偽妹・脳内妹スレpart2(ネタ/妄想/創作/非現実)
1 :
◆ooJTWiCxZ2 :
03/09/20 00:12 ID:hBGSRj0u ここは偽妹・脳内妹などについてまったりと語るスレです。
尚、「嘘臭い」「ネタだろう」と言った書き込みで荒れるのを避けるため、
『ここでの書き込みは全てネタとして扱う』ことを大原則とします。
貴方が愛する存在を何と呼ぶかは自由です(例:彼女、妹、偽妹、あるいは名前で)。
基本はsage進行。荒らし・煽りは完全無視で。
妹ゲーの氾濫が示すように、多くのエロゲマが求めて止まない存在、それが彼女達。
「俺にも可愛い妹がいれば…」「偽妹が作れるくらいならエロゲやってねーよぅ!!」
そんな貴方の熱い想いをここに投下して下さい。
本当に偽妹をゲットしてしまった剛の者や、本気で妹の創生(笑)を試みている方、
うちの脳内妹とはもう十数年の付き合いです(笑)、という方も、
報告を宜しくお願いします(但し原則としてネタ扱いです)。
※偽妹…貴方を兄のように慕う、年下かつ非血縁の女性。
※脳内妹…貴方の脳内に住む理想の妹。強く願うことによって具現化するらしい(笑)
前スレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1041431720/
3あたり?
・48氏 久し振りに実家に帰った48氏。妹さんとの初詣をSS風に仕立てておられます。
「あのさ、おみくじ、引いてもいいかな?」 はにかみながらの百合の問いかけに、俺は笑顔を返して頷く。選んだ日が日、しかも夕刻なだけあって、境内は大して人影も見当たらない。 「お兄ちゃんとさ、こんなところに来るのって……なんか懐かしいね」 百合の小さな呟きはもちろん、傍らに立つ俺の耳に入った。だけど俺は、何て言葉をかけたらいいか分からず、聞こえなかったフリをする。 目を逸らした俺の目に入ったのは、たくさんの種類がひしめき合っているお守り売り場だった。 「百合さ、来年受験だろ。学業充実のお守り、買ってやろうか」 「え、ホント? 嬉しい〜」 おみくじを手にして、お守りの屋台に目を向ける百合。 軽くうつむいて微笑む百合は、しかし――少し考えてからこう言った。 「……でも、まだ、いいよ」 「え?なんでだよ」 ふと百合が売り場から目を上げ、俺の目をまっすぐに見詰める。均整のとれたその瞳は、吸い込まれそうな深みを帯びていて―― 思わずドギマギした俺は、慌てて目を逸らしてしまう。 「……どうして、まっすぐ見てくれないの?」 「どうして、って、お前……」 返答に詰まった俺から視線を外すことなく、百合は言葉を続ける。 「今お守り買っちゃったら、お兄ちゃん来年は帰って来ないかもしれないでしょ?」 「う……ん、そんなこと……」 「……そうやって、あたしから目を逸らしてばっかり」 そう言うと、百合はついとそっぽを向いた。 瞬間俺は、百合の台詞の意味を察しかねた。え……?今、なんて……?
6 :
続き :03/09/20 00:22 ID:/nK+OlPN
(中略) 「それに、今お兄ちゃん、来年も帰ってくるの認めたよね」 あ――そう言われて俺はやっと、またすっかり来年も帰ってくる気でいる自分に気付く。 取りあえず俺は、百合に向かってニヤリと笑って見せてからこう言った。 「やっぱり百合って変わってないよな」 「え?」 「忘れっぽいとことか」 「……もう、話を変えないでよぉ。どうせあたしは変わってないんだから」 「……でも、ひとつだけ変わったところがある」 「な、何?」
7 :
続き :03/09/20 00:23 ID:/nK+OlPN
結構綺麗になった』なんて信じられない台詞がちらと脳裏をかすめたが、言えるはずも無く……俺はこう言った。 「……結構生意気言うようになった」 今度は百合も、少々不服そうな顔になった。だが、間髪入れず゙に俺は続ける。 「来年は絶対、二人どっちか大吉引こうな」 「……あ……」 「お守りも沢山買ってやるよ。勉強だって見て……やれるかな? ちょっと自信無いなぁ……」 見る見るうちに百合の顔に満面の笑みが戻り――ちょっと泣きそうな、はちきれそうな笑顔で、百合は言った。 「うんっ!」 夕日に照らされたその表情は、生まれたばかりの赤ん坊のように、清楚で、無垢で、可憐で―― そう、まるで天使のように――美しかった。 そして一言、百合はこう付け足した。 「でも来年は、二人一緒に……大吉、引こうね。きっと――」
8 :
追伸 :03/09/20 08:15 ID:aUac7phK
・◆s6o6yILdus氏 フラインシャインのゲーム開発とタイアップして、不連続掲示板小説「生贄の教室」を執筆されています。
失礼。どうにもミスが多い・・・ ・◆s6o6yILdus氏 フラインシャインのゲーム開発とタイアップして、不連続掲示板小説「生贄の教室」を執筆されています。
私は今日も暗い廃教室にやって来た。 昨日よりもずっと人が多い。イヤらしく濁った瞳。腐った部屋の空気。 そして、こびり付いた黴と埃に塗れたフローリングの上、場違いなほど 真っ白なシーツがひかれている。 「今日は……なに?」 私は彼等の瞳で既に裸にされている。裸の上に制服を着せられていると 実感する。 「分かっているだろ、脱げ」 リーダー格の男子が私に命令する。 私は抵抗しない…抵抗しても無駄だと分かっている以上に、彼らを観察 したいという知的好奇心。それが頭に擡げる。 だから、私は生贄となり続けている。黙って、制服のボタンを外している。
11 :
続き :03/09/20 08:18 ID:aUac7phK
「……」 耳には聞こえないけど息を呑む音が眼に飛び込んでくる。食入るように私の ストリップを見続ける人の群れ。みんな同じ顔。 私は多くの人間に生贄として捧げられたけど、その実、一人に犯され続けて いるのかも知れない。 だから、その人間を楽しませるように私は服を脱ぎ捨てる。 (そう…あなたはブラだけ残して、全部脱いで欲しいのね) その通りにした。あっけなく他の全てを脱ぎ捨てるのを見て、他の男子は興醒め したのだろうか? 痺れを切らしたように、無言で男子が殺到する。 私の体に触ろうとしている。 ああ…このシーツはベッドのつもりなのね。いつもは体中汚して生贄とセックス するくせに。
12 :
続き :03/09/20 08:21 ID:Dm2UBDCF
(中略) 「奥さん、俺と理恵がアナタの不義理によって生まれた私生児だとは分かっています。俺達は 忌まわしい存在、望まれない子供だった……うっ」 理恵が不意に俺の肩へと手を伸ばし、膣の最深部までペニスを受け入れる。俺はまるで串刺し を望むウラド公のように、残酷に理恵の臓物をカリ首で掻き回す。 「はぁはぁ……分かりますか、奥さん。こんなに理恵が従順で俺の生贄になっているのは…… アナタのせいだ」 何度繰り返したか分からない文言、だがお袋はそれには答えない。例え失語症にならなくとも 何も答えられないだろう。お前は、俺たちを捨てたのだから。 俺と理恵を結びつけるもの、それはお袋への怨嗟、そして贖罪のための生贄となってもらうこと。
13 :
続き :03/09/20 08:21 ID:Dm2UBDCF
涙を流しながら腰を左右に振る理恵を、お袋、アナタはどう感じているだろうか。自殺なんて 許さない。俺と理恵は確かに約束した。 お袋と親父に繋がる全ての人間に贖罪を。そのためには俺たち兄妹はいつまでも繋がり続けている。 そう、今まさに感じている射精感と共に。全ての計画は綿密に練られ、そして発動したのだから。 「あぁ…おかぁさん……お兄ちゃんの精子でわたし妊娠する……奇形児をおかぁさんの枕元に飾っ て……あげるから!!」 ワザと電話口のお袋に聞こえるように、理恵がうわ言を叫び出す。 俺は理恵の最深部で放出するのを感じながら、ホワイトアウトする感触を確かめながら・・・ 背徳の子種を撒き散らす。 お袋、分かっているだろうか。アンタの子供、アンタの夫、アンタの大切な友人、そして俺と理恵 を引き取った義父……全てに生贄と言う不幸を植え付けよう。 俺と理恵はそのためには自分の体さえも厭わない。 まずはターゲットが定まっている。有香、さつき…過去を取り違えているだろうまどか。 ふふふ…彼女たちが生贄の教室に揃ったとき、俺達の贖罪のサクラメントが始まる。
(`・ω・´)保守!
・104氏 広告から着想を得て、25レス分の物語を創製した兵(つわもの)。
数分の間、少女は服の上から胸をいじっていたが、ついに感極まったように身体を震わせると、 くたりとその場に崩れ落ちた。 「カメラ、しっかり撮れよ〜」俺の呟きに呼応するかのように、すぐに映像は上から彼女を映し出す。 尻餅をついて、太腿もふくらはぎも地面につけた柔らかい体勢で、彼女はフローリングの床に ぺったりと座り込んでいた。 その左手は動かし続けたまま、少女は右手を抜いて、片手で腰の後ろのリボン結びを外そうと動かした。 紐を引き抜く瞬間だけ、左手の動きが止まる。するりと腰に巻かれた紐が解け、エプロンは彼女の肢体を 緊迫することを止めた。 手ぶらになったその右手が、太腿に触れ、ゆっくりとその上を撫で――ぶるぶると震えているのが、映像 でも分かる――そして、脚の付け根の間の丘におさまった。 右胸の刺激をやめた左手が、エプロンの下を通りぬけて同じ所まで達するのが見える。 そして少女は、重ねた両手で少しづつその秘所を刺激し始めた。
18 :
続き :03/09/20 20:58 ID:/nK+OlPN
カメラはいつの間にか少女に肉薄し、肩越しにその行為を覗き込んでいる。上から見下ろすアングルのため、 少女の顔はほとんど見えない。 最早あられもない痴態を隠すためだけの布切れと化したエプロンは、もぞもぞと動く手の形を浮かべており その役割を全く果たせていない。むしろ「見えないのに見える」という卑猥さが、俺に更なる興奮を もたらした。 その映像には、音は無かった。ただ、ビデオの回る音が静かな部屋に流れているだけだった。 だが、無声映画のようなただの映像にもかかわらず、俺は少女の息遣いや幼くも悩ましい 喘ぎ声まではっきりと聞き取れている気がした。 「ん……はっ……は……ぁ、ぁっっ……」 おそらくその手はもう、スカートの中に入っているのだろう。もしかすると既に、直接の刺激を 堪能しているのかも知れない。 何にせよ、股間を刺激する少女の手の勢いは、段々と激しさを増しているようだった。
19 :
続き :03/09/20 20:59 ID:/nK+OlPN
「あふっ……ん…………あ、あっ、あぁ……はぅ…………く、はっ、あ、あっ!」 肩をくねらせて、ビクビクと肢体を震わせながら、彼女のオナニーは止むことを知らない。 「くぅ……ん……んっ! ぁ……あっ、あぁ……は、ぁっっ……」 「あ、ひぁあっっ! あっ、は、ぁぁ…………あぁ……んっ! ん……」 恥丘をこする仕草が大きくなってくるにつれて、その嬌声もどんどん跳ね上がっていく。 少女の足が床をこするように動き、彼女はうずくまるようにぐたりと横向きに倒れこんだ。 すぐにカメラのアングルが変わり、今度は少女の真横、それも足の側から少女を映し出す 形になる。画面の左端にはピンボケした踵が映っており、正面には……少女の下着と、その 中でうごめく指の形がくっきりと浮かんで見える。それは、俺の劣情を余りにも強烈に挑発 するアングルだった。 「はぁ……はぁ……あぁぁ、ふぁっ! はぁ、あぁっ……あっ、あっ、あっ……」 いつの間にか気付くと、俺は抑制が効かなくなっている自分の肉棒を握り締めていた。 我慢する意味も、理性も無いと気付き、掴み込んだそれを激しく上下にしごく。
20 :
名無しさん@初回限定 :03/09/20 23:00 ID:6rOCLac6
私は妹が嫌いです 妹は幼稚で礼儀知らずで気分屋で 前向きな姿勢と無いものねだり 心変わりと出来心で生きている 甘やかすとつけあがり 放ったらかすと悪のりする オタクだ モテないだ ダサいだと はっきり□に出して兄をはやしたてる無神経さ。 私ははっきりいって童貞です 童貞です 童貞です! 努力のそぶりも見せない 忍耐のかけらもない 人生の深みも渋みも何にも持っていない そのくせ下から見上げるようなあの態度 姉萌えの時はあしでまとい 幼なじみ萌えの時は悩みの種 いつも攻略の邪魔をする そんなお邪魔キャラみたいな そんなバキュラみたいな そんな妹が嫌いだ 私は思うのです この世の中から妹がひとりもいなくなってくれたらと お姉様だけの世の中ならどんなによいことでしょう 私は妹に生まれないでよかったと胸をなで下ろしています! 私は妹が嫌いだ ウン! 妹が兄のために何かしてくれたことがあるでしょうか いいえ! 妹は常に私達兄の足を引っぱるだけです 身勝手で 小便臭い! ハムサンド ピロシキ 十万石まんじゅう ケーキ 甘いミルクティー チーズドリア 特製スペシャルフルーツパフェ 好きなものは勝手に食う 何かといえばおごらせる 泣けばすむと思っている所がズルイ 兄よりモテる妹も嫌いだ ムチムチとオッパイばかりデカくなり 裸同然でブラブラしやがって 逃げ足が速く いつも強いものにつく あの告げ口を企んでいる目がいやだ あの計算高い物欲しそうな目がいやだ 目が不愉快だ 何が天真爛漫だ 何が無邪気だ 何が星目がちなつぶらな瞳だ そんな妹のために 私達兄は何もする必要はありませんよ 第一私達兄がそうやったところでひとりでもお礼を言う妹がいますか これだけ妹がいながらひとりとして感謝する妹なんていないでしょう。だったらいいじゃないですか それならそれでけっこうだ ありがとう ネ! 私達兄だけで刹那的に生きましょう ネ! 妹はきらいだ! 妹は大嫌いだ! は、離せ、俺は姉萌えだぞ! 誰が何といおうと私は妹が嫌いだ! 私は、本当に、妹が、嫌いだあぁぁ〜〜〜!
・275氏 未成年なのにカクテルを口にした義妹は・・・
不意を突かれた俺はソファーに横たわる事になってしまった。 両手も義妹の手によって制圧され押し返す事も出来ない。 「あのね〜。お兄ちゃん。私知ってるんだよ」 「な、何をだよ…」 部屋に隠してあるエロ本の事か。よりによって義妹に見つかったか。 「お兄ちゃん……彼女いないでしょ」 予想外の発言に一瞬思考が止まるが、慌てて再始動させる。 「な!そんな事どうでも良いだろ。それより早くどいてくれよ」 嘘がばれた時の子供のようにそっぽを向く俺。 「にゃはは。ほんとなんだ〜。赤くなっちゃってか〜わいい」 「お前な〜、いい加減にしないとおこ……!?」 気がつくと義妹の顔が俺の目の前にあった。 先程とは打って変わって真剣な眼差しで俺を見つめる義妹。 普段義妹を間近で見る事のないせいか、思わずドキッとしてしまう。 「あのね……お兄ちゃん。私が彼女になってあげよっか?」
24 :
続き :03/09/21 07:08 ID:gEI+RWSC
「なッ!!!?!?!」 その予想外の発言に俺が驚くのと同時に、義妹の唇が俺の唇に触れていた。 何時の間にか俺の手を束縛していた義妹の両手は俺の首に廻されている。 俺は今起きている事が現実かどうか把握する事も出来ず、ただなすがままになっていた。 そのままの体勢で暫くの時間が過ぎた。 そして。
25 :
続き :03/09/21 07:08 ID:gEI+RWSC
「ぷは〜、へへへ〜。これでお兄ちゃんは私だけのものだね」 唇を離した義妹は子悪魔のように微笑んでいる。 「ってお前、今何をした!」 ようやく目の前に起きている事が現実だと認識して声を出す。 「ん〜、キスだよ。お兄ちゃんが私だけ事を好きになってくれますようにっておまじない」 恐らく俺は思いっきり赤面しているに違いない。正直恥ずかしい。 「ホントに免疫ないんだね。お兄ちゃんって。もしかして初キッスなのかな〜?」 わざとらしく表情は変えずに小首を傾げる義妹。 「う、うるさいな、放っとけ」 図星を突かれて俺の顔は更に赤くなっていることだろう。 どうして義妹は俺をいじめるのか(先程彼女がいないと知ったはずなのに) 「あ〜、やっぱり本当なんだ。やったー、お兄ちゃんのファーストキス奪っちゃった。えへへ〜」 今まで俺の首に廻されていた腕を戻し、大げさに万歳をする義妹。 (一瞬ではあったがその下から除く膨らみに目を奪われていた事は内緒だ)
26 :
名無しさん@初回限定 :03/09/21 17:26 ID:0N2PPlN5
・497氏 2ちゃんねるの誘導人こと「誘兄ぃ」と、その身辺を世話する少女「リナ」の織り成す物語。
ブラウザには最初の目的地が既に表示され、俺は目を走らせて数瞬で目当てのスレを発見した。 俺の頭の中ではさっき見たばかりの簡単なこのスレの推移(勿論、上からの指示に含まれている要綱だ)がリピートされている。 「また重複か……」そんなことを呟きながら、画面をクリックし……もう一つ大きな溜息をつく。 その時、部屋の反対側の隅から可愛らしい声が響いた。 「お兄ちゃん?」 雑誌を片手に、パジャマ姿の少女が俺に話し掛ける。 「どしたの? さっきから溜息ばっかりついて……」 「ん……ちょっとな。最近仕事が忙しくて……何でもないよ」 「へぇ〜。おしごと、か……。そう言えばお兄ちゃんのおしごと手伝うこともめっきりしてないなぁ……」 もじもじとこちらを見る少女。そのしぐさは、何とも言えない愛嬌をはらんでいる。
29 :
続き :03/09/21 19:20 ID:lawKxEck
『お兄ちゃん』という呼称から分かるように、少女は俺の妹みたいなものだ。 「みたいなもの」と言うのは……言うまでも無く、『正確には違う』というニュアンスを孕んでいる。 彼女は俺の同居人であり、かつメイドさんもたじたじの勢いで家事をこなしてくれるスーパー美少女である。 とはいえ、性格は優しくてはにかみ屋、頭は良いが泣き虫でおまけに甘えん坊と、なつき過ぎた子猫のように純朴な性格だ。 年が離れているせいかいつまでたってもひどく幼く見える。言ってしまうと……まるで妹のような存在だ。 独り身で仕事三昧の俺には、彼女の存在は現人神(あらびとがみ)より有難い。 と言うより、買い物なんかの類にひたすら疎い俺は、彼女がおらねば確実に飢え死にするに違いないだろう。 彼女の名前は「リナ」。いや、「『リナ』と呼んでいる」と言った方が正しいのかもしれない。 本人から聞いたのだろうか。今となっては、はじまりはもう記憶に無い。 だが、俺はいつのまにか彼女をそう呼んでいたし、彼女自身もずっと、俺にそう呼ばれて来た。 少し考えていた表情が、そっと口を開く。 「……ね、また手伝ってあげるよ。えっと、何だっけ……?」 「誘導人」 「そうそう。いつかやって以来だけど、ちょっと面白かったし……」 それを聴いて思わず俺は苦笑した。
30 :
続き :03/09/21 19:20 ID:lawKxEck
「これを面白いって言うとは思わなかったな。前やったときは半べそかいてなかったか?」 「えー? そうだっけ……」 「ほら。『誘導厨ウザイ』とか言われてさ。忘れたか?」 「んーー…………」 「あと全然関係無いスレッドに間違って書き込んだり」 「…………」 「誘導先間違えて叩かれまくったり」 「…………イヤなこと、思い出させないでよぉ」 思い出したのか、こちらに少し不機嫌そうな顔を見せた。 「ははは。リナには無理だって言ったのに無理矢理やるもんだからなぁ」 「だ、だって……」 頬を少し染めて言う。 「もぅ、お兄ちゃんが楽になるよーに、って思って頑張ったのに……」 「はは。んー、ま……ありがとな」 「ん……うんっ!」 笑顔を満面に湛えたリナは……やっぱりどこか、子猫に似ていた。
・523氏 節分を題材にした時事物です。
ためしに僕はピアノの陰にかくれ、息を潜めてみる。 「そっちは終わったー?」 「…」 「あれ…おにいちゃん?」 「…」 彼女の声にはいつもの気の強さが消えていた 「ちょっと…やだよ…おにいちゃん…」 優奈は今にも泣き出しそうな声をあげる。 僕はこれ以上やると後が怖かったので、隠れるのをやめて返事をした。 「ゴメンゴメン。掃除に夢中になってたよ」 「…」 僕を見つけた彼女は無言でこっちにやってくると、今度は僕のすぐそばで掃除を始めた。 少し拗ねたような表情の彼女を横目で見ると その頬はほんのり紅く、瞳も少し潤んでいるのが分かった。 僕はほんのちょっと罪悪感を感じながらも、彼女の事を可愛らしく思った。 そうして一通り掃除を終え、僕は優奈に声をかけた。
33 :
続き :03/09/22 06:29 ID:iK9OWftu
「あのさ」 「なに?」 すぐ横で掃除していた優奈が顔をこっちへ向けると、お互いの視線が至近距離でぶつかった。 「えーと…そろそろ帰ろうよ」 僕はややドギマギしながら提案した。 「そ、そうだね」 うわずった声で彼女が答えるので、思わず僕は吹き出してしまった。 掃除を終え、僕らは一緒に水の流れる音を聞きながら帰る。 僕らは基本的に、いつも二人で帰るのが普通だった。 「おにいちゃん、なんか今日はうれしそうにしてるねぇ」 帰り道、そう切り出した彼女もなんとなく楽しそうだった。 「まぁねっ!今朝、手紙が届いからさ。帰ったら早速読もうと思ってね」 僕は得意げに話す。 優奈の表情が、少し寂しそうなものに変わった。 「ふーん」
34 :
続き :03/09/22 06:29 ID:iK9OWftu
そういうと、彼女は背の低い木から葉っぱを一枚とった。 「千紗ちゃん…から?」 彼女は、葉っぱをいじりながら聞く。 「うん!そう!」 僕はまた得意げに答え、そして色々とちぃの事を自慢げに話す。 彼女は葉っぱをいじりながら、しばらく、それをどうでもよさそうに聞いていた。 「ここで暮らすよりも…やっぱり、ちぃちゃんと一緒の家に住みたいの?」 しばらくして、ぽつりと彼女は聞いた。 「もちろん!当たり前だよ!」 僕がきっぱり答えると、彼女は不満を爆発させた。 「あっそ!それならさっさと向こうに引っ越せば!?いっつもちぃちゃん、 ちぃちゃんってそればっかりじゃない!」 優奈は想いをぶつけるように僕を非難した。 「おにいちゃんの…ばかぁっ!!」 優奈は手にしていた葉っぱを僕に投げつけると走って帰ってしまった。
・633氏 事の最中を妹に見られてしまった兄。その翌朝、妹の取った行動とは?
「だいぶ困惑しているようですね。兄さん。無理もないです。私が今までひた隠しに隠してきたんで すから。私から見れば兄さんなんて、余程迂闊か、隠す意志がないとしか思えませんよ」 そして。俺の眼前に立つと、首に腕を回し。 接吻をした。 「!」 思わず目を見開いた。妹の顔が視界を覆う。焦点を結ばないほど間近にある。 俺は動けなかった。息をすることも忘れてたかもしれない。 どれほどの時間が流れたのか。それは一瞬だったのかもしれない。時間の感覚が失われている。 妹はゆっくりと顔を離すと、身長差から俺を見上げる。 背伸びをしてたのか。そんなどうでもいいことが気についた。 「う……あ……」 俺は何かを喋ろうとしたが、未だに言葉が出てこない。混乱はさっきよりひどい。思考が纏まらない。 夢。これは夢なのか。現実感が急速に失われていく。 俺は夢を見てるのか。 妹の手が頬を撫でる。 冷たい。
37 :
続き :03/09/22 22:15 ID:mZ9m7Yfs
「まだ、判りませんか? 兄さん。何故私が付き合ってる人と口付けすら交わさなかったのか。 兄さんは、私が古風な考えを持っていると思っていらしたようですけど、もっと単純なんですよ。 好きでもない人とは、手が触れるくらいは我慢できても、キスなんてできないだけです」 ここは、なんだ? 今なんで俺はここにいる? 何で、妹はこんなことを俺に話しているんだ? 頬に添えられた手の、妹の親指が俺の唇に触れる。 「私が今までどれほどの葛藤を抱えていたか想像つきますか? 兄さん。あなたの何気ない仕種に 私がどんな想いを抱いていたか。好きでもない人間と付き合うことで、必死で誤魔化してきたん ですよ。でも、それも影から応援するような兄さんの態度が、私に苦痛を与えるだけでした。 結局誤魔化せたのは兄さんも含めて周りの人間だけです。私の感情は誤魔化すどころか、増大して いくばかりでした。それでも、その感情を周囲に悟られないためだけに続けていたんです」
38 :
続き :03/09/22 22:26 ID:4U4BcNzV
妹は何か箍が外れたかのように、続ける。 「兄さんが、私なんか比べものにならないような方と付き合えば、諦められるかとも思いました。 でも、実際に私がとった行動はそれに反するようなものでした。常に何事も完璧にこなせるように 努力して、兄さんに近づいてくる方にプレッシャーをかけるようなこともありました。あ、もちろん 兄さんはそんなこと気づいてなかったでしょうけど。私の中では常に禁忌と倫理の葛藤でしたよ」 そこまで言って、一旦言葉を切り、俺の頬から手を離し、そのままその手で自分の髪を梳いた。 ここまできてやっと、俺の思考が追いついてきた。いや、まだ困惑はしているが。 妹の吐く言葉が、言語として、日本語として、漸く意味のあるものとして俺の耳に入ってきた。 「おまえは……、自分で何を言っているのかが判っているのか?」 「ええ、理解しています」 「何で、今になって、こんなこと……」 俺には妹の言う言葉に意味は理解できても、その感情も行動も理解不能だった。
39 :
続き :03/09/22 22:27 ID:4U4BcNzV
「昨日の出来事意外に何か原因があると思っていらっしゃるんですか?」 妹はさもそれが当然のこととばかりに答える。 「だったら、なんでっ!? もし、おまえが今言ったような感情を抱いていたとしても、失望した だろうっ!? あんなことしてる奴が世間一般でどんな目で見られているか、いくらおまえでも 判るだろうっ! 後ろ指刺されるような、軽蔑されるような人間なんだよっ、俺はっ! 何でそんなことをわざわざ言うんだ? おまえの中で勘違いで済ませればいいじゃないかっ! おまえは俺じゃない、有りもしない偶像に憧れていただけなんだってっ!」 「有りもしない偶像じゃありませんわ。今、こうして私の目の前に立っていらっしゃるんですもの」 「だからっ……」 さらに反論しようとした俺を、妹が人差し指を俺の口に当てて止めた。 「兄さんは本当の意味であの両親の息子ですね。その愚鈍なまでの純粋さ。私はそれが欲しくて、 欲しくて堪りませんせでしたよ」 「あんなっ、あんな行為をする人間のどこが純粋だっ!」 口調だけから見ると、妹と俺の立場は最初と逆転したように、責める立場と責められる立場が入れ 替わったように見えたが、実際は最初の状況と何も変わっちゃいない。
もう、なにがなんだか・・・ 読みづらいよ
済まない。今日の夜で貼り終えるので、もう少しだけ我慢して欲しい。
・761氏 某氏の設定に基づいて書かれたアナザーストーリー。
このままドア越しに謝るだけでも、許してはくれるだろう。 だけど、なぜか卑怯な気がした。 一時、お互い恥ずかしい思いをしても、面と向かって謝った方が、 気まずい期間は短くなるんじゃないだろうか? 「Y、・・・ちゃんと謝りたいんだ。・・・・・・入ってもいいか?」 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・いいけど』 女の子らしい装飾と香りに満ちた部屋の中、 大きめのパジャマに身を包んだ義妹が、ちょこんとベッドに腰掛けていた。 目線を合わせようとはしない。 近付いていくと、膝を抱え込んでしまった。
44 :
続き :03/09/23 07:19 ID:AdgQmaDZ
「えと、・・・あれは完全に俺の不注意だった。ホント悪かった。許してくれ」 「うん・・・・・・・・・・・・」 「まあ、その、なんだ。一瞬だったから、ほとんど見てないし」 さらに小さくなる義妹。俺は俺でさっぱりロレツが回らない。 「あ〜、あんまり気にしないでくれ。どうせ兄妹だし」 「・・・・・・お兄ちゃん」 「ん?」 上目遣いに見上げる義妹と、はじめて目が合った。 「わたしたち、きょうだいだよね?」 「・・・ああ。(・・・・・・?)」 「・・・・・・きょうだいだけど、血のつながりはないんだよ」
45 :
続き :03/09/23 07:20 ID:AdgQmaDZ
いきなり何を言い出すんだ? 義妹の真意を図りかねた俺は、思い切り焦った。 「な、何だよY。・・・確かに血縁はないけど、Yは俺の大切な妹なんだ」 「俺はYのこと、実の妹も同然だと思ってる」 義妹が寂しそうに微笑んだ、ように見えたのは気のせいだろうか? 「分かってる。わたしは、お兄ちゃんのいもうと」 「・・・・・・」 「だけど、」 「やっぱり、すこし恥ずかしいよ・・・・・・」 義妹はいっそうコンパクトに固まってしまった。
・864氏 浩一にとって彼女は「妹代わり」なのか、それとも・・・
このまま深い眠りに落ちていって、そのまま死ぬことが出来たらいいのに…。 彼はふとそんな事を考えた。とにかく体がだるくて、ずいぶんと何も食べていないのに空腹を感じない。 彼はベッドの上でしばらく考え込み、やがて決心を決めた。 二度と履く事のないであろう靴を履いて外へ出る。 家から数キロも離れた場所に位置した工事現場。ここには建設途中で放棄されたビルがある。 彼はそこに着くと中に忍び込み、その場で遺書を書き始めた。 自分でも驚くほど饒舌に次から次へと言葉が湧いてくる。 それらを紙に書き連ねていると自然と涙がこぼれた。 生きたいという感情が内から溢れ出してくる。 「失敗だ…」 彼は呟くと、遺書を書くのをやめて、その場に横になった。
48 :
続き :03/09/23 17:47 ID:vRGU+a1Y
どれほど、そうしていただろうか。辺りはすっかり暗くなり始めていた。 彼はなんだか急に怖くなり、駆け足でその場を出て、真っ直ぐに家へ戻った。 家の前まで着くと、見慣れた少女の姿が見えた。 とっさに彼は彼女の名前を叫びそうになったが、慌てて口を閉ざした。 (あいつがいるわけがない…あいつはもういないんだ) 少女は彼の姿を見つけると、彼のもとへ駆け寄り 立ちすくんだままの彼にお辞儀し、尋ねた。 「浩一さん…ですよね?」 少女の声を聞き、彼は何かを期待するような、それでいて何かを恐れるような感情を抱いた。
49 :
続き :03/09/23 17:48 ID:vRGU+a1Y
― 声まで似てる… ― いつもより酸っぱい唾を飲み込むと、奥歯が溶けるような感じがした。 「渡部浩一さん…ですよね?あの…人違いでしたか?」 少女は様子のおかしい彼を心配そうにのぞき込んでもう一度尋ねる。 彼は間近で見る少女の顔で正気に戻り、慌てて目をそらす。 「あ、あぁ…渡部浩一は僕だよ」 彼は答えてから、自分が妹に対して喋っているような口調になっている事に気づいた。 「やっぱり!なんとなくだったんですけど、直感でわかったんですよ〜」 彼女は屈託のない笑顔で答えると、一枚の紙を取り出した。 「申し遅れました。私、あの…里親紹介所であなたの家を紹介してもらって、それで」 「里親紹介所?…何かの間違いだよ。僕はそんなものに登録した覚えはないよ」 里親紹介所というのは、10年前の戦争で全国に溢れた孤児たちを国が手に負えなくなって 裕福な家に孤児たちを引き取るように推奨した制度の一環で出来た役所で 今も裕福な家は任意で里親紹介所に登録して孤児達を引き取っている。 ある者は善意で、ある者はその名の通りペットをを飼う感覚で、 ― そして多くの者は、奴隷や玩具として ―
これにて前スレ内容紹介 兼 即死回避を終了いたします。 皆様ご協力有難うございました。そしてお騒がせいたしました。 落ちる心配は無くなりましたので、 以後マターリとお楽しみ下さい。
とりあえず職人降臨期待sage
(´・ω・`)それでわ・・・
>>前スレからの続き
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1041431720/931 部屋に着くと、妹は先にベットの中に入っていた。
いつもは、俺が先にベットに入っているので、気にならなかったが、
既に妹が寝ているベットに浸入するのは、かなり緊張する。
『お・・・おやすみ・・・』
そう言いながら部屋の電気を消して、ベットに浸入した俺は、静かに目を閉じる。
すると、妹が枕元の電気を点けた・・・
『ん?寝れないのか??』
妹に聞いてみるが、返事が無い。
やっぱり、まだ怒ってるのか・・・
仕方が無いので、俺はそのまま眠る事にした。
俺が目を閉じて寝ようとしていると、妹が何やらゴソゴソしている。
そして、静かになったかと思ったら、急に布団の中に潜り込んで、
俺に抱きついてきた!!
『なっ!!なんだ!?』
ビックリした俺は、布団をめくって、状況を把握しようとするが、
余計に訳が分からなくなってしまった。
何故なら、妹が俺のバカデカイTシャツの中に侵入して来ているからだ。
『うわっ!な・・・何してるんだ!?』
そして、妹はTシャツの中で抱きついたまま、俺と同じ所から顔だけ出してきた。
『んふふ♪お兄ちゃん、どう? このシャツピッタリでしょ??』
確かに、妹が中に入って来る事を考えると、丁度良い大きさだ。
『お兄ちゃん、温かぁ〜い☆』
妹は、更に抱きついてくる。
俺の方は、何が何だか分からないまま、目が点になってしまっている。
(´・ω・`)おやすみなさい・・・
(´・ω・`)保守
デカT…… My未来日記に書いておこう……
妹なんて、妹なんて・・・
(´・ω・`)超多忙のため、あと2週間ほど続き書けません・・・ 他の職人の方の書き込みに期待・・・
なんの変哲もない土曜の昼。 学校が終わると、掃除当番の親友を置いてすぐに帰ってきた。 美樹は彼氏さんとラブラブで、本当は親友孝行として今日一緒に遊ぶ予定だったけど、 中止にしてきた。 理由を聞かれたけど、きっとバカにするから黙ってきた。 帰りの電車の中、家に忘れてきてしまった携帯を恨めしく思う。 ふと、自分は今かなり浮かれているのではと思いフワフワと軽い足取りを落ち着かせる。 改札を通り駅を出て、家へとまっすぐに進む。 腕時計を見ると一時十五分。 お昼にはちょっと遅いかなと、そう思う。
携帯が鳴っている音で目を覚ました。 だるい体をおこし、机の上で自己主張をしてやまない携帯を手に取る。 相手は・・・佐奈恵か。 『雅史。今、どこにいる?』 「今、家」 さっきまで寝ていたベットに腰を下ろす。 この方が話しやすい。 「体、だるくて。・・・昔から、たまにあった」 『え・・・大丈夫? 家の人、いるの?』 電話の向こうで心配そうにしている佐奈恵の顔が、目に浮かぶ。 「俺だけ」 時計に目をやる。 十一時。 『あ、じゃあ寝てた?』 「・・・ん」 肯定の返事をすると、クスクスと笑う声が聞こえてきた。 (何がおかしいんだ?) ぼーっとする頭でそう思った。 「なあ、佐奈恵」 『ん? なに?』 「・・・腹減った」 時間を確認したときから感じていた。 朝を思い出す。 体が重く感じて体温を測り、そのまますぐにベットに戻ったのだった。 『あ、そっか。家の人いないんだよね。しょうがないな。うん、わかった。すぐそっち行くね』
「ただいまー」 玄関を開けて小さめに言う。 靴を脱ごうとしたとき、見慣れない物が目に入った。 女性の靴だ。 一瞬、動きが止まる。 でもすぐに動きを再開し、靴を脱ぐと階段を上る。 予想通り、兄の部屋から話し声が聞こえてきた。 男と女、兄と・・・たぶん彼女さん。 できるだけ音を立てないようにして、自分の部屋に入る。 制服を脱いで服を着て、携帯と財布をバックに入れた。 準備を終えて部屋を出ると、兄の部屋のドアをノックする。 返事を待たずにドアを開けると、驚いた顔の兄と女の人。 ・・・間違いない、彼女さんだ。 「なんだ、帰ってたのか」 驚かせやがってと、表情を崩した兄がいった。 「お兄ちゃん。私、これから出かけるから」 「ん、わかった」 本当はこれで行くつもりだったけど、 「あ、そうそう」 このまま引き下がるのはちょっと悔しいから、 「私、遅くなるから。お二人ともごゆっくり」 にっこり笑って言ってやった。 何か言われる前にドアを閉めて、階段を下りるとすぐに家を出る。 一息つき、歩いて家から離れながら携帯を探る。 美樹に電話だ。 「ねえ美樹。やっぱり今日暇?」 『急用はどうしたのよ・・・』 「それが中止になっちゃってね〜」 ブーブー文句を言う美樹を黙らして強制連行。 今日一日つき合ってもらうんだから。
自作自演必死だな(当スレ挨拶
前スレ読み返していたら突如使いたくなったりならなかったり。
今回のは前スレ
>>844-847 の続きみたいなものです。
読み返してみるとちょっと変かなーとか思ったりもしたんですが、
あえて気にしない方向で。
64 :
名無しさん@初回限定 :03/10/08 21:55 ID:sbZKWdN/
うわ今はじめて来ていろいろよんでみたけど紹介(3)のがマジですげぇ。 ほんとにアドリブで書いてあれだけストーリーまとめられるんだったら大したもんだ。 ちょっとこのスレの行く先に期待age。
そろそろ禁断症状が・・・
神降臨キヴォンヌ 期待hage
ネタを会社で考えてテクストに落としているのだけど 席替えで部長の横になってしまいました。 も う だ め ぽ
今日も部活でくたくた。最近は顧問に怒られてばっかりでウンザリだ。 帰宅途中、友達に寄り道に誘われたが、どうしても行く気になれなかったので断った。 「ごめん。今日は疲れたから先帰るわ〜」 「お前、今日こっぴどくしめられてたもんな。わかった!んじゃね〜」 ちょっと付き合い悪かったかなと思いながら、家に着く。 「ただいまー・・・・・っと」 玄関には靴は、一足のスニーカーが置いてある 「智かな」 家に上がろうと、靴を脱ぎかけていたとき、 二階の方から音がする。ドタドタドタと誰かが階段を下りてきた。 「あ!おかえりー、お兄ちゃん!」 やはり妹の智子だった。 「ん、ただいまー。あー、疲れた。」 家に着いて、どっと疲れが押し寄せた。 「今日も部活大変そうだったね。お兄ちゃん、すっごい先生に怒られてたもん。 あんまり気にしちゃ駄目だよ〜」 とちょっと心配そうに智は言う。 「あーいつものことだからな。なれちゃったよ。 それよりお前見てたのかよ。んなもん見て面白いか?」 冷蔵庫にジュースを取りに行った。
その後ろをトコトコと智が着いてくる。 「べ、べつに私がみたいわけじゃなくて、 理沙が見たいって言ったの・・・・」 ちょっと焦りながら智は訂正する。 「あー、理沙ちゃんって、この前遊びに来てた子か?」 ペットボトルに直接を口をつけて、ゴクっと一気に飲む。 「うん。そうだよ〜。って、なんでそんな話したこともないのに、理沙のこと下の名前で呼ぶのよー。 失礼でしょ!そういうのは少し親しくなってから言うものなの!」 と智は少しムキになった 「んな、細かいこと気にすんなよー。年下の子に苗字にさん付けで呼ぶなんて変だろ。 それなら今度、紹介してくれよ〜。」 俺はだるそうにそう言った。 「駄目よ、お兄ちゃん飢えてるから、理沙が何されるかわからないもん! それよりご飯にする?」 「それよりって。俺はハイエナかっつーの。まー、そんじゃメシにしてくれー」 智は話を終わりたそうにしていたので、俺はそれに従った。
茶の間でテレビを見ていて、しばらくすると台所の方から声がした。 「お兄ちゃんー。おいしいおいしい智子の手作りご飯だよ〜」 なんだか余計なものがついている気がしたが、まあ、いいか。 見かけていたバラエティー番組を消し 「はいよー」 と返事をして、トボトボとテーブルの方に向かっていった。 「いただきます。」 「どうぞ。召し上がれ!」 智は料理が結構上手い。それでも母さんよりはまだまだ下だと本人は謙遜しているみたいだけど。 「それでねー、お兄ちゃん、さっきの話なんだけどー」 まだ箸も持たずに、智はしゃべり出した。 「お兄ちゃんは部活しているとこ見られるのイヤ?」 なんだかたどたどしい口調で言った。 「あー、さっきのねー。別に嫌じゃないどさー。理沙ちゃんみたいなカワイイ子に応援されるならうれしいよ」 と俺が言うと、智は少し頬を膨らませた。 「あ、いや、見に来てもいいよ、別に。あんなんでいいなら。」 智が機嫌が悪くなってしまいそうなので、すばやく言い直した。 「あー、良かった。ありがとね!お兄ちゃん!」 とほっとしたように智が言う。 「なんだよー、大げさだなー。」 俺は苦笑する。 「それでねー、もう一つお願いがあるんだけどー」 と智は俺の目を見ようとはせず、お茶碗を見ながら話した。
「んー、まだ、あんのかー。」 モグモグと口一杯にご飯を詰め込みながら俺は言った。 「た、たまにはー、ひ、一人で見に行っていいかなぁ・・・・?」 チラッと上目づかいで智は俺をみた。 「ん?さっきは理沙ちゃんが見たいからとかいってなかったっけ?」 と俺が問うと、 「それは・・・・・・・・。」 智はしばらく黙る。 「ほ、ほら!私、何にも部活やってないじゃない?そ、それで暇なの!」 なんだか、智はすごい焦って見えた。 「あー、まさか、お前バスケ部に好きなやつでもいるんじゃねーの?」 「・・・え、えっと、そのー・・・・・・・・」 智は顔を赤らめながらもじもじする。 「ほら!図星だろ!まー、バスケ部のやつ、みんな彼女いないから お前ぐらいかわいければ大丈夫だろー、頑張れよ。」 その時、智ももうそんな年になったかーと考えた。 「え!?」 智は急に驚いたような声を上げた。 「わ、私ってかわいいのかな?」 「んー、俺の友達もみんなお前のことかわいいって言ってるし。いいんじゃねーの」 急に大きな声を出したので、なんだかと思ったがそんなことだったのかと俺は思い答えた。 「そ、そうじゃなくて、お兄ちゃんからみてどうなの!?」 智はさらに大きな声をあげた。 「あ・・・・」 と智はふと我にかえったように言い、顔を真っ赤にしてうつむいた。 「えっと・・・・」 俺はなんて答えていいかわからずに、言葉がつっかえてしまった。 沈黙がつづいた。カチカチカチカチ。時計の秒針の音だけが部屋に響く。 「もう私おなか一杯!ごちそうさま!」 しばらくしてそう言うと、智は走って2階の方に上がっていった。 お茶碗の中のご飯は一つも手がつけられていなかった。
72 get<意味なし
>>67 ワラタ
ご愁傷様〜
>>68-71 (;´Д`) …ハァハァ ハァハァ ノヽァノヽァ ノ \アノ \ア
ああ、いいなぁこんな妹。
(;゚∀゚)=3
>>67 部長が在社している間はひたすら本業に励め!
ヤツが退社したら速攻でネタを考案するのだ。
これなら評価もむしろ上がるんじゃないかな。
ヤツが残業の鬼なら部長をコロ(略
>「た、たまにはー、ひ、一人で見に行っていいかなぁ・・・・?」
ここで既にやられました。神キター!
昨日はあれ以来、智とは一度も顔をあわさなかった。 風呂に入るとき以外はずっと部屋に篭っていたようだった。 しかし今朝はなんともなかったかのように、 「おはよう!お兄ちゃん!」 と智は朝の挨拶を交わした。 『お兄ちゃんからみてどうなの!?』 俺は、昨日の言葉をなんども咀嚼しようとした。 兄妹ならお互いのことを良く知っているし、 意見を参考にしやすいということなのだろうか。 まああまり深いことを考えてもしかたがないと無理やり納得した。 「行ってきまーす」 俺は登校しようとしたが、奥のほうから声がする。 「まってよー!お兄ちゃーん!」 ドタドタドタ。智が廊下を走ってきた。 「ハァハァハァ・・・。置いて行かないでよー。私も一緒に行く!」 とゼエゼエと息を荒げながら言う。 「あー、分かったから、早くしろよ〜」 「お兄ちゃん分かってないなぁ。女の子の朝の準備は時間がかかるんだよぉ!」 そう言いながら家の中へと戻っていく。 少しすると智が戻ってきた。 「おまたせ!行こっ!」 俺たちは家を後にした。
「何度も言ってるけどさー、お前無理して俺に合わせることないんだぞー」 俺は部活の朝練があるので、普通の登校より30分近く前に家をでる必要があった。 「早く学校に着いて、前の日にやりのこした宿題をやってるの。 朝の教室は静かだし、勉強やるにはちょうどいいんだよー。」 エッヘンといった感じで智は言った。 「ふ−ん。そんなもんかねー」 と俺が言うと 「そんなもんですぅ〜」 智はエヘヘと笑った。 俺たちはとぼとぼと通学路を歩いて、学校の近くまで来た。 「えーと、お兄ちゃん。今日も部活終わるの遅いの?」 智がいきなり聞いてきたので、俺は今日の予定を思い出してみる。 「んー、試合近いし、今日は確か軽いフットワークとミーティングだけだから、 16:30ぐらいには終わると思うよ。」 「へ〜、そうなんだー。じゃあお兄ちゃん帰りはどうするの?」 「別になんもないからなぁ。そのまま家かえると思う。」 そう話しながら、俺たちは校門の前に着いた。
は自分のつま先を見ながら、小さな声で口を開いた。 「そ、それならー、もしよかったらねー、一緒に帰りたいんだけどなー あっ、お兄ちゃん、友達と帰るんもんね。駄目だよね・・・・。 じゃあ、ばいばい!部活頑張ってね!」 智は走りながら教室の方に行こうとした。 「おい、智!16:30に校門の前集合な!」 俺は声を少し張り上げて言った。 「え?え?え?う、うん!!」 智は理解するの少し時間がかかっていた。 「んじゃなー」 そう言うと俺は部室にむかった。 「お兄ちゃん!」 智に呼ばれ俺は振り返った 「ん?」 「アリガト!」 智は嬉しそうに大きくバイバイと手を振っていた。
「それではミーティングを終わりにする。各自、体調に気をつけるように。」 「うい!」 顧問の声とともに、今日の部活が終了した。 「真田、かえろうぜ〜」 帰りの支度をしている友達に声を掛けられた。 「ごめん。今日、智子と帰る約束してんだわー」 右手を顔の前に上げて謝る。 「そうなんかー。智子ちゃんもお兄ちゃん子だからなぁ。『お兄ちゃん一緒に帰ろっ、ウフっ』ってか」 「ウフってなんだよ、ウフっ。いや、俺が帰ろうって誘ったんだよ。」 「へー珍しいな。まさか、昨日も智子ちゃんの手作り料理が 食べたいから早く帰ったんじゃねーの?」 からかうように友達が言った。 「ちがうっての!んじゃなー」 「じゃあなー、また明日」 俺は友達との話を切り上げて部室を後にする。 時計を見ると4:40ぐらいを指していた。 少し遅くなったかなと思い、俺は小走りになる。
校門へ向かう途中、後ろから誰かの声がする 「真田く〜ん!」 足をとめ後ろを振り返った。同じクラスの由美だった。 「今、部活終わりー?」 「あ、由美か。うん、さっき終わったとこ。」 あって間もないころ、彼女が苗字で呼ぶのは堅苦しいから下の名前でよんでと言ってきた。 クラスの中の女子ではとりわけ仲がいいほうだった。 「男バス、気合入ってるよねー。私たちのところまで声が聞こえくるもん。」 「県大出ないとそこで終わっちゃうからなー。もうすんごい必死だよ。 そーいば、由美って卓球部だよな?」 「そうそう覚えててくれたんだ。私たちも頑張んなきゃなー それよりさっきなんであんなに急いでたの?まさか女の子とでもまち合わせかなー?」 フフフと由美は意地悪そうに笑った。 「そんなんじゃなくて、妹だよ。おっと早くいかなきゃ。じゃーねー」 「妹さんだって女の子でしょ!今度、紹介してね。バイバイ〜。」 智も女の子かと考えながら、俺は由美と別れて、再び校門に向かった。
俺は校門に着いて、智を探した。すぐにその姿は見つかった。 「おー、智。わるい、わるい、部活が少し長引いちゃってさー。んじゃ帰ろ」 俺は智のそばに寄っていった。 「別に気にしてないよ。行こう。」 智はあんまり表情が変えずそう言った。少し不機嫌そうだった。 トコトコトコ。智は早歩きをして、俺がその後を追う形になってしまっている。 あまり口を開かなかった。というより、俺が一方的に話し掛けているだけだった。 「なー、そんな怒るなよー。遅れて悪かったって言ったろー。」 「別に怒ってないー。」 ほとんどそれの繰り返し。 しかし、しばらくすると、智は急に立ち止まった。 そして俺に背を向けて話だした。 「お兄ちゃん、何で遅れたの?」 友はずっと背中を向けたままで目を合わそうとしない。 「だから、それはミーティングが長くなったって言ったろう。」 「うそ。私、お兄ちゃんが遅いから部室の方に行ったの、そしたらお兄ちゃん・・・・」 智は手にもっていたカバンをギュッ両手で胸に抱きかかえる。 「そしたら、お兄ちゃん、女の人と話してた。本当はそれで遅れたんじゃないの?」 「なんだそのことかー。お前のとこ行こうとしたら途中で由美と会って少し話しただけだよ。」 フーと俺はため息をつく。 「ふーん、由美さんって言うんだ。なんだか、楽しそうだった。」 智はいつものような元気はなく、か細い声でしゃべった。 「んー、そんな大した話はしてないどな。」 「それに・・・・」 智は続けた。 「すごいきれいな人だった。私ね、今日ある噂を聞いたの。」
さらにカバンを強く握り締めた。 「お兄ちゃん、付き合ってる人がいるって。いつも女の子と一緒にいるって。 それってあの人のこと?ねえ?教えて」 智の横顔はとても悲しそうだった。 「由美とはそんな関係じゃないよ。今まで、彼女をそんな目でみたことはない。」 俺はしっかりとした口調で言った。 「本当に?」 智はやっと俺のほうを向いてしゃべりだした。 「本当だよ。そんな噂あったのかよ。案外、俺と智のことかも。」 「え!?や、やだ・・・・・・・・。」 智はおどいて、顔を真っ赤にした。 「ほら、俺たち登校はいつも一緒だし。」 「わ、わたしってさー。恋人同士にみえる・・・・かな?・・・・」 智は顔を赤らめながらも、少し嬉しそうだった。 「うーん。前に一度、知らないやつから、あの子と付き合ってるんですかーって 聞かれたことあるけど、まったく迷惑な話だよな?」 俺はそう言い歩きはじめた。 「別に迷惑じゃない・・・・・・」 智は何か言ったようだが、小さくて聞き取れなかった。
二人で、今度は並んで歩き出した。 「そーいえば、由美がお前を紹介してほしいって言ってたよ」 「私もお話してみたーい!由美さんにどうしたら あんなにきれいになれるか聞いてみたいなぁ。」 「あーじゃあ、今度言っとくよ。でも無理してきれいになる必要なんてないだろ。 智は智なんだから。」 「むー、お兄ちゃーん。私のこと、遠まわしにかわいくないって言ってるのー?」 智は頬をふくらませた。 「そうじゃないよ。お前にはお前の良さがあるってこと。俺は今のままでいいと思うけど。」 「お兄ちゃんがいいっていうならそれでいい・・・。」 智はそう言うと少し俺の方に寄ってきた。 「え、えっと。お兄ちゃん!家まで競争しよ! 負けたほう、お風呂掃除と食器洗いねー。よーい、どん!」 「ま、待てよ!俺、部活でくたくただっつーの。」 智の後を追うように俺は家に向かってはしりだした。
(;゚∀゚)=3神だ!
