『追憶』コンプリーテッド&崩し。
主人公と結ばれることを望む3人のヒロインによる奪い合い。
成就しない恋愛を描いたストーリーが良かっただけに、テキストのヘタれ具合が目立っていた。
音楽は『ポムポム〜』 『週刊FROM H』や『はるあきふゆにないじかん』あたりに似ているかも。
和やか〜に聴こえるものの、とりわけタイトルのピアノ曲は切ない。
OP曲の歌詞は、追憶するような寂寥感にあふれていて、なんとも頭から離れなくなった。
「無邪気に笑い そして駆け抜ける姿 今はまだ愛しくて あの頃の君はどこに?」
お気に入りのキャラは雪ねえ。
「小梅さんと別れてよ」 「別れてよ」 「別れてよ」
「別れなさい」 「好きといいなさい」 「お義姉ちゃんを抱きなさいっ!!」
この6連コンボはきいた。
彼女にしてえと思った瞬間。
エンディングの方向性が不統一でやりごたえがあった。
ハッピーエンド・バッドエンド、その両方に解釈できるものや
凄惨な結末Σ(゚д゚|||)マジデスカ? なものもあれば、変わらない日常を示唆するものまであった。
「追憶」
そこに向かうもの、それに背を向けるもの。
彼らが導き出した結論は、どれも人間らしいと思う。
だからこそ止まらない人の想いに、哀しいものをも感じた。
関わりがあるから必然がある。
受け容れるか、受け容れないか‥‥‥困難じゃない選択肢はありえないということか。
思い出した! てか、連カキすまんそ。
ついでに『パープルファンディスク』も崩したわけだけど、これを積んでる人はいるのかな?
じつはCDの収納に問題があって、記録面がもろに紙に接触してるのね。
なもんで、未開封の人は時計のままにしておかないで、取り外したほうがいいよ。
こちらのは積み期間が長すぎたせいで傷がついてて、音声ファイルの読み込みに失敗する。
そうならないためにも、いちおう告知ということで。
インストすら出来ないけど、崩したことにしよう。
『追憶』のOPとEDのフルバージョンはしっかり聴けたわけだし。
他のエロゲに関わりすぎた必然として、受け容れるしかないね。