やっぱり、ねーちんの喘ぎ声を聞きたかったんだけど

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763湘南小僧 ◆y2EAu.SK7A
残酷な爪で、俺はさやかの死体を掘り起こす。
粘着質に爛れたさやかの腕は、掌の中でまるで汚泥の用に纏わり付く。
俺ははやる気持ちを押さえきれなかった。
さやかの黄土色した肌。もう少ししたら琥珀色に変わるに違いない。
触りたい。決して彼女の生前では許されなかった鉄門が開こうとしている。
彼女の泥まみれの衣服を裂く音、まるで悲鳴のようだ。

ニクバエとシデムシだらけの体
まずは目玉からだ、可愛いさやか。口の中に鰹節エキスに似た味覚が
広がる。半乾きのゼリーが口腔内に絡み付き、俺は構わず嚥下した。
お次は指先か。指紋が芳しい熟成香を放ち、脂質が抜け落ちた指が
俺の口腔内に運ばれる。
プロテアーゼによる自己消化の進んださやかの指は、簡単に舌の上で蕩けだす。
皮は固い。リンゴの皮を吐き出すように、上手に肉の分離を舌上で行う。
それが俺の楽しみだから。

さあ、いよいよ黄変脂肪の滑らかな感触を楽しもうじゃないか。崩れて横を向いた
乳首を指先で転がすと、蜜柑のヘタのように簡単に剥離する。
俺はまるでパック牛乳を吸い取るように、さやかの薄い胸脂肪を吸い取った。バター
とは全く違う、芳香が鼻腔内を満たす。
ああ、さやか。お前は美しい。何から何までいい匂いに満ち満ちている。
俺はお前を取り込むことにより、母体へ帰るのかもしれないな。

腐乱した骨ごとバリバリ食べるのも良いだろう。
萎縮した内臓の表皮を舐めて、嗜虐性を満たすのも良いだろう。
しかし、俺はそこまで狂っていない。俺はさやかを愛しているんだ。
さやかに嫌われることはしたくない。

さやか・・・さやか・・・さやか・・・
俺の愛情が分かってくれるよね、さやか。