深沢「おのれー、書淫さえぬかりなく売れていれば、退社などせずにすんだものを…
わしの企画に甘えがあったのか?
…じゃが。どのみち、エロゲオタ達喰いつきが今一つじゃった…。
シナリオライターってエロゲ好きのオタクにすらもてっこねーのか?
それとも…わしがシナリオライターとして三流だとでも?
バカな…書淫は天才にしか書けん! そして書淫は、これから先の展開が
ますますすごいんじゃぜ?
ククク…冒頭にして、最大の敵が不屈の根性で見事ホテルにたどり着く…
あの伝説の男、レイプ魔Xが…。
1回目はバッドエンド! 2回目もバッドエンド!
9回目くらいまで全部強制バッドエンド…それは地雷じゃろか?」
立原深紗
主人公の彼女。何かの腹いせに主人公の精神を蝕んだ後、ホテルに来た。
奴は必殺技のデビルドラゴンカニバリズムで主人公を暗殺して
筑紫夕香里に滅亡か消滅かをせまった。
深沢「もりあがってまいった! そして感動のエンディングは…」
最終話「主人公の帰還」
ある日主人公は立原美紗に雪崩をぶつけたので立原美紗は死んだが、
主人公はその反動でなんとお花畑に投げ出されたのだ。
廃人寸前かと思ったが、その時なんの偶然か空から雪が降ってきたので
ホテルを抜け出してどこかに去った。
深沢「くうう…やっぱりわしは天才シナリオライターじゃった。
書淫が売れなかったのは、もともとエロ薄が受けなかったからではないのか!?
む? 待てよ…。ジーー
な…ありゃ? 会社がねーー! 不思議だァーッ! どこーー?
ああーー、エロゲ作りに熱中して、つい会社が倒産するとは不覚。
らしくない…らしくないぜ深沢ーー。
フ…フフフ…これが一将功成りて万骨枯るってやつかい(違う)。
わしもとうとうやっちまった様じゃぜ…」
月永「待つんだオーノーッ」
深沢「…ハア?」
月永「やあ待つんだ。こいつは一体どうした事だい?」
igul「ふざけるな、同人なんぞにかまけやがって!」
月永「…やあ違うんだ。わたしはデューク西郷の謎を追っている者です」
深沢「ゲェ…つきなががCIRCUSに? わしの原案協力兼原画が…。
あのボケ、何を考えとるのかーー! ええいもう勝手にしやがれ!
エロゲ屋はもうからねーみたいだし、やめだやめだーー!」
深沢「エロゲェ? ケッ、あんなもん作ってられっか! 商業なんぞより同人の方が好き。
さぁTrue Colorの完成はまだ先じゃぜ」