まだ幼げな少女を、数人の男たちが取り囲んでいた。
「あは……、私はみなさんのための公衆便所です。
こんな粗末なお便器ですが、どうかお使いくださいませ……」
ひざまづいている全裸の少女。開きっぱなしの口元からは涎がたれている。
男たちはみな、にやにやと下卑た笑いを浮かべている。
ここは、幕張の外れにある廃倉庫。
人ごみでにぎわう新都心が近いにも関わらず、この辺りだけは通りかかる者もいない。
「ETEたん、すっかり壊れちゃったなあ。ぎゃはは」
「ガキのくせして、あんな気の強そうで恐かったのにな」
「ホントホント。
去年のOFFで気安く声かけたら、おっかねえ顔でにらまれたんで、俺逃げちゃったよ。
まったく、このクスリは効くなあ」
名無したちが、口々に好き勝手なことを言っている。
「こんなιょぅι゙ょをオモチャにできるなんて、用事蹴ってOFFに来て良かったよ、俺。
きっと、神様が願いをかなえてくれたんだな」
エロゲ推定無罪が、ETEから脱がせた横縞模様のショーツをもてあそびながら、嬉しそうに言った。
「ほら、ETEたん。さっき教えた“うんこ投げまくりおねだり”をしてみなよ」
「はい……。
どうぞ、皆さんのくっさいうんこを私めに投げまくってください。
私は皆さんのお便器ですから」
それを聞いて、名無しとコテハンが一斉に腹を抱えて笑い出した。
「ぎゃははは!
今朝は会った時は、スマした顔して“おはようございます”なんて言ってた女が、
うんこおねだりしてるぜ!」
「ほらほら、次のおねだりをしてみな。
キチンとできたら、またクスリ打ってやるからな」
「はい……。
ザーメンでも、おしっこでも、うんちでも、なんでも私に排泄してください。
よろしければザーメンは、このオマンコにどうぞ」
「うはは、じゃあ2ラウンド目は、俺最初ね。
いやあ、毛無しマンコに入れるのって初めてだなあ」
うっすらと年相応の毛が生えているはずのETEの性器だったが、さきほど名無しの誰かがライターで
火を付けたらしく、一本の毛も残っていない。
「うっはあ! きっつう! あれだけ俺らに突っ込まれたのに、まだガバガバになってないよ。
さっきまで処女だったからなあ」
「……あんっ! うあん!
ど、どうぞ、いっぱい突いてください!
私で……便所の私で、スッキリしてくださあい!!」
「はは、もう完全に猿になっちゃってるなあ、ETEちゃん。
やっぱエテ公だったんだね」
「俺たちが使ってあげないと、生きていけないカラダになっちゃったね。
こんなキ○ガイなメスザルを外に出したら大変だよ」
周りで眺めている他の男たちも、言葉で辱める。
「あんっ! そうなんですっ! 私、キ○ガイなエテ公です!
もうお外には出られませんから、ここで皆さんの便所になりますですう!
どうか……どうか……使いつぶすまで、ご愛用くださいいいいい!!!」
男たちが教え込んだとおりの言葉だ。
教え込まれたおねだりを繰り返すだけのテープレコーダーに成り下がったETE。
「おおう、そろそろイクよ! 精子出しちゃうよ、ETEたん!」
「ああんっ! イッてください!
あたしの子宮が精子用の便器です!
子宮の……中にっ! 元気な……精子っ! ……排泄してえ!!」
「イク、イクよ! 俺の遺伝子、出しちゃうよ!
きっと、ヤバイ遺伝子だよ!」
「あん! かまいませんっ! かまいませんから!
今日! 危険……日! ですけど! 妊娠しちゃってもかまいませんっ!!!
……はあん! ……くはあ!」
数時間が過ぎた。
さんざんに使われたETEの股間からは、おびただしい精液と血が流れ出している。
精液は体中にも掛けられ、中には尿を浴びせた者もいたらしく、まさに公衆トイレの
便器のような姿になっていた。
「そろそろ飽きたな。……この便器、もう壊そうぜ」
そう、折原@地獄車が冷淡に言った時、倉庫の出入り口が開く音がした。
「おおーい! 新しい便器連れて来たぜー!」
やってきた名無しが、手錠で繋がれた少女を連れていた。
「日本酒さんだよ。
抵抗されて、ちょっとてこずったが、なんとか連れてきた。
こんな中古のエテ便器はさっさと捨てて、新品の便器使おうぜ!」
まだOFF会は終わらない。