エロゲで詩歌2 

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503ネギ板歌壇海賊版11月前期号
◆入選◆
>>430
>ちんこよりよいものはないのです
>それも年端の行かぬ男の子のかわいらしいちんこよりもよいものはないのです
>シヨタよりよいものはないのです
>シヨタより 愉快なものもないのです
>やがてはそれがお分りなのです
>同感なさる時が 来るのです
>
>ちんこよりよいものはないのです
>少女の肌のやうな
>その肌の弾力のやうな やはらかい またかたい
>かたいやうな その肌の弾力のやうな
>また男の子のやうな その子の羞じらひのやうな
>炎えるやうな 消えるやうな
>
>かわいらしい男の子の ちんこよりよいものはないのです

 口を開けて読みいるしかなかった。その内容が、なぜだかすんなりと心に染
み入ることに驚く。頭は明晰なはずなのに、なるほどそうに違いないと思えて
きてしまう。魔法にかけられたような。

 言葉の調子を中原中也に負っているのは事実だが、目が覚めるような内容の
転回と、異物感をもたせずにそれを包んだ巧みさは、また一個の天才として激賞
に値する。