Ｃのゲームはプレイしないと思う。

ヒロインが「ぼく女」で、主人公にベタベタとまとわり付いてくるのが非常に不快。
顔も性格も服装も一人称が「ぼく」なのも、全く萌えられなかったので、プレイするのが
非常に苦痛。「ぼく女」ってこんなに嫌なものだったんですね。実感しました。

音楽は特に気になるものも心に残るものも無く、普通。効果音がＢＧＭ代わりになる部分も多く
音の「使い方」は結構好みかも。蝉の鳴き声だけが聞こえてくるシーンなどは、暑苦しさ満点。（;´Д｀）

総括。評価としては中の下。値段が値段だし、内容はこんなもんかなと。無難なものを寄せ集めてるので、
大ハズレという事は無いと思う。（Ｆ＆Ｃなのでエロに期待すると大ハズレになると思うけど。）
Ｆ＆Ｃファンだったらそれなりに楽しめるんじゃないかと思う。私はファンじゃないどころか
ここのゲームをプレイするのは初めてだったので、大して感動もなかったけど。
ミニゲームにボリュームが足り無さすぎるのが残念ですた。

キャリエール　『ＭＡＲＩＯＮＥＴＴＥ −糸使い−』をコンプ崩し

デビュー作では舞台・色調・フレーズと異質な良さが目立った。
そこに一切なかった陵辱色を表面に出しながらも、
深層心理と衝動が変遷していくさまを綺麗に綴っている。

エロはストーリーと連合した独自なものとなっている。
最後まで抵抗するように精神を操作したり、肉体を操作して１０歳の身体にしたり。
シチュの奇抜さと連合の巧みは、そうそう真似できるものではない。

最後の章は、そこだけが長めに感じられて偏りを生んでいる気がするけど、
その長さに見合うだけの面白さが詰め込まれている。
エロがぱったりと止んでしまう豹変ぶりも潔かった。

晶が最後に問いかけたとき、広樹はやっぱり遠回しな言葉で返答していたのでは。
他人の傷を考えるようになった理由なんて、彼じゃなくても誰もが口にしたくはないだろうし。
その答えこそが終盤の一連の理由に繋がっていくんだろう。
全てを収束させて、ついには未来想像を許さないような閉じ方が爽やかだった。

『ＭＡＲＩＯＮＥＴＴＥ』の世界が、他の作品に現れないことをもったいないとは思う。
だけどそれ以上に、これで良いとも。
たびたび言ってきたこと、何も語らない効果を立証してくれると信じるからだ。
ストーリーによって生まれた世界をではなく、ただ彼らの苦悩があっただけの世界をね。

促進スレ指定の「奏」をコンプ。

泣きゲーはあんまり好きではないのだけれど、話の流れが全体的に前向きだったので、結構楽しめた。
まず主人公が泣きゲーにありがちなヘタレDQNではなく、前向きなのが好感が持てた（達観しすぎている
感じもあるので、好き嫌いは別れそうだけれど）。
ヒロインが「強い女性」ばかりというのも良かった。白痴ヒロインなど存在しない世界観だと、落ち着いて
テキストが読める。ヒロインと主人公がふれあうことで、ヒロインがどう変わったか、という点がきちんと描かれ
ていたのも好印象。特に年上キャラ二人は素晴らしい。
オチというか、主人公が健康になった理由と姉キャラがああなってしまった事情は一周目で読めてしまった。
人外が出てきたのは予想外だったけれど、これはこれで良いかとも思う。

惜しむらくは共通パートが多くてほとんど一本道、終盤に入るまで個別パートなしという作りと、個人的には
一番の萌えキャラだった女医を攻略できないこと、そしてエロの薄さ。回数も少ないし、描写も淡泊。エロを
入れるタイミングは絶妙だっただけに、あのエロの薄さは何とかしてほしかった。和美に至っては、あれは
凌辱だけでなく和姦シーンは絶対に入れるべきだろあの展開なら。

絵はおおむね綺麗。ただ、エロさは無いんだよなあ、この人の絵って。それと、終盤にショボいアニメが入って
いたのは作ったのがSilverだからか。あれは無駄。音楽はバイオリニストのヒロインの話なので、バイオリンと
ピアノ主体の曲が多くて落ち着いた感じ。クラシックからは「ユモレスカ」と「トロイメライ」の二曲を使用。声は
ないけれど、ノベルだからまあいいか。システムはNscripter。

小粒なれど、綺麗にまとまっているとは思う。それだけにボリューム不足とエロの薄さが……

「雪蛍」終了

絵的にはいつものＴＥＡＴＩＭＥと言う事でいいんですが
ギャグセンスが古すぎると言いましょうか、いまどき人が押しつぶされて
のし烏賊状態ってのはどうかと、ギャグ的な所での顔の崩し方も
一昔前の漫画を見ているようで、古臭く感じました。
ＳＬなんかが出てくるくらいですから、時代設定は１９５０年代くらいなんでしょうか？
そっちには詳しくないのでよく解りませんが、ギャグセンスまで古くする事無いでしょうに・・・。

システムはオーソドックスな物で特に不満無し。

シナリオはどのキャラのルートでも大して変わらず。
メインヒロインがシナリオの根幹に座ってるのでどうしても
共通イベントが多く、サブヒロインのルートが薄っぺらいです、
そのため、私のようにメインヒロインが性に合わないとプレイが辛いです、
更に言えば、主人公がメインヒロインと恋人関係になるあたりの説明がろくに無いのがいくない、
極端な話、医者(主人公)という立場を利用し患者(メインヒロイン)を食い物にしたとも取れてしまう
せめて、医者への信頼が恋心へ変ったところも描いて欲しかった。

過程をはしょりすぎてるので予告編かなんかを見ているような気分になりました、
出来は残念ながらＴＥＡＴＩＭＥ作品のなかでは下の方かと。

促進スレ指定「いもうとブルマ」コンプ。

一言で言うと、期待はずれでした。義妹になる予定の３姉妹と放課後に
やりまくるゲームなんですが。ただやるだけの日々が延々続いて、日常イベントが
かなり薄めにある程度なので、キャラが設定以上に掴めず、淡々と話が進行するのを
見てるだけという印象。昔の話とかよく出る割に回想ないし。「ふーん。」と眺めてるうちに話が終わっちゃいます。

かといってエロ部分がいいかというとさにあらず。SLG方式でエロのバリエーションを増やしたのはいいとして、
レベルが上がっても尺が短いままなのはどうかと。たしかにキャラがみんな卑語しゃべるようになりますが。
あと、どのプレイでも１回目では感じるのに、それ以降しばらく人が変わったように素人モードになるのでしょう。
まぁ、各レベルのシーン回収に手間を取るのはやりこみ要素としてよいのでしょうけど。
絵とかボイス、システム云々は問題ないかと。主題歌が少々アレですが。

結論：５０点。　絵とかを見る限り、うまくやれば萌えエロっぽく仕上げられたのにキャラ、エロ両面で滑った感じ。
　　　　　　　　　安く売ってたら暇つぶしに買ってもいいんじゃないでしょうか。

「くわいなしょっく！」終了

既読スキップ、ＣＧモード、Ｈ回想あり、とシステムはおおむね良、
ただボリューム調整がスライドバーとか無く、矢印だけなのでＢＧＭ、ＳＥ等の音量バランスが取りづらい、
システムメニューから前画面に戻るのが右クリックで出来ない、
この２点で画竜点睛を欠く感が致しました、瑣末ことではありますが。

原画が良く、また、シナリオは各キャラが立っており、台詞の軽快なやり取りが心地よい、、
特にアナがいいですね、「きんぎん☆はぁと☆さっきゅばす！」にも出てるそうなのでそっちも買おうかな・・。
ＣＧに関しては、Ｈシーンでのボディラインの陰影が艶かしくエロく感じました、
また、構図も良く使えます、汁の量も適量ですし。
それと、立ち絵の後ろに喋ってるキャラのアップがカットインされるので
表情や雰囲気が良く伝わってきて見てて飽きませんでした。

テキストが台詞の後追いでなく、ちゃんと状況説明してるのもいいですね、
へたするとボイスの後追いだけで終わっちゃうところもありますから、(特にＨシーン)
ちゃんとやるべき事をやってあって好感が持てました。

ルート構成ですが、ひとたび各キャラのルートに分岐すると
そのキャラのＥＮＤまで一気に進むので、話が散漫になることが無く、
シナリオ、あるいはコンプの観点から見ても、集中できるので良かったです。

結論としては良作でした、一人も嫌いなヒロインがいないってのもポイント高し、
原画と、明るいノリの所為でしょうか。シナリオに適度に緊迫した場面が入るのも、
全体を引き締める結果になっていたと思います、全編ほのぼのではだれてしまいますから。

一つ残念、てほどでもないのですが、日の光を浴びるとに灰になる吸血鬼に太陽を見せる、
というネタは、こちらとしてもどのような方法を取るのか興味が合ったのですが
最良のルートでも完全な形では達成されず、ちょっと期待ハズレ、
まぁどのルートでも死と引き換えに太陽は見るのですけど
最良のルートでも結局死んで、その後さして説明も無く復活オチってのはちょっと安易ではないかなと・・・
別にセシルの死を望むわけでもないので微妙なところですが。

またもや促進スレ指定「はぁはぁテレパス」クリア。

メインの美羽に限っていえば良ゲーでした。全編にわたり萌えエロらしい話が
展開しています。コスチュームやシチュエーションもいろいろあり、飽きないくらいの作りだとは思います。
話は展開をはしょりすぎた感はありますが、その辺をさらっと流せば許容範囲だとは思います。
相手の心の声が聞こえるという設定については、そんなにうまく使えていなかったかなと。
シナリオ上少々関係しただけだし、エチシーンでの演出に使われる程度くらいしか目に付きませんでした。
ま、要は美羽とのラブラブでエロい日常を楽しめと。疑問を感じたら負けです。
ということで、サブの人々はさらにスカスカな内容となることは目に見えているので、そちら目当ての人は回避で。

絵なんかは萌えるには問題ないかと。汁気も合格点。たまに崩れたりはしてますが。
ボイスはメインの鈴森さんがいい仕事してますのでファンならば外せない物でしょう。他は無理をしてる印象がありました。
エロは十分尺もあり、量もあるので、満足できるのではないかと思います。どっちかというと抜きゲと言ってもいいくらいです。

最後にリストの観点から。今回は某声優の出演してるやつから選んだのですが、これは外れだったかと。年上キャラをやる場合だと、
いい部分が削られている印象を受けました。さらに今回は演技指導のせいか、どうも不自然さが鼻につきました。ということで、今回はハズレかと。

結論：７０点。　美羽目当てなら外しはないかと。鈴森さんのファンも可。エロ目当てでもOKでしょう。
　　　　　　　　　サブキャラ目当ては回避が吉。

ＰＵＬＬ ＴＯＰ『とらかぷっ！』をコンプ崩し

>103で凪さんが全体的な内容の崩し報告をしている。
追記として２点。陵辱は一切なし、死者も一切発生せず。
マニュアルにもある桜姫のプールＣＧが埋まらずに苦労。
黒払い記録はＣＧ回収で何周もしていたら全項目が神になっていた。

一番人気は桜姫なのかな？　個人的には静波。
プロポーションとか性格とかでは影が薄い気がするけど、
すべてをひっくるめて、女の子としての魅力を誰よりも感じるから。
終盤のプールイベントでパレオを着てくれたのも嬉しかった。
エンディングの全ては願望だしね。

進んだルートによって見える舞台裏が異なる。
それぞれのルートに散らばった断片を繋げることによって、
参加者たちの意志が分かる仕組みになっている。
桜姫の足跡の先にあった収集もまさにそれではなかったか。

喜びや笑顔や幸せを手放し、過去へと置き去りにしてなお希望がある。
そんな終わり方が良いね‥‥‥と思っていたら環が切れてのおしまいに。
元に戻ろうとすることによって解放が叶えられるのだとしたら、
少なくとも時に苦しめられる人はもういないだろう。きっと、ずっと。

「逸脱」コンプ　購入理由：名台詞である「俺は射精した」を体験したかったから

作品の中で「キ××イ」「ヘンタイ」という言葉が多く出てきますが、正にその通りの内容。
パケ見て回避する人は多いでしょうが、今時の売れ線の萌えを期待する人は特攻したら死ねますｗ
個人的にはツンデレ＆スカ天こ盛りの月湖シナリオが壺。
ここまでやってくれるのはなかなか無いので大事に使いたいですｗ

事故で超絶倫体質＆感情の一部が欠落してしまい人格障害？になった主人公。
感情が欠落しているので淡々と目的遂行のために合理的に物事を考え行動に移していくのですが
朝起きでのモノローグやヒロインの言動・行動に対しての反応がいい感じです。
嘗て感じていた喜びや悲しみを感じられずに乾いた笑いを漏らすしかない…

まともだった頃の自分との唯一の絆である妹。狂ってしまった自分との相棒であるルーシー。
両者との関係の仕方も味わい深いモノがありました。
各ヒロインとの個別ENDも期待を裏切らない出来でした。ここ重要。
ハーレムENDは蛇足に感じました。どうせ長続きせずに悲劇的に終わる蜜月でしょうし。

射精しまくりの主人公とバカっぽいエチシーンが有名な作品と聞いてましたが
意外に読ませる内容だと思ったのは変でしょうか？
よくあるエロゲに飽きてきた方にお薦めしときます。

促進スレ指定の「在りし日の歌」をコンプ。

田舎町を舞台にしたプチ伝奇ノベル。超大ざっぱな印象は「伝奇風味をやや薄くして、悪人のいない果て青」
という感じかなあ。ヒロインもさることながら、「家族」がすごくいい味を出していたのが印象的だった。特に
じいちゃん。普段はボケ気味のお笑いキャラなのに、別れのシーンでの包容力は正直涙腺にかなりきた。
全体的に癒し系のお話かなあ。ボリューム不足に感じた点もあったけれど、これはこれで良いと思う。余韻
ある終わり方だと思うし。
要所要所で視点が主人公から他のヒロインに切り替わるのも読み応えがあった。

エロも声無しの純愛ゲーにしては十分に濃かったと思う。とにかく描写が丁寧。残念なのは汁描写が下手くそ
なこと。エクトプラズムかよ。
絵は原画も塗りも地味（だからワゴンの常連なのだろうけれど）。だけど、丁寧だし、背景もかなり綺麗。
音楽も良かった。雰囲気にすごく合っていたし、無音部分の使い方も上手い。システムも不満はなし。

とにかく丁寧に作られたノベルゲーだと思う。声無しでOKな人で、疲れた人にはお勧め。
ただ、攻略する時は玉藻ﾀﾝは最後に回しましょう。俺は順番間違えたよ……＿|￣|○

促進スレ指定（前スレ）の「Hello,world」、コンプです。

ロボットである主人公がとある目的のため、人間社会に入って「感情」について調査する話。
ということなので、初めのうちはロボットくさい思考、記述が目立ちます。
一つの事をするにも２つ、３つ分析してからするというか。そのせいで、序盤のテキストが大分回りくどく感じました。
その辺で拒絶反応がなければ、後は成長し、人間くさくなっていく主人公の姿を見ていくのが面白く感じると思います。
指令にただ従う段階からそれに対する懐疑を抱き、反逆、親殺しするステージまで、精神的な成長の記述は丁寧でした。
まぁ少し丁寧にやりすぎたのか、話自体が長すぎるのですけど。中盤あたり、１０時間ほど話に起伏のない状態が続くので、ちょっとだれる事も。
そこからはニトロのゲームになるので退屈にはならんでしょう。格闘戦、ドッグファイト、カーチェイスとめまぐるしく続きます。

全体で残念だったのは、キャラ別のルートで明らかになる情報がそれほど多くなかったこと、一部整合性が取れない部分があるくらいで、長い割には
きちんと伏線を拾っていたと思います。情報量が多いので把握するのに手間はかかりますが、大体消化したのは好評価。
後、エンドが各キャラ２つありますが、ノーマル、Trueともにしっくりくるのは少ないです。ハッピーエンドしか認められない向きの人は回避がいいかも。
労力に見合うものは得られないと思います。

キャラクターはそう強烈ではないものの、プレイ時間のせいでそこそこ感情移入はできると思います。
ただ、時間の割に印象が薄いのでサブキャラの方が目立ってたり。後半出てくる妹が萌える割に扱いが酷いのは残念でした。
絵はちょっと癖あり。塗りもてかりがあったりして好き嫌いがあるでしょう。背景、アクションのメカなどは質が高かったです。
音楽は場面に合わせた物が多かった印象。中だるみする部分では眠気を誘うくらいマターリしたものや、アクションでは燃えを助長する
ものまで、多彩でした。お気に入りはTrueエンドのテーマ「煌星」。ボイスも手堅いところをそろえています。
システムは、ウインドウが発言者ごとに動くので速く読みたいときは少々邪魔でした。顔グラが表示されるのはいいのですが。
スキップは設定しだいで爆速にできるので、長さからすれば結構優秀なスキップかと。
エロはもう一歩。空中に浮遊する謎の物体があったり、別の意味で楽しいものはありましたが。

結論：８０点。燃えを期待しすぎると途中のマターリの連続で挫折の恐れ。
　　　　　　　　ある程度の忍耐力と時間の余裕を持ってプレイしましょう。

ＡｎｏｔｈｅｒＲｏｏｍ　『鬼ノ棲ム桜』を崩し

鬼畜シアターノベルと銘打たれているように
陵辱と人体引きちぎりがＣＧの多くを占める。
ＢＧＭもシーン演出を重視していて、暗めな音がボヨボヨと流れる。

始まりから終わりまで短いのも理由となるだろうけど、
分岐のしくみやフローチャートの表示が分かりやすくてプレイしやすかった。
救いとなるエンディングも１つだけ用意されている。

虐められ主人公＋健気に元気付けてくれるヒロインの組み合わせは自分好み。
ヘタレ主人公が嫌いな人には合わないだろう。

某ブランドの前身と位置づけることもできるので、
その繋がりがなんかあるかと期待していた。
しかしながら、内容的には短すぎて判断できないような。
スタッフロールで表示される名前が、今とは微妙に違うのが楽しめた。

ブラックサイク『闇の声』を崩し

孤島の洋館に閉じ込められ、６人の精神が倒錯していく。
シチュエーションが豊富なのが一番の売り。
女性化・猫化・マグロ化や自慰・ＳＭ・レズ・ホモ・おもらしなどなど。

操作は８人の男女から最大４つまで好きなペアを組むだけ。
これを３０日間繰り返す。
選択肢はないし、極端に長いシーンもないしでユーザーフレンドリー。

ただ、繰り返しているとまだ見てない組み合わせが分からなくなってくる。
ＣＧを見るプレイと、全員を堕落させるプレイは分けたほうが無難。
全員を島から逃さないためには、第一段階でもたつかないことが重要で、
後半は組み合わせた両方のゲージが上がるイベントを活用する。
全ＣＧを見るためには、表を作って地道に埋めていくしかない。
もっとも大抵の人は攻略を使うんだろうけど。

お気に入りは冬姫くん。女装と女性化の両方とも楽しめた。
その理由は自分の願望に近いからかもしれぬ‥‥‥。
完全堕落ガイドも含めて百面相なＫも愛らしいものがある。

２と３は買い逃しているので、早急に手配しなければ。
ところで、白ｃｙｃの歴代キャラを閉じ込めた「闇の声」なんて面白そうなんだけどねえ。
実現しにくいのだろうか。

グリグリ崩そうかな…
けど、あちこちでネタばれしっちゃったから楽しめなさそう。

あら。ごめんなさい

促進ｽﾚ指定「魔法戦士プリンセスティア」雑感

（原画家を含めて）前作からのﾌｧﾝだったので購入
ｽｲｰﾄﾅｲﾂ2も当然、積んでおります

内容については前作同様、変身ﾋﾛｲﾝを調教するお話
作品が作品なのでしょうがないのか、
もう少しｼﾅﾘｵにも凝って欲しい・・・と次回作（があれば）に希望

ｴﾛにつては陵辱・輪姦・ﾓﾝｽﾀｰ姦等々、
前作同様に属性を選びますが合う人にはいいと思われます
しかし、個人的には若干弱く感じましたけど・・・

促進スレ指定「愛Cute!キミに恋してる」コンプに付き報告。

恋を成就させると人間になれる妖精のために主人公が恋をしていくゲーム。
最初は受身でへたれな主人公が、いろいろな出来事を経て成長していきます。
このゲームで一番厄介なのは妖精のチョコの扱い。主人公と行動するうちに心を知り
成長していく…、というコンセプトはいいと思うのですが、始終付きまとうので、このキャラを
許容できるかどうかで評価は大分変わると思います。この辺はゲームのテンポにも影響するのですが。
一例を挙げれば、ヒロインとの会話にしょっちゅう突っ込んでみたりして、それに主人公が対応したりするので、
常に二元的な会話になり（相手は見えないので）、会話に集中し辛いことでしょうか。
また、開始直後からハーレム状態になるのですが、そこからの展開も上手くなかったです。
最初から対立しないで和解しちゃうし。とくにドタバタした様子も見せないうちに「もう限界だ。」とか抜かすし。
２回目の和解の後はドタバタがそれなりにあるのでいいのですが。そんな感じで、序盤の展開は少々難があります。
中盤以降は持ち直しますが、説教くさかったり、頭でっかちな恋愛模様が繰り広げられるので、好き嫌いは結構出ると思います。
そういうのが好きな人にはたまらないでしょう。（エチシーンまで色々考えるなよとは思いましたが）

全体的なことについては、テンポが悪いというのが目立ちます。前述のそれもあるのですが、話の終わりをクリスマスまで引っ張るため、
明らかに締めに入る時点で２４日まで時間がある場合、毎日律儀に話を入れるために無駄に水増しされた印象を受けました。（転→結の間が長い）

キャラクターは、絵、ボイスなどでかわいい感じに仕上がっていると思います。立ち絵は向きが変わったり、
移動したりして、視覚的に訴えてきます。そこいらの演出はいいと思うのですが、横向きの絵で一部違和感を覚えたものも。
個別のキャラで印象に残ったのは主人公の義姉の未来。姉属性があれば結構萌えられると思います。
音楽もまずまず。エロは本編のは薄く、おまけで多少補完されます。コスが体操着、メイド服、スク水など、いろいろ
増えて、尺も延びるくらいの変化ですが。全体的にエロは枚数が不足していたと思います。
最後にシステムですが、これはちょっと使いづらいです。スキップがエフェクトを飛ばさないので、大分時間がかかります。
テキストを飛ばすスピードも遅めだし。また、セーブ画面の呼び出しも手間がかかりマイナス。更に誤字も多目なのでパッチを
当てておきましょう。それでも修正しきれませんが。

結論：６５点。チョコの存在を許容できるかどうかで１０点くらい違います。まともに萌えゲだと思っていくと少々肩透かしかも。
　　　　　　　　どちらかというと話を重視したといえるでしょうか。全体的に癖が強いので合わない人は本当に合いません。
　　　　　　　　やりだして少しでも合わないと思ったら放置を推奨します。逆に合う人は欠点を無視できるくらいの満足は得られるでしょう。

「ハードラヴ」崩したので感想を。

全編通して主人公とメインヒロインの雪乃の話。最初から雪乃は隔離され、身の回りの世話も
全部主人公がするという奇妙な関係の叙述から話が始まります。ここいらの描写で合わなくなったら
即座にプレイは中止したほうが賢明です。雪乃の異常さ、平たく言えば依存心の強さというんでしょうか、
本当に主人公が手を出すまで何一つしない、ただされるがままという人形チックな部分はよく出ていると思います。
かといって何も考えないわけでもなく、心理描写も案外細かかったりします。まぁ発現する感情はプリミティブな物が大半ですけど。
こういう感情を見せることで純粋さや無垢な部分を出したかったのでしょう。
とまぁ雪乃については上手くやったとは思いますが、問題は主人公です。こいつが一番分からん。社会、女性一般を敵視し、薄汚れた
連中に触れさせたくないと隔離する理由付けがもう一歩。トラウマとなる事実の羅列だけでは理解するには足りません。
行動様式も結構いい加減だし。ここいらで共感させられればもっと深みが出たとは思うのですが。

個別に入ると、主人公が雪乃の気持ちを量るべく、サブヒロイン共を使って嫉妬させます。
ただ、ここいらの手法があまり上手くなかったかと。雪乃の前でサブを犯すシーンなんかでは
雪乃を試すというよりむしろ苛めて楽しんでいる感じしか受けず、彼の雪乃に対するこだわりと
異なるイメージしか与えられなかったのは失策だと思います。雪乃と世界は等価だという割には
自分のエゴでしか世界を規定できてないというか。結局相手を信用しきってないんですよね。
その辺で彼の信念がぼやけて感じられました。
その割りに雪乃の方は、それまでの服従心と新たに生まれた嫉妬の間で悩む様は上手く出ていると思います。
反面、サブの心理描写が弱いかと。好きになる動機付けが薄いし、説得力に欠ける。その割りに
ラジカルな行動に出ることもあるので、シナリオの都合に振り回されるキャラという理解が適当でしょう。

エンドはハッピー・バッドともにろくなのはありません。大概死ぬか壊れるかだし。雪乃のハッピーはともかく、
他キャラのハッピーは都合良すぎ。バッドの方が展開が一貫していてむしろ納得できるかと。
どれもあるべきところまで逝ってるのでゲームのコンセプトとしては正解なんでしょう。

絵はD.Oの平均からするとちょっと落ちるかと。全体的に野暮ったい印象。
ボイスも曇って聞こえるし。反面、スキップは大分速いです。
エロについてですが、これ系のゲームではしょっちゃいかんでしょう。
地の文で一行とかするんじゃなくてきちんと書けと。大体出てくるシーンも
チュパ音そこそこあるだけで枚数足りないし。後半はいるまで本番無いし。

結論。60点。コンセプトゲーとしてはこんなもん。普通の評価したら半分くらい。
　　　　　　世界が主人公だけで構成されている純粋な少女がどのようにして感情を
　　　　　　発露させていくかを見たいとか、登場人物の歪んでる様を見たいならどうぞ。
　　　　　　主人公のワールドについていければそこそこ楽しめるのではないでしょうか。
　　　　　　ま、共感するというより傍観することになるのが関の山でしょうが。
　　　　　　逆に俯瞰して見ると異常性がより目立つということで、そういった部分を
　　　　　　客観的に見て楽しむのもいいでしょうね。要は普通のゲームしたい人は近づくな、と。

攻略を使ってないというと大抵の人に驚かれますねえ。
どうやって時間を取ってるのか疑問だよと。
攻略に頼らない、未読スキップはしない、データフル化はしないを厳守してますよ。

ぱれっとの『愛Ｃｕｔｅ！　キミに恋してる』を崩し。

１か月もかかってもたもたと進めている間に、ＩＲＣの知人が１日たらずで終えてしまった。
そして良いところも悪いところも先に言われちゃった感が（葱の崩しスレ3.3本目）
なのでこっちではネタバレをふくんでの感想を。

そこで「転→結の間が長い」と報告されてるけど、
起承転結すべてにおいて間延びしている印象。
ちょこっと匂わせているように、最後までやるかどうかで評価が変わる。
２・３周して放置するくらいなら、ぜひとも５周してほしい。

共通パートは短く、最初の選択肢が分岐点となる。
５人に告白された結果としての修羅場はあるもののすぐに解決される。
そこから引き立て役となる４人のちょっかいが楽しい。

ところで、２周目を開始したときにある謎に気付いた。
物語冒頭のヒロインが電話をするシーンである。
その続きが放置されているのに１周目が終わった時点では気付かなかった。
３周目･４周目･５周目を開始するたびにこれはなんなんだろうと。

６周目となるチョコの話は、それまでの５ルートでチョコがもらった「心のかけら」を反芻しながら進む。
しましまくんの「心が貧しい」、ありりんの「夢」、義姉の「絆」など。
目覚めた朝、鏡からカレンダーの日付を眺めるあたりが、作品中で唯一の衝撃的なシーン。
手鏡に映った西暦は確かに今を映していたのだけど‥‥‥。

この意外性があったことで、それまでの５ルートにかかった時間を許容できた。
全般的にはベタと言えるけど、裏を返せば安心できるストーリーとも言える。
プロローグの入り方（ヒロインの電話→主人公の回想）は、手法論として良かったなあ。

　 　　||
　ノ⌒||^ヽ　　　すんまそん、誤爆ったー。
彡/‖￣ ヽ　　　　ごめんなさい、ごめんなさい、あうー。　　
　|　|`====′
　|　|＿＿｜
　凵
　∪

「犠母姉妹」コンプ　購入理由：和服の女将(*´Д`)ﾊｧﾊｧ

セレンは犠母妹・DEEP・DEEP２をプレイしていたが…こんなにつまんなかったっけ？
ちんぴら主人公が凌辱の限りを尽くすのだが最終的には改心するというのは好きなパターンだけど
苦労して回収した各ENDは代わり映えが無く、調教パートの見窄らしさといったら…(;´Д`)
マトリックス回収を簡易にして購入層を広げたようだけど、もっと根本的なとこに力入れろと言いたい。

エチの尺は短い。
しかし和服の女将(*´Д`)ﾊｧﾊｧ
ツンな長女は主人公が好きだという設定なのに、伏線がほとんどなく突然エンディングで告白(ﾟДﾟ)
炉な次女は( -д-) ､

イマイチな出来に加えてID打ち込み（最初だけ）＆ディスクレス不可。
後顧の憂い無くアンインスコできます（・∀・）

>>149
せめてDVD版を買っていればよかったのに……調教ゲーム付の上、ディスクレス可。

「春風少女」（アクアリウム）コンプ。

６年前のゲームなので、色々と古くさいことは否めないけれど、いろんな意味で良作だと思う。
途中の個別イベントとラストが変わるだけの一本道で、話の本線も淫魔とのらぶらぶ同棲話で
イベントをただ並べただけ。が、どのキャラもしっかり立っているので、飽きないし、とにかく
楽しい。特にメインヒロインの淫魔・サイリの存在感は、それこそタイトル通り春風のよう。
他のヒロインとくっつく場合はサイリとの別れるわけだけれど、その別れのシーンにはじーんと
きた。サイリBADEND？も切なさ全開で涙腺に来る。それだけに、サイリとのHAPPYENDはホントに
エエ話や……(つД｀)
ﾂﾝﾃﾞﾚキャラ・優の良き友人ぶりや、主人公の悪友たちの集団コントも良かった。

エロは淡泊極まりなし。回数は多いし、シチュも豊富なだけに残念。絵はイベントCGではハイライト
を飛ばしまくっていて、真っ白、という印象。通常イベントCG、立ち絵は表情が大胆というか……
ヒロインのイメージをぶち壊してくれる表情が多くてなかなか笑わせてくれる。
それにしても、主人公がどう見ても男に見えない……

音楽は素晴らしいの一言に尽きる。どの曲も個性的で印象的。加えてボーカル曲の使い方が実に
効果的。オープニング曲は中盤のヤマ場のシーンでかかるし、洋楽バラード調のエンディング曲は
ちょっと切ない系のエンディングにマッチしていた。一部シーンに合っていない曲の使いどころも
あったけれど、ランララララ〜リンリンリンリン♪の曲の前にはそんなことはどうでもよくなる。
システムは既読スキップがないのは痛かったけれど、細かいアイコンや６年前のゲームながらバック
ログがついていたりと、なかなか丁寧。

さすがはマイナーな良作スレで頻繁に名前が挙がるだけのことはあるゲーム。毛色の違ったエロゲが
やりたい人にはお勧め。

促進スレにて指定の「バルドフォースEXE」崩し終えたので報告ッス。

購入のきっかけは雑誌の付録でOPムービーを見て、曲が禿しく気に入ったから。
KOTOKOですか。I'veですか。ほ〜これが。（実はI've初体験だった）
しかしバルドねこフォースってなんですか。
…という無知状態から色々調べてようやく購入したのでした。

エロゲには珍しいアクションゲームです。ネットに“没入”し、電子の
仮想世界でロボットを操って敵を倒していく…というのがアクションパート。
それに加えて会話やらイベントやらでヒロインと接触し、選択肢によって
ストーリーが分岐していくADVパートもあります。
まずはADVパートありきで、物語の筋にそったイベントとしてアクション
パートが展開するので２つのパートの融合に違和感がありません。
ってーか、アクション燃えるしストーリーきちんとしてるし、この２つを
あわせればそりゃ面白いだろー！という1粒で2度オイシイ出来になっています。

で、アクションパートです。
私はあんましアクション得意でないのですが、それでも充分楽しめました。
手持ちの中から武器をチョイス、実装します。習熟度が上がると武器が強力に
なっていきます。イベントをこなすと新たな武器が手に入ったりします。
よく出来てるな〜、って感じです。どの武器も派手な演出効果が楽しいし、
コンボを考えて戦術的に実装を組み立てるのもｵﾓﾛｲ。
あ、そうそう。難易度はVeryEasyでやりました(;´Д｀)

「バルドフォースEXE」報告続き。

ADVパートですが。
話の筋はなんつーかありきたりで、どこかで聞いたことがあるような？って
印象です。
でもアクションなんだし、心理劇じゃないんだし。ストーリーに破綻をきた
してるわけでもないんで、いいんじゃない？というレベルでした。
それに、なんてったってヒロインのキャラが立ってます。立ちまくりです。
（主人公より立ってるのでは…）
特に気に入ったのは月菜。幼馴染み！健気！処女なのにエロイ体！(･∀･)ｲｲ!
ギャグ担当のみのりも良かったなぁ。
「どうして私が…まじめ一筋に生きてきたのに…」とか。う〜ん可愛い。
物語終盤で某イネスさん状態になる橘社長も萌え。
しかし結局はコーディング＆デバッグの果てに全てを丸く収めたバチェラ萌え。
やはりいつの世も技術者は偉いのだ（ｗ

んで、えっちです。
CGは180枚（差分含まず）、シーン鑑賞枠は41です。フェラ、バイブ、アナル責め
などの基本プレイの他、洗脳して戦闘力を高めるためと称した変態プレイやら、
Kitty男による拷問＋言葉責めやら、軍の長官のオヤジによる陵辱なんかもあります。
ということでシチュエーションは多いほうなのでは。ただ、ちょっとCGの使いまわし率
高くねえか？とは思いました。
CGの絵柄は万人受けする方だと思いますが、個人的には堅さが気になりました。
1ヒロインにつきHは3-4回くらい。なかなか濃いと思います。
他ヒロインを攻略することによって手に入るアイテムを使用すると違うHが楽しめたり
もするので、何周もしてじっくり犯る、じゃない、やるのが吉ですね。

「バルドフォースEXE」報告さらに続き。

なんか褒めすぎちゃいましたか。
でもすごく面白かった。今後も時たまやりたくなりそうです。
実はHellModeとかSurvivalModeとかまだやってないんで、少しずつでも手をつけて
いきたいです。武器もまだ全部集まってないしさ。
時間かければアクション苦手でもﾀﾞｲｼﾞｮﾌﾞ!なので、未プレイならばやって損はない
でしょう。
入手が簡単で且つコストパフォーマンスが高いのも魅力だと思います。

結論：81点。オススメです。

Ｔａｒｔｅ　『すぃ〜とし〜ずん』をコンプ崩し

マヨ→佑奈→祐→ソーニャ→こずえ→歩未の順で終えた。
プレイを重ねるごとに既読の割合が多くなる。それだけ共通部分が多いので。
おかげでメインのはずの歩未ルートは、佑奈との共通部分があるせいもあり、ほとんどスキップ。
こずえルートの無難なまとまり方が一番好き。

将棋にしろバックギャモンにしろ日本軍の話にしろ、
厳しい現実を感じさせるものや、濃いうんちくはないので過剰な期待はしないように。
やはり、のほほんとしたＴａｒｔｅらしさを楽しむような作品であって、
積みゲマにとっては大作の合い間の息抜きに適している。

