エロゲ最萌ロリトーナメント!! Round17!!

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837〜夏〜(1/3) ◆Mew/2O4uWo
ミーンミンミンミン・・・
シャワシャワシャワシャワ・・・

「あーつーいーにゃーー」
「あついの・・・」
「あーつーくーてーとーけーそーうーにゃーー」
「ミュウ、マァウとけちゃうの・・・? こおりみたいに?」
「・・・そういう意味じゃないにゃー」

・・・確かに、今日は暑い。
36℃くらいはあるんじゃなかろうか?
ミュウもマァウも、だらーんと伸び切ってしまっている。
僕だってこの暑さの中、平気なわけではないけれど。
「ご主人さまー、何とかならないのにゃー?」
「おとたま・・・」
二人して、少々呆けた目で訴えてくる。
さて、どうしたものか。
「涼しくなることねぇ・・・そうだ、海に泳ぎにでも行こうか?」
「うみ?」とマァウ。
「そう、海。 海の中は気持ちいいと思うよ」
「・・・海に行くまでが暑いにゃぁ」
「ミュウ? そんな事言ってたら、どこにも行けないじゃないか・・・」
「冗談にゃ。 ご主人様、早く行こ!」
「ちょっと待ちなさい! 持ってくものとか用意しないと・・・」
こうと決まればミュウは早いのである。
(でも、持ってくものって言っても・・・せいぜい、水着と・・・あとタオルぐらいかな。 ・・・あっ)
ふと、気付く。
(ミュウの水着は一応あるけど、マァウのがないや・・・)
しょうがない。 「向日葵」に寄って、買って行くか。
838トー中 ◆y9hYsl8Dnk :03/01/02 01:51 ID:Mp+CDumU
[[LOLI2-iEZanpnj-3p]]
いつからか病気のためになかなか外に
も出られない生活を続けているが、そ
ういう時に兄は一人で施設に入ってる
という状況ではきっと寂しかったとお
もわれるよなあ。<<稲葉ちとせ>>が消
える展開は嫌でした。CATV接続。
839〜夏〜(2/3) ◆Mew/2O4uWo :03/01/02 01:52 ID:9UIuo2xO
雑貨店、「向日葵」。
外は相変わらずうだるような暑さだったけど、幸いにも店内はクーラーが効いていた。
「こんにちはー、シノブさん」
「あら、いらっしゃいませ」
「シノブ、こんにちは!」 「シノブー、まぁう!」
二人も元気よく挨拶する。クーラーのおかげでずいぶん回復したらしい。
「うふふ、ミュウちゃんもマァウちゃんもこんにちは。 今日は何をお探しですか?」
「海に泳ぎに行こうと思いまして・・・マァウに合うような水着、あります?」
「ええ、ありますよ。 じゃマァウちゃん、こっちにいらっしゃい」
「まぁう!」
てとてと、とマァウがお店の奥へ歩いていった。

程なくして、マァウとシノブさんが戻ってきた。
「うふふ、マァウちゃん可愛かったわよ〜。 あ、中身は見ないでくださいね?」包みを渡しながら、シノブさんが言う。
「え? いや、いいですけど・・・?」
中身は見るなって・・・どういうことだろう?
「お楽しみ、ですよ。 うふふふふ」
・・・また何か、企んでいるんだろうか? シノブさん、いつもこんな調子だし・・・。
・・・まぁ、なんてことはないだろう。心なしかマァウの顔が赤いような気がするけど。
「どうもありがとうございました。 あ、代金です」
「はい、毎度あり。 またどうぞ〜。」

「ミュウ、行くよ・・・って」
ずいぶん静かだと思ったら・・・お店の隅っこで寝ちゃってる。涼しくて、気持ちよかったんだろう。
「むにゃむにゃ・・・もうたべられないにゃぁ〜・・・」
・・・どんな夢を見てるんだ。ミュウらしいって言ったらそれまでだけど。
「ミュウ、買い物終わったよ。 起きて」
「ミュウ、おきてにゃぁ」
「・・・んにゃ? さすがのミュウでもマァウは食べられないにゃぁ・・・」
「ミュウ、寝ぼけてないで起きなさい。 海に泳ぎに行くんでしょ?」
「ふぁ? むにゃ・・・」
結局、寝ぼけ眼のミュウを引きずって、海へと向かうのでありました・・・。
840〜夏〜(3/3) ◆Mew/2O4uWo :03/01/02 01:57 ID:9UIuo2xO
「海にゃー!」 「うみー!」
うーん、潮風が気持ちいい。これだけでも来た価値があったかも。
(さーて、どこで着替えさせようか・・・)
「泳ぐにゃー!」 「泳ぐー!」
(・・・シノブさんのところで着させておけばよかったかな・・・げっ!)
二人とも、服をぽんぽん脱いでる!?
そして、裸のまんま、海へと駆け出していく!?
「こ、こら! 二人とも! ちゃんと水着・・・」
引き止めるけど、無駄。
「マァウ! 行くにゃ〜!」 「まぁーうー!」
ざば〜ん! ざば〜ん!
あぁ、もう、二人とも・・・前にもこんなことがあった気がするよ。
結局、こんな風になる気はしたけどなぁ、なんとなく・・・

その後、夕方まで二人はずうっと戻ってこなかった。 ・・・すごいバイタリティ・・・。

「ご主人さま、楽しかったにゃー!」 「おとたま、楽しかったのー」
二人の体をタオルで拭きつつ、答える。
「来てよかった?」
「うんっ!」 「まぁう!」
満面の笑顔で答える二人。

あ・・・そういや僕、全然泳いでないや・・・何しにきたんだろ、一体?
ま、二人のこの笑顔が見れただけでも、良しとしますか。
841〜夏〜おまけ ◆Mew/2O4uWo :03/01/02 01:59 ID:9UIuo2xO
ちなみに。
シノブさんがマァウに用意してくれた水着。
とてもじゃないけれど、マァウには着せられないようなものでした・・・せくしぃ過ぎるよ、アレは・・・
ミュウの時といい・・・またシノブさんに嵌められた。
・・・やっぱり、からかわれてるのかなぁ?