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冬休み、こっち(Piaキャロ4号店)でバイトをすることにした。
せめて、大学の受験料ぐらいは自分で稼ぎたい、という口実だ。
実のところは、店の雰囲気が好きなのと・・・そして、美春さんに逢いたかったから。
冬場はあまり忙しくなるような立地ではないので、遅くとも7時には
店長の朱美さんは仕事を終わらせてくれる。
その上、大晦日から正月三日まではお店が休みだ。
仕事が終わってから、そして休みの日は、美春さんとみっちり勉強をする
つもりだった。
美春さんは高校を途中でリタイアしているから、大検を受けて大学に
入りなおし、人生の再スタートを切るつもりだ。
そして俺は、一月からセンター試験が始まる。
この近くにある公立大学に、二人揃って、お店で働きながら通う、
それが今の俺たち二人の夢だ。
大晦日。朝からずっと二人で勉強していた。
美春さんはブランクがあるけど、元優等生だけあって、ハッとするような
アドバイスをくれる。
僕は美春さんの苦手な数学を教えてあげて、お互いに刺激しあいながら
勉強をすることができた。
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「ふう・・・・・疲れたわね」
午後11時、勉強が終わったあと、出前の年越し蕎麦を食べながら
美春さんはつぶやいた。
「ねえ、一緒にお風呂に入らない?」
「え゛?・・・・・」
「頑張ったわたしたち二人へのご褒美、ということで、ね」
実をいうと、昨日までは、勉強が終わってから、その、二人で・・・していた。
寮のみんなに気づかれないように。
おかげで、ぐっすりと眠りに着くことができた(w
お店が休みで、今日は寮のみんなもいない。
管理人の貴子さんさえ、実家に帰っていた。
露天風呂の、それも女湯で、ふたりでゆっくりお湯に浸かりながら、年を越そうと
いうことになった。
「明彦君は、先にお風呂に入っていて。わたしは準備があるから」
「準備?」
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多少腑に落ちないまま、先に風呂に入ることにした。
たったひとりで、しかもはじめて入る女湯、落ち着かないまま、美春さんを
待ちつづけていた。
「明彦君、ごめん、待たせちゃって」
幽かに頬を赤らめながら、美春さんが入ってきた。
「あ・・・・・・」
綺麗だった。喩えようもなく綺麗だった。美春さんの裸は何度も見ているけど、
月明かりに映えて、思わず息を飲むくらいに。
知らず知らずのうちに、美春さんをそっと抱きしめていた。
「美春さん、一緒に入ろう」
ふたりで肩を寄せ合いながら、満月にちょっと欠ける月を眺めている。
心の底から温まっていく思いだった。お湯の暖かさと、互いの肌から伝わる体温で。
しばらく二人でとりとめもないことや、お互いの、二人の将来の夢を語り合った。
手を握り、ときどきは口づけを交わしながら。
夢のような時間が過ぎてゆく。
やがてふたりは、お互いのからだを洗いあうことになった。
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ボディーシャンプーをスポンジにたっぷりとつけて、お互いの背中を洗いあう。
「ねえ、美春さん」
「え?」
「さっきはなんで遅れてきたの?」
「露天風呂の隣のトイレ、ウォ○ュレットだから・・・」
「はあ?」
美春さんはおもむろに俺の前のほうを向くと、スポンジを捨て、ボディーシャンプーを
たっぷりと両手に沁み込ませ、両手で、俺の胸板を洗い始めた。
手のひらで、ふたつの円を描くように。
「あ、あああ・・・」
思わず情けない声を漏らしてしまう。
そして美春さんの描くふたつの円は、俺の肩を、腹を、太ももを、脚を、足の指を
優しくなぞり続ける。
そしてついには、俺の一番大事なところに到達した。
「み、美春さん・・・き、気持ち良すぎる」
「明彦君、私と同じようにして。私の体をボディーシャンプーで塗りたくって」
俺もボディーシャンプーを両手に沁み込ませ、美春さんの体を洗った。
胸は時に激しく揉みしだきながら、太股を、腹を。そして俺も美春さんの一番大事なところに
