新刊エロマンガ(単行本)評価スレッド 44

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863名無しさん@ピンキー
世徒ゆうき 「ストレッタ」 ティーアイネット 952円+税
絵:○ 話:△ 抜:◎ 消:極細白抜き 総合:○+

短編8話収録+巻頭・巻末にカラーメインの描き下ろし。
前2冊の単行本に収録された短編のその後の話などもアリ。
ほぼ全ての話が学園モノで、痴女、あるいはそれに限り無く近い女子が
個性の薄い男キャラを積極的に誘い、口で抜いたりまんこで抜いたりアナルで抜いたりするパターンが多い。
一般志向が強いのか、ストーリーに妙なヒネリを入れるのは相変わらず。
ただ、前2冊の単行本に比べればまだその傾向は薄いかも知れない。

さて、今回問題となる絵についてである。
一時期目茶苦茶に珍化して読者を絶望のどん底に叩き込んだが、
結論から言えば思っていた程ではなかった。
当時のMujinが手元に無いので比較は出来ないのだが、一番珍化が激しかった時期の作品
(「一線」辺りだったっけ?記憶があいまいでスマン)はもしかすると全体的に修正が入ってるかも知れない。
この辺の検証は他のレビュアーの方に任せる。
少なくとも個人的には雑誌掲載時ほど「うわっ」とは感じなかった。
元々珍化前の作品が半分ぐらい占めてるし。

さて、それでも一番新しい「あるいはもののけ」辺りは大分エッジの効いた絵柄になっている訳だが、
エロ部分の描写はそれを補って余りあると言える。
特に作者が得意としているフェラ&口内発射はシーンの量も多く、多彩な構図を駆使して飽きさせない。
その代わり、中出し派の人間にとってはやや物足りないかも。
消しは極細の白線抜き。
世徒ゆうきの単行本じゃ一番薄いと思われる。

総合すると、十分実用に耐え得る抜きツールと言える。
流石単行本2冊で40万部以上売り上げた実力は伊達ではないという事か。
それでも絵が気になる人は見本のある店で確認してみてくれ。