真紀が俺と手をつないだ。ちょっとあったかいその感触で、
俺の欲望がむくむくと起き上がる。いかんいかん。
手をつないだまま、奥のリビングに向かう。
「信じられないかもしれないけど、お酒飲んだって一晩中
発作起こしっぱなしのときもあったから」
「え?」
真紀の、心の傷に触れた。この若さで、あの年で…。
「それから比べたら3回なんて」
3回?確か発作を起こしたのは2回のはずだが。
「3回って、いつ起こしたんだ?」
「あ…」
思わず問い詰めた俺の視線に、真紀が再び硬直した。
「あ…」
とりあえず、トートバッグをキッチンカウンターに置いて
真紀のほうを振り返ると、真紀がしゃがみこんでいた。息が荒い。発作だった。
「真紀…」
返事が出来ないでいる。ちょっと強めの発作だと俺は判断した。
ショルダーバッグをそのままに、真紀を抱き上げて、ためらったが
寝室に連れてゆく。真紀はスカートを履いているから、リビングのソファーだと
スカートを乱れることを気にするだろう。
それにしても、軽い。華奢だから仕方ないが…。
「真紀、聞こえるか?」
辛うじて頷いている。ぎゅっと目を閉じて発作を押さえ込もうとする
真紀をベッドに寝かせ、そのまるまった体の横に、俺は身体を入れた。
「真紀、真紀?」
怯えた様な真紀の瞳がそこにあった。俺は真紀の閉じられた両方の拳を
包むように両手を置いて、真紀にキスしようとした。でも真紀は、首を振った。
哀願するような目で。
「大丈夫だよ」
「駄目…。怖い」
「怖くなんかないよ」
俺は真紀の耳元でそう囁くとその頬にキスした。
真紀の身体がびくんと反応した。それから、強い発作が襲う。
俺は真紀の頭をしっかり抱き、右手で真紀の左の拳を包んだ。
「大丈夫、怖くなんかない。真紀は素敵な女性なんだよ。怯えることはないよ」
ゆっくり、言い聞かせるように俺はそう言った。
「真紀の素敵なところはね、よく笑うことと、笑うと片えくぼが
出来るところなんだよ。それが君に似合っていて、とっても可愛い。
マックで会ったとき、俺、ドキッとしたんだ。ブスな女だったら
後腐れなく無視できるようにマックを指定したんだから」
真紀はまだ震えていた。
「居酒屋で飲んだときもそう。酒に強いのも嬉しかったし、お前、
ころころ笑っていたしな。だからもう一度会いたいと思ったんだ。
もっとお前のことを知りたいと思ったんだ。だからメールの返事があったとき、
正直嬉しかった。ただフリーメールで帰ってきたから、俺はまだ
信用されていないのかなぁとも思ったり、一時の関係のほうが
お前が楽なのかなぁとも思った。でも、タクシーの中でお前の寝顔見たとき、
絶対一時のことにしたくなくて、マンションに連れてきたんだ」
右手でそっと背中を撫でた。真紀がまたびくりと震える。
「確かに、初めて発作を起こしたときはびっくりしたけど、お前の
そういう姿が…凄くいとおしいと思った。何かのパニックの発作だとは
わかったけど、それを何とかしようとするお前は凄いと思ったし、
それでも前を向いていようとするお前は綺麗だと思った。どうしてそうなったのか、
正直に話してくれただろう?昔の男の事も。あれも、嬉しかった。
…俺、女性経験がないって訳じゃないけど、今まで付き合ってきた女に
不信感抱いているところがあって、お前みたいに全部話してくれたこととか、
それでも付き合いたいと思ったのはお前だけだし…。何言っているんだろうな」
真紀の震えが、ようやく、静かになってきた。
「とにかく、真紀は俺にとって大切なんだ。だから自信持てよ」
真紀は俺の腕の中で頭を振った。
「真紀?」
「誤解してるよ、黒川さん、誤解している」
真紀は泣いていた。
「それでも良いよ。俺が真紀のこと、好きだって気持ちに変わりない。
それとも、俺のこと、嫌い?」
真紀は反射的に首を振った。
「俺が急がない。だから今はお前のその気持ちが嬉しいんだ」
俺はまだ震えの残る真紀の体を、ぎゅっと抱きしめた。
カタカタと震える小さな身体は、俺の腕の中で泣いていた。
Tシャツが濡れた。真紀のシャツもくしゃくしゃになったが、
いつまでも真紀を抱きしめて安心させてやりたかった。
真紀と、幸せになりたかった。
次の「11 過去@」については多少過激な表現が含まれます。
レイプ・鞭打ちなど
ご不快に思われる方は「12 黒川・過去A」にお進みください。
(このスレ内で収まるか?)