待っていた甲斐はあった。本当に神はいたのだ。 ・・・神が機嫌と体調を損ねないように、静かに祈りまする・・・
なかなか、萌えますな
86 :
68 :03/10/19 01:03 ID:ZL9PVfCo
>>68 です。
読んでいただいてありがとうっす。お褒めのことば身にあまりまする。
しかし、実際、自分で読み返してみると、文体がなんとも稚拙で
小学生の読書感想文みたいになってしまっている。
少しひどいもんがあるな。いつも展開同じだし。
そして今回も同じ展開に(ダメポ
いーかげん、飽きると思いまつ。あんまり期待しないでくださいな
次回から少し話を展開させたいなぁとは思いつつ。
みなさんがお暇なときにでも読んでください。
あと、さっきまで、アサゲたんの義妹たんにはハァハァさせてもらいますた。
今、前スレを読み返していますが、みなさんすごいですな。
勉強になります。でも気をつけないといけんな。パクらないよ(ry
87 :
68 :03/10/19 01:07 ID:ZL9PVfCo
>>82 より
次の日、学校で由美に智を紹介した。智は少し人見知りな所があったので、
最初は恥ずかしがり由美への話でも、俺の方を向きながら喋っていた。
しかし、由美は誰とでも打ち解けやすい性格で、
智もその対象の例外ではなく、次第に本人の目を見ながら話しをするようになった。
それに二人はとても気が合うようだった。
「ごめんねー、お兄ちゃん少し待っててー」
「はいよー。俺はお邪魔かなー。」
何やら二人だけの話があるようで、俺は少しそこから離れる。
その間、近くの自販機でジュースを買いにいった。
しばらくすると、話にきりがついたらしく、二人が別れの挨拶をするのが聞こえた。
由美が帰り際に、俺に話し掛けてくる。
「智子ちゃんってかわいいよね。幸せものね、お・に・い・ちゃん」
それだけ言い残し由美は教室の方へ向かっていった。
俺はこの言葉を耳にし、しばし考え込んだ。
確かに智はかわいい。日に日に魅力的になっていくのがわかる。
それは兄としては喜ばしいことだ。その反面、考えたくないことが2つあった。
一つは智に彼氏ができた時、俺は手放しで喜んであげられるかと言う事。
そして、もう一つは俺自身が智のことを・・・・・・・。
88 :
68 :03/10/19 01:08 ID:ZL9PVfCo
「・・・いちゃん!お兄ちゃん!もしもーし、聞いてますか〜?」 「えっ、あっ、なんだ、智か。」 急に智に呼ばれ俺は我にかえった。 何を考えていたか悟られまいと必死で顔を隠そうとした。 「『なんだ、智か』じゃないでしょ〜。どうしたの?ボーっとしちゃって。 何だか、お兄ちゃん、顔赤ーい。あー!まさか変なことでも考えてたんでしょっ!」 俺の顔を下から覗き込むように智は言った。 「は?なんだよ変なことって。」 「それは・・・・その・・・・・。」 なんで自分で言って照れてるんだ、こいつは。 「もうっ!私に聞かないでよ!」 「お前が言い始めたんだろーが!つーかお前こそ、由美と何話してたんだ?」 「んーと、料理のこととかー、学校のこととかー。あとー・・・・・。お兄ちゃんのことっ!」 「へっ?俺のこと?何だ、どんなこと話してたんだよ?」 「フフフ。ないしょだよ〜」 智は舌をペロッとだして笑った。 その屈託のない笑顔は、また俺をひどく不安にさせた。
89 :
68 :03/10/19 01:11 ID:ZL9PVfCo
それから数日、俺は智のことを考えていた。 少し俺たちは共有している時間が長すぎるのではないか。 ごく普通の兄妹像を思い浮かべ、何度も頭の中で比較した。 友人からも「お前らって、ほんと仲良いいよなぁー」なんて言われることも多い。 確かに智は俺のことを慕っているだろう。しかしそれは家族として、兄としてだ。 決して、それ以上でもそれ以下でもない。 それでもお互い干渉しすぎている。これ以上は良くない。俺のためにも。そしてあいつのためにも。 朝、俺は智に気づかれないようにそっと家を出ようとした。キィー。静かにドアを開ける。 そしてゆっくりとドアしめた。「ふー、大丈夫だったみたいだ。」 「智、怒るかな」そんなことを考えながら、閑静な朝の町を一人歩き、学校へと向かった。 案の定、その通りだった。キーンコーンカーンコーン。 1時限終了のチャイムがなって間もなく、クラスの友人に声を掛けられた。 「おーい!真田ー!女の子がお前のこと呼んでるぞー」 教室中の生徒たちがいっせいにこっちを振り返った。 「え!?あー、うん。わかった。誰だろ。」 「おーい。真田!彼女ですか!?ヒュー!」 「ちげーよ!」 友達に冷やかされ、俺は気まずくなり顔を下にむけながら教室を出た。 「あ、お前か。」 廊下に立っていたのは智だった。 「お、お兄ちゃん、か、か、かのじょだって」 話すやいなや智は声が裏返り、顔を赤くしていた。 「ん?あー教室の声聞こえてたのか。ど、どうした?なんかようか?」 「えっ!?そうそう!今朝、お兄ちゃん一人で学校いったでしょ〜」 智は既に用件を忘れいたらしく、少し考え込んでから答えた。やっぱりその事か。 「あー、えーと。だって、智を呼んでも返事なかったら、まだ寝てるかと思ったんだよ。」 俺は適当に言ってごまかした。
90 :
68 :03/10/19 01:12 ID:ZL9PVfCo
「えぇー、ほんとぉー?私、今朝、普通に起きたよー。お寝坊さんじゃないんだからね〜」 「あ、そうなのか?今度から気をつけるよ。」 「よろしい。今回は罰として用事に付き合ってもらいますからねっ!」 すこし年上っぽい口調で智は言った。 「なんとも理不尽な話だなー。んで、用事ってなんだよ。」 さしずめメシの用意手伝えとかそんなところだろう。 「えーと。今度の日曜日に映画を一緒に見に行ってほしいんだけどっ。」 「は?映画を見に行く?それが罰なのか?」 俺は一瞬そのすっとんきょうな答えに混乱した。 「そ、そうだよー。お兄ちゃんは荷物持ちとか・・・するの・・・。」 「映画見に行くのに、荷物なんてあんの?」 「えーと、パンフレットとか・・・・」 心なしか智の体は小さくなっていった。 「何?その映画流行ってんの?どんな話?」 「そ、それはね・・。えっと・・・。」 智はもじもじして、少し間が開いた。そして続けた。 「ラ、ラ、ラ、ラ、ラ、ラブストーリーっ!」 ろれつは回っておらず、勢いだけで喋る。智を見ると顔は火を噴きそうで、 身長はすでに10cmは縮まっているかのようだった。 「は!?」 俺も思わず声をあげてしまう。ラブストーリーなんて兄妹で見るもんかよ。 「あっ、あの、ラブストーリーって、別に深い意味があるわけじゃなくてね! ただ今、その映画人気あるから、見てみたいってだけ!それだけだからねっ!」 もう何言っているか聞き取れないぐらい早口だった。 「友達はみんなみてるしね!私だけ話に取り残されちゃうっていうか、なんていうか・・・・。 うぅぅーーー・・・。」 智は一人で暴走してしまい、目には既に半分、涙が浮かんでいた。 廊下を歩いている生徒の何人かは何事かとこちらを振り返っている。 はたから見れば、どうみても上級生が下級生をいじめているだけとしか思えない。 俺も泣きたくなった。
91 :
68 :03/10/19 01:14 ID:ZL9PVfCo
「と、とにかく落ち着けよ。」 「うん。グスっ。映画・・・駄目・・・かな?」 うるうるとした子犬のような目で俺を見上げる。不覚にも、ドキっとしてしまった。 俺は智から照れを隠すように目をそらし、頭をポリポリとかいた。 「あー、コホン。今度の日曜日かー。確か、午前は部活があって駄目だったかな。 んで、午後は友達と遊ぶ約束していたような・・・」 「じゃ、じゃあさ、再来週は!?」 俺の話が終わる前に、智はかぶさるように慌てて言う。 「再来週?再来週は・・・。そうそう!練習試合があって、一日中駄目なんだよなー。」 それはたった今、繕った嘘だ。しかしここで映画を行く約束をしてしまったら、 今朝のことも元のもくあみになってしまう。俺は決めたんだ。智と距離をおくと。 「つ、つーことで、ごめんな。まぁ、友達でも誘っていってくれよ。」 「そっか・・・。ん、わかった。ご、ごめんね!突然、教室押しかけちゃったりして。」 俺は少し胸が痛んだ。智は必死に寂しさを隠しているようだった。 「あ、もうこんな時間!2時間目始まっちゃう!じゃあーね、おにいちゃん! しっかり勉強しなきゃ駄目だよ〜」 そう言うと手を振りながら、廊下を小走りして自分の教室に向かっていった。その背中はとても弱弱しかった。 「ごめんな、智」そう心でつぶやくと、俺は教室に戻った。
(;゚∀゚)=3
94 :
68 :03/10/22 00:29 ID:Smp5qECZ
励ましありがたし! 今回で文章のストックは終わりです。これからはノーマルペースで行こうと思います。 少し展開をつけたかったので、玉砕覚悟で萌えを一切排除してみました そしていつもいつも長文ス・マ・ソ!読んでくれてサンクスです! またお暇な時にでもどうぞ〜。
95 :
68 :03/10/22 00:33 ID:Smp5qECZ
それからというもの、俺は智を事あるごとに避けていてた。 あいかわらず登校の時は何かと理由をつけて、一人で家を出るようにしていたし、 下校時も友人と用もないのに約束を交わし、帰宅をできるだけ遅らせていた。 休みの日もとにかく外にでるようにしていた。 しかし俺の頭は既に混乱していた。本来の目的への過程が目的と化していた。 それでも俺は自分に言い聞かせていた。これは智のためだ。智のためなんだ、と。 それも長くは続かなかった。智も俺のあからさまな不自然さに徐々に気づいているようだった。 そしてその日は訪れた。 「ふぁ〜、雨やまねーな」 俺は自分の部屋のベットの上にあお向けになって、欠伸を一度すると時計を見た。 時計の針は16時を指している。外を見ると、まだ夕方だというのに異常な暗さだった。 その日は朝から雨が降っていた。雨はやむどころか、その勢いを増すばかりだった。 テレビをつけると、豪雨により何を言っているかの良くわからいTVリポーターが 必死に中継をしていた。俺は自分には関係がないことのように思えテレビのスイッチを切った。 そしてまたまぶたを閉じ、あお向けになる。 コンコン。不意にドアを叩く音がした。俺は目を開き体を起こすとドアの方を眺めた。 「お兄ちゃん。入っていい?」 ドアの向こう側から聞こえてきたのは智の声だった。 「あ、うん。開いてるよ。」 「じゃあ、おじゃましま〜す」 カチャ。ドアノブをひねる音がすると、控えめにドアあけられた。
96 :
68 :03/10/22 00:34 ID:Smp5qECZ
俺は智の顔を見ると身を構えた。最近では反射的にこうなってしまう自分に気付く。 しかし、智は右手に雑誌を持ち、顔を下に向けそこに立ったままだった。 「どうした?もっとこっちこいよ。」 俺はベッドに座ったままそう促すと、すまなそうに部屋に入ってきた。 「そこ、座れよ。」 俺は机のイスを指した。それに従うように智はイスにひょこっと座る。 「う、うん。雨、すごいねー」 「そうだなー」 すぐそこにいるはずの智が何故か遠くに感じられた。 少しの間、部屋の中に沈黙は流れる。息苦しかった。 俺はそれに耐え切れなくなり話を切り出す。 「ど、どうした?」 「あ、うん。お兄ちゃん、これ見て」 そういうと持っていた雑誌を俺の前に広げる。その手はわずかながら震えていた。 声のトーンは小さかった。智じゃない別の人のようだった。 「近くにね、遊園地できるんだって。お兄ちゃん、前に ジェットコースター乗りたいって言ってた・・・・でしょ?」 そんなことを言ったのか自分でも覚えていなかった。 智は時々、俺が言ったことを俺よりも覚えていることがある。 「私、怖いけど我慢するから、今度の休みの日に一緒に行きたいなぁって・・・。」
97 :
68 :03/10/22 00:36 ID:Smp5qECZ
やっぱりこういう展開か・・・。ここ数日、いつも味わっていたこの感覚。 智を怖がる俺。俺は誘いを断るその口実を懸命に考える。 もう同じようなことを何度か言ったかもしれない。そんなことは関係なかった。 「あー、今度の休みの日ね。えーと・・・」 俺は少しつまりつつも、面倒な事務をこなすように話す。 『俺、用事あるから(俺、用事あるから)・・・・』 え!?智の声と俺の声がかぶる。智は俺と同じ言葉を俺に重なるように喋った。 俺の言おうとしたことを分かっているようだった。さらに智が口を開いた。 「やっぱり・・・・・ね。もしかして、お兄ちゃん、私のこと避けてる?」 「え?」 気づかれないはずがなかった。下手な猿芝居がいつまでも通じるはずがなかった。 「怒ってるの?私、何かしたかな?そうだったら謝るから、許してほしいの・・・・。」 「い、いや。別に怒ってるわけじゃあ・・・・」 イスから立ち上がり、俺の方をじっと見ながら話す。俺は思わず目を背けてしまう。 「じゃあなんで?私のこと、嫌になっちゃったの?」 「そうじゃなくて・・・・」 違う。お前のことが心配だから。これ以上一緒にいたら離れられなくなってしまいそうだから。 「なんで!?なんでなの?口で言ってくれなきゃわかんないよ・・・・・・」 智の声が昂ぶっていく。その目は次第に赤くなり、じわーっと濡れていった。
98 :
68 :03/10/22 00:37 ID:Smp5qECZ
「ねぇ!お兄ちゃん!私の目を見て話してよぉ!いつもみたいに笑ってよぉ!!」 声はかすれ、目からはポツリ、ポツリと涙が頬を伝いカーペットの上に落ちる。 俺は、俺はいつのまにかこいつのことを見て、自然と笑えなくなっていたのか。 「お兄ちゃんが気に入らないところあるのなら、私直す。 お兄ちゃんがしてほしいことなら何でもするから!」 「だから・・・。お願いだからぁ・・・・・・。嫌いにならないで・・・。ヒック。」 智は激昂し、泣きじゃくり、大粒の涙がとめどなく流れる。分かってくれ。俺だって仕方なく・・・。 「お兄・・・・」 「うるさいっ!」 あ。俺は思わず智の言葉を遮るように叫んだ。智は体を一瞬ビクッとさせる。 この部屋だけ時間が止まったように思えた。 何で俺が怒っているんだ。はやく謝れ、謝るんだ。そう頭で思っても、口からは言葉が出てこない。 「ウッ」 智は気持ちをこらえるように両手を強く握ると後ろを振り向き、 涙をぬぐいながら走って部屋を出て行った。
99 :
68 :03/10/22 00:38 ID:Smp5qECZ
しばらく俺は呆然としていた。さっきまでのことが嘘だったかのように部屋は静かだった。 部屋の明かりを消し、ベットの上でうつぶせになる。 外からはザーと降る無機質な雨の音だけが聞こえた。 つまる所、俺と智の兄妹という存在の持つ意味の見解の相違からくるものだった。 俺があいつに望むもの。あいつが俺に望むもの。 それは一生交わらない線のように思え俺はひどく虚しくなった。 今までやってきたことが全て否定されたようだった。 そしてその空虚な感情は、自分自身への憤怒へと変わっていく。 俺はなんて馬鹿なんだ。あいつのことをあんなに傷つけていたなんて。 そんなことすら気が付かなかった、自分が許せなかった。 ちきしょー!ちきしょー!俺は心の中で何度も叫んだ。 「ただいまー!誰かいるのー?」 ふと1階の方から聞こえる声の主におこされる。少し眠ってしまったらしい。 そして夢を見ていた。覚えていなかったが、とても恐ろしいものだった。 下にいるのは母さんだろう。俺はあまり動きたくなかったが、しかたなく下におりていく。 玄関の前までくるとやはりそうだった。 「ただいまー。あーもうすごい雨!びしょびしょよ、まったく。」 「あ、おかえり。早かったね。」 俺の声はあからさまに消沈していた。 「何よ、あんた。元気ないわねー。今日は電車止まるとまずいから早くかえってきたのよ。父さんもじきにくるわ。 あれ?それより智はどうしたの?」 さっきまでの俺と同じように、自分の部屋にいるのだろう。
100 :
68 :03/10/22 00:39 ID:Smp5qECZ
「たぶん部屋にでもいるんじゃないか?」 「え?だって、あの子の靴が玄関にないわよ?」 耳を疑った。俺は玄関を隅々まで見回した。靴がない。 時計を見ると1時間は経過していた。急いで2階の智の部屋まで上がった。 「ちょ、ちょっとどうしたの?」 母さんの声が下からする。部屋の前に立ちノックをする。 ドンドンドン。自分の焦りを示すかのように強く叩いた。 「智?智?いるか!?おい!入るぞ?いいな?」 返事はない。俺はおもいっきりドアをあける。部屋は暗く、明かりをつける。 パチッ。すこしまぶしくなり一瞬目を閉じた。そして目を開く。やはりそこに智はいなかった・・・。 俺は家中の部屋という部屋をくまなく探した。 リビング。いない。トイレ。いない。キッチン。いない。風呂。いない。 「ど、どうしたの?そんな慌てて?」 母さんから急に呼び止められ、我にかえる。 「智が、智がいないんだ。あいつ、さっき、俺とケンカして、俺の部屋から出て行ったんだけど、それで・・・。その後は・・・」 「とにかく落ち着きなさい!あの子の行きそうな場所探しましょ。友達に電話掛けてみなさい!」 「う、うん。わかった」 電話を手にとると、まっさきに智の学級連絡網を見た。あいつの友達が誰かなんてよくわからない・・・。 あ、そうだ!俺は連絡網を見ているとふと思い出す。理沙、理沙、理沙・・・・。あった!これだ! 俺は金井理沙という名前を見つけるが、焦って番号を押し間違えてしまう。 落ち着けー。もう一度、慎重に掛けなおす。一定のリズムで電話を呼ぶ音から聞こえる。 よし!掛かった。はやくでろ。はやく。
101 :
68 :03/10/22 00:41 ID:Smp5qECZ
「もしもし金井ですけど?」 受話器からは女の子の声がした。 「あ!夜分遅くすいません。真田と言いますが、理沙さんおられますか?」 「あ、あの本人ですが」 「理沙ちゃんか。智子の兄です、久しぶり。智子がそっちにいたり、あいつから連絡あったりしない?」 「あっ!智子ちゃんのお兄さん!お久しぶりです!えー今のところそういったものはないですねー。智子ちゃんに何かあったんですか?」 「ちょっとあいつが、家に帰ってこなくてさ。良かったら、あいつの仲の良い子に聞いといてもらいないかな?」 「え!?それって大変じゃないですか!?もちろん手伝います!」 「じゃあ何かあったら、俺に電話してよ。電話番号言うよ、090・・・・」 「は、はい。分かりました!あっ、お兄さん?」 「ん?」 「・・・・智子ちゃん、最近、元気がありませんでした・・。それと関係があるのかも・・・。」 「あー、それ、俺が原因なんだ。俺があいつを傷つけちゃってさ、駄目な兄貴だよな。」 「そんなことありませんよ!智子ちゃん、お兄さんのことはいつだって自慢してましたもん。」 「ははは、それじゃあ余計、俺は俺を許せないや。じゃあ、よろしくね!」 「はい!わかりました!お兄さんこそ、無理なさらずにしてくだいさね。」 俺は電話を切ると、フーとため息をついた。あと心当たりのあるのは・・・・。 そうだ!由美だ!すぐさま電話を掛ける。 ・・・・・しかし由美も答えは同じだった。
102 :
68 :03/10/22 00:43 ID:Smp5qECZ
しばらくすると携帯に着信があった。理沙ちゃんだ。 「もしもし?」 「智子ちゃんの仲の良い子に一通り掛けてみましたが、だれも知りませんでした・・・・。 ほ、他に私に何かできることないでしょうか!?」 「いや、理沙ちゃんはとりあえずあいつからの連絡を待っててよ!後はおれが探すから、必ず。」 「は、はい。」 携帯を切る。「必ず」。その言葉には確信はなく、自分に言い聞かせているだけだった。 しかし、そうでもしないと体の奥から襲ってくる恐怖に身をすくめてしまいそうだった。 「それでどうだったの?」 母さんに声を掛けられ、俺は首を横に振った。 「そう・・・・。警察に電話しましょう。父さんも今こっちに向かっているところよ。」 母さんが電話を掛けている間、リビングに付けてあったテレビからニュースが流れるの聞こえた。 『昨日、下校途中の女子高生一人を3人の男が連れさり、 強姦した上、体中を強打し殺害しました。犯人はそのまま逃走した様子で・・・・』 首筋から背中に掛けてゾクッと寒気がした。 俺はその場にじっとしているのが居たたまれなくなり、 靴を踏みつけたまま急いで家から飛び出した。 体はすぐにビショビショに濡れ、T-シャツが体にへばりつく。 そして行き先も決めぬまま走り出した。 空は永遠に光から閉ざされたかのような漆黒の闇が包み、 やむことのない雨は滝のようにふりつづけた。 そして遠くで聞こえる雷鳴がいつまでも耳に響いていた。
ぬお。いい所でCMかな。 大真面目にシリアス進行なのでコメントにも逃げが許されない。 取りあえず静かに展開を待つ!
保守してみる
社会人の俺としては、まったり進行だけど 職人さんの作品がギュッと詰まったこのスレが 結構好きだったりする
「お兄ちゃん、約束憶えてるよね?」 友人宅で飲み明かしてきで朝帰り。 もう少し寝たいと部屋に入ろうとすると、まだパジャマ姿の義妹に呼び止められた。 「・・・約束?」 「野球♪」 ・・・そうだった。 日本シリーズで、どちらのチームが勝つか賭たのだった。 義妹は元々ダイエーファンなので自然と俺は阪神に賭けた。 まあ、今回俺は阪神を応援していたので、別に良いのだが。 まずダイエーが二連勝し、舞い上がっているところに阪神がカウンターの三連勝。 義妹の機嫌が悪くなってきたところで、ダイエーが追いつき最終決戦。 妙に熱の入った応援をする義妹を後目に、欠伸をかみ殺しながら試合を見ていた。 試合終了後、キャーキャー騒ぐ義妹を眺めながら、力尽きたかとちょっと悔しく思っ ていた。 で、賭は俺が負けたわけだが、どうも途中の三連敗がかなり効いていたようで、何も 考えていなかったらしい。 で、今日聞く予定だった。 「決まったのか?」 義妹が無言でスーパーのチラシを出してきた。 見出しには大きく「ダイエー優勝セール」の文字が書かれている。 「・・・わかった」 チラシを受け取り、こりゃ寝る時間無いなと頭をかいていると、ワーイと義妹は自分 の部屋へ駆けて行ってしまった。 「たまにはいいか」 買い物で忙しく動き回る義妹を想像し、思わず苦笑いがこぼれた。
もうちょっと早く書こうとは思っていたのですが、遅くなりました。 今、ネタが沸々と出てきてますので、自分でもどんな話しになるか楽しみです。
(;゚∀゚)=3
期待値が限界を越えますた
と、書いた時点で、優勝セールを思いっ切り逃したことに気付きました。今。 (仕事が忙しくてそれどころでは無かった)
臨界点突破、パルス逆流! LCLを排出します!
元ネタが分からないんだけど、 ちょっと種ガンダムを思い出しました。
エヴァネタだろと突っ込んで保守してみるtest
ああ済まん、エヴァは煙草と同じで 一度でも手を出したら病みつきになると聞かさせていたので 最初から敬遠していたのですよ。
ここのタイトルは「妹」を主張をしている。 ってことは、「姉」はダメってこと!?
いいんじゃないですかね? 口うるさいこと言う人はいないと思いますよ、多分。
117 :
68 :03/11/07 23:52 ID:LyjTRto+
>>115 俺もいいと思いますよ!まったりが信条のスレですからね。
>>102 の続きです。心理描写の記号を()にしてみますた。
また例によって長いです、これが
読んでくださればありがたしです。
「ハァハァハァ・・・。だめだ、ここにもいない・・・・・」
智の寄りそうな所は一通り行ったはずだ。コンビニ。書店。公園。
それでも見つからなかった。
既にどれだけ走ったか分からない。足はガチガチでつりそうだった。
意識は朦朧としていて、視界は極端に狭くなっていた。
俺は自分の中に存在する絶望感を必死に振り払っていた。
次第にそれに侵食されていくのが怖かった。
智の声、智の顔、智との思い出。すごく遠い昔のような気がした。しかし頭の中では鮮明に蘇る。
例えば、あれは俺が中1の時で、智はまだ小学5年生だったか・・・。
118 :
68 :03/11/07 23:53 ID:LyjTRto+
その日、俺は初めてユニフォームをもらえて喜んでいた。とにかく誰かに自慢したかった。 リビングにいた両親二人も、もちろんその対象だった。 「見てくれよ!父さん、母さん!今度の新人戦、俺、ユニフォームもらえた! 1年で二人しかいないんだよ!」 「おーすごいじゃないかー!お前もよく頑張ってたもんなぁ。」 「それでさ。試合があるのが、次の日曜日なんだけどさ。見にきてくれよ!」 「次の日曜日かー、うーん・・・。ちょっと仕事があってなぁ・・・。母さんはどうだ?」 「私?私も仕事がなのよねー。ちょっとここのところ忙しくって・・・。 あんたが頑張ってるとこ見に行きたいんだけどねー。ごめんねー。」 「そっか・・・。わかった・・・。」 俺はユニフォームを片手に自分の部屋に戻っていった。 ベッドがきしむくらい、その上におもいっきり飛びこんだ。 すぐにドアをノックする音が聞こえた。トントン。 もしかして二人とも思いを改めてくれたのかと期待し、俺は立ち上がり急いでドアを開けた。 「あっ、なんだ。お前かぁ・・・・」 予想とは違い、そこに立っていたのは智だった。俺は肩をすくめて、ガッカリした。 (どうせ、またしょーもない用かな・・・・)振り返り再び自分のベッドに腰をおろした。 「あ、お兄ちゃん!ユニフォーム貰えたんだってね!すごぉーい!見せて、見せて!」 「さっきの話聞いてたのか。うん、これ。」 智はトコトコと自分の部屋であるかのように、あたりまえに入ってくる。 俺はすこしクシャクシャになったユニフォームをぶっきらぼうに渡す。 「わぁ、かっこいいなぁ!試合、智子が応援に行ってあげるね!」 俺はまださっきまでの落ち込んだ雰囲気を引きずっていた。 でも正直言うと、智が自分のように喜んでくれたので嬉しかった。
119 :
68 :03/11/07 23:55 ID:LyjTRto+
「というか、智子が見たいだけなんだけどね〜。エヘヘ。」 「えー。いいよ。こなくて。妹なんて普通こないぜー」 普通は親に体育祭だの授業参観などの干渉をされるのをためらう時期なのだろうが、うちは両親は仕事が忙しく、実際、顔を出す機会もまれなので、独特のこっ恥ずかしさみたいのなかった。 その変わりに智は友達と一緒に俺の体育祭も見にきたりしたし、そういった感情はあいつに向けられていたのかもしれない。 「えー!駄目なのぉ?」 「だって女に応援されるなんて嫌だよ。」 「えー、お願いっ!」 (こういう駄々こねた時は、ホントガキって感じだな。俺もだけど・・・・) 「だーめ!」 「お・ね・が・い(はぁと」 智は何度もパチパチとウィンクしてくる。色仕掛けのつもりらしい。 「・・・・・・・・・・・・・・・・」 「フフフ!お兄ちゃん、智子の魅力にメロメロだねっ!」 ペシッ。俺は軽く頭にチョップをかました。 「あほかっ。」 「いたぁーーい!もぉぉぉー!お兄ちゃんのいじわるーーーーー!」 智は仕返しとばかり、ポカポカと殴ってくる。 「お返しだぁぁぁぁ!!お兄ちゃんのばかばかばかばかばかぁー!」 「イタタ!やめろ!ケガして試合にでられなくなるだろうがー!」 そのまま俺たちは枕投げを始めた。いつの間にか、さっきまでの落ちこんだ気分はどこかに行ってしまっていた。
120 :
68 :03/11/07 23:58 ID:LyjTRto+
そして試合、当日。 緊張して昨夜あまり眠れなかった。でも今朝は日の出とともに目が覚めてしまった。 7時頃には家を出て、試合開催場所へ向かった。 会場の体育館に入ると、他校の15校とその応援でかなりの人数で、それに圧倒されていた。 今まで先輩の応援だけだったので、実際、コートに立ってみると足が震えて止まらなかった。 俺はもう一人の試合に出る友達と喋り、少しでも気を紛そうとしていた。向こうも同じようだった。 「やべー、俺、緊張してきたよー」 「うん、俺もだよ。相手、強そうだしなぁ。あの5番、でかすぎだよな」 「反則だよなー。つーか、お前の家、誰かきてんの?」 「父親が来てるよ。真田んちは?」 「俺んちは、両親とも仕事だってさー。来てないと思う。」 「フットワークと3対2!」と部長の大きな声が聞こえた。 「お、おい!アップ始まるぜ!」 「う、うん!」 俺は念のためにもう一度あたりを見回した。半分、諦めつつも、やはり半分は信じていた。 (1階のベンチは・・・・。いないよなぁー。2階のベンチは・・・。えーと・・・、あっ!) 他の人に隠れ小さくて見えにくかったが、そこに智の姿があるのがわかった。 (ばか!あいつ、来んなっていったのによぉ。) 手には黄色のメガホンを持っていた。あいつは俺に気がつくと、ブンブンと手を振ってきた。 俺も軽く手を上げて、練習に向かった。確かに少し恥ずかしかったが、心なしか気持ちが落ち着いたような気がした。 ついに第一試合が始まった。俺はベンチで試合を見守っていた。 開始早々に点を決められてしまったが、徐々に自分たちのペースを取り戻して、 点を取り返し、その差を着実に広げていった。
121 :
68 :03/11/07 23:59 ID:LyjTRto+
後半、試合終了10分前になるともう、70-40と圧倒的に有利な展開だった。 そして、顧問が俺を呼んだ。「おい、真田、交代だ!」 (きた!)俺はベンチから立ち上がり、顧問の前に向かった その間、俺は何かを言われたかもしれないが、緊張と不安でその言葉がはっきりと聞き取れなかった。 (うわー、みんな見てるよ・・・・)俺はオフィシャルの脇で何度も深呼吸していた。 それでも、落ち着かず胸がバコバコ鳴っていた。 そして交代を審判が告げた。 俺は交代する先輩とタッチをかわすと、コートに一礼し、その中へと入っていった。 ついに第一試合が始まった。俺はベンチで試合を見守っていた。 開始早々に点を決められてしまったが、徐々に自分たちのペースを取り戻して、 点を取り返し、その差を着実に広げていった。 後半、試合終了10分前になるともう、70-40と圧倒的に有利な展開だった。 そして、顧問が俺を呼んだ。「おい、真田、交代だ!」 (きた!)俺はベンチから立ち上がり、顧問の前に向かった その間、俺は何かを言われたかもしれないが、緊張と不安でその言葉がはっきりと聞き取れなかった。 (うわー、みんな見てるよ・・・・)俺はオフィシャルの脇で何度も深呼吸していた。 それでも、落ち着かず胸がバコバコ鳴っていた。 そして交代を審判が告げた。 俺は交代する先輩とタッチをかわすと、コートに一礼し、その中へと入っていった。 「真田!」 先輩からパスされると、俺はドリブルをしたまま相手と対峙していた。 次は、何をすればいいんだ・・・。何を・・・。 「真田、後ろ!」 俺は後ろからもう一人の相手にスチールされボールを奪われた。 (くそ!)俺は必死に追いかけたが、そのままレイアップされ1本決められてしまう。 「真田落ち着け。ボール持ったら中に入れろ。ハイポストだ。」 「はい・・・・・ハァハァハァハァ」 先輩にそう言われたが、焦燥にかられていた。 さらに足を引っ張っていることへの羞恥心が生まれていた。
122 :
68 :03/11/08 00:01 ID:V+SbJBGR
その時だった。 「お兄ちゃん頑張れぇぇぇぇーーー!!フレーー!!フレーー!!」 他の応援にかき消されそうだったが、確実に智の声が耳に届いた。 あいつは小さな体で、精一杯応援していた。 (ハハハ。あいつにこんなかっこ悪いとこ、見せられねぇな。) いつの間にか、不思議と冷静さを取り戻していた。もう一度攻めに入る。 俺はボールを持つとタイミングを見計らい、スッと中にパスを入れた。 そのまま先輩は中へ切り込み、ゴール下からジャンプシュートを決める。 「ナイスパス!真田!」そして守りに入った。コート内でボールが回される。 その時、俺は一瞬の隙をついてパスカットをした。(よし!やった!)「良くやった、真田!速攻!」 ドリブルしながら相手陣地へ入っていく。 「お兄ちゃん!いけぇぇーー!シュートぉぉーーー!!」 俺はそのまま一人抜きカットインしてシュートを放った。 スパッ。ボールがネットを通り抜ける音がした。それと一緒に地面に着地した。 (よし入った!)喜びのあまり、智に向かって思いっきり両手をあげガッツポーズをした。 智も同じように俺に返した。 そして、数分たつと審判から試合終了の笛が鳴らされた。俺たちの圧勝だった。 二日間に分けて試合を行うようになっていたので、その日は一試合だけだった。 それでも、時間は夕方までかかっていた。体育館から出ると、太陽はすでに半分ぐらい沈んでいた。 入場門の横で小さな女の子が体育座りになって寝ていた。それがすぐに智だとわかった。 試合が終わるまで、かなりの時間があったはずだ。(ずっと待ってたのか・・・・) 俺は目の前まで近づいていき、そこに座った。そうするやっと寝息がわかる感じだった。
123 :
68 :03/11/08 00:03 ID:V+SbJBGR
返事がないので肩をゆらし、もう一度起こす。 「おーい、起きろー。」 「・・・・スゥ・・・スゥ・・・・スゥ・・・・スゥ・・・・」 「・・・・・・・えーと、マジックペンはどこだっけな?」 「うみゅぅぅ・・・。あ・・・・お兄ちゃん・・・・・おはよう」 「ちっ(ホントは起きてたな?)」 すっかり熟睡していたのか、まぶたはほとんど開いておらず、まだ半分、夢の中のようだった。 「ほら。こんなとこで寝てたら風邪引くぞー。つーか、よだれがべっとりたれてるよ。」 「うん・・・・・・・・。えっと・・・・。え!や、やだ!お兄ちゃんみないでよぉ!」 急に何か気がついたように、俺から顔をそむけた。 たまにへんなとこで背伸びする。見てておもしろいけど。 「う・そ」 俺は意地悪くそう言った。 「あー!お兄ちゃんだましたなぁ!」 「ははは。目覚めたか?おはよう。」 智もすっかり目がさめた様だった。 「あっ、うん。・・・・・おはよ。あ!そうだ!お兄ちゃん、はい。ジュース買っておいたよ〜。」 最初はばつが悪そうにしていたが、急に気がついたように手に持っていたポカリスエットを渡された。 俺は受け取るとすぐにふたを開けて口をつけ、いっきにのどに流し込んでいく。
124 :
68 :03/11/08 00:04 ID:V+SbJBGR
「おっ気が利く。サンキュッ。ゴクゴクゴク。ッパァ。なんだかマネージャーみたいだな。」 俺は智の頭をクシャと撫でてやった。 「エヘヘ〜。お兄ちゃん専用のマネージャーさ〜ん。」 智は目をとろーんとさせて、また眠ってしまいそうだった。 「なんだよ、それ。変なやつ。」 俺が笑いながら手を離すと、智は少し名残惜しそうにした。 「はい、あとこれ!タオルね!」 「おっ、わるいね。」 渡されたタオルで汗を拭いていると、智は無言で俺の方に自分の頭を近づけてきた。 「・・・・・・・・・。」 「・・・・・・・・・・・・。」 10秒ぐらいお互いその状態で固まっていた。 「な、なんだよ?」 「え、えっとぉ・・・も、もう一回・・・・して・・・。」 「何を?・・・」 「・・・・・いー子、いー子って・・・・。」 智は顔を赤し、上目遣いで懇願してくる。 俺は照れくさかったが、今日、結果だせたのもこいつのおかげのような気がしたので、もう一度頭を撫でてやる。
125 :
68 :03/11/08 00:05 ID:V+SbJBGR
「ったく。」 「お兄ちゃん、すごかったぁ。シュート6本も決めた・・・・。」 「数えてたのか・・・。まぁ、相手がやる気なくなってからだよ。」 智は何かを思い出すように目をつぶりながら、今にもとろけてしまいそうな声で言った。 「でも・・・・・・・。」 「ん?」 「かっこよかったなぁ・・・・・。」 背中がムズがゆくなったような感じして、俺は慌てて頭から手を引いた。 「つ、つーかお前、俺がシュート決めたとき、泣きそうになってだろ!」 「え?え?べ、べつに、泣いてなんかいないもん!」 「へぇ〜」 「う、うたがってるなぁ!」 「ほぉ〜」 「だって、だって、お兄ちゃんがシュート決めたの、うれしかったんだもん!」 「・・・・・・・・。」 また智は目をウルウルとさせて必死に訴えてきた。(ま、また泣きそうだ・・・・) 「・・・・・・・・ま、なんだー、そのー。えーと。あ、ありがとうな。」 「え?何が〜?」 「お、お前の応援が聞こえたんだよ。俺、あれで落ち着いてさ・・・・。」 「え!そうなの〜?」 「うん。シュート決められたのはお前のおかげかもなって。」 「エヘヘ〜。智子のおかげ〜。」
126 :
68 :03/11/08 00:06 ID:V+SbJBGR
智は本当に嬉しそうにしていた。こういう時素直に誉められない俺もガキなんだろうなと思う。 「ちょ、調子に乗るなよ!もともとは俺の実力があったからだ!ほら帰るぞ!」 「あっ!またそうやって〜。もうっ!素直じゃないなぁ、お兄ちゃんは・・・・・・・・・・って聞いてるの!」 後ろでワーワーと言っているのを気にとめず俺はそそくさ歩き始めた。 納得できない様子の智はその場から離れようとしなかった。 「ほらっ!置いてくぞ、マネージャー!」 「あっ・・・・・・・・・うん!いこっ!」 兄妹。絶対的な上下関係。それが俺の兄としての存在意義だった。 ある種の優越感すら感じていたかもしれない。 あの時だって、それからの自分のプレーに自身が持てるようになったのは、あいつのおかげだ。 いつもそうやって俺を支え、心の糧となってくれたを考えもしなかった。いや、考えたくなかったのか・・・。 智の声が聞きたかった。智の髪に触れたかった。あいつがいなくなって初めて自分の本当の弱さを見た気がした。 遠くで救急車のサイレンが聞こえる。いつもなら我関せずとしていたその音も、急に不安な気にさせた。 とめどなく降りかかる雨、暗く分厚い海の底のような空は、よりいっそう体を重くした。 そして何か諦めの念のようなものが生まれ始めていた。俺は自分自身を軽蔑した。 そのような感情と葛藤しているうちに眠気に襲われ、その場に座り込んだ。
127 :
68 :03/11/08 00:13 ID:V+SbJBGR
コツコツコツ。近くで歩く音が聞こえる。 それは雨が地面に落ちる音より小さく、だがはっきりと俺の耳に入ってくる。 そして、その音はすぐそばで止まった。 俺はつぶっていたまぶたを開けると、目の前に誰かの足があるのわかった。 その主を確かめるために、俺はゆっくりと顔を上げた。 しかし黒いローブのようなものを頭までスッポリとかぶり、顔はそれに隠れていて分からなかった。 それにこの雨の中、傘も指さずにいた。さらに驚いたのは、体はまったく濡れていないことだった。 「また、あなたは、大事なものを失ってしまうのですか?」 そう突然そのローブの人物は喋りかけてきた。声は高く、変声期を迎えていない小さな少年のようだった。 その思いもよらぬ言葉に、一瞬、困惑したが俺は勤めて冷静に聞き返した。 「あ、あのひと違いではありませんか?」 俺はまだ頭ぼんやりしていて、判断力が鈍っていたので、すぐその場から立ち上がることができなかった。 「いえ、以前に一度だけお会いしたことがあります。」 「ど、どなたですか?」 声に比べると丁寧なその話し方のせいか、俺はとても落ち着いていた。 「私は、あの時の野ウサギです。もっともあなたは忘れているかもしれませんが・・・・。」 野ウサギ。『野ウサギってあだ名か何かなのか?』頭の中で幾度か反芻する。 その間、向こうもじっと俺を見つめていた。しかしその答えは俺の中からは返ってこなかった。 ついに俺は閉ざしていた口をひらく。その言葉には自分でも驚いた。俺のなかのもう一人の誰かが言っている感じだった。
128 :
68 :03/11/08 00:15 ID:V+SbJBGR
「ああ、あの時の。」 「覚えていてくれましたか。光栄です。」 「智は・・・・、俺の妹は、どこにいるんだ?」 俺はもう一人の自分に支配をまかせて話を始めた。不思議な安堵感につつまれていた 野ウサギと名乗る少年は、あいつの居場所を知っている。 裏づけのまったく無い確信がそこにはあった。 「それはあなた自身が知っているはず・・・・。答えはあなたなの中にあります。 あなたが行くところにいるはずです。 何故なら・・・・・・・いえ、なんでもありません。」 少年は最後に何かを言おうとしたが、そこで口を閉ざした。 俺はまたしばらく考えこんだ。(俺が知っている場所・・・・・。どこだ・・・・。) 「そう難しく考えることはありません。ありのままの智子さんを思い浮かべてください。」 意識の中に自分の体を預けた。するとふと先ほどの会話が頭をよぎる。 『近くにね、遊園地できるんだって。』 俺は、その瞬間立ち上がった。 「そうか!わかった、あいつの居場所!」 そう告げると、少年は俺に半分だけ覗かせた口元をニッコリと微笑えませた。 俺は足を。そんな力はどこにもなく、あいつへの謝罪の気持ちと 大切なものを失いたくないという気力だけだった。
129 :
68 :03/11/08 00:16 ID:V+SbJBGR
「あ!そうだ!ありがとう!」 俺は少年の方へ慌てて振り返った。そこにさっきまでの姿は無かった。 何故かそれが当たり前のように思え、再び目的地に向かって走り出した。 しばらくすると、大きな観覧車が見えた。(あそこか!)俺はさらに速度を速めた。 近づくと開園前の遊園地はひどく静かで、今の暗さと相まって不気味な雰囲気だった。 入場の門の前でくると俺はある一点を見つめた。 そこに智はいた。 俺はゆっくりと歩いていった。 俺に気がついたのか、それから避けるように背を向ける。 俺はその小さな背中の前で足を止めた。 智は寒さと恐怖とでガタガタと震えていた。 そして、俺は、智を後ろから抱きしめた
130 :
68 :03/11/08 00:18 ID:V+SbJBGR
「智ぉ、ゴメンなぁ、、ゴメン・・・・。ゴメン・・・。俺、バカだよ・・・・。お前、傷つけて・・・・。お前、泣かせて・・・・。」 俺は雨と涙で顔を濡らしていた。智の体はびしょびしょで、とても冷たかった。 「んーん、私はいいよ・・・・・・・。お兄ちゃんが怒ってないならね・・・それでいいよ・・・・・・・。 だってね、お兄ちゃんが・・・ホントはとっても優しいってこと、私が一番良く知ってるもん・・・・・」 その体の大きさからはうかかがえぬ母性にまた俺は打ちのめされる。 「・・・・・・・・・・・また、・・・・お前に助けられちゃったな・・・」 「え?」 抱きしめているその手から、智の心拍数が徐々に上がっていくのが伝わってくる。 「あっ、わ、わたしこそ心配かけてごめんね!途中でね、なんか急に怖くなってきちゃって、 お兄ちゃんに会いたいなぁって思ってたら、ちょうどお兄ちゃんがきてね。アハハ。」 智の心臓がかなり速くなっているのが分かった。そして俺から身を離そうとした。 しかし俺はその手をさらにグッと強くし、ほどこうとしなかった。 「あっ。・・・・え、えっと・・。お、お兄ちゃん・・・?」 「俺、もうお前のこと絶対傷つけないから!だから!もう知らない間に・・・いなくならいでくれ・・・。」 「うん・・・・・・。」 智は小さなその手で前に回された俺の両手をそっと握った。 「お兄ちゃん、暖かい・・・。胸の音がね、トクントクンっていってるのが聞こえるよ・・・。」 俺たちはしばらくそのままでいた。いつの間にか雨はやんでいた。
131 :
名無しさん@初回限定 :03/11/08 01:14 ID:KmQMPV4N
一気に読みました。凄いなこれは。大作の予感。 期待上げスマソ
>>68 ∩
( ⌒) ∩_ _グッジョブ !!
/,. ノ i .,,E)
./ /" / /"
_n グッジョブ!! ./ /_、_ / ノ'
( l _、 _ / / ,_ノ` )/ / _、 _ グッジョブ!!
\ \ ( <_,` )( /( ,_ノ` ) n
ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ |  ̄ \ ( E)
/ / \ ヽフ / ヽ ヽ_//
(;゚д゚)68の神すげーーー!! 私の方は、休載モードになってしまっている・・・ 時間が無いので、滞り中・・・
少しづつ物語が織り上げられていくのが素晴らしいですな。
>>68 氏とこのスレの今後に期待。
>>133 マターリと待ちまっせ。
さて。さっさと寝て、朝一番で投票に行ってくるとしよう。
秋と言えば食欲の秋。 今年は秋刀魚が大量ということで、安く売っていたとホクホク顔の母さん。 夕食にでた秋刀魚に大根おろしと生姜を乗せて醤油を少しだけかける。 焼酎を出してきて、秋刀魚を食べながら一杯やるのが美味い。 父さんのお猪口へ酒を注いでいるのを見た義妹が、俺の方も空になっているのに 気付く。 「お兄ちゃん、はい」 義妹に注がれた酒を一気に飲み干し、嬉しかったので義妹の頭を撫でてやる。 「ありがとな」 「うん。でも、あんまり飲み過ぎちゃダメだよ」 俺の体を気遣ってくれる義妹に、心の底から嬉しくなる。 本当、良い義妹を持ったよ俺は。 注がれる酒と秋刀魚に舌鼓を打ちつつ会話を楽しむ。 今夜はそんな夕食だった。
本当にマターリした内容になっちゃいました。 でも、私が書きたい物はこういうものなんですよね。 >68氏 すごすぎです。 ところで、次に書き込むお話は、 「ちょっと悲しいお話。」 「やっぱりマターリなお話。」 どちらがいいでしょうかね。
怖いもの見たさで前者、とかは駄目?
>>アサゲ氏 いっつもマターリなお話で激萌えさせていただいておりまするが、当方どっちもござれなので 時折には貴方様の悲しめの話も読んでみたいでありまする。
今日はポッキーの日だったな
そりゃ確かにポッキーはお約束のアイテムだが・・・ 12時を過ぎたのでもう時効っすよ(泣
142 :
名無しさん@初回限定 :03/11/12 15:18 ID:KVIw9tJM
期待age
もみあげ
145 :
名無しさん@初回限定 :03/11/13 23:44 ID:StAZMhKp
age
146 :
名無しさん@初回限定 :03/11/15 08:10 ID:2dHJON3a
停滞中・・・
(^з^)〜♪
いや、いつもこのぐらいのペースだぞ。
体に当たる風が冷たい。 夏は過ぎていったのだと感じる。 自転車をこぐ力を強め、速度を上げる。 後ろへと流れていく景色に、黄色く染まった木が目立つ。 秋・・・なのかな? 夏らしくない・・・というのはちょっと変だけど、なんだか涼しく感じた夏は、 ちゃんと過ぎていったようだ。 そのことを嬉しく感じ、自然と頬が緩むのが分かる。 私は、暑い夏よりも寒い冬の方が好きだ。 何故かと聞かれるとちょっと弱いけど、何となく好きだ。 それでいいと思う。 ううん、思うことにした。 ポニーテールにじゃれつく風を感じながら、私はスピードを緩めたりしない。 冷たい風が気持ちよかった。 美樹の家に来ると、いつも思うことがある。 なぜ、私は美樹の友人なんだろうと。 高級住宅街という場所は、いつ来ても居心地が悪い。 自転車を止めて、インターホンを押す。 すると、すぐに美樹が出てきた。 「やっほー・・・お?」 近づいてきた美樹が、私の頭へと手を伸ばしてくる。 「葉っぱ、ついてるよ」 はい、と渡された葉は赤く染まった紅葉の葉。 通ってきた公園で付いたのだろうか。 なんとなく、指先でくるくると回してみる。 「ね、寒いよ。早く入ろう」 うんと頷くと、私は彼女につられて家へと入っていった。
今日、私が美樹の家へ来た理由はテスト勉強のためだ。 テストという学生泣かせな制度に立ち向かうべく、私と美樹は手を組んだのである。 今日の課題は英語、数学、化学の理系三科目。 英語は美樹が、数学は私が教え合って、化学は各自。 うう、私って英語が本当ダメなのよね。 英語ぺらぺらな美樹大先生に教わりながら、ノルマをこなしていく。 美樹の教え方は本当に上手で解りやすく、裏技なんかも教えてくれるからすぐに覚えられる。 英語が終わると一休み。 時刻は十二時お昼の時間だ。 美樹ママさんのおいしい手料理に舌鼓を打つ。 少し休んで午後の勉強。 まずは数学。 数字の羅列で美樹を攻撃する。 そして最後は化学。 私たちにとってこの教科は暗記科目だ。 化学式やら化学記号やらを、とにかく頭に詰め込んでいく。 途中、美樹の家で飼っている猫が構って欲しいのか、ノートの上にのって邪魔してきたりと 多少のハプニングはあったけど、おおむね問題なく今日の勉強会は終わった。 「ゴメンね、小町〜」 勉強中、私たちの周りをずっとぐるぐる回っていた小町は、私たちが勉強道具をかたし終えると すぐに飛びついてきた。 この子、黒い毛並みが本当にきれいでさらさらなんだよね。 小町ののどの所を撫でてあげると、ゴロゴロと気持ちよさそうにしてくれる。 「ねえ、最近元気ないじゃない。どうしたの?」 美樹の、何気ないその一言に、私は動きを止めた。 「そう・・・かな」 「何だか無理してる感じ」 そんなつもりはない。 自分は、いつも通りだ。
「もしかして、お兄さん関係?」 かすかだけど、自分の身が固くなるのが解る。 そんな私に気づいたのか、美樹は心配そうに私を見ている。 その視線を受け止めながら、私は自分を自覚した。 小町が、私を見上げて一声鳴いた。 そんな小町を抱き上げて自分の膝の上にのせると、頭を撫でる。 「どう・・・なんだろうね」 何となくだけど、私にも解っている。 兄と彼女さんがキスしているところを見たあの日から、兄につき合っている女性がいると 知ったあの日から、自分はどこかぎこちないことを。 そして、何故ぎこちないのかも。 私は、昔から兄のことを見てきた。 良い所も、悪い所も全て見てきた。 だから、私は兄が好きだった。 私へ向けられる優しさが「妹」に対するものであっても、嬉しかった。 私にとって、兄は兄以上の存在だった。 「ねえ、ちょっと。どうしたの?」 美樹に揺すられて、私は自分がボーっとしていたことに気が付いた。 何でもないと、笑って首を横に振る。 膝の上にいる小町が、私の手をなめている。 心配してくれているのかなと思い、思わず笑みがこぼれた。 「ありがとう」 小町の気遣いが、嬉しかった。 美樹は、まだ心配そうな顔をしている。 「もう、大丈夫だよ」 心配性な親友に、苦笑する。 「じゃあ、なんで泣きそうなのよ」
・・・もう、ダメだ。 必死に気づかないようにしてたのに。 自分の表情を自覚すると同時に、一気に視界がぼやける。 自分の意志とは無関係に、涙がこぼれ落ちた。 自分の気持ちを、私は認めた。 私は、兄が好きだった。 そして、そのことに気づくと同時に、私は失恋した。 どうして兄だったのだろう。 どうして兄は、私の兄だったのだろう。 違ったなら、私はもっと早く気づけたかもしれないのに。 こんなに苦しくなくて良かったのに・・・。 いつの間にか近くに来ていた美樹が、私の頭を抱えて抱きしめる。 私の頭が、ちょうど美樹の胸へと埋まった。 小町が、悲しそうな鳴き声をあげた。 その日、私は親友の腕の中で泣いた。 長かった恋が終わるのを感じながら。
ちょっと悲しいお話でした。 えー、前スレから続いたこの作品ですが、これで終了です。 読んでくださった方々、有り難うございました。 色々悩んだんですが、タイトルは 「兄離れ」 に決めました。 まんまと言えばまんまなんですが、私らしいかななんて思ってます。 M君と義妹&幼馴染みの話はまだまだ(?)続きます。 今後とも、よろしくお願いします。
154 :
68 :03/11/15 20:40 ID:yIjR4AZC
>>アサゲ氏 読ませていただきました。こういう話大好きです! 切ないなぁ〜。今の季節にぴったり。秋って感じですね。 一つの恋が終わったけれども、良き親友に支えてられ成長していくんでしょーなー。 本編(?)の方も楽しみにしています!
(;゚д゚)アサゲ氏も、神だ!
俺は中学ですでに童貞を捨てていたんだぜ
>>154 うわ、考えてた内容の大半を先に書かれてしまった・・・
皆様今後とも宜しくお願いしますだ
158 :
名無しさん@初回限定 :03/11/17 09:47 ID:tA90qVkh
159 :
名無しさん@初回限定 :03/11/17 09:59 ID:vyLi9Yyb
【さくらたん】 飯田里穂(11) 【はぁはぁ】
NHKドラマ愛の詩「カードキャプターさくら」(11月15日スタート、
土曜午後7時)の制作発表が13日、NHKで行われ、
さくらを演じる飯田里穂(11)がコスチューム姿を披露した。
アニメ「カードキャプターさくら」の実写版で、飯田はオーディションで
1000人以上の応募者から選ばれた。さくら役の飯田は
「小さいころからあこがれてました。スカートが短いけど、見せちゃう
くらいの気持ちで頑張ります」と意気込みを語った。
何故かしたらば板でパンチラ写真が出回っているよ!!!
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/sports/10137/1066056813/
文章上手だなぁ〜…… 感服しました。流れるような切ない雰囲気がとてもイイ(゜∀゜)
>>アサゲ氏 忘れてた(;´Д`)
162 :
68 :03/11/18 00:22 ID:q/pMsWgo
>>157 うわ〜軽率ですた・・・・・。スマソ。
以後、気をつけまふ・・・・・・。
>>160 そう!それが言いたかった。流れるような雰囲気。文章の妙ですね。マジデウマイ!
>>158 キャラは好きなんだけど、最後がイマイチ。
は、ハムの人がいつの間にかオニャノコと仲良く・・・ 。・゚・(ノД`)・゚・。ウアァァァァァン
165 :
名無しさん@初回限定 :03/11/19 23:33 ID:Rk5dndH6
age
166 :
68 :03/11/20 02:48 ID:IynwwH/8
>>162 あ、どうか気になさらずに。
……いつも読ませて貰ってる以上、何か気の利いた感想を書かねばと
思いながらも、上手い表現が思い付かず……
169 :
名無しさん@初回限定 :03/11/22 07:41 ID:Pen7epMr
age
誰も来てないなぁ・・・
ROM屋なら来てるんだけどね>俺
(´д`;)私は、もはや忘れられている・・・ マジで時間が無いのよ・・・
いや忘れてなどいません。マターリと待つのことよなのです。
活気が無いナ・・・
一週間ぶりにネットに接続。 さて、どこかの(脳内)妹さんはいるかな?(´ー`) _, ._ ( ゚ д゚)誰もいないではないか・・・。
萌えない実妹しかいません・・・
うちの脳内妹は今日も元気です
その脳内妹の事をあれこれ教えてくれたまい
>ふ、悪あがきはやめるのね、お兄ちゃん。男のくせに女に敵うわ >けないでしょう。観念しなさい ( ゚д゚)ポカーン
182 :
68 :03/11/30 23:11 ID:AAn6l0zu
今回は萌え中心であんまり物語りは進行しないようにしました。 そしたら書いてるうちにどこかで見たような話になってしまいました・・・。 まっいっかヽ(´ー`)ノ あともうちょっと話に起伏をつけたく、登場人物をからませていこうと思いますた。 簡単に説明はこんな感じでございますだ。 広山由美・・・主人公のクラスメイト。 榎本さとる・・・主人公のクラスメイト。バスケ部の部長。 金井理沙・・・妹の同級生で友達。
183 :
68 :03/11/30 23:14 ID:AAn6l0zu
>>130 より
その後、母さんは泣いて智を抱きしめ、父さんは俺に説教を始めた。
由美や理沙ちゃんにも電話をかけて無事を伝えた。
そして久々に一家、揃っての夕食をとった。
両親とも何が原因だとか誰が悪いんだとか細かいことは尋ねてこなかった。
それだけ俺たちのことを信用してくれているんだろう。
そして新しい朝を迎えた。
「いってきまーす」
ドアを開けると太陽の光が差し込む。眩しい。思わず目をつぶってしまう。
とても長く味わっていなかったような二人並んで歩く朝の街。
「あ、お兄ちゃん見て。」
「ん。」
智が指差すを見ると塀の上で小さな鳥が何羽かさえずっていた。
俺たちが近づいても逃げようともせず、
コンクリートの道路の上にある小さな水溜りに集まって、絶えずくちばしを押しつけていた。
「おいしそうに飲んでるけど、汚くないのかな?」
「まー、鳥が蛇口ひねって水飲んでるのも怖いしな。」
智は好奇心あふれる目でじっと眺めていた。俺はそれを後ろから静かに見つめていた。
「もういいのか?」
「うん!お兄ちゃん、朝練に遅れちゃうもん。」
184 :
68 :03/11/30 23:15 ID:AAn6l0zu
そしてまた歩みを進めた。しばらくすると、智が何度か咳をした。 体はそんな強いほうでもないが、風邪をひくことは稀であったので、俺は少し心配になった。 「ケホッ・・・・、ケホッ・・・・・」 「大丈夫か?」 「あ、ううん。大丈夫だよ。」 「無理すんなよ。昨日、あんなだったから・・・・・」 そう言うと俺から少し目を背け顔を紅潮させた。 「お、おい。顔ちょっと赤くないか。大丈夫か?」 「え?そ、そっかな?お兄ちゃん、昨日のこと・・・・」 「あ、ほらっ、あぶないぞ!」 「きゃっ!・・・・・・・・・・・」 昨日の雨でできた大きな水溜りに、智は気づかず、よけようともしていなかったので 俺は慌ててその肩をつかみ、身をこっちにグッと引き寄せた。 しかしつい力が入ってしまい、体と体が密着してしまう。 遠巻きから見れば、誤解されかねないのですぐに手を離した。 「あ、わるい。」 「・・・・・・・・・・」 「まぁ、やばそうだったら、すぐ保健室行けよ。保健のおばさん、すぐ早退させてくれるから。」 「・・・・・・・・・・」 「ちょっと、お嬢さん。話聞いてますか?」 「・・・・・え、あっ、聞いてるよ!で、なんだっけ?」 「ほら、聞いてないんじゃねーか。熱でもあるのか?」 「さっきので熱でちゃったかも〜、なんて!エヘヘ!」 「体だるいとか?」 「そ、そういう意味じゃないよぉ〜。うぅぅぅぅ〜・・・・・」
185 :
68 :03/11/30 23:16 ID:AAn6l0zu
俺は足を止め、智の額の上に左手をのせ自分の額に右手をのせ、体温を確かめた。 智は良く人に心配をかけまいと虚勢を張ることがある。 聞こえはいいが、時に自分を傷つけることがあった。 しかし特に熱があるように思えなかったので、少し俺は安心した。 「べつに平熱っぽいなぁ。」 「だ、だからないよ〜。もう。」 「ま、それならいいんだけどさー。」 「でもね、こうやってね、お兄ちゃんとこうやってしゃべるの、すごく久しぶりだなぁ。」 「あー・・・・うん。そうかもなー。」 「ふつつかな妹ですが、またよろしくお願いします!」 「こちらこそ。・・・・・・ってなんか変だなこれ!」 「フフフ、そうだね〜。」 俺たちは声を上げて笑いあった。 喧嘩して和解したあとのわだかまりや気まずさだとかは何もない。 俺たち兄妹はそれさえも思い出話として胸にしまえそうな気がした。 まわりの忙しい通勤の雰囲気から切り離されたように、 俺たちにはゆったりとした時間の流れが包み込んでいた。 その後たまっていたものを一気に吹き出すようにいろいろ語り合った。 いつの間にか校門の前に着いたことも気づかない程に。 「あ、もう着いちゃった。まだ話したいことあったけど・・・・・。じゃあ、お兄ちゃん!頑張ってね!ばいばい!」 「ああ。お前も気をつけろよ。」 いつものように俺は部室へ、智は教室へと向かった。
186 :
68 :03/11/30 23:17 ID:AAn6l0zu
体育館に着くとまだ誰も来ていなかった。俺は床に軽くモップをかけてシュート練習に入った。 静まり返った体育館の中をボールを床につく音がこだまする。結構、この時間が気に入っていた。 「よし、8本連続!」 スパッとボールがネットを通り抜ける音。自分でも調子がいいのがわかる。理由は明白だった。 その時、ふと後ろから呼びかけられる。 「真田〜、今日、絶好調だな。」 「おお、榎本。ちーっす。」 部長の榎本だった。たいがい、俺かこいつが一番最初に朝練にくる。 榎本は午後の練習も最後まで残ってボールを磨いたりしていることもある。 そういう所もあって、部員からの人望も厚かった。 俺と同じクラスで、学級委員もやっていた。いわゆる卒なくこなすタイプだ。 いつものように二人でストレッチしながら話をする。 「ここんところ、真田さ、元気なさそうだったからな。心配してたよ。」 「んん、まーいろいろあってなぁ。もう大丈夫!大会では活躍してやるからな。」 「ははは。そっか、それなら安心だ。なぁ・・・」 「んだよ?」 「後で相談あるんだけど、いい?」 「ま、いいけど・・・・。んじゃ教室でな。」 急に改まってなんだろう。榎本が相談される役になることは良くあるが、自分から相談するなんて珍しい。
187 :
68 :03/11/30 23:21 ID:AAn6l0zu
俺は朝練が終わるとすぐに教室に向かった。何人かと挨拶をかわし、榎本の前の席に腰を下ろし、突っ伏していた。 (ったく、あいつ自分から呼んでおいて・・・。) 俺はガタガタと足を揺らし貧乏ゆすりをしながら待っていると、遅れて本人が入ってきた。 「あ、きたきた。おせーぞ!」 「ゴメンゴメン。後、片付けやっててさ。まったく、部長も大変だよ。」 「お前も馬鹿正直過ぎるんだよ。もっと適当にやればいいだろ。」 「まーそうなんだけどさ。なんとなく気が引けちゃうんだよ。」 「えらい、えらい。んで、本題だけど。」 「う、うん・・・・。ゴクッ。」 榎本は持っていたカバンを机にかけると唾を飲み込んだ。 相当な覚悟をしているらしい。俺も中途半端な答えはできないと心を構えた。 それが最低限の礼儀だとと思ったからだ。しかし思いがけず邪魔が入ってしまう。 「真田くーん!榎本くーん!おはよ〜。何話してるの〜?」 「あ、由美か。」 「あ、ああ、おはよう、広山さん。」 「昨日は智子ちゃん、見つかってよかったね。あたし、心配で心配でしょうがなかったよー。」 そう言いながら当たり前のように由美が俺の隣に座る。 それを少し恨めしく思ったが、事情を何も知らない人間だし、なるほど当然かと考えを改めた。 その時だった。榎本がいきなりイスから立ち上がると、机に両手をバンッとつき、声を張り上げて叫んだ。 「と、智子さんに何かあったのか!!」 「あ、うん。ちょっと、いなくなっちゃってな。でもすぐ見つかったよ。」 「そーなのか!それで怪我とかは!?」 「ないよ。つ、つーか、どうした、急に?」 「あっ、いや、それは・・・・。つまり・・・。その・・・・。ゆ、友人の妹を心配するのは当然なことで・・・・・」
188 :
68 :03/11/30 23:23 ID:AAn6l0zu
そして榎本はまた縮こまるようにして席についた。 普段、榎本は冷静でこういう風に感情を剥き出しにすることなど滅多なかった。 俺はひどく驚いたし、隣で座る由美もそうだろうと思う。妙な間があったが、すぐに由美が口を開く。 「ど、どうせ真田君がなんかしたんでしょー?」 「どうせってなんだよ。まぁ・・・・・。確かに俺が悪いよ。」 俺は両手を上げて降参のポーズをとる。 「もーこのお兄さんはしょうがないなぁ。智子ちゃん、真田君のことすごく頼りにしてるのに。 そんなんじゃあ、智子ちゃんもらっちゃうぞー。フフ。私、妹ほしかったんだよねぇー」 「どーぞ。あげますよ。」 「アハハハ。智子ちゃんかわいそ〜。そーいえば話聞いた?遊園地にみんなで行くって。」 「そんな話聞いてな・・・・・・。あ、ああ、聞いた。 てっきり俺と智の二人で行くんだと思ってた。あの新しくできたってところだろ?」 「うん、そうそう!ジェットコースターがすごいんだよね! 『世界最長!世界最速!泣く子もだまる、モンスターマウンテーン!!』」 「何それ?」 「え?知らないの?CMでやってるよ。ねぇ榎本君?」 「あっうん。」 「そんなもん知らん。由美、お前、ジェットコースター大丈夫なん?」 「真田君は『キャー、怖い』って言って抱きついてくる女の子が好き?」 「は?まー、智がそういうタイプだからなぁ。 俺としては『うぉぉらぁー、3週目行くぞー』とか積極的に乗ってくれる方がいいかも。」 「ふふふ。そっかぁ・・・・・・。よかった・・・。」 「何が?」 「んーん。何でもない。」 由美はどこか嬉しそうにそう答えた。
189 :
68 :03/11/30 23:26 ID:AAn6l0zu
俺はまた質問をした。 「ふーん。で、あと誰が行くんだ?」 「あー、そこまでは聞いてないのねー。えーとね、あたしでしょ、智子ちゃんでしょー、 真田君でしょー・・・・・・」 「俺はもう決定なんだ・・・。」 「まぁ、細かいことは気にしないの。あと金井理沙って子。うちの部の後輩なの。卓球部の。 真田君は知り合いって聞いてるんだけど。」 「知り合いってほどでもないけど。ああ、あの子卓球部だったんだ。ってか、女ばっかりだな。」 「いいじゃない。この幸せ者〜」 「いやぁ、世の中バランスという物が必要で・・・・・。」 由美は肘でウリウリと俺の腕をつついてきた。榎本はその間ほとんど黙って話を聞いていた。ふいに俺と目があう。 「あ、そうだ。榎本、おまえ来いよ。」 「い、いいのか!!?・・・・・・・・・あっ、別に真田達と一緒だから、行きたいってわけなじゃないからな!そのー・・・・」 「何焦ってんだよ。」 「そう!その遊園地がどういうものか見ておきたいんだよ!」 キーンコーンカーンコーン。ホームルームを告げるチャイムが鳴らされた。 「あ、そろそろ先生くるかも。それじゃあね〜、真田君、榎本君。細かいことはまた後で話そうねー!」 由美は手を振りながら俺たちの元を離れ自分の席に戻った。それを見計らって俺は榎本に耳打ちをする。 「そーいえば、結局、お前の相談できなかったけど、また後でな。」 「いや、解決したよ。」 「は?お前そんな遊園地行きたかったのか?」 「まーそんなもんだよ。」 榎本はそう意味深なことをつぶやき、今一、納得がいかないまま俺も自分の席へと向かった。 (なんだ、結局大した用じゃなかったのかな・・・)
190 :
68 :03/11/30 23:27 ID:AAn6l0zu
午後練が終わった。日はほとんど沈み、うす暗い夕暮れが妙な心地よさを与えた。 この時間になると、体育館を使っている運動部は、俺たち以外は皆帰ってしまった。 しかしそんな事に愚痴をこぼすやつは一人もいなかった。 俺はこういう運動部特有の結束みたいなものを嬉しく思っている。 榎本のおかげってのもあるんだろう。 さすがに帰宅途中はほとんど置き勉しているはずのカバンが重かった。 こういう時はドアのノブを回すのさえおっくうになる。 なんとか玄関に到着すると、智の靴だけがちょこんと寂しく置いてあった。いつもの見慣れた光景だ。 そして、俺が靴を脱ぎ終わると、妹の迎えがくる。 だが今日は少し勝手が違った。靴はあるが智が玄関までこない。 (トイレでも入ってるのかな?) まぁ俺も余計な詮索をするほど野暮じゃない。とりあえずいつものように水分を取りにキッチンへ向かう。 それからリビングで少し横になった。すぐにでも眠ってしまいそうだった。 俺はなんとか体を起こし自分の部屋に向かった。 2階へ上り、智の部屋の方を見ると中の明かりが漏れているのがわかった。 帰りの挨拶がまだだったので、部屋の前まで行きドアをノックする。 「おーい、俺、今帰ってきたんだけど、入っていいかー?」 「・・・・・・・・」 返事が返ってこない。電気をつけたまま、眠ってしまったのだろうか。 もう一度、呼ぼうとすると、部屋の中から震えたような声が聞こえた。 「・・・・おにいちゃん・・・」 「ん、ああ、いるのか。はいるぞー?」 「・・・・うん・・・・・・」
191 :
68 :03/11/30 23:28 ID:AAn6l0zu
了解得たので、ゆっくりとドアを開ける。 見ると、智が制服のまま、ベッドの上に上半身だけ乗せ寝ていた・・・・・。 というよりは、明らかに倒れていた。カバンは放り出すように机の上に置いてある。 俺は急いで中に入り、肩を抱きかかえた。 「お、おい!大丈夫か?」 「ハァ、ハァ、・・・・・・あ、お兄ちゃん・・・。部活終わったの?・・・・おかえりなさい・・・・」 智は苦しそうに息を上げ、顔は青ざめていた。辛そうなのがすぐにわかった。 (風邪をこじらせたんだ。あの時、休ませておけばよかった。) 「いつからこんなんだったんだ?熱測ったか?」 「うん・・・・・・・はかったよ・・・・・・・・・・・・ハァ、ハァ・・・・・・」 「いくつ?」 「ケホッ、ケホッ・・・・・・・さんじゅー・・・・9度ぐらい・・・・・・」 「おい、ずっとそんなんだったのかよ!」 「う、うん。たぶん・・・帰ってきてから・・・・・・・・」 病院へ連れ行きたいが、俺は免許など持っているはずもなく、車は運転できない。 両親ともまだ仕事から家に帰っていなかった。 「今、タクシー呼ぶから待ってろ。医者行くぞ。」 「え、だ、大丈夫だよ・・・・・・」 「大丈夫じゃない。熱から肺炎になることだってあるんだから。それより水分摂ったか?」 「んーん、まだ・・・・・・・・・・・ハァ・・・・ハァ・・・・」 「じゃあ今、持ってくるからまってろ。」 部屋から出ようとした瞬間、消え入りそうな小さな声で呼び止められた。
192 :
68 :03/11/30 23:32 ID:AAn6l0zu
「お兄ちゃん・・・・・・・・・・」 「ん?」 「ごめんね」 「ったく。人の心配してる暇あったら、もっと自分を大事にしろよ。」 俺は勢い良く階段を下ると、すぐに電話帳を開き、タクシー会社に電話をかけた。 「あ、あの今すぐにきてもらいないでしょうか?住所は−−−−−なんですが」 「ちょっとお待ち下さいね。」 鳴らされたノンキな保留音に少しイライラしていた。 俺は少しの時間でも惜しかったので、電話の子機を片手に、保険書やら診察券やらを探し回っていた。 「うーん。今、お宅で向かう途中の道で事故がありましてね。渋滞なんですよ。20分はみてもらいたいのですが・・・・。」 「はぁ、そうですか・・・・。わかりました。結構です。」 「ごめんなさいねー。」 その後、2、3件のタクシー会社に電話をしたが、皆、口を揃えて同じことを言っていた。 俺は落胆しながら、子機を元あった場所に置く。 (くそ!どうしよう。病院まで歩いて10分ぐらいだけど、あいつ、あの様子じゃ立つことも大変そうだろうし。 しょうがない・・・・。) 俺はキッチンからペットボトルとコップを手にとるともう一度、智の部屋に戻った。 やはりそこには智がつらそうに横たわっていた。 「大丈夫か?ほらこれ飲めよ。ポカリ。病院行くぞ。」 「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ・・・・・あ、お兄ちゃん、ありがとう。タクシー・・・・・もう来たの?」 「それが、渋滞でくるのに時間が掛かるんだってさ。」 「え、そうなの・・・・?じゃあ、もう少し横になってよっかな。」 「背中乗れ。」 「・・・・え?」
193 :
68 :03/11/30 23:34 ID:AAn6l0zu
「だから背中乗れっつーの。お前を病院まで運ぶ。」 「む、無理だよ・・・・。」 「大丈夫だよ。お前、乗せるぐらい。そんな遠いわけじゃない。」 「で、でも・・・・」 「なんだ?そんな太ってんのか?」 「そ、そうじゃないよ!だって、お兄ちゃん・・・・・・・・・」 智は必死になってそれを否定した。俺は本気でそう思ってるわけじゃなく、軽くあおってみただけだった。 この作戦は功を奏し、智はしぶしぶ納得した。 「じゃあ、乗れ。行くぞ。」 「わ、わかったよぉ・・・・・・・・」 俺はしゃがんで、背中を差し出した。智はフラフラと立ち上がると、おぶさった。 「ちゃんとつかまってろ?手、はなすなよ」 「う、うん」 そういうと智はギュッと手に力を込めた。 俺はすぐに一つの異変に気がついた。お決まりの展開な・・・・。 そう、智の胸が俺の背中にあたるのだ。まだ未発達な膨らみかけの胸。 普段、意識することはなかったが、体を密着させることで、それは俺に十分と伝ってきた。 否が応でも、一人の女として感じさせる。次第に体が熱くなってくるのがわかった。 人を背負い、走っているからではなかった。 (くそ!何考えてんだ、俺は。そもそもこういう形にしたのは、自分自身だろうが。 違うことを考えろ、違うことを・・・・。)
194 :
68 :03/11/30 23:35 ID:AAn6l0zu
「・・・お兄ちゃん?」 「な、な、な、なんだ?」 「大丈夫?疲れない?」 「つ、つらいのは、お前だろう?喋ってて大丈夫か?」 「・・・うん、平気。でもなんだか、久しぶりだね〜」 「何が?」 「こーやってね、お兄ちゃんにおんぶしてもらうの。」 「久しぶりって、お前をおんぶしたことなんてあったっけ?」 「あー、覚えてないのぉ?まだ小さい頃のことなんだけど・・・・・」 「お前まだ小さいだろうが。」 「もっともっとちっちゃい頃!」 「ごめんごめん、そんで?」 「むー。えっと、それでお兄ちゃんと近所の子とみんなで鬼ごっこして、遊んでたらね。 私、途中で転んで、ひざを怪我して、それで立てなくなっちゃって。 でも、近所の子たちは私に構わず鬼ごっこ続けてたんだ。 そしたら、お兄ちゃん、私のところに近づいてきてね。 さっきみたいに背中差し出して、『乗れ。家、帰るぞ。』って言ったんだよ。」 「あー、思い出した、思い出した。あれだろ?お前が座ったまま、ワーワー泣いてたんだよな?」 「へ、変なとこは思い出さなくっていいの!」 智はつかまっていた片方の手で俺の口をふさいだ。 「く、くるしい。」 「あ、ご、ごめんね。」 「ブハッ。まあ、お前も良くそんなこと覚えてたな。」 「お兄ちゃんにとっては『そんなことかも』かもしれないけど、私にとっては大切な思い出・・・・・・。」 「そ、そうか・・。」 「私、すごく嬉しかったんだよ。それにお兄ちゃん」 「ん?」 「んーん。なんでもない!そ、そーいえばね、慌てて出てきちゃったけど、なんでタクシー待ってなかったの?」
195 :
68 :03/11/30 23:36 ID:AAn6l0zu
俺はさっきまで頭に血が上り、『待つ』という選択肢をとれなかった。とにかく行動を起こしたというのがあった。 今、智に言われることで、はじめて冷静になれば良かったと後悔した。 「それはさ・・・・なんつーか・・・・・・・・・」 「う、うん」 「お前が・・・・・その・・・・・」 「うん。」 「心配・・・・・だったから・・・・・」 「えっ・・・・・・・・」 「・・・・・・・・」 「・・・・・・・・」 会話が少しの間途切れた。何でこんなことを言ってしまったかはわからない。 俺は恥ずかしくなって、走る速度を少し上げた。つかまる智の手が、少し強くなったような気がした。 「そうなんだ・・・・・・・・アリ・・・・ガトね」 「あ、ああ。気にすんな!」 「・・・・・・・・」 「・・・・・・・・」 「お兄ちゃんの背中ね、あの時と変わらないよ・・・・・」 「そ、そうか。でも身長かなり伸びたと思うけどなぁ。」 「んーん。私が少し大きくなって。お兄ちゃんが大きくなったの。だから変わらないんだ。」 「あ、なるほどな。」 「・・・・・・・」 「・・・・・・・」 「私だって大きくなったんだから・・・・・」 その後、智はそこで口をつぐんでしまった。 そしてまた長い沈黙が襲ったが、すぐに病院の大きな建物が視界に入った。
>>68 タソ(・∀・)イイヨイイヨー
正直、榎本に激しく期待していまつ
ああ困った・・・
>>179-180 さえ読む暇がないのに68サンまで・・・
週末まで待て>俺
職人さんキタ━━⊂⌒~⊃。Д。)⊃━⊂⌒O。Д。)⊃━O(。Д。)O━⊂(。Д。O⌒⊃━⊂(。Д。⊂~⌒⊃━━!!! 今から必死で読みまつ。
ここで200getですよ
ここは激しく過疎状態のイントラネッツですね。
ふっ この枯れ具合の良さが 解らんとわな
ROMが多いんだよ・・・ 職人さんが来ないとスレが伸びない
ようやく一息つけました。
>>179-180 ワロタ。最近の女は強いからな。でも奴隷生活は勘弁な。
>68氏
激しくイイ!
