あぼーん
即死防止だ!!
皆の衆、かむひあ。
ネタは書けませんが、保守しときます。
じゃ、即死防止協力カキコ、と。
保守と
保守!
よいしょっと。
容量じゃなくて、30がボーダーらしいですよ。
詳しいことは分かりませんが。
これだけ、新作が増えると保管サイトの管理人さん大変そうですが、
ガンバッテ!
17 :
名無しさん@ピンキー:03/07/16 21:46
保守
保守
ほ,ほ,ほ,ほしゅなんだな
>>8の続き
(12)
武器を失った私は足を掴んでいる手を解こうと両手で必死に力をこめる。
しかし握り締められた手はわずかにも開く気配を見せない。
そうこうしている内にも地面から生える手は数を増し、もう片方の足首と両手首をつかんで地面に向かって引き寄せてくる。
その手にこめられたあまりの力の強さに、私は抵抗らしい抵抗すらできずに土の上に引き倒されてしまった。
仰向けに大の字の形で押さえ込まれてしまい、さらに2本増えた手が両肩を押さえこむ。
もう手足を動かす事すら出来なかった。
パートナーと別れ、武器を奪われ、そしてついに身体の自由まで奪われた。
最初の仕事で見た女性の記憶が蘇る。
「やだ、離してください。おねがいですから……」
私は唯一動かせる首を振って懇願する。しかし身体をつかむ手から力が失われる事はなかった。
これから始まる行為に対する恐怖感だけがつのっていく。
しかし予想に反して霊達はそれ以上の行為を続けようとしない。
地面から生えた手は両手足を掴んだまま動かず、またあらたな手が生えてくる気配も今のところはない。
私から鎌を取り上げた男の霊も、現在は少し離れたところからこちらをじっと見るだけで近づいてはこない。
やがて後続もたどりつき、見る見るうちに数を増やした霊達も360度ぐるりと私を取り囲みはするもののそれ以上は近づいてこようとしない。
いったい、これは……
でも、このまま朝になってくれれば……
それは万に一つの可能性かもしれない。それでも身動きできない私はそれにすがるしかなかった。
おねがい、クロ、私を護って…………
心の中で今は近くにいないパートナーにつぶやく。
「リン……」
(13)
最初は幻聴だと思った。心から願っていた声。
「リン……」
再びその声が聞こえたとき、私の心に喜びが広がっていく。
足のほうから聞こえる声に、私は唯一動かせる首を起こして必死にそちらに視線を送る。
凹凸の乏しい身体越しに見える人垣が左右に割れ、その隙間から見慣れた黒猫がこちらに向かって歩いてくる。
「クロ、無事で……」
現在の自分の状況も忘れ、安堵の涙が込み上げてくる。
「リン……ごめん……」
「なんで、謝るの……?」
私が逃げられるだけの時間が稼げなかったから?
そんな疑問が浮かぶ。
その答えを探しているうちにもクロはペースを緩めることなくこちらに向かって歩いてくる。
やがて足の先までたどりついたクロは大の字に開かれた足の間をそのまま進んでくる。
そして膝の辺りまでたどり着いたとき、再び「ごめん……」とつぶやいたかと思うと
頭を低くしてワンピースの裾へとその頭を潜り込ませた。
ワンピースの生地越しにクロがさらに進んで来ているのが見える。
その異常な事態と、クロの髭や体毛が太腿の内側を撫でてくるくすぐったさに私の頭はたやすく混乱する。
なんで、クロがこんなこと……
下着越しにクロの息が股間に当たるのが感じられる。
そこにあるのは……
再び先ほどの女性の記憶が蘇る。まさか……
次の瞬間、クロの舌が私の股間を舐めた。
(14)
「んぁ……」
前に倒していた頭が後ろへと跳ねる。そのまま後頭部を地面に打ち付けるものの柔らかい土のおかげで痛みはない。
しかし下着越しとはいえ股間を舐められるという初めての体験、しかもそれをしているのが長年一緒にいるクロだということが
混乱に拍車をかける。
「やめて、そんなとこ、なめないで……」
周期的に下着の上を通っていく舌、快感というよりもくすぐったさが強い。
「ごめん……リン、からだが……かってに……」
舌と下着の摩擦音にまじってワンピース越しにクロの声が聞こえる。
混乱する頭でのその言葉の意味を理解しようとする。
かってに……? クロは操られて……?
やっと疑問がひとつ解けた。しかし疑問は解けてもクロが私の股間を舐めているという事態に変化はない。
しばらくその状態が続いた後だった。
突如周期的に行われていた行為が中断される。
次はなにを……?
そう思っていると、クロはわずかに頭を動かし下着の右側の部分に噛みついた。そのまま頭を振るクロ。
それに伴い聞こえてくる布が破れる音。
つぎに左側の部分も同様にして引き千切る。こうして1枚の布切れになった下着が股間から剥がされていく。
クロの息が直接股間に吹きかけられる。しかもまだ誰にも見せた事のなかった部分をクロに見られているという事実に顔が赤くなっていく。
「やだぁ、みないでぇ……」
そんな私の気持ちには構うことなく、今度は直接秘所に対する愛撫が始まった。
(15)
「んんっ……んぁ……ふぁ……」
下着越しのときとは比べ物にならない刺激だった。その刺激の強さに声が止められない。
ざらついた舌が通りすぎるたびに秘唇とその周辺にくすぐったさとは違うなにかが感じられ始める。
「あ……やめ、やめて……おねがい、クロぉ……」
首を左右に振り、未知の感覚に耐えようとする。
しかし顔を左右に向けたことが、私に周囲を囲む霊達の存在を再認識させる。
表情らしい物は一切浮かべていない顔の群れ。
それらの視線の中心には股間をクロに舐められ声を上げている私。恥ずかしさが頂点に達する。
「おねがい、です……みないで……くださいぃ……うぁ」
恥ずかしさと周期的に与えられる刺激に身体が反応しはじめる。
股間から聞こえてくる水音は徐々に大きくなり、胸の頂きはその体積を増し身じろぎすると服と擦れて新たな快感を生む。
「んぁぁ……だめぇ……おかしく……ひゃぅ……おかしくなっちゃう……」
その反応に気を良くしたかのように、クロの行為はさらにエスカレートしていく。
右前足で秘唇を押し広げ、左前足で器用にク○トリスを覆う包皮を剥きあげていく。
生まれて初めて外気に触れるク○トリスにクロの舌が触れたとき、それまでで最大の快感が身体をつきぬける。
「んぁぁーーーっ!」
あまりの刺激に腰が跳ねあがる。そしてこの行動が股間をクロの鼻先に押し付ける結果を生む。
剥き出しのク○トリスがクロの鼻に叩きつけられる事によるさらなる刺激、それによって腰がさらに跳ねあがりいっそう強く押しつぶされるク○トリス。
その繰り返しが私の意識をとどまることなく押し上げていく。
「だめっ、くる、きちゃう、ふぁ、あ、あ、んぁあああああ!!!」
生まれて初めて経験する絶頂。意思に反して痙攣する全身。
その圧倒的な波が過ぎ去ったあと、反動の様に全身の筋肉が弛緩する。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
それを見届けたあとクロは私の身体から離れていった。
保守も兼ねて小出しに。
ちょっと書いてみようと思ったら予想以上に長くなって
やっとエロ部分に突入できました。
(;´Д`)ハァハァ
かなりいいでつ! これからもがむばって下さい。
(16)
お、おわった……の……?
絶頂の余韻で朦朧とする意識の中で離れていくクロを見ながらそんな期待が頭をよぎる。
クロが人垣の前で歩みを止めて振り返りこちらを見る。
それとタイミングを合わせるかのように人垣の中から3人の男がこちらに向かって歩き始める。
男達は私の足の側に並んで立つと、両側の2人が屈みこんで私の足を掴む。
それに合わせて役目を終えたかのように、私がどんなに頑張っても外れなかった足首を掴む手が離れていく。
手首と肩は未だに拘束されている、その状態から男達は足を徐々に持ち上げていく。
抵抗しようにも絶頂の余韻で思うように力が入らない。
ある程度まで持ち上げたところで男達は私の足を担いだままで前へと進みはじめる。
腰を支点にして、くの字に折り曲げられていく私の身体。
そして最終的に頭の両サイドに膝が着くような形で身体を固定される。
逆さにされた事でワンピースの裾が捲くれあがり、目の前に自らの秘所が突きつけられる姿勢。
当然掲げられた股間は周囲にいる全ての目に晒される事にもなる。
「やだぁ……こんなかっこう……やめて、ください……」
目の前にある秘唇、クロの唾液と自ら分泌した愛液で既にベトベトになっている。
いまだに溢れ出る愛液は腹部を伝い首元まで細い川すらも形成するほどだ。
私の体勢が固定されたところで、1人残っていた男が前に出てくる。
足の間、秘所越しに見下ろす視線と目が合う。そのあまりに異常な光景に私はもはや通じないとわかっている懇願を繰り返す事しか出来ない。
「おねがいします……もう……やめて、ください……おねがい……ですから……」
そんな私の言葉を意に介さず、男の手が私の首元へと伸びてきた。
(17)
私の首元にあるもの。それは霊を実体化させるために使った六角水晶。
男はそれを掴むと力任せに首からかかった紐を引き千切る。
この惨劇の最初、大鎌を奪われたことが思い出された。
「だめ、それは……かえして、かえしてください……」
水晶まで奪われる、そう思った。
しかし男の次の行動はその予想を覆すもので、同時に私にさらなる絶望を与えるものだった。
男は水晶を指でつまむと屈みこんだ姿勢のままでその水晶の先端を私の秘唇に当てる。
「なっ……やめ、あぐぅっ!」
次の瞬間、容赦なく男は水晶を私の中へと挿入する。
わずかな隙間をこじ開けるようにして、まだ誰も受け入れた事がない膣を水晶が押し広げていく。
水晶のひんやりとした感触と固さが膣壁を通して伝えられる。そして何よりも今まで感じた事がないほどの痛みが身体中を駆けぬける。
身体の中から引き裂かれるような激痛。息が詰まって涙が込み上げてくる。
言葉も出せずに痛みに耐える私に構うことなく、一番奥まで挿入した後は水晶側に残った紐を引き、ゆっくりと引きずり出していく。
「ひぅっ、あっ、ぐぅ……」
水晶が入り口に近づくにつれて掻き出されるように愛液が膣口から溢れ出し腹部から胸にかけて新たな流れを作る。
その流れの中に見える一筋の鮮血。私の初めての証。
それを認めて私の中にあった壁がひとつ崩壊する。必死に堪えていた涙はもはや止められず零れ落ちていく。
男は水晶の半分くらいが外に出てきたところで再びそれを膣奥へと押しこんでいく。
奥まで押し込み、抜ける直前まで引っ張り出し、また押し込む。その繰り返し。
繰り返されるその行為にやがて膣内は痺れたような状態になり痛みが和らいでいく。
そして代わりに訪れる快感に私は身を任せた。
(18)
「ふわぁ……んんぅ……いい……きもち……きもち、いいですぅ……んあっ」
繰り返される挿入、もはや痛みはほとんどなく快感だけが送り込まれてくる。
再び絶頂が近づいてきているのが感じられる。
「んん……あぁ……もうすぐ……また……んぁん……きます……」
徐々に上り詰めていく意識。
「くる……また……ぁ?」
突然水晶の動きが止まる。慌てて股間に視線を送ると水晶は一番奥に押し込まれた状態で男は既に手を離している。
「どうしてぇ……?」
そうこうしているうちに2人の男に押さえられていた足が持ち上げられていく。先ほどと逆の行程を通り再び地面の上、仰向けで大の字の状態になる。
そして肩と手首を掴んでいた手が離れていくと、私はひっくり返されてうつ伏せの状態になる。
体勢が変わるたびに膣奥の水晶が刺激を送ってはくるものの、それだけではとても最後の1歩には足りない。
すると水晶を出し入れしていた男が再び近づいてきて私の腰の両サイドを掴み持ち上げていく。
同時に足を押さえていた二人の男によって肩も持ち上げられ私は四つん這いの姿勢にされた。
その直後、私の股間になにか熱い棒状のものが当てられる。
そちらに視線を送ると後ろにいる男がズボンからその屹立を取りだし私の股間へと当てていた。
膣口から水晶の紐が垂れ下がっているというあまりに惨めさな光景に再び涙が込み上げてくる。
最初は男がモノを挿入するのだと思った。ついに見知らぬ男のものを体内に迎え入れるのかと思うと血の気が引いていく。
しかし男はモノを秘唇の上に擦り付けるだけで挿入しようとはしない。
「きゃふぅ……あん……あっ」
男のモノが往復するたびに先端の一際太い部分がク○トリスを刺激し鋭い快感が走る。
とめどなく溢れ出る愛液によって男のモノは数往復する内に粘液でベトベトになる。
それを確認したかのように男のモノが足の間から抜かれた。
「ぁ……」
再び絶頂を迎える前に刺激を中断されて思わず不満の声が出てしまう。
しかし次の瞬間には意識が一気に冷めた。
男のモノが私の菊座へと当てられている。
「なっ、そこはちがっ、だめぇ……」
無理矢理押し込もうとする男に対し、私は必死に力をこめて抵抗する。
(19)
「おねがい、ですから……そんなぁ……とこぉ……」
男はその抵抗すら楽しむ様に先端をぐいぐいと押しつけてくる。
排泄するための穴をマッサージされているような異様な感覚に総毛立つ。
そして私の意識が菊座へと集中している隙を狙ったかのように、両サイドにいる男の指が膨れ上がった乳首とクリトリスを同時に弾いた。
「きゃぅ……うぁっ!」
その刺激に一瞬意識がそれ、菊座にこめていた力が抜ける。それを見逃すはずもなく、ついに男のモノが私の腸内へと進入を開始した。
「ふぐぅ……いたぁ……い……」
いくら愛液をすりつけてあるとは言え、もともとそのような事に使われるはずのない穴から痛みが送り込まれる。
ひとたび進入を許した以上、力を入れても痛みが増すだけだとは悟りながらも反射的に収縮する筋肉は止められず、それがさらなる痛みを生み出す結果となる。
男は1度根元まで沈み込ませるとピストン運動を開始する。
「ひぅ……うぁ……きもち……んぁ……わるぃ……」
男のモノが腸内を往復するたびに、いまだ膣内に残された水晶と腸内の男のモノが薄い肉壁ひとつを挟んでぶつかる。
その異様な感触に耐えいていた私は、突如頭の両サイドに結んだ髪の付け根を掴まれ無理矢理顔を上げさせられた。
いつの間に近づいてきたのか、目の前には新たな男が立っていた。その股間には既に赤黒く膨張した肉棒が屹立している。
そのグロテスクな物を目の前に突きつけられ顔をそむけようとするも、頭の両サイドを掴まれていてはそれすら出来ない。
これを、咥えろってこと……?
元が霊体であるために匂いこそないものの男の排泄器官を口に含む事など出来るはずもない。
私は慌てて口を閉じる。
一拍遅れて男の腰が突き出される。
「んんぅーーー」
男のモノが先走りの液をなすりつけながら唇の上を通りすぎていく。
いやぁ……きたない……
それでも進入してくる事だけは避けようと、いまだに下腹部から送られてくる痛みに漏れそうになる声を必死に抑え口を閉じつづける。
その後男は何度か唇の上を往復させるも埒があかないと思ったのか、髪を掴んだ手に力をこめていく。
(20)
「いっ、いたっ! ごめ、ごめんなさ……あむぅっ!?」
力任せに左右に引っ張られ頭皮に激痛が走る。自慢だった髪がプチプチと音を立てながら抜けていく事態に反射的に謝罪の言葉が漏れた。
挿入に成功した男は口の中の感触を味わうかのように動きを止める。しばらくその状態が続いた後、男の腰が動きを再開する。
「ふわぁ……むふぅ……はむぅ……」
喉の奥を何度も突かれえずきそうになる。口の端からは涎が流れ出し顎の先から涙とともに地面に落ちていく。
その時股間に新たな刺激が加えられた。
綿のような物で秘所を擦られているくすぐったさと快感が混ざり合ったような感触。
次々に起こる異常な事態に頭がついていかない。
「ひゃぅ……ひゃにぃ……」
頭を固定されている為にそちらを見ることが出来ない。
しかし目だけを右に向けるとそちらにいた男が私の股間に手を伸ばしているのがわかった。頭の両サイドで結んだ髪のうち右側の付け根がムズムズする。
まさか……
やがてその行為が中断され男が手を戻す。その手に有ったものは案の定先端から3分の一くらいを丸められた私の髪。
土がついて輝きを失った髪の先が愛液を吸ってぐっしょりと濡れそぼっている。
なにを……?
男はズボンから屹立を取り出すと私の髪の毛をそれに纏わせ扱きはじめる。
「なっ……!? やらぁ……ほんな、ほとにぃ……つひゃわないれぇ……」
自慢だった髪が男の性処理の道具にされている。それは口や排泄口を蹂躙されたとき以上のショックを伴っていた。
「やめへぇ……おねらい……れすひゃらぁ……」
男のモノを口に含んだままで抗議の声を上げる。
その時再び先ほどの感触が股間と左側の髪の付け根に生まれる。
あわてて目を左に移すと、左側にいた男も私の髪を使って自分のモノを扱きはじめていた。
(21)
その状態がどれくらい続いただろうか。
クロと一緒に最初の仕事を終わらせたのが随分昔に感じられる。
前後左右を屈強な男に囲まれ、本来男を受け入れるはずの場所には無機物を挿入されたまま
口や排泄口、そして髪を性処理の道具に使われている。
そしてその男達の外側にはこちらを無表情に見つめる人垣。
もう頭がおかしくなりそうだった。
しばらくして終わりが近づいてきたのか男達の動きが速くなってくる。
「ひゃらぁ……はげしぃ……さへひゃうぅ……うむぅ……」
口を犯す男の動きが激しくなり呼吸すら困難になる。
息が詰まり意識が朦朧としはじめる。
そんな状態の中で、同調しているかのように4人の男のモノが同時に弾けた。
「あひゃぁ……あつ……ぃ……」
口の中と腸内に熱い液体が注がれていく。口の中には溜まった液体を吐き出す事すら許されずコクコクと飲み干す。
それを見届けた様に口と排泄口から男のモノが去っていく。
男達が離れるともはや身体を支える事が出来ず地面に倒れ込んでしまう。
目に映るのは人垣に戻っていく男達と、白濁液が絡みついた私の髪。
枯れ果てたと思っていた涙が再び溢れ滲む視界の中で、人垣から新たな男達が進み出てくるのが見えた。
夜はまだ続く…………
とりあえずこれで一区切りです。
後日談めいたものを書きたいような気もしてはいるのですがそちらは未定という事で。
ちなみに今回の裏テーマはツインテールでしたが
文章だけで活かすのはやはり難しいです。
『1』
「おじさま。わたしのお勉強を少しみてくださらない」
「ああ、構わないが、美香は勉強が上手だったろ」
そう、私は要領がよかっただけで、勉強が特段好きなわけでもなく、得意というのでも
ありませんでした。授業で教わったことを吸収して、それを基礎に考える、それだけの
ことです。あと、人より先回りして考えていると嫌われるぞとも言われたことがありました。
だから、私はおじさまに処女を捧げました。嫌われるかもしれないと思っていても、
お母様と張り合いたい、おじさまが好き。獲られたくない。お父様がいない私には、
おじさまがお父様であり恋人のようなものでしたから。玩具を求めるように、おじさまを
欲しくなりました。でもおじさまは、玩具なんかじゃありません……。
最初、おじさまは私の躰に興味を示してくれましたが、それほど熱心に求めては
くれませんでした。部屋におじさまを入れるなり抱きついたのに、私の匂いはおじさまの
胸にはなにも届かなかったのです。お母様との結婚へのおじさまなりのけじめだったと
思います。
私は終いには泣いてしまって、おじさまの頬にくちびるを擦り付けて抱いてくださいと
哀訴していたのです。おじさまの頬に濡れた吐息を掛けていると、私はようやく抱かれて
ベッドに連れて行かれて仰向けに寝かされていました。
おじさまは、私に跨るとスラックスのジッパーを下げて、その……母の躰をいつも慰めて
いるだろうもの……を外にだすとベッドに寝る私の頭の傍に左手を付いて右手で頭を
ぐぐっと起こしたのです。
目の前にはおじさまのグロテスクな節くれ立った性器がありました。血管が肉の茎に
浮き出ているというより、巻きついているというようで、なにか別の生き物の気がしました。
そして先端の瘤は赤くて、どす黒く艶やかな張りを見せています。わたしはこうも、間近で
見せてもらったことはありませんでした。
「はっ、あっ、はああ……」
「どうだ。このチンポがもっと大きくなって、美香の膣内(なか)に入っていくんだぞ」
『2』
右手で頭を抱かれ、おじさまの性器を熱い眼差しで眺めている。それだけで、
あそこが濡れ、眩暈がして貌が火照ってゆきます。総身が性器みたくなって、
素肌がぴりぴりとして……熱くなるのです。わたしは思わずおじさまの突き
つけられた性器から視線を逸らしていました。
「美香、わたしのチンポをよく見ろ!」
私はいきなり怒鳴られて、躰をびくっとしておじさまの性器……逞しくなった
モノを見つめます。すると何故かまた涙があふれて頬を伝うのです。
「どうした、美香。やっぱり、こわいか?」
私はすぐに貌を横に振りました。
「おじさまのペニスなら……こわくありません。きっと……好きになれます」
私は正直に思っていることを口にしていました。言ってしまってから、その
自分のぞんざいな物言いに泣きそうな貌になっていて、おじさまにまた
怒られるかと思って怯えていました。
「それなら、舐めてみろ。いいな、美香」
「えっ……」
「美香は伸江が抱かれているのを見たことがあるのだろう。ちがうか」
私がお母様とおじさまが抱き合っているのを覗いていたことを咎めている
風でした。
「ご、ごめんなさい……おじさま。わたしを嫌いにならないで。おねがい。
おねがいですから」
私はおじさまを結果的には誘惑したことになるのです。おじさまは私を娘のように
可愛がってくれていたのに、恩を仇で返すようなことをしました。
「だったら、言われた通りしてみろ!美香!」
赤く艶やかに張ったスタールビーの尖端で、おじさまは私の貌を突くのです。
小娘に誘惑されたことに、怒っているのかもしれないとそのとき思いました。
『3』
突かれるたびに硬さが増して、透明な雫が貌に付くのです。閉じていた瞼にも尖端の
凌辱は及びました。おじさまは眼球を押し付ける風にではなく、私の睫毛をかるく擦る
ように瘤を横になぞっていました。
「あっ、うっ、うぅううっ、はあっ……」
「どうだ、辛いだろう。美香、やめるか?やめたいだろう?」
私は瞼を閉じたままで貌を横に振ります。そのとき、おじさまが微かに「うっ」と小さく
呻くのを聞きました。目にも少し入って、沁みてきて、その私が見つけた小さな歓びも
どこかへと跳んでいってしまいます。私は涙をぶわっとあふれさせて、惨めさに
しゃくりあげていました。それとも迷子になった娘のような気分だったのでしょうか。
「ごめんなさい。ごめんなさい、おじさま……。美香をゆるしてください」
私は顫える声で、お母様がしていたように赦しを乞うていたのです。私は何も
言ってくれないで、性器で嬲り続けるおじさまにくちびるをひらいて、おずおずと
舌を差し出しました。そしてエルの字に投げ出していた右腕を掴まれると、おじさまの
性器を握らされました。舌にはおじさまの尖端が乗って、へんな味がしましたが、
手に伝わるぴくぴくっという痙攣とあまりもの熱さに私は頭をぼうっとさせていました。
「美香、美香!しっかりしろ!」
私は頬をかるく叩かれて目を醒ましました。おじさまは濡れタオルで私の貌を
拭いてくれていました。
「わたしはもう帰るから」
「いやあっ!していただけるものと思っていたのに!」
私はおじさまに抱きつくと、ベッドに押し付けられました。両手首を掴まれ、
磔のようにされます。
「まだ、わからないのか!無理やり押し込まれたいか!」
「おじさまがそうしたいのなら、してください。だから、帰らないで!おねがいだから!」
『4』
「泣かせることを言うな、馬鹿な奴だ。伸江とそっくりだ……な、おまえは」
「お母様……」
「美香、悪かった」
私は貌を横に振りました。意識していないところで、お母様みたいと言われて否定するのも
どうかと思いました。それにお母様みたいと言われて、悪い気はしませんでした。
それが、おじさまと私の秘め事のはじまりです。
或る日のことです。私は座卓へと仰向けに乗せられて、おじさまに圧し掛かられていました。
紺色のワンピースのスカートの裾を捲くられて、おじさまの指がショーツの上を撫で廻し、
指圧がわたしの敏感な部分を巧みな指捌きでもって弄っています。そして、湿り気をおびた
呻きを私の躰のなかから引き摺り出そうとするのです。もとより、私の躰も潤っていたのは
言うまでもありません。
「ああ、おじさま。すき、スキ……。好きです……!」
私の声がおじさまの気にさわったのでしょうか。それともわたしが馴れ馴れしく
おじさまなどと呼ぶからなのでしょうか。やさしかった指が、突然と怒ったように荒れ狂うと、
ショーツのなかへとむずん!と押し込まれ私のまだ生え揃わない叢を引き毟る様に掴まれました。
「んあぁああッ!はっ、はあ……いっ、痛い……!」
そこが、すでに濡れていたことを知られた居たたまれなさと、繊毛を毟り取られる
痛さとで私は躰を捩ります。しかし、おじさまは間髪を入れずに足首を掴まれると、私の胸に
押し付けるようにして折り畳んでからショーツを摺り下ろすのです。
私はお尻を浮かせて、おじさまに脱がしやすいようする共犯者になり、右脚を曲げられると愛液に
濡れたショーツを抜き取られていました。左足首にショーツは丸まって引っ掛かったままです。
それは、きっと今の私。荒ぶる男に縋るしかない、おんなの私なのです。
おお!!!!!!
しばらく来ないうちに大盛況ですなー!!!
>>1 乙です
『5』
おじさまは服の上から乳房を押し上げるようにして揉みしだくと、衿を掴んで
ワンピースを引き裂き裂くみたいに拡げました。私の貌は反動でおじさまに
ぐいっと曳き付けられるようになりました。しかし、すぐに頭はテーブルに烈しく
打ち付けられるのですが……それでも、嵐のような快美からは醒めることなく、
私は悶えていました。
「はあ、はあ、ああっ……。おじさま、おじさま……!」
わたしはテーブルに頭を落としたあと、横を向いて荒い息を吐きながら呼吸を
整えようとしています。無駄なこととわかっていても……。
肩も乳房も乱暴なおじさまの荒ぶる愛撫に喘いで、その嵐に揺さぶられつつも、
たいへんに息苦しくて切ないものなのに、私はとても心地いいのです。
「うれしいか、美香?」
「は、はい。おじさま……。美香は……嬉しいです」
お貌がとても熱いのがわかりました。耳もカアッと……熱いのです。お母様に
してあげていることを、私にもしてくれるということは代え難い悦びなのです。
けれども、わたしだけのおじさまであって欲しい、おんな心も気づいてくださいと
願わずにはおれませんでした。おじさまにだけ拓く躰でありたい。愛されてお尻を
振り合って白い精を頂くだけのひとりのおんなになりたいと思うのです。
美香はおじさまだけの躰……ひとりの愛しい男の為だけのセックスでいたいの。
「美香、それなら、ちゃんとわたしを見なさい」
おじさまは私にやさしく命令しました。おじさまに抱かれる時、いつも決まって
貌を見ろと言われるのです。そうすると、おじさまがが興奮して私の膣内(なか)で
とても硬くなって跳ねるのがわかりました。私にとってそれはとても嬉しいのですが、
慣れることはありませんでした。
「だっ、だっておじさま……。美香、羞ずかしい……」
『6』
「まだ、おぼこでいたいのか?早くおんなにならんと伸江にはなれやしないぞ」
おじさまは笑って私を見ていました。貌に掛かったほつれ毛を取り除いてくれて、
やさしく撫でてくれます。そして、こうも私に言ってくれました。
「美香のその羞じらいは、私にとって伸江と同質かそれ以上のかけがえのないものだ」
伸江とは実の母のことです。だからわたしは、それはお世辞だと思いました。でも、
とても嬉しかったのです。
「ありがとうございます。おじさま」
私は素直にいまの気持ちをおじさまに伝えました。おじさまとお母様が愛し合っている
ところを、何時ぞやそっと覗いたことがありました。そのときに、それがおんなの姿なのだと
実感したのです。
リビングのソアァに深く背を沈めて、腰を迫り出して浅く座って寛いでいらっしゃるおじさまの
股間に、お母様は貌を近づけて上下に揺すっていたのです。おじさまの拡げられた両脚の
あわいに跪いて、シニョンの頭が蠢いています。
「そうだ。喉奥に沈めて、奥に挿った瘤を締め付けろ」
お母様はおじさまの命令に、くぐもった声で頷いているようでした。
「すこし舌の動きがおろそかになっているぞ、伸江」
お母様が何をされているのか、すぐにわかりました。お貌が火照って鼓動が速まるのがわかります。
見てはいけないものを見てしまった罪深さと、もっと見ていたいという気持ちが私のなかで葛藤していました。
「んっ、んんっ、んん……」
お母様の洩れるくぐもった声に思わず笑い出しそうになるのに、どうしてだか笑えないのです。
不潔だとかいやらしいという気持ちも皆無でした。お母様がおいしい湧き水を頂いているような、
そんな様子なのです。ギリシャ神話の春の女神へーべ自らがネクタルを飲んでいるみたいなのです。
もし、間近でお母様の貌を見ていたら、こんなことを思えたのかどうかは自信がありませんが、すぐに確信しました。
『7』
おじさまに肩を掴まれて引き上げられたお母様の貌に掛かる後れ毛が、美しさに凄みを
加えていました。
「はあっ、はあ、はあ……」
お母様の吐く息が私の気持ちを掻き毟っていました。私もおじさまにして貰いたい。
おじさま……してほしいの……。美香はさわってほしいの。
「伸江、椅子に躰を載せろ」
「……はい」
お母様は気だるそうに躰を動かして、ソファに躰をあずけました。おじさまの横に
うつ伏せにお母様が上体を預けるのを見て、シフォンスカートの裾を捲り
上げたのです。私の目に映ったのは、お母様の真っ白なお尻でした。びっくりして、
両手を口にあてて小さく声をあげてしまいます。そして、更におじさまの行為に私は
驚かされました。
おじさまはお母様の蒼白の月のようなお尻を右手で揉み始めると、掲げておもいっきり
振り下ろしたのです。
「ひあっ!」
肉を叩く乾いた音が私の耳に届きました。お母様の嬌声といっしょにです。
「そんな声を出したら、美香に気づかれるじゃないか」
「かんにんしてくださいまし……」
おじさまに肩を抱かれたときのお母様のシニョンにした後れ毛の掛かる美貌に、
娘である私はぞくっとしたものを感じていました。傍で貌をあげて赦しを乞うている
お母様の品をおじさまはどんな気持ちで見ているのでしょうか。私は躰がジュンと
潤うのを感じていました。粗相をしてしまったような……そんな感じがしていました。
「ほら!」
「んんっ……!ゆ、ゆるしてくださいまし……ああッ!んッ!」
おじさまの打擲で、お母様のお尻の肉がぷるんと揺れて、みるみる赤くなっていきました。
『8』
私は溜まっていた唾液を呑み込むのも忘れていて、頤を伝ってあわてて啜ったのです。
お母様がおじさまにどうして赦しを乞うているのかなんて、私にはわかりませんでしたが、
それが正しいように思えていたのです。お母様はおじさまにお尻を真っ赤にされて
啜り泣いていました。
「ゆるして……。ご主人様」
私はお母様の口から洩れた、哀訴の言葉にドキッとしていました。
「よく、我慢したな。褒めてやる、伸江」
「あ、ありがとうございます、ご主人様……」
私は雷にでも打たれたようになって、へなへなと腰を落としてしまいました。
少量でしたが、どうやらほんとうに粗相をしたみたいでした。
(お母様……だけなんて……ずるい!)
「伸江、どうしてほしい?」
おじさまはお母様の赤くなったお尻をゆっくりと撫でていました。あれだけ赤く
なったのですから、じんじんと痺れていたと思います。でも、それがとても
気持ちいいのかもしれません。歔く声も熱い吐息に変っていました。
「はあ、はあ、はあ……。さっ、さわってくださいまし」
私とお母様の吐く息が重なるようです。
「伸江、それはできない」
「はっ、はあ、はあ……ご主人様……どうしてです?」
「一風呂浴びていれば、してやれたんだが、ゆるせ」
おじさまはお母様の汗でへばりついている、後れ毛を直してやっていました。
「か、構いません。好きにしてくださいまし。伸江を好きなように可愛がって
くださいまし……」
「小娘みたいなことを言うんじゃない……」
「も、もうしわけございません」
頑張れ職人さん達保守
保管さんが大変そうw
『9』
「謝らずともいい。爪に雑菌があるだけでなく、硬いと引っ掻いて伸江の粘膜を傷つけて
しまうだろう。わかったか」
おじさまが、お母様の貌をやさしく撫でています。
「うれしい」
お母様の瞳が潤んでいるような気がしていました。
「そんなに大仰にとらなくとも。わたしのおんなへの礼儀だからな」
「それでも、感謝いたしております、ご主人様」
私はもう、ふたりが何を言っているのか、さっぱりわからなくなっていました。
おじさまとお母様の視線だけが、熱く絡み合っているのだけがわかるのです。
「伸江、わたしを包んでくれ」
おじさまはお母様の背に覆いかぶさるようにして、躰を重ねて行きます。
「うっ、うれしい……!ご主人様あぁあああッ!」
おじさまのものが、お母様のの膣内に深く挿入されたのがわかって、私はよろめきながら
立ち上がって自分の部屋に戻っていったのです。おじさまのお尻がゆっくりと蠢いて、それに
合わせてお母様も動き出すと、もう見ていられませんでした。
よく、母と私は姉妹のように似て綺麗だといわれることがありますが、その頃、母の美しさに
嫉妬していました。おじさまが母を好きなことも、そして結婚を申し込むであろう腹づもりで
いられることも承知していましたから。
「おまえを犯していると、伸江を犯しているみたいな時があるな」
おじさまのものがびくんと跳ねたような気がしました。
「わたしは美香だもの……」
おじさまに少し拗ねてみせます。
「そうだ。おまえは伸江じゃない。だが、伸江の血が濃い。こゆいぞ、美香」
私は子供でしょう。躰も貧弱で母とは較べようもないのです。
『10』
私がお母様に勝てることがもしあるとすれば、それは若さだけなのかもしれません。
ですが、おじさまが私を好きになっても、この先もずうっと愛してくれるという保証は
どこにもないのです。
私がおんなになって追い縋っても、かるくあしらわれるのではないかと不安で
仕方ないのです。この若さはたぶん急速に女へと変ってゆく性質のもの。おじさまが
私のなかに見ているものは、少女のうつろいゆく季節でしかないのです。
明らかに私の季節が異質なものへと変ってしまっても、おじさまは受容して抱いて
くださるのでしょうか。お母様のような完成された品の、ゆるやかな時の流れに
かなうはずなどないことだと思います。お母様と同じ色香を仮に私が身に纏えたとしても、
その頃には更にお母様はおじさま好みのおんなになっているのですから。
若さがこれほどまでに憎らしいと思ったことはありませんでした。
「お母様の血……こゆいの?」
私はおじさまの変った物言いに思わず噴出しそうになりました。でも、その言葉に
あそこの湯があふれかえって、烈しく熱くなってゆきました。
「伸江の過去を現在(いま)ここで、犯そうとしているんだ。犯させてくれ、美香!」
私は、それでもいいと思いました。おじさまが望んでいられるなら、それでも
嬉しい。
「おじさま、わたしをもっと犯して!もっと、もっと!伸江の子供の頃を犯してください、
おじさま……!」
もう、自分が何を口走っていたのかよくわかりません。ただ、熱くなったあそこに、
おじさまの灼熱の棒を突っ込んで掻き回して、止めを刺してくださいと願って
いました。私は美香でありながら、その時はお母様なのです。子供の頃の伸江に
なっていたのでした。私は指ではない、おじさまの確かな太いもので躰を引き裂いて
欲しいと、切にねがいます。もっと、もっと躰に馴染みたい。貫かれるごとに、
あそこからおつゆをあふれかえしていたい。
『11』
おじさまは明日ここでお母様に結婚を申し込むと私に言いました。そのとき、伸江
を抱くのを見せてあげようとおじさまはわたしに言いました。襖の隙間からわたしと
伸江を見ていなさいと。
「ここで抱いてください。このテーブルの上で美香を犯してください」
きっと結婚を申し込んだ後に、おじさまはお母様を座卓に押し付けて抱くのです。
だったら、お母様よりも先にここで私が先に抱かれたいと思いました。ベルトを解くと
おじさまはジッパーを下ろして性器をぶるんと晒してくれて、手で自らを扱き立てました。
私は起き上がっておじさまのペニスを両手で愛撫してあげようと思っていたのですが、
それよりも先に私の股間に貌を埋められてしまいました。
私は座卓に後ろ手を付いて蛙のように両脚を拡げて、びしょびしょになって
しまっている処を舐められていました。
「あんっ、はあ、はあ。おじさま、おじさま。わたしが……いたします。しますから、
おねがい。させてください」
指が私の敏感な場所へとあてがわれて、じんわりと環を描いて蠢いています。
「わ、わたしがします……から。おじさま、おじさま……」
「まるで、伸江だな。かわいいぞ、美香」
私はおじさまに濡れるを食べられていると思っていました。
「おじさま!おじさまあぁあああ……。んあぁあああッ!」
貌を開いた両脚のあわいに埋めたまま息を吹き掛けられ、すぐにおじさまの舌が
私を責め立てます。
「どうして欲しいのか言ってごらんなさい。歔いてばかりいないで、ほら美香」
「あっ、あっ、かっ、咬んで……咬んでえぇえええッ……くださいっ!こっ、この前みたいに
咬んでぇ、おじさまあぁあああッ!」
『12』
おじさまの両手が指頭で私の躰中を巧みに移動して、やわやわと愛撫するのです。
指は、快美に波打つ下腹から喘ぐ乳房へと移動して来ました。私は愛撫のやさしい手と
股間で蠢く頭を見ていましたが、それも長くは続きませんでした。貌を折って荒い息を
吐きながらなんとか見ていられたのに瞼を閉じてしまい、たゆまなく押し寄せる波に
気が狂いそうになりました……。
「はあ、はあ、はあ、んあぁあああああッ!」
貌を横に向けて、おじさまから頂いている快美に身を任せるつもりが、いつしか
壊れそうになってしまっていて、耐えるだけでいっぱいになっていたのです。そして、
少ししか生えていないあそこに、前にもされたように歯をかるくあてられると、頭の
なかが真っ白になっていました。
「美香!美香!しっかりなさい!」
私は後ろ手に付いていた両腕を崩してしまって、座卓に背中からドン!と落ちたのでした。
「ごめんなさい。ごめんなさい、おじさま……。ごめんなさい」
おじさまの貌が私のすぐ傍にまで来て覗いていました。
「どこも、痛くないか?美香、言いなさい」
「いいえ。どこもなんともないです……。ごめんなさい、おじさま」
お母様みたいだと嬉しくなっていましたが、私は羞ずかしくなって伏目がちに
喋っていました。ふたりだけなのだから、誰に遠慮することなどあるものかと思っていても
お母様のことが過ぎってしまい貌が歪むのです。
「わたしをちゃんと見なさい、美香」
「肘を打っただけですから、心配なさらないで、おじさま」
ちょっと大仰な気がしました。
「ほんとうに、それだけかい?」
『13』
「は、はい……」
「よかった、美香。心配したよ」
おじさまは私の頬に擦り付けて来て抱き締めてくれました。
「あ、あぁあああッ!ああッ!」
私はおじさまに抱き締められただけで軽く逝ってしまったのでした。
「どうした、美香……?」
私はまたおじさまを心配させてしまったことに詫びようと、気持ちよかったのと
言いました。真っ赤になった貌をちゃんとおじさまに向けてです。
「ここでは、危ないからベッドへ行こうな、美香」
「いやあ、ここで抱いて、おじさま!おねがい!はやくうぅううっ、ちょうだいッ!」
おじさまは私の両脚の膝裏をぐっと抱えると、赤く艶やかに濡れたようになって
いる先端を私の下のお口へとゆっくりと沈めてきてくれました。
「んあぁああ!あっ、ああぁああッ!あッ!」
私はおじさまの肩をしっかりと握り締めて、シャツを引っ張っていました。
「はっ、はっ、はあっ……」
もの凄い量感で、あそこが拡がって来るのがわかりました。ゆっくりと、おじさまが
私の膣内(なか)に埋め込まれる間、肩から背中へ、脇腹から腰へと手が切なく
動いていました。ただもうじっとしていられなかったのです。なにか、遠くへと弾き
飛ばされてしまいそうな感じになっていました。
掲げられた両脚はおじさまの肩に担がれて、やさしいキスをされました。頬を両手で
やさしく挟まれて、口中をおじさまは舐めてくれたのです。歯茎から……お口を
そっと開いたところに、温かいおじさまの舌が入って来ます。私がおじさまに
おずおずと応えると、やさしく受け止めてくれるのです。撫でられていた頬から、
今は髪を撫でられていました。
『14』
指がおじさまのやさしさを私に示しているようにも思いました。そして、舌を
吸われて唾液を流し込まれ、私は喉を鳴らして飲み干すと躰中が熱くなって
くるのです。堪らないと頭で考えるとすぐに、おじさまのお尻が私をやさしく
突いて来ました。
「ひあっ!あっ……うっ!うぅううっ、あっ!」
お母様の声はとても綺麗なのに、私の声はとてもはしたないものに思えて
なりません。おじさまは私をゆるしてくれるでしょうか。
「苦しくないか……、美香?」
「うっ、うぅううっ、は、はい……おじさま」
私の手は今どこにいるのか、もうわかりません。おじさまの手に握り締められて
いるようにも感じていました。私の愛撫なんて、おじさまには、うるさいだけだと思いました。
「ごめんなさい、おじさま……」
「どうした、美香?」
「お母様みたいに、できなくて……」
「これが、美香なんだ。それに、ここは狭くて気持ちいいぞ」
「んあぁあああっ!」
私はお尻に力を入れて、おじさまを締め付けました。しかし、すぐにおじさまの
衝きあげに私は仰け反って達してしまったのです。仰け反った時に、おじさまの唇が
私の突っ張らせた喉に唇を這わせ顎を含んだとこまでは覚えていましたが、その後は
夢の中にいるような感じに包まれてしまいます。波に揺られているような、抱かれているような、
温かい胸に貌を寄せて嬉し泣きしているみたいな……そんな感じでした。
気が付くと私は二階の自室のベッドの上に寝ていました。私はベッドから
起き上がって、脚を拡げてみました。後始末はされていましたが、ショーツは
穿いていませんでした。ベッドから降りて、私は階下に向います。
『15』
すると、お母様の濡れた声が聞えてきたのです。おじさまに抱かれていた和室の
方からでした。私は気づかれないように忍び足で近づいていきます。おじさまに
抱かれている時よりも興奮していました。なぜならば……。
私は襖を開けて、畳の合わせ目に足を乗せて、そろりそろりと歩きました。息を
潜めて隙間からお母様の姿態を覗き見します。お母様はブラウスの衿元を肌蹴られ、
その反動でおじさまへとお貌が吸い寄せられました。私と違うのは、おじさまの
烈しい求めに呼応して、お母様も烈しく積極的に動いていることです。私はもうひとりの
お母様を見たような気がしました。
おじさまに肩を曝け出され、お貌がぐんっと引き寄せられると、お母様の手が
おじさまの頭を掻き抱いて、頬に紅い唇を寄せ濡れた吐息を吹き掛けるのです。
左手は座卓に付いて支えると共に、おじさまに引き起こされた躰をより密着
させるようにしていました。
「はっ、はあっ、あぁああっ、あ、あうっ……」
お母様の熱い吐息にあてられて、私は内腿を濡らしてしまいます。おじさまは
座卓に付いていた手を奪って、お母様の背を下に押し付け圧し掛かると、
白いブラウスをブラジャーごと押し上げて、豊かで白くて柔らかそうな乳房を
あふれさせるのです。
「あっ、はっ、はあ、み、美香が起きてしまいますわ……ご主人様」
「美香に見られたら、見られたで構いやしないさ」
黒いスカートの裾は既に捲くられていて、そこから覗いている、お母様の綺麗な
脚は曲げられて座卓の上にありました。おじさまの蠢くお尻を挟むようにしていた、
お母様の両脚がすうっと伸ばされていって座卓の外へと投げ出されます。
「そ、そんな……。はっ、はあ、はっ、んっ、うっ、うぅううっ、んんっ」
「そんなことはするな。伸江の綺麗な貌が見られなくなる。伸江のかわいく歔く声も
聞けなくなるじゃないか」
『16』
お母様が右の小指を噛んで、呻きを押し殺そうとしているのを見て、おじさまが
それを取り払い払いました。
「そ、そんな……。あの娘に、美香に聞かれてしまいます」
「わたしと伸江は男と女なのだと言えばいい。それとも、ご主人と奴隷と言って
ほしいか?」
「そんな無体なことを言わないでくださいまし」
「なにが無体なものか。これを厭らしいオマンコに咥え込んで、先生と尻で
繋がっては夜毎よがって歔いていたのだろ、伸江。ちがうか」
「ああ……。いっ、言わないでぇ、ご主人様……!」
「ちゃんと答えてみろ。じゃないと、もうやめてしまうからな」
私の処からでは、おじさまの言っている物がどんなものかは、よく見えませんでした。
お母様の動きが止まって、両腕をおじさまに掲げられ磔になっているみたいです。
「言わないか!伸江!」
「いっ、言いますから……。いじめないでくださいまし」
「嘘をつくんじゃない。ここのお口は正直だぞ。わたしはいじめてなどおらん」
私は生唾をコクリと呑み込んでいました。
「言います。言いますから、赦してください。わたしは、その……おもちゃを咥え
させられて……」
「どこにだ。はっきりと口で言うんだ、伸江!」
「ひっ、ひいっ……!言いますからあぁああッ!ゆるしてえぇええッ!」
おじさまに手首を片手で束ねられて、もう一方の手の指頭で乳房をぎゅっと
掴んでいる。お母様の柔らかい乳房は無残にひしゃげてから、その頂きの尖りを
摘まれて声を上げていました。
「夫に、おもちゃを付けられて……お尻を突けと言われました……。ああ……」
『17』
「奴のものは勃起したのか?」
「あうっ!ああ……」
「伸江、貌をこっちに向けて、ちゃんと答えないか!」
おじさまは摘んだ乳首を捏ねくり回して、引っ張っていました。
「は、はい……」
「はいじゃわからん!」
「しっ、扱けといいました。扱けと!」
「あの白髪のじじいがほざいたのか!」
「ご主人様、もうゆるしてくださいまし。わたくしには、ご主人様だけです!
