エロ漫画小説 自治スレッド 6

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145爆笑自演乙(爆)
オレは舌使いを全体から舌先だけに切り替え、陰唇上部を優しく舐め始める。下から上なんて単調な舌
使いではなく、今どれだけスケベな男に大切な処女を委ねているのか解るようネットリと執拗に舐めて
イったばかりの肉芽へ快感を送り込む。
するとアイの躰の中で燻り消えかけていた欲情の灯がゆっくりと再燃する。
 「あ! やんっ! お兄ちゃん?」
すぐにオレの意図を察したアイがオレの頭に手で押さえる。が、その手に力はなく拒否のサインを成して
ない。
アイにはよく解っている。再燃した欲情の灯はイクまで消すコトが出来ないのを。
彼女はどんなに欲情したとしても極端な話、どこでもその気持ちにブレーキをかけられる。イク寸前でも、
アイは理性でブレーキがかけられるのだ。だが、一度イった後の再度の欲情の灯は消せない。イった時点
で、欲情に理性が負けてしまっているため、ある程度インターバルを置かない限り、イクまで灯は燃え続
けてしまうのである。つまりココで欲情するコトは、この場でもう一度イクことを意味していた。
オレは舌を陰唇の間に潜り込ませるとザラついた部分で包皮の奥で硬くなっている肉芽を擦り‥それを
何度か繰り返す。
 「あうんっ」
躰に再び灯がついて観念したのだろう。アイはオレの頭にやった手をどける。
しかし、オレはそこでアイの股間から顔を上げると、彼女から離れた。
アイは明らかに『何故?』というような表情をしたが、
 「ちゃんと、ローターの使い方覚えるんだよ」
その一言で彼女は何をすべきなのか理解する。これからアイは初めてのローターオ○ニーでイクのだ。
 「ちょっと出掛けて来るから」
つまり、オレは外に出ているから、その間にローターでオ○ニーをしろというコトである。
146歳は中年。体は童貞w(爆):2011/04/08(金) 04:38:12.83 ID:yhl8l/mm
「毎度ー、A君、ワイン買ってきたわよ」
そう声をかけながら、アイはワンルームマンションの扉を開けて入ってきた。
「こんちわー、お待ちしてました」
「お待ちしてた割に顔ひとつあげないのね」
「すんませーん」
口先だけ謝ってタイプを止めるとAはカチカチとマウスをクリックしている。
「なにー、エロサイトサーフィン?えっちだなぁおい。お姉さんにも見せて」
「ちがいます。年頃の男ですから。どうぞ」
どっかりと横に腰を下ろしたアイと入れ替わりにAが立ち上がる。
「つまみ持ってきます。ワインですか?」
「うん、赤」
「あうかな、チーズ有りますよ。」
「いいねぇ。でもブルーチーズはパスね?これ何書いてんの?…エロ本!?」
「いいでしょう。カマンベールです。エロ本です。驚くことはないでしょう」
「イヤー、一人暮らしの部屋に嫁入り前の女性がやってくるというのに、言うにことかいてエロ本書いてるとは。
それも隠しもしないで。社会に出てずうずうしくなったね。お姉さん悲しいよ」
そういうと、アイは肩を震わせて泣き始めた。
147歳は中年。体は童貞w(爆):2011/04/08(金) 04:39:53.74 ID:yhl8l/mm
「チーズどうぞ。今ワインをあけますね。あと、嘘泣きやめてください。」
「君は味気ないね」
「付き合いが長いですから」
アイはAの大学の先輩である。二人の出会いは、Aが文芸部の扉を叩いたところまでさかのぼる。
当時アイは2年生。4年生の先輩が卒業すると、文芸部は二人っきりになった。
「付き合いが長いなら、私のフリに付き合ってくれてもいいんじゃない?」
「いやです」
「女にそんな風に冷たくするものじゃないね」
「先輩は女だと思ってませんので」
へらりと笑いながらAがワインをコップに注ぐ。
4年の先輩が卒業したあと、まだ理性より圧倒的に強かった男性ホルモンに押され、Aはひとつ上の女性である
アイに猛チャージをかけた。しかしながら、アイが卒業するまでの2年間、彼女は一度としてとりあわなかった。
ストレート極まりない初めての告白に頬ひとつ赤らめず、アイはハタキを渡すとこういった。
「本棚お願いね」
148歳は中年。体は童貞w(爆):2011/04/08(金) 04:40:34.06 ID:yhl8l/mm
告白を蹴られ、2人きりの部室で一度として異性として扱われなかったAは、そういう毅然とした態度への敬意
として、最後はアイを女としてみないことにしたのだ。結果、彼女が卒業して4年、Aが卒業して3年になるが、
未だに酒を飲みながら文学から映画、漫画まで文芸論を肴にアーダコーダとおしゃべりをする間柄が続いている。
「こりゃ参ったね。お姉さん降参だよ。」
ぜんぜん参ってない表情で笑いながらコップを持ち上げる。
「乾杯」
「乾杯」
「お、このカマンベールおいしい」
「パンにハムといっしょにはさむと結構いけます」
「ちょ、もったいなくない?あと、家のかぎ閉めたほうがいいですよ。」
「先輩が来るから開けといたんですよ」
「ひゃう」
二人の会話はたいていこんな感じだ。アイの地でもあるのだろうが、さばさばしすぎていて色っぽい話にはなり
にくい。今となってはどうしてあれほどアイに恋焦がれたのか思い出すのも難しい。
「そんで、どういうエロ本書いてるの?」
アイが水を向けてきた。
149歳は中年。体は童貞w(爆):2011/04/08(金) 04:41:15.78 ID:yhl8l/mm
「そう、それなんですがね。ぜんぜん決めてません」
「決めてませんって、書いているじゃない」
スクリーンに出ているシーンは、まさにそのものだ。ぱっと見たところ、将ニ少女ノ貞操ヲ奪ワントス、といった
場面だ。
「ええ、ためしにいろいろ書いているんです」
「いろいろ?そんなにエロ本書いてるの?」
カマンベールから持参のつまみに移ったアイが、ゲソを咥えたまま呆れ顔をする。
「いえ、いろいろ書いているのはシチュエーションです」
「シチュエーション」
「そうです。各種のシチュエーションを網羅的に書いてみて、どのようなシチュエーションが最も良いか、考察
しているんです」
「ああ、そうだった。A君は粘着質だったね」
「緻密だと言ってください」
二人で爆笑する。