母親が他人に犯される 漫画・小説 #4

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277もさまつ
待たれてるかどうかはともかく、35の続きです

 その日の夜、私は夢を見ました。まるで霧がかかったようなぼんやりとした
世界の中を私が歩いています。しばらくそこを歩いていると少し先になにやら
建物の影が見えてきました。
 なんだろうと近づくと、そこは野崎電気店でした。霧の中にぽつんと
野崎電気店だけがあるような状態です。私は、なんとなく中を覗いてみました。
 何のことはない、テレビ、ビデオデッキ、エアコンがふつうに置いてある、
少し薄暗い感じ以外は前をたまに通る野崎電気店そのものでした。しかし
いつもと変わらないはずなのに、私はなぜか店の中に入りたくなりました。
それまで入ったこともないのにです。今考えると、昼間野崎が「俺ん家とか
でもあんたを呼ぶけん」と言ったのが頭に引っかかっていたのだと思います。
278もさまつ:2006/05/22(月) 20:40:44 ID:bCIu9HYA
 引き戸を開けるとガラガラと音がしましたが、気づかれるとかいう不安は
ありませんでした。また店内に入ったとたん窓の外が明るくなり、なぜか
セミの鳴き声が響き始めました。実際の季節は冬でしたが、夢の中では真夏。
これはなぜか思い出すたびに気になって夢判断の本などを調べてみましたが、
いまだによく分かりません。
 店先には誰もいませんでした。しばらく店の中を見回していると突然奥から
誰かが歩いてくる音が聞こえました。しかしやはり、私はそこにぼーっと
立っていました。
 店の奥、そこから歩いてきたのは母でした。家での私と風呂に入ってる姿に
そっくりな感じで、裸のままタオルで髪の毛を拭きながら歩いてきます。
 母は私に気づかないまま、裸のままで店の中にある椅子に座りました。
距離にして2mくらいでしたが、母は私に全く気づきません。夢だから
しかたありませんが。
279もさまつ:2006/05/22(月) 20:42:58 ID:bCIu9HYA
 どうやら母は誰かを待っているようです。場所が場所だけに、相手は
明らかでした。そして、当たり前のように野崎が奥からやってきます。母は
それを無表情で迎えます。
 野崎は母に近づいてキスをしました。その時私はまだAVなどを見たことが
なかったので、2人のキスは舌を絡ませあうようなキスではなく何度も
ちゅっちゅと繰り返す感じでした。そのまま抱き合い、椅子の上でずっと
キスをする2人。やがて野崎が母のおっぱいを揉み始めます。母は、昼間
途中から上げ始めた「ああ、ああん」みたいな喘ぎ声をすぐに上げ始めました。
 私はその2人を見ていて情けないながら興奮して、気づかれないことを
いいことにはあはあと荒い息を吐きながらじっと見つめていました。夢の
中でも、股間は勃起していたと思います。野崎がおっぱいを揉む手と、母の
喘ぎにしばらく夢中でした。
 しばらくすると感じている様子だった母がゆっくりと目を開けて、野崎を
見つめました。
 何か耳元でぼそぼそと囁いてるようでした。聞いた野崎の横顔がニヤリと
笑い、母から体を少し離した時、私は「ああ、またちんこを入れるんだな。
今度は母から頼んだな」と思いました。
280もさまつ:2006/05/22(月) 20:44:23 ID:bCIu9HYA
 ところが、野崎がズボンを脱ぎかけた所で、母がこっちを見たのです。
そして驚いた顔をしました。その瞬間夢から覚めました。
 時計を見ると午前4時。私はその時初めて夢精しました。起きたばかりの時
心臓がどきどきしていたのを覚えています。あわてて洗面所にいきパンツを
脱いで気持ち悪い白い液体がついたパンツを洗濯機の奥の奥に隠しました。
その後気づかれたかどうかは分かりません。
 部屋に戻って、同じ部屋で寝ている母を見ました。私のふとん、父のふとん、
その向こうで寝ている母。また何かいけないことを考えてしまいそうになり、
私はそのままふとんにもぐりこみました。
 そしてしばらく何も起きませんでした。正月、夜遅く近所の神社に初詣に
行こうと家を出た時に野崎の家族と偶然会い双方が「あけましておもでとう
ございます」と挨拶した程度です。私は野崎にはしませんでしたが。
 ですから、もしかしたら母と野崎の関係はあの1度だけで終わったのでは
ないか?と思っていました。当時の私は、母と野崎がしていた「浮気」と
いうものが世間的にはいけないことだと認識していましたし、野崎のほうが
もう止めてしまったのだと思っていたのです。
 ですが、実際はそうではありませんでした。

続く