エロゲ最萌ロリトーナメント!! Round19!!
>788 より続
雅文(仮名)と三人の美少女が屋敷の二階に立つ。階段を登ったところは、左右に
長いテラスのようになっている。振り返って見下ろせば、先ほどいた一階の玄関の
ホールが見渡せた。目の前には壁が続き、そのテラス状の通路の両端近く、閉ざさ
れた扉が一つづつ。どちらへ進めばいいのか、いやどちらに進まざるを得ないのか
は、ひと目で判る。左手の扉に、白っぽく浮き上がる張り紙が、嫌でも目に飛び込ん
できた。皆は、押し黙ったまま、扉の前に立つ。
「 告
この扉も、通常の方法では開かない。既に理解したと思うが、これは諸君と、
諸君自身の ゆうなちゃん を想う萌えの強さの戦いだ。ワタシが仕掛けた、
この程度の試練を突破できないのならば、諸君には『おにいちゃん』を名乗る
資格などない! 偽りの萌えと共に、彼女を見捨てて、尻尾を丸め逃げるが
いい。 彼女はワタシが自由にさせていただく。
真に朝倉ゆうな嬢を助けたいと想い、先へ進もうとするなら、雅文(仮名)
おにいちゃん(たち)の、ゆうなちゃんへの 投票・支援で25萌え分の萌え力
を使用したまえ。 それがここのルールだ。 炉利伊多仮面」
「・・・、勝手なことを・・・。」
「そうよ!ゆうなちゃんは、あんたなんかの自由にさせないんだから!」
怒気を含んだ雅文(仮名)と まいなの声に応えるかのように、「ゆうなちゃんへの
票と支援」が一段と強く輝いた。 バシッ!! バシュッ!!! ビシイイイッ!
めくるめく光の帯が鞭のようにしなり、扉の張り紙を一瞬にして塵に返した。
「僕たちの想い、この集まりつつある萌え、・・・止められると思うなよ! いこう、
みんな。まだ先がある。」
雅文(仮名)の言葉に、皆が無言のままうなづき返す。想いは、一つ。彼らは更に
先へ進む。その後からも、次々と新たな「ゆうなちゃんへの票と支援」が彼らの後
を追うように集まってきた。
「>789、>791、>792、行こう、一緒に。ああ、>797、>752での投入に続いての支援、
確かに。必ず ゆうなちゃんのために!」