☆2ちゃんねらーが選ぶエロマンガ大賞2009【誘導】
30 :
名無しさん@ピンキー:
「痴情の女」
官能小説だと最近メジャーな年上女性の堕ち話系が大半を占める短編集。
連作短編集の場合は二人の関係性の深化や変化、複数ヒロインの描き分けである程度エロ描写に濃淡が付けられるけど、完全に独立したお話の短編集だと、どうしても作者が作品毎に究極のエロ描写を盛り込もうとするため肝心の描写が似通ってしまうのが難点。
これが短編小説集なら、同じ描写の繰り返しで悪評芬々になるだろうけど、漫画だとそれでも微妙に描き分けられてるってことなんだろうな。
なにしろ、これが4位と支持されてるんだから(多少、皮肉が入ってます)。
エロ漫画のジャンルで作家毎に発表作品を完全にデータベース化してる濃いファンがいたらクライマックスシーンを発表順に抽出するだけでも面白い結果が出そうだ(これも悪趣味?)。
まあ、そんなデータベースは著作権上なかなか大っぴらにはならんだろうけど。
ついでにいえば「あとがき」で制作時期のひらきに触れるなら初出のデータぐらい付けて欲しかった。
あと、子宮内に空間があって、そこに精液がなみなみと満たされて波打つ描写もありえなさすぎて興醒め。
断面透視図や内臓描写ってそんなに支持されてるのか?
で、一通り読んでみた結論としては、独立した短編は掲載誌の中で読んだ方が好印象、ってとこか。