か、かんにんしてくださいまし……」
おじさまはお母様の躰から起き上がって、お母様は棄てられたみたいになりました。
お母様は重くなっただろう躰をすぐに起して、おじさまの逞しい天上を向いたペニスに
細い指を絡めます。
「まだ伸江を赦すとは言っておらんぞ」
「どうなりと、好きにしてくださいまし、ご主人様……」
捨て鉢になったお母様の言葉に、わたしの血が逆流したみたいに躰を駆け巡ります。
お母様はおじさまのペニスから手を離して唇を大きくひらいて呑み込みました。
そして両手でベルトを外してペニスをいったんは吐き出してから、下着ごと
スラックスを下ろしました。
お母様はおじさまの根元を右手で環を作って掴まれると、また赫い唇をひらいて貌を
沈めようとしていました。左手はおじさまの引き締まったお尻に廻されていました。
「ほんとうに、いいんだな」
お母様は動作を止めて、おじさまを仰いでいます。
「はい、そうしてくださいまし、ご主人様」
「伸江、座卓にオッパイを載せろ」
『18』
お母様は肩後ろに白いブラウスをぱさっと落として、ブラジャーも捨て去りました。
そして、立ち上がろうとお母様がしていると……。
「スカートはそのままでいい。伸江の蒼白の素肌に黒が艶めかしいからな」
「ありがとうございます、ご主人様……」
お母様はおじさまに言われたとおりに、白い乳房を座卓に押し付けます。両手で
座卓のサイドを掴みながら「ああ……」と小さく声を上げて綺麗な乳房はひしゃげて
いきました。脇からは白い乳房がはみ出しています。そして尖った顎を突き出して
サイドを掴んでいた手をお尻に廻すと、黒いスカートを手繰り寄せて捲くりました。
「わたしは伸江の肉付きのいい背中も好きなんだ。そして、この蒼白の月の眺めもな」
「嬉しい、ご主人様……」
おじさまは右手を立てると、うねるお母様の背中に指を立てて、うなじから腰までを
すうっと滑らすのです。
「はあっ……。ああっ!」
お母様の腕はふたたび座卓のサイドを握り締め、お尻を振って、おじさまのペニスを
淫らになっているあそこに誘っていました。私もスカートに手を忍ばせて濡れ
そぼった性器の綴じ目をなぞって、指で拡げて中指をそっと膣内(なか)へと伸ばして
いきました。おじさまの物が欲しい。おじさまのオチンチンが欲しい。挿れて、
掻き回して、おじさま!
おじさまはお母様の躰の死角になっているところから何かを取り出しました。
それはペニスのかたちをしていて細い鎖がゆらゆらとしていました。
おじさまはお母様の躰に覆い被さるように座卓に肘を付いて、ペニスのかたちを
したものをお母様の貌へと突きつけます。
「伸江、含め」
お母様はサイドに付いていた手を引き寄せて躰をすこし支え、ペニスのかたちを
したものをお口に呑み込んだのです。
『19』
そしてお母様のお尻のスリットでは、おじさまのほんもののペニスがぐいぐいと
扱かれていました。
「んんっ、んん、んぐうっ!」
それほど喉の奥に挿入されているわけでもないのに、とても苦しくせつなそうに
私には聞えました。躰に掛かるおじさまのペニスとお口を嬲るにせもののペニスに
翻弄されているのでしょうか。
「んんっ、ん、んはあ……はあ、はあ、ああっ……」
模造のペニスをお口から吐き出されて、お母様は大きく息を付いています。
「伸江、尻を突き出して両手で割り開け」
「はい、ご主人様」
お母様はおじさまに息も絶え絶えに小さく答えると、手でお尻を掴んで拡げたのでした。
おじさまは左手をお母様の腰の傍に付いて、淫具を性器に埋めます。持って
往くときに淫具の付根から垂れる銀の細い鎖がゆれてキラキラとしていました。
「ああっ!」
声ですぐに奥深く突き入ったことを知りました。お尻ではお母様がまだ割り開いていて、
尖端で尻肉を突かれていました。すると、更に大きな声がお母様のお口から
噴き上がったのです。いつもの楚々としたお母様から想像もできない痴態です。
しかも、おじさまと繋がっているのはうんちをするところです。私は指を膣から
抜いてシクシク泣いていました。お母様の閨声から歓んでいることは十分過ぎる
くらいにわかるのですが、涙がとまりませんでした。
「美香、美香……寝ているのか。あしたは伸江の牝を見せてやるからな。よく目に
伸江の綺麗な姿態を焼き付けておくんだ」
私はおじさまに抱かれて、二階の自室に連れて行かれたときに、そう囁かれ
続けていたのを思い出していました。お母様はお尻におじさまのペニスを受容されていて、
前門にはまがい物を咥え込まされて歔いています。美しい獣になっていました。
『20』
おじさまは、これを凌駕するお母様を私に見せてくれるというのでしょうか。
翌日は早めに帰宅して、タオルを濡らして、それを持って和室の隣の部屋に息を
潜めてその時をまっていました。お母様は出かけていて私には好都合でした。
どれぐらい時間が過ぎたのか、私はおじさまの声が聞えて目を醒まします。私は
時計も見ないで、襖の隙間に貌を近づけます。庭に面した障子戸は開かれていて、
池の水面に乱反射する陽光のきらめきが座敷を照らしていました。後でお母様は
おじさまと話していて、眩暈のようなものを感じていたと私に言います。お母様は
着物姿でおじさまと話しをしていました。
「美香のこともありますし、このままでいさせてください」
「誓いを立てたのは偽りか」
「真にございます。ご主人様」
「なにを戯けたことを。それとも、わたしが憎いか。伸江の躰を厭らしく変えた
わたしが」
「憎いです、ご主人様……」
おじさまは座卓に手を付いて立ち上がると、お母様に近づいて行きます。
「そうか。なら、もっと憎ませてやる」
「憎くて憎くて、好きでたまりません」
お母様は、下を向いてぽろぽろと涙を落としていました。おじさまはここで
お母様を組み敷こうとしていたのです。着物の襟首をお母様はぐいっと掴まれ、
蒼白の乳房をぶるんと曝け出されました。
「今は、やめてくださいまし」
「着物なら、わたしがもっといいものを誂えてやる」
「これから、ひとに会わなくてはならないのです」
「そんなもの、断ればいい。わたしよりも大切な人物なのか」
『21』
「そのような。わたくしにはご主人様だけです。お縋りできるのは、ご主人様だけ」
鎖骨の窪みと和室という空間の日常に咲いた華におじさまは興奮していました。
「なら、なにゆえ私を怒らせる」
「ですから、美香のことが気になって」
「美香か。美香なら、わたしが抱いた」
お母様は、虚を突かれ固まっていました。
「うっ、嘘です!」
「嘘なものか。私から美香を手篭めにした。痛がって泣いていたぞ」
「嘘ですっ……!」
お母様は両手で耳を塞いで貌を烈しく振っていました。またおじさまはぐいっと
拡げ、男の本性を剥きだした屈強な力に苦悶となった美貌が磁石に曳き付けられる
よう一瞬だけ近づくのです。しかし唇を逢わすことなく、すぐにお母様のお顔は畳に
崩れ落ちて躰を捻るのでした。おじさまの手を滑って躰をうつ伏せにすると逃れよ
とわたしの隠れている襖へと、お母様は両腕で着崩れた着物姿で芋虫のように
なって這いずって来ます。
「か、かんにんしてください……」
お母様の赦しを乞う場違いな哀訴がなければ、おじさまは大声を出して笑っていた
かもしれないと思いました。肩が肌蹴て、着物の裾からは太腿が覗いて畳に白足袋姿の
脚が真直ぐになってありました。お母様は尚も腕だけでゆっくりと這って来るのです。
服を脱ぎ捨て全裸になったおじさまは着崩れた着物姿のまま這い摺るお母様の足首を
捕まえます。
滑稽さと醜さ、そしてお母様の女の乱れてゆく姿にわたしは興奮して泣いていました。
おじさまは白足袋を履いているお母様の足首を引っ張って襖から遠ざけます。転げ回って
暴れるお母様を追いつめ、脇に手を差し込むと抱えて、襖に後ろ向きのまま立たせました。
『22』
私はふたりのちからで襖が外れはしないかとドキドキしていました。そして、帯を
解いて着物を畳へと落としました。
「ああ……」と女の紅い艶やかな唇が薄く開いて、白い歯を覗かせます。しかし、
そのお母様の女の華を男であるおじさまはまだ見ることはできません。おじさまは
お母様の乱れた襦袢の裾を捲くって完全に開くと、白い脚に膝を強引に差し込んで
弾いてぐいっと割り入れ、歔いている躰に欲望の強張りを一気に沈めたのです。
「んあぁあああっ!」
陽光の射す明るい和室の中で、お母様はおじさまの逞しくなったペニスを咥え
込まされた刹那、一時堕ちて歓喜に喚いていました。お母様の女のそこは、おじさまに
狼藉をはたらかれている間に、しとどに濡れそぼって男を待っていたからだと思います。
だが、その一撃は女には認められざるもの。それが、お母様の貌の眉根を寄せて
柳眉を吊り上げています。お母様は襖に両手を折って、喘ぐ乳房を擦り付けながら
誰彼なく助けを求めて歔いていました。
しかし、助けなど来るはずも無いのです。でも、どうしておじさまは私のことを
お母様に悪く言ったのかはわかりませんが昨日とは違う、お母様の女をおじさまに
見せられたのでした。
おじさまは白襦袢を肩の後ろへと落として、その白い肩と女の色香の背をあらわに
するのです。うなじ、背の肉にむしゃぶりつきたい衝動を抑えて、おじさまはお母様を
衝きあげることに精神を収斂させていったようでした。
おじさまの突きあげは無駄がなくて凄まじく、お母様の紅の引かれた唇を大きく
ひらかせ濡れた吐息を洩らさせるのです。やがて、それは快美を体現する女の完全な
意思表示へと変貌していました。もう、お母様は美香のことで怒っていたことも忘れて
しまっているようでした。女の愛液が男に秘園を抉られるたびに、あけすけな
おつゆの音を立て、あふれた体液は内腿をべっとりと濡らしてつうーっと滴り、
その雫で畳も濡らしていました。
『23』
「お、おねがいです。も、もう……かんにん」
「なにをかんにんだ。こんなにも伸江の躰は悦んでいるではないか。男が欲しくて
たまらなかったのだろう。ちがうか!それに、わたしを怒らせた罰だ。お仕置きしてやる!」
「ひい―っ!」
お母様はおじさまに怒張で躰を抉られるたびに、白い躰をくなくなと揺り動かして
男を誘うのです。意識していなくとも、お母様の女は逞しい男を貪婪に求めていました。
そう、お母様の女は暴行されているという感覚は既に皆無だったと思いました。
お母様は綺麗なおんなになっていたのです。おじさまの腕のなかで翼を拡げるようにして。
「あぁああああッ!」
お母様はおじさまに拡げられた両太腿を掴まれたまま、襖から引き剥がされ
はじめました。爪が襖を掻いてガタガタと揺れ、女の裸身が快楽の海へと摺り堕ちて
ゆくのです。両手を伸ばしきって躰を折って付いたかと思えば、突きあげにより
白く細い腕は折られて苦悶に歪んだ貌を押し付けられてぐらぐらと揺らすのです。
「伸江、尻をもっと振って、突き出さんか!」
おじさまはお母様の女の蠢く腰を両手で掴んで、自分の下腹部にぐいっと曳きつけました。
「んあぁあッ!あ、あっ、ああ……」
腕は折れたままで、襖をがたがたと揺らしながら、お母様は完全に滑り落ちて
畳へと両手を付く格好になっていました。白い背を丸め、手をいっぱいに伸ばし指頭で
畳に付いて躰を支え、なんとか律動からの安定を図ろうとしても、それもつかの間。
おじさまの烈しくも容赦のない衝きあげに女の命を翻弄されるのです。律動が女を
身も世もないとばかりに責め立てていました。
結ったシニョンの黒髪はとうにとけて、抉られるたびに貌をぐらぐらと揺さぶり、
おじさまによってもたらされた快美に気も狂わんばかりになって、小娘のように左右に
淫に耽った美貌を振りながら畳をざわっざわっと髪が掃くのです。
『24』
おじさまはお母様の女が描き出す淫に虜となっていたと思います。これほど興奮
したことがありませんでした。清楚にして淫、淫にして清楚。美と醜の鬩ぎ合いは
凄絶なまでに闘って蕩け合うのです。女を支配するのは無論、男。おじさまの逞しい
躰も絵に大きく貢献しているのも事実。女の命を叩き突きあげる痛いまでに強張って
いるだろうペニスが女の深淵を覗こうとしているのです。
そしてお母様の女もまた、おじさまの男の証たる逞しい肉棒に全身全霊を賭けて
挑んで、菊蕾を懸命に締め付けて精を搾り取ろうとしているのでしょう。
「あっ、あっ、はあぁあっ、あうっ、んあっ、あ、あぁあああッ!」
衝かれるごとに、躰をびくんびくんと顫えていたのが、不安定な体位のままで
お母様は硬直して動きを止め、貌をぐぐっと仰け反らせると、ぐらっと崩れ全身の力が
抜けるように去ってしまい軟体化していました。おじさまは下腹に両腕を廻して、お母様を支え
性器を繋げたままで畳にうつ伏せに置くと、覆い被さって尚も腰を振り続けていました。
おじさまはまだ達してはいないようでした。
お母様は畳みに突っ伏して、強張りで最奥を小突かれては、貌を上げて啜り泣くのです。
蒼白だった素肌には、仄かに桜がひらきはじめると満開になった頃に、おじさまは
おうっと猛々しくひと吼えして精液を迸らせ、お母様は恍惚となって眠りへと堕ちていったのです。
自分だけ先に逝った後に呼び起こされたお母様は、畳を両手で掻き毟って、しなやかで
美しかった手を強張らせて喚きました。細く丸い肩をかるく左右に揺すって、男の精液の迸りに
歓喜に咽び泣いているのです。畳の上でお母様の女は崩壊しました。
おじさまは腰をお母様に叩きつけ衝きあげ、そして廻す。その後はそれの繰り返しでした。
お母様は足袋だけを履いたまま、座卓に仰向けに載せられておじさまに抱かれます。
躰を下腹に曳き付けられ、ペニスをヴァギナへとぐいぐい差し込まれ喘いでいました。
『25』
おじさまの肩に載せるように置いていた手も、性器の擦られて引き摺られる感覚に
力なく投げ出されてしまい、貌と同じように座卓でぐらぐらと揺れるだけのお母様。
躊躇いがちに応えてははいても、やはり最初におじさまに聞かされていた美香との
ことが気になっているのでしょうか。私にはそれほど、まだ求めているとは
思えません。
庭に目を向けると、いくらか陽は翳っていました。教室でぼんやりと見ていると
よくわかるのです。午後の2時と3時ではまったくちがうのです。もう、そんなにも
時間が経っていたのでした。お母様はおじさまの頸に腕を巻きつけながら波に
揺られています。おじさまが上体をあげて烈しく突くと、巻き付いていた手は肩へ、
そして手へと滑り落ちます。
またお母様の両手はおじさまの腕を這い上がって往って、自分の躰の上で蠢く
男の躰を愛しそうに這い撫でるのです。抱き締めるという熱情に任せた所作というより、
ふれるかふれないかのそっと撫でる程度のように見てとれました。ただ、おじさまの
引き締まったお尻にふれたときだけは、お母様の白い手は強張って自分の躰に
ぐいっと曳き付けていました。
お母様は今だ眉根を寄せて、苦悶した貌を仰け反らせて快楽に耐えているので
しょうか。いっしょに環になってくださればいいのに。美香の枷なんか棄てて、
おじさまの胸に飛び込んで、お母様。けれど、美香のことをお母様にわざと悪く言う
おじさまは、すこし嫌なひと。おんなの見えない気持ちも取るに足らぬこととお思いに
なっているのでしょうか。そうだと、ちょっと美香は哀しいです。
そう思っていた矢先に、明らかにお母様はおじさまに躰をあずけて感じていました。
綺麗な泣き貌から、穏やかな貌のお母様になっているのでしょうか。楚々とした
お母様の見せる淫の世界におじさまは魅入られているはず。自ずと、おじさまの律動
に情愛が籠るのが見て取れます。烈しいだけじゃないストロークで確実におんなを
追いつめて往っているのです。
『26』
お母様はおじさまの蠢くお尻を両側から掲げた両脚で挟んで、揺すっていた白い
太腿をいっぱいに拡げるのです。腰にふれていたお母様の手は脇腹を滑って背中に
廻されて、肩甲骨を抱き締めていました。そして、またおじさまの烈しい衝きあげと
共にお尻へと還ってゆきました。
全てが欲しい。男のすべてがほしいと情欲に身を任せた、お母様の女がおじさまの
男に語り掛けるのです。私にもして……と思いました。美香にしてください、おじさま…
…美香にもして。
おじさまのお尻にふれていたお母様の手は、そっと水面を撫ぜるようにおじさまの
躰をまた這い出し始めました。実際、おじさまよりもお母様の方がしたたかなのではと
思います。昆虫は生殖が済めば、牡を。栄養素として牝が喰らうものです。私も
おじさまと交わった後に食べてあげたい。
おじさまの男は目の前の女の快楽に向って進んで行くのでしょう。やがて、おじさまと
お母様のいる和室は男と女が蕩け合う場所になって淫に赫く染まって包まれていきました。
「美香ちゃん。ねえ、美香ちゃんたら」
「えっ……!」
私は貌を捻っていたら、頬にキスをされました。
「水江さん……」
水江蓉子さんはおじさまの秘書です。私はおじさまとお母様のセックスに魅入っていたことで、
蓉子さんのグリーンノートの香りにすら気づきませんでした。
「お姉さんと呼んでくれないのかな、残念ね」
「そんな、蓉子さんはとてもお綺麗です」
「お世辞でも嬉しいわ」
「お世辞なんかじゃ」
柳色の麻のツーピースに白いシルクのブラウスを蓉子さんは着ていました。
『27』
目は切れ長で鼻筋もすっと通っていて、唇の薄いとても綺麗なお姉さんという感じです。
でも、弟に言わせると隙がなくて近寄り難いそうです。髪もショートボブにセットしているから、
そんな印象を受けるのかもしれません。
髪を伸ばしてウェーブを掛けたらいいのにと思ったけれど、余計なことなのかもしれません。
蓉子さんはどんなスタイルでも自分流儀で纏めてしまうモデルみたいな女のひとでしたから。
「それより美香ちゃんはどうして、こんなところで覗きなんかしているのかしら?」
「覗きなんかじゃ……」
おじさまに見せてやると言われたからなどとは言えませんでした。
「でも、伸江さんからすれば覗きよね」
「あっ、いやあ。蓉子さん、やめてください」
蓉子さんはわたしの紺色のワンピースのスカートを宅仕上げて、お尻を撫で回したのです。
「お姉さまよ、美香ちゃん」
おじさまとは全く違った異質な愛撫でした。おじさまにも繊細な手捌き指捌きで
責められはしますが、男のひとのリズムと女のひとのリズムの違いと言った方が適切
かもしれません。
「お姉さま、よしてください」
「でも、ここはとっても濡れているわね」
蓉子さんの手が前門を撫で廻して、上から入り込んで来ました。
「あぁああっ、か、かんにんして……」
「あら、伸江さんみたいなのね」
そう言って蓉子さんは苛めるみたいにして、核を指の腹でそっと嬲ります。
「あっ、ああっ、いやあ……」
蓉子さんは私の頤を掴んで、濡れている指を拡げて見せます。
『28』
「そんなに大きな声を出してもいいの?気づかれちゃうわよ」
「ひいっ」
「美香ちゃん、わたしの指を綺麗に舐めて」
私は蓉子さんのおつゆに濡れた指で唇をなぞられます。
「はっ、はい……。しますから、お姉さま……もう、かんにんして」
「ほんとうに、伸江さんみたい。あんまり、可愛いから仕返しをしてあげる」
私は蓉子さんに何を言われているのか、なんとはなしにですがわかりました。
蓉子さんはおじさまを愛しているのです、きっと。
「あっ、あ、ああ……」
「白い衿がお人形さんみたいに可愛くってよ」
「あっ、ああ……。おねえさま、お姉さま……」
蓉子さんのくちびるが私の貌をつう―っと舐めるのです。下唇を押し付けて舌で
舐められました。隣の部屋から聞えてくる吐息とはうらはらに、私の呼吸は次第に
荒くなってゆきました。
「四つん這いになってお尻を突き出しなさい、美香」
「はい、お姉さま」
私は泣きながら四つん這いになって、蓉子さんにお尻を突き出しました。
「美香、今度は自分でスカートを捲くってね」
私はどうして蓉子さんの理不尽な命令に従うのか、考えても理由が探せませんでした。
お母様に覗きをばれるのが怖いというような性質のものではないのですから。
蓉子さんの命令は、私にとっては屈辱的な姿態を曝け出すことです。貌を畳に擦り
付けて、スカートを自分で捲くってお尻を掲げるのですから。
「それから、ショーツも自分で降ろすのよ」
私はのろのろと蓉子さんの命令をトレスしました。
『29』
ショーツを下げる段になって、蓉子さんの命令に躰が悦んでいることに気が
付きました。蓉子さんは私の躰に覆い被さって「かわいい、かわいい」と何度も
連呼しています。そして、私のお尻に腰を擦り付けるのです。私のお尻には
硬いものがあたっていました。
「まっていてね。いまご褒美をあげるから」
蓉子さんは耳元で熱く息を吹き掛け、耳のなかを舐めまわした後に、私の膣内に
侵入してきたのです。
「んあぁあああっ!」
「美香、みんな埋まったわよ。美香も後でこれを付けて、伸江さんを悦ばせてあげてね」
私は昨日、朧に見た淫具のことを思い出していました。
「あっ、あっ、あ、うっ、うぅううっ、ひあっ、ああっ……!」
蓉子さんに畳の上で丸まっている躰を揺さぶり続けます。
「ひっ、んあっ、あ、あっ……」
「こっ、声までそっくり」
「いっ、言わないで、いわないでぇ!おねえさま!おねえさまあぁああッ!」
私は畳に爪を立てて掻き毟りそうになったのを堪えて、握り拳で叩いていました。
「ボクくんは、どうしたの?」
「んあっ、あっ、あっ、おっ、おとうとは……あっ、あそびに……ああっ!」
「それは、残念ね!」
「ああっ!あ、あっ、んあぁああっ!」
蓉子さんの手が私の躰中を弄っていました。そして、おじさまよりも容赦の無い
衝きあげが私を襲います。
「んあぁああっ!うっ、うぅううっ、んあっ、かっ、かんにんしてぇ!」
「美香……?美香なの?」
襖の向う側からお母様の声が聞えてきました。
『30』
「こっ、こないでえぇええっ!こないでえッ!」
お母様に言っていたようでもあり、蓉子さんの腰捌きからもたらされる来訪者への
哀訴にも思えました。
「あまり無茶をするな、蓉子」
私は揺さぶられながら、襖を開けた人の姿を見ました。そこにぶらさがって揺れている
私の欲しいものがそこにありました。
「お、おじさま、好き。好きです……だから、美香を……嫌いにならないで……」
最後の蓉子さんの衝きあげに視点が暗転する際、おじさまの後ろからお母様の悲鳴が
聞えてきました。
ごめんなさい。でも、美香はおじさまが好きなの、お母様。赦して下さい……伸江さん。
――END
ほしゅのつもりで考えたネタなので半端ですみません。
読んでいただけたらうれしいです。
タイトルは輪になあって〜の童謡から適当に、ぐちゃぐちゃな環ということで
安直につけました。
前スレで書いたものの第3話です。
前2話が人外、人外ときたので最後くらい人間同士で愛のあるHを……
などと思ったのですが、上手くいきましたかどうか。
一応第1話を書き始めた時点で頭にあった分はこの第3話までで全部なので
この話はこれで完結です。
第3話(1)
遺跡の奥の部屋でミルフィが光の中に消えてから既に5日が経過していた。
あの後村の大人達にも手伝ってもらって周辺一帯の捜索をしたものの、彼女は見つかっていない。
その後も私は1人で捜索を続けてはいるが手がかりすらも見つかる気配がなかった。
もしミルフィが遺跡のさらに奥へと運ばれていたのなら今の私にはどうする事も出来ない。
唯一の望みは数日後に王都から来るという遺跡探索の専門家。
彼らならきっとあの部屋の仕掛けを解明してくれるはずだ。
だからそれまでどんな形でも生きていてくれれば、ただそれだけを祈って彼らの到着を待つ日々が続いた。
私は日課である剣術の練習の為に家を出る。
当然ここ数日は彼女の事が心配で練習にも身が入らない。しかし何かやっていないと落ちつかないのも事実だった。
まずは基本の型をいくつか繋げた物を何度か繰り返す。
既に数え切れないほど繰り返してきたものであるため、特に意識しなくても身体は動く。
思い出すのは彼女が初めて冒険に行きたいといった日のこと。
(2)
「ねぇ、フェリスちゃん、お願いがあるの」
いつものように剣術の練習を終え、汗を拭いているところに彼女が声を掛けてくる。
「ん、なに?」
「フェリスちゃんは将来冒険者になりたいんだよね?」
「うん。私は絶対冒険者になって見せる。それで世界中を旅しながら遺跡を探索したり魔物から皆のことを護るの」
幼い頃から抱いていた夢。ミルフィにも何度も語ってきた夢だ。
「でもなんで今更そんなこと聞くの?」
私は質問を返す。それに対して彼女は何かを言おうとし、思いとどまり、また言おうとして思いとどまるという行動に出る。
端から見てると面白いけど、言いたいことを我慢してしまうのは彼女の悪い癖の一つ。
「どうしたの?」
私はもう1度問い掛ける。そこでようやく彼女の口から言葉が紡がれる。
「私もね、……になりたいの……」
「え?」
声が小さすぎてよく聞き取れなかった私は聞き返す。すると彼女はヤケになったかのように大きな声で言った。
「だからねっ! 私も冒険者になってフェリスちゃんと一緒に旅に出たいのっ!」
今度はよく聞こえた。……聞こえたけど、ミルフィが、冒険者?
「あ、あのね、冒険に出るって危険な事なんだよ。わかってる?」
「それくらいわかってるよぅ……。そりゃ私はフェリスちゃんみたいに剣術は出来ないけど、ちょっと見てて」
彼女はそういって一歩後ろに下がったかと思うと、両手を前にかざして目を閉じた。
(3)
「なにやってるの?」
尋ねる私に答えはない。
しばらくその状態で時だけが流れていく。いいかげん痺れを切らしかけたその時、彼女のかざした両手の前に突如拳大の光球が出現した。
彼女が目を開き、かざしていた手を下ろす。私達の間には光球が浮いている。
彼女はそれを見ながら照れたように笑いながら尋ねてくる。
「えへへ……どう?」
「どう、ってアンタいつの間にこんな……」
「フェリスちゃんが剣術の練習してる間、こっそり私も練習してたの」
しばらく前から練習中姿が見えないと思ったらそんなこと……
「ね、いまはまだこれしか出来ないけど、旅立ちのときまでにはもっと色々できるようになっておくから。
それに世界には剣が効かない魔物だって沢山いるんでしょう?」
私はしばらく考えた後、こう言った。
「じゃあ、こうしよう。旅立ちの前にもう1回私がテストするの。それを見て大丈夫そうだと思ったら連れてってあげる」
「ほんとっ!? うん、私頑張るから。いっぱいいっぱい練習してきっとフェリスちゃんの役に立って見せるから」
そう言って彼女は抱きついてくる。
「あ、でも、魔法だけできれば良いって訳じゃないからね。ちゃんと体も鍛えておく事」
「えー……」
不満そうな声が耳元から聞こえる。
「当たり前でしょ。いくら魔法使いだからって走れば100%転ぶような奴、危なっかしくて連れていけるわけないでしょーが」
「わかりましたー」
相変わらず不満そうな声。
「なんだったら私がやってる基礎体力作り、一緒にやってみる?」
「それは……遠慮しとく……」
私の夢が2人の夢になった日。
冒険者になるのは幼い頃からの夢だったけど、彼女と離れ離れになることだけが心残りだった。
物心ついたときからずっと一緒にいる幼馴染。
でもこれで一緒にいられる。それがなにより嬉しかった。
だから私はあの日誓いを立てた。何があってもこの子だけは絶対に護ろうと。
(4)
基本の型が終わる。
少しだけ乱れた息を整えながら剣を握る手をじっと見つめる。
絶対に護ると誓ったのに……
自責の念に襲われ、柄を握る手に力がこもっていく。不安を断ち切るように水平に剣を一振り。
と、視界の隅に人影を発見した。
森の縁に立つ一人の女性がこちらを見ていた。
その人影は私がそちらを見た直後に踵を返し森の中に消えていく。
ミルフィ……?
距離があったためにはっきりと顔を確認する事は出来ず、また服装も今までに見た事がない物ではあったが
髪型や体格などは確かに彼女のものだった。
彼女の走って行った方向にはあの遺跡の入り口がある。
とにかく迷っている暇はなかった。私は慌ててその後を追った。
しばらく森の中を走ったものの、最初の距離が有りすぎたためかなかなかその背が見えてこない。
やがて遺跡の入り口へとたどりつく。いまだ彼女の姿は見えていない。
もしミルフィがいるとしたら多分あの部屋だろうという予感を持ちながら遺跡へと足を踏み入れる。
果たして彼女はそこにいた。
(5)
「ミルフィっ!」
扉を開け部屋の奥で微笑む彼女の姿を確認すると、私は迷わず駆けよって抱きしめた。
幻や幽霊の類ではない。確かな彼女の存在が手の中に感じられる。
「よかった、無事で……」
安堵のあまりこみ上げてきた涙で視界が滲む。
「心配、してくれたんだ……」
「あたりまえじゃない……」
震える声でそう答える。
その時、私の首の後ろに回された彼女の手が動き、そこからカチリという音が聞こえる。
「……?」
彼女から身体を離し胸元に視線を落とすと首飾りが掛けられていた。細い銀のチェーンの先に見なれぬ黒い石がついたもの。
「なに、これ?」
「私からのプレゼント。私とフェリスちゃんがずっと一緒にいられるように……」
「……? とにかく、早く帰ろう? 村の皆も心配してるから」
彼女は私の言葉には答えず、その場で目を閉じる。
「え……?」
それはあの日の再現。
彼女の身体が徐々に光に包まれ、それに呼応する様に部屋の中心に魔方陣が描かれていく。
ただ一つあの日と違うのは、私の胸元に有る石。彼女の身体と同様に強い光を放ったかと思うと、その光が私の身体全体にも広がっていく。
「ミルフィっ!?」
再び彼女がいなくなってしまうことに対する恐怖から反射的に彼女の手を握る。
「大丈夫……」
彼女は目を開き微笑んだ。
やがて強くなる光は視界全てを覆いつくしていった。
(6)
固く瞑った瞼越しに光の消失を感じゆっくりと目を開ける。
握った手はそのままに隣にはミルフィがいる。そのことにまず安堵した。
続いて周囲を見まわしてみる。
薄暗い部屋、少し離れたところに人が立っている。
黒いローブに身を包んだ男、その顔は……
「ゾ、ゾンビっ!?」
反射的に剣を抜き構えをとる。
「あなたがフェリスさんですか……。ようこそ私の研究所へ」
「しゃべったっ!?」
「ぷっ、あはは……」
戸惑う私の耳に横からミルフィの笑い声が届き混乱に拍車を掛ける。
「なっ? えっ?」
「ああ、彼女も最初全く同じ反応をしたのですよ。私としてはあまり面白くはないのですが」
ゾンビのような男、突如笑い出すミルフィ、挙句に男とミルフィは知り合い?
「ちょっと、ミルフィ、これはいったい……?」
男に視線をむけたままで、隣にいる彼女に問い掛ける。しかし彼女が答える気配はない。
「私から説明しましょう。そこにいるミルフィさんには私の研究に協力していただきまして。
そこでお礼にと望みを聞いたところ、あなたといっしょにいたいと仰るので御招待した、というわけです」
そう言った男は続いて聞いた事のない発音の言葉をつぶやく。
次の瞬間、私の胸元の黒石が弾け、中から広がった闇が幾つものリングを形成し私の身体にはまっていく。
両手首、両足首、両膝の計6箇所にはまったリングが締め上げてくる痛みに、思わず剣を取り落としてしまう。
慌てて拾い上げようと前かがみになった瞬間だった。
両足首のリングがまるで強力な磁石の様にそれぞれ引かれ合う。
突然のことに抵抗すら出来ず強制的に足を閉じる形となった私はバランスを崩し、そのまま前のめりに倒れ込んでしまった。
石造りの床に肩がぶつかり痛みが走る。続いて両手首のリング間にも引力が発生し、あっという間に腰の後ろで両手首がくっつく。
「私がお手伝いするのはここまでです。後は御自由に」
「はい、ありがとうございます」
2人のそんなやりとりの後、男はそのまま部屋を出ていってしまう。薄暗い部屋の中に私と彼女だけが残された。
援護?
(7)
私はなんとか立ちあがると彼女の方を向く。
「ミルフィ、これはいったい……」
彼女は無言で歩み寄ってきたかと思うと私の肩をトンと押した。
それほど強い力ではなかった。それでも手足が自由に使えない私のバランスを崩すには十分だった。
そのまま後ろに倒れ込んだ私は腰と後頭部を強かに打ちつける。
目を固く閉じ2箇所から来る激痛が通りすぎていくのを待つ。
やがて痛みが和らいでいき、再び目を開けた私の目の前には彼女の顔があった。
仰向けに倒れる私の上に覆い被さるような体勢の彼女。
「なっ!? ミル……んむぅ!?」
唇が、重ねられた。
キス……してる?
