エロゲ最萌ロリトーナメント!! Round08!!
妹キャラ中興の祖! 実妹? 攻略不能? だから何。
「ねえ、お兄ちゃん。私のエントリー、いつの間に決まってたんだろ?」
「え? お前が自分で出場登録したんじゃなかったのか、乃絵美?」
「そんな事してないよ…この間ポストに手紙が入ってたの。『この度は出場を
ご決意いただきありがとうございました。つきましては開催案内を送らせて
いただきます』って書いてあったから、何かの間違いじゃないかと思って
来てみたら、あっという間に手続き済まされちゃって…」
「乃絵美は押しまくられると弱いからな…」
「ご、ごめんなさい。やっぱり、迷惑だったかな?」
「いや、そんな事はないよ。ま、エントリーしちまったもんは仕方ないし、
頑張れよ? 応援してるから」
「う…うん。頑張るよ、私。見ててね、お兄ちゃん」
「言われなくてもずっと見てるさ。じゃあ、行ってこい」
「うん…じゃ、また後で」
さて…となると問題は、誰が勝手に乃絵美をエントリーさせたかって
事なんだけど。
「実は見当がついてるんだよな、大体…なあ、そこに隠れてるミャーコちゃん!」
「ひゃああ! な、何で分かったの、正樹くん?」
「柱の影からエビフライみたいなお下げが見えてたからね、で、どうして乃絵美を?」
「え、え、何の事かなぁ…」
「とぼけないでくれ。乃絵美は人前に出るのが苦手なんだぞ? もし緊張で
貧血でも起こして倒れたりしたらどうするんだよ?」
「過保護だなぁ、正樹くんは。大丈夫だよ、乃絵美ちゃんなら。絶対に予選突破
してくれるって!」
「そういう事を言ってるんじゃないんだよ…」
「あ〜、じゃあ正樹くんは乃恵美ちゃんを信じてないんだ」
「そ、そんな事はないさ。乃絵美は最高の妹だよ、うん!」
「じゃあ、応援してあげなきゃ! 乃絵美ちゃんが予選突破できるかどうかは、
『お兄ちゃん』の応援次第だと思うよ?」
「う〜ん…そうだな。よし、ミャーコちゃん、行こう! 応援に」
「はいはい、じゃあ張り切って行きましょ〜(単純だね〜、正樹くんって…)」
<<伊藤乃絵美>>に一票。当方CATVなり。