読点の打ち方によって主人公の思考のリズムを表しているので、
正しい文章を気にする人はテキスト全般が気になるだろう。
ただ、軽妙な文体は場面場面でのプレイのしやすさを担っている。

締めかたもちょっと独特。
ひとことで言えば、他のエロゲでいう７割くらいのところでエンディングになる。
短いというのもあるけど、あやふやなところを残したままで終わる。

他人におすすめしにくいタイプの作品。
それでも、いろいろな傾向のエロゲを積んでみれば、
Ｔａｒｔｅブランドならではのモノ・存在感が感じられる。

ＦｒｏｎｔＷｉｎｇ　『カナリア 〜この想いを歌に乗せて〜』をコンプ崩し

楽しみにするほど長く積んでしまう。その傾向にハマって今ごろになって崩し。
緻密に完成されているとの思い込みが、いつのまにか過剰なものになっていたようで。
明るい調子が後半になって狂ってしまうよりは、最後まで明るいままが良かった。
そんな形式を嫌うわけじゃなくて、少数派を望むものとして。

登場人物はエロゲ業界では目立つものではないけど、
誰もがオールマイティーでキャラクターよりも人間に近い。
青春という言葉が身近に感じられるし、
最後まで明るければ良かったと思う理由にもつながってくる。

クリア順はバッド→バッド→めぐみ→千秋→せな→絵里→美香→綾菜
バッド崩れがせなエンドで終わったときには驚いた。
綾菜ルートだけが突出して重い。せなエンドは見ておかないともったいない。

エンディング曲が６種類も用意されている力の入れよう。
歌詞がちゃんとストーリーに関連していて、もの哀しい雰囲気。
挿入歌である『カナリア（綾菜バージョン）』はもっとも思い入れが深い。
『シールド』はなによりもそのタイトルが鮮やか。

あんなふうに言ってもらえる綾菜がとてもうらやましい。
古い、あるいは新しい歌をではなくて、鳥そのものを愛する者がいる。
ただし彼女が自分を見てもうらやましいと思いそうである。
生まれついて綾菜と同じような症状を持ったものの、まだ聴こえているのだから。

脳を作りかえる鳥においては一年として例えられていた転機、
その個々がかわいそうとか幸・不幸ではない証なんだろう。
こんなときでもないと“まだ古い歌を歌える鳥”だと、そしてその恵みには気付けないものだね。

カナリアはリトル・フォーティーンズ・スイングが祖父倫のがれっぽくてﾜﾗﾀ

リトル･フォーティーンズ･スイングと言えば、
ビジュアルファンブック３６ページ目の楽譜が、
Ａｌｌ ｏｆ ｔｈｉｎｇｓ ｆｏｒ ｙｏｕのものになってる乱丁が気になるところ。

促進スレ指定の「怪奇！ドリル男の恐怖」をコンプ。

プラモの箱のようなパッケ、特典のメンコ、真面目にメンコの遊び方について説明するマニュアル、そして
人を食ったようなタイトルと、見かけから馬鹿ゲー。ゲーム内容も、ドリル男・リンガリンガから逃げ回り、捕まったら
マウスを左右に揺り動かして逃げ、逃げ切れない時は服を一枚ずつ脱がされ、全裸になったらゲームオーバー。
服装を変えることで「体力回復」と仕様も馬鹿ゲーそのまま。主人公となる三姉妹も頭のネジが緩い。旅先に
バイト先の制服を持ち込んだり、ドリル男から逃げるためにベッドの下に頭を突っ込んで抜けなくなったりと
なかなか愉快。加えて、天然入ったモノローグを全てモノローグで聞かせてくれるのも○。
エロも館内にあるコスチュームを着ることによって生じるため、なかなかお馬鹿なシチュが多い。
何より、ドリル男が出現した時の「キュインキュイン」という効果音が最高ｗ

とはいえ、ただの馬鹿ゲーではなく、ストーリーはかなり凝っていると思う。三姉妹のルートそれぞれの展開は
全く違うし、ドリル男の意義さえも変わってくるストーリーは飽きない。アイテムの入手方法にしても、三人の
ルートが絡み合って、なかなか読ませてくれる。
絵も５年前の物にしては綺麗だし、何より画面表示サイズが当時で800*600というのも珍しい。
ゲームバランスも絶妙だと思う。クリア自体はコマンド総当たりに近く、ヒントもあるのでそんなに難しくはないが、
CGコンプは条件が複雑でなかなか手間がかかる。襲いかかってくるドリル男のおかげで、緊張感も常に保てるし。

良作……とまでは言えないけれど、予想以上に遊べるゲームだった。やり込み系SLG、RPGばかりではなく、
AVGでしっかりと遊べるゲームをもっと作ってほしいなあとエロゲ制作者に要望して、感想を終わりにします。

「こなたよりかなたまで」全キャラクリアしました。
指名されてから３ヶ月も経ってしまった。完璧な私の怠けです。申し訳ない。

I've使ってるのに6,800円、しかもブランドはF&Cということであんま期待してなかったんだけど
なかなか良作でした。ゲームのボリュームの少なさもストーリー的にはこれでよかったと思うし、
「これからどーするんだ」と思わせるような尻切れトンボなEDも、なぜか心地良い。
もし8800円並のボリュームでいろいろ語られていたら逆に評価が下がっていたかも。

キャラは全員かわいいので文句なし。ただこれはF&Cのゲーム全般に言えることだけど
ちょっとの事で女の子の立ち絵が涙ぐむ顔に変わるのﾔﾒﾚ。なんかﾑｶﾂｸ。
エロは薄いです。もちろん優ちゃん（小学生）とはできません。

残念だったのは張ってあった伏線があんまりストーリーと関係なかったこと（しかも回収してない、別にいいけど）
変に魔物なんて登場しさせなくてもよかったのでは。

促進スレ242で指定されたForSeason崩し終えたのでご報告

主人公が家庭教師を通じて女の子と仲良くなるという内容でして

AVGパートとSLGパートに別れてゲームが進みます
がAVGパートとSLGパートの絡みが少なく、はっきり言って『SLGの部分って必要か？』と思いました
おまけにSLGのアニメーション部分がどうやっても高速化できないので時間がかかる…
AVGパートでも休日に外出する事になるのですが、イベントも発生しないのに必ずどこかに出かけなければならず
無駄な部分があるためかなりかったるく感じます。

シナリオ部分もSLGのアニメーションなどで容量を喰われたためか、シナリオが薄い＆
エロ濃度も攻略キャラの最後に出て来るというエロゲのエロに関しては致命的な内容です

キャラクターの一人に妹が天地無用の砂沙美にそっくりなところと
立ち絵でキャラクターが口パクアニメーションするところが見所でしょうか…

結論として、キャラクターに萌えられなければかなり不毛な時間を過ごすことになるタイトルです

そら色メモリーズ 終了。

短いかなぁとも思うけれど、それゆえかきちんとまとまってますね。
キャラたちのやりとりとかも結構うまいです。
各キャラの持つテーマというか抱えているものは違いますが、
シナリオ展開がみな似た感じなのは賛否両論あるかもしれません。
私はこれで良いと思うのですけど。

絵は、なんというかそらの破壊力が高すぎです。
あれはヤバイ。炉属性の私でもヤバイと思った。
ゲンガー氏がちっちゃい娘好きとだけあって、
幼系のキャラはかなり映えて見えますね。

音楽も物語の雰囲気とばっちり合ってます。
声は……ちょっと質が悪いですね。風呂場みたいに聞こえます。
演技に関してはほぼ問題はないのですけど。

ちょっとファンタジーな現代で繰り広げられるちょっと良い話。
これはそんな感じの物語です。

「“Hello,world.”」（Nitro+）をクリアしたので感想など。

主人公がロボットということで、どう感情を獲得していくのかを期待してたんだけど、
ロボットならではの問題点を乗り越えながら感情を獲得していくという感じではﾅｶﾀ。

まず、ゲーム開始時点で主人公は言葉（特に単純概念）を使えてるし、
人間そっくりの擬似感覚（痛覚とか）もほぼ完備だし、何よりロボットにとって
いちばん重要な「心」の問題を一人称描写でいきなりクリアしてる。
ここまで来ると、多少の問題を抱えた“人間”が世間に適応する話という感じだ。
この辺、もうちょっと工夫が必要だったかもしれない（し、これでいいのかもしれない）。

「長すぎる」という大方の評判も、クリアした今ではその気持ちがよく解る。
ヒロインを含めてほぼすべての登場人物が紋切り型にしか描かれてないので、
事件自体は面白いんだけど、まるでただ設定をなぞってるだけに見える。
「キャラが動いてこうなった」というより、「こうキャラを動かしました」という感じ。
ユーザーは物語を追うために（悪く言えば）仕方なくテキストを読むことになり、
読んでるうちに話がどんどん進んでいくというような牽引力には欠けていた。

……とまあ、見返してみるとまるで貶してるみたいだけど、物語自体は面白かった。
今更のフォローに見えるかもしれないけどほんとに面白かった。
何のストーリーもない作品が氾濫してる中、真の意味でストーリー重視だったと思う。

ひよこソフト 『リフレイン 〜もう一度、さよならを言おう〜』をコンプ崩し

街にいられるのは残り５日というところから物語は始まる。
過去にさかのぼる力を持った主人公が、懐古しながら街を散策していく。
大切な記憶は、優しい記憶ですか？

取り返しがつかない思い出を自覚しながらも
一心に街をさまよう姿が悲しげだった。
それに意味がないと知りながらも、
旅立ちの日が来なければと願いたかったように見える。

イベントの発生条件が分かりづらくて崩すまで日数がかかった。
順番に移動してイベントを起こさなければならない。
１つの移動先において３つくらいバッティングすることもあり、
その場合は古い段階で起こるべきイベントから消化される。

主人公が知らない主人公が過去にいたのかという伏線は
タイムリープものとして手を抜いていない。
過去にさかのぼる力を受け入れて使いこなしていて、
そのあたりの描写が控えめでさりげないのが良かった。
「さっき喫茶店の前にいなかった？」と言われたときのとっさの言い訳とか。

重要な場面などではドラマチックさに欠けるものの、
そうでなければ時が淡々と刻まれる臨場感は得られなかっただろう。
大部分が過去へと向かう思考で統一されているのは意義深い。
少しだけ切ないエンディングも『リフレイン』らしい味がある。

林組　『お約束ＬＯＶＥ』をコンプリート・崩し

インストールの不具合。指定したパスのとおりにフォルダを作成するものの空っぽのまま放置。
なぜかドライブ直下にも「お約束ＬＯＶＥ」フォルダを作成し、そっちにインストールされてしまった。
レジストリを使ってないので、フォルダをまるごとコピーしショートカットを自作すれば解決。

終盤にも共通パートがあるので、３周目あたりからは既読スキップ活用で２時間ほどで終わる。
パッケの２人がメインで、悠シナリオが一番濃いか。
雛子を最後まで取っておいたけど、悠を最後にすれば良かったと後悔。
謎の少女シナリオは、悠と雛子の前に終えたほうが分かりやすい。

悠との夫婦漫才やバカップルぶりは、それが好きな人にはたまらない。
いろんな表情を見せてくれるし、シリアスな場面でも演出過剰じゃない自然な悠を感じられる。
このルートは長くてももっとプレイできたなあ。

お約束がてんこもりな内容で、それをウリにしていた（と記憶している）。
ただしプレイするさいには、いつお約束が来るのかと身構えるのではなく、
ただの学園恋愛エロゲをプレイするくらいのつもりで力を抜いていたほうが楽しめる。

いくつか意外さが散りばめられているものの、オリジナル・オンリーを求める人にはおすすめできない。
もしもそこそこな良作を許容できるのならば、またーりと楽しんでいただきたい。

お約束な展開は爆笑するほどじゃないけど笑えたし楽しめた。
ＣＭやアイキャッチも数周やるくらいならウザいとは感じなかったし。
ときおり主人公意外の視点になるところがあって、見せかた・そのテンポがうまい。
なにより、えっちしーんに移るときのエロゲっぽくない空気は大切にしてほしい。
心がささくれ立つこともなく、爽やかな読後感が残った。

また、『ＬＯＶＥパッケージ』新品を5,380円で買っているので、
『お約束ＬＯＶＥ』と『ぎりギリＬＯＶＥ』で2,690円ずつと考えるとお買い得である。
ヴォーカルコレクションも同梱されていて、ＥＤ曲の「またね」が聴けるのは嬉しい。

ＲａＳｅＮ　『傷モノの学園 ｃａｓｅ ｏｆ ｓａｉｎｔ ｓｐｉｃａ』をコンプリート・崩し。

銃弾によって閉鎖された前作は、そのやり口の拙さが現実的だった。
今回学園を封鎖したものは見えない壁。
１・２人目の主人公をプレイしていたときはファンタジックな設定を好きになれなかったけど、
３人目の主人公のシナリオ・図書室での考察で帳消しに。
ガイア理論（仮説では？）とかハンプティダンプティなどを題材に、世界を見極めようとする哲学者たち。

残った者と脱出できた者の差はなんだったのかを考えるのが楽しい。
おそらくはその答えこそが脱出できた理由にも繋がってくるはず。
それに気付かせるまでの過程に工夫が凝らされていたので、
見えない壁が話を構築しやすくするためだけの題材じゃないと好意的に受けた。

前作もそうだった傷モノらしさとして、人の役割が明確になっているのも魅力のひとつ。
主人公が異なれば影が薄くなってしまう脇役が多くいて奥深い。
お気に入りキャラはベルーチェ・キャロライン。
本作品風に自己を分析すると愛原と藤堂を混ぜたような人間だと思っているし、
それはベルーチェを好きなことによっても証明されるのかもしれない。
出る杭ではあるんだろうけど、純粋であるがゆえに叩かれはしない。彼女はそんな人間かなぁ。

前作との繋がりがあるので、傷モノの世界を楽しみたい人は順番どおりにプレイするべし。
エロに関しては、もっと良くなっていた余地がある気もするし期待通りで満足な気もする。
ＢＧＭは少なめだけど、一曲一曲の名前や雰囲気に力が入っている。
「独白、或いは二人きりの世界」や「歓喜、或いは天を焦がす嫉妬」あたりが好き。
最大の及第点になりうるのは塗りか。人によってはテキストの添削具合が気になるかもしれない。
こういう作品こそ主題歌がほしい。良い歌詞が書けるだろうから。

ひび割れたタマゴと閉じ込められた十字架によって象徴される世界。
それはすべての罪人のすべての望みを叶えたのではないか。
だからこそハッピーエンドではないにしろ、脱出への願いそのものは叶えられたのだと。
あの世界で一番高いところにいた彼女が殻を割ったことでね。
それにダイナマイトにかけた意気込みも無駄ではなかったのだと信じたい。

ぴんく・ぽすと　『花霞』をコンプリート・崩し

女性が作ったゲームを受けつけやすい体質（？）なので、
パッケ裏に書いてある「女性作家達による原画とシナリオ」に期待してた。
しかし、あんまりその恩恵はなかったような気分。
後述する服装と小物のグラフィックくらいだろうか。塗りまで女性かどうかは分からんけど。

ぴんく・ぽすとはコレ１作で消えてしまった。
男性向けエロゲを女性スタッフが作るブランドがひとつ失われたのは残念。

主人公は病院で目を覚まし、春休みの１か月を肺炎のせいで棒に振ってしまう。
そして夢に出てくる少女や失ってしまった記憶の謎に迫ろうとする。
とにかくこの主人公は会話と行動のあいだに苦悩しまくる。
鬱病も併発しているんじゃないかと思うくらいに。
そういう感覚を味わえるとは予想しなかった。なんだか鬱に引き込まれそうだ。

メッセージウィンドウには数行しか表示されないのに小説のような文章。
台詞が誰のものなのかが分かりづらいので読み返し作業が多かった。
ＢＧＭは倦怠感がただよっていて作風にマッチしている。
「夜の静寂」の緩慢さとか、「真実の果実」の淡白さとか。
グラフィックは原画や背景よりも、やがすり模様・洋服・バッグなど小物類の塗りに惹かれた。

真菜の話が本筋なので、おいしいとこを後回しにするなら彼女を最後に。
ういかの話は真菜より先に終えたほうが良いかも。
基本的には目当ての娘に優しく、その他もろもろに冷たくすればよい。
全員を避けているとローズになるっぽい。

真菜シナリオが突出して充実していて、当然ながら彼女が印象に残りやすい。
想いを伝えたいと自覚しながらも、未来を夢見るだけの惰性の恋愛を続けてきた少女。
待っているだけで終わり、やがては消えるはずの恋心だったのだろう。
過去にあった笑顔が輝いていただけでは、思い描いた輝かしさは約束されないのだと。

ＲａＳｅＮ　『魔法天使ミサキ』をコンプリート・崩し。

>166で崩した『傷モノの学園 ＣｏＳＳ』の次の作品。
ＲａＳｅＮ作品は世界が繋がっているので、その断片を見つけるとなんか嬉しい。
中出し＆精液があふれ出すシチュ・コスチューム半壊プレイが多い。
もっとほしいと思ったのは、孕ませ→デスパイア出産シチュ。
いらないと思ったのは、ハッピーエンドと人間相手のえち。

選択肢とフラグ管理のバランスがちょうど良かった。
分岐は少なくないのに、難しすぎないつくりになっている。
ＣＧを埋める作業もやりごたえがあった。

プレイ日数を考えると物足りない気持ちは残る。決して短いというわけじゃなくて。
仕事から帰ってきて夜の３時までプレイ。早起きして仕事の前にプレイ。
なので時間はけっこう取られてるはずだけど、日数はそれほどでもなかった。
それだけはまり込んだ数日間だったし、もっと長くてもいけたのも確か。

発売日が近づいてきた『突撃天使かのん』が続編となる。
学園封鎖の傷モノシリーズもこっちの魔法少女シリーズも続いていってほしい。
本作品をプレイして、いよいよＲａＳｅＮをデフォ買いブランドにしようかなと考えはじめた。

ペンギンワークス　『ＲＵＭＢＬＥ 〜バンカラ夜叉姫〜』を崩し

促進スレで指定されたもの。最終のセーブから１年も経過してた。
セーブポイントが限られていたり、動作がもさもさしてたりで放置したんだったかな。
Ｗｉｎ９８マシンに入れてあったのでＸＰでは動かないのかも（うろ覚え）
ＣＧモードも存在しないらしく、全ＣＧを観たのかどうか確認できずの崩し宣言。

何年か前に笑えるゲームのスレがあって、そこで頻繁に挙げられていたっけ。
笑いの方向性は、メジャーな題材に毒を盛りつけるという『百花繚乱』と同じノリ。
皮肉調の文体もそれを補佐しているし、おバカな設定には力が入りすぎているし、
ＣＧがシナリオとかみ合っているしで、読んで笑える観て笑える。

熱くるしいバトルも見所のひとつ。
必殺技発動時の躍動感あふれるＣＧがテキストに力負けしてないんだよね。
ビリィ・ゲイチュＶＳカ・マセイーヌのタイマンバトルが妙に心に残ってる。
おまいら無駄にカッコよすぎですよと。

またこういう作品をプレイしたいなと思うけど、
そう思うときに限ってメーカーはお亡くなりになってるもんだ。
そこは古き良き時代の産物だったと納得するしかない。
ホント、このネタの豊富さは貴重だよなぁ。

促進スレ指定「緋の月」コンプ。

時は幕末、仇討ちの旅に出た師匠と弟子が立ち寄った町での物語です。
全体の構成としては、ヒロインごとに一つの話を別々の視点でたどっていく方式。
一個の話で消化不良な面も他をやれば分かるようになってます。相手方の話も
あるので、立場ごとに動くべき役割みたいなのはよく分かりました。

この話の欠点としては、シャープにまとめに行こうとしすぎて無駄な描写を省きすぎた面にあります。
前半こそキャラを印象付けるためにゆったり進みますが、後半は駆け足でイベントをなぞるだけ
の状態になっちゃってます。キャラについても必要最低限の情報しか与えないので色々想像するには足りないし。
おまけに演出がうまくないのか、盛り上げるべき所で盛り上がらず、淡々と話が収束しちゃいます。
原因としてあげるなら、殺陣のシーンの描写、音楽の盛り上げが足らない、テキストが盛り上げるのに向いてない、
なんてとこが挙がるんでしょうか。「話の完成度」という面から見れば結構いい線いくんですけどねー。

絵、音楽は結構いい線いってます。ボイスもキャラには合ってます。主題歌もなかなか。
だけど前述の如く演出がなっとらんのだよなぁ。幕末剣客物としてはもう一つだし。
そこそこキャラは立ってたから、むしろ萌え重視でやった方がいい線行ったかもと思ったり。
エロは導入からして不自然、薄いと。どちらかといえば裏ルートのほうがましか。

結論：５５点。話を楽しみながら読むタイプの人には盛り上げどころが感じられずつらいかも。
　　　　　　　　逆に淡々と読み進める人には結構いい評価なのかなぁと思ったり。

煉瓦舎　『想い出の還る場所』を崩し

ＯＰデモには不覚にもというか、意外な収穫に満足。
つまり、立ち絵表示だけのデモならば無いほうが潔いとする
これまでの考えをくつがえすものとなった。
こういう手法と丁寧さなら言うことなし。

恩師が亡くなったという知らせを受けて懐かしい雪国へと帰ってくる。
かつての同級生たちは成長していて、未来を信じられない主人公は劣等感を抱く。
民宿に泊り込んでいる幾日かの間に巡り会う過去の想い出。

過去と今の隔たり、あるいはその落差が悲しい。
夏やら冬やらにみんなと遊んだ記憶と
冬の景色一辺倒のなかで独りでふさぎ込む現実との対比が。

かまくらが登場するので秋田県を舞台にしているんだろうか。
背景は雪国らしいし、想い出の夏景色もまた未開の地らしい。
建物内にいるときのテキストに、あんまり冬の厳しさを感じなかったのが残念。
人物遠景グラフィックが多くてシーンの重要さにメリハリがきいてる。

ところで、夏のわずかな日を過ごしたかのかはどこでどうしているのか？
あのエンディングはすべての収束なのかもしれないけど、
プレイしている身としては何か大事なものを置き去りにしたようだった。
「キラめいて」いる想い出と、「あなたの今へ」と贈られた想い。
みんなが変わってしまった切なさにあふれる作品だった。

彼女 kano-jo 終了。
なんかチープで古臭いエロゲがやりたくなったので手元にあったこれを。
いやはや、予想を裏切りません。といってもこれ、たった二年前の作品ですけど。

人生ってのは一度きりで絶対に戻れなくて
そのときの選択が一生を動かすものであったとしても
選択する時点ではわからないのだろう。
みたいなちょっとした青春話ですね。
話自体は結構ちゃんとしてる気がします。青臭いですが。

で、絵です。キャラの判別がつきにくそうな絵ではありますが、
構図も変じゃないし、十分いい感じだと思います。
特に、エロシーンでの表情はかなり良いですね。
まぁ、そりゃエロ総合としては薄いですけど、それはそれで。

致命的な弱点といえば、システムが貧弱なことでしょうか。
まぁ、一周＋αで終わるのでさほど気にはしなくてもいいんじゃないでしょうか。

というわけで、期待さえしなければいい感じの作品ではあると思います。
でもなぁ、綾音を攻略させてくれてもいいと思うんだよなぁ。
おまけシナリオでもいいからさぁ。あんなに萌えなのに……ぶつぶつ……

観光資源化させて有名にしてるかどうかはともかく、
かまくらは秋田に限らず雪国ならどこでも普通に見られるんじゃないでしょうか。
こっちも秋田じゃないけどふつうに作ってます。

促進スレにて指定の「化石の歌」崩し完了。

いわゆる「閉鎖空間・ループモノ」と「館・メイドモノ」が合体したノベルゲー。
文明の進化により辺境の星々に移り住んだはいいが、恒星間通信ネットワークの機能
停止により、星に閉じ込められてしまった移民たち。
食料も資材も尽きるは、テクノロジーは失われるはで、彼らは緩やかに逼迫していく。
そして、人形と呼ばれる（ほぼ）人間に等しいながら、人間に隷属する存在。
人形の調律空間を作り出すミハイル・システム。
…とまあ、設定を理解するだけで疲れそうな、壮大で難解な世界観を持つゲームです。

画面は全体的に重厚なゴシック調にまとめられていています。
バロック音楽っぽいBGMも雰囲気を盛り上げていてGOOD。音楽は相当良いです。ピアノ
曲の「戦慄」とテーマ曲の「化石の歌」がすごく気に入りました。サントラ欲しい。
登場人物たちはフリフリレースに大量のリボンがついたいでたちで登場。もちろん
メイドもメイド服で登場。が、これがエロゲにありがちな宇宙的デザインに走ること
なくシックに決まってます。
ネーミングもエミール、プリエ、マリーツィアと何となく巴里の香り。ここら辺の
センスは個人的に練り案っぽさを感じました。（コンセプトデザインで参加）
CGは美麗。本当に美麗。原画は南風麗魔とクレジットにあるけど、こっちも練り案ぽい
絵がちらほらありました。

で、肝心のゲームですが、1週間という短いスパンの中で次々に思わせぶりな事件が
起きるので、退屈する暇もなくのめりこみました。これ面白いですよ。
人形の調律がミニゲームみたいに途中ではさまるのですが、館に閉じ込められて
鬱々してるところに草原だの森だのお城だのと多彩な風景を見られるので、ちょうど
いいアクセントになってます。きっちりエロいし。（てか本編よりエロい）
ただ、後半になって例の難解な世界観についてとうとうと説明が入るのが鬱陶しい
です。しかも主人公、哲学なんか語る柄じゃないのに「真実とは何だ」「現実は何だ」
などと言い出す始末。おいおい煮詰まってるよコイツ…てな感じで私は読み飛ばしま
したけど。
辺境の星つったって他の星の描写が入るわけじゃなし、普通にミハイル・システム中心
のお話にして、星うんぬんの設定はカットしても良かったような気がします。

個人的に気に入ったのはマリーツィア。薄幸とは彼女のためにある言葉ですな。
メイド服を血に染めて倒れてるCGなんかハマリすぎです。
ヴェールカの狂女ぶりもいい味出してました。でも…原因は病気かよ！　ちとガッカリ

絵良し、音楽良し、シナリオはちと難解だけどゲームデザインに助けられてまあまあ。
結論：72点。心ひかれるならやってみても後悔はしないと思います。

>173
情報ありがとです。当方は生まれも育ちも秋田なのです。
にしても、大人になってもかまくらを作れる人がうらやましかった。
その意味では自分もあの主人公と同じか。


ＭＥＳＡ　『しおかぜのメモリー』を崩し

ＣＧ達せい率が１００％を超えて表示されるので
コンプなのかどうか分からずの崩し宣言。
発売からずいぶんと経過したなあ。
ファイルの作成日時から推測するに１９９８年７月ころの発売か。

ＭＥＳＡのデビュー作『Ｃｈａｎｇｉｎｇ Ｍｙ Ｈｅａｒｔ』と似たような分岐。
４回まで移動できるので、移動先さえ把握しておけば４人同時攻略が可能かも。
もしそうならば２周でコンプできる。

予想していたとおり、あんまりボリュームはない。
数年積んでみて、いざプレイしてみたら１日で終了となるのは複雑な気分。
ジグソーさんも何年か前に、ここか促進スレで似たようなことを言ってたっけ。

６人のうちの誰かは前世の悲恋と関係している。
その人が予測できたならば、後回しにするべし。
ＥＤ曲の音源がＣＤになっていて、ＥＤの内容もちょっと異質。
流れた年月から考えるに、主人公と彼女が結ばれたときに彼女は生まれたのかな。

促進スレで指定された『行殺新選組ふれっしゅ』、崩し完了。
購入動機は「主題歌がものすごい」との噂を聞いて（噂以上の破壊力…）。

史実への予備知識ほぼゼロの状態からやり始めたのですが、
プレイしながら自然に時代の流れが頭に入ってくるので問題なし。
（まあ、悪く言えば何回も同じ流れをなぞらされるということですが）
一回ごとのプレイ時間は短いのですが、個別EDや特殊EDも数多く、
選択肢別の会話にもいちいち小技が効かせてあるので、CG数の少なさの
わりにゲームとしてのにボリュームはかなりのものでした。

全体的には、バカゲーとしてきっちりハジけつつも硬派な印象です。
（女の子の名前がほとんど常に苗字で表示されるせいもあるかも）
どんな主要キャラでも死ぬべき時には遠慮会釈なく死にまくるし。

何も考えずにやった初回プレイで到達したのが永倉ENDだったせいか
彼女が一番のお気に入り。
実在の新選組への興味も湧いてきたので、『新撰組顛末記』でも読んで
みようかと思います。

促進ｽﾚ指定「Ricotte」雑感

リトルモニカ物語からの御大買い

港で出会った「リコッテ」と名乗る少女との出会い
それにより変わっていく主人公の周囲・・・
リコッテとの関係をAllegro、Largo二つのｼﾅﾘｵから描いた作品

ぷにぷに系の絵柄がもう自分には受け付けられなくなったのか、
全く感情移入が出来ませんでした
これからは御大買いはしないかも・・・

炉系の絵柄が好きな人にはお勧めできます
個人的には、突き指のｼｰﾝに笑った

促進スレで指定を受けた「タナトスの恋」コンプ。

選択肢によってシナリオが分岐していく典型的なADV・ノベルゲー。
場面によって視点が変わるザッピング方式。
シーン回想枠31　ＣＧ、音楽鑑賞モードなし。
実の弟・幸太に恋してしまった姉の奈緒美が不慮の事故に遭い、脳移植を受けて
弟とは赤の他人の身体を得る。
…と聞くとトンデモないストーリーと思うでしょうが、要所要所の筋や理屈は
きちんと通っています。下調べが足りないと思われる個所もちらほらあるんですが
物語にのめりこむ邪魔にはなりませんでした。

テキストは非常に洗練されています。奈緒美の内面の葛藤を描く個所が多いのです
が、シナリオの進行具合によって微細に書き分けられていて、(･∀･)ｲｲ!
加えて描写が美しい！　ライターは官能小説かなんかの経験があるんじゃないで
しょうかね。（菅野ひろゆき氏が書いたとの噂があるらしいけど、私的には違うっぽ）
そのせいか、全体的にアダルトな雰囲気が漂います。例えばこんな感じ。
「私の意味を教えて。私の意義を教えて。私の真実を教えて。
　私が誰なのか、教えて──」
うーん、大人っぽ。（*´∀｀）ｱﾌﾝ

お気に入りキャラは、やっぱ奈緒美でしょうか。掘り下げ方がハンパじゃないので
ザッピングとは言え彼女視点での見え方が印象に強く残るんですよ。それが女の
身勝手さが鼻につくというマイナス要因につながってるんですけどね。
こんなこと↓言ってるし。
「何よりも女というものに対して、幻想を持ちすぎているのが気に障ったわ」
おいおい（ｗ

ＣＧは萌えよりエロさを追求した感じ。でも、身体の各所はちとデフォルメきつすぎ
ではないかと。確かにエロかったけど、もっとリアルな絵のほうがストーリーに
あってたような気がします。個人的にもあんまり好きな絵じゃありませんでした。
音楽は…なんか火サス入ってる？　暗めでお耽美系です。特別心に残るような名曲も
なければダメだこりゃ、な曲もなく、見事ＢＧＭに徹していましたな。
システムはダメダメです。ＣＧ鑑賞もないって、いつの時代のゲームだよ。セーブ
ポイントに至らないとセーブもできないってどうなのさ。…と、私の中で非難ごうごう
です。
例のトゥルールートに入る個所については。
ぜ っ て え わ か ん ね え よ あ ん な の は ん そ く だ ろ

「エロゲー」というより「アダルトゲー」という言葉が似合うタイトルです。
なんつーか、正統派セックス産業の匂いがするんですな…その分、オタクユーザには
馴染めない部分もあるかもしれません。
逆に普通の（？）エロメディアとして、オタク度が低い友人に薦めやすいのではない
かと思います。結果、どうなっても責任持ちませんけど。
結論：72点。一風変わったゲームをやりたい時にはおすすめです。

促進スレで指定されたCROSS†CHANNELクリア。コンプ完了。
去年かなり話題になってた作品ですね。
実は話題作なので買ったはいいが、絵の関係から積んだｗ

まずは音楽。ボケモード、普通、シリアス、ともに秀逸。全体にレベル高し。
特にタイトル画面での音楽を重視する派なので、Crisscrossは大いに気に入った。
次に声。レベルは高いと思う。少なくとも、萎えるような下手な人はいない。

シナリオは・・・
最初は、あまり面白くない。むしろ退屈。ところどころ、ギャグが光るが主人公の異常さにただただ驚く。
ギャグも言われていたほど面白くは感じられず。ただ、非常にキャラが立っている。魅力ある。♂も♀も。

2周目以降、面白さが加速し始める。考察好きにはお勧めの一品と聞くがまさにそのとおり。
主人公やその周り、出で立ちが明らかになっていくのも実に興味深い。その魅せ方がまたうまい。
繰り返すごとに変化する部分やところどころ出てくる伏線を元に、考えながらプレイするという楽しみ方ができる
区切りにはいるムービー。凝った効果が使われていたりするわけではないが情景をうまくかもし出している。
ところどころ入る考察も適度であり、退屈はさせないが説明不足ではない。
ただ、繰り返しが少々かったるい。

ラストや核心部分は多少暈した感じであり、解釈はやった人に任せるということだろうか？
解りにくい点がいくつかあり、なんどか読み直すことを前提に作られているフシがある。

散々言われつくしていると思うので、あまり書くことがない、いまさら。

追加
細かい部分に凝っている。
例えば、セーブ時にでる場面ごとのタイトル。ゲームのタイトル。何気ない発言の一つ一つ。

やってて感じた残念なことは・・・2ch風味なテキストが少々見られること。それが目に付いた。

絵はうまいとはいえない。流行の絵柄でもない。
ただ、逆にそのほうが、独自のゲームを作るという点で必要な要素を満たしていると言えるだろう。。

異常さや病的な部分の描写は、うまいが足りない気もする。
もっとどす黒くてもよかったのではないだろうか？

促進スレ指定「FOLKLORE JAM」コンプ。

押しの強い幼馴染の作ったオカルト研究会に巻き込まれた主人公。
付き合わされて地元のミステリースポットを探索するうちにより大きな事件が…という構成です。
やり始めはもっとこじんまりと終わる話を想像してましたが、なかなか全体の構成も練られていたと思います。
１周しただけでは断片しか分からず、キャラを変えてクリアするごとに浮かぶ全体像。それを踏まえた上でもさらに
どんでん返しと、読んでて楽しい話でした。その辺はギャグを丁度よく入れて、飽きないようにさせているテキストの力も大きいのですけど。

シナリオについての評価としては、「FOLKLORE」ってーのをうまく使ったかなという印象。
情報を得る手段や、鍵になる話の形成過程など、民間伝承っぽく思わせるようにはなってます。
村社会限定の話っぽく、土着のどろどろした感じをかもし出させているのは高評価。
ただ、もう少し敵側の事情や、裏側の話も見ておきたかったかな。ちょっと都合よく話が進んだり、
語られない部分があったのはマイナスですね。

演出面でも、各話の頭に流れるＯＰムービーの曲が良く、軽快な雰囲気のまま話に入れたのが良かったかな。
音楽でも同様にテンポの良い曲中心で、話の進行をうまく手助けしています。ボイスもなかなか良い。某声優の新たな魅力も
発見できて収穫がありました。システム面も問題なし。既読スキップはオートで飛ばしてくれるので使いやすかったです。
絵については、これが原因で積んでたのですが、やってるうちに気にならなくなりました。むしろこれでなくてはならないと思うようにw
キャラが立ってればあんま気にならんというレベルだったのでしょう。
エロについては１人２回。１シーンでも２回やってたりと、結構長め。汁分もそこそこあるし、話中心のものでは頑張ってると思います。

結論：８０点。絵だけが回避要素な人は是非やってください。たぶん面白さのほうが勝るでしょう。
　　　　　　　　伝奇系好きにもそこそこ満足できると思います。

促進スレ指定｢好き好き大好き」コンプ

点数：１００点　俺の心に癒すことの出来ない傷を残しやがりました

ｱﾋｬﾋｬﾋｬ(ﾟ∀ﾟ≡ﾟ∀ﾟ)(ﾟ∀ﾟ≡(ﾟ∀ﾟ≡ﾟ∀ﾟ)≡ﾟ∀ﾟ)ﾋｬﾋｬﾋｬ 　　��(･∀･) ｺﾜﾚﾀ !!