予想外の事態の連続に唖然とする私の唇を割り開き、彼女の舌が入ってくる。
私の口内に侵入した彼女の舌は、まるでそれ自体が別の生き物であるかのように動き回り
やがて私の舌を見つけると猛然と絡みついてくる。静かな部屋に、重ねた口元から出る水音だけが響き渡った。
首を振って逃れようとするも、私の両頬に添えられた彼女の手がそれを許さない。
「んんっ、んんーー!?」
差し込まれた舌を伝って流れ込んでくる彼女の唾液と私自身の唾液が混ざり合い、口内に徐々に溜まっていく。
その状態がしばらく続いた後、ようやく満足したのか彼女の口が離れていく。
その名残を惜しむかのように二人の口の間に唾液の橋がかかる。
2人分の唾液はいまだ私の口内にある。
「飲んで……」
飲みこむことも吐きだすこともできずに固まっていると、彼女は私の目を覗きこみながらそう呟く。
陶然とした表情を浮かべる彼女の醸し出す雰囲気に呑まれ、もはや抗う事ができずにコクンコクンと喉を鳴らしながら生温かい液体をのみこんでいく。
やがて全てをのみおえた私に満足そうに微笑み、彼女は問い掛ける。
「おいしかった?」
私は言葉を返す事が出来ない。一瞬彼女の顔に落胆したかのような表情が浮かびかけるも、すぐさま笑みにとって代わられる。
「そう……、でも私はおいしかったよ。だから、もう1回……」
再び唇が重ねられた。
(8)
2度目のキス。再び入ってきた彼女のされるがままに私は舌を絡ませる。
今度は流れこむ唾液をその場で飲み干していく。
その反応を見て、私の頬に添えられていた彼女の右手が、身体の線に沿って下へと移動を開始した。
顎……首……鎖骨の上……
ゆっくりと撫でるように移動する手は、やがて私の胸へとたどりつくと口内を荒々しく蹂躙する舌とは対照的に
手の平全体を使って優しく揉みほぐす。
「んぅっ!?」
驚いて私の舌が奥へと引っ込む。それを追いかけてさらに奥まで入ってくる彼女の舌。
「んん……んはぁ……」
1回目のときよりさらに長い口への愛撫が続いた後、胸を当てられた手はそのままに口が離れていく。
「ぷはぁ……はぁ……はぁ……」
私はあまりに長いキスによって乱れた息を整える。胸から送られてくるわずかな刺激に切なさが込み上げてきた。
「いいなぁ……フェリスちゃんの大きくて……それにすごく柔らかい……」
左手を自らの胸に当てながら彼女はそんなことを呟いている。
「そうだっ!」
なにかを思いついたかのように弾んだ声でそう言うと、彼女は私の胸から手を離し立ちあがる。
仰向けに転がった私は、床の上から彼女を見上げる。
すると彼女はおもむろに服を脱ぎ始めた。まだ胸に下着を着けていない彼女は、すぐにショーツ1枚の状態になる。
そのショーツの一部、ちょうど秘唇を覆う部分に染みが出来ていた。
もう……、あんなに……
私の視線がそこに注がれているのに気付くと、彼女はそこに手を当て、少し照れたように笑いながら言う。
「キスだけで、濡れてきちゃった……。でもね、いまはこっちを見て……」
股間に当てられた彼女の手がゆっくりと上がっていく。釣られるように私の視線も上がっていく。
やがて胸までたどりついた手が、先ほどの私に対してのときのようにゆっくりと動き始めた。
「んぁ……いぃ……」
まだ膨らみ始めたばかりの小振りの胸、彼女は目を閉じ頬を上気させ喘ぐ。
次の瞬間私は目を疑った。
(9)
蠢く指の間から覗く桜色の突起。すでに膨らみきったその先端から白い液体が滲み出てくる。
「なっ!? それ……」
彼女は手の動きを止め、その液体を指先に絡めて自らの口に運ぶと、その指をしゃぶりはじめる。
しばらくその味を堪能してから指を引きぬくと、彼女はこちらに向かって微笑みかける。
もはや私はその笑顔に恐怖しか感じない。
「すごいでしょ? 私おっぱい出るようになったんだよ」
誇らしげに言う彼女に私は言葉を失った。
「私ね、最初ここに来てから魔物にいっぱい犯されたの」
彼女の衝撃の告白に呆然とする私に、彼女は言葉を続ける。
「子供が出来るようにって何度も何度も……。その最中に色々な物を飲まされた……。それに……」
そういって下腹部に手を当てる。
「なかにも、いっぱい出されちゃった。結局子供は出来なかったけど、気付いたらおっぱいが出るようになってたの……」
魔物との間に子供が出来なかったことを残念そうに話す彼女が、まるで異世界の人間のように見える。
彼女はその時の行為を思い出しているのか、ショーツに出来た染みがじわりと一回り大きくなる。
と、そこまで話したとき突然彼女の顔が曇る。目にはうっすらと涙さえ浮かべて彼女は言葉を紡ぐ。
「ごめんね……私の初めて、あげられなくて……。でもね、その分フェリスちゃんの初めては私が貰ってあげる。絶対気持ち良くしてあげるから」
そう宣言して彼女は再び私に覆い被さってくる。
(10)
彼女はキスをしたときより少し身体を前に出して、ちょうど胸の先端を私の口に押し当てる。固くなった乳首が私の唇を押し開く。
「ねぇ……吸って?」
その言葉に操られる様に私は口をすぼめてその乳首を吸う。
「んぁっ……いい……きもち、いい……でてるぅ……」
頭の上の方から彼女の声が聞こえ、口の中にはむせかえる程に濃密な甘い匂いと味が広がっていく。
2度にわたるキス、彼女の身に起きた惨劇の告白、そして彼女の母乳を飲んでいるというあまりに倒錯したこの状況
全てが合わさって私の頭の芯を痺れさせていく。なにも考えられなくなっていく。
私はまるで本当の赤ちゃんの様に一心不乱に彼女の胸に吸いつく。
そしてそれだけに飽き足らず、自ら舌を伸ばし彼女の乳首を繰り返し弾いていく。
その度に滲み出る彼女の母乳を貪る様に飲み込み、さらなるものを求めて行為を激しくしていく。
「んっ!? はげしっ、そんなっ……はげし、すぎるぅ……」
彼女の声が次第に高くなっていく。
ここに来てからずっと握られていた主導権を取り返したかのような、そんな充実感が頭の片隅に浮かんできて
それに気を良くした私はさらに行為を激しくしていく。
「あ、もう、だめっ! くるぅ……きちゃう……」
彼女の声が切羽詰ってくる。私は止めとばかりに乳首を前歯で挟んで軽く力をこめる。
「ん、んあああああぁぁーーーー!!」
それを合図にしたかのように、彼女の胸が私の口から離れ、彼女は背を仰け反らせて痙攣をはじめる。
数回にわたる痙攣の後、力を失った彼女の身体がこちらに向かって下りてくる。
再び口のところに来た彼女の乳首が私の前歯に当たり、そのままそれが彼女の自重によって押しつぶされた。
「んぁっ……はぁ……はぁ……」
その刺激にもう1度ビクリと身体を震わせて、彼女は荒い息をついた。
(11)
「んんぅーーー!」
彼女の体が私の顔に覆い被さっていて呼吸が出来ない事に気付いた私は、あわてて抗議のうなり声を上げる。
それがまた彼女に胸に刺激を与えたのか、再び小さく身体を震わせた後、彼女はこちらの状況に気付いて
身体を横にずらして床の上に仰向けに転がる。
「ぷはぁっ……はぁ……はぁ……」
しばらくの間、部屋の中には2人の荒い息遣いだけが響き渡る。そしてようやく少し落ちついたのか彼女が声を掛けてくる。
「ごめんね……さきにイッちゃった……。でも、フェリスちゃんがあんまり激しくするから……」
嬉しさの中に少しの抗議を込めた彼女の声音。
そんな声を聞きながら、私はここに来て初めて彼女のことをミルフィだと心から実感できた気がした。
それからまた少しの時間を挟んで、彼女が上半身起こしてこちらを見る。
「今度は、私が気持ちよくしてあげる。だから、そろそろフェリスちゃんの恥ずかしいとこ見せてくれる?」
そう言って彼女は先ほど脱ぎ捨てた服のところまで歩いていく。
彼女が足を進めるたびに、既にショーツで抑えきれなくなって太腿を伝い落ちていく愛液が
床と足の間でピチャピチャと音を立てる。
彼女は床に落ちた服のポケットを探った後、一つの小瓶を手にして振り返る。
中には7割ほど液体が入っている。
「なに、それ……?」
「さっき教えてあげたでしょ? 私のことをいっぱい犯した魔物。
その触手から出るこの液体は服とかの布製品を溶かす事が出来るの。私の服もこれで全部溶かされちゃったんだよ」
彼女はそう言うと私の横まで戻ってきて栓を抜いた。
「それつけたままだと服脱げないでしょ? だから、これで……」
彼女は私にはまったままのリングに目をやった後、私の身体の上に掲げたその瓶をゆっくりと傾けていく。
「っと、そうだ!」
もうすぐ中の液体が零れ落ちるだろうところまで来て、突然瓶を持った手の動きが止まる。
不審に思って彼女の顔に視線を向けると、彼女はとっておきの悪戯を思いついた子供の様に笑っていた。
(12)
「せっかくだから……」
そう呟きながら彼女は瓶を胸の前に引き寄せ、人差し指を差し込んで液体に浸す。
つづいて私の胸元にその手を伸ばし、ちょうど服の上から右の乳首がある辺りに指を置く。
そして円を描く様に彼女の指が動き始める。
「うぁ……ぬるぬるして……」
生地を浸透してきた液体が乳首に絡まりかすかな快感を伝えてくる。
そして指が離れたとき、私の服と下着の右胸には乳首とその周辺だけが露出するくらいの穴が開いていた。
彼女は続いて左胸にも同様の手順を施す。
「最後は……」
そう言った彼女は今度は瓶に指を3本差し入れ、胸のときより多めの液体を私の股間に擦り付け始める。
全ての作業が終わったとき、私の服は本来もっとも隠すべき両乳首と秘唇、そしてその周辺だけを露出させるものになってしまっていた。
身体の中で最も恥ずかしい部分だけを露出しているという状況、そして仰向けの状態で両手を腰の後ろで固定されているため
胸と秘所をわずかに上へ突き出しているような体勢に、さすがに痺れかけていた頭にも羞恥心が込み上げてくる。
「やだぁ……はずかしぃ……みないでぇ……」
「どうして? すごくきれいだよ。それにとってもいやらしい……」
陶然とした表情を浮かべて言う彼女の言葉がさらに羞恥心を煽る。
前を隠すためにうつ伏せになろうと身をよじった瞬間、それをさえぎる様に彼女は私の左胸に吸いついてきた。
(13)
わずかに固くなり始めていた乳首が、彼女の舌によってあっという間に勃起していく。
先ほどのお返しとばかりに、彼女の舌が私の乳首を舐め、弾き、唇で挟んだかと思うと前歯で甘噛みしてくる。
さらには彼女の左手が空いていた私の右胸に伸び、乳房全体を捏ねながら同じく固くなった乳首を指で挟み、爪の先で弾く。
残った右手は私の秘所へと伸びていく。胸への愛撫によって分泌され始めた愛液を手の平全体に伸ばしながら秘唇の上を往復させる。
口と両手を使った圧倒的なまでの3箇所同時責めに、私の意識はなすすべもなく突き上げられていく。
「あぁっ……いいっ! だめぇ……おかしく、なっちゃう……」
彼女の口が強い力で吸引する。それを受けて乳首の先から痺れるような快感が広がっていく。
「やぁ……わたっ、わたしの……すっても……んあぁ! なにも、でないぃ……」
次の瞬間だった。
左の乳首は音がするくらい強く噛まれ、右の乳首は爪の先で捻り潰される。そして秘所ではいまだ包皮に覆われたク○トリスが指先によって強く押しつぶされる。
タイミングをあわせて3箇所から同時に送られてきた最大級の刺激。
あまりに強すぎるそれは痛みと快感がないまぜになり、一瞬で私の意識を初めての絶頂へと引っ張り上げる。
「いっ、うぁ、あ、んあああああああ!!!」
視界が白い光に覆われていく錯覚。意思とは無関係に腰が跳ねあがり背を仰け反らせる。
痙攣する身体がようやくおさまった後、全身から力が抜け、ただ荒い息をつく。
そんな私を見下ろしながら彼女は嬉しそうに、本当に嬉しそうに笑うと、また唇を重ねてくる。
3回目のキス、それは舌を差し入れ蹂躙するような以前の2回とは異なり、唇を合わせるだけのキス。
その労わるような優しい唇の感触に、私の目からは涙が溢れ出していた。
あまりに激しい絶頂の余韻が波のようにひいていく。それにさらわれるかのように、私の意識は薄れていった。
(14)
目を覚ました私は一瞬状況を把握できないでいた。
薄暗い部屋、拘束された手足、全身を包む倦怠感。
それらを一つずつ確認していると、気を失う前の状況が徐々に思い出されてきた。
私は……ミルフィを助けに来て……そして……
全身に浮かぶ汗などから考えて、意識を失っていたのはわずかな間だと推測される。
そう思ったとき、タイミングを見計らったかのように横から声を掛けられた。
「ふふ……目が覚めた?」
顔を向けると床の上で彼女が上半身だけを起こしてこちらを見ている。身につけているのは相変わらずショーツ1枚のみ。
「もう、フェリスちゃんたら1人で気絶しちゃうんだもん。でも、それだけ気持ち良かったってことだよね?」
その笑顔に急速に意識が醒めていく。1度絶頂を迎えた事で、麻痺していた理性が蘇ってくる。
対する彼女は言葉を重ねる
「じゃぁ、そろそろ良いかな?」
「な、なに……?」
なんのことかわからず戸惑う私に対し、少し呆れたように笑いながら彼女は言う。
「さっき言ったでしょ。フェリスちゃんの初めてを私が貰うって」
そう言って立ちあがった彼女は唯一着けていたショーツを下ろしていく。離れていく布を追いかけるかのように秘唇から愛液の塊がドロリと零れ落ちる。
そうして全裸になった彼女は下腹部に手を当てると、目を閉じて何かを念じ始める。
「んぁ……くふぅ……」
かすかな喘ぎ声の後、一瞬彼女の下腹部が波立ったかと思うと秘唇から緑色の半透明な物体が姿を現し始める。
見る見るうちに体積を増していくそのゼリー上の物体は、やがて棒状になって彼女の股間から反り返る。
それは、まるで……
ソレの動きが止まると、彼女は目を開き愛しそうにそれを撫で始める。
「この子ね、今じゃ私の言う事ちゃんと聞いてくれるんだよ。だからこれで、フェリスちゃんの初めてを奪ってあげる」
そう言って彼女はこちらに向かって歩いてきた。
(15)
私は床の上で必死に身をよじり逃げようとするが、この身体では逃げ切れるはずもなくすぐに追いつかれてしまう。
「どうして、逃げようとするの? さっきはあんなに喜んでくれたのに」
そういって私の股間に手を伸ばしてきた彼女は、人差し指を秘唇の上で往復させる。
私はわずかに戻った理性を総動員して必死に語りかけた。
「ねぇ、お願いだからこんな事もう止めて。正気に戻ってよ。一緒に帰ろう?
約束したじゃない、一緒に冒険者になろうって。だから……」
秘唇の上を往復していた指が止まる。
「正気……? こんな事……?」
彼女の声のトーンが1段階下がる。その変化に身の危険を感じた直後、彼女の指が私の中に入ってきていた。
第2関節までの浅い挿入、確かに濡れていたとはいえ
まだ何も受け入れたことがなかった穴が押し広げられて痛みが走る。
「あぐぅ……ぬ、ぬいてぇ……」
その言葉に耳も貸さず、彼女は膣内で第1関節を曲げてさらに刺激を強くする。
「くぅ……ぁ……やめ、なかで……ぐぅ……まげないで……おねがい……だからぁ……」
「酷いなぁ……。私は昔からずっとこうしたかったのに……“こんな事”、だなんて。
だいたい、私は冒険者なんてどうでも良かったんだよ?」
「なっ!?」
「私はただフェリスちゃんとずっと一緒にいたかっただけ。ここにいればそれが叶う。だから冒険者なんてもうどうでも良いの」
痛みとショックで朦朧とする頭で、私は痛みから逃れるために謝罪の言葉を紡ぐ。
「いっ……ごめ……あやまるから、わかったから……っ……だからぁ……」
その言葉を聞いてやっと彼女の指が抜き取られる。
「ごめんね、でもフェリスちゃんがわかってくれないから……」
そう言って私の乳首に吸いついてくる。お詫びのつもりなのか舌で優しく転がしたあと最後に1度強く吸引して口を離す。
「うぁ……」
「私……フェリスちゃんのおっぱい飲みたいなぁ……。そうだ、今からアレを連れてきていっぱい犯してもらおうか?
そうすればフェリスちゃんも出るようになるかも……」
恐ろしい事を平然という彼女に背筋が凍る。今の彼女ならやりかねない。
そう感じた私は必死に首を横に振って拒絶の意を示した。
(16)
怯える私を見て彼女は満足したのか、クスクス笑いながら呟く。
「う・そ。言ったでしょ、フェリスちゃんの初めては私のもの。あんなのにあげたりしない」
私を覗き込む目に、改めて今の私が誰の所有物なのかを思い知らされる。
そんな私から視線を外し、指を顎に当てて考え込む仕草でぶつぶつ呟く彼女。
「うーん、でもフェリスちゃんの飲んでみたいのはホントなんだよね。どうしようかなー?
これが終わったら、2人で一緒に……。アレ、凄いからきっとフェリスちゃんも喜ぶと思うし……」
「ぃ、いやぁ……」
耳に届く言葉の意味に怯えながら、私はただ首を振りつづけるしかなかった。
しばらくして彼女の中で結論が出たのか、再び私に向かって話しかける。
「じゃあ、そろそろ始めよう?」
そう言って彼女は足の側へと回り込んでいく。
彼女が足首のリングに触れながら一言呟くと、リング間に働いていた力が消失する。
「さ、足を開いて……」
従わないと何をされるかわからない、それはわかっていても彼女の股間にそびえたつ
グロテスクなモノを見ると身体が竦んでしまい、足を動かすことが出来ない。
しばらく待っても動かない私の足を見つめていた彼女は、軽くため息をつくと太股の間に手を差し入れて広げようとする。
私は反射的に足を硬直させて抵抗してしまう。
それを見た彼女の顔が泣きそうに歪む。
喉の奥から絞り出すような声が聞こえる。
「まだ……わかってくれないの……どうして……」
そう言った彼女の手が、私の両膝にはまっているリングに伸びていく。そして呟く。
(17)
手首や足首のものとは逆に、両膝のリングの間に反発力が発生した。
先ほどの彼女自身の力とは比べ物にならない強い力の前に、あっというまに私の足は限界まで割り広げられてしまう。
その状態からさらに離れていこうとするリングに、股関節が悲鳴を上げる。
「いたっ、いたい、おねがいとめてっ、さけ……ちゃう……」
再び彼女が一語を発し、両膝のリングから発生している力が消失する。
「うぅ……」
しかし少しでも閉じようとした途端に反発力が生まれ、それ以上閉じる事が出来ない。
「フェリスちゃんが悪いんだよ。何度言ってもわかってくれないから……」
彼女は悲しそうな顔をこちらに向け呟く。そして足の間に入るとモノの先端を私の秘所にあてがった。
深い絶望の中、次に訪れる痛みに耐える為に身を強張らせていると、ふいに股間に当たっていた感触が離れていった。
見ると彼女は私から離れ、先ほど自分が脱ぎ捨てたショーツを手に戻ってくる。
「な、なに……あむぅ!?」
無理矢理口の中にねじ込まれるショーツ。既に彼女の愛液を吸って濡れそぼっていたそれが、口内で唾液を吸ってさらに重さを増していく。
口の中に広がる甘酸っぱいような匂いと味を感じながら、必死に舌で押し出そうとする。
しかし彼女の手が口を覆っていて、それは不可能だった。
「あー、あむぅー」
うなり声を上げる私に対し、彼女はまた私の目を覗きこみながら問い掛ける。
「ねぇ、おいしい?」
「あ……あ……」
「おいしいのかって、きいてるの。ちゃんと答えて」
優しい声音、しかしその奥に秘められた迫力に震えながら、かろうじて首を縦に動かす。
「そう、よかった……。私ね、フェリスちゃんの痛がる声聞きたくないの。さっきの様子だと、コレを入れたらすごく痛いと思う。
でも痛いのは最初の内だけだから。だからその間、これを咥えて声を我慢しててね」
彼女の理不尽な要求にも、私は機械仕掛けのようにただ首を縦に振りつづける。
「もし吐き出したら、こんどこそ、許さないからね」
念を押すようにそう言って、彼女の手が離れていく。舌は凍りついたように動かなかった。
(18)
彼女の手によって仰向けからうつ伏せの状態へと返される。
背後から私の足の間に入った彼女は、私の腰を掴むとゆっくりと引き上げていく。
両膝と片頬の3点で体を支える形になった私に気付いた彼女は、手首のリングの力を消失させる。
開放された痺れる手を前に回し、かろうじて頭を浮かせる。
それを見届けた彼女は、改めてそそり立つモノを秘唇に当てる。
「いくよ……」
彼女はそう一言告げて腰を沈め始める。
彼女の指数本分はあろうかという太さを持ったモノが膣壁を押し広げながら進んでくる。
「ふっ……ぅぁ……」
指のときとは比べ物にならない痛みに漏れそうになる声を、必死に口内の布を噛み締めて堪える。
わずかに開いた唇の端からは唾液が零れ落ち、床に小さな水溜りを作っていく。
やがて1番置くまで到達した彼女は、一旦腰の動きを止めた。
「入った……よ……」
背後から聞こえるうっとりとした声。しかし私にはそれに答えられる余裕はない。
彼女の手が前から股間に回り、秘唇から流れ落ちる愛液と破瓜の血を混ぜ合わせるようにク○トリスを捏ねる。
数秒間それを続けた後指が引かれ、背後でその指を口に含んでいる気配がする。
「あぁ、おいしぃ……フェリスちゃんの、はじめてのあじぃ……」
先ほどにもましてうっとりとした声がピチャピチャと指をしゃぶる音に混じって聞こえてくる。
しばらくその状態が続く。そして再び彼女の腰が動き始める。ゆっくりとゆっくりと引かれていく腰。
それに引きずられるかのように膣口付近のひだが外側へと捲くれあがっていく。
「ぅ……ぐぅ……あ……」
そうやって抜ける直前まで腰をひくと、再び奥へと進入を開始する。ゆっくりとしたその動きは私を気遣ってのものだろうか。
再び彼女の手が前に回され胸やク○トリスを優しく刺激していく。
少しでも早く痛みを和らげようとする彼女の意図が、痛みによるものとは別の涙を溢れさせる。
(19)
しばらくそのゆっくりとした動きが繰り返されるうちに、徐々に膣壁が痺れたような感覚になり痛みの代わりに快感が生まれ始める。
それに釣られるように胸やク○トリスから送り込まれる快感が鮮明に感じられるようになっていく。
喉の奥から漏れる声のトーンが高くなっていく。
それに気付いた彼女は私の口からショーツを引きずり出し問い掛ける。
「どう……感じてくれてる……?」
「うぁっ……いぃよぉ……きもち……いい……」
それまで抑え込まれていた反動の様に大きな声が私の口から放たれていく。
「そう……なら……」
彼女はそう言うと1度腰の動きを止める。何があったのかと私が振り向こうとしたとき膣内にさらなる異変が起きた。
それまで直線的だったモノの先端が一際太くなったのだ。
「ふぁ……」
身体の奥をさらに広げられた感触に思わず息が漏れる。
「男の人のものってこうなんでしょ? だったらこの形の方が良いよね?」
そう言って再び彼女の腰が動き出す。
それまでと違い、先端の一際太い部分が通過するときに膣壁を根こそぎこそげとられるような錯覚に陥る。
「んぁっ……イクっ……もう……イッちゃう……」
「いいよ……イッて……私のでイッて……」
限界が近づいてくるのがわかる。もうすぐまたあの高みへと到達できる。
それに合わせて彼女の腰の動きが速くなっていく。
「あふぅっ、ふわぁ、あ、あ、もう……もう……、んんんぅーーーーー!!!」
最後にそれまでで1番強く膣奥へと先端が叩きつけられたとき、私の意識は宙に舞った。
(20)
数度の痙攣の後、床に向かって崩れ落ちていく。
2人分の様々な体液によってできた水溜りが私を迎え入れ、ベチャリと水音が響く。
そのときになって私は違和感に気付いた。
私は床に崩れ落ちたのに対し、彼女は立ったままだ。当然腰は既に離れている。
にもかかわらず、私の膣内にはいまだ異物感がある。
「な……? ぇ……?」
絶頂後の気だるさの中で、手を股間へと移動させていく。
その手の動きから察したのか、上から彼女の声が降ってくる。
「そのスライム、分けてあげるから」
「え……?」
その時、それまで鉄のような固さを持っていた膣内のスライムが軟体へともどり体内で暴れはじめる。
突然の衝撃に腰が無意識の内に跳ねあがる。
「なっ!? むり……すぐは……むりだからぁ……」
容赦なく暴れまわるスライムに、私は手を下腹部に当て、床の上をのたうちまわる。
その度に床に出来た水溜りから周囲に雫が飛び散り、新たに私から流れ出た液体がその水溜りへと落ちていく。
立ったままの彼女はそんな私を見下ろし問い掛けてくる。
「ねぇ、私と一緒に、ずっとここにいてくれる?」
「あぅ……だめぇ……とめて、これとめてぇ……、またくるっ、きちゃう……」
答える余裕すらない私に彼女は問いを繰り返す。
「ねぇ、私と一緒にずっとここにいてくれる?」
その言葉に合わせるかのように体内のスライムの動きがいっそう激しくなった。
(21)
「ひゃふぅ……ふわぁ……いるぅ、いるからぁ……ううん……だから、これとめてぇ……」
なんとか言葉を紡ぎ出した私の答え。彼女の顔に今日見た中でも最も幸せそうな笑みが浮かぶ。
「約束……だよ……」
体内のスライムの動きがさらに激しくなった。
「なっ!? なんでぇ!? どうしてっ……うあぅ……とまらないのぉ!?」
「約束してくれたご褒美にまたイカせてあげる。なんどでも……」
「うぁぁだめっ、もう、あ、んああああーーーー!! あ!? まだ、まだくるのぉ……おねがい……
だから……ぁん……やすませてぇ……んあっ、また、イッちゃう、イッちゃうから!? んんんんぅーーーー!! ふわぁ!? またぁ……」
何度絶頂を迎えても止まる事のない責めに徐々に絶頂の間隔が短くなってくる。
そしていつしか、常に絶頂状態に置かれているかのような錯覚に陥っていく。
頭の中が焼き尽くされるような灼熱感、目に映るのは視界いっぱいに広がる白い光。
それがどれくらい続いただろう、気がつくと体内で暴れていたスライムの動きがおさまっていた。
いつの間にひっくり返ったのか、再び仰向けの状態で手足を投げだし脱力していた。
まるで脳の神経が切れてしまったかのように、ピクリとも動かすことが出来ない手足。
瞼を支えることすら億劫に感じられる。
そんな白く霞む視界の中でミルフィの顔が徐々に大きくなってくる。
直後、唇が重ねられる。
4回目のキス。私は初めて、自らの舌を彼女の中へと差し入れていった。
おわり
なんだかダラダラと冗長になってしまいましたがこれで完結です。
(15)のあたりから方向が逸れはじめ、気づいたときには
四肢切断ネタに片足突っ込みかけて慌てて軌道修正するという体たらく振りで
結局まともな和姦を書くのは無理だと思い知らされました。
こういった話を書くこと自体初めてと言う事で、至らぬ点が多々あるとは思いますが
それでもなお読んでいただけた方に感謝致します。
作家の皆さん乙!
保管さん大変でしょうが、ガンガレ!
保守
けふはしずかですね
けふもしずかですね
イタトさんお疲れさまです
>>前スレの665-666
ガチャン
背後で扉が閉まる音が響く。
暗闇が身体にまとわりつき、息苦しく感じる。美貴はこんな真っ暗では見えるはずもないのだが小振りなオッパイと柔らかな陰毛で覆われた股間を手で隠す。
「高梨美貴さんですね」
シスターの声だがどこから聞こえるのかわからない。
五感の内一つでも欠けるとこんなにも他の感覚も不確かなものになってしまうなんて…
「…は、はい」
知らない内に動揺してしまったのか声がかすれてしまった。
心を立ち直らせようとあの男のことを考え怒りの感情をかき立たせる。
『あんの変態ヤロォーーッ…さぁ、なんでもきなさいっ!』
こちらが体勢を整えたのを見計らったかのように急に四角い光が白く放たれる。
外からの光ではなく、モニタの光が煌々と美貴の部活で少し日焼けした身体を照らし出す。
眩しさを我慢しながら光の方を見やる。窓の向こうでは少女が夏の日差しの中、テニスボールを追いかけている。
私だ。どうやら去年の夏の大会の時の映像だ。いつの間にこんなものを撮られていたのだろう。
試合そのものよりも球を打ち返すたびにひらめくスカートから見えるアンスコをレンズは追っている。
自分自身が一生懸命になっているときにコートの外ではこんな盗撮まがいの行為がなされ、ましてや自分自身がその対象になっているとは改めて腹立たしくなる。
画面が切り替わり、静止画像で父親の姿が映る。スーツ姿でどこかのカフェで誰かと話してるようだ。
「高梨浩二 44歳 外務省官僚 出世頭だったが、昨今の不祥事の責任をとらされる。現在、単身赴任中の出向先で部下の女性と不倫中。」
「ほ、ホントなのっ!?デタラメよっ!」
画面は別の写真を写しだし、男女がラブホテルに入っていく瞬間だ。
「パ、パパ…」
男性の顔はハッキリ見て取れ、見間違いようがなかった。動揺する私を置き去りにしながら画面はママに変わる。
「高梨百合子 42歳 浩二の上司の娘で見合い結婚。夫の不倫に気がつきながらも世間体を気にして趣味のフラワーアレンジメントに埋没している。」
鼻がおかしくなるくらい花だらけになっているリビングにママが何かを忘れるために花々に集中している。
「高梨美貴 16歳 成績は中の下。テニス部所属で昨年の夏の地区大会三位の成績を収める。」
画面はどこから撮っているのか暗闇に浮かぶ私に切り替わる。
「そ、それがどうしたっていうのよ!」
今現在に自分自身が置かれている状況を客観的に見せられ、羞恥心がこみ上げる。
両親のプライバシーをここまで暴いているのなら私のことも調べ上げているはずだ。
画面に映し出されている裸で縮こまっている今の私のように学校のみんなには秘密にしていることを…
「中学2年生時に高校生の彼氏にバージンを捧げるが半年も経たず別れる。その後、5人の男と付き合いいづれとも性交をもつ。」
過去の男の写真がスライドされていく。
「去年から父親の左遷と不倫で小遣いが減らされ、ブルセラショップに下着等を売り、ブランド品を買っている。」
「イヤっ!やめてっ!消してぇっ!!」
駆け寄って誰にかはわからないが見せないよう大画面に覆い被さる。
画面には一室で私が制服姿でスカートを捲りながら写真に撮られている映像が容赦なく流れ続ける。
「こまるなぁ、ミキちゃん。理事長としては見逃せない事実だよ」
含み笑いをした男の声が天井から聞こるのと同時に、首輪から大量の電流が発生し体中を駆けめぐった。
私の意識はそこで途絶えた。
なかなかエロに突入しないなぁ…
3スレまできましたかぁ
たくさんの作家さんも現れ、ますます盛況になってきて嬉しい限りです。
作家の皆さん乙です。
前スレが容量危なくなって深夜に急遽スレ立てしたので即死が怖かったのですが
作家さんも増えて大賑わいですね。
これからも期待してまつ。
>99
女子高生だけで何人いるんだっけ?
捕手
保守も兼ねて新しい話に挑戦してみたいと思います。
今回は魔女の女の子の話です。
相変わらず小さめな女の子メインの話で申し訳ありません。
とりあえず自らのモチベーションを高めるために第1節のみ上げます。
続きは書きあがり次第と言う事で。
(1)
8月の中旬深夜。夜とはいえまだまだ暑いその空を、わたしは箒に跨り飛んでいた。
前方から叩きつける風が長く伸びた黒髪をなびかせ、夏だというのに全身をすっぽり覆う黒いローブの裾をはためかせる。
「うわー、きもちいいー!」
思わず声が出た。
もう何度目かわからない程繰り返した夜空の散歩。
いつものように気の向くままに飛びまわり、そろそろ帰ろうとしたときだった。
突如、目の前に黒い何かが覆い被さってきた。
「わわっ!? なに、いた、いたい」
バサバサという羽音、身体中を尖った物でつつかれる痛み。そして鳴き声。
「カ、カラス!? なんで夜中に!? だ、だめ、落ちるーー」
予想外の事態に箒のコントロールが失われていた。
見る見るうちに地面が近づいてくる。
わたしは必死に箒の柄を握り締めると、とにかく落下の勢いを殺す事だけに集中する。
しかし1度ついた勢いは簡単には無くならず、公園とおぼしき場所に生えた大きな木に突っ込んでしまった。
そのまま地面まで落下。
幸いにも枝がクッションになったことと、木にぶつかる前の必死の速度制御
そして地面が柔らかい土だった事で大怪我は免れたようだ。
「いたたた……。何で鳥が夜中に飛んでるのー?」
誰にともなく呟き、軽く打ちつけた腰をさすりながら周囲を見まわしてみる。森というほどではないがそれなりに木が群生している。
その木の合間から3人の男性がこちらをぽかんと見つめていた。
(2)
しばらく間の抜けた見詰め合いが続いた後、男の人達がこちらに近づいてくる。
年齢はたぶん20歳前くらい。
あっという間にわたし達の間の距離はなくなり、わたしは木を背後にして三方を囲まれた形になってしまう。
正面にいる人は金に染めた髪を肩くらいまで伸ばしていて、わたしのことをいぶかしむ様に見ている。
右にいる人は赤い髪を逆立てて両耳にピアスをはめている。さっきからずっとニヤニヤ笑いながらわたしを見ている。
最後に、左側にいる人は3人の中でも最も大柄で、この人だけ染めていない黒くて短い髪。
金髪の人とピアスの人が会話を交わす。
「なあ、コイツ今、空から降ってこなかったか?」
「バーカ。木に登ってたに決まってるだろ」
「こんな時間に、こんなガキが1人でか?」
彼らはそんな言葉を交わすと、品定めする様に私を見る。
「だいたいなんでこのクソ暑いのにこんな服着てんだコイツ?」
「あー、あれじゃね? コスプレとか言う奴。確か映画でやってるだろハリーポッターとか言うの」
「は、最近のガキはわかんねーな。深夜にコスプレして木登りかよ」
「あ、あの……」
わたしが声をかけると、金髪の男がまるで赤ちゃんに話しかけるような言葉で話し掛けてくる。
「んん? どうしましたお嬢ちゃん。この辺は危ないでちゅよー。夜になるとこわーい人達がでてきまちゅからねー」
「あははははは! バーカ、なんだよその言葉遣いは。きめーよ」
「うるせー。黙ってみてろ」
「あ、えと、わざわざご忠告ありがとうございます。それで、その……」
「あはははは! マジ受けしてるよコイツ。本気で状況わかってねーんじゃねーの」
「え? え?」
さっきからピアスの人は笑ってばかりいる。対照的に左側の大柄な人はむっつり黙り込んだままでこっちをじっと見ているだけだ。
ピアスの人が言うように状況が掴めない。その時、正面にいた金髪の人がわたしの手を掴んだ。
「きゃっ」
「俺達が、そのこわーい人だって言ってんだよ」
(3)
いきなり強く腕を引かれて、わたしは地面に仰向けに転がされてしまう。
「おい、お前コイツの手と口押さえてろ」
金髪の人がそう言うと、黙っていた大柄な人が頭の上に回されたわたしの両手をがっしりと掴み、もう片方の手でわたしの口を塞いだ。
「お前は足のほう押さえてろ」
「ちっ、しゃーねーなー」
つづいてピアスの人がわたしの両足を押さえこむ。身動きが出来なくなったところで、やっとわたしの頭が状況に追いついて来た。
原則として人間相手の魔法は禁じられている。
でもこの状況では止むを得ないと思った。
とりあえず、傷つけない様に眠りの魔法なら……
わたしは目を閉じて意識を集中する。
ごめんなさい、一言心の中で謝ると、わたしは男達に対し魔法を発動させる。
「ん、コイツあっさりおとなしくなったな」
「さすがに諦めたんじゃねーの」
そんなっ!
