母親が他人に侵される 漫画・小説 #12

このエントリーをはてなブックマークに追加
625やっと書ける( ・`ω・´)
母ちゃんは俺が怒っていると思ったのか、様子を伺って来る。
俺は何でも無い、という風に肩を竦めてから、遊園地のパンフレットを広げた。
とりあえずどこに行こうか、と俺は母ちゃんに相談した。
半ばヤケの気持ちが入っていたから、どうせなら思いっきり
楽しんでやろうという気持ちだった。
母ちゃんは俺の広げたパンフを覗き込みながら考え込むように唸った。
俺が被ったキャップの向こうに、ノンフレームの眼鏡をして
いつもより更に知的に見える母ちゃんの顔が見えている。