2ちゃんでぐだぐだとゲーム作りたい人が集まるスレ

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3521
まえがき(Xyre)

「ひぎ、ひ、ひぃ。
・・・・・・ぅあああああ!」
もぞもぞと膣中で動き回る異物の感覚に、神経はマヒ寸前。
涎が出ようが小便を漏らそうが、あたしはもう狂わんばかりに吼えまくる。
目の前にいるもう一人の女も同じ状況だ。
ぐりゅんぐりゅんと蠢く触手に、もはや意識はぶっとびかけ。
「へあああ、うう、うぐぅぅぅ!」
お互いに何を口走っているのかもわからない。
けれども、悶えに悶えるその痴態は、ザマアミロと言いたいぐらいに滑稽で、あたし自身も向こうから見ればおんなじことすら忘れさせた。
「ぐ!」
お尻の穴に、またも触手が突き入れられる。
「いひぃぃぃぃぃぃいいいい」
そして、また外へ。
「かは!」
引き抜かれる瞬間に、イッてしまう。
3532:2006/01/15(日) 22:07:49 ID:UYDQcPXb
その一方で子宮めがけて大量の分泌液が排出される。
びゅ。
びゅ。
びゅびゅ。
淫蟲の出す催淫液だ。
「はぁ、はぁ、・・・・・・ひ」
思う存分なまでに液体を注ぎ込んだ触手が抜かれると、休む間もなく別の一本がまたしても子宮めがけて突進する。
両手両足は固定するための触手でギチギチに固められて身動きなんてとれやしない。
「うぼ、ぶぶ、うう、っぷぁ、うぶぅ!」
もう一人のイケニエはちょうど口を犯されていた。
涙目で堪えながら、気持ち悪いほどに醜い触手を受け入れている。
もちろん、あたしにだっていつ触手が口を開けろと命令してくるかわからない。
歯を食いしばったところで、肛門や膣をもう一本が襲ってくれば、口はだらしなく開かれるほかないのはわかりきってた。
鏡を見合うように、あたしとポーンはお互いの痴態を見せ付け合ってる。
逸らすことなんてできやしない。
この女が乱れたところを見るのは、あたしにとってもひどく気持ちいことだからだ。
3543:2006/01/15(日) 22:08:27 ID:UYDQcPXb
1(Xyre)

「久しぶりね」
兵舎の中の一室で、あたしは馴染みの男に話しかけた。
男の名はカテュス。
魔王様の命令でこのガルス王国を混乱に陥れるために使わされた、生粋の武人。
と同時に、ここではあたしの上司になる。
「ちょっとぉ、返事ぐらいすれば?」
窓を向いたっきりこっちに視線すら返さない態度に、ムカツク。
「やれやれ・・・・・・。
何でおまえごときがここに遣わされたのか、理解しがたいな」
あたしも不愉快だが、こいつも不愉快らしい。
あによこのええかっこしいが。
「どーゆー意味よ?」
「そういう意味だ」
何の躊躇も無く、あたしの質問に答えるその態度に、もう怒り炸裂だ。
だん!
机上を叩き、
「ちょっと! 何様のつもりよアンタ!」
ぐいと肩を掴んだはずが、あっという間に叩き落とされて姿勢を崩した。
3554:2006/01/15(日) 22:09:44 ID:UYDQcPXb
「まぁ、おまえのような無能が来たところで、計画に支障はない。
俺の描いた画は万全だ」
「・・・・・・」
コイツの作戦能力についてはあたしも疑ってちゃいない。
この高慢男はこれまでにも数多くの計画を立案し、成功させてきてるし。
魔王様の信任は、悔しいけどもあたしよりは遥かに上だ。
こんにゃろう。
「で、あたしの仕事はあんの?」
「あるわけなかろう。
と言いたいところだが、無いことも無い」
うーわほんっとムカツク。
といってもケンカ売ったところで負けるのは見えてるしね・・・・・・。
「何、それ」
「女がいる」
「女?」
