チョコちゃんカワユス・・・(*´Д`)
マツリダ先輩はねっとり虐めてあげて
続き楽しみにしてます。
ありまさんのファンです。
続き楽しみにしてます
「ど、どうしてあたしがいじめられなきゃいけないのよ」
それでこそクーヴェルだ。声は震えているが。
「おとなしくしてれば痛いことはしないから」
オレはクーヴェルの後ろに回った。
「濡れてんじゃん」
黒い後足に白濁した液体が伝い漏れしているのがわかる。
「た、ただの汗よ」
「それじゃしっぽ上げてみて?」
「いやよ」
「あたしが手伝います」
ピンカメはクーヴェルの尻尾を口でくわえ、横にずらした。
「ちょっ、何するのよ」
黒いお尻の真ん中で、薄いピンク色の部分が存在感を放っている。
「いちごチョコみたいだな」
鼻面でそこに軽く触れると、クーヴェルの体がぴくんと跳ねた。
「気持ちいいんだろ?」
答えはない。今度は舌でその秘裂を舐め上げる。
「あぁっ」
クーヴェルは今まで聞いたことのないような甘い声を出した。
「濡れてるぞ」
「だ、だから汗だって言ってるでしょ?」
まだ粘るかこの女は。
「ピンカメもやってみる?」
ピンカメは待ってましたと言わんばかりに目を輝かせ、そこに寄ってきた。
「チョコちゃんって実は舐められたことないんでしょ?」
ピンカメはそう言って、割れ目の中にある小さな核に舌を当てた。
「やめ、やめて、そこ、舐めないで……」
「なんでー? あたしのはいつも舐めるじゃない」
ピンカメは容赦なくそこで舌を往復させる。
「マツリダ先輩も、一緒に舐めてあげてください」
いつの間にか主導権を奪われているのは気のせいか。
オレは膣口に狙いを定め、舌を抜き差しするように動かした。
「いやぁぁっ、あんっ、あっ、だめだめだめぇ……」
二本の舌に責められ、クーヴェルは半ばパニック状態である。
「クーヴェル、すごい汗だぞ」
膣から流れ出る液体はクーヴェルの蹄まで達している。
「あっ、あっ、あぁっ、あんっ、もう、もう、だめ……」
しかしこのままイカせてしまっては面白くない。
オレが口を離すと、ピンカメも察してくれたようで舌の動きを止めた。
「えっ……?」
クーヴェルがこっちを見た。顔が涙で濡れている。
「おまえがだめっていうから止めたんだよ」
「そんな……」
こんな不安そうな表情のクーヴェルを拝めるとは思えなかった。
「今度はオレを舐めてもらおうか」
オレはクーヴェルの前に向き合う形で腰を下ろし、足を開いた。
「ここ、わかるだろ?」
クーヴェルは黙って首を下げ、オレの肉塊を舐めた。
「そうそう。上手だよ」
オレは鼻先でクーヴェルのたてがみを撫でた。いい匂いがした。
「ピンカメも、そっち舐めてあげて」
ピンカメはうなずいて、クーヴェルの秘部に顔を埋めた。
「んぅっ」
オレを咥える唇が震える。
「気持ちいいか」
クーヴェルはいったん顔を上げ、濡れた目でうなずいた。
「よしよし」
やっと素直になったクーヴェルが愛しくて、顔にキスしてやった。
「やんっ」
クーヴェルは照れたように頭を下げ、再びオレ自身を口に含んだ。
「オレも気持ちいいよ」
だいぶ勃ちあがってきている。
「クーヴェル、もういいぞ」
オレは立ち上がり、後ろに回る。
「こんな濡れちゃって……」
クーヴェルの脚に幾筋もの白い跡が伝っている。
「チョコちゃんのここ、ひくひくしてるの」
ピンカメが音を立てて愛液を啜る。
「いやぁぁっ」
オレもそこに舌を這わせる。さっきより柔らかくなっている。
「あっ、あぁっ、はぁ……はぁ……」
息も絶え絶えといった様子である。
「やぁっ、そ、そこはぁ……」
ピンカメは乳首を攻め始めた。ちゅっと吸い付く音が聞こえる。
「チョコちゃん、おっぱいと恥ずかしいとこ舐められて感じちゃってるんでしょ?」
「ちが……う……いやっ……あぁっ……」
「じゃあやめちゃうよ?」
ピンカメが目配せするので、オレも動きを止めた。
「ご、ごめんなさいぃ……」