11 過去@
ようやく落ち着いた真紀は、黒川の額へのキスに顔をあげた。
今日はノーメークのようだった。リップクリームなのだろうが、
唇は艶々している。それでも、素肌は綺麗だったし、年よりも肌に張りと艶があった。
黒川はベッドに横になり、左手で真紀を抱くと、真紀がスカートを気にしないように蒲団をかけた。
「シャツ、脱ぐ?」
長袖のシャツを羽織っていた真紀がちょっとためらい、身体を起こすとシャツを脱いだ。
スクエアカットの襟元から魅力的な鎖骨がのぞいている。あの黒子が、黒川の目に飛び込んで、
一瞬にして戸惑いを生じさせる。半袖のカットソーから見える腕はすらりとして、
それでいてしっかりとした安心感がある。シャツを脱ぐと下着の突起が目に入って、黒川を苦しませた。
だが、黒川は少し鳥肌を立てた真紀の腕を気にして自分の腕に導くと、
真紀が寒くないように肩から蒲団をかけた。
「辛く、ないですか?」
自分が密着することで、黒川が苦しむのではないかと考えた真紀が離れた。
「襲われたい?」
真紀が身体を硬直させた。
「そういう趣味はないし、真紀の同意がないとそういうことはしない。
でも…キスは無条件にしてくれない?」
真紀がくすっと笑って、また黒川の腕に導かれてその腕の中におさまった。
「でも、きっと抱けないよ」
「何で?」
「…辛いね…」
「話してくれないのか?3回目の発作もそうだったけど」
「…どうしてこうなったかってこと?」
「少しずつでも。話さないとわからないこともあるよ」
「投げ出したくなると思うよ。…それでも良いけど」
「そういう趣味はない」
黒川は真紀の頭を撫でた。
真紀の家族は東京の郊外で暮らしていた、何処にでもある三人家族だった。
真紀が高校に入ってすぐ、両親は念願のニュージーランドの旅行に出かけた。
氷河を見に行きたいという二人の願いがかなったことなので、真紀は快く送り出した。
しかし、氷河ツアーでセスナは墜落し、両親は死亡した。二人一緒だっだと言うのが
せめてもの救いだが、一人残された真紀は、母親の妹夫婦が住む
長野県のとある町に引き取られることになった。
叔母夫婦とは元々仲が良かったし、従兄弟達とも仲が良かった真紀は
長野の暮らしを悪いとは思っていなかった。同い年の従姉と二つ年の離れた従弟だった。
一人っ子の真紀にとっては不思議な感覚だったが、叔母の家族との生活は幸せだったのだ。
しかし、その生活も長くは続かなかった。
お盆のある日、叔母の誕生日に温泉二泊旅行が計画されたのだが、
その前日から真紀は熱を出した。共働きの叔母夫婦にとって、
家族と一緒に過ごせる日は限られていることもあって、真紀は家族4人で
行くことを勧めたが、叔父は真紀の熱の具合からしてそれは無理だと言い、自分が残ると言った。
友人の小山は開業医で、ホームドクターでもあるので診察を受けさせたほうが
良いかもしれない、と言う判断だった。
幸い、宿泊先は近いので診察を受けてから夜に合流するか、という話になり、
真紀の具合によっては自宅に残ることもありえるという含みを残して。
叔母は悩んだ挙句、叔父に真紀を任せると子供二人を連れて旅行に出て行った。
真紀はそれで良しとしたし、そもそも旅行は叔母の誕生日の為の
旅行だと言う事を台無しにしたくなかったのである。
部屋で休んでいたかったが、叔父は小山と連絡が取れ、医院に行くと
言って真紀を車に乗せた。40度近い熱のある真紀には辛かろうと言って
叔父は後部座席を勧め、寝かせてくれた。