「魔術を学ぶ者でありながら、魔族である俺を陥れようとした浅はかな女だ」
「はぁん。そいつ、バッカねー」
「おまえと同じくな」
にやり。
・・・・・・。
もう、ほっとこ。
3565:2006/01/16(月) 01:17:32 ID:BiDyxHR7
「その女を二度と我々に逆らえないように、再教育しろ。
肉体的にも、精神的にも」
「ふーん。肉体的にも、ねえ」
「教育方法や内容はおまえに任せる。
どうだ? できるか?」
「バカにしないでちょーだい。それぐらいできるわよ」
「なら結構だ。早速女のところへ案内しよう」
「おっけ」
ぴょんと飛び跳ねて、壁にかけてあった上着を取る。
「断っておくが、変な動きはするなよ?」
「安心しなって。いくらあたしでも、魔王様に迷惑をかけるなんてことはしないわよ」
「ふふ」
扉を開け、左手で合図をするカテュス。
あたしから先に出ろということか。
薄暗い廊下に出たところで扉が閉まる。
夜目が利くあたしたちにとって、闇は身を隠す恰好の舞台だ。
陰に隠れるようにして、あたしはカテュスの後ろについていった。
3576:2006/01/16(月) 01:18:21 ID:BiDyxHR7
2(Xyre)

着いた場所はいやに古めかしい官舎。
ツタが巻きついてるわ壁にヒビが入ってるわ、こりゃまともな建物じゃなさそ。
そんなあたしの予測を察してか、
「察しの通り、監獄さ」
と笑う。
へー。
王宮内の地下通路を通ると、わりと近いんだぁ。
「こんなに王宮と近くで大丈夫なの?」
「今では遣われていないハズの監獄だからな」
「なる」
納得した。
この様子だと、地下通路の存在すらコイツを含めて一部の奴しか知らないんだろうな。
誰でも知っているような場所に、再教育をしようかって奴を繋ぐほどバカじゃないし。
はっと見れば、既にカテュスは獄舎に向かっていた。
「少しぐらい待ちなさいよ!」
悪態をつきつつ、あたしも門の中に入り、いよいよ、中へと進入した。
3587:2006/01/16(月) 01:19:37 ID:BiDyxHR7
「うわー。
荒れまくり〜」
壁はボロボロ。
床もガタガタ。
こりゃいつ倒壊してもおかしくなさそうなくらいだぞぅ。
「見た目よりは頑丈にできている。
監獄は脱出を外から助ける輩からの襲撃を防ぐ機能もあるからな」
「ふむむ」
相変わらず人の心を読むのがうまいヤツだ。
思っただけで即答しやがるよ。
一階の奥にある部屋から地下に、最初の角を曲がった部屋の前で止まる。
ここまでは全部の部屋の扉が破損していたのに、ここだけは頑丈な鉄の扉でできていて、壁もまぁまぁマシなようだ。
ガコン
鈍い音がして、扉が開く。
中をひょいと覗いてみると、こじゃれたドレスの女が一人、頭の上で両手を縛られた恰好で軽く吊るされていた。
「いつからいんの?」
「今朝だ」
「へー。
つか、ここだけ妙にあったかくない?」
「暖房機能を修復させておいたからな。
まぁもっとも、いつまで持つかは知らんがね」
「ふむ」
「再教育内容は簡単だ。
二度と、俺に逆らうことのないように教え込め」
カテュスはそう言うと、女の髪を乱暴に掴んで、グイと上に持ち上げた。
「・・・・・・」
3598:2006/01/16(月) 01:20:43 ID:BiDyxHR7
ふぅん。
随分と気丈な女なのは間違いない。
悲鳴一つ上げずにカテュスを睨みつけている。
「ソイツの名前は?」
「ポーンだ」
「ポーン、ね」
魔術士のポーンってことか。
「道具としては、淫蟲を二匹用意している。
そら」
拳大の丸い卵の入ったガラス瓶を二つ、渡される。
「一つは孵化しなかったときの予備だ。
こいつに使って、自分にも使う、なんてバカなことはするなよ?」
「わかってるわよ」
淫蟲。
触手をもった、教育用の魔法生物だ。
