873 :
名無しさん@ピンキー:
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秋の田のかりほの庵の苫を粗みわが衣手は露にぬれつつ
春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山
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あしひきの山鳥の尾のしだり尾の長々し夜をひとりかも寝む
田子の浦にうち出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき
鵲の渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける
天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも
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わが庵は都の辰巳しかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり
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花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに
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これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関
海の原八十島かけて漕ぎ出でぬと人には告げよ海人の釣舟
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天つ風雲の通ひ路吹きとぢよ乙女の姿しばしとどめむ
筑波嶺の峰より落つるみなの川恋ぞ積もりて淵となりぬる
陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑに乱れそめにしわれならなくに
君がため春の野に出でて若菜摘むわが衣手に雪は降りつつ
立ち別れいなばの山の峰に生ふるまつとし聞かば今帰り来む
ちはやぶる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは
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住の江の岸に寄る波よるさへや夢の通ひ路人目よくらむ
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難波潟短き葦の節の間も遭はでこの世を過ぐしてよとや
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955 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 16:10:43 ID:xahW+CZB
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956 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 16:11:15 ID:xahW+CZB
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957 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 16:11:45 ID:xahW+CZB
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958 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 16:13:13 ID:xahW+CZB
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959 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 16:13:34 ID:xahW+CZB
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