ご主人様に尽くすメイドさんに萌えるスレッド2

このエントリーをはてなブックマークに追加
 今日は、父さんも母さんも出かけてしまって、ひっそりと静まり返った夜の屋敷に、人の気配は二人分しかない。
 一人はもちろん僕。この屋敷の主、田村貴弘。もう一人は、小さい頃から僕の世話をしてくれているメイドさん、喜久子さんだ。他にもメイドさんはいるけど、彼女たちは通いで、住み込みは喜久子さんしかいない。
 コンコン。
 部屋のドアをノックする音が静かな室内に響く。頼んでおいた夜食が出来たのだろう。
 ゆっくりドアを開けると、そこには、土鍋をお盆に載せたメイドさんが立っていた。
「お待たせしました」
 眼鏡越しに細い目がやわらかな曲線を描いて、顔いっぱいに穏やかな微笑を浮かべて、透き通る声で喜久子さんが言った。もう三十代だからオバサンですよ、って口癖みたいに言うけど、顔に見える皺は目立たないし、それを補って喜久子さんの顔は綺麗だ。
「?」
 あ、見惚れてしまったらしい…。何も反応がない僕を不思議がって、喜久子さんがじっと僕の顔を覗き込んできた。
「あ、なんでもないよ。うん」
 慌てて取り繕い、ドタドタと大また歩きで僕はさっきまで座ってた机まで戻った。後ろから、そっと歩く喜久子さんの足音が聞こえる。
 イスに座る。と、程なくして衣擦れの音が聞こえて、机の上に見せ掛けに出しておいた勉強道具が丁寧に避けられ、土鍋で煮込まれたおかゆが置かれた。身体を斜め後ろに向けると、ちょうど顔の前に喜久子さんの胸があった。
 白いブラウスを押し上げ、なだらかな曲線を描いて隆起するそれは、おだやかに喜久子さんの女性を感じさせる。普通に比べれば、喜久子さんは明らかに巨乳だ。本人はみっともないと言うけれど、全く、そんなことはない。
 ごく。なるべく音を立てないように、注意して唾を飲み込む。変な誤解はされたくない。
「どうされました、貴弘様? おかゆは、お気に召しませんでしたか…?」
 心細げな声で、喜久子さんが問う。目線を上げると、心配そうな色の瞳が眼鏡の奥に見えた。いけない。黙ってたのを、夜食への不満だと思われてしまったらしい。
「ううん、そんなことは。ちょっと、疲れてるかな」
疲れてるなんて嘘だ。勉強道具を飾りに置いて、僕は何もしないで喜久子さんを待っていた。疲れるようなことは、何もしていない。
 なのに、喜久子さんは疑いなく僕の言葉を信じて、今度は心配そうな顔で僕の顔をじっと観察してきた。もう僕は十八歳になるっていうのに、小さな子供に対するかのように、とてもやさしい声で喜久子さんはねぎらいの言葉を口にする。
「大丈夫ですか? あまり無理をしないで、身体を大事にしてください」
「平気さ、喜久子さん特製のおかゆを食べれば」
 これ以上、無駄な心配をかけるのは悪い。僕は、巧くない演技で取り繕って、急いでレンゲを手にとっておかゆをすくい、そのまま口へ運んだ。
 あからさまに迂闊な行為だと気づいたのは、叫びながらレンゲを放り出した後だった。
「あっつ!」
 舌がひりひり、口蓋のあたりがずる剥けた感じ。自分でも火傷したと分かる。
「だ、大丈夫ですか」
 泣きそうな表情で喜久子さんが僕の顔を覗き込む。少し熱かっただけで、そもそも僕が悪いっていうのに、全部自分が悪いみたいな顔はしないで欲しい。だいじょうぶ、とすぐに言おうとして、一瞬、僕は言葉を飲み込んだ。
 さっき放ったレンゲが土鍋へと落下したせいだろうか、喜久子さんの顔にはおかゆの汁がかかっていた。白い皮膜がうっすら乾いて、眼鏡のレンズの表面にもいくつかの点が出来ているけど、喜久子さんは少しも気にしていない。
 でも、僕にはそれがエッチな漫画で読んだ、顔写シーンに見えてしまって、変に心臓がドキドキしておさまらなくなっていた。
「すいません、貴弘様。熱くしすぎてしまって、私が不注意なばっかりに…」
「あ、いいんだ。それより、眼鏡にかかっちゃって…」
「そんなことはどうでもいいんです。貴弘様の方が心配です。見てみますから、口をお開けになってください」
 喜久子さんは僕のことばっかりに気を取られて、眼鏡のことなんてどうでもいいみたいだった。膝をついて座ると、僕の後頭部にやさしく手を添えながら、口を開けるように頼み込む。僕が言われるがままに口を開けると、喜久子さんは心配そうに口の中を覗き込む。
 変な気恥ずかしさと、喜久子さんの薄化粧の顔が近くにあること、体温を感じられるぐらいに身体同士が密着してること、いろいろ相まって、ドキドキが加速していく。
 そして、ドキドキは心臓だけでなく、あそこへも伝わっていった。下腹部の脈動がはっきりと分かる。ひょっとして、気づかれるのではないかと思ったら、余計に鼓動は早まっていった。
「大丈夫みたいですけど、お水をお持ちいたしますね」
 言って、喜久子さんは立ち上がり、水を汲みに台所へ戻ろうとした。間抜けに大口開けて天井を見上げた格好の僕は、無意識に手を伸ばして喜久子さんの手首を取っていた。本当ならそのまま行かせた方がよかったのに、僕は、理由もなくそうしていた。
「貴弘様…?」
「行かなくていいよ、喜久子さん」
 しゃんとした座る姿勢に戻って、手首を握る手に少し力を込めると喜久子さんは少し戸惑いながらも足を止めた。
「はい。行きません」
 何はなくても落ち着けようと思ったのか、喜久子さんはにっこりと笑顔を見せた。でも、そんなんじゃ、僕は落ち着かない。むしろ、笑顔を見たら、鼓動が早まって、頭の中がぼんやりもやがかかったみたいになっていく。余計に、変な気分へ変わっていってしまった。
「水なんか飲まなくても、いい方法があるよ。もっといいのが―」
前スレが無いYO
なんかキタ━━(゚∀゚)━━━!!!!!
いいよいいよー!
105名無しさん@ピンキー:04/07/29 04:13
 自分でも抑えきれない衝動を、無理やり言葉に代えて、理性なんてもうとっくにないまま、
僕は喜久子さんの手首を掴んだままに立ち上がった。
喜久子さんは僕を信頼しきった顔で、何をするのか、じっと窺がっていた。
よく教育されたメイドとして当然の態度は、今の僕には、嬉しくない。
 僕はすぐそばで喜久子さんのことを見下ろしている。
いつしか、背を追い抜いて、僕は喜久子さんを見下ろせるようになっていた。
そう思ったら、余計に胸が昂ぶる。
「貴弘様…?」
 少し異変を感じ取ったのか、表情を変えなかったけど、
喜久子さんの声には少しの震えがあったように思う。でも、もう遅い。
「んっ…」
 喜久子さんのくぐもった呻きを聞き、その香りを思い切り吸い込みながら、彼女の唇を塞ぐ。
やわらかな、生々しい感触。
胸の鼓動に任せ、聞きかじった知識のまま、舌を喜久子さんの口の中へと伸ばす。
「ん。んむっ…」
 何の抵抗もなく、僕の舌は喜久子さんの口内へ侵入した。
歯で防がれもせず、舌で拒まれもせず、ぬめりとぬくもりの中へと舌が入っていく。
中ほどまで伸ばすと、喜久子さんの舌とぶつかった。
最初、拒むように奥へと引かれたそれを追いかけ、舌先同士をぶつけ合う。
「んふ…、はっ…あ…、んん…」
 少し苦しくて、鼻で息を吸い込むと、喜久子さんの匂いが肺いっぱいに広がった。
少し汗ばんだ肌の匂い、髪の匂い、口端から漏れ出る唾液の匂い。
 その匂いと、粘膜同士で触れ合うぬくもりが、僕の中を熱くする。
互いに乱れた呼吸音しか聞こえない夜の静寂。僕の理性は、もう、ない。
 粘膜と粘膜をあわせる興奮。それは、喜久子さんも同じに感じているらしい。
漏れる息が僕と同じに熱いものになり、感覚が短くなってきた。
舌も、喜久子さんのほうから絡めてきている。
当然、その技巧は僕と比べるまでもない、大人のそれで…。
 こういうことを、当然、喜久子さんは僕以外の誰かとしている。
圧倒的に年が違うから、それは仕方ない事だ。
でも、そんな風に思えるほど理性は残ってない。
 僕は、本能が赴くままに喜久子さんを床に押し倒した。また、抵抗はされなかった。
「はぁっ…あ…」
 一度、唇を離す。つつーっと、唾液の糸が伸びる。
喜久子さんは、顔を火照らせ、とろりと溶けたような瞳で、僕を見てる。
濡れそぼった唇からは荒い息が漏れるだけで、非難の言葉も、何も出てきはしなかった。
「喜久子さん、僕は…」
 じっとみつめるその先で、喜久子さんは笑った気がした。
だから、僕は、許されたと思って、ずっと隠していた欲望を、解き放った。
 まるで、赤ん坊か、幼児のように、僕は喜久子さんの胸へむさぼりついた。
興奮に震える指先で、そっと、粗い波を描くやわらかな曲線に触れる。
確かな手触り、やわらかさ、あたたかさ。一瞬で、一度手を放し、もう一度、触れる。
「…はっ、ああっ、あ…」
 ぴくっと、喜久子さんの身体が痙攣した。
それを合図に、僕の中の本能が目覚める。
まどろっこしく、喜久子さんの胸を覆うブラウスを、僕は力任せにはがした。
ボタンを外さず、力任せに弾き飛ばせ、ブラウスを開く。
「あっ…」
 息を呑む音が聞こえたが、それだけで、喜久子さんは何も言わず、止めようともしなかった。
 僕の目の前には、白くふくよかな胸と、それを覆う薄手の淡いパープル色したブラが映っていた。
 きれいだ…。
 見惚れるほどにきれいだった。
年齢など、少しも感じない。
白くやわらかな乳房を、僕は揉むというより掴んで、むさぼりつくように甘噛みして、味わう。
感触を楽しむ余裕などなく、その存在を確かに感じたいだけで、
気づけばブラがちぎれて外れているような荒々しさだった。
「はぁ…んっ…」
 ぼんやりとした視界に見える、胸の先端を吸い寄せられるように口に含む。
充血して歯ごたえのある乳首に吸い付き、放し、舌先でなぶる。
どうすればいいのか分からず、僕は夢中でそれを刺激し続けた。
とても巧いとは言えない、稚拙で乱暴な愛撫にもかかわらず、
喜久子さんの吐息は艶かしいものへと変わっていた。
「あ…、あぁんっ…貴弘様ぁっ…」
 喜久子さんが、喘ぎながら僕の名前を呼んでいる。
僕は、顔を上げて、喘ぐ喜久子さんの顔を覗き込んだ。
熱く溶けた瞳が、こっちを見ていた。
理性を失い、内からの欲望に焦がした目線同士が絡み合う。
「ん、ふあ…あむふぁんぐ…」
 喜久子さんは、また何かを言おうとした。
だから、僕は指を咥えさせて、喜久子さんの口を塞いだ。
例え、それが言葉だけのものであって、身体が喜んでいる事から嘘だって分っても、
「やめてください」なんて言葉は聞きたくない。
 指先で感じる口の中のぬくもり、ぬめり。
何かを言おうとする喜久子さんの舌の動きが、不規則な動きで指に絡む。
それは、くすぐったく、心地好く、思うままにならない刺激に、興奮はより高まっていく。
 狂おしいまでの情熱で、今まで眺めるほかなかった大きな胸を支配し、
思うがまま掌でその形を変えて存分に感触を味わっていた僕は、少し醒めながら、
指先の感触に、次に味わうべき場所を思いついていた。
 だが、ここまできながら、そこを見ること、触る事に心が抵抗し、僕の理性は少し戻り始めていた。
 手も口も舌も動きを止め、僕は荒い息のまま、喜久子さんの顔をみつめた。
 目と目が合う。
「ん…ふぅうぅんっ…!」 
 何も言わなくても、こちらの考えを察したのか、喜久子さんは羞恥に身を震わせると、
閉じようとして両の脚を動かした。
「僕は、喜久子さんのことが好きだ。
 だから、だから…、これは、そういうことじゃ…。好きなんだ、喜久子さん!」
 今さらだと思いながら、拒絶への怖れが気持ちの全てを口にさせた。
小さな頃に抱いてた思慕の情は、いつの間に男女の愛情へと僕の中で変わっていたのか。
気づけば、そこにあった喜久子さんへの憧れ。ずっと秘めていたそれを、僕は口にした。
111100‐102 105‐110:04/07/31 02:41
すいません、下手なエロ小説を載せてしまって。
エロを書きたくて、たまたまメイドに関するスレを見つけたので、載せました。
拙い文章でお目汚し失礼しました。良ければ、続きも載せたいのですが、
止めておいた方がよろしいでしょうか?
ぜひお願いします!
けっこう上手いと思うしエロいよー(゚∀゚)
ぜひお願いします!
イイヨイイヨー
(・∀・)イイ!!

エロパロには、なりきりスレしかないもんなー。
漏れは投下場所が見つからないんで自分のサイトでやってたけど…
ここにも投下しる
117115:04/08/01 23:55
エロなしだと独男板にSS専用(?)っぽいスレがあったけどねえ。
エロエロな場合はこちらでよろしいか。
118111:04/08/02 02:46
 指先に、意思を持って喜久子さんの舌が二、三度触れた。
言う言葉があるのだと合図しているのか。
 ゆっくりと、指を抜く。
「貴弘様…。その言葉だけで、私は、満たされます。
今宵、一夜の夢を見られます。ですから―」
 喜久子さんは、淋しげに笑っていた。
一夜の戯れ、間違いを全て受け入れ、忘れようと考えているに違いない。
 少しも嬉しくない。僕の想いは、そういうことじゃない。そんな許されかたは違う。
「違う! 僕は、本当に喜久子さんが好きだ。愛してるんだ」
 キスをした。もう一度、キスをした。
喜久子さんを抱きしめ、ぬくもりを通い合わせて、僕はもう一度、喜久子さんと触れ合った。
想いが伝わるように、さっきの乱暴なものと針がう、やさしい口づけを交わす。
 今度は拒むことなく、喜久子さんは素直に僕の舌を受け入れてくれた。
やさしく絡み合う舌が、少しずつ想いを運んでくれる。
やがてゆっくりと舌を引くと、名残惜しそうに喜久子さんの舌が触れ、僕たちは口を離した。
 今度は、満たされたやさしい顔で、喜久子さんが僕を見ている。
何も言わなくてもいいと思える時間。
それは一瞬だったけど、互いの想いを確かめるには十分だった。
 先ほどまでとは少し違う、芯の奥のほうから熱くなる感情に突き動かされ、
僕は、身体を動かして喜久子さんの脚の付け根辺りに顔を持っていった。
119111:04/08/02 02:48
 乱暴でなく、ゆっくりと、喜久子さんのエプロンを外し、スカートのボタンを指先でつかむ。
少し落ち着けているのに、指先が震えて、まどろっこしい。
 やっと、外れた。一息ついて、僕はゆっくりと長いスカートを下ろしていった。
脱げやすいように、恥ずかしそうな顔をしながらも、喜久子さんは腰と脚を動かしてくれた。
 あぁ、これが…。
 ごくり。思わず、息を飲む。
 初めて見ることになる、いつも隠されていた、喜久子さんの本当の姿。
許されたものしか見ることができない秘められた美しい肢体。
それが、僕の眼の前にある。
 腰からのやわらかなライン。
すらりと伸びた脚には、ほどよく肉がついて、僕は触れようとする指先を止めることが出来なかった。
やさしく掌を飲み込み、控えめに押し返す弾力。
白いストッキングの光沢とすべすべの肌触りが、その魅力を際立たせる。
「ん…そ、そんなにみつめないでください、貴弘様ぁ。んふぁ…あぁ」
 ふくらはぎから、ゆっくりと腿へと上っていく僕の掌に反応して、
恥ずかしがる喜久子さんは嬌声を漏らした。
 それは、とても可愛いように思えて、僕はわざと掌の速度を落として、
喜久子さんの顔を見ないで、もぞもぞと上下する脚だけをみつめる。
「はぁ…っ、ぁ…」
120111:04/08/04 04:25
「はぁ…っ、ぁ…」
 ゆっくりと、ゆっくりと上っていって、掌が行き止まりにぶつかる。
脚が交差し、隠そうとしているのはブラと同じ薄いパープルのショーツ。
太ももの付け根付近、肌が露出した箇所は、わずかに湿り気を帯びていた。
これは、汗なのか、それとも―
「あぁ…貴弘様、みつめられては…」
 人としての羞恥が、喜久子さんに言わせている。
そう思っても、僕はためらう。
でも、やがて、僕はゆっくりと閉じようとしている太ももを開いていき、
ショーツ越しの喜久子さんの秘所を目の当たりにした。
 喜久子さんは、恥ずかしさに顔を両手で覆ってしまっていたけど、
その脚は閉じられることなく、僕を受け入れていた。
 初めて目にする女性のあられもない姿に鼓動を早めながら、僕はそっと、
下着越しに指先で触れた。
 じゅわっと水気があり、ぬっとした肌触り…
「ひあぁ! んっふぅ…」
 一瞬に触れただけで、これまでにない声をあげ、喜久子さんは身体を震わせた。
121111:04/08/04 04:27
「喜久子さん、気持ちいい…?」
 恐る恐る、僕は尋ねた。もし、痛かったりしたら…。
「は、はい…」
 僕の声に不安の色が混ざってると分かってくれたのか、喜久子さんは手の覆いを取って、
潤んだ瞳、上気する頬を見せて、微笑を浮かべて問いかけに答えた。
僕は、その顔をみつめながら、また指先で喜久子さんの女性を刺激した。
「っん、ぁ…あぁ…」
 また、よじるように身を動かして喜久子さんが喘ぐ。
僕は、目を閉じて、耐えるように快感を受け止める彼女の顔をみつめ続け、
指先も止めないで、あそこの形をなぞるように動かす。
「はぁ、あ、あっ、貴弘様、あぁ…」
 僕の与える刺激で、喜久子さんが快感を得ている。
さっきよりも、ずっと鮮明にその関係が実感できて、
僕は興奮をそのまま乱暴な指の動きに変えていった。
少しずつ濡れていく布地は、あそこの形そのままを強調して、卑猥に張り付いていく。
「あん、あ、あっ、いや、貴弘様、ちょく…はぁんふっ、直接、触ってくださ…」
 そのまま、嗜虐的な愛撫を加えていると、快楽に上ずった声で、
喜久子さんはそれ以上のものをねだってきた。
 いつもの、大人びて、控えめで、穏やかな笑みをいっぱいに浮かべている、
僕が知ってる喜久子さんじゃない。
彼女は今、僕が与える快感に、酔い、身体を火照らせ、
ただ、淫らな欲望に全てを任せようとしている。
「僕の指が気持ちいい? 直接触れて欲しい?」
「いい、…いいんですぅっ、貴弘様の指が、あぁんっ、
…指が、私のはしたない場所をショーツ越しに撫ぜる、ぅん、あぁっ…、感触が、
体の奥を疼かせて…。
 でも、あぁ…直に、触れて、欲しくて…」
122111:04/08/05 04:40
「欲望のまま流されてる姿、とても綺麗だよ、喜久子さん…。
今、脱がすから…」
 ショーツの両端に指をかけると、もうその刺激だけで喜久子さんの体が震える。
そーっと脱がしていく。
僕の目がとらえるのは、段々と姿を現す、濡れて光沢を放つ茂みと、紅い花弁。
愛液にまみれ、ぬらりとしたそれは、
不気味のようでありながら、どこまでも艶めかしく、僕を誘う。
 膝の辺りまでショーツを下ろしたところで、僕はもう我慢が出来ず、
指先で直接に感触を味わいながら、股間に埋めるように頭を至近に寄せた。
「あぁぁあっ! だ、ダメです、ひはっ…。そんな、近くで…」
 鼻に吸い込まれる空気は、唾液などと比べ物にならない濃密さで喜久子さんの匂いを持っている。
それを嗅がれる事、自分の最もはしたない部分を間近に覗かれる事、
両方の恥ずかしさに、喜久子さんは悶えた。
 喜久子さんの内から匂う濃密な香りで頭を満たしていた僕は、
少し朦朧とした頭のままに、舌を、真っ赤に充血した花弁へ伸ばしていった。
水気があるそこは、唇よりも淫らに僕を誘う。
123111:04/08/05 04:41
 あぁ、喜久子さんの、喜久子さんの全てが僕の目の前に…。
 興奮を抑えながら、一周、あそこの形をなぞるように下を這わせる。
「ひゃっ…ああぁ…」
 最初、舌が触れると喜久子さんの身体はびくっと震えたが、
後はそのまま、じわり広がる快楽を受け止めるように、じっと動かない。
何周かすると、慣れたのか、喜久子さんの息も落ち着き、身体も緩んできた。
 このままじゃ…、もっと、気持ちよくしてあげないと…
 少し焦って、とっさに、僕は舌の先を、割れ目の中に差し込んだ。
口とはまるで違う、熱さとぬめり。
「はぁあぁあぁぁーっ!」
 ∧  ∧
 ( ・∀・) ドキドキ
 ( ∪ ∪
 と__)__)
素晴らしい……スレが蘇ったね
126111:04/08/08 04:50
 悲鳴にも似た叫びに、僕は舌を引き抜いて、慌てて喜久子さんの顔を見た。
「や、止めないで下さい…。いいんです、気持ちいいんです…。
貴弘様の舌が、気持ちいいんです…」
 その言葉に安心して、僕は拙い舌遣いで、喜久子さんの秘所を愛した。
 必死な、好きだって気持ちと、情熱だけでの愛撫は、刺激としては単調だったはずだが、
喜久子さんは身体を震わせ、抑えることなく喘いでいた。
「あぁ……うぅうん…はぁっ……!」
 息が苦しくなるほどに、僕は喜久子さんを愛した。
 夢中で、喜久子さんのことにばかり気を取られていたけど、僕自身も快感が高まって、
下腹部に熱が限界まで集まり始めていた。
 火傷するほどに熱い彼女の中心から舌を抜き、唾液と愛液が交じり合って、
きらきらとてかるあそこを見ていると、一つのことしか、頭には浮かばない。
 挿入れたい…。僕の全てを、喜久子さんに注ぎ込みたい…。
127111:04/08/08 04:52
「ね、ねぇ、喜久子さん…」
 震える声で、股間の膨張に外しにくいファスナーを下ろしながら、僕は訴えかける。
 熱い疼きに瞳をとろんとさせた喜久子さんは、少し焦点を合わせるのに時間がかかったようだった。
やがて、その目に、限界まで膨れ上がり、先走る欲望に身を濡らした僕を見ると、
喜久子さんは優しくほほ笑んで、迎えるように腕をこちらへと差し出した。
「来て…、貴弘様…」
「喜久子さん…」
 たまらない愛しさと、全てを打ち付けたい欲求とが心を満たしていく。
濡れて光る、自分でも驚くほどに硬く起立したものを手で支え、僕は喜久子さんのあそこへあてがった。
先端があそこに触れる。粘膜同士が触れ合う。
互いに敏感になっている僕らは、同時に小さく息を漏らす。
「あぁっ…」
「んっ…」
128111:04/08/08 04:53
 こんなものじゃない。これだけでも、十分に気持ちいいけど、ここで満足したら…。
 僕は、一息に腰を前へ突き出した。
「あぁっ…! 入って、貴弘様がぁっ…私の中に、入ってぇっ…はぁんっ!」
 すんなりと、奥深くまで挿入することができた。
喜久子さんの、嬉しそうな声が部屋いっぱいに響く。
 喜久子さんの中は、舌で感じた以上にとても熱く、
 燃えるような愛と、とてもやわらかなやさしさで僕を受け入れてくれた。
全てを包み込む、微かに脈動する肉ひだ。
 挿入した段階で、まだ動かしていないのに、
今までに感じたことのない、幸福感と快感が、絶えず僕の背を走る。
 衝動的に、僕は喜久子さんのやわい身体を抱きしめていた。
 身体全体で、彼女を感じたかった。
 離したくない。
 喜久子さんの顔も、幸福感に染まっていて、僕らはみつめあう。
「動くよ…」
 黙って頷く彼女へ、また口づけをして、僕は腰を動かし始めた。
>111さん、いい仕事してるよ!