何事もなかったかのように金髪やピアスの男達の声が聞こえてくる。
声こそ聞こえないものの、大柄な男の手からも力が抜けることはなかった。
わたしは目を見開いた。男達にはなんら変わった様子がない。
「さて、それじゃあ見せてもらうとするか」
金髪の男はそう言うと、懐からナイフを取り出した。
(4)
月の光を反射するナイフの輝きに背筋が震える。
首に向かってナイフが近づいてくる。殺されると思った。
「動くなよ。動いたら傷物になっちまうからな」
男は凄みを効かせた声で言うと。首もとからわたしが着ているローブを切り裂き始める。
「あ……あ……」
ちょうど身体の中心の線に沿うようにナイフが移動していく。やがてナイフが1番下までたどりつくと男は切れ目からローブを開いていく。
月灯りの下で露わになった肌が羞恥と恐怖でこまかく震える。
「なんだ、ブラもつけてねーのかよ。ホントにぺったんこだな」
「うわ、ひでー。お前そっちの方がそそるくせによー」
「ま、そうだけどよ」
男達の容赦ない言葉がわたしの心に突き刺さる。
つづいて男は手を掴んでいる男に命令して、袖から腕を抜き取っていく。
両腕の作業が終わったとき、わたしはちょうど地面の上に敷いた布1枚の上に仰向けで寝かせられている状態になった。
続いて男の持っているナイフが、唯一残ったショーツに近づいていく。
わたしはそこだけは守ろうと必死で身を捩る。
「んー、んー!」
「動くなって言っただろ」
男はそう言ってナイフの腹で既に露わになった太股の内側をペタペタ叩く。
冷たい金属の感触が恐怖を倍化させ身体が硬直する。それを見て男はゆっくりとショーツの両サイドにナイフを走らせる。
あっけなく肌から離れていくショーツの感触に、目には涙がたまっていく。
(5)
「よし、お前はもういいからアッチの遊歩道で誰かこないか見張ってろ」
金髪の男がそう命令すると、私の手と口を押さえていた男が黙って指し示された方へと歩いていく。
その背を見送りながらピアスの男が呆れたように言う。
「たく、アイツはわかんねーなー。目の前にこんなのがあっても興味なしって感じだもんな」
「アイツはそういう奴なんだよ。それよりお前、先にヤルか?」
「えっ、いいのかよ?」
「ああ」
そんな会話を交わした後、金髪の男が私の上半身を起こし、背後に回ったかと思うと私の両膝の下に手を当ててそのまま立ちあがる。
「やっ、やだ、こんな格好……」
まるで小さな子供がおしっこをするときのような格好。
既に何も身につけていないわたしは、正面に立つピアスの男に胸と股間を完全にさらけ出している形になる。
「や、見ないで」
わたしは自由になった手で慌てて胸と股間を押さえる。
そこに頭の後ろから金髪の男が声を掛けてきた。
(6)
「手をどけろ」
「い、いやです。こんな、恥ずかしい格好で……」
「おい」
男が目配せをしたのだろう。正面に立つピアスの男が地面においてあったナイフを拾い上げる。
そしてさっき金髪の男がやったように、ナイフの腹で太股の内側をペタペタ叩く。
「ひっ……」
「怪我したくなかったら、言う事きいといた方が良いと思うよー」
ピアスの男がニヤニヤしながら言ってくる。
わたしは恐怖に身が竦んで手を動かすことが出来ない。
それを見たピアスの男が笑みを深くすると、それまで腹を当てていたナイフを立てて、先端を太股の内側に当てる。
ナイフの先端が当たり、皮膚がわずかに凹んでいるのが見えた。
「や、やめてください。本当に刺さっちゃいますからぁ……」
「手をどけてくれたら止めてあげるんだけどなー」
心底楽しんでいる声。ナイフの先端に小さな赤い玉を確認したのとほぼ同時
わたしは体中の力を振り絞って胸と股間に当てた手をどかすことに成功した。
「さて、じゃあさっそくいただきますか」
ピアスの男はそう言うとズボンの前を開き自分のモノを取り出した。
月灯りの下でも表面に走る血管が脈打っているのが見える。
そのグロテスクな外見に息が詰まる。
その時だった。
一際強い風が吹いたかと思うと頭上の枝が揺れ、そこから落下した何かがピアスの男の頭に直撃した。
(7)
それはわたしの乗ってきた箒だった。
墜落の際に枝に引っかかっていたのが、風で枝が揺れた際に落ちてきたのだろう。
よほど痛かったのかピアスの男は頭を押さえたままうずくまっている。
「なにやってんだ、このバカ」
背後から金髪の男が声を掛ける。
「ってーな。なんだこりゃ。……竹箒!? くそっなんでこんなもんが」
男はそう言って箒を手に取ると、力任せに地面に叩きつけようと振りかぶった。
箒が壊れたら帰れなくなる。その考えが頭によぎったとき、わたしは反射的に叫んでしまっていた。
「やめてくださいっ! それ、わたしのです。返してください……それがなくなったら、わたし……」
「ああ……?」
こちらに向けられた男の視線に、わたしは自分の失策を悟った。
いまや、彼の怒りの矛先は箒からわたしへと完全に移ってしまっていた。
「返してって言ったよなぁ?」
「あ……」
「そんなに大事なら返してやるよ!」
男はそう叫ぶと、箒の柄の先端をわたしの股間にあてて力任せにねじ込んできた。
(8)
「ぐっ……あぁ……」
あまりの激痛に呼吸すら出来ず、わたしは喉を仰け反らせて口をパクパクと開閉させる。
まだわずかにも濡れていない膣壁が箒の柄にはりつく。
その状態でさらに柄を捻られ、膣壁が巻き込まれていく。
反射的に箒の柄を掴んで止めようとするが、元々の力の差と不利な体勢では止められるはずがなかった。
「いっ、いた、いたい、やめて……ぬいてぇ……」
涙がボロボロ零れ落ちていく。その一方で膣内では敏感な粘膜を守るために愛液が分泌され始める。
決して快感による物ではない。体を守るための生理的な反応だ。
しかしピアスの男はそれを見て嘲るように言う。
「お前、こんな事されて濡れるのかよ。箒突っ込まれて感じるなんて変態だな!」
「ち、ちがっ……これは……」
「何が違うんだよっ! 実際に濡れてきてるじゃねーか」
男の手の動きが一層激しくなる。おさまることのない激痛の中でわたしは新たな異変に気付いた。
身体の内側から圧迫されて、急速に尿意が高まっていく。
「だ、だめ……なかでうごかさないでっ……で、でちゃうからっ……」
「出る? イくってことか?」
「バカ、こんな状態でイクかよ」
「わかんねーぞ。案外こういう事されたくて夜中に出歩いてたんじゃねーのか」
「ち、ちがっ……おトイレ……おトイレ、いかせて……」
息も絶え絶えに言葉を紡ぐ。しかしピアスの男は浮かべた笑いをそのままに言った。
(9)
「なんだ、小便かよ。ならこのままやっちまえば良いだろーが。ちょうど良い格好だしな」
「なっ!? そんな……おねがいです……おトイレでさせてください……」
わたしは首を捻って背後でわたしを抱える金髪の男に懇願する。
しかし彼もわたしの言葉に耳を貸そうとしない。その間にも尿意はどんどん高まっていく。
止む事のない痛みのせいで意識が集中できない。
「だめ、ほんとにでちゃう、だめ、だめーーーー!」
その直後、わたしの股間から放たれた水流が放物線を描く。
そしてその水流の先端は箒の柄の中程にあたり周囲に飛沫を飛び散らせた。
「あぁ……ぁ……」
「うわっマジで漏らしやがった。きたねえなぁ」
「うぅ……そんな……ひどい……あぐぅっ!」
そういってピアスの男が箒から手を離す。当然支えを失った箒の先が地面に落ち
反動で私の中に差し込まれたままの柄の先端が跳ねあがった。
その痛みに一瞬尿道口が収縮して水流が止まる。
しかし、1度始まった放出が途中でおさまるはずがなかった。
一瞬の間の後、再び放出が始まる。
2度目の放出がわたしの心を切り裂いていった。
(10)
2度目の放出が終わろうかとしたときだった。
突然ピアスの男がその場に崩れ落ちた。
つづいて私を抱えていた金髪の男の身体からも力が抜ける。
「え? かっ……」
そのまま落下したわたしは再び腰を軽く打ちつけた。その衝撃でもう1度体内の箒の柄が跳ね、激痛が走る。
わたしはそのまま地面に座り込み、震える手で箒を掴むとゆっくり引き抜いていく。
破瓜の血とわずかな愛液が分泌されたとはいえ、未だ膣内は潤っているとは言いがたく
徐々に引き抜かれていく箒の柄に引きずられる様に膣口が捲くれ上がっていく。
「んんっ……はぁ……」
時間を掛けてゆっくりと抜き取ると、改めて周囲を見渡す。
男達は地面の上に倒れている。胸が上下しているところを見ると眠っているだけらしい。
さっきの魔法が今ごろ効いてきた? でも、どうして。
とにかく、大柄な男が異変に気付いて戻ってくる前にここから離れなくてはいけない。
わたしは震える足で立ちあがろうとした。
「いつっ……くぁぅ」
わずかに腰を浮かした所で股間がズキリと痛み、再び地面の上に腰をついてしまう。
だめ、はやくしないと……
もはやなりふりを構っていられず四つん這いで移動を開始しようとしたときだった。
夜の闇の向こうから草を踏む音が近づいてくる。
いや、いや、いや……
わたしは無我夢中で手足を動かし少しでもその場から離れようとした。
しかし足音はどんどん近づいてくる。そして突如背後から声を掛けられた。
(11)
「ねぇ、キミ……」
「ひぅ……」
喉の奥から空気が漏れるような声を上げて、わたしは振り向く事も出来ずその場で頭を抱えてガタガタ震え始める。
その足音が再び近づいてくる。
そしてわたしの背後すぐそばまでくると、立ち止まる気配がした。
次はいったい何をされるのか。嫌な想像ばかりが頭に浮かぶ。
しかし、次の瞬間私の身に起こったのはそれらの予想とは異なる物だった。
身体に布のような物が掛けられる。
恐る恐る目を開けると、それは先ほど男達に切り裂かれて1枚の布と化したローブだった。
「え……?」
わたしは顔を上げる。すると目の前にあったのは、あの大柄な男の顔ではなかった。
さっきの男達よりは幾分若そうな、十代半ばくらいの優しげな顔つきの男の人。
「ねぇ、大丈夫……?」
わたしは掛けられた布の端を胸の前で掻き抱くと、質問に答える事すら出来ずその場で嗚咽を漏らし始めた。
わたしが泣いている間ずっと、その男の人は優しく背中をさすってくれていた。
古田保守
(12)
しばらくして、やっとわたしは落ちついてきた。
あらためてその男の人を見る。
その視線に気付いて男の人が問い掛けてきた。
「少しは落ちついた?」
「は、はい……」
男の人の声に反射的に胸の前に合わせた手に力がこもる。
一見優しそうな人だけど、いつ豹変するかわからない。
さっきの出来事から私はそう思った。
「あ、あの、わたし、もう帰らないといけませんから」
あわてて立ちあがろうとしたものの、再び股間に走る痛みに動きが止まってしまう。
それを見た男の人は、立ちあがると近くに落ちていた箒を拾い上げてわたしのところまで持ってきてくれた。
「はい」
「え……?」
目の前に差し出された箒にわたしは目を丸くする。どうして、この人は……
その疑問を察したかのように、男の人は言葉を紡いだ。
「あのさ、君って魔女、だよね?」
「はい……って、ち、ちがいます! わたしそんなのじゃありません!」
思わず答えてしまったものの、本来魔女の存在は人間に知らせてはいけないことになっている。
混乱から声が大きくなってしまう。
(13)
「隠さなくてもいいよ。僕は魔女の存在を知ってるから」
「え……?」
「えーとね、僕の祖母が魔女だったんだ。僕が生まれる前に亡くなってしまったけど祖父がよく話を聞かせてくれた」
そういって微笑む。
お婆さんが魔女? 確かにこちらの世界に来て、そのままこちらに永住する魔女が存在する事は話には聞いていた。
それにしても、その子孫に会うことが出来るなんて……
だとすると、この人達を眠らせたのも?
「えと、じゃあこの人達もあなたが?」
「うん、祖母が残してくれた本を読んで練習するうちに、簡単なものならね。
ごめんね、もっと早く気付いていれば……」
「い、いえ、助けていただいて感謝してますから」
彼の顔に浮かんだ後悔の念を打ち消そうと、わたしは慌てて言った。
「でもさ、こんな事聞いていいのかわからないけど、君も魔法が使えるならこれくらい出来るんじゃないのかな?」
「そ、それは……」
「人間相手には魔法使っちゃいけないとか?」
「た、確かにそういう決まりはあります。でも、あの時は……」
「あの時は?」
「わたし、魔法を使ったはずなんですけど何も起きなくて。それで……」
そこまで言うと、さっきの出来事が思い出されて涙が浮かんできた。
それを見た彼はあわてて私を慰める。その慌て振りがおかしくて、涙の変わりに少しだけ笑いがこみあげてきた。
(14)
再び私が落ちついたのを見計らって彼が質問を続ける。
「でも、魔法が使えなくなるなんて……。そういう事はよくあるの」
「いえ、こんな事わたしにも初めてで……」
「そう、あ、でもそうすると……」
そこで彼は何かに気付いたように視線を下げる。
その視線の先にあるのは彼の手に握られた箒だった。
いまさらになってわたしも気付いた。魔法が使えないという事は……
「あ、あの、箒貸してください」
「あ、うん……」
わたしは彼から箒を受け取ると、手を貸してもらって何とか立ちあがる。
まだ股間が痛んで跨る事は出来そうにないので、足をそろえて横座りの状態になるように箒に腰掛ける。
目を閉じて集中。いつもならすぐに浮力を生み出す箒が、今回はピクリとも動かない。
やっぱり……
「駄目、なの?」
彼が尋ねてくる。わたしはそれにうなづく事しか出来なかった。
(15)
「えーと、じゃあさ。とりあえずウチに来ない?」
「え……?」
「あの、もしかしたらさ、……あんな、事があったからかもしれないでしょ。
ゆっくり休んで明日になればもとに戻ってるかもしれないし。
ウチはすぐ近くだし、もう夜も遅いし、もちろん君が良ければ、なんだけど」
彼は緊張しているのか妙に早口になって言う。それが少しおかしかった。
わたしが黙っているのを否定と取ったのか、彼の顔が少し落ち込む。
「やっぱり、男は怖い……かな?」
「い、いえ、そういうことじゃないんです。ただ……いきなりそんな、ご迷惑なんじゃないかって……」
「それなら大丈夫だよ。迷惑だとか考えなくていいから。それに朝までここにいるわけにもいかないでしょ」
確かにこのままここにいるわけにはいかない。
そしてこの身体ではあまり移動する事も出来そうにない。
わたしはしばらく考え込んだ後、答えた。
「はい……。なら今晩泊めていただいていいですか」
「もちろん」
彼は心底嬉しそうに笑った。それに釣られるようにわたしも少しだけ笑った。
その後彼に支えられながら公園を出て、わずかに歩いたところに彼の家はあった。
庭付きの、かなり大きな洋館だった。
「うわぁ、すごいお屋敷。それにわたし達の家に少し似てる」
「ああ、うん。さっき言った祖父が結婚後に建てたんだって。だから魔女だった祖母に合わせたんじゃないかな?」
「そうなんですか……」
そんな会話しながら門をくぐり、玄関にたどりつく。
重々しい扉を開けると中は真っ暗だった。
(16)
「えと、あのご家族の方は?」
何気なく尋ねたわたしの言葉に、彼の顔が一気に暗くなる。
「祖母の事はさっき言ったよね。あと祖父は僕が小学校に入ってすぐに亡くなって、挙句に両親は2年前に交通事故でね。
あ、やっぱり男の1人暮しは怖いかな? で、でも変な事は絶対しないから。それだけは約束するから」
「い、いえ、わたしの方こそ嫌な事聞いちゃって……」
わたし達の間に、気まずい雰囲気が流れる。
その気まずさを振り払う様に、彼はわざと明るい声で言った。
「えーと、じゃあ、どうしよっか。すぐ寝る? って、変な意味じゃなくて!」
「ふふ……わかってます。あの、えと、お風呂いただいていいですか?」
「あ、うん、そうだよね。わかった、すぐに沸かしてくるから。君はリビングで待ってて」
そういうと彼はわたしをリビングまで案内すると、すぐに部屋を出ていった。
わたしは1人取り残されると、部屋の中を見まわした。
家具は豪奢というよりも質素な感じで、長年使い込まれた感じがある。
そうやってしばらく部屋の中を眺めていると彼が帰ってきてお風呂場まで案内してくれた。
(17)
わたしは腕や足にこびりついた土、そして既に固まった血液を洗い流すと肩まで湯に浸かる。
「ふぅ……」
全身を包む熱い湯に息が漏れる。
身体の芯に残っていた恐怖と緊張が解きほぐされていくようだった。
しばらくそのまま湯に浸かっていると、脱衣所の扉が開いて彼が入ってくる気配がした。
扉1枚ごしに彼が声を掛けてくる。
「湯加減はどう?」
「あ、ちょうどいいです」
「パジャマ、ここにおいて置くから。えーと、その……下着、までは用意できなかったんだけど」
「あ、はい、ありがとうございます」
そう言うと彼は脱衣所から出ていった。
なんとなく顔を真っ赤にしている彼の姿が思い浮かんだ。
やがてお湯から上がり脱衣所に入ると、確かに女の子用のパジャマの上下が畳んでおいてあった。
わたしはそれに袖を通す。わたしには少しだけサイズが大きく、手は指の先だけが出るくらいだった。
下着を着けていないため、股間に少し違和感があるけどこれはしかたない。
パジャマを着終わると、わたしはリビングへと戻った。
(18)
わたしがリビングに戻ると椅子に座っていた待っていた彼は、既に用意してあったティーセットで紅茶を淹れてくれた。
「砂糖はいくつ?」
「あ、3つ……おねがいします」
「甘いの、好きなんだ」
「はい……子どもっぽいですか?」
「そんなことないよ。可愛くて良いと思う」
なんだか結局子どもっぽいといわれているような気がした。
わたしは甘い紅茶を一口飲むと気になっていたことを聞いてみる。
「あの、このパジャマは?」
「ああ、それ妹のやつなんだ。気に入らなかった?」
「いえ、そんな。妹さんがいらっしゃったんですか?」
「ああ、うん……いたんだけどね。さっき言った交通事故で両親と一緒に……」
「あ……ごめんなさい、わたしまた……」
「いいよ、気にしなくて」
わたしはバカだ。さっき事故のことも、一人暮らしだってことも聞いてたのに。
わたしは自己嫌悪に陥ってしまう。
「あ、でも、そんな大切なものをいいんですか?」
「いいよ。事情が事情だし、妹もきっと許してくれると思うんだ。
あ、でもさすがにその、パジャマだけならともかく……下着、までは妹の、あ、漁るわけにもいかなくて……」
さっきお風呂場の中で想像した通り、彼は真っ赤になってそう言う。
そのあまりに予想通りの反応にわたしは噴き出してしまった。
あんなことがあったけど、わたしはまだ笑う事が出来る。それが救いだった。
(19)
「そうだ、名前、きいていいかな? 僕は雄一っていうんだけど」
「わたしはステラっていいます」
「ふーんステラちゃんか……」
「はい、なんでも昔そういう名前のすごい魔女さんがいたらしくて、そこからもらったそうです」
「そうなんだ、じゃあステラちゃんは将来有望なんだね」
「そんな、わたしはまだまだ。あ、そうだ、あの……ちゃん付けじゃなくてステラって読んでいただけませんか?」
「いいの?」
「はい、家族や友達は皆そう呼びますし、逆にちゃん付けだとなんだか恥ずかしくって」
「そう、それならそうするけど」
「はい、おねがいします」
そんなことをしばらく話した後、今日はもう寝ることになった。
わたしが案内されたのは妹さんの部屋らしい。
机やタンスの上に置かれた可愛い小物が、この部屋の主人が女の子であったことを伝えてくる。
なんでも、妹さんが亡くなった後も片付ける事が出来ないらしい。
そう言う雄一さんの顔はやっぱり沈んでいて、わたしは少し心が痛んだ。
わたしは心の中で妹さんに一言断ってから、ベッドに横になり目を閉じる。
全身を包む疲れから急速に睡魔が襲ってくる。
明日には魔法が戻っていますように。そう祈りながらわたしは眠りについた。
保守
保守。
前スレ落ちたみたいですけど保管さん大丈夫でしょうか。
前回の書き込みによれば7月末くらいにお暇ができそうですが。
矢野捕手
城島捕手
アベ捕手
保守
SOTさんまだかな…
あぼーん
保守してみる
保守
作家の皆さんがんがれ
ほっしゅっしゅ
あぼーん
保守
作家の皆さんお待ちしてますm(_ _)m
保守ってみる。
139 :
名無しさん@ピンキー:03/07/30 21:28
あぼーん
あぼーん
あぼーん
1週間経過中…
保管サイト8000ヒット越えてんね
保管さんは音沙汰梨だけど
146 :
名無しさん@ピンキー:03/08/01 03:15
あぼーん
あぼーん
>>123の続き
(20)
朝、慣れない部屋で目を覚ました。
何度か部屋を見まわしたところで、やっとわたしは昨日の事を思い出す。
わたしはパジャマのままで部屋を出るとリビングへと向かった。
そこには既に雄一さんがいた。
「おはようございます」
わたしがそう挨拶すると、雄一さんは振り返って答える。
「あ、おはよう、昨日はよく眠れた?」
「は、はい」
「そう、じゃあすぐに朝ご飯の用意するから座って待ってて」
確かにリビングのテーブルの上には洋風の朝食が2人分用意されている最中だった。
「あ、わたしも運ぶの手伝います」
お世話になってばかりなので、少しでもお手伝いができればと私は申し出た。
「ありがと、でも、もうほとんど運ぶの残ってないから待っててよ」
そう言って雄一さんはリビングから出ていってしまった。そう言われると仕方ないのでわたしは席に座って待たせてもらう事にした。
少しして雄一さんがお皿を2つ持ってきてテーブルに乗せると、そのまま反対側の席につく。
本当に1回分の量しかなかったようだ。
もう少し早起きすればよかったな、わたしはそう思った。
(21)
「簡単な物で申し訳ないけどね。じゃ、食べようか」
「は、はい、いただきます」
わたしが手を合わせて言うと、雄一さんはこちらを見てにこにこ笑っていた。
「あの、何かおかしかったですか?」
少し心配になってわたしは尋ねてみた。
「あ、ううん、そうじゃなくて。魔女の世界でも食事の時の挨拶ってそれなのかなって」
「あ、いえ、これは以前にこの国ではこうするのがマナーだって聞いたから」
「そうなんだ。ちゃんと勉強してきてるなんて偉いね」
思いもよらぬ所で褒められて、わたしは顔が赤くなってしまう。
「ああ、ごめんごめん。食べるの止めちゃって。さ、食べよう」
そう言って雄一さんが食事をはじめるのを見て、わたしも食事を開始した。
「食べ終わったらもう一度箒、試してみようね」
雄一さんが言う。
「はい。それで、この家って竹箒、ありますか?」
私がそう尋ねると、雄一さんは少し不思議そうな顔をした。
「でも、ステラちゃんの乗ってきた箒が……」
「あ、あの、でもあれ汚れちゃったから、できれば……」
言っていてどんどん恥ずかしくなってきた。さっき以上に顔が赤くなって声もどんどん小さくなっていく。
何せあの箒の汚れは……
「そっか、ごめんね気付かなくて。でも箒ねぇ、いくら古い家でもあったかどうか……。それって特別なものじゃないとだめ?」
「いえ、もちろん飛行用に魔法がかけられているものが最高ですけど、普通のでも問題ないです」
わたしの答えに雄一さんは上を向いて考えをめぐらせたかと思うと、何かを思いついた様に手を打った。
(22)
「そうだ、確か祖母が乗ってきた箒が保管してあったはずだから、それでいいかな」
「だ、だめです!」
思わず私の声が大きくなってしまった。
「やっぱり、古すぎてだめかな?」
「そうじゃなくて、そんな大事な物を……」
私がそう言うと、曇っていた雄一さんの顔が笑みに変わった。
「昨日のパジャマの時も言ったよね。場合が場合だからきっと妹や祖母も許してくれるよ」
「でも……」
「そんなに気にするなら、一度魔女の世界に戻った後に落ちついてから返しに来てよ。
そのパジャマと一緒にさ。そうすれば僕としてももう一度ステラちゃんに会えて嬉しいんだけど」
「わかりました。必ず返しに来ます。だから少しの間お借りします」
「うん」
雄一さんは満足そうに微笑んだ。わたしもその笑顔を見てると、何だか心があったかくなるような気がした。
(23)
食事の後、庭で挑戦する事になった。
雄一さんがお婆さんの箒を手渡してくれる。
古いけど手に持った瞬間かなり良い物だとわかった。
「どう?」
「はい、すごく良い物です。もともとの力に加えてすごく大切に保管されてたのが伝わってきて。きっとこれなら……」
わたしは箒に跨った。柄を両手で握り締めて集中をはじめる。
横では雄一さんが固唾をのんで見守ってくれていた。
しかし、私の期待は空振りに終わった。どんなに集中しても箒はわずかにも浮いてくれない。
試しにその状態でピョンピョン跳ねてみたけど、すぐに地面に足がついてしまう。
「だめ?」
「はい……、ごめんなさい、せっかく……」
わたしは箒を足の間から抜くと、それを雄一さんに返した。また涙が込み上げてきた。
それを見た雄一さんが慌てる。
「ほら、泣かないで。とりあえず家の中に入ろう。これからの事とか」
雄一さんがそう言ったときだった。庭の隅から黒い生き物がこちらに向かってくるのが見えた。
犬だ。
わたしと同じくらいの大きさの犬がこちらに駆け寄ってくると、そのままわたしに飛びかかってきた。
「きゃ」
突然の事にわたしはしりもちをついてしまう。その犬はそんなわたしの上に覆い被さるようにしてわたしの顔を舐め始めた。
「きゃ、な、なに?」
わたしは驚くやら、怖いやら、くすぐったいやらでパニックに陥ってしまう。
すると雄一さんがその犬を抱きかかえてわたしの身体から引き剥がしてくれた。
(24)
「こら、だめだろ、そんな事をしたら」
雄一さんが犬を叱っていた。
「あ、あの、その犬は?」
「これはウチで飼ってる犬でジロウって言うんだ。ごめんね、怪我とかしなかった?」
「はい、ちょっと驚いただけで」
わたしがそう答えると、雄一さんは笑いながら言った。
「こいつもステラちゃんのことが気に入ったんだと思う。初対面の相手にあんなに懐くなんて珍しいんだよ」
「そうなんですか?」
「うん、それに良かった」
「え?」
「涙、止まったみたいだから」
言われて私は気付いた。さっき込み上げていた涙がどこかに入ってしまっていたのだ。
「もしかしたら、そのジロウが慰めてくれたのかもしれませんね」
「そうかもね、こいつ結構頭良いから」
わたし達がそんな事を言ってると、その通りとでも言うかのようにジロウが一声鳴いた。
それを聞いてわたし達は顔を見合わせて笑ってしまった。
保守も兼ねてエロなしパートだけで申し訳ありませんが上げておきます。
ちなみにコテハンは入れ忘れました。
たまには、こういうベタベタの甘ったるいのも良いかなと。
オツ保守
156 :
名無しさん@ピンキー:03/08/01 14:17
欲す
あぼーん
これからアップします
1
小川朗子(あきこ)のブルマ―からはみだした、パンティのフリルを見て、丸山秀夫は股間が固くこわばっていくのを感じた。
朗子は秀夫の二学年下にあたる後輩だ。
生徒会の役員だった秀夫の所に、一年生の役員として生徒会に入って来た時から、秀夫は朗子に激しい執着心を抱いた。
メガネっ娘だ。丸いメガネの後ろに可愛いつぶらな瞳が光っていた。
子供っぽい顔で笑うと、その可愛さがますますひきたつ。
秀夫は初めて会った時から欲情した。
生徒会といっても、秀夫たちは実際は生徒会室にたむろっていることが多い。
「丸山先輩、調子はどうですか?」
今日も無邪気に朗子は生徒会室を訪ねてきていた。放課後前の授業が体育だったのだろう。
黒いブルマ―姿だ。
そこから白いパンティのフリルがはみだしていた。
秀夫は朗子に気がつかれないように横目で白い太ももと、それにも負けず白くかがやくパンティのフリルをちらちらと見た。
自分の目がカメラでないのがうらめしい。
カメラがあればこの光景をとらえて、後で何度も何度もオナニーをしてやるのに!
陵辱してやりたい! 朗子のパンティをしゃぶりたい!
そんな思いをおさえながら秀夫は言った。
「あっこちゃん、この時間の前、体育だったの?」
「そうですよ。マラソン。でも朗子は走るの遅いからマラソンきらーい」
言いながら、ブルマ―のふちに手を入れて、めくれを直す。
光り輝く白いパンティのフリルが隠れてしまった。
秀夫の視線に気がついたのか、と一瞬あせったがそうではなく、無意識的に直しているらしい。
「だるいよね。マラソン」
秀夫の言葉に、無邪気な笑顔で笑う。
「先輩、運動きらいでしょ」
笑うと本当にメガネの奥の目が愛らしくなる。
「よく知ってるね」
「えー、だって有名だもーん。先輩読書とか好きだから」
言いながら身を乗り出してくる。
いつもなら、そろそろ他の生徒会の役員たちが生徒会室にやってきてもいい頃だった。
しかし今日はどういうわけか誰もこない。
こちらに乗り出してきた朗子からはいい香りがした。
シャンプーと石鹸の香りだ。
朗子にさとられないように可憐な香りを楽しみながら、身を寄せてきた朗子に、こちらもわずかに体を近づける。
朗子が動いたことによってまた、ブルマ―からパンティがはみだしていた。
ふとももを撫で回し、ブルマ―をめくりあげ、フリルをもっとよく見てみたい!
欲望は秀夫の肉棒を激しく硬直させたが、手をだすことはできなかった。
しかし我慢できず、秀夫はそっと朗子の肩にふれた。
「疲れてない?」
しかし、その不自然な秀夫の動きに、朗子はビクッとすると、顔をこわばらせた。
しまった!
秀夫は臆病な小動物を連想した。
臆病な動物であればあるほど、手なずけるには慎重にいかなければならない。
「あ、二人っきり、おじゃましちゃったかい?」
気まずい雰囲気を打ち破るように、冗談を言いながら生徒会役員の一人が生徒会室のドアをあけて入ってきた。
2
形式だけの簡単な生徒会の会議が終わった後、ほとんどの役員が帰宅する中、秀夫は中田由美子と二人で生徒会室にいた。
熱心に秀夫は由美子の首筋に息を吹きかけている。
「あ、ああん……く……」
由美子のあえぎ声がどんどん荒くなっていくのがわかる。
もう一度、吹きかける。
びくん、と由美子の体が反応する。
それが楽しく、秀夫は何度も息を吹きかける。
そのたびごとに面白いように由美子の体は小さくはねあがった。
もう一度。
「いやあああ……」
軽くかむか、かまないかの微妙なタッチで由美子の耳たぶを口にふくむ。
決してしゃぶらない。
息をかけるのが中心だ。
じらしにじらして由美子を快楽の園に押し上げ、思考力を奪ってしまう。
「濡れてるのか……」
「濡れてないもん」
「そうなんだ。濡れてないんだ……」
言いながら耳たぶを強く噛み甘い刺激を強くしていく。
「おれは立ってるよ……見てみろよ」
「や……」
顔をそむけながらも、薄目をあけ、秀夫のズボンに由美子は視線を落としていく。
「す……ご……い……」
隆々とそそり立った秀夫の股間を見て、由美子はかすれた声をあげた。
「由美子はおれのオナペットだからな」
秀夫は言った。
「毎日お前でオナニーしてるんだ」
秀夫の言葉に由美子は顔を赤くした。
「おまえもオナニーしてるんだろ……」
「やだあ・・・・・・」
否定しないところをみると、自慰をしていることは確実だ。
「だれのこと考えてしてるんだ?」
秀夫は由美子の手をとると、硬く張りつめた男の象徴へ導いた。
「どうなってる?」
「熱い……」
「だれが熱くしたんだ?」
「……由美子……?」
上目使いに秀夫を見る、その目が欲情で潤んでいた。
「そう、由美子だな。いけない子だ……」
言いながら唇を奪う。
秀夫は舌を由美子の口腔に差し込むとかきまわすように激しく動かした。
二人の唾液がミックスされ、口のはしから、いやらしい糸をひいている。
「だれのこと考えてオナニーしてるんだ?」
秀夫は再び質問をした。
「や……ん……」
「ちゃんとおれのことを考えてオナってるんだろうな?」
「…………」
ただ顔を真っ赤にして首をふるふると由美子はふった。
しかし無言であることが、肯定の意味であることは明らかだった。
「これからもおれのことだけ考えてオナニーしろ。いいな」
「…………」
「返事はどうしたんだ?」
高飛車な秀夫の言葉にぎくしゃくと、わずかに由美子はうなずいた。
ほのぼのイイ!
保守。
「いい子だ。ほら、ご褒美をあげるよ」
秀夫はズボンのチャックをおろすと、そそりたつ欲望の塊をとりだした。
天を突く勢いの肉棒を由美子の眼前に見せつける。
由美子は魔法にでもかけられたかのように、肉欲の象徴をじっと見つめ続けていた。
「おれのことを考えてこれからもオナニーするんだぞ」
「…………」
「ちゃんと答えろよ」
「……は……い……」
秀夫は征服感で一杯になった。
「よーし。素直な心がけに対してご褒美だ」
言うと、秀夫はいきなり由美子の頭をつかんで自分の股間に押し付けるようにした。
「口を開け!」
由美子の唇をあけさせると、秀夫はペニスを突きたてた。
由美子の口内を思う様犯しまくる。
「うぐ……うぐ……う……」
「そうだ。もっと舌を使って・・・・・・そう……」
ペニスを唾液まみれにしながら必死で由美子は口を上下に動かしている。
由美子の唇と舌、口内の粘膜の感触が楽しい。
「よし……いいぞ……そら……濃いミルクをたっぷり口にやるぞ!!」
獣の咆哮をあげ秀夫は白濁した男の原液を、雌奴隷の口腔にぶちまけた。
「そうだ……そうのまま、口からこぼさず……一滴残らず呑み干すんだ」
由美子は顔を上に向き、クスリでも飲むような格好で、いわれた通り秀夫のスペルマを全て呑みこんだ。
それを見届けると、秀夫は笑みを浮かべ、由美子の髪をなでてやった。
「おいしいか?」
しかし由美子はだまったままだ。
内心は苦い味わいに辟易しているのだろう。
しかし秀夫は容赦しない。
「おいしかったかい?」
問いに由美子はゆっくりとうなずく。
「じゃあ、もう一度呑ませてあげるよ」
有無を言わせず、再び股間のものをふくませる。
徐々に秀夫の槍は屹立してくるが、頭の中は計算が動いていた。
考えるのは小川朗子のことだ。
朗子の口に乳房にふとももに、思う存分、おれの精液をぶちまけてやりたい!
どろどろの白いミルクで、純真な朗子の幼くやわらかく小さな体を汚してやりたい!
べとべとに。べとべとに。べとべとにしてやりたい。
どうすればできるのか。どうすればそれができるのか。
秀夫は策略を立てることにした。
なんとしてでも、朗子を性欲奴隷にしてみたい!
邪悪な欲望が秀夫の血を沸騰させる。
しかし朗子は処女特有の警戒心を持っている。簡単に秀夫の毒牙にかけるのは難しい。
……こいつを使ってみるか……。
必死に奉仕する由美子を見下ろして、秀夫は頭脳を回転させた。
臆病な猫を次第に飼いならしていくように、慎重に、蛇のように慎重に手なずけるのだ。
肉欲がたちまち膨れ上がり、それに呼応するように秀夫のペニスも硬度をました。
「す、凄い……!」
由美子が感嘆の声をあげた。
「大きすぎる、ヨ……」
「また欲しいか?」
髪をなでてやりならが、口元に笑みを浮かべて、秀夫は言った。
肉棒を含んだまま、由美子はけなげに何度も首を縦にふった。
「よし、じゃあ、おねだりしてごらん……」
「ん……?」
「お願いするんだよ……秀夫さんの濃縮された男のミルクで由美子のエッチなお口をいっぱいおしおきしてくださいってな……」
「い、言えないよぉ……」
口を離して、顔を赤らめて由美子は言った。
「言えないんなら、もう二度とミルクはあげないぞ」
「そんなあ……」
「言ってみろ。エッチなミルク中毒のミルク呑み人形の由美子のお口に秀夫さんのどろどろのミルクをたくさんだして、エッチな由美子をいっぱいおしおきしてください」
「ん……エッチな……ミル……ク、中毒、の……ミルク呑み人形の……由美子のお……口に……秀夫さんのどろどろの……ミルク……たくさんだして、エッチな……由美子を……おしおきしてください……」
「だめだ。もっとはっきりってみろ」
「ミ、ミルク……ミルク中毒の由美子に秀夫さんのおいしいどろどろしたどろどろしたどろどろした男のエキスを一杯お口に注ぎ込んでくださいいいいいいっ!」
由美子の叫び声に呼応するように、秀夫は原液を噴上げた。
鈍い快楽が脳髄を走る。
ダメだ……こんなものでは物足りない……。
朗子だ。朗子の体が欲しかった。
妄想と計画を張り巡らせながら、秀夫はまたしても肉棒を硬直させていった。
しかしとりあえず、当座はこの欲望をなだめなければならない。
秀夫は由美子を抱きなおすと、乳房にむさぼりついていった。
3
計画を練らなければならなかった。
朗子を篭絡するためにはどうすればいいのか。
とりあえずここまで書いてます
評判よければ頑張って続き書いてここにアップします
評判悪ければ消えますね
(;´Д`)ハァハァ
あぼーん
翌日の放課後。
校門の見える校舎のニ階に秀夫はいた。
朗子の姿を目で追うためだ。
やがて朗子が姿を現した。
私服の高校なので、もちろん朗子も私服である。
今時はあまりはやらない、ややロングのスカートをはいて、朗子は歩いていた。
か細い、幼い後姿。腰のまわりもまだ熟しきっていないラインを見せている。
しかしヒップは未熟ながらもやさしげなカーブを確実に描いており、秀夫は再び隆々と立ちあがってくる男の情念を感じた。
(朗子のことを考えるだけで、精液を放ちたくなる!)
まるでパブロフの犬のようだった。たとえ、スペルマを放出した直後であろうと、あの年齢にしてはどこか幼げな少女のことを考えるとたちまち欲望は沸点を迎えてしまうのだ。
(魔法使いだな……。萎えた植物を何度でも蘇らせ、ねばりけのある栗の花に似た白く濁った果汁を搾り出す魔法使いの少女……)
だが、少女にイニシアチブを握られているという思いが、秀夫に暗い怒りの感情を灯した。
(とりあえず、朗子のせいで……)
鈍い痛みに似た脈動する男根をズボンの中で直しながら、秀夫は朗子の教室に足を向けた。
放課後の教室は日中とは空気まで違う気がする。
静寂につつまれ、奇妙に穏やかな感覚が支配している。
朗子の机の前に秀夫は立った。
机に落書きが書かれている。
クラスメートの名前だろうか、○○く〜ん、と可愛らしい字で書かれている。
少女らしい無邪気な落書きだった。
愛らしい気持ちと共にしかしすぐさま狂暴な感情が秀夫を襲った。
トリップつけました
保守!!
(^^)
>>153の続き
(25)
わたし達は一度家に入ってこれからの事を相談する事にした。
「その、魔女の世界って飛行機とかでは行けない……んだよね?」
リビングに戻りテーブルを挟んで席についたところで、雄一さんがそう尋ねてくる。
「はい、入り口までならいけるんですけど、中に入るには魔法が使えないと」
「それって、どうやっても無理?」
「その世界って、何百年か前の魔女狩りから逃れた魔女が力を合わせて作ったんです。
ですから追っ手が入って来れないように魔法が使えない人間は絶対通れなくなってるんです」
「うーん、そうかぁ。こっちから行けない以上は来てもらうしかないよね」
少し考えて雄一さんは言った。
「ステラちゃんがこっちに来て戻らなかったら、きっと誰かが捜しに来てくれるよね」
「たぶん……」
私の頭に両親や友達の顔が浮かんだ。1日2日ならともかく、しばらく帰らなければきっと捜しに来てくれるだろう。
こちらが魔法を使えない以上、捜すのに手間取るかもしれないけど。
「じゃあ、それまでウチにいなよ。もしかしたら待ってるうちに勝手に戻るかもしれないし」
「いいんですか?」
「もちろん。それに正直家族がいなくなって、1人で暮らすのが少し辛くなっててね。話し相手になってくれると僕も嬉しいな」
「それでしたら、よろこんで」
こうして、わたしは雄一さんの家にしばらく居候させてもらうことになった。
(26)
「さて、そうなると色々準備しないとね」
話がまとまると雄一さんが言った。
「え?」
「だって、しばらくウチで生活するとなると色々必要な物もあるでしょ。これから買い物に行こうか」
「で、でも、わたしお金……」
「大丈夫、そんなに高い物は無理だけど、僕のほうで出すから。
えーと、さすがにパジャマで出歩くわけにはいかないからとりあえず妹の服を着てもらって」
「すみません……」
わたしは雄一さんに申し訳なく思うのと同時に、買い物に対する期待が高まっていくのを感じた。
なにせ、こっちの世界で買い物をするのは初めてなのだ。
一度部屋に戻って服を出してもらうと、わたしはそれに着替える。
やっぱり少し大きめだったけど、とりあえずパッと見でおかしくは見えないということでその格好で買い物へと出かけることになった。
目的地は雄一さんの家からしばらく歩いた先にあるデパート。
まず生活雑貨のコーナーで歯ブラシなどを買って、続いて衣類のコーナーで服をいくつか買ってもらった。
広いフロアに服がずらーっと並んでいるのは、眺めているだけでも楽しい時間だった。
雄一さんはそんな風にはしゃいでいるわたしをニコニコしながら見ていた。
(27)
最後に下着を買うことになった。
さすがに下着コーナーには雄一さんは入って来れず、わたしが1人で買ってくることになった。
わたしはなるべく急いで会計を済ませると、エスカレーターの前で待っている雄一さんの元へと戻る。
「お待たせしました」
「あ、うん、気に入ったのはあった?」
「はい、それであの、これがレシートです」
そう言ってわたしは、会計の際に渡されたレシートというものを渡した。
雄一さんはそれを眉を寄せてじっと見ている。その表情にわたしは不安になって尋ねた。
「あの、もしかして高かったですか?」
「うーん、高いって言うか、僕も女の子の下着の相場ってわからないから。
男物より高いのは確かだけど、そもそも比べる事自体無理な気がするし」
「あ、でもなるべく数字の小さいのにしましたから」
「そう? ごめんね気を使わせちゃって」
「いえ、わたしこそ買ってもらうばっかりで」
(28)
そんな会話を交わした後、ちょうど時間もいい具合という事で最上階でお昼を食べた。
「とりあえずすぐに必要そうなのはこれくらいだけど、午後はどうしようか? どこか行きたいところ有る?」
先に食べ終わった雄一さんが聞いてきた。わたしは口の中の物を急いで飲み込むと答えようとする。
「えーと……」
実は1ヶ所行ってみたい所があった。
でもこれだけ買ってもらって、さらに行きたいところがあるなんてあまりにもあつかましいだろうか。
そう思ってわたしは口篭もってしまう。
「ん? どうしたの」
「あの、行きたいところ、あるにはあるんですけど……」
「言ってみてよ。無理なら無理ってちゃんと言うから」
雄一さんはそう言ってくれた。その言葉に背中を押されて、わたしは思いきって言ってみた。
「映画、わたし、一度映画って見てみたいんです」
それを聞いて雄一さんは呆気にとられたような顔をした。やっぱりわがままだっただろうか。
しかし雄一さんの答えは、わたしの予想外のものだった。
「そんなとこでいいの?」
「え?」
「いや、言いにくそうにしてるから、もっと凄いところかと思って。遊園地とかは今からだとさすがに時間的に難しいかなとか」
遊園地、たしかにそれもちょっと行ってみたい。でも今行きたいのは。
「先輩の魔女が映画を見てきた時の話をしてくれるんです。それで楽しそうだなぁって。
でもわたし、こっちのお金持ってなかったからまだ一度も」
「そっか、うん、じゃあ午後は映画館に行こう。今何やってるかはわからないけど、ここからなら歩いてすぐのところにあったはずだから」
「はい」
わたしは初めての映画鑑賞に期待を膨らませながら、急いで残りの食事を済ませようとした。
「そんなに慌てなくていいよ。映画館は逃げないし、最終上映時間にもまだまだ余裕あるから」
雄一さんは苦笑しながらそう言ってくれたけど、わたしは一刻も早く映画館に行きたかったのだ。
あいかわらずエロなしで済みません。
あと少しエロなしパートが続きます。
>>ヘア解禁さん
乙です。
ハァハァしました。
続きお待ちしています。
あぼーん
あんまり反応ないんですね、ここ。
やっぱりあんまり面白くないのか……すいません
んなことないよ。みんなシャイなのさッ!