促進スレで指定を受けた「CANDY TOYS」コンプ。

購入のきっかけは、嘘屋 佐々木酒人のシナリオを試してみたかったから。
プラス、安かったから。

選択肢によって物語が進んでいくADVだが、調教が加味されたハイブリッドタイプ。
調教はしつけたレベルの表示があったりして一見SLG風…と思いきや、調教レベル
と物語の進行は関係ないみたいです。なのでこのゲーム、根底はADVでしょう。
シーン回想枠は23、CG81枚。音楽鑑賞モードあり。

一言で言えば“男の娯楽”に徹したストーリー。
小銭はめんどくさいから捨てると豪語する金持ち天才プログラマの主人公とか、
調教の必要もないほどハナから従順で感じやすい女の子とか、なんつーか脈絡も
なく、男のただれた夢をまんま設定にしたような感じです。
それでもきちんと遊ばせてくれるのは「調教ゲー←→まったり」で行ったり来たり
するシナリオがユーザを退屈させないからでしょう。
所詮はカネで買った少女だと思わせる生々しい描写が時折ちらつくのもいい。
こういう所はさすが嘘屋？

このように強力に話に引き込むパワーに反して、キャラの心理はあまりに安易。
かなた（買われた少女）があまりにも簡単に鬼畜エッチに順応していく様など、
「そんなことあるわけねーだろ！」と何度ツッコミたくなったことか。
レニー（主人公のライバルプログラマ）は、主人公のかなたとのやり取りを
「ワガママ男はしょーがないな」みたいにどこか一歩引いた態度で見ていて
それが崩れるのが見所だと思っていたのに、結局はかなたと大して変わらない
キャラになってしまいました。ちょっと萌えそうになったのに、残念です。

続き。

絵はあまり期待してなかった。開けてみた結果は、まあ思ったよりはマシという
程度。音楽は甘ったるいピアノ曲ばかりでちょっとげんなり。OP曲は名曲って程
ではないが耳に残る。

こんな馬鹿っぽい話なのにぐいぐいと引き込まれてしまい、はっと気付いたら
コンプしちゃってました。
明日テストなのに、くだらないエロマンガを徹夜して読んじゃったよ…てな
プレイ感です。何となく頭悪くなったような気がする（ｗ
結論：68点。安っぽいかもしれないけど、退屈はしないでしょう。
暇つぶしには最適です。

ＳｈａｐｅＳｈｉｆｔｅｒ 『未来は僕らの手のなかに』をコンプリート崩し

２ちゃん系で使うコテハンの由来となった作品。
この「ひなかがみ」という名前は、本来のハンドルネームから文字を取っている一方で、
エロゲヒロインの名前をコテハンにするエロゲマの傾向を踏襲したものでもある。

２年前にみらぼくスレが立った影響で、買ったばかりのＰＣにインスト。
１年後にＷｉｎ９８マシンにインスト。さらに１年経った今になってようやくコンプ。

16bit系ＯＳで落ちる原因を調査したり、『赤毛のアン』の話題で盛り上がったりと
まだ600レスにも達していないみらぼくスレなのにいろんな思い出があるよ。
おそらく、1000に達したらエロげ板は卒業して葱オンリーの人になるのだろう。
このたった一つのスレが、私をエロげ板に繋ぎとめている。それだけの価値がある。

32bit系ＯＳ（Ｗｉｎ２０００、ＷｉｎＸＰなど）では、序盤は動くもののコンプは不可。
つまり16bit系ＯＳ（Ｗｉｎ９５、Ｗｉｎ９８など）でプレイするべき。
解決策として、ＸＰ版で動くみらぼくリメイクが発売されることになった。

絵は、シナリオは、ＢＧＭは‥‥‥
そうやって個々を評価していくとどれもがＢ級以下になるんだろう。
そのＢ級以下の集まりが判定不可能なエロゲとして完成しているさまは痛快。

まさにこれこそ、ひなひなと主人公によるあのシーンの具現である。
無難に言えばマイナーな良作であるものの、佳作と断言しても間違いではないだろう。
もしあなたが『赤毛のアン』が好きで、風変わりなエロゲを寛容する人であるならば。

はなのように、とりのように、ひとはながれ、ときはめぐる。
そのながいくりかえしのなかで「かわっていけるだろうかと」と考える。

それは誰の想いだったのか。すべての伏線はどこに向かうのか。
言葉の続きを見届けてほしい。みまもりつづけてきたやさしい怪異の未来である。

促進スレ指定Ａ『魔女のお茶会』ＣＧ・回想コンプリート。

軽快なムービー・音楽と絵に惹かれて購入しました。
正直癖のある絵ですが、はまる人にははまるかと。

シナリオは小さいイベントの積み重ねで、まったく関係ないイベントかと思いきや、
意外な複線があったりします。
全体的にギャグが強く出ていますが、思わぬところでシリアスな展開になって、
やっていてどきどきしました。
後、3Ｄの小さなキャラクターが画面内を動き回ってとても楽しかったです。
声優さんも上手で、ボケがさえわたっています。
突っ込み属性の主人公に声がないのが、さびしかった…。

・・・えーっと、自分はこのゲームの信者状態になってます。
コンシューマも出てますが限定版を予約して買い、すでにコンプ済み。
先にＰＣ版買ったのになぜ積んでいたかは自分でもナゾ。
その分違いを楽しむことができました。

人にお勧めはしにくいが、自分的には大好きなゲームです。


ただ、一人だけ完全なハッピーエンドではないのが、ちとつらかったですな。
もちろんあれはあれでいいのですが・・・。それが一番好きなヒロインだときつい。
ＰＣもコンシューマも、両方ともそのキャラから攻略したため、へこみ度ＵＰ。

促進スレ指定「君の願い、その思い」コンプしますた。

疎遠になっていた恋人が死んで、数年ぶりに故郷に帰ってくる主人公。
そしてそこで出会う人との話を描いています。
このくらい書くと大概、ヒロインと仲良くなるにつれ、恋人の存在の大きさに気づいたり、
後悔の念に駆られたりして、それを支えるヒロインと…。なんて話が想像できますが、
この話はそんな我々の常識を超えるようです。
確かに一部ではそんな話になりますが、それにしたってうまくまとまっちゃぁいません。
ライターが書きたくないと思ってるのが良く分かります。

そしてライターの真骨頂がこんな話。ヒロインが、「名前しか知らないあなたに抱かれたかったんです。」とかいうと、
さも当然のように「漏れも一目惚れだった」らしき回答を返す主人公。恋人は既に意識の外ですか。
挙句、犯罪ぎりぎりのことまでしてくっついたヒロインをＥＮＤで精神崩壊させてみる。これは恋人を忘れた
主人公に対する天罰ですか？いやー、すばらしい展開だ。
他にも例を挙げれば、恋人と親友だったヤシの話なんか、恋人とまったく関係の無い、不幸の押し売りみたいな話を展開され、
遂には主人公とヒロインが精神を病む、と。設定から話を想像するなゴルァ！というわけですな。
本当にこのライターは展開が読めない。まさにネ申です。

その他の要素も、絵は何も知らんヤシを引き込むくらいにはましな出来ですた。
ま、それでもイベント絵とその他では、出来に明らかな差がついてますが。
ボイスが若干曇って聞こえたり、BGMが単調でたるく感じるのも、そうやって退屈に感じたところを
シナリオの展開で驚かせようという、狡猾な計算の元になされているのでしょう。この辺は流石ですなw
システムも、クリックしてもワンテンポ遅れたり、オートモードが抜けていたりと、プレイヤーの忍耐力を
試す仕様。もちろんボイスのリピートなんてのもありません。エロ面でも、下着のほうがまだましと
思えるくらいのモザイクの大きさ、さっさと終了する尺の長さと、ある意味期待通りの出来ですた。

結論：３０点。絵とかに釣られると痛い目を見る。そんな典型のゲムです。
　　　　　　　　予備知識が無いほうがまだまともに見れるかも。
　　　　　　　　理不尽な鬱ゲー好きなら楽しむ要素はある…のかなぁ？
　　　　　　　　とりあえず、「設定なんて飾りです。エロイ人にはそれがわからんのですよ。」
　　　　　　　　という言葉をもって、今回の報告を締めます。

Ｊｅｌｌｙｆｉｓｈデビュー作 『ＧＲＥＥＮ 〜秋空のスクリーン〜』を崩し

創作・製作過程を追う物語は好み。結びが爽やかなものが多いからね。
ただ『ＧＲＥＥＮ』の楽しみは、それよりも非凡なつくりからなっている。
主人公たちが創る『ｐｏｒｔｒａｉｔ』という作中作の主張が予想以上だった。

映画を完成させるまでの過程に冗長な描写がなく、
しかも完成形が二転三転するので、最終的にどうなるのかの予断もできない。
常に新しいシーンを提示してくるので最後まで飽きなかった。

アニメをスキップできないのは冗長なんじゃないか。
途中の作業は面倒なんじゃないか。
『ＧＲＥＥＮ』のスタッフも、それらが欠点として意識されるのは承知していただろう。
それでもストーリーにおける必然を省略したくなかったのだろうね。

散りばめられた４つのラストシーンのいずれにも胸を打たれた。
最終撮影で突発的にああなるとは思いもしなかったし、
その先にある最も重要なラストシーンは、それすら裏返してしまう改心にして会心の出来だった。
映画制作の形態を最大限に生かした展開を見せ、
結果として『ＧＲＥＥＮ』も『ｐｏｒｔｒａｉｔ』も同時に楽しめるつくりとなっている。

そのメディアでなければならないと意識することはままある。
これまでエロゲじゃなければならない理由を感じていたとき、そこにはいつも選択肢・分岐の要素があった。
なのに今回は『ｐｏｒｔｒａｉｔ』が映画であったからという初出の理由なんだよなあ。

私にとっては“狙っても生み出せない要素を持つもの”が傑作である。
だから万人にとってはそうでなくても、これには傑作という言葉が当てはまるんだと書いておく。

ところで学生が創る映画で思い出していたのがＳｅａｌＳｔｕｆｆによる
『クランクアップが待てなくて』で、これはエクセレンツから１９９９年に発売された。
映画制作という題材が同じであることは抜きにし、
またあらゆるベクトルが違うことを考慮しても、やはり残り続けている感動は同質のものである。

林組　『ぎりギリＬＯＶＥ』をコンプリート崩し

「ＬＯＶＥパッケージ」は『お約束ＬＯＶＥ』と『ぎりギリＬＯＶＥ』の２本とサントラからなる。
そのうちの『お約束ＬＯＶＥ』は>165に崩し報告を挙げたとおり。
今スレ中に『ふぉ〜りんＬＯＶＥ』の報告を挙げるのを目標にしてみようか。
圧縮死がなければその猶予は１年くらいか。

ずいぶん苦労して崩したけど、振り返ってみると１周あたりのプレイ時間は短かった。
いろいろと独自なコンセプトがあるものの、印象に残るものが挙がってこないような。
ところが「みらぼく（>187）」とは逆のパターンで、これで私的評価は低くないのだから妙なもんだ。
ただ、テキストで青い髪とかピンクの髪とか明言しているのだけはちょっと受け付けなかった。

プレイしていて良いなあと一番に思ったのは原画。
大きく崩れないというか、絵ごとの差が激しくないというか。
前作・村上水軍さんの絵も好きだけど、
本作はこれで大泉だいさくさんの絵による世界を完成させていると思う。

登場人物では波原瑠璃子が一番の好み。
ストーリー・ＣＧの両方で喜怒哀楽がハッキリしていた。
これも一種のツンデレ系？　デレ要素は弱いけどね。
前作での悠の役割を担ったとも言える。

ＥＤテーマソング「ｕｎｓｙｍｍｅｔｒｙ」が気に入ってて、最近はずっとこれを繰り返してる。
この悲しげな歌詞で締めくくるという手法が興味深い。
非対称というのは「ぎりギリ」のことなんだろうなあ。

促進スレで指定を受けたＤ．Ｏ．の『加奈』を崩し

ソフ倫の規定を知っていると展開が読めるのはマイナスだよねえ。
ソフ倫・メーカー・ライターのどれかひとつが悪いわけではないだろうけど。
楽しみが幾分か奪われているのはたしか。

その規定と関連するもので、見せ方に工夫が感じらるところもある。
１７歳以前の場面は過去であり、回想として描写されるのが一般的。
『加奈』では幼児期から小中高と時間どおりに話が進む。
積年の情を語るには、こうしなければならなかったのだろう。

一方でテキストの見直しが薄かったのは残念。
適切な例を挙げているかと思えば文法がえらく破綻しているしで、
文の良し悪しの落差が激しいと感じた。ベッドがベットのまま直されてないとか‥‥‥。
まあ、こういう欠点を挙げるくらいに、満足感の多くはストーリーによるものだということで。

エンド２がノーマルとされていて、１と６がそれぞれ別方向の救い。
まとまっていると感じたのはエンド２だった。これが本筋っぽい。
６つあるエンディングの違いはバランスがよかった。各エンディングの役割が明確で。

思いやれる人間であれと訴えるところからは『臭作』を思い出していた。
それと同様に、啓蒙的な意味合いを持つ作品は、
ユーザーが語るべきじゃないと思うので感想っぽいものは今回はパス。

「CROSS†CHANNEL」（Flying Shine）をクリアしたので感想など。

色々と問題を抱えた少年少女が不器用に交わり合う話、かな。
なんとなく「カイジ」の鉄骨渡りを思い出したり。
――通信とは通じたと信じること、伝達は伝えたら達するのだ。
　　　それ以上を望んではいけない。理解を望んではいけない。（以下略）
誰かが、哲学者ってのは普通の人が当たり前にできてることを
紆余曲折の末にようやくできるようになる破綻者のこと、と言ってたけど、
このゲームはまんまそういう感じ。その紆余曲折部分を描いてる。

構成は面白い。多分ネタバレになるので具体的には書けないけど。
最初見たものの意味が後になって判るという。叙述トリックというのか。

終ってみると、カイジの鉄骨+哲学的スノビズムみたいな印象。
なんか「勉強してるなあ」という所を見せられるとライターを意識してしまうので萎える。
どうにも作品に没頭できないというか、「これってこうやって作ってるんだろうな」って。

そういうわけでイマイチのめり込めなかった。ギャグは面白いんだけど。
多分、個人的にプレイする時期が悪かったんだろう。バイオリズムとかの関係かもしれない。

「尽くして雀」コンプ　購入理由：義務

トラヴュランスの尽くしてシリーズ４作のFD？
ポンジャンみたいなゲーム部分はアホみたいにぬるいので
麻雀知らない人でも楽勝。勝つとヒロインとエチできるお馴染みの仕様。

ヒロインは見た目・性格がなるべく被らないように選出してあり
エチシーンもそれなりにシチュを変えてあるものの、
いまひとつ雰囲気的に代わり映えしない…つーかそれがトラヴかｗ
ところで私的最萌えヒロインである尽くして３の副会長が出てないのは残念だった。
やっぱ紀香と見た目が被るのが敗因だったのか(つД`)ﾁｸｿｳ

とはいえ、エチに至るまでの前振りやエチ後もきちんと描かれている点は良し。
さらに今作のハーレムは各シリーズのヒロインが入れ乱れるため
わけわからん設定で(ﾟДﾟ)ﾊｱ？な感じだけど愚息は(*´Д`)ﾊｧﾊｧしておりました。
特に最後の一枚絵は反則。あれぐらいぶっ飛んだ勢いが維持できれば
メーカーも持ち直すような気もするんだけど…
でもこれ発売当時も大して評価されてなかったか＿|￣|○

促進スレ指定「ムギュ〜っと！ペットめいど」終了。

ペットメイドの訓練士になった主人公が、父親の借金を返すべく、どっかに問題を抱えてる
３人のメイドを訓練して大会に出し、その賞金で借金を返していく話。
３人のメイドも、馬鹿キャラ、ツンデレ、天然と、どっかで見たようなキャラ設定。特に目新しい
ものは無いんですが、ウィンドウのキャラ絵のコロコロ変わる表情や、訓練時のSDキャラの
チョコチョコ動く様は、キャラに愛着を持たせるのに少々いい効果を出していたかと。
絵とか声、音も、全体としてマターリ感を生み出す丁度いいバランスだと思います。
この辺の演出は、萌えゲとしてみれば手堅い出来といえるでしょう。

反面、マイナス要素となったのがSLG部分。１周すれば大体やり方はつかめるし、やりこみ要素も
あんまり無いです。加えて、２周目から能力値を引き継げるので、能力を最大値まで上げた後はもう
この部分の存在意義はなくなってしまいます。さらに、何もしなくても訓練シーンは飛ばせないので、
話に共通が多いのに加えて待たされる事になり、繰り返しプレイのやる気を大分そがれてしまうのですよね。
一応イベントスキップ機能はあるのですが、いまいち使いにくく、むしろSLGスキップをつけるべきであったと思われます。
そしてエロ部分も多少問題が。H訓練の回数が多く、シチュもそれなりにあるのに、構図が似通っているせいで飽きが来るかと。
同じシチュの訓練でレベルを上げても、結局同じCGの使い回しでは、やる気もそがれるというものです。

結論：５５点。１周だけするんなら適度にバランスの取れたぬるい萌えゲーといえるのですが、繰り返しプレイを
　　　　　　　　考えると、ちょっとそこいらの配慮が足りなかったかなと。後半は確実に作業ゲーになっちまうので
　　　　　　　　プレイ者は暇人推奨。

促進スレ指定の「逸脱」をコンプ。

内容についてはあまりに有名なので略。
ほとんど主人公の一人語り的な独特なテキストは、変な没入感があるし、キャラもなかなか面白い。
ただ、敢えてツッコミを入れさせてもらうと、主人公は「変態」ではあっても「既知外」ではないと思った。
おにゃのこを「狩る」時は冷静沈着だし、バレた時はヒロインを置き去りにする。その当たりの心情は決して
「既知外」のモノではない。まあ、面白かったから良いけれど。

そして何と言っても奇抜なシチュを揃えたエロはすさまじい。特にスカ、汁系のシチュには度肝を抜かれた。
味と臭いが漂ってきそうなテキストもすごい。ただ、あまりに独特なテキストと、エロ自体はさほど長くない
ことで、抜きには全く不向き。

システムは不満だらけ。スキップの既読判定はないし、ボリューム変更はできないし、セーブロードもどこでも
できるわけではないし。絵も原画自体に文句は全くないけれど、レイヤーで分割して使い回しているイベントCGが
多かったのは残念。

ネタゲーとしては実に面白かったけれど、>>62で崩した「けらくの王」と非常に内容がカブるような印象を受けたのは
俺の気のせい？

促進スレで指定された「Deep Voice」終了

・シナリオ
主人公がわけわかめな夢を見て、目が覚めたらキチガイの輪の中に放り込まれていたってところから始まる。
で、このゲーム、一応サスペンスということなのですが、恐怖の演出の仕方がなってないように思われる。
恐怖を演出するのに使える「もの」をぽつんぽつんとおいていったって感じ。
それに加えてエロゲですから、要所要所にエロシーンがあるのですが、それがさらに恐怖感を殺いでいるような気もする。
仕方ないといえばそれまでですが。

・エロ
あまり濃くはないよな。短いのがさらにそう感じさせるのかもしれないが。
さらに1回につきCGが1-2枚ってのはちと……

メガネの回数が多いのが不満ではある。ロリキャラの和姦がないのはどうでもいいが。

・システム
既読スキップできないのはなぁ……自動送りモードはあるのに。
スキップもCtrlキーを押せばできるのですが、反応が鈍い。
あと、読み返し機能も付けても罰は当たるまいよ。

んで、首を傾げたのが、選択肢でなにもしなくてもストーリーを進められる場合があることをマニュアルに載せなかったこと。
おいらはへたれなのではじめから攻略に頼ったのですが、もし自力でやろうとしたらクリアできなくて投げ出していたかも。

ただ、選択肢出現フラグがあったりするのはおもしろいね。立っていないと？？？で表示されるからわかりやすいし。

・音楽
シナリオの演出をカバーするには力不足といった印象が。これがよければまた違っていたろうに。
まぁ、最後ら辺のシーンで使われた音楽はよかったです。楽器そのもの（本物ではないだろうが）の音色が好きなだけですが。

今月はブランドデビュー作崩し月間としてそれ中心に崩してみた。
５本は今月中に終わりそうにない。プレイ時間が短かったやつをまとめて報告。

ＡＩＲ ＰＬＡＮＴＳのデビュー作『Ｆｌｕｏｒｉｔｅ 〜ほたる石〜』を崩し
　『Ｓｎｏｗ Ｍｅｍｏｒｉａ』への布石として崩し。
　『とりあえず えあぷらんちゅ』なる作品を３作目に出していたのは知らなかった。
　選択肢が次の選択肢に影響するのかなあ？
　そのあたりが分かりづらくて苦労した。

Ｍｅｒ Ｒｏｕｇｅのデビュー作『さくらんぼステーション』をコンプリート崩し
　某ブランドの前身ということで期待していたのだけど‥‥‥うにゅ〜。
　男とくっつくルートが多くて意表をつかれたね。
　短いのは嫌いじゃないけど、本作の場合は短すぎるのが残念だった。

ＳＰＥＥＤの『判決』をコンプリート崩し
　これはデビュー作にあらず。積みタワーの上にあったのでなんとなく。
　『黒のオルフェス』との繋がりを探していたのだけど、「ブルーミスティ」くらいしかなかったような。　

ＧＩＲＬ’Ｓ ＳＯＦＴＷＡＲＥのデビュー作『ガールズ・チャット』
　買った当時は回線が細くて、　ネット接続シナリオのダウンロードに時間がかかって積んでいた。
　がーるずそふとのこのチームの評判はあまり良くなかったのかなあ。
　Ｔａｒｔｅ女性版とでも言えるようなのほーんとした雰囲気が好きなのに。
　チャットを題材にした作品はまだまだ未開であると思う。
　実際にネットに接続するとか、チャットの人と実際の人が分からないなどの手法を使わなくても。
　会話に無駄なものを盛り込むという手法が残されていると思う。
　本作に一部そういうところがあったので、その発展形を待ってみたい。

風露 『傀儡の辱めを君に』をコンプリート崩し

『ｐｕｒｅ ａｎｇｅｌ』を１周したところで、本作「傀儡君」との繋がりを知って停止。
先に「傀儡君」から崩すと決めたものの、
今度は『刻のもとへ』→『春風少女』と終えておきたくて開ける踏ん切りがつかず。
けっきょくそれら２作を飛ばしての崩しとなった。
「おばれ」も関係しているみたいなので、次はそっちをやってから『ｐｕｒｅ ａｎｇｅｌ』を‥‥‥。
なんかもうグダグダだべさ。

本作だけで言えば、小品なのでおすすめしにくい。
それでも『ｐｕｒｅ ａｎｇｅｌ』をプレイする人には、こっちからプレイしてほしいのだ。

エンディングへの返しが無頼寿さんテイストで楽しめた。
その手法を語るとネタバレるので内緒。
とあるルートにて登場するあの世界観に切なくなる。


作品とは関係ないことをつれづれに。
メーカーの掲示板でそらに一日一票していたのは自分。
夏が来ると、そらの誕生日イベントを待っていたのを思い出す（あれは実現しなかったけど）
ＡＱＵＡＲＩＵＭが好きだった。ソフトハウスキャラと同じくらい好きだった。
もう彼らスタッフや無頼寿さん、くまだがおさんらの作品はプレイできないのかなあ。

dat落ちはしていなかったか。よかった。
で、指名された「鬼哭街」終了

・シナリオ
何はともあれこれがだめだとこの「ゲーム」は救いようがないだろう。
まぁ、とにかく「熱い」とだけ言っておく。
ラストもたまに見かける薄っぺらい台詞をきっちり描いていたという点で評価に値すると思う。

・エロ
……なにも聞くな。

・システム
ホイールでメッセージを送ることはできるが読み返しができないという一風変わった仕様ではある。
右クリックでメニューを呼び出せたりするし不満はないな。
一部を除き無難なできなのでそれはそれで不満だったりもするが。

・音楽
雰囲気に合っていてよかった。
そういう音楽は得てして後からピンで聴きたくなるものだ……というのが持論だったり。

結論としては、エロさえどうでもよければできはいいので勧める価値はある……ってところか。

夏休み中に崩した積みゲの報告を。

・行殺☆新選組
バグが残っていたが、歴史物パロディとしては面白かった。結構史実に忠実だし、悪役が坂本龍馬だったりと
着眼点も面白かった。池田屋で終わりじゃなくて、エクストラモードのように最後までをきちんと描いてほしかった
と思うのは俺が歴史オタだからだろう、きっと。

・ランス5D
内容は別に悪くないし、ランスシリーズ儲なので、お約束だろうが何だろうが全てを受け入れるが、システムがなあ。
フィールド移動はまああれはあれで斬新なことをやろうとしている、というのはわかったけれど、戦闘がダメすぎ。
運頼み極まりないし、ランスの「強さ」をこれっぽっちも感じなかったことに違和感と不快感を覚えた。

・贄狩ノ痕
館モノ猟奇ゲーとしてはまあまあ。ヒロインを追いつめていく過程と、ヒロインのぶっ壊れ方がなかなか。ただ、一本道
だったことと、猟奇シーンが唐突すぎ、猟奇もエロも描写が薄いのが残念。絵も猟奇ゲーに萌えゲーのような明るい
塗りと下手くそな背景に違和感を覚えた。音楽は良かったけれど。

これはこの世の事ならず
死出の山路の裾野なる
賽の河原の物語
聞くにつけても哀れなり

保守しておきますよ、一応

５ヶ月ぶりの投下になるのかｗ

促進IRCで指名されたDALK外伝（Alice Soft）、グナガン迷宮999階まで到達。
攻略サイトを参照し、アイテムフルコンプを確認。
アイテム欄はまだ３人しか完全拡張できてないので、ゲーム全体のフルコンプ宣言は避けておきます。

発売日購入→03/4/9（禁オナ３スレ944）に開始→03/5/14（禁オナ４スレ137）で、ボーボビデオコンプ。終了宣言。
→03/12/28に促進IRCで指名され、再開。このとき148階。→04/7/31、999階到達。

まずは評価から。

評価：キャラクター：B　CG：B+　音楽：B　システム：B　ゲームバランス：B　総合評価：B+
特にコストパフォーマンスは最高に近い。2.8Kでこれだけ長期間遊べるのはそうそうない。
……もちろん、アリスSRPGの例に漏れず、飽きやすい作りであることは変わりないですが。

>86でのひなかがみ氏のデータとの比較をしてみる。表記は原則、氏のレスに近づける。

マーティス（恋愛男神）‥‥‥‥‥‥ＬＶ．１１０
エレシア（ダルク）‥‥‥‥‥‥ＬＶ．６０６（体力＋５、攻撃＋６０１）
レジィナ（ダルク）‥‥‥‥‥‥ＬＶ．６４８（体力＋２０、攻撃＋５７７、魔抵＋５０）
ヴェルナ（ルナ）‥‥‥‥‥‥ＬＶ．５０７（魔法＋５０６）
時子（ダルク）‥‥‥‥‥‥ＬＶ．５８６（攻撃＋５６６、魔抵＋２０）←なぜか＋２されたのが１回ある
リーシャ（ダルク）‥‥‥‥‥‥ＬＶ．５９９（攻撃＋５７８、魔抵＋２０）
ファーファ（ダルク）‥‥‥‥‥‥ＬＶ．６０１（体力＋２０、攻撃＋３００、防御＋２３０、魔抵＋５０）
フィーメ（ルナ）‥‥‥‥‥‥ＬＶ．５７９（体力＋８、魔法＋５５０、魔抵＋２０）

グナガン迷宮における最多記録
連続再行動‥‥‥‥‥‥５回（リーシャ：当時クラスはT・ジョー）
連続反撃‥‥‥‥‥‥３回（レジィナ・ファーファ）
一度の探索で全員無事で降りた階‥‥‥‥‥‥集計してない
一度の探索で降りた階‥‥‥‥‥‥２２階
階と階の瞬間最大格差‥‥‥‥‥‥３階（５５０Ｆにマーティス〜５５３Ｆにファーファ）

前レスの訂正
エレシア（ダルク）‥‥‥‥‥‥ＬＶ．６０７（体力＋５、攻撃＋６０１）

「BM0」をコンプ。

崩し理由はクソ暑いので、涼を求めてサイコ、ミステリー、オカルト、猟奇系の物を崩そう。
とりあえず、HAPPYENDが無い。どのENDだろうが、主人公は殺されたり廃人になったり……だけど、どれだけ
あがこうとも、決して報われることのない不条理さは読み応えがあった。
問題はキャラが多すぎたこと。確かにブラックマーケットに関わるキャラは既知外が多く、その描写は読んでいて
面白かったのだけれど、そのせいで肝心のメインヒロイン三姉妹の存在感が薄くなっているように思えた。
まあ三姉妹も決して幸せになどならないわけだけれど、ﾘﾝｶｰﾝされようが殺されようが、そこに至るまでの描写が
少ないので、「いつものブラックマーケットの描写」と変わるものが感じられなかった。

エロ自体は尺が短いのでいまいちか。絵はまあ巨乳はOKだが少しバタ臭い。重く暗い音楽と効果音の使い方は
良かった。ビジュアル面の演出も含めて、演出は全般的に飽きさせない作り。システムは既読スキップがなかったり、
全般的にもっさりした印象。

うーん……まあまあかな、という印象。
次も猟奇ゲーをやろう。

(´ー｀)

しばらく保守代わりに、崩して未報告のものの感想でも落とそうかと思います。１本目は「なついろ」から。

夏休みに故郷へ母親の墓参りをしに帰る主人公。そこで出会った人たちとのお話です。
会話とか全体の雰囲気自体はほんわかとしていて、そこは評価できます。でも話自体がアレなので損をしています。
２週間くらいの期間で、１日の話が小イベント３つで片付いてしまうので、キャラを掴んだ頃にはもう個別ルート、
挙句にはプレイヤー無視の伏線持ってきて話を強引に進め、一気にエンド。ここまでで２時間位。あれよあれよという間に
終わってしまうので、ディスプレイの前で固まることうけあいです。たまに思考停止してみたい方はお勧めです。
萌えゲーチックな外観をしていながら、いきなりダーク路線に吹っ飛ぶのも困り物。主人公の人格は都合よく分裂しているのかと。
そんなこといってたらそこらの地雷なんぞプレイも出来んわけですが。というわけで話に期待すべきでないと。

だからといって他にいいところを探せといわれても、声優陣は手堅い印象だったかなと言うしかないです。他に目を向けても、
エロは回数あるけどすぐ終わるし、絵はまぁまぁ合格点かな、てとこ。スキップの無い、というか面白いスキップをできるシステムは珍しいといえばそうなんですが。

結論：４０点。どうしても他にやる物が無いときくらいしかやる価値は無いです。というか得るものが無い。ワゴンでも見たらとっとと記憶から抹消してください。
　　　　　　　　絵とか中の人が気に入ったんなら止めませんが。他のゲムに金使ったほうがたぶん有益です。

ＢＬＡＣＫ ＰＡＣＫＡＧＥ 『ＲＫ −Ｒｅｖｅｒｓｉｂｌｅ Ｋａｒｔｅ−』をコンプリート崩し

これを買った時期の私にすれば珍しく原画買いだった。
対応ＯＳがＷｉｎｄｏｗｓ９５だけどＸＰで動かせた。
１９９７年の作品なんだなあ。いつの間にこんなに年月が過ぎていたんだろう。

病院で秘密裏に行われていることが核心というありきたりなパターンなのだけど、
細かいトリックが多用されていてまんべんなく楽しめる。
エンディングを観るとヒロイン視点の回想シーンが追加され、
それぞれの思惑を少しずつ知っていくのもささやかな楽しみである。

移動のさいの病院内の図を見ると複雑そうな印象を受ける。
実際は選択肢によって分岐するので、あまり移動作業に奥深さがなくて残念。
ただ、ＣＧ回収にはちこっと手こずった。

男が女を愛するってのは節操なしなわけで。
ライターは意図してそんな観念を強調したのかなぁ。
杏子ちゃんとか香織とか真理とか。
プレイ中は、そこから誰かを選ぶのはもったいないなんて感じていたのにね。

ｃｏｌｏｒｓ　『魔法少女アイ２』をコンプリート崩し

『特命教師 瞳』『魔法少女アイ＋』とプレイしてきて思うのは、
敵役の存在に力が入っているブランドだなぁと。
この３本の中で特にそれが顕著な『特命教師 瞳』が一番面白いと位置づける。

プレイする前に前作はプレイしておくべき。
なので、「アイ２」しか持っていない人は折り合いを付けなければならない。
つまり「アイ」か「アイ＋」を買うか、リメイクされた「壱ｐｌｕｓ弐」を買うか、
いずれも買わずに物語を断片的に楽しむことにするか。

シリーズものは嫌いなのだけど、それとは別の不満がひとつ。
再登場する人が限定されていることだ。ゆあちゃんが登場しない理由が分からない。
それでも、話がしっかりとまとまって完結しているのは確か。

難易度は「アイ＋」ほど分岐しないので難しくない。
内容はパッケージとかＯＨＰの紹介そのまんま。
分かりやすいというか、思ったとおりの内容であるというのは重要だね。

抜けるかどうかでは、世間の評判からすれば安全牌なのかな？
私はまったく抜けなかったけど。
登場人物のトラウマまわりの描写に満足していたという。

ＡＣＴＲＥＳＳ　『なついろ 星降る湖畔の夏休み』をコンプリート崩し

>210の時点で崩し目前と思われたのに、すもものＣＧを埋めるのに苦労した。
メインのまつりルートで過去の事件が語られ、これもエンディングに到達するのはやや難しい。

似たような展開でも微妙にテキストが違うのがほほえましい。
ほんわかした話なので疲れた脳に最適な一本かも。
それだけに過去の事件に死が絡んでいるのとか、
一部の凌辱シーンの存在には疑問が残った。

葛葉 恭司さんによる原画も魅力。
塗りもいい味だしてたし。ほっぺとか。
『ＭｙＦｒｉｅｎｄｓ』とか『アウトライン』で塗りをやってた人ね。
これ以外に原画の仕事をしてないようなのが惜しい。
もっとこの人の絵を見てみたいぞ。
なんか私が好きな原画家さんって一発屋ばっかり‥‥‥。

使われているシステムはメーカー独自のものなのだろうか。
このシステムを改良しながら作り続けてほしい。
レイアウトやデザインまわりで雰囲気が出ていた理由の一つだと思う。

原画買いであったのは確かだけど、ＷＥＢラジオを聴いたのがきっかけであった。
パッチ確認のためにアクトレスのＯＨＰに行ってみたら
ゆりとまいのふわふわコーヒータイムがなくなってて寂しかった。
あの二人、頑張ってたと思うんだけどなぁ。
維持は大変だったろうけど、あまり望んだ仕事じゃなかったのかねぇ。

>>213
ぶるまぁレッスンADVでググれ

>214
いあ、ぐぐるまでもなくそのジャンルでピンときました（ｗ
なるほどねぇ。ブルマには興味がなくてスルーしたんだっけ。

で、>213で書き忘れがあったのでついでに。
今月は「夏」をテーマに崩してみようと。
その１本目が『なついろ』なわけで。
そいや途中放置の『ＭｙＦｒｉｅｎｄｓ』も夏だったような。