そして俺も榎本に期待だ!
正々堂々、主人公とバスケ勝負をして欲しい(違うって)
すっかり寒くなった今日この頃、我が家はストーブを出した。 暖房でいいという人もいるが、俺hあ何となくこっちの方が好きだ。 寒い朝に、マッチを擦ってストーブに灯をともすと、灯油を次第に燃やしながら熱を発し出す。 外から帰ってきて、冷えた手をストーブにかざすと温かくなって行く。 すっかり日が落ちるのが早くなり真っ暗な中、白い息が吐き出される。 家へと帰る道を歩く俺は、自分の歩調が早いことに気づいた。 「寒いからなー」 手袋を忘れたため、手はコートのポケットに突っ込んである。 もし不用意に手を外に出そうものなら、たちまちに冷えきってしまうだろう。 道の途中に自販機があったが、もうすぐ家ということもあり買わなかった。 「こう寒いと、あの声が聞きたくなるよな」 道上を焼いた石と芋を乗せて、売りながら走るあの車。 自分の芋はあたたかくておいしいぞ。 そう宣伝するあの声は、秋の代名詞と言えるのではないだろうか。 だが、 「ギョウザーギョウザー」 遠くから聞こえてくる声は、そう言っていた。 その声を聞いて、俺はこけかけた。 「今時は、芋じゃなくてギョウザなのか?」 誰にともなく突っ込んでしまう。 何となく、肩すかしを食らったようだ。 聞こえてくるのはギョウザだけで、まるで芋の時代はもう終わったんだ。そう言っているように聞こえる。 そんなどうでもいいことに少し寂しく感じながら、俺は歩みを進めていた。
「ただいま」 玄関のドアを開けて中へ入る。 いったん自分の部屋に戻り、荷物をおいて居間へ入るとそこは外とは別世界だった。 「おかえりー」 先日ストーブと一緒に出した、ソファとは不釣り合いな炬燵に入っている義妹が、こちらを向いた。 「寒かったでしょ」 そう言って、自分のとなりを少し持ち上げる。 どうやら、ここに入れということらしい。 「ありがと」 俺は早速炬燵の中へと入る。 「うわ、お兄ちゃんの手冷たい」 不意に俺の手に触れてきた義妹が、そう言って手を引っ込める。 「そりゃそうだ。息が白く見えるくらいだもん」 そう言って義妹の頬に両手をくっつけてやる。 「やー!」 暖まっていた義妹にはよほど冷たく感じたのだろう、俺の手はすぐに振り払われてしまった。 「うう、冷たかった」 そう言って自分で自分の頬に手を当てている義妹を見ながら、俺は笑っていた。 「ははは、ごめんごめん」 「・・・いいもん、お兄ちゃんにはあげないから」 何を? と問うより早く、義妹は行動していた。 炬燵から出ると、火の入っているストーブに近づいていき、その上にのって いたアルミホイルの巻かれた固まりをとってくる。 べーと舌を出してこちらを睨むと、向かい側へと座ってしまった。 義妹がアルミをはいでいくと、その中には芋が入っていた。 「あ、ずるい」 二つに割ると、白い湯気が立ち上り、黄色くおいしそうな身が表れる。 「いただきまーす」
俺にとられるのを警戒してか、両手に芋を持ったまま義妹は食べ始めた。 そこまでしなくてもと、思わす苦笑がこぼれる。 「・・・お兄ちゃん、本当に反省してる?」 そんな俺を見た義妹が、疑わしそうに聞いてくる。 「してるしてる。本当にごめんな」 その言葉を聞くと、義妹はもう一方を俺に差し出してきた。 「じゃあ、はい。あげる」 「いいのか?」 「全部食べてたら、お夕飯食べられなくなっちゃう」 義妹から芋を受け取ると、早速一口食べてみる。 すぐに口の中に芋の甘さが広がってきた。 「おいしい?」 「ん、おいしい」 その言葉を聞いて、嬉しそうに自分の分に口をつける義妹。 「うん、おいしいね」 嬉しそうに笑う義妹を見て、ふと自分の手が芋を熱く感じていないことに気づいた。 「・・・あったかいな」 「うん」 おいしそうにパクつく義妹は気づいていないと思うけど、 (本当、あったかいな) いつの間にか心まで温まっていたようだった。 そんな日だった。
やっとこさ時間が取れました。 久しぶりなんでちょっと性格とか変わって見えるかもしれませんが、 そこはそれ、寒さの魔法と言うことでおながいします。
キター!! 石焼き芋や、天津甘栗に誘惑される季節になりましたね。 この手の食材は高カロリーなので、いつも食べ方には気を付けています。 ・・・本文の解釈は、端まで火が通ってなかった、で良いのでしょうか。
ああ焼き芋が食いたい。焼き栗が食いたい。 とか言ってる内に昔のことを思い出した。 この時期我が家の食卓には何故か大判焼き(回転焼きとも言う?) が上ることが多かった。 いつも最初に口を付けるのは愚妹なのだが、ダイエット中だったのか 飽きっぽいのか、大抵2、3口かじっただけで、 アンコ露出状態のまま放置する悪癖があったのだ。 その食べさしを処理するのが俺の役目。 当時は毎回愚痴ってたけど、今なら萌えられるかも知れない。
>>210 (;゚∀゚)=3兄に食べてもらうために、ワザと食べ残していたのでわ?
流石にそれはないと思うが・・・ 食べさしを処理したら、翌日二個目をやっぱり かじったまま放置したりするので正直始末に終えないよ。
葱板の妹(姉)系スレが総じて静かだな。 妹萌えの沈静化が影響しているのかな。
>212 (´・ω・`)逆に、2・3口かじっただけで食べ終わる、 アンコ露出状態の大判焼きを、置いておけば・・・
1.素直に口にする 2.愛犬にくれてやる 3.何事も無かったかのように新しい物に手をつける アレはタカビーだから、1番の可能性は低そうだなぁ。とほほ・・・
欝だ……色々試したが、ADSL接続だとport80が開いていると言われて書き込めない。 2ちゃんねるに書き込むときだけダイヤルアップ接続にせねばならんのか…… ファイアーウォール使用中だし、2chガイドに書いてあった対策も取ったけど…… 後は防護ソフトを試すしかないのか。助けてマイリトルシスター!!
(´・ω・`)少しだけ時間が取れた・・・ 超スローペース・・・
>>53 次第に、妹の抱きついてくる力が強くなってきて、我にかえる。
『おっ・・・おいおい・・・そんなに抱きついたら、苦しいって!』
すると、妹は更に力を込めて抱き付いてきた。
『お兄ちゃ〜ん??私がご飯の準備している時に、部屋で何をしてたの〜〜??』
妹は、小悪魔の様な笑いを浮かべながら、問いただしてくる。
オナニーをしようとしてたのが、ばれたのか?
だが、ここで本当の事を言ってしまうと、妹の怒りを買ってしまうから、
何とか、とぼける事にしよう・・・
『ん? 何もしてないよ?』
そう言った瞬間、妹は力一杯抱きついてくる。
『嘘っ!! お兄ちゃん嘘付く時、私の目を見ないもんっ!!』
『本当の事言ってっ!!』
一瞬で嘘がばれてしまい、余計に立場が悪くなってしまった・・・
ここは、ある程度本当の事を言わないと、誤魔化しきれないな・・・
『い・・・いや・・・ちょっと見たい本を捜してただけだよ・・・本当だって!!』
本当の事を言っても、まだ妹の力は入ったままだ。
『じゃ〜、何の本を捜してたの??』
まずいっ!!
話の流れが、やばい方向に行ってしまっている・・・
『な・・・何でも良いだろ? それより、苦しいんだけど・・・』
すると、妹が抱き付く力を緩める。
やっと開放して貰えると思って、油断したその瞬間!!
『お兄ちゃん?言わないなら、こうだからね!!』
妹が俺のわき腹の辺りを、おもいっきりくすぐりだした!!
『うわっ!!』
『ぎゃはははははは!!!ヒ・・・ヒィーーーーーッ!!!』
『や・・・やめっ・・・止めてくれーーーーっ!!』
Tシャツの中でくすぐっているから、妹の手を掴んで止めさせる事が出来ない!!
良かった。何方も来てくれなかったらどうしようかと・・・
3ヶ月ぶりの続きか・・・ あの時は2週間ほど続き書けないとか言ってたのにねぇ 取り合えず、 G J ! ! そして、 早 め に 続 き キ ボ ン ! !
聖なる夜である今夜、恋人達が2人寄り添って道を歩いている。 小さな子供は、豪華な料理とプレゼントに心を躍らせる。 そんな日に、俺は大学へと来ていた。 理数系である俺は、その宿命に漏れず男ばかりの研究室にいる。 何でも、教授が飲み会をしようと独り身の男を呼んだのだ。 自分が独り身で寂しいからと言って他人を巻き込まんで欲しいものだが、毎年恒例のことだし、 特に用事のない俺はそれもいいかと思い承諾した。 さて、本来ならここで問題になるはずの「S家とのクリスマスパーティー」だが、実は去年から 俺は参加していない。 教授の件もあるが、何より義妹のことにある。 中学二年の義妹が、友人達でパーティーをやると言い出したのだ。 パーティーをやるのはいいことなのだが、何故かそこに俺が巻き込まれたのだ。 隅でしょんぼりしていればいいと高をくくっていたのだが、甘かった。 そこにあったのは、度重なる質問攻め。 端から見れば若い子に囲まれてハーレム状態かもしれないが、当事者からすればたまったものではない。 あれは、経験したことのある者にしか解らないものなのだ。 とまあそんなわけで、俺はその時の教訓を生かしこうして逃げることを選んだのだ。 さて、今回教授の呼び出しに応じた者達だが。 「女なんぞに・・・」と呼び出されなかった者達を呪っていた。 だが、そんなことを言ってはいる彼らの目には、光るものが浮かんでいた。 そんな人達を連れて、俺たち教授ご一行様はあらかじめ予約してあった飲み屋へとやってきた。 ちなみに貸し切りだ。 寒い中歩いてきたので、早く入ろうとする俺たちの前に教授が立ち、一言言った。 「諸君、私からのささやかなプレゼントだ」 そう言って入り口を開けると、貸し切りのはずの店の中に人がいた。 しかも、皆女性ばかりだ。 俺たちが中へ入っていくと、拍手で迎えられる。 「教授、どういうことですか?」 「ん? ああ、長刀部の人達だよ。今年の場所探しをしていたときに顧問の方と少し話しをしてね」 そう言うと、にやりと笑った。
他の男どもも、さっきまでの言葉はどこへやら、嬉しそうに自分の場所を確保していく。 そんな姿にあきれながら、俺も自分の場所を確保した。 酒の力とは偉大なもので、俺たちと長刀部のメンツはすぐにうち解けた。 なぜうちの教授が長刀部の顧問とそんな話しをするのか納得できず、宴会が始まってすぐに俺は 教授を問いつめた。 が、巧妙にはぐらかされてしまい、渋々他の人と飲んでいたときだった。 突然背後から肩がたたかれる。 「何? ・・・って、S!」 「あはは、奇遇だね」 そう言いながら、Sは俺の隣に腰を下ろす。 「いや、奇遇だねって。どうしてSがここに?」 「友達に誘われてね」 そう言ってSの指す方向に目を向けると、確かに見覚えのある顔が。 あいつら、長刀部だったのか。 目が合うと、笑いながら手を振ってくる。 「まさか、M君がいるとは思わなかったよ」 「いや、それはこっちの台詞。男だけの飲み会だったはずなのに・・・まさかSと飲むとは思わなかった」 俺は使われていないコップを手に取りSへ渡すと、そこにビールを注いでいく。 ありがとうとコップを受け取ったSは、いったんテーブルにコップを置いて、俺の手からビールビンを奪い取る。 「ほら、M君も」 促されて自分のコップを手にとると、まだ残っていた中身を一気に飲み干す。 空になったところにSがビールを注いでいく。 「カンパーイ」 「カンパイ」 二人して一気に飲み干す。 コップを置くと、視界の隅に教授が映った。 「・・・あの二人、できてるのかな?」 「え?」 俺のつぶやきに、Sが問いかけてくる。 「教授達だよ。この飲み会もそうだけど、なんか変に感じるんだよな。それに、今も仲良く話してるし」
俺の知る限り、あの教授が今日のようなセッティングをするなんて事はありえない。 「そのことなんだけどね・・・」 「何か知ってるのか?」 Sは考えをまとめているのか、少しの間をおいた。 「あのね、長刀部の顧問の先生なんだけど、数日前に左手に指輪をしていたらしいの」 「へ?」 「普段はつけてないらしいんだけど、その日たまたまある子が見たって」 「・・・」 Sの言いたいことは解る。 俺は無言で話題の中心人物二人を見た。 視線を戻し、あの二人が一緒に暮らしている場面を想像してみる。 「・・・まあ、恋愛は人それぞれだからな」 「M君、何気にひどいこと言ってるよ?」 苦笑するS。 「とか何とか言いながら、Sだって否定しないじゃないか」 「肯定もしてないけどね」 くすくす笑っている。 「でも、いいな」 「何が?」 「指輪。欲しいなーって」 「あれ、持ってないのか?」 少しの間をおいて、ため息を吐くS。 俺には、Sが何故呆れたようにため息を吐いたのか解らなかった。 「あのね、M君。女性にとっては好きな人にもらったものは、特別な物なんだよ。たとえそれがどんなに安っぽいものでも、 何気ないものでも、特別な意味を持っちゃうの。解る?」 「・・・まあ、何となくは」 つまり、Sは「好きな人に貰ったもの」というところが大切なのだと言いたいのだろう。 しかも、指輪となると殊更に特別な意味が入ってくる。 大人の二人には、自然と結婚の意味が入ってくるはずだ。 「なるほどね。いいなー、か」
「うん。いいなー」 「・・・なあ、S。お前、そんなに指輪欲しいのか?」 「え? ・・・ああ、うん。まあ、人並みにはね」 「じゃあ、何で彼氏作らないんだ? 好きなやつがいないのか?」 「ん〜、いないって訳じゃないんだけど、ね」 そう言って一口飲む。 Sが見ているのは、何でもないただのメニュー。 でも、それはSの視線の先にあると言うだけだ。 S飲めには、他のもの・・・その、好きな人が映っているのだろう。 そのことを思うと、何故か寂しいような気がした。 飲み会は大盛況に終わり、俺とSは二次会までつき合った。 そこで珍しくSが酔ってしまい、Sの友人に責任持って連れて帰るように言われた。 俺とSは酒には強い方なので、二人とも滅多に酔ったりはしない。 だから、Sのこういう姿は初めて見る。 どうやって連れて帰ろうか考え倦ねていたのだが、思いのほかSは素直に言うことを聞いてくれた。 だが、順調に地元まで帰ってきて一安心したところでSがその場に座り込んでしまった。 「ほら、立って。家に帰るんだろ?」 「ん〜、お家? 帰りますよー」 そうは言っているのだが、立ち上がろうとしない。 「どうしたんだよ」 Sは両腕をあげて、 「・・・M君、おんぶ」 「は?」 「おんぶ!」 そう言うと、嬉しそうに早く早くと腕を上下させる。 俺は頭が痛くなってくるのを感じながら、Sの無邪気な顔を見て諦めの息を吐き出した。 「ほら、早く乗れ」 背に重みが来た。 Sの重みだ。
足を持って立ち上がると、軽く背負い直す。 「出発ー!」 元気のいい声が耳元で聞こえてくる。 これが昼間だったりしたらこんな事はできないが、時間が遅かったので周りにはあまり人がいない。 頭をペシペシと叩かれ、進めと催促されているのだと気づくと、俺は歩き出した。 歩いている最中、Sは「にゅふー」と「にぎゅう」とか謎の言葉を発し続けていた。 時折耳にかかるSのなま暖かい息が妙にくすぐったく、嫌が応にも背に負ぶさっているSを意識させられる。 そのことを解っているのか、時々わざと息を吹きかけてきてはくすくすと笑ったりしている。 「ねえ、M君」 「ん?」 「私ね、好きな人がいるんだよ」 「・・・そっか」 「だからね、私、Mお兄ちゃんを卒業しようと思うの」 「卒業?」 うん、と少し寂しそうな声が聞こえる。 「ねえ、M君。私、できるかな?」 「・・・何で、俺にそんなこと聞くんだよ」 「何でだろ。・・・ねえ何でかな?」 知らないと答えて、俺は考えた。 Sが、「卒業する」と言った意味を。 酔っぱらいの戯言と言えばそれまでだが、俺にはそうは思えなかった。 たとえ酔っていたとしても、そんな言葉がSから軽々しく出てくるはずがない。 それほどに、俺とSにとっては大切なことなのだ。 「なあ、S。Sは、卒業したいのか? どうしても、卒業しなきゃいけないのか?」 「・・・わかんない」 なら、と俺は続けた。 「その必要は、ないんじゃないのかな。本当に必要なら、自信を持ってそう言えるはずさ」 「いいの? M君がMお兄ちゃんでも?」 「いいと思うぞ、俺は」
数瞬を置いて、Sの腕から力が抜けた。 そして、俺に抱きつくように腕を組み直してくる。 「ありがとう」 その声は、とても幸せそうに聞こえた。 その後、Sは眠ってしまった。 S家について呼び鈴を押すと、中からはNちゃんが出てきた。 S家父母はまだ帰ってきていないらしく、こんな状態のSをNちゃんに任せるわけにもいかないので、俺はSを 部屋へと運び、寝かせた。 Sの酔った姿など初めて見たと、Nちゃんも驚いていた。 本当はすぐに帰るつもりだったのだが、Nちゃんが寂しそうにしていたので、両親が帰ってくるまではとNちゃんと しばらくの間他愛もない話しをした。 Nちゃんも疲れていたのか、S母が帰ってきたときには俺の膝に頭を乗せてスヤスヤと寝息を立てていた。 S母に許可を貰って(S母には笑われたが)Nちゃんを部屋まで運ぶ。 ちなみに、Sを俺が運んできたことを知ったS母よ。 楽しそうに「うちの子のこと、もう襲っちゃった?」とか言うのは止めてください。 ともかく、俺はS母に軽く挨拶をしてようやく帰宅した。 居間では義妹が寝ていて、母さんに運ぶように言われて、今日は誰かを運んでばかりだと思いながら、義妹を部屋まで運ぶ。 ベットに寝かせて部屋から出ようとすると。 「・・・お兄ちゃん」 義妹の小さい声が。 起きたのかと思い振り向くと、義妹は静かに寝ていた。 「寝言・・・か」 そういえば、今日は一日構ってやれなかったと思い、義妹の額を軽く撫でた。 明日は、できるだけつき合ってやるかと思いながら、俺は部屋を出た。 自分のベットにダイブすると、今日一日の疲れがどっと押し寄せてくる。 だが、S、Nちゃん、義妹の3人の寝顔を思い出し、不思議と幸せな気持ちになれた。 疲れに身を任せ、次第に意識が遠のいていく中、今日はいい夢がみれそうな気がした。
クリスマスでした〜。 さてさて皆さん、今宵は1人寂しく過ごしておられますか? え、漏れ? 妹に人類の敵、チョコレイトの刑に処せられましたが何か?
サンタさん素晴らしいプレゼントを有難う!! ……ええ、ご指摘の通りロンリーハートで御座いますよ。 今年も聖夜に残業ですよ。 嫌がらせに、クリスマスBGM流しながら残業してやろうか、とか、 ギター抱えてホワイトクリスマスを歌いながら 就業後に社内を練り歩いてやろうか、とか、 30%ぐらい本気で思っています。
キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !! 漏れも一人寂しく過ごしてまつが何か? はぁ、寂しいな・・・。
G J !
233 :
68 :03/12/25 19:52 ID:NOZoKL77
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
◆eC1zQUi0cg氏とアサゲ氏お疲れ様です。
久々に覗いたら、御二方のがあがってた。
昨日は友達と酒飲んでますた。今日は・・・。言わせないで。いやん。
実は自分もクリスマスネタを作ってしまっていました。かぶってすいませんです。
今回は
>>195 の続きではなく、独立した読みきり短編ものです。
234 :
68 :03/12/25 19:54 ID:NOZoKL77
空ではサンタは忙しく動きまわっている。朝になる前に仕事を終えなければならないから。 いつまでも休まずトナカイはつかれないんだろうか?あの2頭は喧嘩しないんだろうか? それに寒くないんだろうか?僕がトナカイだったらもっと暖かい季節に働くだろうに。 そんな考えを頭にめぐらせながら、ベージュのPコートに首をうずめ、 ポケットに両手を突っ込み、暗く包まれた闇の中を歩いていた。 突き刺さるような尖った冷たい風がうなじから顔に流れ、そして道路の上を走っていく。 思わず、ポケットに突っ込んだ熱い缶コーヒーを取り出し頬にあてがった。 背中に少しだけ熱が流れた。僕は少しだけ幸せな気分になった。 地面にはとけ残った雪が街灯に照らされ白く光ってる。 僕は雪のかたまりを踏みつけると、サクっとクッキーを砕いたような音がなった。 静寂のなかをその音だけが駆け抜けた。 いつのまにか、いつもの退屈なぐらい見慣れた自分の家の前に立っていた。 外からみても明かりは何もついていないようだ。 暗がりの中に2階建てのコンクリートの白い建物が無表情にたたずんでいる。 僕は急に体が寒くなり、孤独感とも焦燥感ともとれない不思議な感覚が体を覆った。 そして、息を大きく吸い込いんで、白く色づいた息を吐いた。 家にあがると、わき目もせずに自分の部屋に向かった。 なんとなく眠りたかった。夢の中では雪が降っていそうな気がした。 暗くなった階段を右手で壁を伝いながら上っていく。 部屋の前まで辿り着くと、ノブを赤くかじかんだ手で回した。
235 :
68 :03/12/25 19:55 ID:NOZoKL77
驚いたことに、足をかがめて薄い布団に包まっている妹がいた。 少しためらったが、暖房のきいた部屋の中に引きずり込まれるように入る。 向こうも僕の姿に目を見開き驚いたようだった。 なんでお兄ちゃんがここにいるの?・・・・俺の部屋なんだから当たり前だろう。 そんな無言の会話が熱気に包まれた部屋の中を流れた。 マフラーを首から外し、着ていたコートと一緒にハンガーにかけ ポケットからサイフと携帯をとりだし、プラスチックの透明なテーブルの上に放り出した。 遅れて、おかえりと挨拶があったので、僕はただいまと言いながら、ベッドの上に腰をかけた。 ボーッと二人並んで笑っていいともを眺めていた。芸能人たちが楽しそうにはしゃいでるのが映る。 小さな部屋の中には十分すぎるぐらい笑い声が響いた。番組がCMに入ると、僕の方から口を開いた。 「オヤジとオフクロは?出かけたん?」 「うん。一緒にご飯出かけちゃった。スパゲッティー食べるって言ってた。あと帰りにおいしいケーキ買ってくるって。」 「お前は行かなかったん?」 「一緒に行こうとは言われたんだけどね。邪魔しちゃ悪いかなぁって。二人ともラブラブだから。」 妹は布団を肩までかぶり言った。僕は頭のうしろで両手を組むと天井をみあげた。 もうすぐ死をむかえそうな蛍光灯が最後の力を振り絞り、ついたり消えたりと苦しそうに呼吸をしている。 「さっきわたしびっくりしちゃった。お兄ちゃん今日は帰ってこないかと思ってたんだもん。」 「なんで?クリスマスだからか?」 妹は頷いた。 「女の子と遊んでるかと思った。」 「女の子とテレビは見てるけどな。」
236 :
68 :03/12/25 19:56 ID:NOZoKL77
僕はそう言うとテーブルの上に置いてあった自分専用の黄色いマグカップに口をつけた。 ずっと放置して冷めていたと思っていたお茶が、予想以上に熱く危うく下を焼けどしそうになる。 それを横で見ていた妹がクスっと笑った。 「ふーん。お兄ちゃん、わたしのことそんな風に見てたんだ。」 「男には見えないよ。」 「えっち。」 僕は首をかしげて何が?と聞くと、 妹は僕の手に持っているマグカップを指差して、それわたしが飲んでたやつ、といった。 でもこれは僕が普段から使っているものだったし、妹もそれを知っている。 別に僕に非があるわけでもないので、なんとなく腑に落ちなかった。 「だって、これ俺のじゃん。お前は他のコップがあるだろ?」 「クリスマスぐらい別にいいじゃない。」 妹はごまかすように言った。クリスマスと何が関係あるだ?と疑問に思ったが これ以上問い詰めるのも疲れるのでやめた。それにとっくにCMは開けていた。 壁に掛かった円形の時計の針が21時をうった。 モワっとした熱気に包まれた部屋の中で僕はまぶたが次第に重たくなっていくのを感じた。 テレビがカチカチと光を放っている。カラーの映像だけが流れている無声映画のようだった。 静寂が空間を支配し、その空間が僕の意識を奪っているのだ。 その時だった。夢うつつだった僕をたたき起こすかのように携帯電話から耳をつんざくような着信音が鳴った。 僕はテーブルの上から携帯を拾い上げ、液晶画面をスウェットに擦りつけてから見た。友人からのメールが1通入っている。
237 :
68 :03/12/25 19:57 ID:NOZoKL77
『今、お前暇?ひとりもの3人で公園で花火やってるんだけどこいよ。その後麻雀やって、酒飲みましょ。』 携帯を閉じて、ポケットの中に突っ込んだ。妹は誰から?どっか行くの?と不思議そうな顔していたので説明した。 僕は立ち上がったが、すぐにズボンの裾が引っ張られているのに気がつく。 振り返ると僕の顔から目をそらすように妹がつぶやいた。 「今日ぐらい一緒にいてよ・・・・・」 僕はフーとため息をついてから部屋から出た。 妹は力なくスボンから手を離し、それ以上は止めようとしなかった。いってらっしゃい、とだけささやいて。 玄関へは向かわず、そのままキッチンまで行った。 それから冷蔵庫に入った小さなケーキの箱を取り出すと、もう一度部屋に戻った。 妹は僕の姿に気がつくと、先ほどとまったく同じように見開いた目を僕に向けた。そしてすぐに顔をほころばせた。 箱を開けると2つのショートケーキのうち一つはイチゴが崩れ落ち、真っ白な飾り気のない姿をあらわにしている。 僕は箱の中にあるイチゴを探って、もう一つの上に載せ、 イチゴが二つになったケーキを皿に置き妹のまえに差し出した。 「わがままな妹のために。」 僕がそう言うと、妹はちょっとはにかみながら言った。 「わがままは妹の特権だもん。」
238 :
68 :03/12/25 20:00 ID:NOZoKL77
水滴で曇った窓から外を眺めた。黒い絵の具を塗りたくったような空の中に星が輝いてる。 今日はクリスマスなのだ。あるものは友達と愚痴を言い合い、 あるものは恋人と体をかさね、そしてあるものはイチゴのないショートケーキを食べているのだ。 しばらくして妹は自分の部屋に戻り、僕はテレビの電源と部屋の明かりを消した。 冬の匂いと静けさに包まれながら、布団の中にもぐりこみ、深いまどろみの中に落ちていった。 キィーとドアを開く音がした。誰かが僕の方へ向かってくる。 ここは夢の中か?僕はおきているのか?体の感覚がよくわからない。 だが一つだけわかったことがあった。頬に伝わったうっすらと湿った柔らかい感触が。 「今日はありがとね、お兄ちゃん。」 それは小さなサンタがくれた。小さなプレゼントだった。 終わりです。
┃ ┣━┓ ┏━━┓ ┃ ┃ ━╋━┃ ┃ ┃━┏┃ ┃ ┃ ┃ ┣━┫ ┃ ┛┃ ┃ ┃ ━╋━┃ ┣━━━━━━┫┣┫┣━━━━━━┫ ┃ ┃ ┃ ┃┗┛┃ ┃ ┃ ┗━━┛ ╋ ╋ GJ!!
Xマスイブの昼さがりの、とある商店街にて・・・ 「××お兄ちゃ〜ん。」と呼びながら背中に誰かが抱きついてきた。 漏れには、リアル妹などいないので、不審に思い「・・・誰?」と問いただすと なんとなく見覚えがあるようなないようなおにゃの子が・・・ 「久しぶりだね、お兄ちゃん。」 ・・・あれ、もしかして漏れの知り合い? などと考えていると 「私の顔、忘れてる? 中学生の時に勉強習いに来てた○○子だよ〜」 「あぁ、思い出したよ。」 「判らなかった?」 とりあえず社交辞令で、 「大人っぽくて綺麗だったんで、最初わからなかったよ。」 「や〜、お兄ちゃん。恥ずかしいょ・・・」 と、うつむく彼女。 ・・・つーかオメー、天下の往来でいきなり後ろから他人目掛けて跳びつきやがりますか? 今のトコ、これといったフラグらしきモノも存在しないようだし・・・ 妹スキーな漏れとしては、こういうXマスプレゼントはコレくらいがちょうどいいでつ。
なんて大漁なんだ・・・深謝。 夜更かしする大人の所には別のサンタさんが来るようだ<オイ
241です。
おっと、感想を述べるのを忘れていました。
>68氏
素晴らしい出来です。久々にじっくり文章を読み込んでしまいました。
>>240 うらヤマシイ・・・
243 :
240 :03/12/26 01:44 ID:jB5/ZAjb
先程(AM1:10位)フラグらしきモノが立ちますた。 Truuuuu・・・ 「はい、××です。」 「あ、お兄ちゃん。 良かったぁ、まだ起きてたんだね。」 あれ?今、漏れ一人暮らしで実家に居ないのに何故TelNo.が?・・・ 「お兄ちゃんの家にかけたら、ココの電話番号教えてくれたの。」 あぁ、なるほどね。 「で、何か用事だったの?」 「・・・あのね、初詣一緒に行ってほしいの。 ・・・ダメ?」 「・・・漏れ?」 「うん。私運転免許ないから・・・それに振袖着るし。」 ・・・正月早々着物姿のおにゃのこと初詣っすか! 「・・・漏れなんかでいいの?」 「お兄ちゃんじゃなきゃイヤ・・・」 「・・・」 「・・・」 まぁ、あまり高望みしないほうがいいよね。
どうだろうね。第1Rは相手の出方を伺うのが吉かも?かも? まー就寝間際の戯言なんで気にしないで下さい。
245 :
240 :03/12/26 02:05 ID:jB5/ZAjb
多分タクシーがわりなんだろな、漏れ。
彼女と別れて2年ほど経ってるし、ちょっと浮かれてたのかも・・・
この(擬似兄妹)関係壊したくないしね(w
ハメはずさないように心がけまつ。
>>244 御忠告ありがと。
【ゴールデンレス】 このレスを見た人はコピペでもいいので 10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。 そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ 出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
247 :
名無しさん@初回限定 :03/12/26 10:59 ID:Q5U02nQg
age
久々にトリップ付きで。 小職は正月明けまでネットを離れます。 皆様、本年は色々とご支援頂き有難うございました。 宜しければ来年もまたお付き合いの程を。
>248 またねー 良い話をいつもありがとう
誰だか分からんが・・・
>>248 お疲れ様です。
このスレ立ててもらってから、9ヶ月以上経過している。
でも、まだ251書き込み・・・
来年も宜しくです。
職人さんが書き込んでくれないとスレも伸びない
なるほど・・・ (´・ω・`)誰か来ないかなぁ〜〜
>>220 『お兄ちゃ〜ん?正直に言うんだったら、止めてあげるよ〜〜??』
妹の手は、俺の弱い所をピンポイントで確実に、攻撃してくる。
『ぎゃはははははは!!!ククッーーー!!』
『わ・・・分かった!分かったから、許してくれーーーっ!!』
それを聞いた妹は、ようやく手を止めてくれた・・・
『あっ・・・はぁ・・・はぁはぁ・・・』
くすぐり地獄から開放されて、呼吸を整える。
『で、何の本を捜してたの??』
妹は俺の目を、ジッと見つめて聞いてくる・・・
『うっ・・・え・・・エッチな本だよ!!』
さすがに、もう嘘は付けないと悟った俺は、正直に話す事に・・・
『お兄ちゃん??私との約束覚えてるよね??』
『何で、エッチな本なんか必要なの??』
そう聞いてきた妹の目が怖い・・・
『し・・・仕方がないだろっ!!最近溜まってたんだから!!』
『裸のお前が、風呂で抱き付いてくるし、俺も限界なんだよ!!』
少し、逆切れ気味に反論するが、妹は余裕の表情のままだ。
『そうなんだぁ〜☆』
『んふふ・・・お兄ちゃん??ベットの横を見てみて☆』
まだ抱き付いたままの妹に言われて、ベットの横を見ると・・・
『なっ!!!』
そこには風呂上りの時に、妹が身に付けていた、パジャマと下着が置かれていた。
┃ ┣━┓ ┏━━┓ ┃ ┃ ━╋━┃ ┃ ┃━┏┃ ┃ ┃ ┃ ┣━┫ ┃ ┛┃ ┃ ┃ ━╋━┃ ┣━━━━━━┫┣┫┣━━━━━━┫ ┃ ┃ ┃ ┃┗┛┃ ┃ ┃ ┗━━┛ ╋ ╋
久しぶりに ┃ ┣━┓ ┏━━┓ ┃ ┃ ━╋━┃ ┃ ┃━┏┃ ┃ ┃ ┃ ┣━┫ ┃ ┛┃ ┃ ┃ ━╋━┃ ┣━━━━━━┫┣┫┣━━━━━━┫ ┃ ┃ ┃ ┃┗┛┃ ┃ ┃ ┗━━┛ ╋ ╋
現在時刻11時30分。 目の前には長蛇の列。 「皆、同じ事考えてんだなー」 そこまで大きくない神社だというのにこれである。 わざわざ大きな所へいかなくて良かったと、内心ホッとしていた。 今日は12月31日、大晦日だ。 年の最後まで掃除をしたくないので、昨日までに家中の掃除は終わらせてある。 そのおかげでやることもなく、また何もする気もなく、俺はだらだらとテレビ の年末特番を見てた。 「お兄ちゃん」 ボーっとしていた俺の肩を叩いて声を掛けてきたのは義妹のY。 「なんだ?」 「今日の夜、暇だよね?」 ニコニコと眩しい笑顔でそう聞いてくる。 確かに俺は今夜何も予定はないが・・・俺、いじめられてる? 「そんなかわいそうなお兄ちゃんに、朗報がありまーす!」 「朗報? ・・・くだらないことだったら脇腹の刑な」 「だ、大丈夫だよ〜」 そう言いながらも、頬をひくつかせて一歩下がっている。 怪しい。 「・・・言ってみ」 「えーっと、察してはいると思うけどね、今回は新年を神社で迎えようと思ってるの」 「行けば?」 「最後まで聞いてよ」 頬をふくらます義妹。 「でね、友達と一緒にいこうと思ってたんだけど・・・お兄ちゃんも一緒にどうかって」 「いや、俺が一緒に行ってもしょうがないだろ」 「AとRが来て欲しいって言ってるの」 「・・・本当か?」
「うん、ホントホント」 何だ? 妙に慌てて見えるが・・・。 「車・・・か?」 「う゛」 ビンゴか。 「お願い。ね?」 「ったく、しょうがないな」 別に断る理由もないし、家でだらだらしているよりはましか。 「やった、さすがお兄ちゃん」 昼間にあったこんな会話が少し悔やまれる。 義妹とその仲間達は、何がそんなに楽しいのか仲良く会話をしている。 何だか、仲間はずれにされている気分だ。 「Y。俺、この列抜けてもいいか?」 「え? 別にいいけど・・・どうするの?」 「あそこで待ってるとするよ」 俺が指さしたのは、大きく燃え上がる炎。 「うん、解った。じゃあ、終わったらそっちに行くね」 「ん」 生返事をして列を離れる。 そのまますぐに火の所へ行こうとしたのだが、 (先にお守りでも買っておくか) そう思い直すと、授与所へ向けて足を進めた。 全く関係ない話しだが、俺は神様とやらを全く信じていない。 なにしろ、高校受験、大学受験と二回ともわざと神社に行かなかったくらいだ。 反抗期と言うこともあったのだろう、神様なんかに願ったって合格できるかという 重いが強かったのを覚えている。 そんな俺がお守りを持つようになったのは・・・
(何でだっけ?) まあ、どうでもいいことだろう。 授与所の前に付いた俺は、相も変わらずずらりと並んでいるお守りを一別する。 学問、交通安全、安産、恋愛、など色々あるのだが、俺が選んだのは、 『身代わり人形』 襲ってくる不幸を身代わってくれるナイスなやつだ。 ・・・以前、鞄につけてた人形の足が、気が付いたら欠けていたときはさすがに ビビったな。 「すみません、これください」 キーホルダーの人形を手にとると、前にいる巫女さんに手渡した。 しばらくやることもなくボーっとしていると、義妹達が仲良くやってきた。 「お兄ちゃん、来て来て」 引っ張られるままついていくと、授与所の前につく。 「・・・」 「あ、もう解っちゃった?」 「お守りくらい自分の金で買えよ」 まあ、なんだかんだ言って結構お守りって高いから、自分では買いたくない気持ち も解らなくはないが。 「でも、以前私お兄ちゃんに買ってあげたよね?」 「は?」 俺には一切覚えがない。 「あ、忘れたの? ヒドーイ」 「悪い」 「・・・交通安全」 完全に思い出しました。 そうだった、忘れていた。 あれは、俺が車の免許を取った日のことだった。 義妹が突然部屋に入って来たと思ったら、近所の神社の袋を差し出してきたのだ。
最初は返そうかとも思ったのだが、義妹の真剣で、それでいながら壊れそうな顔 を見て、笑顔で貰ったのだった。 今考えてみれば、あのお守りはものすごく効いていたと思う。 実際、何回死にかけたことか・・・ 「解った。1人一個づつな」 「ありがとー」 少しばかり申し訳なさそうにしている友人二人に笑って答え、義妹'sは早速品定め に入ったのだった。 お守りを買ってやり、さあ帰ろうとすると日本独特の音が聞こえてくる。 「神楽かな?」 新年早々神様に舞を奉納でもしているのだろう。 「あ、お兄ちゃん気になる?」 3人の目からは見たい見たいというオーラがにじみ出ている様に見える。 「見ていきたい人、手上げて」 「「「ハーイ!」」」 ・・・元気だなぁ。 何はともあれさっさと行こうということになった。 神楽殿まで進んでいくと、その前には少しばかり人が集まっていた。 みんな、興味ないのかな? 舞台では、巫女さんが舞を舞っている。 「・・・お兄ちゃん」 ボーっとそれを見ていると、義妹が声を掛けてきた。 「ん?」 「つまんない」 不機嫌そうな義妹の言葉に、思わず苦笑が漏れる。 確かに、こういったものは動作がゆっくりで、素人が見ていてあまり楽しいもの ではないかもしれない。 かくいう俺も、舞のことなどほとんど見ておらず、巫女さんがきれ・・・ゲフンゲフン。
「期待はずれか?」 「お兄さんはそうでもなさそうですどね」 Aちゃんはそう言ってクスクス笑っている。 もしかして、顔に出てたか? 「お兄ちゃん、帰ろう」 「ん、じゃあ行くか」 不機嫌な義妹にせかされ、きれいな巫女さ・・・もとい舞に後ろ髪を引かれながら 俺達はその場を後にした。 こうして、俺の初詣は終わったのだった。
皆さん、オメアケです。 初詣には行きましたか? 私は歌ってました。 ・・・・・・・・男3人で。
職人さんの書き込みが増えてきた コレはイイ傾向だな
>>254 『お兄ちゃんカワイイ〜〜☆』
その瞬間に、妹がさらに力を込めて抱きついてくる。
『お兄ちゃん??下着を見た瞬間に、あそこがおっきくなったよ〜〜??』
『何を想像したのかなぁ〜〜??ふふふ☆』
密着しているので、一瞬で妹にばれてしまった。
『お・・・お前・・・今、何も着てないのか??』
すると、妹は顔を横に振る・・・
『そんな事無いよ〜〜♪お兄ちゃんと同じ、Tシャツ着てるもん☆』
妹は確かに、俺と1枚のTシャツを共有しているが・・・
『じ・・・じゃ〜、Tシャツの中はやっぱり・・・』
妹は何も言わず、これでもか!!って言うぐらい、胸を押し付けてくる。
堪らず俺は、妹の体に手を回し、抱きしめてしまった。
『あ・・・お兄ちゃん・・・』
妹は幸せそうな表情で、俺の顔を見つめながら、
そしてゆっくりと、俺の唇にキスをしてくる。
『ん・・・んふ・・・ちゅ・・・んん・・・』
不覚にも、俺は頭が真っ白になってしまい、体から力が抜けてしまった・・・
妹は、キスしていた唇を離し、俺の目を『ジッ』っと見つめてくる。
『今日は、いっぱいしてあげるからね☆』
そう言った後、Tシャツから抜け出し、俺のデカTシャツを脱がしにかかる。
『んしょっと・・・お兄ちゃん、頭上げて☆ えいっ☆』
手際よく脱がされた俺は、あっと言う間に、パンツ一丁になってしまった・・・
(´・ω・`)明日から仕事=時間が・・・
ご苦労様です
268 :
240 :04/01/04 22:40 ID:aUArXPkc
>>257-261 同じような状況でも、漏れとは天地の差が・・・
とりあえず、初詣行ってきますた。
「お兄ちゃんの車、なんか乗りにく〜い!」
Z32(中古)なので相当晴れ着では乗り辛かったらすぃ・・・
「でも、私こういう車好きだよっ」
「なんだかカッコいいよね。スーパーカーっていうんでしょ。」
おしい。かなり違う・・・
混雑のため多少時間がかかったが無事到着。
「ねぇ、手つないでいい?」
「・・・いいけど。」
「えへへっ」
そして参道へ・・・
予想通りの人の波で手をつないでるのがやっとの状況。
「お兄ちゃん、しっかり握っててね!」
「うん、離れるなよ。」
もみくちゃになりながら初詣をすませ帰路へ・・・
「お兄ちゃん、今度は人の少ないときに出かけようね。」
「そうだね。」
・・・ん? 初詣は年一回だよな?
「今度っていつ?」
「お兄ちゃんの仕事の休みの日だよっ!」
いや、断言されても・・・
「そうだ!おべんと持って出かけようねっ」
「私、お兄ちゃんの作ってあげるね」
終始笑顔で人の話なんて聞いちゃいねぇ・・・
つか、漏れの意思は却下でつか・・・
まぁ休みの日って大抵ゴロゴロしてるか洗車してるかだし(w
>>268 えっとここは「ネタ/妄想/創作/非現実」でやってるのでネタと思っていいのかな?
270 :
240 :04/01/04 23:37 ID:3A1D5goF
マジで現実の話だけど、このスレの方が気が楽なんで…
271 :
某スレよりコピペ :04/01/05 02:04 ID:+a8wKVdf
あまり関係ないかもだけどなんかよさげ 235 :[名無し]さん(bin+cue).rar :04/01/04 17:57 ID:6rlHCKoo 今、マクドナルドでチキンナゲッツが100円なんですよ。 5個で100円だぜ?! 意味わかんないよ!!安い安い!! そんなわけで水曜日は友人宅でチキンジョージ祭ですよ 昼から企業のセミナーがあったので 終わった後、友人宅へ マクドに入った、僕とバンマスとキノコ 店は空いていたのにバンマスが 「あの娘可愛い!」と妄言を発しながら、わざわざ混んでいる列に並ぶ。 もちろん、男性店員さんからの「こちらで伺います」も無視だ。 なんていう客だ!。 確かに可愛い店員さんだったけど!! 女性店員さん「いらっしゃいませ」 バンマス「えっと、持ち帰りで・・・」 バンマス「マックシェイクバニラ1個」 女性店員さん「シェイクおひとつ」 バンマス「チキンナゲット31個」 女性店員さん「チキンナゲット1個」 バンマス「いや・・・31個」 女性店員さん「えっと、5個入りになっておりますが」 バンマス「はい、それを31個」
272 :
名無しさん@初回限定 :04/01/05 02:05 ID:+a8wKVdf
236 :[名無し]さん(bin+cue).rar :04/01/04 17:57 ID:6rlHCKoo ハンバーガー100個食べたり、1000個食べたりする時代です。 チキンナゲット31箱くらい、別になんともないでしょう。 でも、大量の注文をされるのになれていなかったのか どうやらこのとき、この店員さんのドジっ娘スイッチが入ったようで 慌てまくる女性店員さん 女性店員さん「ソースはトスタード・・・トスタードってなに!?」 自分でツッコミいれてるよ! そうとう慌ててる様子。 女性店員さん「マスタード10個、バーベキュー10個ですね・・・あれ数合わないや」 バンマス「マスタード20個とバーベキュー11個で・・・」 女性店員さん「えっと・・・マスタード11個・・・えっ?違った?」 女性店員さん「すいませんすいません、もう一度言って貰えますか?」 m-hiro「ごめんなさい、10個ずつでいいです(笑」 女性店員さん「ナゲット31いけます?おにい・・・ちゃう!・・・○○さん」 まて!今 お兄ちゃんって言おうとしなかったか!? このセリフを聞いた途端。 目の色が変わる、僕とキノコ。 間違いない・・・ あの女性店員(推定18歳)は妹キャラだ。 ニヤニヤとしながら、ナゲットが揚がるのを待つ3人。
273 :
名無しさん@初回限定 :04/01/05 02:07 ID:+a8wKVdf
237 :[名無し]さん(bin+cue).rar :04/01/04 17:58 ID:6rlHCKoo 女性店員さん「お待たせいたしましたーナゲットですー」 女性店員さん「ひとつ、ふたつ・・・・はい、ちゃんと入ってます」 奥の店員さん「あーまだ全部入ってないよー!」 女性店員さん「ごめんなさい!まだ入ってないみたいです」 キノコ「ドジっ娘だ」 m-hiro「うむ、ドジッ娘だ」 バンマス「声は川澄綾子だな」 m-hiro&キノコ「脳内声優かよ!」 〜5分後 女性店員さん「すいません、お待たせしました」 女性店員さん「ナプキンいっぱいつけておきましたので、お気をつけてお持ち帰りください」 そんなサービス! ちょっと嬉しいじゃないか!! 店を出ながらの会話。 バンマス「ナプキンがいっぱいついてるんだってよ!」 キノコ「使用済みだな、たぶん」 m-hiro「サービス満点だな」 最悪な客だ 友人の家に帰って、またもビックリ。 頼んだソース、20個全部マスタード。
出遅れたので開き直ってレス重爆。
>>265 乙です。
いい女に責められるってのは男のロマンの一つですよね〜。
男は狼だと言うのなら女はみんな小悪魔だ〜。
>>262 元日に家族といつもの神社へ。
去年の巫女さんは最高だったけど(以下神罰を怖れて自主規制)。
妹は毒々しい林檎飴を買って貰って喜んでました(そのくらい自分の金で買え)。
>>268 振り回されそうなヨカーン……
時々でいいので、二人の関係を冷静に分析してみると良いかも。
時間の経過に伴い、様々な要因によって二人の関係性は変化していきます。
良い方向へ発展することを祈念します。
>>271 親切な客ですね。
女性店員さんはその出来事をダシにして
お家でお兄ちゃんに甘えていることでしょう。
コピペはしらける
やきいもの話に触発されたので、あの後、会社の機械を使って作ってみました。 出来栄えに今一納得いかなかったので(甘かったが水っぽくなってしまった)、 近所のスーパーで焼き上がり直後の物を購入。 正しい手順で作られた物はやっぱり美味しいです。 寒空の下、やきいもを頬張りながら歩くのもプチ幸せかなと感じたこの頃。
(゚∀゚)カワイイ妹のAAきぼんぬ!!
昼のことだった。 俺が学食で友人と優雅にカレーを食べている時、事件は起こった。 俺は普段、携帯の着メロを変えるようなことはしない。 というか、いつもマナーモードにしておく人間だ。 いちいち変えるのが面倒くさいし、俺はそれほど電話な人ではないからだ。 そんなわけで、俺は完全に油断していた。 『お兄ちゃーん、メールメール』 突然俺のポケットから聞こえてきた義妹の声に、反応が遅れる。 目の前にいる友人の、いや、この声が聞こえたであろう人々の流れが、確実に止まった。 何故か、注目されている気がする。 「な、なんだお前ら! なんだよ、その目は!」 俺は知らないと、本当なんだと、いくら言っても耳を貸してくれない。 「本当なんだ〜!」 この日から、後輩が笑いながら俺のことを「お兄ちゃん」と呼ぶようになった。 戦友(トモ)は、しばらく軽蔑の視線を投げかけてくれた。 結局、犯人は義妹だった。 ちょっとしたイタズラだったらしい。
つまり、 「携帯にんなの入れてくんな!」 と。 ちくしょう、自慢しやがって・・・。
つまり、 所有権を高らかに宣言した と。 あれ、違うか。
畜生、自慢しやがって・・・・
287 :
240 :04/01/14 23:22 ID:dOI0T22H
先日の連休、早朝からたたき起こされますた。 「お兄ちゃんっ!今日どこか行こうよぉ〜」 時計を見たらまだ10時前・・・ 「ん〜、まだ眠い・・・あと5分寝かせて・・・」 「早く起きないと朝ご飯冷めちゃうよぉ」 ん? なぜ漏れの部屋に人がいるの? 低血圧+寝不足の頭をフル活動・・・ 「へっ? なんでここにいるの?」 「えへへ〜、お兄ちゃんちの合鍵の場所と一緒なんだもん。 すぐに分かったよ。」 しょうがなく起きると、朝餉の準備が・・・ むぅ、朝はパンがいいのに・・・などと考えていると 「お味噌汁も作ったから沢山食べてね。」 見ると、ゆうに4人分はありそうな味噌汁が・・・ もしかして、嫌がらせでつか?