晴れた休日だから人がいないのさッ!
・・・じゃあ続けてもいいのかな・・・・?
イイでつ!
続けてくださいでつ!!
じゃあ、お言葉に甘えて続きを書かせていただきます。
推敲してないんで、文章がラフなのは許してください。あと気力がわいた時に書いてるので
細切れになりますけどご容赦を。
それからうまく完成したら、どこか商業誌に応募するかもしれませんので、盗作はしないでね
(いないと思うけど 笑)一応著作権を明示する意味でメアドも入れときます。
みなさんの感想が唯一の励みです。
(汚してやるよ……! おまえのその無垢な心も、体も、このおれのいやらしい精液でな!)
秀夫は朗子の机を探った。
花柄の小さな布で作られたバッグが横にかかっている。
開いてみる。
獲物を捕らえた喜びと快楽への期待が、秀夫の中心部を再び剛直させていった。
丁寧にたたまれた黒い布着れ。
小さなブルマーだった。
秀夫はブルマーをとりだすと、すぐさま己の顔に押し当てた。
かすかに甘い、乳くさい香りがした。
極上の香りだった。
深々と息を吸い込んで、我に返った。
さすがに見つかるとまずい。秀夫はトイレの個室にブルマをもってかけこんだ。あわただしくズボンを脱ぐ。
ブルマをペニスにあてがう。丁度クロッチの内側の部分が亀頭に当たるようにくるむと、秀夫はペニスをしごきはじめた。
(朗子……朗子……朗子…………ああ、あっこちゃん、かわいいよ、あっこちゃん。
たくさん、たくさん、ぼくの精子をかけてあげるからね……待ってるんだよ、朗子ちゃん……
まだだ、まだださないよ……たっぷりたのしまなくっちゃね。いっぱいぼくのエキスをブルマーにだしてあげるから……。
明日からスペルマで白く汚れたブルマーをはいて、しっかり授業を受けるんだよ。ちゃんと可愛いパンティにも染みるように、
いっぱい出すからね。いい子だよ……このブルマーで、ぼくの精液をしっかりと体にしみこませておくんだよ……)
秀夫の腕の動きは激しくなった。
限界をむかえようとしているのだ。
(今にもうすぐ、その体に直接だしてあげるからね。どこにだしてほしいかな……足? お腹? 胸? お口? いいよ。
だしてあげる。どこにでも好きなところにだしてあげる。毎日毎日だしてあげる。体中べとべとにしてあげるからね。
ほら! あげるよ! あげる! 好きだ! 好きだよ! いっぱいぼくの気持ちをうけとってごらん!)
秀夫はブルマーを朗子の膣壷に見たて、より一層強くしごいた。
(ああ、朗子、朗子。必ずおまえの肉を貪ってやる! そのやさしげで幼げな頬を舐めまわし、ふくらみかけた乳房をつかみ、
しゃぶり、だれもまだ侵入したことのないスリットに舌をねじこみ、蜜のような愛液を一滴残らず呑み干してやる!)
快楽の弾道が秀夫の腰から撃たれた。白濁した男の欲望の塊を秀夫は何度もブルマーの中にぶちまけた。
「待っていろ! 待っていろよ、朗子!」
無人のトイレットに秀夫の獣の咆哮がとどろいた。
クロッチに念入りに精液を染みこんだのを確認してから、何事もなかったように秀夫は、朗子の机にブルマーを返した。
4
生徒会室に秀夫はいた。。
生徒会役員とはいえ、実は仕事などはない。
三年生になったこの年、たまたま成り行きで文化祭の実行委員になり、そのままなぜか生徒会役員になってしまった。
あまり広い校舎ではないこの高校には部室を持っているクラブは少ない。
だから放課後、なにかと駄弁ることのできるこの部室は重宝なのだ。
そして、勿論女を責めるのにも密室は便利であった。
仕事のない生徒会室にはあまり人もこない。生徒会長ですらめったによりつかないのだ。
勿論そちらの方が好都合だった。
カーテンを閉め切り、ドアにカギをかけさえすれば、たちまち破廉恥な部屋に変身するのだから。
今は秀夫は部屋に一人だった。
当然のように頭を占めているのはは朗子のことだった。
どうしたら朗子の手に入れることができるのか。
むろん、ただ単に恋人になりたい、というだけではない。秀夫の中にはもっとどす黒い欲望が激しいうねりとなって渦巻いていた。
秀夫の言う事ならなんでも従う人形にしなければならない。それもとびきりのセックス人形にだ。
尻尾をさかんにふって慈悲の愛撫をねだる子犬のように、秀夫の声を聞いただけで、パンティをぬらし精液をせがむ少女にしつけなければならない。
しかし計画がうまくまとまらない。
由美子を使うことまでは考えつくのだが、そこから先が立案できないのだ。
(だが慎重にやらなければな……)
朗子は、臆病な小鳥のように、わずかな邪気でも感づけば、すぐさま逃げていってしまうだろう。
朗子の弱点がどこにあるのか、それをまず探ろう、そう思った。
気がつくとまたしても勃起していた。
朗子のことを考えるたびにこうであり、秀夫は己の体の異常すら最近では疑う始末だった。
日常生活にすらこれでは支障がでかねない。
授業中ふと朗子のことを考えると股間が隆起している。それが体育の授業中であれば、必死で意識をそらして、突起をなだめなければならないのだ。
(由美子はまだ学校にいるだろうか……)
とりあえず由美子の口で処理させようかと思った。
(由美子を落とすのは簡単だったな……)
生徒会で知り合った同学年の由美子は、最初から秀夫の容姿が気に入っていたらしい。
スリムで文学少年風の哀愁のおびた風貌の秀夫はある種の女性をひきつける要素を持っていた。
由美子は快楽に弱い女であり、少し欲望を満たしてやると、たやすく秀夫の手に落ちた。
野良猫を手なずけるように、それからは少しずつ快楽のグレードをあげていった。
飴と鞭。
それが肝要だった。
快楽は与えるが、しかしそこで決して由美子が求めるだけの全てを与えてはいけない。
悦楽をむさぼあせつつ、なおかつ飢餓感を常に植付けておかねばならない。
そうすれば相手は快楽を希求と飢餓感の解消の二つを秀夫に懇願する。
秀夫なしでは気が狂いかねない快楽中毒に陥らせることができるのだ。
しかし朗子に対しては秀夫はその手を使うつもりはなかった。
なにより自分に余裕がある、いいかえれば相手に実はさほど興味がない、そんな時にこそ、この手法は効果を発揮するのだ。
朗子に対してはだめだ。
ゆとりをもって、朗子から快楽の全てを貪りとるのを途中でやめることは、自分にはできないだろう。
では、どうするか。
(由美子に欲望を処理させて、頭を冷やすか……)
由美子を探すために立ちあがった時、部屋の扉があいた。
小川朗子だった。
「あ、先輩だけなんですね……」
いいながら入ってくる。
秀夫は一瞬、朗子にとびかかりそうになった。
朗子は秀夫が精液で散々陵辱したブルマーをはいた姿で生徒会室に入ってきたのだった。
>>177の続き
(29)
映画館につくと、ちょうど恋愛映画の上映時間直前だったのでそれを見ることになった。
幸運にも2人分の席が空いているところがあり、そこに雄一さんと並んで座る。
周囲にいるのはカップルと思われる人達ばかり。
わたし達は他の人からどんな風に見えるのだろう。やっぱり兄妹かな。
そんなことを思いながらしばらく話していると、やがてブザーが鳴って館内の明かりが落ちた。
「どうだった?」
映画館を出たところで雄一さんが尋ねてきた。わたしは興奮さめやらぬままで答える。
「すごかったです。わたしが聞いてた映画って白黒で音がないって話だったのに、ちゃんと色がついてるし、いろんな方向から音が」
興奮のあまり、なんだか自分でも何を言ってるのかよくわからなくなってきた。
雄一さんはそんなわたしを苦笑しながら見ている。
「昔はそうだったみたいだけどね。それでお話のほうはどう?」
「あ、はい、すごく感動しました。わたし、ああいう恋愛って憧れちゃいます。運命的な出会いっていうか」
「最後なんてステラちゃん泣きそうになってたもんね」
「だって、擦れ違ってた恋人達がついに結ばれたんですよ。泣かないでどうしますか!」
「あはは、とにかく喜んでもらえて良かったよ」
「はい、ありがとうございました。帰ったら皆に自慢できます」
「うん、じゃあとりあえず今日はそろそろ帰ろうか」
(30)
夕食の席、やっと落ちついてきたわたしはさすがにさっきの興奮振りが少しだけ恥ずかしくなっていた。
それに気付いた雄一さんが箸を止めて問い掛けてきた。
「どうしたの? 下向いちゃって」
「いえ、あの、少しはしゃぎすぎちゃったかなって」
「なんだ、そんなことか。可愛かったよ。どんなに映画が素晴らしかったか熱弁を振るうステラちゃん」
雄一さんは少しからかいを含んだ声でそう言った。うぅ、恥ずかしい。
「あ、そうだ」
「ん?」
「あの、朝から少し気になってたんですけど呼び方……」
「呼び方?」
「はい、えーとちゃん付けだとやっぱり……」
そこまで言ったところで雄一さんは思い出したようだ。
「そうか、そう言えば昨夜そんな話したね。ごめん、すっかり忘れてて……」
「いえ、あの、雄一さんが呼びやすいならそれで良いんですけど」
「うーん、やっぱり僕としては呼び捨てって抵抗があるんだけど、ステラ……はやっぱり嫌?」
「えーと」
わたしは改めて考えてみた。
確かに慣れてない呼ばれ方で少し恥ずかしいけど、でも雄一さんからだけの特別な呼ばれ方だと思うと
何だか胸の中が暖かくなるような気がした。
今日見た映画の影響かもしれない。
「やっぱり良いです。ちゃん付けで」
「そう? ごめんね僕のほうがわがまま言うような感じで」
「いえ、なんだか特別な呼ばれ方で良いかもって思えてきました」
さすがに恥ずかしくて声が小さくなってしまう。
「え、なに?」
雄一さんが聞き返してくる。でももう一度言うのは無理だった。
「なんでもないです」
そう言ってわたしは雄一さんに笑みを向けた。雄一さんは釈然としないようだったけど。
(31)
呼び方の事が一段落したところでわたしは気になっていたことを聞いてみた。
「あの、雄一さんって一人で暮らしていたんですよね」
もしかすると嫌な思いをさせてしまう質問かもしれないと考えながらも、思いきって聞いてみた。
「うん、そうだけど。それがどうかした?」
「あの、家事とか全部自分でやってるんですか? お手伝いさんを雇ったりとかは?」
今食べているこの食事も帰ってきてから雄一さんが作ったものだ。
「ウチってもともと両親は仕事の都合でほとんど家にいなかったから。僕がまだ小さい頃はお手伝いさんがいたけど
やっぱり自分の身の回りの事くらい自分でやったほうがいいと思ってね」
「そうなんですか。すごいんですね」
「そうでもないよ。料理だって簡単なものしかできないし、洗濯は機械が勝手にやってくれるからね。
ステラちゃんは料理とかする?」
逆に聞き返されてしまった。
「あ、その、お母さんから習ってはいるんですけど、まだ全然……。
ごめんなさい、居候させてもらってるんですからご飯の準備くらいできれば良いんですけど」
「いいよ、そんなこと気にしなくて」
「そうだ、わたしお掃除します。お掃除なら得意ですし、ちょうどこの家はわたしの家とつくりが似ていますからやり方もバッチリです」
「いいんだよ、そんな気を遣わなくて……」
「わたしがやりたいんです。おねがいします」
雄一さんは乗り気じゃないみたいだったけど、わたしは何か役に立ちたかったから必死に頼み込んだ。
(32)
「じゃあ、お願いしようかな。無理はしなくていいからね。できる範囲でやってくれれば」
「はい、わたし頑張りますから。明日一日で家中ピカピカにして見せます」
わたしは力強く言いきった。
「うん、僕明日はちょっと出かけるからお願いするね」
「お出かけですか?」
「うん、ちょっとね。ステラちゃんはお盆って知ってる?」
「おぼん……ですか」
わたしは首を振った。
「えーと簡単に言うと、ご先祖様の霊が家に帰ってくる時期なんだけど。だからこの国ではそれに合わせてお墓参りに行くんだ」
「お墓……」
雄一さんの顔は笑っていたけど、その目が少し哀しそうに見えた。
いつかその哀しみをわたしが拭ってあげられればな。わたしはそんなことを思った。
(33)
次の日、朝もう一度箒で飛べるか試した後、昨日の話の通り雄一さんはお墓参りに出かけていった。
雄一さんを見送ったところでわたしも約束通り掃除を開始する。
まずはモップ掛け。
もともとそんなに汚れているわけではないけど、わたしは心をこめて磨いていった。
それが終わったところで、今度は棚の上や窓を雑巾で拭いていく。
今日も空は晴れ渡っていて、少し動いただけで汗が噴き出てくるけど
どんどん綺麗になっていくのをみると充実感があった。
これがあるから、わたしは掃除が好きだった。しかも今回は雄一さんの役に立てるという、今までとは別の充実感も感じていた。
朝のことを思い出す。
今日も空は飛べなくてショックではあったけど、その一方で飛べない事に安堵している自分にも気付いていた。
魔法がもどるか、誰かが迎えに来てくれるまでは、この家にいられる。
そう考えると、せめて誰かが迎えに来るまでは魔法がもどらないで欲しいと、そう思った。
わたし、やっぱり……
昨日見た映画が思い出される。運命的な出会い。
2日前のあの事は今でも思い出すだけで体が震えるけど、でもあんなことがあったからわたしは雄一さんに助けられて今ここにいる。
雄一さんのお婆さんはどんな出会いをして、この世界に住もうと思ったんだろう。
わたしもこちらの世界でずっと一緒にいたいといったら雄一さんは受け入れてくれるだろうか。
そんなことを考えながら、わたしは雄一さんが帰ってくるまで掃除を続けた。
エロなしパートが随分長くなってしまいましたが
たぶん次くらいでエロパートに入れると思います。
眼鏡の奥のくりくりとした瞳が相変わらず可愛らしい。
笑顔になると目が細められまつげで瞳全体が黒くなる。
少女マンガの主人公のようになるのだ。
笑いながらイスに座った少女に秀夫は言った。
「放課後前の授業は体育だったの?」
衝撃で声がかすれ気味になってしまう。
「この前もそんなこと聞きませんでした?」
無邪気に尋ねる。
「そ、そうか……」
「変なの……」
笑った。
「だけど、あっこちゃん、普通は着替えない?」
「うん、そうだけど、わたし、ブルマーって結構好きなんですよ。なんかぴっちりしててはいてると気持ちいいから」
「な……なるほど……。だけどゴワゴワしたりしない?」
さりげなく聞いた。
「んー、どうだろ。今日はちょっとゴワゴワするかな。なんか変かも。ちょっと汚れついてたみたいだし……」
「汚れ?」
少し驚きながら秀夫は聞いた。
「うん。なんだか白いのがついてたんですよ。なんだろう?」
小首をかしげる。朗子は自分がきわどい話をしつつあることに気がついていないようだった。
「見たら、白くてガビガビしたのがついてて、でも仕方ないからそれはいて授業受けた……」
「今も汚れてるのかい?」
「んー、どうだろ?」
言って、無防備に両足を広げて朗子は自分でのぞきこんだ。
白く丸みをおびた脚をつけねまで朗子は秀夫の目にさらした。
(いけない子だ……そんな風に自分がどんなエッチな格好をしてるかわからないんだね……)
ペニスは猛り狂っていた。
朗子に熱い肉欲のエネルギーを浴びせかけてやりたい。
「多少の汚れはつきものだしさ。あまり気にしないほうがいいよ。一々洗濯してたら、ブルマー足りなくなっちゃうだろう?」
「そうですか……?」
「そうさ」
そう、気にしないで精液で汚されたブルマーをはきつづけるんだ……、あっこちゃん。
「うん……」
無意識のうちにだろうか、朗子はブルマーのすそをいじっている。
よこしまな計画が秀夫の頭に浮かんだ。
「なにか飲むかい?」
ん〜調子でなくなった
今日はここまでにするかも……
あぼーん
あぼーん
ちょうどいいところでw続きが気になりますね。
調子出たらお願いします
>ヘア解禁氏
>>201 やあ頑張りますよ。みなさんのレスがほんとに励みになります
あとなにかリクエストしてくれれば、ぼくの趣味に合えばとりいれますよ
新しい作家さまも増えて、ここに来るのが楽しみです。
「なにか飲むかい? おごるよ」
「えっ、そうですねえ……」
朗子が言う前に
「ホットコーヒーを買ってこよう。おいしいぞ」
言って生徒会室を出た。
自動販売機に行く。
ホットコーヒーを買う。
「そうおいしいブレンドコーヒーを呑ませてあげるよ……」
紙コップを持って、校舎の一番はじにある理科室に入った。
ここならまず人が入ってこない。
「さあ、朗子ちゃん、いっぱいあげるからね……」
つぶやきながら、秀夫はズボンをおろした。
「遅くなっちゃったな。自販機の調子が悪くてさ」
生徒会室にもどると言い訳をしながら、秀夫は朗子に紙コップを渡した。
「あれ? 先輩は?」
「なんだか飲みたくなくなっちゃってさ。いいからあっこちゃんは飲んでよ」
こくりとうなずくと朗子は紙コップに口をつけた。
(おれのスペルマはちゃんと溶けているはずだ……)
朗子は最初の一口を飲んだ。
(これはおしおきだよ。エッチなブルマー姿でぼくを挑発した、いけない子へのおしおきだ)
やがて二口、三口と朗子はコーヒーを飲んでいく。
「ちょっと苦いかな」
「まずい?」
「ん。そんなことないですよ」
答に秀夫は安心する。
(そうさ。良薬口に苦しというからね。うんと呑みなさい……ぼくの精液を! そしておしおきしがいのある、ぼくのいうことを聞く、性欲処理のための愛玩具になるんだよ)
のどをわずかに動かしながら朗子はコーヒーを飲んでいく。
もちろん秀夫の性欲のエキスがたっぷりと注入されたものとは思いもしない。
(今に直接、おれの原液を呑ませてやる! 朝に昼に夜に。毎日、朗子、お前に呑み干させてやる。朗子、おまえはおれのミルク呑み人形なんだ!)
朗子が言った。
「このコーヒー、でも苦いけどおいしい」
間接的とはいえ、精液をピュアな15才の少女に呑ませたことに、秀夫は奇妙な征服感を覚えた。
「ん? なんだって?」
わざと聞き返す。
「え? おいしいって」
「そう。そんなにこのコーヒーが好きになったんだ」
「うん。とってもおいしいよ」
まさかその言葉が今晩の秀夫の自慰の妄想に使われるとは思いもよらない。
朗子は笑顔で、小作りの手を両方でおおうように紙コップをつつみ、コクコク、と呑んでいく。
(そうさ。そのおいしいエキスを今にその可愛いお口に直接注ぎ込んであげるからね!)
だが、突然朗子はむせた。
「なんだろう」
口のはしに、白い糸のようなものがあった。
溶けきらない精液の塊だった。
それがねっとりと糸をひいて朗子の口のはしからたれていたのだ。
「やだあ」
手で口をぬぐった拍子に、白い秀夫の欲情は、光を放ちながら朗子のブルマーの下腹部の上に落ちていった。
「熱いだろう!」
咄嗟、というふりをして、秀夫はハンカチをとりだすと、朗子のブルマーの上に手をはわせた。
「やだあ。先輩」
身をよじろうとするのを
「早くふかないとヤケドする」
言ってブルマーの上をまさぐる。
そして精液の糸を丁寧に伸ばすと、ブルマーに染みこませていく。
「もう大丈夫だ。熱くなかったかい?」
「はい。先輩ありがとう」
八重歯を見せて笑う。
秀夫の手に朗子の下半身の感触が生々しく残っている。
(必ず朗子、おまえをスペルマ地獄へ叩きこんでやる!)
情念の炎を燃やしつつ、表面だけは明るい表情を作り、秀夫は朗子と笑いあった。
やっぱりあんまり調子でなかったな。すいませんね読者の皆様。
(34)
夕方になっても雄一さんは帰ってこなかった。
朝聞いた話ではここまで遅くなるとは言ってなかったけど……
わたしは一通りの掃除を終えてリビングで雄一さんの帰りを待っていた。
その時、最悪な想像が頭によぎった。
まさか、家族の後を追って……
そんなわけないと必死にその考えを打ち消そうとするものの、必死になればなるほど頭の中でその考えが大きくなっていく。
それに、もしそうでなくてもこんなに遅くなるという事は事故にあったのかもしれない。
わたしはどんどん不安になってきた。
お願い、早く帰ってきて……
自分1人しかいないこの家が恐ろしく広く感じた。雄一さんは家族を失って以来、ずっとこの感じを味わっていたのかもしれない。
わたしはそう思った。
やがて日が沈み、時計の針が9時を告げる頃になって玄関の扉が開く音がした。
わたしは椅子を倒すくらいの勢いで立ちあがり、玄関へと走った。
扉の前には雄一さんがいた。
それを見た瞬間、わたしはなにも考えられずに雄一さんに抱きついていた。
「ス、ステラちゃん?」
頭の上から雄一さんの戸惑った声が聞こえた。
「わたし、雄一さんが帰ってこないから、何かあったんじゃないかって、不安で……」
涙が溢れ出してきて雄一さんの胸元を濡らす。
雄一さんは少しの間硬直していたけど、わたしの背に手を回し優しく抱きしめてくれた。
(35)
「ごめん、ちょっと考え事しちゃって。心配させて、本当にごめん」
「わたし……わたし……」
その先はもう言葉にならなかった。
雄一さんはわたしが泣き止むまで、ずっと抱きしめていてくれた。
やっとわたしが落ちついたところで、リビングに戻ってテーブルについた。
「ごめんなさい、いきなり泣き出したりして……」
おかしな子だと思われただろうか。たった半日会わなかっただけで泣き出すなんて。
「僕の方こそごめんね。そんなに心配してくれてたなんて。ステラちゃんこっちの世界に知り合いいないんだから1人でいたら寂しくなるよね」
それは違う。泣いたのは一人でいたからじゃない。
雄一さんがいなかったから。いなくなってしまうかもと思ったから。
そう思ったけど言葉が出なかった。
「さて、晩御飯だけど、僕も今日はちょっと作る気がしないから出前でいいかな?」
「はい……」
わたしはそれだけ答えた。
静かな食事が終わってお風呂に入り、パジャマに着替えてベッドの中に入る。
目を閉じると今日一日思ったことが頭の中を駆け巡った。
掃除中、雄一さんの役に立てると思った時の嬉しさ
帰りを待っている時の不安
夕飯前の気持ちをわかってもらえなかったときの哀しさ
やっぱりわたしは雄一さんのことが好きなんだ。そう確信した。
だけど雄一さんはわたしのこと……
また涙が出てきそうになった。
(36)
ベッドの中にいても色々考えてしまって眠れなかった。
わたしは気分を換えるために水でも飲もうかとキッチンへと向かう。
途中、雄一さんの部屋から明かりが漏れているのに気付いた。
雄一さんも眠れないのだろうか。なんとなくドアの前まで歩いていく。
わずかに開いたドアの隙間から雄一さんの後姿が見えた。タンスの前で立ち尽くしている。
何をやっているんだろう。
わたしは覗きなんて悪いと思いながらも、その背中から滲み出している哀しみの気配とでも言うべき物に目が離せなくなってしまった。
「あの……」
私は思いきってドアを開けると、その背中に向かって声を掛けた。
雄一さんの肩がビクリと跳ね、こちらへ振り返った。
雄一さんは泣いていた。
その涙を見た瞬間、私は声を掛けてしまったことを後悔した。
誰だって夜中泣いているところは見られたくないに決まってる。
それでも雄一さんは涙を拭うと努めて明るい声をだした。
「あ、どうしたの? 何か困った事でもあった」
その顔には照れたような笑いが浮かんでいる。でもその瞳だけは今まで見た中でも1番哀しそうだった。
「あの、なんだか眠れなくて。それで水でも飲もうと思って部屋を出たら明かりが見えて……」
涙の理由、たぶん家族の事だと思うけど
わたしはそこまで深入りしていいのだろうか。もし拒絶されたら……
「そうなんだ」
雄一さんはそう言って手に持っていた何かをタンスの上に置いた。
それは写真立てだった。遠目なので細部はよくわからないが、長くて黒い髪の女の子が写っていた。
(37)
「あの、それは?」
意識しないうちに言葉が出た。言った直後、言ってはならないものだったのではないかと思って背筋が寒くなった。
「これ? うん、妹の写真」
「妹さんの……」
予想通りだった。
「ごめんね、気持ち悪いよね。男が夜中に妹の写真見て泣いてるなんて」
雄一さんはそう言って自嘲的に笑った。その顔を見た瞬間、わたしの心は潰れそうなくらい痛んだ。
「そんなことありません!」
さっきの玄関の時のように、わたしは雄一さんに駆け寄って抱きついた。
「そんなこと、ありません」
わたしは震える声でもう一度言った。
直後、頭の上に雫が落ちてきた。雄一さんが泣いている、そう思った瞬間玄関の時とは違い、とても強い力で抱きしめられた。
あまりの強さに息が詰まり、声が漏れそうになる。
わたしは必死に声を押し殺した。玄関の時とは逆だ。今度はわたしが……
「ごめん、あいつがいなくなったこと、受けとめられたつもりだったんだけど。
でもステラちゃんが来て、家の中がにぎやかになって。その状態で墓に行ったらあいつのことが……」
雄一さんが途切れ途切れに言う。わたしは雄一さんの背中に回した手を上下に動かした。
すこしでも慰められれば、そう思いながらただただ背中をさすっていた。
(38)
しばらくして雄一さんの嗚咽が止まり、腕の力も緩められた。
すこしだけ余裕ができた事で、わたしはある事に気付いた。
雄一さんの股間のあたり、ちょうどわたしのお腹の部分に何か固いものが当たっている。
「あ……」
驚きで声が漏れると同時に、わたしの頭が少しだけ下を向いた。
その声と動きで雄一さんも私の気付いた物を察したようだ。慌てて身体が引き剥がされる。
「ご、ごめん。こんな……」
肩に乗せられた手に力が込められる。
その時、身体が離れた事で雄一さんの肩越しに例の写真が見えた。近づいた事でより細かいところまで見える。
わたし……?
その写真を見た瞬間、私は目を疑った。髪型が同じなのはさっき気付いていたけど、顔も基本的な部分が似通っている。
少しだけ年上に見えるけど、まるで数年後の自分を見ているかのような錯覚を覚えた。
その写真とさっきの雄一さんの反応に、ある考えが頭によぎった。
「あの、もしかして、妹さんと……」
わたしの言葉に雄一さんの顔が歪んだ。そして、震える声で雄一さんは答えた。
「うん、前に言ったようにウチは両親がほとんど家にいなかったから。昼間はお手伝いさんがいたけど、夜はずっと二人きりだった。
それで、いつの頃からか妹に対するのとは違う気持ちがわいてきて。軽蔑するよね」
また雄一さんの声が泣きそうなくらいに弱々しくなった。
「わたしじゃ、だめですか? わたしじゃ妹さんの替わりにはなれませんか? わたし、雄一さんのこと好きです。だから……」
わたしは思わず言っていた。
「ちがう、僕は君のことを妹の替わりだなんて」
雄一さんの声が大きくなった。まるで自分自身に言い聞かせる様に。
(39)
わたしはもう一度身を寄せた。お腹に雄一さんのモノが当たる。
「抱いて、ください」
「なっ」
わたしの言葉に雄一さんが驚いた声を上げる。
「わたしは雄一さんの事が好きです。だから抱いて欲しいんです」
「でも……」
「だめ、ですか? 2日前あんな事があって汚れちゃったわたしなんて、抱いてもらえませんか?」
「そんなことない! 君は汚れてなんかいない。でも、いいの? 僕なんかが……」
「はい……、雄一さんなら。ううん、雄一さんじゃなきゃ嫌です」
私がそう言うと再び身体が少し離され、続いて唇が重ねられた。
キスが終わると、雄一さんに手を引かれてベッドまで連れていかれた。
わたしはベッドの上で仰向けに寝かされた。緊張のせいで胸の前で合わせた手が固く握り締められる。
「怖い?」
その手を見て雄一さんが尋ねてくる。
「少しだけ」
「できるだけ、優しくするから……」
雄一さんはそう言ってもう一度唇を重ねてきた。
重ねただけの唇から全身へと安心感が広がり、手に込められていた力が緩む。
わたしはゆっくりとその手を動かし、身体の横に置いた。
(40)
わたしの手がどいたところで、雄一さんの手がパジャマの上着のボタンに伸びてきた。
胸元に伸びてくる手に2日前のことが脳裏に蘇る。反射的に胸の前に戻ろうとする手を、拳を握り締めて抑えた。
ゆっくりとボタンが外されて前が開けられた。パジャマの下からは昨日買ったもらったキャミソールが姿を現す。
そのキャミソールの上から右胸に手が置かれ、円運動をはじめた。
「どう?」
「ん、なんだかくすぐったいです」
しばらくそうやっていると、やがてその手の動きにひっかかるものが生まれてきた。
キャミソールの下で胸の頂きが立ちあがり、手が通るたびにくすぐったさとは違う何かが送られてくる。
それを確認すると雄一さんは左の胸も同様にして優しく刺激してきた。
左胸の頂きは右のときよりすぐに立ってくる。
そしてついにキャミソールの裾に手が掛けられた。わたしが少し背中を浮かせると、ゆっくりとキャミソールが捲り上げられていく。
その下から既に膨張した両胸の頂きが現れる。
それが指で摘まれた瞬間、そこから電流が流れたような衝撃がきて、わたしは胸を突き出す様に再び背を浮かせた。
「んっ」
その反応に驚いたように雄一さんの手が引っ込んだ。
「ごめん、痛かった?」
心配そうに顔を覗き込まれる。
「痛いとかより、なんだか痺れたみたいな」
自分でもよくわからない感覚に上手く説明できない。
「でも、大丈夫ですから、続けて下さい」
わたしそう言うと再び雄一さんの手が胸に伸び、先ほどまでより更に優しく愛撫が再開された。
(41)
手の平全体を使って円を描く様に胸全体を刺激されたかと思うと、今度は揉むような動きで刺激が送り込まれる。
時折指で摘まれる乳首から甘い痺れが全身に広がっていった。
いつのまにか、わたしの中でその未知の感覚がくすぐったさを上回り、手が動くたびにそれに合わせて声が漏れる。
「ん……あぁ……あふぅ」
それが恥ずかしくてなんとか声を止めようとするものの、どうしても声が漏れてしまう。
そんなわたしを見て雄一さんが微笑んだ。
「いいよ、我慢しなくて。この家には僕と君しかしないんだから」
「でも、はずかしいです」
顔が赤くなるのが自分でもわかった。
「かわいいよ」
また唇を重ねられた。
キスの間も胸の上では雄一さんの手が動きつづけている。
「んん……んふ……んぁ……」
合わせた唇の端から息が漏れ、静かな部屋に響き渡る。
やがて口が離れると、胸の上で動いていた手も離れていった。
「汚れるといけないから、パジャマ脱いじゃおうか」
そう言って雄一さんはわたしの上半身を起こした。
わたしが手を万歳の形で上げると、既にボタンが外されたパジャマとキャミソールが抜き取られていった。
上半身が裸になると、わたしは再び仰向けに寝かされた。
パジャマのズボンに手を掛けられる。
「すこし、腰上げて」
「はい……」
言われるままに腰を上げるとズボンが下げられていった。
ショーツ越しとはいえ、股間を見られているかと思うとまた恥ずかしさが込み上げてきた。
「あの、あまり見ないでください……」
「どうして?」
雄一さんは悪戯っぽく笑いながら尋ねてきた。
「だって、はずかしいから……。そんなこと聞くなんて雄一さんいじわるです……」
わたしは抗議の意味をこめて少しだけ頬を膨らませた。
(42)
「ごめんごめん、でも本当にかわいいよ」
そう言って雄一さんはショーツの上から秘唇に当たる部分に指を乗せた。
「少しだけ濡れてるね」
指が撫でるように上下に動いたかと思うと、そんなことを言われた。
「やだ、そんなこと、いわないでください……」
もうわたしの顔はこれ以上ないくらい赤くなっているに違いない。
「じゃあ、これも脱がすよ」
わたしが再び腰を上げるとショーツが下ろされていき、ズボンといっしょに足から抜き取られていった。
これでわたしは完全に一糸纏わぬ状態だ。
対する雄一さんはまだ完全にパジャマを着ている状態。何だか不公平の思えた。
「あの、雄一さんも……」
服を脱いで下さいと続けようとして恥ずかしさのあまり言葉が途切れた。
「ん、僕?」
「あ、あの、わたしだけ裸だと……」
「そ、そうだね。ちょっと待っててすぐに脱ぐから」
なんとかそれだけ言うと雄一さんは察してくれた。雄一さんは慌ててパジャマと下着を脱いでいく。
そして最後にトランクスを下ろしたとき、その下から雄一さんのモノが姿を現した。
その大きさに一瞬身が竦んだ。
わたしはその恐怖をなんとか顔に出さないようにしようとしたが無理だったようだ。
「やっぱり怖い?」
(43)
「だ、大丈夫です」
声が震えているのが自分でも分かった。
「怖いなら僕はいいから、君だけでも気持ち良くなってくれれば」
「だめです! それじゃだめなんです」
わたしの声が荒くなった。わたしだけが気持ち良くなってもだめ、いっしょに気持ち良くならないと。
「あの、触ってみても……いいですか?」
「う、うん」
震える手をゆっくりと伸ばしていく。
その手が触れた瞬間、それがビクンと跳ねた。まるでそのままお腹に叩きつけられるのではないかという勢いだった。
「きゃっ」
その突然の反応にわたしの手が引っ込む。
「ご、ごめん」
「お、驚きました。いきなり動くから」
わたしは目を丸くして雄一さんの顔を見上げた。雄一さんは本当に申し訳なさそうな顔をしていて何だかかわいかった。
「もう一度、いいですか?」
「うん、今度は気をつけるから」
再びわたしの手が近づいていく。今度は手が触れてもわずかに動いただけでさっきほどの反応はなかった。
わたしは竿の部分を右手で包むように持った。
「すごく熱くて固いです。これがわたしの中に……」
わたしは試しに手を上下に動かしてみた。
「うぁ、だめだよ、そんなことしちゃ」
頭の上から雄一さんの苦しそうな声が聞こえてきた。
「ごめんなさい、痛かったですか?」
「いや、そうじゃなくて、気持ち良すぎて出ちゃいそうだから……。それにじっと見られると恥ずかしくて」
その言葉通り、見上げた雄一さんの顔は何かに耐えるように歯を食いしばっている。
「わたしだって、さっきは恥ずかしかったんですよ。だからこれはお返しです」
わたしは少しだけ意地悪な気持ちになって再び手を上下に動かした。
(44)
「だ、だからだめだって。ほんとに出ちゃうから……」
雄一さんがそう言ったところで私は手を離した。ようやく開放された雄一さんは息をつく。
「ステラちゃんって案外意地悪なんだね」
「雄一さんだって意地悪です。だからおあいこです」
私がそう言うと雄一さんが噴き出した。わたしもつられて笑ってしまう。
しばらく笑いあった後、雄一さんは改めて尋ねてきた。
「どう? 少しは怖くなくなった?」
「はい、なんだか逆に可愛く思えてきました。わたしの手の中でビクビクって震えてたりして」
わたしが笑い混じりにそう答えると、雄一さんは少し不満そうな顔をした。
「かわいいって言われるのも何だか複雑だね……。ともあれ、君が怖くなくなったならよかったよ」
「ごめんなさい、気を遣わせちゃって……」
「いいよ。じゃあ続き、していいかな」
「はい、おねがいします」
私はそう言うと起こしていた上半身を寝かせ、再び仰向けの状態になった。
雄一さんはベッドに上るとわたしの脚の側に回る。
「足、開ける?」
その声にわたしの足がゆっくりと開かれていく。
雄一さんはわたしの足の間に入ると屈みこんだ。
雄一さんの目の前にわたしの秘所がさらけだされていると思うと顔から火が出そうだった。
(45)
「ん、また液体が出てきたみたいだけど、もしかして見られただけで感じちゃった?」
雄一さんはそんなことを言ってきた。
「も、もう、だから、そういう事言わ……ひゃぅ!」
文句を言う途中で秘唇の上に直に指を置かれた。
「ず、ずるいです、そんな、んぁっ!」
今度は置かれただけでなく秘唇をなぞる様に指が動き始めた。
さっきのショーツ越しのときの何倍もの鋭い刺激に声がどんどん大きくなってきた。
「あ、んあ、だめ、です、そんな……んあああ!」
突然それまで以上に強い刺激が全身を駆けぬけ、反射的に腰が跳ねあがってしまう。
「ここ、感じる?」
わたしから分泌された粘液を纏った雄一さんの指が、わたしの股間にある粒みたいな突起の上に乗っていた。
「そこ、うぁ、だめ、つよすぎてっ」
指がその突起の上で動くたびにバネ人形の様に腰が跳ねあがる。
それに合わせて愛液が今まで以上に分泌されていくのがわかった。
しばらくその行為が続けられた後、やっと指が離れていった。
わたしが荒い息をついていると、雄一さんは体を起こしこちらの顔を見た。
「いいかな?」
「はい……きてください」
わたしがそう答えると、雄一さんは一度右の手の平全体で愛液をすくうように取って
さっきよりも更に一回り大きくなったような気がする屹立へと擦り込んでいった。
雄一さんの手がわたしの両膝に当てられ、わたしの足はM字型に開かれ、その中心部に雄一さんのモノの先端が当てられる。
雄一さんはもう一度こちらを見て「いくよ」と言った後、ゆっくりと腰を沈めていった。
(46)
「んあああっ!」
身体の中から押し広げられる感覚に悲鳴にも似た声が出てしまう。
いくら前戯で濡れていたとはいえ、わたしのそこはまだ男性のモノを受け入れるには小さすぎた。
その声に雄一さんの腰が途中で止まる。
「だ、大丈夫!?」
「だいじょうぶ……ですから、最後まで」
わたしは目に涙を浮かべながら言う。
「でも……」
「痛い、です。でも……これは雄一さんと、一緒になれた……証だから。だから、我慢……できます。して……みせます」
痛みのせいで言葉は途切れ途切れになる。
それでも、辛くはなかった。ただ痛いだけで苦しかった二日前とは全く違う。
わたしの決意が伝わったのか、雄一さんはうなづくと腰の動きを再開した。
「んんんぅ、あああぁー!」
ついに雄一さんのモノが奥まで到達した。
手で持ったときよりもその熱さや固さがダイレクトに伝わってきた。
「はいったよ」
「はい……わかります。奥にあたってるのが……」
そのことを実感して、目尻に溜まっていた涙が一滴零れ落ちた。
それを雄一さんの指が拭ってくれる。
「ごめんね、痛い思いさせて……」
雄一さんはその涙を痛みからくる物だと思ったようだ。でも私はそうは思わない。
「ちがいます。これは嬉しいから」
確かにいまでも膣からは痛みが送られてくる。でもそれ以上に、身体の中から満たされている感覚に幸せが込み上げてきた。
(47)
「動いてください。わたし、雄一さんにもっと気持ち良くなってほしいです」
「でも、僕はこのままでも十分……」
「おねがいします。わたしのことを想ってくれるなら、動いてください」
「わかった、でも絶対君も気持ちよくさせてあげるから」
そう言うと、雄一さんは腰をゆっくりと引いていった。
竿の部分を締めつけていた入り口付近の膣壁が、一際太い先端部が通る際にさらに一回り押し広げられる。
そうやって抜ける寸前まで引いたところで再び前へと進む。
雄一さんの動きはそれだけではなく、胸や陰核に手を伸ばすと、腰の動きに合わせて弾いたり摘んだりしてくる。
「ぅあっ……、いい、ですっ……いたいけど……きもち……いい……」
頭の中で痛みと快感が混ざりあい、区別がつかなくなっていく。
やがて最初の内こそ痛みしか送ってこなかった膣からも、胸や陰核と足並みをそろえたように絶えず快感が送り込まれてくる。
徐々に雄一さんの腰の動きが速くなっていく。
「ごめん、僕、もう……」
「あ……んん……ふわぁ……わたし、も……なにか……」
頭の中で白い光が広がっていく。今まで経験したことない何かがもうすぐそこまで来ている。
わたしは本能的にそう感じた。
「くるっ、きちゃいます、ん、あ……んんんぅーーーーー!!」
頭の中が爆発したような感じだった。膣が収縮し、それまで以上に膣内にいる雄一さんのことが強く感じられた。
「くっ」
その締め付けに雄一さんがうめきを上げ、勢いよくそれが引き抜かれていく。
完全に引きぬかれると、まるでそれを追いかけるようにわたしの秘所から愛液が噴き出し雄一さんのモノの根元に命中した。
次の瞬間、雄一さんのモノの先端から白いものが噴出し、放物線を描いてわたしの胸やお腹の上にボトボトと落ちる。
「うぁ……熱いぃ……」
その噴出は永遠に続くのではないかと思うくらい長く続いた。
ようやくそれが終わった頃には、わたしのお腹や胸の上は大量の白濁液でパックされたような状態になっていた。
(48)
わたしの上にあった雄一さんの身体が、力を失った様に下りてくる。
そのままわたし達はベッドの上で並んで荒い息をついていた。
「ずっと、一緒にいて欲しい……」
耳元で雄一さんがそう呟いた。
「はい……」
わたしはそう答えて雄一さんの手を握る。すると雄一さんが逆に手を握り返してくれた。
ただそれだけの事でも、心の中が幸せに満たされていく。
「良かった……もう、離さない……里香……」
耳元で囁かれたその言葉に頭から冷水をかけられたようなショックを受けた。それはたぶん妹さんの名前。
絶頂の余韻で霞んでいた頭が一気に醒める。
耳元からはすぐに雄一さんの寝息が聞こえ始めた。今のは寝る前の朦朧とした意識から出た言葉なのだろう。
それでも、ショックだった。
涙で視界が歪む。今日は泣いてばかり。
嬉しさからくる涙もあった。哀しさからくる涙もあった。不安からくる涙もあった。
やっぱり雄一さんはわたしに妹さんを重ねている。
でも、今はそれでも良かった。
いつか雄一さんはわたしをわたしとして好きになってくれる。
わたしはそう自分に言い聞かせて、隣に雄一さんの存在を感じながら眠りに落ちた。
ちょっとは芸の幅を広げようと
「人外なし&和姦風味」に挑戦してみたのですが、いかがでしょうか。
ここから先はある意味今までの路線なので
和姦好きな方はむしろ読み進めない方がよろしいのではないかと思います。
続きは明日にでも。
イイ!!
