エロゲ最萌ロリトーナメント!! Round12!!

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98ファンタメロン味 ◆JUICEH5fQM
なのは支援SS 初めてのクッキー(1/4)

とある休日の昼下がりの高町家であった
「おにーちゃん、お菓子つくりを手伝ってくれない?」
「別にいいけど?」
「よかったー、はじめて作るので不安だったんだ。」
「で、何を作るんだ?」
「クッキーだよ。」
「材料はあるのか?」
「おかーさんが用意してくれたよ。」
「それなら準備万端だな。」
「うん。それじゃあ先にお勝手に行っているよ。」
「わかった。」

いつもの台所だが、久々に料理をつるので勝手が違う
「ところでレシピは?」
「おかーさんのメモをこれに入れたの」
と言って、PDAを指差した。
「なになに、最初はバターを泡立てクリーム状にするみたいてっと。」
PDAでレシピを確認している
「じゃあ、ボールを抑えているからバターを泡立ててくれない?」
「その前に鍋にぬるま湯を用意してくれないか?」
「どうするのおにーちゃん。」
「あとで説明するからとりあえず持ってきてくれない?」
「はーい。」
実は学園の調理実習で隣の班が熱湯で湯煎して失敗をしているのを教訓にしている。
「おにーちゃん、ポットのお湯がほとんどないよ。」
「それじゃあ、ポットに水を補充してやかんで沸かすか。」
99ファンタメロン味 ◆JUICEH5fQM :02/11/25 02:29 ID:xM0BMlpr
なのは支援SS 初めてのクッキー(2/4)

「その間に少し泡立てておくね。」
お湯が沸く間になのははボールの中に○印のバターを入れて泡立てようとした。
「うんしょ、うんしょ。」
冷蔵庫から出したばかりのバターはさすがに硬い。
「大丈夫か?」
「大丈夫だよ。」
「それじゃしばらく待っていろ。」
ピー
ようやくお湯が沸き大きな鍋の1/3ぐらいまで入れる。
そしてなのはが水を入れて適温にし、ボールをぬるま湯を張った鍋におろした。
「これなら楽だろ?」
「さすがおにーちゃん。」
カチャカシャ
いくらぬるま湯での湯煎で泡立てやすくなっているとはいえ、力仕事なのでなのはは次第に疲れてきた。
「変わろうか?」
「まだ大丈夫だよおにーちゃん。」
「そうか、それならいいのだが。」
「おにーちゃん、砂糖。」
パシャ
「あやゆく忘れるところだった。」
カシャカシャ
「おにーちゃん、これぐらいでいいのかな?」
15分ぐらいかけてとりあえず出来た。
100ファンタメロン味 ◆JUICEH5fQM :02/11/25 02:29 ID:xM0BMlpr
なのは支援SS 初めてのクッキー(3/4)

なのははまたPDAを見ながらレシピを確認している
「えーと次は、ホットケーキミックスを混ぜるみたい。」
はかりでホットケーキミックスの量を正確に測りクリームバターのボールに入れた。
「うんしょ、うんしょ。」
粉物ということで木べらでかき混ぜていた
「ところで何で急にクッキーを作ろうと思ったの?」
「それはひ・みつだよ、おにーちゃん。」
さすがにこれ以上は模索しないでおこう。
「ふぅ〜。」
ようやくクリームバターとホットケーキミックスが混ざった。
「それじゃあオーブンから天板もって来るよ。」
「はーい。」

天板をテーブルの上に置きその上にオーブンシートを敷いた
そしてその上にクッキーの生地をスプーンですくって等間隔に載せた
ベチャ
「こんな感じでいいかな、おにーちゃん。」
「いいんじゃないの?」
半ば無責任な回答をしたが、生地が膨らむ大きさを計算してでの答えだった
「おにーちゃんオーブンに届かないよ〜。」
「大丈夫か、なのは。」
「大丈夫だよ。おにーちゃんがオーブンの中に入れてくれない?」
「いいよ。」
ちょうどなのはの頭の上あたりにオーブンが置いてあるので使いづらかったみたいだ。
「よく見ていないと生焼けだったり真っ黒こげになるぞ。でも、少し時間があるから使ったものを片付けておこうか。」
「それじゃあ片付けるね。」
焼き始めてから7分ぐらい立ったとき
「そろそろいいかな、おにーちゃん?」
101ファンタメロン味 ◆JUICEH5fQM :02/11/25 02:35 ID:xM0BMlpr
なのは支援SS 初めてのクッキー(4/4)

オーブンの中ではキツネ色にこんがり焼けていた。
ガッチャン
オーブンの中から天板を出すとちょうどいい具合にやけていました。
そのときレンがそばまで来ました
「おししょー、なんかいい匂いがしましたけど何か作っていたのですか?」
「今なのはとクッキーを作っていてちょうどできた所だ。ちょうど3時だしみんなを呼んできて」
「はーい。」

そして食べ終わったあと
「おにーちゃんどうもありがとう。」
「初めてにしては上出来だったぞ。」
「本当に?」
「ああ、なのはが作ったからうまかったぞ。」
「え?!だっておにーちゃんと一緒に作ったんだから(真っ赤)。」
「よしよし、よくがんばったよ(なでなで)。」
「これで翠屋の未来は大丈夫だね。」
「かーさん。」

〜END〜
#すいません、時間が時間だけに連続投稿に引っかかりました