エロゲ最萌ロリトーナメント!! Round21!!

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753投票1/3
窓の外に視線を向け空のどこかを眺めている
試合の最中のはずなのに
いつもの部屋でいつもの様にアリスと僕
「今回の相手は強敵だね」
「そうね」
他人事のような返事
「僕にできることならなんでもするよ」
潮風がアリスの長い髪をなでる
僕も同じように空を眺めた
そこには風船うさぎが一つゆっくりと空のたかみを目指していた

754投票2/3:03/01/24 21:33 ID:0M18pq7C
[[LOLI24-arwENqOG-CJ]]

「透矢」
何かを決意したようなアリスの声
「今回の私の相手はマリアを倒した人」
でも僕は風船うさぎに視線を奪われたまま
それでもアリスは続ける
「私もどうなるかわからない」
そう僕が一番心配していること、もしアリスまで負けてしまったら
僕は風船うさぎから視線を戻すことができなくなっていた
「それでも私を応援してくれるなら」
急に風船うさぎが消え、アリスが僕の目に映る
手を伸ばせば届く所に
「あなたにできることを、精一杯してくれればいい。ただ、ハンパはなしで。
必要なら今の生活を捨てるくらいの覚悟をして。
それができないなら、投票しないほうがいいと思うの…今なら間に合うから」
共有する不安や恐れ
だけど僕はそれでも投票する
<<香坂アリス>>に一票を

ADSLより
755投票3/3:03/01/24 21:34 ID:0M18pq7C
「バカ」
アリスの憎まれ口
でもこれでよかったんだと思う
お互いに死力を尽くして戦う試合で
僕はアリスのためにできることをしたんだから

アリスと僕、空を眺める
さっきまであったはずの風船うさぎはもうない
でも僕らは知っている
風船うさぎはこの試合の先にあることを
そして待っている
僕を、アリスを