新・小説書いてる煩悩深き人達の集い Part11

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718名無しさん@ピンキー
「作家が書きたいものではなく、編集者の注文で言いなりのものを書かされる」
「作家の意志が入らず、編集者の考えたままに書かれたものが面白いはずがない」
なんて、読者時代に思っていたような単純な話じゃないんだよな、これ。

たしかにまず編集者に「こういうものを売りたい・こういうのをラインナップとして
並べてゆきたい」みたいな計画があるし(仕事なんだから当たり前だ)、
実際の小説の内容も、編集者と書き手の話し合い(※一方的な注文ではない)によって
決まったものが書かれるんだが。

でも注文や話し合いはあった上で「それなら書けます」「上手く書けそうだ」
と思った書き手が、執筆依頼を受けるわけで。
ダメなら「書けません」と言えばいいし。小説家は他にもいるしね。
そして、人が店頭で買っていくほどの価値を産むためには、作家の個性やこだわりが
最大の武器のひとつだ。あと、他の意志は入るにしても、どのシーンもエロも、
作家本人が考えたものなのは間違いない。

一般のラノベでも、編集者の提案や注文でできたキャラや展開は
なんぼでもあるみたいだし、上はエロに限らない話だと思う。