【新・深田恭子のH小説】Part1

このエントリーをはてなブックマークに追加
470フタナリ6
 「千夏〜!先生がサイト見つけてくれたよ。」
千夏は写真集撮影の恥ずかしさを、克服するために恭子の家に相談しにきている。
恭子が先生と呼んでいるのは、恭子の家庭教師をしている大学生だ。
彼がいいサイトがあると言い出したのだが…
 「千夏ちゃん、ほらこれだよ。有名なのだけど知らない?」
 そう言って大学生は千夏に携帯のディスプレイをみせた。
 「いや…聞いた事無いですけど。(二姫…一太郎?一姫二太郎じゃなくて?)」
どんなサイトかも分からず、怪訝そうな顔をするに千夏。
「恭子も知らな〜い」 どうやら恭子も知らないらしい。
 「二人の女の子が、男の前でHなゲームをするっちゅうサイトだよ。
思春期の子供が一番恥ずかしい事は、異性の前で性的な事をする事でしょ(笑)」
二人の少女は、その大きな目を見合わせた。
「それ先生が、エロい事したいだけでしょ〜♪バレバレ〜♪」 「あのっ…私も恭子ちゃんの言うとおりだと思います。」
「まぁ、それが半分…でも本当に千夏ちゃんの事考えてるよ。千夏ちゃんが恥ずかしがらなければ、
その時点で終わりだからやってみようよ。これやれば写真集なんか、
恥ずかしくもなんともないからさっ。軽いのからやってみようよ。」
471フタナリ7:2008/11/25(火) 06:23:28 ID:FReO0O58
そう言いながら大学生は恭子を肘でコッソリ突く。
(本当にしょうがないな〜先生下ネタ大っ好きだからな〜、…ちょっとだけのってあげるか。)
「千夏!先生いつも恭子の相談乗ってくれるし、今回もやり方はあんまり良くないかも
しれないけど…千夏の事ちゃんと考えてくれてると思うよ。」
恭子の真剣な表情に千夏は少しグラッときてしまった。
「ん〜…じゃあ軽いのからなら…(ちょっと納得いかないけど恭子ちゃんもいるし、変なことにはならないよね。)」
 「はい決まり!じゃあ自分の携帯からアクセスして登録して、メール来るから。」
 心配そうに操作する千夏とは対照的に、恭子はすでに口角もあがり、口元が弛んでる。
そこへ登録完了メールが届き、二人はそのURLへアクセスした。
 「んと…ご登録ありがとうございます。必ず免責事項をお読みになってから、
メインページにお入りください。読まなくていいよね、エンターおすよ。
千夏も早く押して。まず間接か直接か二人で相談してお決めください、だって。」
 「なんだろうね?でも…間接にしようよ、いきなり直接って…(直接って服脱いで、何かしちゃったりとか?)」
「まぁそうね、せーのっ…ポチっとな!先生選んだよ」
「直ぐメール来るから待ってて。」 ブー…ブー
「あっ千夏のにメール来たよ〜、えっと…好きな人に…電話で告白だって。
え〜…わたし告白したことないけど、出来るかな…でも初告白は直接したかったな〜。
そうだ!さっきの間接ってのは、電話使うって事だったのかな?」
「ねぇ〜、千夏の好きな人ってさ、一つ下のまさひろ君でしょ!」
「!!何で恭子ちゃん分かったの?あっ…みんなに言っちゃだめだよ!」
 「やっぱり…部活の時いつも見てるからだよ。てかみんな分かってるし。二人で話してる時の千夏の顔見てれば馬鹿でも分かるよ〜。」
 そこはやはり思春期の少女達、そういう話題は二人共大好きなようだ
。「あーどうしよう…なんて言おうかな〜。好きです…付き合って下さいとか…
キャー!言えないよ〜、ねぁ恭子ちゃん、あたし脈あるかな?」
「ちょっと待った。」二人の会話を突然大学生が遮り、きょとんとした顔の少女にさらに続ける。
「変だと思わない?それじゃただの告白じゃん、サイトの趣旨にそぐわないし…なんか注意書きとかあるんじゃない?」
472フタナリ8:2008/11/25(火) 06:24:07 ID:FReO0O58
そう言われて千夏は画面をスクロールしていく。
「あれっ…下の方に…。但し…好きな人に告白出来るのは、一人だけ?
もう一人は一番嫌いな人に告白する…。そして告白とは、まず愛の告白をし……、
続けて私をオナペットにしてくださいと…ちょっと待ってよ!!!…こんなの出来る訳ないじゃん!!」
 珍しく語気を荒げる千夏、もっともな反応だ。
いくら写真集のためでも、こんなことを出来る少女なんかいる訳がない。
 急いては事を仕損じる。大学生の計画はいきなりの頓挫をむかえた。
彼の頭の中では、王様ゲームで最初は手をつなぐくらいから入り、
だんだんエスカレートして…という展開が描かれていたが、今は崩壊した計画修正におわれている。
「千夏ちゃん、恭子ちゃんゴメンね。こんなこと出来る訳無いよね、
俺もこんなんて知らなかったからさー、いや本当にごめんなさい!
