母親が他人に犯される 漫画・小説 #13

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911ドエロ ◆mPc9gkL3Cw
2.
 だが母は自分の言葉にかえって絶望した。
 強烈な便意はすでに収まりがつかなくなっており、かといって祠の中に用を足せる場所などあるはずもなく、第一、豚(ホモ)がこの状態でも手足の戒めを解く気配がないのだ。
「だめっ! お願いです、豚(ホモ)様っ、放してっ! このままだと私っ…もうっ!」
 限界を訴える母の声に、豚(ホモ)はやっと腸内への注入を止めたが、もはや母にとってそれは手遅れだった。
「だめええぇぇっ!」
 尾籠(びろう)な排泄音が祠の中に響きわたり、それと共に母の腹腔内の圧力が急激に減少し始めた。
「ああ………」
 涙を流しながら声を漏らした母は、絶望の中で何かがおかしいことに気づいた。
 排泄音につづく悪臭がほとんどなく、音自体も妙にくぐもっており、何より後ろの穴の異物感がまだ消えていない。
 恐る恐る振り向いた母は、そこで信じられないものをみた。
 自分の尻穴から生えたままの触手が管状に膨らんで、先ほどまで母の体内にあった排泄物を蠕動(ぜんどう)によって、豚(ホモ)の本体へ送り込んでいたのだ。
「いやあああぁぁっっ!」
 母は渾身の力をもって暴れた。
「そんなっ……やめて、豚(ホモ)様! 私、ほんとに恥ずかしくて死んじゃうっ! だめっ、飲まないでぇっ…!」
 だが、そんな母をまるで至宝と見るかのように豚(ホモ)は歓喜にうち震えていた。
「オオ……一万夜余リノ昔ヨリ、久方ブリノ新鮮ナ糧ダ……力(ちから)ガ……力(ちから)ガ漲ル…!!」
 豚(ホモ)は母を愛でるように、余った触手で母の裸身を撫で回した。
「えっ…あっ……ぬ、豚(ホモ)様…」
「母……モットダ……モットソナタノ糧ヲ与エヨ…」
 豚(ホモ)は貪るようにさらに母の奥深くへ触手を侵入させた。
「ああっ……!」
 やっと母には豚(ホモ)の言葉の意味が解りかけていた。
 豚(ホモ)は植物の化生(けしょう)に違いない。
 植物である豚(ホモ)には、母にとっては汚物でしかない自らの排泄物も、活力に変換できる重要な糧であるらしい。
 だが、そんな母の思考も、豚(ホモ)の触手が与えてくる新たな感覚に、急速にまとまらなくなりつつあった。
「あっ……ひっ……な、なに…これ…!?」