あたしも過去何度か使ったことがあるし、取り扱いには慣れてる。
「孵化用のアルコールは持ってるのか?」
卵の状態の淫蟲は、この保存瓶から出されただけでは孵化しない。
卵にアルコールをふりかけて刺激してやる必要がある。
さらに、そのアルコールを最初の栄養源として活動を始めるため、宿主となる者にもあらかじめかけておくと手間も省ける。
「もち。一瓶丸々胸ポッケに入ってる」
「よし」
女の髪を離す。
3609:2006/01/16(月) 02:19:02 ID:BiDyxHR7
「じゃあ、シャイア、後は任せたぞ。俺は部屋に戻るく。
再教育が終了次第、必ず連絡をしろ。期限はとりあえず一週間は看てやる」
「りょーかい」
用が済むと、カテュスはさっさとこの部屋から出て行った。
さすがに、王命に遂行に関しては真面目一直線な男だわ。
余計なものには全然関心を示さないんだから。
「さて、と」
ポーンとやらの前に仁王立つ。
「あたしはこんなの、ちゃっちゃと済ましたいのよ。
だから、ね、すぐにこの蟲を使ったげる」
「むし・・・・・・?」
どうやら淫蟲については何も知らないらしい。
はは、さすが田舎の魔術士だわね。
「もう、いいわよぉ、たまんないくらいに気持ちよくしてくれるから」
卵の入った保存瓶を取り、彼女のほっぺに付けて頬擦りさせる。
「たぶん、あんたも気に入るから」
にやにやと笑って、胸ポケットからアルコール瓶を取り出して。
じょぼぼぼ。
「!?」
1/3ほど、彼女の胸の開いた部分に注ぎ込んだ。
じわじわと服を濡らしていく。
ポン。
保存瓶の蓋を開けて、卵を取り出す。
コツン。
そして、彼女の目の前に置く。
次いで、半分きっかりになるまで卵にアルコールを振りかけた。
さぁて、ちゃんと孵化しておくれよ。
36110:2006/01/16(月) 02:27:38 ID:BiDyxHR7
ワケのわからぬまま不思議の目でそれを見る女魔術士。
何が起こるかを知れば、ま、慌てふためくだろうけどね。
そうらそらそら、まだかなーまだかなー?
じーっと卵を見る。
ぱき。
お。
ぱきき。
殻が割れる。
うん。孵化するね、これは。
予備用の保存瓶と残ったアルコール瓶を二つ、手近にあったテーブルの上に置く。
ちらりと卵を見れば、小さな触手が一本既に出てきていた。
感覚がまだはっきりしていないのだろう。
辺りを窺うように這いまわっている。
「な、」
「ん?」
「な、何、何、これは、何?」
本能的に危険を感じたのか、後ろへとにじり下がる。が、体は下がっても手は上より吊られているため意味は無い。
「蟲よ、蟲」
「蟲・・・・・・?」
「今からあんたをたぁっぷりとかわいがってくれる、触手つきの、蟲」
にっこりと、笑う。
「何ですって・・・・・・」
それでも、的確に状況を察してはいない様子だ。
ま、知らなけりゃそんなもんかもね。
36211:2006/01/16(月) 02:29:14 ID:BiDyxHR7
床に染み込んだアルコールから栄養分を吸い上げるたびに、蟲の本体は目に見えて大きくなる。
コイツの成長は極めて早い。成長するのに、ほんの二時間しかかからない。
卵の欠片の近くのアルコール分を吸い取れば、次は、あの女の胸元へと触手は伸ばされる。
女の体に残るアルコールを吸い上げた後は――、お楽しみの時間だ。
未成熟の触手とはいえ、そのうちに彼女の体をまさぐり、舐めまわし、縛り付け、固め、そして犯す。 
そのように育つことを予め命令されて造られたのが、この淫蟲という魔法生物。
アルコールの次の栄養源は、人間の排泄物。この淫蟲は特に女だけを宿主とするにできている。
淫蟲一体につき宿主も一体。
きゅきゅきゅ。
成体では鳴くことの無い蟲だが、幼生のときはこんなカワイイ声も出す。