Ｆａｃｅ　『星の降る里 ＳＴＡＲＤＵＳＴ ＭＥＭＯＲＩＥＳ』をコンプリート崩し

Ｗｉｎｄｏｗｓ９５／９８だけどＸＰで普通にコンプまでプレイできる。
画面をウィンドウサイズにできないせいでＩＲＣができないので一気に崩した。

普通にプレイしても４人同時攻略となるのかなあ。
なので途中のデータをロードすれば何周もする必要がなくなる。
具体的には１周目で４人を同時に攻略。
２周目では、追加される選択肢から５人目を攻略。
するとさらに選択肢が追加されるので、３周目でそれを選んで終わり。
それらにくわえて、看護婦に犯されるルートを序盤で回収するとＣＧもコンプになる。

分岐によって過去の出来事や人物設定がチョコチョコ変わる。
とくに３周目での変化がすさまじい。
中盤では幼いころのお医者さんごっこの延長行為があって、ちょっぴりドキドキす。
そして最後、星の降る丘からの展開がそれまでと違う。
良い意味で唖然とした。脈絡がないだけに予測不可能なところが良い。

６種類のエンディングのうちでは渚のが好み。
１０年経ってから掘り起こすタイムカプセルに関するストーリーは
渚のものがもっとも力が入っていると思うのね。

エンディング曲が一番の収穫だったと思えるなぁ。ＭＩＤＩ曲なんだけどね。
どんなリセットをかけてるのやら不思議なことに
エロゲ中からじゃないと本来の音でかかってくれない。
こういう素材との出会いがあるからこそ、
マイナーなエロゲを崩すのも苦にならない。

戦国if 終了。
選択肢がひとつもないエロゲーでした。

あ、違うか。最初にヒロインセレクトがあります。
都合7人。つまり７周しないとコンプできないことになります。
ヒロインに対して主人公はほぼ一対になっていて、
それぞれにいろんな物語が展開されていきます。
無論一本道。最初に触れたように選択肢は存在しません。ひたすら戦え！

肝心のゲーム部分は、なかなかのでき。バグがなければ。
でも、強い武将が決められていて固定メンバーになるのはちょっとなぁ。

ヒロインは出番少ないけどキャラは立っててなかなかに良いです。
エロは複数回完備。絵は基本的に一枚ですが結構長め。体位もいろいろ。

でも、何よりも一番目立ってたのは側近の武将達のような気がします。
芹とか工藤とか高嶺弟とかは目立ちすぎ（苦笑

全体としてみれば悪くない、むしろいい感じの作品ではあるのですが、
元はバグバグだったことを考えると、なんだかなぁ、とは思います。
最初っからちゃんとできてれば良いんですけどね……

マージ〜MARGINAL〜 終了。

なんというか、久しぶりにエロが激烈に駄目じゃんと思ったエロゲ。
マージとアメリア以外は本当にだめだめぽな感じですね。
(その二人も及第点というわけではなく、この中ではましか、程度)
薄いのはまぁ慣れてるし、おいておくとしても、導入、描写、余韻、それにシチュ、
ほとんどにおいてなんか駄目だなぁ、という雰囲気が流れまくってました。

シナリオは悪くないんだけどなぁ。
真のヒロインであるマージのルートはいいっすね。ゾクゾクしました。
まぁ、最後は某漫画を思い出してしまったわけですが、それはそれで。

音楽、については触れないほうがいいのだろうか……
雰囲気をそこなわない感じだった、くらいにしておきます。

絵。多少の崩れもありますが、おおむね良いのでは。
難をいえば、サイズ的に普通のキャラがいないことかなぁ。
でっかいかちっこいかだけなのには意図があるのか？ なさそうですね。

そんなわけで、さまざまに話題を持っていったこのエロゲですが、
一歩引いて見てみれば、まぁそれなり、って感じでしょうか。
エロは除くとして。ってそれはエロゲとしては……以下略

忘レナ草 Forget-me-not 終了。
傷つくための恋というのも、当たり前に世の中では存在していて、
わかっていても、傷ついても、それはやっぱり恋で、
だから、人は悲しみを忘れないのかもしれない。

テーマは「生きることとと死ぬこと、そして忘れられること」かな。
それはたぶん、人間がずっと抱えていくものだと思うのですが、
この作品は、それをある程度描けてるので、成功といって良いのかもしれません。

そんな作品を彩るものとして、まずはやぱり絵、ですね。
私はどうやらのいぢ嬢のファンらしいので、すごく良かった、とだけ。
特に表情。立ち絵もそうですが、やっぱり表情は大事だと思うのです。

次は、音楽ですか。ボーカル曲はかなり好きです。
他も良いのですが、日常の音楽は一番流れるものだけに
もっと自然なリズムにしてほしかったと思うのはちょっと贅沢なのかなぁ。

んで、システム。ボイス回想はほしかったなぁ。
あと、物語の性質上シーン回想（つまりHシーン）が多いのですが、
その回収が少し作業になってしまう感になるのはちょっと。

物語も絵も音楽も良質だと思うし、
もしかすると、これは結構な作品だったのかもしれません。
ちょっと短いですけどね。

Nitro+「吸血殲鬼　ヴェドゴニア」終了

ニトロのゲームは「鬼哭街」と「沙耶の唄」の低価格ゲーのみプレイ済。
中のマニュアルを見たら2001年となっていました。ＤＶＤトールサイズ。
これ以前に大きな箱のやつが出てるのでしょうか？
ウロブチ儲ではないのですが、彼のシナリオには一定以上の信頼がありますね。
自分的にはいわゆる安全牌。エロにははじめから期待せず。
WIN2000／Celeron400でプレイ。
１回落ちましたが、それ以外は特に不具合もありませんでした。

全体の感想
リァノーン→香織→モーラ→弥沙子の順にクリア。
物語の構成を考えると、香織を一番先にクリアするのがおすすめかと。

シナリオ・テキスト
変身ダークヒーローものですね。
しっかりと自分で悩み自分で行動するタイプの主人公でした。
人間としての苦悩と変身後の狂気のバランスが非常に良いです。
センチメンタリズム一辺倒にもならず、かといって狂気に傾きすぎず。
簡単な戦闘スクリプトもありますが、設定でＯＦＦにすることが出来ます。
ＣＧのフルコンプを目指さない限りはＯＦＦでも良いのではないでしょうか。

人外ロリメインヒロインかと思いきや、彼女はどちらかといえばおまけ。
どちらかというと弥沙子ゲー？　全体に渡って出張っています。

ヴェドゴニアつづき

テキストはシナリオ形式ではなくほぼ小説の形式・文体。
上手いですね。文法的にもほぼ問題なく、すんなりと物語に入り込めます。
ただ、主人公のときには一人称、他の登場人物のときには三人称なので
それが駄目な人は駄目かもしれません。

ＥＤはどれも程良く長いです。ＣＧも複数枚あり（特にリァノーン）。
弥沙子ＥＤのスタッフロールは特に感慨深かったですね。
スタッフロールが２回目以降は飛ばせたらもっと良かった。

システム・効果音・音楽
スキップ時に自動的に効果音が飛ばせないのが残念でした。
設定で効果音をミュートにすれば特に問題はないんですけどね。
突出していたのは効果音。場面に応じた効果音は本当に素晴らしかった。
これはブランド内に音楽屋がいないと出来ない芸当ですな。
音楽は好みもあるが、ギター中心のヘビメタ込みのバンド音楽は
物語にも合っていたのではないかと。
でもクライマックスで主題歌（ＯＰ）を使ったのはちょっと…
ヒーローもののお約束とはいえ思わず笑ってしまったじゃないか。
細かい所ではマウスカーソルを合わせた時に、ボタンに色か音の変化が欲しかった。
ボイスはなし。
ボイスは合ってもなくても良い人間だが、今回はちょっと欲しいと思ってしまった。

ヴェドゴニアつづき２

ＣＧ
立ち絵（の塗り）はひどい。イベントＣＧはまあよろしいかと。
ただ立ち絵の種類（表情パターンではなく）が豊富で
脇の脇役にまで立ち絵があるのは素晴らしい。
裸のシーンでは裸。制服の場面では制服。私服を着ているべき場面では私服。
この当たり前でいて、なかなか他では出来てない部分のおかげでかなり好感触。
イベントＣＧはストーリーの要所要所に入ってくるのが小気味よく、
非常に効果的で、ルート的に集中することもなくまんべんなく
割り振られてましたね。
背景は３ＤＣＧと写真加工。
写真加工と言ってもシーンに応じた背景が表示されていたので
手抜き感はあまりなし。

エロ
期待せずにやったんですが、触手・化け物にやられる・三穴責めが
大好きなのでこれはこれで満足。だが尺が短すぎてどうにもならん。
もう少しもう少し長く書いてくれれば使えそうなものを！！
ということで自分的にはシチュエーションが好みなだけに、非常に残念。

総評
立ち絵の種類・効果音・背景・音楽等々
ベーシックな所をしっかりと作り込んである良い意味での読みゲー。

ファントムが新しく出るらしいし買うか…

指名された「果てしなく青い、この空の下で・・・」全キャラのハッピー＆バッドED確認しました。
まだいろいろあるみたいだけれど、とりあえず報告。

前半の田舎のﾏﾀｰﾘとした雰囲気は最高。AIRや水月の序盤が好きな人にはたまらないと思う。
また、１泊旅行のイベントはほんとにありそうな感じがしてすごく楽しかった。
そして、後半になるにつれ話はシリアス＆ホラーな展開に。これも雰囲気ばっちりで、
猫屋敷でのシーンは、時折挿入される目なし主人公のCGと相成って本気でｶﾞｸﾌﾞﾙしながらマウスをクリックしてた。

ストーリーはすごく面白い。けど、ストーリー展開が個人的にはイマイチ。
このゲームは全ヒロインのストーリーを一通り見たら、全体のストーリーがわかるタイプの物なんだけど
「このヒロインルートで明かされる驚愕の事実！」が実はさりげなく他のヒロインルートでも語られていたりすることが多く
ゲームをプレイして感じることができる、いい意味での衝撃が少なかったのは残念だった。

システムは古いゲームなのに次の選択肢＆未読部分まですっ飛ばす機能がついてるのにはびっくり。
読み返しがないのは不満だったけど。

続きます。

エロ。実はこれが一番不満。数も多いし、シチュもマニアックで結構興奮する。
けど、雨音ちゃんの乳首が見れないのはどーいうことよ？
風呂シーンもｾｸｰｽシーンも堂島にいたずらされるシーンも、なんで後ろ姿＆下半身だけ剥いてるCGばっかなの？
どう考えてもエロゲー失格でしょ、これは。
これならHなしの方がまだましだったかも。某ゲームで幼馴染のヒロインが彼氏持ちで非処女なのは
許せるけど、これは個人的に許せなかったりする。

雨音ちゃんの件に関しては不満だけど、全体的に見るとなかなかの良作ゲー。
今なら廉価版もあるし買って損はないと思う。

最後に。このゲーム、人と人との繋がりがとても薄く感じた。
親子とか姉妹とか先生と生徒とか、そういう関係を強調する展開がほとんどない。なんかお互いに冷めてる。
ちょっとさみしいな、と感じた。

促進スレ指定品の片割れ「Sultan」クリアにつき。

システムはまあそんなもの。ただ話に結構な長さがあり、一部を除いて「最初からプレイ」の個別攻略になるだけに、
スキップの微妙な引っかかり方と、いちいち節目？で止まるのがよろしくないですね。
ウィンドウがアクティブじゃないと止まるし。スキップのもたつきは減点要素。
エフェクトも重めなので、On-Off機能がなかったのは辛かったです。

音声、音楽面は特に問題なし。挿入歌の使い方とかは上手ですね。
ただ、主人公の名前が可変であり、その部分のCVがないのは個人的にあまり好みではないです。
それなら名前固定できちんと呼んで欲しいかな。

回想数はシーリーン５、セラクルカ＆ピアナ４、フェレース２、ハーレム５。
CGの使い回しも多く、長さも短め。汁気も汁差分も少ない。何より前戯省略が目立つのは感心しないですね。
回数は多いものの、こっち方面の期待はしないのが妥当かと。
シナリオ的に、悲壮感が漂うというか落ち込んでくるというか、そういうのも多いですし。

シナリオは…後半部分まで辿り着ければ飽きることはないでしょう。
面白いというよりも、いろいろとプレイ後に考えさせられるシナリオが多いです。命とか罰とか約束とか母親とか。
……エロゲならもはや陳腐と言われかねないテーマかもしれませんが。
（私は前半で一時投げ出したわけですが…キャラ同士の掛け合いはあんまり面白いとは言えないかもしれません）
あと蛇足ながら、ロッタは…流石に「将来の夢は兄上の（ｒｙ」はやりすぎかと…

総評：78点。
購入価格1500円程度ですが、十分にそれ以上の価値はあったかと。
作りは非常に丁寧ですので好感持てますし、ことさら内容に不満があるわけでもないんですが、
スキップ性能、ちょっと退屈な序盤、Hシーンでやや減点。
これが今年7月のDear My Friendにつながったとすれば納得できます。

促進スレ指定「華夏楼」終了。

借金をしょった主人公が、援助を受けている謎の人物から招待されて、華夏楼という館へ行く。
そこで相手から、娘を調教して壊す代わりに遺産をよこすと持ちかけられ、悩むところに幼馴染が押しかけ…という話。
陵辱ゲーとしてみるとちょっと微妙な出来。
メニューから選択して調教を続ける形式になっていますが、実はこれ、選んだ回数でシナリオの結末が変わるだけ。
壊れるのは進行上必須になってるので、調教して壊すという感覚が薄いです。

また、主人公の性格がいい加減なのが気になりました。振りかざす理屈が理屈になってないとか、
さんざ自己中な発言を繰り返したと思えばあっさり改心したりと。
さらに、個別ルート後の真相解明編ぽいルートだと、もはや別人のごとき行動を取りますしねぇ。
両者別にとらえた方が良いんでしょうね、多分。

話自体の印象としては、過去とか死人に対する感情は、持って行き場がない分きついな、と。
登場キャラの大半がそういう因縁を持っていて、それが源泉となって行動するから
突飛で極端な展開が多い。これは人死にや放火といった館モノのお約束エンドが多いことからもいえますが。
でも、一番怖かったのは、幼馴染の嫉妬心からの行動ですね。嫉妬心のあまり皆殺しにしたあげく、
死んだ主人公のモノをしゃぶる描写なんかはちょっとやりすぎだと思いました。

絵は塗りが古臭いのかな。なんか暗めの印象でした。館モノだから派手にする必要はないですが、いまいちパッとしなかったなぁと。
音楽は淡々と切なげなものが流れてました。この辺は全体のメロドラマ臭い雰囲気に合ってるのではないかと。
ボイスはなぜかパートボイス。エロでは全部ありますけど、話の上で欲しい所に無かったりと中途半端。
折角キャラに合ってて、演技もそこそこだっただけに悔やまれる。

エロ面は描写不足。調教も段階あがるまでテキスト１種類しかないし、あがってもCGの使い回しが主だし。
スカ系の描写も、テキストではあってもCG上では描写が無く、中途半端。陵辱ものとしては不足でしょう。
システムはLightの汎用のやつ。まぁ可もなく不可もなく。多分でかいバグが１つ。
某キャラのBAD見てから進めると話が続かなくなったりします。
セーブデータ引継ぎ型でこういうのはちょっと。修正も無い様なので注意されたし。

結論：５５点。前半の陵辱系の話と、後半の純愛系の話がちぐはぐ。どっちか１点に絞って作っても良かったかと。
　　　　　　　　エンドは基本的に後味悪げ。最終エンドまでみれば多少救われるので、１回手を付けたら最後までやってみてください。

たいせつなうた 〜恋する夢歌姫〜 終了。
何がすごいって、ともかくシステムですよ。
最近の良システム群の中からすると、ずば抜けて弱い感じは否めません。

まぁそんなことはともかく、肝心の内容を。
謳い文句は キャラクターの可愛さとＨシーンのエロさ てなわけで
それらはちゃんとできてると思います。後者はちと怪しいですが。
キャラの可愛さというのはつまり、魅力をどう引き出しているか、
だと思っているので、この点についての不満はほとんどないですね。

音楽の雰囲気がなかなかに良いです。できも良いですし、
印象的なものも、自然なものも、綺麗に使いこなせてるんじゃないかと。
イベント絵は、女の子はともかく主人公が不自然すぎなのが多少気になるところ。

そしてシナリオ。感想が非常に書きにくいシナリオって印象。
なんというか、非常に強力な想いが込められているのか、
それとも非常にあやふやなメッセージが入れられているのか、
どっちかじゃないかなぁ、という感じがしました。前者だとは思いますけど……
由緒については、属性もちとしては喜ばしいことです、とだけ(笑

総じて、難しい点はあれど、光るもののある作品、といえるのではないでしょうか。
しかし、学生時代ってそんなに彼女が欲しいと思いつつ日々暮らしてるものなのかなぁ。

促進ｽﾚ指定「LOVERS」雑感

久しぶり（淫内感染の陣取りｹﾞｰﾑ以来かな？）のｱﾆﾒｹﾞｰを何故か衝動買い
まぁ、祭にのったとも言うけれど・・・

親友に頼まれ、昔から面識のあった理恵を紹介することに
しかし、その一方で彼女との距離は徐々に近づいていく・・・

ｼﾅﾘｵに関しては、主人公の性格で拒絶反応が・・・
Hｼｰﾝに関しては、騒がれているように
理恵の初体験ｼｰﾝとそれ以外とのｷﾞｬｯﾌﾟがなんとも
＃某姫特Rみたいに、全ｼｰﾝ塗りなおしていれば、もう少し感想は違ったかも

叩くほどの作品では無いけど、誉めるべき点も無いので如何ともしがたい

促進スレ指定「H〜いつかたどりつけた場所」コンプ。

怪我で挫折し、堕落した日々を送る主人公が、周囲の女の子にいたずらしていく話。
腐ってる主人公より、さまざまな仕打ちをそれぞれの意図でもって耐えているヒロインたちの方に
同情してしまいました。彼女らがそれぞれに気持ちをぶつけても、それに答えられなかったり、曲解してみたり。
とかく主人公のガキ臭さが目立ちました。この辺は好みでしょうけど。

あとは通常パートと陵辱パートの性格の変わりようも違和感が。通常部分のいい奴ぶりと陵辱部の鬼畜化を架橋しうる
だけの理由を見出せないのですが。主人公の喪失感であるとか、そういったものの描写も足りないし。
話の筋も悪くないだけにそこいらは残念でしたね。まぁ日々場所移動してエチするだけのゲームシステムでは限界があるでしょうけど。
そもそもF&Cにそれを期待する漏れがアフォなのか。また、難易度が糞高いのも問題ですな。
「折角クリアしたのにこれかよ！」と、手間とエンドの対価を感じなかったのも心証を悪くしました。

話の中心になるエロは、シチュはバリエーション多いし、レベルが上がるとテキスト、ボイスともに
パワーアップしてくるので、そこいらは調教ゲとしてはOKか。ただし、CGの使い回しは酷過ぎ。
同じメニューでやるのは許容できても、異なるものにまで使いまわすなよ、と。

システム面はセーブデータが足りなくてちょっと困りました。こういう作業＆難易度高いゲムはもう少しセーブ数増やすべきだと。
また、プログラムがHT環境に合ってないのか、たまに変な挙動を起こしました。シングルプロセッサのにいれたら平気だったので
HT環境でプレイする人は気をつけたほうが良いかも。

結論：６５点。キャラの見せ方は流石にF&C。それをベースにした、そこそこの話のついた陵辱ゲ。
　　　　　　　　話もエロもそれぞれ本格的なものに比べると落ちるのはこのメーカーぽいと言うか。
　　　　　　　　結局はキャラ萌えありき、ということで。プレイの際は攻略サイト推奨。

促進スレ指定「LOVERS」　全END終了

あらすじは229さんので全てだと思うので省略

シナリオ
彼女以外の攻略対象のキャラは完全に蛇足、正直いらない
攻略対象ではないサブキャラが結構いい感じ出してると思う
自分にはこんな友人たちは居なかったけどいい奴らばかり
期間は1年、1週単位で進んでいく形で中だるみしがちになったけど、
1エピソードが1ヶ月半くらいを数回繰り返す形になってるので物語にのめり込めれば楽しめると思う
主人公が親友に彼女とのことをちゃんと告白してれば…
というか納得できない形でシナリオが開始されてるので感情移入できなかったのがきつかった
結末の展開は想像してたのとちょっと違ったけど結果は大半の人の想像通りになると思う

CG
目パチ口パクはあたり前、その他CGアニメする場所多々あり、今で言うはるおとみたいな感じ？
98版の原画をそのまま塗りなおしたのと新規に書き起こしたのがあるのか
微妙に違和感があるものもあったけど、概ねいい感じだった

Hシーン
バリエーションはかなり豊富、コンプするのにかなり時間かかりそう
しかし、慣れないセルアニメだったので個人的に抜けないというかCGとのギャップがダメだった
エロアニメが好きな人にはいいのではないかと、アニメ自体も悪くは無いと思う

音楽
印象に残ってる物は特にないがBGMということを考えれば前面にでてなくいい出来なんじゃないかと

総評
青臭い青春物語。親友と彼女と間の葛藤がテーマなのかな
昔の作品だけあって古臭いと思わなくも無いけど全体的にかなりいい出来じゃないかなと
焼き直しではなく、延期が無かったら評判はもっと良かったかもしれない

狭間の月 終了。

人と人でないものとの間での葛藤が描かれるのかと思えば、ちょっと違って
女性の間で板ばさみになる主人公を描いた作品という印象。
その主人公がなかなか倒錯してるというか変な奴です。
中盤からは心情の変化も読ませてくれない。狭間になっちゃったからですかね。

メインヒロインは月乃だと思ってたのですが、どうやら彼女はすべての象徴であって、
メインはむしろ真由（のシナリオ）なのではないか、と思います。
すべてにケリをつけるのは決して美しいだけじゃありませんが、
すれ違いの上に成り立つ物語としての情緒は一番良いものでしたし。
そう、価値観の相違・想いの相違によるすれ違い・行き違い、が
この作品のキモなのではないか、とちょっと思っているのです。

そしてこれはよくあるパターンなのですが、個人的にさよがお気に入りです。
しかし彼女だけ個別でエンドがない。うーん、本当によくあるパターン。

エロは、期待したような構図が少なくて少し残念。
絵もなんか違うなぁ、と思わされることがしばし。特に月乃は統一感に欠けるなぁ。

最後に。
パッケ裏「狭間として生きるか、人として死ぬか――」
あれ？ 人として死ぬような選択なんてありましたっけ？

>>232
人に戻ってから月乃に殺されるバッドエンドくらい？

「汁ブルマ夏」コンプ

攻略対象キャラが二人しかおらず、ダラダラやっても４時間程度でコンプできるややボリューム不足のエロゲだけれど、
ちょっと独特な雰囲気が漂っていて、なかなか面白かった。
要はブルマ大好き変態主人公（自覚あり）が、ブルマ姿のヒロイン二人とやるだけの内容だけれど、ちょっと乾いた
感じのする日常描写と、夏の西日が射し込む教室でのねっとりとしたエロの組み合わせが良い。愛撫シーンが「汁
トリプル増量システム」という名ではあるが、要はよくある女体クリックシステムのせいで、抜きには不向きでは
あるけれど。
キャラも良かった。かなこの方はイマイチだったけれど、カヨコの方はけだるい感じがよく出ていてツボだった。
何よりHシーンの後にカヨコを毎回膝の上に乗せてのピロートークがあったのは素晴らしいの一言に尽きる。
音楽も良かった。加山雄三ばりのエレキ主体なBGMはいかにも「夏」という気分を盛り上げてくれる。
システムは色々と足りない物もあるけれど、短いので既読スキップとシーン回想があればそれでOK。

結局、ネックになったのが「汁トリプル増量システム」なわけだけれど、確かに台詞回しは一定だし、どこを何回クリック
して、どれだけ汁を出させれば良いのかさっぱりわからない（これは攻略サイト見ないと無理）が、クリックするブルマ姿の
立ち絵をぐるぐる回転できたりするのは面白かった。普段の立ち絵でもスクロールできたりと、無駄に演出に凝っている
のはなかなかだった。

エロゲやっているよりも、一昔前のポルノ映画を見ているような気分になった。ひと味違ったエロゲをやりたい人に
お勧め……なのかな？

「2ndLOVE」コンプ。

はっきり言ってストーリー以外はクソ。絵はヘタレだし、音楽は地味で効果音との音量バランスが狂ってるし、
システムというか操作性はDOSゲー並。特にCG枚数の27枚って……エロゲの本数はかなりこなしている
方だとは思うけれど、ここまで少ないのは見たことがない。

ストーリーは確かによく練られていると思った。ただ、序盤は掴みが悪い。死んだ幼なじみが小さくなって帰って
きたという序盤はよくある泣きゲーかよと思ってしまう。しかも幼なじみそっちのけで主人公は他のヒロインと
恋愛してやって、そしてループ。ここからが面白い。伏線の散りばめ方や回収の仕方は読み応えがあった。
そしてラストは……とにかく驚いた。今までのプレイは何だったの、と言いたくなりもするけれど。
予定調和でも幸せなお話でもないので、人を選ぶとは思うけれど、驚くストーリーが読みたいという人なら
お勧めかも。
エロもダメ。主人公の妄想はそこそこだったけれど……後、主人公と小さくなった幼なじみとのHシーンは斬新だった。

とりあえず、４時間くらいでコンプできるゲームにしては面白かったと思う。

促進スレ6の>>12で指名された「お・め・が・ねティーチャー」（すたじおみりす）コンプ。
今回はOHPからメガネ追加パッチを全てDLして、それらも全てクリアしました。

システムは普通。最近のエロゲの機能は大体そろってるんじゃないでしょうか。
特に不具合も無く、快適に動きました。

シナリオは短い。EDは4種かな。1ルート30分くらいで、2回目からは既読スキップしたので
インスコしてから上記の条件のコンプまで約3時間。共通シナリオが多すぎて萎え。
萌えもエロも薄く、妹の行動は意味がわからないし何故兄が好きなのかもわからない。
更に、幼馴染の薫ちゃんは何のために出てきたのか判らない。とりあえず出しただけ？
実妹はともかく、幼馴染の薫ちゃんが攻略できれば良かったのになぁ。
重ねて、メインヒロインの先生が何故主人公を好きになったのかもまったく描写されて
いないため、感情移入どころじゃないです。
全部パッケ裏に書かれているんですが、それで終わらせるのはどうかと…。(;´Д｀)

CGは、絵柄や塗りが古臭く、全体的に野暮ったい感じ。で、枚数は差分別で20枚。
背景はアニメ系専門学校生が授業で描いたような安っぽい雰囲気で、キャラのデザインも
古臭く感じるためどうにもこうにも萌えられません。
CGによって絵柄や塗りにばらつきがあって、それも非常に気になります。

絵柄や塗りが萌え系なら、シナリオは脳内補完して萌えられると思うんですが、
脳内補完するのも面倒になるほどの萎えっぷり。
OHPでDL出来るメガネ追加データは、メガネのデザインがダサくて萎え。ギャグにしか
見えないデザインもあって、そうすればいいのか頭を抱えてしまいます。
メガネで遊んでるのか？！メガネならなんでも萌えられると思うな！ヽ(`Д´)ノ

音楽や声は普通。取り立てて誉めるところも悪いところも無いです。無難な感じ。

続きます。

続きました。

「好きな異性のタイプは？」と聞かれると必ず「メガネをかけている人」という条件を
入れるほどのメガネスキー」ですが、この作品はいただけません。
「メガネ」というアイテムを持つキャラである必要が全く無いのです。
キスをするときにメガネ同士がぶつかってしまう、エチシーンでメガネをはずすと
顔が見えなくなる……くらいでしょうか。それ以外は全く必要なし。メガネ萌えを
全く理解していない人が企画・シナリオを担当したのでしょうか。
それこをメガネ萌えをバカにしているとしか思えません。
ただ、アンケートはがきの「あなたの萌える属性を教えてください」という項目に
最初から「メガネっ娘」という項目が印刷されているのだけは誉めておきます。（ｗ

総括。原画25点、CG20点、シナリオ25点、システム70点、音楽・声50点で平均38点。
安価ソフトだからこんなもんかな？（1000円も安いアリスの安価ソフトは別格で…。）
今はワゴンで超安価で手に入りますので、何も考えずにサクッと終わるエロゲを
プレイしたいという方ならいいのでは？本当のメガネスキーにはオススメ出来ませんが。

促進スレで指名の「エリュシオン〜永遠のサンクチュアリ〜」コンプ。

購入のきっかけは、物語の背景がしっかりしててイイ！との某スレ名無し氏の勧めで。
しかし大作ぽい雰囲気がちと受け付けなくて買って１年位放置。ｽﾏｿ

内科医である主人公が請われて地中海の孤島に赴任してみたら、待っていたのは胡散臭い
金持ち爺さんと美しいメイドたちでした…という、閉鎖空間メイドものとしてはよくある話。
ゲームはADV。チップキャラを操って屋敷やら中庭やらを歩き回ってはイベントに遭遇し、
その局面にふさわしい選択肢を選んでいくうちにシナリオが分岐していくというもの。
ヒロイン攻略のためには選択肢の選び方に加え、いつどこで誰に遭遇すべきかも頭に入れて
プレイしなければならず、難易度は高い方でしょう。
CG300枚、シーン回想枠38、音楽鑑賞モードあり。ENDINGは全部で21。

舞台装置や物語の背景に病的なまでに懲りまくってるのには驚きました。ハウスキーパー、
メイド、その他使用人などの階層間に流れる空気や医学的な描写など「何もそこまでせんで
も！」と思うほど。
反面、メイドたちとの心情的な絡みに艶っぽさが欠けているのが目立ちました。主人公が
ちょっと声をかけただけで落ちちゃうってなあ…。まあ、後半はサンタ・マリア島やパドリ
ーノの謎に迫っていくのが主なので、メイドさんは公に（？）置いてきぼりなんですが。

パドリーノの願いと直接つながりがないキャラの造詣が薄っぺらになのが、もったいないお
化けが出そうなほど惜しいです。４人のメイドは“皆それぞれ、自身の意思でここに来た”
はずなのに、なーんか目的意識が薄い。
例外はクリスで、しっかりしたキャラがナイスでした。第一印象で気に入っていたセーラー
サタ（ｒｙ、ディアナは存在感が薄くて残念。
パドリーノやらアントニオやらの親父キャラは総じて生き生きしています。マナが印象深い
キャラに仕上がっているのはゲオハルトの（アクの強さの）おかげなんじゃないかなあ。
あの爺さん、エグすぎや……。

横田氏なだけに絵は文句のつけようがないです。清楚も妖艶も（炉も）オールラウンドにエロ
可愛い。個人的にはエルフ時代の絵よりも好きです。ただ、魅麗の内股Ｏ脚はいかがなものか。
すんげえ良い曲ばかりだと思ったら音楽は樋口秀樹氏。曲数も４０曲と豊富で嬉しい限りです。
難を言えば、屋敷等をうろつく際のＢＧＭが一種類だけでループも短いのでﾁｮﾄ飽きましたが。

絵、シチュ共にエロはなかなか濃いです。ただ俺にメイド属性がないせいか、メイドとして
扱われないと残念そうな顔をする彼女たちの真意がわからないです(；´Д｀)
とはいえ、裸よりメイド服半脱ぎの方にﾊｱﾊｱしたことは否めません（結局萌えた
ですが、マナやフローリィにまで手を出すシーンはどうも受け付けなかった。普段なら
「えろげだし」で済ませられる事なんですが、あまりに精緻な描写が多いせいか割り切れない
気分になってしまったらしい＞俺

全体的にシックな雰囲気にまとまった、味わい深いゲームです。難易度は高めですが、腰を
落ち着けて楽しむにはこれ位で丁度いいのかも。
結論：83点。ちょっと古めのゲームですが、秋の夜長にじっくり遊ぶのにぴったりです。
メイドさんスキーならもちろん、属性持ちでなくて手が出ないという人にもおすすめです。

ＫＬＥＩＮシロップ　『汚された夏 １０本の手で嬲られた少女』

女性視点での凌辱シーンに期待して購入。
嬲られる表現まわりには満足したけど、自分が追い詰められていく絶望感の表現には物足りなさを感じた。
ただ、テキストがＣＧに負けているわけではないので、抜きゲとして有能な一本に仕上がっている。
これだけのレベルに対して、物足りなさを感じたとするのはちょっと厳しい評価かもしれないね。

動作環境を余裕で満たしていても、画面の切り替えが遅い。
ウェイトを多くかけすぎるミスなのだろうか。
『非常識』のようにウィンドウに×ボタンがないのは評価できる。

ＣＧはほとんどが凌辱されているもの。
肌の塗りがやや白っぽく、肢体が柔らかそう。
原画と塗りがの相性がよかったんじゃないかな。
精液差分も確実にあるので、抜きどころは多いかと思われる。
どのＣＧも光と反射が綺麗だなと感じていた。

右のチャートでは途中の分岐がやや複雑で、終盤から村の謎解きが始まる。
真ん中の先輩チャートと左の妹チャートを先に埋めてから、右のチャートの攻略に入るとよい。
ここを最後まで進めるとタイトルメニューに「村」が追加される。
右下で孤立しているシーンには「村」を終えないと入れないのかな。
ここが埋まっていくと報われるので、その快感を味わうまでプレイしてほしい。

村の歴史と浅間兄妹の真の姿をひも解く「村」は、完全にそれまでのシナリオとのおもむきを変えてしまう。
ここだけが浮いているはずなのに、竜頭蛇尾とは感じないから得した気分になれる。
そのルートでやや多く見られる凌辱でないＣＧや遠景的な構図はとりわけ美しい。
原画・背景・塗りがマッチしていると思うので、このスタッフの組み合わせがまた実現すると嬉しい。

ＥＵＰＨＯＮＹ ＰＲＯＤＵＣＴＩＯＮ　『Ｍｙ Ｆｒｉｅｎｄｓ』

>123の訂正を二つ。
ぷちブランドから『Ｇｒａｆｆｉｔｔｉ』が発売されたのは、１９９６年じゃなくて１９９７年。
レス中の「美樹」は「美咲」だった。

その『Ｇｒａｆｆｉｔｔｉ』の主人公が、妹の美咲も親友の真弓も選ばなかったという流れの後の物語になる。
誰を選んだかは美咲の談による断片的な手がかりしかなく、特定はできないか。

そんなわけで、これもアセンブラージュの港の丘シリーズのひとつ。
北海道でのスキー旅行を描いた『はぷにんぐＪＯＵＲＮＥＹ』を夏にしたようなもの。
大雑把にいうと、展開やキャラ萌えよりも雰囲気を堪能するような作品。

スキップ箇所が多かったわりには画面の切り替えにもたついて時間がかかった。
好感度のグラフがあるので無駄なプレイが発生しないのは助かる。
犬神尚雪さんの絵が好きならプレイして損はないかも。つーか、それは私ですが。

「終の空」ケロＱ

メモリアルセレクションAIS020をプレイ。
システムはマクロメディア謹製。はっきり言ってクソ。
なにしろマウスクリックのみ。それともうちの環境だけ？
音声がないのはまだ許せるとしても、バックログはないし、
１９９９年発売ということを考えてもヒドイものなのでは。

電波を内包した作者が、電波でないところで作った濃密な電波ゲー。
寡聞にして、これだけしっかりした電波キャラをはじめて見たので
それだけで感動した。
電波といっても定義は様々だと思うが、終の空の電波は自分的にはこれが一番近い。
「狂人とは、理性を失った人の事ではない。
　狂人とは、理性以外のあらゆるものを失った人の事なのだ。」
＜ Ｇ・Ｋ・チェスタトン ＞