(ゞ´∀`)ゞハッスル ハッスル
だ、大丈夫か?
131111:04/08/10 19:29
「あっ、あぅ、はぁんっ…」
 最初ゆっくりだった腰の動き、喜久子さんの喘ぎ。
 初めてだから、僕の動きはぎこちなく、直線的で、
それでも、喜久子さんは快感に身を焦がしてくれているのか、
まとわりついてくる感触はやわらかで、あたたかい。
 動くたびにぬめりが増し、じゅぷ、じゅぷっと水音が耳に響いてくる。
捉え、放すまいと絡んでくる肉のうごめきが、僕の下半身に身体中の血を集める。
今までに感じたことのない満たされる快楽に、僕のものは限界を超えて膨らんでいた。
「あっ、あぁっ…いい、いいですっ、はぁ…貴弘様…ぁっ!」
 限界を超えて高まる熱が、激しく腰を動かす。
快楽を通り越し、頭の芯がぼうっと熱に浮かされ始め、パン! パン! と
互いの肉がぶつかり合う音が大きく響いても、僕の耳には喜久子さんの声だけしか届かない。
乱暴に、つたなく愛し、犯しつづける。
「あんっ……あぁ、ふぅん……イイ、すご…い、熱いですっ…あっ!」
「喜久子さんの中、凄く、熱くて、気持ちいいよ。僕を、放そうとしなくて…」
 喜久子さんのあそこは、きつくも緩くもなくて、やさしく迎え入れるけど、
抜こうとすれば絡み付いて、放すまいとする。
それが、言いようのない快感となって、僕の中を駆け上がる。

132111:04/08/10 20:29
「あぁ、そ、そんなこと…言わないで下さいっ…、恥ずかしいです…」
 恥ずかしがるように言いながら、それでも、あそこは、高まる快楽を逃すまいと、
愛液に濡れながら絡んできていた。
「はぁ…もっと、近くで…」
 喜久子さんの腕が、僕の背中に回って、強く絡み、抱き寄せる。
気づけば、彼女のメガネはどこかへ消えていた。
だから、近くで顔を見たいと言う事なのかもしれない。
「うん」
 僕も、喜久子さんの背中に手を回し、ぎゅっと全てを受け止めるように抱きしめた。
身体が全て密着して、熱と愛しさと、色々なものが互いを行き来する。
より密着する下腹部に、互いに熱い息を漏らす。
「あ……あん………あぁ!」
 汗ばむ身体の密着。
気づけば、喜久子さんも腰を動かしていて、快楽はもう、限界に近く高まってきていた。
もうすぐ…。
「喜久子さん、僕、もう…」
「私も、もうすぐ…イキそうです…。お願いですから、中で、いっしょに…」
 頷くと、僕はフィニッシュに向けて、スパートをかける。
全てをむさぼりつくそうとする欲求が呼ぶ、激しい動き。
互いに腰を打ちつけ、奥まで、奥までと動かし、身体を絡めあって、
快感の波を一つにしようと、僕らは強く抱き合った。
133111:04/08/10 20:30
「あぁ…、…ぁ、イイ、いいっ…! も、もう、ダメぇ…。はぁ、あんっ…いく、いっちゃ…」
「は、はぁ…。だ、出すよ、喜久子さん、喜久子さん!」
 ずっと、この気持ちよさに満たされ、浸っていたいけど、もう、この衝動を抑えきれない。
全てが集まって、一点から吹出そうとしている。
僕の中の熱いものを全て叩き付けたいって欲求も、ちかちか、頭の中で点滅している。
 僕は、最後の一突きを、深く深く突き立てて、全てを、解き放った。
「あぁ、出てます、あぁん、貴弘様のが全部…、熱い、熱くて、私、イっちゃいます…!
 あぁ、あ、…あああぁぁぁっ!」
 どくん、どくんと、あそこが脈打つのが自分で分かる。
喜久子さんの絶頂に達した叫びが、遠くに聞こえる。
 全てが白く解けていくような、全部を出し切る快感に酔いしれて、
いつの間にか僕は、意識を失っていた…。
134111:04/08/10 20:47
 目を覚ました時、僕の耳に聞こえたのは鳥たちの快活なさえずりだった。
僕が寝ているのはベッドの上で、僕の部屋には朝の明るい陽射しが差し込んでいた。
夜が明けて、いつもどおりのさわやかな朝が来ていた。
 頭の中には、昨日の事がおぼろげな記憶として残っている。
でも、ひょっとしら、あれは夢だったのかも知れない。
 なんて、思いながら、身体を起こす。と、コンコン、とドアがノックされた。
「喜久子、さん?」
 あったか、なかったかの記憶の中で喜久子さんと結ばれていた僕は、
それを思い返しながら、上ずった声で尋ねる。
「はい。おはようございます」
 何事もなかったかのように、やわらかな微笑を浮かべて喜久子さんが入ってきた。
 やっぱり、昨日のあれは、夢…?
「昼までにはお二人ともお帰りになるとの事です」
「う、うん…」
「それと、貴弘様」
「え?」
 前置きしておいて、喜久子さんは近くまでやって来て、僕にそっと耳打ちした。
「また、来週はお二人ともお出かけのようです…」
 顔を離す瞬間、喜久子さんの顔に浮かんだ微笑は少し妖しくて、とても綺麗だった。
135111:04/08/10 20:49
以上で、終わりです。
長々と失礼致しました。最後まで読んでいただけた方、本当にありがとうございます。
我ながら、エロ描写が拙くて、満足できなかった方、本当に申し訳ありません。
それでは・・・。
お疲れ〜
俺には充分エロくてよかったよ( ´ー`)ノ
GB!!
??> GB
神だ、このスレに再び神がご降臨なされたのだ。
そこの住人、111氏にお神酒をお供えしなさい。
ダ、ダメ―――ッ!!ボクのおちんちんから
お神酒がでちゃうぅぅぅぅぅっ!!
保守
えろいよえろいよー。
色々と期待。
ほんと、スレが甦ったね…。
111氏でも、別の職人氏でも、新たなる投下きぼんぬ。
>>140
甘酒じゃないのか
>>144
それは糖が出てるってことか
職人さん、来て〜
111氏も他の方も待ってます

・・・・・・9氏もまだあきらめきれないオレ
>146
俺もまだ待ってます。つか、HPそのものの復活も。

ところで前スレのSSって、どこかで見れませんか?
スレはdata落ちしてるし、氏の旧HPをアーカイブで見ても
最後の方のSM編は見れないし。

どなたか、良い方法を教えて下さい。
148名無しさん@ピンキー:04/09/11 01:00:33
>147
ttp://mimizun.mine.nu:81/log/2ch/erocomic/www2.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1044087189
ローカルに保存して、〜.html にリネーム。
149147:04/09/11 08:05:05
>>148
うわっ、むちゃくちゃサンクスっす〜!
アンタ、凄くいい人だよ!
150名無しさん@ピンキー:04/09/22 02:10:55
ほしゅ
151名無しさん@ピンキー:04/09/26 12:18:28
ほしゅ
152アヤカ:04/09/26 17:01:04
ァァアア、ガマンデキナクナッチャッター
153名無しさん@ピンキー:04/10/04 01:46:05
hp復活
154名無しさん@ピンキー:04/10/04 18:46:10
>153
哀しいかな、メイドは(まだ?)無いがな
155名無しさん@ピンキー:04/10/06 00:04:14
>153
行きかたキボン
156名無しさん@ピンキー:04/10/07 13:25:47
>155
157前スレ9:04/10/09 19:54:15
 佐織の縋(すが)るような視線を背中に心地よく感じながら、僕はドアに向かった。
"カチリ"と小さな音を立て、カギが外れる。その硬質な音が、部屋の中、やけに大きく響き渡っ
たような気がした。
 ドアノブに手を掛けながら、もう一度、佐織の方を確認する。椅子の上の彼女は、涙と唾液
でぐしゃぐしゃになった顔で、僕に懇願の意志を伝えていた。
「…………」
 それに軽く微笑で応えて見せると、僕はドアノブを回した。
「お待たせ、彩野」
 廊下には、紺を基調にしたメイドの制服に身を包んだ彩野が立っていた。
 ドアを半分だけ開き、そこを身体で塞ぐようにして、僕は彩野に向き合う。こうすれば、彼女
の位置からでは扉に邪魔されて、佐織の姿は見えないはずであった。
「あ、ご主人様。失礼します」
 軽く頭を下げる、彩野。そんな彼女に何か違和感を感じ、僕は首を傾げる。が、再び顔を上
げた彩野を見て、すぐにその理由に気づいた。
「あれ? 彩野。また、メガネにしたんだ」
 彼女はもともと目が悪いらしく、この屋敷に来たての頃は、メガネを掛けていた。でも――確
か僕が初めて彼女を抱いたときからだろう――ずっとコンタクトレンズに変えていたはずであ
る。
「あ、はい。えっとですね、実は目が、ちょっと痛くなったものですから」
 なるほど。よく見れば、彼女の右目は少しだけ充血しているようだった。
 ともあれ、こうして久しぶりにメガネを掛けた彩野は、いつもとは印象が変わって、なんだか
新鮮に見えた。
158前スレ9:04/10/09 19:55:40
「それで、どうしたの?」
 背後に佐織の気配を感じながら、彩野と話をする。この会話は、当然佐織にも聞こえている
はずだ。おそらくは自分がいることを彩野に気づかれぬよう、ビクビクしながら、息を潜めて
いるに違いない。そう彼女の内心を想像することは、愉しかった。
「あ、えっとですね……その、今日のご主人さまは、なんだかご気分がすぐれないようすでし
たので……」
「それで、心配して来てくれたんだ」
 どうやら、彩野も佐織と同じ目的で、僕の所に来てくれたらしい。
「はい。ですから、よろしければ、ご主人様のことがお慰めできれば、と……」
 ほんの少し頬を染めながら、メガネのレンズ越しに、上目遣いに僕の顔を見る、彩野。つり
目がちな、生意気そうに見える顔立ちの彼女だが、メガネのせいか、今日はなんだか雰囲気
が丸みを帯びているようで、そのギャップが素直に魅力的だった。
「えっと、……ご主人様?」
 知らぬ間に、しげしげと彩野に見とれていたらしい。戸惑い、恥ずかしがるように、彼女は
落ちつかなげに、小さく身体をもじもじとさせていた。
「お部屋に入っても、よろしいでしょうか?」
「ああ、そうだね……」
 ちらりと、部屋の中を確認する。眉を歪め、涙をこぼし、必死で首を左右に振る。その表情
はなんと、僕の暗い心を満足させてくれるものか。飢えは満たされるどころか、ますます昂ぶ
り、そして内から僕を焦がす。
 だから僕は、その燻(くすぶ)り、背を押す熱に応え、彩野に言った。
「もちろんだよ。さあ、入って」
「――――っっ!?」
 背後で、音のない悲鳴があがった気がして、僕は興奮に背筋を振るわせた。
159前スレ9:04/10/09 19:56:29
「失礼しま……えっ!?」
 彩野が言い終わらないうちに、僕は彼女の背を抱え、部屋の中に押し込んだ。そのまま後
ろ手に、ドアを閉める。
「――って、ご主人さ……、え……っ?」
 僕の突然の行動にびっくりして声を上げかけた彩野だったが、その言葉は、目に入ったさら
なる驚愕の光景によって、喉の奥で堰き止められた。
「あ、あの……なん、……佐織、さん……?」
「う、ふぅ、うう……」
 羞恥の涙を流しながら、信じられないような格好で椅子に縛り付けられている同性を目にし
て、彩野が息を飲むのがわかった。
 部屋の真ん中で棒立ちになる彼女の身体を、僕は後ろからそっと抱きしめた。
「え……っ、あ、ご主人様……っ!?」
「落ち着いて、彩野」
 慌てて、僕の手から逃れようともがきかけた少女の耳元で、そっとそう口にする。
 あくまで乱暴ではあり得ない僕の行動に、彩野はむしろ戸惑い、抗う動作を止めた。
「大丈夫だよ。別に僕は、佐織や彩野に酷いことをしようとか、そういうことは考えていないか
ら」
 そっと、できるだけ優しく、お互いの体温を感じ合える程度の強さで、彩野を背中から抱擁
する。
「でも……だって、佐織さん……なんで、あんなふうに?」
 怯えを含んだ声でそう訊ねる彩野の頬に、軽く口づけしてから、僕は応えた。
「彩野は、誤解しているんだよ。お互いを感じて、感じさせる手段には、いろいろな形がある
んだ。――ほら、見てごらん。佐織のアソコは、どうなってる?」
「え……」
160前スレ9:04/10/09 20:01:46
 言われて、逸らしていた瞳を、再び目の前の同僚に向ける彩野。
「んんっ、ふぅ……っ!」
 後輩のその視線に気づいたのだろう。佐織は恥ずかしい場所を隠すこともできずに、ただ
首を左右に振って身もだえする。
「あ、え……っ」
 そんな彼女の仕草に脅えて再び目を逸らそうとする彩野の耳元で、僕はささやいた。
「心配しなくていいよ。ほら、よく見るんだ」
 おずおずと、彩野の顔が上げられる。そして彼女は、はっと肩を揺らせた。
「どう? 佐織のアソコは、どうなってた?」
 髪の間から覗く可愛らしい耳朶に息を吐きかけながらの僕の問いに、彩野はまるで、この
部屋の雰囲気そのものに催眠術でもかけられたかのように、呆然とした声で答えた。
「その……佐織さん、濡れて……ます」
「――っっ!」
 耳に届く同性の指摘に、佐織は顔を恥ずかしさに顔を真っ赤にしながら、ギュッと目を閉じ
た。その目尻から、新たな涙の雫が、頬をつたってこぼれ落ちる。
「ね、わかっただろう? 佐織は、感じてるんだ」
 ゆっくりと、わざと佐織にも聞こえる程度の大きさで、僕は彩野にそう囁く。
「あんなふうに縛られて、胸も、アソコも隠すこともできなくされて……
 それでも佐織は、あんなに感じて、恥ずかしくて――いや、恥ずかしいからこそ、よけいに
濡らしているんだよ」
「ふぁ、うう……っ」
 佐織が嗚咽をもらしながら、がっくりと首を垂れる。
 彼女のそんな絶望は、僕の暗い心に、蜜のように甘く染み込んだ。
161前スレ9:04/10/09 20:03:14
 HPも再開したところで、書けた分だけこそっとup。
 最低でもこの章だけは、書き上げたいところです。
162名無しさん@ピンキー:04/10/10 04:58:56
復活キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
続き待ってます。
163名無しさん@ピンキー:04/10/10 11:19:07
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
お待ち申し上げておりました!!!
164名無しさん@ピンキー:04/10/11 00:12:36
旧…いや、9支配者とお呼びしてもよろしいか
165前スレ9:04/10/11 10:50:46
 彩野の躰にまわした腕を、ゆっくりと動かす。片手をそっと下半身に伸ばし、服の上から下
腹部を軽く押さえてやると、彼女の身体がびくりと揺れた。
「あ、その……っ」
 うろたえたように声をもらすが、けっして逃げはしない。ただ放心したように、怯えたようにぎ
ゅっと肩を縮ませる。
「彩野……」
 耳の後ろから首筋に顔を埋め、熱く息を吐きかけながら、その部分にキスを繰り返す。
「はぁ……、あ」
 じっとりと、彩野の呼吸に熱が籠もってくるのが分かる。体温が上がり、鼻腔をくすぐる彼女
の香りが、ゆっくりと強くなってくる。手の平を伝わり、彼女の身体の小さな震えを感じる。
 ……しかし、それでも僕の心は、別の場所に向けられていた。僕の視線は彩野ではなく、他
の少女を、そのどんな小さな仕草も見逃すまいと、じっと捕らえていた。
(佐織……)
 淫らしい、浅ましい格好をさらけ出しながら、首をうなだれすすり泣く彼女。そんな彼女に対
する嗜虐心で満たされながら、僕は彩野の身体を愛撫する。
 服の上から、じんわりと、少女の胸を揉み上げる。制服とエプロン、そして下着の上から触っ
ているにも関わらず、そこは心地よい弾力で指を押し返してくる。
「ふあ……ああ、あ」
 スカートをたくし上げ、太股に手を這わし、その奥へと進めていく。滑らかな手触りのガーター
ストッキングの縁を過ぎ、そして一番奥の場所を包む布地に指が届いたとき、『クチュ……』と
いう確かな触感が、指先に感じられた。
「彩野も、感じてるんだね?」
166前スレ9:04/10/11 10:52:27
「あ……やだ……」
 しかし彩野は、僕を拒もうとはしない。彼女もまた、この異常な部屋の空気に戸惑い、混乱
し、酔ってしまったのだろうか? 小さく息を震わせながら、それでもじっと僕の手を受け入れ
る。
 僕はそんな彼女に、黙って覆い被さる。後ろから押し倒すように、彼女の背を押し、床に這
わせた。
「ごしゅじん、……さま」
 四つん這いになった彩野のスカートの裾を、めくりあげる。興奮で僅かに汗ばんだ臀部の中
心は、しかし明らかな汗以外の粘液で湿りきっていた。
 ふと顔を上げると、佐織がこちらを見ていた。潤み、歪んで、充血した彼女の哀しげな瞳。し
かしその中には、見間違いようのない、悲しみや苦痛以外の、別の感情が存在した。
「彩野、入れるよ」
 佐織の視線の中にあったのは、深く籠められた"熱"。それを目にした瞬間、僕の中で何か
が溢れ出し、これ以上我慢などできなどしないと、はっきりと自覚した。
 ズボンの中から、痛いほどに張りつめ、脈打つペニスを引きずり出す。ショーツを脚から抜
き取るのすらもどかしくて、僕は彩野の下着をずり下げると、そのまま彼女の中に入り込んだ。
「うぁ……あああ」
 イヌの格好で、後ろから貫く。
 たいした前戯もされていなかったにもかかわらず、彩野のその部分は何の問題もなく僕を
受け入れるだけヌメりを纏って、猛りきった欲望を迎え入れた。
167前スレ9:04/10/11 10:53:40
 ……ちと、細切れ過ぎるかな?

>162、163さん
ありがとうございます。

>164さん
いえ、それは……ちょっと(汗
168名無しさん@ピンキー:04/10/11 13:58:41
キタァァァ(゚∀゚)ァ( ゚∀)ァ( ゚)ァ( )ァ(` )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ
169名無しさん@ピンキー:04/10/11 19:00:15
ネタ探しにどぞ
関連スレ
こんなメイドさんはいやだけど萌える!!その4
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/feti/1092295040/
170名無しさん@ピンキー:04/10/13 00:41:02
キューシ

エロ漫画小説板に住まうメイドを司りし旧支配者。
属性の無い者、耐性のある者問わず使役する佐織の虜にする圧倒的な『描写力』を持つ。
前スレに降臨した旧神で、正真正銘の『外なる神々』の一人。

171名無しさん@ピンキー:04/10/16 00:20:16
ありがとう9氏
172前スレ9:04/10/16 15:09:59
「はぁ、……ううう」
 心地よい彩野の中を、ゆっくりと前後する。熱く、ぬかるみ、そして絡みつく粘膜の筒は、僕
の欲棒を快楽で包み込んだ。腰をゆっくりと動かすと、僅かな手応えのある凹凸が、敏感な
部分をくすぐるように撫で回してくる。
「い……や、……なんで、佐織さんの……こんな、……ああああっ!?」
 床に這いつくばりながら、それでもなんとかこの異常な事態を認識しようとあがく彩野を、思
い切り突き上げる。思わず、といった感じの彼女の喘ぎ声と共に、膣道がキュウッとペニスを
締め付けてきた。
 僕が純潔を奪い、そして僕のためにある彼女のその部分は、身体の持ち主である彩野よ
りも、むしろ僕に対して従属するが如く、そこから生み出る快感で少女を縛り付けている。……
そんなふうにさえ感じられた。
「はぁっ、……はあっ」
 メイド服に身を包んだ魅力的な少女が、四つん這いになり、下半身をあられもなく晒し、僕
のモノを受け入れながら躰を震わせている。
 彩野の体温。彩野の匂い。彩野の呼吸。彩野の声。彩野の柔肉の感触……それらを感じ
ながら動くことで、腰の奥から起こる波が全身に伝わり、背筋を心地よく痺れさせる快感を汲
み上げつづける。
「うぐ……ふ、あああっ」
 しかし、そんなふうにこの可愛らしいメイドを貫きながらも、僕の心が向けられる中心は、腕
の中の少女ではなかった。
  行為を行う二人を前に、みっともない格好で椅子に縛り付けられ、身動きも出来ずに、い
たたまれないような顔で涙を浮かべ続ける佐織。
 ――彼女と、視線が合った。
173前スレ9:04/10/16 15:11:04
「………」
 眼前で同僚の女の子と繋がる僕を、哀しそうな、苦しそうな、問いかけるような瞳で見る佐
織。その顔は、涙と、鼻汁と、そして口から垂れ落ちた唾液で、だらしなくグチャグチャになっ
ている。
 それでも、僕は見誤る事はなかった。さっきそこに見いだしたものは、未だ彼女の目の中に
存在した。
 ――快感の、熱。
(佐織……)
 いつだって、そうだ。
 抱く者と、抱かれる者。
 押し入る者と、貫かれる者。
 見下ろす者と、そんな相手に奉仕で尽くす者。
 欲望を吐き出す者と、その吐き出されたものを受け止める者。
 ……そんな全く違った立場に置かれながらも、僕と佐織の快感は、いつだって同調し、お互
いを感じ合っていた。
 そして今、こんな狂った状況の中でさえ、僕それをはっきりと感じ取っている。
 彼女の眼前で他の女を抱く僕と、拘束され痴態を晒しながら涙する佐織。なのに二人の間
には、視線を通して。お互いの官能をこんなにもはっきりと、こんなにも身近に伝え合うもの
が存在するのだ。
「ふぅ……、ぐすっ……」
 この感覚は、幻想などではあり得ない。その証拠は、彼女がくくりつけられた椅子を見れば
分かる。佐織の恥ずかしい部分から流れ落ちた蜜液は、椅子の上のシミをつくり、しかもそ
の面積は徐々に広がっていたのだから。
174前スレ9:04/10/16 15:11:51
「くぁ……っっ!」
 興奮に、知らずのうちに腰を乱暴に突き込んでいた。その荒っぽい動きに、彩野の身体が
前方向にずれ上がる。崩れたバランスを取り戻すために手を前の方につき直す動作は、ちょ
うど四つん這いのまま前方――佐織が縛られた椅子の方に、歩くような格好になる。
「はあっ、はっ……彩野」
 僕は更に下半身を打ち付けながら、犯される少女に話しかけた。
「そのまま、前に……歩いて」
「ま、前……? ふ……あっ、ああ、あ……っ」
 言われたことを理解できずに戸惑った彩野だったが、その胎内を後ろから突き上げられて、
そのまま強制的に前へと身体をよろめかせる。僕は彼女を責める動作と、そして細いウエス
トを掴んだ手でもって、さらに彩野を前方へ押しやった。
「はっ、ああ……ご主人、さま……強すぎ、……んんっ!」
 顔を俯かせ、刺激に耐えながらも、そう懇願する。
「ほら、彩野。見てごらん」
 よたよたと、イヌのように移動する彩野。目的の場所まで歩かせると、僕は彼女の顎に手を
やり、顔を上げさせた。
「え……って、きゃっっ!?」
 一瞬の戸惑いの後、彼女は悲鳴のような声をあげる。床に手をついた今の彼女の目の前
には、脚を開かされた佐織のその部分が間近に突きつけられていたのである。
 慌てて、目を逸らそうとする彩野。だけど、僕はそれを許さない。力無く横に向けようとされ
る彼女の顔を、たいした労力もなく、無理矢理佐織のその部分に正対させた。
175前スレ9:04/10/16 15:15:19
 みなさん、どうもです。

 今回のは、前レス>130さんのネタ、「綾野タンとご主人様のプレイを、佐織タンに見られながら」
だったんですが……もう見てませんか。時間、開きすぎだしなあ。

>169、171さん、ありがとうございます
>170さん、ワタシャ、ク○ゥ○フっすか……
176名無しさん@ピンキー:04/10/16 16:26:54
復活キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
相変わらずエロエロでハァハァ
177名無しさん@ピンキー:04/10/16 23:43:11
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!