288 :
240 :04/01/14 23:29 ID:dOI0T22H
早々に朝餉を平らげ、どこに行きたいのか聞いてみる。 「ん〜、お兄ちゃんに任せるよ。」 なんて安直な・・・ 「じゃ、車乗ってから決めようか?」 「うんっ!」 何も思いつかずに気が付けば動物園・・・ 「ここでいい?」 「動物園? わぁ、中学生の時以来だね。」 「漏れも、高校卒業してからきた事ないや」 「あははっ」 園内をあてもなく探索していると、なにやら隣でモジモジ・・・ 「・・・ねえ、手・・・つないでいい?」 「・・・あぁ、・・・うん」 ・・・暇な連休にならなくて良かった。
>>288 なぜに押し掛け女房されてますか貴方はw
油断してると、年端も行かぬ偽妹に
じわじわと外堀から埋められまっせ。
290 :
240 :04/01/15 01:36 ID:W1ZEvBe2
同い年だと普通に対応出来るんだけど、年下のおにゃの子だと手綱握られてしまう… おかげで総務の子にもケーキ奢らされる始末。 さすがに「お兄ちゃん」とは呼ばれませんが(w
>>288 (`・ω・´)その後の展開キボンヌ!!
294 :
240 :04/01/19 01:36 ID:D3wXYSCj
動物園の帰り、総務の子に教わったケーキ屋へ… 「お兄ちゃん、結構ここ来るの?」「…たまにね」 「…ふーん」 あれ?ちょっと不機嫌… 部屋へ戻りケーキを食べることに…「さっきの店、店員さん目当てじゃないよね?」 なっ、バカな事言っちゃいけませんですよ! エプロン姿がツボにハマったりなど… 「あ、結構美味しいよぉ」 「あれっ、お兄ちゃん。口の横にクリーム付いてるっ」 人指し指でクリームを拭うとパクッ! 「くすっ、お兄ちゃんて子供みたい」 あうっ、6つ下の子に言われたくないやい。
295 :
240 :04/01/19 01:42 ID:D3wXYSCj
携帯の画面表示だと改行位置が掴みづらい… とりあえず終始まったりとした週末ですた。 でも、この先あの子に振り回されそな予感…
297 :
240 :04/01/21 00:08 ID:2jBJQ2wW
今日、つうか今夜新しいエプロン持参で晩御飯作りに来ますた。 「お兄ちゃん、台所借りるよぉ〜」「一人暮らしは栄養偏るんだって!」 どうやら、うちのお袋に頼まれたらすぃ… それはさておき何故にケーキ屋に似たエプロンなんだらう… あ、おかずは肉じゃがと塩サバですた。
君の脳内妹、エロゲチックですね・・・
299 :
240 :04/01/21 13:20 ID:2jBJQ2wW
漏れも内心そう思ったんだが… 言い訳すると、漏れが見ていたのは店員さんではなく、レジの金額(予想外に高かった)だったのだが… 彼女曰く 「なんかずっと見続けてた。こういうのが好きなのかな?」 って事でエプロン買って来たそうな。 それはさておき、味付けが塩辛かったので漏れが料理を教える羽目に…何故? エロゲならこんなはずでは…
>>297 関係者を巻き込んで既成事実化を図ってますね。
それにしても展開が早い。
きっと相方さんは2/14までのシナリオを作成済みなのでしょう。
301 :
240 :04/01/22 21:04 ID:VgIm7JXp
うーん、当人達よりも周りが… 何せ10年以上双方家族ぐるみの付き合いだから、向こうの親御さんに信頼されてるみたいで迂濶な行動出来ない訳で… お泊まり許可出てるらしいけど晩10時までには送り届けてまつ。 じゃないと、情けない話だが抑制効くかどうか自信無いし(汗
益々、エロゲチックな環境・・・ このスレ的にはOK
303 :
240 :04/01/22 22:34 ID:VgIm7JXp
いや、エロゲ程度の環境であれば悩まずにすむのだが… 閑話休題 今度の土曜日に料理を習いに来るそうな。 調味料浸けのコンビニ弁当なんかよりも普通に食えるレベルだから、教えるのが塩加減や醤油の銘柄の違い位なので多少気が楽ではありまつが。
304 :
240 :04/01/22 22:49 ID:VgIm7JXp
とりあえず公表出来るレベルでの環境 家族構成 漏れ:両親・姉(県外で既婚)・漏れ(一人暮らし)の4人 彼女:両親・彼女(実家)の3人 漏れの実家の1軒隣りで、彼女の父親が漏れの親父の高校の後輩で会社の部下(課が違ったかも)。
環境スペックからしてエロゲ的終着駅までのレールが敷かれていると思うのだが。 後はのるかそるかってやつ。
306 :
240 :04/01/23 21:38 ID:9iedI/XV
問題点は正にソコ。 別に彼女が嫌とかじゃないけど、未だに「お兄ちゃん」と呼ばれてる点がふに落ちない。 いや、このスレ的には全く問題ないのだが… 周りがくっつけたがってるのも分かるし、彼女が漏れに好意を寄せてるのも… 明日は名前で呼ばせてみて反応を確かめてみたいと思いまつ。 単にお兄ちゃんとして慕っているのか否か。 それ次第で漏れも覚悟を決めるつもりでつ。 お互いにもう子供じゃないし…
5行目が許せない
309 :
240 :04/01/24 00:52 ID:M9jvdH+b
うわ、酔った勢いとは言えエラい事書き込んでら。 最近、友人の入籍やら彼女の来訪やらでパニクってんのかもしんない… でも、この状況が心地よいからって甘んじてよいものやら… 近所の女の子としてではなく、一人の女として接してあげなきゃってのは分かってるけど…分かってはいるけど照れも手伝ってうまく接してやれない。 選択肢は簡単。でも選択する勇気が無い…そんな心境なので酒飲んじゃいますた。
状況から考えて、焦って行動を起こす必要は無いように思えるけど。 普通に接していれば、いずれ彼女の方から方向性の提示があるのでは。
(`・ω・´)むぅ・・・ エロゲの様に、やり直しが効かないから慎重に・・・ それにしても、羨ましい・・・
脳内妹なのでやり直しは効く・・・・ 妄想にマジレスすんなや
ガ━━(゚Д゚;)━━ン! 妄想だったの?? てっきり現実だと思いました・・・ (`・ω・´)
>>312 俺の書き込みがマジレスに見えるようじゃ
君もかなり単純な人間だな。
現実/非現実のどちらのケースでも通用するように
微妙なラインを保って書いてるつもりなんだけどね。
妄想にマジレスするってのは、
神と崇めたててマンセーレスを連発して大騒ぎする人や、
近親相姦系の話に対して何十レスも擁護/批判を繰り広げる
人達のことを指すんだよ。
316 :
240 :04/01/24 13:58 ID:M9jvdH+b
一応マジ話ですが、このスレに書き込む以上ネタとして扱っといて下さい。 漏れもこのスレ好きなんだけど、文才無いのでROMってますた。 …が、不本意ながらこのスレにもってこいな体験になりましたので、ネタの一提供者として書かねばと(w ↓以降何事も無かったように
>>316 「一応マジ話ですが」なんて言葉は要らないだろ・・・ネタとして扱って欲しいならさ
312=314=318=319
まずは貴方が
>>1 の文章を熟読してその真意を理解すべきです。
不用意な荒れを避けるため、
『ここでの書き込みは全てネタとして扱う』ことを大原則としているのです。
これまでの貴方の発言は
>>1 の趣旨に反しています。
手品ショーを見に来ながら、
周りの観客に「タネも仕掛けもあるんだよね〜」みたいな
無粋な発言を振りまくのはやめましょう。
このスレの楽しみ方が分からないのなら、
スレ違いなのは貴方自身です。
繋ぎ直したのでIDが変わってしまいましたが追記しておきます。
>>319 今一度、
>>1 の内容を良く読み直して下さい。
240さんのお相手は偽妹に属し、またご本人もネタ扱いとなることに同意されておりますので、
240さんは当スレにおいて語る権利を完全に有しています。
>>318 いつの間にやらBonbee!のゲンガーも
業界標準絵柄な人になったなと思うエロゲウラシマな俺。
妹ゲーが今も流行ってるのかさえも分からんよ。
323 :
322 :04/01/25 11:09 ID:cQnUgDd1
違うだろ。種も仕掛けも「ある」んじゃなくて
種も仕掛けも「ない」のに「ある」と言ってるの。
ネタスレで「ホントなんだけどね?」と言い出す
>>240 本人が荒れる一番の原因を作っていることに気付かないの?
あり得ないだろうけど、もしここのネタ提供者が揃って「リアルでした」と言ったとしたら普通引くぞ。
何のためにネタスレを見に来てるのかわからなくなるだろ。
このスレの存在意義そのものが失われるようなことしないでくれ。
>>240 妹関係の話なら何でも(゚∀゚)イイ!!ので、続きキボンヌ(`・ω・´)
326 :
240 :04/01/25 17:18 ID:2vXHGgBh
萌妹スレの皆様に不快な思いをさせてしまい、多大なご迷惑をお掛け致しました事深くお詫び申し上げます。 謝罪の代わりにネタ提供をと… あぅ、アクセス規制中だよ _| ̄|〇 なので携帯から…AAうまく表現出来てるか不安。 よい機会かも知れないので暫く自粛致したいと存じまつ。
327 :
240 :04/01/25 17:23 ID:2vXHGgBh
スレタイ間違えてるし…(欝 ∧|∧ …逝ってきまつ。
>>324 例え「実話だ」と書いてあったとしても、大半のROMは
「多分ネタなんだろうな……」と思いながら読んでますよ。
(話の何%ぐらいをネタと思うかは個人差があると思いますが)
そういった大人としての玉虫色の判定を下しながら、
話の内容を楽しむのがこのスレの在り方です。
あなただけですよ、言わずもがなのことを言って騒いでるのは。
何のためにネタスレを見に来てるのかわからなくなる、とおっしゃいますが、
脳内でネタ扱いして楽しむことが出来ないのなら
あなたは当スレの閲覧者としては不向きです。
>>326 接続事情が好転したらまたお話を聞かせて下さい。
同じ規制組として暫くROM&名無しで頑張りましょう!
(今は別料金で書いてたり……(泣))
(はープロバ変えるべきかなぁ……なんかプロバ側で対策をとらない限り
半永久的規制っぽいし……)
331 :
318 :04/01/25 22:09 ID:UEpoOw9x
俺が言いたいのはネタスレなのに「実話です」とか言うなって事
取り合えず、俺の言いたい事は大体
>>324 が言ってくれたのでそれ以上は語る必要は無いかな?
>>320 312、314、319は漏れじゃないんだけど・・・
332 :
240 :04/01/25 22:19 ID:2vXHGgBh
333 :
240 :04/01/25 22:40 ID:2vXHGgBh
うわ、直リンしてるわ .が1コ多いわでスレ汚しにしかなってない…(欝 aaacafeのところの.1コ抜けて下さい。 _| ̄|〇 マジ逝ッテコヨ…
おまけも含めて五知です。 というよりまだおまけしか堪能してなかったり。
>>240 「謝罪の代わりにネタ提供をと・・・」?
「書き込み出来ないので代わりに萌え分投下」?
貴方のネタが元で荒れてるのに何故にこんな事がいえるんか不思議だ
part1から見ていた人なら分かると思うが、 この程度では荒れの内には入らん。それより、 名無しに対しては妄想にマジレスするなと言い、 話題提供者に対しては偽妹なのにスレ違いだ嘘だと言う、 一人で相手の立場を否定する発言ばかり繰り返して 楽しんでいる人がいることの方が問題だ。誰とは言わないが。 今後その人の発言と思われる書き込みに対してはスルーをよろしく。
まずは
>>1 の内容を本当に理解して下さい。
幼馴染スレとの住み分けを図るための
>>1 であることを理解して下さい。
決して
>>1 の内容を自分の都合の良いように誤解しないで下さい。
ここは偽妹と脳内妹について語るスレです。
まず妹(義妹含む)に関しては、実話を語ることは認められていません。
親族関係にある妹についての実話は幼馴染スレの管轄だからです。
一方、偽妹については実話を語ることが許されています。
何故なら、偽妹は幼馴染スレの管轄外であり、このスレの専売特許だからです。
但しネタ扱いとなることは言うまでもありません。
この点を理解した上でご発言願います。
俺は
>>240 のネタの真偽なんてこの際どうでもいい
ただ言えるのはネタを見に来たんじゃない香具師は(・∀・)カエレ!!と
ネタの真偽なんててめえの脳内でフィルタ掛けりゃいいじゃねーか
>>338 俺もネタの真偽はどうでもいいんだが、
>>240 は自分で「真」と言ってる
今荒らしてる(?)奴はこの点が引っ掛ってるんだろうよ
まぁ、>240は少し冷却期間に入った方がイイナ・・・
ま、あれだ
>>240 も煽ってる香具師も些細な事が気になるアナールのカワイイA型ということでFA?
んな事より
↓ ネタщ(゚Д゚)щカモーン!!
皆さんもちついたかな? しばらく我が(脳内)義妹を構ってやれなかったせいか、ご機嫌斜めです。 だが、それはそれで(・∀・)イイ!!ので、しばらくそうしておこうかと。 しかし、萌え分が分泌されないので、ネタが出てきませぬ。 あ、いっそのことちょっと拗ねている今の状態を・・・ いや、これは漏れだけの楽しみだし・・・
出し惜しみ(・Å・)イクナイ!!
つーか良くも悪くも
>>240 によってスレが一時的に活性化された訳だが…
どうでもいいけど、切ない系とかラノベ風なのが読みたい。 …くれくれ厨ですまん
ラノベ系てなに? おにいたん、おしえて!
347 :
240 :04/01/30 00:46 ID:42I4Ajde
未だ規制緩和されず… 内容からいくと悲惨スレなんですが… 以下、近況。 友人より持ち込みのエロゲにてリリスFace作成中に… 「お兄ちゃん何してるの?」 「可愛い絵だね。何のキャラ?アニメ?」 突然の乱入に慌てまくる漏れ… 「…PCのゲームだよ」 「ふ〜ん、何てゲームなの? 私にもさせて!」 無理でつ。貸せません。…て言うかタイトル聞かないで… ……妹汁なんて口が裂けても言えないでつ。 はにはに見つかって厳しく問い詰められ、エロゲの所有認めてもらったばかりなのに…
ライトなもの以外は箱詰め封印するべきだと思います。
350 :
240 :04/01/30 22:53 ID:42I4Ajde
>>346 >>349 携帯にてぐぐった結果、ラノベってライトノベルの事らすぃ…短編小説て事なのかな?
_| ̄|〇 サパーリ ワカラン…
閑話休題
エロゲ所有の承認については前述の通り。
但し条件が…
「買ったらパッケ見せる」「露骨にえちぃのは不許可」「たまにプレイさせれ」
以上3つ。
ますます直球タイトルなエロゲが購入困難に…
(エロゲの)神様は、かくも過酷な試練を与え賜うたか…
(´・ω・`)ショボーン…
>>350 ─- 、::::;;;;;;;;;`゙゙''‐ 、 __,,,,......,,,,_/:::::::::/: !| もう あんたやだねぇ マジレスなんかしちゃってw
. : : : : : : `゙'ヽ、:::゙ヾ´::::::::::::::::::::::`゙゙゙'''‐'、. l|
、、 . : : : : : : : : r'":::::::::::::::::::::::::,r':ぃ::::ヽ::::::::ヽ! ,、- 、
.ヽ:゙ヽ; : : : : : :ノ:::::::::::::::::::::;;、-、、゙::: rー-:'、 / }¬、
. \::゙、: : : :./::::::::::::::;、-''":::::::::: ,...,:::,::., :::':、 _,,/,, ,、.,/ }
ヽ:ヽ、 /::::::::::::::::::::::::: _ `゙''‐''" __,,',,,,___ /~ ヾ::::ツ,、-/
`ヽ、:::::::::;;;、、--‐‐'''''',,iニ- _| 、-l、,},,  ̄""'''¬-, ' ''‐-、 .,ノ'゙,i';;;;ツ
_,,,、-‐l'''"´:::::::' ,、-'" ,.X,_,,、-v'"''゙''yr-ヽ / ゙゙'ヽ、, ,.' j゙,,, ´ 7
,、-''" .l:::::::::::;、-''" ,.-' ゙、""ヾ'r-;;:l 冫、 ヽ、 / __,,.ノ:::::ヽ. /
l;、-'゙: ,/ ゞ=‐'"~゙゙') ./. \ / '''"/::::;:::;r-''‐ヽ
,、‐゙ ヽ:::::..,.r'゙ ,,. ,r/ ./ ヽ. ,' '、ノ''" ノ
352 :
240 :04/01/30 23:13 ID:42I4Ajde
漏れも素で分からんかったもんで…つか、携帯なんで半分くらいしか内容読めんかった。 只今職場にて残業中。 あ、おにゃのこでも大丈夫なエロゲて何かあります? バルねこはプレイさせてみたので、それ以外…スレ違いだな。 ∧‖∧ 逝ッテクル
俺もうエロゲから足を洗ったんで回答できないや。 質問スレッドを活用して下され。 ……正直、女の子向けのエロゲに甘んじるか、エロゲを止めるかの 二択しかないと思われますが。
>352 エロゲは男の都合で出来ている
355 :
240 :04/02/01 00:52 ID:Htxxglhk
あれこれ悩むまでもなかった… 漏れの所有してるエロゲ全てOKだそうな。 因みに、天いな・はにはに・リコッテ・ねこFD2… 逆に何が不許可の部類なのか首を傾げる結果に… 我が姫君ばかりかまっていたらもう一人の姫君(Zタン)がご機嫌斜め。 二人してわがままな姫君達だこと。 あ、雑談になってもうた…
陵辱系がNGなのかな。
「なあ、いいかげん機嫌直せよ」 「・・・」 「なにが気に入らないんだ?」 「・・・」 俺が家に帰ってきた時には、既にこの調子だった。 なにしろ、出会い頭に「バーカ!」と言われたくらいだ。 いきなりそんなことを言われても、怒られる理由が解らない俺としては 対応に困っているのだ。 「母さん、知ってる?」 このままではらちがあかないと悟った俺は、義妹とのやりとりをおもしろ そうに見ている母さんに、聞いてみる。 「知ってるわよ」 クスクスと笑いながらそう言い返してくる。 これは・・・完全に楽しんでるな。 「あんたと電話してからよ」 「電話?」 そう言われて思い出したのは、大学での事だった。 俺が友達と話しをしているときだった。 「おっひさー」 突然聞こえてきたなれなれしい声。 「やっほーMちゃん、元気してた〜?」 その声を聞いて、俺は不運を悟った。 理系の男しかいないところに突如咲いた金鳳花。 それは、「大学院女組」であった。 「先輩、どなたですか?」 普段女っ気がないせいか、女性がいるだけで過剰反応する我が後輩。 「大学院の方々だ」 ほえーと見とれていた後輩は、俺の言葉に感じたであろう違和感に気づいた。 「方々?」
俺の経験上、大学院女組の人間はこういうとき絶対に一人ということはない。 最低でも三人はいると考えて間違えないのだ。 「あら、見ない顔ね。Mちゃん、紹介してくれる?」 「先輩、Mちゃんて・・・」 「言うな」 俺だって、不本意なんだ。 「先輩、こっちは一年」 「あら、こんにちは」 「は、はじめまして」 緊張しているのか、声が若干上ずっている。 まあ、初めてこの人を見たやつなら、この反応は解らなくもないが。 かくいう俺も、最初は緊張したものだ。 何しろ相手はこれだけの美人なんだからな。 「そうそう、Mちゃん。今日ね、合コンがあるんだけど男のメンバーが一人足り なくてね。一緒にどう?」 「ん〜そうですね。あ、ならこいつ連れてってやってくれませんか?」 俺は、わざと迷うそぶりをしてからそうきり出した。 「いいんですか、先輩?」 嬉しそうな我が後輩。 なんか罪悪感が・・・。 「Mちゃんはこないの?」 「行きたいのは山々なんですが、今日はこれから行くところがありますから」 そう言って後輩を肘でつつく。 「あ、さっき言ってたやつですか?」 「そう、あれ」 こっちに話を合わせてくれる。 あ、よけい罪悪感が・・・ ま、まあ何事も経験っていうし。 「というわけで、コイツのことよろしくお願いします」 「はいはい。じゃあ、後輩君で決定ね」
先輩はそう言うと携帯を取り出してメールを打ち始める。 その姿を眺めていると、ふいに俺の携帯が鳴った。 「はいはい。ん? 誰だ?」 『お兄ちゃん、可愛い義妹ですよー』 「・・・俺、疲れてるのかな?」 『大丈夫?』 「ああ、大丈夫。ただ、幻聴が聞こえただけだから」 とりあえず簡単な挨拶を終えて、 「さて、虚言は無視して進めるが、何か用か?」 『えっとねー・・・』 その段階になってメールを打ち終わった先輩がこちらに興味を示してきた。 「あら、誰と話してるの?」 「あ、妹さんですよ」 問に答えたのは後輩君。 「え、もしかして噂の妹さん! ちょっと貸しなさい」 そう言うと、先輩はいきなり俺から携帯を奪った。 「もしもし、あら本当どうしよう。初めましてー、あなたがYちゃん?」 『え? は、はい。・・・あれ、お兄ちゃん?』 突然の乱入者にとまどいを隠せない義妹。 先輩はそんなこと気にせずにマシンガントークを開始する。 つーか、声漏れてるな・・・後で音量下げとこ。 「あー、先輩。そろそろ返して貰えませんかね」 このまま放置しておくと何を言われるか解ったものではないので、先輩にそう要求する。 「うるさいわね。こっちはいまお話中なの」 「いや、それを言ったら俺の方もまだ途中だったんですけど」 その言葉を聞いて、先輩は渋々別れを告げて俺に携帯を返してくれた。 この人、中途半端に律儀なんだよな。 「悪かったな。で、何だっけ?」 『・・・お兄ちゃん、今の人誰?』 心なしかトーンの低い義妹の声。
「ん、なんでもないよ」 さっさと行けと、先輩に向かって手を払う。 「あら、何でもないってことは無いでしょ〜?」 先輩が、わざわざ携帯に顔を近づけてそう言った。 『・・・もういい』 「あ、おい! ちょっと待て!」 電話は一方的に切られてしまった。 「先輩!」 「あら、Mちゃんが変なこと言うからでしょう? それに、嘘は付いてないわ〜」 ぐ、くそう。 「うふふ。じゃあ後輩君、行きましょ。あ、そう言えばまだ名前を聞いてなかったわね」 歩き始めた先輩の後ろを、あわてて後輩が付いていく。 そんな姿を見ながら、俺は後輩のこれからの不幸を思い描くのだった。 「なあ、どうしたらいいんだ?」 「知らない」 ぷいと顔を背ける義妹。 完全にご立腹の様子だ。 それなのに俺の隣を離れようとしないのは、実に不思議ではあるが。 「おーい・・・」 「知らない! お兄ちゃんなんて知らない!」 結局、義妹は一日中ご機嫌斜めなのだった。
えー、不機嫌な義妹さんでした。
これでいいですかね、
>>343 のダンナ。
>240氏へ
漏れの(脳内)義妹はこんなに可愛いんだぞ、いいだろー。
現実なんかにゃ負けないぞー。(つд`) シクシク
362 :
240 :04/02/02 03:45 ID:pV9wGTjg
>>アサゲ氏 拗ねる妹カワ(・∀・)イイ!! うちトコは、最近平々凡々でな〜んも…あ、そういえば布団一式とパジャマ買いに連れ回されたくらいです。 何故4軒もハシゴせにゃ… 昨晩早速買ったパジャマで布団の上をゴロゴロと… 話変わって… 凌辱系とSM系がNGだそうな。 漏れもソレ系苦手なんでいいんだが… 男と女で捉え方の違いがあるのは再発見ですた。
>>361 激しく萌えました。特に指摘するならば拗ねながらも傍を離れようとしない点。
俺だったら賄賂として甘い物でも献上したい所。
……うちの脳内妹が最近うるさいんですよ。しかも大阪弁で。
「はよ結婚し〜や〜〜〜」って。
>>362 普通はそうなんだろうねえ。
でもエロゲーをオカズ?と考えている女の場合、
むしろ陵辱系を好むとか好まないとか。
364 :
240 :04/02/03 01:26 ID:/r8dVsGc
>>363 漏れのPCでプレイする以上オナネタは有り得ないわけで…
漏れと違ってストーリーを楽しんでる様子。
だからなかなか先に進まずPC使えない事も…
余り物(XP2000+)で一台組んであげよかな?
閑話休題
バレンタインネタにて切ない系?考えたものの…未だに規制中。
何処ぞのあぷろだに投下しよかな?
現実は、得意先回りで義理チョコ頂けるのだが偽妹の方は不明…
そう言えば今年の2/14は土曜日なのですな。 週休二日制も定着してきたし、本命のいない人は 貰える数が少なくなりそう。 ふーんだ、悲しくなんかないぞ。
(`・ω・´)保守
367 :
240 :04/02/07 22:49 ID:8cwJUUdF
室伏に振り回される砲丸のようですね。 扱いが難しい年頃なんでしょうね。 機嫌取りは大人の女性より大変だろうとお察しします。 その代わり?まだ打算と駆け引きが少な目なのが救いかと。
え〜ちなみに、私の脳内では偽妹タンは高校生ってことになっています。
370 :
240 :04/02/08 01:16 ID:ZEh/SIE2
んと、年齢に関しては各自脳内にて設定してくださいませ(w ただ年齢のわりに行動が子ど…<ゲフンゲフンッ 本日も12時前に就寝してますた。
前にも出たが、僕は妹に恋をする読んだが実妹なのにハァハァしてる・・・ タブーに悩む描画もあるし少女マンガって思ってたよりエロイって ことに気づいて(;´Д`)ハァハァ・・・
実妹ネタはスレ違いのような気がする。 実際のとこ、血縁関係者に性的感情を抱くか? 俺、19の従姉妹の看護婦がいるが、何の感情も抱かんが…もしかして俺が異常なのか?
家族間では性的・恋愛感情が生まれないのが普通だろうね。 いとこについては、人によっては攻略対象になると思う。
374 :
240 :04/02/11 17:38 ID:iukUlwR4
すぐ膝の上に乗りたがる実姪(3つ)に萌える漏れは…あ、でも性欲の対象外だからいいのか(w 只今、某所にて遊んでおりまつ。 …偽妹と実姪に両手掴まれて
漏れが書いた「兄離れ」はスレ違いだったのか・・・。 あれ、実妹ネタなんだよな。
376 :
名無しさん@初回限定 :04/02/11 21:32 ID:fhsQ+qYp
実妹「ネタ」だからOKでしょ
>>374 今の内に思う存分甘えさせておくべきです。
私もかつては親戚のちびっ子姉妹ズに
タックル&おんぶ攻撃を食らったこともありましたが、
あっという間に分別ある年頃に成長なされました。
>>376 同意。実妹という設定の創作なので問題ないと思います。
ゆっくりとした朝ってすばらすぃ〜♪ >376&377 いや、解ってますよ。(w ただ、ここは「ネタ」スレだって言いたいだけです。 あんまりギスギスしないで、のんびりとしましょうよ。
現実の事でも、ここではネタ扱いってことですな。
381 :
240 :04/02/13 00:31 ID:2IEp+mxk
最近の三歳児は侮れないと実感… 以下先日の会話 偽妹を指差し興味津々の眼差しで 実姪:「おにいたん、この人だあれ? カノジョさん?」 漏れ:「……」 偽妹:「……」<テレッ 実姪:「ちがうの? じゃ、おくさん?」 漏れ:(゚д゚)ポカーン… 偽妹:「…えへへっ」<テレテレッ _| ̄|〇 アネキ ナンテ キョウイクシテヤガルンダ…
幼児に限らず、最近の子供達は かつての我々よりもずっと多くの情報を持っているみたいだね。 街で子供を眺めていて時々感心することがある。 ……さて、それじゃおいらも萎え気味な近況を語っておくか。 あー今年は駄目だ。義理チョコの戦績も芳しくない。 いつも頂いているお姉様方がこぞって出張中・休暇中なんで…… え、本命?いや、俺、競馬やらないし……
>>382 「いつも頂いているお姉さま方が」
「いつも〜お姉さま方が」
「お姉さま」
互いにもう大人なんだ、余計なことを言うのはよそう。
詳細キボン
384 :
240 :04/02/14 21:33 ID:mR0yQb1p
そう言われても……期待を下回る内容でしかないので謝っておきます。
つまり社会人ともなれば、義理チョコは職場の潤滑油なわけでして……
全員に別け隔てなく与えて下さる博愛主義お姉も結構いたり。
純粋な気持ちから振舞って下さる天使系お姉だけじゃなく、
50%ぐらい裏がありそうなお姉も。
(職場環境を良好に保ち、日常業務における協力を得やすいように
との判断から全員に配布している)
ピンポイントで頂いているお姉様もおりますが、
これは私が毎年律儀にお返ししているのを見越した上での
行動なのかも知れませんね。
今年は日取りが悪い上に、お姉様方が不在気味だったのであんまり……
その代わり?にはならないけれど、休日なので馴染みの店に行ったら
そこで義理チョコを貰ったりとか。
話的にサパーリなので、お口直しに↓のスレでも。
所々に良いネタがあります。
朝起きたら妹に、
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1076726246
>384 言わなくてもわかると思うんだがな?メル欄の括弧内を詳しく語ってもらおうじゃないか。
388 :
240 :04/02/14 23:29 ID:mR0yQb1p
>>386 387
ネタ明かし…
会社の取引先の人が、
「今日は担当のおにゃの子が土曜なので預かってきました。」との事。
それより実姪に、
「ほんめーチョコあげる〜」
意味知ってるのか聞くと、
「しらな〜い。でもママがそう言えって!」
もう一つは偽妹から手作り…
お返しが高くつきそうな悪寒…((((゚д゚))))ガクガクブルブル…
俺の読みでは、本命チョコを渡すときに 偽妹さんから所信表明があると思ったのだが。
390 :
240 :04/02/17 01:25 ID:xz+88SzE
>>389 さりげなく渡されたチョコとは裏腹なお願い事の数々…
一つだけ翌日に叶えてあげますた。
相変わらずと言うか永久規制の意見が出てるプロバを諦め別のトコに変えますたので、
そのうちTxtにて書き出しときます。
しばらくは固めてうpするしか無さそうな悪寒…
(去年は、ちゃんと渡せた。 すっごく緊張したけど、でも、M君はちゃんと受け取ってくれた。 今年もちゃんと手作りで作ったこのチョコ。 大丈夫、今年もちゃんと渡せる。) そう思いながらも、心臓がバクバクなっているのが気になってしょうがない。 思えば、高校の時の3年間が大きいことが解る。 中学の時までは、自然に渡せてたのだ。 幼馴染みとして、毎年のことだったので、それほど意識する必要がなかった。 だが高校生となり、彼とのつながりがほとんど無くなり、こういうときに渡す 機会がなかなかなくて、その状態がずっと続いてきた。 去年、本当はもっと簡単に渡せるはずだったのだ。 幼馴染みとして、友人として、気楽に「はい、これ」そう言って渡せるはずだった。 だが、改めて渡そうとすると、妙に緊張した。 (大丈夫! 毎年のこと、毎年のこと!) 心の中で何度もそう繰り返し、きれいにラッピングしたM君用のチョコと、ついでに 作った他のチョコを持って私は家を出た。 彼が今日いつ頃家を出るかはだいたい解っている。 さあ、出陣だ。 私は小さく自分に気合いを入れると、玄関のドアに手を出した。
今日は以外と暇だなーとか思ったり思わなかったり。 こんな事、口に出して言えやしない。 ちなみに私は、チョコレート食べられない人なので、(脳内)義妹と実妹から チョコレートの入ってないパンケーキをいただきました。 まあ、毎年のことですな。
393 :
240 :04/02/17 12:47 ID:xz+88SzE
携帯からマキコ 只今偽妹の手作り弁当を車内で食べてます… つか、桜でんぶで文字書くのヤメレ!! こんな弁当社内じゃ食えないよぉ ヽ(`Д´)ノ ウワアァァァンンン!!!羞恥プレイ継続中すか? なんて書いてあったかは各自脳内補完よろ。
>>391 Sさんの話ですね?
こういう微妙な関係って結構好きです。
>>393 次は鳥そぼろで「肉」と書いてくると予測。
月曜日に出社したら意外と義理の追加があって
少し嬉しかったり(全員にだけどね)。
そして家に帰ると妹からの郵送物が。
同封されていたメッセージカードには「とっとと身を固めろやヴォケが!」
また今年も言われた〜〜〜
395 :
240 :04/02/18 22:08 ID:d2+pefIF
やっと全てのチョコ食べ終わりますた…
アサゲ氏に似て漏れもチョコ苦手だったりします。
>>394 氏
肉そぼろ、今日の弁当に入ってますた(w
さすがに『肉』は書いて無かったけど…
只今、偽妹君はたまにやって来ては作ってあげた自作機にてリコッテ楽しんでおります。
…エロゲするの抵抗無いのかな?
いやいや、二周目まだだし…<…ニヤソッ
結局1台組んだのかよ! そーゆー俺も年代順に3台ある訳だが。 パソコンの回収が有料になったので面倒くさくて…… 閑話休題、次はおかかだと予言しておこう。 対抗は海苔弁当か?
397 :
240 :04/02/20 02:50 ID:L60hgaxx
足りなかったのはケースとモニタ・マウス位なんで実は金かかってないです(w AthlonXP3つも余らしてたんで… 閑話休題 リコッテも終盤に差し掛かりえちぃシーンが出現してきたらしく、何やらモニタ前で足をモジモジ…おたおたしてる様子が微笑ましい限り。 こんな時どう対処したものやら(w 1.偽妹の名前を叫びルパンダイブ 2.コソーリ保健体育の本を置いておく 3.後で汁を回収する …と言う選択肢が即座に脳内に浮かぶ漏れって逝ってよしですか?…ですね。 ∧‖∧ イッテクルヨ…
ほとんどのオナゴは時間の経過と共に 恥じらいを失っていくからねぇ・・・・・・ 今の時期だけ見られる反応をじっくりと楽しむのが吉かな。 しかし見すぎると気付かれてしまう点が難しい。
ついでにオナゴと言えば、最近の女性は 男の部屋にAVのパッケが転がっていても 素で対処できる人が多いのだろうが、 流石にエロゲの箱はまずいよな。 引っ越すときに箱だけでも捨てるか。 (別に人と住む予定があるわけではない)
>399 売れなくなるよ
あ、確かに。 でも俺、もうエロゲマ引退したも同然だからな。 売るほど数もないし新しいのも少ない。 古い分、本体(CD)の方はCDプレーヤーで鳴らせるから 取っておくつもりだけど。
箱を捨ててしまって本体の方しかない。 店には売れない。 捨てるのもしのばれる。 なら、友人や知り合いに売ればイイじゃないか。 ただこれは、自分の趣味がばれてしまう諸刃の剣、素人にはお勧めできない。
>>240 『アルマ』おすすめ。
特に、実妹攻略が(゚∀゚)イイ!!
エッチ無し(妹キャラに限る)だから、妹さんにも良いのでは?
405 :
240 :04/02/22 16:11 ID:o41bxYII
>>403 氏
アルマってメーカー何処だっけ?
まぁ、リコッテ辺りのエロゲ位なら無問題みたいなので選択肢は多少広い気がする(w
本人はビジュアルノベルの感覚でプレイしてるようで…
あ、昨晩は120円の夏・冬両方プレイしてますた。
×兄弟→○兄妹
>>402 昔はそういう友もいたんだけどね。
就職して遠く離れてしまった。
ばれたと言えば、昔書いたかも知れないが、
不用意な発言から、職場でエオゲマバレしたことがある。
一時期女子社員の間で話題になったようだが、
日々真剣に仕事に打ち込み、他人の相談事(仕事上のね)にも
親身に対応していたら、いつの間にか言われなくなった。
つまりエロゲマぐらいの属性なら、他の要素で十分克服可能だってことだ。
世のエロゲマよ、もっと自信持っていいぞ!(本当か?)
409 :
240 :04/02/24 01:10 ID:Qw14yFEr
偽妹のPCを使わない茶ぶ台に置いていたのだが
「私もイスに座ってしたい」と言うので大手PC量販店へ…
今回は偽妹負担の為、懐も安心(w
無事組み立ても完了し一息ついていたところ、
「お兄ちゃん、この『プリいも』っていうの入れて!」
…遊ぶのはいいけどインストール位憶えてくれないカナ。
>>403 氏
アルマ無かったのでプリいも買って来ますた。
男「お前にもインストールしてやろうか?」 女「あなたには権限がないわ。」 こんなのだったらオモロイ
411 :
240 :04/02/25 01:37 ID:fkpv6W/p
>>410 氏
まるでOSたんのネタのようでエロ面白い。
うちの偽妹は、たまにMeみたく固まりますが…(w
412 :
410 :04/02/25 23:11 ID:G7/cp7J4
二番煎じを覚悟でもう少し同じネタで押してみるか。 男「それじゃ今日は二本同時に入れてあげよう。」 女「無理よ!私容量小さいんだから。」 男「まあ何とかなるもんさ。それそれ〜」 女「・・・・・・だめ!一杯よ!!」 男「うりゃ、そりゃ・・・・・・ハアハア、何とか全部収まったぞ。 ・・・・・・って、あれ、反応が無いな。おい大丈夫か?」 女「あうう、苦しい。中で当たってる・・・・・・」
>>412 一日中PC付けっぱなしじゃ、電気代もったいないよ
414 :
240 :04/02/26 00:13 ID:vuLyOXc8
半ばジュークBOX化してる漏れのPCは、ここ2,3ヵ月電源落としたことない…mp3だけで20Gオーバーだった _| ̄|〇 ドウリデ アキヨウリョウガ タラナイワケダ… 閑話休題 帰宅途中の見知らぬ小学生達に「お兄ちゃんこんにちは!」と挨拶された。 …まだ『お兄ちゃん』と、世間様に認識される風体なんだと一安心(w
416 :
240 :04/02/26 17:32 ID:vuLyOXc8
先程偽妹よりメールが… 「今日は何時に帰って来るの?」 …来るの明日じゃなかったのか? やべ!モニタの画面がえちぃWinampスキン作成途中のままだよ。
>>413 あ、夜しか使わないんだけど、0時の後に23時に書いたから
IDが変わらなかったんだな。
>>416 人はそれを通い妻と呼ぶ。
419 :
240 :04/02/27 01:56 ID:ekC+6VoV
帰宅前に偽妹の親からTEL 「多分ユカがそっちに行くと思うんでよろしく」 なんだか親と喧嘩してきたらすぃ… うちは駆け込み寺じゃないのに…と内心苦笑い。 それほど大きな荷物でない為、週末まで居つく様子はないですが(w 帰宅が遅かったので既に寝てますた。 …PCの前に書き置き残して 「Hなゲームばかり買っちゃダメだよ」 _| ̄|〇 フカク ハンセイ イタシテオリマスデス… とりあえず寝顔のほっぺをつついてから寝ます(w
うらやまし。というか笑った。 俺も脳内妹作成するかな。そういえば昨日、「俺は脳内に23人の女がいる」とか アホなこと言ってたなぁ。
421 :
240 :04/02/27 12:44 ID:ekC+6VoV
今朝の話 裸ワイに近いカッコでドア開けるなり、 偽妹:「お母さ〜ん、あたしトースト1枚でいいよぉ」 漏れ:「ん。あとベーコンエッグでいいか?」 偽妹:「キャッ!! なんでお兄ちゃん居るのぉ?」 …お約束な寝ボケ方だな、偽妹君よ(w
俺も脳内妹を一匹飼っている。 こいつは素で話してるときも、ちょっとでも隙を見せると いきなり後ろ回し蹴りを飛ばしてくるような 超が付くいたずらっ娘(と言うか武闘派)だ。 不意を突かれて何度昏倒したことか。 完璧に防御したのに亀裂骨折したこともあるしな。 >23人の女 元ネタが分からん。アルジャーノンは24人、W杯代表は23人。???
しまった、意図しないレス番リンクが。。。
424 :
240 :04/02/28 02:07 ID:A8GJl6Vv
残業終えて帰宅したら書き置きと晩御飯作ってあった。 それはそれでいいんだけどね… …何故漏れのベッドで寝てやがる! 仕方ないので偽妹用の布団引っ張り出して寝ます。 ヽ(・∀・ )ノ ワハー ユカノ ニオイー!! ちくしょう、可愛い寝顔しやがって… 最近どうも弱々お兄ちゃんな気がする。
425 :
420 :04/02/28 10:50 ID:wX3kyopy
23人っつーのは何となく言っただけなので元ネタなしです。 仰山おるんじゃと思っていただければ幸い。 うむー、しかし240氏の書き込みはなごむ。うらやましいんだか面白いんだか(両方だな) そうかゆかか。ではゆか洗脳大作戦を敢行する。 1、まずわしの魅惑声を録音し、240氏に送り届ける。内容は「わしを好きになっちゃいけねえぜ」 というもの。 2、それをゆかが240氏の家に泊まった夜、時折聞かせつづける。ゆかは夢でうなされる。 3、ゆかの夢の中でわしが現れる。白馬の王子の如くさらう。 4、ゆか、夢を忘れて起床する。 ……いかん、企画倒れだ。
426 :
240 :04/02/28 15:29 ID:A8GJl6Vv
>>420 氏
1、まず420氏の魅惑ボイスを録音して頂く。内容は「わしを好きになっちゃいけねえぜ」というもの。
2、それをユカが家に泊まった夜、時折聞かせ続ける。ユカは熟睡。隣の部屋の漏れは夢でうなされる。
3、漏れの夢の中で420氏が現れる。
『や ら な い か ?』
白馬の王子の如く漏れを拐う。
4、ゆか、漏れの存在を忘れて起床する。……いかん、惚れてしまいそうですよ?。
427 :
420 :04/02/28 20:12 ID:wX3kyopy
(240氏とはお友達のままでいたいの。だからさらいたくないし、いらない……ッ!) 待て、落ち着け240氏。俺らが4と2と0で構成された人間だったとしても、基本的な 方向性を見失っちゃあいけない。 1、240氏は偽妹にあまり家にいてほしくない。できれば自分の家に帰って欲しい。 2、だからネットでお助けマンを探そうとした。 3、俺が現れた。 4、洗脳から始めよう。 この前提は問題ないな。(……ってよく考えるとスレ違いのギャグ合戦?)
何だかいいコンビだな。二人で漫才やらないか?
>>424 それは擬似添い寝ですな。
この程度なら怒られまいと見切った上での行動でしょう。
429 :
240 :04/02/29 01:12 ID:NhihWTWb
実は先程まで2人で、足伸ばして温泉行ってたりして… 久しぶりにのんびり出来たよ(w ユカの浴衣姿も目の保養になりますた。 帰りの車の中で既に寝てますたが…(w お姫様抱っこで布団まで運んで本日の業務終了と相成りますた。
着実に一歩一歩階段を上ってますな。 もう良い意味で覚悟を決めてはどうでしょうか。
431 :
240 :04/03/01 00:49 ID:j3P6f0m4
ん〜、それなりに覚悟は決めてんだけどねぇ。 _| ̄|〇 サキダツモノガ… エロゲ(・∀・)ヤメレ!!とか言われると身もフタもないのだが(w 話変わって… 温泉街のいたる所で、 「可愛い妹さんですね」とか「兄妹で仲(・∀・)イイ!!」とか言われ、ユカが多少複雑な顔してますた。 本人は『漏れの彼女』として見られたかったらすぃ。 …無理だな、童顔でちみっ子のユカはどう見ても年の離れた(ヘタすりゃ厨房)妹にしか見られないし(w
432 :
240 :04/03/01 01:00 ID:j3P6f0m4
実際は、ユカが小学上がる前からの付き合いなんで 当人達は『ケコーン!!』とか『恋愛』とか必要以上に意識したことないです。 …いや、漏れだけかも… うちに泊まっても、ちっともえちぃ展開にならないし… そう言う意味じゃホントの兄妹みたく接してるような(苦笑
433 :
240 :04/03/01 02:35 ID:j3P6f0m4
あ、多少スレ違い気味だけど内緒で買ってた「まほこい」を メインキャラのみスキップでサクッとクリアしてセーブファイルいじってフルコンプ。 出てきたCG見てたら…なんじゃ(゚д゚)ゴルァ!! いわゆる裏モードて絵柄からは見当つかん内容だった訳で… 間違えてもユカにゃ見せれんな、コレは… 隠れてFace作らねば(w
ほぼ毎日のように偽妹とムハムハですか! 貴方様は愚痴を言いに来たのか 自慢しに来たのかはっきりしなさい。愚痴なら「愚痴イクナイの罰」として明日も ネタ投下の義務を課します。自慢なら「自慢イク(ry うらまやしくない。まったくもってうらまやしくない。 240氏に提案させて頂く。今の偽妹との馴れ初めにもし辟易しているなら、 メールください。うちのオス犬と交換しましょう。そっちのメスに似て我侭言いますが 可愛い老犬(日本犬の雑種)ですよ? 先立つものか……切実だな。
435 :
240 :04/03/01 12:46 ID:j3P6f0m4
愚痴かノロケかヽ(`Д´)ノ ハッキリシル!!!って言われると… ノロケなんだろうな、多分。 かと言って毎日があのような感じでもないので昔の話でも(w ユカの初潮が小学5年だったかな。 午後から冷たい雨の降る秋の日… 漏れの自宅前でお腹押さえたユカが座り込んでいた訳で… 「ユカ、どうした?」 「…お腹痛い。」 よく見ると、太もも辺りに血が一筋付いてパンツも真っ赤。 とりあえずうちへ上がらせ姉貴の部屋へ… 「姉貴ぃ〜居るか?」 あいにく外出中だった。 しょうがなく泣き止まぬユカを連れ風呂へ行って全部脱がせた訳だが… 携帯じゃ字数足りない
436 :
240 :04/03/01 13:00 ID:j3P6f0m4
続き 血の跡を洗い流して姉貴の下着に着替えさせたまでは良かったんだけど… 生理用品の使い方が漏れでは分からない為、当時仲の良かった同級のおにゃの子にTEL 「何も言わずにうちに来てくれ。訳は後で話す。」 「…うん、分かった。」 しばらくして来てくれたおにゃの子に 「生理用品の使い方教えてくれ」 「…はぁ?」 …てな訳でその子に頼んだのだが 「あんた、もしかしてあの子のアソコ洗ってあげたの?」と聞かれた。 それ以来その子から『妹思いのお兄ちゃん』とからかわれるようになりますたとさ。 今もメール来るけど嫁入りしてる。
bんdふぉえh;ごvんrとptぬげ:ふえrgljhlvんsdfg
そのまま温めていけばいいんじゃないっすかねー。 カプールの数だけ付き合い方もあると思いまふ。
あう、失敗した……
440 :
240 :04/03/02 21:22 ID:yoTdRZsr
明日の雛祭りは、何故かユカと二人で姉貴のところへ行くことに… なんでも実姪がユカをいたくお気に入りらすぃ。 ん〜、二人名前一緒だしユカも子供好きだから気があうのかも… 男の漏れは義理兄と寂しくビールでもと思ったけど _| ̄|〇 トウジツ クルマダヨ…
>435-436 もうダメポ
442 :
240 :04/03/02 22:16 ID:yoTdRZsr
>>アサゲ氏 しかし肝心なトコを気が動転してて憶えてなかったりする罠。 あの後、姉貴に 「パンツ一枚借りたぞ」って言ってグーで殴られた(w 漏れって昔から要点だけしか言わないらすぃ… _| ̄|〇 カキコミ シテイテ キヅイタヨ…
>>442 面白いオチだな。
質問なんだけど、偽妹は何歳? 240氏とはいくつ離れてるの?
既出ならすまん。
444 :
240 :04/03/03 00:18 ID:dcA7nwFI
>>443 氏
おにゃの子に歳聞いちゃメッ!!
てのは冗談で(w
過去に一度書いた憶えが…
ひょっとして投下分だったかも知れないのでもう一度。
ユカとは6つ違いです。(ユカ曰く5歳9ヵ月違い)
当時は妹属性など無かったのに…
みんなエロゲが悪いんやぁ〜ヽ(`Д´ )ノ ウワアァァァンンン!!!
_| ̄|〇 モウ アトモドリ デキナイノ…
やっと解放されたですぅ〜 女三人寄らば姦しいというのを身をもって体感しますた。 以下投下予定分より一部抜粋 ゆか:「おにいたん、今日もフェラレリーで来たのぉ?」 ゆか:「パパ〜、おにいたんのゴキゴキみたいなの。」 ユカ:「ゆかちゃん、フェラレリーじゃなくてフェラレディだよぉ」 …ユカ、突っ込み所が違うよ。 つか、お兄ちゃん赤面しちゃう… 姉貴:「ユカちゃん、フェラレディじゃなくてフェアレディ。」 「それじゃおち〇ち〇喰わえる女の事だよ(w」 …ユカ赤面。 義兄大爆笑。 その後義兄は姪の質問責めにオロオロ… …今日は雛祭りじゃなかったのか?
女の子の浴衣姿っていいよね。 昔、某駅に貼ってあったそれ系のポスター、 本気で剥がしてもって帰ろうかと思ったことある。 モデルの女の子三人が浴衣姿で写ってるやつだった。 モロにツボっちゃって。 (鉄道の旅を勧誘する為のポスターでした)
>>445 女三人のネタかぶった・・・・・・
畜生、うちだって実家は女三代で激しく姦しいぞっ!!
というより肩身が狭い・・・・・・
3日の続き 帰りの車内にて 「今日の私、違って見えない?」 「ん? 運転してるからよく分からんけどリップ変えたとか?」 「それもあるけど……胸、…」 ん〜気持ち大きくなってるような… 「…えへへ、ヌーブラつけてみたんだよ」 「へぇ〜付け心地どんな感じ?」 「最初変だけどすぐに慣れたよ」 ( ・∀・)つ〃 ヘェーヘェーヘェー 「……ユカ、後で揉む揉むさせて」 「揉む揉む?モミモミじゃなくて?」 「そ、揉む揉む。なんか可愛い気がするだろ?」 「うん。でもヤだ(w」 むぅ、作戦失敗。 …次の手考えなくちゃ(w
俺の脳内妹はイノセンスに出てきそうな退廃的な妹。 あまりに思慮深くて、電波に聞こえるようなこともたまに言う。 いつもはクールですましてるけど、時折、照れてあたふたする様がかわいい。
只今、会社にて残業中… 誰もいないので妹スレ見てた。 ひろみタン(;´Д`)ハァハァ… つか兄妹でココまでするのかと小一時間…(ry こっちは手を変え品を変えて戦略練ってるのに…<しかもいずれも玉砕 今日はユカも来ないし寂しく寝ます。 閑話休題 Zタン絶不調の為、週末ユカと中古車屋巡りでつ。
俺も毎日残業。しかも明日は早起き。 あ〜誰か起こしてくれないかな〜。朝超弱いんだよな〜。 脳内妹には期待できないしな〜。
>>449 たまにはうちの脳内妹と交換しますか?
三日と経たず家の中が台風みたいになりまっせ。
>>451 氏
只今、帰宅しますた。
因みに漏れがその管理者だったりします(w
建前上、公私混同しないようにしてんだけど…説得力ない罠。
脱線したので話戻して
ん〜脳内妹…漏れも作ってみたい気持ちあったけど想像力ないし(汗
一度試しにユカよりちみっ子の妹を想像してみたけど、顔や性格が思いつかなかったので途中放棄(w
従業員に愛されて良き事じゃないですか。情事のもつれでトラブルにならないように 頑張ってるのですな。泣ける。
管理と言えば・・・・・・現在葱板のスレ数は491。 新サーバに移行する前に圧縮が来そうだ。 毎日チェックしておかないと。
どうやらフェラレディ…もといフェアレディともお別れのようです つД`)ウエェェェン!! 実は、手頃な値段で偽妹が一目ボレの車が… 「お兄ちゃん、コレにしようよぉ〜♪」 「コレ乗ってドライブしたいなぁ〜」 …などと買う気満々。 いや、買うの漏れなんだけど… でも、まあユカとドライブする事考えるともう少し楽なシートなのがいいかな?とか… 今晩ゆっくりユカと相談して決断する予定です。 もっと重要な決断せにゃいかんのだけど… そっちは、なるようにしかならないし(w
どこが「フェアレディともお別れ」なんだかさっぱり分からんが、相変わらず いちゃいちゃしているのは分かった。いや分かりたくない! 「車なんかより、お前を買いたいんだ俺は! 俺の上でドライブしてくれ」 これだ。これをユカに言うんだ240氏。親父ギャグを炸裂させろ。
ユカがお風呂の間にカキコ
>>457 氏
確かにこの文章じゃ意味分かんないですね(w
9割方購入が決まったんで、長年連れ添ったZタンともお別れで…スレ違いだな。
お詫びにコレ置いときますね。
|ω・`)つ
ttp://cgi.f6.aaacafe.ne.jp/~pyuav/php/img/up1372.zip しかし、漏れの上でドライブしてくれ…
かような発言をユカにしろとおっしゃいますか…
無理です。不許可です。
…あ、もしかして書き込みしてる間に風呂(・∀・)ノゾク!!というイベントフラグが成立してたのでは…
…エロゲシスギ ノ ヨウダ
∧‖∧ イッテクルヨ…
自分よりも町娘を選んだ貴方に対して 貴婦人はお怒りのご様子で。
ん〜、さすがに修理代と車検代で40マソOVERだと… ま、ユカと今から値引き交渉行ってきます。 昨夜はユカ舞い上がっちゃって話し合いにならなかったよ(w
現在、いろいろと最後の追い込み最中Death。 ひな祭りの話しを細々と書き出しているので、(待っている人がいたら)もう少し お待ち下さいな〜。
慌てて圧縮したのでアナライザ入れ忘れてた…
もし前回の分ダウソしたという人<居ないと思うけど(汗
こちらをどうぞ。
|ω・`)つ
ttp://cgi.f6.aaacafe.ne.jp/~pyuav/php/img/up1384.zip >>アサゲ氏
ノシ
期待して待ってます。
つか、漏れも一つ気合い入れて書き出さねば…
閑話休題
偽妹只今入浴中。
結構最近入浴剤に凝ってる様子…
…どうでもいいけど、おにゃの子のお風呂てあんなに長いのだろうか?
でも、ほんのり桜色の肌につい手を伸ばしたくなるのは男の性だと改めて実感…
>>461 待つのは得意なんですよ。特に色恋沙汰と萌えネタに関しては。
格闘ゲームじゃ攻め一辺倒ですけどね。
>>462 開いてみたときは「?」でしたが・・・・・・納得しました。
閑話休題、幸せ者の貴方にはエロゲ的クサい台詞を吐く義務がありますね。
以下はその例。
「さらば貴婦人。私は貴方より町娘を選んだのだ。」
「ここ(助手席)は○○タンの指定席だな。」
「会社の連中に、『最初に助手席に乗せた人は誰だ?』と聞かれたら、
○○の名前を答えなきゃいけないな。」
>>463 氏
まさか落とした方がおられたとは…申し訳ないです。
綴り合ってるのか今頃不安になってきた…
話戻して…
萌えの定義てなんだろう?
漏れは、虹・惨事問わず『可愛らしく和む存在』というのが萌えの対象なのだけど…
やっぱ人それぞれ違うんだろうね。
漏れは、エロゲ購入にしても最初に絵ありき…みたいな感じ。
萌えの定義か。最近ではどんな化け物に対しても気に入れば「たまらん」とか 「萌える」(燃える)と言ってるからな。あ、三次元の女の子には萌えるなんて 形容はしないな。そういえば。 最初に絵に惹かれるのは自分も同じ。エロい作品に惹かれるのも男の性。 ただいたした後で、その物語が面白いかどうかでその作品を評価してしまうな。 その物語に登場するキャラに燃えなければ、綺麗さっぱり売ったりする。 萌えとは、対象へのときめきを言い表す言葉である。対象に親近感や愛情、心地よさなど を感じるもの(以後、Aとする)が、「対象を好きだ」と表明する時、使われる。よって対象が Aを好きかどうかは関係ない。 萌えって言葉は人間以外のもの(二次元とか、現象とか)に対しての方が使いやすい んじゃないか。人間相手だと相手の良い所悪い所が分かるから、単純化した言い回し がしにくいだろうし。アイドルなら萌え〜とかもありだろうけどね。 そんなわけで240氏は「ユカ萌え〜」とは言わないに違いない。
萌えは「可愛い」とほぼ同義だと思う。 ただし相手は性欲の対象になりうるもの。 ネコとかには「可愛い」とはいうものの「萌え」とは言わない気がする。 相手が性欲の対象になりうるものならば漏れは2次元相手でも3次元相手でも「萌え」を使っている。
やっぱ萌えの定義は人それぞれなんだなぁ。 さて本題。 「お兄ちゃん、Hってそんなに気持ちいいの?」 「…何故?」 「なんかお兄ちゃんのHなゲームしてたら、そんな風に書いてあったから…」 「…興味ある?」 「…うん。」 フラグキタ----(゚∀゚)----!! 「…教えてあげようか?」 「…ちょっと怖い気が…」 「止めとく?」 「…ううん、…お兄ちゃんになら私…」 …で、目が覚めた。 目の前には足… 布団捲ると漏れの太ももに抱きついて寝てるユカ… 瞬時に頭回らずトンチンカンな質問を… 「…ユカ、朝はトーストとコーヒー…」
続き 「…じゃなくて何してんの?」 「ん〜? ………枕。」 「あ〜、ここは漏れの部屋で今寝てるのは漏れのベッド。因みに枕じゃなくて漏れの太ももなわけだが…」 「ん〜。…人生細かい事気にしちゃダメ。」 …ちょっとは気になってくれまいか? 寝相悪いのは元々だが…お兄ちゃんこれじゃ手に負えんて(w
>>468 寝相が悪いのは布団だからだ。ベッドにすれば治る。
とは言え、(落ちるといけないので)縦横無尽に寝返りが打てない
ベッドでの睡眠生活は、かえって体に悪いのかも知れないなんて思ったり。
萌えの定義・・・・・・難しいですな。
「対象の容姿、言動、性格、仕草などが自分のストライクゾーンにはまったとき」
でしょうか。人によりゾーンが違うので萌えの範囲も変わってくる。
それでもある程度の共通項はあるので、エロゲメーカーやアニメ会社は
そこを突いて来る。タイプの異なる女の子を一杯登場させるのとかは常套手段。
問題は寝相ではなく、寝ぼけて漏れの布団に潜り込むトコにあったりする罠。 漏れの腕枕ではにかみながら、 「エヘヘッ、お邪魔しちゃった!!」 とかいうシチュなら大歓迎なんだけど(w 朝起きて最初に目にしたモノが、ユカの向こう脛… 漏れは一晩中ユカの足に腕枕していたのかと思うと… でも、おへそ見えたのでプラマイゼロか(w
自分で話振っといて放置…じゃあんまりなので漏れの萌え基準をば
基本的には
>>466 氏と同じ。
但し、性欲の対象にはならなかったりしますが…
ぶっちゃけエロゲで抜けた事は、ここ数年ないなぁ。
故に、購入基準が純粋に『絵』『ストーリー』の二つ。
もちろん、えちぃシーンは楽しむけど(w
先程、偽妹より誤爆メールが… 以下検閲済 「〇〇ちゃん聞いてっ!!私の偽兄ちゃんてHなゲームとかAV持ってるのに、あんまり手出して来ないの…魅力ないのかな?私…」 そして間髪入れずに次のメール。 「わぁ〜、今の無しっ!! すぐに消してっ!!」 …ホントに誤爆なのか? あながち確信犯な気がしないでもないが… …乙女心は複雑なようで 堤防ギリギリの漏れの理性も分かってほすぃ _| ̄|〇 …… ………もしかしてこの間の添い寝は計算づく? ………んなわけないか 普段通りに寝ぼけてたし(w つか、ユカのメール着信音変えとこ。
「あのね。さっきのメールだけど、〇〇ちゃんが勝手に書いて出したメールなの。 だから偽兄ちゃん……気にしないで、いいから」 「あ、うん。っていうか俺も間違えて捨てちゃったから内容読んでないんだ。悪い」 240がそういうと、ユカは複雑な顔をして「うん」と頷いた。 「あのさ」 「何、偽兄ちゃん?」 ユカは明るい口調で言った。声がやや震えている。 「あーいうの、本気にしちゃうから、ナシにしようぜ」 「あ……」 ユカは、今しかチャンスはないと知った。今言わなくてはいけない。本当の気持ちを、 伝えなくては……。 「偽兄ちゃん。もうユカ以外の女の子と、キスしないで。ユカ……」 ぐっと両手を握り締めて、目の前の男性を見つめる。 「ユカ……偽兄ちゃんが好きだから」 さあ、240氏、こう来たらどう返す?