車の中で医師の小山の声を聞いたのは覚えている。一応の状態を
安定させる薬だと言って車の中で注射されたのは覚えているが、その後の意識は朦朧としていた。
意識を取り戻すと、目の前、つまり天井に鏡があった。
両手は万歳の形で、皮手錠をかけられ、ベッドの両端のどこかに固定されていて、
手が動かなかった。いつ脱がされたのか、全裸だった。両足はやはり皮の足かせで
大の字のように広げられて、固定されていた。
まだ薄いデルタも、胸の膨らみも、自分の身体がそのまま鏡に映っていた。
その衝撃もさることながら、自分の身体の変化に説明の仕様がなかった。
風邪の症状はあった。そのための熱の症状もある。
だが、それ以上に信じられなかったのは身体の感覚だった。
人より敏感なほうだと思っていたのだが、それ以上だった。
背中に摺れるシーツの感覚さえ、身体の中心に疼きを起こす。
空気に晒された大事な部分がその刺激で濡れていた。
「気がついた?」
そこにいたのは、叔父だった。隣には小山もいる。違うのは
二人ともガウンを着ていて、ガウンの上からでも見て取れる、男としての証だった。
恐怖におののく真紀の腕を小山が取る。アルコール脱脂綿を真紀の腕に滑らせると、
それだけで真紀の身体がゾクゾクとした。
「やめて…やめて…」
「もっと気持ちよくなるからね」
小山がそう言い、注射器を真紀の腕にあて、その薬液を真紀の身体に注いだ。
必死に抵抗するが、両手も両足もびくとも動かない。
そのうち、誰かが部屋に入ってくる感覚があった。
「おや、始まっているんですか?」
「今2回目の薬を入れたところですよ。まだこれからです」
「良い身体をしていますね…こりゃ楽しみだ。じゃぁ支度してきますね」
「いやいや、叔父さん、こんなのいや」
「だめだよ、真紀、お前は魅力的過ぎる。ほら、みてごらん?」
叔父は真紀の胸に手を当てて、その乳首をゆっくり弄び始めた。
「あ…あ…」
身体の奥底から疼くように巻き起こる感覚。逃れようともがくだけ、
シーツにこすれる肌の感触がまた快感を招く。
「ほら、身体が気持ち良いといっているよ。真紀は淫乱な女なんだよ。
だから皆に可愛がってもらわないとね」
「やめて、おじさん」
「濡れてきましたね…。そろそろ一回目の薬が効いてきたようです」
小山の声だった。頭を左右に振っても、部屋の様子があまり良く解からない。
ホテルのような部屋だとは解かるが、ホテルに鎖をつなぐようなものはないだろうし、
天井から鎖がぶら下がっているようなホテルはないはずだ。
ぼんやりとした頭で考えていると、さっき入ってきた男がシャワーから出てきた。
「どうですか?薬は効いてきましたか?」
真紀の頭が重くなってきていた。そのくせ、感覚だけは鋭敏だった。
「試してみましょうか、そろそろだと思いますけど」
「じゃぁ念のため、目隠しを」
真紀の足元で聞いたことのない男の声がした。
「そうですな」
また、別の男だった。これで5人の男。叔父の手に何か握られていて、
それが真紀の目を覆った。ご丁寧に隙間から見えないように、
タオルか何かで目を覆った後での目隠しだった。
「いやっいやっ」
そう言って首を振ったつもりだった。しかし、出たのは弱弱しい声だったし、
身体も思うように動かなかった。
ぴしりと言う音とともに真紀の足に痛みが走った。
目隠しされているからわからない。けれど、鞭かベルトのようなもので
足を叩かれたことはわかる。
恐怖に、体が縮こまった。