ハァハァ
178名無しさん@ピンキー:04/10/17 02:07:17
ハァハァハァハァ
179名無しさん@ピンキー:04/10/19 09:22:14
ヤター!
続きよろしく>9氏
180111:04/10/21 02:57:17
今日も俺は麻衣を呼ぶ。
月の妖しく照る夜に、俺は自室に麻衣を呼び入れる。
従順なメイドである麻衣は、呼び鈴の音が消え去らないうちに部屋までやって来る。
息を乱すことなく平然とした顔で、エプロンをさらっと直しながら麻衣は用件を尋ねる。
「雅樹様、どのようなご用件でしょうか?」
分かっているだろうに、と思いながら、俺は改めて麻衣の身体を舐めるように見る。
整ってはいるが、どこか間抜けそうな顔。
メイド服を淫靡な服装に見させる、たおやかな胸の膨らみ。
それでいて細い腰。
膝までのスカートから覗く茶色のストッキングをはいた脚は、
ほっそりとしながら病的ではなく、不思議な色香を漂わせている。
腰掛けていた仕事机から立ち上がった俺は、靴音を荒く立たせながら麻衣に近づく。
目の前まで近づいても、麻衣は生真面目に取り繕った表情を変えなかった。
右手で彼女の頬に触れながら、にやりと笑いながら囁いてやる。
「分かっているんだろう?」
それだけで充分だった。
それまでの真面目な顔を豹変させ、この場所でなければ許されないような目、
理性を失い、昂ぶる感情に従った者だけが見せる妖しい輝きの瞳をして、
口元に狂気に近い微笑を浮かべた麻衣はその場に跪いた。
麻衣は目の前にある俺のズボンのファスナーを下ろすと、
繊細な彫刻のような指先で愛でるように俺自身をさらけ出した。
181111:04/10/21 02:58:25
やがて、より表情を崩し、うっとりとしながら麻衣はその手で俺をしごき始める。
撫で、つかみ、強く、弱く。
竿を、亀頭を、俺が喜ぶ場所をピンポイントで麻衣は刺激し続けた。
だが、その刺激は満足のいくものではありえない。
俺自身が屹立し固さを増していくが、それは満足してではなく、より上の快楽を求めてだ。
「もういいぞ、麻衣」
「……はい」
待ち望んでいた言葉をかけられ、麻衣の表情がより痴態にまみれ、
狂気に触れたかのように錯覚するほどの笑みになる。
惚けて大きく開いた口から、とろりとろりと麻衣の唾液が落ちていく。
俺の亀頭から竿が唾液にまみれていき、淫靡なてかりが生まれていく。
残りはこぼれ落ち絨毯に染みをつくっていくが、麻衣に構う様子はない。
普通のメイドとしては失格だが、性処理メイドとしては合格だ。
俺自身がある程度濡れたのを確認すると、待ち焦がれた様子で麻衣は顔を近づける。
熱い息がかかると、それ自身に淫欲の情がこもっているかのように、心地好さが背筋を走る。
手で竿を支え、麻衣はぬらりとした亀頭を口の中に含んだ。
じゅぷり。
淫らな音の後に、燃える熱さととろとろにぬめる感触が広がる。
慣れたとはいえ、平静に受け止めるには刺激が強い。
「……っ、いいぞ、麻衣」
麻衣は満足げに目で笑い、深く喉の奥まで俺を飲み込んだ。
182111:04/10/21 02:58:58
歯を立てることなどない磨かれた技巧で、麻衣は愛しそうに口での奉仕を続ける。
肉感のある唇。亀頭にまとわりつく舌。やや乾いた口蓋。漏れる息。
その全てで俺に快楽を与えようとする麻衣は、同時に自らも奉仕の快楽に酔っていた。
奥深くまで飲み込み舌を絡みつかせながら途中まで引く。
一連の動作の中で麻衣の頬が赤く染まっていくが、それは決して息苦しさからだけではない。
前髪をつかみ額が見えるようにして顔を強引に上げさせ、俺はその確認をとる。
「どうだ、ご主人様に奉仕する喜びは? 最高か?」
麻衣は答える代わりに手を伸ばし、俺の竿を撫でながら付け根へと持っていった。
そして、やわらかく包みこむように玉袋を愛撫し始める。
断続的な刺激に加わる、背筋を震わせる甘い疼き。
俺は声を押し殺しながら、麻衣の髪を強く引っぱった。
「……んぐっ、ふはうっ……」
突然のことにやや苦しげな息を漏らしながら、麻衣は俺を咽喉の最深部まで迎え入れた。
183名無しさん@ピンキー:04/10/21 07:33:30
111さんもキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
184111:04/10/21 23:23:55
「ふはっ……」
裏筋を撫ぜながら一度口から出した麻衣は、やや恨めしげな眼で俺を見てきた。
反抗的な態度は俺の嗜虐心を刺激する。
が、俺が何かをやるより速く麻衣は反撃に転じていた。
舌先を細くし、尿道の中まで舐るように俺の先端に口を寄せる。
「……麻衣、お前!」
快感の衝撃に一瞬膝から力が抜ける。
逆に、強い刺激を受けた俺自身はいよいよ固さを増し、二度、三度と舌による奉仕を
受けるとじんわりと先走りの液が滲み始めていた。
麻衣はそれを美味そうに一舐めすると、唾液と一緒にカリ首に塗りこんでいく。
そして、カリ首までを口に含んで、ぬぷぬぷとぬめる唇と舌で攻めはじめた。
悪戯な様子で奉仕に努める麻衣を見下ろすと、不意に目が合った。
満足できているかと問う麻衣に、テンションの高まった笑顔と、屹立の更なる膨張で応える。
185111:04/10/22 22:45:24
はむっ、にゅるり、ぐにゅっ……
部屋の中に淫靡な音を響かせて、麻衣の技巧が俺の快感を高めていく。
「ん……、ふぅ」
ちゅば、くちゃ……
そろそろだ。頭の中で白いもやが広がっていく。
「麻衣、そろそろ……だ」
こちらの高まりを告げながら、麻衣の額に手をやる。
見上げる麻衣の瞳には、嬉しそうな輝きと、妖しい魅力がきらめいていた。
目線を、目の前の男根に戻した麻衣は、それを深々と吸い込んで、
口全体での奉仕に切り替えた。
「んっ、あふぅっ、あは、はぁ……」
「くっ、ぐっ!」
熱心な舌による愛撫が続き、快感の大きな波の予兆が頭の中にきらめく。
「んっ、んんっ……!」
突然に、麻衣が強く息を吸い込んだ。
そのまま飲み込まれてしまいそうな強い刺激が合図となって、
内からこみ上げる波が勢いよく奔流となってほとばしっていく。
「……出るぞ!」
ぐ、ググッ……!
崩れそうになる膝を踏ん張り、こみ上げてきた全てのものを麻衣の口内に吐き出す。
186111:04/10/22 22:46:07
崩れそうになる膝を踏ん張り、こみ上げてきた全てのものを麻衣の口内に吐き出す。
全てを解き放つ快楽に息を弾ませながら麻衣を見下ろすと、
彼女はとろけきった至福の笑みで俺を加え続け、ほとばしる精液を口に溜めていった。
三度ほどで強い射精は終わり、緩やかな残りすらも味わい、一度屹立から口を放すと、
麻衣は咽喉を鳴らしながらゆっくりと口に含んだどろどろのものを飲み込んだ。
こくりと咽喉が動くたびに、麻衣の顔には満足と喜びの笑みが広がっていく。
全てを飲み干し、後味を楽しむようにうっとりとした笑みを見せた後で、
俺が言うよりも前に麻衣は固さを少し失った俺のモノをもう一度口に含んだ。
丁寧に全体を舌で舐めとり、尿道に残ったものをすする。
敏感になっている俺は、軽く背筋を震わせ、嬉しそうに奉仕を続ける麻衣に問いかける。
「どうだ、麻衣。俺のは美味いか?」
「はい……。ご主人様の味を感じることが、私の至上の喜びです」
その妖しい色合いの笑みを見て、俺は麻衣に次の指示を出す。
「そうか。なら、もっと味あわせてやる。
 あれを持って来い」
187111:04/10/22 22:47:40
ひとまず、こんなもので。
9氏が降臨してるさなかに貼り付けてしまい、
どうもすいませんでした。
188名無しさん@ピンキー:04/10/22 23:48:04
>>187
ありがとん!
ハァハァハァハァ
189232の名無しさん:04/10/23 22:32:29
>111さん
 エロエロですね〜。
 お口でご奉仕好きの自分としては、これだけ丁寧にフェラを書き込んでくれる
作品は、もうたまらないっす。

 続きもありそうですし、楽しみにしてますね〜
190111:04/10/24 16:15:48
こくりとうなずき立ち上がった麻衣は、部屋の脇にある本棚まで歩いていった。
その隠し棚には、いろいろと楽しむための道具が入っている。
麻衣はその中から特製ローションを取り出して、大事に抱えて戻ってきた。
俺に差し出すその顔には期待の色だけが現れ、羞恥の類などありはしなかった。
「よし、跪け」
指示に従い、餌を待つ犬のように俺を見上げてくる麻衣へ笑みを返す。
手にした容器を下に向け軽く押すと、艶めかしくぬめるものが落ちていく。
やがて、それは麻衣の額に落ち、前髪を濡らし、歓喜に震える閉じた目を過ぎ、
半開きの唇をわずかに濡らし、ほっそりとした白い首筋をつたっていった。
一部は服の中に入り、多くはメイド服を濡らしながら
ゆっくりと麻衣の豊かな乳房の形をくっきりと露わにして、谷間に溜まっていく。
上気した肌と黒と白のメイド服に残された、ぬらりきらめく道筋が艶っぽい。
俺はローションをこぼすのを止め、麻衣と同じ目線にまで下りる。
片膝をつき、右の手を麻衣の額へと伸ばす。
「どうだ、この肌触りは?」
手に馴染むまでローションを前髪と額でこね、そのまま伝わった道筋を辿りながら、
麻衣の顔全体にぬめりを広げていく。
「あふ、あぅ、はぁっ」
肌に染み入る感触に酔ったのだろう、麻衣の小さな喘ぎが漏れ聞こえる。
191111:04/10/24 16:16:33
「特製の媚薬入りローションだ。肌に刷り込むだけで、効くだろ……?
 おっと、お前は元から淫乱だったな」
「あふぁ……」
差し出す親指を嬉しそうにしゃぶって、麻衣は肯定の返事に代えた。
くちゅ、ぐちゅ、ちゅぷ。ちゅぶ。
しばらくそのままにしてやって、すっと指を引き抜く。
糸を引く先には、まだ物欲しそうにして空をさまよう麻衣の舌がある。
構わずに俺は手を動かし、ぎゅっと強く麻衣の胸をつかむ。
「あっ……」
さっきよりも大きな喘ぎが一つ。
快楽に歪む、不自然に光る麻衣の顔を楽しみながら、乱暴に胸をこね始める。
服は汗とローションにしとって、麻衣の弾力ある肌とオレの掌になじみ、
ごわつくこともなく乳房全体に刺激を与えることができた。
直ではない一種のまどろこしさが、俺にも麻衣にも程よい疼きとなる。
「んっ、あふっ、あぁん、もっと、もっと強く……」
「淫乱に磨きがかかってきたな、麻衣」
要求にこたえるのではなく、俺自身の衝動に従って腕に力を込める。
押し込んだものを返す弾力と、飲み込もうとするやわらかさの微妙なバランスが、
不快ですらある湿り粘る服の感触と合わさることで、得も言われぬものとなる。
「あぁ、あっ……、ご主人様、そろそろ……」
懇願する麻衣の瞳を一瞥し、俺は既に分かっている願い事の中身を言わせることにした。
「そろそろ? なんだよ、それでだけで通じるものか。
 はっきりと言葉にして、俺に懇願してみろよ。やってやるかもしれん」
192名無しさん@ピンキー:04/10/27 01:17:22
ワクワク
193111:04/10/29 14:53:13
まだ一抹の理性が残っているのか、麻衣は興奮とは違う頬の染め方で顔を背けた。
それならばと、服とブラの上からでもそれとなく分かる乳首の辺りを
擂るようにして重点的に揉んでやる。
「あ、はふぅ……、ちょ、直接……」
「ん?」
「いいっ、んっ……直接、私のおっぱいを…・・・あぁっ!
 いじって、……いじってください、ご主人様ぁっ!」
口の端から一筋のよだれを垂れ流しながら、部屋いっぱいに響く大声で麻衣が懇願した。
恥ずかしさを感じる理性よりも、愉悦を求める肉欲の高まりが勝ったのだ。
「よく言えたな」
麻衣の願いを聞き入れ、メイド服を脱がしてやる。
ただし、わざとゆっくり、もったいぶった手つきで。
一つ、一つ、ボタンを外し、ゆっくりとその胸元を露わにしていく。
震える麻衣の吐息を聞きながら、焦らしていくこちらの感情も昂ぶっていく。
「あんっ!」
麻衣の肩をつかんで、俺はたまらず押し倒し、絨毯の上に寝かせる。
悲鳴にも構わず、ブラだけになった麻衣の胸元へ顔を押し付ける。
火照る熱が触れ合う肌を焦がしていく。
顔をすりつけ、口づけをし、舌を這わせていく。
「あぁ、いぃっ……。舌のざらつきが、気持ちいいです。んっ、ふぁ……!」
谷間の内側へ舌が侵入すると、麻衣はぴくりと背筋を反らせて身体を痙攣させた。
「はんっ、あぁ……」
ダイレクトすぎる反応を楽しみ、あそこのように舌で谷間を弄ぶ。
194111:04/10/29 14:53:57
唾液で漏れなくぬめるようになり、俺は一息つき顔を上げる。
麻衣の顔はみっともなく崩れ、享楽の中で溺れているのが一目で分かった。
「いい顔だ」
その顔に満足すると、不自然に濡れた麻衣のブラに手をかけ、フロントホックを無視し
強引に引きちぎってやった。
押さえを失った麻衣の乳房は、解放される衝撃に爆ぜ、しなやかに揺れ動いた。
しっかりとした肉と欲望の塊は、重力に半分ほど引かれ、やや無様な形を見せている。
その輪郭をなぞるように掌を動かし、やわらかな刺激を送ってやると、
案の定、麻衣は小さな吐息を漏らしはじめた。
「は、あぁ……」
「相変わらず、無駄に大きなものだ。その上、いやらしく俺の手に吸い付いてくるぞ」
「あんっ、そんな……」
言葉だけの羞恥を聞き流し、俺は何の予兆もなく、麻衣の固く勃起した乳首をひねり上げた。
「ひぃんっ!
 あぁ、はぁっ……」
びくり、と麻衣の身体が跳ね上がり、悲鳴のような嬌声の後に残る疼きを味わうような
甘い吐息が一筋の唾液とともに口から漏れていた。
「これで満足する気か? そんなこと、できるわけないよな?」
麻衣の潤む瞳は、明らかに今以上のものを懇願していた。
「やはりな」
懇願を聞き入れ、まだ半分ほど残っていたローションを細くなるように麻衣の乳房に流していく。
その輪郭をなぞるように、幾重もの8の字を描くように、とろりと流していく。
「ん……はふっ、熱いぃっ……」
早まる麻衣の呼吸を合図に一度ローションを止め、焦らす間を置き、
今度は両の乳首に重点的に垂らし、ぬめりにまみれた淫靡なる隆起へと変えてやった。
「あぃっ、はぁ、すご、いいっ……」
195名無しさん@ピンキー:04/10/31 23:01:48
イイネイイネ!
196111:04/11/01 20:12:10
麻衣だけに充分な快楽をやるのはここまでだ。
見ているうちに固さを取り戻し、先走りすら流しだした俺自身をぬめる胸の谷間に置き、
怪しく輝く白い肉の塊で包み込む。
ローションと先走りが混ざり合い、手ごたえのある麻衣の肉が何とも言えぬ感触で
まとわりついてくる。
「あぁ……ご主人様、私で、気持ちよく……」
「よく言うな。お前がよければ、それでいいんだろう?」
メイドとしての役目をようやく思い出したかのような麻衣の言葉を打ち消し、
俺はめちゃくちゃな力加減と動かし方で乳房をこね回して、快楽を得ようとした。
「ふっ、ははっ、すごいな、麻衣」
「あんっ、あぁっ」
満足して俺が笑っていると、時折亀頭にすり合わせられる乳首に悦ぶのか、
麻衣のかすかな喘ぎが聞こえてくる。
「ホラ、お前は、自分だけなんだよ」
口答えできぬよう、胸をもみながら意識して固くしこる麻衣の乳首をカリ首に擦れさせる。
「そんな、ことは、はふんっ……あぁっ、いい、頭が白くなるぅっ……」
思惑通り、麻衣は快楽に負けた。
ぐちゅり、くちゅ……
俺の眼下ではないところから、くぐもる水音が聞こえた。
視線を転じると、麻衣はスカートをたくし上げ、自らの手で濡れる秘所を触っていた。
197111:04/11/01 20:12:59
「何をしている?」
「あ、すいません、これは……」
「お前が達する必要はないんだ、麻衣。
 お前は、俺をよくして、それで、満足しろ!」
力を失った麻衣の手を持ち上げ、濡れてふやけた指先を口に含む。
しゃぶると少し塩気を感じる。
それがやけに美味くて、乳房をいじる手の動きを緩やかにしながら、音が出るほど強く吸う。
ちゅぱ、ちゅぷ……
しばらくそうしていると、不意の衝撃的感覚に腰が上ずった。
「あぁ……」
舌先から糸を引く俺のものを、麻衣は名残惜しそうに見て、吐息を漏らしていた。
あの感覚は、胸から飛び出した俺の先端を麻衣が唇で包み込んだものだったようだ。
「そうだ、よかったぞ」
指先を放し自主的な奉仕を誉めてやると、満足げな笑みが返ってきた。
麻衣の腹の上に体重をかけ、やわらかな肉に包まれる向うに亀頭を突き出す。
「んふっ」
嬉しそうに麻衣は口付けし、ぬめるやわらかな感触がぴりりと脳髄を刺激してきた。
弾む手ごたえある感触の肉が竿を、ぷるんとした粘膜が先を包み込み、
快感のカクテルがひりひりと脳を焼きつける。
198111:04/11/02 23:48:10
たぷん、ぐちゅ、ずぷっ、むにゅり……
「はぁ、はぁ、」
「んっ、んっ、はぁっ」
どこまでも日常から逸脱した扇情的な光景。
半脱ぎメイド服の麻衣に馬乗りになって、
ローションまみれのパイズリ、唇と舌での愛撫を受ける。
淫ら過ぎる音が、熱い喘ぎが頭に響く。
肉同士が重なり合う温もりと安らぎ。
ローションの効果がこちらにも回ってきたようで、感覚が鋭く深くなり、
直接の性交に近い高まりが満ちていく。
「もうすぐ、お前の好きなものをもう一度くれてやるぞ。
 どうだ、嬉しいだろ、え?」
「下さい、ご主人様、私にいっぱい、いっぱい下さいっ!!」
惚けた瞳の麻衣が熱く懇願する。
それを受け、俺はあそこに打ち付けるように激しく腰を動かし始める。
乳房の絡みつきは弱いが、圧倒的な支配感が足らない部分を補う。
それに、先端部分は麻衣の柔らかな唇に包み込まれ、離され、
同じ、いやこの感覚はそれとは別次元のものだ。
「あん、はん、んっ!!」
喘ぐ息がかかるのも背筋を奮わせて、たまらない。
「くっ、出す、お前の奉仕の成果だ、いくぞ!」
「出して、出してください!」
199111:04/11/02 23:49:16
最後の一突き。
腰を突き上げ、先ほどよりも強くこみ上げるものをほとばしらせる。
「あ、はぁ……。熱い、ご主人様のが熱くてぇっ……!」
麻衣の顔に白濁の液体がかかり、だらしのない惚けた表情を彩る。
虚ろな瞳はどこを見ているのか、かすれた言葉はろれつが怪しい。
俺が身体を震わせるのに同期して、麻衣の身体も心からの震えを見せている。
後ろを振り向くと、麻衣の股間を中心にして絨毯にシミが広がり、かすかな湯気をたてていた。
「奉仕でいけたのか、麻衣……」
俺の呟きに、意識を朦朧とさせた麻衣は答えられない。
俺はそんな麻衣に満足している。
もうすぐだ。
もうすぐ、自ら直接の挿入を懇願するだろう。
これまで許さず、とっておきにしておいたのがようやく味わえるわけだ。
初めてこの俺の元へ連れてこられたときの、あの反抗的な眼も声も心も、もう俺のものだ。
200111:04/11/02 23:51:04
後半グダグダになってしまいましたが、これで終わりです。
とにかくエロくなるように書きましたが、拙いところばかり出てしまいました。
読んでいただけでありがとうございます。
それでは。
201名無しさん@ピンキー:04/11/03 00:06:43
エロかったです。GJ!
202名無しさん@ピンキー:04/11/05 17:25:30
久々にこの板見たら神キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
111氏、9氏GJ!!!
203名無しさん@ピンキー:04/11/08 14:41:41
数ヶ月ぶりに思い出したように覗いたら
神キテタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!!!

これからも楽しみにしてまふ
204名無しさん@ピンキー:04/11/15 22:03:43
ほしゅ
205名無しさん@ピンキー:04/11/19 19:57:53
HOSYU
206名無しさん@ピンキー:04/11/20 12:30:43
ネタがないから自分たちで作ってるのか・・・かわいそうなスレだな・・・
僕は素人なんで全て見尽くしてないと思うから。
過去の作品でオススメのメイドもの教えてください。
207名無しさん@ピンキー:04/11/20 18:02:58
>>206
言ってる事がちぐはぐでだな。
面の皮の厚いこと…。
208名無しさん@ピンキー:04/11/20 18:03:14
クマー
209名無しさん@ピンキー:04/11/21 06:51:11
>>206
ネタも何も、ここはSSスレな訳だが。
SS投稿以外のネタ振りはこちらでどうぞ。
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1081410767/
210名無しさん@ピンキー:04/11/25 12:46:23
   ∧_∧
   ( ´Д`) <みなさーん、お茶が入りましたよ〜
  /    \   
  | l    l |     ..,. ., .,
  | |    | _|。.:_::゜。-.;.:゜。:.:;。
  ヽ \_ .。'゚/   `。:、`;゜:;.::.。:.:。
   /\_ン∩ソ\    ::..゜:: ゚。:.:.::.。.。:.
.  /  /`ー'ー'\ \  ゜: ::..゜:: ゚。:.:.:,。:.:.
 〈  く     / / ::..゜:: ゚。:.:.:,.:.:.:。:.:,
.  \ L   ./ / _::..゜:: ゚。:.:.:,.:.:,.:.:.:,
    〉 )  ( .::旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦.
   (_,ノ    .`ー'旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦.
211名無しさん@ピンキー:04/11/25 13:08:24
すまん、誤爆した(汗
212名無しさん@ピンキー:04/11/27 17:27:42
HOSYU
213名無しさん@ピンキー:04/12/02 11:57:08
HOSYU
214名無しさん@ピンキー:04/12/02 12:04:21
メイドさん雇いてえええ
215名無しさん@ピンキー:04/12/06 16:35:24
おれも
216名無しさん@ピンキー:04/12/06 23:26:24
俺も俺も
217名無しさん@ピンキー:04/12/14 22:17:30
HOSYU
218名無しさん@ピンキー:04/12/15 02:33:39
>>175
>だったんですが……もう見てませんか。時間、開きすぎだしなあ。

んなことないっす。いつまでもまってるす。
219名無しさん@ピンキー:04/12/18 02:19:38
御主人様以外の人間に尽くすメイドさんは萌えないの?
220名無しさん@ピンキー:04/12/18 02:22:23
あ、あとメイドさんの漫画の情報…やけに少なくね?
221名無しさん@ピンキー:04/12/18 03:58:19
こっちは実質SSスレで、情報は別に立ってる制服スレ。
もっとも、あっちは情報あげても自分が気に入らないとケチつける仕切り屋がいたりで過疎ってるが。。。

ついでだから情報。COMICRINに「妹メイド」(影乃いりす)と「お姉ちゃんメイド」(東雲太郎)の二本有り。
222あはん:04/12/18 20:02:08
近頃、国内に横行する、推参メイドというものを、諸兄はご存知であろう
か。推参とは、人の迷惑顧みず馳せ参ずる事で、ようするに押しかけ
メイドさんである。その中でも性質が悪いのは、家事もろくに出来ぬくせ
にメイド面をする輩で、独身男の家に押しかけ、飲み、食い散らした挙句、
屁の一つもかまして逃亡を図る、鬼のような悪辣メイドによる被害が、ここ
の所、消費者センターの電話を、ひっきりなしに鳴らしている。

今現在、オレオレ詐欺に次ぐ懸案事項として、世間を惑わせており、当局
も警戒している悪党。それが、推参メイドである。

「もしも〜し・・・メイドの御用はありませんかあ」
某日、深夜零時。萌える男、山根良仁(やまね・よしひと)のアパートを、
誰かが尋ねて来た。良仁は二十五歳の会社員で、収入のほとんどを
同人誌やパソコンゲーム、更にはフィギュアなどにも注ぎ込む、ダメ萌
え人間。アキバで死す──を座右の銘とし、日々、萌えに研鑚する魑魅
魍魎に等しい男である。

「なんだろね」
良仁はパソコンの前に座り、自家発電中であった。自家発電とは、男が
自らの分身を激しくしごき、意を得る行為。ようするに、オナニーの事。
ちなみにオカズは、ネットで拾ったエロ画像(ウイルス付き)だった。
「すいませ〜ん、メイドの御用は」
「はいはい、今開けますよ」
時間も時間である。こんな夜更けに、いったい誰だろう・・・と、良仁は訝し
げな面持ちで玄関に立つ。もし、押し売りの類だったら、ケツの穴でも
見せてやって、お引取り願う所存だ。しかし──
223あはん:04/12/18 20:27:16
「メイドでありんす。てへっ★」
扉の向こうには、見るも麗しい美少女が立っていた。それも、何故か
おいらん語を使うメイドである。両手は前で組み、大きなカバンを持っ
ており、装いが旅支度っぽい。それにしても、問題は彼女が着ている
メイド服である。黒と白を基調とした、古風を気取ったデザインなのだ
が、スカートの丈だけがおそろしく短い。そして、そこから伸びた、肉感
的な美脚の素晴らしさはどうだろう。いや、足だけではない。彼女の全
身像は、誰の目にも筆舌し難い美しさをもたらせてくれる──それほど
に、美しかった。

「き、君は誰・・・?」
少女の美しさに、思わず魂が半分抜けかける良仁。しかし、放心状態
にあっても、聞かずにはいられない。この、目前に現れた麗人の素性を。
すると、少女は胸をちょっぴりそらして、
「あたしは、押しかけメイドの墨俣郁美(すのまた・いくみ)です」
と、慎ましやかに答えたのである。

「押しかけメイド・・・?」
「ええ。メイドの武者修行みたいなもんです。適当なご家庭に闖入して、
家事の限りを尽くすのです。ああ、でも心配はご無用。お金はいっさい
かかりません。あくまでも、メイド修行の一環なんですから」
郁美は良仁にも構わず、つらつらと言葉を繋げていく。事情は良く飲み込
めないが、このメイドはどうやら自分の身の回りをケアしてくれるらしい
・・・という所までは、良仁も理解出来た。それも無料で。しかし、ダメ萌え
人間とて、一般的な良識はある。果たして、そんな漫画みたいな話が
あるものだろうか?様々な思いが、脳裏を過ぎる。
224あはん:04/12/18 20:47:11
「あっ、パソコンの電源が入りっぱなし・・・あら!コレは・・・」
どたどたと足を踏み鳴らし、郁美はアパート内へ侵入した。その上、
先ほどまで良仁が閲覧していたエロ画像を見つけ、鼻息を荒くする。

「うわあ・・・黒人VS日本娘ですって・・・こんな恥ずかしい映像、始め
て見ます・・・あッ・・・いやだ・・・画像のファイル名が黒人と日本人女性
のモノばかり・・・『ご主人様』は、寝取られ属性がおありなんですね?」
デスクトップには、日本人の乙女が黒チンで貫かれる画像が、スライド
式に並んでいた。これは、自慰時に画像を自動でスライドさせる仕様と
なっていて、イケるシーンばかりをチョイスした、言うなれば良仁ダメ
萌え仕様とでもいうべきモノ。今は気づいてはいないが、実はこのファイ
ルには、悪評高きあのウイルスが添付されており、良仁は後日、己の
デスクトップを世界中に曝け出す事になる。もちろん、メールや使用者名も。

(俺の恥ずかしい属性を一発で見破るとは・・・何者なんだろう、この娘)
ズバリと寝取られ属性を見破られ、赤面する良仁。しかし、それ以上に
彼の心の琴線を爪弾いた言葉があった。それは──

『ご主人様』

という一言である。それと、この時気づいた、土足で室内へ乱入した郁美
のはっちゃけぶりにも、僅かに萌えていた。横着萌えというか、ドジッ娘萌
え属性。要するに、ダメ萌えが、体の芯まで染み付いているのである・・・・・
225あはん:04/12/18 21:05:20
「ほうほう・・・いやッ!こんな太いモノが・・・ああ、ふてえ野郎って
感じですわ・・・」
郁美は前のめりながら、モニタに釘付けである。しきりにマウスを
カチカチと鳴らし、ブラウザーを破壊しかねないURLも勢い良く
クリック!そうして、怪しい画像を片っ端からダウンロードし、ハード
ディスクへ保存した。どうやら、後でまた閲覧するつもりらしい。追記
すると、この画像ファイルの中には、各種のウイルスが詰め合わせ
になっており、すぐさまパソコン自体が崩壊するような、香ばしい状況
に陥るのだが、それは別のお話。