>>450 と
>>472 が共に真実だとしたら、
アプローチ掛けてるのに、そうとは思われてないってコトですな。
強度が足りないのか・・・・・・
分岐点ですね〜。
もっと強引に迫って吉と出るか、
或いは超玉砕して好感度大幅ダウンか。
俺はヘタレなんで、俺だったらもうしばらく現状のまま様子見かな。
「大切な人にはそう簡単に手出しは出来ないもんさ」なんてうそぶいておく。
あの後、気になって電話しますた。
明晩来るそうな…
多分
>>474 氏の案採用するかも…
_| ̄|〇 激しく弱々お兄ちゃんっぷりを遺憾なく発揮する悪寒…
ふわぁ、眠い眠い・・・(ウトウトウト
>>473 (・∀・)ニヤニヤ
477 :
名無しさん@初回限定 :04/03/11 23:37 ID:10NrpsVy
>>475 ああ書いたけど、相手の出方によって対応を変えるのが理想ですな。
・・・・・・俺には出来ないけど。
sage忘れたー!!! スマソ
>>478 氏
「やぁ〜ん、そんなにageたら見られちゃうよぉ〜」<C.V.はお好きな声優で…
ユカが寝たのでカキコ
携帯で文字数足らないので結果から…
キスしてオパーイ見て風呂上がりに乳液の塗りっこしますた。
以上。
……ダメ?
詳細は明日あたりにでも固めて投下しときます。
色々あったので、マジで携帯じゃ文字数オーバーっぽいんで…m(_ _)mスマソ
ん〜、昨夜書き込みした後で詳細について文章にしてみると… _| ̄|〇 モノスゴク ハズカシイ… 何やってんだ、漏れ… えと、やっぱり報告しないとダメ? …だよね。 はぅん、分かりますたぁ〜 グスン…
ここは恐ろしいインターネッツですね
483 :
473 :04/03/13 01:47 ID:novicLd5
>>482 氏
「やぁ〜ん、ビッグイベントぉ〜」<C.V.はお好きな男優で…
そうか。473に反応しなかったのは、「俺はそれどころじゃなかったんだよ……」
という事だったのですな。
>>483 氏
男優かよっ!!(w
…と、お約束なツッコミしたとこで
反応しなかったのではなく、反応出来なかったんです。
まさか、漏れ達の関係でその展開は有り得ないだろうと…
あ、なんか思い出しただけでも恥ずかしいので今日はここまで。
気持ちが落ち着いたらまた…
DL出来ない・・・・・・
>>462 と同じ所とかに(期間限定で)upして頂くことは可能でしょうか・・・・・・
ってゆーか、今はづきちゃんねるが落ちてるのね・・・・・・
あぷろだ落ちててホッとしている漏れ… でもできるだけ早く恥晒してるファイルを抹殺したいよぉ〜(焦
>>482 それはすまんかった。
明日の昼頃にはうpできると思います。
いやーしかし、ウチの(脳内)義妹は可愛いですなぁ〜。
>>アサゲ氏 決して催促してたわけではないんです。 ただ、あまりに恥ずかしいのでドサクサに紛れて投下しようと思っただけで… ま、前座は務めましたのでゆっくりスレの皆様とアサゲ氏の話を楽しませて頂きます(w 正直、今回の漏れの内容では萌えない方ばかりだったと思いますので… なんか支離滅裂な書き込みになってしもた。
納車・・・ いいなぁ〜〜
先程、うpしてたファイル消しますた。公開してた時間がわりと短かったので、ちょっと気が楽(w
>>490 氏
自光式ナンバーが付いてたので登録し直してたら時間かかっちゃった
_| ̄|〇 ダッテDQNポクテ イヤダッタンダヨ…
将棋に例えるならば、先手が急戦仕掛ける気満々だったのに、 後手が持久戦に持ち込んだので、取り合えず応じたと。 先手は意表を突かれた形になりましたが、 早晩体制を立て直して、持久戦ならではの捻り手を あれこれと打ち出してくることでしょう。 この話はこのくらいにして。 @俺もアサゲ氏待ち! A誰か脳内妹の冷え性を治してよ!
S家とのおなじみの食事会(?)in雛祭りのとき。 「雛祭りと言えばさ・・・」 「なに?」 「実はこんな写真があるんだが」 俺は、今朝S母に貰った写真を取り出す。 「?」 Sが興味津々といった感じで俺の持っている写真を見てくる。 そこには、 「! ちょっ、なんでこれMが持ってるのよ!」 Sが慌てて俺の手から写真を取り上げようとする。 「私があげたのよ」 そういってにっこりと笑うS母。 「ちょっと、お母さん! なに笑ってるのよ!」 「お兄ちゃん、私達にも見せて」 SがS母に詰め寄ったのを機に、義妹とNちゃんが俺の所にやってきた。 俺はなんの躊躇もなく写真を二人に渡す。 「あー、ちょっと、なに渡してるのよ!」 Sが気づいて止めようとするが、もう遅い。 写真を見た二人は、 「うわー、可愛い〜」 きゃいきゃいと騒ぎ出した。 そんな二人から写真を取り上げようと、Sは手を伸ばすが、二人は見事なコンビネーション でそれを阻止している。 「ちょっと二人とも。よこしなさい。こら!」 両親’sは、そんな子供達をほほえましそうに見ていた。 「もー、M君のばかー!」 俺が悪いらしかった。 ちなみに写真の内容は・・・ 子供の頃、雛壇の上でお雛様の格好をして笑っているSだった。
お約束のもの、納入DEATH。 雛壇は早く片づけないと結婚が遅くなるとかで、皆さん雛祭りの日に片づけ たりしてますが、M家・S家共に三日くらい片づけません。 というか、片づけたりしたら漏れが両親’sを呼び出して説教くれてやります。
その写真を手渡したS母の真意は?(含み笑い) 雛壇に関する迷信?、あれ根拠は何なのでしょうか。 きっちりと行事をこなす家=躾が行き届いた経済的に余裕のある良い家柄 =嫁の貰い手が多い なんて昔風の考え方に由来するのでしょうか。
>>493-494 アサゲ氏キタ----(゚∀゚)----!!
なんだかほのぼので(・∀・)イイ!!
漏れもドサクサで忘れてたのを完成させなくては…(汗
閑話休題
世間では昨日ホワイトデーだったらすぃ…すっかり忘れてた(w
で、早速ユカに催促されたわけで…
「お兄ちゃん!!ホワイトデーだよっ!!」
「へっ?…マヂ?」
「…忘れてたでしょ!!」
「ごめん。なんか色々有りすぎて…」
「…そ、そうだよね(焦っ」
……<双方回想中…
「…お詫びにドライブして美味しいもの食べに行こっ」「うんっ!!」
てな訳で先程帰ってきますた。
続き 前の車バケットシートだったので、今回は相当乗り心地良かったらしく車の中で爆睡のユカですた(w でも、早速指定席宣言されました。「絶対にほかのおにゃの子乗せちゃダメだからね!!」 「…ゆかも?」 「…う〜ん、身内は許すけど…」 …ユカって以外にやきもち焼きなのな。なにも実姪にやきもち焼かんでも…
ちゃんと凄まじく高額なもの(彼女好みの車)をプレゼント?したではありませんか。
>>498 氏
_| ̄|〇 ソノテ ガ アッタカ…
いやいや、それだと来年何をお返ししていいのやら…
あ、ちゃんと実姪にもお返しして来ましたよ。
不〇家のペ〇ちゃんクッキーとケーキ(w
あの二人の分が、義理チョコのお返し分より高かったのは言うまでもありませんが…
偽妹捕獲計画でも発動させるか。 取り合えず知り合いに紹介してもらおう。年下を。
漏れをこの道に連れ込んだ友人(実妹アリ)は最近、うちの偽妹より更に2つも下の偽妹をゲトしてた… うちと違うのは、全く面識の無いおにゃの子に『お兄ちゃん』と呼ばれ(呼ばせ)てるトコだな(w ……あの歳じゃ犯罪スレスレかも。 閑話休題 なんか最近ユカの所有物が増えてきてる… つか洗濯物を漏れの部屋に干してあるのは目のやり場に困るんですが… 下着外に干せないのは分かるけど持って帰って欲しいなと思ったまだ肌寒い春の夜。
正直、二桁超えたら何歳でも一(削除 黒い冗談はさておいて。 ご承知の通り、所有物を徐々に増やしていくのは 部屋乗っ取りの際の常套手段ですね。
うお、圧縮が〜
必要ないと思うけどアンカー打ちます
弁当の包みの中に 「晩ご飯期待しててね。」と書いたメモが… 違うコトも期待してい……いや何でもないです。
素直に完食して褒め称えたと予測。 レベルアップした暁には、食べる前に喰うことも可能になるでしょう。
未だ残業続行中… つか4時間後には朝礼だわ… 一応電話でユカに謝っておいたけど何らかの埋め合わせしなくっちゃ 布団跳ね除けてなきゃいいけど…
「ユカ、一緒に寝よう」 「え!?」 「俺とっても眠いんだ。今はユカと一緒に寝ることしかできない」 「う、うん……」 ユカ、安心と同時に落胆する。だが偽兄と共にベッドに入る。
>>508 氏
意味不明だよ(w
でも今はそんな感じ…オヤスミー
ところで私の、名無したちの午後◆eC1zQUi0cg の、 『◆』から右側を、アサゲ氏や240氏のように、好きな文字に変えるには、 どうしたら良いんでしょうか?? 分からん・・・
r―――――-i | ...::::::.... || | 「 ̄ ̄ ̄ ̄| || | | ヤレヤレ..| || | | ∧_∧.....| || | |( ´_ゝ`)...| || | |/ \..| || | | ___| || |  ̄ ̄ ̄ ̄ ..|| (二二( (二二@) / <=> // / (C) (<<) (P).// ./ (1) (2) (3). // / (4) (5) (6) .// ./ (7) (8) (9) .// / (*) .(0) (#) // .(二二二二二_l/
>>510 有難く保存させて頂きました。こういうの欲しかったんです。
>>511 何となくは分かりますが、嘘を教えてはいけないので、
トリップ出しを成功されているお二方からの
回答を待とうと思います。
514氏の情報に従って自分でも試してみました。
使ったのはリンク先から飛んで得たTrip-Monaというソフトです。
http://www.dawgsdk.org/tripmona/index.php/download 簡単な使い方は、
1.ダウンロード後、解凍し、tripmona.exe と target.txt を同じフォルダの中に入れる
2.target.txt の中の文字列を、出したいトリップに書き換えて保存
3.tripmona.exe を実行
4.トリップが出たらメモし、終了
相当CPUを占有するので、他のプログラムは終了させておくべきだと思います。
「仕事とアタシと、どっちが大事なの?」 男にとって最も嫌な台詞だ。 「勿論お前だ。だがこれだけは分かってくれ。 人一人幸せにしようと思ったら、しっかり働いて 安定した収入を得ることが絶対条件だ。 リストラ流行りの今の世の中、人並みの働きじゃ駄目なんだ。 人一倍成果を挙げて、周りから認められるぐらいでないと 会社で生き残っていけないんだよ。」 それでもまだご不満な様子なので、次の作戦に出ることにした。 わざと目の前で弱音を吐いて、相手の母性本能をくすぐるのだ。 (以下略) さだまさしの「関白宣言」にも同様のくだりがあります罠。 でも「関白宣言」を聞かせてしまうと時計の針が進む罠。
517 :
515 :04/03/21 00:47 ID:2z57M5EZ
訂正します。 (誤) 4.トリップが出たらメモし、終了 (正) 4.トリップがいくつか出たところで、Ctrl + Cを押して終了 結果はRESULT.txt というファイルの中に自動的に書き込まれます。
いよいよ、きな臭くなってまいりしました。
>>519 羨ましいやら何やら。
私も実家、親戚、職場では女性に囲まれているものの、
相当な?仕事好きが災いしてか、信頼はされるが
同僚あるいは戦友以上の関係には進まないことが多いです(w
で、トリップの件の続き。
CPU速度と検索の仕方にもよりますが、6桁完全一致だと
数日掛かる可能性もあります。トリップ出しは6桁までが無難です。
そんなこと言ってる本人は、何故か7桁出しに挑戦中。
有効活用されてるとは言い難い我が家のパソコンを
2台同時に連続稼動させれば、速度から見積もって
上手く行けば半月で出るんじゃないかと思ってたり。
今はこんな感じで7桁出しに挑戦中です。 1.連続稼動させるため、自動でスリープになる設定を解除。 2.ノートの方はスクリーンセーバーを停止(蓋を閉めれば画面が消えるため)。 デスクトップの方はブラックのスクリーンセーバーを設定。 3.解析中はLANケーブルを抜いておく。不正アクセス防止と ウイルス防止ソフトの自動アップデート防止のため。 ネットにつなぐ際はケーブルを挿して手動アップデートしてから。 4.別件でパソコンを使い、重たい作業をする必要がある際は Ctrl + S でTrip-Monaを一時停止させてから作業を実施する (これならCPU占有率がゼロになるので)。 作業が終われば再度Ctrl + S を押して再開。 さて上手く出るでしょうか。
私の場合、トリプは他板で注文しちゃいました。 白い日(英語読み)のことは明日あたりにはアプできると思います。 M君は3人へのお返しに、いったい何をしたのでしょうかね。
一昨晩のお留守番のお詫びに二人で出掛けたのだが… 「ねぇ、私可愛くて少しだけHなゲームがしたいな。」 ぬぁんですとぉ!! 自らエロゲ(・∀・)キボンヌ!!とおっしゃいますくぁ〜!! という訳で某大手PCショップへ行って参りますた。 二人でパッケ見て決めたのが『パティシエなにゃんこ』 漏れこのゲームしたこと無いけど、果たして凶と出るか吉と出るか… しかし色々パッケ見ながら「これH過ぎて駄目!!」とか「このキャラ可愛い!!」とか漏れより真剣に選んでたような… _| ̄|〇 お兄ちゃんとして誤った道を提示してしまったかも…
むぅ〜、メーカーHP見てる限りでは『パティシエなにゃんこ』のえちぃ度低いみたい… コレってこの間買ってきた『プリいも』と同じメーカーだったのか(w しかし漏れより先に(・∀・)サセレ!!と言ったきり部屋に閉じこもってるけど… 後で様子見に行こっと。
>>240 二四O氏ニ告グ。携帯ヲ持ッテ
ユカノ部屋へ行キ、甘イ吐息ヲ傍受・録音スヘシ。貴君ノ武運ヲ祈ル。
尚、愚息ガ冷メヌ内ノ報告求ム。
トラ!!トラ!!トラ!! 我、奇襲ニ成功セリ… つか寝てますた(w そりゃもう燃え尽きた矢吹ジョーのように… 部屋入った時に、両手が股間のトコにあったんで一瞬ドキッとしたけど… 暖房効いてたんで眠くなったようでつ。 パジャマ持たせりゃその場で脱ごうとするし… 全く手のかかるお嬢さまだこと(w
援護射撃シヨウニモ30mm大砲冷メテ縮ンダ。 次ノ下命デアル。「口吻シ興奮サセヨ」 色々ナ所ヲ。
どうやら手のかかるのは漏れだったようで… あの後いつの間にかユカの隣で寝たらしくて、今朝エプロン姿のユカに 「お兄ちゃんっ!!早く起きないと遅刻だよ!! ほらっ、朝食出来てるんだからぁ!!」てなカンジで叩き起こされますた(w
うを? 改行されてない… (´・ω・`) ヨミヅライ…
そうとう疲れてたんですね。役に立つ偽妹さんじゃないですか。
ちゃんと布団掛けてもらってたみたい… 全くもって駄目なお兄ちゃんで_| ̄|〇 モウシワケゴザイマセンデス…
書き漏れ ユカの2つ下の偽妹をゲトした友人から、昼過ぎにTEL 「この間話してたおにゃの子とつい勢いでHしちゃった(w なんかあの歳くらいのおにゃの子って、反応が新鮮で(・∀・)イイ!!」 えと…その…あれだ… 友人として言わなきゃいけない言葉が… 通 報 し ま す た
つまりアレですよ、年齢が問題なのではなくて、 花火の如く燃え尽きるのか、常夜燈になるのかが問題なんですよ。
う〜む…… (ユカの歳-2)×(・∀・)セーシ!!=タイ----||φ|(|゚|∀|゚|)|φ||----ホ!!な年齢だけど…いいのかな? つか漏れの立場でもいつも躊躇してんだけど(汗 閑話休題 あの件以来、ユカが事ある度にキスをおねだりしてくるように… こっちは髪撫でてるだけでも満足なんだが…つか気恥ずかしさが先にたつ漏れはやっぱり弱々お兄ちゃんらすぃ(w
愛があれば年齢差なんて(違う ・・・・・・あまり相手が若いと躊躇しますね。 相手の人格形成に与える影響などについて 色々と考えてしまいます。
えと、ユカと本格的に同棲することになりますた。 なので週末はユカの家具類の搬入でバタバタと… 姉貴の嫁入り前に使っていたベッドやタンスをお下がり?出来るので経済的負担が軽いのはラッキーかも。 …どうして漏れの周りの連中は、勝手に話を進めるのカナ
詳しく話を聞かせてもらおうじゃないか。周りの人間とやらはどこまで話を 知ってて、どんな事をいって二人の進展を深めようとしているのかな?
かい摘んで手短かに… ユカパパ「最近たまにしか帰って来ないけど、いっそのこと同棲したら(・∀・)イイ!!」 ユカ「うんっ、そうする!!ありがとパパ」 ユカ「…という訳だからお願いねっ、 お に い ち ゃ ん っ !!」 …という事らすぃ。<ハショリスギ… まぁ確かに週4日も漏れの部屋に泊まってりゃ… そんな事より姉貴が気掛かり。 漏れは後天性だけど、姉貴は生粋の妹属性ナリ。 ユカとタッグ組まれるといろんな意味で後が無い罠。
>>538 ユカパパ「最近たまにしか帰って来ないけど、いっそのこと同棲したら(・∀・)イイ!!」
笑った。これだけ読むとユカパパが思いっきりアフォに思える。
姉貴か……そっちの方の説明もよろしく。
うろたえる240氏を尻目に、裏側では蒟蒻とYU-NOの話を画策中・・・・・・ それは近い将来の話として。 「付き合ってるときは気付かなかったけど、一緒に住んでみたら〜」 そんな話を良く耳にします。 そうならない為の一つの方法として、試しに四六時中一緒に過ごしてみる、 というのがありますよね。 それで特に問題ないようであれば(以下略) 周囲はお二人を添わせたいようなので、ユカパパにしてみれば、 将来を見据えた上で、検証期間を強制発動させ、 二人をその環境下に投げ込んでみる、といったところが狙いなのでしょう。 内堀まで埋められた秀頼の運命やいかに?
ユカが寝たのでカキコ 姉貴の話ですか… ユカが小さい頃は、ある意味姉貴の着せ替え人形だったな。 ユカ本人も結構姉貴を慕ってたし… 気に入った服だったりすると漏れに感想聞きに来たりとか(w 姉貴も漏れのような弟より妹が欲しかったみたいで、中高生の頃は部活の後輩をしょっちゅう連れて帰って来たりしてた。 普通に『〇〇先輩』とか『〇〇姉さん』とか呼ばれてた記憶が… この話題てややスレ違いっぽい気が…
Sの家から激しい物音が聞こえてくる。 ちょうど買い物から帰ってきた俺は、大きな冷や汗を垂らしながらSの家の玄関を上げた。 「だーれかさんが だーれかさんが だーれかさんが転んだ・・・おじゃましますねー」 そっと中を覗いてみると、ボロ雑巾と化したパジャマ姿のSがそこにいた。 いや、いたというよりも、転がっていた。 「お姉ちゃん、大丈夫?」 家の奥からNちゃんの声が聞こえてくる。 慌てて出てこないS家のメンツを見ると、これは日常茶飯事らしい。 「いたたた・・・。うん〜大丈夫〜」 目を回しながら立ち上がるS。 そんなSと、俺は目が合ってしまった。 「あ・・・えと、おはよう・・・かな?」 俺の存在を確認してあわてふためくS。 「え、え、なんでM君がここに・・・ちょっ、やだ!」 急いで階段を駆け上がっていくS。 「どうしたのお姉ちゃん」 Sの声に違和感を感じたNちゃんが玄関にやってくる。 「あれ、Mお兄ちゃん?」 「おはよう、Nちゃん」 俺の姿を見て意外そうに首を傾げる。 「あ、そっか。だからお姉ちゃん・・・」 「あはは。ごめんね、何だかすごい音が聞こえたからつい覗いちゃって・・・」 「ううん、いいの。お姉ちゃんにはいい薬だから」 すました顔でそういうと、クスクス笑いだすNちゃん。 イタズラ成功といった感じだろうか? 「あ、そうそう。Nちゃん、これ」 俺は、早速買ってきた物を取り出した。 何だろう、と俺の手元をのぞき込んでくる。 俺が渡したのは、ちょっと高めのクッキーだ。 「ほら、今日3月14日だろ? バレンタインのお返し」
「あ、そうか。ありがとう、Mお兄ちゃん」 嬉しそうに俺のプレゼントを受け取るNちゃん。 「さて、あとはSに渡すだけなんだが・・・もうちょっとここで待っててもいいかな?」 「え? 中で待ってようよ」 ぐいぐいと俺を家の中に引き入れようとするNちゃん。 俺は、ちょっと考えてそれでもいいかと思い、靴を脱いでS家へと上がり込んだ。 S母に簡単な挨拶をして、S母がNちゃんにSの状態(俺に会うことができるかどうかだろう) を確認してくるよう頼んだ。 二つ返事で確認に行くNちゃん。 「ごめんなさいね、Sはまったく・・・」 全然すまなそうでないS母は相変わらずのようだ。 「あと10分くらいかかりそうだよ」 Sの確認をしに行ったNちゃんが、何故か嬉しそうにそう報告してきた。 そのまま俺の横に陣取ると、Nちゃんの他愛のないおしゃべりが開始した。 「・・・おはようございます」 恨めしそうな顔をしたSが、やっとやってきた。 「おう、おはよう。遅かったな」 「悪かったわね」 俺のからかうような言葉に拗ねてのけるS。 ありゃあ、怒らせちゃったかな? 「おう。じゃあ、悪かったついでにこれでももらってくれ」 そういって取り出したものは、Nちゃんに渡したものとは違うもの。 「え、何これ?」 「今日は白い日だからな」 「白い日? ・・・ああ、バレンタインの」 「そっ」 少し照れたような感じのS。 もうちょっと高いもの期待してたんだけどなーとか何とか言ってはいるが、特に不満はなさそうだ。 「さてと、目的も果たしたし帰るとしますか」
俺が立ち上がると、S母が止めに入る。 「あら、ついでだからお昼食べていかない?」 「そうだよ、私もっとお話ししたいよ」 S母、Nちゃんと続いてSに顔を向けると、 「いいじゃない、食べて行きなさいよ」 3人に進められ、そうしようかとも思うのだが、 「早く帰んないと、あいつがうるさいから・・・」 残念ではあるが、帰りますと表情で告げて、俺は家へと帰った。 家に帰ると、義妹が出迎えてくれる。 「お帰り」 「おう。ありがとな、教えてくれて」 実は、俺は今日の朝まで今日がホワイトデーだなんて言うことはすっかり忘れていたのだ。 今朝、義妹が俺の部屋に入ってきて「バレンタインのお返し」と言ってたたき起こしに来たとき は、どうしようか少し焦った。 とりあえず、何を送ろうか悩みそうだったので義妹に何がいいか聞いたところ、クッキーが食べた いとのことだったので、俺のお返しは駅前にあるおいしいと噂のお菓子の店で3種類のクッキーを 買った。 甘いクッキーは、甘いもの好きなNちゃん用。ワインの香りがするクッキーはS用。そして、ちょ っと高めで人気のクッキーは、今朝の感謝も込めて義妹用。 「色々、ありがとな」 そういって俺はクッキーを義妹に渡した。 「どういたしまして」 にっこり笑うその笑顔は、クッキーじゃ安かったかなと思わされた。
少し(?)遅くなりましたが、ホワイトデーのお話です。
とりあえず自分の体験談の元、クッキーを上げてみました。
>>240 氏
ぐはぁっ、タイーホですか、うらやまし・・・あ、いやいや。
とりあえず、私は今某天国に涙はなんたらの守護天使様同様「お姉さん」にはまっているので、
タイーホはないですね。
>>アサゲ氏 『お姉さま』が好きとおっしゃいますか… では、漏れの姉貴でm(ry もれなく3歳児がついてきますよ。 はて? 万が一そんな事になったらアサゲ氏が漏れの… お に い た ま (はぁと …((((;゚д゚))))ガクガクブルブル…
>>545 やはり一番大切、じゃなくて一番世話になってる人に対しては、
貢物のグレードに差をつけたいところですね。
う〜む、M君の本命は誰なんだ〜〜〜
>>546 故人曰く、「お姉さん」と「お姉さま」は違うらしいです。
>お に い た ま (はぁと
(´-`).。oO(そういえば、昔近所の子が漏れのことをそう呼んでたな)
>>547 >一番大切、じゃなくて一番世話になってる人に対して
はてさて、どうでしょうか。
Mは、特別誰かをひいきにはしてませんよ?<意味深
ワインの薫りのクッキー… その昔、ブランデーの多めにかかったケーキを食べ過ぎたユカが赤い顔で姉貴に絡んでクダ巻いてたのを思い出した。 多分今でも下戸なんだろうな(w 閑話休題 昨日、部屋に帰って来てビックリ!! 姉貴が家具のほとんどを搬入し終えてた。 後は明日カーテン等を買いに行くだけの状態… m(_ _)m アネキ イロイロトThank…
いやしかし、よく二人分の家具入れるスペースがありましたね。
さすがに3DKでも二人分の持ち物入れると狭いです。 …リビング欲しいな。
成程最初から二人暮らし用の家に住んでたのですな。 もう一点不安材料として、同棲し始めた以上、 ネットや電子メールを使わせろとか要求してくるのではないでしょうか。 ネットに繋ぐために、同じパソコンを共同使用するようになると、 ここが発見される可能性も高くなるかと思います。 新サーバーに移転しても、IEから2ちゃんねるを閲覧するのは厳禁ですね。 今のように2ちゃんねる専用ブラウザを使い続けるのなら まず大丈夫だと思いますが。 IEのお気に入りや履歴から書き込みがバレた、なんて話を 良く聞きますので(ネタか真実かは置いといて)。
>>552 氏
履歴の件は一応大丈夫です。
前述ですが漏れのお仕事営業&鯖缶なんで(w
閑話休題
初日早々、ユカがパジャマ姿で部屋にやって来て
「お兄ちゃん、今日からずっと一緒だね。
…えへへっ、手繋いで寝てもいい?」
…何の為にユカ用のベッドを運び込んだのやら。
と、思いつつも頬が緩みっぱなしな漏れ…
多分これが素直な漏れの気持ちなんだろうと思う…
ってスゲー恥ずい事書いてるね、漏れ(焦っ
∧‖∧ 吊ッテクル…
普通の企業て、こんなにも労働させてよいものだろか? 最近、自宅のPC触る暇無し つД`)゚・。 ついでにユカと晩ご飯食べれない… しかし自宅に居ない方が書き込み増える罠。 つかネト初心者なユカは2Ch見たことなかったりする(w あ〜なんだか支離滅裂。忙しくてパニクってるのに… _| ̄|〇 ナニヤッテンダ オレ…
こっちは22時過ぎに体力切れを起こして脱落。 帰りを待つ人がいるのはイイコトじゃないですか。 疲れが多少は軽くなりませんか?
先程帰宅しますた。 テーブルには用意された晩ご飯と意外にしっかりした筆跡のメモ… 「お疲れさま。温めて食べてねっ!! P.S.風邪引くから湯冷めしないでね。」 なんか本気で涙出てきたよ つД`)゚・。 母親にも言われたことないのに… 子供っぽいと思ってたけど認識改めないとね。
寝顔を見て色々と考える訳ですよ。 で、後でその内容を思い返してみると、 案外自分の本心が現れてたりするものです。
前言撤回 やっぱかなり子供っぽいや(w さっき帰って来たら、漏れのYシャツ着て寝てたよ。 …漏れのベッドで… しかも大の字で… あんまり足広げて寝てると見えると思うんだが…その…パンチュが… 胸の先端がプクッて盛り上がってるとこみると…やはり寝る時はノーブラ?
どんどんエロゲやる時間がなくなってる。 Txtまとめようにもユカが寝てからじゃなきゃ出来ないし… かと言って二人で居る時間が増えてる訳でもないんだけど…何故? 閑話休題 やっと別のプロバイダに乗り換える目処ついた。 この際ユカのPCもネト接続させようか計画中。
エロゲやる時間が減りつつあるんならそれはそれでいいじゃん。 次に何言うか分かってしまう二次元の女より リアル女の方が読めないし思い通りにならない分 スリルがあって付き合い甲斐があるじゃないか。 その分苦労も半端じゃないけどさ。
そういえば俺の友達が偽妹を持っているらしい。 「俺もキミみたいな可愛い妹が欲しいな〜」と言ったら、「うん、分かった。じゃあ私が 妹になってあげる!」と言ったそうな。たまにメールをしては、「お兄ちゃん」と自発的に 言うらしい。 「で、どうよ? うらやましくない? 俺的には素晴らしい事だと思うんだけど」 「羨ましいけど、その子の事がよく分からないからあまり実感ないよな」と言ったら 不満げな顔をしてくれた。 「キミも妹つくりなよ」とスナック感覚で言う友人に、「あぽォッッ!」と言ってチョップを 食らわせたい気分です。
もう春か・・・・
春ですね・・・
こんな春っぽいレス見たこと(ry そんな事より新入生の制服が見られる季節な訳だが… セーラー派かブレザー派かで議論する時期だなぁなどと考えてみたり… さて、寝相の話 布団の長辺をX座標、短辺をY座標とすると身体はX軸を中心に回転運動する円柱に見たてる事が出来る。 無論、円柱なのでY座標上を転がって行く訳だが…Y座標すなわちベッドの幅は無限じゃ無い為、いずれ座標から外れる。 ここまで書き込んでて、ベッドから落ちる奴て(ユカ含む)器用だなと笑ってしまった。 なにも360度回転しなくても落ちる罠。
読み直してみると… _| ̄|〇 ワケワカラン… 所詮、高卒程度の学力じゃ難しい話は出来ない罠。 閑話休題 とりあえず、明日の花見(親しい社員数名)にユカを同行させる事に… ま、他の奴らも部外者連れてくるしなんとかなるかな?
>564 布団の長辺をX座標、短辺をY座標、高さをZ座標と取る。 すると身体はY軸方向に回転運動する楕円柱と見なす事が出来る。 楕円柱なのでY軸方向に移動する事が出来る。 しかしY座標すなわちベッドの幅は無限じゃ無い為、いずれY軸方向の 床が無くなり、Z軸方向下方に移動することとなる。 ちょっと考えてみた(w
夜中に寒くなって目が覚めた。 ふと横向くと漏れの掛け布団でスマキ状態なユカ… 寒いやら悔しいやらで…平和そうな寝顔をつついてみる。 …起きない。 次の手段へ移る事に…オパーイをつついてみた。 …反応無し。 ちょっと熟睡しすぎなのでは? とりあえずユカの掛け布団持って来て寝るよ。
うぃ〜、土日連続での故郷での法事は辛い。長男だから急遽挨拶もさせられたよ。
>>561 「付き合ってくれ」よりもマイルドな落とし文句になるのだろうか?
親身に接していればその内いいことがあるかも?ただ確率は低そうだけど。
挨拶ついでに。
春は別れと出会いの季節です。
実妹より若く、美人で仕事もできて、半歩下がってかつ芯は強い性格で、
ライバルが多すぎるために男性陣間で牽制し合っていた女性が、
已むに已まれぬ事情で、会社を去っていきました。
一時期私の部下だったこともあるので、心を込めて花を選んだ上で、
〆のスピーチを添えて手渡したのだけど……元気でやっているかな?
そして今月から、彼女の後任+αとして新人女性が二人加入したり。
一人は若くして婚約者持ち(!)、もう一人は私と同郷。はてさて。
そんなこんなで社会は回っていくのです。
うわ、「でのでの」になってる。最悪。
>>565 それは勿論、既成事実を作るためにベタベタするに決まってるじゃないですか。
>>566 360度ってお題から、重心を中心として自由回転する回転体を想定したのだけれど、
回転によって重心がY座標の末端からはみ出して落ちるより、
Y軸方向への振幅が大きすぎて落ちる方が普通ですよね。どう考えても。
布団だと360度回転してしまう人でも、ベッドからは落ちないことが多いのは、
やっぱり無意識下で防御本能が働くからでしょうか。
ユカが風呂入ってる隙にマキコ 花見の報告。 満開じゃなかったけど結構人多かったよ。 人見知りするかなと危惧してたけど、前半は総務のおにゃの子達に混ざってお酌してたりしてたけど… 後半、誰が飲ませたのか知らんが酔っ払ってダウソ(w 「お兄ちゃん眠〜い」 モソモソ… 「ねぇ膝枕してぇ〜」 ゴソゴソ…ZZZzzz… 漏れがあぐらかいて座ってたので寝辛かったのかズリズリと… 膝枕ならぬキン〇マクラで寝てますた。 総務の子に膝掛け貸してもらったりして、チヤホヤされてたみたい… あの面子で唯一十代だからなぁ。
総務の人は、後でネタにするためにじっくりと観察していたのでしょう。
これといって社内は変わりなく…もなかったです(w 後輩から、 「妹さんに今度合コンしようって伝えて下さいよ。 友達3人くらい連れて来てくれたらいいなぁ。」とか… これ以上社内に偽兄ちゃんを増やすなっ!!(w まぁ総務のおにゃの子達とは、結構打ち解けてたからヨシとしておくか…
朝の出社時に総務のおにゃの子が顔を会わすなり、 「昨日あげた制服着せてみた? それ着せたままエッチしたりしたの?」 やはり予想通り、使い道はソッチだったのな(w …断じて着せてエッチなどしてませんですよ。 いや、無論漏れも袖通したりしてないけど(w 大体、サイズ大きいからスカート落ちそうだったとか… …ま、お約束で着替えさせてみたけどね。
ううむ、自社の制服を汚すのは気が引けるなあ。 別に愛社精神なんてないけど、制服って俺にとっちゃ戦闘服みたいなもんだし、 職場に雑念を持ち込みたくないしね。 どこかに、前の会社の制服、をくれる女子はいないものか?
むぅ…漏れのとこは、ほぼ2年おきに事務服替わるから、制服に対する愛着湧かないし… つか、漏れ背広だっつうの(w 話変わって、 取引先から使わなくなったPC(WinMe)貰って来たので、会社でW2K再インスコして持ち帰って… 漏れ(XP PRO)、ユカ(XP HOME)、引取分(W2K PRO)と3台同時に立ち上げたらブレーカ落ちた(w やはり無茶だったようで…アンペア数上げるの金かかるんかな?
家の広さから考えて、複数の電気系統が来ていそうだ。 幾つあるかはブレーカーを見れば分かる。 別系統のコンセントに一台つなげば耐えるかも知れぬ。 あー過労なのにいつまで夜更かししてんだ俺。
>575 >会社でW2K再インスコして そういうのは報告しなくてよろしいですよ。
>>576 氏
名無したちの午後 ◆eC1zQUi0cg氏のTxt読んでたら…才能無いけど漏れも一つ書いてみようかと(焦っ
気長に待ってて下さいませ。…今世紀中には必ず(ぉ
>>577 氏
_| ̄|〇 スレチガイ スマソ…
閑話休題
やっとユカが「パティにゃん」貸してくれるそうな…
でも、晩ご飯中にネタバラししそうになるし…
…やはり何処かでお兄ちゃんとしての選択肢を間違えた気がする。
ハッキリ言ってキモイんですが・・・
>>578 まとめて読む(読ませてもらう)と中々来るモノがありますな。
序盤でハアハアしてしまったので
実はそこから読み進めてなかったり(w
581 :
576 :04/04/08 01:20 ID:FooSQ2nT
書き方が悪かったかな。 仮に、ブレーカー部分にレバーが4つあった場合、 その家には4つの電気回路が存在している。 そして家中の全てのコンセントは、4つの回路のどれかに必ず属する。 一つの回路に15アンペア以上の電流が流れるとブレーカーが落ちるから、 1回路当たりパソコン2台ぐらいが限度ではないか。 つまり、残る一台は別の回路につなげば良い。 家によってはレバーに「居間」「台所」などと書かれており、 回路とコンセントの関係がある程度類推できる。 とにかく、3台目のパソコンを、別回路になっていそうなコンセントにつないで 立ち上げてみよう。問題なければ延長コードを購入すれば良い。 専門用語や記憶が非常にあやふやなのはご容赦の程を。
>>580 氏
全くもって同感。
漏れもあそこまで書けたらなぁと思いつつ( ゚д゚)φ執筆中…
つか、この時間帯じゃないとTxt作れないのは…眠い…
細々と進めております故しばしお待ちを…
近況
相変わらず着替えとか見られると、お互いに赤面してます(w
イチャイチャしたい気もするけど牽制しあって…なんだかなぁ〜
知らず知らずのうちにリミッターのようなのが作動する様で…弱々お兄ちゃん続行中ですね(w
>578 会社のWin2kを家で使っちゃいかんよ。
>>583 氏
OSは会社に置いてある私物(もち自腹)なので無問題です(w
話変えて…
ちょっと早めの昼ご飯。
毎朝早起きして弁当作ってくれるユカに感謝…
ただし冷やかされる為、もっぱら屋上か外回り中の車内で食事です(w
堂々と自席で食べるべきです。 冷やかされたら、歯の浮くようなクサイ台詞を吐いておきましょう。 その内言われなくなります。
仕事が珍しく定時に終わったので、ユカと家族風呂付の露天風呂に性懲りもなく行って来ますた(w 垣根の向こうに見える夜桜がとても(・∀・)イイ!! ユカは、まだ手ぬぐいで隠さないと入ってこれないけど… モジモジと背中向けて湯を掛けてる姿が…つか、それじゃコッチからお尻丸見えなんですが(w 湯船の中で他愛ない話をして、お互いの背中洗って…それだけなんだけど終始ニコニコしてたユカですた。 やはり、かなりの風呂好きのようです。
本当に女子は温泉が好きだなあ。 凄げー遠い所まで飛行機や新幹線で飛んでく あの感覚が良く分からん。 男からすりゃ近くの適当な温泉で十分だと思うが。移動も楽だし。 一説によれば日頃の家事から逃れて、上げ膳下げ膳で旨い物を食って、 いい湯に浸かってのんびりしたいということらしい。 そう言われりゃ多少は納得できるが。
漏れも温泉嫌いじゃないので、片道80K位あっても苦にならなかったりして(w 閑話休題 下着姿は恥ずかしがるのに、風呂上がりにバスタオル一枚で漏れの前に出て来るユカ… むしろそっちの方が恥ずかしいのではないのかな? それとも… _| ̄|〇 オトコトシテ ニンシキサレテナイノカナ… 大切に思ってると言った手前、積極的にアプローチ出来ずユカの出方を伺ってる日々… …とはいえ、積極的に来られると弱々な漏れ。 しばらくこのままの状態な気が… ネタにならずにスマソ 変化があれば報告する予定…多分。
c⌒っ*゚д゚)っφ新鯖記念パピコ…未だ帰宅出来ず
新鯖移転で「あ、落ちた」と思った人、手を挙げて♪( ̄▽ ̄)ノ とりあえず、M君達はだらだらと日々を過ごしているので、書くことがありません。 なので、新シリーズなんかを書いてみようかな〜なんて思ってみるテスト
あう、仮眠を取ったらこんな時間に。パソコン立ち上げっぱなしダタ。
>>588 色々な意味で時間が掛かりそうですね。
ただ人生なるようになるもんだし、お二人の関係から考えて
普通に日々を過ごしていたとしても、悪い方向へ向かうことは無いだろうと思います。
>>590 ama鯖の一件とは別に急遽移転があるとは思っていませんでした。
新シリーズという言葉に反応してみるテスト
そして240氏の言葉を借りれば、そのうちM君達の状況に(大きな)変化が訪れたら
書いて欲しいとか思っていたり。
・・・・・・再度寝まふ。
>>588 いや女の側からすればバスタオルは、かなり露出度の低い衣装じゃないかな。
胴体全部隠れるので。男はタオルの下の裸体を妄想するから(以下略)
下着の場合だと、(勝負下着でもない限り)そもそも他人に見せるべき物では無い、
という意識が働くはずだし、下着姿だとどうしても胸や腰周りを見られてしまうからね。
>>592 氏
なるほど、女側の心理としてそういう見解になるのか…漏れはタオル取れた場合ばかり心配してたよ(w
さて、今朝の会話から…
「お兄ちゃん、私だいぶ寝相良くなったでしょ?」
「うん、蹴られたり目の前に足があったりしなくなったね(w」
「お兄ちゃん言い過ぎ(w」
……
……
「…お兄ちゃんも抱き付き癖あるくせに<ボソッ」
「…マヂ?」
「…うん。朝目覚めたら、たまにお兄ちゃんの…オチソチソが…私の…ゴニョゴニョ…に当たってるの…」
_| ̄|〇 早起きだな My son…
warata. いい感じですな。
>>590 はい! 悲しくなりました。
「ねー昨日も聞いたけど今日は休みなんだよね?」 「ん…? てか今日…土曜はいつも休みだろうが」 「えー居ないときだってあるじゃんさーだから昨日聞いたんでしょー」 「えっと、ああ…ん」 「こらー嘘つくなー 覚えてないんでしょー すぐ分かるんだからねー!」 「いや休みかどうか聞かれたのは覚えてる で、なに?」 「……」 「……?」 「……はい? んー、えーっと、ちょっと待って、」 「は?」 「えっ…と…ん、はい え、なに? え? 今、なにっていった? お兄ちゃん今、なにっていった?」 「はぁ?」 「はぁ? じゃないよー!! もー! 頼むよう兄貴ぃ」 「やめや」 「……むぅー もーなんでお兄ちゃんはー はぁ…」 「なんだよ」 「なんでもないぼけー! とにかく! ほら、どっか行こ! どこ行こっか? どこ行く? いえーい」 「なんでそうなるんだよ…」 「なんでもそうなるんだよー ほらーテキパキする! やる気がなーい! お兄ちゃんでしょー」
「久々に本気で疲れたな…」 「あっは ほんとだねーいやー疲れたぁ」 「嘘くせぇ」 「ほんとだよー それに楽しかったぁ 最初はどうなるかと思ったけど…やっぱり優しいね、うん」 「ああ、要するに…今日はバレンタインって事だろ?」 「うん、バレンタイン 大切だよ?」 「でも俺には彼女と過ごす予定があったかもしれんだろう」 「え…」 「……」 「……」 「…あのなぁ、なんでそんな顔するんだよ… 冗談に決まってんだろ、いや決まってんのもアレだが」 「……そういう」 「ん?」 「…そういう冗談はやだって前にもいったでしょー! こら! ちょっとお兄ちゃん!? ほんとに冗談なん」 「とっとと歩く」 「きー!」 「兄さんーお風呂あいたよー ほらぁ風邪ひくぞー 寝るなー」 「ああ…分かった、って変な呼び方すんなよ」 「えへへ……ん、お兄ちゃん…」 「ん?」 「……はい これあげる へへ、チョコだよー もらって欲しいな」 「…ああ サンキュ 悪いな毎年」 「んーん 一年に一回だしねー それに好きな人にチョコをあげる日だもん 来年も再来年も、ずっと、うん!」 「あー まぁ期待してるわ」 「うん! お兄ちゃんもホワイトデーはよろしくね! あ、そうだ予約! ホワイトデーは予約したからね!予約! ちゃんとお兄ちゃんから誘ってよね! ねぇ お兄ちゃん! 聞いてるのー? こらー! 兄上ー!」
>>593 朝♂は重要ですぜ旦那。
バイアグラで有名になったED(勃起障害)。昔はインポテンツなどと呼びました。
大雑把に言って、朝♂のあるED患者は精神性のもので、カウンセリングによって
改善する事例が多いです。他方、朝♂のないED患者は器質的障害によるものが
多く、本当に肉体がやられているので治療が困難とか。
糖尿病が進んで神経がやられた場合などがそうですね。
疲労やストレスが溜まりまくっている人は例外として、
朝♂を失った男は雄として限りなくあぼーんに近い存在だと言えるでしょう。
>>595-596 コソーリ進行のスレにようこそ。
お婿に行けなくなったら、妹さんは責任を取ってくれるのでしょうか?
「あー! いっとくけど、ぱんつくれとかはだめだかんね?」 「いらねーよ! アホか!」 「えー ほんとかなぁ?」 「つかお前のパンツなんぞ見飽きてる」 「え… ええー!? お、お兄ちゃん!? わたしのぱんつ…」 「そうじゃなく! 毎日洗濯してんのは俺だろーが! 飯も!」 「あー なんだ、そか あっは びっくりしたー うん そういえばそうだよねー」 「ったく… 飯は仕方ないにしても洗濯ぐらいは頼むぜ…」 「えー、だってひとり分で洗濯機回すのもったいないでしょー ふたりだけなんだから 一緒に洗ったほうがこうりつてきだよー」 「いやだからそれをお前がやってくれと」 「んー どうしよっかなー へへ、でもそれってわたしがお兄ちゃんのぱんつを洗うってこと だよね? いいの?」 「なにがだ 第一洗うのは洗濯機 おまえは干す、そして取り込む」 「へへー そうだけどさー でもやっぱり、なんかてれるじゃん お兄ちゃんのぱんつ」 「なんでだよ お前つい最近まで俺のボクサーを部屋着にしてたじゃねーかよ」 「そーだけどぉ なんか、さ」 「なんか?」 「ん なんか、その」 「なんだよ」 「えっと、その………奥さん、みたい とか? うわー! 奥さん! てれるー! うりゃー!」 「いてっ やめんか!」 「やだよー お兄ちゃんがわるいもん だから ね、お兄様? 責任取ってくだ…きけこらー!」
>>599 氏
なんだかいいなぁこういうカンジって…
閑話休題
昨晩、ちょっとした出来事があったので帰宅次第書き出しときまつ。
∧_∧ ( ・∀・) ドキドキ ( ∪ ∪ と__)__)
帰宅マダー?
テレビに、戦争の映像が流れている。 夜闇を切り裂く銃声と共に、断続的な光が飛び交う映像だ。 LIVEと書かれた画面の中、緊張を孕んだ現地レポーターの声が、これは現実だと主張してやまない。 レポーターの声が流れる中、映像は昼間の病院へと変わる。 だが、そこには俺の知っている病院の姿はなかった。 病人ではなく怪我人が、怪我人ではなく死人が溢れている。 「戦争・・・か」 独り言が漏れる。 戦争を是としない国日本にいる限り、銃弾による死という確率はかなり低いと思う。 だから、死が日常ではないから、実感が沸かない。 大切な人が死んだとき、大切な人が殺されたとき、自分は一体どんな行動をとるのか。 「お兄ちゃん、ごはんの用意できたよ」 義妹の声に、意識が現実へと戻ってくる。 だが、先ほどまでの余韻がまだ残っているのか、体が行動を起こそうとしない。 「どうしたの?」 いつの間にか、義妹が俺の前に立っていた。 心配そうに顔をのぞき込んでくる。 「・・・なんでもないよ」 ニヤリと笑ってみせると、立ち上がる。 ちらりと見えたテレビ画面は、もう別の映像を流していた。 不思議そうな顔をしている義妹の頭を一撫ですると、その表情がくすぐったそうなものへと変わる。 「ほら、メシなんだろ?」 「うん!」 嬉しそうにかけていく義妹の姿を見る。 失いたくない、守りたいと、強く、強く思った。
脳内電波ユンユンなスレはここですか?<挨拶 新シリーズがどうのうこうと言っておきながら、シリアスM君劇場をば。 私の(脳内)お姉さんが恥ずかしがり屋で、なかなか生活を見せてくれません。 貢ぎ物でも送ってみようかと考えている所存です。 では、また。
えと色々ありまして今から書き出すトコです。m(_ _)m モウシワケナイ… 明晩には投下するよう急ぎますので、( ´∀`)マターリお待ち下さいませ。
>>599 二人暮らしですか。実妹って設定だったら正に生殺し……
義妹や偽妹であることを切に願う。
>>603-604 ええ、私も(脳内)妹になら、内臓の半分を提供する覚悟ができております。
(某古エロゲの影響)
で、お姉様萌え発言の真相はこういうことでしたか。
脳内お姉様も大歓迎ですよ。ええもちろん。
脳内ってつけるのウザイ そういうの前提のスレなんだから付けなくてもいいだろ
>>607 「このスレで実妹・実姉について語るなや!」とか言い出す一見さんへの対策なのさ。気にすんな。
>609 また落ちてるな
一つ屋根の下で暮らしていれば
いつかは訪れるであろう予定調和・・・・・・
俺が言うことではないけれど、
>>592 のメール欄ってことでガンガレ
>>240 _ト ̄|○ ユカノエッチ… ←これオチンチンですか?
乙。
これがバラモソの威力なのか orz
ちょっとヤボ用で会社から…
>>612 氏
メル欄の意味やっとわかりました。
最初は何の事やらサパーリ…(汗
>>613 氏
風呂上がりという事でAAも裸に(w
>>614 氏
あちらのスレの身分制度のような呼ばれ方はちょっと…
それに威力と言われても、なかなか先に進められない弱々な漏れ
_| ̄|〇 スエゼン クワヌハ オトコノハヂ ナノニ…
私の場合本当に姉と妹がいるので、その区別のためにつけているんです。
もちろん、
>>608 のような意味もありますが。
>>606 あー、実は私「姉萌えスレ」の常連だったりするんですね。
だからというか、実姉萌えかどうかは別としてお姉さん萌えではあります。
我が姫君が風邪の為、先程まで看病してますた。 「何か欲しいものある?」 「…お兄ちゃん」 …ギャグ飛ばす余裕はあるようだ。
「何か欲しいものある?」 「…おちんちん」 …さすがにここまでは言えないだろう。
( ゚д゚) ゼヒトモ イッテホスィ… つか、リアルで言われると萎える罠。 「寝るまで手を繋いでて!!」と言われ、 「ヽ(`Д´ )ノ バーヤ!! 子供じゃないんだから…」と言いつつ繋いでた漏れ… 弱々お兄ちゃん健在ですな(w
>>616 うちにも実妹が一人いるので、やはり区別したい気持ちはありますね。
つか実妹には萌えません。萌えより家族愛が先に来ます。
>>619 いやいや多少なりとも治癒促進効果はありますよ。
精神的に落ち着くことによって、免疫系が整えられます。
ストレスで体調を崩すのと逆です。
>>620 氏
そういう効果があるとは知りませんですた(汗
無意味な行動じゃなかったわけなんですね
さて、熱下がったはずなのに未だに甘えて
「苺に練乳かけたの食べたいな〜♪」などと漏れを困らせて楽しんでます。
ま、何はともあれ元気になってもらって助かったよ…明日からの昼飯が(w
お粥にかつお梅と刻み海苔出したら、
「…お茶漬じゃないんだから」と笑われてしまった。
…そういえばそうだな(汗
我侭言う娘はハチミツかけて食べちゃうぞ、とか言ってみたら お約束な答えが返って来そうな予感。
>>622 氏
マヂでそのネタ分からないので、どう反応してよいのやら…言葉通りの意味と捉えると、
ハチミツプレイ…
エロ----(゚∀゚)----ス!!
こういう解釈になりましたが…
_ト ̄|〇 ナンダカ ソソラレルモノガ…
言葉通りの意味です。ヒネリはありません。
実際に言ってみたら肯定的な反応を返され、240氏はたじろぐのかなと想像してみたり。
元ネタは、強いて言えば
>>621 でしょうか。
カノージョさんの台詞を聞いて練乳プレイを思い出したので。
おにゃのこの苺に白い練乳をかけてゴニョゴニョ...........
しっかし練乳プレイなんて誰が発明したのでしょう。
最初は擬似ブッカケの為の小道具だったはずなのに>練乳
やっと規制の呪縛から逃れられたようです。 携帯からだとパケ代が… 本題 買ってきたその日に封印した?避妊具は日の目を見るのか… と、思いきやユカが一つ開封しちゃってた(w 「だって実物見たかったんだもん …これゴム臭〜い」 …興味津々なユカですた(w
別に半角カナにしなくても良かったんだっけ…
>>624 氏
さすがにソレを実行する勇気はございません(汗
…すっごくエッチなプレイに感じるのは気のせい?
240どうしたんだ? 練乳プレイに目覚めて エロエロな日々を送ってるのか?
俺も気になるんだが、、、まだ待ってみる。
こういうときの保守の仕方って案外難しい。 万一、望ましからざる状況に当人達が陥っている可能性まで考慮すると、 あまり激しく煽るわけにもいかないし…… 外野の取り越し苦労であることを祈念する。
いやぁ〜 ネタになりそな話がないのでしばし休憩を(ヲイ あいかわらずぬるま湯のような日々をマターリと暮らしておりますよ(w 先日、夕食後に二人でTVを見ていると… 「お兄ちゃん♪ えへへ…」 そのままあぐらかいてる漏れの足の間に割って入り、 「らくちん、らくちん♪」 …漏れは座椅子代わりなの? しばらくすると、 「…抱っこ」といいつつ向きを反転。 「お、おいっ、その格好はちょっと…」 「いいじゃん。コアラみたいでしょ♪」 そのままの姿勢で漏れの腰に足を絡めて… 「えへへ〜 ユカコア…ラ・・・ぁ」 「…な?」 「…うん」 ・・・ ・・・ 「・・・当たってるね」 「・・・分かってるならどいてくれない?」 「ヤだっ!!」 ・・・ ・・・ 「ゃんっ!! いまピクっって動いたっ!!」 「・・・玩んでる?」 「・・・ちょっと(w」 翻弄されてる。 翻弄されてるよ、漏れ _ト ̄|〇・・・
安心しますた。 いや、土日を挟んでしばらく音信不通?になられたので、 不謹慎ながら源氏物語 第9帖 「葵」のネタを思い出しましたよ。 想い人に良く似た少女、若紫(紫の上)を引き取って、娘として育て始めた光源氏。 そして月日は流れ、紫の上が14歳の美しい女性に成長なされたある日のこと…… ……紫の上は体の不調を訴え、昼になっても寝所から出ようとしません。 女官達は「どないしたんやろ?」と。 つまり、まあ、そういうことですよ。 つまり、要するに、遂に土日に何かあったのかと。 済みません許して下さい。
なんだか近況書かないと心配されてる方が…(汗 現在、姉夫婦とWユカと漏れとで某遊園地へ…疲れたぁ〜 ユカ:「香織お姉ちゃん、アレ乗ろうよ」 姉貴:「…というわけだから、ゆか見ててネ♪」 漏れ:「…あ、うん」 ゆか:「お兄たん、ソフトクリーム食べた〜い♪」 姉旦那:「あ、お金出すよ。……だる〜」 ……女は常にタフなのね(w
メル欄が…(焦っ
>>632 誰も心配してねーよ、自意識過剰
キモイから語るのやめてね
>634 これだから黄金厨は‥ >632 お姉さんは香織さんと言うのか‥ ならば姪っ子さんは由香さんではないかと推測してみる。 いかがだろうか?
俺が家に帰ってくると、なにやら悲鳴が聞こえてくる。 何だろうと疑問に思いつつ、俺は自分の部屋へと向かう。 すると、義妹がなにやら慌てた様子で駆け寄ってきた。 「お兄ちゃん、ちょっと手伝って!」 腕を引っ張り連れていこうとする義妹をなだめていったん自分の部屋に入ると、鞄を置い て早速義妹の部屋に向かう。 「どした?」 ドアを開けて中へはいると、 「お兄ちゃん、こっち」 すぐにお呼びがかかる。 床に散らばる段ボールに気をとられながら義妹の所へ行くと、そこには・・・ 「な・・・! お前、これどうしたんだ!」 驚く俺に向かって満面の笑みと共に手をピースにして突き出す義妹の前には、何と新型の ノートパソコンが置いてあった。 「いいでしょー。前に雑誌の懸賞に応募したやつが当たったらしいんだー」 ぬう、なんて運のいいやつだ。 俺もノーパソは持っているが、中古の少し古い機種だ。 まだまだ現役でつかえているため特に文句はないのだが、やはり新しいやつが欲しい。 だから、密かに金を貯めていたというのにコイツは・・・。 「タダかよ、ちくしょう・・・」 「え? 何か言った?」 思わず呟いていた本音を、どうやら聞き取れなかったようだ。 「いや、なんでもない」 「? まあいいや。あのね、これなんだけど。どうすればいいの?」 言われてのぞき込んだパソコンの画面には、ダイヤルアップ接続プロパティが出ている。 「何がしたいんだ?」 「だから、インターネット! このパソコンで、できるようにしたいの!」 説明書読んどけと言いかけたが、機会が苦手な(というか、普段できるだけ触ろうとしない) 義妹にそれは酷なことのような気がする。
「・・・わかった、やってやろう。でも、すぐには無理だな」 「何で?」 「LANケーブルとか・・・まあ、必要なものがあるんだ」 「ふ〜ん」 何だかよく分からないと行った顔をする義妹は放って置いて、とりあえずプロパティを消す。 何が必要かをメモして買ってくるよう言うと、自分一人では不安とのことで後日一緒に買 いに行くことを約束させられた。 これからこいつは頻繁に俺の所に来るようになるのだろうかと思うと、嬉しいような疲れる ような気がした。
ネタがないとか言っているときに限って出てくる、にくい案畜生め・・・<挨拶/文句 黄金の一週間にはいる前に書いておこうかと思っていたのですが、なにやら規制されて いたりして、書き込みたくてもできない・・・我慢プレイですか、そこのエロイ人!! 閑話休題 皆さんはこの休みどうしますか? 漏れは映画に行きたいな〜とか思ってますよ。 ・・・一人で。(´д⊂)
映画といえば兄妹近親もので何かある? 「運動靴と赤い金魚」とか? 恋愛じゃないけど、兄妹愛って感じ。 内容自体は好きではないが。 あとB級ものだと、日本の「追悼のざわめき」とかね。
>>636 むしろYukaさんが湯香(そんなわけない)
>>639 最近実家に帰る度に通信環境が改善されています。
回線の分配に始まり、LAN配線の取り回し、無線化、光化etc.