心とは裏腹に、体の反応は違った。
痛い、しかしそのじんじんと疼く足の痛みが
真紀の女としての快感にダイレクトに結びついてゆく。
「これから返事は『はい、よろしくお願いいたします』と『ありがとうございます』だけだ」
耳元で、しっかり言葉にされてしまった真紀は
恐怖に身体を引きつらせるしかない。
「薬の聞き具合は充分なようですね」
また別の男だった。6人目の男である。
がちゃがちゃと金属が触れ合う音がする。
「持ってきましたねぇ…」
にやけた笑いを含んだ声。
「基本でしょう?身体を傷つけるわけにはいきませんからね、
薬も用意しましたよ」
「それは助かる。じゃぁ、前も後も、ということですな」
男たちの野卑な会話が断片的に耳に入ってくる。
何が起きるのか、やっと重い頭で理解できてぞっとした。
「良い身体だ。未成熟で、細くて…」
恐怖で鳥肌が立つ。体温がふわっと上がって肌が赤く染まった。
「始めましょうか」
叔父の声だった。
恐怖が身体を支配する。
ぴしり、と鞭がしなった。音とともに、真紀の身体に仄かな跡が残る。
痛いとも、嫌だとも言葉に発することは出来なかった。
「返事は?」
「『はい、よろしくお願いします』だ」
声がでなかった。今度は太腿に鞭が振り下ろされる。
痛みに、真紀が呻いた。
それが、二回三回と続く。痛みに呻き、体の感覚にパニックになる。
「返事は?」
叔父の冷たい声だった。
「・・・はい・・・。よろしく・・・お願い・・・いたします」
屈辱だった。涙がでたが、目隠しに吸い取られて涙を流す自由もない。
身体は、鞭で打たれたというのに喜んでいる。背中がゾクゾクする感覚が残っている。
「つやつやしていますね」
「張りのある美しい肌だ」
「白いし」
口々に品評会を始める。
一本の手が無造作に真紀の胸に触った。
真紀の身体がびくりと跳ね上がる。
「良い感度してますね」
「薬だけというわけではなさそうですね」
別の手がもう一方の胸に触り、別の手が真紀の乳首を弄んだ。
もたらされる快感に、身を捩る真紀。
しかし、また別の手が真紀の内股に這い、別の手が真紀のデルタを撫でた。
「やぁ…やぁ…」
真紀の弱弱しい抵抗。
しかし、それすらも胸の尖りを指先で強く摘まれることによって言葉を奪われた。
強い痛み。薬の影響は感覚までも鋭敏に変えてゆく。
「『ありがとうございます』だ。言え」
真紀は唇を噛んだ。
「おや、強情な」
今度は両方の尖りを、別々の男が強く摘む。
「あー!!」
鋭い痛みが身体を駆け抜ける。
けれど叫びにはならない。苦痛しかないというのに、体の反応はゾクゾクしてくる。
「言え」
「あ・・・り・・・が・・・ござ・・・ます」
「聞こえない、もう一度だ」
屈辱だった。
「あり・・・がとう・・・ござ・・・います」
震える唇が、やっとその言葉を醸し出した。
その真紀の屈辱と、少しばかりのプライドをあざ笑うかのように
12本の手が、真紀をいたぶった。
「濡れてますよ」
「ひくひくしていますね」
「ああ、汁が垂れてきましたよ」
男たちの欲望が、真紀の肌を恥辱の怒りで染める。
「ここはどうでしょうか」
男の手が、真紀の股間の、一番敏感な女の場所に触った。
「ひーっ」
反射的に真紀の身体が跳ね上がる。といっても拘束されているのでわずかだが。
「これはこれは失礼、痛かったですか?」
今度はその突起を、ゆっくりゆっくり撫でさすった。
声が出そうになるのを、必死に堪えた。唇を噛んで、やりすごすしかなかった。
