ジョジョの奇妙なエロゲー 第2部

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134名無しさん@初回限定
みなも「わたし、承太郎にとって、なんなのよっ!! ねえ? 承太郎にとって、わたしはなんなの……単なる、お友達なの?
ねぇ、教えてよ!! 承太郎にとって、わたしはなんなの!? 承太郎、承太郎の方から、わたしにキスしてくれたことないじゃないっ!!承太郎の方から、私を抱き締めてくれたことないじゃないっ!!
わたし、承太郎にいっぱい、アプローチしたのに……。それでも承太郎は気付いてくれなくて……。あの海でのことは、私の精一杯の勇気だったんだよ……
なのに、承太郎は答えを出してくれなかった……。わたし、怖くなった
もしかして、承太郎は、わたしのことなんて、どうでもいいと思ってるんじゃないかって。わたしは、だから怖くなった。『好き』って一言を、承太郎に言えなくなった。だって、拒絶されたら怖いもんっ!!
わたしの気持ちは、子供の時から変わってない。だけど、承太郎の気持ちは、わたしにはわからなかった
わたしは、承太郎の昔の思い出しかもってない。だから、承太郎との新しい思い出を作ろうって、わたし、必死だった。わたしも昔のわたしじゃなくて、新しい自分に変わろうって必死だった。承太郎の好きな女の子になりたいって思った
でも、どんなに頑張っても、承太郎がわたしをどう思っているのかわからなかった……。わたし、こんなに承太郎のことが好きなのに……
もしかしたら、わたしのこの想いは、承太郎にとって迷惑なものなのかもしれない。そんな風に、わたしは考えるようになってきた。だから、やっぱりわたしは承太郎と友達でい続けようと思った
承太郎にとって、わたしってなんなのか……。それを考えるだけで、怖かったから。友達なら、こんな想いをしなくてもすむと思ったから……
わたし、このままでいいと思った……。わたし、このままでもいいと思ったのに……
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でも、お父さんが死んで、わたしは本当に一人ぼっちになって……。そしたら、このままじゃ嫌だっていう気持ちが湧いてきて……っ
そして、やっぱりわたしは、承太郎のことが忘れられないんだって思ったの。思いが抑えられなくなってきちゃって……っ
だって承太郎は、わたしの初恋の人なんだもの……。すっと、すっと好きだったんだもの……
わたしは……わたしは……っ。承太郎のこと、わたし、子供の頃から大好きだった。だから子供の頃、承太郎と別れるって聞いたとき、すっごく泣いたんだよ。すっごく泣いたんだから……っ
でも、承太郎とは笑顔でお別れしたいと思って。好きだったから、承太郎にわたしの笑顔を覚えていて欲しかった。そして、いつかまた、承太郎に会えるって思って……
だからわたしは、承太郎と別れるあの時、精一杯の勇気を振り絞ったんだよ。結婚しようって約束したよね。わたしにとっては、あれは精一杯の勇気だった
もしかしたら、承太郎ともう会うことはないかもしれない。でも、わたしはそうしても承太郎が好きだった……。承太郎との繋がりを消したくなかった……っ。だから、約束をしたんだよ
あれは、承太郎にとって、ささいな約束だったのかもしれないけど……。わたしにとっては、とても大切な約束だったの……っ
たとえ離れても承太郎との関係を、唯一、繋げてくれる約束だったから……っ。承太郎があの約束を受け入れてくれた時、わたしは本当に嬉しかった。だから笑顔で別れられたんだよ……っ
でも……。本当に長かった……。承太郎との再会までの時間は、わたしにとっては本当に長かった……。わたしは、一生懸命にハーモニカを吹き続けた。いつか、この音色が>1の耳に届くんじゃないか、って……
でも、年を経るにつれて、こんなことをしても、意味がないんじゃないかって思えてきた……。だって、こんな小さなハーモニカの音色なんて、こんな大勢の人がいる世界で、承太郎の耳にだけ届くなんてありえないもの……っ
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それでも、わたしはこのハーモニカにすがるしかなかった……。あの約束にすがるしかなかった。わたしにとっての、承太郎との接点。それは、このハーモニカと、あの約束しかなかったから……っ
そして、四度目の引越しのとき……、この街に引っ越してきた時……。わたしの願いが、ようやく届いた……
夕暮れの屋上で……。承太郎が立っていた……。承太郎は最初、わたしのことがわからなかったみたいだけど……
わたしには、すぐにわかった。心臓が張り裂けそうだった。心が……飛び出しそうだった
そして、これが最後のチャンスなんだって思った。神様がくれた、最後のチャンスなんだって。わたしの気持ちをに伝える、神様からの最後のチャンスなんだ、って……っ
だけど、承太郎は、昔と一緒で、わたしの想いには全く気付いてくれなかった。だからわたしは、承太郎に行動で知らせようと思った。わたしの想いを……
でも承太郎にとって、わたしはいつまでも、昔の幼なじみのままだった。わたしにとっては、精一杯の勇気だったのに……。承太郎はわたしのそんな心に、気付いてくれなかった……っ
だから、わたしは怖くなったの……。もしかしたら、わたしのことを、承太郎はなんとも思ってないんじゃないか……。だから、最後の賭けだった……っ
浜辺でのキス……。でも承太郎はやっぱり、何もわたしに、示してくれなかった……
わたし、本当に怖くなって……。承太郎の気持ちが、わからなくなって。だからこのまま、幼なじみの関係でいいと思った……
でも、お父さんが死んじゃって……
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……わたしにだって、わかってた。承太郎が、子供の時とは違うってこと
でも、わたしには子供の時の承太郎の思い出しかなかったんだもんっ。ジョセフくんとホリィさんみたいに、子供の時から今まで、ずっと一緒にいられたわけじゃなかったんだもんっ
承太郎との空白との時間……。それを取り戻そうと、わたしは必死だったんだよっ
そして、わたしも変わろうと必死だった。過去のわたしじゃなく、あたらしいわたしになろうと必死だった
そうすれば、承太郎はわたしに振り向いてくれるんじゃないか……。幼なじみのわたしじゃなくて、新しいわたしなら。承太郎は振り向いてくれるんじゃないか、って思ったの……っ
だから、髪型だって変えたんだよっ。わたしも、変わろうって……っ。昔のわたしじゃなくて、新しい自分に変わろうって
だけど、それでも承太郎はわたしを見てくれなかった……っ。承太郎は最後まで、わたしを見てくれなかった……っ
嫌いなら嫌いって、はっきり言ってよ……っ!! わたしに気のあるそぶりを見せないでよっ!! 今、ここで、私のことが好きなのか、答えてよぉ……っ
そうしないとわたし、承太郎のこと、いつまでも想い続けちゃうじゃない……っ!! 苦しいんだから……っ!! 想い続けているのは、とっても苦しいんだから……!!」


承太郎「やかましいッ うっとおしいぞォ!」