「あの・・・郁美さん」
良仁は、背後からか細く囁いた。声が小さいのは、、前のめった郁美
のヒップを包む、ピンクのパンティが丸見えだったからだ。実は良仁、
この年まで三次元の女性と付き合った事が無く、今もって身体は純潔。
そのせいあって、むっちりと脂が乗った、郁美の桃尻が悩ましくて仕方
がないのである。

(下着が見えちゃってます・・・ごにょごにょ・・・)
口ごもる良仁。この青年、凄まじいエロ画像を収集しているくせに、目前
の女へ襲い掛かる勇気を、持ち合わせてはいなかった。もっとも、脳内
では数々の漫画、アニメ、エロゲームのヒロインたちと結婚し、聞くも恥
ずかしいプレイに及んでいるのだが、それらはあくまでも妄想での話。
夢はともかく、現(うつつ)においては、まるでダメ男なのである。
226あはん:04/12/18 21:19:19
(勃起してきた・・・)
童貞男にとって、目の前の生下着はあまりにも悩まし過ぎた。今、
良仁の股間は熱く滾り、ズボンを破らんとばかりに硬直している。
その矛先は言うまでも無く、押しかけメイドの下半身。

「はあ・・・あら、あら・・・お尻の穴に、男性のアレが・・・いやあ・・・
入っちゃったあ・・・」
背後に不穏な空気が満ち始めているのも知らず、郁美はまだパン
ティ丸見せの状態で、怪しい画像を見続けている。この時、ブラウザー
がウイルスの検知を幾度も発したのだが、彼女は問答無用でマウス
を走らせた。もちろん、パソコンは暴発寸前。ついでに言うと、良仁の
ソレも。

(こ、この部屋には俺と彼女しかいない・・・)
ゴクリ、と生唾を飲む良仁。理性が少しずつ砕け、激情の波に浚われ
ていた。そして、青年の手がメイドの腰へ触れた時──

「やッ!なんです?」
「あんたが悪いんやあ!セクシーすぎじゃあああああああ!」
「いやーッ!離して下さい!」
押しかけメイド、郁美は四畳半のアパートの真ん中で、押し倒された。
家賃、月四万五千円。築は古いが、日当たりはそこそこに良い、童貞
青年が住まう部屋で──
227あはん:04/12/18 21:34:20
「いやッ!およしになって、ご主人様!」
「なんでだよ!メイドは、ご主人様のおもちゃになるのが、決まりじゃ
ないか!」
「それは、エッチなゲームや、漫画の中だけです!メイドの本業は、
家事なんです!おやめください!やめてーッ!」
不毛な遣り取りの後、無残にもびりり・・・と絹を裂く音が、室内に響き
渡った。郁美の衣服が剥かれたのだ。

「ああ!」
背後から襲われ、とっさに身を屈めたものの、郁美に逃げるチャンス
はありそうにない。良仁の体が、彼女の四肢を覆うように絡みつき、獲
物に喰いついた、猛獣を思わせる気迫がこもっていたからだ。

「およしになって!」
「暴れるな!」
乳房を揉まれ、半身になったのがいけなかった──郁美が、腰を僅か
にひねった時、良仁の手がスカートの中へ侵入する。寝転んでいれば、
あるいはパンティは脱がされなかったのかもしれない。しかし、郁美は
前のめったまま、尻を高く上げていた。女を襲う男にとって、これはまた
とない絶好の格好なのである。寝転んでいる時と違い、パンティを脱が
せる際に、腰を浮かして貰う必要がないからだ。

「いやッ!」
郁美の下半身で異変が起きていた。見られてはならない女の秘所。す
なわち恥肉が、澱んだ室内の空気にさらされたのである。
228あはん:04/12/18 21:48:24
「お、大人しくしろって・・・入れる場所が分かりにくいじゃないか」
郁美のパンティを太もものあたりまで下ろし、恥肉を掻き分ける
良仁。幾重にか重なった花弁は、見るも美しい芸術彫刻のような
趣があった。もちろん、色もくすんでなどいない。

「やだ、やだあ・・・」
異性の指で恥肉を掻き分けられる──それも、望んだ相手では
ない。女にとって、これほどの屈辱があろうか。しかも、悪戯な良仁
の指は、無遠慮にも女穴へと入ってきた。
「うわ・・・すっげえ・・ぬるっと入っていったぜ・・・濡れてんじゃん」
「いやあ・・・ご勘弁を・・・」
先ほど、様々なエロ画像を見たせいか、郁美の女はぬるんでいる。
それが災いし、膣穴が良仁の指を容易く受け入れてしまった。生理
現象とはいえども、女として、知られたくない状態である。

「指が二本入っていった・・・もう一本くらい呑み込めそうだな・・・」
「ああ・・・」
目を閉じると、膣内で指が踊っている様が脳を過ぎり、郁美の理性
を焼いた。本能の部分、女としての働きが、淫らな蜜を滴らせようと
している──郁美は怯えた。良仁が次なるステップに移るのを。
そして、それに抗う術の無い自分に、絶望も──
229あはん:04/12/18 22:03:16
「これだけ開いてりゃ、入れる所はすぐ分かるな。へへへ・・・」
いい加減、指で郁美の女穴を弄んだ後、良仁は剥き出した男根を、
ほぐされた濡れ肉へあてがった。もう、一つになる距離は僅か。
「ああ・・・」
郁美は、前のめった状態のまま、左右の手足同士を縛られていた。
膝を折った形で顔を伏せ、尻だけが高く上がる姿勢である。その
様で、今や風前の灯となった貞操の行方を案じ、茫然自失となって
いる。

「入れるぜ」
ぐっと良仁の下半身に力が入った。いきり勃った男根は、すぐさま
濡れ肉の中へと埋まっていく──
「ああーッ・・・」
郁美の断末魔が上がった。肩をいからせ、下半身に響く異性の侵入
を何とか拒みたかったが、それもかなわず、惨めな喘ぎをこぼすだけ
である。

「うおお・・・チンポが吸い込まれていくような感じだ・・・」
男根が肉襞に包まれ、歓迎されているような錯覚に陥る良仁。郁美
の肉穴は弾力に優れ、吸いつくような趣を持っていた。そのくせ、むず
がってはむせび泣きながら、男根を女芯の奥底まで呑み込むが如き
動きも見せる。理性が拒んでいるのに、肉体は受け入れてしまう──
そんなもどかしさを、郁美は遠のき始めた意識の中で、覚え始めた。
230あはん:04/12/18 22:16:58
「ハア、ハア・・・おおうッ!」
ぎこちない動きだが、良仁はそれこそ痴呆になったように腰を
動かしている。男根が膣内の粘液で馴染み、挿入時の肉を分
け入るような感触も失せていた。今はもう、郁美の女穴は性具
と化し、己の快楽のためだけにあるとさえ思える。

「・・・・・」
それに対し、郁美はひとことも言葉を発しなかった。というより
は、無理やりな結合のために、言葉も無いというのが本当の所
であろう。それに構わず、畜生のように腰を振りつづけた良仁
は、その甲斐あっていよいよ本懐を遂げる。

「イ、イクぞぉ・・・おおッ!」
男根の根元で、いったん溜めるような感触を覚えた後、自分
でもおそろしくなるくらいの快楽が、腰骨を突き抜けていく。尻の
穴をきつく締め、一滴でも多く男汁を郁美の胎内へ注ぐ──
そんな行動が、自然と出た。

「!!」
目をかっと見開き、明らかに怯え顔となる郁美。望んでもいない
相手との性交──その上、強制的な受精──このような暴虐は
あり得ない、いや、あってはならないのだ──哀れなこのメイドは
心の中で何度も呟くのだが、それらは決して誰の耳にも届く事は
なかった。
231あはん:04/12/18 22:32:08
朝日が良仁の頬を照らしていた。気が付けば、夜を徹している。どう
やら眠っていたらしいのだが、はて、あのメイドはどこに・・・と、良仁は
首を傾げた。
「やり過ぎたな・・・」
晴れて童貞を散らした良仁は、郁美が抗わぬと見るや戒めを解き、散々
にかの麗しい女体を貪った。幾度射精しただろうかも、記憶に無い。ただ、
覚えているのは、犯し嬲られる郁美の体が、淫らな反応を示した事だけ。

「あッ!あッ!ご主人様ぁ・・・」
自ら股を割り、良仁を嬉々として迎え入れる郁美も、数え切れないほどの
絶頂を得ていた。犯され抜くうちに、淫らな自分を発見したらしく、最後の
方では自ら腰を使い、男根を愛しげに包んでいる。しかし、その淫蕩で愛
らしいメイドの姿が、どこにも見当たらないのだ。
「逃げちゃったんだろうな・・・まあ、当たり前か」
良仁はふとパソコンのモニタを見つめた。すると、なにやらデスクトップ
にメッセージが残されている。

『押しかけメイド。また参るでごわす★』

「・・・郁美ちゃん」
語尾が気になるが、押しかけメイドは再びの来訪を約して帰って行った。
それが分かっただけでもめっけもんである。良仁の顔に笑顔が浮かんだ。
更に追記すると、この時彼のパソコンはその機能のほとんどを失い、日記
帳程度の能力しか残していなかった。ウイルスがOSを侵食し、ハードディ
スクを粉砕していたからだ。
232あはん:04/12/18 22:43:29
それより十日後の深夜零時。またもや、
「メイドの御用は無いでござろうか」
という声が、良仁のアパートの前で響いた。ちょっと、声が低い感じは
したが、ふざけた語尾に昔日とも思える、いつぞやの艶事が、初心者
マークの取れた青年の胸を、期待で躍らせる。

「開いてるよ、入っておいで」
良仁の心は昂ぶっていた。押しかけメイドさんとの甘々な日々が、これ
から始まる。ラブなロマンス万歳!そう叫びそうになった。しかし・・・
「御免」
そう言って玄関のドアを開けたのは、郁美ではなく、いかめしい顔の
男であった。しかも、何の酔狂か侍姿。というよりは、時代劇で見るよう
な、浪人の姿なのである。

「あ、あんた、誰?」
「押しかけメイド、推参でござる」
良仁の問いに澱みなく答える侍メイド。物言いこそ丁寧だが、腰に提げ
た大小の刀が、どうにも物々しい。それと、良仁を見る目が艶っぽい。
「か、勝手に入ってきちゃダメだって!なんだよ、あんた!」
「はて、それは珍妙な。貴殿、先ほど入っておいでと言うたではありま
せぬか」
月代を剃り、髷を尖らせたその男は四十歳前後。にやっと笑うと、某悪役
商会の誰かに似ていた。
233あはん:04/12/18 22:57:29
「で、出てってくれ!」
「まあ、そう言わず・・・おや、貴殿、パソコン中であったか。おお!
なんとしたことか、モニタに女姓の裸が!」
いきり立つ良仁をよそに、浪人メイドはパソコンの前に鎮座した。先日
往生されたマシンの代わりに購入した、最新機種である。呆れたとい
うか、やっぱりというか、ダメ萌え青年は当たり前のようにエロ画像を
見ていた。それを、浪人メイドが見咎めたのである。

「ははあ・・・」
男はにやりと口元を歪めた。何やら思案した様子である。そして、顎
に手を当てて、こう言ったのだ。
「貴殿、欲求不満でござるな?よろしい、拙者が夜伽をいたそう。なあ
に、拙者は衆道(男色)も長けてるゆえ、何の心配もいらぬ」
「なんだそりゃ!もしかしておっさん、ホ、ホモ?」
じりっと良仁と浪人メイドの距離が詰まる。嫌な空気が室内に満ちた。

「助けて!」
そんな良仁の叫びが辺りへ響き渡り、物語はここで終了。この後の事
は、悲惨過ぎて記すのが憚れる。そしてそして重複するが、冒頭で述
べた推参メイドについて追記を。最近、これらは男バージョンや、美人局
バージョンなども登場し、巷を益々困惑させているとの事。どうか諸兄も、
隙を見せぬよう留意してつかまつりたく候。

ってことで、おしまい。
234名無しさん@ピンキー:04/12/18 23:24:47
なんだこれ…ちょとワラタ(;´Д`)
235名無しさん@ピンキー:04/12/18 23:36:50
ワロタ
いきなり緊縛プレイとは
ずいぶん威勢のいい童貞ですな
とりあえず乙
236名無しさん@ピンキー:04/12/19 00:49:13
>浪人メイド

脳裏に三船敏郎が浮かんだ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
237名無しさん@ピンキー:04/12/23 17:35:02
HOSYU
238名無しさん@ピンキー:04/12/28 17:34:26
hosyu
239名無しさん@ピンキー:05/01/02 23:30:53
ほしゅ♥
240名無しさん@ピンキー:05/01/07 19:07:50
HOSYU
241名無しさん@ピンキー:05/01/12 11:56:41
HOSYU
242名無しさん@ピンキー:05/01/15 18:12:43
tp://seijyun15.kt.fc2.com/
243名無しさん@ピンキー:05/01/18 01:19:22
hoshu
244名無しさん@ピンキー:05/01/23 15:43:10
もう降臨してくれないのかなぁ
245名無しさん@ピンキー:05/01/24 00:29:22
信じてHOSHU
246名無しさん@ピンキー:05/01/28 16:34:28
保守
247名無しさん@ピンキー:05/01/31 02:06:00
ほしゅ
248名無しさん@ピンキー:05/02/03 19:00:48
age
249猫メィド☆みあ:05/02/03 22:03:33
ご主人しゃまぁぁ。。。
250名無しさん@ピンキー:05/02/04 23:54:59
ご主人様。
耐えるのもまた大切な業務でございます。

速やかに保守いただくのがよろしいかと・・・。
251名無しさん@ピンキー:05/02/11 20:56:12
TRPGのメイドRPGというのを買った。
屋敷の中で、ご主人様の寵愛を得るために奉仕したり他のメイドの妨害をしたりするのが
目的なんだけれども、
どうやら自然にエローい方向に向かう模様。
エロイ。
がしかし、プレイヤーが男ばっかだろうからゲラゲラ笑いながら楽しむのが良いんだろうな。
252名無しさん@ピンキー:05/02/14 19:10:50
↑ここ見れ

メイドRPG
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1104078737/l50
253名無しさん@ピンキー:05/02/17 17:49:25
254名無しさん@ピンキー:05/02/18 23:41:04
キーボードはローランドのしか使えない漏れが来ましたがスレ違いなんでDTM板に帰りますよw




PCのキーボードはカチャカチャ煩いのが好きですな
255名無しさん@ピンキー:05/02/18 23:44:36
誤爆った…

氏ね漏れ
256名無しさん@ピンキー:05/02/23 19:58:22
保守
257名無しさん@ピンキー:05/02/28 20:24:52
どなたかよろしくお願いします
258名無しさん@ピンキー:05/03/06 00:58:43
他力本願
259名無しさん@ピンキー:05/03/06 07:43:58
メイド好きっぽいじゃないかw>他力本願
260名無しさん@ピンキー:05/03/10 00:49:43
ほしゅ
261名無しさん@ピンキー:05/03/11 06:02:27
ひとりで作ったとか言うメイドアニメを見たら
レズなメイドがパンツはいてないのに怪獣と戦ったりしてて最高だった
262名無しさん@ピンキー:05/03/11 19:18:35
誰か何か、適当なプロットを作ってくれないか。マジメな。
それを元にすれば書けるかもしれない。無理かも知れんが。
263名無しさん@ピンキー:05/03/13 04:16:27
>>262
主な登場人物
・メイド(17)
借金のかたに「買われてきた」女の子。義理の父に性的虐待を受けていた。
今までの悲惨な境遇から諦めの気持ちでいたが思いがけない厚遇に戸惑う。
・ご主人さま(28)
普段はやさしく思いやりがあり彼女を暖かく見守っているのだが、
月2回のある日だけは彼女を苛む。
・だんなさま(70)
政財界に影響力を持ち資産も計り知れない人物。
実はご主人さまはこの人物に雇われており、月2回マジックミラー越しに
メイドとの痴態を要望どおりに見せることを義務付けられている。
264名無しさん@ピンキー:05/03/13 04:23:32
初めてこの屋敷に連れて来られた時から彼女は覚悟していたのだが、
ご主人さまと呼ばれる人は優しく、身体を求められることもなく、
高校へも行かせてもらえることとなった。
しかしある晩、メイド服を着ることを命じられ、
ご主人さまの部屋に来るように言われた。

その部屋は大きな鏡があり、戸惑いながらご主人さまの顔を見ると
「まずはスカートとショーツを脱ぎなさい」
「え?」
「早く!」
と・・・
265名無しさん@ピンキー:05/03/13 04:25:27
>>262
ぜひぜひよろしくお願いします
266262:05/03/13 23:44:54
>>265
ぬぬ、ぬ・・・ま、またムツカシーのを・・・
な、なんとか頑張ってみる。これも修行か。目指せメイド作家。
でも素人だから多めに見てつかーさい。

ついでにあつかましいお願いかも知れないけれど、
参考になりそうな漫画とか小説とかSSとかあったら
ぜひ教えてください。お願いします。
267名無しさん@ピンキー:05/03/14 00:27:26
流れをブッた斬って悪いけど、
メイドなんだけど実の妹で、お兄ちゃんご主人様に尽くす様な、
漫画や同人誌ってないか?
エロゲならありそうな気もするが、エロゲには手付けないモンで。

『実の妹メイド』
こんな感じのシチュエーションを見たことある方は教えて下さい。
「ご主兄様〜」(俺の造語。「ごしゅにいさま」?w)とか、
言ってくれる様な…w
268名無しさん@ピンキー:05/03/14 01:30:16
スレ違いだったらすみません。
前ネットで『ご主人様養成学校』みたいなタイトルのエロ小説があって、探しているのですが、見つかりません。 知ってる人がいたら、URL教えてください。
269名無しさん@ピンキー:05/03/14 01:56:06
>>267
おにゅじんさま

じゃだめかい?
270名無しさん@ピンキー:05/03/14 16:06:50
>>267
普通にお兄様でいいんじゃね?
271名無しさん@ピンキー:05/03/14 18:36:46
正直、どっちに転んでも残った方のウマミを消すだけのような・・・>妹メイド
272名無しさん@ピンキー:05/03/14 19:06:23
>>267
妹だからってけじめはつけないといけませんよ?
でも何度言っても
「おにぃ、ご主人様〜」

>>271
どっちにも転んでないからウマいんだと思う
273名無しさん@ピンキー:05/03/16 22:05:22
>>263-264
おもしろそうので、利用させていただきます。
遅筆&気分屋なのでHDDの肥やしで終りそうですけど(苦笑)

>>262氏 頑張れ〜 と無責任に応援
274名無しさん@ピンキー:05/03/21 03:25:46
“ぴちゃ、ちゃぷ……”
 どこか遠くで、音が聞こえる。
 閉じたまぶたを通して、明かるさを感じた。朝が来たのだろうか。
 腰の辺りに、暖かな感触。股間に突っ張った感じと、そしてそれを優しく包むしっとり
とした温もりを感じた。
 ゆっくりと、意識が眠りの霧の中から浮かび上がってくる。
“ちゅぱ、ぬちゅ……”
 それにともなって僕の耳に、その水音にも似た、扇情的な響きを含んだ音がはっきりと
聞こえるようになった。
「ん、む……ん」
 のどの奥にこもったような、鼻息混じりの声。その息づかいが、僕の股間の付け根の辺
りをくすぐったく撫でた。
 ゆっくりと目を開けると、そこにはいつもの落ち着いた朝の光景があった。
 僕の股間に頭を埋める、我が家に使えるメイドの少女。もっとも、顔を伏せている今の
状態では、その白い飾りを付けた頭や、紺を基調とした制服の肩しか見えない。艶やかな
長い黒髪は仕事をしやすいように後ろにまとめられている。前髪が垂れて、顔を隠してい
た。

275名無しさん@ピンキー:2005/03/21 03:39:57(月)
>>267
影乃いりすの作品にある
276名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 15:52:54
>>267
>>275のは今月のコミックRINに載ってるので探しやすいとは思う。
277267:2005/03/24(木) 02:06:56
あるんだ!?wなんて喜んだのはいいけど、
影乃いりすかよ…。ロリ絵嫌いなんだよね…。
兄妹漫画スレでも書いた事あるんだが。

しかも、>>276によると単行本作品では無い様だね。
雑誌はわざわざ買わないんだ、俺。
わがままだなw
278名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 04:27:12
ロリ絵?
短い単発ネタでいいなら影乃いりすの「まなざし」に収録してある「JokersSHUFFLE」は妹メイド。
あと同人だけど赤Marlの乃絵美本が何冊か。
279名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 05:36:14
あんまりロリ絵って感じないけどな影乃。萌え絵ではあるけど。
280名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 01:48:57
ほしゅ
281名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 09:01:49
ほしゅ
282名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 06:25:50
メイド服脱がさないで欲しい・・・
283名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 10:14:26 ID:hEZoO0FP
二次元ドリーム文庫の、ムチむちメイド姫織って誰か読んだ?
もう出て半年ぐらいは経つんだけれども。
284名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 00:51:50 ID:7m1DvXma
ほしゅ
285名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 01:57:10 ID:fnRxGKzW
メイドさん属性に萌える人は
やっぱりコスチュームが重要ですか?
それとも、主人に使えるという身分設定ですか???????
286名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 02:23:39 ID:KbiFVsOY
>285
前スレより

「もっとも恐るべき萌えキャラとは何か わかるかね9の名無しさん」
「……メイド?」
「そうだその通りだよ 我らの女神メイドさんだよ9の名無しさん
 では何故メイドさんはそれほどまでに萌える?
 メイドさんは弱点だらけだ ドジで まぬけで お皿や花瓶をよく壊す
 料理が不得意で 掃除が下手で 過度な露出も無い
 ほとんどのメイドさんは普段は館から出られないうえ
 安息のねぐらは唯一ツ 自分の部屋のベッドだけ
 それでもメイドさんは最萌の存在と呼ばれる 9の名無しさん 何故だかわかるかな」
「………………
 顔がかわいいこと?」
「それは決定的ではない」
「的確な命令をしないと仕事を増やして困る?」
「少々役不足だ 困らせる法はそれに限らん」
「エプロンドレスやヘッドレスをつけてる?」
「それは確かに萌える事だ だが最萌か、とは少し違う
 もっともっと もっともっと 単純な事だ」
「………………
 身分が低い?」
「そうだ。メイドさんには身分の差があるんだよ9の名無しさん
 ヘッドレス めがね エプロンドレス ニーソックス ガーターベルト パンプス etc etc
 しかし最も恐るべきはその純粋な立場……『下女』だ
 身分秩序を軽々と当然のようにねじ曲げる
 そしてたちの悪い事にメイドさんたちはその状態を自覚している
 単一能としてではなく、彼女らの理知(ロジック)をもって
 命令を実行する『下』女だ
 メイドさんの身分違いを自覚しての恋は萌死を意味する
 いいかね9の名無しさん メイドさんとは知性ある『身分』を使う女性なのだ
 これを最萌と言わず何をいうのか」
287名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 02:51:34 ID:fnRxGKzW
>>なるほどね

昔なら高貴な女がおとされるのが主流だったはずなのに
今の萌えは、弱い事がポイントになるなんてね
288名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 04:25:43 ID:4PFLvR8X BE:101798584-#
俺はコスチュームにしか興味無いが。ナチスの軍服をカッコイイと思うようなもん。
289 :2005/05/11(水) 23:48:18 ID:VjiRoQlQ
メイドさんがでてるエロ漫画で作者、題名がわからないのがあるんです。

結構、リアル系の絵で、当時の貴族の習慣や(朝食を腹いっぱい食べるのが美徳とされていて、腹ごなしに裸で散歩する、など)

メイドさんや従者の身分、役割の解説もあって面白かったんですが

(双子の巨根御者にやられちゃったり、御主人のお相手はもっぱら家庭教師!主人公のメイドさんは相手にしてもらえない・・・)

わかる方いらっしゃいませんか?

290名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 01:11:50 ID:G3MISJjA
やはりメイドには首w
291名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 12:28:11 ID:2AMCocMr
首の何がおかしいのかと一瞬迷っt
292名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 23:36:03 ID:ixsTXIAT
>>282
禿同
絵とシチュエーションが良ければ乳出しすら不要


・・・というか、激しく>>250に萌えた
293名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 14:11:45 ID:xxlulCLi
>>292
お褒めに預かり大変光栄でございます…。
294ネットドラマ:2005/06/03(金) 05:44:02 ID:eWILE4u5
【マギー’s犬Jr.】
「この役立たずの犬がっ!」
「申し訳御座いません、御主人様」
「あたしを誰だと思ってるんだい」
「御主人様」

無料ネットシネマ、見て損は無いぞ
http://maggy.netcinema.tv/
295名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 22:55:21 ID:60cfsNTh
「おかえりなさいませ、ご主人様」や「いってらっしゃいませ、ご主人様」こんな
言葉は当たり前!!宿泊施設“もえるーむ”だからこそできる就寝前の「おやすみ
なさい、ご主人様」や起床時の「おはようございます、ご主人様」など、まるで
本当に《 館 》の主になった気分。夕食・朝食共にメイドたちが完全手作り。
ご主人様の為に一生懸命作った料理は愛情と真心いっぱいでとにかく美味。
夜にはメイドしゃかしゃかカクテルバーも有り!