そう、既に実家に入り浸ってる、義弟候補第一位の彼の仕業です。
実家における地位と兄の尊厳を奪われた俺って(大袈裟な)
連休中はたまに会社に顔を出しつつ、
久々に趣味の音楽にどっぷり浸かってみるつもりです。
>>640 HAHAHA!ユアシスターはアメーリカンジョークの分かるレディだナ!
先にユカが風呂入ってやがる。んじゃ、その隙に…(w
>>643 氏
( ´-`) はて?姉貴のことだろうか、ユカのことだろうか?
そんなことより今朝はバタバタな出来事が…
早朝、ゆかのおねしょで目が覚めた。
当の本人は爆睡中…大物に育つ悪寒…
しかたないので、二人とも叩き起こして朝風呂へ、
漏れ:「ゆかちゃん、キレイキレイしようか?」
ゆか:「…ん〜」
漏れ:「ユカ、着替え用意した?」
ユカ:「まだ〜(汗」
漏れ:「…つか、なんで三人一緒に入ってるの?」
ユカ:「だって私も濡れちゃってるもん」
……
漏れ:「…これで、女の子のアソコ洗うの2回目だよ」
ユカ:「っ!! やっぱり憶えてたんだ…」
漏れ:「まあ、ね。貴重な体験だし…」
ユカ:「…両親以外に見られたのお兄ちゃんだけだもん」
漏れ:「……」
ユカ:「……」
おかげで遅刻ギリギリの朝ですた(焦っ
>>640 こんな生殺しをするとは… 鬼ばっかりだ・゚・(ノД`)・゚・
>>640 見られなかった。切ねえ。
>>644 いーねー。ユカも段々とオープンになってきているね。
>646 |д゚) …>332 |" サッ!
もう240を見てるのが辛いです
>>646 氏
…えと、passが原因なんだろうか?
確か、直に落とせないとか…
>>611 参照ってことで(汗
いまだに黄金週間の予定が立たないぬるぽな漏れ…
どこかいいトコないものかなぁ…とネットで検索してみたものの…
_| ̄|○ とりあえず車に給油してこ…
650 :
646 :04/05/01 01:29 ID:lJnIbfKO
>>649 落とせました。サンクス……PASSも分かり、読み終わりました。
( ゚Д゚) ポカーン… ありえな〜い。
嗚呼、このスレを知ってから、私は240氏の書き込みに時にくすりと
笑い、苦笑してきた。この書かれる内容の下らなさ、たまらん。
いやね。最初
>>648 氏は煽りだと思ったのよ。でも違うみたいね。
とにかく、240氏。乙!
ちうかね、ゆかちゃん。「やったぁ〜♪」じゃないでしょ! お父さんは悲しい。いや嬉(ry
>648 見てると辛い(カラい)のか‥ 味覚障害なんだ、気の毒だな(笑
『つらい』変換すると→『辛い』 『からい』変換すると→『辛い』 (゚∀゚)ニヤニヤ
とりあえずショッピングにでも逝ってきまつ。 …布団買わなくちゃ orz 行楽施設はどこも混みそうだし、 裏をかいて街中なら… 本題 あれからさっぱり進展ありませぬ。 お互いにふざけあって性器を触ったりはするんだけど… …しばらくは多分こんなカンジの悪寒(苦笑
ところで、あさげ氏と午後氏まだ?
この時期、どこの行楽地も混んでるし割高だ。 そんなときは街中に繰り出して、「前から気になっていた飲食店」 を攻めてみるのが面白い。 この老舗は隠れた名店なのか、それともクソ不味い飯を食わしてくれる地雷なのか? チャレンジしてみるも良し。 いつも賑わっているあの店の味は実際どうなのか? 昼食、夕食とも、少し早い時間に入れば結構空いてるもの。 予約が必要な店でも、昼間ならサービスランチを出していることも多いしね。 腹は歩き回って減らすべし!
Bグルあたりの誤爆か?
妹との有意義な時間の過ごし方の一案と思っておこう。
とりあえず生存報告 連休中は人混みを避けつつ、それなりに楽しみますた。…ちょびっとだけ進展したし(w 後ほど報告する…かも知れません。 何せ昨日の事なんで… 多分早ければ明晩にでも(汗
そういえば午後氏を最近見かけませんね?
どうしちゃったのだろう…ひょっとして規制かかって書き込み出来ないとか?
閑話休題
遅レスですが
>>592 氏
初マラソンで途中から別の競技種目になっちゃいますた(w
纏めのうpは流れにくいあぷろだに頼んますw
別種目の予想:按摩技能選手権、くすぐり耐久レース、アマチュアレスリング…… 当たりはあるか?
未だに帰れずに会社から…
>>661 氏
流れにくいあぷろだってあるんですか?
あまりあぷろだサイト知らないもので(汗
>>662 氏
…正解は後ほど詳細にてお確かめ下さいませ(w
ああ、GW終わってたんだ・・・ネタの方、ちょっと待ってくださいね。
いやしかし、着実に事象の地平線に近付いているように思われる。 そこに足を踏み入れたが最後、二度と後戻りは出来ない……って、 別に後戻りする必要もないのだな。こやつめ。
>665 解凍できんパスキボン!! 教えて下さい。お願い。たのんます。
スレをよく読め
ただいま、ユカ入浴中につき続きを仕上げております(w
また後ほど上げときますので…m(_ _)mスマソ
>>666 氏
後戻り…って(汗
したくなる時期も来るんでしょうね、多分…
>>667 氏
過去レスやメル欄見て下さいませ
> 後戻り…って(汗 > したくなる時期も来るんでしょうね、多分… そんな達観したこと言わないで下さい…… 確かに、恥じらいや奥ゆかしさをいつの間にやら 置いてきてしまう女人が余りにも多いことや、 代わり映えしない日常に気だるさを覚える時期とか 色々ありますけれども……
ドキドキドッキング
な、、な、、、生殺しなのか… orz
感想書きたいけど、ネタバレすると未読な人に悪いのでまた後日…
>240氏 乙。 一言だけ言わせてもらうと う ら や ま し い ( う ら め し い ) ゾ ヽ(・∀・ )ノ≡ 俺も今から偽妹探しに逝ってくるよ
>677 落ちてないけど?
679 :
677 :04/05/10 21:25 ID:Jg/+T/Qe
>>Service Temporarily Unavailable >> >>The server is temporarily unable to service your request due to maintenance downtime or capacity problems. Please try again later. >> >>現在、該当ページは混雑しております。代わりに無料ライブをお楽しみ下さい。 って出るんだが。
落ちてはいない。純粋に混んでいるだけ。俺も時間を変えて何回かトライしたら繋げたよ。
*ネタばれ注意* まだ間に合うかな。 挿入したら動かずに、手技で相手を絶頂に導いて終了、 離脱後は添い寝して適宜後戯を実施、とかはどうでしょうか。 相手が納得しなかった場合は、 1.自分一人だけ達したのでは気後れする→手でしてもらう(最初から口は厳しいか) 2.辛くても完走したいです→苦行敢行、出来るだけ早く終わらせる 3.その他想定外の反応→最善の対処法を3倍速で考える
>>681 氏
漏れは赤くないので3倍速は無理でつ(w
閑話休題
今朝、ユカが下着姿で血相変えて飛び込んできて…
「お兄ちゃんっ!!早くブラのフック外してっ!!痛い痛い…」
…髪の毛が引っかかってしまったらすぃ。
髪の毛長いのも困りものでつ(w
683 :
677 :04/05/11 19:06 ID:iUn8jgBz
見れますぃた。 有難う。そして(;´Д`)ハァハァハァハァハァ...
>>664 うぃ。よろしくおながいしまつ。
>>676 俺達も頑張らなきゃな。何せ、獲得難易度は
偽妹<義妹<実妹
なのだから。
と強がってみる。
結局のところ
>>676 氏はどこまで探しに往ったのでしょうか(w
でも、身内に2人も偽妹ゲトした香具師がいるので案外難易度は…
>>684 氏
獲得出来たら報告よろ
「うわー、ほんとだぁ もう乾いてるー」 「ああ この天気なら余裕で乾く」 「えー でも干したのって、えっとまだ四時間も経ってないんだよ?」 「四時間あれば十分なの お前この天気だぞ?」 「へー そうゆうもんなんだー」 「はぁ……」 「うわぁ ほらぁ、ねーねーお兄ちゃん バスタオルー」 「だぁっ、やめ、」 「あっは、気持ちーね ふかふか ねーほらほらぁ」 「…お前なー ったく おら、買い物行くんだろ? とっとと終わらす!」 「うん 少ないしちゃちゃっと終わらそー」 「ああ、いや本来なら一人で十分なんだけどな、それを」 「わー、はいはい 分かってますー 私のためでしょー これ位やろうと 思えばいつでもできるよー」 「そうかい なら早くしろ あ、ちゃんと畳めよ」 「うん へへっ」
「そういやお前さ」 「んー?」 「いや、縞々ばっかりだよな」 「え? しま?」 「いや、パンツとかさ ほとんど縞々じゃん なんかあんのか?」 「え、その、って、あー! お兄ちゃん! それわたしのぱんつ!」 「ああ」 「こ、この! だめ! ちょっ、 ひ、広げないでよぉ! お兄ちゃん! こらー! ころーす!」 「いや、だからさ いて、なんか理由でもあんのかなって 縞々」 「うりゃ! 返せ! もーいくら兄妹でも恥ずかしいんだからね!?」 「何を今更…」 「そ、そーだけどー で、でもでも! 欲しいなら、ちゃんと言ってくれればさ、その、えっと…」 「……」 「……」 「……」 「…え、っと」 「……」 「……な、なんか言えー!! あっ! な、なんで笑ってんのさー! このっ!」 「あのな、こら、何回も言うがお前のパンツなぞいらんわ! アホか」 「な なんでよー!?」 「あのな」 「嘘ばっかりー ほんとは欲しいくせにー わかってるんだからね?」 「おい」 「兄さんならいいよ? そ、その…お、おかず?に…使って、うおーい!! どこへいくー!!」
688 :
676 :04/05/12 13:25 ID:MSX0qQu6
>240氏 偽妹はどこに逝けばよろしいですか? ちうか、ユカたんでいいです。下さい。
頭の中でつくれば? どうせ妄想なんだし・・・
>>687 オチに激ワロタ
呆れて立ち去った、が正解でしょうが、
戦利品を手に、ダッシュで自室に引き篭もったとも解釈できますな。
それと誤解を招きそうなので
>>684 に自己レスしときますが、
右側に行く程、他力本願の要素が強まるが故に、高難易度と設定しました。
だからこそ我々は自力で偽妹を獲得せねばならんのです。
それまでは脳内妹で我慢なのです。
>>690 氏
>だからこそ我々は自力で偽妹を獲得せねばならんのです。
あうっ、なんだか耳の痛い話です。漏れの場合は自力ではないからなぁ…
これといって何かしたわけでもなく、お互い近所で父親同士が仲いいってだけ…
物心ついた時からそばにいた女の子…漏れは幼馴染の感覚のほうがいまでも…
ってスレ違いの話になりそうなんでここまで。
六つも離れてる女の子は守備範囲じゃなかった…はずなんだけど(w
つか、今でもユカと同い年くらいの子見ても食指が動かない。
じゃ何故ユカは…未だに本人もよく解らないから不思議です。
>>( ´∀`)氏
なんだかいつもほのぼのする内容で(・∀・)イイ!!
一緒に取り込む洗濯物…縞パン…
漏れは全部ユカ任せ。…ちょっと反省 orz
そうか!近所のおにゃのこか〜 ヾ(゚∀゚ )ノ゙≡ 拉致って来るよ
> これといって何かしたわけでもなく 昔から何かと世話を焼いてきた結果として今の関係があるのだろう。 勿論、同じ様な経過を辿りながら好感度の上昇のみに留まり、 互いの人生が交わらない例だって幾らでもある訳だが。 それにしても最下層は結構目立つな。 スレ一覧の内、下3/4程度の位置が最も人目に付かないような気がする。 折角だからもう少しこの位置で粘ってみるか?
うわっ、下から数えたほうが早い!!
専用ブラウザで見てたから気がつかなかった… orz
さて……
>>692 氏、通報しますた。
小ネタを一つ
「お兄ちゃん、私とおんなじお茶碗にしたらたくさんおかわりしてくれるね」
「……うん」
「…そんなに美味しい?<テレテレッ」
「……うん」
「ホント?うれしいなぁ〜♪」
………いや、確かに旨いんだけど…だけど…
ヽ(`Д´ )ノ お茶碗小さ過ぎっ!!
696 :
名無しさん@初回限定 :04/05/15 09:40 ID:/WilMGvB
( ̄ー ̄)y━・~~~
流石に(スレ一覧の)最後尾は取れなかったか。惜しい。
今日、母さんの実家から荷物が届いた。 毎年のことなので「またきたんだ」と思いつつ、家の中へと運び込む。 封を解いて中身を確認し、俺は苦笑した。 中には、向こうでとれた野菜と、今年もついたという餅。 そして、お小遣いの入った封筒(名前入り)が、2つ入っていたからだ。 1つは義妹に、もう1つは俺にだ。 この年にもなってお小遣いを貰うとは・・・。 500円から始まった金額も、今では1万円までふくれあがっている。 親にとって、子供はいくつになっても子供と言うように、孫はいくつになっても孫なの だろうか? とりあえず母さんに報告して荷物を預ける。 母さんは早速餅の入った袋を取り出し始めた。 袋の中に見えるのは、緑の歯に包まれた真っ白な餅。 柏餅だ。 言い忘れていたがあと少しで5月5日、こどもの日だ。 この日は柏餅を食べ、鯉のぼりを飾り、生姜湯に入るのが日本古来から伝わる伝統だ。 うちはその伝統をしっかりと受け継いでいて、毎年それらを行っている。 毎年のことなのだが、送られてくる餅の量が結構多い。 そこで、余ったぶんをお裾分けと称してS家に押しつけるのだ。 というわけで、コイントスを当てられた俺はS家のインターホンを押した。 すると、若い男が出てきた。 一瞬ギクリとしたが、すぐに笑顔に変わった。 Tさんだったからだ。 TさんはSのお兄さんで、現在一人暮らしをしている大学院生の人だ。 連休と言うことで帰ってきていたのだろう。 俺にとってこの人は、数少ない尊敬する人だ。
久しぶりの挨拶を交わし、持ってきた餅を渡すと、話しをしないかと誘われここで 待っているよう言われる。 もちろん俺は拒否するはずもなく、Tさんが財布を持って出てくるのを待っていると、 家の中から出てきたのはTさんでなくSだった。 中に入るよう言われ、Tさんとの約束を言うと、そのままTさんの部屋へ行くよう言われる。 疑問に思いながらも言われた通りにTさんの部屋へ向かうと、Tさんはそこにいなくて、 代わりに旅行の時に使うようなボストンバックが置いてあった。 部屋の中には生活の臭いが無くて、ちょっととまどう。 後ろから声がかかり、振り向くとTさんがいた。 進められるまま床に腰掛けると、目の前には笑顔を浮かべたTさんの顔。 本当に久しぶりに会ったはずなのに、懐かしい感じがしない。 不思議な人だと思う。 そのまま、何気ない雰囲気の中、俺とTさんは話しを始めた。 しばらく談笑していると、部屋のドアが叩かれた。 Tさんが応対に出ると、そこにはお盆の上に酒とおつまみを載せたSが立っていた。 Tさんが一度俺の方に振り返り、戻してSに何かを言うと、Sは驚いた顔になり、 困惑した顔になり、苦笑をしてお盆をTさんに渡した。 TさんはそんなSに軽く笑って礼を述べ、盆を受け取ると、一緒に喋っていくかとSに 尋ねた。 Sは笑顔でそれを断り、俺に向けてごゆっくりと言葉を放つと行ってしまった。 Tさんは何か言いたそうな顔をしていたけど、すぐに何もなかったように歩いてきて お盆を床に置き、缶のプルタブを開け始めた。 ふと、お盆の上に手紙が置いてあることに気づき、取って内容を確認してみると、夕食 を食べていかないかと、Sの字で書かれていた。 その手紙を俺はTさんに渡すと、Tさんはそれをさっと読み、愉快そうに笑ってそうし ていくよう俺を誘った。 どうも、Tさんとの会話は長くなりそうだった。
結局、今日はウチとS家の食事会となり、皆でにぎやかに食事をした。 Tさんは終始楽しそうで、ふと目の合ったSと俺は笑った。 義妹が何故か不機嫌になったり、Nちゃんがそれをいさめたり、俺はそれに困惑したり、 それを見てTさんが笑ったりと、食事会は結構騒がしかった。 食事会の後、Tさんは俺を呼び出した。 場所は近所の公園。 昔、俺たちがまだまだ幼かった頃よく遊んだ場所だ。 何の話しだろうと思いながら、俺はTさんが来るのを待った。 空には光を放つ星があり、その間を縫うように雲がある。 街の光がなければ、見える星の数はもっと多いだろう。 しばらく雲の流れを追っていると、足音が近づいてくる。 視線をそちらへ向けると、そこにはTさんがいた。 Tさんは一度空を見上げ、戻した顔には笑みがあり、俺のことを見つめ続けた。 俺は、Tさんは何も言っていないのに何か言っている事に気づき、何を言っているのだ ろうと考え、さっぱり解らなくて、考えるのを止めた。 二人の間にある空気は気まずくなく、むしろ心地よくて、不思議で。 だから、俺はTさんを尊敬していて。 気が付けばTさんは俺の肩に手を乗せていて、ただ一言「ありがとう」と言った。 Tさんはそのまま帰っていき、俺はしばらく公園に残っていたが、そろそろ帰ろうと 思ったときSが表れ、不思議にそれが違和感が無くて。 俺とSは、しばらく談笑した。
お待たせしましたー!<誰も待ってねえ S家の長男、Tさん登場です! 考えてみると、彼は設定だけで今まで一度も出てきてませんでした。 いや、いいやつなんですがねぇ彼。 ところで、私が書いているこのシリーズも40話を迎え、なにやらすごいことしているんだなと 思ったりして。どうしたものでしょか? ともあれ自分が今まで書いてきたものをいくつか読み返してみて、どうやって読んだものかな と思ってます。 一つ一つに意味を込めすぎるのが私の悪い癖のようで、「ああ、こんなこともあったな」とか あ、ここ伏線張ってたんだとかまあ色々。 とりあえず、40回記念としてホムペ計画を本格的に始動しました。 MやらSやらYやらNやら・・・もし彼らの本名が知りたかったら、探してみるがいい! ・・・と、そんなとこです、はい。
Tさん謎杉・・・・・・ 謎めいた男性、という設定は初見でふ。 そしてHP制作の方、以下の三大成人病?をものともせず是非頑張って下さい。 「どうしたらアクセスカウンター高速で回せますか病」 「定期的に更新しなければというプレッシャー病」 「本職忙しいっちゅーの病」 私も昔はコソコソやってたんですが、年々会社に奉仕する時間が長くなり 開店休業状態になってしまいました。 H絵系のHPにすれば来場者数は十分稼げるんですけどね。
アサゲ氏 キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
>>アサゲ氏 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!! 乙です。HP計画ですか? そういや前スレで言われてたような…<うろ覚え
某スレで大騒ぎになっているブツが漏れのとこにも… つか、ユカに先に取られてお目にかかってないんですが… orz なにも晩御飯食べてすぐプレイしに行かなくても(w また一人猫儲が増えそな悪寒…ガクリ
ブツの意味は分からんが、とにかく凄い危険だ、猫を信じるのは。 猫だけに買い主に忠実でない・・・・・・ ネタですスンマソン
昨日帰宅して居間のドアを開けると漏れのトランクス穿いたユカが… 双方 ( ;゚д゚)ア゙ッ!!…… 漏れ:「…何やってんの?」 ユカ:「えと、洗濯物たたんでたらお兄ちゃんのが…それで… あ、あの…どんな穿き心地なのか…な…って…」 漏れ:「…いや、豪快にズリ落ちてるし」 ユカ:「…お兄ちゃん太った?」 ヽ(`Д´ )ノ 漏れとユカが一緒のウエストなわけないだろっ!! …Σ(゚д゚≡゚д゚) エ゙ッ!! 突っ込むトコ間違えてる?
>Σ(゚д゚≡゚д゚) エ゙ッ!! 突っ込むトコ間違えてる? 「つっこんだ」ことのない俺には答えようが無いが 取り敢えずメ欄の詳細は語っていってくだちい。
>708氏 未だに帰社しておりませんです。orz つか気付くの早っ!! えと、詳細については今回書かない……かも? 単に時間取れないだけなんですが…(汗
潮騒は聞こえなくとも、事実関係の確認だけは行いたい。 つかおながいします。
えと、先程帰宅致しますた。
>>710 氏
事実関係の確認…ですか…
えと…
___.∧ ∧つ
___( ゚Д゚)| ̄|
___│ │.|勝|
___│ .つ|訴|
___.〜′│..|_|
.____⊂''∪
ってコトで…
いや、多分週末位には詳細うp出来る…んじゃないカナ。じゃないカナ。<二度言うな
712 :
710 :04/05/20 23:45 ID:0gpZAorN
お疲れ様でやんす。2戦1敗1勝でつか?
713 :
710 :04/05/21 00:42 ID:HmWN1LnM
皆の衆、(ノ゚Д゚)イョウ ちょっと頼みたいことがあるんですが。 皆さん、M・S・Y(義妹)・Nの四人のプロフィールを考えてせい。 いやー、改めてプロフィールを考えてみるとなかなか難しいものですね。 自分のキャラクターなのに、思い浮かばないって・・・ うがー、やっぱりこういうのは苦手だ〜!!(ノ`□´)ノ⌒┻━┻ とまあ、ちょっと若返って暴れてみたところで、真剣なお願い。 本気で苦手なんです。 ちなみに、本気でHPの方に反映させていただきますので。 つーか、下手すると新たな設定追加します。 であであ、期待し手間ってマース。
こんばんわです。K-1が流れた?のでショボーンなんですが、今回は事情がアレなので…… まず基本設定を確認させて下さい。あまり自信が無いので、間違ってたら容赦なく訂正を。 M家:両親+M(主人公;大学生。サークルは?)+Y(義妹;高校生?純粋に妹として?兄を慕っている)の四人家族。 S家:両親+T(長男;大学院生)+S(長女;大学生で長刀部でMの幼馴染み。好きな人がいるらしい) +N(次女;高校生?Mを慕っている?)の五人家族。但しTさんは一人暮らし中なので不在がち。 両家は昔から家族ぐるみで付き合いがある。 こんなところでしょうか。あとは訂正後に、細かい設定を考えていけばよいのですね。 ……M&Yがなぜ義兄妹になったか、ここが最大のポイントかと。
あ、遅れただけですた>K-1
K-1オワタ。ボブサップー!!!! >アサゲ氏 義妹タンは何歳頃にM家に来た、とお考えですか?製作者側として。 ココ凄く重要で、それにより抱えているモノが随分変わってくると思ったので。
>>アサゲ氏 乙です。 四人のプロフィール…うにゅ〜 過去レス抽出後、一気読みの結果… …レス数多すぎて途中までしか読めてまへん。 m(_ _)mスマソ しかしプロフィールが定まっていないというのはちょっとビックリ 毎回綿密に練りこまれた文章なので、てっきり膨大な量のプロットが…<深読みしすぎ? 閑話休題 かような時間に帰宅したもんだからtxt完成しておりませぬ orz 期待されてた方(いないってば)もう少しお待ち下さいませ。
昨日よりお泊りにきてた姪のゆか… 前回のお泊りがお気に召したのかな? 昨晩、寝る前に… ユカ:「ゆかちゃん、歯磨こうね」 ゆか:「うん」 ユカの膝枕にて歯を磨いてもらってますた。 姪をやさしくあやすユカの顔、ちょっぴりお母さんっぽい表情なのは 母性本能のなせる業なのかな?と… そう思った擬似親子体験2日目の夜ですた。 P.S. 二人並んで漏れのベッドで寝てる…ん?漏れの寝るトコないでつ。 つД`) おとなしく居間のソファで寝ることにします…グッスシ
>アサゲ氏 プロフィールですか? 難しいですね。 も一度過去レスROMってみます。 >240氏 気長に待ってます。 >ちょっぴりお母さんっぽい表情なのは母性本能のなせる業なのかな?と… ユカさんは、いつか見るであろうお二人の子供をゆかちゃんに重ねて見てたりして(笑
>プロフィール
各人が案を出し合う。当然設定が食い違ってくるのでアサゲ氏に選んでもらう、方向で考えています。
>テキスト
私もじっと待つのことよ。
>>719 それは姉夫婦の「一挙三得の策」ですね。
@子供の社会教育
A弟とその連れ合いの教育(煽り・焚き付け)
B姉夫婦水入らずで(ry
これで第二子(ryなら、一挙四得の策になりますな。
えと、お待たせしました<誰も待ってないって
詳細でございますです。
ttp://maichy.s1.x-beat.com/up/data/oo2477.zip 実は仕事と偽って朝から会社で書き上げてきたモノだったり<マテ
>>720 氏
ギクッ!! そういう解釈も取れますね…はぁ…子供すか…
>>721 氏
社会教育か…漏れが一人でお泊り出来たのは5歳のときだもんな。
そう考えるとゆかって…大物?
ちなみにユカが我が家に初めてお泊りしたのは小1の時だったですね。
夜中に「おうちに帰る〜」と泣きじゃくるユカをおぶって送ろうとして、
「暗いの怖いからお外イヤ〜」って結局家に帰らなかったことも(w
>>722 つ、ついに…(´Д`;)
Xイヴに再開したんだから、おおよそ5ヶ月。
なんつーかもう…スレ住人として感慨わいてきたよ…。
それから5ヶ月間、半ヒキーで偽妹どころか女性と殆ど会話なかった自分がorz
>722 堪能させていただきました
240氏キタ----(゚∀゚)----!! 乙です。そしてGJ!! 激しく(;´Д`)ハァハァ…ユカたんエロかわいいじゃないですか!! 240氏の今後は・・・(・人・)南無〜
あ゛ー、女の子の自己申告はあまり当てに出来ないですよ。 私の先輩は大当たりしてました。既婚者だから問題ありませんでしたが。 遂にパンドラの箱を開けてしまいましたね。もう後戻りは出来ませんよ。 これからユカさんは変わっていきます。お二人の関係も変化していきます。 その変化を誰も止めることは出来ません。 マジレスしておくと、変化が避けられないからこそ二人で努力して良い方向へ変わって行けばよいのです。 そうは言っても、実際には「こんなはずではなかったのに」と嘆息する羽目になることがしばしば。 お二人の関係がより良い方向へ発展されることを祈念してこの文面を投じます。
今の気分はまな板の鯉…
唐突な書き出しでスマソ
まさかこんなにROMってる方がおられたとは…
passのこと書き忘れてたんで追記しとこうかなと思ってたんだけど取り越し苦労のようで…
>>723 氏
ずっとROMられていたとは…お恥ずかしいかぎりでつ。
>>724 氏
情景描写がなかなかうまくならずにm(_ _)mスマソ
>>725 氏
>(・人・)南無〜
…って拝まなくても… orz
>>726 氏
>あ゛ー、女の子の自己申告はあまり当てに出来ないですよ。
( ;゚Д゚) ……
(((( ;゚Д゚)))) ガクガクブルブル…
え〜、私は715でもある訳ですが。自分で書いた手前、
>>715 の内容(基本設定)に追加&訂正させて頂きます。
ざっと過去レスを見ただけなので漏れがあるかも知れません。
M:理系大学生。高校時代は帰宅部。酒に強い。大学院女組の先輩(美人)と知り合い。
Y:高校生。狐好き。ホラー物・お化けと雷が嫌い。酒に弱い。勉強が大変良く出来る。
友人AとRがいる。幼い頃に孤児院から家へ引き取られた為か、時々極端なほど人の顔色をうかがうときがある。
最近ノートパソコンを懸賞で当てたのでネット接続を試み中。
S:文系大学生(Mと同じ大学)。長刀部。Mの幼馴染み(同い年?)。酒に強い。
昔はMのことを「Mお兄ちゃん」と呼んでいた。好きな人がいるらしい。母親が料理上手な為か本人も結構な腕前。
N:高校生。弓道部。地震などの自然災害が嫌い。ホラー物が嫌い。完全に文系な人。Mを慕っている。
両家は月に1〜2回は食事回を行っている。
日曜日、俺とSはある場所に来ていた。 俺たちの通っているキャンパスから少し離れた場所にある、通称≪武道館≫。 噂によると、ここでは建設されてからというもの、剣道、柔道、空手、合気道など、他にも様々な 武術の試合が行われてきたらしく、街の方でも力を入れていて、当初体育館しかなかった施設も、 今では専用の機材を数多く取り入れ、敷地も拡大し、名実共に武道館となったのである。 さて、そんな場所に、何故関係のなさそうな俺がいるかというと、 「ストン!」 緊張で張りつめた空気を切り裂いて、マトに矢の突き刺さる音が響く。 射手は、残心を残しながらゆっくりと構えをといてゆく。 構えから始まる一連の動作は流麗で、洗礼された美しさを感じさせた。 「次よ、次」 隣に座るSが、そっとささやく。 俺は小さく頷き、射手の交代する様子を見つめた。 今まで矢を射ていた者達が下がり、後ろに待機していた者達が前へと出てくる。 その中で俺とSが注目するのは、手前から3人目の人物。 普段、あまり見ることのない真剣な表情の裏に見え隠れする緊張。 手前の二人の射的が終わり、ついに順番が回ってきた。 矢をつがえ、弓を引き絞る。 視線は的へ、心はその中心を狙っている。 (いけ!) 心の中で俺がそう叫んだ時、矢は放たれた。
実は今朝恐る恐る聞いてみた… 「ユカ…えと…生理って今度…いつ来るの?」 「ん?私、昨日から女の子の日だよ…」 ( ;゚Д゚) ポカーン… えと…生理と危険日・安全日って… …コレってセーフ?それともアウト? ( ;゚Д゚)ノツ 誰か教えてエロい人っ!! 内心ドキドキの漏れを尻目に不機嫌なユカ… 「…毎月憂鬱なんだよ、生理って。」 「お兄ちゃんには一生わかんないけど…」 「はぁ…これなら妊娠したほうが楽なのかも…」 (((( ;゚Д゚)))) ガクガクブルブル… なんて恐ろしいコト言うですか、ユカたん… orz
「格好よかったよ」 そう言って、俺はNちゃんの頭をぐしゃぐしゃとやる。 Nちゃんは、照れくさそうにそれを受け入れている。 今日は、Nちゃんの弓道の試合の日だったのだ。 ただ、試合とは言っても学校関係ではなく、道場関係なのだが。 なんでも、Nちゃんの学校の友達が弓道道場に通っていて、一緒に通わないかと誘われたのだとか。 Nちゃんも部活で始めた弓道を楽しんでいたため、すぐにOKを出したそうだ。 「ありがとう、Mおにいちゃん」 お礼を言うNちゃん。 Nちゃんの射た矢は5本で、そのうち的に刺さったのは2本。 弓道を始めて間もない人間が、あの緊張の中それだけ出来たのだから上出来だろう。 「あら、M君。あなた、ちゃんと見ていたのかしら?」 どうにも棘のある言葉を掛けてくるのは、不満そうな顔のS。 あー、やっぱまずったよなー。 「ねえ、お姉ちゃん。さっきからどうしたの?」 「知らない」 うわ、即答かよ。 「N、あんまりM君に近づいちゃダメよ。変なことされちゃうから」 そう言ってNちゃんを抱き寄せるS。 不思議そうにしながらも、されるがままのNちゃん。 「Mお兄ちゃん、なにかやったの?」 「いや、何もやってはいないんだけど・・・」 うかつな事を言ってしまったというか、何というか。 「M君は特殊な趣味をお持ちのようで?」 「あー、だからアレはだなぁ」 「特殊?・・・あ、お兄ちゃん」 何かピーンと来たのか、ちょっと照れながらもイタズラそうに笑っている。 あ、これはもしかして。 「私の袴姿、そんなに可愛かった?」 そう、俺は射的が行われた後、つい漏らしてしまったのだ。
「女の子の袴姿って、いいよな」 と。 まさか、Sがここまで怒るとは思ってなかったもんな〜。 「ほら、N。行きましょ」 SがNちゃんを抱きしめたまま方向転換、さっさと歩き出す。 「あ、でもまだ・・・いえ、何でもありません」 Nちゃんは何かを言いかけたけど、Sに睨まれたのか言葉を濁す。 圧力かけてるよ。 俺は、ゆっくりと2人の後を追う。 どうせ車で来ているのだから、2人の行く先は駐車場。 そして、車のキーはここ。 「ご機嫌でもとっとくか」 帰りにどこによろうか考えながら、俺は懐具合を確かめているのだった。
あうっ!! アサゲ氏とカブっちゃった… orz アサゲ氏 本当にm(_ _)mスマソ ∧‖∧ 久々に吊ってくる…
漏れ 240氏
(  ̄▽ ̄)人(´∀` )ケコーン?
いやー、あるんですねこういう事って。(w
>>717 一応、5歳のときに来たってことになってるんですよ。
確認するまで忘れてましたが。<ダメジャン
Yは父親の親友の娘なんですね。
で、その親友さんと奥さんは車の衝突で合掌。
一緒に載ってたYタンは、母親に守られてほぼ無傷で生還。
その後、アーダコーダありまして現在の姿へ。
・・・うわぁ、自分で設定していてナンだが、結構ヘビーだな。
>>718 私の場合、本当にキャラが勝手に動いてくれるのですよ。
なんだか友達気分。
一々友人にプロフィール明かせなんて言いませんよね? 考えませんよね?
>>730 セーフでしょう。
ただ、安全日は生で、危険日には避妊具使用、のような性生活は
未婚の男女にはお勧めできません。
いくつかの要因により、可能性は低いながら、安全日にも妊娠が成立する場合があるからです。
勇気があるならチャレンジしてみんさい。
数ヵ月後には生理が止まるかも知れません。
おっと、オチを書き忘れました。 ……所詮男なんて、生でやりたいという欲望とデキたら困るという理性の間で揺れ動くヤジロベエ……
>アサゲ氏 十分な設定があるような気がするのですが、妄想を垂れてみます。 S嬢:長身、かなりの美人(どちらかと言えば日本風の顔立ち?)、 天然ボケの要素も強い一方で、後輩には結構頼りにされている。 髪は短め(面を被るから)、高校時代のあだ名は「撃墜王」 (空軍のエースパイロットのこと。玉砕した男共に付けられた)。 Nタン:甘えん坊(姉やMに対して)。甘い物に目が無い。 今時の高校生には珍しい奥手な人。 告白されると、対処法が分からないが為に断ってしまうような人。 どんなぬいぐるみも可愛いと思える特技を持っている。 実際、彼女のコレクションはかなりアヤシイものが多い。
Yタン:女友達からブラコン呼ばわりされている。 捨て犬・捨て猫につい同情してしまう。 ジェットコースターが大の苦手なのだが、トラウマ(自動車事故)が その原因であることに本人は気が付いていない。 将来は医療・福祉関係の仕事に就きたいと漠然と考えてはいるが、 「フツーの幸せ」という言葉につい惹かれてしまう。 Yタン or Nタンの何れかに、今や高校では絶滅したポニテを希望します! 咬ませ犬君とかは出ないのかな? また思い付いたら書いてみます。
只今ご帰還でござい。
>>735-738 氏
いまいち安全日の割り出しってどういう計算するのかわかんないものだから…
これに懲りて避妊を心掛けることにしまつ。
さすがに10代のママじゃユカがかわいそうだし… orz
閑話休題
>>737-738 の設定だと…S嬢とYタンがすぐにイメージ化出来る漏れ…
身近に似たようなビジュアルが…姉貴とユカが…
ちなみに、
姉貴:身長167でショート
ユカ:身長156で普段は後ろを髪留めで休日はポニテかうなじのあたりで束ねて…
…ダブって見えるのはあくまでビジュアルのみですが(w
ユカのご機嫌取りのため今夜は漏れが夕食担当することに… と、いっても別に怒らせるようなことをしたわけでもなく、 純粋に日ごろの労をねぎらってあげようかと… ここで両家の調理法の違いが…といってもオムレツなんだが(w うちじゃ生クリーム入れるのにユカ家では入れないらすぃ とりあえずサクッと作って食卓へ… 「…お兄ちゃん、いつでもお嫁にいけるね」 「…誰が?」 「お兄ちゃんが」 ( ;゚Д゚) オトコノコナンデスガ…イチオウ… 「…でも、生クリーム入ってるの美味しいね」 「そう?お気に召してなによりだよ」 そういや料理習いに来てたのが遠い昔のことのような気がしてたけど… まだ半年経ってないことにちょっとビックリ。
M 昔からたんたんと物事をこなしてきた。 特にこれと言った特徴もなく、現在に至る。 高校は男子校へ。 その頃、色々あったらしく、仲の良い先輩後輩などとは現在も強いつながりがある。 理系で数学にはある程度は強いが、基本的にどれも平均より良かったり悪かったり。 現在は大学へと通っている。 Y 5歳のときに鹿島家へ来た。 父親の親友の娘で、その親友と奥さんは車の衝突事故で死去。 一緒に載ってたYは、母親に守られてほぼ無傷で生還。 その後、親友の死に際の言葉と鹿島父の強い希望で鹿島家へ。 現在ではそんな暗い過去をかいま見せることもなく、勉強に遊びに恋に大忙し。 特に頑張っている風もないのに、勉強は大得意。 ただ、本人はその事になんの価値も見いだしていない。 S 正樹の幼馴染み。 生まれは正樹より早かったが、正樹に対し妹として過ごしてきた。 そのせいか、昔は正樹の後をついて離れなかったらしい。 正樹とは中学まで一緒だったが、噂はあっても特に何もなく卒業。 (中学の頃は結構もてていたらしいが、全て玉砕した) 高校へと進み正樹との接点は無くなったが、大学で合流。 現在へと至る。 N 静香の妹で、雪野と同級生。 小さな頃から遊んでいたため、正樹を本当の兄として接している。 雪野とは親友で、昔から良く雪野に引っ張られて遊び回った。 小柄で幼顔のため、周りからよく年下としてからかわれるのが悩みの種。 美人なお姉さんを目指し、日々精進中。
とりあえず、こんな感じで作ってみました。 これでいいんですかね? 本当にこういうのは苦手ですね。 他に追加して欲しい事とか、ここ変だぜ!ってな感じの報告ありましたらよろすく お願げえしますだ。
も一つ。
>>715 >>728 >>737-738 他人に言われて改めて気づいたことがちらほらと。<ダメジャン
ありがとうございます。
大変参考になります、ええ本当に。
例
M君、SとNちゃんのおかげで袴っ娘好きになったのかな?(爆
/――――――――/ / 探 / / さ / / 下 な / / さ い / / い で / / / /―――――――――/
↑↑↑↑↑↑↑↑ Do you ことですか
>744 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ / ヒ 探 ./ / ン せ ./ / ト な / / 下 い ../ / さ の / / い で / /_________.../
*今日の萌え*
本日の三大新聞の朝刊に掲載されていたDoCoMoの広告、の女の子に激しく萌えました。
こんなときだけ家庭を持ちたくなります。
>>740 オムレツ&オムライスはケチャップアートが命ですよ。味はどうで(ry
はぁととかLOVEとかILUとかお兄とかetc.
そしてギャグ設定を思いついたので書いておきます。 S:長刀との出会い 幼少の頃、再々々々?放送で見た学園青春ドラマ物で、菅井○ん扮する寮母さんが 女子寮に侵入した男子生徒達を長刀で追い払うシーンにインスパイアされる。 その後、たまたま親が見ていた時代劇で、主人公(侍)が追い詰められて ピンチになったところへ長刀持った奥方が参戦し一気に形勢逆転、なシーンを見て 助け合う男女関係&強い女に憧れて現在に至る。 N: 姉に対する尊敬と憧れから自らも武芸を嗜む身に。同じ長刀では体格と経験の差を 埋められないと考え、姉に勝つためにより射程の長い弓を選ぶ。 しかしその動機を誰にも語ったことはない。 最近は、あの人の心を射抜く私の矢(魅力、売りとも言います)ってなんだろう、 なんて考えたりもする高校一年生。某君を狙っているのか、はたまた恋への憧れか……
『探さないで下さい』
書置きを一枚残して兄が消息を絶って二日が過ぎた。
私だけが知っている消息を絶った本当の理由…
それは…妹である私と関係をもってしまった自責の念からであること…
でも…兄は私と血の繋がりがないことを知らない…
…なんてことをふと考えてしまった初夏の夜のこと
アサゲ氏m(_ _)mスマソ
>>747 氏
もちろんデフォでケチャップかけてまつ。
…字は書かないけど(w
むぅ…誰もいない… アサゲ氏は執筆で忙しいのだろう…と思いたいのだが… 閑話休題 昨晩からまたユカとお風呂入るようになりますた。 つか、たまに一緒じゃなかったのは生理中だったわけで…気づけよ、漏れ(汗 で、お風呂上りに小箱を手にしたユカが、 「お兄ちゃん、やっぱり避妊したほうがいいよね?」 「そうだね、まだユカ一人養うのが精一杯だから…子供は…ね」 「お外に出したら…ダメなのかな?」 「…ソレって絶対って保証はないんだってさ」 「そうなんだ…じゃ、お兄ちゃんコレ…」 そう言って手渡されたのはいつぞやのコンドームの箱… ( ;゚д゚) ソレッテ…サイソクシテマスカ? 「…もう痛くないの?」 「うん…大丈夫…」 (中略 と、いうわけで…まあ、そういうことで…
ぬお、また変な時間に目が覚めた。
>>750 ガンガッテ愛と欲望をぶちまけて下さい。
ワシャもう精神的に退役済みなんで。ええ、ディスプレイ越しに応援させて頂きます。
それにしても、あの書置きの文面を見ると嫌な想像をしてしまう……
∧_∧
( ・∀・ ) < ♪夢で逢いましょ〜〜
パンパン / _ノ⌒⌒⌒`〜、_
ε( ̄⊂人 //⌒ ノ ヽ)
⊂ニニニニニニニニニニニニニニ⊃
午後氏がいなくなり、アサゲ氏も書置きを残して姿を消した。 240氏もそのうち・・・・・・なんてことはないよな?
>>514 氏 515氏 240◆YukaXXZTS2氏
ありがとうございました。
超カメレスすいません。
話の続きですが・・・
時間が無いんですよ(´д`;)仕事がね・・・
毎日睡眠時間が4時間有るか無いか・・・
たまの休みは、爆睡でして・・・
あっ・・・もう寝ないと・・・
y=-( ゚д゚)・∵;;ターン
>753 午後氏キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!! そしてカエッタ━━━━━━(´・ω・`)━━━━━━!! お仕事お疲れ様です。
>>752 氏
そのうち…なんてことはないでつ。…多分
>>753 午後氏キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
お元気そうで何よりでつ。
漏れも睡眠時間は平均5時間ほど… orz
ありゃ?トリップ入れ間違ったかな?
お前、暇人だね・・・
>757 オマエがな。無論、俺もだがな。 さ、一緒にハローワーク逝こうか‥
急に伸びたと思ったら午後氏が来てたのか! 仕事乙っす。 かく言う私も5時間ぐらいかな。そのラインを切ると翌日が辛くて。
ったく馴れないPCで書き込みするもんじゃないな(汗
携帯見ながらキー打ち込んだら間違えた… orz
>>757 氏
ネカフェでサボってんのバレたかと思った(焦
ま、昼間は主に外回りだから暇なのは確かなんだが…
>>759 氏
やっぱり5時間切ると辛いですよね。
ソレ考えると午後氏の仕事って大変なんだろうな…
まーアレだ、普段5hrな人間が5hr切るときは大抵エロ絡みが多い罠。 二次元三次元は別にしてさ。
>>761 氏
ゔっ!! 見事に見透かされてる…
でも、エロゲするにしてもえちぃtxt書くにしても夜中じゃないと一人の時間が取れない罠。
妄想ご苦労さん!
お兄ちゃんへ ちょっと調べ物がしたくて、お兄ちゃんのパソコンを借りて インターネットをしようとしたら、最初にここが表示されました。 こんな所をお兄ちゃんが読んだり、書いたりしてるとは 知りませんでした。すごくびっくりして、お母さんにも見せたら、 お母さんは呆れたような顔をして部屋を出て行ってしまいました。 悪いと思ったけど、お兄ちゃんのメールも読んでしまいました。 見なければ良かったと思っています。 もしかしてお兄ちゃんがお外からここを見てるかもしれないので 私も書き込んでおきます。こんな事、やめてください。 今なら知らない振りもできるので…おねがいします。 お兄ちゃん社会人なんかじゃないんでしょ。もうやめて。 妹より
(;゚д゚;)
((;゚д゚;))ちゃんとsageてる・・・
sageる妹萌え(;´Д`)ハァハァ
>>762 三次元の為に睡眠削ることはないのですか?(w
閑話休題
もう1、2名、常連の書き手さんを誘致したいところ。
どうしたもんかねえ。
まったくだ
同感ですね。
>>768 氏
俺と違って規則正しい生活してるから睡眠削られることはないです。
つか、未遂含めても3回しか…その…ゴニョゴニョ…
ウザイ
730 名前:名無しさん@初回限定 [sage] 投稿日:04/06/07 19:27 ID:jIs1a3Q9
ノシ
毎日1回は見てるぞ
>>771 お前友達いないのか・・・・・・哀れだな(プ
えーと 半年振りぐらいに来てみると 何やらステキなことになってますな。 この騒ぎが収まった頃に、誘兄ぃあたりの続きでも投下しようかと思ってます。
久しぶりに誘兄ぃ ┃ ┣━┓ ┏━━┓ ┃ ┃ ━╋━┃ ┃ ┃━┏┃ ┃ ┃ ┃ ┣━┫ ┃ ┛┃ ┃ ┃ ━╋━┃ ┣━━━━━━┫┣┫┣━━━━━━┫ ┃ ┃ ┃ ┃┗┛┃ ┃ ┃ ┗━━┛ ╋ ╋
>>777 真偽のほどはともかく、この手の話はこたえる……
>>777 なんか…こう…
こういうの弱いんだよ、俺… orz
彡 ビュウウウ… 彡 彡 .∧ ∧ ヾ(,,゚Д゚),) そういうわけで、修行の成果だゴルァ 人つゝ 人,, Yノ人 ノ ノノゞ⌒〜ゞ . ノ /ミ|\、 ノノ ( 彡 `⌒ .U~U`ヾ 丿 ⌒〜⌒
三月終盤、俺は段ボール箱に自分の荷物を入れていた。 理由は簡単、引っ越しだ。 といってもそれは俺だけの話で、地方大学に現役で受かった俺はこの春からめでたく 一人暮らし。 最初は寮にはいるつもりだったのだが、不運にも漏れてしまい近場のアパート。 「あんたはめんどくさがりだから」 と、母さんは言っていたが、まあ何とかなるだろう。 そんなことを考えつつ、本を、服をしまっていく。 機械的で素早い動きは、必用な物とそうでない物を分けるのに何の躊躇もない。 大事なのは、思い出ではなく時間と正確さ。 が、そんな動きを俺は止めてしまった。 それは一枚の付箋であり、宛名はなく、だが、中身を見なくても、誰が・誰に・何を 伝えようとしたのかをすぐに思い出すことが出来る。 俺は付箋を手にとって、どうしようか悩み、ポケットに乱暴に突っ込んで、作業を再開 した。 俺には、四つ離れた姉がいた。 いや、「姉」ではなく「姉のような存在」と言った方が正しい。 その人は隣の家に住んでいて、幼い頃の俺は、彼女をしたって後をついて廻っていた。 だからだろうか、彼女が中学へと上がり、あう機会が少なくなり、俺hあ寂しかった。 小学校を卒業しやっと彼女に追いつけたと思ったら、彼女は高校生へとなっていて、そこ で気づいた。 ―――――俺は、きっともう、彼女には追いつけないんだということを。
できるのは、昔のように後を追うことだけ。 横に並ぶことなど出来ないのだ。 中三になり、周りのことが色々と解るようになってきて、自分のことを考えるようになった。 立場とか、年齢とか、できること、できないこと。 だから俺は、手紙を書いてみたのだ。 意味なんて考えず、自分のやりたいこと、好きなこと、楽しいこと、嫌いなこと、悲しいこと。 そして、自分がどう思っているか。 だが、書いた手紙は出せなかった。 彼女の、俺の知らない表情を見てしまったから。 夜、俺はベランダでタバコに火をつけた。 全ての荷物を一日で片づけたせいか、少し腕が痛い。 吐く煙は中空に漂い、霧散してゆく。 感じるのは、体を動かした心地よい疲労。聞こえてくるのは、車の走る音。見えるのは 闇夜を照らす、街灯の光。 ポケットに手を突っ込んで、あの付箋を取り出す。 部屋から漏れ出る光に照らされるそれは、一日中ポケットに入っていたせいでよじれている。 俺はそれを、あらかじめ用意していた灰皿に乗せると、マッチで火をおこし、新たに 取り出したタバコに火をつけ、そのタバコを付箋の上に載せた。 タバコの火は、付箋へとうつり、ゆっくりと燃え出す。 俺はただ、そんな光景を見つめていた。 全てが燃え尽きたとき、突然雨が降ってきた。 空には雲一つ無く、それでも雨は降っていた。
あ゛ーーーっ!!! てっきり、片道切符で旅立たれたのかと…… いつもの作風とは趣を異にする、渋めの文体がイイですね。 ああ俺も文才が欲しい。会社でメール打ってても悪文だと自覚できるもんな……
送信ボタンを押し、ため息をつきがっくりと肩を落とす。 「はぁ…お兄ちゃんこんなことばかりしてんのかな?」 調べ物がしたくてお兄ちゃんの部屋に入った私… 目の前のモニタには掲示板サイトが映し出されていた。 サイトへの書き込みを終えブラウザを閉じようとした私の目に映ったお気に入りフォルダ… 「お兄ちゃんってお気に入りに何を入れてるんだろ?」 好奇心で覗いてしまったお気に入りフォルダの中には『えろげ』の三文字。 「えろげって…なに? もしかしてエッチなサイトかなぁ…」 その中のURLの一つをクリックすると『18歳未満の方は入場できません。』と書かれてあった。 「ビンゴ…だね…やっぱりエッチなサイトだったんだ…」 はやる気持ちを抑えてENTERの文字を押す。 そこに映し出される可愛らしいキャラクタと煽り文句。 『もっともっと、お兄ちゃんエッチなこと教えて』と書かれた絵の横に並んだリンクボタン・・・ 早鐘のように胸がドキドキしてくる。 「コレって…エッチなゲーム…なんだよ…ね」 「でも…妹って…エッチの対象になるの…かなぁ」 イベントCGと書かれたリンクの先には先程のキャラクタ達の痴態が描かれていた。 「う、うわぁ…エ、エッチすぎるよぉ…こんなことしちゃうんだ…」 いつの間にか調べ物のことなど忘れ、モニタ一杯に映し出されたCGに釘付けになった。 兄の股間に顔を埋めるキャラ、ベッドの上で絡み合うキャラ…どのキャラクタも恍惚とした表情で描かれている。 「…気持ちいいのかな?」 バカバカっ!何考えてるのよ、私… ドキドキしながら次々とリンクを開く。 「あ、コレ…あそこ舐められてるよぉ…」 「わぁ〜こっちは後ろから…はぁぁぁぁ…」
いつしか左手はスカートの奥の隠された部分へと導かれていた。 「ふわぁぁぁ…ココ…こんなふうにされてるよぉ…」 クチュリッ…ピチャ…クチュ… 柔らかなぬかるみを静かに拌き混ぜる音だけが部屋を満たしてゆく。 「私だって…こんなに…エッチな娘なんだよ…お兄ちゃ…ん…」 「ゲームのキャラクタなんかに…負けないんだから…」 マウスを操作していた右手も離れ、ふくらみ始めた可憐な胸をやさしく揉みしだいてゆく。 「お兄ちゃんのこと…思うといつも…んくっ…切ないんだから…」 「もう…私子供じゃ…あんっ…ないもん…」 「お兄ちゃ…んになら…私の…私のココ…見せてもいいんだよ…」 幼い淫裂からあふれ出た愛液が椅子に小さな水たまりを形成してゆく。 充分に濡れそぼった淡い翳りに隠されたソコは、初夏の西日を受けこの上なく淫靡な光景を醸し出していた。 「もう、こんなに…なっちゃうん…んんっ…だよ…」 「お兄ちゃんのこと…こんなに好き…はあぁぁぁんっ…好きなのぉ…」 ぎこちない手つきで撫でていた指も、徐々にではあるが自らを快楽の底へと導くように貪欲に蠢いていた。 やがて微かに隆起した突起へとたどり着くと、眩暈にも似た今まで経験したことのない快楽の深みへと突き落とす。 「お兄ちゃん、お兄ちゃんっ…わた…私…ふああああぁぁぁぁぁんっっっ!!」 目の前が真白くなる。眩い白で何もかも覆い尽くされていく。 「はぁはぁ…はぁ…んくっ…はぁ…はぁ…」 椅子の背もたれに体を預け、肩で息を整える。 「お兄ちゃん…はぁ…こんなに…私エッチなんだよ…」 「私、お兄ちゃんのためだったら…どんなことでもして…あげられるんだから…」 微かに開いていた扉の影…… 一つの視線が妹の痴態の一部始終を見つめていた。
>>764 のコピペ見てたらつい…
萌えないゴミの不法投棄ということで(汗
>>785-786 エロゲ的知見から考えて、妹者の確信的犯行に違いない!
ちょっとこんなの思い付いた。
妹→→兄
↑ ↓
↑ ↓
父←←姉
母親があぶれたな。
じゃあ、夫(父)の留守中に、家に上がり込んで何かと世話を焼いてくれる近所の○○屋と(ry
>>788 氏
_, ._
( ゚ Д゚) …!!
扉の影から見つめていたのは父…でつか…
息子の部屋へと階段を上がる父…
僅かに開いていた扉から漏れる嬌声にドアノブを廻す手を止める。
隙間から見えたのは娘の自慰行為だった。
息を潜め静かに見守る父。やがて娘への愛情は欲望へと変わり…
己が欲望を抑えられなくなった父は娘へと襲い掛かる。
変貌した父に激しく抵抗する娘。
狂気に満ちた父の目に、これから襲い掛かるであろう絶望と恐怖を感じ取り怯え震える。
娘の下着を裂くように奪い取る父。そこへ兄が帰宅し愕然とする。
目に飛び込んできたものは、狂気と欲望に満ちた父と組み敷かれ必死で抵抗し泣き叫ぶ妹。
怒りに我を忘れ父に殴りかかる。やがて妹の仲裁で正気を取り戻す兄。
兄の胸に飛び込み涙ぐむ妹からの告白。
「私、ずっとお兄ちゃんのことが……好きだった」
かようなルートになりましたが……あ、姉忘れた。あと近所の三河屋も(w
コレ続編なんて書きませんよ……多分……おそらく……
>789 続き書かないの? 〃〃∩ _, ,_ ⊂⌒( `Д´) <ヤダヤダ!! `ヽ_つ ⊂ノ ジタバタ
>>789 済みません、つい出来心で。そんなつもりじゃなかったんです。
最初に想像したのが、
廊下で今にも自家発電しそうなイケメン兄貴
→その様子を目にしてしまい、兄の挙動が気になって仕方が無い、宮沢静虎のような親父(妹はどうでもいい)
→その親父に熱い視線を送る、商談に来たボブサップのような近所の三河屋
だったので余りにも路線がまずいと思い、それではと四角関係にネタ振りしてしまいました。
只の思い付きですご免なさい。
姪っ子のお気に入りは恋愛CHU!Remix あとオンドゥル<挨拶
アサゲ氏の書き出しをパクってみたりして(ヲイ
この間姪っ子を車に乗せたとき、子供向けのCD無かったんで
I'veかけたら大層気に入ったらしくて…… マズイセンタクヲシタヨウダ orz
>>791 氏
>親父に熱い視線を送る、商談に来たボブサップのような近所の三河屋
………助けてください、お腹痛いです。禿ワラ
となるとこの後、親父と娘の『お兄ちゃん争奪戦』が繰り広げられる………のかな?
深夜にお腹が空いてしまい、ユカを巻き込んで先程までお茶漬け食ってますた。 「お茶漬け何がいい?」 「ん〜何でもいいよ」 「じゃ、私鮭にする」 「そんなに食べて大丈夫?」 「うん、育ち盛りだから」 「…ドコが?」 「う〜ん、胸…かな?」 「お腹に肉ついても知らんよ?」 「んもうっ!作ってあげないよ!」 お兄ちゃんは貧乳がいいのに…などとは言えず… orz
レベル3ぐらいだと着痩せしませんよね?
ハッキリ言ってやれ。 大きさではない。とな。 で、Cの揉み心地でどないなん?
帰宅中の車内で携帯が鳴った。
「はい、もしもし?」
「あ、僕だよ。」
「あ、お義兄さん。ごぶさたしてます。」
「突然で悪いんだけど、明日ゆかを遊園地に連れていってくれない?」
「…はい?」
「いやぁ、約束してたんだけど急な出張入っちゃってさぁ…」
てなわけで、またお泊まりにきてます。…マシンガンなちみっこが orz
で、Wユカでお風呂に入って…上がってきたと思ったら…
「あつ〜い。きゃはははは…」
「こらぁ〜、ゆかちゃんっ !! パンツ穿かなきゃだめっ〜 !!」
「わ〜い !! お兄ちゃんゆかねぇ、でんぐり返し出来るよぉ〜」
といいつつその場でコロンって…
あ゙ っ !! ぱ ん つ は い て な い っ !!
「お兄ちゃんっ !!ゆかちゃんつかまえててっ !!」
部屋の中をユカがバスタオル一枚で姪っ子を追い掛け回して…
「やぁだもんっ !! でんぐり返しぃ〜きゃはははは…」
「ユカ…お前もでんぐr…」
「しないしないっ !! 絶っ〜対にしないっ !!」
残念、先読まれたか…
そんなこんなで今は二人仲良く丸まって寝ております。
寝顔を見てると年の離れた姉妹のようでなんだか微笑ましいなと…
>>794 氏
普段は体の線が出ないようなフワっとした服装なので風呂入った時とかのギャップが…
>>795 氏
揉み心地と言われても…それほど揉んでませんよ。
あ、でも他人より多少掌小さいから若干ですがはみ出ます(w
ちょっとキツめのものありますが、読みたい人いますかね? どうキツいかというと、こう、読んでて心が締め付けられるような・・・そんな感じです。 具体的入ると、殴りがあります。
>アサゲ氏 当方に迎撃の用意有り!