「ひっ」
蟲の本体は卵の側の床に吸盤で固定され、本体上部から伸びる触手が、宿主へ寄生する。
寄生といっても特殊な寄生で、体内に入るのは触手のみ。
本体は常に外に位置し、本能のまま各触手に命令する。
「来ないで、来ないで、こな」
シュルッ
「きゃっ」
二本の小さな触手が女の胸元へと飛びついた。
そしてすぐにアルコールの吸収を開始する。
宿主は、将来の不安に怯えながら、その様を見続けるしかないというのも、とても滑稽だ。
顔面蒼白とは、まさに今この女の状態を形容するにふさわしい。
36312:2006/01/16(月) 02:29:50 ID:BiDyxHR7
ちょっとは安心させてやろうか、という仏心も湧いてきた。
「ま、一つだけいいコトを教えてやる。
ソイツは生殖機能が無い。卵を産み付けられ、ソイツの子供を産むことがないのには――、
感謝して欲しいねえ」
「ふ、ふざけないで!」
「それじゃあ、ごゆっくり。
ソイツの成長には二時間はかかるんだ。
あたしは一眠りしてくるさね」
「!」
ひらひらと手を振って、あたしは経部屋を後にした。
ゴン
鈍い、重たいドアの閉まる音を背中で聞きながら。
36413:2006/01/16(月) 02:30:26 ID:BiDyxHR7
3(Xyre)

哀れな女魔術士を部屋の取り残し、軽く獄舎を巡ったあと、あたしは屋上で眠りについた。
本当ならあのまま教育をするところだけど、昨晩あまり寝ていなかったこともあって、一眠りを決めたのだ。
起きたときには、ちょっと焦ったけど。
朝にカテュスとともにここに訪れて、蟲を孵化させて一眠りに付いたのはたぶん昼頃。
で、今はというと。
空を見上げればお星様。
・・・・・・。
うわ、まずい。
カテュスが来てたら、何を言われることやら・・・・・・。
恐る恐る階段を下り、地下室へと向かう。
気配を澄ませれば、どうやら、カテュスは来ていないようだ。
ふうっと一安心。
そして扉を開けるまでも無く、中からは女の声がする。
「うひぃい」
早速もてあそばれてるか。
重い扉を開けて、さぁ、教育の開始だ。
36514:2006/01/16(月) 03:36:19 ID:BiDyxHR7
あれから既に10時間ぐらい経過しただろうか。
となると、一度目の「注入」は済んだらしい。
淫蟲はおよそ6時間ごとにとある特定の行動をとる。
もうそれは、一度味わえば虜になるような、極みの頂点に達するぐらい。
まぁもっとも、あたしは経験したことないけどね。
その儀式を受けた女は、みんなアホ面して泣き喚くのだ。
もー何度見ても面白い。
一眠りしている最中に行われてしまっただろうことは残念だが、なに、すぐに次の「注入」の時間が来るさ。
咽喉が渇いていたこともあって、アルコールの瓶を手に取る。
これは別に純粋なアルコールじゃあない。あたしの住んでいた地方で造られる、特殊なお酒。
一口ほど飲って、女のほうを見る。
身に纏っていた衣服は淫蟲により溶かされたのか、足先にわずかな残りをみせるだけで、ほぼ消えうせている。
これも、蟲の改良研究の賜物だ。
この淫蟲は、まさに蟲の頂点に立つほど優れた蟲だ。
20本にも及ぶ触手はすべて役割が決められていて、宿主に刺激を与える触手・宿主より栄養を吸収する触手・宿主に栄養分を強制的に与える触手・宿主を緊縛し固定する触手・防御用の触手など、様々に分化している。
何て素晴らしい進化を遂げた蟲だろう。
「ほうら、魔術士さん」
朝、カテュスがやったように、あたしも女の髪の毛を掴んでグイと持ち上げる。
「コイツはね、蟲の中の蟲。
淫蟲の中でも、素晴らしい、最高の蟲なんだよ。
感謝しなさい」
「・・・・・・な、何が、感謝しなさいよ!」
ぶるん。
おお?
