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「そ…その、付けないんですか? あ、アレを」
いつものように、教え込んだ口淫の成果を堪能し、挿入の直前になって炬燵が聞いた。
今日はいつもは使っている避妊具を付けていない。
「今日は生でする。嫌なのか?」
「でも…、赤ちゃんができちゃったら…」
初めての時も避妊はしていなかったが、セックスを経験した今のほうが、
生ですることに対する不安を実感しているのかもしれない。
「出すのは外にしてやる。
俺のことが好きなんだろ? それくらいかまわないだろう」
これまで、フェラチオや様々な体位を受け入れてきた炬燵でも、
やはり妊娠は怖いのだろう。
いつものように素直にはうなづかない。
「できないのか? お前の好きってのはその程度だったんだな」
少しとがった俺の口調におびえる炬燵。
「やっぱりお前は俺のことを好きじゃなかったんだな。…別れよう」
腰を離して立ちあがった俺に、彼女がすがりついてきた。
予想通りだ。
こうして俺は炬燵に、避妊具を使わずに抱くことを了承させた。
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:01/12/30 17:48 ID:m5kzEeVC
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直に感じる炬燵の膣内の感触は、やはり普段とはちがっていた。
単に気持ちの問題だったのかもしれないが。
初めて抱いた時には、味わう余裕もなかったが、彼女の体温と鼓動が
充分に伝わってくる。
炬燵は、まだ妊娠の恐怖が抜けないのだろう。
必死に目を閉じて、俺が動くのを耐えている。
俺が達しそうになるのを感じ取ったのだろう。
涙目で哀願する。
「…お願いします。最後は…、外で…イッてください」
彼女を痛め尽くすことを望む俺に、言うとおりにするつもりはなかった。
「駄目だ。このまま中に出すぞ。しっかり受けとめろ」
彼女の顔色が青ざめる。
「…え? それだけはだめですっ! おねがい、中はいやあ!!」
彼女の悲鳴が俺の快感を高める。
さらに深くペニスを突き立てる。何か奥に当たっている。子宮口だろうか。
体内でひときわ大きくなったペニスが精液を吐き出し、炬燵のまだ幼い
子宮を蹂躙した。
「だめえ! 中に出しちゃだめですっ! …きゃああ、出てるう!!!」
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:01/12/30 17:48 ID:m5kzEeVC
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普段とは比べ物にならない大量の射精。
炬燵の中から引き抜くと、ゼリーのように固まりかけた精液がどろりとこぼれだす。
炬燵は、自分の体から出てくる精液が、シーツを汚していくのにも気がつかないまま、
うわごとを繰り返している。
大粒の涙を流しながら。
「……生で……中に……精液が………避妊してない……
………妊娠………赤ちゃんできちゃう…………どうしよう………」
この時の俺は、本当に妊娠した場合のことを何も考えていなかった。
ただただ、彼女を痛めつけたかった。苦しめたかったのだ。
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