>>アサゲ氏 ノシ まだ起きてまつ。
気がつくと、私はベットに横になっていた。 頭がズキズキして、ちょっとやだ。 腕が頭上へと伸びていて―――思考が一気にクリアになる。 手首が縛られているようで、動かすことができない。 周りは確認するまでもなく、自分の部屋だ。 自分の服装は特に乱れてはいなくて、何もいじられていないことに安堵する。 なぜ、こんなことになってしまったのか―――記憶をたどった。 すぐに思い出せたのは、今日の夜のこと。 倒産が出張中で、母さんと兄さん、私の三人で食事をしていたときだ。 電話が鳴って、母さんが対応にでた。 なんでも、母さんの母親、つまりおばあちゃんの兄弟がなくなったそうだ。 母さんは慌てて父さんに連絡をして、すぐに喪服の準備を始めた。 私たちもいくのかなとぼんやりと考えていると、それを察したのか母さんは私たちは行かなくていいと言った。 確かに、面識の少ない私たちが行ってもしょうがないだろうので、母さんの言葉にはすぐに納得した。 それから母さんはすぐに家を出て行ってしまい、家には兄さんと私が残ったのだ。 ―――そこからは特に何もなくて、私は明日、明後日と学校が休みだったこともあり、夜遅くまで起きていた。 何かが、私の眠っている間に何かがあった。 頭が痛いのは、何か変な薬を嗅がされたのだろうか。 そこまで考えて、不安がよぎった。 兄さんは、大丈夫だろうか。 こういう時、一番じゃまになるのは男で、もしかしたら殺されているかもしれない。 そこまで考えて、私は自分の思考がおかしいことに気がついた。 こういうとき、真っ先に心配すべきは自分のことで、他人の心配をする余裕なんてないはずだ。 とりあえず心配するのは後にして、どうにかして縛られている手を自由にできないか試してみる。 が、両手ともベットの端に繋がれていてどうにもできそうにない。 試しに動かしてみるが、きつく縛られていて、ゆるみそうにもない。 自分は、これからどうされるのだろうか。
普通に考えれば、犯された後、口封じに殺される。 手に汗が浮かぶのを感じる。 ……殺されるかもしれない。 こういったことは、漫画や小説、ドラマの中だけのことで、現実には起こらないこと。 私にとっては、別の世界のことだったはずだ。 それが今、現実として私に起こっている。 怖い。 怖くてたまらない。 ただ、それ以上に思うことがある。 負けたくない。 私は身動きができなくて、抵抗なんてほとんどできないと思う。 だけど、 「負けたくない」 意志を口に出すと、実感がわいてくる。 だから、あがく。 無駄かもしれなくても、手の拘束を解こうと動く。 そのとき、部屋のドアがノックされる。 (………っ!) 心を決めていても焦りは隠せず、前進に緊張が走り身が強ばる。 そして、ドアが開いていった………。
とりあえず、今回はこれだけです。 何回かに分けてうpしていくので、つらくなってきたら言ってください。 それ以上は書かないことにします。
大丈夫です、ロッキー・バルボア並に打たれ強い自信があります。←齢がバレるな(w
>>796 あまりモミモミに熱中してると、そのうち母乳が出てきますよ。
それにしても、バスタオルの女は大抵ショーツだけは着用してるよな。あれは邪道だ、男からすれば。
>>アサゲ氏
乙です。
なかなか今までにないカンジですね。続きを期待して待ってます。
俺もこういう風に書ければ
>>789 の続きでもと…書きませんけどね(w
>>803 氏
え゙っ !! 妊娠してなくてもボニウ出るんですか?
つか、そんなに揉んでないってば…
>バスタオルの女はショーツ着用云々…
ユカは最近まで裸ワイとはワイシャツ一枚のみでショーツ穿かないもんだと思ってたらすぃ…
いや実際のとこは、どうなんだろ?パジャマ代わりで着るならショーツ穿くと思うのだが…
出ません出ません。暗喩です。つまり、 日常的にI'veを楽しめる関係にまで発展→何かとガードが緩くなる→ずどん→アヒャ→聖誕祭→ぼぬー ヒトではなく、群れで生活する動物の場合、子育ての時期になると、出産しなかった雌でも乳が出るようになる種もあるようです。 バスタオルも裸Yも、身だしなみとしてショーツは穿くんじゃないですかね。大抵の女性は。 スカート着用時とか、下着が見えない立ち居振る舞いを徹底的に仕込まれますからね、幼少時から。その副作用かも。
あー、確かなんかのハーブだったかな? とにかく、それを飲み続ければ男でも母乳みたいなものは出る。 ってことは、チチャイ子もそれを飲み続ければ先行プレイが楽しめrウワナニスルヤm<アベシ!
>>803 氏
なるほどね。でも避妊はちゃんとしてますよ…回数少ないけど…
あ、ちなみにI've好きなのは姪っ子のほうだったりします(w
恋愛CHU!も合いの手くらいなら唄いますよ。あと(・∀・)キュンキュンも<マテ
>>アサゲ氏
ハーブ茶で男もボニウ…
なんか想像したくないモノを頭に思い描いてしまいましたが…超兄貴…
〃⌒ ヽフ オエップ…
/ rノ
Ο Ο_);:゚。o;:,.
でもでも、ショタ属性のヒトには良いのかも…なんだか激しく脱線してますなぁ(w
ハーブと言っていいのか不明ですが、ビールの苦味の原料、ホップには 女性ホルモンと非常に近い成分が含まれているそうです。 「発育の悪い村娘をホップ摘みの出稼ぎに出したら蕾が花開くように〜」 なんて雑談を大学時代の教授(醗酵屋)がしておりました。 欧米の昔話ってことで。 他には、脳下垂体に良性の腫瘍ができたせいで、女性ホルモンが出まくりになって 超早熟になった幼女の話&写真を大衆紙で見たことがあります。 私個人としては、精神的に早熟なのは大歓迎ですが(オイ)、肉体の成長を強制加速してしまっては 幼女としての希少価値が(オイオイ)
>>808 氏
下のほう気になってググってみますた。真性 (中枢性) 思春期早発症というそうな…
以下要約
男子:精子形成可能、女子:排卵可能 ・妊娠可能
男子より女子に多い
特に1〜3歳までに乳房発達が進み、陰毛、月経がみられる場合云々…
( ;゚Д゚) ………マヂ?
あ り え な 〜 い !!
つか………なんでそんなに気になったんだ?俺…
1才で妊娠すると、やばいでしょうな・・・ 母子共に、し・・・
>>810 それは貴方の深層意識下に、偽妹・姪丼を味わいたいという欲求が潜んでいるからだ!
反省します。
深層意識下ね………あるんかな、俺(汗 飯食った後でその事考えててボーっとしてたら、 「お兄ちゃん……今日…したいの?」 「いや…ごめん。考え事してた…」 「…さっきから私のほうずっと見てたよ」 「そう?そういうつもりっじゃ無かったんだけど…」 「私は……えっち…したいな…」<ボソッ むぅ、えっちの主導権握られてる… orz
ああ、もうエロエロな生活に突入してるのね。
>>801 の続きです。
俺の記憶は、夜の公園から始まっている。
いや、今思い出せるのがそこからなだけだ。
だから、決して記憶喪失とかではない。
俺の今の家族は、3人。
義父と義母、そして義妹。
全員俺とは直接血は繋がっていなくて、義理の両親と俺の本当の親が兄弟というだけだ。
つまり、俺は今叔父の家で暮らしているのである。
理由は簡単、俺の親がいないから。この世に存在しているか分からないからだ。
俺が放り出されたのは、俺が3歳の頃。
気づいたら、そこは真っ暗な公園で、すごく心細かった。
覚えている限りの道をたどってやっとマンションについて、でもどこへ行けばいいか分からなくて泣きそうになった。
でも、近所にある気の優しいおじいさんを思い出して、そこへ行ったのだった。
安心して眠ってしまった俺は、その後をよく思い出せない。
きっとあのおじいさんは、苦労して親族を見つけてくれたのだろう。
頭をなでてくれたおじいさんの手は、大きくて温かかった。
蒸発してしまった俺の両親の代わりに、誰が俺を引き取るかでもめて。
俺には何を話しているのか分からなくて、でも自分のことを話していることだけは理解できて。
恐くなって、大人が恐くなって、一人で部屋にいたとき、たまたま二つ年下の小さな子が近くにいて。
気がついたら、俺はその子と家族となって一緒に暮らしていた。
朝、目が覚めたとき、なぜだかいつもより頭がスッキリしていた。 どんな夢を見ていたのかと思い、すぐにあきらめる。 その代わりに、一つのことを思い出した。 この家には、今、俺とあいつしかいない。 言葉が頭に強く残る。 その時になって、目覚ましがまだ鳴っていないことに気づく。 ……いつもより30分早く起きたのか。 珍しいこともあるものだと思い、スイッチを切って目覚ましが鳴らないようにする。 時計は、6時を指していた。 いつものように服に着替え、いつものように義妹を起こしに行く。 あいつも年頃の女の子なんだから、寝顔をみられたくないとかはないのだろうか。 そうは思うのだが、兄妹だからとか、男としてみてないとか考えているに違いない。 (あいつは、俺が仲間はずれってことを知らないんだよな) だからといって、俺はあいつを邪険に扱うつもりはない。 そんなことをしても、俺には何のメリットもなく、逆に損をするだけだ。 義妹の部屋の前まできてドアを開け、ふと気づいたことがある。 そういや、今日はいつもより早く起きたんだよな。 30分という言葉が頭の中をちらつく。 ……先に朝食でも作っとくか。 義妹の寝顔を確認して、そうすることにした。
炊飯器を開けてみると、ご飯がまだ残っていた。 だから、ご飯を主と考えて行動する。 卵を割り、その中に砂糖、塩を入れて混ぜ合わせる。 ネギとウインナーを切り、卵と一緒に炒める。 簡単なものだが、朝食にはちょうどよい。 昨夜のみそ汁を温め直し、準備は終わった。 眠気眼の義妹を起こし、食卓へと向かわせる。 料理は、温かい方がおいしい。 寝ぼけているのか、半目で箸を進める義妹を見ながら俺も箸を進める。 つけっぱなしのテレビから、今日の天気予報が聞こえてきて。 「午後から雨か……」 窓の外を見ると、空には黒い雲がかかっていて、たやすく雨が予想できる。 「兄さん」 差し出された手をみて、手元の皿をみて、コップに牛乳を入れて渡す。 義妹はそれを受け取り、中身を一気に飲み干して席を立った。 いつものように寝直すのだ。 俺は、そんな義妹をちらっと確認しため息を吐き、残された皿を片づけた。
ここはなんともエロいインターネットですね<挨拶 というわけで、まだまだ続きまーす。 で、続くのはいいのですが、作者視点ではなく読者視点として 1・交尾 2・雰囲気 のどちらを重点的に書くべきか悩んでいたりして。 やっぱり、さっさと交尾して欲しいですか?
>>814 氏
『わ、わわわ、そんなエロエロだなんて〜』<CV:籐野らん
そんなに爛れた生活してませんて…
それに2箱買ったコンドーさんが無くなるのはいつの事やら orz
>>アサゲ氏
うーん…個人的には、も少しこのままの流れのほうがいいかな。
ここからいきなり交尾にもっていかれても………
お疲れ様です<挨拶 個人的には、葱板における作品のプレミア度を考えると、 交尾中心の作品<雰囲気重視の作品 だと思いますので、敢えて難易度とレア度の高い後者を希望します。
>>817 の続きです。
インターネットというのは、簡単で、素早く、秘匿性の高いものだと思う。
相手と自分という一本のつながり以外、誰もそこへ入ることができないからだ。
しかも、そこで行う動きは一人のものであり、唯一のつながりである相手にすらも分からない。
誰が、何を、どこで、どのように用いるのか。
分からないことだらけの中で、しかし、誰もそこに気づかず、考えない。
必要なのは個の意志であり、行動であり、つながりではないのだ。
だからこそ、俺は手に入れることができた。
机の上には白い箱があり、これは一週間前に届いた分。
中にはいくつかのものが入っていて、全ては冗談だった。
が、液体は自然と流れていくものであり、冗談は本気になることがある。
だから、自分が今行っていることには何の違和感もなく、止める必要もない。
そう、全ては偶然から始まり、必然となり、当然と変わってゆくのだ。
箱の中身を手につかみ、一つをポケットへつっこんで箱を捨てる。
手の中にあるものをこれから使うことに、抵抗はない。
当然のことをするのだから。
>820
>プレミア度を考えると
俺はレアキャラだったのか・・・
>>768 のことをちょっと考えてみたのですが、
リレー小説なんてどうでしょうか?
ちょっとしたルールを決めて。
これなら結構書きやすくて、キッカケにもなると思いますが。
>>アサゲ氏 > リレー小説なんてどうでしょうか? > ちょっとしたルールを決めて。 えと、平たく言うと『脳内妹の共有化』ってことでいいんですか? 例えば、年齢や髪型・性格等を公募してそれに沿った展開でSSを皆で作る。 厳密に縛っちゃうとキャラが動き辛くなるから設定に柔軟性を持たせる。 と、自分なりに考えてみたのですが……設定用のテンプレいるかもw でも、意外に面白そうだよね。
>えと、平たく言うと『脳内妹の共有化』ってことでいいんですか? あうぅ…改めてみるとちっとも平たくない… orz
やられたか、と思って調べてみたら、パソコンからアドウェアがぞろぞろと…… Spybot、Ad-aware、更にsafe-modeでAd-aware使用の三連コンボで撃退、 感染予防措置も講じたけど……こんなのに休日を消費するなんてショボーン なるほどリレー小説ですか。 気軽に参加してもらうためには、コテコテのお約束路線から始めるのが良いかも知れませんね。 曲がり角でぶつかって〜って、このままじゃ転校生&同級生&席が隣になっちゃうから、 社会人の「俺」とぶつかる女子高生とか。 毎朝起こしに来る年下の幼馴染(お兄ちゃん属性)とか、 突然、血縁のない義妹又は偽妹との共同生活が始まるとか←誰かさんを揶揄するわけではありません
>>825 氏
> 社会人の「俺」とぶつかる女子高生とか。
> 毎朝起こしに来る年下の幼馴染(お兄ちゃん属性)とか、
> 突然、血縁のない義妹又は偽妹との共同生活が始まるとか←誰かさんを揶揄するわけではありません
ゴホゲホッ… すっごく耳の痛い比喩なんですがw
でもイメージするならその辺りの設定が作成しやすいかも…
閑話休題
某スレよろしく『まとめページ』のようなものを作ってみたんですが…需要あるのかな?
しかもまだ途中まで(ヲイ
ttp://p47.aaacafe.ne.jp/~imouto/ 需要ないようでしたら止めときますw
>>826 魚、さすが鯖詰!
まとめページの補完・更新はノンビリで大丈夫だと思います。
ここもソロリソロリと進行するスレですからw
あ、テンプレ案まで出来てるんですか。マジ乙です。
>>827 氏
>魚、さすが鯖詰!
垢獲ってここまで作るのに3時間足らず…手抜きとしか言いようが無い orz
しかも時間かかったのがAAだなんて口が裂け…<アワワ
テンプレ案はあくまで仮ですのでw
つか、自分のtxtを書け?
…なんか一つくらい短編でも考えます orz
>>851 の続き
まず得たのは安堵。
身構えていた分、それは大きかった。
「兄さん!」
体中の力が抜けて、その分を埋めるように喜びが全身を浸す。
目尻に涙が浮かんでくるが、気にしない。
「兄さん、これを解いて!」
早く自由になりたい。
はやる気持ちが体を動かし、未だに束縛されている自分を主張する。
だが、兄はドアの前に立っていて、動こうとしない。
その顔には表情がなく、目は私を見てはいるが、本当にみているいるのは私ではなく私を通した向こう。
「に、兄さん?」
とまどいが生まれる。
どうしたのだろうか。
どまどいは不安を生み、不安はいやな考えを生む。
(ダメ!)
一生懸命に考えを打ち消そうとする。
これは、こんなことを考えるのは、裏切りに他ならない。
だが、時間がたつにつれ、その考えは自分の中で大きくなり、頭の中の冷静な部分がそれが事実だと訴えてくる。
認めたくない。そんなことはない! あるはずがない!!
だから、私は何度も兄を呼び、話しかけ、問いかける。
話して欲しくて、聞いて欲しくて、否定して欲しくて。
「―――――」
小さな、本当に小さな声だけど、兄の声が聞こえた気がした。
だから、私はさらに必死に問いかけようとして、
「五月蠅い!」
兄の怒鳴るような声に、私は反射的に黙ってしまった。
頭の中が真っ白になり、何も考えられなくなる。
……ああ、もうダメなんだ。
考えるまでもなく、直感として感じ取った絶望は、たやすく私を包み込んでいった。
某所が着々と設備増強されてる(謎)
>>831 陵辱キター!!
>>832 そうですね、でもなるべく制約の少ない設定が良いかも。
例えばいきなり不治の病〜とやってしまうと、話の展開が制限されるので。
なかなか時間無くてtxt書けない罠<イイワケ >>アサゲ氏 誰かが情景設定をする 例:調理実習の腕前を披露したくて堪らない 中2〜高1くらいの妹と高3〜20才くらいの兄 ↓ それを見た誰かが文章にしてみる。 例:買い物袋を片手に帰路を急ぐ妹。 「今日こそはお兄ぃに美味しいって言わせてみせるんだから!」 ↓ その続きを誰かが書き加えてみる。……と、いう風な感じでしょうか? そうすると……ふむふむ、お題は次の人に出してもらおうw ということで、↓お題よろ。
「ね〜お兄ちゃん。お○んこって何?」 ブッ……! 思わずりんごジュースを吹きこぼす俺。妹はなおも聞き続ける。 「クラスの男子が馬鹿にするんだよ! 『お○んこも知らないんじゃ この先生きていけないだろ〜』『みんな持ってるよ』とか言ってからかうの! お兄ちゃん。教えて」 「辞書にも載ってないんだよ! 大体お○んこなんて……」 フリーズ! プリーズ誰かこの子を止めて!! その後、意味を知った妹が恥ずかしがり、赤面するのは お約束。その時隣に車が猛スピードで通り抜け、兄は妹の手を取って引き寄せた。 戸惑い、胸が熱くなる妹。思わずもれる声。「あっ」 妹を引っ張らなかったら、車に接触していたかもしれない。 「急に手引っ張ってごめんな」「あっ、えっ、あの……車が悪いから」妹は兄の胸元 から離れる事さえ忘れ、上に顔を向けて顔を綻ばせた。「ちょっとドキッとしちゃったけど」 「うん……。あ、ごめん」兄は妹の手を離した。さっきからずっと握りっぱなしだった。 これでは妹は離れられない。兄が手を離すと妹はさらに赤面し、兄から少し離れた。 「ねえ、お兄ちゃん。手繋がなくなったのって、いつだったっけ?」
内輪ネタでスマソ
家に戻ると大小2つの男物のパジャマが…
( ;゚д゚) ポカーン…
「えと…さてはサイズ間違えて買ってきたとか?」
「ううん。こっちは私のっ !!」
もしかして古より呪縛アイテムといわれるペアルックというモノですか?
「えへへっ、一緒のパジャマで寝るの憧れてたんだ。」
「……こういうのパジャマだけにしてね。」
「洋服とかダメなの?」
「……漏れが恥ずかしいっ !!」
しかしお揃いのパジャマって……すごく照れくさいぞ orz
>>835 氏
えと……お題でいいのカナ。お題でいいのカナ。<二度言うな
837 :
835 :04/07/02 09:50 ID:Z/gYZNZe
あいやすまん。お題ではなかったな。では改めて 例:兄に対する文句が許せずにぷんぷんと怒る妹と、 妹の気持ちは嬉しいが妹を諭し、その場を取り持つ兄。というシチュでひとつ。 中2〜高1くらいの妹と高3〜20才くらいの兄でいいです。
頭の中が、驚くくらい冷静になっている。 ひどい雑音を、かき消したせいだろう。 静かになった部屋の中を、左を見て、前を見て、右を見る。 確認するまでもなく、ここは義妹の部屋で、部屋の中は見慣れた配置になっている。 俺はいつものように部屋の中に立っていて、 (……何をするんだっけ) 惰性ではなく、思考する。 時計を見ると、針は8時過ぎを指している。 (ああ、そうだ。義妹を起こすんだった) だが、何故起こすのだろうと考える。 今日は休日で、別に早く起きる必要はない。 (でも、いつも起こしているからな) 頷いて、行動する。 まずはベットの前まで来て、呼びかけから始まるのだ。 私には、兄の行動が解らなかった。 私の声を止め、部屋の中を見回したかと思ったらこっちへと近づいてくる。 (恐い……) うなりを秘めた恐怖が、私に近づいてくる。
体が拒絶をしめし逃げようとするが、手が縛られたままのために動くことができない。 「おーい、起きろー」 「え……?」 わけがわからない。 兄は私を見下ろしていて、当然私の目が開いているのに気づくはずだ。 なのに、何故……? 「朝だぞー」 「に……兄さん?」 私が問いかけると、兄は無言になった。 声が届いた。 そう思った瞬間、ほおに強い痛みを覚え、視界が揺らぐ。 殴られたのだ。 ほおの痛みは、心にも響いてゆく。 いつも私を守ってくれた兄が、力ではなく言葉で諭してくれた兄が、いつも私の頭を撫でてくれた兄が……。 世界中から音が消えたような気がする。 知覚できるのは、高鳴っている自分の心臓の音だけ。 普段気にもしない音が、すぐそこにある。 ……そうか、夢なんだ。 目の奥から熱いものがこみ上げてくる。 ……これはきっと、悪い夢なんだ。 視界がぼやけ始め、 ……早く、目が覚めないかな。 涙がこぼれ落ちた。
部分的にアサゲ氏のページにレスポンスアンカー採用しますた。(>>***) コレね 2chブラウザのような機能と思ってもらうと解り易いかと… 閑話休題 パジャマの話の続き 朝トイレに行った後、 「なあユカ…」 「なあに?」 「コレ男物なのに…出すトコ無いんだけど?」 「私必要ないからつい…」 「…漏れどうすれば?」 「う〜ん、ズボン下ろしてスルとか?」 「…カッコ悪ぅ」<ボソッ 「だって……前開いてたら私が寝てるときにお兄ちゃん……悪戯するでしょ?」 「………」 「………」 わざわざそんな狭いトコから手入れないってw
>>837 氏からのお題
『兄に対する文句が許せずにぷんぷんと怒る妹と、
妹の気持ちは嬉しいが妹を諭し、その場を取り持つ兄。』
その日はいつも通りゲーセンに寄って帰るつもりだった。呼び止められる前までは…
「ちょっと!あの娘の告白断ったんですってっ!」
「ん…ああ断ったよ」
「随分と素っ気ないんじゃない?あの娘真剣だったんだからね!」
「…そうか。じゃ、お前あの娘に詫び入れといてくれよ。」
「何であたしが詫び入れなきゃなんないのよ!」
「だってお前と同じクラスだろ?」
さっきから俺に食って掛かってるヤツは俺の幼馴染だ。しかも去年まではクラスまで一緒だった…
「ったくあの娘も何でこんなヤツ好きになっちゃったんだろ?」
「こんなヤツとは聞き捨てならんな。」
「あんたなんかこんなヤツで十分よっ!」
そこへ隣の校舎から髪を左右に振りながら駆け足で近づいてくるいつものシルエット。
「お兄ちゃ〜ん、一緒に帰ろっ♪ ……どうしたの?」
「ちょっと聞いてやって!この馬鹿ったら女の子からの告白断ったのよ?
しかも、あたしに詫び入れとけとか言うのよ。ホントにコイツの無神経さったら…」
「……馬鹿じゃないモンっ !! お兄ちゃんは無神経なんかじゃないっ !!」
肩を震わせながら急に大きな声を張り上げる妹。
「な、何?急に怒ったりして…」
「すまんっ!この話はまた後でっ!」
「あ、馬鹿っ!ちょっと逃げる気?」
「馬鹿じゃないんだからっ!お兄ちゃんは…私のお兄ちゃんは…」
両手を精一杯振り回し幼馴染に反論する妹。
「と、とにかくお前の方から詫び入れといてくれっ。頼むっ!」
拝むように両手を合わせ、幼馴染に頭を下げる。
「ほ、ほらっお前も言いすぎだぞ。頭下げろっ!」
「私悪くないモンっ !!」
「ま、まあそういうことだから…後のことは任せたぞっ!」
妹の肩に手をやり、逃げるようにその場を去る。
-- コイツなりに弁明してくれたんだろうな…ちょっと幼げないけど… --
苦笑いしながらキラキラと夕日に反射した妹の長い髪を優しく撫でてやる。
「またそうやって子供扱いするぅ」
頬っぺたをふくらませて拗ねてみせるが、逃げるどころか擦り寄ってくる。
こんなカンジでいかがでしょうか?
あと
>>835 の話は、続きはご自分で書かれたほうがいいんじゃないかと思いますよ。
多分、ご自身のなかでは続きを考えておられたのでは?推測ですけど…
一部訂正 × -- コイツなりに弁明してくれたんだろうな…ちょっと幼げないけど… -- ○ -- コイツなりに弁明してくれたんだろうな…ちょっと大人げないけど… -- ∧||∧ すげー凡ミス…吊ってくらぁ
>>843 >自分で書かれたほうがいいんじゃないかと
確かにそうですね。
835氏つづき、まってます。
で、ちょっとリレーのルール追加案を。
・書き手は、間に最低2名書かない限り書いてはいけない。
・書き込む文は2・3行でもいい。
ってのはどうでしょうか?
同じ人が連続で書いていたりすると、初参加の人とか書きにくいですし。
それに、長い文ってけっこう難しいですし。<自分のこと
>>845 > 同じ人が連続で書いていたりすると、初参加の人とか書きにくいですし。
あう、少々長すぎました。申し訳ないです。 orz
> ・書き手は、間に最低2名書かない限り書いてはいけない。
ん〜、人数じゃなくて3〜5レス位間隔を置くってやり方のほうがいいんじゃないカナ。
………今のトコ書き込む人間がほぼ決まってるし<ボソッ
「ねえ、お兄ちゃん。手繋がなくなったの、いつだか覚えてる?」 「ん〜、すまん。忘れた」 「酷いッ!」 妹は瞬時に顔を曇らせて、抗議した。 「私、お兄ちゃんと手繋いで登校してからかわれたんだよ!? 覚えてないの?」 そういえばそうだった。 俺は親の代わりに入学式に出席する事となり、妹と手を繋いで中学校の正門 をくぐった。その時、はやしたてる男子の声が聞こえてきたのだ。「中学にも なって兄貴同伴かよ。ガキだなぁ〜」「いやいや彼氏だよウン、間違いない」 「パパだろパパ。顔がいやらしい」「ウン」三名の男子は頷きあい、妹の周囲 にたむろった。男子の一人、リーゼント小僧が聞いてきた。「お前、非処女?」 その時には俺の我慢が限界に達し、思わず手が出てしまった。右拳が男子生 徒の頬を打った。確かな手応えの後、リーゼントは声を立てずに左横に吹っ飛んだ。 その後、三名との喧嘩が始まった。繰り出される蹴りやパンチをかわし、俺 は次々に三人の生徒を倒していった。三人目が降参した時、教師が駆けつけて きて怒声をあげていた。 冷静なようでいて喧嘩っ早い俺とおろおろする妹は、入学式前に教育指導室 に連れて行かれた。 「すみません」 俺は平謝りした。申し訳なさそうに付き添う妹。説教をした教師は、「次は ないぞ」と念を押した。 それから、兄は妹に干渉しないようにし、妹は兄に頼る事をやめた。いつも 甘えてべったりだった妹は兄に手を繋いでもらう事もやめ、兄は妹に喧嘩はし ないと約束した。 そして一年が過ぎた。 妹の知る限り、この一年間兄は喧嘩をしてこなかった。その代わり兄と触れ 合う時間は確実に減っていった。兄は部活とレポートと遊びで忙しく、妹は学 校と部活で忙しくなっていた。二人で買い物するのも久しぶりだったのだ。
848 :
名無しさん@初回限定 :04/07/04 10:50 ID:x3fFqbts
「あ……うん。思い出した」 兄は目を細めて言った。 「お前を不細工だとか言ってた奴らを殴った、あれだろ」 「不細工なんて言われてません」 イーッと歯を剥き出して反論すると、兄は微笑んだ。「そうだっけ」 その笑顔がやけに眩しくて、直視できなかった。 一年前、あの男子生徒ら言われた誹謗中傷は、「お兄様とはもういたしたの?」 「義理だから大丈夫だよね、ヤっても」「中出しさえしなけりゃ」「で、どっ ちが最初に誘惑したの?」などだった。 ありえない暴言を吐く彼らは、人間には見えなかった。呆然としていると、 兄がいつのまにか殴りかかっていた。暴言を言われた私以上に、兄は怒った。 その兄があの事を忘れるはずがない。私に気を使って、あえて言わなかったの かもしれない。 「ねぇねぇ、忘れんぼさん?」 やや上擦った口調で兄に問いかけた。兄はギョッとして私を見た。 「俺のことかよ」 「うん。もちろん」 いつものように、軽い感じで言った。「手、繋ご?」 「嫌だ」 兄は断った。「何でよ?」 「恥ずかしい」 思わず兄をジト目で睨んでいた。「一年前まで率先して私の手を引いて歩い ていた人の発言とは思えないですわ、ですわ〜」 「あれはお前がガキだったから」 「今だってガキだもんッ!!」 「違う」 「違わないもん、ガキでガキでどーしょーもないガキだもん。お兄ちゃんと手 繋ぎたいもん。仕方ないじゃない。お兄ちゃんがす……好きだから!」 兄に抱きついた。体ごとぶつかっていき、両手を兄の背中に廻した。 がっしりとした体躯の兄を、離したくなかった。兄の胸元に頬が触れ、私の 胸が惜しげもなく兄の腹を圧迫した。兄は硬直した。
「は、離せ」 「嫌」 断固として断った。「手離したらもう二度と会えないよ。だってお兄ちゃん 私の事避けてるもん」 「避けてない。つーかモンモン言うなよ」 兄がおどけて言う。 「私の勝手だもんッ!」 兄はしばし、言葉をなくした。何を言っても意味がないと分かったのだろう。 それから何分ぐらいだろうか。私と兄は体をくっつけていた。 秋空を枯葉が舞い、風に乗って二人のもとに降りてくる。幾枚もの葉が車道に 落ちる間、兄の体をひっしと抱きとめていた。 あまり車の通らない道を、夕陽が差している。隣接する家屋の窓ガラスを赤く 照らしていた。 綺麗な夕焼けだった。ベールを掛けたかのような薄い雲が空を覆い、東に向か って流れてゆく。風は強くない。だが胸が熱いのはなぜだろう。 兄との関係はどんどん疎遠になっていく気がして、怖かった。 「帰るぞ」 兄の声が聞こえた。私は自然と手を腰から離し、兄を見つめる。兄は怒って いないようだった。だがお互い言うべき言葉は出てこない。 「手ぐらい繋いでやるよ」 ひょい、と右手を出してきた。「ぐらい」という言い方が気になったが、 素直に左手を兄の掌に乗せた。 大きな手だ。私より2センチ以上大きい。 「お兄ちゃん」 「何だよ」 心なしか、兄の頬は赤らんで見える。 「手、おっきくなったね」 「かわんねえよ、そんなに」 「成長したんだね」 「ナマ言うな。成長してねえさ」
「ううん」
どういうわけか、嬉しくなった。理由は分からない。だけど、とても嬉しく
なったのだ。胸が熱くなり、顔を綻ばせて言った。
「お兄ちゃん。家まで手、離さないからね」
その時の兄の顔は忘れられない。
嬉しそうでいて困ったような、何ともいえない表情だったのだ。
終わり
>>845 元々こういった展開が好きだ、という意思表示として書いただけなので、
ASAGE氏が続きを思いついたのなら書いていただいても全然構いません。
>>847-850 続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
というわけで更新してきますた。
835氏GJ !!
となるとアサゲ氏によるアナザーワールドも気になりますなw
はいはいはい、こんな時間に失礼しますね〜。<挨拶?
>>◆YukaXXZTS2氏
えっと、じゃあ私は
>>843 の話の続きを今日か明日の夜にカキコみますね。
といっても、短いものですけど。
しかし、トンデモな妹ですな。(w
>アナザーワールド
………え? あ、いやすみません。
まったく考えてませんでした。(汗
>>835 氏
GJ
なんともいい兄妹ですね。
他の話もできれば期待してます。
>>839 真綿で締め付けるような焦らしが何とも。展開に期待大。
>>841 また新○さんいらっしゃいのようなお約束を。
>>850 ええ話や。気が向いたらまたおながいします。
いつものように夕食後、居間で二人してTVを見ていた。
漏れはローチェアに背をもたれ、漏れの投げ出した足の間に座り
座椅子がわりに寄りかかってくるのがユカのポジションらすぃ…
「そういえば今日ね、高校の時の友達に会ったの。」
「へぇ、卒業すると途端に会えなくなるヤツとかいるよね。」
「うんうん。それでね、その娘なんだけど…」
話が長くなるので概略だけ…
高校時代の友人は、当時付き合ってた彼氏と同棲を始めたらしい。
二人とも同い年ってことでお互い名前で呼び合っている。
「でね。その二人がね…週に4回…なんだって…」
「…何が?」
「あの…えと…その…えっちが…ね」
そういうと胸の前で両手を合わせてモジモジし始めるユカ。
………なるほどね。ユカなりの催促と見たので、ちょっとイヂワルをw
「そりゃお盛んなことで。」
「す、すごいよね。」
「若いと無茶きくからね〜 さて、明日早いから寝ようか?」
「え゙っ、もう寝るの?」
「うん、どうして?」
「ううん、何でもないよ」
と言いつつもちょっぴり拗ねた顔して…やりすぎたかな?
「…で、ユカは週何回ならいいのかな?」
頬っぺたを指でつつきながら質問してみた。
「…そんなこと…言えないよ。」<ボソボソ
「…週2回ってことで手を打たない?」
「お、お兄ちゃんがそれで良ければ……いいよ。」
と、言うわけで先々週より週勤2日制施行のお話ですた。
>>853 氏
ホントお約束な話題でスマソ
短編はただ今執筆中ゆえ平にお許しを… m(_ _)m
>>852 >しかし、トンデモな妹ですな。(w
自分で書いといて言うのも何ですが相当ブラコン入ってます。
しかも感情が表に出過ぎてるから始末に負えない…
ま、そういうとこがこの娘の持ち味ってことでw
しかし動かし辛いキャラだな。この娘… orz
>>843 の続き
「なあ、なんであんなに怒ったんだ? いくらなんでも、あれは言い過ぎだ」
あの騒動からしばらく経って、俺は妹に聞いた。
時間をおいたのは、こうすれば少しは冷静になると思ったからだ。
「だって、お兄ちゃんは馬鹿じゃないもん……」
すねたように唇をとがらせ、つぶやくように答える。
さっきとまったく同じ言葉に、俺は呆れた。
「あのなぁ」
「だってぇ……」
妹がそでをキュッと握る。
まったく、いつまで子供なんだか。
「怒ってくれたことはまあいい。でもな、明日苦労するのは俺なんだぞ?」
俺は、明日しなければならないであろう事を思い、げっそりとする。
周りへの誤解を解とり除き、幼馴染みにお詫びと称してこき使われ、振った子の噂が広まってたりしたら
それを確認しにくるやつへの対応、刺すような強い視線に、気まずさ。
「じゃあ、私が協力を……!」
「馬鹿、おまえが手伝ったりしたら、よけいに変なことになる」
わーい、◆YukaXXZTS2氏のお話リアルタイムだー。 お話の続きはこんな感じでどうでしょうか? 甘えんぼ属性をプラスしてみました。 あと、いろいろと伏線なんかも。 次に書く人は、もしよろしければ使ってください。
続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! いやはや、またしても時間がかぶるとは…w つ旦 アサゲ氏お疲れ様ですた〜♪ こうしてみると他の人によって違う一面がプラスされてゆくというのは… 思ったよりもリレー小説って奥が深いですね。 展開が予測出来ないってのがじれったいw
階下から叫び声がする。 「お兄ぃ!またわたしの焼きプリン勝手に食べたでしょっ!」 「わりぃわりぃ、腹減ってたんでつい…な。」 「もぉ〜!お風呂上りに食べるの楽しみにしてたのにぃ〜」 ちょっと気の毒な気がして階段を下りると、バスタオル一枚で仁王立ちの妹。 マンガなら頭から湯気出してるとか怒髪天マーク?がついたような状態だ。 「お兄ぃ、焼きプリン弁償してくれる?」 マズイっ、顔は笑ってるけど口元と眉間が引きつってやがる。 こういう時は触らぬ神になんとやら… 「ごめんな、今から買ってくるよ」 「…3コ。それもいつものヤツ!」 「はぁ?」 「いつもわたしが食べる焼・き・プ・リ・ンっ!」 「いや、わかんないって…」 「もぉ役に立たないんだから…着替えるまで待ってて!」 「…はぁ」 居間でTVを見ながら待つこと数分… 「お待たせぇ〜♪」 「遅かったな、ったくいつまで着替えてるん…」 振り向くとそこに……長い黒髪を結わいた浴衣姿の美少女がいた。 「……ど、どちら様?」 「はぁ?お兄ぃ何いってんの?」 声はすれども姿は見えず……つうかこの美少女はうちの妹ですか? 「さぁ、早く焼きプリン買いに行こっ!」 そういうと俺の手を引っ張るように玄関へと連れ出す。 「…なんで浴衣なわけ?」 「お兄ぃ、今日は何の日?」 「今日は何の日って7日だろ?」 「だ・か・ら7月7日は何の日だって聞いてるの!」 「…あ、そうか七夕か。」 「うんっ!」
大きくうなずくと満面の笑みで俺を見上げる。 「今日は短冊に願い事を書くと叶えられるんだよっ」 「ま、一般的にはそういう行事だな」 「もぉ!お兄ぃったら夢のないこと言わないのっ!」 「そういうお前は、なんか願い事したのか?」 ピクッと肩を震わせたかと思うと後ろに手を回しモジモジとし始めた。 「う、うん。ちゃんとお願いしたよ。」 「ふぅん、どんなお願いだ?」 「ど、どうでもいいのっ!………ね、お兄ぃ。暗くならないうちに買い物行こっ♪」 急に俺の方へ向き直ると腕を絡ませてきた。 「ば、馬鹿っ!恥ずかしいだろっ!」 「いいじゃない、今日は七夕なんだからぁ〜♪」 「それとこれとは…って話を聞けっ」 「ほらっ、早く行こっ!」 わたしの願い事はね、お兄ぃと腕を組んで歩くことだよっ 確かに妹はそうつぶやいたような気がした。 「…馬鹿。」 「なによぉ〜」 「さ、急いで買って花火大会でも行くか?」 「うんっ!」 寄り添う妹の頭をやさしく撫でながら、この時間がゆっくり過ぎることを願った俺だった。 お約束な短編です。しかも時事ネタw むぅ、甘ったるいうえに内容が薄い…『なか○し』とか『り○ん』とかのようなカンジ… orz 何はともあれ今夜は良い天気でありますように…ということで これ書いてる途中で寝ちまったよw さ、もう一眠りしよっと…
童貞がそんなに悪い事だろうか。智彦は素直にそう思う。確かに 恋愛し、性交し子を作るのが人間社会形成の重要な一過程なのは否 定しないが、「高校生にもなってマダ童貞ですか?」という揶揄は あまりにも酷すぎはしないか? いや酷い。 それを言ったのは悪友・住友直人だが、実はそいつも童貞だ。お 前は他人を馬鹿にする前にまず自分がソープに行けと。 「はぁ……」 そんな事はいい。俺にはやることがあるのだ。自転車の前カゴに 置いた鞄を忌々しく眺めつつ、しばし嘆息した。 鞄の中には英語の教科書、グラマー、英和辞書、和英辞書が詰ま っている。今から家に帰って明日の小テスト対策をする必要があっ た。本来なら近くの公園でサッカーをやる予定だったのが、断りの 連絡を入れる暇もなく捕まった。つい一時間前の午後四時のことだ。 午後四時三分前、担任の佐藤美樹が俺に教室に残るように言った 。教卓にしつらえてある椅子に先生は座り、俺にそこらの椅子に座 るよう言った。 「なぜ君に残ってもらったか、分かる?」 佐藤美樹、25歳。モデルかと思えるほど美人で独身、明朗快活 で授業も面白い。生徒の下ネタにもそれなりについてける包容力を 持つが、何よりも特筆すべきはその胸である。 諸君、やはり神が人類に与えたもうた奇跡は胸だとは言えまいか 。いや言える(反語)。 先生のしっとりとした黒髪はストレートに腰まで下り、胸元はE カップと豊かだ。先生が廊下を歩く度バストが揺れ、男子生徒から 「ヤリスギだ」という声が漏れる。その動きたるや圧巻で、計測不 可能の大地震だ。どっちに揺れるか分からないが、どこへ揺れても また戻る。振り子の法則万歳。ニュートン最高。 「トモくん?」 「胸は、生きている……」 先生がため息をついた。
「トモくんの今回の小テスト。何点か覚えてる?」 「はい! 1点であります先生」 「ん。元気があってよろしい。で合格ラインはいくつだっけ?」 「8点です先生」 「ん。分かってるじゃない。じゃあこの小テスト告知は何日前?」 「今日の授業中……アウチッ」 その時、先生お手製のハリセンがマッハで俺の鼻を叩いた。鼻の 先がひりひりと痛む。 「暴力反対! 婦女子暴行現行犯で逮捕します!」 「これは粛清です。それはともかくぶー!」 先生は大仰に両手を胸の前で交差させてばってんのジェスチャー をした。左手のハリセンを教卓の端に置くと、眼鏡をずり上げなが ら言う。 「一週間前です。忘れたの?」 俺は首を縦に振って頷くと、先生も首をかくんと落とす。 「分かりました」 先生は教卓の上にある教科書をぱらぱらとめくり始め、「トモく んメモして」と言いつつ黒板に白いチョークで数字を書き込んでい った。 56-63 71 74-80 「貴方には明日、小テストをやってもらいます。範囲はコレ。開始 時間は放課後の4時15分。逃亡は許しません。欠席も、病欠も、 合格ライン未満も許しません。ドゥユアンダスタン?」 「いぇー……え?」 俺はノートにその数字を書き込みながら、その数字が理解できな かった。問題範囲がいやに多い。今日の小テストの二倍ある。 「えっと、先生。範囲増えてますよ」 「悪い?」 「ごめんなさい、それでいいです」
「『それで』って何よ。素直に喜びなさい」 「わーい、やったぞ〜! すごいや!」 先生が頭を抱える。 「先生、大丈夫ですか?」 「貴方の頭よりは平気よ。とにかく勉強なさい。もし不合格だった ら、昨日街中で妹さんと抱きついてたの皆にばらすわよ」 「エ!? 俺、そんなことやってないですよ!」 俺は立ち上がった。先生は目を細めて「ま、言いふらされたくな かったらちゃんとやるのね」といって立ち上がった。 「ま、待ってくださいよ先生!」 「あら、言い訳? それとも賄賂?」 俺は舌打ちした。「やりますよ。やりゃあいいんでしょ!」 先生は微笑んだ。「つくづく強情ね。でもやる気になってくれて 嬉しいわ」 先生は教室のドアに手をかけ、ガラガラッとドアを開けた。 「じゃあね。頑張って」 つづく。 後で妹出てきますので勘弁してください。
新作キタ――――(゚∀゚)―――!!!! GJ!!
うわ凄えー面白そう。期待値大。
>>861-863 うう、俺も参加したいが7月は休みも無いほど忙しい。
妹が魔法少女でもない限り現状打破は望めないな。
7月7日 晴れ 今日、Aのうちに遊びに行った。 Aには双子の弟妹がいて、弟君がKくん、妹さんはSちゃんというそうだ。 二人とも小学生で、以外と仲がいいみたい。 その二人が、私たちが話をしていると部屋にやってきて紙を一枚渡してきた。 短冊だった。 私達も一緒に書こうと、渡された。 Aは笑ってペンを四つ用意した。 四人で一緒に願い事を考えて、書いた。 笹につるそうと言っていたけれど、恥ずかしくて短冊をつるすための枝を一本もらった。 それは私のすぐそば、机の端に立てかけてある。 なんの飾りっけも無くて、短冊が一枚つるされただけの笹。 もし、空の上にいる二人がこの短冊を見ているとしたら、どう思うだろう? 笑うかな。 応援してくれるかな。 願いを叶えてとは言わない。 願いは、自分で叶えるものだから。 だから、見守ってください。 お二人の幸せを想う私を。
七夕。
それは、古より行われてきた儀式。
天において行われる男女の再会に際して発せられるそれはそれは濃厚なエロエロパワー
を利用して、地上では己の願いを叶えようとする。
そんな日。<挨拶
さてさて、今回のお話は七夕における義妹のYちゃんの日記です。
私としては、七夕というと7月7日よりも8月7日を連想するのですが、どうでしょう?
ともあれ、天の二人に幸あらんことを。
>>861-863 GJ
これはまたすばらしいものですね。
続きを期待してますよん。
七夕さまという行事にかこつけて実家に集められてしまった。 実質は、漏れの両親が孫と花火がしたいだけという単純な理由なわけだがw で、気がつくとすごい大所帯になっていた。 漏れの両親にユカの両親、それに姉夫婦とちみっ子と漏れとユカ… コレより先は会話の前に名前入れます。混乱するのでw ゆか:「ねえねえ、一番先にお星様付けなくていいの?」 姉:「ソレはクリスマスツリーでしょうが…」 ユカ:「でも綺麗かもよ、香織お姉ちゃん。」 姉:「そりゃそうかもしれないけど…」 漏れ:「なあユカ、飾りつけ済んだらゆかちゃんお風呂に入れてあげなよ。」 ユカ:「そうだね。汗でおでこに髪がベッタリ張り付いてるもんね。」 ゆか:「お風呂ぉ? ゆか、お姉ちゃんと一緒に入るぅ」 ユカ:「あははっ、じゃ一緒に入ろうねぇ〜♪」 姉:「ユカちゃん、後で浴衣出してあげるね。」 ユカ:「あ、香織お姉ちゃんの? やったぁ !!」 ユカ:「それじゃ、お兄ちゃんも一緒にお風呂入ろうよ。」 漏れ Σ(゚Д゚; )… 姉・義兄 (゚∀゚)ニヤニヤ 漏れ ( ;゚д゚)アウアウ… 両親s (゚∀゚)ニヤニヤ うすうす感づいてたけど…おまいはやはり天然ディスカ? ゆか:「お兄ちゃんも一緒?やったぁ !!] ユカ:「ねえねえお兄ちゃんも早く一緒に入って浴衣着ようよぉ」 なんだかすごく汗かきますた…たいして暑くもなかったのに… orz
どうもこのスレでの漏れの役割はお笑い担当のようで<挨拶 どうしてロマンティックなイベントでお笑いに走りますか?うちのヤツらはw ま、最初から期待はしてなかったけど、ある意味期待を大きく裏切られた結果に…
>>868 (゚∀゚)ニヤニヤ
-------------------------------------------
余りにも暑いので目が覚めた・・・
久々カキコ。
妹税率アップ反対!!
(´д`;)バカな事言ってないで、早く寝よっと・・・
「やりたくね〜!」 それからの下校中、俺は自転車のハンドルを適当に掴み、ペダルをため息を つくようにゆっくりとこいで家路に向かっていた。上半身は前傾姿勢、無論猫 背だ。そんな俺の横を二人の女子校生がセーラー服を靡かせつつ、きゃいのき ゃいの言いながら走り去ってゆく。 「やりてー」 俺を抜き去ったとき、強風が吹いた。膝上4センチのスカートを穿いている 少女のスカートがはためき、裾端にレースが施された黒ショーツが見えた。小 ぶりなお尻を包み込む精緻なデザインの下着がサドルに乗っている。俺もサド ルになって全国津々浦々女子のお尻に押しつぶされて生きてみたい。可愛い子限定。 しかし先生に引き止められていなかったらあのお尻に出会えなかった。人生、 塞翁が馬である。 突如携帯が鳴り始めた。とっさに自転車を端に止め、胸元のポケットから携 帯を取り出した。画面には住友直人と表示されている。 「すまん、突然電話して。今大丈夫か?」 「ああ、どうした? 何か用か?」 「あとでお前んちに行っていいか?」 「んー、いいけど俺今日は勉強するからお前と遊んでらんないぜ?」 「いいよ。ちょっと遊びいくぐらいだからさ。何時になら大丈夫なんだ?」 「んー。六時、かな」 「分かった。じゃあとで」 「おう」 直人の電話を切ってから、やけに奴の口調が切羽詰っている気がした。いつ もならまったりと話し合うこともある直人が、さっきはやけに声に力が入って いた。だが直人の事だ。「あたらしい素材をゲットしました!」といった破廉 恥な話題を提供するのが関の山だろう。 直人んちは俺んちから結構近くにある。自転車で6分もあれば余裕でつく。 あいつの性格は、簡単に言えば変態だ。下ネタ大好き、女の子大好き、アニメ、 漫画、ゲーム大好きの格闘技人間だ。あいつとは中学時代からの付き合いだが、 奴を理解するために一つエピソードを紹介しておこう。
以前奴は『こんにゃくで作るオナニーホール』という講義をした事がある。 彼は事前に作成したレジュメをクラスメートに配布し、バンバンと教卓を叩い て「うぉ〜い、始めますよ〜?」と某生物の先生の物まねから始めやがった。 無駄に上手い物まねに生徒は爆笑し、「先生ほかの物まねやって〜!」とリ クエストが飛び交った。直人はビシッと左手を宙に掲げ、厳かに言い放つ。 「諸君、静粛に」 期待に胸膨らませた生徒たち、その瞳をまんべんなく眺め、直人は「我々に はオナニーがある」とのたまった。 「諸君、我々にはオナニーがあるのだ」 「二回も言うなって」という野次に向かって直人は眼を開いた。 「馬鹿な! 裕太。君はオナニーを馬鹿にするのか!?」 「だって先生がオナニーっていうなんて!」 「オナニーって何ですか?」 「ハーマイオニーの事だよ」 「お〜、ハリーポッターか!」 各々が好き勝手な談義を始めようとするが、直人がそれを許さない。 「オナニーとは私の事だ」 この頃には笑いまくって痙攣する生徒が出始める。こういった生徒には何を 言っても笑ってもらえる。うんこと連呼し、最後にちんこといっても笑うだろ う。生徒の瞳が猥雑になる。「先生もオナニーするんですか?」 「いや」直人は微笑んだ。「私はオナニーはしない」 途端に「嘘だ、先生が嘘ついた! 先生の嘘つき! センセの嘘つき! セ ンセの嘘つき!」のコールが鳴り響いた。 直人は再び左手を掲げた。 「待て。私もかつてオナニストだった。しかし時は非情だ。年々ペニスが立た なくなる。だから私はオナニーはしない。ここぞという時のために、精子バン クに溜めておこうと思ってね」 まあ直人が下ネタ連発しただけの講義だったわけだが、同級生には受けに受 けた。これにより直人は一部から「先生ッ!」とからかい半分で言われるよう
になったが、この授業が学年主任にばれて、直人はその後三日間、給食のデザ ートを没収された。直人が女の子の次に愛していたデザート。プリン、ケーキ、 揚げパン。しかし直人は抗議しなかった。直人の代わりに先生に文句を言おう としたクラスメートを直人は引きとめ、諭した。 「たかが下ネタごときで処分するような教師だ。文句言ったらお前も嫌われるぜ。 気にするなよ……だけど俺は、今後も言い続けますよマジな話。だって下ネタ好きだもん」 直人はオナニーホール、バイブ、ローター、首輪、手錠、荒縄など様々なア イテムを自室に所持していた。奴はその殆ど全てを先輩から預かったものだと 弁解したが、本当の所は分からない。だが──これは直感だが、奴もまだ童貞だ。 そんな気がする。男同士のじゃれあいを奴とする度に何となく思う。 途端に今日の勉強の事が頭に浮かんだ。 「やりたくね〜!」 散々に大声で叫び、歌い、現実逃避をした後、家に帰り着いた。 サッカー仲間へ謝罪したのが30分前。自転車をキーコラこいで、やっと家 まで帰ってきた。学校から家まで約4キロだが、いつになく遠く感じられた。 曇天の空を駆け巡る電線と烏の群舞。夕方を越えると、辺りは薄暗くなる。 いつもならそこらのぺんぺん草にさえ愛想を振りまく俺が、何の感慨もなく自 宅の駐輪場に自転車を置き、跨っていた足を雑草の上に降ろし、踏みつけ、玄 関のドアを開けた。 「うぅ〜いィヒッ! 旦那様のお帰りですよ〜?」 玄関先でわめいても誰の返事が返ってこなかった。至極真面目に靴を脱ぎ、 居間に入るやいなや、絹を裂くような悲鳴が聞こえた。 「キャーーーーーーーーーーー!!」 妹の千佳がバスタオル一枚で俺の前に登場し、右手でチョップしてきた。ハ イスピードで振り下ろされる手刀を、膝をがくんと曲げて上体をのけぞって避 けたが、千佳の手は俺の、ちんちんを直撃した。金玉のちょうど真ん中、ちん ちんに渾身の一撃を叩きつけられ、情けないうめき声を上げて倒れてしまった。 さらに玄関の段差に背中を打ち付けた。
私の1日は、いつも兄の声から始まる。 この年にもなって兄に起こされているというのは、ちょっと恥ずかしいと思っている。 だからいつも目覚ましをセットしてはいるのだけど、朝、気がつくといつもオーバーしているのだ。 「自分で止めてるぞ」 と兄は言っているけれど、全く覚えがない。 そもそも、兄に起こされるというのは今に始まったわけじゃないのだ。 そう、私が覚えている限りでは保育園生のころ。 悪夢を見て泣いていた私が目を覚ましたとき、私の目の前に兄の顔があった。 思わず抱きついて泣いてしまった私を、優しくなだめてくれた。 それから一緒に寝ようって言ってくれて。 兄の布団は暖かく、それ以来、悪夢を見た日は兄と一緒に寝るようになった。 兄と一緒に寝ると、安心できるのか私はぐっすり眠ってしまい、その日はいつも兄に起こされていた。 そのうち、私が兄の布団に毎日潜り込むようになって、気づいたら今の状態になっていた。 私にとって、兄の声はぬくもりに他ならないのだ。 「に……兄さん、おはよう」 義妹がやっと目を覚ました。 目に浮かんでいる涙は、きっと何か恐いことがあったのだろう。 拭ってやろうと思い手を伸ばすと、義妹は怯えたように目をつぶり、震える。 俺はそれを気にせず、義妹の顔から涙を拭った。 「何か、あったのか?」 義妹は答えず、ただ首を横に振る。 「何か、恐い夢でも見たのか?」
この質問にも、ただ首を横に振る。 「じゃあ、今、恐い夢を見ているのか?」 義妹の目にまた涙が浮いてきて、ゆっくりと頷いた。 そうか、と呟き、もう一度涙を拭ってやる。 コイツは今、恐い夢を見ているのか。 「大丈夫だ、安心しろ」 義妹のほおに手を添えたまま、優しく言葉を放つ。 それは、破壊の一突き。 「おまえは目が覚めていて、これは夢じゃなくて現実だ」 私はただ泣いていた。 心の中にぽっかりと穴があき、その穴から絶望が止まることを知らずに流れ出てくる。 否定しても、どんなに違うと叫んでも、現実は変わらない。 (どうして……) もうだいぶ経つというのに、頬の痛みが消えない。 この痛みはきっと、自分への贖罪なのだろう。 私は、兄に何をしてしまったのだろうか。 兄があんなになってしまうくらいに、酷いことをしてしまったのだろうか。 兄が私の部屋から出て行ってから、私は声を出さずに泣いている。 今の自分は、声を出すことすら許されない。 いや、涙を流すことさえおこがましいに違いない。 だが、私の身体は意志に反して涙を流し続ける。 あたかも、罪を全て流し出そうとするかのように。
>>839 の続きです
ちょくちょく時間が飛ぶので、読みづらいかな?
どうだろう。
>>午後氏
氏もですか。<目が覚めた
最近の暑さは、ちょっとキツいですよね。
>>874 乙&GJ
もちろん続きはありますよね?ね?
いろいろと続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ここ数日のスレの勢いすごいですね。
>>アサゲ氏
乙です。これからの展開がすごく気になりますね。
>>878 氏
乙です。そしてGJ!!
ノシ 続きも期待して待ってます。
さて、漏れもなにか長編作るためにプロット考えますか…
>>午後氏 お忙しそうですね。 でも、身体だけは気をつけて 時間の空いた時にでもアノ話の続きを…
事情は良く分からんが、賑わいだした上にどの話も面白い。 なのに何故俺は午後氏に次ぐほど忙しい? 脳内妹を召還しようにもMPが足りないようなのでもう寝ます。 どっかの街角に、癒し系の偽妹が落ちてたりしないだろうか。←反語のつもり
沈黙が続くのは今に始まったことではないが、 某所も見れなくなっているのは何故だろう?