“もえるーむ”には海が一望できる3種の露天風呂をご用意いたしました。
水着をご持参いただき、着用してご入浴すると、お風呂場にもメイドが登場
することも!?かわいくて従順なたくさんのメイドたちと田舎ならではの
最高のロケーションが、ご主人様に最高の癒しを約束します。この内容の他
ここでは言えない数々のサービス有り!!“モエルーム”は「ご給仕」に
とどまりません!!“もえるーむ”にしかないメイド達の『ご奉仕』に
ご主人様も大満足まちがいなし!

http://www.moeroom.com/plan.htm

所在地・交通
静岡県熱海市網代627-1086
296名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 23:14:15 ID:Km2A2Ie3
散 々 既 出
297名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 20:32:52 ID:XKzB9vf/
298名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 02:17:31 ID:fNQfNXdV
>>297
詳しく
299名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 02:48:03 ID:3U5/Y/no
これ前にも見た気がするけどコラかなにかかな?
300名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 08:08:49 ID:uYOrXRbu
保守
301名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 23:28:42 ID:dDPjsC3I
保守
302名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 08:15:24 ID:JxqhtUAM
「おっはにゅう」 あじす・あべば

にてメイドさんを確認
303名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 01:49:24 ID:Kpkny6Od
304名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 02:06:58 ID:zsTF5SE1
>>303
>>148の10〜
305名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 02:07:28 ID:S2lLfgMJ
いいね。朝はメイドさんにフェラされて起されたい
306名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 21:25:32 ID:z8ZFOeaL
>303,304
それほどまでに・・・・時は流れたということか(涙
307名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 22:55:05 ID:QQV3bTUu
未だにお気に入りに入れてるんだが・・・
308名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 07:28:24 ID:v8qpmlKS
影乃いりすの新刊に「えぷろんアタック」が収録されてるらしい。
309名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 11:20:26 ID:I2VoQUce
>>308
勿論買った。
紗耶香かあいいよ紗耶香(*´Д`)
310名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 21:07:41 ID:JgaWGEWc
311名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 02:47:24 ID:t52Ei9Sr
>>308
えぷろんアタック最終話、雑誌に載ったときは余りの白さに内容を吟味する気が起きなかったけど、
ちゃんと仕上がった状態で読んだら、マジネ申 レベルだった。

俺も欲しいよどじっこメイド(*´Д`)
312名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 17:03:20 ID:cNRMkJz1
>>311
マジか・・!
スルー予定だったけど購入してみるか(*´Д`)
313名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 02:26:58 ID:w0f4xvi8
>>312
健気系どじメイドさん属性なら買って損は無いかと。
影乃いりすだからもちろん貧乳&着衣が好きなら、の前提があるけど。
314名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 03:27:04 ID:6NJ8kGCM
315名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 18:48:52 ID:Yn4+bYoE
316312:2005/08/14(日) 03:23:13 ID:Qx72ozD/
>>313
着衣好きなのでむしろ大歓迎
近場で売ってなくて注文してようやく届いたのだが・・

あれはいいものだ(;´Д`)ハァハァ
317名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 14:13:09 ID:q6gWXPR/
test
318名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 01:21:12 ID:EW2ZYHKj
ほしゅ
319名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 13:00:20 ID:TdS6Jagz
保守
320名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 04:21:34 ID:3UFjaZP8
ほっしゅ
321名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 22:58:47 ID:kmu6EiDJ
保守!
322名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 23:59:33 ID:cfEmRbsN
私も保守いたしますが…
そろそろ厳しいのではないでしょうか、旦那様。
323名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 02:29:23 ID:dl3I0aNP
「えぷろんアタック」以降、メイドさんの話が収録されてる単行本って出てるのでしょうか?
もちろん作者問わずで
324名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 23:31:41 ID:KnCPl72r
hosyu
325名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 04:06:38 ID:lPUFjJ7m
朝のメイドさんのフェラは憧れる。
起きたらメイドさんが根元まで咥えてて
で、優しく
「おはようございます。ご主人様。どうぞこのまま出して下さいませ」
なんて言ってくれて・・・・

たまらん。

双子姉妹のメイドさんもいいね。
夜中にメイドさんの部屋から物音がすると思ったら、姉が妹のを舐めてて。
で、妹もまんざらでないわけさ。
そこへすかさずご主人様も乱入。姉の方に入れちゃって3Pですよ。

いや、単に俺がメイド・双子・百合属性なだけなんだが。
326名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 04:17:17 ID:/ShZArLA
>>325
そうだね。
そのシチュに憧れてるのは、あなたと俺を入れても30万人くらいしかいないと思うよ。
327名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 11:20:31 ID:M+VO56+n
俺もどうやら>>325と双子らしい
328名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 13:42:52 ID:pHj245to
ここは俺がたくさんいるインターネッツですね
329名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 14:09:38 ID:Yj2Vz9ek
>>325
百合以外は同意
330名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 00:09:46 ID:2QcjpP0Y
メイドインジャパン
331名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 01:06:17 ID:Xx1ync4I
保守
332名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 02:27:26 ID:wNg0gwqW
幻冬舎のアンソロ「ベラドンナ」
半分くらいがメイドメイン。
333名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 23:11:42 ID:KxB/BeoR
ほしゅ
334名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 14:41:33 ID:0Z3EIVwn
hosu
335名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 19:07:51 ID:FyylDysH
おしかけメイド隊(二次元ドリーム文庫)

見習い3人+教官1人。ラストに5P。
ハーレム好きとしては結構良かった。
まぁメイド達は恥じらいなく盛ってるがw。

336名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 21:39:32 ID:dguKbhRh
こんな子達に尽くされたい

ttp://pukasec.sakura.ne.jp/ren/img-box/1135595857512.jpg
337名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 10:51:38 ID:ERlF7kMD
補修
338名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 21:54:09 ID:FtLZiEK7
hosyu
339名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 16:53:34 ID:gLWL6V11
HOSYU
340名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 16:09:43 ID:+j8j9eol
ほっしゅ
341名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 22:31:17 ID:P0j/RO+R
>>323
亀レスだが・・・

Made by Maid ねことはと
(モエールパブリッシング)

表題作でもある30Pほどのマンガがメイドさんもの。
後書きによると、同人誌が初出で単行本用に再構成されているとのこと。
内容はメイドさんとお坊ちゃまの王道もの。
「キャベツか大根」というセリフがツボに来た。
他に1本がアルバイトのメイドさんマンガ。
着衣エロとおぱいが好きならww
342名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 05:55:57 ID:cG0U51gt
>>341
さっそく検索して表紙を確認
気が付いたら注文完了してたw
良い情報サンクス
343名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 22:51:48 ID:sTNmzwNr
ほっしゅ
344名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 23:11:11 ID:yBh9hPo/
n
345名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 01:17:00 ID:nrFvja/g
「あーやっと帰ったよあのデブ」
「アレが座った後ってファブリーズいるよねー」
「どっかで刺されていなくなんないかな〜」
「てか時給良くないとやってらんないって、このバイト」
「興奮して「食べさせてあげる」オプなんか頼むなっつーの、手洗いたくなったわ」
「目が死んでるんだよね、腐った魚の目ってヤツ?}
「あ、時間だよ」
「あーだるい、またオタに媚びる時間か〜」




「おかえりなさいませご主人さま〜♪」

346前スレ9:2006/03/19(日) 12:44:16 ID:sNwt02Hs
 一年半ぶりになりますか。
 もはや需要があるのかはわかりませんが、こっそりとupを。
347前スレ9:2006/03/19(日) 12:45:51 ID:sNwt02Hs
「佐織、あんなに濡らしながら、震えてる。きっと、あそこが寂しくて仕方がないんだね」
 僕は手を伸ばすと、先ほど椅子の脇に置いておいた『玩具』を手にとって、彩野の前に突き
出す。それを見て、彼女は「え……」と驚きに似た声を洩らした。男性器の形を模した、バイブ
レーター。
「これで、佐織のことを、慰めてやってよ」
「はあ……え……? で、でも……そんな……、……っっはぁっ!」
 何か言い訳めいたことを口に出しかけた少女を、思いきり突き上げた。後ろから抉られ、彩
野の喉から押し出されたような喘ぎ声が溢れる。
「さあ、彩野。やるんだ」
「う……っぅ」
 弱々しく、よろよろと首を左右に振りながらも、少女は逆らわない。彼女のまた、この部屋に
満ちている異様な空気にあてられているのか。
 おそるおそるといった手つきでバイブを受け取り、佐織と正対する彩野。不自然な体勢にな
るのを、後ろから上体を抱きかかえるように支えてやって、手伝う。
「はあ……佐織、さん……」
 恥辱にまみれた姿で椅子に縛り付けられた少女と、男のモノを突き立てられ、犯されている
少女。彼女たちは、お互いの瞳に何を見たのか。
「ごめんな、さい……んっ、……ぁ」
 僕の後ろからの攻めに追い立てられながら、彩野の細い指が先輩のメイドの下着をずらし、
「……っっ!!」
 ためらいを含んだ手つきで、それでも佐織のぬかるんだ中心にペニスの模造品を挿入した。
348前スレ9:2006/03/19(日) 12:48:00 ID:sNwt02Hs
「……っ! ふぁ……じゅ……、……ふぅぅっっ!!」
 ねじ込まれたボールギャグのせいで、ほとんど滑稽にしか聞こえない喘ぎが、唾液と共に
佐織の口からこぼれ落ちる。それに怯えたらしく、彩野の肩がビクリッと強ばった。そんな彼
女を急かすように、制服に包まれた胸の膨らみを、背後からやや乱暴に揉みしだく。
「あ……あっ、ご主人……さま」
「もっと、深く。佐織の中に、入れてやるんだ」
「う……んっ、は、はい……ぁぁっ」
 少女の手で、卑猥な形をしたシリコン製のオモチャが、佐織の体内へともぐり込んでいく。
「──ぁぁ、ん……ふぅぅっ」
 椅子に縛られた身体を竦めながら、それでも佐織のその部分は、バイブレーターを根本ま
で迎え入れた。
「よくやったね、彩野。それじゃあ、よく見ていてごらん」
 髪に顔を埋めるようにして、彩野の耳元で、だけれど佐織にも聞こえる大きさの声で言う。
そしてバイブのコントローラーに手を伸ばすと、スイッチを入れた。
"bububububu…………"
「う……ぁっ、ぅぅぅ……っっっ!?」
 佐織の股間で、玩具のはみ出た部分が動く。それはこの女性を苛むための道具が、彼女
の体の中でうねうねと動作をはじめたことを意味していた。
「ぃ……ひゃ……、ほひゅひ……んんっっ」
 縛られた両脚の、ほっそりとした太ももの内側の筋肉が、張りつめているのが分かる。佐織
は、汗と涙、そして唾液を垂らしながら、顔を真っ赤に染めて眉を歪めた。
349前スレ9:2006/03/19(日) 12:49:12 ID:sNwt02Hs
「佐織……さ……っ、ああ……っっ!」
 不安げに、あるいは呆然とするかのように、彩野が呟く。そんな彼女を、僕は思いきり突き
上げる。
「それじゃあ、ご褒美だよ。彩野」
「ご……主人……っ、んんっっ」
 再び膣内を擦られ、彩野があえぎ声をもらしはじめる。上体を支えていた手を離すと、彼女
はズルズルと崩れ落ちてしまった。床に伏せながら、腰だけを突き上げた体勢になった少女
の腰を両手でつかむと、僕は本格的に彼女の中を前後しだした。
「ん、ぅっ……はっ、……はぁっ!」
 僕と彩野が摩擦し合うその箇所から、いやらしい水音が聞こえてくる。熱く、柔らかく、きつく、
ぬかるんだ、気持のいい場所。その中に最も敏感な部分を埋めながら、僕は彼女の感触を
存分に楽しむ。
"じゅ……、ぐちゅ……"
   「はあっ……、はあっ……」
 できるだけ大きく、できるだけ深く、彩野を貫く。佐織に、見せつけるために。
「はあ……っ、彩野……きもちいい、よ……っ」
「んっ、くぅ……っ、……ご主人さま……あぁぁ」
 お互いがお互いに与え合う快感。そして、
「……っ、ふう……っぅ、……っっ」
 そんな僕たちを、目元を真っ赤にして、目を潤ませながら、それでも哀しそうな瞳で見つめ
る佐織の視線を感じながら、僕のなかで倒錯した悦楽の波が急激に水位を上げていく。
「ふぁ……、……ぅぁあ」
 佐織の瞳を見つめ返し、視線で彼女を陵辱し、僕と彩野の行為で彼女を虐げる。
 だけれども、これだけのことをして、それでもこの胸の中で暗く燻った嫉妬の心は収まらず、
更に僕を突き動かした。
350前スレ9:2006/03/19(日) 12:53:30 ID:sNwt02Hs
「彩野……顔、上げて」
「ふあ……、あ……はい?」
 何を言われ、何を求められているのか、よく理解できていないらしい彩野のおとがいに手を掛け、
絨毯に伏せていた顔を起こさせる。そのまま、腰ごと彼女を前へと押しやった。
「あ……や……っ!」
「ふ……ぐぅ、ぁうう!」
 二人のメイド達の口から、啼き声がもれる。彩野の顔が、いやらしくバイブをくわえ込んだ
佐織の脚の間へと押しつけられたのだ。
「そのまま、佐織をもっと気持ちよくしてやるんだ」
「はぁ……え?」
「佐織のそこを、舐めてやるんだよ」
 肩越しに、背後の僕に送られてきた彩野の表情は、驚きにこわばっていた。
「そ、そんな……はぁ、あああっ!」
 何か、多分拒否の言葉を口にしかけた彼女の股間に手を伸ばすと、僕は、僕らが繋がって
いる場所のすぐ近くにある、彩野の最も敏感な肉芽を指で少しだけ乱暴に摘んでみせた。
「あ……や……っ、ごしゅ……そこは……ひ、ああっ!」
 ガクガクと体を震わせる彩野。
「さあ、彩野。言われたとおりにするんだ」
「……はい、……ぐすっ……ちゅ」
「ぅう……っ、んううっ!」
 彩野が辛そうな声を出しながら、佐織の脚の間に顔を埋める。ぴちゃぴちゃと仔猫がミルク
を舐めるような音が始まると、佐織の口元からは耐えきれず嗚咽じみた息遣いがもれた。
「そうだ、いいよ……彩野。そのまま、佐織を感じさせてやるんだ。そうすれば、僕ももっと、彩
野のことを気持ちよくしてげるから」
351前スレ9:2006/03/19(日) 13:04:35 ID:sNwt02Hs
「……うう、はい……ちゅ……、……じゅ」
 素直に従い、同性のそこを、唇と舌で愛撫する彩野。一方、モーターの音を聞かせながら
膣内で動く玩具に翻弄されながら、秘裂の表面を刺激される佐織の躰は、先ほどよりも更に
震えを大きくしていた。
「や……はあ、ふ、うう……っっ!」
 ギシギシと、彼女の縛り付けられた椅子が軋む。
 苦渋に満ちたように歪んだ眉や、ぎゅっと瞑られた瞳。その眦に浮かんだ涙の雫。抑えよう
のない、見間違いようのない快感に真っ赤に染まった肌。
 あられもなく、淫らで、そしてこれほどまでに愛おしい佐織の姿を前に、僕の興奮は一気に
その頂点まで内圧を上げていく。
「く……彩野、出す……よ……っ!」
「ん……じゅ……、は……はい、来て下さ……い、……ご主人様……あぁっ」
 腰を大きく揺すり、彩野の胎内での擦れ合いを強めながら、僕は自分と彼女の快楽をつり
上げていく。しかしそれでいて、やはり今の僕にとっての心の向かう先は、直接繋がってなど
いない、佐織だった。
「佐織。お前も、一緒に行くんだっ!」
 僕の……"僕の"佐織。
 突き上げるたびに彩野が揺すられ、その動きに従って彼女の佐織に対する愛撫が変化す
る。
「ふうっ、ふう……っっ!」
 佐織の胸郭は、そんな僕の動きが伝わったリズムで上下に動き、深く熱の籠もった息を口
から吐き出させる。彼女には、彩野を通じて、僕の気持ちが伝わっている――そんな幻想が、
なのにこれほどまでにはっきりと、確信をもって事実として感じた。
「ぁぁ……、はぁ……ふ、ああっ……!」
 せっぱ詰まったような佐織の息遣いが、やはり彼女もまた絶頂に近づいていることを、僕に
教えてくれた。
352前スレ9:2006/03/19(日) 13:07:17 ID:sNwt02Hs
「は……っ、はっ……! 彩野……、佐織っ!」
 最後の力を振り絞って、二人の少女を攻める。腰の奥底からにじり上がってきたドロドロし
た滾りを、叩きつけるように彼女等にぶつけたくて仕方がない。
「く……うっ!」
 彩野を押し潰すほどの勢いで彼女の中に入り込み、そこで、限界にまで昂まったものを吐
き出した。
 同時に、
「ん……あ、……んんんっっ!!」
    「ふぅっ、ぅぅ……あああっ!!」
 少女達、下着姿の屈辱に満ちた格好で椅子に縄で縛られた佐織と、メイド服はそのままに
下半身だけを裸にされ犯されていた彩野が、同時に身体をブルブルと緊張させる。ボールギャ
グを填められた佐織の口からは歓喜と絶望とが入り交じった深い息が吐き出され、彩野の膣
壁はぎゅっと縋り付くように僕の欲棒を締め付ける。
"どくっ、どくっ!"
 何度も何度も少女の奥に精液を吐き出す拍動と、心臓の鼓動が、絡まりあって僕の内部に
響き渡り――やがて、徐々にそれが収まっていく。
「………はぁっ、はぁっ」
(さお、り……)
 そして僕は、最後に、愛しい彼女の名を心の中で呼びかけた。
353前スレ9:2006/03/19(日) 13:11:07 ID:sNwt02Hs



 いつの間にか、ロープの結び目がきつくなってしまったらしく、ほどくのに少しだけ苦労した。
「……」
 今更、なんと声をかければいいのか。わからないままに、彼女の白い肌についてしまった
痛々しい縄の痕を、後悔と共に見つめる。
 ついさっきまで荒れ狂っていた醜い苛立ちと嫉妬はその昂揚を失っていた。代わりに、やり
ばのない、居たたまらない気持ちだけが、胸の中にどんよりと重く沈み込んでいる。
(僕は、また佐織を……)
 彼女を、傷つけてしまった。自分勝手な感情のままに、また彼女に涙を流させてしまったの
だ。あまりにも餓鬼臭い自分が、情けなかった。
 少女と目を合わせることもできないまま、疲れきった身体をベッドに腰掛けさせる。
 もう一人の少女、彩野は先に部屋を出ていった。逃げるようにドアをくぐるとき、一度だけこ
ちらを振り向いた。そのときの彼女の目は、怖れるような、哀しげな色を浮かべていた。
 佐織と、僕と。二人の間に何かがあって、自分がそれに巻き込まれ、僕によって辱めを受け
たことを、多分彼女は理解していたのだろう。僕は、彼女のことも傷つけてしまったわけだ。
"カタ……"と音をたてて、佐織が椅子から立ち上がった気配がした。衣擦れの音がして、彼
女が制服を着直しているのがわかる。
 やがて身繕いをすませたのか、彼女の足音が近づいてきて、床に向けられたままの僕の
視界に彼女のつま先が入ってきた。
「ご主人様……」
 そっと、彼女の身体が寄り添い、僕の頭を抱きしめて柔らかな体温のなかに包み込んだ。
354前スレ9:2006/03/19(日) 13:11:52 ID:sNwt02Hs
「佐織……ごめん」
 温もりに、言い出せなかった台詞がぽつりと口を割って出た。
「はい」
 優しい響きを持った声が、応える。
「ご主人様……何があったのかはわかりませんが、元気を出して下さい。私は、ご主人様の
ために、そばにいますから」
「うん」
 彼女の言葉に、素直に頷いた。
 佐織と触れ合った部分から、身体の無駄な力が抜けていく感じがした。彼女のゆったりとし
た呼吸が伝わってきて、心が落ち着いていく。
「佐織、さあ」
「はい」
 だからだろう。言うはずではなかった言葉までが、胸の中からこぼれ落ちた。
「今日の昼間、街で佐織を見たんだ。男と二人で、話をしてた」
「え……、男って……」
 戸惑うような、佐織の声。それには構わず、僕は今日一日その事ばかりを考えていたことを、
彼女に話した。
「駅のすぐ近くの、オープンカフェで。佐織、すごく楽しそうな……嬉しそうな顔でそいつと話し
てた。あいつは……」
「……っ」
 佐織の喉から、なにかが発せられた。それを確認しようと、顔を上げる。彼女は口元に手を
やりながら、
「っ……ぷっ……」
 堪えきれないように、吹き出した。
355前スレ9:2006/03/19(日) 13:12:27 ID:sNwt02Hs
「佐織?」
 訳が分からなくて混乱する僕の前で、佐織はクスクスと笑っている。
「そうですか。タクミと一緒にいたのを……それでご主人様は……フフッ」
 そんな彼女の態度に僕はさらに困惑してしまう。
「ねえ、佐織。その、タクミっていうやつは……」
 彼女と一緒にいた、あの、線の細い男。美少年とか、そういう表現がぴったりのヤツだった。
 なんとか聞き出そうとする僕に、だけれど佐織は笑顔で首を横に振って見せた。
「申し訳ありませんが、それは秘密です」
「そんな……」
 さっきまでの雰囲気はどこに行ったのか。すっかり機嫌を直したようで、楽しそうに言う彼女
を、僕は呆然と見つめる。
「今日は、いっぱい意地悪されたんですから。私も、ひとつくらい仕返しさせて下さい」
 そう言われると、何も言い返せなかった。
 僕は、どんな表情で彼女を見つめていたのか。佐織は柔らかに微笑むと、僕から離れた。
「それではご主人様。今日はもう遅いですので、これで失礼します」
 一礼すると、部屋から出ていく。
 最後にドアのところで振り返った彼女の顔は、なんだか悪戯っぽい、面白くてたまらないと
いった笑顔が浮かんでいた。
「大丈夫ですよ。あとで、必ず教えてさしあげますから」
 最後にそう言って、そして、佐織はドアを閉めた。
 後には、ただ状況を理解できなくて戸惑うばかりの僕が、ひとりぼっちで残されたのだった。
356前スレ9:2006/03/19(日) 13:24:54 ID:sNwt02Hs
 ――それから何日か経ったが、佐織は"タクミ"について、何も話してはくれなかった。
 その間、僕は満たされぬ気持ちで悶々としていたわけだが、佐織も当然それに気づいてい
ながら、平然とした態度で日々の仕事をこなしていた。
 僕としても、あんなことをしてしまった後では、ムリに彼女から聞き出す事も出来ずにいて
……どうやら佐織は、そんな僕を見て楽しんでいるらしかった。
"コン、コンッ"
 そんな落ち着かない気分を抱えたまま書斎で書類整理をしていた僕の耳に、ドアをノックす
る音が聞こえた。
「どうぞ」
「……失礼します」
 扉を開けて入ってきたのは、メイド長の霞さんだった。小柄で、年齢と比べて信じられない
ほどの童顔の彼女は、歳より遙かに若く――というか、"幼く"見える。もっとも、そう口にする
と怒られるから、言わないけど。
「先日お話しした、新しく雇い入れた人間が参りましたので、ご挨拶に連れて参りました」
 そういえば、そんな話もあった。面倒だったので、すべて霞さん任せにして済ましてしまった
のだけれども。
「ああ、ごくろうさま」
 応える僕に頷くと、霞さんは廊下で控えているらしい相手に、部屋に入ってくるよう促した。
「失礼します」
357前スレ9:2006/03/19(日) 13:34:38 ID:sNwt02Hs
 まず部屋に入ってきたのは、なぜか佐織だった。不審に思う僕に軽く目礼すると、もう一人
いるらしい人影に手招きする。どうやら佐織も、その人間を一緒に案内しているらしい。
 ――と、
「え……?」
 部屋の中に入ってきた人物を見て、僕は絶句した。その人に、見覚えがあったからだ。
 華奢で線のほっそりとした、整った顔立ち。涼しげな目元。スラリとして綺麗な背筋。耳が見
える長さで清潔に切り揃えられた髪。間違いない。あの日、佐織と一緒にお茶を飲んでいた
『タクミ』だ。
 驚きに固まってしまった僕に、タクミは一礼すると、口を開いた。
「はじめまして。本日よりこのお屋敷でお世話になります、木之下拓美といいます。よろしくお
願いします」
 我が家の"メイドの制服"に身を包んだ彼女は、落ち着いた立ち振る舞いでそう言った。
「あ……うん、よろしく」
 まるで馬鹿のような受け答えをする僕を、少女は少しだけいぶかしげに見る。
 細い、首筋。ウエストから腰にかけてのラインは、柔らで。制服の胸元は、佐織に比べれば
ささやかではあるが、確かに膨らみを感じさせていた。
 美少年ではあり得ない。確かな『美少女』が、そこに立っていた。
「拓美は、私の幼なじみなんです。実は、ガールスカウトでも一緒で……」
 佐織が本当に嬉しそうに、彼女の紹介をしてみせる。
(なるほど、ね……)
 ここ数日間、彼女はずっと、コレを楽しみにしていたわけだ。
 満面の笑顔を浮かべている、佐織。そんな彼女を見ながら、僕は脱力すると同時に、自分
が感じている安堵感の大きさに苦笑していた。
358名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 15:02:10 ID:vLy7cnrm
  、  ∩
( ゚∀゚)彡 >>346-357
 ⊂彡

とりあえず一人は堪能した人がいましたよっと
359名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 16:04:00 ID:jpGe34d5
  、  ∩    、  ∩
( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡
 ⊂彡    ⊂彡
360前スレ9:2006/03/19(日) 16:47:58 ID:sNwt02Hs
 こんなで、一段落です。
 書いていてしみじみ思うのは、はじめの頃と文体もノリも変わったなあ……と。
 いまさらながらですが、今回の更新分は、前スレの

>132 彩野がご主人様とHしてるのを佐織チャンが見てて、
                ご主人様のじゃなくてバイブを与えられる
>791 ソフト縛りとかやってほしいなあ…

……のリクエストで書かせていただいたものです。
 では。
361前スレ9:2006/03/19(日) 16:49:07 ID:sNwt02Hs
>538-539
 ありがとうございます。
 さっそくのレス、嬉しいですっ。
362名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 19:14:27 ID:G5gc15tl
キトゥア━━(゚∀゚)━━!!
363名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 19:19:59 ID:1YD2zXGE
  、  ∩    、  ∩   、  ∩  
( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡
 ⊂彡    ⊂彡    ⊂彡
364名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 20:22:45 ID:Sx3okcBa
マジかー!続きキタ-!ヤター!
365名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 22:33:49 ID:eBWZwLjd
キテタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
ご主人様に仕返ししちゃう佐織さんに(*´д`*)ハァハァ

でも、彩野さんカワイソス。
という訳で、ご主人様と佐織さんと拓実さん(マテ)に、優しくされる彩野さんキボン
366前スレ9:2006/03/21(火) 09:43:58 ID:n6vMOZX+
>>362-365
 ありがとうございます。

>彩野さんカワイソス
 彩野は、次回辺りフォロー予定で……って、いつ書くことになるのか
未定ですが(苦笑
367名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 23:52:04 ID:Mm/T9zBW
  、  ∩    、  ∩   、  ∩  
( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡
 ⊂彡    ⊂彡    ⊂彡
  、  ∩    、  ∩   、  ∩  
( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡
 ⊂彡    ⊂彡    ⊂彡
  、  ∩    、  ∩   、  ∩  
( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡
 ⊂彡    ⊂彡    ⊂彡
  、  ∩    、  ∩   、  ∩  
( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡
 ⊂彡    ⊂彡    ⊂彡
368名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 15:54:40 ID:Kb4YxvCT
キタ━━。・゚・(ノ∀`)・゚・。━━!!

