エロゲ最萌ロリトーナメント!! Round19!!

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910ロリータ騎士(切腹中)
ゆうなタン支援SS第二弾
タイトル「光が木漏れる瞬間」 1/3
「お大事に」最後の来院者が医院のドアから出て行くのを見送った。
「さて・・ゆうなちゃんの元へいくか」
二階に続く階段を昇って行く。
ゆうなちゃんの病室のドアを数回ノックして病室に入っていく
「ゆうなちゃんおじゃまするよ」
だが返事はない
ベッドに横たわる少女の姿があるだけだ。
あの事故から一週間か。
俺が外出許可を出して元気に出て行った少女は歩道に突っ込んできた乗用車に跳ねられたのだ。
かなりヤバイ状態だったのだが運がいいことに事故後に偶然奥さんと俺に逢いにきた友人であり
大学の同期である橘くんの力を借り数回の手術を繰り返し一命はとりとめたがゆうなちゃんは目をさまさない。
手術は二人の天才医師の力もあって成功した。
自発呼吸をしているので急に具合が悪くなるということはなさそうだ。
だが意識が戻らない、いわゆる植物状態に陥ったのだ。
「俺が外出なんて許可しなければ」と何回も後悔したそして苦悩した。
朝倉さんのお父さんやお母さんそしてまいなちゃんはみな先生は悪くないといってくれたのだが。
もしかして二度と目が覚めないなんて事も脳裏をよぎった。
「俺の奥さんは10年をへて植物状態から目を覚ました、きっと大丈夫だよ」と橘くんは言って
いたが本当に目覚めるのかわからない。
ベットに横たわるゆうなの手をそっと握り締めた。
その小さな手はほんのりあたたかった。
911ロリータ騎士(切腹中):03/01/13 21:09 ID:Knv7Br8z
ゆうなタン支援SS第二弾
タイトル「光が木漏れる瞬間」 2/3
自分は事故からほとんどゆうなちゃんに付き添っていた、寝る時間すら惜しんで
すべてゆうなちゃんの為についやした、すこしの体調の変化を見逃さぬように。
それが医師としての俺、そして愛する者を守れなかった俺ができるせめてもの償いだと思った。
もしかしたらと思い、手を握り語りかけてみたがいっこうに目覚めるきざしはなかった。
俺は医師としての業務と看病の疲れの為かゆっくり闇に飲み込まれていった。
俺は夢をみていた。
青空の中、草原のなかゆうなちゃんがたたずんでいる
俺は「ゆうなちゃん」と叫び、腕を差し伸べるとゆうなちゃんはゆっくりと
指を絡め唇を近づけてていく。
そして唇が触れるとゆうなちゃんの体は光を放って消えていく。
そこで俺は目を覚ました。
「ん・・・」どうやら眠ってしまったらしい。
不思議な夢をみたのだがだんな内容か思い出せずにいながら
今の時間を腕時計で確認すると午前7時を刺そうとしていた。
どうやら俺も相当寝てしまったらしいと思いながら、ゆうなちゃんのほうを見つめると
朝日の光がゆうなちゃんを照らしている。
そのときゆうなちゃんの指がびくっと動いた、「あ・・・」俺は思わず声をあげた。
そしてそして止まっていた時計が再び動き出すようにゆっくりまぶたが開いていく
俺は「ゆうなちゃん」と呼びかけた。
そして俺は大粒の涙をこぼした
912ロリータ騎士(切腹中):03/01/13 21:10 ID:Knv7Br8z
ゆうなタン支援SS第二弾
タイトル「光が木漏れる瞬間」 3/3
ゆうなちゃんはゆっくりとした口調で「おにいちゃん、おはよ」と笑顔で返してくれた。
俺はベッドによこたわる少女に口づけをかわした。
そして「俺は心の内をすべて打ち明かした。
ゆうなちゃんに伝えたかった事全てを。
「ゆうなの傍にいたい俺と一緒になってくれ」とささやいた。
ゆうなは「はい」と小さな声で言った。
俺はもう一度、ゆうなの小さな手を握り締め濃厚なkissをした。
俺たちの未来を祝福するようは朝日が二人に降り注いた。

Fin