エロゲ最萌ロリトーナメント!! Round17!!
ミーンミンミンミン・・・
シャワシャワシャワシャワ・・・
「あーつーいーにゃーー」
「あついの・・・」
「あーつーくーてーとーけーそーうーにゃーー」
「ミュウ、マァウとけちゃうの・・・? こおりみたいに?」
「・・・そういう意味じゃないにゃー」
・・・確かに、今日は暑い。
36℃くらいはあるんじゃなかろうか?
ミュウもマァウも、だらーんと伸び切ってしまっている。
僕だってこの暑さの中、平気なわけではないけれど。
「ご主人さまー、何とかならないのにゃー?」
「おとたま・・・」
二人して、少々呆けた目で訴えてくる。
さて、どうしたものか。
「涼しくなることねぇ・・・そうだ、海に泳ぎにでも行こうか?」
「うみ?」とマァウ。
「そう、海。 海の中は気持ちいいと思うよ」
「・・・海に行くまでが暑いにゃぁ」
「ミュウ? そんな事言ってたら、どこにも行けないじゃないか・・・」
「冗談にゃ。 ご主人様、早く行こ!」
「ちょっと待ちなさい! 持ってくものとか用意しないと・・・」
こうと決まればミュウは早いのである。
(でも、持ってくものって言っても・・・せいぜい、水着と・・・あとタオルぐらいかな。 ・・・あっ)
ふと、気付く。
(ミュウの水着は一応あるけど、マァウのがないや・・・)
しょうがない。 「向日葵」に寄って、買って行くか。
[[LOLI2-iEZanpnj-3p]]
いつからか病気のためになかなか外に
も出られない生活を続けているが、そ
ういう時に兄は一人で施設に入ってる
という状況ではきっと寂しかったとお
もわれるよなあ。<<稲葉ちとせ>>が消
える展開は嫌でした。CATV接続。
雑貨店、「向日葵」。
外は相変わらずうだるような暑さだったけど、幸いにも店内はクーラーが効いていた。
「こんにちはー、シノブさん」
「あら、いらっしゃいませ」
「シノブ、こんにちは!」 「シノブー、まぁう!」
二人も元気よく挨拶する。クーラーのおかげでずいぶん回復したらしい。
「うふふ、ミュウちゃんもマァウちゃんもこんにちは。 今日は何をお探しですか?」
「海に泳ぎに行こうと思いまして・・・マァウに合うような水着、あります?」
「ええ、ありますよ。 じゃマァウちゃん、こっちにいらっしゃい」
「まぁう!」
てとてと、とマァウがお店の奥へ歩いていった。
程なくして、マァウとシノブさんが戻ってきた。
「うふふ、マァウちゃん可愛かったわよ〜。 あ、中身は見ないでくださいね?」包みを渡しながら、シノブさんが言う。
「え? いや、いいですけど・・・?」
中身は見るなって・・・どういうことだろう?
「お楽しみ、ですよ。 うふふふふ」
・・・また何か、企んでいるんだろうか? シノブさん、いつもこんな調子だし・・・。
・・・まぁ、なんてことはないだろう。心なしかマァウの顔が赤いような気がするけど。
「どうもありがとうございました。 あ、代金です」
「はい、毎度あり。 またどうぞ〜。」
「ミュウ、行くよ・・・って」
ずいぶん静かだと思ったら・・・お店の隅っこで寝ちゃってる。涼しくて、気持ちよかったんだろう。
「むにゃむにゃ・・・もうたべられないにゃぁ〜・・・」
・・・どんな夢を見てるんだ。ミュウらしいって言ったらそれまでだけど。
「ミュウ、買い物終わったよ。 起きて」
「ミュウ、おきてにゃぁ」
「・・・んにゃ? さすがのミュウでもマァウは食べられないにゃぁ・・・」
「ミュウ、寝ぼけてないで起きなさい。 海に泳ぎに行くんでしょ?」
「ふぁ? むにゃ・・・」
結局、寝ぼけ眼のミュウを引きずって、海へと向かうのでありました・・・。
「海にゃー!」 「うみー!」
うーん、潮風が気持ちいい。これだけでも来た価値があったかも。
(さーて、どこで着替えさせようか・・・)
「泳ぐにゃー!」 「泳ぐー!」
(・・・シノブさんのところで着させておけばよかったかな・・・げっ!)
二人とも、服をぽんぽん脱いでる!?
そして、裸のまんま、海へと駆け出していく!?
「こ、こら! 二人とも! ちゃんと水着・・・」
引き止めるけど、無駄。
「マァウ! 行くにゃ〜!」 「まぁーうー!」
ざば〜ん! ざば〜ん!
あぁ、もう、二人とも・・・前にもこんなことがあった気がするよ。
結局、こんな風になる気はしたけどなぁ、なんとなく・・・
その後、夕方まで二人はずうっと戻ってこなかった。 ・・・すごいバイタリティ・・・。
「ご主人さま、楽しかったにゃー!」 「おとたま、楽しかったのー」
二人の体をタオルで拭きつつ、答える。
「来てよかった?」
「うんっ!」 「まぁう!」
満面の笑顔で答える二人。
あ・・・そういや僕、全然泳いでないや・・・何しにきたんだろ、一体?
ま、二人のこの笑顔が見れただけでも、良しとしますか。
ちなみに。
シノブさんがマァウに用意してくれた水着。
とてもじゃないけれど、マァウには着せられないようなものでした・・・せくしぃ過ぎるよ、アレは・・・
ミュウの時といい・・・またシノブさんに嵌められた。
・・・やっぱり、からかわれてるのかなぁ?