嫉妬解決愛上昇!
369名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 22:21:54 ID:LoMxFwCn
ずっと待っててよかった!
370名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 20:35:57 ID:gcx2lk8Y
  、  ∩
( ゚∀゚)彡
 ⊂彡
371名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 14:49:59 ID:QsmL+/nu
保守
372名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 21:52:32 ID:TedMrUcz
保守
373dfgzhui:2006/04/16(日) 14:56:39 ID:A8jUASXa
http://hp27.0zero.jp/data/499/USAPOKE/pub/20.jpg
↓その他のエロ動画+画像興味あるならどうぞ↓
http://x.z-z.jp/?sdlfkja 

http://x.z-z.jp/?dfgghs
374名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 20:25:19 ID:4ChxbaAs
hosyu
375名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 22:09:20 ID:NepNE1Iu
ほしゅ
376名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 00:32:41 ID:i6/Q1Yp/
メイド喫茶の女の子と客のセクロスはスレ違い?
377名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 01:08:48 ID:UUrbyJ47
いいよ、ネタないからカモンw
378ゅぁ:2006/05/13(土) 13:54:42 ID:5LPHYq20
ゅぁです・・。ご主人様♪だれか、、、
私で良ければ
ご奉仕させて下さい♪
379名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 22:42:45 ID:tyr2Id7w
>>378
なりきりスレに帰れ
380名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 09:32:08 ID:hXuGZNd3
ほしゅ
381名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 19:52:57 ID:A0QnFjYw
保守 ほしゅ ホシュ HOSYU hosyu
382名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 14:18:58 ID:GfidkBKk
そろそろ上げときますね
383名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 23:59:19 ID:rRNjgPqf
おーい、だれもいないの〜?
384名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 00:01:41 ID:cMWi8Okb
ノシ
385名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 01:15:26 ID:x4Hl/7KE
ノシ イルヨー
386名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 22:15:43 ID:kCUX7BO7
>>384
>>385
よかった、誰もしゃべんないからもう俺しか来てないと思ったよ
387名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 22:52:50 ID:0nwsSnbj
お勧めのメイド物のエロマンガ挙げてくか
388名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 23:16:42 ID:x72bXFDb
だが断る
389名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 03:50:56 ID:rLnWaUgN
今月のcomic RIN のカイシンシが和風メイドものだった
ただなんでエチになると全部脱がしてしまうのかと(ry
390名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 00:26:17 ID:74jNEBRa
 ま た お ま い ら か !!!!
-----
http://osaka.nikkansports.com/news/f-on-tp6-20060802-69633.html
お見合いパーティーで知り合った20代の会社員の女性を自宅マンションに約5カ月間にわたり監禁、
食事をほとんど与えず衰弱させ、激しい暴行で重傷を負わせたとして、大阪府警捜査1課と茨木署は2日、
逮捕監禁と傷害の疑いで同府茨木市の無職男(42)を近く逮捕する方針を固めた。

女性は保護された際、極度にやせていた上に精神的に激しく動揺。
恐怖心からか事情聴取に対し、男を

「 ご 主 人 さ ま 、 だ ん な さ ま」

などと呼び、かばうような言動を繰り返していた。男に大量の薬物を飲まされた疑いもあるという。
よく読むと被害者は2人目。2004年3月に1人目の女性が死んでいる。今回はその後に起きた事件。
391名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 00:29:22 ID:N0Z92kRS
そのニュース、ヲタバッシングの材料にされてるだけの誇張記事だぞ。
392名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 01:48:14 ID:9kR/BPjt
その事件はオレの地元じゃあああああああああああ!

何やっとんねん茨木警察!
看板平仮名にしてる場合ちゃうやろ!(チガ
393名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 13:28:34 ID:KJ3LrQpN
【論説】 「メイドカフェ…いい若者が大丈夫か」と胸ぐら揺さぶってやりたい…毎日・女性記者★9
1 :☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★ :2006/05/28(日) 14:04:20 ID:???0
・う〜ん……、一体何が楽しいんだろう。
 店を出た男性客(23)に取材した。埼玉から週1回程度、近くのアニメ専門店に来て本を買い
 この店で休んでいく。彼は「店員がやさしいから通っている」と答えた。
 「お気に入りの人はいますか?」と聞くと、即座に2人の名前をあげた。アニメ本に熱中
 していたはずなのに、いつメードさんを見ていたのだろう。
 彼らにとって、メードさんはアイドルのような存在だ。本物より身近なところが魅力なの
 だろうが、私はまたまた、う〜んと考え込んだ。

 大阪・日本橋で、周辺の約10軒のメードカフェを渡り歩き、1、2軒は必ず毎日行くという
 男性(19)に会った。彼は「ニート」と自称。「コミュニケーションを求めて」通うのだという。
 「アニメなど共通の話題があるので他の場所で普通の女性に話すより、メードさんの方が
 話しやすい」と言った。
 とはいえ、あまりメードさんと親しげにすると「ネット上の掲示板でたたかれる」という。

 「メードカフェ」の看板は一種のろ過装置だ。入る時点でそれを楽しめるかどうか選択を
 迫られる。さらに、ほとんどがメードさん目当てに通っていても、直接的な行動に出て
 他の客のイメージを壊すと、客同士の圧力がかかる。そうして守られた仮想世界で、
 ようやく安心できる人が多いのだろうか。
394大きなお世話だ、毎日:2006/08/28(月) 13:29:30 ID:KJ3LrQpN
 メードさんだって、今どきの女の子。接客は「演じている面がある」という人も多く、結構クールだ。
 ある店で、近くのゲームセンターで取ってきたぬいぐるみを抱え、メードさんにプレゼントする
 男性客を見た。誕生日にブランドバッグなどを贈る客もいるらしい。取材前に考えていたのとは
 逆に、圧倒的に優位なのはメードさん。ご主人様はぜい弱だ。

 数百円でご主人様になれるメードカフェの流行を、私は喜べない。幻想に守られた
 “家”で、飲み物を混ぜてくれるメードさんをうっとり眺める男性客に「いい若い者が
 大丈夫か」と胸ぐらを揺さぶってやりたい気持ちがわきあがってくるのだった。(抜粋)
 http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/manga/manganews/news/20060523org00m200028000c.html
395名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 00:49:18 ID:jENx4N+T
ほしゅ
396名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 00:51:08 ID:uR3DmR+L
保守
397名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 23:38:14 ID:0dl53nn8
ほしゅ
398名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 14:57:59 ID:l+k8LJb+
ageホシュ
399名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 19:36:53 ID:Ka44FMkT
永久にいとしく(しいなかずき)爆乳メイドに萌えた。エロすぎ
400麗羅:2006/10/08(日) 03:24:47 ID:UszDkLS1
死百、いただきます。
401名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 23:50:30 ID:AbVtk5rb
ホシュ
402名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 21:52:58 ID:sZemj+1W
【ご主人様】メイドさんでSS【朝ですよ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1141580448/

どっちに投下したらいいんだ
403名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 00:21:37 ID:Bd6KqQJJ
>>402
俺の感覚だとこっちはエロ主体、あっちはエロ度が低い(ない)って感じだな。
404名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 20:06:22 ID:Z57PlRQ5
佐織タソまだー?
405名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 20:36:01 ID:4oKy1glr
9の名無しさんって消えたのか・・・
406名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 02:28:39 ID:kOyZfw2s
最近このスレを知った者だが、過去ログ倉庫にも無かった前スレを
誰かうpっては下さらぬか?
datでもいいので

9氏の書いたものを最初から読みたい
407名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 04:39:25 ID:E9Wv9tkG
にくちゃんねるにしっかり過去ログが残っている
ttp://makimo.to/cgi-bin/dat2html/dat2html.cgi?pie/b/erocomic/1044087189/

そのうえ本人がサイトを持っている("メイドさんモノ"でぐぐれ)件について。
408名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 01:04:29 ID:V5w8ah1i
>>407
サンクス!
409名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 00:47:34 ID:94m9Qr+1
補修
410名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 02:58:23 ID:yNJDbFRu
週間少年チャンピオン先週号に掲載されてたメイド漫画はなかなかエロかったな

たぶん連載されるだろう
411hosh:2006/12/06(水) 15:00:19 ID:lo0dUfq+
ホシュ
412名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 15:17:21 ID:lo0dUfq+
転載

2 名前: 名無したん(;´Д`)ハァハァ [sage] 投稿日: 2006/08/10(木) 17:44:55 ID:Ot3Zz4+A
SS書きにトライする際のコツなど。(文責:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ)
・誰でも初めは初心者です。上手く書こうとばかり考えているとなかなか先には進めません。
 まずは自分の本能の赴くままに書いてみましょう。
・そして推敲しましょう。でもほどほどにしとかないといつまで経ってもポスト出来ません。
・本を読みましょう。他人の技術を真似するのはスキル向上のために重要です。
 オリジナリティはそこから生まれます。と思います。
・ぶっつけ本番ポストも面白いですが、まずはテキストエディタ使用を推奨しておきます。
 本スレでの公式ソフトはマイクロソフト謹製WinOS添付のメモ帳です(笑)
・というわけで書きたくなったら即トライです。
 どんな話を書けばいいのかって? それは貴方だけが知り得ることです。
・あくまでどの作品もフィクションです。妄想は妄想の中だけにしといた方が吉です。
 でもどうせ妄想なんですから思いっきり膨らませたほうが皆さんに愛されます。
413名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 08:29:16 ID:vTY1yTHF
保守

メイド「ご主人様って、落ち込んだ時どうされますか?」
俺  「んー、別に何も。寝るかな」
メイド「ほぇー・・」
俺  「どうした?何かあったか?」
メイド「えーと、ちょっとですね」
俺  「何だよ気になるな、言ってみなよ」
メイド「え、えーと・・・」
俺  「おう」
メイド「ご主人様、この間一緒に歩いてた方、彼女さんですか?」
俺  「・・・は?」
メイド「この前買い物の帰り、ご主人様が学校の側で仲良く話してるのを見たんです」
俺  「ああ・・・あいつか。なわけないだろ、ただのクラスメートだよ」
メイド「ほんとですか?」
俺  「嘘言ってどうするんだよ」
メイド「(嬉しそうに)そうですか」
俺  「てかそんな話はいいんだよ。落ち込んでたんじゃなかったのか?」
メイド「いいえ、それならいいんです!ウフフフフ…」
俺  「おかしな奴だな」
メイド「ふふ♪ご主人様に彼女なんてできるわけないですよね、よく考えたら。」
俺  「相変わらずヒドい言い草だな」
414メイド観:2006/12/13(水) 09:25:53 ID:RPykKqhe
寡黙に、そして献身的に主人を支えてこそ、メイド。
メイドはメイドでありメイドとして完結した存在でなければいけない。
ネコミミだかドジ娘だか幼馴染だかの、付加価値は全く要らない。無駄。蛇足。

無駄口を叩く萌えメイドは、メイド長より厳重注意に付されます。
メイド長はこわい人です。
しかしながら、メイド長は、主人を長年支え続けているメイド、所謂不言実行出来るメイド。メイドの鑑なのです。
415名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 18:54:11 ID:whluuTIa
416名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 03:18:51 ID:4SSg6lI1
>>415
これkwsk
417名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 09:07:58 ID:KOb7hU4e
すこやかに〜のびやかに〜 を思い出したんで、甜。
庭仕事するメイドさんもいい。
ttp://nijibox.dyndns.dk/magical/futaba/who-is-this/src/1165886998716.jpg
418名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 04:29:38 ID:vkIe6dA5
313 :水先案名無い人:2006/11/26(日) 14:35:36 ID:BTZmJVtjO
クリコミ風メイド喫茶

「ご主人さまは私たちにプライドを崩されるために来店されたんですものね。」
「おい、メニューを用意しろ!みんなで接客してやる。」
「へへへ・・・ついにあの5番テーブルのご主人さまがおねだりを始めたぜ。」
「生ご主人さまの生ご注文を伺ってもよろしいですか?」
「おっと!いちごショートを食べてしまったか・・・甘い後味がいつまでもとれないだろう?」
「お会計で生一万円札ゲ〜ット!」
「今日のお会計はいくらだ?2500円か・・・じゃあ、あと7500円お返ししたら終わりにしような。」
419名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 19:36:15 ID:nMx/Pjar
クリスマスの話なんですけど、風邪引いたのでうpするのがぎりぎりになってしました(´・ω・`)
420フランプトン・パーク 1/16:2006/12/25(月) 19:37:50 ID:nMx/Pjar
 フランプトン・パークの半地下にある暗くじめじめとした食器洗い室で、銅製の鍋を一心に素手で
洗っていたイザベル・クラチットは、馬車がやってくる気配に気づくと、急いで窓辺に駆け寄って、
鉛の枠がはまった窓ガラスから外をのぞいた。
 みぞれ混じりの雪でもひと降りきそうな灰色の空の下、剪定されたニレの木が等間隔に植わる並木
道を、二頭立ての馬車がこちらへ近づいていた。
 「ヘレン、郵便配達の馬車よ。母さんからの手紙もきっとあるわ」イザベルはよほど嬉しいのか、
うさぎのようにひとしきり飛び跳ねるといった。
 十六になるイザベルが、小作人である両親のもとからこの屋敷へ奉公に来たのは、春まだ浅い三月
のことだった。
 言葉遣いこそ準男爵の館にふさわしくなりはしたものの、家族からの手紙だけは、彼女には落ち着
いていることなどできない相談であるらしかった。
 彼女は忙しく庭の様子をうかがっては、あとどのくらいで着きそうなのか、親友のヘレン・バーン
ズにいちいち予想を伝えていたが、あいにく馬車が玄関先にとまってしまうと、そのせまい視界から
は郵便袋の重さを推し量ることができなくなった。
 イザベルにわかるのは、配達人が堅固な扉をノックしたことと執事が彼女たちの頭上を往復したこと、
馬車が方向を変えて去っていったことだけだった。
 「もうすぐクリスマスよ。わたし、お休みは母さんたちと楽しく過ごすの」イザベルは一度、陽気
にくるりとステップを踏むといった。「ねえ、ヘレン。旦那様は舞踏会の招待状をもうもらったのか
しらね? きっと素晴らしい衣装を着なさるのよ」
 「旦那様が舞踏会でどうやって踊りなさるっていうのよ、ベル?」鍋を黙々とすすいでいたヘレンは、
開いた口がふさがらないとでもいいたいのか、首を何度か振った。
 「じゃあ、旦那様はどこにもいらしったりなさらないで、クリスマスもお一人でお過ごしなさるって
いうの?」
 「だってカニンガム夫人がお亡くなりになってしまったもの」
 「乳母でいらしった方のために、何もクリスマスまで喪に服していなさることはないと思うわ」彼女
はここぞとばかりに負けん気を発揮していい返した。
421フランプトン・パーク 2/16:2006/12/25(月) 19:39:19 ID:nMx/Pjar
 「他のところはどうか知らないけれど、ここじゃカニンガム夫人がすべてだったのよ」
 「なら、旦那様のご家族がこちらへいらっしゃるのかしら?」イザベルは、石鹸水があかぎれをひ
りひりといじめるのを我慢しながら、桶に沈んだずんどう鍋を拾い上げた。
 「ここにご滞在なさるくらいならチジックのお屋敷でお過ごしになるわ。それに、旦那様はご家族
にあまりお会いになりたがらないのよ。特に弟のヘンリー様には」
 「まあ、それじゃあ旦那様はクリスマスもご家族にすらお会いにならないってこと?」
 「去年まではカニンガム夫人とロンドンへいらしってたわ。去年までの話よ。もうそんなことない
と思うわ。旦那様はお一人じゃどこへも行かれないもの」
 その時、階上のどこかから、かたい板張りの床に金属のぶつかるずしりと鈍い音が響いた。それか
ら陶磁器の割れる甲高い音、召使たちの革靴が踏み鳴らす不規則な足音がそのあとに続いた。
 息を潜めて事の成り行きに耳をそばだてていた台所女中たちは、突然、部屋に現れた女中頭兼コッ
クのミセス・ブローンにひどく驚いてしまった。
 「ヘレン、イザベル。どちらでもいいから一緒にいらっしゃい」ミセス・ブローンは両手にくっつ
いた箒とちりとりを、上げ下げさせながらいった。
 「ベル、あなたが行ったらいいわ。わたしは、これを終わらしちまわなければならないもの」ヘレ
ンは白い布巾に寝かされた大小さまざまの鍋を指し示した。「ミセス・ブローン、旦那様はベッドの
下のものも投げなすったの?」
 「ええ。そうです」ミセス・ブローンのいかめしい顔がこわばった。
 「行ってきなさいよ、ベル。あなた旦那様のお部屋に入れるのよ」
 イザベルはエプロンで手を拭くと、ミセス・ブローンにしたがって使用人専用の裏階段をのぼって
いった。階段はいくつかの小部屋を内包した個室へとつながっていた。
 彼女たちが扉を開けて外へ出ると、ちょうど廊下をはさんだ真向かいの書斎から、従僕が飛び出し
てくるところだった。
 「早く片づけてくれ。でなければ、さっさとどこかへ行ってくれ!」低く張りのない男の声が叫ん
だ。
422フランプトン・パーク 3/16:2006/12/25(月) 19:40:41 ID:nMx/Pjar
 急ぎ足で書斎を通り抜けるミセス・ブローンにならって、ひとつづきになった寝室へと踏みこんだ
イザベルは、南西のかど一面を占める、そのあまりの混沌ぶりに言葉を失ってしまった。
 豪華な手織りの絨毯の上には、ろうそくの折れた燭台が転がり、部屋の隅々には絹の枕がまんべん
なく散らばっていた。ロカイユで縁取られた鏡は跡形もなく粉々に砕け散っている。
 鼻につんとくるにおいは、炉棚飾りからしたたり落ちる水滴の集まりで、以前は小花模様のポット
だったものが破片となってその周りに散乱していた。
 慣れた手つきで床を掃いていたミセス・ブローンは呆然と立ち尽くすイザベルに、ベッドを整えて
さしあげなさいと、適切に指示を下した。
 イザベルは寝室の左手奥、ウィリアム・フェザスタンホー卿が腰かける、窓際近くに置かれた天蓋
つきのベッドまで、鋭利なかけらを踏んでしまわないように注意を払いながら、慎重に歩いていった。
 カバーが垂れ下がり、シーツは無残にもはぎとられた敷布団の上で、ウィリアム卿は顔にかかった
とび色の巻き毛をはねのけることもせずに、怒りに頬を上気させていた。
 イザベルが初めて見る雇い主の顔は、彼女の想像とはいくぶん違い、ずっと若かった。
 石膏のような肌に、眉間のしわがひとすじ亀裂のように走り、彫刻家が悪意を持ってのみをふるっ
たのか、額には苦悶のあとがいくつも横切っていた。
 「大変恐れ入りますが、旦那様」イザベルは恐る恐る、しかしながら、彼の顔をしげしげとものめ
ずらしそうに眺めるといった。「お布団を整頓いたしてしまいますので、あの、少しお離れいただく
ようお願いいたします」
 ウィリアム卿はイザベルの声のする方に眼を向けたようだったが、その視線は彼女をつきぬけて背
後の壁で行き先を失っていた。
 彼の茶色と緑色のまだらの瞳は、イザベルどころか、室内にいる彼の忠実な召使たちでさえ映しこ
んではいなかったのだった。
 彼はそばに立てかけておいたハシバミ材の杖で足元をすくう邪魔なものはないか確かめると、彼女
から二、三歩遠のいた。
 イザベルは手早くベッドを整えてしまうと、きんぽうげ色の枕を集めてまわり、それらを気持ちの
よいように一、二度叩いてから、背もたれの前に並べていった。
423フランプトン・パーク 4/16:2006/12/25(月) 19:41:23 ID:nMx/Pjar
 彼女がほかの使用人たちと共に部屋を出て行こうとしたとき、ウィリアム卿がおもむろに、杖で床
を打ち鳴らした。
 「名前は?」
 イザベルは最初、何のことかわからなかったが、執事にうながされてようやく自分の名前が問われ
たのだと知った。
 「あの、イザベル・クラチットと申します。お目にかかれて大変光栄に存じます」
 彼女は自分の口から出た皮肉に、ちょっとの間、気がつかなかったが、見る間に顔から血の気を引
かせていった。
 「さがっていい」彼は動揺などみじんも感じさせずに、ただ眼だけを伏せて言った。
 「お許しください、旦那様」イザベルは徒労であろうとなんだろうと、深々と頭を下げた。「旦那
様、ご無礼をどうかお許しくださいませ」
 「もうさがっていい」
 彼の鋭い語調に、台所女中は己の失態を呪いながら部屋を辞した。

