同じ屋根の下で…〜兄と妹と言う関係〜Part13

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632なまもの ◆i8DGv4IM
萌えバナじゃないけど今日の出来事。仕事から帰宅して妹の部屋へ直行したが不在。
そこで机の上に何処ぞ野郎から貰ったらしきラブレターを発見……また古風な真似を……。
当然の様に漏れはラブレターを読み始める……悪いお兄ちゃんでごめんよ…(;´д⊂

「あ〜〜っ!!お兄ちゃんなに勝手に読んでるねん!!」
「おかえり」
「もお、そういうの勝手に読まんといてさ!」
「堂々と置いとく方が悪い。これってもう出したヤツに返事とかしたんか?」
「机の中に入ってただけやからまだやけど……」
「ふんっ!直接告れん様な根性無しと付き合う事ないわ振ってまえ!」
「うん、最初っからそのつもり」
「……そうなん?」
「彼氏作るのとかって全然興味ないし」
「……そか、じゃあお兄ちゃん部屋に戻るわ」
「ちょい待ち!」
「ぐぇっ!?ね、ネクタイ握るな」
「これからは勝手に読まんといてな」
「……んな事言うても気になるやん」
「そ れ で も!………お兄ちゃん…ひょっとしてヤキモチ焼いてた?(ニヤリ)」
「……」
「お兄ちゃんって結構独占欲強いやんな?」
「……そうかもしれんな、ごめん」
「はぁ……しゃ〜ないな〜、もうしばらくはお兄ちゃんに付き合ったげるから安心し〜」
「無理すんな」
「別に無理してへんよ。そういうの興味ないだけやし」
「けど、女の子やったら恋愛してた方が綺麗になるって言うやろ?」
「お兄ちゃんから見てさ〜、私って綺麗でもなければ可愛くもない?」
「……確実に贔屓目入ってるやろけど、可愛いと思う」
「なんか腹立つ言い方やけど、それやったら全然問題ないわ」
「とりあえず早く兄離れしろよ(してほしくないけど)」
「さっきまでヤキモチ焼いてた人間の台詞とちゃうわ、お兄ちゃんこそ早く妹離れし〜さ」
「分かった妹離れするわ」
なんかやられっぱなしで悔しかったから即答で嘘をついてみる
「えっ……?」
「…………」
「……また彼女作るん?」
「また言うな。なんか取っ替え引っ替えしてるみたいやん……って何を早速泣きそうな顔してんねん」
「……別に…泣いてへんやん」
「泣いてないけど滅茶苦茶凹んだ顔してるやん」
633なまもの ◆i8DGv4IM :02/06/25 21:55 ID:iJhUFhvR
>632の続き

なんか今にも泣きそうな顔をしてるから出来るだけ優しく抱き締めて頭を撫でてやる。
「……彼女…作るんやんな?」
「そやな〜作るかも知れんな」
「………やっぱり作るんや……」
「ま、まあ、妹がお兄ちゃん離れしたらの話やけどな〜」
「………そんなん当分先やわ」
「それじゃしゃーないから、お兄ちゃんも当分先になるな」
「……何年も先になってお兄ちゃんオッさんになってて彼女出来やんかも知れへんで?」
「それもまた一興やな、そん時は援交でもすっか〜」
「MちゃんとかRちゃんに告白されても断るん?」
「なんでMちゃんかは知らんけど断る、って〜かRちゃんまだ奨学生やん完全に守備範囲外やわ」
「じゃあ、SちゃんとかYちゃんとかHさんっていう人とか(〜中略〜)でも?」
「妹の友達はともかく……なんでお兄ちゃんの女友達の名前そんなによーさん知ってるねん?(汗」
「……携帯のアドレスで見た」
「妹の方がずっっと独占欲強いし質悪いやん……」
「どうなん?断るの?」
「そんな聞かんでも全部断るって」
「ホンマに?」
「ホンマやって」
「そっか………それじゃ〜それまでは私がお兄ちゃんの彼女の代わりになったげるわ」
「それって本末転倒って言うんちゃうか?」
「良いねん」
「妹って普段活きが良い癖になんかあるとすぐ泣きそうになるよな?ホンマに高校生か」
「活きが良いって…変な言い方しやんといてさ、ちょっと感受性豊かなだけやん」
「物は言い様やな……こぉのお兄ちゃんっ娘め」
「そんなんそういう風に教育されたんから仕方ないやんか、全部お兄ちゃんのせいや」
「漏れのせいかよ……反論は出来やんけど」

こうやって会話を書いてみて気づいたけど漏れって昔から時々突き放す様な言動を取ってたんですね(苦藁
そのせいかしらなけど普段は強気なくせに少し不安がらせると急に泣きそうになったり甘えてきたりする様に。
妹が風呂に入ってる間にこれ書いてみましたけど
今日のテスト勉強が終わったら今夜は一緒に寝るらしいんでほとんど会話のみのカキコですけど失礼します。