続きを期待するものである。
あぼーん
すみません、間が開いてしまいました……。
中々エロい部分まで話が進まないので、ある程度まとまってからと
考えていたのですが、本当に中々進まないので、とりあえず忘れられないように
出来てるところまでうpします。
--弥生その6--(清孝の回想)
その日代休で朝から家でゴロゴロしていた僕は、玄関のドアが開く音にも、兄が忘れ物でもして引き返し
てきたのかとしか思わなかった。そしてそのまま自分の部屋でゴロゴロしていた。11時を過ぎたころ、僕が
遅い朝食を取るためにキッチンへ行ったときに、始めて弥生が家にいることに気が付いたのだ。
「どうしたのさ、弥生、こんな時間に」
「あ、お兄ちゃん、いたんだ。今日はお休みなの?」
「代休。それより弥生、顔色悪いぞ」
「うん、ちょっとね。お兄ちゃん、しばらく私家にいても大丈夫だよね?」
「そりゃ大丈夫だけどさ……。藤堂さんとけんかでもしたの?」
「そういう訳じゃないんだけど。お父さんのことも大変でしょ?」
ただならぬことがあった、ということだけはわかったが、昔からこういう時に弥生はあまり自分のことを
話したがらない。あの中学のときもそうだった。
夜になって兄が帰ってきた。兄は弥生の顔を見るなり難しい表情になった。普段でもあまり会話があると
は言い難い僕ら兄弟だったが、その日の夕食は誰もほとんど口を開くことなく重苦しい雰囲気になった。僕
は弥生と兄との関係を兄自身の口から聞かされていたから、二人が一緒にいるのを見ると、どうしてもその
ことを思い浮かべずにはいられなかったのだ。
弥生の部屋は結婚後もそのままになっていた。夕食後はそれぞれの部屋に引っ込んだ。
僕は涼子からかかってきた電話に出て長話をしながらも、弥生のことが気になって仕方なかった。上の空
で会話をしている僕に涼子はだんだん機嫌が悪くなり、最後は半分けんかのような状態で電話を切った。
夜中の2時過ぎに目を覚ました僕がキッチンへ水を飲みに行くと、兄の部屋から話声がしていた。弥生が
兄の部屋にいる? まさかまた、兄が弥生を? そう考えると、僕はそれから眠れなくなった。
翌朝、兄は「しばらく帰れないかもしれないけど、弥生を頼む。誰かが来るかもしれないが、弥生の意志
を尊重してくれ」と言って出かけた。
そして本当にそれから兄は帰って来なかった。
--『彼』その5--
その夜遅く、弥生は浩文の部屋のドアをノックした。ドアが開くと、弥生は浩文の胸に倒れこんだ。
「にいさま……私、私、どうすれば……?」
「落ち着け、弥生。恭之と何があった?」
「違うの、恭之さんじゃないの……」
「いいから落ち着け。何か飲むか?そのへんに座って待ってろ」
浩文がキッチンへ行って缶ビールを2本持って部屋へ戻ると、弥生はベッドの端に所在なげに腰掛けていた。
「とりあえずこれでも飲んで」
弥生は渡された缶ビールを開けるとひとくちだけ飲み、うなだれて黙り込んだ。
「恭之はお前がここにいることを知ってるのか?」
「メモ書いてきたから……。今日は遅くなるっていってたから、多分今頃帰ったんじゃないかと思う」
「そうか。電話するか?」
「……」
「メモだけじゃなくて自分の言葉で言った方がいいよ」
浩文はそう言うと、弥生に電話を渡す。促されるままにしぶしぶ、弥生が電話をかける。
「もしもし、恭之さん、私。今実家にいます。父の具合もあまりよくないからしばらくこっちにいます。ま
た明日連絡します」
電話を切った弥生はほっとした様な表情で
「まだ帰ってなかったみたい。留守電になってたから……」
と言った。
「何があったんだ、弥生」
浩文は厳しい表情のまま聞いた。弥生は俯いて黙ったままだ。
「……身体に聞いてほしいのか?」
「そ……そんなことありませんっ」
弥生は真っ赤な顔になって慌てて浩文を見た。浩文はいつになく優しい表情で弥生を見ていた。
「冗談だよ。お前はもう恭之のものだ。約束した通りに」
「……にいさま、私、もう恭之さんのところにはいられません」
「どういうことだ?」
「話さなくてはだめですか? 私はもう恭之さんのところには戻りたくないんです」
「もう恭之のことを愛してないのか?」
「わかりません。でも、もうこれ以上一緒には暮らせません。ここにいさせて下さい。一生にいさまの人形
でいいから……私もう、あの人たちと関わるのは……」
「待て弥生。『あの人たち』っていうのはどういうことだ?」
弥生は一瞬しまったという表情をしてから、すこし間をおいて沈んだ声で
「ごめんなさい、言えません。わかりました明日帰ります。今の話は全部忘れて下さい」
と言った。
「どうやら本当に身体に聞かないと何も言えないみたいだな、弥生。そんなに思いつめた状態のお前を攻め
るのは本意ではないが」
浩文の言葉に弥生の身体がびくんと震えた。
「立って、こっちに背中を向けろ、弥生」
浩文の命令に、弥生は呪文でもかけられたようにふらふらと力なく立ち上がると、素直に背を向けた。浩
文はその様子を見て、ベッドの下の物入れから綿ロープを取り出すと、弥生の身体にかけ始めた。
その時、浩文の携帯が鳴った。浩文が出ると、恭之からだった。
「弥生、そっちへ帰ってるって?」
「ああ。ケンカでもしたのか? しばらく落ち着くまでこっちにこっちにいたいって言ってるんだが」
「いや、ケンカとかそういうことはないんだけど……最近ふさいでる感じだったから、気分転換にしばら
く里帰りっていうのもいいかもしれないな。今弥生そばにいるのか?」
「ちょっと待って」
浩文が弥生の方を見ると、弥生は真っ青な顔をして首を横に振っている。
「ごめん恭之。なんか気分悪いみたいだ。明日にでも電話させるよ」
「そうか。まあ、迷惑かけるがごめんな」
「というか、一応妹だからな。なるべく早く元気になってそっちに戻れるように、俺も手伝うよ。それじ
ゃな」
SOTさん乙です。
無理せず御自分のペースで進めてください。
SOTさんお疲れ様です。
続編楽しみにしておりました。(^-^)
でもあまり無理なさりません様…
作家さんが一杯いすぎてどれがどれやら(@。@;)
5
浜口ユカ、という名の少女のことを思い出したのは、その晩自宅に帰ってからのことだ。
由美子から朗子の同級生にちょっと変わった子がいると聞いていたのが記憶によみがえったのだ。
『どう変わってるんだ?』
秀夫の問いに由美子は言ったものだ。
『お父さんが有名なお医者さんなんだけど、怪しげな薬を使ったり、魔術で人をあやつったりするってウワサ』
『魔術だあ?』
『中学校の時、いじめっこにかなりひどい目にあわされたことがあるんですって。それである時、
そいつに術をかけたっていうの。数日後、そのいじめっ子校舎の屋上から飛び下りたんですって。
幸い命はとりとめたらしんだけど、その後、その子ノイローゼになって高校受験失敗したらしいの。
自分は自殺しようと思って飛び下りたんじゃない、ユカに呪われて、勝手に体が動いたんだって……』
『よくある話に尾ひれのついたデマだろ』
『それがそうでもないらしいの。この高校に入ってからも、彼女にいじわるしてきた人間が怪我とかをしてるって。やっぱりそれも自分から車に飛び込んだりとか、プールで泳いでいたらおぼれたとか』
『人を操ることができるのか……』
『そうかも』
『おまえはそのユカって子とは親しいのか?』
『そうでもないけど、近所だから親同士がよく付き合ってるの。たまにお家に遊びにいくけど』
アタックしてみるか。秀夫は考えた。
まさか由美子の言うように魔女だとは思わないが、気になった。
なにより朗子の同級生だというのがいい。
朗子を攻略するきっかけになるかもしれないからだ。
携帯電話を手に取ると由美子のナンバーをプッシュした。
ユカを初めて見て、秀夫は少々とまどった。
学校の玄関には、前評判とはまったく違う快活そうな少女が立っていたからだ。
確認のため、付いてきた由美子に目でたずねると、うなずく。
「うわあ、中田さんから丸山先輩が会いたいって言ってるって聞いてうれしかったんですよお」
「ぼくのこと知ってるの?」
「うん。先輩一部で有名です。こっそりファンクラブまであるんだから」
「そうなのか」
全く知らなかった。世の中には由美子をはじめ物好きが多いと思う。
しかし肝心の朗子は、秀夫には恋愛感情のカケラも持っていないようだ。
生きることはままならないな。
心の中で苦笑しながら、
「話があるんだけど、これから少しいいかな?」
と、聞いた。
「ええ。近くだからわたしの家に来ませんか? 今日、家の人間いないし」
「そうしようか」
由美子と別れ、秀夫は少女と共に浜口家に足を踏み入れた。
医者の家だけあって、豪勢な邸宅だった。
上質のコンクリートで蔽われた塀を横目で見ながら、玄関に入る。
そもまま二階のユカの自室に通された。
お茶を持ってくると階下に行ったユカを待つ間、秀夫は部屋を観察した。
いやに広い部屋だった。20畳はあるのではないか。
毛の長い絨毯が敷きつめられている。殺風景な感はないが、妙な空間のとりかただった。
ベットや机などはごくごくありきたりのものだ。
少女らしいファンシーなグッズなどで周囲はあふれている。
しかし本棚に目をやって、秀夫はいささか驚いた。
分厚いハードカバーの精神医学書や魔術や魔法使い関する研究書が並んでいる。
「お待たせしました」
お盆に紅茶をのせユカがもどってきた。
ユカはベッドにこしかける。あぐらをかいた秀夫と向かい合って一緒に紅茶を飲む。
ふたりともしばらく黙っていると、突然ユカが笑いだした。
「ごめんなさい。だってなんだかうれしくなっちゃって。先輩と一緒にお茶できるなんてなあ。あした、クラスのみんなに自慢してやろ」
素直な口調で言うユカの顔を秀夫は改めて見直してみた。
肩までかかるセミロングの黒髪と幼い容姿が似合っている。
顔全体が小作りな精工な人形細工のように整っている。
そのくせ、大きないたずらそうな目が、不思議と男の情欲を誘わせた。
ベッドに座ったミニスカートからのぞく脚も、目の保養に申し分ない。
(犯してやろうか……)
一瞬考え、すぐに打ち消す。
今日はそんなことのためにきたのではない。
ここでおかしな関係になったら、今後の計画に支障がでかねない。
さて、どこから話すか……。
ユカのふとももをねっとりと視姦しながら、秀夫が考えていると、
「わたしが魔女だと思ってるんですか? 先輩」
いたずらそうな口調で聞いてきた。
「そうなのかい?」
「んー、どうだろ?」
小首をかしげ、少女は両膝をかかえてみせた。
白いパンティが秀夫の目にとびこんできた。
(クロッチまで丸見えにして……)
二重布の部分が申し分なくふくらんでいた。それはパンティのしわなのか、食いこみなのか、スリットのようなものも見える。
秀夫の視線に気がついたらしく、あわてて脚をのばしスカートのすそを直すと、言った。
「由美子先輩からだいたいのことは聞いてるんです。わたしのウワサに興味があるから会いたいって。それ聞いてちょっとがっかりしたけど、あこがれの先輩に会えるんならまあいいかなって思ってOKしたんです」
「で、ユカちゃんは魔女なのか?」
「まさかあ」
笑った。
「でもこの本の山はなに」
秀夫は本棚に目をやる。
「魔法の本とか、あと医学書がたくさんあるね」
「父が精神科医なんです。それでわたしも自然に興味を持って」
「そうなのか。だけど医者は普通魔法の本は読まないだろう」
「もうー、まどろっこしいー」
再び膝をかかえると、足をばたばたと動かした。
「いてっ」
勢いで後に倒れてしまう。
今度はパンティが丸見えになった。
腰で前後を結ぶタイプの―通称ヒモパン―が、あらわになる。
「や。先輩のエッチ。めっ!」
すぐさま座りなおし、赤い顔をしてにらんでくる。
「おいおい。かんべんしてくれ。じゃあ単刀直入に聞くけど、ウワサは本当なのかい?」
「わたしが、いじめっこたちに呪いをかけたっていう話ですか?」
しばらく黙っていたが、やがて
「わたしの条件を聞いてくれたら教えてあげます」
と言った。
「条件? 何?」
「……あの……」
全身をゆげがでるほどほてらせながら、か細い声で上目つかいで秀夫を見て言った。
「先輩の……精液が……ほしいんです」
つかれた。
セックスシーンまで書けなかった……・
( ;´Д`) ハアハア
>>222の続き
(49)
朝になってベッドの上で目を覚ました。
起きてすぐ、パジャマ越しではなく直接肌に触れるシーツの感触が昨日のことを思い出させる。
同時に、眠りに落ちる直前の胸の痛みも思い出したけど、それ以上に昨夜の事は幸せだった。
隣には既に雄一さんはいない。もう起きてしまったのかな。
できれば目を覚ましたときに1番最初に雄一さんの顔を見たかったけど。
そう思って周囲を見まわしたとき、わたしは気付いた。
ここは雄一さんの部屋じゃない。妹さんの部屋だ。
もしかして、夢?
あわてて上半身を起こす。素肌の上をシーツが滑り落ちていく感触。
そしてジャラリという金属同士が擦れ合うような音が聞こえた。
自分の身体を見下ろしてみると鎖が見えた。
鎖の一端は壁の金具へと繋がっていて、もう一端はわたしの首へと向かって伸びている。手で触れてみると首のまわりに固い感触。
これって、首輪?
寝ぼけていた頭が覚醒するのと同時に、腰のまわりにも違和感がある事に気付く。
恐る恐るシーツをどけたわたしの目に、首輪以上に異様なものが映った。
わたしはベッドから下りると、改めて自分の身体を確認した。
首輪から伸びる鎖はある程度の余裕があり、ベッドの周りを歩きまわる程度なら問題なかった。
身体を動かすと膣の中にまだ何かが挟まっているような違和感があるけど、これはきっと昨夜の名残だろう。
(50)
わたしの身体は2つのものが装着されている事以外は、基本的には裸だった。
1つは首輪、そしてもう1つは……これは、何?
金属のベルトのような物がお腹のまわりをぐるりと1周している。
そのベルトのちょうどおへそに当たる部分に鍵穴があり、そこから下に向かって金属板が伸びていた。
金属板は股間にフィットするように曲線を描き、お尻の穴の手前まで続いている。それはまるで秘所に蓋をするかのようだった。
しかしその金属板の中心には細いスリットが開いていて、そのスリットから秘唇が覗いていた。
そこからはお尻の穴を避けるように細い2本の鎖がベルトの後ろがわ左右に向かって伸びている。
下着……に見えなくもない。しかし秘唇やお尻の穴などの本来隠すべき部分が隠れていない。
外そうと思っても伸縮性のない金属のベルトがお腹にピッタリとはまっていて下ろすことができなかった。
たぶんこの鍵穴に鍵を入れれば秘所の上の金属板が外れるのだと思うけど、鍵なんてわたしが持っているわけなかった。
あまりにも眠る前までの記憶と目を覚ましてからの状態とのギャップが大きすぎて何が何だかわからない。
と、とにかく服を……
混乱する頭でそう思ったものの、雄一さんの部屋で脱いだはずのパジャマや下着は周囲には見当たらない。
替えの服をとろうにも鎖の届かないところに置いてあるために不可能だった。
仕方なくわたしはシーツで身体をくるむと、大きな声で雄一さんの名前を呼んだ。
またコテハン入れ忘れました。
結局監禁路線です。とりあえず首輪&貞操帯。
前振りが随分長くなりましたが、今回は器具による調教? がテーマだったりします。
あぼーん
(51)
しばらくして部屋の外から足音が聞こえたかと思うと、雄一さんが部屋に入ってきた。
その顔には笑みが浮かんでいる。わたしはその笑みに少しだけ安堵した。
もしかしたらちょっと悪戯をしているだけなのかも知れないと思った。
「やあ、おはおう、ステラちゃん」
当たり前だけど、その声も昨日までの雄一さんと全く変わりはなかった。
「雄一さん、これはいったい……?」
「ん、これって?」
「この首輪と、あと腰の……変な物のことです」
「ああ、それは貞操帯って言うんだけど、知らない?」
「名前じゃなくて、なんでこんなものをわたしに……」
そこで雄一さんの顔から笑みが消えた。真剣な顔でこちらをじっと見てくる。
「昨日、ずっと一緒にいてくれるっていたよね?」
「言いました、けど……」
「首輪はそのための物だよ。こうすればもう僕の見ていない隙に逃げたりできないだろ。あの時みたいに邪魔も入る心配はないし」
あの時……? それに邪魔って?
もしかして魔女の世界から迎えが来て、無理矢理連れ戻されてしまうことを心配しているのだろうか。それなら……
「こんな、こんなものがなくたって、わたしは雄一さんとずっと一緒にいます!
迎えが来てもちゃんと説得してここに残りますから。だからこんな物外して下さい」
これは本音だった。こちらの世界に残る事についてお母さんや友達は反対するかもしれないけど、それでも絶対説得してみせるって決めていた。
「あいつもそう言ったんだ。絶対一緒にいるって。なのに逃げ出した……。予定外の休みが取れたって僕が出かけてる内に帰ってきた両親とね」
あいつって妹さんの事?
「僕は許せなかった。僕から里香を奪った両親も、僕から逃げ出した里香も……。だから3人の乗った車を……」
雄一さんの顔が歪む。苦しそうな、それでいてどこか笑っているような表情だった。
(52)
「まさか、御両親の事故って……」
「僕には力があった。両親は魔法の存在なんて信じてなかったけど、僕は以前から練習して少しだけど魔法が使えるようになっていたからね」
あの日の公園で眠らされた男達の姿が脳裏に蘇る。
「なんてことを……」
声が震える。
「でもね、やってしまった後僕は後悔したんだ。心の底から……」
雄一さんの声が深く沈む。
当たり前だ。家族をその手にかけて後悔しない人間なんて……
「だって、殺してしまったら里香はもう帰ってこないじゃないか……。激情に駆られて取り返しがつかないことをしてしまった。それからずっと後悔ばかりの日々だった」
昨日までの優しい雄一さんはそこにはいなかった。
狂ってる、そう思った。この人は両親を殺した事なんて全くなんとも思っていない。悔やんでいるのは、ただ妹さんを永遠に失ったことだけだ。
「そんな時、君を見かけたんだ。初めて見た時僕は目を疑った。まさにあいつの生き写しだったからね。これは神様が僕にくれた最後のチャンスだと思った」
そう言って雄一さんは窓際に歩いていくと、カーテンを開けて窓を開いた。
そこから黒いものが飛び込んできて雄一さんの肩にとまった。
「そ、そのカラスは!?」
あの日、箒で空を飛んでいたわたしに襲いかかってきたカラスだった。
「あとは君の知っている通りだよ。そして君は約束してくれた。ずっと一緒にいてくれるって」
「じゃあわたしが魔法を使えなくなったのも」
雄一さんがうなづいた。
(53)
目の前が真っ暗になった。
全て仕組まれた事だったのだ。
運命的だと思った出会いも、一緒に買い物に行った事も、映画を見た事も、昨夜の事も……
なのにわたしは何も知らずに悲しんで、喜んで、恋をして……
哀しくて悔しくて涙が出た。
「どうして……っ、どうして、優しくなんかしたんですか。わたしが欲しいならあの日、最初からこうすればよかったじゃないですかっ!?
優しくなんてされなければ、こんな、こんな気持ちっ!」
わたしは流れる涙を拭うことすらせずに、雄一さんを睨みつけて叫んだ。
「優しくするさ、これからだって今まで通り、いや、今まで以上に。君はここで僕と一緒にいてくれるだけでいいんだ」
その声を聞いているだけで腹が立った。わたしはシーツから手を出すと近くにあった枕を掴んで投げつける。
「出てってください! 今すぐ部屋から出てって……」
枕は雄一さんの胸に当たって床に落ちる。雄一さんはそれを哀しそうに見つめた。
昨日までなら、わたしが慰めてあげられればと心から思った目だった。
「出てってください!」
わたしはもう一度繰り返した。雄一さんが力づくで何かしようと思えば簡単にできただろう。
魔法が使えないことに加え、首輪をはめられたわたしには抵抗どころか逃げる事すらできるはずがなかった。
それでも、雄一さんはわたしの言葉に従って部屋を出ようとした。
ドアの前で振り返って言う。
「朝ご飯は?」
「いりません! はやく出てって……」
「いつか分かってくれるよね。僕がどれだけ君を大切に思っているか……」
それだけ言い残して雄一さんは部屋から出ていった。
扉が閉まるのを見たところで、張り詰めていたわたしの精神の糸がプツリと切れた。
わたしは布団に顔を押し付けて泣いた。このまま干からびて死んでしまうんじゃないかというくらい、泣いて泣いて泣きつづけた。
またコテハンがなかったりして
(54)
お昼頃になって再び雄一さんが部屋にやってきた。
その頃にはようやくわたしの涙も止まっていた。
「お昼ご飯、持ってきたよ」
その言葉通り雄一さんは両手でトレイを持っていた。その上にはパンとスープ、そしてサラダが乗っていた。
雄一さんがベッドのそばまで歩いてくる。
「いりません」
わたしは顔を伏せてそう言った。顔も見たくなかった。
「駄目だよ、朝も食べてないんだから。体壊しちゃうよ」
その声に含まれる優しげな響きが癇にさわった。
「いらないって言ってるんです! こんな状態で食欲なんて!」
わたしは雄一さんの方を見もせずに闇雲に手で払った。その手が偶然サラダが盛られていた皿に引っかかった。
弾き飛ばされた皿がフローリングの床に落ちて割れる音が響いた。周囲には野菜が散乱している。
さすがにそれを見て罪悪感が込み上げてきたが、だからといって雄一さんを許す事はできそうになかった。
「どうしても食べたくない?」
落ちた皿を無視して雄一さんが尋ねてくる。
「いりません」
わたしは頑なに拒否した。たとえそれで雄一さんを怒らせる事になってもよかった。
むしろ激昂して滅茶苦茶にしてくれるのならそちらの方がいいくらいだ。それならいっそ諦めがつくかもしれない。
ただ、こんな状態になってもまだ、基本的に優しく接してくる雄一さんの方がわたしには辛かった。
しかし雄一さんは怒ることもなく、軽くため息をつくとトレイを置いてパンを1つ手に取った。
「食欲がないなら、僕が口移しで食べさせてあげるよ」
「なっ!?」
驚いて顔を上げると雄一さんと目が合った。雄一さんはパンを一欠片千切ると口に入れ咀嚼しはじめた。
(55)
今の雄一さんと唇を合わせる事、そしてそこから噛み砕かれた食べ物を流し込まれる事を想像して総毛だった。
わたしはあわてて、もう1つ皿に残っていたパンに手を伸ばした。
「食べます、自分で食べますから」
わたしは急いでパンを口に詰め込むとスープで無理矢理流し込む。
あっという間に1つ目のパンを食べ終え、わたしが食べ始めたのを見て雄一さんが皿の上に戻したパンも同じ要領で胃に収めた。
最後に残ったスープを一気に飲み干して皿を置く。
それを見て雄一さんは満足そうにうなずいた。
「ちゃんと食べられるじゃない。だけどそんなに慌てて食べると逆に身体に毒だよ」
わたしは言葉も返せず、再び俯くと唇を噛み締めた。
「さて、あとはこれを片付けないとね。すぐに箒とちりとり持ってくるから待っててね。危ないからベッドから下りちゃ駄目だよ」
そう言って雄一さんはトレイを持って部屋から出ていった。
床に散らばった皿の破片をぼんやり見ているうちに、暗い考えが頭をよぎった。
このままこんな状態が続くなら、いっそのこと……
わたしは床に右手を伸ばし適当な大きさの破片を取ると、左の手首に割れ口を当てた。
後は右手を勢いよく引けば死ねる。こんな物の切れ味では死ねないかもしれないけど、少なくとも雄一さんはショックを受けるだろう。
形はどうあれ、今でも雄一さんがわたしのことを大切に思っているのはわかった。戻ってきて血まみれのわたしを見たら雄一さんはどうするだろう?
死への恐怖を紛らわすためか、暗い喜びが心の中に浮かんできた。
唇の端が上がったのが鏡を見なくてもわかる。にもかかわらず頬には熱い流れが生まれていた。
もう枯れるまで泣いたと思っていたのに、また涙が溢れ出してきた。
どうして、こんな事になっちゃったんだろ。
昨日や一昨日の事が遥か昔の事のように感じられて流れる涙が更に量を増した。
わたしは、右手に、ちからを
>>247 その通りでした。重ね重ね申し訳ありません。
とりあえず今日はここまで。
あぼーん
喪主
さすがに仰天する秀夫に、ユカはあわてた口調で言った。
「ごごごごご」
「ごごごごご?」
「ごご、誤解しないでください。いやらしい理由でいってるんじゃないんです。じ、実験に使うんです」
「どんな実験なんだい?」
「条件を飲んでくれたら、それもこれから話します」
秀夫は頭をフル回転させた。
実験とはなんだ?
奇矯なところがありそうな少女だから、顕微鏡で精子でも見たいのか?
それともこれは何かの策略で、どこかの三流テレビ番組のように、秀夫が要求を承諾したとたん、嘲笑を持って人々が押し寄せてくるとか……。
様々なことを懸命に考えるが、どれも推測の域をでない。
ともあれ結論は一つしかないようだった。
「わかった。精液くらいだしてあげるよ」
「約束ですよ」
頬を蒸気させて美少女は言った。
「約束だ」
「じゃあ、いいます。わたしがいじめっこたちを呪ったっていうのは、半分は本当のことです」
さすがにやや重い口調で言った。
「でも魔法は使ってないですよ、残念ながら。使ったのは催眠術」
ユカは説明した。
精神治療において自律訓練法というものを利用する場合がある。
それを知ったのは父親の蔵書をたまたま拾い読みした時だった。
自律訓練法はドイツの精神医学者のJ・H・シュルツが発表した自己催眠法だ。
催眠術というといかがわしいイメージがあるが、精神医学界ではすでに20世紀前半から導入されていたのだ。
主に呼吸法と暗示によって相手に催眠をかける手法だ。
この学術的な催眠法の流れとは別に、オカルト的な催眠術の流派もある。
19世紀の内科医フランツ・アントン・メスメルの名前が始祖としてよくあがる。メルスルは人体からでる磁気を応用して相手を催眠状態に陥らせたという。
ユカはこの学術的な面とオカルト的な面、両側面から催眠術を研究し、かなりの習熟度を得たという。
「それで、ある時、しつこくいたずらをしてくる奴に催眠術をかけてみたんです。あなたは小鳥。木の巣にもどりたくなる。
大空から一直線に降りて巣にもどりたくなる、って。そしたら、わたしもびっくりするくらいうまくかかったんです。
それで校舎からそいつ飛び下りたの。巣に戻る小鳥って暗示をかけておいたのは、木の枝で飛び下りた後の
クッションにするためだったんです。おかげでそいつ、軽いケガをしただけですんだ。もともと殺すつもりなんかなかったですから」
それからもユカは時々いじめをしかけてくる連中に催眠術をかけたという。
「それでウワサの原因がわかったよ。……だけど、なんで精液なんかほしいんだい?」
「催眠術を研究しているうちに魔法学にもどんどんはまっちゃって。だけど魔法が成功したことは一度もないんです」
それはそうだろう。
「でも今度は絶対成功すると思うんです! あのね、予知能力がつくって魔法なんですけど……」
言うと、サイドボードの引出しから小さなつぼをだしてきた。
中味を秀夫に見せる。
一体何をブレンドしたのか、粘着質で緑色の液体が入っていた。
「これが魔法の薬なんですけど、足りない材料があるんです」
「それが精液というわけか……」
再び赤くなりながらユカはうなずいた。
「だけど男の人の……その……せ、精液なんて、どうやって手に入れたらいいのかわからなくて。だから先輩、お願いします!」
頭をぺこりと下げた。
「うーん。仕方ない。わかったよ」
「ありがとうございます」
「じゃあつぼを貸してよ。トイレでだしてくる」
「だめ。だめですよ。だってわたしが呪文をとなえながら調合しないといけないんですから」
「じゃあ……ここで?」
美少女はゆっくりとうなずいた。
「わたしの目の前で精液をだしてください」
秀夫は覚悟を決めた。
露出プレイの趣味は全くないが、少女になるべく貸しを作っておくことが肝心だった。
催眠術を朗子にかけることができれば、秀夫の目的も達成できるかもしれないのだ。
勢いよくズボンを脱ぎ、続いてパンツもおろした。
ユカは食い入るように目を丸く見開いて、秀夫の股に集中している。
さすがに緊張と羞恥でペニスは小さく萎えている。
「うわあ。男の人のあそこなんて、小さい頃お風呂でパパのしか見たことないから……でもこのまま精液をだすんですか?」
苦笑して秀夫は言った。
「このままじゃだせないよ。オナニーで興奮させて射精するんだ……だけど困ったな。緊張してうまく立たないや」
「じぁあ、どうすればいいんですか?」
秀夫はしばらく考えていたが、
「ユカちゃん、ちょっとぼくの前でエッチなポーズをとってみてよ。そしたらそれを見てオナニーするから」
「そんなあ」
不平の声をあげるユカに、
「少しは協力してくれよ。精液がほしいんだろ?」
ユカは口をとがらせていたが、
「わかりました。どうすればいいですか?」
と承諾した。
「じゃあぼくの前に立って、スカートを持ち上げてみて」
ユカは一瞬からだを固くしたが、頬を赤くそめて立ちあがった。
スカートのはしをつまむと、ゆっくりもちあげていく。
「そう。いいよ。もっと大胆にスカートを上にあげてごらん」
「だってパンティみえちゃうよ」
「そうじゃないと精液をあげないよ。それでもいいのかい」
ユカは無言になると、スカートを序々にまくりあげていった。
恥ずかしさから顔を横にそむけ、目をつむっている。
パンティの三角部が見えたところで、秀夫はゆっくりとオナニーを開始した。
と同時に開き直りが生まれた。
どうせならこの状況を楽しんでやろうと考えたのだ。
「ユカちゃん、男の人のオナニーには興味がある?」
パンティをみずから男の目にさらしている美少女は、目をつむったまま恥ずかしそうにうなずいた。
「じゃあ、見ていいよ」
秀夫の言葉にユカは横目で、隆起し始めたペニスを見た。
「おっきくなってる……こんなにおっきくなるんだ」
「そうだよ。だれがこんなにしたの?」
「……ユカ……?」
「そう! ユカちゃんがぼくにこんなことをさせるんだよ!」
叫ぶと秀夫は左手を一層、激しく往復させ始めた。
太い幹がしごかれるたび、ダイナミックに上下する。
「いやあああ!」
ユカは悲鳴を上げた。
しかし目はしっかりとペニスの動きを追っている。
「ほら、もっとパンティをよく見えるようにして!」
「こ、こう?」
秀夫の命令にユカはスカートを腰の上まで持ち上げた。
可愛らしいおへそを丸だしにしながら、男をまだ受け入れたことのない聖処女は、秀夫のマスターベーションの餌食になっていた。
高校生がはくにはエロチックすぎる、小さなヒモパンを全て秀夫に見せつけながら、少女はひざをふるわせていた。
少女の両足が次第に開かれていくと、スリットがぬれているのが、秀夫の目にとびこんできた。
男がまだ侵入したことのない神聖な亀裂注視しながら、秀夫はラストスパートに入った。
「そろそろ……でそうだ。つぼを貸して」
だが少女は秀夫の言葉を聞くと、秀夫の足の間にひざまづくと、ペニスに一心不乱にしゃぶりついていった。
「ユ、ユカちゃん!」
唇のまわりをぬらぬらとした唾液でいっぱいにしながら、ユカは顔をあげると言った。
「精液はなるべく外の空気にふれさせないで調合しないといけないんです。だからユカのお口に先輩のエキスをだしてください! 」
年下の処女が与える刺激に秀夫の限界がおとずれようとしていた。
ぎこちないフェラチオだが、それが逆に新鮮さとなり、秀夫を絶頂においあげていく。
「……い、いく……!」
唇で男根をしめつけながら、噴き上げる樹液をユカはうけとめた。
ペニスを何度も脈動させ、秀夫は美少女の口腔に大量の白濁液を放った。
ペニスが小さくなるとようやくユカは、口からそれを離した。
唇のまわりについたスペルマを舌でなめまわす。
「不思議な味……でもおいしいかも……」
荒い息をつきながら、淫蕩な瞳の少女に秀夫はたずねた。
「呑んじゃったのかい?」
「うん。お口のなかでどろって先輩のがでたら、うれしくなっちゃって……」
口の中でスペルマの糸をひきながらユカは言った。
「だけど、魔法の材料はどうするんだい?」
「あ! いっけない!」
ユカは叫んだ。
「先輩、もう一度ユカのお口に精液をください!」
言い終わるや、秀夫の腰にむしゃぶりついていく聖少女だった。
この章はここまで。次からまた章が変わります。
ぬけるものになってるかな? もしオナニーしたら報告してくれるとうれしいです。
オナニーのできるものになっていれば幸い。
まだまだ。
オナニーしましたって書き込むヤツがいるのか?
これは新しいプレイか?
>>260 いや、やっぱりオナニーしてもらうために書いたんで、ぬけなかったら出来が悪いと
いうことで……。他意はないですよ。
>>261 ありがとう。そういうレスは励みになりますよ。
感想くれくれ厨房みたいで申し訳ないけど、お金もらって書いているんじゃないので、
読者の感想が唯一の報酬です。
どんどんオナニーできるの書きますよ。
電話を切った浩文は、手際よく弥生の上半身にロープをかけ終わると、ベッドに仰向けにころがした。
ひざを立て、大きく開かせる。股間に張り付いたうすいブルーのショーツにはわずかにシミが出来ていた。
「弥生、濡らしてるのか? ……仕方ないヤツだなぁ」
浩文は苦笑しながら、その部分を指先でなぞった。弥生の身体がビクンと跳ねる。
「そんなことない、です……」
弥生の声が早くもうわずり始めた。眉間にしわをよせて堅くまぶたを閉じ合わせている。電気マッサー
ジ器を取り出してスイッチを入れると、弥生の口から悲鳴が上がった。
「やめて……、やめてにいさまお願い、やめて……」
絞り出すような声で弥生が叫ぶ。その声の中にただならぬ恐怖の色を感じ取った浩文は、スイッチを切る
と弥生のショーツの中に手を差し入れた。
「どうしたんだ弥生。何をそんなに怖がってる? こんなにしている癖に」
浩文の指の動きに反応して、弥生の声がふたたび甘い媚びを含んだものにかわった。
「あっあっ……ダメ、にいさま……ダメ」
眉間にしわをよせ目を堅く閉じて、懸命にひざを閉じようとする。浩文は何も言わずに、指先の動きだ
けで弥生を確実に追い込んでいく。
「あぁ……にいさま、もう……もう……」
弥生の反応が切羽詰まったようになり、内ももの筋肉に力がはいる。浩文はそこで動きをとめる。
「イキたいか、弥生」
「あぁ……」
弥生の唇からため息がもれた。身体に聞くというのはつまりはこういうことなのだ。自分の身体が人一倍
感じやすいこと、それこそがこの災難の元凶なのだというのに。
「どうした弥生。イカせて欲しいんじゃないのか?」
「にいさまの……にいさまのせいです……」
弥生はそう口にしてから、はっとして口をつぐんだ。にいさまが悪いわけじゃない。にいさまとのことを
隠したまま、嘘をついて恭之さんと結婚した私がいけないんだ……。頭がぼうっとなって考えがまとまらな
い。
「どういうことだ弥生。言ってみろ」
弥生の花芯の中へと指を差し入れ、感じるあたりをぐっと押す。弥生は
「あぁっ……い、い……」
と声をあげ、昇りつめようとして腰を浩文の手に押し付けてきた。浩文は敏感な花芽を指先で探ると、ふた
たび弥生をエクスタシーの寸前まで追い込む。
「どうだ弥生、イカせて欲しかったら、何があったか言ってみろ」
「イヤです、こんなのイヤ、もうイヤ……私、オモチャじゃないのに……」
弥生はなきじゃくり始めた。いつもとは明らかに違う弥生の様子に、浩文は焦らして求めさせて白状させる
よりは他の方法を取った方がよさそうだと気付いた。
「イカせてやるよ、弥生。好きなだけイクといい。そのかわり、あとでちゃんと話せるな?」
弥生は真っ赤な顔をして小さく頷いた。浩文は弥生の脚からショーツを抜き取ると、あらわになった弥生
の秘苑へ唇を這わせた。
「あぁっ、にいさま……ダメダメっ、ダメぇ…イクぅ……」
弥生は身体をのけぞらせて昇りつめた。
横になって乱れた呼吸を整えている弥生。浩文はその上半身から一旦ロープをほどくと、着ているものを
すべて脱がせてからふたたびロープをかけ、自分も裸になると弥生の隣に横たわった。指先で弥生の乳首を
摘まみ上げる。
「さ、約束だからな。話しなさい、弥生」
「はい」
弥生は小さな声でとぎれとぎれに話しはじめた。
恭之の留守中の恭平から食事に呼ばれたこと。
帰ろうとしたら急に気を失って、気が付いたら恥ずかしい格好をさせられていたこと。
「それで?」
浩文に先を促されても、なかなか弥生はその先を話そうとはしなかった。浩文にしてみれば、そこまで聞
けばあとのことは大体見当がついたが、それでも弥生自身の口からそれを言わせたかったのだ。
「言えないのか弥生。約束も守れないのか。ならば、今度こそ本当に身体に聞くしかないな」
マッサージ器に手を伸ばし、スイッチを入れてモーター音を響かせる。弥生はその音に恐怖を呼び覚まさ
れたのか、一瞬おびえた表情を浮かべた。マッサージ器のヘッドが弥生の太ももに押し当てられる。
「いや、やめて…話すから、話しますから。お願いにいさまスイッチ止めて」
弥生の叫び声。しぶしぶといった表情で浩文がスイッチを切る。
「そこで、恭之さんのお義父さま……藤堂先生に、それと同じマッサージ器を使われたんです」
これをか……それでさっきはあんなにおびえた表情をしていたのか……。
「で、お前はどうしたんだ」
「嫌でたまらなかったのに、でも身体は縛られていて動けなくて、よけることもできなくて……そのうちに
だんだん頭がぼうっとなって」
「感じてきたのか?」
「……はい」
「イッたのか?」
「……」
「聞かれたことには答えろ、弥生」
「あ、あの……最初、1回イカされてしまって……」
「ふむ、それから?」
「その後で、何度も何度も、イク寸前で止められて、焦らされて……」
そこでふたたび弥生の言葉が途切れる。身体が震え、息が荒くなっていた。
「続けるんだ、弥生」
「何度も……何度も、い……イキそうなのにイ…ケなくて、どうしても……」
「それでどうしたんだ」
「いや……いや……だめっ……」
弥生は浩文の胸にしがみつくと、全身を硬直させて大きく震わせた。
「……思い出しただけでイッたのか、弥生」
浩文は弥生の呼吸がおさまるまで弥生の身体を抱き締め、それから落ち着かせるために髪を撫でた。
「ごめんなさい、にいさま……」
消え入るような声で弥生が謝る。浩文は何ごともなかったような表情で弥生の手を取り、自分の股間の高
まったものを握らせると、
「続けられるか?」
と聞いた。弥生は手の中のものの熱さにわずかに安堵の表情を浮かべると、その先を話し始めた。
寸止めで焦らされて、自ら求める言葉を口にしてしまったこと。
その時に「にいさま」と口走ってしまったこと。
恭平の秘書の片山に犯されたこと。
その時のことをネタに、ふたたび恭平から食事に誘われたので、恐くなって逃げてきたこと。
おおよその話は浩文の予想からさして遠いものではなかった。それにしても、あの恭之の父親がそういう
男だったというのは浩文にとっては予想外、それも最悪の外れ方だった。
SlaveOfTheMoonさん、キター!