 翌朝、まだ暁光さえ射さないうちに屋根裏のかたいベッドから抜け出したイザベルは、肌着と仕事
着と靴下二足だけの少ない身の回りの持ち物を、いつまとめろといいつけられるのか、内心怯えなが
らも、凍えるような寒さの中を北に伸びる別棟の厨房へと向かっていた。
 鋳鉄製のレンジに火をつけて、生きた心地を取り戻した彼女は、手を温めながらわかしたお湯に粉
ソーダと砂を混ぜると、そのしゅうしゅうとうるさいお手製の洗剤をテーブルにぶちまけた。
 彼女は、遅れてやってきたヘレンと一緒に、分厚い木の板や脚をたわしでこすってしまうと、最後
に冷たい井戸水でテーブル全体をすすいで、木をひきしめた。
 休むことなく床にとりかかっていたイザベルとヘレンは、冷え切った体が労働のおかげで徐々に汗
ばんでいることを感じた。
 朝日は濡れねずみのように重たく湿った雲を追いはらう気力もなく、その隙間から地上を暗然との
ぞいているだけだった。
 イザベルは熱いお茶をいれると、軽くはなれない足どりで、蒸気機関車みたいに盛大に湯気をはく
ティーポットを捧げ持ち、ミセス・ブローンの部屋まで運んでいった。
 ミセス・ブローンは、打ちひしがれた表情を隠そうともしないイザベルに、容赦ない解雇ではなく
図書室の大掃除をいいわたした。
424フランプトン・パーク 5/16:2006/12/25(月) 20:14:58 ID:nMx/Pjar
 館の東側面に広がる長さ八十フィートの図書室は、背の高い窓が七つあり、豊富な蔵書のつまった
書架が壁全体を埋め、天井との隙間には歴代の当主の肖像画や、庭園の模様を如実に写しとった版画
が飾られていた。彼女は、これを一人でみがきあげろというのだ。
 罪人の心境であるイザベルは、首が飛ばなかったことに神の愛を見出し、この処罰が長く続きませ
んようにと心の底から祈ることも忘れなかった。
 使用人ホールでのパンとチーズとビールだけの簡単な昼食をすませたあと、食器を洗い終えたイザ
ベルは、個人的な用向きで出かけていく執事や仮眠をとる従僕らを横目に、裏階段をあがっていった。
 吹き抜けの玄関ホールを通り、立ち並ぶ胸像の視線から目を背けて進んでいくと、廊下のつきあた
りに目的の入り口はあった。
 中は明るく暖炉には火が残っていたが、彼女にはやることが山のようにあったので、バケツを下ろ
すと、白い二の腕もあらわに袖をたくしあげた。
 だが、ひだの寄ったカーテンの一部だと思っていたものが、やにわにこちらを目指して動き出した
ので、彼女は大きな悲鳴を上げると、くんできたお湯もろともバケツを威勢よくけたおしてしまった。
 杖をつきながら歩いていたウィリアム卿も驚いた様子だった。
 「怖がらなくてもいい」
 「旦那様、どうかお許しください」イザベルは流れ出たバケツのお湯を懸命に拭きとりながらいった。
「いらっしゃるとは存じませんものでしたから。本当でございます」
 「ぼくがいる間は誰もここには入ってこない。だから慌てることはない」ウィリアム卿は状況を察
して彼女を落ち着かせようとしたが、床を乾かすことにばかり気をとられていたイザベルには、効き
目がないようだった。
 「ぼくが頼んだんだ」ウィリアム卿はいった。「君にここで掃除か何かさせるよう、とにかく何だっ
ていいから、君をここへ来させるよう、ぼくが彼女に頼んだんだ」
 「それでしたら、あの、窓ふきを始めてもよろしいでしょうか」イザベルは恥ずかしさに赤くほて
りながらいった。
 「本当に掃除をしてもらいたいわけじゃない」
 ウィリアム卿は笑っているのか、イザベルにはその険しい表情からは判断がつかなかった。
425フランプトン・パーク 6/16:2006/12/25(月) 20:22:43 ID:nMx/Pjar
 「違うんだ。詩を読んでもらいたい」
 「わたしが?」彼女はたまらず問い返した。「わたしがでございますか?」
 「長い時間でなくていい。十分か十五分だけでいい」
 「でも、わたしなんか……わたしはそんなこと、やったこともございません」彼女は手にした雑巾
をやたらめったらにねじりながらいった。
 「嫌ならいいんだ。無理にとはいわない」
 「ですが、あの」
 「ほかの仕事で忙しいだろう。邪魔をして悪かった。いっていい」背を向けたウィリアム卿には誰
にも有無をいわせない、強引な雰囲気があった。
 「それなら、なぜわたしをお呼びになったのか、それだけでもお教え願いませんか?」イザベルは
彼の勝手な振る舞いに少し腹を立てていた。「わけがわからないままじゃ、すっきりいたしませんし、
夜に眠れなくなったら大変でございますもの」
 「君は、アリーに……いや」
 「何でございますか?」
 「なんでもない」
 「もしかして、その方はアリソン・カニンガム夫人でございますか?」
 ウィリアム卿は何も答えなかった。
 「何もおっしゃらないということは、つまりそうなんだということですよろしいのですね?」
 ウィリアム卿は相変わらず、そのくすんだ瞳をじっと遠くに据えていた。
 「わたしがカニンガム夫人に何か似ているのでございますか? そうなんでございましょう? 
黙っていらしてもだめでございますよ。そうなんだということにいたします」
 「ああ。そうだ」ウィリアム卿はイザベルの勢いにおされて仕方なく答えた。「声が似ている」
 「まあ、そうなんでございますか。それならそうとはっきりおっしゃってください」
 「だから今いったじゃないか」
426フランプトン・パーク 7/16:2006/12/25(月) 20:29:58 ID:nMx/Pjar
 「わたしがバケツを倒してしまう前に、何かおっしゃってくださればよかったんです」イザベルは、
先ほど露骨にうろたえてしまった自分の醜態を恥ずかしく思うあまり、段々と彼を責めたててやりた
い気持ちに駆られていった。「どうして一言お声をかけるなり、あらかじめミセス・ブローンから伝
えるなり、なさってくださらなかったんですか? 何かおっしゃってくだされば、わたしだってあの
ように驚くことも、叫び出してしまうこともありませんでした!」
 「それはすまなかった」
 「本当にそう思っていらっしゃいますか?」彼女は、今度は彼の尊大な態度に矛先を向けた。「旦
那様は本当にそう思っていらっしゃるのでございましょうか? わたし、信じられませんわ」
 「ぼくは心からすまないと思っている。天にかけて誓うよ」ウィリアム卿は殊勝にもいった。「こ
れで気はすんだか?」
 「ええ。結構でございます」イザベルは鼻息も荒く答えた。「わたし、詩でも何でもお読みいたします」
 「よかった、嬉しいよ。それでは感謝のしるしにグランドピアノでも贈ろうか。君、ピアノは弾け
るかい? ああ、そうだ。その前に居間はどこにあるのかな?」
 「そうやって、わたしを傷つけてお遊びになりたいのなら、勝手になさったらいいわ」彼女はどう
しようもない悔しさに、自分でも知らないうちに涙ぐんでいた。「わたし、あなたのいうことなんかも
う聞かないから!」
 「悪かった。ぼくが悪かった」さすがのウィリアム卿もこれにはたじろいだようで、見えない眼を
左右に動かしながら言葉を探していた。「泣かないでくれ。君を泣かすためにここに呼んだんじゃない」
 「わたしは泣いておりません」イザベルは涙に濡れた頬を袖でぬぐってしまうといった。
 「なら、ぼくを許してくれるね?」
 「ええ、もちろんです。神はいつでも慈悲深き心をもっていらっしゃいます。だから、わたしも旦
那様を許してさしあげますわ」
 「ありがとう、感謝するよ」
 イザベルには、彼が確かに笑ったように感じられた。
 ウィリアム卿は先刻腰かけていた張り出し窓に近づくと、そこに置いてあった革表紙の本を手探り
でさがしあて、イザベルもここへ来るようにといった。
427フランプトン・パーク 8/16:2006/12/25(月) 20:33:37 ID:nMx/Pjar
 彼女は手ごろな肘掛け椅子をウィリアム卿のそばまで引きずっていくと、彼からやや離れたところ
に座った。
 見当違いな方向に差し出された詩集は立派な装丁で、イザベルの小さな手にはいくらか重かった。
 「あの、わたし、朗読なんてどうすればよいのか……」
 「もう少し近寄ってくれないか。声が聞きとりにくい」
 イザベルは蛇の這ったようなあとを絨毯に残すのもお構いなく、肘掛け椅子ごとさらににじり寄った。
 「これでよろしいですか、旦那様?」
 二人の間には膝をつきあわすほどの距離しかなかった。
 間近で見るウィリアム卿の顔は二十代のそれかもしれないが、生命を享受する喜びに満ちた輝きは
なく、彼の年齢なら当然持っているであろう、大胆不敵な快活さもどこにも見当たらなかった。
 イザベルは彼のまなざしが生ずる暗い陰から眼をそらすと、本を開いた。

 「……君や知る、レモン花咲く国、
  暗き葉かげに……」

 「こがねの」

 「黄金のオレンジのか……輝き、
  なごやかな風、青空より吹き……」

 「銀梅花は静かに、月桂樹は高くそびゆ。
  君や知る、かしこ。
  かなたへ、かなたへ!
  君と共に行かまし、あわれ、わがいとしき人よ。」
428フランプトン・パーク 9/16:2006/12/25(月) 20:38:12 ID:nMx/Pjar
 「君や知る、かの家。柱並び、や……屋根高く、
  広間は輝き、居間はほの明るく、
  だ……大理石象はわが面を見つむ、
  かなしき子よ、いかなるつらきことのあるや、と。
  君や知る、かしこ。
  かなたへ、かなたへ!
  き……君と共に行かまし、あわれ、わが、た……頼りの君よ。」

 「疲れただろう?」イザベルの語りかける世界に聞き入っていたウィリアム卿が静かにたずねた。
 「いいえ。わたしはまだ平気でございます」イザベルは自分まで眉間にしわを寄せていることなど
彼に気取られまいと、いつになく強気な口振りで答えた。
 「ぼくは明日もここで散歩をしている。よければまた来てくれないか?」
 地階に戻ったイザベルはさっそく、お仕置きは長く続くことになりそうだと、ヘレンにそれとなく
告げた。

 あくる日もそのまた次の日も、イザベルはバケツを抱えて図書室にやってきては、詩を一編か二編、
時には半分もいかないこともあったが、とにかくウィリアム卿がいいというまで読んでしまうと、彼
女の主な仕事場である厨房へ帰っていった。
 そこで彼女はミセス・ブローンのために火を起こし、野菜を洗い、皿を温め、かもやあひるといっ
た家禽類の羽をむしり、嫌々ながら猟獣の皮をはいだ。
 クリスマスが近づくと、普段は陰気でしかないフランプトン・パークの漆喰の壁も、ランプの熱で
ぱちぱちと裂けるヒイラギの小枝や実で明るく華やぎ、ヤドリギやトキワ木の枝が興を添えた。
 この館にはクリスマスや公現祭の夜に催される使用人のための舞踏会など縁はなかったが、それで
も丸一日与えられた休みに、彼らの表情はどこか高揚する心を抑えきれない様子だった。
 クリスマス当日、ウィリアム卿は朝から誰にも会おうとはせずに、前日の夜半から降っている雪の
中、近所に家のある召使たちが一人、また一人と束の間の里帰りをする間も、部屋から出てこようと
はしなかった。
429フランプトン・パーク 10/16:2006/12/25(月) 20:42:54 ID:nMx/Pjar
 教会から帰ってきたイザベルは、いつものように図書室に赴いたが、そこには窓辺に座っているは
ずのウィリアム卿の姿はなかった。
 彼女はしばらくうろうろと歩きながら逡巡していたが、意を決すると屋敷の反対側の彼の寝室まで
出向いていった。
 今は滅多に使われることのない書斎のマホガニー製の書き物机は、雪のほのかな明りに反射して金
属のような冷たさを放っていた。 
 「旦那様?」固く閉ざされた寝室の扉をノックすると、意外にも応答はすぐに帰ってきた。
 「ああ。入ってくれ」
 ウィリアム卿は暖炉の前に置かれた長椅子に、ガウンを着たまま横になっていた。ナイトテーブル
には空になったワインの瓶が転がっている。
 「まあ、お酒を召し上がったんですね?」
 イザベルはウィリアム卿のそばに膝をつくと、背を向けて丸まっている彼の顔をのぞきこんだ。
「今日はお休みになさいますか? とても酔っていらっしゃるようですもの」
 「何でもないんだ、イジー」ウィリアム卿は彼女の声に反応するように寝返りを打つと、ふらつく
体を億劫そうに起こしていった。「さあ、きのうの続きを読んでくれよ」
 「旦那様は酔っていらっしゃいます」彼女は百マイル先まで届きそうな彼の酒臭さに呆れ返るとい
った。
「そんなご様子じゃ、椅子に座っていなさることもできないんじゃありません? 明日になさったら
どうです?」
 「明日までなんてとても耐えられない。今すぐ何か読んでくれ。何でもいい。何か話しかけてくれ
るだけでもいい」
 「一体どうなすったんです、旦那様?」イザベルはいぶかしげに問いかけた。「ご気分でもお悪い
のですか?」
 「何でもないんだ、イジー」彼は同じことを繰り返すだけだった。
 「何でもないようには見えません。わたしにはとても話せないようなことなのですね?」
 「ヘンリーが幸せになる日に、ぼくは不幸のどん底に落ちるってだけだ」彼は無精ひげを生やした
頬をしきりになでさすっていた。
430フランプトン・パーク 11/16:2006/12/25(月) 20:46:59 ID:nMx/Pjar
 「ヘンリー様がどうなさいました?」
 「みんなに発表するんだ。クリスマスの晩餐の席で。ヘンリーが。エリザと」
 「あの、なんのことか……」
 「ぼくの弟が、ぼくがこうなる前にぼくの恋人だった女性と婚約するってだけなんだ。本当にたっ
たそれだけのことなんだ」ウィリアム卿は投げやりな調子でいった。「ぼくだってついこの間、手紙
で知らされたばかりなんだから。本当にたいしたことじゃないんだ」
 彼女はかけるべき言葉が見つからなかった。
 「なぐさめようとしているのならやめてくれ。ぼくには無駄だ」
 「そうですね、わかりました。なぐさめません。何かお話しすればよいのですね? 何がよろしい
ですか?」
 「君は眠りにつく前に何を考える?」
 「……ここで申し上げなければならないのでございましょうか?」
 「ああ。そうだ」
 「できません。ここではできません」
 「なら、ぼくがいう。ぼくはエリザのことを考えるんだ。エリザのことが頭から離れない。何も見
えないのにエリザの笑顔だけは眼に浮かぶんだ」ウィリアム卿は髪の毛をくしゃくしゃにかきむしっ
てしまうといった。「面白いだろう、イジー? さあ、笑ってくれ」
 「あの、わたしの話に比べましたら」イザベルにはこんなことをいうのはためらわれたが、彼の尋
常でない姿を見ると、迷いはすぐさま消し飛んでしまった。「わたしがこれからお話しいたします変
な話に比べましたら、旦那様のなんて実際たいしたことございませんわ」
 彼女はウィリアム卿のほどけかかったガウンの紐を結び直すといった。
 「眠りにつく前に、わたしは必ず旦那様のことを考えます。いつも旦那様の顔が思い浮かぶんです。
台所の床をみがいているときでも、旦那様のことばかり考えてしまうんです」
 彼の虚ろな表情に変化は見られなかった。
 「それなら、ぼくのことを愛しているのか?」
 「ええ。愛しております」
431フランプトン・パーク 12/16:2006/12/25(月) 20:52:05 ID:nMx/Pjar
 「本当にそう思っているのかい?」
 「わたしには、旦那様しかおりませんから」
 ウィリアム卿の指先がイザベルの口元に触れた。彼女は驚いて身を固くしたが、さからうことはせ
ずに彼のなすがままになった。
 彼はイザベルの双眸や鼻梁にさわることで、彼女の本心を探ろうとしているかのようだった。
 彼の親指が彼女の下唇を柔らかく押したときには少し震えてしまったが、ウィリアム卿の顔が近づ
いてくると、イザベルは息をすることも忘れて、唇が柔らかくおおわれる間も、動こうとはしなかった。
 ウィリアム卿は一度口を離したが、再び体をこすりつけるようにして激しいキスをすると、そのま
まイザベルを床に押し倒してしまった。
 彼女は状況がまったくのみこめなかったものの、入れられた舌が自分のものとからまるうちに、
下腹部がうずいて何かを求めるのを感じた。
 ウィリアム卿はイザベルの仕事着の胸元をはだけさせると、肩紐のついたコルセットをとりはずそ
うと彼女のうしろに手を回していたが、うまくいかないようだった。
 「おやめになってください」イザベルは急に我に返ると、あらわになった下着を手で隠していった。
「なぜ、服を脱がそうとなさっているのでございますか?」
 ウィリアム卿はその質問には答えずに、彼女をうつぶせにすると、後部にある編み上げられた腰紐
を手探りで一つ一つほどこうとした。
 「これ、何かで見たことがございます」イザベルはこんな恰好はおかしいと思いながらも、ぼんや
りとした頭の中で記憶を手繰りよせながらいった。「そうだわ、ボブに見せられたんです。絵を見せ
られましたわ」
 「何がだい?」やっとの思いで彼女からコルセットをはずしたウィリアム卿は一息つくといった。
 「わたし、いい物を見せてやるっていわれたんです。男性のお腹の下にあるものを女性に入れてい
る絵でしたわ」仰向けにされたイザベルは、シュミーズを肩からずりさげるウィリアム卿に多少なり
とも抵抗しながらいった。「わたし、そのときは何のことだかさっぱりだったんです」
 「今だったらわかるのかい?」ウィリアム卿は彼女の手を押さえつけ、シュミーズからはみ出した
肉づきのよい乳房に舌を這わせながらいった。
432フランプトン・パーク 13/16:2006/12/25(月) 20:54:35 ID:nMx/Pjar
 「いいえ。わかりませんわ」イザベルは乳首を舐められて、なんともいやらしい声をあげてしまった。
 「まあどうしましょう、神様」彼女は罪深い行いのためか、はたまたどろどろし始めた女性器のた
めか、声を振り絞っていった。「ああ、神よ。どうかお許しください」
 「どうせなら」ウィリアム卿はたまらずいった。「神の名を口にするのは、またの機会にしてくれ
ないか?」
 「わかりました。そういたします」彼女は小さくうなずくといった。
 イザベルはかたくなった乳首がウィリアム卿に舐めまわされるたびに、しっかり閉じたはずの口が
だらしなく開いては、あえぎ声を漏らしてしまうのにどうしようもなく快感を覚えていた。
 ウィリアム卿は、彼女の曲線を帯びた腰を何度もまさぐっていたが、スカートの裾を見つけると、
フランネルのペチコートもろとも、靴下留めのあたりまでめくりあげ、何もはいていない彼女の下腹
部を揉みしだいた。
 イザベルはひきつけを起こしたように首をのけぞらせた。充血してとがったものがいじられると、
彼女は体をくねらせながら、首まで真っ赤に染めた。
 ウィリアム卿は彼女の膝裏を持つと、真上へ向けて大きく脚を広げさせた。
 彼の眼が見えないとはいえ、淫らに飛び出した性器をむき出しにされて、イザベルは恥ずかしさの
あまり、ウィリアム卿にこの行為をやめるように懇願したほどだった。
 それでも可愛らしい突起が彼の舌で好き放題になぶられると、彼女は泣いているのか喜んでいるの
かさっぱり見当のつかない声で身をよじった。
 ウィリアム卿は、ぬかるんだ泥道を歩くときのようにびちゃびちゃと音を立てながら、舌の出し入
れを繰り返した。
 イザベルは薄紅色の乳房を揺らして、うわ言のように「いや、いや」と呟きながら、髪の毛を振り
乱していた。
 イザベルのむせ返るにおいで鼻先まで濡らしたウィリアム卿は、ズボンを下げると、めいっぱいに
屹立した男根を握って彼女にあてがおうとした。
 「まあ、何をなさるんでございます?」ふと、顔をあげたイザベルは大慌てでいった。「そんな大
きなものをどうなさるおつもりなのですか、旦那様?」
433フランプトン・パーク 14/16:2006/12/25(月) 20:55:25 ID:nMx/Pjar
 「どうって」彼は言葉に詰まった。「君は絵を見たんだろ?」
 「ええ、見ましたわ」
 「つまり、ああいうことを……わかるだろう、イジー?」
 「まあ、そんな」彼女は驚愕した。「あんなこと、わたしには無理でございます。だって、そんな
もの入りませんもの」
 「わからないさ」彼はそういうと、イザベルの赤い割れ目に男根を押しこんだ。
 貫かれた痛みに、イザベルは今度こそ本当に叫んだ。ウィリアム卿はゆっくりと腰を動かしながら、
彼女が慣れるのを待った。
 彼自身を締め上げるイザベルの膣は、さきほど歩いていたぬかるみが、突然、深い底なし沼に変わっ
てしまったかのように、ウィリアム卿を吸いこむと、なかなか離そうとはしなかった。
 呻き声をあげたウィリアム卿は、頭の中心部が麻痺していくのを感じながら、彼女の尻を抱えあげ
ると、さらに陰茎を奥までまっすぐに突きたてた。
 イザベルの片方の眼から、涙がひとすじ流れ落ちた。彼女はあられもなく、もっと突かれることを
望んでいた。
 それに応えるように、ウィリアム卿はせわしなく腰を動かし、陰毛をすり合わせた。彼女が溢れさ
せる甘い蜜は尽きることがないように思われた。
 「旦那様。旦那様」イザベルは、絨毯の上とはいえ、板張りの床に押さえつけられて痛む後頭部や
腰のことなどすっかり忘れ、ただもうあらん限りの声で彼を求めていた。「お願いです。もっと、もっと」
 彼は下半身の意に反して動きを止めた。
 「もう一度いってごらん」ウィリアム卿は彼女の耳元で囁いた。「さっきいったことをもう一度
いってごらん」
 「そんなこと、できませんわ」イザベルは切なげに泣くだけだった。「そんなこと、できっこあり
ません」
 ウィリアム卿は、彼女から糸を引く太いものを抜いてしまった。イザベルは真実、飢えと乾きにさ
いなまれているようだった。
 「いってごらん、早く」ウィリアム卿がうながした。
434フランプトン・パーク 15/16:2006/12/25(月) 20:57:34 ID:nMx/Pjar
 「お願いです。お願いでございます」イザベルは涙に声を濡らしながらいった。
 「何が欲しいんだい?」
 「旦那様が。旦那様が欲しいのでございます」
 「ぼくの何が?」
 「旦那様の、旦那様のそれが」
 「どうしてほしい?」
 「ああ。後生でございます。今すぐわたしに。あの、どうか、旦那様の大きなそれを。旦那様の大
きなものを、わたしのいやらしいところに入れて。出ないと、わたし、どうにかなってしまいます」
 ウィリアム卿はじんじんと張りつめる下腹部を、彼女の希望どおり、いやらしいところへねじこむと、
思う存分生温かい肉壁をかき混ぜた。
 イザベルの体に痙攣が走り、膣が収縮したと同時にウィリアム卿もまた高まったそれを思い切り
放った。彼は白濁した液体を二度、三度と彼女の中に浴びせかけた。
 ウィリアム卿はしびれた四肢をぐったりと横たえ、イザベルは放心状態で薪がはぜるたびに宙を舞
う火の粉を見つめていた。
 ウィリアム卿の荒い息遣いが段々と穏やかになるのを聞きながら、彼女はひんやりとした窓からの
冷たい隙間風を楽しんでいた。
 「旦那様。わたし、もう行かなければなりません」身支度を整えながらイザベルは彼に優しく話し
かけた。「わたし、クリスマスプディングを作らなくちゃなりません。みんなでちょっとした夕食会
を開くんです」
 ウィリアム卿はほったらかしになったままの杖を見つけると、彼女に意見をいうでもなく、長椅子
に深々と腰かけた。
 「そうだ、旦那様もいらしったらどうです?」イザベルは何となく流れる気まずい沈黙を、一思い
に打ち破ろうとした。「ご気分がよくなるかもしれませんわ」
 「イジー、よしてくれ。今日は誰にも会いたくないんだ」ウィリアム卿は話すことさえ気が乗らな
い様子でいった。
 「……そうでございますね」イザベルはいくらかなりとも気落ちしていった。
435フランプトン・パーク 16/16:2006/12/25(月) 21:09:54 ID:nMx/Pjar
 「イジー、おいで。ぼくのイジー」ウィリアム卿は彼女の声のする方に手をさしのべた。「こちら
へ来て。キスをしておくれ」
 イザベルは言われたとおり、彼の腕の中に抱かれると、そっとキスをした。
 「さあ、部屋に戻るといい」
 「ええ。そういたします」
 彼の寝室をあとにしながら、イザベルは、これからも自分は愛されるのだろうかという、疑わしい
気持ちをどうしても抑えることができなかった。


(完)
436名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 21:12:17 ID:nMx/Pjar
しかし長いな、これorz
437名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 14:22:08 ID:tOxFeMVZ
sfl;sflskdfl


weqrw.;wer;





dfasdfsdf




fddsfsdg



ertetert



hfghfghf



sdafsdafsda



rwerwerhjgtht
438名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 21:56:04 ID:SSxpTanC
あきらめず保守
439名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 22:54:03 ID:p2hbONB2
>>435
GJ!
時代が出てるしいかにもメイド物っていうか本格派だな。
こういうの書きたい(つД`)


7レス投下します。
エロゲー文ですまそ。
440(1/7):2007/01/15(月) 22:54:39 ID:p2hbONB2
――がたん、ごとん……
虚ろな意識の中、規則正しい揺れに身を任せる。
電車といえば、都会では窮屈さの象徴として知られているものだが、
こんな片田舎の真昼のローカル線となると、当然その事情は当てはまらないようだった。
寝るに事欠かないばかりか、多分この利用状況なら、貸し切ってパーティなどしても迷惑はかかるまい。
……僕以外、乗客などいないのだから。
「……実家……ねぇ」
なんとなく寝る気にもなれなかった僕は、窓の外を覗き込んでみる。
窓枠というスクリーンに切り取られた風景は、随分ゆっくりとした速度で流れていた。
電車そのものが遅いのもあるけれど、多分雰囲気のせいでもあるのだろう。
一面の水田。舗装どころか雑草取りもされていない道路。
そして、目が痛くなるような真っ青な空。
かかしなんて久しぶりに見たというか、むしろついさっきまで存在自体を忘れていた気がする。
まあ、のんびりしているのもいいけど、そろそろ目的地に着く頃だろうか。
「11時45分……まだ、電車に揺られて2時間か」
目的地までの道のりは、今やっと半分を迎えたらしかった。

ドアが開くと同時に、セミの声が車内になだれ込んできた。
「……やっと着いた……か……」
ホームに出ると同時に、むわっとした熱気が身体に纏わりついた。
車内の冷房は弱かったとはいえ、何時間も涼しい環境にいれば、おのずと身体が慣れてしまう。案の定、汗が噴出してきた。
だが、これくらいでへばっては居られない。ここからさらに一時間、歩かなければならないのだから。
「切符を拝見します」
「あ、はい……」
厚紙で出来た古風な切符を手渡すと、変わった形の鋏(はさみ)を使って、
車掌さんはそれに切り込みを入れてくれる。というか、これも初めて見た。
「それでは、失礼します。ありがとうございました。
 あ、踏切がないですから、駅に渡るときはお気をつけて」
「は、はぁ……」
なるほど、駅へと続く道は、確かに線路と――遮断機もなしに――交差していた。
441(2/7):2007/01/15(月) 22:55:17 ID:p2hbONB2
外へ出ると、いよいよ田舎に来たのだという実感を沸かせられた。
ほとんど遮蔽物というものがなくて、平面となだらかな凹凸だけで構成された世界。
家も瓦作りがほとんどで、鉄筋コンクリートなんて影も形もない。
「……道案内を遣ってくれるって言ってたけど……どこだろ?」
駅前だというのに、いまいち人口密度が低い。というか、出歩いている人があまり居ない。
すぐ傍にあったバス停の前には、黒いワンピースに、
白のエプロン――メイド服っていうんだろうか?――を纏った女の人が立っていた。
黒い服は日差しに晒されていかにも暑そうで、見ている側が気の毒になってしまう。肌が白いだけに尚更大変そうだ。
(……あれ? あの子、どっかで見たような……)
しばらくの間、まじまじと見つめてしまったが、不審者と思われると困るので程々にしておく事にした。
さて、道案内はどこだろう?
男なのか、女なのか、年は、背格好は……そういった情報は、一つも与えられていない。
相変わらず杜撰(ずさん)な親父である。
まあ、大丈夫だろう。まさか、道案内を仰せつかった者が、迎える相手の格好を知らないはずがないからだ。
しかし……あのメイドさん以外、この場に人はいないようだが……
(まだ……来てないのかな?)
とりあえず、駅の前でそれとなく待っておく事にした。
涼しい駅の建物の中に入りたい気もしたが、それだと向こうもわかり辛いだろうから。