クーヴェルがこんな台詞を吐くとは夢にも思わなかった。
「ほらチョコちゃん、マツリダ先輩にどうしてほしいのか言いなよ」
ピンカメも今まで反撃の機会を虎視眈々と狙っていたのだろうか。
クーヴェルはおぼつかない歩調で方向転換をし、オレのほうを向いた。
「マツリダ先輩、イカせてください……」
涙に濡れた目で真っ直ぐに懇願され、オレが逝ってしまいそうだった。
「わかった。もう一度あっち向いて」
オレはクーヴェルに乗り上げ、照準を定めた。
「ゆっくり入れるよ」
腰を沈めていくと、骨が軋むような感覚があった。
「いやっ、痛いっ、痛いっ」
「落ち着け、大丈夫だから」
ピンカメと違って堅く閉じているのがわかる。
「チョコちゃん、力抜いて」
ピンカメはクーヴェルの乳首に再び吸い付いた。
「あぁぁ……」
壁が徐々に解れ、オレを飲み込んでいく。
「やっ、す、すごく、へ、へんなのぉ……」
全体を収め、クーヴェルの内壁の感覚を楽しむ。
「クーヴェルの中、締まってて気持ちいいよ」
オレはいったん半分くらいまで引き抜き、再び奥まで貫いた。
「あぁっ」
どうも大丈夫そうだ。オレはピストン運動を開始した。
「んっ、んっ、あぁっ、やっ、すごく、へんな……感じ……」
ピンカメは乳首への愛撫をやめ、結合部分をつぶさに観察している。
「チョコちゃんの恥ずかしいとこに、マツリダ先輩が入って動いてるよ」
「やっ、やっ、そんな、あぁっ、すごく、すごく……」
「言っちゃいなよチョコちゃん。今どんな感じ?」
クーヴェルの膣壁がきゅっと締まる。
「き、気持ちいいの……」
消えてしまいそうな声だった。
「よく言えたね」
オレは腰の角度を変え、上壁を擦るように衝いた。
「ひぃっ」
クーヴェルの腰がうねる。
「あっ、あぁっ、も、もう、イッちゃいそう……」
「チョコちゃん、自分で腰動かしてる」
「だ、だって……か、勝手に……あぁんっ!」
気持ちいいところに当たるのか、クーヴェルの頭が時折跳ねる。
「あぁ、あぁぁぁ、もう、もう、あっ、あぁっ」
クーヴェルの昂ぶりに合わせて腰を打ち続ける。
「すご〜い。チョコちゃんのそこ、もう真っ赤だよ」
ピンカメも興奮しているようだ。
「いっ、あっ、イッちゃうっ、うぅっ……」
クーヴェルの中がひときわ大きく蠢いた。
しかしオレはこの波を耐えなくてはならない。
「あっ、あっ、どうして……あぁっ」
オレは腰を動かし続ける。
「オレ、まだイッてないぞ」
本当はいつでもイケるのだ。だけどこのまま終わるのも芸がない。
「いやっ、いやっっ、もう、許してくださいぃ……」
感じすぎて辛いのだろう。後足が折れ、今にも座ってしまいそうだ。
「あぁ……あぁ……」
オレは最後の力を使い、全速力で抜き差しを始めた。
「あっ、あっ、壊れちゃう……壊れちゃう……やぁっ、いやぁっ」
頭の中が朦朧としてきた。クーヴェルの中はぐねぐね収縮している。
「いやっ、いやっ、あぁんっ、あぁぁぁっ」
いったん奥まで突き入れて、ぐっと引き抜いた。
「いやぁぁぁっ」
クーヴェルは断末魔のような声を上げ、その場に倒れた。
「うっ」
オレはその黒い馬体に向けて白い精を放った。
「チョコちゃん、気絶してるみたい」
ピンカメはクーヴェルの顔を覗き込み、なぜか楽しそうな口調で言った。
「ごめんな、ピンカメ。ほったらかしにしちゃって」
「ううん。見てるだけで楽しかったです。また遊びに来てくださいね」
ピンカメはにっこり笑う。こいつは恐るべき天然悪女だ。
自分の馬房に戻ると、一気に疲労感が押し寄せてきた。
明日クーヴェルはどんな顔をしているだろうか。
寝藁にくるまり、目を閉じる。今夜はよく眠れそうだ。
おしまい
ピンカメの隠れ鬼畜っぷりがいいなあ。
人間の世界では除夜の鐘を撞いて煩悩を洗い流すなんて言われているけど、
こいつらは別のモノを突きまくっていたんかいっ!w
お下品ですまん。
ありまさん、今年もご自愛の程を。
ありまさんマジ最高!