話は短い。トータルで４時間なかったのでは。
選択肢もあって無きごとし。ただひたすらにマウスをクリック。
しかし視覚と聴覚に訴える恐怖の表現が秀逸なので読みゲーと呼ぶのをためらう。
いやもうかなり恐かった。
演出の恐怖よりも、造形の恐怖の方が濃い。エロゲとしては珍しいのでは？
音楽は数は少ないながら非常に効いている。

エロ。お話にならないレベルだが、サブヒロインのアナル責めはなかなか良かった。
スカ（浣腸）・ふたなり・乱交・陵辱とそれなりに種類はあるし、
１回のＨシーンにおよそ３枚は使っているが、その枚数に意味がない短さ。
もうちょっと何とかならんかったのか。きゅぽっとか。
あとやる気のならない精液描写にイライラ。

「終の空」つづき

賛否両論あるらしいラストについては、ラストまでのシナリオで提示された
テーマ（要素）を忠実に実行したように思えた。
まあ、ひねりのない感想であるとは思う。

全体的には吉野朔実の「ECCENTRICS」(1994)を彷彿とさせた。
ECCENTRICSのラスト。
私は生まれたばかりで／すでに大罪を／犯している
もちろん／両親達は／そんなことは知らない

ECCENTRICSの４巻に入っている「カプートの別荘においで」。
こちらは逆説的。
愛が／孤独を／救うことは／ないのだ
恋だけが／一時／人の孤独を／忘れさせる
ただ／恋だけが／一瞬／愛の無力を／忘れさせる

総評。
エロゲというジャンルだからこそ商業で成立したなんとも甘美で繊細な電波哲学エロゲー。
哲学は頭の体操でしかないとしても、この程度は（自分なりにという意味でだが）
消化して弄ばないと哲学が泣くぞｗ

ＲａＭ　『恋ごころ』

２ちゃんねるがどう変わったか、それに向き合う私自身がどう変わったか。
２ちゃんねるはそれほど変わらず、自分だけが変わったんじゃないか。
最近はそう思うようになってきた。
その一環としてkitanetをも懐古しながらのプレイだった。
この作品に出会えた感謝をあのスレの住民たちに捧げつつ、今の私が書けるように書こう。

ＲａＭをデフォ買いブランドと言わないのは、まだ２作しか出ていないから。
実際はかなり思い入れが深いブランドである。
間もなく本作品が発売されてから４年が過ぎようとしていて、ようやくこの冬に『５』が出るらしい。
４年前はエロゲ業界としてはもう昔と言えるかな……。

そんな『恋ごころ』は遥か昔の物語。
は〜とふるラブコメディと銘打っているけど、そこにある現実はなかなかに厳しい。
現実は厳しくて、こころは弱くて、それでも時は傷が癒えるのを待ってはくれない。
自らの人生が順調でないと感じている人にだけ、彼女たちの動揺が感じられるのではないか。
どんな時代でも万象は危ういバランスで成り立っているんだなぁ。

『ねがい』をもう一度プレイしたいと願う人ならば、おそらく受け入れられるだろう。
シナリオ・原画・塗り・ＢＧＭはよし、システムはＶＡ系列でお馴染みＡＶＧ３２。
演出のバリエーションに富むエロゲを重宝する私にとって理想的な内容だった。
そうそう、これからプレイされる方は、促進スレPART5の975あたりも参考にするアルよ。
自力コンプリートはかなり難しいと思われるので。

Mercurius　「Aquas」

漫画家の芹沢克己氏が原案、原画を担当されてます。

「人」が滅び去り人魚が主役となった世界、世界で唯一の「人」
である主人公は村長より1週間後の誕生日までに妻を娶ることを
命じられた。

・・・わけわからない世界観です。

話自体はオーソドックスな恋愛物の範疇なのですが、世界観設定が
女性漫画家にありがちな独りよがりなシロモノなのでどうにも
チグハグな印象を受けます。
またメインヒロイン攻略後に分岐するトゥルーシナリオでは物語が
メタ的展開をし、プレイヤーが今までクリアしてきたシナリオが
主人公自身も認識し、そのルートでは通ってないルートの話まで
出てきます。

はっきり言ってプレイヤー置き去り状態

続き


OPムービーも音声もなく、2003年度の作品にしては非常に地味。
シナリオや世界観設定の稚拙さも含めて、まるで同人作品のようです。
私は中古を1500円で買いましたが、これを8800円で買った人は
気の毒で仕方ありません。

絵とシステムは割と良いのがせめてもの救いでしょう。

>>245-246
ttp://www.paleveil.jp/~mercurius/aquas/hyouki.html

>>247
いやそれは読みましたけど、エンディングクレジットでは
原案　芹沢克己
となってましたよ。
共同作業だったのかもしれませんね。

Ｙｏｕ＆Ｉ　『Ａｎｇｅｌ Ｅｇｇ』

背景がやけに質素だとか、回想がないとか、Ｎｓｃｒｉｐｔの最小限の機能しか使っていないとか、
選択肢の役割があいまいとか、一見すると作りなれていない印象を受ける。
一方で、サントラＣＤやユーザーハガキ、生成されるファイルをよく観察してみると
妙に気がきいているなと感心してしまう面もある。
華やかな内容ではないけれど、最後までプレイしたくらいだから確かに光るものはあったのだ。

ゲームに回想モードが必要かというのは、ときどき考えることがあった。
「セーブデータが多ければ、ＣＧモードは必要ないんじゃないか？」という考えはある。
ただ、あまり論じられていないけれど、進行度の目安になりうるのは重要じゃないだろうか。
ここでいう進行度とは「コンプリートまでの」ではなくて、１つのルートにおける進行度。
本ならば左右の厚さが等しくなれば半分、２時間の映画なら１時間経てば半分。
エロゲってのは工夫しないとそれが分かりづらいメディアだし、本作品はそれに輪をかけてプレイしづらい。
そのプレイしにくさに負けずに、まず１周目を頑張って終えてほしい。
７月３１日〜９月２３日が物語の期間となる。

なんでも出来る主人公だとストーリーで勝負しなければならないし、
うじうじ悩むヘタレ主人公だと読み手を選ぶ傾向にある。
やはり、一芸を持っていて欠点も多いのが普通に面白い。
演劇の脚本を書くはめになった主人公は人気作家の端くれ。
しかも、同居人以外はそれを知らないので、家の外では隠さなければならないのが隠し味。

この下敷きも面白い題材ではあるけれど、注目したいのは中盤を過ぎてからの転回・締めの力強さ。
シナリオを担当されたのは『とびっきりＲＵＩＮ』などの森野 一角さん。
「この仕事、受けなきゃよかった」と書いているのに対してコメントするならば、
薄情と思われるかもしれないけれど「関わったスタッフの誰の評価も下がらない」となる。
「金を出して買ったから文句を言う権利がある」のが風潮ではあるけれど、
私としては同時発生的な「誉める権利」に向き合っていきたい。
あえて誉めるのではなく、素直な気持ちになって「楽しめる部分もあったんだよ」と書いておく。

Ｌｕｃｈｓ『Ｓｏｌｌｕｎｅａ』

話としてはこんしゅまのＲＰＧの序盤１／４くらいで終わってる印象。
スタッフロールの前後の間に残りの３／４を想像してしまうのはサガなのか。
ノベルタイプのエロゲとしては長くなく、やや短いと感じられるまとまりのよさ。

惜しむらくはセーブデータの数が足りないことか。
確かに短くはあるんだけど、それとの比較でもわずかならが足りないと思う。
バッドルートに入るともう選択肢は登場しないので、
選択肢が出るごとに４つくらいのスロットを順番に使っていくとよい。
１→２→３→４→１→……のように。

主人公が唯我独尊的な性格じゃないのが、楽しめるポイントとなっている。
物語が短めなので、成長ぶりに感情移入するのが難しいところではあるけど。
登場人物の数・役割のバランスがよく、それはテキスト・絵いずれにも言える。
この魅力があれば、物語がもう少し長かったり冗長だったりしてもカバーできただろう。

グラフィック。枚数が少ないのは欠点にはならないだろう。
原画・塗りともにそつがない。『ＧＨＱ』よりはこっちの方が好み。
彩度・明度が高いＣＧや平面的な塗りになっているＣＧなど、それぞれのＣＧの個性が目立つ。

まったく予想してなかったのがＢＧＭの美しさ。
まあ、ＢＧＭで驚かされるときってのはだいたい不意打ちになるもんだけど。
別れとか寂しさとか、つねにそんな情緒を抱えているかのようなメロディ。
BGM04とかBGM23の寂寥をふくんだ緩やかな曲が耳に残る。
藤原 千貴さんの他曲も聴いてみたいなあ。

どっかでクソゲ扱いされてた記憶があるけど、その理由はいまいち分からず。
ファンタジックな冒険劇を短いノベルでおってみたい人はどうぞ。

それにしてもルクス・サイクスの両ブランドの方向性が気になる。
『Ｓｏｌｌｕｎｅａ』ではこのどちらのブランドでも出せないエロの混合を堪能しただけに。

ａｒｔｉｆａｃｔ『ムー一座１・２・３』

・初回公演『いつか見たマーメイド』
・第２回公演『理科準備室でつかまえて』
・第３回公演『祭の夜の夢』
その他にデスクトップアクセサリーが同梱されたもの。
メディアはＤＶＤ。「わん・つぅ・すりぃ」ではなく「ひぃ・ふぅ・みぃ」と読む。

エロは嗜好に合えば満足できるといったところ。
アニメーションなのでテキストの限界を絵に委ねられる強みがある。
「マーメイド」では海女さんの集団に襲われるシチュエーションがそうだったし、
「祭」では妹の売り言葉に並行する主人公のリアクションがそれ。
いずれもノベルの限界となるインタプリタ型の場面描写を超えるものである。

これらをプレイしている間にバックグラウンドで、
「人魚のいる水槽」「ある骸骨の記録」「水差しカッパ観察記」を動かしていた。
ゲームはフルスクリーン固定になっているので、
終わってみれば骸骨とカッパはお亡くなりになっていた。
「人魚のいる水槽」が一番面白いなあ。手がかからないし。
マーメイドが岩場に腰掛ける姿とか、波打ち際で背中焼いてるのが可愛らしい。

この『ムー一座１・２・３』はワゴンにあったのをサルベージしたんだっけ。
どうやら３０００本限定らしい。
1,980円で買ったけど、この内容なら別にワゴン買いじゃなくても良かったなあ。

ネーミングセンスもそうだし、どこか薄味なユーモアが心地よい。
座長とおねえさんの漫才もほのぼのとしていて安心できるね。
おねえさんの表情も豊かだし、これは原画家と演出の勝利だろう。

動作環境を余裕で満たしていても動作が重く感じられる。
そこはプレイ時間が短いのに免じて不問にしたいところである。

促進スレ指定の「ENBLEM」をコンプ。

ある日突然、主人公はヤクザの組長になっちゃったという極道コメディー。朝起きるのに拳銃をぶっ放されたり、
プールに行ったらプールサイドに入れ墨したアニイたちがずらりと並んだり、砂糖をクスリだと思いこませて
あれこれやったりやられたりと、基本的に軽い流れ。限りなく一本道に近い流れではあっても、ラスト近くでは
ちょっとホロリとさせるお話で、なかなか良かった。予想外の伏線とかもあったし。

エロは声は無しで、回数も一人一回ながらかなり良かった。とにかく描写が丁寧で濃いし、ヒロインの反応がまた
良い。CGも１シーンあたり３〜４枚と比較的豊富だし、何より使い方が上手だと思った。不満は姉御キャラの
Hシーンがおざなりだったこと。お色気担当なので回数は多いのだが、その分描写が薄くなっていた。この姉御
キャラにはBADっぽいENDしかなかったのも不満。

ここまでは誉めてきたけれど、見かけと作りは極めてチープ。CGは塗りがとにかく古くさい。まるでWINDOWS初期の
エロゲをやっているような気分になる。肌の塗りもせめてグラデーション使おうよと言いたくなるし……原画自体は
結構肉感的な感じがしたのにもったいない。ちなみに、背景はかなりやばい。
音楽はCD-DA。声はなし。システムは既読スキップとシーン回想があるから良いにしても、もうちょっと何とかならない
ものかと。バックログなんて１クリック分しかないし。

作りはチープながら、内容の方についてはかなり満足なできばえ。この一作でメーカーが潰れてしまったのは
何とも残念。

>>252にちょっと追記。

関西の大物ヤクザ疋田なる人物がチョイ役で出てきたけれど、「野望の○国」に出てくる同姓のキャラと
そっくりだったのにはﾜﾗﾀ……でも良いのか、アレ？

「猟奇の檻　第２章」終了　購入理由：横田絵、ミステリーに興味を惹かれた

一部のヒロインのBADENDのCGが未回収ですが作品の世界観は掴んだと思われるのでプレイ終了。
そこそこ良作評価を得ていたような気がしてたのですが…発売時期を考えればこんなものなんでしょうか。
ADVでミステリーというのはシナリオ、ゲームシステムをどう構成するかが非常に難しいと思います。
それを理解した上で、優しい目をもってプレイしたつもりですが褒められることがほとんどないです。

ミステリーに細かいツッコミはしてはならない。
無理がある状況、展開が避けられないミステリーに向き合う時のスタンスはこうありたいと思っています。
ですから殺人の手法、伏線の張り方等根幹に関わる部分に対しては一言二言だけ。
殺人の手法は好みではなかったです。思考を放棄した御都合主義的な万能系嫌いだから。
容疑者の演出の仕方は悪くはなかったが、殊更効果的であったと褒めることが出来るものでも無かったです。

システムに関しては移動式（エリュシュオン・下級生みたいな）なのが面倒。
選択肢でセーブできないというのも繰り返しプレイが必要なこの作品には辛かったです。
セーブ数は16個。さらにエチ回想が無し。CG・音楽鑑賞は有り。

全体の流れにコメントさせてもらうならば…とにかく自分で推理しているという感じが薄いです。
真犯人を糾弾する場面まで１行たりとも疑う発言がテキストになかった者を
当たり前のように犯人扱い。いくらプレイヤー側に想像がついていてもこの展開は無いのでは？
ヒロインには事件に関わりがある者ない者がいますが扱いの違いの差に呆然。
また職場で殺人事件が起こってるのにこの脳天気さは何？な通常テキストにも違和感。
さらにどのヒロインとエンディングを迎えても大差のない展開。
ハッピーENDでは本編でエチがなく、スタッフロール後の後日譚でようやくエチシーンのヒロインもいます。
事件解決後、狙ったヒロインとの会話も無しにいきなりスタッフロールが流れた時は攻略に失敗したかと思いました。

他にも言いたいことが山ほどありますがこの辺りで打ち止め。
とりあえず攻略見てやった方がいいです。俺は攻略見てもコンプできなかった（投げたとも言う）けど。

ストーリーは神様（主人公）が天使の昇級試験を利用して、3人を天使にいっぱいHなことを
しようとする、というもの。軽いノリでストーリーは進んでいきます。
また非常にゲーム性があり、奥さんの目を盗んで神の力を使ってHなイベントを見つつ
昇級試験にも合格させ、下宿先の花屋を立て直す、という目的があります

とにかくこのゲーム、かなり丁寧に創られています。CGは差分なしで100枚以上、めちゃ綺麗な
背景、服装がころころ変わる立ち絵、時々挿入される無駄に長いアニメーション・・・素晴らしい。
また、様々なイベントや魅力的なキャラクター（中の人も上手い）、繰り返しプレイしてもプレイヤーを飽きさせない
工夫が多々見られたりと褒めるところは山の様にあります。

が、攻略は半端じゃなく難しいです。
ノーマルエンドと３人のメインヒロインの個別ハッピーエンドはこつさえ掴めば簡単なんですが、サブキャラEDや
メインヒロインの一部のEDはかなりやりこまないと見るのは無理。攻略本かサイトは必須。
またサブキャラEDを見るためのイベントは全部見てるのに、なぜかメインキャラの個別EDになってしまう
（序盤のほんの些細なイベントで好感度があがったらしい）ということが何度もあり、
何回同じEDを見たかわかりません。
最後の方は完全にゲームが作業化してしまい、未読エロシーンをスキップしてしまうほどに正直苦痛でした。

続き

エロシーンはストーリー上、寝取らせが多いんで好みが分かれるかもしれません。
輪姦されるシーンもあり。
けど、笑えるシーンも多いし、処女をなくしたヒロインに対しては膜復活＆記憶消去できるんで
そんなに嫌悪感を示す人はいないと思うけど。

攻略の難しさが最大の難点だと思う。時間がある人や、ゲームを自力でコンプするのが好きな人、
根気がある人は是非やってください。

>>255

タイトル書くの忘れてた・・・・・
指名されてた「ANGELIUM」の報告です。
コンプは無理でしたが、各キャラEDは大体見たし、これ以上やると
このゲームが大嫌いになりそうなんでひとまず、終了ということで。

促進スレで指定を受けたNitro+『吸血殲鬼ヴェドゴニア』終了。

さんざん既出な感想ですが、とにかく野郎共の描写がエロゲ離れしてます。
それぞれのキャラが自分の生き方（もしくは逝き方）に拘りを持っていて
どのルートでも楽しませてくれました。
特に香織ルートでのウピエル、あの執着っぷりは本来見苦しいものの筈なのに
何故か清々しさすら感じるほど。

ヒロイン達は、まあ普通なんでしょうけど、全体的に野郎キャラに喰われ気味で
微妙に印象が薄かったような気がしなくもないかも。
全体を通しては、リァノーン→弥沙子ルートが一番好みでした。
野郎二人とヒロイン二人の拘りと絡み合いが良い感じで。（弥沙子とH出来ないけど）

その他。
声無しの作品は久しぶりだったんですが、きちんと内容に集中しても
テンポ良く進められるので、疲れたりダレたりしなくて済みました。
ただ、エフェクトを切る設定にしても、スキップがやたらと引っかかるのが気になりました。
あと、これだけは言っておきたいです。ボーカル曲最高！
でも、これだけは言っておきたいです。何で音楽鑑賞モード無いんだよ！ヽ（`Д´）ノ
まあ、どっちにせよCD買うんですけどね。

「ポチタマ」コンプ　購入理由：デコ買い

知る人ぞ知るデコッパチゲー。
限定生産されたのにワゴン逝き…しかし内容には満足しました。
差別階級である獣人、ポチとタマとのハートフルマターリゲーでした。
トゥルーエンドでは胸の空く展開もありお薦めです。

ポチあるいはタマどちらかをかまいすぎると放置してたキャラがやきもちを大爆発させるのですが
修羅場になるのではなく「かまってやれなくてゴメンね」と思ってしまうような
可愛らしい拗ね方で主人公にアプローチしてきます。このあたりのテキストは萌えます。

かっこいい大人なキャラである叔父さん、何でも来いのスーパーメイド等サブキャラも
しっかり描かれておりワゴンに逝ったのが哀れでなりません。
ショップで見かけましたら、あまりパケ絵を見ずにそのままレジに逝って下さい。
そしてとりあえずPCにインスコしてプレイし始めてみれば…あら不思議。
デコなんて気にならなくなっている自分がそこにいることを発見するでしょう。
そしてあなたもポチタマが好きになっていることでしょう。　　　　　　　　　　　　　　　たぶん

促進スレで指名の「天使達の午後 SEASON 2001」（PURPLE）コンプ。

指名時のお言葉通りサクッと終った
後で攻略サイト見たらほとんど最後の方まで共通ルートで同時攻略可みたいなので
すぐ終らせたい方は参考にするといいかも

結構昔（初出が1985）に「天使達の午後」というロングシリーズがあり、１から６くらいまで出てる
これはシリーズが終って忘れた頃に出されたリニュ版
Purpleブランドの最後っ屁というところに苦し紛れ感が見て取れる

プレイしてみてメインヒロインである３人の幼馴染はみな良いキャラだと感じた
序盤から３人に冷たくされるシチュはなかなかｲｲ
ただ、キャラがあんまり作りこまれてないところに時代を感じさせる
リニューアルではエピソードを勝手にふやしたりするのも難しそうだから止むを得ないか

お話は尺が短くてシンプル、特に印象に残ったことはなかった
いい話は元々期待薄だと思うので、もう少し抜ける方向に力を入れて欲しかった
キャラクター自体の絵は悪くないが、下着なんかのデザインが古くさくてエロく感じなかった
Ｈシーンに有難みを感じれればだいぶ印象変わったのに
声は全体的に悪くなかったです

出来は今一だったがすぐ終ったので自分的には印象あまり悪くない
印象に残ったのは藍花ﾀﾝの言葉責めかな、多少クラッときた

最後に「ﾊﾟｹ裏の由宇ﾀﾝのﾁｬｲﾅはどこ行った」

259のｿｸｼｰｼ ◆ptTEuLoemw 氏のオススメに従い
今日、紙風船で「あまりパケ絵を見ずにそのままレジに逝って」購入ｗ

さっそくインスコしてみる＠ポチタマ

ＳＰＥＥＤ『春待蜻蛉』

ぷれしゃすている氏の原画に惹かれて買った。
600本目のメモリアル購入になったんだっけ。
塗りと背景も良かったので、グラフィック関係には満足。
立ち絵をころころ変えてくる細やかなスクリプト指定とも相まって
見た目では期待以上の出来だった。

しかしテキストはあまりにも大きな欠点になってしまっているかと。
原画買いだからテキストが弱くても見逃したいところだけど、
それでも気になってしまうくらいだからなぁ。

主人公は自殺を決意して北海道にやってくる。
ハッピーエンドを迎えれば必然的に翻意しているのだけど、
やはり過程を描いて欲しかったという気持ちが残る。
もしそうだったならば、エンディングで自殺したり心中したりしても納得できだだろうに。

欠点といえばもう１つ。降雪の演出は２種類あって、
そのうちの１つ（丸い点々をスライドさせるだけ）はいらないんじゃないだろうか。
どうしてもムービーの粉雪と比較してしまうから。
せっかくだから使おうと思ったのかもしれないけど。うーん、うーん。

テキストそのものはイマイチだったけど、
同じテキストの使い回しをしなかったのは認めたいところ。
それにストーリーとシナリオは悪くないんだよね。
最初に述べたようにグラフィックに不満はなかったわけだし。

だからこそテキストが……こんな堂々巡りの思考になる。
たった一つの、だけど大きな欠点が惜しまれる。
もう少しだけ作る時間があればと悔やみつつも、これも愛するエロゲになっていくんだろう。

Ｌｕｃｈｓ『ＧＨＱ −千尋学園裏学園祭−』

『Ｓｏｌｌｕｎｅａ』もそうだったし、
これもどういう気分でプレイするべきかどっちつかずな作風。
メインの５人にはハッピーエンドが用意されているけど、
エロシーンは全部凌辱という構成となっているので。
戯画の『ＡＱＵＡ ＢＬＵＥ』を楽しめたならこちらも楽しめる。
エロゲを純愛と凌辱に分ける人には向かないだろうなあ。

５つのエンディングを見るには、５回のプレイが必須になっていて時間がかかる。
ＣＧを埋めるにはその他にも回収用のプレイが必要となるし。
クイズや同じ展開の繰り返しには飽きがくる面もある。

ただ、凌辱シーンには力が入っているので、それを励みにしたいところ。
いぢめられっこのふたなり娘に人気が集まったのはうなずける。
個人的には矢澤 奈保子がお気に入りだった。
気丈な彼女をもっと犯してほしかったなあ（ＣＧの少なさにややご不満のご様子）

ルクスについて心配しているのは、ブランドを新設して作風や役割を分けたことにより、
『Ｓｏｌｌｕｎｅａ』『ＧＨＱ』のような作品はもう出ないんじゃないかということ。
『うさねこ』はスルー、サイクス作品もスルーしつつ、未だ様子見から態度を変えられずにいる。
この２作品が反面教師となっているとすれば、利益の確保の難しさが分かるというものだ……。

ａｂｏｇａｄｏｐｏｗｅｒｓ『終末の過ごし方』

世界が終わるまであと７日からという状況から物語が始まる。
各地で暴動・略奪・陵辱が起こっている中ではあまりにも穏やかな終わりである。

環境設定をいじってスキップを使えば計４周で３時間ほど。
時間がかからないので、テキストはじっくりと読んでほしい。

世界の終わりとはどんなものなのか、８日目以降の物語はどうなっているのか。
この２つの疑問を解決するものは一切提示されていない。
必要がないからだろう。あるいは過程が重要だからなんだろう。

なぜ集団による穏やかな空間ができたのか。
それを考えるときに「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」の心理が思い浮かぶ。
全ての人に平等に、どうしようもない死が迫っている。

秩序も無秩序も連鎖するがゆえに生まれるのであって、
連鎖しない不思議によってそれらは分かれるのだ。
カオティックに考えたがるのが、いつのころからかすっかり癖になってしまった。

Ｅ．Ｇ．Ｏ『奇跡 〜迷子の天使〜』

切り裂きジャック事件をモチーフにした作品。
１８８８年８月３１日〜１１月９日に、ロンドンシティの東に位置する
イーストエンドのホワイトチャペルで５人の売春婦が殺害された事件である。

ＷｉｎｄｏｗｓＸＰで動かなくてＷｉｎｄｏｗｓ９８にインストールしなおした。
Ｗｉｎｄｏｗｓ９８に入れたときにはカラーモードは２４ｂｉｔを選択。
シェリルが橋に落ちるシーンで読み込みエラーが出るのでアンインストールし、
カラーモード１６ｂｉｔを選択して３度目のインストールとなった。
アンインストール時にセーブデータ・プレイデータを残すかどうか選べるのが救いだった。

ブランドの前作『黒山羊』に比べると、各要素ともワンランク下がるかなという印象。
話の繋がりはなし。
キャラとルートではセティが好み。
背景がちゃんとロンドンのものになっていて雰囲気ゲーとしても楽しめる。

システム面はかなり充実している。
スキップが遅いのとアイコンが分かりづらいのが難点だけど。
このうちスキップが遅いのについては、次の選択肢に飛ぶ機能があるので問題視しなくてもよい。
音声の進行をバーで表示しているエロゲはこれだけじゃないだろうか。
前例はないと思われるが、将来どこかのエロゲで採用されるかもしれないね。

１回クリアするとメッセージスキップ機能と好感度確認機能が追加される。
４回クリアするとハウザーが主人公のおまけシナリオが追加される。
８つのエンディングを観るとおまけ機能が追加される。
そして、すべてのＣＧを観るとおまけＣＧとアウターウェル特別号が追加される。

アウターウェル特別号は前作『奇跡』の前日談に当たり、シルビアが慰み者にされている場面である。
『黒山羊』で一番欲しかった場面がこれなのだが、
プレイしてから３年以上経過していたのでやや興奮が薄かった。

>>265

せれん>>音声の進行

Ａｃｔｉｖｅ『ＧＯＮＥ 〜過ぎ去りし日々〜』

話の長さは短いものの、分岐のパターンが多いので総当りに近いプレイが必要となる。
『くすり指の教科書』のようなボリューム、『ＬＯＳＴ ＭＩＮＤ』のような分岐形式。
エロテキストまでもが短くてプレイしやすいという面はあるけれど、
やはりもうちっとねちっこく陵辱してくれれば良かったなあ。

ＣＤレス起動が可能なのと相まって息抜きに適した一本。
コミカル半分、シリアス半分で、コミカル部分はどこも楽しい雰囲気。
現代世界に馴染もうとする乙女との暮らしが面白い。

エンディングのカウントは１３番まで。
これ以外にも１４・１５・１６があるみたい。
１７以降は分からないや（投げやりだなあ）

ＳＯＧＮＡ『ＶＩＰＥＲ−Ｖ１６』

ＣＤ２枚組みで、それぞれに「ＲＩＳＥ」と「ＩＭＡＧＩＮＥ」が収録されている。
世間的には前者の評価が高くて、後者はあまり話題にならなかった記憶がある。

「ＲＩＳＥ」について。
これまでのシリーズでは凌辱といってもどこか甘いところがあった。
それは分岐がなくてエンディングが一つしかないことに起因するんだろう。
その流れをくむように、本筋のエンディングでは救いをふくむものとなっている。
一方でそれ以外の凌辱エンドのいくつかが実用性があるものとなっている。

眼鏡娘の役割がやや疑われるものの、あきらがおかず能力を充分に発揮してくれる。
エッチシーンのアニメではただ往復を繰り返すのではなく、
少しずつ体位を変えて絶頂への過程を分かりやすくしている。
Ｖ１２まででだいぶよくなってきていたＢＧＭは期待外れだったけど、
シチュエーションの豊富さがその欠点を軽く吹き飛ばす。

「ＩＭＡＧＩＮＥ」について。
原画・物語のテーマ・凌辱なしの展開・ＢＧＭが特色。
「ＲＩＳＥ」と対極なだけでなく、ＶＩＰＥＲシリーズの中でもかなり異質なスタンスである。
作品を作る日々を描くストーリーはスタッフの体験を投影したものなのだろう。
これが発売されたあたりからＳＯＧＮＡへの風当たりは強くなってきていたけれど、
啓蒙的な内容となっているのを見過ごしてはならない。

もしもプレイヤーの夢がこの話と無関係でないのならば考えることは多い。
何のために作るのか、どうしても作らなければならないかと。

ＢＧＭはＶＩＰＥＲシリーズで最も好きである。
一曲一曲が短めなのだけど、濃い目のエッセンス。
曲調はいずれも緩やかで、それらは平穏で平坦な日々に重なる。
やや哀愁を帯びていると感じるのは私だけだろうか。
ＴＶから歌の一部が流れるのだけど、あれはフルバージョンを聴きたかった。

EMU『金曜日の仔猫』雑感

促進スレPART6の#122で指名されたソフト。3380円で購入。
みいゆというキャラの出来が突出したゲームという巷の評判は嘘ではなかった。
声優陣の中で草柳順子だけ飛び抜けて上手かった。脱帽。
結構台詞の喋り出しが遅いのだけど待つ時間が全然苦にならなかった。
立ち絵の可愛さと相まって萌キャラとしては最高クラスでしょうきっと。

ただ、みいゆはシナリオにおける装置的な存在だと感じた。出来が良過ぎて気にならんのだが。
声優の上手さやキャラの可愛さに驚嘆しながら、みいゆというキャラに
萌転がらなかったのはヒロインに内面性を求める自分の性質によるもの。

ヒロインの中でシナリオを引っ張っていく中心にいるのは清見姫だと思う。
姫に興味をもてないとこのシナリオ面白くないかも。
姫みたいな影のメインヒロインに「ペットは人間と違うから」みたいな
お約束に冷水ぶっかけるような台詞を吐かせるそのギャップにクラクラきた。
女性ライターならではかな、この辺りは。

テキストは軽くてさくさく読み進めます。Ｈシーンも軽いです。
伏線っぽさの滲み出ない何気ないエピソードをつなげていくストーリー展開、
微笑ましいんだが微妙に毒があったりするオチというかノリは個人的には気に入った。
後味が悪くならないようすごく気を使っているのは感じ取れました。

ペット・ヒューマノイドあたりの設定はNitro+なら燃えゲーとしてうまく利用しそうな素材だけど
どうもライターさんはそっち方面には興味なさそうなので、心理物としてもう少し緻密にして
分岐をもう少し増やす方向で頑張ってくれたらよかったのにと思います。

プレイ中に気になったこととして地の文の三人称描写の存在。主人公の名前(陽介)が頻繁に主語で出てくる。
一人称の少なさに比べ、分量が多くかつ何の区切りもなく挿入されるので、
主人公を別の地点から見ているライターの存在がはっきり感じられてものすごくうっとおしかった。

こじんまりとした作品だが値段分だけは楽しめました。

言葉足らなかったので補足

>ヒロインに内面性を求める
「負の側面がちゃんと描写されているキャラであること」くらいの意味だな

促進スレにてしてされてた鬼哭街終了につき思ったことを

これゲームじゃないよね
音楽は良かった、盛り上がれたし
エロは期待するな
主人公の心の移り変わり、ってか結末が納得いかなかった
ちと高いラノベ買った気分

>266
なるほどねえ。しかしせれんのは『燐月』しか持ってないや……。


クリアブルコミュニケーションズのＰｕｒｐｌｅ『天使達の午後 ＳＥＡＳＯＮ ２００１』

幼馴染３人娘がしてくれた「誰かが結婚してあげる」という約束を健気に信じて、
昨年まで女子校だった学園に転校してきた気弱な主人公。
ところが、そうして会ってみた彼女たちはやけに冷たくて？
おまけに悪魔に言いくるめられて女を狩ることになってしまって？

短いあまりにネタバレなしでストーリーへの感想を述べるのは難しい。パスする。

あるルートでは幼馴染３人娘のたくらみが吐露されて、
彼女たちの態度の謎が明らかにされる。
ヒロイン３人分の３ルートのうちでは、この判明ルートとそこで結ばれる彼女が好きだなあ。
懺悔するシーンでのつぶやきは哀しいけれど、
それをくつがえす結末が待っているだろうからと安心しながらのプレイだった。

サイドポニーテール好きとしては藍花、紫好きとしては由宇がお気に入り。
紫むしゅめが人材不足な昨今において、由宇の瞳の塗りは貴重な価値がある。

凌辱が多いながらも暗さを引きずる作風ではない。
その代償としてご都合主義で成り立っているのは好みが分かれるか。
懐かしい仕様として、ＣＤ−ＤＡの曲は同じ長さで切られている。

シルバー・ムーンエイジ・クリアブルーコミュニケーションズ。
そこにＪＡＳＴの名は無いけれど、往時の残り香は確かにあった。
ＪＡＳＴ作品を追いかけたことは、今となっては懐かしい思い出である。
その絶頂期は１９９７年前後だったのではないだろうか。

>260にも同タイトルの感想あり。というかそれを読んで便乗しての崩しだった。

そんなことより1よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
このあいだ、otherwiseの「未来にキスを」をやったんです。「未スを」。
そしたらなんか滅茶苦茶タルい日常描写で目蓋を開けてられないんです。
で、スタッフロール見たらなんか企画･脚本の所に、元長柾木、って書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
元長な、エロゲー如きで誰にも求められてない哲学ネタやってんじゃねーよ、ボケが。
哲学だよ、哲学。
なんか他の作品のキャラとかもいるし。ヒロイン4人でまとめシナリオか。おめでてーな。
よーし霞お兄ちゃんの奴隷になるぞー、とか言ってんの。もう見てらんない。
お前らな、このエロゲ返すから2000円（購入金額）返せと。
エロゲってのはな、もっとほんわかしてるべきなんだよ。
隣の席に座った幼馴染みといつ目と目が合ってもおかしくない。
萌えるか萌えられるか、そんな雰囲気がいいんじゃね―か。中谷さんはすっこんでろ。
で、やっと萌えれたかと思ったら、悠歌のやつが、人の心がわかる、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、得意げな顔して何が、人の心がわかる、だ。
お前は本当に心がわかるのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、人の心がわかるって言いたいだけちゃうんかと。
哲学通の俺から言わせてもらえば今、哲学通の間での最新流行はやっぱり、
超越論、これだね。
カントの超越論的観念論。これが通の世界認識。
超越論的ってのは認識の限界を超えてる。そん代わり超越的とは違う。これ。
で、それがイデアリズム（観念論）。これ最強。
しかしこれを口にすると次から哲オタにマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、「はじめての現象学」でも読んでなさいってこった。

（※：「はじめての現象学」はとても薦められる本ではありません念のため）

ＧＡＩＡ『碧のバラード 〜Ｂａｌｌａｄｅ ｄｅ ａｚｕｒｅ．〜』

ミュージシャンを目指す若者とピアノの才能を持つお嬢様の恋物語。
二人の出会いは運命的なものなのであろうが、それを誇張するでもなく
独自の題材を絡めるでもなく、淡々と日々が連なっていくのが良かった。
想い出になってしまうのが寂しく感じられる逢瀬の日々。

分岐は少なくて無駄な選択肢は存在しない。
２択のどちらかは個別ルート、どちらかは共通シナリオ続行。
共通シナリオを進めていくとまた２択が現れて、それも個別ルートと共通シナリオへの分岐。
この繰り返しで一人一人を振り落としていく形式になっている。