このサイトにさ、ミニゲームがあるはずだから、そっちやろうよ。ね。」
 頭を下げながら大学生は恭子に目配せをする、そして千夏に見えないように、お金のハンドサインをだした。
「(何か奢るって事?そこまでやりたいかねー、まぁかなりのもの買ってくれなきゃわりにあわないけど。
バックか指輪でも…)千夏、そっちやろ。ねっミニゲームなら大丈夫だって。ほら先生」
恭子はそう言いながら、大学生に携帯を渡す。そして目配せを返す。
「あ〜…ありがとう。えっと…トップページから…、あった!
大学の…サークルのノリで出来るミニゲームだって!五十音の46文字に対応する表があるから、こん中から選ぶんだ。」
 間髪いれずに恭子が続ける。
「千夏〜これなら良いじゃん、サークルのノリでオナペットまでやらないって。遊びだよ、遊び。」
「ん〜、いいけどあんまりエッチなのはやらないよ。」
473フタナリ9:2008/11/25(火) 06:24:43 ID:FReO0O58
 まだ不満そうな千夏だが、大学生のサークルのノリなら大丈夫だろうとたかをくくってOKを出した。
「じゃあ〜、千夏ちゃん五十音の何がいい?(恭子ちゃん、ナイスパス!奢りは任せてください。)」
「じゃあね〜、私の名字から…[り]!」
「了解っ!じゃあね…あっ、出た出た、[リズムに合わせてポーズしまっしょい]だって。
えーっとね…、つまり…分かった分かった。
これガ●の使いの大喜利のパクリだよ、つまり…
[うっ♪うっ♪ジンギスカーン♪なーなな♪なななな♪なななな♪なななな♪]
ってやつに合わせてポーズをとってくんだって。例えば…
ってフェ●チオ♪フェ●チオ♪フェ●チオ♪フェ●チオ♪って言いながら手で輪っか作って、口の近くで動かすと。
リズムはまず一人が単語は4回、その後タン♪タン♪×4の8拍子あって、次の人が単語を4回。
だから、単語♪×4→タン♪×8→単語♪×4の繰り返し。
リズムが合わないとか、単語と動作がずれる、または一回出ている、
同一行為を指すもの(キス=チュウ等)がでたら負け。
スタートボタンを押したら、携帯から音楽が流れてスタートだって。」
 一通り頭で内容を咀嚼したあとに恭子が動いた。
「じゃあ…服着替えよっか?汗かきそうだし、千夏には恭子の私服貸すから。」
「ダメー!!俺が制服フェチなの知ってるだろ!セーラー服の夏物なんか、最高じゃん。
着替えてどうするんだよ、ブルマとかあるなら別だけど。これだけは譲れんぞ。」
「やっぱりエッチなことしたいだけじゃないですか〜。
(恭子ちゃん…一人暮らしでこんな先生と授業してて、大丈夫かな?男の子ってみんなこうなの?)」
「あー聞こえない聞こえない、二人とも起ってー!お互い少し離れて、こっち向いてー!はいスタート!」
 大学生は同時にサイトのスタートボタンをクリックした。
474フタナリ10:2008/11/25(火) 06:25:26 ID:FReO0O58
「えっ、ちょっと〜まじ?」 「先生早いですよ〜、どっちからですか?」
「えーっとね…千夏ちゃんか…」 そこで会話を遮り例の音楽が始まる。
ウッ♪ハッ♪ウッ♪ハッ♪
 考える間も無くゲームに突入したが、そこは二人ともさすがに女優。
アドリブで千夏はリズムに合わせて、唇を少し前に突き出しながら、大学生の目を見て、
「チュ〜ウッ♪チュ〜ウッ♪チュ〜ウッ♪チュ〜ウッ♪」
(うわー…千夏ちゃんのキス顔…マジで可愛いな…、チュウしてぇ!おねだり顔たまんねぇな!)
タン♪タン♪タン♪タン♪タン♪タン♪タン♪タン♪
 恭子も負けじと、唇に手を当て、大学生を潤んだ瞳でみつめながら。
「投げキッス♪投げキッス♪投げキッス♪投げキッス♪」
三回は片手で最後は両手で投げキスをする。
二人の薔薇の蕾のような口、イチゴのようにふっくらした唇。この男の味を知らないみずみずしい唇が、まるで誘っているようにプルプル動く。