母親が他人に侵される 漫画・小説 #12

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600やっと書ける( ・`ω・´)
俺は顔が紅潮するのを感じてから、泣いてない、と言った。
いや、泣いてた、と母ちゃんは言った。
俺は外の景色に視線を移した。
俺は母ちゃんが握った右手の感触を思い出していた。
遠くの方に、例のお化け屋敷が見えている。
人が蟻のように小さくなっていく。
母ちゃんが、女見付けられなくて、残念だったな。と言った。
俺は黙っていた。
何だか、口にしなくても、今なら分かるような気がする。