挿入歌は「碧のバラード」「ラブラブセンセーション」のほか、『匣の中の悦楽』からの再登場もあり。
「碧のバラード」はアレンジバージョンが打ち込みの場面で効果的に使われているし、
「ラブラブセンセーション」は脳髄に衝撃を与えるような歌曲として存在感が強いものだね。
碧の寝室で流れる「RANKO.mp3」というＢＧＭが一番の収穫だった。このゆったり風味が。

最後までシナリオを進めていくと桜子のルートに入る。
２つの結末が用意されているのだが、そのどちらもが味わい深い。
ハッピーエンドは必要不可欠で、なおかつ転結をうまく併合しているのに意義がある。
クライマックス以降は、流れるようにエンディングまでをつづっていく。

もう一つの別れのエンドは、普通のエロゲでは存在しえなかった。
これがもっとも無理がない展開なのではないか？　リアルさに寒気を覚える。
清々しい蒼穹を見上げる桜子。もう碧のバラードを口にはできないだろう。
心に残るバッドエンドというよりは、あまりにも当たり前に感じられたワンシーンだった。
清涼なＣＧからこのシーンを生み出す発想は実に見事なもの。

雨上がりの街のどこか、新緑の葉にとどまって光るたったひとつの雫。
そんなイメージを喚起させられた作品だった。
いつ消えてもおかしくない日常の中で、最後かもしれないバラードを奏でる。
切なくて心細さしか感じられない恋愛が奏でられている。

ひまわりの咲くまち 終了。

キャラはみんな個人的萌えポイントを付いてくれて良いと思うのですよ。
くっついた後はいちゃいちゃでれでれしちゃうし。
こののろけ具合ってのは実に私好み。短いですが。
まぁ、短いって全部短いから相対的に見ればそう短くないのかも……無理があるか。

そんなわけで適当に馬鹿で適当に強引で適当に短いけども
萌えポイントを付いてくる、そんなゲームだった、んじゃないかなぁ。
何気にツンデレゲーのような気もしますがどうですか。


そしてものすごい遅レスになりますが>233氏
人と狭間との間でもがく展開を見たかった私としては、あそこにツッコミを入れたくもなります(苦笑
あのバッドも人として死ぬってより他人の為に死ぬ(それは人の感情でしょうが)って感じですし。

どうせ誰も読んでいないだろうけど、ちゃんと訂正しておかなきゃ。

>274のレス中の「碧の寝室で流れる〜」の文は、
正しくは「桜子の寝室で流れる〜」でした。
碧なんて人は登場しませんので。念のため。

いかんね、どうも。超文章に毒されておったようだ。じつにいかん。

>>275
乙です。ひまわりの咲くまち、気になってたんで
やってみようかな・・・。

>>275
乙です。
ひまわりの咲くまちは一度買ってインスコまではやったのですが
その後さっさと売ってしまったんだよなぁ……

狂＊師Rコンプ。
無印はやったことないけど、リメイクする必要なんてなかったんじゃ？
と思うような作品だった。

ストーリーはあってないようなもの。エロは次第点だと思う。
ＣＧも多いし、尺もそこそこ、個人的に乳を吸ってるＣＧが多いのも○
けど、タイトルやパッケージで連想されるような、嫌がる女の子を無理やり犯すシチュは
ほとんどなかったりする、まあ一応あるんだけど女の子が無抵抗だったり、すぐ気持ちよくなったり
最終的に和姦のようになったりするのがほとんど。また和姦しかないキャラや
襲うと即BADENDになったりもするキャラもいるんで全体的に中途半端に感じた。

音声はヒロインや脇役はもちろんのこと
主人公の台詞や心の声、それ以外のト書きもフルボイス。
全体的にキャラが印象に残らないんでイマイチだった。鳩野指令はよかったけど。
主人公の声はどう聞いても３０代後半のおっさんにしか聞こえない。（設定では２２歳）
演技もダメダメ、主人公ボイス肯定派だけどこれはいらんと思った。

音楽は結構よかった。
雰囲気出てるし、ゲームを盛り上げる為に一役買っている。
ボーカル曲は某曲そっくりに創ってあって笑える。
（気になる人はOHPからデモを落としてみよう）

ＭＥＧＡＭ　Ｉ『いたいけな天使たち 〜黒夢の病棟〜』

対応しているＯＳがWindows95/98/ME/2000となっているけどＸＰでも動いた。
ＢＧＭはＭＩＤＩ、グラフィックは640×480で65536色と
発売した２００２年よりもう少し遡りたくなるような仕様となっている。

ＭＥＧＡＭＩは知名度のわりには息が長いブランドとなった。
いく度かのメンバーチェンジがあっても同じブランド名で勝負し続けている。
一作一作が無難な良作だったからだろう。
本作品は無難が地味として受け止められてワゴン入りしたのが残念。

舞台を病院に限定したり、夜の時間帯を中心にしたりと
『ぶれ』で破綻していた原因がきっちりと修正されている。
バッドエンドのＣＧ量・テキスト量が多くないのが唯一の不満点。

また、凌辱され尽くした人がしばらくすると立ち直ってしまうのには面食らう。
こうした凌辱面での甘さは惜しまれる部分である。
抜きゲとしてはツンツンな玲子さんが毒牙にかかってしまうのが使いどころか。

原画のカメラワーク・人物のポーズ・構図、
塗りでは控えめな鮮度・いつものＭＥＧＡＭＩ塗りと
楽しんだ比重はグラフィックが大きかった。

促進スレで指名された化石の歌崩したので感想を

館を舞台にしてるのでそういうのが好きならやってみてもいいかも・・・くらいの出来

可もなく不可もないゲーム。今は安くなってると思うからその値段分くらいなら遊べるかも

ちとまとめて

「いもうと Sweet&Bitter」コンプ

なかなか心に残る作品だった。

作品名に”いもうと”を冠しているのに妹出てこない…
妹系キャラすら出てこない…
メインを張るヒロイン２名がスタート時には主人公以外の人が好きというのは
面白いコンセプトだと思ったが、如何せんヒロイン自体に魅力が無さ過ぎ。
他の人が好きなの？あっそー(　´_ゝ`）ﾌｰﾝ
てな感じで主人公とシンクロして焦燥感を感じることが出来なかった。

寝取られENDなんてものもあったが…これはなかなかエロイシチュだった。
だからといって人に勧められる作品でないのはたしか。
まぁあれだ。踏んだということだ(;´Д`)


「紫紺の刻」コンプ

マルチエンディングなのはいいとしても１ルートが短すぎ。
煽り文はそれなりに面白そうだがスリルもサスペンスもアクションも無いに等しい。

一応、年増ヒロイン以外はハッピー系？のENDもあったが
エロは凌辱主体であり、無理矢理が好きな人には合うかも。

何にしろ低価格ものなんであんまし期待しないほうが楽しめる、かも。

「マブラヴ」（âge）をコンプしたので感想など。

オルタの発売日も決まったので押入れから引っぱり出してやってみた。
学園ラブコメのExtra篇と、ガンパレ風平行世界のUnlimited篇の2部構成。
Extraはヒロインの悩みを解決してラブラブという「今時それは…」的シナリオ。
話が平凡でやや退屈だが、演出面でがんばってるのでそれなりに楽しめる。

一方、Unlimitedはとても面白かった。逆フルメタルパニック的状況とか。
UL篇は各所で「未完成」と言われてるようだが、SFとしては確かにそうだけど、
ドラマとしては終らせてるし、ボリュームなども考慮するに十分にがんばってると思う。
つか「水月」（F&C）すら全然OKな俺には、このくらいの伏線未回収は何ともないぜ（さすがゴッグだ）
むしろ再プレイで伏線を見つけては色々妄想するという、ひぐらし的楽しみ方をしてる。

個人的な不満点としては何よりもエチシチュの貧困さを挙げねばなるまい。
これは製作者にその気さえあれば何とかなるはずなので、続篇に向けて反省を促したい。

そして今はひたすら「オルタﾏﾀﾞｰ?（AA略）」な気分。もっと熟成させるべきだったか。
オルタ発売2週間前くらいに崩し始めるのがベストだったようだ。

>>283
可菜は有香の妹

促進スレで指名されたぶるまー2000が片づきましたので、感想をば。

一言で言うと「テンポがよくお手軽なバカゲー」といったところ。
物語は、頭脳明晰・スポーツ万能で余命幾ばくもない財閥の一人娘(常葉愛)が
１枚のブルマーを手にするところから始まります。じつはそのブルマーこそ
月面で発掘された「神のブルマー」と呼ばれる逸品であり、
以下、主人公の身につけたこの「神のブルマー」をめぐって、
壮絶なコメディえろバトルが展開してゆくという流れです。

まず、シナリオ。多彩な個別シナリオ(A〜Z)によって組み上げられる、
ハイテンポなコメディはライアー脚本陣の面目躍如かと。
パロディ系のギャグはやや人を選びますが、
ネタ自体はマンガ・アニメ・特撮から映画に時事ネタと、かなり拡散してるので
偏ったクドさはそれほど感じませんでした。

グラフィックはまずまず。少し癖のある原画ですが、
ストーリーのにぎやかさに、うまく合っていたように思います。
4年前の作品と言うことを考えれば、塗りも悪くない方でしょう
ただ、立ち絵の表情が固定だったのはマイナス
BGMは、それぞれテーマのはっきりした曲調で好感度up
よく物語を盛り上げていたと思います

と、全体的にそれほど悪くはない印象を受けましたが、
　・戦闘がタルい。キャン玉の戦闘シーンみたいな感じ
　・お客さんに抜いていただこうという意図はまったく感じられない
　・あくまでブルマーはネタであり、制作者のブルマーへのこだわりや愛情は感じられない
といったところは少し気になった点です。人によってはマイナス評価につながるでしょう。

サフィズムや腐り姫、キャン玉ほどのボリュームはないものの、
ほどほどの攻略難度で、週末に腰を据えて崩すには丁度いい嘘屋印のおバカな１本でした

個人的萌えキャラ：ブルマ大使とツインブルマ(姉)

「激しくボテ腹」コンプ。……何となくネタゲーがやりたかったので。

まず最初にシステムから。システムは最悪の一言。まずスキップがひどい。ctrlキー押しっぱなしの強制スキップのみ。
しかも選択肢で止まらずに、勝手にどっちかの選択肢を選んでいつの間にかエンディングに到達してしまったりする。
また、音源はCD-DAなのだが、曲がループしない。ドライブによってはそれすらなく、音が鳴らないなんてこともあるようだ。
動作も全般的に重めでもっさりとしている。

で、ストーリー。ヒロインの奈美視点でお話が進んでいく。大好きな先輩を追いかけて学校も部活も選んじゃったから、
当然周りの見えていないアホなねーちゃんなんだけれど、その「恋は盲目」のアホっぷりがリアルで意外なほど
読み応えがある。それ以外はひたすら凌辱とﾘﾝｶｰﾝ。あの不憫ぶりはかなり萌える……
話の展開そのものは安物のAVの焼き直しみたいだけれど、どこまでも救いのないストーリーはそんじょそこらの凌辱ゲーよりは確実に上。

エロはタイトルと裏腹にボテ腹エロは１回だけ。「中はダメ！　赤ちゃんできちゃう」とはしょっちゅう叫ぶが、実際に
孕んでしまうシーンも少なく、タイトルに偽りあり。上でも書いたけれど、エロは凌辱とﾘﾝｶｰﾝがほとんど（一部レズあり）だが、
テキストは一定の水準には達しているし、尺の長さもまあまあだった。できればﾘﾝｶｰﾝのシーンはもっとねちっこく描写して
ほしかったところ。それと、純粋にエロシーンというわけではないが、全裸バレーボールは素晴らしいの一言に尽きる。

話題になってるボテ腹バット殴りだけれど、悲惨なENDの一つとして割り切ればこれもアリかなあ、と。
絵は正直微妙。こういう絵柄はこういう内容には相応しくないような……CG枚数の少なさをアップにする演出で
カバーしているあたりは涙ぐましい努力を感じた……声は声優に疎い俺でも知っている名前が何人かいたから、
それなりの水準はある。音楽については、曲うんぬんの前にちゃんと鳴らせ。

何だか話題先行でクソゲ扱いされているエロゲだけれど、システムを除けば凡作〜佳作程度の出来。
クセのある凌辱ゲーをやりたい人で、クソなシステムを我慢できる人であれば、十分に楽しめると思う。

>>287
いろんな所で地雷地雷言われててどんなのかと思ったら、結構まともなんだ。
なんかやりたくなってきたぞ。

CROSS†CHANNELクリア。
体験版はたるかった記憶しかなかったけど
本編を集中してプレイしたらかなりおもしろかった。
２chでもよく名前を聞くゲームなんで、多少のネタバレは
知ってたけど、自分が想像していた世界観とはまったく違っていて
新鮮にプレイできたのはかなり嬉しい誤算。
ただ主人公の過去が現実離れしてたんで
ゲームの途中ちょっと気分が冷めてしまったのは残念に感じた。
どんなゲームかを知らないで未だ積んでる人は
早めに崩すことをお勧めします。

「魔将の贄」コンプ　購入理由：ファンタジー世界の凌辱(*´Д`)ﾊｧﾊｧ

戦乱の時代、傭兵を生業として立身出世を目論む主人公。
偶然に現在交戦中の国の姫を助けたことをきっかけに梟雄として表舞台に立つ時が来た。

腕も立つし策謀にも長ける主人公。
んでもって女を凌辱しても固執せずに部下に分け与えることが出来るという色事への執着心の無さ。
なかなかに隙が無く面白味に欠ける設定です。
んでもって破滅するような展開のＥＮＤもありゃしません。
こういうヤツに痛い目にあって欲しいと願う俺としてはちと不満。

エロは当然？の如く凌辱がメイン。
主人公がﾚｲｰﾌﾟ→女が堕ちる→部下に払い下げ
こういう流れがほとんどで中には最初から部下乃至は民衆に投げ込む展開もあり。
エロの尺は短くはないが、輪姦描写でちと物足りないかなという部分はあった。
個人的には前作ほど非道い打ち切りでは無かったけど。

全体的なボリュームは少なく感じた。
しかし話としてはすっきり読みやすい流れなので一気にできていいと思う。
マチルダさんの精神崩壊、レミーが救いを求めるのを見捨てるのは見ちゃいられなかった(つД`)

「けらくの王」コンプ　購入理由：抜きゲとして有名だったので

幼い頃の事故で後天的の無痛症となった主人公は唯一感覚の残るﾁﾝﾎﾟに触れることでしか
生きているという事を感じることが出来なくなった。
そして現在、日常的にﾁﾝﾎﾟをいじっている主人公はいじめにあっていた。
そんな毎日を送る主人公のクラスに事故の原因であった幼馴染みが
転校してきたのをきっかけに主人公は己のﾁﾝﾎﾟの持つ力を知ることになる。

この主人公は設定からして一見「異常者」のように見えるがやってることは別として物の考え方は案外まとも。
また序盤こそいじめの描写から始まるものの、全編通して見ると人によっては抱腹絶倒のバカゲーになる要素満載。
いじめの復讐対象であるヒロインの性癖を調べている時のノリは探偵団的で笑えてきた。
主人公の手足となる幼馴染み、ショタとのやり取りは真面目に性癖調査をしているんだけど笑える。
エロシーンも下品系のテキストがぶっ飛んでいるので硝子丸テキストが初めての人は呆然としてしまうかも。

各ヒロインは様々な性癖を持っているが、私的に注目したのはいじめの元締めであるお嬢様。
彼女を誘拐し拉致監禁したものの処女で解放した犯罪者はある意味賞賛に値する。
その折角の処女を散らした主人公には小一時間問い詰めたかったが。
ふたなりヒロインのシャワーシーンを覗き見た主人公が、胸を見て欲情するんだけど
股間から生えているﾁﾝﾎﾟを見たら一気に萎えるというくだりのテキストは秀逸。笑えること請け合い。
で、まぁふたなりヒロインはぶっちゃけショタとセットでお楽しみ下さいなシチュになっている。
エチシーンは２つしかなく、主人公×ふたなりヒロイン×ショタ×マッシブヒロイン、主人公×ふたなりヒロイン×ショタ
というようにいずれもショタが絡んでおり、しゃぶったり入れられたりと大活躍。
つーかこのショタ専用ENDまで用意されており、結構濃いエチシーンが複数用意されております。
属性無いはずの俺ですが不覚にも…でした。

評価としてはボリューム不足ではあるが某かの印象を残す異色作品ではあるでしょう。
絵、というか塗りも最初は気になりますがそんなもの途中からどうでもよくなると思います。
ヒロインの逝っちゃった目が怖すぎ(;´Д`)

促進スレで指定の「君が望む永遠」フルコンプ。

儲の多さに当初は正直、引いた。でも、剛田付録の体験版をやってみて興味が
わいてしまい、CD版を購入。後になって大して変わらん値段でDVD版が売られて
たのを知って号泣・゜・(ノД`)・゜・ は嘘だがちとｸﾔｼｰ。

鳴海孝之（主人公）はごく平凡な普通の高校三年生。悪友の慎二や水月、カノ
ジョの遙とつるんでは、彼なりの甘酸っぱい高校生活を謳歌していた。進路を
遙と同じ白稜大と決め、未来に希望を膨らませていた孝之だったが、夏休みの
ある出来事が彼──いや、彼ら４人の運命を大きく狂わせてゆくことになる。

選択肢によりシナリオが分岐していく正統派ADV。難易度は低めですが、CGの
コンプにはきめ細かく選択肢をつぶしていく必要があります。CGは137枚。回想
シーン枠24。音楽鑑賞モードあり、vocal2曲、BGM26曲。男女ともフルボイス。
Endingは全部で14。

この超有名ソフトの感想と言ってもなあ……。何を書いても今更アルよ。なので
ごく簡単に。
「可哀想な女の子を守る自分」というセルフイメージに固執する主人公つーのが
このゲームのシナリオのギミックなんだと思う。で、「可哀想な度合い」が変化
するごとに女の子の間をフラフラ。結局、「愛するタテマエ」を自分に与えてく
れるプラスアルファがある遙が奴には都合よかった、と。……こう書くとミもフタ
もないけどﾅｰ。
マナマナシナリオはもっと緻密な心理描写があれば萌えたかも（誰に？ｗ

CG、音楽、声の演技、どれも良好。システムもおおむね良好だが、Endingがリプ
レイ不可なのが残念。Ending確認画面で出来ればいいのに。

総評。
このゲームならではのメインヒロインとの泥沼・修羅場を味わうだけでも結構な
ボリュームを楽しめますし、サブキャラの多彩なシナリオは、数多いエロゲ属性
のひとつにユーザを目覚めさせるのにうってつけと思います。エロゲ初心者には
お勧めの、つーか定番のソフトですな。
更に、フルコンプして骨の髄までしゃぶり尽くし、各キャラ（主に孝之）の心情
を考察するといったディープな楽しみ方にも充分耐えます。名作にはよくある事
ですが、楽しみ方の切り口が多いソフトです。

結論：84点。
今さらですけど、エロゲーマーならとりあえずやっとけ、な名作ですね。個人的
には速攻で下記スレをお気に入りに入れますた。孝之逝ってよし。

鳴海孝之の根性を叩き直すスレ
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1096350417/

促進スレの215で指名された「SenseOff」終了。
指名が11月8日だったからひと月近くかかってるなあ。
感想はあちこちのレヴューでなされてるので省略。
マニュアルの順に攻略していって透子から忙しくてだいぶ間が空いた。
ヒロイン以外のシナリオも面白かったし満足です。時々再プレイしたい。
でもよく聞かれるバックログがないので不便という声は痛感した。
小難しい単語とか読み飛ばして何度ロードを繰り返したことか。
この辺だけでもパッチ出して欲しい。HP更新ということでファンも喜ぶだろうしｗ
このゲーム終わらせてからbirthday eveが好きなI've曲で名前が挙がる理由がわかった。

年末年始の本格的な繁忙期前に何本か崩しとこう・・・

　促進スレ5の>>60で動かなかった「ガイア」の代わりに>>76で指名していただいた駅弁（ＵＲＡＮ）を
崩し宣言。　トゥルーエンドと各ヒロインのバッドエンドを見ただけですが、共通シナリオと選択肢が
多すぎて何処でフラグが立ったのかさっぱり判らないので、ｺﾝﾌﾟしてませんがこれにて「崩し」と
させてください。何度やっても本気で判らない……＿|￣|○

＞　シナリオは、車内販売員のヒロインと、食べる方と体位の両方で駅弁大好きでマッチョな男、
江ノ木田・C・弁太郎（通称・ｴｷﾍﾞﾝ）のハチャメチャでドタバタな旅物語。
　物凄く熱く駅弁を語るｴｷﾍﾞﾝと、正上位の素晴らしさと駅弁の欠点を熱く語る敵（聖上位同盟メンバー）と、
ひたすらツッコミを入れる幕子（まこ）ちゃん。ギャグもバトルもエロもツッコミも、やたらと熱くて濃い。
それら全てが笑いに繋がるのです。

　シナリオの内容は非常に面白いのですが、キャラクターの熱さにナレーションの冷たさが厳しいです。
それに耐えられるなら非常に楽しめると思います。

　シナリオとはちょっと違いますが、途中で見ることが出来る「チョコボール向井の駅弁コラム特別編」は
面白いです。　全１０種類ですが、ちゃんと「おまけ」ページで見ることが出来ます。
すぐにコンプ出来ちゃいますけど。

＞　CGは個性的な絵柄で、少し線が荒いのが気になりますが、意外と丁寧に塗られているので好印象。
発売時期を考えるとこんなもんじゃないかなと。背景CGは非常に綺麗です。よく描けてます。

＞　システムは凄いです。次の章に進んだりロードしたりする度に、各章毎の音声を全てインストール
しなおしてくれます。同じ章内でも変わりません。　データロードする度に数分待たされます。
ヘルプを読む限りでは「HDD容量が少なくて済むのは良心的でしょう？」という言い分らしいですが、
そういう考えは押し付けるものではなくて、ユーザーに選ばせて欲しいものです。
「選択肢間違えた！選択肢の前のデータをロードしよう」なんて事を考えると、数分待たされてしまいます。
繰り返しプレイしたりコンプを目指す時には、かなり厳しいです。勿論、ＣＤレス起動なんて出来ません。
これが改善されれば、コンプまで頑張れたかも知れませんが……
あと、アクセラレータをいじらないと物凄く重いです。それ以外はそれなりに普通。

＞　音関連はかなり良好です。ヒロイン達の声は可愛いし、ｴｷﾍﾞﾝの声は熱い。みんな演技も上手い。
タイトル画面でｴｷﾍﾞﾝの声を本物の声優さんか「チョコボール向井版」かを選択できますが、
後者は見なかったことにしましょう。選択すると非常に痛い目を見てしまいます。ロードに数分かかったのに……orz
　メインキャラのみならず、乗客や場内アナウンスなど、ほぼ全てのキャラクターに音声がついていて、
チュパ音などの効果音もついているのでなかなかのボリュームです。ロードするたびにそういう音声も
再インストールされてしまいますが……
　音楽は無駄に熱いです。BGMも熱いですが、とにかくチョコボール向井氏の歌声が熱すぎます。
OPソングは一度聞くと暫く頭から離れなくなってくれます。( ﾟ∀ﾟ)ﾁｮｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮｺﾎﾞｰﾙ･ﾁｮｺﾎﾞｰﾙﾑｶｰｲ

＞　キャラはどのキャラも個性的で魅力があります。普通の女の子だけでなく、メガネやツンデレや炉などの
お約束的なキャラは一通り揃っています。意外と悪くないなという印象。
色の派手さは作品の発売時期を考えるとこんなもんかなと。

＞　総括。どうしてこの作品が「クソゲ」と言われているのか理解出来ません。
「絵柄が好みじゃないからクソゲ」とか「システム地雷」と言われるのならまだ判りますが、
それ以外は非常にいい作品。「上質なコメディゲー」だと評価したいと思います。

　というわけで、総合評価は上の下に物凄く近い「中の上」。　
何よりロード時の待ち時間の辛さが痛かった。これが無ければ上の下だったのに。勿体無い作品です。

　久々に3レスｽﾏｿ。

促進スレで指名された「ぬぐり、ひとひらり」コンプ

背景がとにかく凄いと思った、廉価版も出てるしお金があるなら一見の価値ありかと思われます
共通ルートの長さに少し辟易としましたが、キャラクタが好印象だったし
次の選択肢までスキップもできたのでその辺は心配いらないかと
個人的に主人公のへたれぶりが大変気に障りましたが
その他のキャラクタはかなり好い感じ
今の季節にやるのにいいかも
年末年始の暇なときにやるのをお勧めします

「Railway 〜ここにある夢〜」フルコンプ。
バグが多いので必ずパッチあてましょう。
OHPでパッチが見当たらずノーパッチでプレイしてしまったが
ひたすらスキップする必要があるこのゲームで
既読スキップ使わずにコンプするのは苦痛でした。

パッチはEMU PACKないしバラ売りの復刻版なら２枚目のCDに収録されているはず。
旧版だとパッチ探す必要があるのですが、会員制のGalge.comにはありました。
他にもどこかあるかもしれません。
あとはインターネットアーカイブで探すしかない。
りぺあからEMUのOHPを辿ろうとしたがアドレスが新しくなっててだめだった。
旧アドレスのhttp://www.hf-emu.com/の方で探す必要あり。

操作性の点ではかなりストレスたまったが、中味は荒削りも悪くなかった。
感想はいずれまた。

SinsAbell

★総合評価 67点

○一周目がやたら難しく。そして二周目以降はやたら簡単。
何周しても敵の強さが変わらない事にも原因があるのですが、一周目はやたら難しかった。
回復アイテムがイベントで復活する事に気が付かなかったら、最初のダンジョンで詰まっていた所です。
まぁ、ある敵との勝敗でルートが分岐するの所で、思わず勝ってしまったのも難しかった原因なんですが。（※）
二周目以降はLV引き継ぎがあり、武器も揃っているのでやたら簡単。
イベント回収＆武器回収には便利。物足りなく感じたらまた一周目からプレイすれば良し。

×カメラワークが悪い。
カメラが障害物をすり抜けないため、狭いところの戦闘では敵との距離感が掴みにくい。
慣れない一周目ではこちらの初段空振り→相手の攻撃がヒットというのが多々あった。

△エロシーン
女の子が敵に嬲られるシーンの文章が活き活きとしているのは良い。
その分、主人公とヒロインのセックスシーンの文章が普通で、薄く感じられてしまうのは残念。

△BGM
可もなく不可もなく。場違いな感じもなかったけれど、コレは！と思うのも無かった。


※バレあり注意
一周目のバンガル戦。装備は左手木刀にして、相手の攻撃に合わせて左での突き一発。
こうすると、相手は攻撃がキャンセルされ待機モーションまで戻るので、コレを繰り返すだけで勝てる。

促進スレで指定を受けた「狭間の月」コンプ。

ワゴン価格と小綺麗な絵に加え、邪悪スレでの好評価に背中を押されて購入。
まあぶっちゃけ月乃嬢の邪悪娘っぷりに期待ムンムンだったわけで。

特に取り柄もなく、気が弱くて幼馴染みの真由に振り回されっぱなしの主人公、博之。
彼のもとにある日、住み込みで「月乃」の世話役を引き受けてもらえないか、との手紙
が舞い込む。無職のフリーターだった博之は渡りに船と引き受けたが、世話役とは名
ばかり、その仕事は……。

猟奇寄りの和風サスペンスADV。選択肢によりシナリオが分岐していく、といいたい所
だが、話はほぼ一本道。ただし微妙な内容の選択肢が多く、激ムズとは言わないが攻略
にはてこずることもありそう。BADエンド3、GOOD(?)エンド6、合計9種類のエンディング
が用意されています（主人公死ぬ＝BADエンドと換算）。
CG84枚、回想シーン枠34（非Hシーンを含む）。音楽鑑賞モードあり、BGM全13曲。vocal
曲はなし。女性のみフルボイス。

どうにも理に適っていない展開が目立ち、プレイしていてイライラさせられた。
主人公は月乃の屋敷に住み込むのだが、かなりつっけんどんな扱いを受け、逆レイプ
まがいの状態で童貞を失う。重病（というふれこみ）の月乃とはほとんど接触がなく、
ただ機械的に女をあてがわれる毎日……。なぜこんな目に遭いながら職を辞さないのか
コイツ（＝博之）は。嫌ならやめようと思ってたのと違うんか、と何度思ったことか。
もちろん、彼が月乃の屋敷を去ったら話にならない訳だけど、それをプレイヤーに納得
させる仕組みがない。どころか、屋敷に残ることで肉欲に溺れるネガティブな自分をプ
レイヤーに認めさせることを強いてしまっている。主人公は決していいヤツ、善人では
ないようだし、いっそのことピカレスクものにすれば落ち着いたのではないかなあ。
てか、後半はさすがにピカレスク風味になってるけどな。

つづき。

期待の邪悪娘、月乃だが、大した事ないじゃん？　というのが正直な感想。あの程度の
意地悪は大奥レベルなのでは。人外という設定から過度な期待をしすぎたらしい。まあ
このゲーム、全般的にキャラが立ってないからなあ。
シナリオとは別件になるが、月乃＆月乃母の鬼女バージョンの立ち絵は怖かったっす。
無造作にクリックしてたら月乃嬢が雷神様に変身！　母上は充血した目でわんわん恨み言！
こわいよー！・゜・(ノД`)・゜・

BGMは毒にも薬にもならないといった所。「ためいき＠痕」が聞こえてきたのはﾋﾞｯｸﾘ。
てか、これ（別離の雫）聞いてて本家の方を無性に聞きたくなったので、さおりんを
引っ張り出してしまったよ。
CGは本当に綺麗。萌え絵のテクストからは外れる絵柄だけど、和風のこのゲームにはぴ
ったりだったと思う。塗りもめっちゃ綺麗。んで背景がまた凄まじく綺麗。文章の情景
描写より背景絵からその場の雰囲気が漂ってくるほどですた。
システムはWindowのフォーカスON/OFFが遅い、未読なのにスキップが止まらない、全般
的に重いなど不備が目立ちました（Windows2000で確認）。DarkSideどころかブラパの
ゲームはこれが初めてなんだが、ここのシステムっていつもこんななんだろうか。
パッチをあてるとスタート画面右下に1 01と表記されます。ヘルプ−バージョン情報は
1.00のまま。う〜ん。

エロはズバリ使えます。和姦が少ないのが不満だという人はどうしようもないけど。
尺はあるしシチュ豊富だし、暴力的だし。正にセックス＆バイオレンス。憎たらしい女
を屈服させて嘲笑するなんてなシチュが大好きな人にはオススメっす。ただし、残酷な
シーン（女性を八つ裂き、蟹場など）はCGなし。ちなみに蟹場は回避可能。コンプでき
なくなっちゃうけどね。
念のため言っておくが、私にはそーゆー趣味はないです、ええ。

つづき。

粗が目立つシナリオだったと思う。一本道のストーリーも物足りなかった。所々に伏線
の残骸（？）のようなものが散見されるので、開発期間が削られたのかもしれない。
だが、エロシーンにおいて手抜きはなく、抜きに特化して言えば丁寧な作り。このゲーム
のプレイ時は、シナリオは笑って聞き流すのを推奨します。
個人的には、ストーリーやらエロ描写やらより、ひたすら鬼女の立ち絵が怖かった。
そればかりが印象に残っている。ゲンガーGJ。

結論：62点。
猟奇的な雰囲気や強姦、陵辱を気にしない人、エロを堪能できればシナリオの出来など
気にしないという人にはオススメ。邪悪ヒロインを楽しむにはちとシナリオが弱いので
注意。

>>301
取り敢えず、ｱﾝﾀが無職と童貞の気持ちが解らんのは解った。いや、解んない方がいいんだがｗ

促進スレで指定の『ほとせなる呪 ちとせなる詛、』コンプ。

タイトル通りのオカルト系ホラーなんですが…説明書とかCDの盤面とか、とてもホラーとは思えない物に仕上がっています。
他のDVDパッケな萌えゲーと中身をすり替えたら、10人中2人くらいは気付かずにインストールしてしまうかも。

携帯電話にまつわる怪談がストーリーの主軸になっていて、システム画面や効果音も携帯っぽく作られています。
今回自分は使いませんでしたが、携帯電話にメールを送る機能などもあり、恐い話が好きな人は使うと楽しいかも？

このゲームで特筆すべきなのは、何といっても演出でしょう。
一般的な“背景、立ち絵、テキストウインドウ”という構成でなく、見た目はVNの様な感じですが
立ち絵がトリッキーな動きをしてみたり、テキストも演出の一部として動かしたりの小技はもちろんの事
絵、音、文章すべてを合わせた時のトータルの演出効果が、非常に良く練られていると感じました。
また、主人公にも声が当てられている為、幼馴染との会話シーンなど軽妙な雰囲気が出ていて良い感じでした。
あと、おまけのBGMモードの画面が携帯ゲーム風になっていたり、お遊び的な面白さと言うか
「スタッフも楽しんで作ってたんだろうなー」と感じる部分が随所に見られ、そういうのが好きな自分は非常に楽しめました。

ストーリー的には、オカルト物特有の強引で斜め上な論理展開を雰囲気に合わせて出せていたと思います。
大風呂敷こそ広げないものの、丁寧に広げて畳んだという印象。
但し、両ヒロインルートの最後は潔さすら感じる勢いで論理を放り投げていますが（ｗ

エロに関して…エロいと言えばエロいかもですが…何せオカルト物ですから、素直に興奮出来るシーンは少なめ。
陵辱シーンのテキストは結構ねちっこくて良い感じと思いましたが。

気になった点。
まずはHigh Color専用という事。うちの液晶はHigh Colorと相性が良くないのか、色ムラやマッハバンドが非常に目立ちました。
次、スキップ重いです…。Homeキーで次の選択肢まで飛ばせますが、自分は話の流れを見ながら進めたい派なので。
あと、うちの環境では所々ボイスの頭が切れる事があったのと、バックログでクリックの反応が鋭敏過ぎて
雑に操作すると1クリックで2ページ飛ぶ事があったのがちょっと不便でした。
最後に、声優さんの一人が、合成音声かと思う位の超棒読み…。
ストーリーが携帯絡みだから、携帯電話の幽霊なのかと思いながらプレイしてたんですが、
単に喜怒哀楽の少ないキャラという設定だった模様。やりすぎだよ…。

総評。
オカルトだし萌え系じゃないし、人を選ぶ作品なのは間違いないです。
しかし、演出の巧みさには見るべき物があると思いました。
自分はオカルトに対する感受性が低い為、“恐怖を楽しむ”という面では制作者の意図に乗れませんでしたが
テキストを読むという行為をこれだけ楽しめたのは久しぶりでした。
こういう作品を作れる所が活動停止してしまったのは、実に残念だと思います。

>306
>声優さんの一人が、合成音声かと思う位の超棒読み…。

高田翔子役の人ですね。（うたの　まい　「こころナビ」でルファナをやった人）
自分も絶対素人が声あててるだろーと思ってて、（一応）プロの声優ということを知って絶句した覚えあり。
声質はキャラに合ってるのに、勿体ない・・・

　積みゲ崩し促進スレ6の>>451で指名された「お兄ちゃんやめて2」（VEGA）を
コンプしますたので崩し宣言。新年早々いいエロゲをプレイできて満足です。

　まずシステム。フルボイスでもフルインスコに210Mという、HDDに優しい設計です。
インストールもすぐに終わるし、バグも特に無いです。とにかく快適。
シナリオ早送り、フル←→ウインドウ切り替え、テキストウインドウ透明度調整、
ＢＧＭ・音声の音量の調整というような基本的なシステムは完備。
特筆したいのは「逆送りシナリオ」という独自のシステム。文字通りシナリオを逆再生でき、
選択肢までやり直せるのでコンプまでが非常に楽。