>>947-949>>955-956 レスありがとうございます(*´ー`)
関東馬は垢抜けてない感じがして好きです。
角居厩舎なんかはハードルが高い気がして書けそうにありません。
クーヴェルチュールが気に入ったのでまた国枝厩舎で書くかも。
また萌える牝馬が台頭してきたらいいな。
今年もマイペースに書いていきたいと思っていますので
よろしくお願いいたします。
今回のありまさんの作風も好きだな。
続き期待。
959 :
958:2008/01/03(木) 09:47:23 ID:eUo4dhny
×続き期待
○次作も期待
スマソ
960 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 09:24:23 ID:OyWQs00F
ありまさんの作品読むたびに好きな馬が増えてくww
これからもよろしくお願いします。
961 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 18:06:47 ID:GHh2GGmS
ウオッカ×サムソンもアリな気がしてきた
ありまさんGJ!!マジ良かったです!!
今度はピンカメ目線からの後日談でもオモシロイかも。
マツリダ先輩じゃないけど次の日のチョコちゃんが気になるw
・・・と、ラインたんの職人さんの続きも
もの凄く気になってます。いつか続きを!!待ってます!
963 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 08:28:19 ID:BkzCD5MQ
牝馬最強世代は情けない牡馬にはめもくれずとことん女の子同士でいこうぜ!
んで駄馬の肉棒にメロメロになる、と
私もラインたんの続き、楽しみにしています!
>>950の場面、たまらん。
クーヴェル可愛いよ。
966 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 00:07:14 ID:P0QVqQiR
スイープの初年度はタキオンか。
保守ついでに軽く書くつもりが
空気読めないあの男ががっつりハメてしまったという話です。
*
あの後わたしはしばらくチョコちゃんを見てたけど、
いつのまにか寝ちゃってて、起きたらチョコちゃんがいなかった。
隣の部屋をのぞいたらチョコちゃんは朝ごはんを食べてた。
「チョコちゃん、おはよう」
「おはよう」
いつもと特に変わってないみたいだった。
「おはよう」
わたしたちのことが心配だったのか、マツリダ先輩が来た。
「おはようございます。よく眠れましたか?」
マツリダ先輩は照れたみたいに笑ってうなずいた。
「おはよう、クーヴェル」
チョコちゃんはマツリダ先輩を無視して奥のほうに入っていった。
それからすぐ、チョコちゃんは脚が痛いといって放牧に行った。
チョコちゃんがいないとさびしい。
「クーヴェルは?」
マツリダ先輩がわたしのところに来て、聞いてきた。
「チョコちゃんなら放牧です」
「そうか」
なんとなくわかってた。マツリダ先輩はチョコちゃんのほうが好きなんだ。
わたしとマツリダ先輩は部屋でしばらくお話をした。
ダスカちゃんが可愛いとか、ウオッカちゃんはかっこいいとか、そんな話。
いろんな馬の話をしてたけど、いつのまにかチョコちゃんの話になってた。
「いつもクーヴェルにどんなことされてたの?」
「おっぱいとか……恥ずかしいとことか……舐められてたの」
チョコちゃんとのエッチを思い出したら、あそこがきゅんとした。
「イヤだった?」
わたしは首を横に振る。
「でも、ピンカメ、あのときクーヴェルのこといっぱいいじめてたよ」
そうだった。なぜかあのときは勝手に口が動いていた。
「ちがうの。わたし、チョコちゃんをいっぱいエッチにさせたかったの」
チョコちゃんは泣きながらいやらしい声をあげていた。
「あのときのクーヴェルはエロかったなぁ」