快楽などに身をゆだねたくはない。
こんな汚らわしい男たちには絶対に。
真紀はそう決心していたが、男の愛撫は真紀をどんどん追い立てる。
「すごいですよ、どんどん汁が溢れています。どれ」
足の間に男の体温を感じたと思ったら、太ももを、男が舐め上げた。
「ひゃっ」
それを合図に真紀の胸に舌が這い、乳首を摘まれ、甘噛みされた。
「やぁ…」
小さな声をあげる。が、身体に力を入れてそれを耐えようとした。
「まだがんばりますね」
真紀のクリトリスを愛撫していた男がそう言って、もう一方の手を
谷間に落とし、女の複雑な部分をゆっくりと撫でた。
真紀の頭がどんどん霞がかってくる。いやいやをするように頭を横に振った。
「楽になりなさい」
その男は手馴れた手つきで真紀の女孔に指を差し入れた。
真紀の頭の中で痛みの火花が散った。一瞬のうちに違和感で一杯になる。
自分の内臓をかき回されるほどの嫌悪感極まりない行為だというのに、
体の熱がそこに集中してしまう。熱というよりも、感覚が、だ。
そこから逃れたくて意識は身体を揺らすが、身体がいうことをきかず、
逆にそこだけが息づいているようにひくひくとしていた。
「ふむ、まだまだですね」
「処女、ですか」
「後でここにも薬を入れましょう。最初はそのままの方が良いですからね」
「いやーっ」
自分ではありったけの声を出して絶叫したつもりだった。しかし、
実際は喉に声が張り付いたような、弱弱しい声だった。
すっと指が抜かれる。ほっとしたのも一瞬だった。
ふたたび、鞭が振り下ろされた。今度は2回、3回ではない。立て続けに10回もだ。
身をよじって逃げようとするが、真紀にはそれが出来ない。
男たちは真紀を屈服させることで、少しだけ欲望を満足させている。
これだけのことなど男たちにとってはフルコースに付いて来るサラダのドレッシングに過ぎないのだ。
調教することも、まだまだ本格的ではない。
「忘れたんですか?」
最早、真紀の中に抗う気持ちはない。
肉体的な苦痛と、精神的な苦痛に、真紀は自分を見失っていた。
「嫌じゃありませんよ。これからが天国です」
「さぁ、ごあいさつをしなさい」
「・・・よろしく・・・お願いします」
涙が溢れた。じっとりと目隠しが濡れる。
「じゃぁ続けましょう」
そう言いながら、男たちの愛撫は容赦なく続き、薬で麻痺した
真紀の体はまだ正気を取り戻そうとはせず、暴走し続けている。
「おやおや、まだ早いですよ。指なんてほんの少ししか入っていないんですから」
その男はそう言うと、ゆっくりと指を差し入れる。
「大丈夫、もう充分に濡れていますよ」
痛みと、恐怖と、快感と。
恥辱と、屈辱と、怒りと。
自分が女であることに、絶望した。
こんな状況でも濡れている女としての自分に、嫌悪した。
だが、それはただの序の口であって、真紀は一晩、
この6人の男たちに文字通りおもちゃにされた。
真紀は、それを黒川に告白した。
>>745さま
支援感謝します。
即死防止に続きは次スレのほうが良いのでしょうか?
きちんとスレを消費しないと駄目だと聞いたことがあるんですが。
ではとりあえず、即死防止に次スレに移ります。
次回からは描写は普通に戻ります。
じゃ、俺はこっちを適当に使いきりまつ。
>>713からのつづき
杉野は柔らかな佐和子の肉体に覆いかぶさった。
仰向けになっても型崩れしない彼女の乳房が小さく揺れる。
(中に出して・・)
彼女の女性らしい身体がそう言っているような幻聴が聞こえる。
