おいおい、と思いつつも。母さんはあっさり文哉の股間を触った。
「いえーい、僕王様ー!」
なんかもうバカ丸出しで。腰に手を当てて股間を突き出す文哉。
母さんは、この温泉旅行のために買ってやった某○ニクロのカーゴパンツの上からナデナデ。
まったく・・・。母さんはちょっと俺のほうを見てウインク。
バカな指令にも素直に応じてやって時間を進める作戦らしい。
俺納得。俺もそんな指令されてもよほどじゃない限り従うか。
「ちんこ、ちんこ。母さんが触るちんこ」
突き出すだけじゃなく、歌まで歌いだした。
母さんもバカ正直に、そこを丁寧に何度も何度も手のひらで触る。
どこまでガキっぽい動きなんだ。
それに付き合う母さんも、ただ見せられるだけの俺もどうしたらいいんだよ文哉。
・・・ってか、そもそもこれいつまで続くんだ。