翻訳作品は邦題の問題もつきまとうからね
基本的に邦題は訳者のセンスだから、翻訳出版権を保有していた出版社の同権利が切れたからといって、他社が新訳で同じ作品を出そうとしても、既に出ていた邦題が使えるとは限らない
有名な事例では岩波が持っていた「星の王子さま」のケースがある
原題の直訳は「小さな王子」でそこに「星の」を宛てたのが訳者のセンスと主張された
同じ出版社内で訳者も同一なら変える必要はないし、逆に敢えて変えることも可能だけど、変な混乱も呼びそうだ
まあ、翻訳作品に限らず、新装版でサブタイを付けたり、タイトル変更する時には巻末のクレジットは必要だよな