エロゲ最萌ロリトーナメント!! Round19!!

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>724 より続
屋敷の入り口に、雅文(仮名)と、まいな、しおり、さおり の三美少女が顔を揃えている。
朝倉ゆうな をさらった怪しい仮面の人物から彼女を救い出さんとする、彼らの行く手を
阻むもの。頑として閉じられた古めかしい扉には・・・。

「                    告
 この扉は、普通の方法では開かない。もし、朝倉ゆうな嬢を助けたいと
 想い、先へ進もうとするなら、雅文(仮名)おにいちゃんの、ゆうなちゃん
 への 投票 7票分 の萌えを使用したまえ。 それがここのルールだ。
                         炉利伊多仮面         」

本気なのか悪ふざけなのかよく判らない張り紙がまるで「封印」のように貼り付けられて
いる。扉は、4人がかりで押そうが引こうが、びくともしなかった。
「ええい、マジなのか?ど、どうすれば・・・」
焦りの色を浮かべる雅文(仮名)の脇から、三美少女の一人、しおり がおずおずと声を
かける。
「えとえと、と、とにかく、書かれてるみたいに他のおにいちゃんたちが ゆうなちゃんを思
って入れてくれた票を、くっつけてみれば? おにいちゃん」
「そ、そうしようか しおりちゃん。 他にいい手も浮かばないし・・・って、ゆうなちゃんへ
の投票、7票分 ないじゃないか! お、お、他のみんな! 何やってるんだ!」
まいなが、これまでに投票された「ゆうなちゃん への票」すなわち、ゆうなちゃんを想う、
他の人々の「萌え」を数えた。
「今まで ゆうなちゃんに入れてくれたのは、>707おにいちゃん、>711おにいちゃん・・・、
>715おにいちゃん、>717おにいちゃん・・・。ぜ、ぜんぜん足りてないよ!」
「く、くく、どうすればいいんだあ!」
再び雅文(仮名)の絶叫が響く。 と、そのとき・・・・・・。
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キラリッ・・・ キラッ・・・! ピシ・・・!
投票レスから、まばゆい光が走り、禍々しい「封印」のような張り紙が千切れ飛ぶ。
「こ、これは!?」
呆然とする雅文(仮名)と、まいなたちの前で閃光がはじける。まいな の数え上げた、
いくつかの投票から、キラキラと温かい光が誘うように流れ出していた。それは>707
と>715・・・。ゆうな への投票だけではなく、支援も交えた、「力ある萌え」。更に、熱い
萌え文の刻まれた>711と>717からも、余りある力の残滓が感じられた。
「・・・・・おにいちゃんたち・・・。あたたかい・・・」
まいなが、光を放つ投票レスを抱きしめる。
「そ、そうか、萌えの力が強ければ・・・。強力な支援や、心ある萌え文を交えた投票
は、一票以上の重みを持っているんだ。 ・・・、いけるかも知れない・・・。」
雅文(仮名)の顔に、強い意志の色が蘇る。
「いこう、みんな! 僕たちで、ゆうなちゃんを、助けよう!!」
「「「うん! いっしょに、いこう! おにいちゃん、さいごまで!」」」

彼らは、屋敷の中へと足を踏み入れる。 ゆうな の待つ、屋敷の中へ。
・・・・・・彼らへの試練の待つ、次のステージへ・・・・・・。