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独り言:
その本人ですが・・・・・。
実際、「卒業後」を書いている途中も、ここは見ていました。
というのも、「妻物語」掲示板では官能描写にさしかかると、ほとんど感想
が寄せてもらえなくなるので、いったい自分が書いているものが官能小説的に
「あり」なのか「なし」なのかが分からなくなるからです。その意味で、ここ
のスレッドは参考にさせてもらっていました。
向こうでも書きましたが、この小説は苦しかった。続編を銘打って同じPNで
書いてしまったこと、また、この小説における主要登場人物がごく少ないことが
その原因ですね。少ない人物で小説を進めていく以上、ある段階でキャラクター
たちを壊していかざるをえない。けれど、前作(よき妻)を読んでくださっている
方々のなかには、それが厭だと感じる方もいらっしゃいます。本人的には前作
を好きでいてくださった方の期待を裏切るのが一番心が痛むので(結果的に思いっ
きり裏切った気がしますが・・・)、その心痛からいろいろと判断に迷ってし
まったところがたしかにあります。
ラストが駆け足過ぎるというのも、鋭いご指摘ですね。私の本業の都合で、
「卒業後」は2月末までに終わらなければならなかったため、かなり急いでラスト
3話は書いてしまいましたから。ちなみにあの終わり方は「因果」と一緒だと以前
書きましたが、「因果」では意味が逆になる予定でした。主人公ではなく、瑞希嬢
にとっての意味が、です。「妻物語」の感想掲示板で、幾人かの方がそれらしいこと
を書かれていたのにはちょっとびっくりしました。
思った以上にえらくしんどかったので、もう続き物なんかに手をつけるもんか、という
思いも強いのですが、それでも懲りずにこのシリーズにはまたいつか手を入れてしまう
かもしれません。もはや完全に作者の自己満足ですので、「妻物語」にその作品を投稿
することはないと思います。なので「もう、あんたのだらだら続く話にはうんざりだ!」
というもっともな感想をお持ちの方も、ご安心くださいませ。
アンチの方も含め、拙作に感想を寄せてくださったすべての方、ありがとう
ございました。