マツリダ先輩も思い出しているみたいだ。
「またしようか」
わたしはうなずいた。マツリダ先輩はわたしの後ろに移動する。
「もう濡れてるみたいだね」
わたしの恥ずかしいところをじゅるっと舐める。
「あぁっ」
気持ちいい。気持ちいいんだけど、なんか違う。
「あっ、あっ、あぁんっ」
一番気持ちいいところをかする。チョコちゃんだったらそこだけを舐めるのに。
「あ、あ、あっ……そこ……あっ……」
合図してるのに、マツリダ先輩の舌は広い範囲を舐める。
「んっ、んっ、あっ、んあっ……」
でもやっぱり気持ちいい。あそこが熱くなってくる。
「そろそろ入れてもいい?」
「は、はい……」
マツリダ先輩がずっしり乗り上げた。
苦しいのと気持ちいいのは似ている。
背中が重くて、おなかが窮屈で、息が荒くなって、涙が出てくるのに、気持ちいい。
「あっ、あっ、お、おちんちんが、いっぱい入ってるぅ……」
チョコちゃんの舌が届かないところも気持ちいいなんて知らなかった。
マツリダ先輩の先っぽが内臓をこすってるみたいな感じがする。
「ピンカメの中、暖かくて……絡みついてくるよ……」
マツリダ先輩が腰を引く。わたしの内側がおちんちんを逃がさないようにぎゅっと締まる。
「き、気持ちいいですぅ……」
このまえはちょっと痛かったけど、今日は全身がしびれるみたいだ。
「あっ、あんっ、マツリダ先輩の、ああんっ……も、もっと欲しいっ」
おねだりすると、マツリダ先輩が一番奥まで挿し込んで、腰をぐりぐりした。
「ああぁっ……そ、そんなことしたら、あぁん、へ、へんになっちゃうぅぅ……」
「ううぅ……オレも気持ちいいよ……ピンカメ……すっごく……」
「おちんちんが……入ってるのぉ……」
エッチなことを言うと、余計に気持ちよくなってしまう。
「どこに入ってる?」
「あ、んっ、わ、わたしの……わたしの、おまんこ……」
恥ずかしかったけど、言ってみたらもっと興奮してきた。
「ピンカメ、今すっごく恥ずかしいこと言ったぞ」
「ま、マツリダ先輩が言わせるからぁ……あっ、そんなに激しくしちゃらめぇ……あぁっ」
マツリダ先輩のおなかとわたしのお尻がぶつかる音が聞こえてくる。
「ピンカメのここ、エッチなおつゆでどろどろだよ」
「やぁっ……だって、ま、マツリダ先輩のおちんちんが……気持ちいいんだもん……」
「あぁもうピンカメは可愛いなぁ」
マツリダ先輩はまた素早く腰を動かし始めた。
「も、もう、もう、らめっ、イッちゃうっ……あっ、あんっ」
チョコちゃんとしてるときもそうだけど、イキそうになると頭の中が白くなってくる。
脚に力を入れて、快感をいっぱいためるみたいにする。
「あんっ、あん、あ、あ、あ、イッちゃうぅぅぅ……」
光がはじけたみたいになって、からだがびくびくする。
「うっ」
マツリダ先輩はするっとおちんちんを抜いて、背中から降りた。
すごく気持ちよかったけど、なんだか寂しい。
わたしがイッたら、チョコちゃんは息が整うまで背中を撫でてくれる。
チョコちゃんはいつも強がっているけど、ほんとは優しい。
「今度はまたクーヴェルと3頭でしような」
マツリダ先輩も同じことを思ってたみたいだ。
「あ、でも、ピンカメとふたりも最高に良かったよ」
「いいです別にフォローしなくても」
わたしは思わず笑ってしまった。
「チョコちゃんが素直に仲間に入るとは思えませんけどね」
「そこはピンカメがなんとか……」
急に情けなく言ったから、おかしかった。
「また来るよ」
マツリダ先輩はそう言って、わたしの部屋を出て行った。
わたしはキンカメさんのことが好きだけど、ただのあこがれかもしれない。
マツリダ先輩とエッチするのは気持ちいいし、幸せな気分になる。
でもマツリダ先輩はわたしのこと好きなわけじゃない。
チョコちゃんだっていつまでもわたしだけのものじゃないだろうし……
わたしもちゃんとした彼氏が欲しいなぁ。
(おわり)
ありまさんGJ!
