新刊エロマンガ(単行本)評価スレッド 19

オレにとっては待望の一冊。

後藤羽矢子「KOIする科学-保険医・柏山美冴の相談室-」フランス書院
話◎ 抜き○− 消し小 個人的総合○＋
「パピポ」で連載されていた同名シリーズの単行本化。消しはクリカリ付近白線。
Ｈよりも文字通りトリビア的要素やギャグ（「先生のピンクだあああああ！」「うおおおおおお」など。
くわしくは中身の確認を）が強めで抜きに使うにはちょっと無理がある。しかし生徒の相談に
乗りつつ自らも成長していくヒロイン・美冴先生を見守るのがなんか楽しい。くりかえすが
抜き目的のひとにはお勧めしない。このひとのファンで現在の絵柄との差が気にならない人なら
買ってもいいかも。購入は自己責任で。

唯登詩樹「本日のオススメ」富士見出版
話なし抜き△消し小個人的総合＃怒＃
「桃姫」掲載の４ページフルカラーショートマンガを集めた画集。消しはクリ付近白消し。
まあ昔から絵柄で押し切ろうとするひとではあった。しかし今回見ると主線がはっきり決まっていない
下書きの状態でフルカラー処理したものがほとんど。この出来でA5で100ページにも満たない厚さで
1000円（税込）とは読者をナメるにも程がある。このまま売るなら適価は315円！まずは初心に返って
全ての絵をキチンと主線からやり直して「製品」にしろ。話はそれからだ。言い訳は聞けん。

大御所だろうが鞭の手緩めるな富士見出版。