新刊エロマンガ(単行本)評価スレッド 15

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本日の第1象限。

来鈍「御家庭の快楽」コアマガジン
話△ 抜○ 消小 総合○
壮大スケールハーレム話全8話+番外+後日談。すでに>>18氏をはじめとする
多数のレヴュウが出ているのでそちらも参照。前作にこの兄妹キャラが登場
したプロトタイプ「学校の快楽」あり。ラストで破綻しまくったストーリーラインは
ともかくみっちり描きこまれた肢体描写は文句のつけようがない。和姦スキーの
中田氏原理主義者ならおひとつ。

あかまる純也「キューティPIE」ジェーシー出版
話△ 抜△ 消中 総合△
オール短編10本。表紙を見てティーアイ系の雑誌で描いている蓬瑠璃を
想起してジャケ買いしてみたらなんとその当人だった。もっとも、年上系
メインで抜き主導型の蓬瑠璃名義とは作風がまったく違っていて、よくある
女流ヌルエロマンガという感じ。絵柄にばらつきがあるのでおそらくは古めの
作品を集めているのだと思う。たとえていうなら乱満を求めておかのはじめを
購入するようなものなので、作者買いの人以外には積極的にはお奨めしない。

南勝海「妹満開」桜桃書房
話△ 抜○ 消無-小 総合○
表題どおり妹多め短編11本。ロリというよりは貧乳ミドルティーン主体で
かつ母子相姦物が2本混じっているので、純粋ロリ嗜好の方は注意すること。
それと消し評価が妙なのはほとんどが無臭なのに2本だけ黒線消しの作品が
存在するため。ライトもダークも両方こなせて挿入描写もいい感じなのだけれど、
同じ日に来鈍を見てしまうとやはり画力では見劣りする。まだ描線が不安定で
ときどき女の子がカエル面になるのが難点。それと妙に関西弁濃度が高いので
嫌西日本主義者は回避すること(俺は好きだが)。