　これはシナリオにも関係しますが、フラグという観念が無いらしいので、シナリオを進めて
CGを回収したらシナリオを巻き戻して別の選択肢を選択してCGを回収……
という事が容易です。選択肢でセーブして読み込みなおして…という手間が省けます。
このシステムは非常に気に入りました。他でも採用して欲しいです。

　プレイ中にCGモードを見ることが出来るので、どの話を見たのかがすぐに判ります。
分岐は「お医者さんごっこ」「運動会」のみでフラグが無いので、そこでセーブして
「逆送りシナリオ」を駆使して選択肢総当りでプレイすればすぐにコンプ可能です。

　次にCG。塗りもアレですが、とにかく「線」が酷い。縮小方法を間違えたんでしょうか。
絵は超空間作品としては並だと思いますが、線画の加工がひたすら酷いので、勿体無いです。
塗りは全体的に派手な色合いで「1段影+ハイライト」という感じで独特です。
こういうのが好きな人もいる……のか？メインは女性キャラで主人公はあくまでオマケだ！
という信念を貫き通しているので、主人公は影すらないグレー１色で塗り潰されています。
背景もオマケと思っているからか、イベントCGの背景は殆ど立ち絵の後ろに表示される
背景CGを拡大して貼り付けただけです。前のCGと場所が変わったりするのもご愛嬌。
ま、男キャラも背景もオマケだからいいや。

　原画は、ちょっとバラツキはありますが、SDキャラが意外と可愛く描かれています。
股間に絆創膏を貼られるシーンのSDキャラは普通に可愛いです。線は荒いですけど。　続く。

続いた。

　シナリオは、「流石は超空間！」といった感じです。非常に斬新な展開です。
「口の中にコンピュータウイルスが発生している」「俺様に申し訳ない」
「自分の頬を抓ってみた。夢かも知れない。　別に痛くなかった。気にしない事にしよう」
という、理解しがたい文章があったりしますが、ライターの計算の上らしく
「わけわかんないやつ」「そうです、話の展開が変です。」
というセリフがあります。話が理解できないのが正しいのです。
こんな話を書けるライターの潔さが超空間作品の良さなんだと思います。

　シナリオのボリュームは少ないのかな？亜紀ちゃんの設定的に「いや。」「ん。」と
いうような片言のセリフばかりなので短く感じるのかも知れません。喘ぎ声も無いし。
（発売当時は他作品より安価なので、他作品よりボリュームが少ないのは仕方が無い？）
シナリオの重複が多いのは少し気になりましたが、スキップすればいいだけです。

　総括。ワゴン価格じゃなきゃブチ切れてたと思いますが、500円で買ったのでネタとして
充分楽しめました。抵抗があった絵も途中から愛らしく思えますし、全キャラ棒読みの声も
その素人臭さが萌えられるかと。
ちなみにコンプまで約1時間。この速さは「逆送りシナリオ」と重複シナリオのお陰でしょう。
評価としては下の上。ネタとしてワゴンで購入してみては如何でしょうか？オススメ。

>308-309
新年早々GJ
褒めちぎるスレでその才能を是非w

今更ながら促進スレ#252で指名された「Railway 〜ここにある夢〜」 (emu) 雑感

　紹介ページ　ttp://www.getchu.com/soft.phtml?id=6304

・操作性悪い。パッチ必須（>>299）。
　メインヒロインルートでさえ一周目からスキップに次ぐスキップ。
　共通ルートの一ヶ月間はイベントがスカスカ。
　プレイの快適さが必須な人にはお勧めできない。門司のEMUゲーなら次作以降の方が。

・主人公が８年ぶりに故郷に帰ってきただけの設定にもかかわらず、
　振りかかる出来事の重さに声をあげたくなるのがこのゲームの正当な味わい方だと思う。
　シナリオの流れはご都合主義に陥らず読み応えあった。
　ただサブヒロインは設定段階が手抜き。話だけ重くてプレイヤーは置いていかれるかも。
　蒸気機関車という装置もうまく使えていた。汽笛は何度聞いてもグッと来る。

・キャラは設定の割にかなり変。
　普通のことすら出来ないボケ系とある分野で天才的な強気系の両極端。パターン化し過ぎ。
　変キャラ好きの自分にはメインヒロインの藤ノ木ふたえがﾂﾎﾞ。一人芝居ｲｲ。

粗は目立つが他になかなか代用の効かない非凡さのあるゲームでした。
次作の「雨に唄う」も悪くないがこっちの方が荒削りもとんがっていてインパクト強かった。

促進スレで指定の「ONE 〜輝く季節へ〜」大体コンプ。

購入理由は……まあ有名な作品だし、何となく。絵的には「みさき先輩」が気になっ
てた。瞳に星が入ってなかったから。古い割に綺麗なものを見つけたので気にせず
ボイスレス版を購入。

「ほら、起きなさいよーっ」
主人公、折原浩平の一日は幼馴染みの長森瑞佳の大声で始まる。学校の教室には
遅刻スレスレで滑り込むし、授業中の居眠りなどはいつものこと。そんな普通の高校生
のはずの浩平の胸に時折、浮かんでくる言葉があった。
「えいえんはあるよ。ここにあるよ」──彼は知っていた。自分がいつかその世界
に、こころの中の深みに旅立たねばならないことを。

学園ラブコメに不条理展開を合体させた、ノベルテイストのADV。Key（いや当時は
Tacticsだけどね）作品にしては泣き要素が薄いが、キャラ立ちはバッチリ。キャラ
萌えは標準装備である。選択肢はトリッキーなものも多いが、選んだ選択肢なりの
物語展開を見せてくれるので楽しんでプレイできた。その一方で、どうしても我慢
できないチーズ×1人の攻略を放棄。正直ｴｲｴｿの世界よりか、こいつが攻略キャラで
あることの方がよほど不条理だと思いました。
CG96枚、シーン回想機能なし。音楽鑑賞モードあり、BGM20曲。ボーカル曲などもち
ろんなし。で、声もなし。

ラブコメ部分はややまったり目だがなかなか楽しめた。ｴｲｴｿの世界については、おそ
らくはこれが死→奇跡→泣きのKeyお得意コンボの雛型なのだなあ、と感慨深く鑑賞。
個人的には、ｴｲｴｿの世界とはオタクの精神世界みたいなもんかなあ、と解釈してる。
「孤立した世界」「どこにも繋がらない場所」などのキーワードに加え、他者に認識
されなくなる描写とか。主人公の存在を最後まで現実に紐付けているのがヒロイン
（2次元美少女）であるのは象徴なのか風刺なのか、とか言ったら穿ち過ぎかなあ。
死のイメージも確かに匂わせてるんだけど、それは誇張っつーか美化だろ？　と。

CGは……何も言うまい。てか、あの絵で茜に萌えてしまった。……不覚です。
音楽はいい。相当いい。もう本当いい。たまらなくいい。絵を補って余りある出来だと
思います。「雨」「虹を見た小径」マンセー。
システムは当然ながら古臭い。バックログ機能なし、既読スキップ機能なし。シーン
回想機能なし。それから、Win2000でプレイするには有志の方製作のパッチが必要に
なります。

結論：75点。
シナリオOK、音楽絶品、但しCGがアレ。と非常にKeyらしい(?)作品に仕上がってい
ます。古臭いのは否めないが、キャラ立ちを味わう楽しさを知っている人ならプレイ
して損は無いはず。特に七瀬のキャラ立ちは見事。でも最萌えは茜ﾀﾝ。かあいい。

促進スレで指定の『こころナビ』終了。

今よりちょっとだけ未来の、進化したインターネットのお話…という設定な訳ですが、
（何度も書き直した末説明文削除）

余分な事前知識や攻略サイト無しにプレイすると、1周目は“今時の分かり易いエロゲ”とかなり違う雰囲気に戸惑います。
と言うのも、舞台が“Web”と“現実世界”の二重構造になっていて両者の人間関係が終盤近くまで断絶している事、
影響が有るのか無いのか良く判らない選択肢が割と頻繁にあり、各ヒロインのルート分岐も明確でない事、
ストーリーに過剰な起伏が付けられていない事などの理由で、
「今自分が（ストーリー上で）どこにいて、どこ（誰）に向かっているのか」が把握し難いのです。
但し、上記は決してこの作品の短所ではなく、むしろネット中毒系エロゲヲタの皮膚感覚に近い
webを彷徨う時の漂流感や地に足の付かない不安定感、決断を最後まで引き延ばしてしまう優柔不断さまでも
凄ーくリアルに再現してくれやがってます。
結果、ゲーム内世界が「安心しきれないのに居心地が良い」という不思議空間と化しています。
正直、ハマりました。

絵に関して。
立ち絵、イベント絵共に大変気に入りました。
特筆したい点として、服を着ている時の体の線がとても綺麗な事と、形も配色も自然でセンス良さげな服装。
ある意味エロゲらしくないのかも知れませんが、自分はこういう方向性の造形が大好きなので。
あと、これは演出として評価すべきなのかもですが、立ち絵の表情変化が非常に効果的に使われてました。
特に小春のコロコロ変わる表情は、いつまで見てても飽きません。
反面、背景やモブは、かなりシュールな感じ。
Web空間の非現実感とか、モブの“その他大勢”っぷりを表現する手段としては悪くないのかもですが
リアル世界も空間が微妙に歪んでた様な…。

シナリオ。
決してドラマチックに大感動！って感じではありませんが、ヲタ的に居心地良かったです。
凛子ルートは評判通りの出来。実に良いです。アイノや小春ルートの凛子も良い味出してました。
ちなみに、プレイ前は全く期待してなかった仲手川さんがモロにツボ入りました。個人的に殿堂入り。

システム等。
デモムービーの後、注意書き→スタート画面の切り換えで反応が鈍く感じました。
あと、デフォルトでボイス：off、テキスト表示速度：ウエイト無しという漢仕様なのは良いとして
テキスト表示速度が終了時保存されないのは微妙に不便でした。（設定変更自体は簡単なので問題無いですが）
セーブ個数、攻略サイトを見ずにやってると少なく感じます。
攻略に無関係な選択肢が多いだけなので、実際は全く問題無いのですが。

その他。
個人的にED曲を絶賛。
独特な雰囲気のゲームの後に、懐かしい雰囲気のアレンジがとても心地良かったです。

おまけ。
うちにもコナさん欲しい…心が汚れ切ってるから無理か('A`)

>307
確認しました。同じ人なんですね…
ルファナの方は、ちょっと無理して声作ってる印象でしたが、演技はまあ普通だと思いました。

指名された「そこに海があって・・・」コンプ。
自分には合わないゲームでした。軽いネタバレあるんで嫌な人はスルーで。

ファーストプレイはかなり好印象。
読みやすい文章で、日常がだんだんと非日常に変わっていく過程は
なかなか楽しめました。よく動くアニメーション等ゲームとしてかなり丁寧に創られていますし。
しかし、このゲーム、主人公視点をクリアしたら、別のキャラ視点のシナリオが
出現するんですが、このプレイがかなり面倒くさい。
特に主人公をとりまくヒロイン３人は、ほぼ主人公視点ルートと同じなんで
なんど投げそうになったことか。
それに、主人公とメインヒロインに嫉妬して狂っていくヒロインの視点になって
も不快なだけで楽しくないです。
しかもエンディングは主人公視点ルート含めすべてバッド、救いがありません。
最初バッドエンドを強制的に見せ、別の未来を切り開いてくゲームはそう珍しくないんで
これもそのたぐいの物だと思っていたんですが、たどりつく結末は全部同じ。
いちおう幼馴染二人には個別EDがあるんですが、おまけ扱いだしこれもかなり
後味が悪いです。自分は普通に美奈萌がお気に入りだったんですが（嫌いな人多そうだけど）
彼女の扱いの悲惨さには・・・（涙）

はっきり言っておすすめできません。正直言って一部のルートはやってて不快でした。
全部バッドとか救いがないとか言うと、鬱ゲー好きな人にはおすすめみたいな感じ
がしますが、これも微妙。私自身、鬱ゲー大好きなんですがこのゲームの内容は
早く忘れたいとか思ってるし。

ぷにつま〜奥さんはあなた色〜 終了。

システムはぱじゃま系をほとんどプレイしてない私でもわかるいつものやつ。
毎度毎度レスポンス悪いんですが、改良する気はないのでしょうか。
操作性はそんなに悪くないんですが。というかそれだけにもうちょっと快適さが欲しい……

奥さんがだんだんエッチになっていくのはなかなか良いと思う。のですが。
最後の方、タガ外れすぎでしょ。あまりの急加速っぷりに笑ってしまったのですが。
この辺はまあフィクションだしどうでもいいことです。

で、肝心のエロですが、なかなかエロい。フェチさもある感じ。胸への。
個人的には恥じらいある序盤〜中盤のシーンが好みかなぁ。
絵はちとブレがあるものの、肉感的でこのゲームには合ってる感じ。

テキストのバリエーションが多く、回収がめんどくさいですが、
低価格ソフトとは思えぬボリューム。その辺はよくやった、って感じです。
しかし、一番気に入った絵がエチ行動選択画面の絵なのはどうかと思うぜ私。

「Stay Ever」完。

スタート直後に明らかになるメインヒロインの原因不明な病気。
１章はその事実に動揺してもがきながら転げ落ちる主人公の転落人生について。
内面描写もそこそこあるので、何をしたらいいのか分からず焦って周囲に当たり、
自分の行動はは間違いだと気づきつつも突き進んでしまう若さのようなものは感じ取れました。
で、１年後に舞台は飛び、主人公がかつての過ちに気づいてやり直す…て感じ。
話の筋がはっきりしてるので、流れに置いていかれることは少ないと思います。

メインヒロインの話は特にですが、客観的に自分が何もしてやれない状況で、それでも
相手のために何か出来ないかと、あれこれ悩んで答えを出す様子は主人公、ヒロインともに
うまく描けていたと思います。その辺は感動系の話が好きなら評価していいとこでしょう。
あと、メインヒロインのエンドがこの手のものでは若干異質。奇跡使ってないし、ご都合…
とまではいかないし。感動とは別次元なんですけどねぇ。それでもなんか残るっていうか。

全体的に重い話になりそうなのをどうにか明るめに押しとどめているテキストもまずまず。
感動させようってポイントの描写は手堅いし、泣きゲスキーにはおすすめなのではと思われます。
エロはこの系統では濃い目。何故か風呂のシチュが多い。てか風呂のイベント自体多い。
絵は好み分かれるかなぁ。夕日とかの光の処理とはよくできてると思われる。
音楽はEDテーマが話のテーマに合っていて結構好き。

システムは結構問題。スキップ遅い、クリックきかないのはしょっちゅう。
ないしょシステムは効果があったのかは疑問。重要なネタだけじゃなくてしょーもないのも入ってるし。
もっと絞ってみても良かったのでは。演出については、効果音とかを大文字にして画面に出したり、
どつくとこを拳とかを表示することで表現するのがなんともチープ感があって、これもあぼんメーカーらしいと。

以上、通常の感想でした。以下愚痴モード。駄文につき回避推奨。

個人的に看過できない点を。特に主人公ですが、ギャグ、シリアス構わず
ヒロインに手をあげすぎます。動揺したヒロインを落ち着かせるために殴ったりとか、とかく衝動的になりすぎる
点があって引く事がしばしば。言葉を使わない行動が効果を上げているのもわかるのですが、
いくらなんでもやりすぎだろうと。浪人生くらいの年で、これを若さとして許容していいものかと。
なまじ主人公がどっかのシナリオで「何も言わないで気持ちがわかるなら言葉なんていらん」的なニュアンスの
発言をしていた事からすれば、これはどういうことだと。都合よくキャラ作りすぎてないですか？
少なくとも殴る以外の方法でシーンを作る事は十分可能だと思うのですが。

加えて、後半の脈絡もないとこから不幸イベントを引っ張ってくるのは蛇足の極み。
伏線も糞もないとこから話を作らんでください。折角話がまとまる所で唐突に入れられてもな。
泣きポイント作りたいだけちゃうんかと疑ってしまいますよ。正直無い方がすっきりしてると思うだけに。
さらにメインヒロインの病気の扱いもどうかと。いかに原因不明だからといっても、病状が都合よく変えられすぎ。
サブシナリオの方がましな扱いってのもやりきれん。

結論として、深く考えないで話に入り込めれば勝ちって事です。製作側の意図なんか読んでたら楽しめませんねw

促進スレ指定の「ツグナヒ」コンプ。
なお古いゲームなので、XPでプレイするには手動インストール、フルスクリーンでのプレイは不可。

端的に言えばしょーもないヌルい凌辱ゲー。凌辱対象者を閉じこめた舞台空間の設定からしてヌルい。
いくら山奥とはいえ、玄関のドアは鍵を閉めただけ、窓は接着剤で固定しただけで閉鎖空間を作った気分になって
いるのは失笑しか浮かばない。ヒロインの一人がモップで窓を叩き割って脱出を試みているが、何でもっと早くに
全員でやらないのか、激しく謎。
各ヒロインの個別ルートは凌辱を一度もしないだけでなく、攻略対象とのヒロインとのエロも無し。つまり、５人の
ヒロインを攻略するにはエロが全く存在しないルートを５回もやらなくてはならず、非常に苦痛。ただ単にヒロインに
説教されて終わり。
肝心のエロもイマイチ。２〜３回やっただけで壊れるヒロインもアレだし、凌辱ゲーなのにこれといった特殊なシチュが
無いのも不満。尺の長さはそれなりではあったけれど、ゲーム全体に突っ込み所が多すぎてイマイチだった。

絵柄やシステムが古くさいのは、古いゲームだから許容できるとして、声は普段はあまり気にしない俺ですら
下手くそだと思うくらい下手くそだった。

ヒロインに説教されるのが好きな人はどうぞ。これは決して凌辱ゲーではありません。

促進スレで指定の「最終痴漢電車２」フルコンプ。

体験版をやってみて購入を決意したものの、もう全然安くならなくて焦れて。
結局、普段なら出さない金額で買った。結果的には、値が崩れないのも頷けた
ワケだが。

痴漢として腕に覚えのある主人公、新堂巧は偶然「最終痴漢電車」に乗り合わせ
そのシステムに痴漢としての本能を強く刺激される。最終痴漢電車に乗車するに
は、ゲストとなる女性を連れてこなければならないのだ。彼は心に決める。自分
の技で女を落としてゲストにふさわしく仕立ててみせると。そして、必ずもう一
度この電車に乗ってみせると。こうして、巧のゲスト候補探しが始まった。

ゲームは、ゲスト候補となるターゲットに痴漢を仕掛ける痴漢ゲームパートと、
身の回りの人々と会話を交わすADVゲームパートの２つに分かれる。ADVパートで
の選択肢はほとんどなし。ゲームとしてのメインは痴漢ゲームパートだが、難易
度は断然低く、痴漢に失敗することの方が難しいと思えるくらい。ただ、CGのバ
リエーションが多く、１プレイで全CGの回収は無理。ここらへんはMolesterMode
（痴漢ゲームリプレイ）で回収できる設計になっている。CGは149枚、EventMode
（痴漢以外のエロイベント）枠48、MolesterMode枠12。BGMは25曲、うちvocal1曲。

基本的に女性に人権は無くｗ、男性上位で物語は進行する。バランスを取るため
か巧がストイックなハードボイルド野郎になっているが、この描写がまた上手い。
てか、アンタ格好良すぎ＞主人公　どうして痴漢なんかやってるんだろ。
女という女を征服していく「強い男」巧だが、とうとう女に対して敗北を認める。
その相手が女子高生の由奈。その理由は……。たまたま最後にやったせいか、この
シーンがひどく印象的。由奈の一途な心が、女車掌が腕力で巧に挑んで負けたエピ
ソードに対比しているような……。ライター氏のほくそ笑みが見えるような気がした。
ゲームの性質上、話にリアリティはないしシナリオ自体、前面に出てこない。が、
そこを勘ぐって色々考えるのが楽しかった。遊ばせてもらいました。

CGはいわゆるセックス産業な絵柄でエロさは太鼓判だと思う。女子高生とイケイケ
女教師が同じように豊満な体つきなのはちょっといただけなかった。まあ、炉スキー
には地雷なんだろうな。
BGMは曲としてではなく、痴漢ゲームのBGMとして良く出来ていたと思う。「Insult」
は電車の「ガタンガタン」がリズムから感じられてぞくぞくした。
声優さんは皆上手い。エロいし絶叫に魂入ってるし。声優には詳しくないのだが、
豪華なキャスティングなのかな。

結論：83点。
エロゲーのお手本と言っていい作品だった。エロい！　これが一番大事でっせ！　
てなゲームである。とにかく男優位の物語で、リアリティはなく半分ファンタジー。
それがｲｲ!と素直に納得できる面白さがある。次は「瀬里奈」の値崩れを待つとしよう。

促進スレで指定の『ジュエルスオーシャン』コンプ。

…正直、すごく感想書き難い作品です。
手放しで褒められる物ではなく、かと言って駄目とも決めつけられない魅力も感じたり。
以下、いつも以上に支離滅裂な文章になると思います…。

プレイして最初に気になった点、「主人公達、普段の行い悪すぎ…('A`)」
何と言うか、笑うに笑えず、怒るに怒れないストレスの溜まるテキストが序盤〜中盤で頻発します。
自分は、主人公が善人でなければいけないとは思いませんし、この作品に関しては
主人公の“運気を無駄遣いしてるっぽい行動”が終盤に対する伏線となっている部分もあるので
「主人公がDQNだから駄目」とひとことで切り捨てるつもりはありませんが
もう少し書き方に配慮が欲しかったとは思います。

続いて気になったのは、やはり序盤〜中盤で何度か発生する“主人公ピンチ→大逆転”のシーン。
これが“丁寧に伏線を張る”とか“巧みなテキスト捌きでミスリードを誘う”という感じではなく
単なる後出しジャンケンになってしまっていて、前述した主人公の行いの悪さと相まって
非常に印象の悪いテキストになってしまっています。

後半に入ると話もそれなりに盛り上がって来るんですが、何せ序盤で印象最悪な人達だったので
せっかく格好良い事言っても、「おまえが言うか、その口で」と感じる事もしばしば。
あと、終盤でシーンが切り替わる時に時系列が錯綜する事がやや多く、まとまりに欠ける印象がありました。

という訳でこの作品、1周目は製作者の意図に素直に乗るのが非常に難しいと思いました。
（2周目以降は不愉快に感じる部分がほとんどスキップ対象になるので、上記の問題は激減します）

で…まあ何と言うか、ここまで相当酷い事書いちゃってますが、実の所ストーリー的には結構好きです。
最後の方の展開なんかは、非常に人を選ぶ物だと思いますが、自分的には大いにアリです。
たぶん、中の人が表現したかった事がストレートに伝わっていれば、凄く良い作品になっていただろうな、と。
ただ、流れに身を任せる事も、こちらから波長を合わせる事も難しい造りだったみたいで…。

絵とか。
この絵師さんは体型や服装の描き方が非常に個性的で、ある意味>315で報告したQ-Xの中の人と対極な感じです。
過去作品である『メタモルファンタジー』では、魔法学校という特異な設定だったので違和感無くまとまっていましたが
今回は何というか、学園のモブ入り背景などは「地球防衛軍の学校ですかここは」と突っ込みたくなったり。
コスプレやろうと思ったら、服を作るのが大変そう。
て言うか洸さん、あなた人類と言うより蟻っぽいです…。
…えーと、かなり酷い事書いちゃってますけど、万太郎氏の絵は結構好きなんです一応。

音楽。
非常に良いです。ボーカル曲もBGMも凄く良い。
だからサントラ買いたいと思ったのに。CCCDってどーゆー事じゃあー！ヽ（`Д´）ノ

戦闘。
一般的評価は芳しくない様ですが、自分はかなり楽しめました。
Aクイーン依存になりがちなのが少々バランスを損ねてるかなと思った程度。
ちなみに自分はレギノスを殆ど使わなくて、モサクが良く頑張ってくれました。

最後に。
何と言うか、色んな意味で、ありとあらゆる所が惜しかった。
一か八かのギャンブルに、あと半歩届かず負けたような気分。

「まじかる☆アンティーク」（Leaf）をクリア。以下感想など。

魔女っ子と一緒に骨董店を経営する経営SLG＋恋愛AVG。
メインヒロインである魔女っ子は魔力が回復していくと少しずつ成長するという小細工付き。

経営パートはコツをつかみさえすれば余裕。しばらくはけっこう楽しめた。
ただこれ、経営の結果がもうちょっとシナリオとリンクしてれば楽しめたんだろうけど、
特定のキャラ以外はほとんど両者がリンクしていないため、すぐに作業化してしまった。

そしてシナリオは「平凡」の一語に尽きる。あるいは「単調」と言い換えてもいい。
ほとんどのシナリオで、魔女が帰らなきゃいけない→帰りたくない→何とかなる、のワンパターン。
話のクライマックスが経営とリンクしてないのもあってユーザーはただ( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝと見てるだけ。
そりゃキャラはがんばってるんだろうけど、それが全然感動や盛り上がりとして伝わってこない。

あとは細かい点だけど、リアンの立ち絵で目の焦点が合ってないように見えるのが結構気になった。
それとHシーンのズンパンズンパン。1行読むのに20クリックもさせるなっつーの（ｗ

全体としては、決して地雷ではないけど佳作でもない、というレベルかな。
確かこれどこぞのワゴンで980円だったんだけど、それくらいなら十分お買い得だと思う。

完全に未プレイのエロゲが三本になったんだけど
どのくらいで積んでる状態になるの？

塔が築かれて途方にくれたらさ。

１本崩すそばから５本くらい積む状態になってからが勝負

促進前々スレぐらいに指名されてた「ぷろすちゅーでんとGood」ようやくフルコンプ。

とにかく馬鹿。いい意味で徹頭徹尾馬鹿でありつづけてる。
90年代以前のオタクネタが分からないとついていけない類の笑いだけど、俺はツボに入りましたね。

ADVパートは、アリスの古いシステムなので、本当に必要最小限という感じ。
システム的には（初出が古いというのもあるけど）バックログ無し、
セーブは各話の合間にしかできない、というのには時代を感じましたね。
また、音楽もCD-DAなので必要ならばinmm.dllも使用のこと。

SLGパートは、かなり難易度ぬるいです。
味方機が破壊されてもデメリット無しというのは、流石にどうかと思いますね。
また、レベルアップシステムがかなり特殊で、なかなか馴染めないかと思います。

フルコンプ難易度は、並で。アリスの中では最易クラスです。
通常版と廉価版がありますが、アリス恒例の分厚い（といってもこれに関してはそうでもない）
マニュアルがある点で、俺としては通常版を推します。

促進スレで指定の「雪のとける頃に…」フルコンプ。

医者が主人公のゲームではお勧めの部類、と名無し氏に教えてもらって購入。
中古で買ったところ、開けた途端にヤニ臭かったのは閉口した。パッケを閉じておけ
ば無問題ではあるが。

主人公は新婚ほやほやの外科医、星野聖人。愛妻のみずきを伴い、北海道の総合病院
に転任してきたのはいいが、転任先では医大時代からソリの合わなかった篠原医師と
再会するは、おっちょこちょいな後輩の御影あゆみに手を焼かされるはで波乱万丈の
着任となる。それでも、持ち前の明るさと人の好さで、星野医師は看護婦や患者たち
同僚の医師たちと真正面から向き合っていくが……。

お馴染みの選択肢式ADV。選択肢が出現する頻度も選択肢の数も非常に少なく、ゲーム
と言うより物語を読み進めるノベルの要素が強いです。選択肢の数が少ない分、前半に
選んだ選択肢が後半に響くパターンが多く、注意が必要。
CG98枚、シーン回想枠17。音楽鑑賞モードあり、BGM14曲、Vocal1曲。

とりあえず鬱ゲに分類されるだろうストーリー。前半をほのぼの＋コミカル、後半を
鬱展開にしようとしている意図は伝わるのだが、全体的に予定調和で話が推移しており
ダレた印象を受けた。コミカルにしろ鬱にしろ、もっと描写を徹底して欲しかったと
ころ。病院ものの旨み（？）である自殺、性的虐待、尊厳死、植物人間などのシチュ
は手堅く用意されているので、医療ドラマ“っぽさ”は味わえる。ただし医療知識の
脇の甘さには目をつぶる必要あり。

で、和枝CGですが……………………………………ﾍﾀｳﾏ？（言ってはならないのか？）
塗りの美しさには感動しました。特に髪の毛。e･go!って塗り師で保ってないか？
（あ、これも言っちゃいけなかったのかな）
BGMは可もなく不可もなく。OPはやたらメロウな歌声で始まる。なんか女好みの曲だが
ゲームの雰囲気を伝えるのには成功していると思う。
エロは正直クチュクチュ音に笑ってしまった。綺麗系の絵柄とマッチしてないよコレ。

結論：66点。
鬱ゲというにはどうにも中途半端。愛好者には物足りないと思う。だが、病院ものの
雰囲気を味わうことはまあまあできるので、医療エロゲマニア（私以外にいるのか？）
ならやってみてもいいかも。本作は言ってみれば「雰囲気ゲー」かな。
しかし、感情的・小心者の“腕の立つ外科医”には食傷気味。憎まれ役のライバル医師
の方がよほど医者らしかったよ。

意外な伏兵がいたことを追記しておく。
サブヒロイン「ゆいな」が非常にいい味を出していた。主人公が医者として自分を見捨
てることが出来ないのを計算しつつ自らの精神崩壊に引きずり込む辺り、悪女・電波女
のオーラ全開。おかげでみずき壊れちゃうし。本作で一番生き生きしてたキャラかも。

促進スレPART３で指定してもらってから約１年半。
zioBFt4Pw2氏と上記スレの３７３氏、やっと「果て青」をクリアできますた…。
この間は軽い抜きゲーしかやれなかったので、
ようやく人並みのエロゲオタに復帰できそうでつ。
すごいﾖｶﾀので、興奮してサイトなどを見て回ってるところでつが、
ttp://erogmap.nog.jp/detail.php?game=582　を見たときはﾋﾞｸｰﾘしますたよ(w


『果てしなく青い、この空の下で…。』※攻略サイト利用でプレイ時間約２２時間　
　
　作りはビジュアルノベル風ADVで、
ウィンドウを縦書き・横書きで表示を変えられるのが特徴。
縦書きも趣き深いのでつが、個人的にはPCでは横のほうが読むのが楽ですた。
タイトル画面にしおりが３つあり、それぞれ３０個ずつセーブが可能でつ。
促進スレや攻略サイトで教わったとおり、
１つのしおりでグッド・バッド両方のエンディングを見てしまうと、
おまけが出てこないとのことなので、
グッド専用・バッド専用としおりを分けて使いますた。
セーブはぴったりの位置にされない（流れで区切りとなる位置になる）ので、
こまめにセーブするのが吉のようでつ。
スキップは選択肢まで一気に飛んでくれて便利でつが、
途中の絵や文章が見られないので、
見てないルートで使うときは注意が必要でせう。
読み戻し機能と、クリア後の音楽鑑賞モードがないのは非常に残念…。

　ストーリーは山間の小さな村を舞台にした、いわゆる伝奇物でつ。
小さな学園に通う少年と５人の少女たちが、
村の開発とともに決定された廃校の日をどう迎えるか、という内容。
そこに登場人物たちの思惑やこの地に秘められた多くの謎が絡んでくるんですなあ。
シナリオ自体は結構粗もあり、釈然としない部分もあったのでつが、
構成がかなりよくできてると思いますた。
特定のキャラのシナリオを進めていても、別のキャラが上手い具合に登場してくるので、
全員クリアするまで飽きなかったでつ。
あるヒロインの壊れっぷりは、
ほかの４人のシナリオでこそ堪能できるものですたし(((（ ;ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
個人的にグッドエンドがあっさりしてる分、バッドエンドが印象に残りますた。
その分、全員クリアしたあとのエンディングもまとめとして引き立ちますたね。
さらにおまけシナリオも非常に楽しめるもので、必見でつ。

　音楽は（絵柄もそうでつが）宮崎アニメ風で、
曲単体で聴いて強烈に耳に残る部類ではないのでつが、
物語の舞台・雰囲気にぴったりなのがﾖｶﾀですなあ。
OPのデモとEDの主題歌を繰り返し聴いているでつよ。
音声なしのゲームでつが、その点はまったく気にならなかったでつ。

　キャラは外見とかはあっさり系。
髪型（色も含めて）などに奇抜な個性はない分、現実にいそうな存在感があるでつ。
さらに全員「我が強い」というと語弊があるでつが、
それぞれに人間臭さがあっていいと思いますなあ。
個人的に釣り目ｽｷｰなので、ルックスでは悠夏か文乃かと迷いますたが、
強引で行動的な部分と弱気でダメダメな部分の対比が可愛かったので、
悠夏を一番としますた。

　絵は背景とかは綺麗で文句ないでつ。
キャラの立ち絵・イベント絵は線が細めで塗りも水彩系。
和風の舞台と夏や秋の雰囲気には相応しいと思いますた。

　エロに関しては、全員体格的にスレンダーでつ。
先生さえも巨乳って感じではないでつね。
あと、なぜか特定の体位が多いような…(w
派手に汁まみれ、禿しく悶絶喘ぎ声ってノリはないのでつが、
叙情重視な感じで漏れには(;´Д`) ﾊｧﾊｧですた。
それほど期待してなかった部分だけに、
ちょっと嬉しかったり。

　４年前のゲームでも十二分に楽しめた良作ですた。
アンインストールしないで時々やり直すつもりでつ。

促進スレで指定の「初恋」フルコンプ。

紙風船での祭りの際、Ricotteとセットで購入。「私ってロリ属性持ちだったっけ
か？」との疑問を胸にレジに並んだもんさ。まあ、タイトルの割に展開が黒いら
しいという情報に惹かれたのもあった。今となっては、黒いってーか、コレはな……。

主人公、初島稔（下の名前のみ変更可能）はごく普通の高校2年生。やかましくて
気のおけない友達や、生意気で可愛い妹に囲まれて毎日を過ごしていた。ある日、
仲間内の鎌田と三木が正式に付き合うことになる。それに刺激され、女の子との
そういった関係に憧れを抱く稔だったが、それにあわせるように、彼の平凡な学園
生活に少しずつ変化が起き始める……。

選択肢式のADV。選択肢の数はズバリ多い。しかも展開にどう関係あるのか不明な
選択肢ばかり。こういうタイプって真面目に取り組むのが正直めんどくさい。
CG64枚、シーン回想枠11。音楽鑑賞モードあり、BGM15曲。vocal1曲。
CGが少ないが、その分立ち絵が豊富、つーか立ち絵の服装が豊富。

前半はもうどうしようもなくまったりなストーリー。が、各ヒロインのシナリオに
突入するや否やトンデモストーリーに大変身。前世の恋人とか幽霊とかは序の口、
挙句には人造人間！？　義理（なんだろうけど）の描写が見当たらなかった妹、杏
との近親相姦が霞むほどだった。キャラ造形は「Ricotte」と全く同じと言っていい。
ヒロインだけでなくサブキャラ、悪役もそっくり。西村陽子嬢は何度「フェタさん！」
と呼びたくなったことか。ぶっちゃけ、同じゲームを2回コンプした気分です。

CGはもうどうしようもなく炉利。絵柄は可愛いのだが、斜めから見た顔が崩れるのが
気になった。それから塗りが……Runeの塗り、あまり好きじゃないのだよ。肌の色が
きつ過ぎるのもマイナス。いやココ（外人）だけでなく、ね。

音楽はもうどうしようもなく凡庸。感性の問題もあるだろうから、Runeの音師と自分
とは合わないということで。筋に合わないBGMが流れるシーンがあったのはﾁｮﾄ閉口。

システムは、インタフェースは凝ってるのだが使いやすいとは言いがたい。クリック
した後のレスポンスが悪かったり音楽がぶち切れるのもよろしくなかった。エロゲと
しちゃ、まあ及第点なんだろうが。