杉野は佐和子と唇を合わせると彼女の方から積極的に舌を入れてきた。
「ちゅぷ・・ちゃっぷ、ぷりゅ・・」絡まる唾液が卑猥な音をたてる。
杉野にとって佐和子が家庭への葛藤を打ち破り自分への情交を選んだ事が
堪らなく嬉しく、またそれが男としての性を燃え上がらせた。
口を離し、佐和子の左胸を掴むと舌先で乳輪をペロリと舐める。
「はぁ・・」ため息にも似た喘ぎ声を出す佐和子。
そのまま乳首を口に含むと甘く噛んだ。
「あ!や!・・」頭を左右に振り佐和子は悶えた。
「ちゅぱっちゅぷっぷっぷ!」杉野は思いっきり乳首を吸い込む。
ゴムのように伸びきる佐和子の乳首。
佐和子はシーツを掴み、その責め苦に耐えた。
完全に伸びきると「ちゅぽん!」という音と共に乳首が口から離れ
「ぷるるん!」と小さく揺れた。
開放された乳首は薄明かりに照らされ唾液でヌメヌメと光っている。
杉野によって与えられた刺激で見る見る隆起していく乳首。
そういった彼女の発情の証しが素直な興奮を杉野に与える。
杉野がもう一度圧し掛かろうとすると佐和子が
「痛っ・・」と何かに反応した。
見ると膨張しきった杉野の一物が彼女の下腹部にゴリゴリと
当たっていたらしい。
「ご、ごめん痛かった」すまなそうに謝る杉野。
「ううん、大丈夫」
と言って佐和子は少し目を開け微笑した。
痛みの張本人である杉野の肉棒が佐和子の目に入る。
「凄いのね。主人のとはち・・・」
と言いかけハッと黙る佐和子。
(馬鹿!こんな時に)思い出した事を佐和子は後悔した。
「高野のとは何?」杉野が聞き返す。
「もうっ意地悪」口を尖らせ佐和子は少し涙ぐんでいるようだった。
「ごめん、お互い週末だけ恋人同士なんだ今だけは家族を忘れよう」
杉野が優しく佐和子の頭を撫でた。
佐和子は上目使いで小さく頷く。
「でも、本当にこんなに大きなのって初めて」
あらわな巨根を佐和子は感心して見つめた。
5行目高野→高山でつスマソ
「キスして」杉野が悪戯そうに一物を突き出して言う。
「え?」突然のフェラの要求に戸惑う佐和子。
以前にも佐和子は自宅で杉野の一物を口に含んだ事があったが、
あの時はアルコールが入っていた。佐和子はしらふでこの行為に
及んだ事がなかった。基本的に屈辱的な奉仕は性分に合わない。
「いいだろ?さぁ・・」
杉野は佐和子の肉厚な唇に先端をあてがう。
見ると、既に先端は、ぷっくりと先走った液を分泌している。
佐和子は瞬間的に「チュ」っと先端にキスをした。
「はいした」にこっと悪戯そうに笑う佐和子。
先走った粘液が佐和子の唇との間にツーっと糸を引く。
「それだけ?」切なそうな顔で佐和子を見つめる杉野。
「駄目なの?」佐和子が笑いながら問い返す。
「もっとディープなのをお願いします」杉野は切実な顔で哀願する。
「え〜?しょうがないな〜」
と言って佐和子は杉野の一物を手にとった。
口を開き、ゆっくりと口に含んでいく・・。
佐和子は口内に砲身を納めながら
「こんなのが本当にあたしの中に入るのかしら?」
改めてその大きさに驚きながら思った。
つづきはまた!
まー適当にこのスレ消化しようと思い松。
あ、別に他の人もよろしく!待ってます!
藤原忍さん 凄いっす!そんなに書き溜めてあるとは!
しかもちゃんと文体整っているし。
でわまた!
>>マルチネス様
お疲れ様です。
佐和子奥のファンです。
こんな素敵な奥様を満足させられない杉野って・・・と、
ふと思ってしまうのは私だけでしょうか?
