男に萌エた漏れはもう雄シマイですか(´Д`;)

このエントリーをはてなブックマークに追加
1361-2
>135
エロパロ板にカエレ!とか言われなくて良かったっす。あんがちょ。
はじめタンも好きなんで書いてみたら、とんでもなく暗くなった…。
エロくなくてスマソ

「んふ……む、む……」
 斎藤の舌が俺のペニスを舐め上げている。
 僅かな風が林の木立をさわさわと鳴らし、彼の柔らかな髪を優しく撫で遊んでいった。
「島田……気持ちいい?」
 小さなつむじがゆっくりと動き、俺の股間から斎藤の愛らしい顔が覗く。
「……凄く」
「良かった」
 いつでもほんのりと紅をさした様な赤味の頬に、相変らずの笑顔がのせられている。
(あっ……)
 月明かりが斎藤を暗闇から浮き上がらせる。俺は思わず息を飲んだ。
 斎藤の口元は俺のものを育てる熱心さの余りか、その小さくて薄い唇から
 ほっそりとした顎下にまでも、彼の唾液がだらだらと伝わり落ちていた。
 いや、唾液だけではないだろう。きっと俺から溢れ出た液も混じってはいるはずだ。
「島田……」
 斎藤は熱に浮かされた様に、俺の名前を呼んだ。
 月の明かりは冷たくて、何が斎藤を熱くさせているのだろう、とふと思う。
 男らしかぬ彼の肌は、月明かりの元で一層艶かしさを増していた。
 儚げに見えるのは――仕方のない事かもしれない。
「う……んん、ふ……あむ……んんん……ふっ、っく……」
 喉奥に咥えようとしては、斎藤はしゃくりあげ動きを止める。
 こんなものを、むしゃぶりついた事もないのだから当然だ。
 俺は宥める様に斎藤の頭を撫でた。
1372-2:02/10/29 00:05 ID:625Edu3O
「……島田」
 涙でにじむ瞳が、俺の顔をじっと見つめる。
 無理はするなと思うのだけれど、やめろとは言えなかった。
 ……また、斎藤が俺のペニスを舐め始めた。
 ぺちゃぺちゃと舌が俺の幹を上下してゆく。
 時折鼻頭がぶつかり、その都度斎藤の、
 より一層熱い喘ぎのような吐息のようなそれが漏れ出る。
「さ、斎藤……」
 それも俺の興奮を煽るのだ。
 思わず漏らした一言に、斎藤は、あぁ、とまた熱い息を発して俺に応える。
「島田……僕……」
 雁首の丸みを帯びたその先を、斎藤のつたない舌が舐め上げる。
 尿道口に滲み出た汁を、口をつけすすり上げる音が、静寂の中で大きく聞こえた。
「……僕・……」
 首下の段差に斎藤の舌が回る。
 じゅずっ、という音を立てながら一周すると、
 斎藤はすぼめた舌で張った裏筋を丁寧にねぶりあげ始めた。
「……島田……僕は……僕は今、凄い……凄い幸せなんだ……」
 垣間見えた斎藤の顔はやはり儚げに見え、……できる事ならもう一度、
 陽の元で彼の笑顔を見たいと……俺は思った。
              (完)