雑誌以外のエロゲ関連本について語るスレ 〜2冊目〜
今日は一迅社「ゆのはなビジュアルファンブック」を(´∀`)ノ□ カテキタヨ
以下レビュー。
いつものVFBサイズ、112ページで2400円(税抜)。ポスターなし、CDなし。
帯カバーに「人気投票2位救済企画 オリジナル穂波バスタオル」の応募券
付き。また、巻末に「期間限定 描き下ろしイラストアレンジ壁紙無料配布」
のお知らせが(VFB巻末のパスワードと「ゆのはな」本編のシリアルコード
を使って、PULLTOPのOHPからDLさせる仕組み(6/30から9月末日まで)。
CDやポスターがない分色々頑張っているようですな。個人的には好感触。
……ちょっとこれ書き終わったらほなにーバスタオルの応募ハガキ書いて
くる(AAry
内容。イラストギャラリー、各キャラの紹介&CG紹介、スタッフインタビュー、
「ゆのはな」の初期企画書、人気投票コメント集、書き下ろしのSS。スタッフ
インタビューからはモノクロページ。
イラストギャラリーは雑誌の描き下ろし、ショップ特典のテレカイラスト等を
中心にまとめている。画像が大きいのは嬉しい(縦描きのテレカのイラスト
では1ページ丸ごと使用)。ゲンガーの一言コメント付き。
キャラクター紹介&CG紹介。各キャラの紹介のトップに描き下ろしCG付き。
ちなみに、このイラスト(ゆのは)が前述のアレンジ壁紙の素材らしいです。
立ち絵の表情差分は小さいけど全パターン載っている。ゲンガー、ライター、
ディレクター、プロデューサー、声優のショートコメントあり。あとはラフ画や
CGがスタッフのコメント付きで掲載されている。差分もしっかり載っているが
ラフ画だけのページはほとんどありませんな。ラフ画自体がもともとあまり
存在しないそうで、その辺りの事情についてもちょっとだけ触れられている。
ちなみにシナリオのあらすじとかは載っていません。ゲームをやってくれと
いう事でしょうな。攻略もなし。まあ、このゲームに攻略はいらんけど……。
スタッフインタビュー。内容的には、大吉パックに付いてきた特典小冊子と
そう大きく違わない。ライターが決定されるまでの経緯とかキャラクターの
設定の変遷とか。電器屋ルートや雪かきのおっちゃんと仲良くなるルート、
果ては大雪にゆのはな町が埋め尽くされるバッドエンドなんかも当初には
あったらしいが、総ボツに。……電器屋ルートは少しだけ見たかったかも。
初期企画書。「ゆのはな」の第一案が書かれた10ページ少々の企画書が
そのまま載っている。温泉街が舞台だったり、主人公が町の住民だったり、
主人公の姉がいたり、ほなにーが由真と姉妹だったり……うーむ、色々と
違うようで。
人気投票のコメント集。各キャラの1位・上位・下位(サブキャラは全表示
の時)のコメントが載っている。……企画の煽り文句にもあるけど、みつ枝
ばーさんの1位コメントなんかもちゃんと作ってあった事にワラタ。
最後に、ライター2人の書き下ろしSS。丸谷秀人は由真の本編が開始する
直前までを描いた話、J・さいろーは穂波が拓也に会いに行くエピローグの
少し前を描いた話。どっちもなかなか面白く読めたが……少し重い話かも
しれない。少なくとも前者は。
結論。超個人的にはほなにーバスタオルだけで元を取った気分なのだが、
それを差し引いたとしても丁寧な作りで悪くない出来かと。2400円は少々
高い気もするけど、ファンならお布施のつもりで買うだけの価値は十分に
あると思われ。