5日分の放出です(もう手元にないよ〜)
新スレ移行時に回想のSMシーンから
始めたくなかったというのがその理由でして、
ちょっと強引に投稿しました。
藤原様 マルチネス様 お疲れ様です。
毎日昼休みの2chを楽しみに過ごしておる者です。
お二人に刺激されて自分も書いてみようかなと思ってみたりしますがなかなかに時間が・・・
というわけで皆様の作品楽しみにしてますので、じゃんじゃん書いてください。
おねがいします。
そー言わずに書いてみてください。
書く人多い方が楽しいから。
同感。6章にも新しい作家さん現れましたよ。
皆でワイワイ、って方が読者さんたちにも作家さんたちにも
楽しいから。
>>757からのつづき
杉野は同僚の妻の暖かみに包まれ恍惚とした表情を浮かべる。
「ぢゅぶぅ・・・ぢゅるるる・・」
佐和子の口内でしごかれ、快感を彼女の頭を抱えて必死に耐える杉野。
「うっ!あ〜!奥さん凄い!」杉野は呻いた。
杉野の苦悶する表情を見て満足そうな顔を見せる佐和子。
髪をかき上げると手でしごきながら先端をチロチロと舐め上げる。
屈辱的に思えていたこれまでがまるで嘘のように丁寧に奉仕する佐和子。
(駄目だ、このままでは果ててしまう)
杉野は佐和子の身体を楽々と支配すると体制を入れ替え杉野の顔近くに
佐和子を跨がせた。必然的に佐和子の陰部が杉野の目の前に位置された。
佐和子のそれは、じっとりと湿り気をおび潤滑液をたっぷり分泌している。
杉野の挿入を待ち侘び歓迎するようにヒクヒクと陰唇が蠢く。
(早く入れて!たっぷりとあなたの種を注ぎ込んで!)
再び杉野の耳に誘惑の幻聴が聞こえてきた。
一瞬で体位を入れ替えられ、その意図を図りかね戸惑う佐和子。
しかし杉野の一物は体位が変わっても目の前にそそり立っている。
既に一匹の雌と化した佐和子は無意識にもう一度それを口内に収めた。
と、急に佐和子の陰部に生暖かい感触が伝わる。
「あん!や!え?なに?」
見ると杉野が佐和子の大事な部分にむしゃぶりついている。
舌で掻き回され初めて受ける快感に佐和子はクネクネと腰を振った。
性戯に未熟な佐和子にもようやく、この体位の意味するところを理解した。
佐和子も杉野の性器を頬張ると、お互いの性の違いを確かめ合う。
ふと見るとベッドの背面にある大きな鏡に自分の淫らな姿が映っている。
無意味に大きな鏡がこの為だったのだと初めて気付く。
薄明かりでオレンジ色に染まる佐和子が恍惚とした表情で性器をくわえて
いる姿が映っている。
(鏡に映っているこの淫乱女はだれ?)自分に問いかける佐和子。
(これが私?髪を乱し性戯に狂っているこれが・・)
毎日息子を愛し、主人に尽くしてきたこれまでと全く違う姿に我がこと
ながら信じられない。が、何故かそれとは裏腹に、ねっとりと杉野の肉棒に
舌を絡めてしまう佐和子。
同時にチラチラとどうしても鏡を見てしまう。
自分自身の行為を見ていると催眠のように徐々に自我の崩壊に
陥ってしまいそうだ・・。
佐和子は拍車をかけ「ぐぽっ!ぐぽっ!」と音をさせて杉野の性器を
しごきあげる。
杉野はブクブクと泡立ちながら間歇的に飛沫く佐和子の愛液を
「じゅぶぶぅ〜!」と吸い上げた。
もうすっかり佐和子のそれは杉野の挿入を受け入れる準備が整っている。
今日はここまでっす!
皆さんの作品も待ってますよ〜
じゃ、また!
>>マルチネス様
佐和子奥の視線に悩殺されました。
夜8時過ぎから非常に重くなりませんか?
「大人の時間」だからでしょうか?
日付変更線あたりの状態はどうなのでしょうか?
(11時から12時くらい)
>>藤原忍さん
うーん、その場で考えて細々と投下してるんで重さはあんまり感じないっすね。
1レスにつき5〜10分で落としてるからw 何というか思いつきで・・・
ホントは藤原さんみたくきちっと校正して落とさないと駄目なんだろうけど。
まー自分のはオマケで読んでもらえれば。
それより次の展開気になるっす。焦らし作戦ですか?w
じゃ、また!みんなの作品待ってますよー!
