音夢様マンセースレ その13

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974裏純一
「あははは!まさか同じクラスに兄と寝る変態が居たなんてねー!キモっ!キモっ!」
「学校の恥ですよねー!センパイ」

・・ボス!・・・ボスッ!
ここは体育倉庫の中。身動きが出来ないようマットに丸めこまれた音夢を、
眞子と美春はにたにたと悪魔のような笑みを浮かべながら金属バットで殴りつけている。

「がァッ!・・死んじゃうッ… こんなこと、やめてぇっ!」
「は!何いってんだか。最初に裏切ったのはそっちじゃない!
 なーにが、『頑張って。あたし応援するよ』だか!このメス犬!淫乱!」
「まったくですよ、それでいて自分の身だけは可愛いなんて、都合のいいこと言うとは…」
「う、裏切りなんて・・・・・だってまさか眞子の好きな人が・・ゲボッ!」

反論を始めようとしたとき、眞子は音夢の腹を―先ほどバケツ一杯の汚水を流し込み、
張り裂けそうに膨れあがってるその腹を―マットの上から渾身の力で蹴りつけた。
「んぷッ!」
ぴゅう、と音夢の小さな鼻から鼻水混じりの水が噴き出す。
音夢は顔面を真っ赤にして口内まで吹き上がってきた水を、必死に頬を
膨らませ耐えている。しかし次の瞬間、眞子が膨れあがった腹を踏みつけた足に
ぐいぐいと体重をかけた時、限界を迎えた。
「ごぼッ!げぼッ・・・!おえええ・・・!」
びしゃびしゃと音夢の白い頬を汚して流れる吐瀉物。それは胃の中のモノを
全て流し尽くすように、あっというまに倉庫のコンクリートの床に黄濁色の湖を形成する。

「ぷっ。きったなーい…でも、お似合いですよ?音夢センパイ」
「後でちゃんと掃除しとくのよ」
「んげっ!げほげほ・・・もう・・もうやめてぇぇぇっ!」
涙目になって懇願する音夢の姿を、物陰から、音夢と純一との関係を密告したことりが、
暗く目を輝かせながらじっと見つめていた・・・・。