あ……重大なミスを発見してしまいました(冷や汗)。
キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!
片山ですよね?
あぼーん
>>249の続き
(56)
「何やってるんだ!」
ドアの方から大きな声が聞こえた。
その声に驚いて体が震え、右手に持った皿の破片が左手首の皮を薄く裂いた。
微かな痛みと、うっすらと滲んでいく血が見えた。
わたしがその傷を呆然と見ていると、雄一さんが大きな足音を立てながらこちらに歩いてきて私の右手を掴む。
凄い力で右の手首を握り締められ、痛みで皿の破片を落としてしまう。
再び床に落ち、更に細かな破片になったそれをみて、わたしは顔を上げた。
初めて見る雄一さんの怒った顔がそこにはあり、次の瞬間、わたしの左の頬に衝撃が来た。
叩かれたんだと理解するまでしばらくの時間が必要だった。
やっとそれを理解した頃、まだ掴まれたままの腕が引かれ、わたしは雄一さんの胸に飛び込むような形になる。
強く、抱きしめられた。昨夜、泣いていた雄一さんを見た直後と同じくらい強く抱きしめられた。
その圧迫に息が詰まる。
「どうして、あんな事をするんだ。一緒にいてくれるっていったのに……。二度と失いたくないのに……」
耳元から聞こえる声が震えていた。
「だって、だって、わたしは……」
対するわたしの声も震えていた。わたし達はそのまましばらく抱き合っていた。
(57)
しばらくして雄一さんの腕の中から開放されたわたしは、ベッドの上に座って皿の破片の片付けをする雄一さんをぼんやり見ていた。
わたしは雄一さんの事をどう思っているのだろう。
裏切られたと思った時は怒りが湧いてきたし、憎みもした。
でも、雄一さんはわたしの事を今でも好きだといってくれる。それが例え妹さんの代わりでも。
あの時、死のうと思ったときに溢れ出した涙は……
わたしはまだ雄一さんの事が好きなのだろうか。
そんな事を考えているうちに、皿の片付けが終わった雄一さんはポケットから鍵束を出すと
ベッドの下の鍵をかけられるタイプの引出しを開けた。
その中には見た事がない様々な道具が入っていた。
「そ、それは……?」
「あいつを喜ばせるために色々集めたんだ。もう役に立たないと思ってたけど……」
そういって雄一さんはその中から、連結されている革でできたリストバンドと思われるものを取りだし、後ろに回したわたしの手にはめた。
「不便かもしれないけど、しばらくこれで我慢してね。また変な事考えないように」
「はい……」
「その分、僕が君の手の代わりをするから」
後ろ手に拘束された手が、ちょうど腰の貞操帯……とかいうものに当たる。
「あの、首輪のことは分かりましたけど、これは……?」
手が使えないわたしは、視線でそれをさして尋ねる。
「それ? 貞操帯っていって、男が入ってこれない様にするものだよ。と言ってもここにいれば他の男なんて来ないけどね」
「それなら、なぜ?」
(58)
「ステラちゃんは自分でした事、ある?」
逆に聞き返された。
「自分でって……?」
「自分の指でそこを弄って気持ちよくなる事」
「そ、そんなの、ありません」
自分で、そんなことするなんて。考えただけでも恥ずかしくなってうつむいてしまう。
「そうだとは思ったけど、一度憶えると病み付きになっちゃうからね。あいつも僕と初めて関係を持ってからしばらくしたら夢中になっちゃって」
「じゃあ、これは妹さんの」
「うん、2年くらい前につけてたのがちょうどサイズもあってたし。念の為だよ、念の為。
ステラちゃんには僕の前でだけ気持ち良くなって欲しいから」
「これ、着けたままにするんですか?」
「そうだね、でもトイレはそのままでもできるし、錆びないように加工されているからお風呂にもそのまま入れるよ」
確かに後ろはお尻の穴を避けるように2本の鎖になってるし、前は細いながらもスリットが開いている。
でも、こんな隙間からおしっこするなんて……
そう意識した途端、急に尿意が襲ってきた。反射的に腰を動かいてしまう。
「ん、どうしたの?」
「い、いえ、なんでもありません」
わたしは恥ずかしくなってなんでもない振りをした。だけど雄一さんは察したようだ。
(59)
「もしかしてトイレ?」
「う……」
ストレートに聞かれて言葉に詰まる。わたしは顔を真っ赤にしながらうなずいた。
それを見た雄一さんは壁の金具の所まで歩いていくと、再び鍵束を取りだし
首輪から伸びた鎖の端と壁の金具を繋いでいた南京錠を外した。
「さ、行こうか」
鎖の端を持って雄一さんが言ってくる。
「あの、トイレくらい1人でも行けますから……」
「駄目だよ、さっきの事もあるし自由にした状態で目を離したら心配だからね」
「でも」
「早くしよう。こんなところでお漏らししたら片付けが大変だよ」
確かに尿意は急速に高まってきていた。
「わ、わかりました」
わたしは諦めてベッドを下りた。
裸に首輪と貞操帯だけ着けて、首輪から伸びる鎖を持たれた状態で並んで歩く。それは恐ろしく惨めな状態だった。
しかも手を後ろで拘束されているせいで前を隠す事もできない。
わたしは少しでも剥き出しの胸を隠そうと前かがみになって廊下を歩いていった。
(60)
トイレの前まで来たところで、手が使えないわたしの代わりに
雄一さんがドアと便器の蓋を開けてくれ、わたしはそこに座った。
しばらく待ってみても横にいる雄一さんは動こうとしない。
建物の大きさに比例する様にトイレもそれなりの広さがあるので
2人入っても窮屈と言うほどではないけど問題はスペース的な物ではない。
「あの、出ててもらえませんか?」
無駄だとは思いつつも聞いてみる。
「駄目だよ、さっきも言ったけど目を離すと心配だから。中から鍵をかけて立てこもられたりしたら厄介だしね」
「そんなことしませんから。見られながらできるわけが……」
最初の日、男達の前でしてしまったことを思い出す。それこそ死にたくなるくらいの恥ずかしさだった。
「わかったよ、じゃあ後ろ向いてるからその間にしてね」
雄一さんはそう言って身体を反転させた。これ以上何を言っても無駄だと思った私は覚悟を決めて下腹部に力をこめる。
しかし、すぐそばに人がいる状態ではなかなか出てこない。
しばらく力をこめていると、ようやく金属板の細いスリットの間から薄黄色の液体がちょろちょろと出始めた。
その流れが便器に当たる際の水音が、ひどく大きく聞こえる。
「うぅ……」
その音を聞かれている恥ずかしさで顔を染め、ひたすら早く終わってくれる事を祈っていると雄一さんの声が聞こえた。
「何だか音だけ聞いてると逆にいやらしい感じがするね」
その言葉に反射的に尿道口が締まり、途中で流れが止まってしまう。水音が途絶えた事で、雄一さんは終わったと思って振り返る。でも、まだ……
「あ、終わった?」
「だ、だめ、まだ……」
中途半端なところで止まっていた流れは、そう長くは抑えられなかった。残っていた分が雄一さんに見られながら流れ出していく。
「うぁ……ぁ……」
やがて全てが出切る頃には再びわたしの目からは涙が零れていた。
「ほら、泣かないで。さ、ちゃんと拭かないとね」
雄一さんは呆然と涙を流すわたしをなだめながら、トイレットペーパーを折り畳んで
その折り目をスリットから差し込む様にして入り口のあたりに残っていた尿を吸いとっていった。
(61)
トイレが終わり部屋に戻ってくると、再び鎖の端が壁の金具に繋ぐと雄一さんは部屋から出ていった。
わたしはすることもなく、ただベッドの上に横になりぼんやりと壁を眺めているうちに眠ってしまっていた。
ドアが開く音で目を覚ます。
手が使えないので少し苦労しながら上半身を起こすと、お昼の様にトレイを持った雄一さんが部屋に入ってきた。
「晩御飯だよ」
かなり長い時間眠ってしまっていたらしい。
また口移しなんて言われたらどうしようかと思っていたけど、雄一さんはちゃんと箸を使ってわたしの口まで食べ物を運んでくれた。
そうやって食事を終えると、お風呂場に連れていかれた。
わたしは服を着ていないので脱衣所を素通りする。
以前入ったときは気に留めなかったが、お風呂場の中には部屋と同じように壁に金具が取りつけられておりそこに鎖の端を固定された。
雄一さんはわたしをお風呂用のイスに座らせると1度お風呂場を出て、しばらくして裸になって入ってきた。手には鍵束と何か箱が握られている。
「きゃっ、どうして裸なんですか!?」
湯気越しに雄一さんの身体が見えた私は慌てて視線を逸らす。
「どうしてって、ステラちゃんの身体洗うのに服着てたらやりにくいでしょ。それに裸なら昨日見たじゃない」
「そ、それはそうですけど、でも……」
雄一さんは気にした風もなく、わたしの髪を頭の上でまとめると泡立てたタオルでわたしの身体を擦り始めた。
まずは後ろに回された二の腕、肘、手の先。続いて背中を洗った後、胸へとタオルが移動する。
「ん、くすぐったいです」
「すぐ済むから我慢して」
胸の上をタオルの本来のざらざらした感触とボディソープによるぬるぬるした感触に声が漏れた。
(62)
「ん、ちょっと立ってきてるかな?」
「そ、それは」
確かに泡の合間から見える胸の頂きは通常時に比べ大きくなっているようだった。
「んぁっ」
今度はタオルではなく泡のついた指で弾かれた。鋭い刺激に一段高い声が口から出た。
「昨日も思ったけど、ステラちゃんって感じやすいよね」
「そんな……恥ずかしい……」
淫乱な娘だと言われているみたいでうつむいてしまう。
「褒めてるんだよ。僕としても気持ちよくなってもらった方が嬉しいからね。
まあとにかく、今はさっさと洗っちゃわないとね」
そう言って雄一さんは笑うと、今度はお腹へとタオルを移動させた。
「ちょっと立ってくれる?」
わたしが立ちあがると、雄一さんは横においてあった鍵束から一本選び出し貞操帯の鍵穴に差し込んだ。
カチャリと言う音がすると共に股間を覆っていた金属板が外れる。
「そ、そこは……」
止める暇もなく、タオルが秘唇の上で往復しはじめる。
「んん、あはぁ……あん……」
「洗ってるだけなんだから変な声ださないでよ」
「だ、だって……」
雄一さんがからかうような声で言ってくる。しかし洗っているだけにしては、やけに長い時間タオルはその部分を往復していた。
ようやくタオルが太股に移動したときには安堵と、そしてわずかな寂しさを感じていた。
中途半端に高められた性感に頭がぼうっとする。
(63)
やがて足の先まで洗い終えると、雄一さんはシャワーで泡を洗い流していく。
「そうだ、これでも感じるかな?」
その最中に雄一さんは思い付いたようにシャワー口をわたしの股間に当てた。
至近距離から勢いよく水流があたりタオルの時とはまた別の刺激が加えられる。
「あ、だめ、だめです」
少し治まりかけていた性感が再びわきあがり膝から力が抜けて座り込んでしまった。
顔を上げると、目の前には既に限界まで大きくなった雄一さんのモノがあった。
「ひぅ……」
そのグロテスクな外見にわたしは慌てて顔を伏せる。同じ物の筈なのに昨夜見た時とは印象が変わっていた。
怖い……、まるであの男達のモノのように……
昨夜はあんなに愛おしく感じられたのに……
「だって、ステラちゃんが変な声だすから僕も興奮しちゃって……、ねぇ、気持ちよくしてくれる?」
頭の上からそう雄一さんの声が聞こえた。
「ここで、入れるんですか……?」
わたしはそれをなるべく見ないように顔を上げて雄一さんを見上げた。すこしだけ声が震えていた。
「うーん、それでも良いんだけど口でしてくれないかな」
「く、口って……これを口に入れるんですか……?」
もう1度それを見た。やっぱり怖い。
昨夜ならできたかもしれない。でも今は……
「とにかく、僕も身体を洗っちゃうから」
雄一さんはそう言って自分の身体を洗い始めた。
(64)
やがて洗い終わると再び雄一さんが尋ねてきた。
「どう、できそう?」
「あ、あの、わたし……」
わたしが迷っていると、雄一さんは鍵束と同じように横においてあった箱を手に取った。
「じゃあ、まず僕が君を気持ちよくさせてあげるね」
そう言って蓋を開けて取り出したのは、ピンク色の楕円形と直方体がコードで結ばれている物だった。
「さあ、立って」
わたしがのろのろと立ちあがると、雄一さんはわたしの股間の前に屈みこんだ。
よく絞ったタオルで左の太股の水分をふき取ると、直方体の方を同じく箱から取り出したテープで固定した。
そして楕円形の方を秘唇の上に当てる。
「さっきので少し濡れてるね」
雄一さんはそう言って何度か擦りつけた後、ちょうど陰核に当たるようにテープで固定した。
「ほら、できた」
雄一さんはそこまで終わらせるとわたしの股間から離れていった。
「な、なんですか、これは?」
陰核が圧迫される感覚に全身の毛が逆立った。不安そうにしているわたしを見ながら雄一さんは箱からもう1つ直方体のものを取り出した。
さっきのとは違いコードも楕円形の物もついてない替わりに、それの上面にはツマミのようなものが見えた。
「これはこうするもの」
そういって雄一さんがツマミを捻った直後、それまで圧迫されているだけだった陰核を小刻みな振動が襲った。
(65)
「んあああっ!」
あまりの衝撃に立っていられず、その場に崩れ落ちる。
しかしテープで固定されたそれはピッタリと陰核に張り付き刺激を送りつづけている。
「ああ、だめ、とめ、とめて……」
その刺激から逃れようと腰が無意識に動くが当然それが陰核から離れる事はない。
あっという間にさっきまで感じていたものの何倍もの快感が頭に流れ込んできて追い詰められていく。
「だめ、もう、またなにか……なにか、きます」
昨夜の最後に訪れた感覚が再び蘇ってきた。
「あ、あん、だめ、ほんとに、もう……ぁ?」
頭の中が完全に白い光で埋め尽くされる直前、それの動きが止まった。
雄一さんは微笑みながらこっちを見ている。その手に握られた物のツマミの位置が最初の位置に戻っていた。
「どう? ローターって言うんだけど気持ち良いでしょ? こっちがリモコンになってるから離れたところから操作できるんだよ」
「わ、わかりました、だから、その……」
「イキそうになった?」
「イク?」
「頭の中が真っ白になって弾けちゃう感じの事」
「そ、それです。だから、その、イ、イカせてください。こんなところで止めないで……」
わたしは涙を浮かべながら懇願した。自由に動かせない手がもどかしい。
昼間聞かれた時は自分で弄るのなんて恥ずかしいと思ったけど、こんな状態でそのままにされるより何倍もましだった。
(66)
「なら、もう1度」
雄一さんの指がリモコンのツマミを捻る。再び股間のローターというのが振動をはじめた。
「うあ、あ……いい、です……また……」
「すぐにイケそう?」
「はい……イク、イキます、イッちゃいます……ぁ……」
またイク寸前でローターが止まった。
「どうして!? おねがいです、イカせてください……」
「なら、僕のも気持ちよくしてくれる?」
そう言って雄一さんは腰を少し前に出した。そこにはさっきと変わらず大きく膨らんだモノがそそりたっていた。
「そ、それは……んあんっ……」
霞んだ頭でもそれを目の当たりにすると躊躇いが生まれた。しかし一瞬だけ動いたローターがその躊躇いを押し流していく。
「わかりました。やります、やりますから、だから早く……」
「ステラちゃんが嘘をつくとは思ってないけど、先に僕のほうからやってもらおうかな」
そう言って雄一さんが近づいてくる。
「どうすれば、良いんですか」
わたしはなんとか身体を起こして尋ねた。目の前にはちょうど雄一さんのモノがある。
「まずは先端をちょっと舐めてくれる?」
「は、はい……」
わたしはおずおずと舌を出すと、先端の皮から出ている一際太い部分を舐めた。舌の先が触れるか触れないかくらいの接触だった。
少しだけしょっぱい気がしたけど、洗ったばかりなためかあまり嫌な味や匂いはしなかった。
「ん、いいよ。じゃあこれは御褒美」
その触れるか触れないかのわずかな刺激が逆に雄一さんを興奮させたらしい。再び一瞬だけローターが振動する。
「じゃあ、次は根元から先端までを何度も往復する感じでやってみて」
まだ完全にこの行為に抵抗がなくなったわけではないけど、とにかくイカせてほしいという気持ちが勝ったわたしは言われるままに舌を動かす。
時折振動するローターの刺激を求めて、手が使えない不自然な姿勢で、懸命に上半身を前後させて舐め上げる。
「うん、上手だよ。次は口の中に入れられる? 歯を立てちゃ駄目だからね」
頭の上から指示が飛んでくる。
「はい……」
わたしは思いきって口を大きく開けると雄一さんのモノを咥え込んだ。
口いっぱいに広がる雄一さんのモノが口内壁や舌で感じられる。
あぼーん
(67)
「そのまま頭を前後に動かして。できれば舌を動かしながら」
「ひゃい……」
わたしは口の端から涎が垂れるのも構わず言われた通りに頭を動かす。
先端が喉に当たりえずきそうになるのを堪えて何回か往復させていると
既に限界まで大きくなっていると思っていた雄一さんのモノが更に膨らんだ気がした。
「もうすぐイキそうだよ、口の中の空気を吸い込むような感じで」
指示する雄一さんの声も切羽詰った物になってきた。これが終われば……
私は言われた通りに空気を吸い込むようにした。
口内が真空に近い状態になり、唇の端から流れ出そうとしていた唾液がジュルジュルと音を立てて口の中に戻ってくる。
「くっ、出るっ、飲んで」
それまでわたしにさせるがままにしていた雄一さんの手がわたしの頭を両側から掴み一気に引いた。
一際強く喉の奥を突かれた瞬間、その先端から大量のドロドロしたものが溢れ出した。
「ぁぷ……」
反射的に口を離そうとしたものの、頭を押さえる手の力が強くて動かせない。
口の中にはその液体がどんどん流れ込んできて入りきらなくなった分が唇の端から流れ落ちていく。昨夜わたしのお腹に降り注いだあの白濁液だ。
やがて放出が終わると口の中から雄一さんのモノが引きぬかれていった。
口の中にはまだ白濁液がそのまま残っている。
何度か飲み込もうとしたものの、最後の一歩が踏み出せない。
「ほら、それを飲み終えたら最後まで動かしてあげるから頑張って」
雄一さんがリモコンを見せながらそう言ってくる。
その言葉にわたしは嫌悪感を押し切って喉を動かした。
(68)
無事に喉を通りぬけるかと思ったとき、最後の抵抗によるものか流れの一部が気道の方へと入ってしまったらしい。
突如流れが逆転した。
「けほっ……こほっ……」
口からお風呂場のタイルに向けて白濁液と唾液が混ざった物が塊となって落ちていく。
「こほっ……ご、ごめんなさい……」
ようやく咳が治まったわたしは謝罪の言葉を口にしながら顔を上げた。
言われた事をできなかったから、怒っているかもしれない。
「初めてだから仕方ないね。次は頑張ってね」
予想に反して雄一さんは微笑んでいた。今回は口でできた事だけで満足してくれたようだ。
「はい……がんばります。だから、あの、イ、イカせてください」
怒っていないことを確認したわたしは顔を更に赤くしながらお願いした。
「うーん、でも完全にはできなかったんだから今回は無しかな」
その言葉にわたしは恐ろしいほどショックを受けた。
「そんな!? おねがいします、絶対次はちゃんとやりますから。このままにされたら、わたし、おかしくなっちゃいます」
わたしが必死に懇願すると雄一さんは少し考えて言った。
「じゃあ早く慣れるためにも、ステラちゃんにこれを綺麗にしてもらおうかな」
雄一さんが指差す先にはタイルの上に広がった白濁液があった。
「わかりました」
わたしはそれを洗い流そうと反射的にシャワーに手を伸ばそうとした。しかし当然後ろ手で拘束された手が動くはずもなかった。
(69)
「あ、あの、手が使えないとシャワーが……」
「シャワー? 何に使うの?」
雄一さんは全く見当がつかないように首を傾げた。
「だって、これを洗い流すには……」
「ちがうよ、舌で掃除してもらいたいんだ。そうすれば飲み込む練習にもなるでしょ」
雄一さんは事も無げに言った。
「そ、そんな……」
「大丈夫だよ、1度は口に入ったものだしお風呂場は昨日ステラちゃんがしっかり掃除してくれたから汚くないよ」
「でも……」
1度床に落ちた物を犬みたいに舐めるなんて。しかもそれは男の人の……
「うあぅっ」
また一瞬だけローターが振動した。
「100数えるからその間にやってね。10刻みで動かしてあげるけど、もし100までに間に合わなかったら今日はもう絶対に動かしてあげないから」
「ま、待ってください」
「いーち、にーい、さーん……」
お風呂場の壁に、数を数える雄一さんの声が反射する。
「きゅーう、じゅーう、ほら早く」
10の掛け声と共に再び一瞬だけローターが振動した。全身に快感が駆け抜け、しかし一瞬にしてそれが去っていく。
もう迷っている暇はなかった。
わたしは慌てて屈み込むと舌を伸ばす。手をつかえないため腹筋に負担がかかる。
さっきの口でしたときも酷使された腹筋は悲鳴を上げるが、それにも構わず必死に舌と喉を動かしタイルの上から掬い取っては飲み込んでいく。
舌の上に苦味が広がり吐き出しそうになりながら懸命に作業を続けている時だった。
(70)
「じゅーく、にーじゅう、その調子」
「うぁっ」
20の掛け声と共に一瞬ローターが振動する。その刺激に上半身を支えていた腹筋から力が抜けた。
そのまま頭がタイルに落下し頬が床につく。落下といっても距離的に大した事はないので痛みは無い。
ベチャリという音と共に、ほっぺたとタイルの間で白濁液がひろがっていくのが感じられた。
必死に腹筋に力を入れ頭を上げると、タイルと頬の間で白濁液が糸を引いた。
「あーあ、顔について減った分を考えて50秒マイナスね」
「そんなっ!?」
わたしの抗議の声にも耳を貸さずにカウントが進んでいく。そして30の掛け声と共に再び振動。
「なら、舌で舐め取るだけじゃなくて口で直接啜っても良いから頑張って」
その言葉に、わたしはもはやなりふり構わずタイルへとむしゃぶりついた。
量が少ないところは下で舐め取り、ある程度量が多いところは口をつけて啜った。
ジュルジュル音がしたけど、気にしてはいられなかった。
40の直前で1度体を起こし振動に耐えると、ラストスパートとばかりに行為を再開してなんとか50直前で目につく範囲の白濁液を全て片付ける事ができた。
「ごーじゅう」
「はぁ……はぁ……」
腹筋は既に限界を迎えていて、わたしはタイルの上にうつ伏せで寝ながら荒い息をついた。
「よく頑張ったね、さあ好きなだけイっていいよ」
雄一さんの言葉と共にローターが振動し始めた。さっきまでのように一瞬で終わる事は無い。
「んあ……ああ……イク……やっとぉ……」
わたしの意識はあっという間に上り詰めていった。絶頂の直前で再び停止する事への恐怖がよぎったけど、今回はそのまま一気に開放された。
「イクッ、イキます……んんんぅーーーー!!」
何度も焦らされた後の絶頂は強烈だった。昨夜の最後の絶頂が精神的な物だとするなら、これは肉体が渇望しつづけた絶頂。
たった一度の事なのに全身の神経が焼き尽くされる様だった。
しかしあれだけ中途半端なところで止まりつづけたローターの動きは今回は終わってもなお止まらなかった。
(71)
「ん、だめ、すこしやすませて……」
「よく頑張ったから、今日は失神するまで何度でもイカせてあげるよ」
「そんな、あ、また、イッちゃいます……」
1度目の絶頂を迎え敏感になった身体はすぐさま2回目へと上り詰めていく。結局言葉通りその連続絶頂による責めはわたしが気絶するまで続けられた。
身体の上を流れるお湯の熱さにわたしは目を覚ました。
「気が付いた?」
タイルの上に仰向けに寝かされたわたしの顔を覗き込んで、既に服を着た雄一さんが尋ねてきた。
手に持ったシャワーでわたしの身体についた白濁液を流してくれている。鎖の端が既に壁から外されているのが見えた。
「はい……」
全身をだるさが包み込んでいて身体を動かすのも億劫だったわたしは、されるがままになっていた。
全身を洗い流した後、雄一さんに手を引かれて立ちあがる。膝がガクガク震えて倒れそうになったけど、なんとか立っていることができた。
その状態で雄一さんはわたしの全身の水分を拭き取ると、陰核にはりつけられていたローターを剥がした。
「これ、気に入ったみたいだから入れておくね」
「え……?」
次の瞬間、膣口を押し広げてローターが進入してきた。
慌てて下腹部に目をやると、再び金属板で秘唇が覆われる光景が飛び込んできた。
その金属板の横からコードが顔をだし、太股の受信部まで伸びている。
「これで、いちいち外さなくても気持ち良くなれるね」
雄一さんはそう言って笑うと私を抱え上げた。いわゆるお姫様抱っこといわれる状態だ。
「あの、わたし歩けますから」
「でも、さっき立ってるだけで大変そうだったよ」
そう言われると反論できずにわたしは黙ってしまった。その沈黙を了解の意にとって雄一さんが歩き出した。
1度脱衣所で椅子に下ろされ髪を乾かしてもらった後、再び抱きかかえられて部屋まで運ばれてベッドの上に乗せられた。
「今日は疲れただろうから、このまま寝るといいよ」
雄一さんは鎖の端を壁の金具に付けると、電気を消して部屋から出ていった。
その暗闇の中で、あっという間にわたしの意識は沈んでいった。
トリップのテストも兼ねてここまで上げておきます。
まあトリップ付けなくても騙りなんてでないと思いますが
コテハンの皆さんが付けていらっしゃるので一応。
あぼーん
>>人外さん@ピンキー ◆GAi/3I0KHU
大量投下ですなー!!
萌えました、乙です。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
>>288の続き
(72)
次の日、お昼ご飯を食べ終えて部屋で雄一さんと話をしているときにわたしは異変に気付いた。
頭の芯が痺れるような感覚と、全身が火照ったような感覚。
目の前では雄一さんがわたしに何か話しかけているのに、それが遠い世界からのように感じられる。
「ねぇ、ステラちゃん、大丈夫?」
それに気付いた雄一さんがわたしの肩に手を置いた。
「きゃっ」
その行為にわたしはやっと我に帰り、小さく悲鳴を上げてしまう。
その反応に驚いて雄一さんは慌てて手を引いた。
「ご、ごめん。でもどうかしたの? 具合悪い?」
「ご、ごめんなさい。なんだかぼうっとしちゃって」
さっきの状態より少しはマシになったとはいえ、まだ頭はぼんやりとして身体が熱い。
「少し顔が赤いみたいだし、熱かな? ちょっとおでこ触るよ」
雄一さんはそう言ってわたしの額に手を当てて少しの間じっとしていた。
額に触れる手の感触が何だか気持ち良かった。
「うーん、少し熱いみたいだし今日は寝てた方が良いかもね。じゃあ僕は邪魔にならないように下に行ってるから」
「はい、ごめんなさい」
雄一さんの顔を見ているとなんだか変な気分になってしまうので
わたしは雄一さんに背を向ける様に横になった。
「ゆっくり寝てるんだよ」
背後から掛けられた声と、遠ざかっていく足音が何だか凄く切なかった。
わたしはどうしてしまったんだろう……
(73)
全身の肌が敏感になっているように、シーツに当たる右半身からむずがゆさがわきあがってくる。
気を紛らわそうと身体を回転させたときだった。
「きゃああ!」
うつぶせになった瞬間、ほとんど真っ平らな胸の先端で、触ってもいないのにいつのまにか勃起していた乳首がシーツと身体に挟まれ押しつぶされた。
突然の刺激に頭が跳ねあがり大きな声が出てしまった。
直後、ドアの外から走ってくる足音が聞こえた。
わたしはこの胸の状態を見られないように、あわててドアに背を向ける様に身体を戻した。
それだけでもシーツと擦れた肌から、既にむずがゆさを通り越してはっきりと快感が押し寄せてくる。
「どうしたの!?」
ドアが開く音と共に雄一さんの声が聞こえた。
「な、なんでもありません」
わたしは背を向けたままで答える。
「な、なんでもないって、あんな大声」
こちらに近づいてくる足音が聞こえる。
「ほ、本当になんでもありませんから。だから1人にしてください」
「でも……」
「おねがいですから。本当になんでもないんです」
「そう? そこまで言うなら信じるけど。でも何かあったらすぐに僕を呼ぶんだよ、いいね?」
「はい」
背後からドアの閉まる音が聞こえたとき、わたしはようやく一息ついた。
(74)
雄一さんの足音が完全に聞こえなくなったところで、わたしはもう1度ゆっくりとうつぶせになった。
「あん」
心構えをしていたことと、ゆっくりとやった事でさっきほどの声は出なかったけど
両方の乳首から快感が流れ込んできた。
何もしてないのに、なんでこんなに……
『一度憶えると病み付きになっちゃうからね。あいつも僕と初めて関係を持ってからしばらくしたら夢中になっちゃって』
昨日の雄一さんの言葉が蘇ってくる。
まさか、本当にわたし……
ただ押し付けているだけの現在も乳首からは絶えず快感が押し寄せ
秘唇からは液体が分泌されて金属板のスリットからシーツへと溢れ出しはじめている。
自分が自分でなくなってしまったような、自分がひどく淫乱になってしまったような錯覚に陥る。
それでもその快感を感じていたくて身体を起こすことができなかった。
しばらくそのままでいると徐々に刺激に慣れてきた。それと同時にどうしようもない物足りなさが込み上げてくる。
雄一さんの指で乳首を弾かれることを想像してみる。それはとても甘美な誘惑だった。
いっそ雄一さんを呼んで膣内のローターを動かしてもらえば……
そこまで考えてわたしはハッとした。こんなの本当に淫乱な娘みたい……
だけどこのままじゃ……
わたしはうつぶせの状態で腰を支点にして、上半身を左右に動かしてみた。
「んあっ」
シーツと乳首が擦れる事で、ただ押し付けていた時とは比べ物にならない快感が生まれた。
(75)
だめ、声を出したら気付かれちゃう……
そう考えたわたしは枕に噛み付いて声を押し殺す。
「んん……らめぇ……もっと、もっと……ほしい……ゆういち、さぁん……」
すぐに限界がきた。ただ擦りつけているだけでイッてしまった。
「はぁ……はぁ……」
全身の力を抜いて息を整えていると、また胸の先に物足りなさが込み上げてきた。
無意識のうちにまた身体が左右に揺れ始める。
「とまらない……気持ちいいのとまらない……」
何度かの絶頂を迎えて、ようやく落ちついてきた。
全身から出た汗でシーツは全体的に湿っていて、なんだか気持ち悪かった。
加えて枕は唾液でベトベトになり、なにより股間が当たっていた部分はおねしょをしたんじゃないかというくらい濡れそぼっていた。
シーツを替えたかったけど自分でできるはずもなく、ましてこんなので汚れたシーツを雄一さんに替えてもらうわけにもいかず
わたしはそのシーツの上で夕方までじっと我慢していた。
(76)
「具合、どう? 晩御飯は食べられる?」
窓の外が赤くなるころ雄一さんが部屋に入ってきた。
汗の分は乾いたものの、まだ股間に当たっていた部分は乾ききっていなかったため
わたしは慌てて自分の身体で蓋をした。
「あ、もう大丈夫です。心配させてごめんなさい」
お尻に当たる生乾きのシーツの感触をなるべく意識しないように答えた。
「そう、良かった。でも念の為晩御飯は消化の良さそうな物にするね。そうだ、トイレは大丈夫?」
トイレ、そういえば午前中に1回連れていってもらってそのままだ。
「料理を始めたらなるべく手を離したくないから、もし行きたいなら今の内に行っといたほうが助かるけど」
そう言われると段々行きたくなってきた。毎度毎度素直な自分の身体の反応が恨めしい。
でも、今動いたら……
「だ、大丈夫です」
「そう? でも朝1回行ったきりだよね」
雄一さんがベッドのすぐ側まで歩いてきた。そこで何かに気付いたように鼻を少し動かした。
「なんだか変な匂いがしない?」
あの痴態の残り香に気付かれた様で、わたしは赤面してうつむいた。
「ん? ステラちゃん、ちょっとそこどいて」
最悪の一言が来た。
「え、な、なんでですか?」
わたしは極力平静を装って顔を上げると聞き返した。
「そこ何だか濡れてない?」
そう言って雄一さんが手を伸ばしてきて、わたしの足とシーツの間に滑り込ませた。
(77)
「やっぱり、濡れてるよね」
引きぬいた指先を擦り合わせながら雄一さんが言う。
「そ、それは……」
「もしかしてお漏らししちゃったの?」
「ち、違います!」
「じゃあ、これはどうして?」
「あ、汗です。暑くて……」
自分でも苦しいとは思いながら、お漏らしや、あの液体以外でシーツが濡れる理由が思いつかない。
「汗? ここだけ?」
「そ、そうです。信じて下さい」
「ホントにホント?」
雄一さんが嘘を見ぬくようにわたしの目を覗きこみながら尋ねてくる。
反射的に目を逸らしそうになりながらも、わたしは気力を振り絞ってその視線を受けとめる。
「本当です。信じて下さい……」
「そう、じゃあ一応信じるよ」
その言葉にわたしはホッとした。しかし続く言葉に驚いた。
「まあ確かめれば済む事だしね」
「た、確かめればって……?」
「とりあえずトイレに行ってみよう。これがお漏らしじゃないならそろそろ出せるでしょ?」
なんだ、そういう事か……
背中にかいていた冷や汗が引いていった。
昨日や朝みたいに雄一さんがいる横でおしっこをするのはどうしたって恥ずかしいけど、それで雄一さんが納得してくれるなら。
それにちょうどトイレに行きたかったし。
(78)
「わかりました」
わたしはそう言ってベッド下り、トイレまで連れていかれた。
便器に座り、今までなら雄一さんが後ろを向いていたタイミングになっても雄一さんはこちらを見ていた。
「あの、後ろ向いててください」
「駄目だよ、今回は量も確認にしないといけないから。ほら、あれがお漏らしじゃないなら出るでしょ」
そう言ってわたしの股間を凝視している。
「そんな……」
横にいられるだけでも恥ずかしいのに、じっと見ていられては出せるはずがなかった。
それに今回は我慢できないほど切羽詰っているわけでもない。
必死に下腹部に力をこめても、入り口付近まできて止まってしまう。
「出ないの? となるとやっぱりあれは……」
「無理です。見られながらなんて……」
わたしは涙声で訴えかける。
「なら手伝ってあげるよ」
雄一さんはそう言ってポケットからローターのリモコンを取り出すとツマミを捻った。
尿道のそばに振動が生まれ、そちらに気を取られた瞬間に流れを塞き止めていたものが決壊した。
「あぁ……」
止めようとしてもローターの振動のせいで集中できない。その間も放出は続いている。わたしは唇を噛み締めてうつむいていることしかできなかった。
ようやく長い放出が終わり、ローターの振動が止まる。
「うん、いっぱいでたね。やっぱりあれはお漏らしじゃなかったみたいだ。ごめんね、疑ったりして」
恥ずかしさのあまり言葉も出せないわたしに雄一さんはそう言うと、いつもの様に折り畳んだ紙をスリットから差し入れて残っていた分を拭いていく。
その手が途中で止まった。
(79)
「何だかおしっことは別の液体が出てるね」
「だ、だって、それは雄一さんが……」
動かしたから、と続けようとした言葉が雄一さんの声でさえぎられる。
「そう言えば、ここから出る液体にはこれもあったね。もしかしてあれの正体はこれだったりして」
からかうような口調に、今度こそわたしの全身から血の気が引いていった。
「ち、違います。本当に違うんです」
「冗談だよ。おしっこと違ってこれは勝手に出るものじゃないしね。しかもあんなにたくさん」
その言葉に安心すると同時に、更なる恥ずかしさが込み上げてきた。
ローターを動かされたわけでも、直接雄一さんに愛撫されたわけでもないのにあんなに乱れた自分が正真正銘の変態の様に思えた。
「まあこれも確かめれば済む事だね」
「え……?」
確かめる? いったいどうやって?