結論：62点。
トンデモストーリーでも説得力があれば構わないし、ロリ属性がなくても可愛いと
感じさせてしまえば勝ちだったと思う。だが、本作はそのどちらも弱い。杏は確か
に可愛かったが、だからといって、兄妹であることをおいても恋に落ちるほどの
吸引力は感じなかった。既視感バリバリなのもちょっと萎えた。リコッテと杏、
行動パターンほぼ一緒やん。毎度、悪役の言い分がまったく理に適ってないという
のもアレだし。野々原幹氏の引き出しがこれで大体出尽くしたということなら、
本作〜Ricotteは「だが、それがいい！」と言える層──恐らく、えらくニッチな
購買層──を狙ったゲームと言えるだろう。

八月のノスタルジア　コンプ
FJで原画さんに興味持ったので過去の作品に手を出した訳ですが
見事なまでにストーリーが薄っぺらかった
一枚絵も所々ちょっとと思うのがあったし
2000年の作品らしいのでしょうがないのかな

「うそ×モテ」（STUDIOねこぱんち）をクリアしたので感想など。

モテ体質の代わりにウソしか喋れなくなった主人公の話。
好きなあの子と仲良くなれたのに、口を開けば「どっか行け」とか言ってしまう。
だんだん無口になっていく主人公。ヒロインの困惑。大事な一言がいえない――。
とまあ、その辺の苦悩などをふんだんにギャグを交えて描いている。

そのギャグがまた最高。主人公の「ウソ」ってのが単なるYES/NO逆じゃなくて、
全然思ってもないような突拍子もないことを口走ってしまう。そんで、主人公もびっくり。
自分のウソに心の中で即座につっこむ。この一連の流れがテンポよくて笑える。

一応欠点も書いとくと、シナリオ的には終盤がワンパターンになること。
どうやって相手に想いを伝えるか、どうやって相手を安心させるのか、
いっつもそういう展開なので連続で何人かプレイしてると飽きがくる。

それと絶対に忘れられないのがシステムへの不満。
既読/未読判定のないスキップ、場所移動･選択肢でセーブ＆ロード不可、
容量200MBしかないくせに音声がインスコできず喋るたびにCDを読みに行くし、
回想モードから「タイトルに戻る」を選ぶと確認メッセージもなくアプリが落ちる……。

上記の不満点とギャグを秤にかけてギャグが勝つような人なら買いの一本。
OHPでは1本3500円（2本目からは1000円）というよく分からん通販もあるし、
お店でもワゴン価格で売られているので、興味を持たれた方は是非どうぞ。

促進スレ6の>>654で指名された「ありす＋３総集編」をコンプしましたので感想を。
パッケージに偽り無しのこの作品、ありすタンを満喫できますた。

この「ありす＋３総集編」のパッケージにはディスクが３枚入っています。
内２枚は内容は先に発売された「ありす＋」と「ありす＋２」と全く同じ物のようです。
このことからわかるように、この「ありす＋３総集編」は「１」と「２」を足したもの…
つまり「ありす（１＋２＝）３」なのです。ディスクも３枚ですしね。
先の２作は出荷数が少なかったからか、非常に入手しにくいものでした。
手に入れられなくて涙をのんだファンのために、「３」として１つにまとめたのでしょう。
流石は御大。寛大なお人ですね。それほどこの作品に思い入れがあるのでしょう。
単品で見ると少しわかりにくいかな？と思う前の２作を、話の流れがわかりやすいように
編集しなおしたものが「総集編」としてＤＶＤに収録されています。

「１」「２」のディスクには、おまけとして本編で使われたカットを単体で見れるように
ＢＭＰで収録しています。「俺はありすタンの可愛い顔をじっくりと見たいんだ！」と
いうファンのための、ステキな仕様です。

また、「２」には高解像度版と低解像度版が収録されていますが、よく見ると
少しだけ演出が違います。高解像度ならではの演出をしたかったのでしょう。
そのこだわりには脱帽です。

この作品が発売された当時「全然動いてないじゃないか！」という感想を見たことが
あります。もしかしたら他の人は「スクールデイズ」のように「フルアニメーション」だと
勘違いしていたのでしょう。パッケージに「アニメーターが描いた絵」とは書いていますが
「フルアニメーション」どこにも書いてないのに。
Ｈ部分にはちゃんと目ぱちや口パクのアニメーションがあったので、嘘じゃないのに。

続きますよ。↓

続きましたよ。

物語の内容は、こう言っては何ですが、すごくベタです。
幼馴染の男の子を想いながら自慰をするありすが、最後には想いを遂げて結ばれる……
というものです。人間不信で引き篭もりになった幼馴染をしっかりと受け止めて
立ち直らせるありすタンはステキです。人間不信を立ち直らせるには何より「愛」が
大切なんだという、非常に大切なことが描かれています。ちょっと強引な展開が
あったりしますが、エロがメインなので良しとしておきましょう。

ちなみにこの幼馴染。名前は若槻ジンくんと言いますが、細身で非常にカッコイイです。
最後の驚いた時の少し幼く見えた顔も可愛いです。
ボーイズゲーに出たら萌える人はかなり多そうです。……出ないかなぁ。(*´∀｀)

パッケージのありすタンの姿に萌えた方にはオススメです。舌っ足らずな声もｲｲ!!
ありすタンかわいいよありすタン(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ

でも御大。少しだけ文句をいわせてください。
パッケージと箱が上下反対だったので、ちょっとビックリしましたよ。(*´∀｀)σ)∀`）

名文の後に感想を書くのは気が引けるが、促進スレ指定の「うさねこ」コンプ。

怪我をしていたウサギと猫を助けたら、メイドさんになって恩返しに来るというエロゲファンタジーの王道な設定で、
ストーリーは山も谷も無く、日常シーン（コス集め）→エロ→日常シーン→エロ、を繰り返してエンディング。
はっきり言って退屈。

ただ、ヒロインが二人しかいない分だけキャラはしっかり立っているし、日常イベントでもCGが必ず用意されているなど、
丁寧にはできていると思う。エロも尺は長めだし、シチュも良い。特にお風呂のシーンは良かった。実用度は十分に
あると思うけれど、テキストのパターンが似たり寄ったりなこと、シチュとコスの種類は二人に共通な物が多く（コスは
完全に共通で、キャラ独自の物は無し）、やっぱり退屈に思えてしまった。

絵は良かったと思うし、フェイスウインドがコロコロ変わるのは見ていて楽しかった。音楽、声も特に不満無し。
システムはNスク使っている割には重かった。テキスト表示がもっさりしている感じで、退屈さをさらに煽られた印象。

全体的に悪くはないんだけれど、どうにも退屈なエロゲだった。一気に崩そうとはせずに、一日１シーンとかで
進めていればきっと楽しめたのだろうなとは思う。

ようやく「水夏」（circus）をクリアしたので感想など。

ある田舎の村の夏を舞台にしたちょっと不思議な物語。
それを４篇のオムニバス形式にしたもので、全体のテーマは「生と死」。

こう言っちゃなんだけど、思ったほど面白くはなかったかな、というのが正直なところ。
ストーリーは悪くないし、章ごとに意外な結末も用意されてる。でもなあ……。
インパクト的に１章はかなり面白かったけど、２章３章と続くと意外性という名のワンパターン。
そうなるとこっちも最初っから穿って読むからその分作品に入りきれなくなってしまう。
そして４章。テーマがありきたりすぎるせいか、それに正面から取り組んだ分だけ
逆に月並みな展開になっているのが悲しい。

また、文章的には所々で状況が分かりにくくて鬱陶しかった。
もちろんそれは大部分意図的にやってることで演出やトリックにもなってるんだけど、
振り返ってみるとこの程度の効果しかないなら普通にやれよとか思ってしまう。
異色ではあるが異能ではないという、その典型みたいな印象すら受けた。
一風変わった小説的テキストも目新しさがなくなると結構ダレてくるし。

うーむ、期待してた反動でなんか悪口ばっかりになっちゃったけど、全体としては悪くはない出来。
特に上でも書いたけど１章なんかは最高だった。話の締め方までほんと隙がない。
しかし初っ端の印象が強かった分だけに尻すぼみ感が否めない。マンネリでもあるし。
せっかく章ごとに違う話なんだから、いっそ思いっきり雰囲気を変えてみるとかしても良かったかも。
今更だが、このゲームは下手に積んだりせず時流に乗ってプレイするべきだったような気がする。

発売日に買ってずっと積んでいた「下級生２」をほぼコンプ（差分が少々埋まっていない）したので
それぞれの感想を徒然に。

たまき
アトリエかぐやの「ドキドキお姉さん」という作品の中に瞳という義姉キャラが居るのですが、
正確な文章は思い出せませんが初H時に瞳が処女だったので驚いてる主人公に
彼氏が以前居たが義弟のことばかり話すので、だったら義弟と付き合えと言われ別れたというのを思い出しました。
売女だ中古だ言われてますが、これって主人公が略奪したようにも見えるんですよね。
もちろん、遊び人の医大生にいいように遊ばれて捨てられたとも見えるのですが、
主人公がちょっかいをかけなかったら上手く行ったんじゃなかろうかとも思うのです。

みさき
美人女教師と生徒との禁断の恋・・・ではなくストーカーを退治して惚れられる。
それ以上でもそれ以下でもないですね。
せっかくなのだから先生が教えてあげる的なシチュでもあれば良かったのですが。

七瀬
いわゆるツンデレキャラですね。最初は主人公に対して冷たいですが、
とある出来事で主人公に惚れると無茶苦茶可愛くなります。
個人的にはBARで酔っ払って主人公に絡むときの台詞がお気に入り。

香月
ロリ系おねえさん。無理におねえさんぶろうとしたり、主人公との年の差に悩んだり。
そこらへんの葛藤が描かれていますが、少し描写不足ですかね。

夕璃
タイトル名に恥じない理想の後輩の女の子。シナリオ的には山も谷もありませんが。
唯一スクロールCGがあったりします。

つづき

ふみ
自分の周りを形成しているものと主人公の周りを形成しているものの差に悩む。
香月同様葛藤が描かれていますが、こちらの方がちゃんと描写をしていますかね。

実果
両親との関係に悩むのですが、両親が多少世間話に出るくらいなので
もっと両親に対しての描写をしたほうが良かったですかね。

オキエ
おねいさーん
オキエというよりキノコの方がｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ　エンディングのCGが一番良かｹﾞｯﾎｹﾞｯﾎ
ボンボン坂とかいう漫画を思い出しました。もう若くないと思いました。

博子
多分浮気をしたら刺されますね。それほど惚れられる前と後との態度のギャップが激しいです。
惚れられた後、可愛いと思うか怖いと思うかは人それぞれですかね。


総括
起承転結の転から結にかけてがどれも弱いと思いますが、
シナリオを読ませるゲームではないのでこれくらいで良いと思います。
ただ、たまきは仲の良い幼馴染ではなく悪友的な女友達の位置付けの方が良かったとは思います。

個人的総括
七瀬かわいいよ七瀬。ちょっくら原画集買ってくる。

とおりゃんせ　購入理由：100円だったから

サスペンス風味の館モノ。
初期仕様がオートモードなのは初めて。
おじちゃんべっくり。

本編終わらせた時は、なんだかなーという評価で
謎解きの時もいちいち経過を振り返らなかったけど
おまけシナリオを終わらせたら結構考えさせられる部分が出てきた。
あの時に主人公を殺害したのは……

値段分の価値はありましたヽ(´ー`)ﾉ

促進スレ指定の『いたいけな彼女』コンプ。感想です。

学園生活最後の夏休み。
主人公は、突然、海外への引越しを余儀なくされた。
退屈なだけの学園生活。なんの未練も無い。
そんなある日、主人公は悪友との罰ゲームとして、いじめられっ子の七瀬ほのかに告白し、付き合うここになるが…。

いわゆるオーソドックスな選択肢型のＡＤＶ。ゲームの尺は短めですが、意外に内容は充実してますし、値段を考えればお買い得と言えるでしょう。
ＣＧ枚数は差分抜きで61枚（差分有りで168枚）、シーン履歴は24。
絵柄はややロリ風で淡い感じの、いわゆる萌え系。質も非常に良いです。
ボイス、BGMも問題無し。ボイスはメインヒロインの「ほのか」のもののみですが。
個人的には挿入曲の「ひだりてみぎて」は名曲でした。
システム面もいわゆるビジュアルアーツ系のシステムでほぼ問題は無いのですが、「既読未読の判別スキップ」がないのが気になりました。

シナリオは大きく「純愛」「陵辱」に分岐し、それぞれにエンディングがひとつずつ。
ただし、便宜上「純愛」と呼びましたが、いわゆる普通のゲームの「純愛」とはかなり違い、相当に歪んでいます（特にエンディング）
あと「陵辱」ルートは鬼畜です。「純愛」ルートを先にやったらとても痛々しい気分になれること請け合いです。

総括。値段を考えると十分お買い得。
シナリオに関しては色々書きましたが、「偏った愛」を主軸に捉えると悪くないと思われます。
とはいえ、シナリオメインで買うようなものではないですが。
システム面にも大きな問題はないですし、絵柄が合うならば買って損はないと思います。

最後に一言。『純』愛ゲームが目当ての方は購入の際注意して下さい。

「PIZZICATO POLKA〜彗星幻夜〜」（ぱじゃまソフト）をクリアしたので感想など。

舞台は魔女伝説の残るヨーロッパの古都･ヘクセンブルグ。
日本からの留学生である主人公は、この地で３ヶ月前に失踪した先輩を探しはじめる。
ところがそのうちに連続殺人事件に巻き込まれてしまい……というお話。

ステラ以外のシナリオは単なる前座。そりゃもうあきれるくらい。
急転直下で事件に巻き込まれ、当事者になりきれないままに事件は解決。
ここまではかなり評価が低い。恋愛物として見るにも圧倒的に描写不足だし。

でも本編であるステラ･シナリオでは大幅に評価向上。
伏線もきちんと回収されるし、過去を経る構成ときて、締め方もまあ悪くない。
ただ、まともに評価できるのがこれだけというのはゲームとしてどうなんだろう。
アイディア１個だけでゲーム１本作ろうとするな、と言いたい。

全体の印象としてはとにかくいろいろ置いてけぼりなゲーム。
サスペンスとしては主人公置いてけぼり、恋愛面ではプレイヤー置いてけぼり。
主人公（プレイヤー）主導で話が進まなきゃ駄目、という人にはとてもお薦めできない。
でもBGMとかCGなんかは良質だし、決して駄作でもない。
「この子ならもっとうまく出来るはずなのに…」という感じか。

あとどうでもいいことだけど、クライマックス･シーンで状況を解説してくれる敵にﾜﾗﾀ。
「なにぃ、あれは○○！ それをされると××になってしまう！」みたいな(笑)。

最後の文章だけ見るとベーゼたんみたいだ

積みゲ崩し促進スレ６の>>690-692で指名された
「萌える2D+あどべんちゃーゲーム＝コスプレ声優とハ・メ・ハ・メ　そよ風のハーモニー」
をコンプしますたので、その感想です。（タイトル長っ！）
タイトル通り、まりもタン（2D）はすごく可愛くて萌え萌えです。萌え〜。(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ

物語は、幼い頃に離れ離れになったヒロインと再会するところから始まります。
まりもタン（2D）は、幼い頃から続けていたオカリナを演奏してくれます。萌え。
かなり上達していて驚きを隠せない主人公ですが、気恥ずかしさから素直になれず
「まぁまぁだな。」と返します。……というとろから分岐して「純愛ルート」と「鬼畜ルート」に
なります。かなりベタですが、まりもタン（2D）が可愛いからいいです。
ちなみに、背景絵も綺麗です。最初は写真かと思ってしまったほどです。

話の内容自体は普通。ただ、純愛ルートでもエロを重視した作りはいいと思います。
プレイ開始１０分ほどで告白して即エロシーン。選択肢は最初のルート分岐以外は
「どこを責めるか」「どんなプレイをするか」のみ。うん、わかりやすい。
「純愛」を売りにしているほかの作品も見習ってくれませんかね。
ただ、確かにエロは多いのですが、構図がイマイチです。もっと大胆な構図が欲しかったです。
あと、即エロなので物語としてちょっと盛り上がりに欠けます。う〜ん…

でも、エロの内容はかなり特殊。普通のプレイも勿論ありますが、他では見たことも
ないような斬新なプレイがてんこもりです。
鬼畜ルートでは「外出し」を選ぶとパンツに射精してそれを穿かせたり、
一部で有名な、目を背けたくなる「ヨーグルトプレイ」があったり……
お尻を揉むならともかく、拳をめり込ませるってどんなプレイですか。

初めてのはずなのに、そんな特殊なプレイを受け入れるまりもタンの主人公への
想いの強さを感じます。普通だったら逃げるだろ。ｗ
それに対して主人公は「今までのどの女より最高だぜ」とか言ってますが……

まりもタン（3D）は、他の3D作品とはレベルが違います。物凄くリアルです。
3Dは好きでは無いんですが、このリアルさはすごいです。ビックリしました。
産毛や下着を脱いだ跡まで再現されているのはすごい！
2Dエロゲにありがちな「非現実的な大きさの男性器」ではなく、一般的な男性のサイズに
合わせたものになっています。をぉ、リアル。ｗ
でも、2Dエロゲに慣れてしまっているので、3Dを無くしてまりもタン（2D）だけにしてくれたら
嬉しかったのになー。もっと売れたと思うんだけどなー。

音声もすごくリアル。学校の外からの雑音も忠実に再現されています。
衣擦れの音、机がカタカタと揺れる音、勿論チュパ音などもバッチリです。
声優の演技がちょっとヘタレてるのが勿体無いなー。声自体は普通なのに。

システムですが、ごく普通の「DVD-PG」と言えばわかるでしょうか。ただ映像を見ているだけ。
音声と字幕が勝手に進みます。選択肢以外は完全にハンズフリー。
おまけからタイトルに戻る時にまりもタン（3D）が手を振ってくれるサービスも有り。
「抜き」に特化した作品らしいシステムで、いいのではないでしょうか。

あまりに斬新過ぎるこの作品は他の作品と比べられない…比べてはいけない作品なので
総合評価は無しで。普通のエロゲには飽きた方にオススメです。

胸キュン！はぁと de 恋シ・テ・ル〜お兄ちゃんもっと大好き〜 終了っす。

やきもちあどべんちゃ〜っす。第二弾っす。今回は妹が三人っす。
……バランス悪いっす……

なんかこう、世界観にブレがあるとかそんな感じっす。
こういうゲームに必要なのは、「底なしのバカさ」か「綿密な整合性」だと思うのですが、
どっちも足りなくてなんか中途半端になってしまってるっす。

前作よりパワーアップした点といえば、そりゃあもうエロっす。
シチュも大分増え、尺も増え、しかも結構着衣が多いのが個人的には良かったっす。
絵もなかなかいいっす。あのぷにぷにぺったり感はグッジョブって感じっす。

シナリオは、あー、まー、ねぇ？ って感じっす。
いづみシナリオだけ結構頑張ってる感じがしないでもないですが、それだけっす。
それは、彼女がこの世界において奇特なバカさの少ないキャラだからだと思うっす。
そういう意味で考えてもやっぱり三人ってのはバランスが悪かったんじゃないかなぁ、とか思うっす。

つまりは、前作ほどぶっ飛んでないってのが評価の分かれ目のような気がする作品って感じっす。

積みゲ崩し促進スレ、640で指名を受けた水月です。
有名なゲームなので知っている方も多いと思いますが、
物語はまず、記憶喪失になった主人公が病院で目覚めるシーンから始まります。
それからはよくあるADV形式に恋愛していく……というところですね。
分岐が比較的初期から始まって、シナリオの共通パートが少ないのもいい感じです。
（シナリオは全体的に短いので“比較的初期から”と感じるのかもしれませんが）
ちなみに私、
和泉（メガネの子）→アリス＆マリア（ふたご）→鈴蘭（わはー）→花梨（性格変わる人（ぉ）→那波（黒髪）→雪さん（メイドさん）
の順番にクリアしました。
これだと徐々に謎が解けていく感じでよかったです。
攻略順について助言してくださった、
◆EIHAdnk8a6 さんと　夢殿漏師 ◆MUDENmt/Vs さんに改めて感謝 orz

ではここから感想を。
『音声がほしい』とよく悔やまれるゲームですが、私はさほど気になりませんでした。
ゲーム中に数箇所、ものすごく音声がほしいところはありましたが。
（ないよりはあるほうがいいんですが。ま、声優陣の具合にもよるけど）
シナリオについては欠点はありませんでしたね。
名作に肩を並べるレベルです。私の中では『家族計画』や『こなたよりかなたまで』に並ぶレベルです。
（好みがあるんであまり参考にはなりませんが）
あとは……そうですね、どちらにするか素晴らしく迷ってしまう選択肢がありましたｗ
特に雪さんのシナリオの最後ではマヨイガへ発とうとする主人公とともに、私も頭がぼぉーっと幻覚を覚えてしまったり。
前述しておりますが、雪さんシナリオの最後では、花梨もいい感じな私にとっては運命の決断よろしくの思いだったり。
まあ、両方選びましたが（ぁ
画像はF&Cということもあって（？）かなりいい感じです。作風にも合ってます。
BGMは可もなく不可もなく、といった感じで。ただ使い方はよかったと思います。
システムのできは良かったです。あ、ほんの少しだけ重い気がしないでもなかったですけど。

↑の続きです。


総評みたいなものを書きますが、
唯一の欠点（それでも平均は超えていると思われる）であるBGMを演出？　調和性？　そんなもので補う
といった感じです。
あ、欠点といえば音声もありましたね。
まあ、ここにきてようやく思い出させる程度の欠点だということです。
この作品の出来がそれほど素晴らしい、ということで（謎

ちなみに個人的なfavoriteキャラは花梨と雪さんですね。
もうツンデレ属性とメイドさん属性の両方を搭載している私には想像を絶するような
まさに鮮血に染まる大地を疾走するレオパルト戦車が紙風船を踏み潰すような勢いなわけで、
それでいて暗夜を舞い降りる落下傘部隊のように隠密かつ確実、そして迅速に私の心を侵略していったのでありまして
つまりこのs...（ry



というわけです（謎



謎解きに関しては、こういう物語の終わらせ方は好感触です。
風呂に入ってるときとか電車の中とか、暇つぶしに使えますからね。
その考えを元にいろいろな考察サイトにいって後から楽しめますし。
それにしても、わはーなキャラは倫理的に大丈夫なのだろうか？　
まあ私の目に触れている以上は大丈夫なんでしょうが。

万人受けして、それでいて深くのめりこめるゲームだと思いました。
長々と意味不明な文書流しましたが、ではこのへんで。いじょうっ。

促進スレ702で指名された「リトルモニカ物語」崩し完了。

|∀・）ﾉｼ ◆fF9EAwSeeAさんの言うとおりの、ﾏﾀｰﾘ萌え転がれーなゲムでした……が、
セリアたん以外のキャラクターが総じて印象薄いんですよねえ……
特にティナたん（既に名前忘れてOHPで確認したのは内緒にしたい方向で

シナリオは、比較的よくがんがってるなという感じ。
１つの奇怪な出来事を、キャラクターによって別側面から見たりするなどの
工夫が垣間見えたのはよかったと思うです。

エロは野乃原絵はそれなりだけど、文章はもっとがんがれ超がんがれ。
尺もやや短めだったので、これでは実用には至らないな、と。

システムに関しては、まあ古いししょうがないよねーという感じ。
ただ、CPU使用率を結構持っていく割には処理がちょっと重いんですよね……
まあ今崩してるのがもっと酷いシステムなので、この辺りの評価はやや甘いですが。

ともかく、購入がワゴンだったので十分以上に元は取れたと思います。
セリアたんかわいいよセリアたん(*´Д`)

久々のバカゲー（？）、姉☆孕みっくす　完了です。
短いシナリオにエロシーンが詰まってますね。
さんきゅば☆SOON　の縮小版みたいな感じでつ。
主人公、姉（妹）、死神（淫魔）を主軸に話が進んだりと、似通ってます。
タイトルもそっくりですしね（何
音声に不満はありません。音楽は……ノリがいいのばかりですた（こんなので陰鬱なBGM流されても困るが
CGは少しだけ好みが分かれそうです。
鬼作というか、螺旋回廊2というか……。アレらに似た感じです。
私は嫌いではありませんが。
んで、多分テキストは普通のシーンよりエロが多いくらい。
パッケージ版とダウンロード版で価格は\300ほど差がありますが、
どちらにしても新品で2000程度なので。
まあ、それに見合ったボリュームと言うことで。
あとシステムはどういったわけかWebブラウザと似ています（ぉ
必要最低限……といっても、私が抑えておきたい設定はできたので不満はありませんでした。

螺旋回廊2にCROSS†CHANNEL、家族計画で水夏、水月とやってきたので何も考えずに進められるゲームはいい感じでした。
そこがいわゆる「重厚なシナリオ」でない利点ですかね？
ではこの辺で。

促進スレ指定のvision崩し終え。

女だらけの館に主人公が転がり込むというお馴染みの設定。
のんびりやってコンプまで約３時間でしたが短くとも話としてはきちんと纏まっていました。
しかし8800という価格帯を考えるともの足りなさは否めませんね。

独特の淡い色遣いのCG、幻想的な音楽、耽美的なテキストとの素敵なコラボが堪能できました。
私的に注目したのがテキスト。だらだらとした水増し的な日常を10時間近く読ませておいて
終盤で唐突な展開を魅せるライターに是非読ませてやりたい。

エンドは３種類あります。終盤にある１つしかない選択肢で各ヒロインを選ぶのですが
個別エンドというよりも、館のヒロイン達と主人公の未来の選択といった感じ。
コーデを選択したエンドがハッピーエンドなんですが、トゥルーエンドはフロウラを選択したエンドでしょう。
作品の世界観、伏線の消化という意味でも一番しっくりきました。

inspire作品は未プレイなのですがvisionをプレイして興味が出てきました。
…あまり見かけないらしいので入手難しそうですが(;´Д`)

　積みゲ崩し促進スレ6の>>734で指名された「ぷれじゃー〜悪戯〜」をコンプ＆崩し宣言です。
とは言っても、マトモなCGモードが無くて本当にコンプできたのか怪しいですが
各キャラのハッピーエンドとバッドエンドを見たという事でコンプとしました。

　まずは、システムが最悪です。テキストスキップどころか、文字送り速度変更設定も出来ません。
他の作品なら「文字送り：遅い」くらいのスピードでしかテキストが表示されません。
ついでに、強制フルスクリーンでウインドウモードに変更できません。

　また、セーブ数がキャラ数より少なく「２つ」しかないので、選択肢をやり直したりする事を
考えればちょっと不便です。まぁ、選択肢を1回でも間違えればバッドエンドなので
選択肢でセーブしてやり直せばいいだけなんですが、ここで問題が出てきます。

　前述の「マトモなCGモードが無い」というのは、エンディングを迎えると強制終了するので
後からゆっくりとCGを鑑賞するということが出来ないのです。
たとえば、萌衣（もあい）ちゃんを攻略中は、萌衣ちゃんのイベントCGしかCGモードに登録されません。
で、EDを見て強制終了されて他のキャラの攻略をしようと思ったら最初からやり直すわけですが、
その際にCGモードは初期化されてしまい、前にクリアしたキャラのCGが見れなくなっています。
これが「マトモなCGモードが無い」と書いた理由です。
もしセーブ数が３つだったら、EDのCGが表示された時点でセーブして、CGを見たいときには
そのデータを読み込んでCGモードを見る、という技が使えるのですが……。

　次にCGですが、原画は各EDと一部の立ち絵を除いて非常にいいです。
パッケージの裏のスタッフ名表記部分に「原画：BERRY'S（一部他作監有り）」という記述があるので
恐らく各EDと一部の立ち絵はその（一部他作監有り）に該当する人が原画を担当したのでしょう。
スタッフロール？の原画欄には「安藤なつき」（BERRY'S氏の別名）としか書かれていないのが
気になりましたが、まぁいいでしょう。BERRY'S氏の原画は本当にいいです。

　ただ、着色が荒く、特に線画加工が非常に荒いため、全体的に貧相に見えます。
マトモなグラフィッカーがちゃんと時間をかけて着色したらもっと素晴らしいCGになって
ユーザーを集められただろうに……。

　背景はいつもどおり、ハイパースペースが発売している素材集に収録されているものです。

　声や音楽や効果音は普通。取り立ててよくも無いし悪くも無いし。
音楽モードは無いので、音楽のみを聞きたい方はハイパースペースが発売している素材集を
購入して聞いてください。多分収録されてます。（持ってないから知らん。）

　シナリオですが、文体やボリュームはいつもの超空間ですが、内容は面白かったです。
女子校生・萌衣ちゃんルートでは、援助交際をしないと友達に仲間ハズレにされてしまうと悩んだり、
主人公が所属している編集部が発行しているエロ写真誌に胸を出した写真が載っただけで
先生に嫌味をいわれながら停学処分になってしまうという、現実味のあるシナリオに。
ナースの妃都絵さんルートでは、献身的に男性患者の性欲処理を行い、「自分の患者相手じゃないと
燃えられない」という特殊な性癖を満足させる…という、ナースもののお約束を駆使。
社長秘書・リツコさんは「巨乳+メガネ+女王様系」という、個人的にツボを突かれまくったキャラ。
露出狂で昼間の公園で露出してしまうような人ですが、ラストで彼女の正体が明かされるまで
結構気になるシナリオになっています。
炉者には萌衣ちゃん、お姉さんスキーには妃都絵さん、お姉様スキーにはリツコさんをオススメ。

　システムが「おにいちゃんやめて２」や「やきにくくりぷうぴ」と同じものだったら
物凄く快適にプレイできると思うのですが、何故システムを変えたのでしょうか。謎です。
これがもし快適にプレイできるシステムだったら「エロい原画（一部除く）」で
「サクッと遊べるエロゲ」として、もっと人気が出たのではないでしょうか？勿体無いです。
MS-DOS時代のシステムでも大丈夫！という方にはオススメできます。

いらないとわかってても保守してしまう

促進スレで指名された「世界の全て　remind of you」の感想

話自体はよくあるものだと思います
このゲームの凄さは智子シナリオに集約されると思います
あ、あと全編関西弁というのも注目に値するかと。
個人的な感想を述べるなら　remind of you　は蛇足

指名されてた「V.G.NEO」コンプしました。
ちなみに戯画のゲームはこれが初めてなんで、
V.Gのことはほとんど知らないっす。

歩美の回想シーンまでは、正直つまらないと思ってたんですが、
後半になるにつれ盛り上がるストーリーや想像していたのとは全然違う
舞台背景が用意されていて最後の方はかなり楽しめました。
それにキャラクターがみんな本当に幸せになって
欲しいな〜と心から思えるほど魅力的に描かれているのも気に入りました。
正直、主人公の優がヒロインのなかで一番存在感が薄いかも。
おいしいシーンは全部他のキャラにもっていかれてるんで。
一番最後のアンナなんかは良すぎです。

立ち絵、CGの質はあんまりよく無いです。キャラ自体はかわいいので
残念だなと思いました。
沙奈理のTシャツのセンスは最高ですが（ｗ

ちなみにエロは全部アニメーションなんですが、なかなか頑張ってると
思いました。尺も長いしよく動いてるし、実質7000円でこんだけエロアニメ
が見れるのはかなりお買い得かと。まあ時々乳首が超適当に描かれてるシーンが
ちらほらあってそれは萎えました

ちなみにエロは全部アニメーションなんですが、なかなか頑張ってると
思いました。尺も長いしよく動いてるし、実質7000円でこんだけエロアニメ
が見れるのはかなりお買い得かと。まあ時々乳首が超適当に描かれてるシーンが
ちらほらあってそれは萎えましたけど。
またエロが1人１回づつしかないのと、陵辱Ｈが売りなのに一部のヒロインにそれがない
（一応陵辱だけど半和姦みたいなの）のも残念でした。

出来のいい大作の長編小説を読んでる感じで
自分みたいにV.Gシリーズを知らなくても、充分楽しめます。
Ｈアニメもいいんだけど最初のＨを見るまでに２〜３時間はかかるんで
Ｈはおまけと考えたほうがいいかも。
この質を保ってくれるんだったら続編出してほしいなあ。

スガタ完全版　購入理由：当時メディ倫ものが珍しかった

ある日、突然姉妹とは義理の関係だったことを知らされて…
というよくあるストーリー。んでもって家族関係ギスギスして
主人公アヒャってﾚｲｰﾌﾟ魔ｗ

透明人間になっていろいろHな悪さするってアイディアは面白かった。
しかし、３姉妹に関してはほとんど活かされていなかったのがマイナス。

透明人間になる→スガタを隠す　ということに含みを持たせてはいるが
もう１歩２歩踏み込んで欲しかった。
主人公、ヒロインの心理描写をもっと丁寧に書いていれば
ENDの締め方も面白いものになっていたように思う。

ボリューム少なかったなと思ったら定価5800円だったのね。
値段からすれば十分もと取ったと思います。

促進スレ指定の「空を舞う翼」コンプしました
物語の序盤はなんだかよく分からないこじゃれた
大人の会話が続いてて訳が分かりませんが（私が積んだ理由もこれです）
その意味はコンプすることで、だいたい分かるように伏線消化されていて
まぁまぁ作りこんであるな、と言う印象です

心に傷を持った者たちが、その傷ついた翼を休める為の安息所である
「大空倶楽部」の4人に主人公とヒロインの一人である亜倉木美砂との
合わせて6人が紡ぎだす物語という設定になっています
「翼」という言葉が、物語の象徴として前面に出されており
物語の構成に必要な存在となっています

個人的に好感が持てたのはヒロインの一人、佐木川恵奈の幼馴染であり
主人公以外で唯一の男性である渋谷俊之です
父が13年前に起こした飛行機事故、それに伴い陰惨ないじめに晒された少年期…
しかし彼は、主人公と出会い父親を肯定してもらう事で失った誇りを取り戻し
父が唯一の形見であるグライダーで、自分も父のように空へ飛び立ち
主人公のように周りを巻き込んで変えていける存在を目指す…
結局その試みは失敗に終わり、下半身不随という傷を負いますが
彼はそれを悔やむことなく、恵奈とともにその先の人生を歩んで生きます
主人公の友達に感情移入しやすい私としては、かなり感動しました

続き

攻略対象キャラは4人、それぞれクリア後にエッチシーン回想の欄に
おまけシナリオがあるのですが、本編とそことの主人公の性格のギャップには
かなり笑わせてもらいました

システム周りは個別キャラ音声ON/OFF、BGM音量
オートプレイなどそれなりに整えてはありますが
オートプレイが1クリックだけで解除されてしまうのと
美砂の名前がキャラ音声ON/OFFボタンのところでは
「美沙」になってしまっているのがにんともかんとも
あと、パッチを当てずにやると恵奈ルートのとある部分で
強制終了してしまう不具合があるようです

あと蛇足ですが、美砂の声の人が「どこか具合でも悪いのか？」
ってくらいの掠れ声だったのが少し耳につきました…

エロゲの感想を書くなど初めてのことなので
長文・乱文など見苦しい点がありましたら申し訳ない

促進ｽﾚで指定されてたTALK to TALKクリア

遺伝子操作によって作られた存在である主人公がﾋﾄとして学園生活を送る話です。
ｼﾅﾘｵはまあ楽しめました。未消化な部分はあるけど、このｹﾞｰﾑはそれでいいかなって思えます。
ﾎﾞﾘｭｰﾑはちと少なく、ｷｬﾗによって話の差が結構あるけど、主人公に好感持てて、終始ﾏｯﾀﾘ気味なんでそんな展開が好きな人にはお薦めです。
ｴﾛ部分は薄いですけど、ﾂﾝﾃﾞﾚ、先輩、後輩成分は程なく含まれてます。

個人的点数65点。もう少し主人公の設定を生かしてほしかったかな。悪くはないんですけどね。