>>882 氏
どうやら鯖落ちてるみたいです。 orz
と、いうわけで早速ミラーの更新致しますた。
つかコッチを本家にするという手もw
ttp://imouto2ch.hp.infoseek.co.jp/index.xtml 閑話休題
昨日の晩、冷蔵庫の前で…
「ん゙〜っ !!」
なにやら叫び声っぽいのが聞こえたので行ってみると…
バスタオル一枚のユカが口元はもとより胸の谷間やらそこらじゅう白液まみれになってますた。
「どうしたの?」
「牛乳を飲もうと思ったら…一気に出てきたぁ」
よく聞くと映画やマンガとかの一シーンで『パックから直接』というのをやってみたらすぃ…
……やっぱり天然だな。
しかし見ようによってはエロいシチュだな…
884 :
882 :04/07/15 01:58 ID:NVAGP0zh
乙です。 (床とかにこぼした)牛乳の類はすぐに拭き取らないと臭いの元に。 しかしバスタオル姿で被弾したのが惜しい。これだと風呂場へ直行。 普段着なら、 すぐに洗濯しないと臭うので強制脱衣しちゃいますよプラスアルファ プレイが楽しめたのに。 厳密には洗濯機に放り込むんじゃなくて浸け置き洗いだけど。
「お父さん、早くぅ〜!」 俺だ。俺が海辺にいる。親父もいる。千佳も、お母さんもいる。 皆、海辺で楽しそうに遊んでる。 「おー、威勢がいいなぁ。じゃ、次はあそこまでかけっこだ」 「うん! お父さんには負けないんだ!」 俺は親父とかけっこをしている。親父はまだ若くて、俺も若くて、 後ろから千佳の声がする。千佳はもっと若い。小2ぐらいか。 『お、お兄ちゃん。千佳おいていかないでよ!』 千佳は荒い息をはきながら、砂浜で倒れてる俺の元まで来た。俺 は元気だ。太陽のおかげで辺りは眩しい。何もかもが煌いて見える。 「じゃおれが背負ってやるよ。ちょっと待て。千佳、耳貸せよ」 『う、うん』 こうすればお父さんは絶対に負ける……そんな策略を思いついた。 お父さんよりも早く走る方法。お父さんを足止めする計画。そうす ればお父さんより早く、ゴールに着く。 「おいおい、秘密会議か?」 ひそひそ話もなんのその。お父さんは口笛吹きながら、お母さん と茶飲み話に興じてる。負けるはずがないと思ってる。 「ええ、そうです」 兄妹そろって声高に、ビシッと父に人差し指を向けてやる。 「アイスのためなら」 「どんなことでも」 「やってみせましょホトトギス」 「月に代わって」 「おしおきだべさぁ!!」 最近流行の戦隊モノのポーズを取る二人。お母さんは一緒に見て いるので子供たちがどれだけ戦隊モノに嵌っているか、どれだけポ ーズや台詞の物まねを繰り返したか知っていた。何も海に来てまで 「レンジャーレンジャー」と叫ばなくてもいいのにと思わなくもな かったが、笑ってしまった。 対する父親は大の戦隊モノ愛好家。二人のポーズも勿論知ってい たし、振り付けの指導までやっていた。しかしどうだその腕の曲げ
方は! 角度が違う。千佳、足が開いてない。智彦、タイムボカン は違うだろ! どこから突っ込むべきか分からない。口をあわあわ 動かして、ただ一言、 「勝負だ」 その通り。子供の世界にたわ言はいらない。ただ強ければいい。 大きくてかっこよければいいのだ。子供は父の言葉を見事に受け止めた。 「勝負だ!」 めらめらと燃える闘志。あらあらと嘆く母親。 まったく貴方は、いつになったら大人になるのかしら? 結局、どちらが勝ったか俺は知らない。夢から醒めたのだ。 途端に股間を襲う激痛に、我に返る。俺はさっき、大事な箇所を 妹にスパンキングされた。起き上がろうとするとちんこに激痛が走 り、顔をしかめた。 千佳は目の前でおろおろしていた。巻いていたバスタオルが緩み、 胸のふくらみが見える。 「お兄ちゃんッ!」 千佳……。 「何?」 目を潤ませて安堵している千佳に言った。 「胸、見えてるぞ」 直後、耳をつんざくような激しい悲鳴とともに、千佳は地面のバ スタオルを手にとって体に巻きつけた。咄嗟に巻いたせいで頭まで 白のタオルに覆われている。 うぅ〜、と唸る千佳の声が耳に心地よい。きっとタオルの中には 真っ赤に燃えた顔があるのだろう。思わず苦笑する。笑い声に千佳 の悶えた声が唱和する。 「うぅ〜、お兄ちゃん酷いよ」 頭だけタオルを剥いで、朱色の妹が抗議する。 「最初からずっと起きてたの? 私が裸なの知ってて」 「あのなぁ、んな暇なことするかよ」
「何それ? 私のナイスバディー馬鹿にしてる?」 千佳はタオル越しに「ふんっ!」と胸を突き出してきた。タオル で体隠しながら自慢することだろうか? 「千佳ちゃん? 服着まチョウね〜」 「ムカつく!」 「ほら分かったから服着ろって。ほら」 「わ、分かったわよ」 いそいそと千佳が廊下へかけてゆく。前半分を隠しているだけだ から尻はもろ見えだった。中2にしては丸みをおびたお尻、水泳で 鍛えたカモシカのような脚が廊下に消えた。 千佳がいなくなってから、笑いがこみ上げてくる。 いつもの千佳だった。数日前告白されたのが信じられないく らい、俺と千佳の関係は以前のままだ。千佳は相変わらず何事にも 真剣で、俺は相変わらず適当だった。だが、勉強だけはしなくちゃ いけない。あの先生の事だから憶測を交えた噂話を生徒に披露する ことはないだろうが、話を聞かされた生徒はアレンジするに決まっ てる。 居間に転がっている鞄をあけて、中のプリント、教材などをテー ブルの上に並べた。暗記すべき単語が145個。そこからテストに 出るのは8個。後の2個は文法問題。必ず出るものだけ勉強できれ ば効率的だが、世の中そんなに甘くない。 とりあえず書こう。書いて覚えていこう。 俺が本腰を入れるまで、それから十数分かかった。 千佳が居間に来たとき、兄はテレビも漫画もゲームもせず、机の 上で英語の勉強をしていた。ヒョイと横からノートを覗き見るが、 悪戯書きもしていない。珍しい。こんなのは兄じゃない。 「えぇ〜? お兄ちゃん、何で勉強するの?」 「日本経済の発展のためだ。国民の責務だろ?」 「宿題?」 「違う。明日英語の小テスト」
「ふぅん。でもお兄ちゃん、『もう勉強はしねえ』とか言ってなかった?」 「失言だ。訂正させろ」 確か高校入りたてのとき、兄はそう言った。やりたくないことは 絶対にやらない兄。親の小言も先生の叱責も聞き流した兄。それが 中二の二学期から、猛烈な勢いで勉強しだした。毎日のサッカ ーを半分以下に抑え、図書館と先生を大活用して内申を上げ、見事 県立トップの高校に入学した。 以前の兄を知っている先生やご家族の皆様からは、ため息しか出 なかった。私もそうだ。なぜ兄が、そこまで本気になるのか分から なかった。 いずれにせよ兄は無事高校生となり、勉強したくない病が再発し、 今に至るというわけだ。 「うっそー。信じらんなーい」 私は何度も「うっそー」といった。こうなったら徹底的に兄を馬 鹿にしてやる。悔しがらせてやらねば気が済まない。 兄はあぐらを改め、正座をした。 「千佳、そこになおれ」 「はっ、何でありましょうお兄様」 千佳は機敏な返答をし、智彦の向かい側に座った。智彦と同じ、 正座である。何度目かのお遊戯。お殿様ごっこ。殿様と家臣を演じ たいものが唐突にその口調となり、パートナーがそれに同調すれば 今回のような演技が始まる。 「わしの決意に揺るぎはない。今日、徹夜で英語を勉強する」 兄、智彦は曇りのない清清しい笑顔で妹、千佳を見下ろした。 千佳は目を見開いて驚愕する。 「し、しかしお兄様」 うろたえる千佳。しかし智彦は不適な笑みを崩さない。 「ふっ、そちが戸惑うのは無理もない。わしは今まで勉強とは眠る ための儀式としか思っておらんかった。勉強のせいでFFが出来な くなった日には、二度と勉強するかと誓ったものよ」 千佳の目が鋭くなる。「お兄様! 一つ問題がございます」 智彦は「がっはっは」と両手をそらしてソファに仰け反る。
「許す。申してみぃ」 千佳は厳かに発言した。 「お兄様は、シャープペンシルをお持ちですか?」 「愚弄する気か小童! わしとてシャーペンぐらい持っておる」 智彦は学生鞄を取り出して、ボタンを取って中をがさごそと探る。 「あれ?」 智彦は鞄のあちこちを探すが、一向にふでばこも出てこない。教 科書は大量にあった。数学A、グラマー、現代文、地理B、音楽、 しかしふでばこはどこにもなかった。 「おっかしーなー」 鞄をひっくり返して左右にぶらぶら振ってみる。風俗店の割引券 とコンドームが出てくる。 「ちょっと待てぃ!」 瞬時に智彦は鞄を割引券とコンドームの上に被せた。強い力で鞄 を振り下ろしたせいで、割引券が宙を舞った。 ゆっくりと舞い降りる割引券の、キャッチコピーが千佳にも判読 できた。 「『包 茎 を 克 服 せ よ』? お兄様、これは一体?」 ピンクで可愛らしく書かれた文字の横に、鎧を着た金髪の女子が 男の一物を片手で持ち、カメラ目線で微笑んでいる。 「千佳」 「はっ」 「わしは仮性人ではない」 「は?」 「気にするな。専門用語だ」 「お兄様は、火星人なのですか?」 「ヌォウッ! 違うッッ……てか包茎って何?」 智彦はわざとらしく千佳に問う。しかし千佳が分かろうはずもない。 「さあ、しかしお兄様の反応から察するに、あまり良い意味ではな さそうですね」 「いや、いい意味だよ」 「本当ですか?」
「勿論」 「では、お兄様もかせい、包茎になればよいのですね」 「ンネウュチッルテッナウモ」 「火星語ですか?」 「……千佳、お前本当に千佳なのか?」 「お兄様。お兄様は本当にお兄様なのですか?」 智彦はすっくと立ち上がり、天を向いて声高に語らい始める。 「ああ……お前が本当に我が兄を敬う気持ちを持っているのなら、 私に仮性包茎などという言葉は吐かないでおくれ。妹が兄に向かっ てつく戯言の中ではインポに次ぐ猥雑で不敬な言葉だということを、 お前は知らぬらしい」 ……お兄様、どこの古代演劇を模しているのですか? などとは 訊かぬのがここでのたしなみ。 「お兄様。もし貴方が私のお兄様でなかったら私は更に怠慢でずぼ らだと罵ったでしょう。貴方様がパンツ姿でリビングをうろうろす る度に私も自室に旅立ちたくなるのです。妹を女とお思いですか? まさか人前にも関わらず風呂上りに半裸で牛乳パック片手飲み ──両手なら良いわけではございませんが──などという人知を超 えた行為をするはずがありますまい。妹として、ただ恥ずかしいば かりにございます」 「コップ取り出すのは面倒なのだが」 「だってお兄ちゃんと間接キ……」 「わしの唇は汚れているか?」 「そうじゃ、ないけど……」 いつのまにか素に戻ってしまった。 「まぁいい。ふでばこが消えた。直ちに捜索隊を編成し、調査せよ」 よく考えると、お兄ちゃんはさっきまで勉強していた。本気で勉 強したかったらこんな無駄話などしないはずだ。 「お兄様」 「何だ」 智彦の目がぎらりと光る。「申せ」 「ふでばこは消えたのではなく、鞄に入れなかったのではと愚考いたしますが」
「……なぜそう思う」 兄のニヤニヤ笑いがいやらしい。本当にお兄ちゃんは、勉強した くないらしい。全身から遊びたいオーラが漂っている。 「二階の、お兄様の机の上にミッ○ィーちゃんのカンペンがあるからでございます」 「千佳」 「はっ」 「それは幻覚だ」 「振ったらカシャカシャ音が鳴りました」 「それはまやかしだ──それはマラカス」 千佳が両手を前に出し、リズミカルに上下左右に振った。 「そもそも俺はミッ○ィーのカンペンなど知らん。そんな趣味はな いから買ってない。当然、持っているわけもない」 「うっそー!」 「嘘じゃない」 「ホントに?」 「ああ。何なら二階に行って見て来るか?」 「うん。じゃ、お兄ちゃん」 「何だよ」 「もしカンペンあったらどうする?」 「今日一日、つっても六時間ぐらいだけど、お前の言う事聞いてやるよ」 「ホントに!?」 「勿論。男に二言はない」 「ありがとう。お兄ちゃんも一緒に行く?」 居間のドアに手を掛けた私が兄に問う。兄は怪訝な顔をした。 「何で? 行ってくりゃいいじゃん」 「だって私一人で行ったら、不正が発生するかもよ?」 「不正? 何で」 兄が素っ頓狂な声を上げる。「だって私が自分のカンペンで騙す かもしれないじゃん。『ね、あったでしょ?』って」 兄は苦笑した。「馬鹿、お前はンな事しねーよ」 そう言ってくれる兄が愛しいし、話す度に好きになる自分がもどかしい。 私は胸に疼くものを抱えながら、階上に向かった。
軽快に読ませる作りなので
いつも楽しみにしております。
>>863 に伏線が張ってあったのにすっかり忘れてました……
>>893 伏線? そんな大仰なものあったかな……。俺にはさっぱりなんでもしよければ
どこの事を言っているのか教えてくれますか?
>前スレ48 GJ! 進展がありましたらまたよろしくお願いします。 >前スレ104 何でこんなに面白いのに、続きがないんだぁ! 面白かったです。気が向いたら続き書いてくれると嬉しいです。 >前スレ275 あーうー。いい! いい!(馬鹿だな俺って奴は) >前スレ523 いい感じです。はい。GJ!
>>894 伏線、と言うか何と言うか……
>昨日街中で妹さんと抱きついてたの皆にばらすわよ
コミカル路線だったので、この部分をかなり軽く受け取ったのです。
仲のいい兄妹、あるいは悪ふざけ、ぐらいに考えていました。
>数日前告白されたのが信じられないくらい
で、自分的には結構驚いてしまいまして。
あれ、そんなことを示唆する記述があったかな、と少し考えて、
ああ、あれがそうだったのか、そう来たか、と思ったわけです。
このように受け取ったのは私だけかも知れませんが、
コメディタッチの中にさり気なくシリアスな要素が配されていたので
新鮮な感じを受けました。
>240氏 乙
>>861 フォルダの中を覗いていたら先生っぽいCGが目に付いたので
某画像掲示板にアップしておきます。
>>900 全然検討がつかないので、ヒントください。お願いします。
>>826 のリンク先(まとめページ)の下の方から飛んで下さい。
903 :
861 :04/07/19 22:57 ID:vs5Lb0Mm
>>902 サンクス。見れました。
そうですね、基本的にはこういった服を着ることはないでしょうが、
シチュによっては着る羽目になるかもしれませんね。参考になりました。
皆様、日頃のご支援有難うございます。
権威主義が嫌いなので普段は名無しで書いている
>>1 です。
小職は7/25(日)〜7/31(土)頃まで、電波の届かない場所で缶詰労働に従事する予定ですが、
板圧縮ならびにスレ移行が近い点が非常に気がかりです。
板圧縮については、今でも連日490スレ前後をうろついている状態であり、
かつ夏休みに突入しましたので、いつ501スレ目が立ってもおかしくない状況です。
過去二回の圧縮の際には万全の体勢で保守しましたが、今回はそうもいきません。
万一、小職が旅立つまでに板圧縮が生じなかった場合、皆様で当スレを保守して頂けませんでしょうか。
一日一回、誰かが一言書いておけば問題なく生き残ると思います。
新スレ移行についても、小職の不在期間に掛かる可能性がありますので、 その場合は支援することが叶わないかと存じます。ご容赦下さい。 (移行時期を限定するつもりは毛頭ありませんので誤解なさらないよう) 24時間落ちの判定基準は、pie鯖に移ってから多少厳しくなったようです。 以前が30レスだったので、今回は30数レス、余裕を持って40レスぐらいは 必要かと思います(申し訳ありませんが正確な数は把握しておりません)。 もしもの為に、2ちゃんねる専用ブラウザなどを用いてログを取得しておくことを お勧めします。 それでは、出発の日まで名無しに戻ります。 懸念が現実のものとなった場合はご助力の程宜しく御願い致します。
>>904 ご苦労様です。保全及び新スレの件、了解致しますた。
板圧縮までは念頭に無かったです…orz
閑話休題
新しいPC組むのにこの時間までかかってしまった…
というわけで前PCはユカへ嫁ぎますたw
何やらユカは最近、PC雑誌買ってきては自分なりに勉強中らすぃ…
「ねぇねぇ、パソコンって自分で作れるの?」
「今まさに目の前の自作PCとやらでネットを閲覧中ではないのかな?」
「そうなの?このPCってどこのメーカーか分からなかったから探してたのに…」
「なんで?」
「だってこのPCの説明書って無いんだもん。」
「あのさ……このPCよりいいの欲しい?」
「新しいPC買うの?」
「うん。だから漏れのお下がりをユカに…ね。」
「じゃ、ちょうだいっ !!」
そんなわけで2台分イジリ廻してますたw
保守
保守期待sageハァハァ(;´Д`)
「ドゥブッハァ!」 「ちょっと!口に入れたもの吹き出さないでよっ!」 「あぁ…すまんすまん。このスレ面白すぎて… (おまえの飯がありえないくらいに不味いからじゃブォケェ!)」 「もう…今度からはご飯食べてる時はパソコン禁止ね!」 「いや…すまん。なるべく控えるよ」 「せっかく…久しぶりに私が夕飯作ったのに…(涙目)」 「(目を合わせないようにノートパソコンを一心不乱に読み続ける)」
>>909 氏
うわ…続きが気になる。
>>910 氏
リンク先見てきますた…なんつうか…
実話なら怖い内容もちらほらとw
夕方から降り出した雨は、強風と共に雨足が強くなり始めた。 ガラスに当たる雨音で外の音がかき消され、病室が外界と隔てられたような錯覚に陥る。 時々、フラッシュをたいたような光と腹に響くような轟音が落雷を知らせる。 やがて日付も変わろうとする夜更け、控えめにドアをノックする音がした。 「まだ起きてるけど誰?」 「お兄ちゃん、怖いから一緒に寝てもいい?」 開いたドアから枕を両手で抱えたパジャマ姿の女の子が現れる。 セミロングでさらさらの黒髪で赤いチェック柄のパジャマの女の子。 「あのね…雷が鳴ってて怖いの…」 小柄な身体を震わせながら大きな瞳でこちらを見つめてる。 「そうか、雷怖いんだ。こっちにおいで。」 「うん。」 ベッドのそばにあった椅子に腰掛け安堵の表情を浮かべる女の子。 「お兄ちゃんも雷怖い?」 「僕も小さいときは、雷が怖くて親父の布団に逃げ込んだことあるんだ。」 「看護婦さんが心配するから雨が止んだらお部屋に戻ろうね。」 「うん。」 渋々と了解すると僕の布団に潜り込んでくる。 「お兄ちゃんありがと。」 「眠れるまで何かお話しでもしてあげようか?」 「ううん、大丈夫。でも…お手々繋いでて」 「はは、お安い御用だよ。」 やがて規則正しい微かな寝息が聞こえてくる。 穏やかな寝顔を見つめていたが、こちらも睡魔に勝てず眠りについた。 久々に落ち着いた気分で眠れた。看護婦の怒鳴り声が聞こえるまでは… この話、多分続ける予定です…
夕飯後、ソファに並んで座りながらテレビを見ていた。 「そういえば、このあいだ公園の前の マンションで飛び降り自殺があったってさ」 「ふ〜ん…で、それがどうかしたの?」 「いや、この辺りでその飛び降りた人の霊を見たって話が多くてね」 「ばかばかしい…そんなのあるわけないじゃん」 そういいつつ妹は俺との距離を少し詰める。 「いや…俺もそう思うけど、俺の友達も見たんだってさ」 「……」 「そいつの話だとね…」 「そ…それよりお兄ちゃんテストはいいの?」 いつの間にか妹は俺にぴったりくっついている。 「その日は今日みたいな大雨と雷の日で、そいつは部屋で寝ていた。 なんだかバタバタと音がして目を覚ますとカーテンが風になびいていた。 そいつは窓を開けっ放しにしてたと思って、カーテンを開けると 窓は閉まっていた 不思議に思って窓を開けると不意に何かに手首をつかまれた!」 「……」 妹は服の裾を思いっきり握っている。 俺は気分をよくして、さらに雰囲気を出して語った
「そいつは慌てて何かを振り払って窓を閉めると布団に潜り込んだ。 だけど、しばらくするとコツコツと窓を叩く音が聞こえ始めた。 そんなことはホントならありえないんだ。だってそいつの部屋は四階なんだから そいつはひたすら布団の中で震えてた。 途中、窓に鍵をかけ忘れていたことを思い出して怖くて仕方なかったらしい」 「…それで?」 腕にしがみつきながら妹は上目遣いで尋ねてくる。 「しばらくして音が止んだ。 そいつは窓に鍵をかけようと布団から出ると 床が濡れているのに気がついた。 恐る恐る顔をあげて窓を見ると窓は開いていた。 その時、急にそいつは体が動かなくなった。 最後に見たのは、雷に照らされて窓に映った自分と その背後にたった男の青白い笑い顔だった…」 ふと妹をみると最初の威勢はどこへやら、 必死で俺にしがみついている。 「さぁてと、じゃあテスト勉強でもしなきゃなぁ」 俺はわざとらしくそう言って席を立とうとすると妹はさらに必死になってしがみついてくる。 「まさか怖くてしかたなくなっちゃった?」 「!!…ぜんっぜん!そんなのちっとも怖くない!」 「そうだよなぁ。もう高2にもなって幽霊が怖いなんておかしいよな」 「そうだよ!怖くなんて…ないよ!」 「じゃあ俺は部屋でテスト勉強するわ」
「ちょっと待って!」 立ち上がろうとすると妹に服をつかまれた。 「なんだよ?」 「あ…えと…あ、私も勉強しようと思って…わかんないとことか聞きたいからお兄ちゃんの部屋で一緒に勉強しよ!ね?」 数時間後 「おい、寝るなら自分の部屋で寝ろ」 「や…」 妹は勉強もそこそこに俺のベッドで寝息を立て始めた。 「ったく…」 最初から俺の部屋でねるつもりだったなこいつ…。 俺は面白半分でこいつに怖い話をしたことを後悔した。 起こすのもかわいそうなので結局俺は床で寝ることに。 しかたなく俺は一階へ布団を取りに行く。 部屋を出て階段を降りると、床が濡れていた。 俺は背筋にヒヤリと気味悪さを感じた。 「まさかな」 俺は自嘲気味に呟いてなおも進もうとした。 その時、雷で一瞬部屋が明るくなった。 俺の足下に映ったのは自分の影と…背後のもうひとつの影。 「!!」 足が震え、体が動かなくなった。 ふいに手を掴まれ俺は情けない声をあげる。 「うわぁっ!」 「きゃっ!なに!?なに!?なんなの?」 背後には妹がいた… NORMAL END 01 「背後妹」
>240氏 新作乙です。怖がり妹は非常に好きです。 そんな怖がりな妹がいたら自分ならどうするかを妄想しました
>>912 兄妹そろって入院?
色々と想像してしまいます。悲しい話だったらどうしよう……
>>913-916 いい感じです。因果応報だよお兄ちゃん。
閑話休題
読みが外れた。夏休みに入っても葱板の総スレッド数が一向に伸びない。
これでは圧縮が来るまでず〜っと注視しなくちゃならない。
理由は、
・昔は月一回程度だったスレ削除が、最近では数日おきに実施されている。
・予想以上に厨房の人口が少ない。業界の縮小傾向を反映して、
エロゲユーザーにおける若年層の割合が低下してきているのかも。
>>912 の続き
カーテン越しの柔らかな光が朝の訪れを告げる。
入院してから久しぶりに熟睡したようだった。
ふと左手に暖かな体温と包まれるような感触を感じた。
「そういや昨晩添い寝したんだっけ…」
その小さく暖かな存在は、繋いでいた左手を抱き枕代わりにしていた。
「とはいえ、この状況は…迂闊に動けないな。」
二の腕が柔らかな双丘に挟まれて、その先にある手の甲は太ももの間で固定されていた。
少し指先を動かしてみると、中指の関節が触れていた箇所に埋もれてゆく感じがした。
「んんっ…」
肩越しに女の子の吐息を聞き、全神経が好奇心と罪悪感の狭間に揺れ動く。
「いや、こんなことしちゃ駄目だよな…」
空いている右手で女の子の髪をあやすように撫でると、くすぐったそうに顔を押し付けてくる。
「かわいい寝顔だよな…」
束の間の穏やかな朝、いつまでも続いて欲しかった。
しかし廊下に響く足音と共に平穏は去っていった。
「栗原さんっ、綾ちゃん見ませんでしたっ!」
息を切らせながら看護婦が駆け寄ってきた。
淡いピンク色の看護服の彼女は泣きそうな顔で尋ねてくる。
「夕べから姿が見えなくなって…って綾ちゃんっ?」
僕の傍らの存在に気づき目を丸くする。
「あはは…深夜に雷が鳴ってたでしょ。それで怖くなって僕の所に来たんですよ。」
「だ、だからって年頃の女の子と一緒に寝るだなんて…なに考えてるんですかっ!」
「す、すみません。でも、やましいことはしてませんから…」
「当たり前ですっ!」
そう一喝すると女の子を起こしにかかる。
「綾ちゃんっ、ほら起きて…」
「んん〜…もう少し寝ていたいの…」
「綾ちゃん、朝だよ。」
女の子は、僕の声に気づき飛び起きた。
「えっ?あ、あの…お早うございますっ!」
ベッドの傍らで正座すると深々とお辞儀をし、足早に自分の病室へと去っていった。
>>918 > 兄妹そろって入院?
> 色々と想像してしまいます。悲しい話だったらどうしよう……
予想を裏切ってみたりしてw
多分続きます…おそらく…
閑話休題
今日、ユカが保護者同伴で「InnocentPaine」を買ってきた。
保護者というのは…姉貴だったりしてorz
藻前ら…何やってるんディスカァーーーッ!!!
「だって一人で買いに行くの恥ずかしいから…」
で、肝心の姉貴のほうは…「奥さまは巫女?R」…ってなんで姉貴まで?
「いや、ユカちゃんもやってるし…この絵カワイイじゃん?」
「それより旦那のPCてMacだけどコレ出来る?」
「出来ねーよっ !! …どうすんの?」
「あんた…PC余ってない?」
と、いうわけで先日までユカが使ってたPCお買い上げぇ〜♪
急遽お小遣いが増えますたw
でも、ユカと仲良く半分こ…ちょっぴり損した気分なのは何故?
あらあら貴殿の家族ときたら・・・この際特撮ヒーロートリオを編成しては如何でしょうか。 エロゲレッド:240氏 エロゲピンク:ユカ姫 エロゲパープル:カオリン姉さま 冗談はさておきまして、25(日)朝〜30(金)夜まで不在となります(帰宅が一日早まりました)。 未だ連日490スレ前後と常時リーチが掛かっている状態なので、保守等をよろしく御願い致します。 スレッド総数に増加傾向が認められた場合は特に注意して下さい。 495スレ程度に到達すると、そこから24時間以内に501スレ目が立ち、圧縮が発動する可能性があります。 (贔屓のスレに保守書き込みした後、速やかに圧縮を発動させれば連日の保守活動から開放される、 そう考える人が多いため)
>>921 氏
いやはや、お恥ずかしいかぎりで…
しかし姉貴のとこはエロゲバレして大丈夫なんだろうか?
旦那はともかく姪っ子が…
実は、4歳の誕生日に昔使ってた携帯を登録し直してプレゼントしたんだけど、
ほんの数日で電話のかけ方マスターした子だからバレるのも時間の問題かも…
一応504iなのでメールとかも出せるけど、そこまではマスターしてないらすぃw
うわ、話が脱線しまくってる…m(_ _)mスマソ
閑話休題
一日一レスで話を書いていこうと思ったんだけど今回は時間切れ…orz
そういや、アサゲ氏見ないですけど忙しいのかな?
922は幼児に貢ぎだした
空き家になった祖父の家を売りに出すために遺品を整理してたら なんか魔術の本とか出てきた。 とりあえず、召還術で義妹を召還できるか試してみます。 すげーうさんくさいけど
気を付けよ。祖父と兄弟になってしまうやもしれぬぞ。
>>924 ください。
本気と書いてマジと読んでいいので。
それはもう、喉から手どころか全身が出てくるくらいに欲しい。
つーかくれ。
強情なやつだな……よし、俺の義妹を一人やろう。
どうだ、悪くはないだろう?
>>919 の続き
慌てて逃げ帰った病室のベッドの上で抱えた枕に顔を埋める。
「どうしよう…わたし、お兄ちゃんに寝顔見られちゃった…」
「恥ずかしいよぉー…よだれとかしてなかったかなぁ…」
雷が怖いというのは半分口実でお兄ちゃんに会いにいったはずなのに…
添い寝してくれるって言われて舞い上がっちゃって…
お兄ちゃんの腕が大きくて、暖かくって…それで嬉しくって気持ちよくって…
気がつくと、お兄ちゃんのお布団の中で朝まで爆睡してたなんて…
「お兄ちゃんおはよっ♥ってするつもりだったのに…」
「こんなの……ちっともロマンティックじゃないよぉーっ !!」
同時刻、一人頭を抱え込む男が…
「はぁぁぁ…」
深いため息と同時にうなだれて肩を落とす。
「も少し早く起こしてやるべきだったかな?」
綾が去った後も看護婦に長いこと叱責された。
「どうして一緒に寝たりなんかしたんですかっ!」
「いや、だから…」
「言い訳なんてみっともないですよっ! 大体、栗原さんはいつも…」
添い寝の件に始まり日頃の態度や就寝時間まで、この際とばかりに怒鳴りつけられた。
「じゃ、私検診の時間なんで行きますねっ!」
看護帽から伸びたエビのしっぽのような後ろ髪を激しく左右に揺らしながら病室を出て行った。
「はぁぁぁ…斎藤さん、あの調子じゃしばらくは機嫌悪そうだなぁ…」
「でも、綾ちゃんの寝顔…可愛かったな…」
先程まで肩に寄り添うように寝ていた綾の寝顔を思い出すと自然に笑みがこぼれる。
「お兄ちゃん……か…」
ふと、そばの棚机の上の運転免許の入ったケースを手元に引き寄せる。
「本当なら今頃は…あのくらいの年齢になってるんだよな…」
免許証の奥から引き出された写真には、真っ黒に日焼けした野球帽の少年に隠れるように、
麦わら帽に白いワンピースという出で立ちの長髪の少女がはにかみながら写っていた。
>>923 氏
ょぅι゜ょヽ(´ー`)ノマンセー
……なわけないでしょw
通話料とかはうちの親父負担で、漏れは本体をやっただけです。
ったく親バカ(この場合は爺バカというべきか)なんだからw
>>924 氏
胡散臭さ炸裂ですねw
ま、とりあえず………どこの書店で買えるのかだけ教えてもらおうか。
いや、興味本位とかもう一人妹ほすぃとか姉妹丼ヽ(゚∀゚ )ノとか…ゲホゴホッ
よーし、お兄ちゃん今から本屋に探しに逝っちゃうゾ !!
黄金の夜明け、魔法大全〜召還魔術って奴。 魔導書ってより理論の本だ…残念。 内容もさっぱりわからんし。 まぁいい妄想のネタができたか
「これをこうして…血を垂らして…と」 偶然見つけた魔導書から召還術を実践してみることにした俺。 「どうせなら最高に強力な怪物を従えてえな!」 期待に胸を膨らませながら作業を進めていく。 「最後にこの中心に血を垂らせばいいのか…」 ハサミで指の腹を切り、魔法陣の中心に数滴垂らす。 俺の緊張も最高潮だ。 「ほんとに出てくるのか…」 わくわくしながら魔法陣を見守る俺。 しかし一向に変化はない…。 「やっぱりこの本ハッタリか?いや…どこか間違ってたのかもしれないな」 俺はなかば諦めながら、分厚い本を最初から読み直し始める。 しかし最初に目を通した時よりも遙かに関心を失ったそれは 俺を眠りに誘うには十分な魔力を持っていた…。
「ふぁ〜…いつの間にか寝ちまった…」 日がすっかり落ちた頃、 机で本を読んだまま眠っていた俺は目を醒ました。 「あーぁ…くだらねぇことで休日を無駄にしちまった」 コキコキと首をならすと召還に使った道具を片づける。 「あーもうこんな時間かよ…飯食うのもだるいし寝よ」 道具を片づけ終えた頃には時計はすでに8時を回っていた。 「(こうして今日もなにもないまま一日を終えるのか…)」 俺は灯りを消してベッドに潜り込む 「ん?」 足の先の方、布団の中に柔らかい感触を感じた。 気になった俺は足でそれをこづいてみる。 「うにゅっ」 さらに足でしつように探ってみる。 「も…やぁだ…」 足から逃げるようにその物体はもぞもぞと動き 今度は何やら言葉をしゃべった…。 「なんだなんだぁ?」 たまらず起き上がり、灯りをつけると布団をひっぺがす。 ベッドの上でょぅι゙ょが眠たそうに目をこすっていた。
少女の頭にはネコミミがついていた。 エロゲマの俺はそれを見た瞬間に直感で俺の召還は成功したのだとわかった 「俺の言葉わかる?」 「(コクコク)」 「キミは俺に召還されてきたんだよね?」 「(コクコク)」 「そうか…じゃあ、とりあえずキミの名前は?」 「…妖狐」 「ようこね。ようこは…」「(きゅうう〜)」 俺が少女を質問責めにしていると少女のお腹がなった。 「…お腹すいてるのか?」 「(コクリ)」 少し恥ずかしそうに頷く少女を見て、こんな召還術もいいなと思った。 「カップ麺でいいか?」 俺の質問に対して少女は小首を傾げてキョトンとしている。 「カップ麺わかんないか…。ちょっと待ってろ」 「(コクリ)」
−数分後 部屋に戻ると少女は正座して待っていた。 変に忠実な少女に苦笑しつつ、どん兵衛と箸を渡す。 少女は渡されたどん兵衛に手を着けずに、それをじっと見つめている。 「悪いな。まだあいつがバイトから帰ってきてないから、こんなもんしかなくてさ」 じっと見られてついつい恥ずかしくなり言い訳めいたことを口走る。 「やっぱこんなんじゃ嫌か?」 「(ふるふる)」 「なら麺が伸びちゃうから見てないで食べなよ」 「…いいの?」 「あぁ。お前のために作ったんだから」 「…ありがと」 俺に言われてようやく手を着けた少女は、フタを開けると感嘆のため息を漏らした。 「…お揚げ」 「お揚げ好きなのか?」 「うん…お揚げ♪大好き」 少女ははじける笑顔でお揚げを小さな口ではむはむ食べている。 少女を見ていると心が癒されていくのを感じた。
だらだら書いたが、要するに言いたいことはただ一つ。 サモンナイト2のハサハは最高! この本見つけてからまた再プレイ始めたけど、まじいいわこれ
週勤2日制とは言ったけど回数制限設けるの忘れてますた。
週勤2回制くらいにしてもらおうかと本気で検討中のこの頃 _| ̄|....((○ コロリコロコロ…
そういったわけで本日は無しということでw
更新もそろそろ手を付けないと溜まってきてるので近日中には…
>>934 氏
なるほど、そうきましたかw
狐耳のょぅι゜ょですか…
お揚げが好きってのがツボに入ってしまったです。
>935 ◆YukaXXZTS2 氏 回数制限してしまうと、寸止め地獄を、されてしまうような・・・ 出勤前のカキコでした。
ははははは、何かねこの忙しさは。 世間の学生は夏休みとかいうそれはもう惰眠すら飽きるくらいの長い休みに突入しているというのに!! 私の小説はちょっと書けそうにないので当分期待しないでくださいね? さて、寝よう。 文法とか変な感じがするが気にせずに寝よう。
午後氏とアサゲ氏キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 例外に漏れず、漏れも月末なので忙しくなってまいりますた。 意外に就業者の多いスレだなと再確認した夜のこと。 閑話休題…つかSS 「お兄ちゃんて左利きだよね?」 「うん。」 「お箸は?」 「左。」 「鉛筆は?」 「それも左。」 「PCのマウスは?」 「やっぱり左。」 「じゃ、オナーニは?」 「それも左…ってマテッ !!」 「へぇ〜そうなんだw」 …半分近く実話。限りなく実話。 ちなみにマウスだけは右手で扱います。左手でキーボード打つほうが早いんでw
姉とか幼馴染はスレ違いなのかね?
>>939 基本的には妹が関わっていないとスレ違いと言えるのかもしれないけど、
たとえば妹がなくなった後で始まる物語、というのもアリだと思います。姉との関わり
を通じて妹の存在や魅力が出ているのならば……これは職人さんへ向けての言葉
でしたね。
たとえば「姉萌え〜」とか「こないだ幼馴染とさ〜」だけだったりすると、ちょっとそれは違う
と思いますがね。
>>927 の続き
ナースステーションに戻った私は、日誌をつけながら今朝の件を思い出していた。
「綾ちゃんも年頃の女の子なのに…勇気あるわよねぇ。」
「私にはとても出来そうにないなぁ…ってなんで私が添い寝しなくちゃいけないのよ。」
指先でクルクルと廻していたボールペンが床に落ちる。
「やだ、ボールペン落としちゃった。」
拾い上げたボールペンを鼻の下に挟みながら一人つぶやく。
「栗原さんって2つ下なのよねぇ…彼女……いないのかな?」
昼食も済み、窓から入ってくる心地よい風が眠気を誘う。
ここの病室は窓辺が木陰になるおかげで真夏だというのにそれほど暑くない。
「ふわぁぁぁぁ…少し昼寝でもするかな。」
読んでいた週刊誌を棚机に戻し、目を閉じる。
やがて深い眠りの中に落ちてゆく。
「あら?栗原さん、寝ちゃったんですか?」
回診表を抱えた看護婦が顔を覗き込む。
「くすっ、気持ちよさそうにぐっすり眠ってるわね。」
「それにしても…栗原さんって睫毛長いなぁ。…女の子みたい。」
しばらく眺めこんでいた顔に唇を近づけてゆき、軽く接吻した。
「えっ?やだ私ったら…」
辺りを見回して誰もいないことを確認するとそそくさと病室を後にした。
看護婦が慌てて去ってゆくのと入れ替わりで、物陰でやり過ごした綾が部屋に入った。
「お兄ちゃんとキス…してた…よね?」
そう思うと何だか胸の奥がチクリと痛む。
ふくれっ面の綾は先程の看護婦同様、顔を覗き込む。
「あ〜あ、お兄ちゃん寝ちゃったんだ。お話ししようと思ってたのになぁ」
規則的な寝息を聞いているとさっきまでのモヤモヤも忘れてしまう。
「うんっ、私も……お兄ちゃんと一緒に昼寝しよっ !!」
綾はすぐさま実行に移し、布団に潜り込む。
「なんだかお兄ちゃんのそばだと…安心出来るの…」
寄り添うように綾もまた深い眠りへと落ちていった。
>>939 氏
お読みになりたいのであればスレ違い…かな?
執筆なさるのでしたら、
>>1 の内容に反しなければいいのではないかと。
閑話休題
なんだか内容が…
書いてる本人でさえこの先どうなるのか分からなくなってしまいそうですw
一応はプロット考えてメモしてるんですが…orz
うへぇ、変な時間に寒さで目が覚めた。 かけてあったはずのタオルケット…全部ユカに取られてますた。 むぅ、抱きかかえるように寝てやがる。 漏れは漏れでユカの頭に顔突っ込んで寝てたし… しょうがないんでこれからユカの代わりに味噌汁でも作るとしますか。 ま、たまにはこんなのもいいんじゃないかなと思った早朝のこと。 閑話休題 そろそろ葱板のスレ数も495に達したので仕事中に気づいたら保守しなくちゃですね。 出来れば明後日までは圧縮に引っかかりませんように… ◆ooJTWiCxZ2氏が戻って来る場所無くなっちゃまずいですからね。
保守sage
保守
皆様ご協力誠に有難うございます。き、帰還しました。。。 後でこっそりと(名無しで)レスしますので取り合えずご報告まで。 多数の外人と一週間仕事をしましたが、肉食人種との基礎体力の差を思い知らされました。 憲法9条改正反対です。戦っても勝てっこありません。 そんな下らない話よりもショックだったのは、スケジュールがタイトすぎて ○妹に命じられた土産を物色する時間が無かったことと、 上司も娘さん(奨学生)に全く同じ物をねだられていたという事実です。 ○妹よお前の精神年齢は(ry
今までかかってOSの再インスコしてますたw あはは……疲れたorz 秋刀魚食べたいなと、ふと思った早朝のこと。町の魚屋さんに旬の秋刀魚が 入荷するのはまだ先の話なんだろうね。 せっかくの週末も月末の追い込みで潰れそうだし… きょうにかぎってPCの調子おかしくなるし… しょうがないんで再フォーマットし直しですたw まったく…Athlon64じゃなくてPen4にすればよかったかなと… すみません、なんだか話がぐだぐだになってしまいますた。m(_ _)m 閑話休題 ◆ooJTWiCxZ2氏も戻って来られたことだし、一安心です。 そういやユカの誕生日が近づいてきたなぁ…すっかり忘れてたorz
◆YukaXXZTS2 氏 妹税納付期限が迫って来ましたな。
二階の廊下で千佳は、俺の部屋のドアの前で、顔を強張らせて立ち尽くしていた。 「お兄ちゃん。誰かいる」 千佳は静かに話す。 「ああ」 俺は中に居るのが直人だと言わない事にした。 「どうしよう……お兄ちゃん」 「任せろ」 俺はドアをトントン、と叩いた。 「合言葉ニ答エテ下サイ。『海』」 それは機械的な声だった。音声が変調されているかのようだ。とても直人の 声とは思えない。こいつ物まねは上手いと思っていたが、ここまで人間っぽく ない声を出せるとは思わなかった。あきれ返ると同時に感心する。 海。 どこかで決めたはずだ。海と言ったら山と言おう、ツーと言われたらカーと 返そうといった言葉遊びを取り決めたはずだが、海。山じゃないのは確かだ。 そういえば去年の春、海とか山で揉めたなぁ。 やっぱ夏は海に行こうぜという話になって、いや山でキャンプだろうと反対 した俺を直人は否定した。 「海があり 女いるのに ナンパせぬ お前男か ホモなのか」 俺はすかさず反論した。 「純粋な 女子は全て 山にあり キャンプファイヤー くんずほぐれつ」 だが、直人は海の魅力を赤裸々に俳句にしやがった。 「Tバック 裸体拝める 良いチャンス ビキニ! スクール水着! 字余り」 その後海に決定し、皆で湘南海岸行ったはいいが暴風雨が吹き荒れてて、サ ーファーの兄ちゃんしか居なかったというオチがついた。仕方ないのでサーフ ァーの兄ちゃんに色々教えてもらいつつバーベキューして帰った記憶がある。 高校生相手にビールが振舞われ、皆で陽気に騒ぎまくった。「ビキニ、ビキニ」 って合唱してたな。 「ビキニ!」 「正解ッ!」
「……何でビキニなの?」 幾分平静になった千佳が聞いてきた。お前には知られたくないんだから聞か ないでくれ。 「大人ニハ色々ト事情ガアルノデス。推シ量レ」 「デハ次の合言葉デス。『温泉』」 「曲がりマス!」 「……ファイナルアンサー?」 「ファイナルアンサー!」 正解のはず。何せ一年前混浴に行こうといい始めたのは直人だった。俺は一 応否定的な発言をして奴をたしなめた。が、奴が「今女生徒が入ってます!」 と言ったおかげで俺の息子がギンギンに立ってしまい、俺が立ち上がれなくな った。俺の息子を笑ったクラスメートの証言をここに紹介しよう。 「トモくん。親指みたいなちんぽだね」 「これじゃ彼女に振られるのも当然だな。俺だって振る」 「お前もホーケー手術するか?」 俺と数センチしか違わねえくせに、どいつもこいつも偉そうに講釈しやがっ て、といきり立ってた俺は直人のまらを拝見した。でかかった。掌じゃ隠せな いくらいに長かった。トランクス越しに見ただけだが、曲がってた。直人もビ キビキに屹立しているのだが、左側に伸びている肉棒が、魚肉ソーセージのよ うに真ん中でクイッとお曲がりになっていた。それを発見したクラスメイトが いたくお喜びになったのは言うまでもない。両手を叩いて音頭を取り、歌い始 めた。「ちんぽが曲がって 何が悪い〜 あそいそい♪」「月が昇れば〜 ち んぽもしぼむ あよいよい♪」 散々ネタにされた俺と直人はその後、『曲がりマス』を結成し男子にセクハ ラして障子を突き破ってしまったのだがそれは昔の話だ。 「正解ッ!」 「曲がり、ます?」 またもや千佳が疑問を投げかけてくる。 「曲がってません!」 「デハ次の合言葉デス。『山』」
「テント立ち!」 「正解ッ!! デハ貴方ダケ、入場ヲ認メマス。ドウゾ」 ノブが回り出し、かちゃりと音がしてドアが少し開いた。 「お、おお〜!」 俺と千佳は感嘆の声をあげた。 人間一人が横向きで辛うじて入っていけるスペースだ。俺はその隙間に入り かけて、振り返った。 「千佳。一階で待っててくれよ。何かあったら電話するからさ」 「うん、分かった。お兄ちゃん、本当に気をつけてね」 「ん。サンキュな」 そういって微笑むと、千佳は頷いて、静かに一階に下りていった。 「もういいか? 入るぞ」 千佳が完全にいなくなるのを確認して、俺はいった。 「ああ」 直人はドアを開いた。そこには直人とマネキンがいた。 床に胡坐をかいて座っている住友直人。身長183センチ、体重86キロの マッチョが、Tシャツ、短パン姿で足を組んでいる。肌が浅黒いがいつものことだ。 だが俺の部屋に、見慣れぬものが鎮座していた。入って左にあるベッドに、 西洋風のドレスを着たマネキンが座っていたのだ。背はさほど高くないだろう。 瞳は青く、鼻は高く、目元は大きく開いて口が僅かに開いている。微笑んでい るようだ。ややカールされたブロンドの髪が肩の先まで伸びている。かなりの美形だ。 ぱっと見、人間の肌と間違えてしまうほど質感に溢れ、きめ細やかな色をしている。 服も豪奢で高そうだ。頭にちょこんと乗っているフリルの帽子から黒と白の 生地で作られたドレスまで、職人の美意識が徹底されているようだった。 人形博物館にでも置かれていそうなものが何故、俺の部屋にあるのか。こい つのものなのか。どうやって手に入れたのか。この人形を背負って家まで来た のか。俺に何を期待してるのか、分からなかった。 俺は膝を折ってその場に倒れた。
>>949-951 というわけで
>>891 の続きです。
ミス発生。949の前に以下の文が入ります。
俺が再び参考書に目を向けた時、携帯が鳴り出した。直人だ。
「どうした」
「トモ。今すぐお前の部屋に来い」
「ハ!? 何言ってんだ?」
途端に直人は悲痛な呻き声をあげた。
「あばばばばッ──トモ、簡潔に言う。素直に聞いてくれ。俺は今お前の部屋
にいてお前と電話してる。俺は今お前以外誰とも会いたくないし部屋に入れた
くない。だからお前はここに来い。今、すぐ! ──うぉぉぉ」
「合言葉ニ答エテ下サイ。『海』」
直人は急に声色を変えて、近くにいる誰かに向かって言ったようだった。
『え?』
千佳の声だった。千佳は今二階に居る。ということは、直人は本当に俺の部
屋にいるということか?
『お母さん?』千佳は警戒し始めている。
「合言葉ニ答エテ下サイ」
『誰ですか!』千佳が鋭い声を放った。
「『海』」
再び直人が低く抑えた声を出した。
「トモ〜〜〜ッ!! 何やってんだお前? 早く来い! 事情は後で説明する
から!」
「わ、分かった」
携帯の電源を切り、携帯を胸ポケに入れて立ち上がり廊下に向かう。
何故あいつ俺の部屋にいるんだ。不法侵入じゃねえか。何なんだ。
一気に階段を駆け上がり、二階に到着した。
「最近、煙草の本数が増えましてね。」 『それはいけませんね。』 「2箱なんてすぐですよ。まあそんなこんなで、医者の予約を取りましたよ。」 『やはりお疲れですか?』 「いや、歯医者だよ。後は歯の浮くような台詞を考えるだけなんだが、まだ時間はある。」
954 :
953 :04/08/01 00:37 ID:CWCOCECp
折角妖狐の話が出たので、「こんなエロゲーがあったらいいな」と妄想してみる。 プロットは大昔に発売された、見習い狐神と同棲するマルチエンディングゲームとちょい似。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 訳あって妖狐(ロリロリ幼狐)と同居することになった主人公。 Hイベントや、妖力を使って人助け、などの条件をクリアすると 幼狐の尻尾が一本ずつ増えていき、同時に成狐へと成長していく。 (狐なので最終的には切れ長目の超絶美人(美狐?)になる) 成長に伴い妖力も増していき、最初は保護者面していた主人公だが次第に立場が逆転していく。 九尾の狐になったところで、それまでの行いにより少なくとも三通りのエンディングへ分岐。 BADEND:魂を抜かれる。 NORMALEND:狐神としての役目を果たすべく、泣く泣く別離(再会なし)。 GOODEND:人に化けたまま人間界に留まり、新コンさんとして生活。でもやっぱり尻に敷かれ気味。
スレ数が500になったですね。 油断してたらヤバイかも…圧縮には注意しなくちゃです。 このスレも480kbだしそろそろ次スレかな? なんとか月末の仕事も乗り越えられたようなので更新の準備に取り掛かる予定です。 そんなわけでネタのほうは手が空き次第うpしときます。 閑話休題 夕食の買出しにユカと二人で出かけた際、女子高生らしい集団が… 「お兄ちゃんっ!何ボーっと眺めてるの?」 「へっ?いやなんとなく…」 「よそ見しないのっ!」 「そういえばユカもこの間まで高校生だったんだなぁって…」 「う、うん。」 かわいいヤキモチなのかも?とか考えてる間に家についちゃいますた。
うわ圧縮を見張りながら書いたので、
>>953 の最後の一文だけ文体が違ってる。
内容は隠喩なので、分かる方には分かるかと。
>病院の話
ここからが腕の揮い所だと思います。マターリとガンガッテ下さい。
>ID:Odv24iVZ氏
いつも楽しく読ませて頂いています。
私もマネキン、いやリアルドールに多少の興味があるのですが、
来客時に全く言い訳できないことから流石に購入する勇気はありません。
>>941 の続き
昔の夢を見ていた。
生涯忘れることなど出来ないあの日の夢・・・
救急車に乗せられ、運びこまれた病院の集中治療室…
数人の医師たちが体中にチューブを挿された少女を取り囲み、
その傍らで少女の手を握り何度も名前を呼びかける少年。
側に置いてあるモニタに映し出される一本の線の波が徐々に弱くなり、
それはやがて一本の青白い直線になった。
「先生……フラットになりました。」
「くそっ!すべて手は尽くしたのに…」
周りにいた看護婦たちが俯き、そして嗚咽しながら涙ぐむ。
その光景が何を意味していたのか、幼い少年は瞬時には分からなかった。
そっと執刀医師であろう男が、少年の側へ歩み寄りこう告げた。
「稔くん、遙ちゃんを救うことが出来なかった…本当にすまん…」
そう言うと男は、少年に深々と頭を下げ詫びを入れた。
認めたくない事実を目の当たりにし、中央に横たわる少女に駆け寄る。
「遙っ!目を開けてくれよっ!もう一度お兄ちゃんの手を握ってくれよっ!」
少年の問いかけも、もう少女には届かなかった。
「もうすぐお兄ちゃんと一緒に中学に行けるねって言ったじゃないか…遙…遙ーーっ!」
少女の手を握り締め、遺体にすがりつき泣きじゃくる少年…
傾いた日差しと開け放たれた窓から入るひんやりとした風が現実へと引き戻してゆく。
ふと、脇腹の辺りに暖かく心地よい感覚を覚える。
上体を少し持ち上げて確認すると、綾が寄り添うように眠っていた。
「また、潜り込んだな。しょうがないなぁ…」
優しく髪を撫でつけながら綾の寝顔を見つめる。
稔の目に綾と夢の中の少女とが重なりあって映った。
「遙……」
乾いた唇から紡ぎ出した妹の名前に胸の辺りが熱くなり涙が浮かんできた。
ユカがまだ寝てるうちにカキコ
>>956 氏
意外に長くなりそうなのでこの先はマターリ書いてゆきます。
でも、容量がそろそろなので様子見ながらということでw
959 :
952 :04/08/01 09:53 ID:83iuyTw8
>>956 さんくす。
>>957 いい! ええ感じです。
あと訂正です。
>>951 の中盤、「直人はドアを開いた。」とありますが、
「俺は〜」が正解です。240氏、保管サイトにアップする際は変更してください。
お手数かけてすみません。
絨毯の毛が頬にまとわりつく。目の前には直人の胡坐が、左側には人形のス カートがあった。 「直人」 「おう」 「俺の頬をつねってくれ」 直人は立ち上がり、俺の前まで来てしゃがんだ。右手を出してきて、俺の左 頬をつまんだ。ぎゅっと爪を立てて握り始めた。握力が70以上ある直人の指 と爪が俺の頬を抉り取るように掴んだ。途端に心拍数が上昇する。痛い。尋常 でなく痛い。 「直人、もういい」 「おう」 直人が右手を離した時、頬には痣が残ってしまった。だがこれは現実で、直 人は正気で俺の前にしゃがんでいる。 「直人」 「何だ?」 「死んで」 「まぁ落ち着けよ。確かに俺もこれが家に居たら驚くさ。でもよく見てみろ。 この子は美女、いや美少女だ」 「この子」とやらは、部屋の片隅をじっと見つめている。否、顔が動かない からそこに目線が行っているだけだ。 「まあ座れよ直人」 というと、直人はベランダ側にある俺の椅子に座った。俺も改めて体勢を立 て直し、その場に胡坐をかいた。 「直人さ、どっから入ってきた?」 「ベランダから」 「そういえばお前、オリンピック選手並みの脚力持ってるんだっけ」 「それほどでもねえよ。隣の屋根から渡ってきただけだから」 「……」 まったくもって非常識な奴だ。 「ベランダから入るのやめろって言ったよな?」
「仕方なかったんだ。人の目に入らないように持ってくるのも大変だったんだぜ」 「ダンボールに包むとかビニールで覆うとかしろよ」 「そんな金はない」 忘れてた。こいつ変なところで天然だったんだ。 「でもトモが吃驚してくれて俺も嬉しいよ」 直人は爽やかな笑みを浮かべていった。 「えっと、ただ俺を驚かせるためだけに持ってきたのか?」 「いや、違う」 「あのさ、一年ぐらい前だったかな。お前彼女できたとかいって、ヤったのヤ らないのって嘘話してきたことあったよな。エイプリルフールの次の日」 「ああ」 「俺がどれだけお前の恋を応援したか、忘れてないよな」 「覚えてる」 「でお前は最後こう言ったんだ。『ごめん実は嘘。エイプリルフールだから許 してね』手前ぇ、一日前につけよボケがぁ!!」 「ぎゃっはっはっは〜」 「笑い事じゃねえ! お前は嘘つきなんだ! 嘘つき直人! 今日は何の用だ? 言ってみろ。事と次第によっちゃ許さねえ」 「まあ落ち着けよトモ」 「不可能だ」 「人形に恋しちゃったんだろ? 分かるよその気持ち」 「ふざけろ! 誰が恋するか!」 「実はこの人形のことを等身大ドールという。オナニーホールじゃないぞ」 「死ね、死ね、三回死ね!」 「落ち着け。俺も動揺した。しかしこれを、いや彼女を見てみるがいい」 直人が視線を等身大ドールに向けたので、俺もつられて見てしまった。 「トモ、よく作られてるだろう? 知的な、温もりのある品の良さ、柔らかい 表情、細部にまでリアルに、リアルに描かれた局部。失敬、興奮しすぎたな。 と、とにかくすんばらしいだろう!!」 直人の頬が次第に興奮して赤みを帯びてきた。決定、こいつのブツだ。だが
どうやって手に入れたのか。 俺は一呼吸置いて、いった。 「よくできた人形だとは思うよ。本物の人間に見えなくもない。遠くから眺め ればな。で、お前はこれを自慢しに来たのか? それとも宣伝しに来たのか? どっちだ」 「どちらでもない」 「嘘だろ」 「本当だ。残念だが俺のじゃない」 「じゃあ何しに来た?」 「単刀直入に言おう。この人形を、お前に預かってもらいたい。期間は一週間」 「……何で俺が預からないといけないんだ?」 「俺の部屋じゃスペース的に無理だ」 「何で?」 「俺の部屋が色んなもので埋まってるのは知ってるよな?」 「ああ、そりゃな」 「プロレス雑誌は言うに及ばず、百冊を優に越えるエロ漫画、エロ本、小道具、 エロビ、エロゲー。部屋の隅にしまったこれらを全て、部屋の中央に引っ張り 出せば彼女は入るさ。だがそれでいいのか? 親兄弟もいる俺の家の俺の部屋 で公開羞恥プレイですか? 個人の基本的人権は変態といえども保障されてし かるべきですか? 一度でも見られた瞬間アウツ! 『妹汁』『加奈』『Natural』 この中で妹が出てこないエロゲーはどれ!?」 「Natural?」 「ブッブー!! 七回死んでください。そんなのどうだって、いやどうでもよ くないが今はいいんだ。気づけよ。こんなリアルドール部屋の中央にデンと置 かれてみろ。社会的制裁がオーバーカム達成されるに違いないぜやってらんね ーよオイ! だが他のものを部屋の中央に置いてみろ……三時間はこんこんと 説教されるね。お前経験ない?」 「あるけどさ。じゃあエロ本とか捨てれば?」 「ふざっけんな! 流れ読めよ。俺が何言いたいのか推し量れ! 愛しい俺の コレクションだぞ。全て俺の娘たちだ! もちろんこのリアルドールも!」 直人は拳とちんこを固めて熱く語る。
1000と500kbのどっちが早いかな
差し当たりメインのほうだけ更新致しますた。
>>964 氏
多分500kbのほうが早いと思いますよ。
なんだかんだで現在489kbですから…
閑話休題
なんでも従兄弟が遊びに来ているらしく、ユカは久々に実家に帰りますた。
といってもここから10kmも離れてないんですけどねw
そういうわけで今夜は一人で晩御飯…漏れも実家に戻ろっかな?
500KBを超えると512KB(スレスト)まですぐですね。 自動圧縮が来ないですね。まだ手動圧縮が行われる可能性もあるので油断は出来ませんが。 最近pie鯖の即死基準などが緩和されたらしいのですが、 (30レス未満は24hr落ち→72hr落ちに、980レス以上は24hr落ちで変わらず) (?KB以下24hr落ちについては良く分かりません。時間だけは72hrになったかも) あくまで噂なのでまだ正確性には欠けます。おいおい状況証拠が積み重なれば、 ほぼ正確な判断基準が推測できるようになるものと思います。 一方、圧縮基準の緩和については全く情報ソースが無いので皆困惑しているようです。 運営側に問い合わせたりもしているようなので、 そのうち回答もしくはヒントが得られることでしょう。
>>午後氏 あー、諸事情につき素直に楽しめないんですが… 危なくコーヒー噴き出すとこですたw
>>969 氏
そうなんですか…なんだか微妙ですね。
月始めで暇だし保守用にtxt考えときますw
閑話休題
そういえばリレー小説…どうしましょうか?
無茶な設定にした責任もあるもので気になってたんですが…
971 :
835 :04/08/02 08:05 ID:NGwtkTJU
>>970 最初にお題を出した者としては、もっと簡単なお題であれば職人さんも
書きやすかったのかな〜と反省しています。現在の職人の皆さんも連載持ちですしね。
保留でも致し方ないのではと思っています。
「おら!休んでんじゃねーよ!」 先輩たちは力が入らずぐったりした体を無理矢理起こすと、 射された精液が溢れてくる膣に強引にねじ込んだ。 「あぐ…ぃゃあ…も…やめ」 もはや泣き叫ぶ体力もない私は弱々しく哀願するしかない。 「いやじゃねぇよ。おめーの兄貴からちゃんと許可もらってんだ。しっかり俺らの処理してくれや」
ミラーの更新も終了しますた。
午後氏の貼ってたURLといい、悲惨スレの
>>513 といい…
やっぱり『ユカ』という名を見るたびドキッとしますねw
そんなにありふれた名前なんだろうか?むぅ…
>>972 氏
すごーく微妙な寸止めなんですがw
もちろん続きありますよね?ね?
そろそろ残りがヤバクなってきたので、例のテンプレ案を利用して スレ立てしてもいいでしょうか? それとも◆YukaXXZTS2氏ご自身が実行されますか?
>>974 あ、ラムネしてて気づきませんですた。
もしよろしければお願い出来ますか?
一応テンプレ案のリンク切れ等は確認済ですので…
人はずっと身近にあるものに親近感を覚えるという。 けれど僕はそうは思わない。 悲しいこと辛いこと、そんなものは昔からずっと僕の周りにあった。 僕はそれらが嫌でどうにか逃れようとずっとずっと必死になって そうして覚えたのは親近感ではなく、思い出を潰してしまうことだった。 悲しいこと辛いこと、もう思い出せない。 僕は今シアワセなんだロウカ 背中にかかる温もりと圧力で僕は目を覚ました。 「うわっ…姉ちゃんやめろよ!」 「あ、起きた?」 机で寝ていた僕を幸せそうな顔した姉ちゃんが背中から抱きしめていた。 「そりゃ起きるよ…。人が寝てるとこで何してんだよ」 「だって〜和也が寝てるとこみたら抱きしめたくなっちゃったんだもんっ」 姉ちゃんは言いながらさらに乗りかかるようにきつく抱きしめてくる。 「苦しいってば…姉ちゃん重いからどいてよ」 「ひど〜い…姉ちゃん傷ついたぞ」 「あ…ごめん」 「もういいよ。それより部活いこ!」 言われてここが学校の教室であることに気がつく。 周りがこちらをちらちらと伺っているのに気づいて途端に恥ずかしくなった。 「あー、そう言えば転校してきた一年生がうちに入るんだって」 慌ててかばんに教科書やらを詰め込む僕を眺めながら姉ちゃんが言った。
「へぇ…どんな子?」 「可愛いらしい女の子だって。未経験者みたいだけど素質はあるみたいよ」 「ふぅん。まぁ気に入ってくれるといいね。さっ行こ」 「そだね。でもお姉ちゃんとしてはちょっと心配…」 「何が?」 「なんでもないよっ」 何故か姉ちゃんはそこで拗ねた子供みたいにそっぽを向いてしまう。 まぁ実際に性格は子供なんだけど… 「ねぇ、和也?いっぱい食べてぶくぶく太って?」 一緒に美術室まで行く間、姉ちゃんはわけのわからないことばかり頼んできた。 「もう…なんで僕が太ったりモヒカン頭にしなきゃなんないんだよ」 そんなやりとりをしながら僕らは部室である美術室に入る。 「あっ…はじめまして!あっ…」 どうやら先に来ていたらしい噂の転校生がうやうやしくお辞儀をして挨拶する。 が、顔をあげて僕を見た瞬間に固まってしまった。 「?どうしたの?」 「…あっ、えっと新しく入りました、結城…結城沙耶です。よろしくお願いします!」 その子は両手を口元にあてて驚いているようだったが姉ちゃんに促されて挨拶を続けた。 結城さんも様子が変だったが、僕の方も何か彼女のことが引っかかっていた。 彼女と会うのは初めてではないような… それでも思い出そうとすると頭がぼんやりして思い出せなかった
えー激しくネタバレ気味ですが ネタバレ通りにならないような展開を続けたいと思います。 次スレ移行時の即死回避用のネタのプロローグです。 関係ないですが最近、姉属性に目覚めてしまったらしく、 スレ違いな姉を主要キャラに持ってきてしまいました。申し訳ない