「……遅い……」
もう1時間近くも待っている気がする。1時間とはいっても心情的なもので、
さっき時計を確認したら30分しか経っていなかったのだが。
ついでに例のメイドさんも、まだじっとバス停に佇んでいた。お互い待たされ同士というところだ。
しかし、大変なものだ。誰を待っているのかは知らないが、命令とあらば、あんな日向で待っていなければならないのだから。
「ふぅ……」
気づかれない程度に彼女を見た後、再び前方へと視線を移す。
汗のせいでシャツが重い。さっきまでは熱風のようだった風も、
温度への慣れとシャツの水気が相まって、すっかり涼しく感じるようになってしまった。
する事もないし、軽く世間話でもしてみようか?
442(3/7):2007/01/15(月) 22:56:37 ID:p2hbONB2
『……あの』
っと、話しかけるまでもなかった。
声のした方へ振り返る――いや、正確には見下ろす――と、
先ほどのメイドさんが、こちらを見つめて――いや、正確には見上げて――いた。
『こんにちは』
「は、はぁ……こんにちは……」
暑さにもめげず、にこーっと営業スマイルを浮かべるメイドさん。
というか、営業スマイルなのを感じさせないのが凄い。
『それで、すみません……つかぬ事をお伺いしますが、この方をご存知ないでしょうか?』
「…………ん?」
彼女が見せてくれた写真には、いかにも頼りなさげな、坊主頭の少年の全身が写っていた。
小柄ながらも活発な印象はなく、少し関節技をかければ簡単にポッキリ行ってしまいそうな、ひょろひょろの少年である。
というか、この写真に僕は見覚えがあった。
『あ、やはり、ご存知ないですよね……失礼しました』
「いや、待って……もしかしたらと思うんだけど、これ……」
『ご、ご存知なんですか!?』
ずい、と顔を突き出してくるメイドさん。っていうか、ものすごい至近距離。
『あ……すみません……』
頬を赤らめて、彼女はあわてて一歩下がった。今度は離れすぎだと思うんだがどうだろう。
『そ、それで……本当に、ご存知なんですか?』
「……直接、見たわけじゃないんだけど……これ、昔の……僕かも」
『は、はい?』
メイドさんは僕を見上げて、
『………』
もう一度写真に目を落として、少し考えるような素振りをして、
もう一度僕を見上げて、写真に目を落として、また考え込んで……
それを5回繰り返した後、
『え、ええええええっ!?』
思いっきり驚いて見せてくれたのだった。
443(4/7):2007/01/15(月) 22:57:17 ID:p2hbONB2
長旅で疲れてはいたけれど、自然の中を歩くというのは悪くはなかった。
先導役もちゃんと見つかったことだし。
『大きく……なられたんですね』
メイドさん改め道案内は、感嘆したようにそんな事を言ってくる。
「大きく……って、まあ、それは高校生の時の写真だしね。
 それに写真嫌いだから、ここ数年、昔の自分の写真なんて見たこともなかったし」
『あ、あら、そうですか……』
「そういえば、僕のほうこそ、どこかで君を見たことがあるような気がするんだけど」
『……え?』
そんな声を挙げると、メイドさんはいきなり悲しそうに俯いてしまう。
「? ど、どうかした?」
『とっくに、気づいて頂けてると思ったんですけど……』
「え……え?」
メイドさんの知り合いなんていただろうか?
脳内でサーチをかけてみたが、案の定検索結果はゼロだった。
「ご、ごめん……メイドさんの知り合いなんて、いた覚えはないんだけど」
『……そういう事じゃなくて、その……
 生まれた時からメイドさんだなんて、この時代にそんな境遇の方はいらっしゃらないですよ』
「あぁ、なるほど、出会った時からメイドさんだとは限らないからね」
『普通に気づいてくださいよ……』
「ごめん、メイドさんなんて見たことなかったから、気が動転してるのかも」
『……それで、思い出して頂けました?』
「まあまあ、それとこれとは別ってことで」
『………』
悲しそうな顔をされてしまうが、本当に覚えていないのだから仕方がない。
少年時代に碌な思い出がないせいか、それとも都会での生活があまりにも慌しくて、
押し流されてしまったのか……僕には、この村で過ごした記憶がほとんどないのだ。
『仕方ないですね……じゃあ、ネタばらし、してしまいますね』
「ごめん……」
444(5/7):2007/01/15(月) 23:07:14 ID:p2hbONB2
『お気になさらないでください。その、雲雀……って覚えてますか、慶太さん』
「!」
俄かに驚いて、足が止まってしまう。
『あ、思い出して頂けました?』
「いや、なんで僕の名前を知ってるんだろうって」
『………』
マズい。今の一言はマズかったか。
『高校生の頃、同じクラスだったじゃないですか。ほとんど話したことはなかったですけど』
「……高校生……それって2年生?」
『……1年生……です……』
「あ……そ、そうなんだ、っていうかそうだった気が。うん、きっとそうだ」
『もう……本当に構いませんよ、覚えていらっしゃらないのなら仕方がないです』
少し寂しそうに、でも微笑んでみせるメイドさん――雲雀。
「でも、よく僕の事なんて覚えてたね? ぜんぜん目立たない方だったのに」
『いいえ、目立っていました……ごめんなさい、いつも止めようと思ってはいたんですけど、臆病なもので……
 あ、すみません、触れないほうが良かったですか?』
「……いいよ、過去の事だし」
『ごめんなさい……』
落胆した様子で、目を伏せるメイドさん。
まあ、どこにでもある事だ……『いじめ』くらい。
「気にしなくていいって。それに、いじめをなんとかするために、こうやって教師になったんだし……ね」
『そうだったんですか……』
「……まあ、それより、なんて呼べばいいのかな? 雲雀さんでいい?」
『いいえ、呼び捨てでお願いします、ご主人様。雲雀、で構いません』
「いやいや、さすがに初対面で呼び捨ては――」
……なぬ?
一瞬、我が耳を疑った。今、なんて……この子、なんて言った?
445(6/7):2007/01/15(月) 23:08:17 ID:p2hbONB2
「あの……今の、もう一度言ってみてくれる?」
『え……? その、雲雀、で構いません』
「もっと前」
『え? え、えっと……大きくなられたんですね』
「そんなに前じゃなくて、『雲雀で構いません』の前」
『は、はぁ……ご主人様、ですか?』
いかにも当然といった風に、雲雀はその言葉を反復する。
「ご主人様って……ど、どういう事?」
『どういう事も何も、私は慶太さんが実家に戻るにあたって、
 専属でお仕えさせて頂くることになりましたから……だからご主人様、です』
「………」
『あれ……もしかして、ご存知なかったんですか?』
「あ、あぁ……」
聞いてない。一っ言も聞いてない。
『あら、そうでしたか……もう、麻乃助様もうっかり者なんですから……』
「うっかりっていうか、杜撰って言ったほうが正しいよ……あの親父は」
『麻乃助様――お父様とは、仲がよろしくないんですか?』
「いや、そんな事はない。むしろ関係は良好だよ」
『そうですか、それは良かったです。あ、そろそろ到着しますよ』
「あぁ、道案内ご苦労様」
『もったいないお言葉です』
雲雀はスカートの端をつまむと、深々とお辞儀をして見せた。
メイドさんに仕えられている、なんとなくだけど、そんな実感が沸き起こってくる。
446(7/7):2007/01/15(月) 23:09:11 ID:p2hbONB2
空を見上げた。
ここで過ごした僅かな記憶はグレースケールになって、昔のテレビみたいになって脳裏に写った。
昔だから、じゃなくて、本当に世界が灰色に見えていたあの頃。
「こんなに……きれいな場所だったんだな」
『……はい?』
「いや、なんでもない。急ごうか」
『はい、ご主人様』

記念すべき新人教師の初任としては、少し辺鄙すぎる場所だと、出発前は思っていたけど。
昔のいやな記憶を思い出さないかと心配もしたけれど。
この村なら、なんだか……うまくやっていける気がした。

――つづく
447名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 20:09:33 ID:RW0r6G0f
>>446
読みやすくて、内容も面白かったです。
つづきに期待^^

ていうか、雲雀って何と読むんですか?…川orz
448名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 23:35:41 ID:OF3aXfCO
>447
世の中には、Googleというとても便利なモノがあってな?
449うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
450名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 08:38:09 ID:beCj+hDz
ほしゅ
451名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 03:18:46 ID:AP12NXVa
ちょっとこのスレ住人に聞きたいんだが
昔メイドものの小説を扱ってたHPがあって
双子の娘さんが学生(高校生?)に使えるってものなんだけど知ってる人がいたらお願いしたい
覚えてる情報は
・一人のメイドの名前は弥生さんだったと思う
・んで主人公が外でランニング?してたら弥生さんが公園のベンチかに座ってるか何かで遭遇
・弥生さんの家は代々人に仕える家柄でご主人様を探してるという話
・弥生さんは料理めちゃ上手いが御菓子はNG?逆に妹の方は御菓子は天才的だけど料理はNG 後日チャーハンは成功したような希ガス
・弥生さんはどんな環境でも住めるようにと訓練を受けてた
・弥生さんの母からバイブ?か何かを送られてきて真っ赤になる
・主人公が夜伽の意味を取り違えて弥生さんに命令するが普通に添い寝、弥生さんは結構テンパる
・途中で押しかけるように妹参上
・主人公からカラー(首輪っぽいもの)をプレゼントされる
・最後の方(当時完結してない)で幽霊のオンナの人も出てきた希ガス@温泉
 力をみかんとかから吸収してた描写があったと思う
・弥生さんは服の替えがほとんどなくて主人公に貰った服に感激

こんな感じだったと思います
ググったりして頑張ったんだけど見つからなかったのでもしこんな記憶が残ってる方は
ヨロシクオネガイシマス
452名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 03:44:00 ID:AP12NXVa
ごめん…間違えてアゲてしまった
453名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 19:30:17 ID:4ACyDfTR
>>451
巳無月麗羅 氏の
OneDay
だな。自分もお気に入りだったけど消えちゃってるのよねん・・・
454名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 21:45:08 ID:AP12NXVa
ありがとうございます
道理で見つからないわけです orz
455名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 21:47:48 ID:ghxJ9rkI
作者がなぜやめたかわからないから言うのはばかられるけど少しならアーカイブにあった
ぐぐったらエロゲライターらしいからその関係かね?
456名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 14:27:35 ID:svErzPEV
冥土服のデザインって重要だよな。
描く方は大変だろうけど(w
457名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 17:12:47 ID:xHXcKiCn
みんなはメイドは日本人がいい?外人がいい?
オレは外人派だな。んで、時代がかった設定が好き。
コテコテヴィクトリアンメイド萌えっす(^3^)/〜☆
458名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 17:20:46 ID:yPuUdiOE
エマみたいな英吉利冥土っていいよな。
義務教育無視で少女を住み込みで家事させておkだなんて。
459名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 00:51:56 ID:9P0C42rl
ただし料理に期待してはいけない。
460名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 23:56:18 ID:egfOjKbv
その代わり、雇い主にも義務が発生するぞ。
当時、けっこうメイドの方からやめることもあったらしいし。
461名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 14:05:17 ID:OPKk7Ga8
【ご主人様】メイドさんでSS Part2【朝ですよ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1182588881/
462名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 12:22:15 ID:P+iLZ7BD
飯がまずいのは確かに拷問だな。
やっぱり階級制で身分の違いなんて要素が無いと成立しないか。
463名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 17:52:57 ID:4sju7gjG
身分固定の階級制から職業選択の自由が認められる過渡期の職業だったらしいからなあ。
きっちりした階級制だと、使用人は主人を選ぶ自由はないけど、逆に恋愛だなんだの対象にもならないわけで。
464名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 21:05:24 ID:a/r6BPEu
心配しなくても日本は階級制ですよ
2級市民である男性は、乗れない公共交通機関の車両があるし
同じ乗車運賃を払ってるはずなのだが・・・
465名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 22:12:02 ID:E1s+ifCC
逆に考えるんだ
冤罪を押しつけられる機会が減ると考えるんだ
466名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 16:56:05 ID:tPUVeHcz
>>464
>2級市民

こんなことになったらどうなるのやら。
ttp://www.gingapub.co.jp/pages/books_info/04.html
(男子の出生率20%の世界)
467名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 20:25:27 ID:fidkw0du
2002年の日本の人口で、男が6265万人・女が6518万人と、それなりにまずまずの均衡状態でも
男の立場はこれ程弱いのに、>>466の状況になったら、男は奴隷状況になるかもね

468名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 22:24:47 ID:5mTToMUz
総合火力演習を見守るメイドさん
469名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 23:33:38 ID:8qruQiLv
メイドのみやげ
470名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 23:26:26 ID:GlJOz3dw
総合火力演習に参加するメイドさん
471名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 21:40:02 ID:1uQnM+P5
まずは、自衛隊がメイド部隊を創設しないと無理ぽ
472名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 07:29:27 ID:d8aLGHnQ
473名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 18:01:01 ID:9exiVmrh
メイドカフェ経営者を無許可接待で逮捕
ttp://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070828-247881.html
474名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 16:05:47 ID:BZpSWRRz
【英国】 執事が足りない──。好景気イギリスに執事ブーム到来
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1189316691/

1 :セクシービーフφ ★:2007/09/09(日) 14:44:51 ID:???0
★好景気イギリスに執事ブーム到来

 執事が足りない──。労働党政権のもと好景気が続くイギリスでは、意外な職種が
脚光を浴びている。億万長者の数が4年前に比べ3倍に増加、短期間で富豪層が
増えたことが大きな要因と考えられる。 「急に富豪層に仲間入りした彼らは、
執事を通し上流社会のマナーを学ぼうとしている」と元ベテラン執事、
アイバー・スペンサー(81)は分析する。

 執事になるには6週の研修が必要だが、年収は4万〜10万ポンドと大卒者より高いこともある。
上流階級に混じりジェット機で旅をするなど、生活は華やかだ。

 しかし、良い面ばかりではない。
勤め先の家族を最優先に考えなければならず、独身のままの執事も多い。
映画『日の名残り』の執事のように、女中に思いを寄せることだってあるのだ。

フランクフルター・アルゲマイネ(ドイツ)より
クーリエ・ジャポン http://courrier.hitomedia.jp/contents/2007/09/post_181.html
475名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 00:23:09 ID:RKnzo5WD
うわ、あまりに今更だが、かなりイイ投稿作だね>フランプトン・パーク
もっと早くチェックしとくんだった。
なんか、旧き良き翻訳エロ小説みたいな薫りがGOODでした。
476名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 14:18:28 ID:lVy8Al7n




  \
:::::  \              両腕に冷たい鉄の輪がはめられた
\:::::  \
 \::::: _ヽ __   _     外界との連絡を断ち切る契約の印だ。
  ヽ/,  /_ ヽ/、 ヽ
   // /<  __) l -,|__) > 「刑事さん・・・、どうして・・・
   || | <  __)_ゝJ_)_>    こんなスレ・・・たてちゃったのかな?」
\ ||.| <  ___)_(_)_ >
  \| |  <____ノ_(_)_ )   とめどなく大粒の涙がこぼれ落ち
   ヾヽニニ/ー--'/        震える掌を濡らした。
    |_|_t_|_♀__|
      9   ∂       刑事は、はっきりと告げた。
                     
       6  ∂       「捨てないで、自分で考えるんだ」
       (9_∂         



    あなたの人生はここから始まる

   





477名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 11:58:29 ID:c+BIDQVV
           __r――-、_
         __ヘ:\_|__   |  `>―、
         / _レ'.:.:.:.:.:.: ̄`¨.:.:.:<   }
       ,ム '.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ /入
      /, ‐ァ'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`く__ }
    /イ ./.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:/.:.:.::/::.:.l:.:.::.:.:.:.:.l ノ
        >'.:.:.:.::,'.:.:.:.:.:.:./.:.:.:/l:::.:.∧.:::::.:.ヽV   
    /.:::::/.::::l:.:.:.:::∠l:.:::/ .l::∠._l:l:::::.:.:.:l:\ 
.      ̄ ̄/.::::::l:::.:::/___l::/  レ ____l:l::::/:.:.ト- 
        l/!:::::l:::::/ '⌒v`   ''⌒vl:/.|:/:l  
       l. ',::l lヘlヘ :::::   ,   :::: ムイ:l リ   
          V 'vl:ヘ    r‐┐  ./::/レ     
           V >.、 ` ' イ:::/
             V:|__` ´ |W
            ∠__ .7V弋二廴_
      / ̄| ̄| }.:.:.:.:.:::ヽ__/__.:.:.:.:./ | ̄l' ̄ ヽ
     l   |: : | {::.:.:.:.`ーL|一.:.:.:.:.) l : l     l
      l   .l/くヽ_;::イ| |ト-、_(-┴┴,   l
     /    /  \r‐L/ lo|レヘ_;:ィl.    |   ',
    /    ′       lol    |___j.    ',
   {    {          lol        |     }
   ヽ    '、. : : : : : : : : :.lol: : : : : : : : : :/    /
.     \    >、 : : : : : : : l l: : : : : : : :,.<     /
      >   /`'r-: :--┴┴‐---<__ ̄  く
       ヽ    V:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:/   ' /´
        `,    ∨ : : : : : : : : /    /
         '    ヽV: :`ー‐'.:.:./    /
          V     廴.___/    /
           ∧    'v――v    ∧
478エルティー ◆ElTiXXMIXI :2007/09/26(水) 12:10:27 ID:8mmuJWST BE:812937784-PLT(34073)
葉雨たにしの描く眼鏡メイドさん
479名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 08:33:09 ID:vBULKPkH
480名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 21:54:33 ID:n5BBFQ6R
かるまさんのメイドのみやげは結構気に入っている。
481名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 10:44:21 ID:o38sjyWG
482名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 20:01:50 ID:JkCm/Jr/
日本ハジマタ\(^o^)/
483名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 21:19:06 ID:GNnVAzrP
>スタッフの多くは、九一式第二種夏服ズボンタイプ

ネタが細かいw
484名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 10:03:13 ID:S3u28348
>>468
旦那様か坊ちゃん(或いは奥様やお嬢様)が、J官と見た
特に一般非公開演習だと、J隊関係者でないとチケット入手しづらい

>>470
なんという…
485名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 10:10:52 ID:yHSFZ9V1
でっていうー
486名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 21:05:40 ID:N0sZQcGR
37 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2007/11/06(火) 01:29:12 ID:2Po2j4H50
>>36
ブルース・ウィリス主演のシックス・センスのことじゃないかな?

38 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2007/11/06(火) 02:11:33 ID:NHJo1DeJ0
>>37
ウィルスじゃなくてウィリスだよ

39 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2007/11/06(火) 02:23:08 ID:RHO3el2/0
なにを言っているんだお前は

40 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2007/11/06(火) 02:27:23 ID:NHJo1DeJ0
>>39
ブルース・ウィルスじゃなくてブルース・ウィリスだって言ってるんだよ

41 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2007/11/06(火) 02:54:11 ID:a5RVubVT0
なにを言っているんだお前は

42 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2007/11/06(火) 02:55:41 ID:sQbb2iFu0
>>41
同意

43 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2007/11/06(火) 04:22:25 ID:NHJo1DeJ0
”ブルース・ウィルス” に一致する日本語のページ 約 128,000 件中 1 - 10 件目 (0.17 秒)
”ブルース・ウィリス” に一致する日本語のページ 約 1,070,000 件中 1 - 10 件目 (0.11 秒)

ほらな

44 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2007/11/06(火) 04:28:26 ID:mf0uAkuK0
>43はそろそろ>37をきちんと読むべき
487名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 16:01:21 ID:8yfFKNdI
姉妹スレが、荒らされている
488名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 20:30:08 ID:KDycale5
>>487

? どこのことだろ
489名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 21:11:23 ID:8yfFKNdI
490名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 05:01:28 ID:XIfo2w4N
最深層で保守
491名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 14:25:29 ID:1zalAmpU
>>489 から >>490 まで3ヶ月か、よく落ちなかったな・・・
492名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 22:17:19 ID:1tHLRLwt
493名無しさん@ピンキー :2008/05/30(金) 22:25:17 ID:h9LulwXB
494名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 20:19:45 ID:CnkWblfx
721 名前:LIVEの名無しさん[sage] 投稿日:2008/06/06(金) 03:23:56.76 ID:FD0kWlj3
ナウシカの実況っていまいち盛り上がるポイントがわからんのだよな
ラピュタならバルスとかがあるけど

728 名前:LIVEの名無しさん[sage] 投稿日:2008/06/06(金) 03:24:58.10 ID:UwkIU6Rn
>>721
そらもう
「腐ってやがる早すぎたんだ」ですよ

732 名前:LIVEの名無しさん[] 投稿日:2008/06/06(金) 03:25:25.95 ID:jAfPkYxW
>>728
それってタッチのセリフじゃなかったのか!?

748 名前:LIVEの名無しさん[sage] 投稿日:2008/06/06(金) 03:28:07.31 ID:VG1oxM+2
>>732
「きれいな顔してるだろ?死んでるんだぜ」と間違ってないか?

754 名前:LIVEの名無しさん[sage] 投稿日:2008/06/06(金) 03:28:57.46 ID:jAfPkYxW
>>748
というかずっと
「きれいな顔してるだろ、でも中身は腐ってやがる…早すぎたんだ…」
だと思ってた

757 名前:LIVEの名無しさん[sage] 投稿日:2008/06/06(金) 03:29:16.85 ID:Mg9jwVa9
>>754
カオスすぎてわろた

768 名前:LIVEの名無しさん[sage] 投稿日:2008/06/06(金) 03:30:08.04 ID:KQ0UWvrV
>>754
なにがどうなればそうなるwwwwwwwww
495名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 00:04:54 ID:yzxLo6Yp
国境をはさんで、仲の悪いアメリカ人とカナダ人が住んでいました。
ある日カナダ人が外に出てみると、自分のニワトリが、アメリカ人の家の庭で卵を産んでいます。
そこへちょうど出てきたアメリカ人は、卵を持ち去ろうとしました。
「待て!その卵はうちのニワトリが産んだんだからうちのものだ!」
「フン!うちの庭で産んだんだから卵はうちのものだ!」
らちがあかないので、カナダ人は提案しました。
「俺の国ではこういうとき、決闘をする。股間をけり上げて、早く立ち直った方が勝ちという決闘だ」
「いいだろう。それなら決着がつく。望むところだ!」
「じゃあまず俺から行くぞ」
カナダ人は一番重いブーツをはき、助走をつけてアメリカ人の股間を思いっきりけり上げます!
「うっ…、うう…」
くずれ落ちたアメリカ人はもだえ苦しみ、30分たってようやく起き上がりました。
「う…。じゃあ今度は俺の番だ!行くぞ!!」
するとカナダ人は、

「俺の負けだ。卵は持って行け」
496名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 19:06:03 ID:6izHU2bE
497名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 00:13:47 ID:yLGfygJ5
721 可愛い奥様 2007/05/13(日) 02:08:14 ID:jppqSDxy0
フランスでは最初のHは声を出さないらしい

728 可愛い奥様 2007/05/13(日) 02:28:56 ID:bm13aaks0
>>721
あたし、フランスに生まれなくてよかった・・・
相手も初めてだったせいか不思議には思われなかったみたいだけど、
そうとう声が大きいらしい(;;)

743 可愛い奥様 2007/05/13(日) 03:20:33 ID:jppqSDxy0
>>728
フランス語の話です
498名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 12:20:55 ID:A1x0gl8a
うましかの「エプロンドレス」って単行本が5話くらいの続き物でメイドさんもの載ってた
学校では1っこ上の憧れの先輩、家では優しいメイドさん
499名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 19:32:06 ID:GVMHv7PV
夜神月と伊藤誠ってさ、どっちもいろんな女性と
楽しんでたけど、これは共通してる

どっちも言葉を巧みに操り
世界を手玉に取ったことだ
500名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 07:10:50 ID:Elwd4i5f
つまらないというレスをする人間は根本的にそいつ自身がつまらない
つまらないと思った後の行動が面白いことをする!ではなく、
ただ「つまらない」とレスする時点で、人間として魅力ないね
モテないよ
501名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 09:49:23 ID:tlxygFES
                                =. ポ  =
                              ニ=  ッ そ -=
                                   ニ= キ れ =ニ
                                 =-  l. で -=
  、、 l | /, ,                          ニ. な. も ニ
 .ヽ     ´´,                         ´r ら  ヽ`
.ヽ し き ポ ニ.        ━━━一          ´/ ヽ`
=  て っ ッ =ニ
ニ  く. と. キ  -=
=  れ.何. l.  -=
ニ  る と な =ニ
/,  :. か ら ヽ、
502名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 12:44:00 ID:ozlGr1rb
無駄だよ……よく見ろっ。
>501は、グリコのポッキーなんかじゃない! それは、ロッテのペペロだっ!!
503名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 02:10:42 ID:bAodcDRM
そういや>>501、100円ショップで売ってるなんていってたな・・・
504名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 19:59:30 ID:DJQRE8nV
エロラノベ・エロゲは、メイドモノなんて珍しくも何ともないのに
なんでエロ漫画になると、1冊まとめてメイドモノがなくなるのかね
505名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 20:01:47 ID:3hiCsImd
西川康になかったっけ?

個人的には最近うましかがメイドモノばっかり描いてるから期待してる
506名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 08:38:06 ID:Y1QtjkxG
ほほう……チェック、チェック
507名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 03:43:10 ID:a8qjOsnJ
>>75
何というロードス島戦記
508名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 00:02:22 ID:ZPL+0wEB
未だに9氏の再起を待っています。
世にメイドモノは溢れていますが、氏の作品以上に萌るメイドさんにはなかなか出会えないのが現状です。
509名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 09:27:05 ID:pwD/LMf3
>>508
旧九氏は異世界(出版界)に旅立たれてしまったよ・・・・
510名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 19:57:47 ID:e7snUP39
本人のサイトももうないのに、ああいう情報どこで知るんだろうなあ
511名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 02:36:38 ID:twB9/bc4
>サイトももうない

よそのサイト(高野豆腐の角)にあずけられて公開してるよ。そこに、掲示板があって、書かれてる。
あとは、知り合いのオンライン作家さん同士とかのつき合いじゃない? 
512名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 22:23:05 ID:LXkZSLGa
あれ?
あそこって掲示板あったっけか。
エロ小説しか目に入ってなかったw
これは失敬。
513名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 05:30:33 ID:qPfGr+rf
>>509
商業デビューという事?
それとも編集者側というオチ?
514名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 08:17:25 ID:0D1yhmVr
515名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 10:37:03 ID:VCA0rzyL
ご主人様が「麻生太郎」だったら、、、、
たぶん麻生太郎ならメイド雇っていてもおかしくないと思うんだが、、、、
516名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 02:33:48 ID:8GBVTI6A
結構、人がまだ残ってるんだね
書き手の人が出てくれば、スレ続きそうだ
517名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 06:23:07 ID:L38IOuMR
しかしエロパロにもメイドさんスレあるからなあ
518名無しさん@ピンキー
このスレからプロが出るとは
凄いスレだったんだな