女は首を回転させ、髪の毛がぐるりと回る。
あたしは酷く姿勢を乱して、思わずテーブルをひっくり返して倒れた。
36615:2006/01/16(月) 05:38:03 ID:BiDyxHR7
「あいたー!」
瓶の蓋を開けたままにしていたので、アルコール浸しになる。
うーわ、最悪。
強く打った腰をさすりながら、立ち上がろうとしたそのとき。
ごろん。
がしゃん。

何かが転がって、割れる音がした。
何だ? とそちらを見る。
「!!」
卵。
蟲の卵。
淫蟲の卵。
それがさらに転がって、転がって。
あたしのすぐ目の前で、止まった。
な。ちょ。うそ。
パキ。
え。
パキキ。
ちょ、はや。
ポーンのときはこんなにもすぐに孵化しなかったのに。
いや、いつもより、確実に孵化が早すぎる。
そして、はたと気づいた。
暖房つきの部屋に、そのまま保存瓶ごと置きっぱなしにしてしまったことに。
温められた卵の孵化は早い。さらにいえば、中の幼生の発達も早い。
36716:2006/01/16(月) 05:38:55 ID:BiDyxHR7
急いで逃げようと起き上がろうとして、
うわ。
アルコール瓶を踏んで、転んでしまう。
しかも運悪く、右足を、捻った。
這いずって逃げようとするけども、扉は幼生の向こう側にある。大回りをしなければたどり着けない。
きゅきゅきゅ
ぞわ。
見れば、既に幼生が蠢いて、アルコールを求めてあたしに向かいつつあった。
その動きは早くは無い。
でも、あたしの動きよりも、間違いなく、早かった。
あああ。
卵からは二匹目の触手が生まれていた。
本体が。本体が出てくる前に扉につけば、十分、間に合う。
本体の吸盤の威力は強力だ。
一度吸着してしまうと大の男でも話すことは難しい。
幼生触手には目もくれず、這って、這って、扉を目指す。
36817:2006/01/16(月) 05:39:54 ID:BiDyxHR7
きゅきゅきゅ

脚に取り付かれた。
そこからは、異常に早い。
あたしに触ったことで、アルコールを確実に認識したからだ。
もう少し。
もう、少し。
触手が、服のアルコールを吸いだしていく。
あと、ちょっと。
あと、もう、
グン
う、あ。
右手の指を伸ばせば取っ手に触れるところまできたところで、全く先へ進まなくなる。
左足首に絡められた小さな、細い触手。
がっちりと掴んで、離さない。
先へ行こうとする意思とは裏腹に、ず、ずず、と部屋の中へと引きずられる。
「あははは!」
そこへ女の声が響いた。
魔術女の声だった。
「様もないわね!」
抵抗空しく引きずられるあたしに、罵声をかける。
「クッ」
くそくそくそくそ!
36918:2006/01/16(月) 05:40:38 ID:BiDyxHR7
引きずる先を見れば、小さな、しかしどっしりと床に吸着した淫蟲の本体があった。
そして、それに続いてもっと恐ろしい光景を見つけた。
ちょうど隣に鎮座する魔術女に寄生する本体から、その小さな本体へ触手が伸ばされていて。
ぼぐぅ。ぼぐぅ。
と、栄養の移動らしきものを行っていた。
初めて見る行動。
当たり前だ。
今まで淫蟲を同じ部屋に二体も出すだなんて無かったのだから。
栄養分を分け与えられ、急速に膨張するあたしの寄生主。
上部から新たに触手を生み出し、そして生まれている触手は太さを増していく。
ぼぐぅ。ぼぐぅ。
そんな。ああ。
やがてあたしは本体に近寄せられ、そして、隣の女とともに半ば宙吊りのような恰好にさせられた。
お互いを斜めで見合うような位置関係。
「ようこそ。
淫蟲とやらの、部屋へ」
魔術士は笑ってあたしを迎えた。
ぶりゅぶりゅと膣を責められながらも、気丈な女。
「クソッタレ!」
あたしはただ、そう吐き捨てるしかなかった。
37019:2006/01/16(月) 06:48:07 ID:BiDyxHR7
4(Xyre)

短時間で成体となったあたしの寄生主は、隣にいる兄貴分と同じく、宿主への責めをいとも簡単に開始した。
まずは手始めに膣に攻め入り、とにかく分泌液を注入しまくる。
ぶりゅ。ぶりゅ。ぶりゅりゅう。
「あうう、うう」
催淫効果のある液体だ。
即効性というわけじゃないけども、それでも30分もすれば効き始める。
服はあっという間に融解され、裸同然。
触手の挿入とともに腰は緊縛している触手のによって浮かされるように動き、とにかく快感を助長するかのように働く。
びゅるるるる。びゅるっ。びゅる。びゅびゅびゅっ。
「へああああ」
容赦なく分泌されていく淫蟲の体液。
乳首にも吸い付かれ、思いっきり吸引される。
「うううう!」
痛みに顔を歪ませながらも、それでも、何かできるわけじゃない。
チクチクとした痛覚の刺激を与えながら、二つの乳房はこねまわされ、吸われ、もみしだかれる。
それだけならまだいい。
ずぶ。
「はう!」
肛門にも、触手は突入を行ってくるのだ。
体に力を入れて抵抗しようとしても逆効果。
力を抜いた瞬間に、否応の無い蠕動が繰り返されて、
びゅっ。びゅっ。ずりゅりゅう。
体液の注入と、触手の進入、触手の戻りが耐えることなく続けられる。
どんなに我慢しようとしても、どんなに歯を食いしばっても、逃げられようの無い責め。