辿りついた。最初は珠を抱くように優しく触れていたが、次第にその動きが荒々しくなる
「ああっ、あ、明彦君、わ、私もうだめええ!」
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いつしかふたりは、お互いの体を絡ませながら、お互いの体で直接洗いあった。
ボディーシャンプーをお湯ですっかり洗い流すと、今度はシックスナインの形になり、
お互いの口で大事なところを洗いあう。
一心不乱に舐めあううちに、同時に絶頂を迎えてしまった。
「あ、あああ、う、ああああああああ!」
美春さんは俺の顔を潮で溢れさせ、俺は美春さんの口に思うさま流し込む。
美春さんは俺に真正面から向き合うと、唇から精液を垂れ流し、掌に受ける。
「明彦君、見ていて」
美春さんはおもむろに四つんばいになった。あそことお尻の穴を俺の目の前に晒す。大事なところが
月明かりに映える。あからさまに曝け出す。
美春さんは、さっき掌に受けた俺の精液を、二本の指で、肛門に塗りたくり、
中にずぼずぼと突き入れて沁み込ませた。
「さっき遅れてきた訳はね」
「あなたを、ここで受け入れたかったからなの」
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「あなたをここで受け入れたかったからなの。器具を使って、ウォシュレットで、
お尻をすっかり綺麗にしてから」
「え・・・・・」
そうは言っても、俺のあそこはすっかり天を仰いでいた。
「来て。私ははじめてじゃないから」
「はじめてじゃないって・・・ あ」
「あいつらに・・・。でも、嫌な奴らにやられるのと、あなたに貫いてもらえるのとは
全然違う。嬉しくて、受け入れてもらいたくてたまらないの」
「ありがとう、美春さん」
「でも、ちょっとは嫉妬した?」
「嫉妬した」
少し笑ったあと、いきなり美春さんを貫いた。
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「ああ・・・」
でも、先っぽしか入らない。少し突いても、中ほどまでが精一杯だ。
「それでいいの。すこしずつ深くしていって」
最初は優しく突きこみつつ、次第に深くしていき、とうとう根元まで埋め込むことができた。
「うう、ああああああああああ、い・・・」
美春さんは大声でうめく。
「こ、今度は、だんだん出し入れを早くしていってえ!!」
最初はゆっくり、少しづつ速度を強めていき、ストロークを深くしていく。
知らず知らずのうちに、本能で腰を動かすようになった。だんだん動きが激しくなる。
「あ、明彦君、す、凄い・・・」
「こ、今度は私が上になってあげる」
さっきまでバックの姿勢だったが、お尻で繋がったまま、美春さんは体を入れ替え、
俺を岩場にそっと横たえた。騎乗位の形で繋がっている。
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「こ、今度は私が動いてあげる」
いきなり上下に激しく動き始めた。ストロークし始めた。しかも根元から中から、入口で腸内で、
目一杯にしごきあげつつ、締めつつ、擦りつつ。
「み、美春さん、もうだめだ」
「出して、思いっきり私のお尻の穴に、出してええええええ!!」
「ああああああああああああああああ!!」
二人は同時にはじけ飛んだ。
美春さんの腸内に、いったいどれくらい出るのかと思うほど精液を流し込む。
肛門でつながったまま、騎乗位の二人は唇を寄せ合い、舌を絡ませあった。
遠くのほうから聴こえてくる除夜の鐘を耳にしながら。
お尻で繋がったまま、精液で腸内を一杯にしたまま、新しい年を迎えた。
504 :
名無しさん@初回限定:03/11/03 00:48 ID:9IBHtPHv
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「たっだいま〜♪」
お前ももう30なんだから云々と実家に帰ってうるさく言われるより、住み慣れたこの寮で
新年を迎えるほうがいい。
しかもゆっくり露天風呂に浸かりながら。
今夜は飲んでやる飲み倒してやる。
一升瓶をぶらさげたまま、貴子は露天風呂のガラス戸を開けた。
ガラガラガラ・・・
「え?」
「あ・・・・」
「え? えええ!!」(以下続く?)