ピンカメの心情描写上手杉
GJ!このシリーズ大好き。
ピンカメ視点ありがとうございますた。
ありまさま、かわいいお話、ごっじょぶです。どうか、今年もすてきなお話を。
私は、たからづかさまのスイープさんのゆくえが…気になります。
もうすぐ、新スレですね。
息抜きに…エロひとつ、さらっといってみます。
――
汗と、唾液と、体液。
混じり合って、滴り落ちて。
「濡れてる」
すぐ後ろから、呟く声が聞こえた。
振り向けば、その顔が息がかかるほど近くにある。
「わ、わるいっ?」
「いや…んー」
首をひねる彼の細い腕の力が、両肩に感じられる。
この体勢は、相手の心音が伝わってくる。それがどことなく気恥ずかしい。
重なりあう秘部の熱から、意図的に意識を逸らそうとしていた。
考えた込んだ後、相手は思いついたように言う。
「淫乱?」
「ちがっ、バカッ」
噛みつこうかと思った一瞬に、相手のそれは、侵入した。
背筋に電流が走り、ぶるっと身体が震える。
異物感には慣れたものだった。それが少し、寂しくもある。
軽く息を整えるように、浅い呼吸を繰り返した。
「動くよ」
さらりと言われ、一瞬後れをとる。
「あっダメ、まだ…はぁぅッ」
咄嗟にあがった声は、襲い来た快感に断裁された。
「っひぁ、あっ、待っ」
突かれ、擦りあげられるたび、悲鳴は湿った喘ぎとなって、あたりに響く。
制止も虚しく、無慈悲なまでに与えられる快感には、
為す術もなく嬌声を上げる他にない。
「やっ…んぅっはァッ」
「どう?」
相手の声は、余裕すら感じられ、
うらめしく、こんなに乱れている自分が、どうしようもなく恥ずかしい。
「…っよ…くないっ、全然ッ」
「へぇー…ここは?」
「はァぅッん」
くすくす笑うのを聞いて、さらに赤面する。
半開きになった口からは絶え間なく、甘い喘ぎが紡がれる。
快感は神経を麻痺させ、頭の中は空白で満たされる。
微かな動きさえ敏感に捕らえ、そのまま身体は露骨なまでに跳ねる。
どうしてだろう、今日はいつもよりも。
「…感じすぎ」
「や…だってぇ…んッ」
「も、イきそうだろ」
見透かされた。恥ずかしくて、なぜか、疼く。
「だ、いじょ」
「イけよ」
相手の声に、若干の熱が籠もる。
同時に、腰の動きが激しくなり、呼応するように嬌声は高くなる。
「ぁッ、やッ、一緒、にっ…」
振り向いても、目は合うことがなかった。
相手は聞こえないかのように、さらに打ち付ける。
私を、絶頂へ導くために。
「ハ…ッハー…ティッ?どうし…てッ」
「少し黙って」
言って、微かに笑う。目は、笑っていない。
――どうして、そんな顔をするの?
「っんぅ…ッ、はァッ…あっ、ッ」
不本意ながら、身体はすでに絶頂へと近づきつつあった。
もう、この波を留めることはできない。
それでも、意識は――彼と繋がっていない、そんな気さえした。
快感さえ、この感情を満たすことはない。
それでも、こんなに素直に反応してしまう身体が、憎い。
瞬きした瞬間、視界を濁らせた水滴が落下する。
同時に、いっそう強く膣壁を擦りあげられ、
「ッッ――っ!!」
痺れが全身に走り、弾け飛んだ。
身体は、力なく崩れ落ちる。
「…なん…でぇ…?」
光の加減か、陰を落としたように見える顔は
少しだけ、寂しそうに見えた。
「カーナは厩舎の大切な娘だから」
「いいよぉ…あたし…ハーティーとなら…どうなってもいい…」
縋るような声に何も答えずに、困ったように微笑んで、
そっと唇に唇を寄せた。
「ん…」
ゆっくりと離すと、耳元で囁く。
「お前は幸せになる、から」
その言葉の意味を理解できなかったのは、
惚けた頭のせいなのか、それとも。
身体が離れる。彼は黒い影となって、私の目の前を遠ざかっていく。
待って。叫ぼうとしても、掠れた息が僅かに漏れるだけで、
立ち上がって、その身体を抱き止めることが叶うはずもなく。
「おやすみ」
キィ、と引き戸の閉まる音。
最後に聞こえたその言葉が耳に届いた時、
しがみついていた意識は、ふっと途切れた。
ずいぶん過疎ってるな
>>973 グッジョブ!! 渋い組み合わせ。ラブカーナ好きなのでマジ嬉しい。
ラインたんの職人さん?ですよね?次回もwktkしております。
・・・しかし随分寂しいスレだね。
ラインたんの職人さん、文章巧いよね。
自分だったら思いつかない文章表現。
otu
乙!