>>マルチネス様
やっぱり時間帯のようですね、ありがとうございます。
本当は書いて、落として、というスタイルが取れれば
自分としてはこんなに楽なことはないんでしょうが、
結構手直しする癖があって・・・。
で、今手直しの最中です。
作戦じゃないです、悲しいことに。
でもそう考えると・・・先日は投下しすぎたかな、っと。
休みが取れたので一気に手直ししたのが原因か・・・。
早く投下できるように努力してきます。
猫です。こんばんは。
>>771まで保管しました。
>藤原忍さま
メールは保管サイトのアドレスでいいですよ。
ラブレター楽しみにしております。
>水戸っちさま
すみません。メールの確認を怠っておりました。
本日保管させていただきました。
本当に失礼しました。
どうか、今後ともよろしくお願いいたします。
杉野は佐和子を仰向けに寝かせるとライトスタンドの下に有る避妊具を
一瞥する。杉野の下で目を瞑り挿入を待つ佐和子。
ふくよかな胸がふるふると小刻みに震えている。
彼女の女らしい曲線が杉野の雄としての本能を目覚めさせていった。
そのままゆっくり腰を入れていく杉野。佐和子は自分の割れ目に杉野の
丸っこい先端を感じ、挿入を受け入れるように腰を軽く迎えた。
ず・・ずず・・ずずず・・生身の砲身が少しずつ佐和子の中に没していく。
肉道を満たしていく杉野の存在に肩を震わせて耐る佐和子。
「あっ!くぅんっ!・・」半開きの唇から満足げな声が漏れた。
杉野は佐和子の脚を開かせ結合部を覗き込む。
人妻の割れ目が自分の砲身を、しっとりと咥え込んでいる。
堪らなくなった杉野はそのまま、ずーん・・と腰を入れた。
先端が、こつん!と佐和子の子宮口に到達した感触が伝わる。
「か!あ・・明さん・・とうとう私たち・・」
佐和子が歓喜の声を挙げた。
そのままグリグリと根元まで押し付ける杉野。佐和子の性器を縁取る
柔らかい陰毛と杉野の剛毛がチリチリと擦り合う。
佐和子は子宮を突き上げられる衝撃に指を噛んで耐えた。
ふと頭の上の鏡が気になり薄目で見上げる佐和子。
筋肉質な男が自分に圧し掛かり下半身を完全に支配してる。
「あきらさん!・・もっときて・・」
佐和子は朦朧とした意識の中で杉野の背中に爪を立て、肩を甘く噛んだ。
更に佐和子は脚を杉野の腰に絡めると、もっともっと!というように
膣内に呼び込む。
(夫を欺き他の男と寝ている・・でも気持ち良い・・)
佐和子の雌としての本能が完全に理性を凌駕していた。
ず・・・ずん!ずぬぬ・・ずん!少しずつ出し入れを開始する杉野。
今の杉野にとって佐和子は性を受け入れる器にしか映らない。
タプタプと揺れる乳房、下腹部の柔肉が杉野にとっては、
(中に来て!たっぷり出して!)と脳に訴えかけていく。
そうとは知らない佐和子は杉野の身体にしがみつき、
ねっとりと舌を絡ませていく。
腹奥で感じる疼きに佐和子は目に薄っすらと涙を浮かべている。
杉野の厚い胸板に苦しそうに押し潰される佐和子の胸。
ちょぷ!ちょぷ!と上の口からを下の口からも厭らしい音が響いた。
その頃、ホテルの下では夫が復讐の密談をしている事など勿論二人が
知る由もない。信二は冷めた目つきで窓から漏れるホテルの明かりを
一つ一つ追いながら携帯で話続けている。最後にホテル名を告げる信二。
携帯を切るとアスファルトにぽつぽつと雨が落ちている。
見上げると先程まで月が出ていた空は一転曇り信二の顔にも大粒の雨が
あたった。あっという間にアスファルトは埃臭を出しながら真っ黒に
染まっていく。信二は足早に車に戻るとまだ情事にふける二人を置いて
そこを立ち去って行った。
保管サイト担当猫さん いつも保管ご苦労様です。
保管してもらってると何とか継続して書こうって気になるので
頼りにしてるっす!
藤原忍さん 投下しすぎって事はないと思いますよ。
特に即死回避ってこともあったし。逆に助かりました。
自分みたく中途半端で落とすよりましっす。
じゃ、また!
>>777の5行目
上の口からを下の口からも→上の口からも下の口からも