エロゲ最萌ロリトーナメント!! Round21!!

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787九州アリス支援隊4/5
アリスを抱きしめたまま、僕らは口付けをした。
いままで寂しい思いをしたためか、アリスの方から積極的に求めてくる。

・・・ひとしきり口付けを交わして、どちらともなく顔を離す。すると・・・
にっこり。
僕はドキリとした。そこにはアリスの、これ以上は無い様な笑顔。
・・・そうか。僕はこの笑顔が大好きなんだ。いつもは知的で、やけに大人びたり生意気に
見えるアリスだけど、これがアリスの本当の姿。
寂しがりやで、妹思いで、口が悪くて・・・でも、飛び切りの笑顔をもっている。
魔女の最後の魔法は、この笑顔なんだ。
「アリス・・・」
再び口付けようとした、その時。
「あああああああああああああああ!!」
もの凄い声に驚き、二人して振り向くと、そこにはマリアちゃんが涙目で立っていた。
手には、スーパーの買い物袋。
「ううう・・透矢さん、酷いです・・おねえちゃんが怪我したから、代わりに私がお買い物
に行ったのに・・・怪我の治療をしてると思ったら、何してるんですかぁ・・」
「い、いや、これは」
「そ、そうよアリス・・って、いつまでくっついてるのよっ!」
アリスの肘鉄。マリアちゃんはマリアちゃんで、私もまぜてください、みたいなことを言って
泣きついてくる。そんなマリアちゃんを必死でなだめるアリス。
・・・はは、幸せだよな、僕は。
そう、二人の不思議な魔女に魅入られた僕は、これからもこの喧騒の中、誰よりも幸せな日々
を送るに違いない。
それが、この小さな魔女たちの魔法なんだから・・・