「『二次会は二手に分かれて食事&飲み会です。ネギ葉鍵合同になりました。わらい』……っと。
はい、書き込みー。」
まだ幼さの残る少女がノートPCのキーボードを叩いている。
周りのむさ苦しい男たちの中で、彼女だけがただひとりの女性だった。
有明から東に向かう、ワゴン車の車内。
ひとりはしゃいでる少女とは対照的に、男たちは荒い息づかいを押し殺している様子だった。
夏の暑さのためにしては、何か不自然だった。
「ねえ? どうしたの?
なんだかみんな、ハアハア言ってるよぉ。暑いのかなあ」
彼女もそれに気がついて、キーボードを叩く手を休め、彼らに問いかけた。
車内にはクーラーが効いているが、男たちの様子を見て、自分も暑さを感じたのか、
タンクトップの胸元をぱたぱたと扇ぎはじめた。
ときおり、タンクトップの脇から、膨らみかけの乳房が見え隠れする。
男たちの息づかいが、ますます荒くなった。
「……ねえ? なんだかみんなヘンだよぉ」
「……ハァハァ。
え、ETEたん、別にヘンじゃないからね。き、気にしなくていいからね。……ハァハァ」
「やっぱり、ヘン……」
横から男の一人が、ETEのキュロットスカートからはみだしている太股に手を伸ばした。
「……ハァハァ。
ぼ、ぼく、我慢できなくなりそうだよ。
な、なあ、みんな、ここで、やっちゃっていいかな? ……ハァハァ」
ETEは、何のことかわからずに、きょとんとしている。
「……ハァハァ。
お、俺も、ETEたん見てたら、もう……」
もう一人の男が、ETEの手を掴んで、自分の股間を触らせた。
「きゃあ!」
はちきれんばかりに勃起していた男の股間。ETEにとって、初めて知る感触であった。
彼女の叫びを合図に、一斉に男たちがとびかかった。
窓にスモークを張った車内は、外からは見えない。
運転している地獄車が、カーステレオのスイッチを入れた。大音量で鳴るI've Sound。
車内の喧騒も、外には聞こえなくなった。
名無しの一人が、ETEの股間をショーツごしに舐めている。
「……ハァハァ。
ETEたんの……おぱんちゅ、横縞の綿ぱんちゅなんだね……。ハァハァ。
味も美味しくて、萌えーだよ。ハァハァ」
「やああ……、やめてえ! やめてよお! 気持ち悪いよお……」
「あれえ? 湿ってきたよ。……ハァハァ
ETEたん、ぼくの舌で感じてくれてるんだね」
男の唾液で濡れただけだったが、都合よく解釈した名無しは、自分のモノをしごきながら、
ショーツの布地を味わっている。
「ひいい……! 食事と飲み会って、言ったのにい……」
「そうだよ……ハァハァ。ETEたんのオマンコにチンポお食事させてあげるんだよ。……ハァハァ。
そんで、俺らの特濃ザーメン飲ませてあげるからね……ハァハァ」
ショーツの布地がずらされ、男のペニスが添えられる。
「ETEたんのオマンコ、まだほとんどタテスジだからなあ……ハァハァ。
裂けちゃうかもしれないねえ……ハァハァ」
「やあ! やあ! やあああ!! だれかああ、たすけてええええ!!!」
「俺ね……ハァハァ、この日のために二週間もオナニー我慢してたんだよ。……ハァハァ。
エロ同人いっぱい買ったのにさあ……ハァハァ。
きっと、精子が何十億匹も溜まっちゃってるよお。
ETEたんの奥にいっぱいいっぱいごちそうしてあげるからね」
「……ひっ!! 痛い!
押しつけないでえ!!」
「うは、メリメリって言ってるよう。可愛いオマンコが。……ハァハァ。
待っててね。すぐに精子、奥まで届かせてあげるからね。……ハァハァ」
なおも叫ぼうとするETEの口に、他の男のペニスが押しこまれた。
二次会は始まったばかりだった。
※有明でいいんだよね(自信なし)
首都圏の地理にも疎いんで、そこらへんはテキトーに。