どうやら少なくとも5、6人はいるらしい
ここは真冬の森のようなもの。
一見雪に埋もれて何者もいないように見えるけど、
春満開のエロ作品が来れば冬眠中の住人がのそのそと出てくるよ。
この手のスレはロム専が多いからね。仕方あるめえ。
競馬板見てると意外と読者が多いのに驚く時もある。
>>986 IDがDF
競馬2にも読者が意外と多くて驚いた。
>>981 乙でした
エロ無しですが季節物で埋めネタをひとつ
馬はチョコ食べないとかいうツッコミは無しで( ´ー`)
2月14日は牝馬が好きな牡馬にチョコレートを贈る日らしい。
去年は、誰からも何一つもらえなかった。
顔見知りの牝馬が来たときにはもしかしてと期待したが、
意中の牡馬へのパシリ役を頼まれただけだった。
有馬記念を勝って知名度が上がった今年も、
空気を読めないオレに寄ってくる物好きがいるようには思えない。
朝の運動を終えて戻ると、馬房の前にクーヴェルがいた。
「どうしたクーヴェル」
クーヴェルはブルーの小箱をオレの前に置いた。
「お、クーヴェルにも好きな牡馬がいるのか。誰に渡すんだ?」
オレが当然のように相手先を尋ねると、クーヴェルの表情が強張った。
「ばかっ」
クーヴェルはきびすを返して去っていった。
戸惑ったオレはその箱をくわえてピンカメの馬房に向かった。
「ピンカメ、クーヴェルがこれ置いてったんだけど、誰にだと思う?」
「はっ?」
ピンカメが事態を飲み込めないようだったので、オレはさっきの出来事を話す。
「えっ?」
しかしピンカメは尋ね返すばかりだ。
「だから、これ、クーヴェルは誰に渡すつもりなのかって」
「ほんとに判らないんですか?」
「?」
ピンカメは笑い出した。
「マツリダ先輩に決まってるじゃないですかー」
言われたら急に恥ずかしくなり、オレは顔を隠してうずくまった。
「クーヴェル、さっきは悪かった。ほんとに悪かった」
クーヴェルの馬房の前でひたすら謝る。こればかりは本当にオレが悪い。
「うるさいわよKY」
「ごめん。まさかクーヴェルがオレなんかに」
「調子乗るんじゃないわよ。それは……えーっと……あの牡馬に……」
どうしてオレはこんなに可愛い女心を無視してしまったのか。
「わかったわかった。クーヴェル、一緒に食べよう」
「ひとりで好きに食べたらいいわよ」
「そんなこと言うなって」
オレは強行突破でクーヴェルの馬房に進入した。
「近寄らないでちょうだい」
クーヴェルの顔を見ると目の下が少し濡れているように見えた。
「おまえってほんとに可愛いな」
「うるさい」
クーヴェルが顔を背ける。その仕草も可愛くて、思わず頬が緩んでしまう。
「誕生日、おめでとう」
「!」
オレは馬服の内側に隠していた2つの箱を出して、クーヴェルの前に置いた。
「かぶっちゃったな」
クーヴェルの誕生日が今日だと聞いて、オレもプレゼントを用意してあったのだ。
「おまえと同じ名前のチョコがあったんだよ」
「知ってるわよ」
「高級で美味そうなチョコだったぞ。おまえにぴったりな名前だな」
「そ、そんなお世辞言ったって何もないわよ?」
クーヴェルがオレに笑いかけてくれる日はまだまだ先のようだ。
おわり
GJ!
チョコちゃん可愛い!
素晴らしいバレンタインのチョコレートでした。
GJ!国枝厩舎のメンバー大好きだ。
うめ
埋め
チョコは禁止薬物(カフェイン)入りだからお馬さんに食べさせてはいけませんw
だけど奴らは甘い物が大好き。
宮本輝氏の『優駿』にはシュークリームが大好物で
隠すなよ、ふふんいい匂いだな、さあ早くよこすんだ、
どうした何を躊躇う、俺にその味を教えたのはお前だぞハァハァ(;´Д`)
と鼻面でヒロイン(幼女)の全身を弄る馬が登場してた。(ちょっと違)
なぜ宮本輝の作品に出てくる恋愛はドロドロな物ばかりなのか埋め