「おしっこと違って普通なら確かめるのは無理だろうけど、今回はちょっと特別なんだ」
雄一さんは笑みを浮かべながらそんな事を言った。
「ど、どういうことですか?」
「それは部屋に戻ってのお楽しみ。さあ帰ろう」
そこから部屋までの道のりは今まで以上に足取りの重い道のりだった。
(80)
部屋に戻ってわたしをベッドに座らせると
雄一さんは入り口の横にあるタンスの上から黒くて四角い何かを持ってきてわたしの隣に座った。
「これ、何かわかる?」
それには丸いレンズと、反対がわに小さな画面がついていた。嫌な予感がした。
「お昼にステラちゃんの様子がおかしかったでしょ。何かあるといけないと思って撮影してたんだ。
ステラちゃん恥ずかしがりやだから何かあってもすぐに隠そうとするし。
距離があるからお漏らししていてもちょっとわかんないけど、エッチなことしてたんなら分かると思うよ」
「なっ、いつの間に……」
「お昼のあと、僕が部屋を出るときにセットしておいたんだよ。ステラちゃんこっちに背中向けてたから気付かなかったみたいだけどね」
雄一さんがいくつかのボタンを押してしばらくすると、画面に映像が映し出された。
そこにはカメラに背を向けてベッドの上で横になるわたしが映っていた。
もしこれがお昼から動いていたならこの先には……
『きゃああ!』
突然そのカメラから響いた自分の声にわたしの全身が震えた。
画面の中のわたしは体勢を変えてうつぶせになっていた。
『どうしたの!?』
今度は雄一さんの声が聞こえ、画面の中に雄一さんの背中が入ってきた。
確かにお昼のやりとりがそこでは展開された。
「あ、あの……」
「この時は驚いたよ、いきなり悲鳴が聞こえるんだもん」
わたしの内心もしらず、雄一さんは笑いながら画面を見ている。でも、この先は……
画面の中の雄一さんが部屋から出ていったのがドアの閉まる音で分かった。
この後はもうほとんど時間の猶予はない。
(81)
「と、止めて下さい!」
「どうしたの、そんなに慌てて。何もなかったんでしょ?」
雄一さんがボタンを押すと、動いていた画面が止まった。
「ごめんなさい、全部正直に言いますから。だからその先は……」
「嘘ついてたの?」
「ごめんなさい。その、1人で、気持ち良く……なってたんです……」
自分の口から言うのは恥ずかしかったけど、あの姿を見られるよりはマシだと思った。
「そう、やっぱりオナニーしてたんだ」
「おなにー?」
「1人で気持ちよくなる事だよ。他には何かしてない?」
「してません、本当です。だからこれ以上は……」
「でもさっきもそう言ったよね。やっぱりまだ何か隠し事してるかもしれないから見てみないと」
「そ、それは……」
雄一さんがボタンを押すと再び画面が動き始める。
『あん』
「いやぁ……」
画面から聞こえる声とわたしの声が重なった。そこからはもう見ていられなかった。
ベッドの上に身体を倒して固く目を瞑る。
『んあっ』
いくら目を閉じても、手が使えないわたしは耳を塞ぐ事ができず音までは遮れない。
『んん……らめぇ……もっと、もっと……ほしい……ゆういち、さぁん……』
それから数十分、わたしは暗闇の世界の中で自分の嬌声を聞きつづけることになった。
(82)
ようやく画面から聞こえるわたしの声が途切れた。
それでも身体を起こす事ができず突っ伏していたわたしの肩に雄一さんの手が掛けられた。
「ほら、起きて」
「うぅ……」
恥ずかしくて雄一さんの顔がまともに見られなかった。
「凄かったよ。ステラちゃんがあんなに淫乱だったなんて驚いちゃった」
「わたしにだって、どうしてなのかわからないんです……。雄一さんと話してるうちに頭がぼうっとなって……気付いたら」
涙がポロポロ零れ落ちていく。
本当にどうしてあんな事を……
「ねぇ、お願いがあるんだけど」
「はい……?」
「僕のも気持ち良くしてくれない? 画面の中のステラちゃん見てたら興奮しちゃって」
「えっ?」
反射的に雄一さんの股間に目をやると、ズボンの上からでも大きくなっているのが見てとれた。
「でも……」
「それとも、嘘をついたお仕置きの方が良い? 気持ち良くしてくれたらその事は許してあげるけど」
そう言われてはわたしに選ぶ余地はなかった。
ベッドに座った雄一さんの前で膝をつくと、雄一さんがズボンから膨れ上がったそれを取り出した。
先端は既に濡れていた。
「男も興奮すると濡れてくるんだよ。それ、舐め取ってくれる?」
わたしはおずおずと舌を差し出し先端を舐めた。お風呂の時に比べて匂いと味が強めに感じられた。
(83)
わたしが本格的に行為を始めた直後だった。
『んん……らめぇ……もっと、もっと……ほしい……ゆういち、さぁん……』
頭の上から自分の声が聞こえた。
慌てて見上げると雄一さんはさっきのカメラの画面を見ていた。
この角度からでは見えないけど、その画面の中ではわたしが身体を揺すっているんだろう。
わたしはその声を振り払う様に雄一さんのモノに集中した。
しばらく頭と舌を動かしていると発射の前兆が現れた。
「今度はちゃんと飲んでね。ここで零すと片付けが大変だから」
「ふぁい……」
その言葉の数秒後、口の中でそれが爆ぜた。
興奮の度合いの差か、昨日よりもさらに大量の白濁液が口の中へ注ぎ込まれる。
わたしはそれを一心に飲み込みつづけた。
放出が終わり、竿の部分についていた分も綺麗に舐め取ったわたしに雄一さんが話しかけてきた。
既にカメラの映像は止められて横に置かれている。
「それにしても画面の中のステラちゃんの乱れ方は凄かったね。またあんなになっちゃったらどうする?」
「それは……」
そんな事にはならないと思いたかった。だけど今日のあれも原因がわからないまま、いきなりやってきたのだ。
今は落ちついてるけど、次にまた突然来ないとも言いきれない。
(84)
そう考えて不安になっているわたしの顔を見て、雄一さんが噴き出した。
「ぷっ、あははは。そんなに心配しなくて大丈夫だよ」
「えっ、えっ?」
「実はね、今日のお昼ご飯に薬を混ぜてたんだ」
「薬……?」
「そう、媚薬ってやつで、効果は魔女のお墨付き。こっちの世界にも合法ドラッグってあるけど、ここまで劇的なのはさすが魔法の力だね」
雄一さんは笑いを堪えながらそう言った。
「そんな、ひどい……」
「ごめんごめん、でも気持ち良かったでしょ?」
「だって……わたし……本当におかしくなっちゃったのかもって……」
そこからは言葉にならず、わたしは声をあげて泣きはじめた。
さすがにこれは雄一さんも予想外だった様で慌てて慰めてくれたけど、しばらくの間涙が止まることはなかった。
「本当にごめんね。まさかあんなにショックを受けるとは思わなくて」
雄一さんは申し訳なさそうに言った。あの後1度雄一さんは部屋を出て晩御飯を作って持ってきてくれた。
わたしはそれをじっと見た後、雄一さんに視線を移す。
「大丈夫だよ。もう変なものは入ってないから。ほら」
雄一さんはそれを証明するように一口食べて見せた。
「でも、それだけじゃ効果がないくらいの量なのかもしれません」
さすがにわたしも疑心暗鬼になっていた。
「でも、ステラちゃんの分、全部食べるわけにはいかないし。じゃあ、全部半分こしよ」
「わかりました」
何も食べないわけにもいかないので、わたしは結局それで手を打つことにした。
いつもより量が少ない食事だったけど、昼の事で食欲がなかったわたしにはちょうど良かった。
鎖につながれた生活の2日目がこうして終わった。
なんだか私だけで埋めるのは申し訳ないのですけど
広告だけで埋まるよりはマシとご容赦ください。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
お疲れ様ー
あぼーん
あぼーん
あぼーん
(85)
「僕、今日はちょっと出かけるから良い子でお留守番しててね」
次の日の朝食の際に雄一さんが言った。
「お出かけ……ですか?」
「うん、お昼頃には帰ってくるけど。僕がいないからって変な事しちゃ駄目だよ」
「へ、変な事って」
「今日も暑くなりそうだから、窓とドアを開けておくね。そうすれば風通しが良くなるし」
そう言って雄一さんは窓を開けると、食器をもって部屋から出ていった。
家にいるのはわたしだけ、何日か前のお墓参りの日のことを思い出した。
あの日、雄一さんと初めて身体を重ねて、次の日起きたらこんな状態で。
あのとき感じた憤りはいつのまにか薄れていっていた。
雄一さんはわたしの事を大事にしてくれるし、わたしもまだ雄一さんの事が好きなんだろうな。
そんな事をベッドの上で横になって考えていると、半開きになっていたドアを押し開けて黒いものが部屋に入ってきた。
「ジロウ!?」
それは以前庭で見た犬のジロウだった。
ジロウはわたしの驚いた声に反応したのか、真っ直ぐベッドに向かって歩いてきた。
「ジロウ、良いの? こんなところまで入ってきて?」
わたしが上半身を起こして言うと、ジロウは返事をするように一声鳴いてベッドに前足を乗せた。
そしてあの日のようにわたしの頬をペロペロ舐め始めた。
(86)
「く、くすぐったいよ。やめて、ジロウ」
わたしが言うとジロウは舐めるのを中断した。本当に言葉がわかっているみたいだ。
舐めるのを止めたジロウは今度はわたしの首元に鼻をあててクンクン匂いを嗅ぎはじめた。
いくら犬とはいえ、自分の匂いを嗅がれているのは何だか恥ずかしい。
そしてジロウは首輪から伸びる鎖を噛んで引っ張ったり、爪で引っかいたりしはじめた。
もしかしてわたしの事を助けてくれようとしてるのかな? まさかね……
「駄目だよ、そんな事してたら歯が駄目になっちゃう」
今度はわたしが言ってもジロウはその行為を止めようとしなかった。しかし金属でできた鎖は固く、しばらくしてようやくジロウは諦めたようだった。
再びジロウがわたしの身体に鼻を押し付けて匂いを嗅ぎ始めた。
首元からスタートして徐々に下へと移動していく。
少し湿った鼻の冷たい感触が移動していく先にあるのは……
そう思った瞬間、ジロウは再び舌を出してわたしの右胸の頂点付近をベロリと舐めあげた。
「だ、だめ、ジロウそんなとこ舐めちゃ」
わたしの言葉もお構いなしでジロウは舌を往復させる。
「んん、だめ、そんなにしたら」
わたしはその舌から逃れようと身を捩るものの、ジロウの舌はその動きにピッタリとついてくる。
やがてジロウの舌の動きにあわせて見え隠れする乳首が大きくなりはじめた。
だめ、こんなので感じるなんて……
そう思って必死にその刺激に耐えようとしたときだった。
ふいにジロウの顔が離れていった。
(87)
一旦顔を離すともうわたしからは興味を失ったように、ジロウはベッドから離れ部屋の中をうろうろしはじめた。
「ふぅ……」
安堵のため息と共に自分の身体を見下ろすと、明らかに右の乳首は左の物より大きくなっているのが見えた。
恥ずかしさで顔が上気する。雄一さんがいなくて良かった。
犬に舐められて大きくしているところなんて見られたら何て言われるかわからない。
と、その時部屋の反対側から物音が聞こえた。
そちらに目をやるとジロウが机の上に前足を乗せて物色する様に頭を振っていた。
そして机の横にはピンク色の四角いものが落ちていた。それは出かける前に雄一さんが置いていったローターのリモコンだった。
たぶんジロウの頭が当たって弾き飛ばされたのだろう。
「ジロウ、駄目だよ。あんまり散らかしたら」
わたしが言うとジロウは机から前足を下ろす。
そして床に落ちているリモコンを見つけるとそれに近づいていき、匂いを嗅いだり前足で弾いたり軽く噛んでみたりをはじめた。
「ジロウ、駄目だよ、それは玩具じゃないんだから」
わたしがそう言ってもジロウは止めない。そして次の瞬間だった。
「あぅ……」
ジロウが遊んでいるうちにスイッチが入ってしまったらしく、膣内のローターが細かい振動を始めた。
「ジ、ジロウ、だめ、おねがいそれをこっちに持ってきて」
わたしが慌てて言うとジロウは顔を上げ、再びこちらに寄ってきた。リモコンは床に置かれたままだ。
「ちがうの、そのリモコンを持ってきて、おねがいだから」
わたしは無駄と思いつつもジロウにお願いする。しかし言葉が通じるはずがなかった。
再びジロウが前足をベッドに乗せ、わたしの身体に顔を近づけた。まさか……
(88)
振動は極めて小さいためまだ多少は精神的に余裕があった。だけどもしまた敏感な部分を舐められたら……
「ジロウ、だめ。それだけは……あん」
身の危険を感じたわたしが後ろに下がろうとすると、追いかけるようにジロウの顔が近づいてきてわたしの胸を舐め上げた。
そのままベッドの上に完全にあがってきたジロウは、覆い被さるようにわたしの上にのしかかってきた。
わたしより少し大きいくらいのジロウの身体に私はなす術もなく押し倒されたしまう。
「やめて、おねがいだから」
震える声で懇願してもジロウには通じない。
仰向けで倒れたわたしの身体の上でジロウは身体を反転させると、わたしの股間に顔を近づけた。
わたしの目の前には逆にジロウの後ろ足の付け根があった。
わたしの股間のほうから微かなモーター音に混じって、ジロウが鼻を鳴らす音が聞こえた。
「そんなところの匂い嗅がないで……」
続いてジロウは舌を出して舐めようとした。しかし股間に密着した金属板がそれを阻止する。
わたしは初めて貞操帯に感謝した。何度か舌を往復させても効果がないと悟ったのか、ジロウが身体の向きを元に戻し三度胸を舐め始めた。
「だめ……やめて……」
わたしはもうジロウの身体の下ですすり泣くことしかできなくなっていた。
膣から送られてくる微かな刺激と、胸から送られてくる強い刺激が頭の中を埋め尽くしていく。
ここ数日で何度経験したかわからない限界が徐々に近づいてくる。
「いや……あん……いやぁ……いぬにイカされちゃうなんて……」
しかしジロウの舌は止まるどころか動きを激しくしていく。そして意識が弾けた。
「んんんぅーーー」
足がつま先まで伸び、身体が痙攣して腰が跳ねあがる。貞操帯のスリットからはジロウの唾液ではない液体が溢れ出した。
その反応に驚いた様にジロウが後ろに飛び退る。
「あぁ……」
ようやく痙攣が治まった頃、犬にイカされたという事実がわたしの中に広がっていく。
(89)
のろのろと顔を動かすと少し離れたところにいるジロウと目が合った。自己嫌悪に押しつぶされそうになる。
そんなわたしに対して、ジロウは1回イカせて満足したように部屋から去っていった。
残されたのはベッドの上で泣きつづけるわたしだけ。そして膣内ではいまだにローターが振動し絶頂の余韻が残るわたしの身体を休ませようとしない。
「ごめんなさい、雄一さん、ごめんなさい……」
時計を見るとまだ10時過ぎ。それから雄一さんが帰ってくるまでの間、ローターは止まる事がなかった。
「ただいま、ん、どうしたの?」
「あ……ぁ……」
結局イケたのは最初の1回だけだった。膣口からの弱すぎる刺激だけでは、どうしても途中までしかたどりつく事ができなかった。
途中で半ば無意識のうちに昨日のようにシーツに胸を擦りつけてみたけど、薬の力を借りたときほどの刺激は得られなかった。
それでも刺激がなくなったわけではなく、まるで脳が熾火であぶられているような状態が何時間も続きまともな思考力を奪っていった。
部屋に入ってきた雄一さんがわたしの異変に気付いた。
「なんでローターが動いてるの?」
雄一さんが床に落ちたリモコンを拾い上げてスイッチを切る。ようやく振動が止まる。
「ねぇ、何があったの?」
「ジ、ジロウが……」
朦朧とする頭で必死に言葉を紡ぐ。
「ジロウ? ジロウがやったの? これ」
「部屋に……入ってきて……リモコンで遊んで……」
「その内に偶然スイッチが入っちゃったんだ。いつ頃から?」
「10時……ころ……」
雄一さんが息を呑む気配が伝わってきた。
「そんなに……。何回イッたか覚えてる?」
「い……」
反射的に1回と正直に答えようとしたのをわずかに残っていた理性が押し止めた。その1回は……
「い、1回も……イッて、ないです……」
「1回も!? 何時間もあって?」
「だって、弱すぎて……どうしても……」
「そう、大変だったね。じゃあとりあえず1回イッていいよ」
その言葉と共に止まっていたローターが振動を再開した。さっきまでに比べかなり強い振動だった。
普段なら痛みを感じるかもしれないその強さも、何時間も焦らされた身体には快感しか感じられない。
(90)
わたしはあっという間に上り詰めていった。
「ああ……イキます……イク、あ?」
絶頂の手前でローターが止まった。
「ど、どうして、じらすんですか?」
またイク直前で止められたわたしは恨めしげに雄一さんを見た。しかし雄一さんも戸惑っているようだ。
「あ、あれ?」
リモコンのスイッチを何度か動かしている。しかしローターは微動だにしない。
「もしかして電池切れかな。いくら最小でもさすがに午前からずっとじゃなくなってるかも」
「そんなぁ……」
「ちょっと待ってて、すぐに買い置きの電池とってくるから」
そう言って雄一さんは部屋から出ていった。
少しして雄一さんは戻ってくると、まず太股の受信部の電池を交換した。
そのわずかな時間が気が狂いそうなほどもどかしかった。
続いてリモコンから古い電池を取り出し、新しい電池を差し込んだ瞬間だった。
今までにない強さの振動がわたしを襲った。
「んああ、だめ、つよすぎっ」
いくら焦らされた身体でもそれは強すぎた。身体の中を乱暴にかき混ぜられる感覚に、わたしは手足をばたつかせる。
「んああああ!!!」
痛みと圧倒的な快感に一瞬にして押し流された。
わたしがイッたのを確認してローターが止まる。それを感じながらわたしは意識を失った。
乙です。
(91)
目を覚ますと雄一さんの顔が間直にあった。
「ごめんごめん、電池を抜く前に目盛りが最大になっててさ」
「ひ、ひどいです」
わたしが涙目で訴えかけると雄一さんは申し訳なさそうな顔をしたけど、その目が少し笑っていた。
もしかしたらわざとやったのかもしれない。
「だから、ごめんって。起きられる?」
わたしは雄一さんの手に背中を支えられながら上半身を起こした。雄一さんもベッドに腰掛ける。
「それで、ジロウがこれで遊んでる内にスイッチが入っちゃったとこまでは聞いたけど、他には何かなかった?」
「そ、それは……」
まさかジロウにイカされたなんて言えない。
「な、なにもありません……」
「本当に?」
「ほ、本当です……」
「カメラ……」
雄一さんがそう呟いた。
「なっ!?」
まさか、また? わたしは慌てて部屋中を見まわした。目につくところには例のカメラはないように見えた。
「嘘だよ。今日はセットしてないから。でもその反応は何かあったって事だよね」
ハメられたと気付いたときには遅かった。わたしは俯いて唇を噛み締める。
「言えない?」
「言えません、絶対に……」
また涙が零れはじめた。
「わかったよ。そんなに辛いなら言わなくていいから泣かないで」
背中に当てられていた手が肩に回され少し引かれ、わたしは雄一さんの胸に身体を預ける形で涙が止まるのを待った。
「ごめんなさい、ごめんなさい……」
雄一さん以外にイカされたことによる罪悪感からか、いつしかわたしの口からは謝罪の言葉が繰り返し出ていた。
「謝らなくてもいいよ。無理に言わなくて良いから」
雄一さんは謝罪の意味を勘違いしているみたいだったけど、それでもわたしは謝りつづけた。
(92)
「今日は今までと少し違う感じでしてみようか」
晩御飯の食器を片付けて部屋に戻ってきた雄一さんがそう言った。
「違う……感じですか?」
雄一さんは引出しの中から4本の鎖と今手首に嵌められている枷に似た物を2つ取り出した。
そしてベッドの4本の足にそれぞれ鎖をつけると、わたしの足に枷をはめ手枷を連結している金具を外した。
ここまでくれば雄一さんが何をしたいのか容易に想像できた。
「もしかしてその鎖に?」
「そうだよ、ベッドの上で仰向けに寝てくれる」
「で、でもその後に何をするんですか?」
「大丈夫、痛い事はしないから。さあ、早く」
わたしには拒否権はなかった。しぶしぶベッドの上で仰向けになるとそれぞれの鎖に手首と足首の枷をつないでいく。
「痛くないよね?」
「は、はい……」
ベッドの上で大の字の形に固定された。痛いほどは手足を引っ張られてないけど動かす事はほとんどできない。
「じゃあ次は……」
再び引出しの中を探った後雄一さんは布でできた物を取り出し、それでわたしに目隠しをした。
厚い布のせいで真っ暗になった視界が身体を動かせない事とあいまって恐怖心を増幅させる。
(93)
「これで準備完了」
足の方から雄一さんの声が聞こえた。
「な、何をするんですか? 教えてください」
震える声でわたしは尋ねる。
「怖い?」
「あ、当たり前です」
「大丈夫だよ。痛いことはしないから」
「だ、だから何をするつも……きゃっ」
言葉の途中で右足の裏をなにかが掠めた。
「な、なに、なんですか!?」
もう1度何かが足の裏を掠めた。鳥の羽のような細い毛が集まった感触が右足の裏を行ったり来たりする。
「や、やだ、くすぐったいです。やめてください」
そこから逃れようと足を引くけど、すぐに鎖が突っ張って数センチしか動かせない。
しばらくしてようやくそれが右足の裏から離れた。
ホッとして息をついた直後、今度は左足の裏でそれが往復を始める。
「や、やめ、おかしくなっちゃいます」
左足へのその責めが終わった時には既にわたしの息は荒くなっていた。
次はどこにくるのか。全身に神経を張り巡らせて次の刺激に備える。
しかしそれは逆に全身の肌を敏感にさせて逆効果にしかならなかった。
脇腹、脇の下、首筋など、特にくすぐったさを感じるところを羽が行き来する。
笑いすぎておなかが痛くなってきた頃、急に刺激が止まった。しばらく待っていても何も起こらない。
「あ、あの、雄一さん?」
この行為が始まってから雄一さんは1度も喋っていない。
その事が目隠しされたわたしを更に不安に指せると共に、次にどこにくるのか予想する事すら困難にさせた。
(94)
「どんな感じだった?」
初めて雄一さんの声が聞こえた。どうやら今はわたしの横にいるらしい。
「くすぐったくて死んじゃいそうでした。どうしてあんなこと」
「でも、ここは大きくなってるよ」
羽が右胸の頂点を掠めた。くすぐったさとも快感ともつかないものが脳を駆け巡る。
「んあっ、だめ、そこは」
しかし羽を使った胸に対する攻撃はその1回だけで、一拍の後、別の感触が胸を襲った。
冷たくてぬるぬるした液体が右胸の頂点へと注がれる。
「ひゃぅ、こ、こんどはなんですか!?」
「ローションって言うんだよ。ぬるぬるして気持ち良いでしょ」
その言葉の後、雄一さんの手が胸の上に置かれ、その粘液を擦り込むように動き始める。
「だめ、ぬるぬるして、へんなかんじ……んぁ……」
そこに乾いた左胸に対する羽のの刺激が加わった。
同じ胸という部分への刺激なのに、右はぬるぬるした手で揉まれ、左は羽の先でくすぐるような刺激が繰り返される。
そのギャップがあっという間にわたしを追い詰めていった。
「だ、だめ、むねだけでイッちゃいます。もう……」
「もうイキそう?」
「はい、イキそうです。だめ、あぁ……」
もう少しというところで手と羽が離れていく。また焦らすつもりなのだ。
「イカせてほしい?」
少し笑いを含んだ声で聞かれた。恥ずかしさが邪魔をしてとっさに声が出ない。
「イキたくないならいいよ。僕はもう下に行ってるから」
その言葉通り雄一さんの足音が離れていく。
「ま、待ってください。イキたいです。イカせてください。おねがいですから」
わたしは慌ててその遠ざかる足音に向かって声を投げ掛ける。
「残念、時間切れだよ。じゃあね」
その言葉と共にドアが開閉する音がした。部屋の中に沈黙が訪れた。
(95)
「そんな、雄一さん、戻ってきてください! このままなんて嫌です!」
わたしはできるかぎり大きな声で呼びかける。しかし当然の様に返事はない。
こんな中途半端な状態で……
わたしは動かない身体を必死に捩らせて刺激を求めた。
しかしその程度で最後まで行けるはずがなかった。
「やだぁ、こんなの、イキたいのに……こんな」
溢れる涙は出るそばから目隠しに吸い込まれていく。
わたしは無駄だと分かっていても腰を振った。
じっとしていると本当におかしくなりそうだった。
「うぅ……雄一さん……戻ってきて……おねがい……」
何度目かの腰を上げた時だった。
いきなり両方の乳首を強い力で押しつぶされた。
「んああああ!!」
全く予想していなかった刺激に、なすすべもなく絶頂を迎えた。
足が指先までピンと伸びきり、さっきまでよりも凄い勢いで腰が上下に跳ねる。
「はぁ……はぁ……な、なにが……?」
「気持ち良かった?」
すぐそばで雄一さんの声が聞こえた。
「雄一さん!? どうして?」
「ずっと部屋の中にいたんだよ。ドアは単に開けてそのまま閉めただけ」
「そんな、じゃあ……」
「横でずっと見てたよ。ステラちゃんが泣きながら腰を振ってるとこ」
「いやぁ……もう外してください。目隠しも鎖も、お願いですから」
「駄目だよ、次のが終わったら外してあげるからもう少し我慢しててね」
「つ、次? まだ何かするんですか」
その言葉に絶望的な気分になった。
「じゃあ準備があるから少し待っててね」
そう行って再び足音が遠ざかってドアが開閉する音が聞こえた。
もしかしてまた部屋にいるかもしれないと緊張して身構えていると、少ししてまたドアが開閉する音が聞こえた。
今度は本当に出ていたらしい。
(96)
足音が近づいてきて、いきなり唇を重ねられた。
「んぅ!?」
驚いて少し開いた唇の隙間から液体が流れ込んできた。驚いてそのまま飲み込んでしまう。
「ぷはぁ……な、なんですか、今の」
「何か当ててごらん」
唾液にしてはさらさらしていて、特に味らしい味もなかったように思う。
だとすると、ただの水……?
でもわざわざ水を飲ませる必要がどこに?
「わからない?」
「わかりません、意地悪しないで教えてください」
「んー、でも少ししたら自然に分かると思うけど」
「え?」
その言葉を証明するようにわたしの身体に異変が起きた。
身体が熱くなり、背中にあたるシーツの感触、そして手枷や足枷の感触までもが快感として脳に押し寄せてきた。
「こ、これ、もしかして……この前の薬、ですか?」
「大当たり、効いてきた?」
ただでさえ目隠しで敏感になっているのに、その感覚はあまりにも強烈過ぎた。
背中がシーツと擦れるだけでイキそうになる。
「だ、だめです。こんなのほんとうにおかしく……あつっ」
突然お腹の上に熱い液体が一滴落ちてきた。それは人の体液にはない熱さだった。
それ以降も一定の間隔でポタリポタリと落ちてくる。
見えないところで次々に起こる異変にわたしはパニックになった。
「や、やめて……あぅっ……あつい……んぁっ」
一滴落ちるごとに身体が跳ねる。
その時、雄一さんの手で目隠しが押し上げられた。
支援
(97)
急に眼球に差し込んできた光に目が眩む。
それでもようやく取り戻した視界の中央、わたしのお腹の上には火のついた赤いろうそくが掲げられていた。
その先端からまた一滴、溶けたロウが落下していくのがやけにゆっくり見えた。
それがお腹の上に落ちる。その瞬間そこから電流が流れた様に全身に快感が突き抜けていく。
見ればわたしのお腹の上には既に点々と固まったロウが存在していた。
そこで再び目隠しが下げられ目の前が真っ暗になる。
「ゆういち……んあ……さん、やめ……くぅ……おねがい……」
周期的に繰り返される刺激に言葉が途切れ途切れになる。
「大丈夫だよ。これは普通より低い温度で溶けるから、この距離から落ちれば火傷にはならないよ。
それに薬の効果で大抵の刺激は気持ち良くになってるでしょ」
「それは……うっ……そうですけど……ぅあ……でも……」
それまでお腹の上をうろうろしていたそれは、やがて1つの方向性を持って移動を開始した。
徐々に身体の上のほうへと上がってくる。その先には……
「だ、だめっ……あん……それいじょうは……あぐぅ……こ、こないで」
わたしの願いも空しく、ついにそれが胸の上まで来た。わたしは必死に身体を揺らして乳首への直撃を避ける。
普通の肌でこんなに強い刺激なのに、敏感な部分にそれが当たったらと思うだけで恐ろしくなった。
その動きが功をそうしてロウは乳首の周辺へと落ちていく。それだけでも強烈な快感が走ったけど、直撃されるよりはマシだった。
「あんまり動くと狙いがつけにくいよ。まあでもいつまでもつかな」
確かに雄一さんの言う通りだった。もとを断たないかぎりいつまでも避けられる物でもない。
そしてついにその時が訪れた。
乳首に直接火を当てられたんじゃないかと思うくらいの刺激に、一気に頭の中が白く染まった。
「んんんぅーーー!!」
イッている間も乳首の上にはロウが落ちつづけている。そしてようやくわたしの痙攣が治まったところでロウは逆の胸へと移動を開始した。
「も、もう……やめて……」
全身の火照りはまだ全く治まっていない。それは前回の事から予想していた。
あの時も気が遠くなるほど何度も絶頂を繰り返してようやく治まったのだ。
(98)
反対の乳首にロウが落ちた事で、わたしはなすすべもなく再び絶頂を迎えた。
そこで降り注ぐロウが身体の上からいなくなった。
やっと終わった、そう思って息をつく。
ところが、刺激が止んでしばらくすると今度は物足りなさが込み上げてきた。
薬の効果がまだ切れていない。
わたしが背中をシーツに擦りつけ始めるのを見計らって、再びロウによる責めが開始された。
油断していたところにいきなり右足の甲にロウが落ちてきた。
その刺激に右足が跳ね、足首に繋がった鎖が突っ張る。
ロウはそこから徐々に足を上ってきた。
「そ、そこは、だめ……そこだけは……」
やがて膝を通り過ぎ太股を進んでくる。
「やめて、そこだけは、そんなところにされたらわたし……」
それまではわたしの言葉なんて聞かなかったロウの動きに変化が生じた。
足の付け根辺りで少し留まったかと思うと、再び身体の上から去っていった。
「え?」
安堵と切なさがないまぜになって訪れる。
今度は左足の甲にロウが落ちたかと思うと、ゆっくりと足を上ってくる。
しかしまた足の付け根まできて去っていく。
次はまた右足、その次は左足。交互に上ってきては足の付け根で去っていく。
それが何度か繰り返され、その回の左足の膝を越えたあたりで、ついにわたしは根負けした。
「お、おねがいします。さいごまで、さいごまできてください……じらさないで……」
わたしの口から弱々しくおねだりの言葉が漏れる。
「最後ってどこ?」
からかうような声。わたしは恥ずかしさのあまり唇を噛み締めた。
「て、ていそうたいの、すりっとからながしこんで、ください」
言ってしまった。自分からそこにロウを落としてほしいなんて。だけどこのままじゃ……
(99)
「そんなところを焼いてほしいなんてステラちゃんはエッチだね」
「うぅ……お、おねがいします、はやく……」
「わかったよ、次は最後までやってあげる」
再びロウが移動を始める。そして足の付け根まで来たときだった。
やっとくると思った瞬間、ロウの感触が消失する。
「な、なんで……」
抗議の声を上げようとした瞬間だった。一瞬の間を置いて股間にロウが落ちてきた。
気を抜いた瞬間に訪れた刺激で全てが吹き飛んだ。
「んあああ、イクぅ!」
陰核や膣口にくわえ尿道口も同時に焼かれた刺激でおしっこが溢れ出した。
「うわっ」
「あぁ……だめぇ……とまらなぃ……」
雄一さんの驚いた声に頭の隅に追いやられていた羞恥心が蘇る。
それでも、完全に出し切るまでその噴出が止まる事はなかった。
その噴出が終わったところでロウが再び股間襲い、すぐに次の絶頂が襲ってきた。
「だめ、またすぐ、だめぇーー!」
結局、薬の効果が切れるまでロウは股間の上から動く事はなかった。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
ようやく薬の効果が切れ、落ちついてきたところで目隠しが外された。
続いて手足についていた鎖が外され、両手は再び後ろで連結される。
あらためて自分の身体を見下ろすと、まるで血のように身体中に固まったロウがくっついていた。
特に股間に至っては貞操帯のスリットが塞がっているのではと思うほどの量だった。
そして股間の先の方にはシーツの一部がぐっしょりと濡れているエリアがあった。最初に秘唇を焼かれたときのおもらしだ。
連投阻止
(100)
わたしが慌ててそちらから目を逸らすと、雄一さんのモノが目に飛び込んできた。
既にズボンから取り出されたそれは、今までで1番大きくそして絶えずビクビクと跳ねている。
「ゆ、雄一さん、それ……」
「ステラちゃんに口移しで飲ませたときに僕も少し飲んじゃってね。やってくれる?」
そう言って腰が突き出される。
「は、はい……」
わたしはいつもの様に下を出してまず先端を舐めた。
「うっ」
「え?」
その一舐めで雄一さんのモノがビクンと大きく跳ねたかと思うと先端から大量の白濁液がほとばしった。
「きゃっ」
それはわたしの髪や顔にバチャバチャとあたり肌や髪の上を流れ落ちていく。
胸やお腹の上では白濁液と赤いロウで鮮やかなコントラストが形成された。
「こ、こんなにいっぱい……それにすごく熱い……」
自分の身体で知ってはいたものの薬の効果を改めて実感させられた。
「ご、ごめん、気持ち良すぎて」
そう言う雄一さんのモノは放出前と全く変わらない大きさを持ったままだった。
「まだ、終わってないんですよね」
わたしはそれを見て言う。
「で、でももういいよ。あとは自分で何とかするから。それより早くお風呂に入って洗わないと」
「わたしにやらせてください。雄一さんもわたしを最後までやってくれました。だから今度は雄一さんの薬の効果が切れるまでわたしが」
わたしは身を乗り出して再び雄一さんのモノに舌を這わせた。
雄一さんは1度腰を引いたものの、おずおずと腰を差し出してきた。
雄一さんのモノはその後3回の放出を終えてようやくもとのサイズに戻った。
その頃にはさすがに顎が疲れていたわたしはお風呂場に連れていってもらって身体についた白濁液とロウを洗い流してもらった。
連続支援して下さる方、感謝です。
一応(113)で完結ですのでできるとこまであげておきます。
(101)
次の日の夜、ついに恐れていた事態が発生した。
もうすぐ晩御飯という時間に、腹痛が襲ってきたのだ。
わたしはもともと便秘気味だったので、お通じのない日があるのも珍しくなかった。
その事はこの状態では幸いだったけど、だからといってずっとしなくて済む物でもない。
トイレに行きたいけど、でもこれだけは見られながらなんて……
そう悩んでいるうちに雄一さんが晩御飯を持って部屋に入ってきた。
「はい、晩御飯。ん、少し顔色が悪くない?」
床に正座するわたしの前にトレイを置いたところで、雄一さんはわたしの様子に気付いて尋ねてきた。
それに答えようとしたとき、言葉の代わりにわたしのお腹が鳴った。
「今の……お腹が空いた音じゃないよね? もしかしてお腹痛いの?」
「それは……」
「駄目だよ。どうして早く言わないの?」
雄一さんはそう言うとすぐに鎖を外して戻ってきた。
「ほら、早くトイレ行こう?」
雄一さんの言葉に、しかしわたしは俯いたまま立ちあがれない。
「どうしたの、立てないくらい痛いの?」
雄一さんが屈みこんでわたしの顔を覗きこむ。
「わたし、できません」
「できないって……?」
「無理です……おしっこのときでもあんなに恥ずかしいのに……大きい方のときまで横に人がいるなんて……」
涙が膝の上で弾ける。そんなわたしを雄一さんは眉を寄せて見つめていた。
ガンガレ!!
(102)
「おねがいします。大きい方のときだけで良いですから外に出ていてください。でないと、わたし……」
「我慢できずに、ここでしちゃうの? その方が恥ずかしくない?」
「それは……」
「それに僕が外に出てたら、終わった後ちゃんと拭ける? まさか拭かないで戻ってくるつもりなの?」
「うぅ……」
雄一さんの冷たい言葉に答えが返せない。その間もお腹からはキュルキュルと音が鳴り全身に鳥肌が立ち始めた。
「わかった。僕は外に出てるし、その手枷も今から外してあげてもいい」
「え……?」
「だけど、約束してほしい。絶対にこの前みたいな馬鹿な事はしないって」
顔を上げると雄一さんが真剣な顔でこちらをじっと見ていた。わたしはその視線を受けとめて答える。
「はい、約束します。もうあんな事はしません」
「うん、絶対だよ。じゃあ早く外さないとね」
雄一さんはそう言って身を乗り出しわたしを軽く抱きしめたあと、言葉通り手枷を外してくれた。
何日かぶりに手が自由に動くようになった。
その状態でトイレの前まで移動する。
「いい、絶対外から勝手に開けたりしないから鍵はかけないでね」
「はい」
わたしはそう言って渡された鎖の端を自分で持ってトイレに入りドアを閉める。約束通り鍵はかけずに便座に座った。
なんだかトイレの中が凄く広く感じられた。
(103)
無事に済ませてトイレを出ると廊下で雄一さんが待っていた。
何となくトイレで待たれているのは気恥ずかしいけど、もちろん中にいられるよりは何倍もマシだった。
「ちゃんとできた?」
「ト、トイレくらい1人でできます」
その質問にわたしは赤くなってうつむく。
「それはそうだろうけど、手は大丈夫? 普通に動く?」
ずっと拘束されていたせいでまだ少し違和感があるけど、普通に動かす分には問題なかった。
「大丈夫です。まだ少し違和感がありますけど」
「ごめんね、大変だったでしょ?」
雄一さんがわたしの手を取ってさすりながら謝ってくれた。
「いえ、わたしが馬鹿なことをしようとしたせいですから」
「まだ、ああいう事をしたいって思う?」
「いいえ。あの時は何だか混乱してて、裏切られたっていう思いだけが突っ走っちゃってあんなことを……
でも、わかりました。雄一さんはわたしのことを好きだって言ってくれるし、わたしも雄一さんのこと、すき、だって……」
さすがに最後の方は恥ずかしくて声が小さくなった。
「ありがと」
雄一さんが抱きしめてくれた。わたしも久しぶりに自由になった腕を雄一さんの背中に回す。
トイレの前なのが少しムードがなかったけど、なんだか凄く幸せだった。
「あ、でもわたし、まだ首輪とかは受け入れたわけじゃありませんからね」
雄一さんの腕の中でわたしが言うと、頭の上で雄一さんの苦笑が苦笑しながら答えた。
「まあ、それはおいおいね」
それはいつか外してくれるということなのか、それともいつかわたしが首輪まで受け入れると思っているのか
どっちとも取れる答えだった。
(104)
並んで歩きながら部屋戻る途中で、雄一さんがふいに言った。
「そう言えばステラちゃんさ」
「なんですか?」
「手をつかえるようになったのに隠そうとしないよね、胸とか」
「きゃっ」
言われて気がついた。この4日間雄一さんの前ではずっとこの格好だったから慣れてしまっていたのだ。
そんなことに慣れてしまったことに自己嫌悪を覚えながら、慌てて両手で胸と股間を隠してしゃがみこんだ。
「なにも今更隠さなくても良いのに」
雄一さんが苦笑いを浮かべながらこっちを振り返った。
「だ、だって、雄一さんが変な事言うから」
「そうだね、黙っていれば見放題だったんだから失敗だったかな」
「もう……」
「とにかくそんなところで座ってないで部屋まで行こうよ。そしたら着るもの用意してあげるから」
そう言われておずおずと立ちあがり、両手はそれぞれ胸と股間に当てたままで歩き出した。
部屋に戻って鎖を固定すると、雄一さんは1度部屋を出てパジャマをもって戻ってきた。
あの日、雄一さんの部屋で脱いだきりになっていたパジャマだ。
わたしは下着はつけずにそのパジャマを着た。上着は前でボタンを止めるタイプなので首輪の鎖があっても問題なく着る事ができた。
手が動かせるようになってパジャマも着て、もちろん鎖があるから移動範囲は限られるし
ズボンの下にはショーツの替わりに貞操帯なんてものがあるけど、かなり普通の状態に近くなった。
そして晩御飯が始まった。手が使えるようになったわたしは自分で箸を使って口に運ぶ。
そんなわたしを雄一さんはじっと見ていた。なんだか食べているところをじっと見られていると恥ずかしい。
「あ、あの、あんまり見られてると食べにくいんですけど」
「でも、手持ち無沙汰でさ」
「なら雄一さんも一緒に食べたらどうですか? もうわたしにつきっきりになる必要もないんですから」
「うーん、そうだね、僕もこれからはここで食べようかな」
「そうですよ。2人で食べた方がきっとおいしいです」
「うん、じゃあちょっと待っててくれる?」
「はい」
わたしが答えると雄一さんは立ちあがって部屋から出ていった。わたしは一旦箸を止めて待つことにした。
さげ
(105)
「おまたせ」
雄一さんがもう1人分の食事をトレイに乗せて持ってきた。
「じゃ、いただきます」
雄一さんが食事を始めるのを見て、ちょっとした悪戯心がわいてきた。
「雄一さん」
「ん、なに?」
わたしは自分のお皿からおかずを1つ摘むと、雄一さんの口元へと差し出した。
「はい、あーんしてください」
「な、なに、いきなり?」
突然の事に面食らったのか雄一さんがどもりながらこちらを見る。
「いいじゃないですか。せっかく手が使えるようになったんですから。ほら、あーんしてください」
「だ、だけど、恥ずかしいよ」
人にはあれだけやっておいても、自分がされるのはやっぱり恥ずかしいらしい。雄一さんの顔が見る見るうちに赤くなっていく。
「何言ってるんですか。わたしには今まで毎食やってくれてたのに」
「でも、あれはステラちゃんが手を使えないから仕方なく……」
「ひどい、仕方なくやってたんですか」
わたしは大げさなくらい声に不満を込めた言った。自分でも驚くくらい手の自由と服のおかげで開放的になってるようだ。
「いや、そういう意味じゃなくて……あーもうわかったよ、あ、あーん」
ヤケになったように雄一さんが大きく口を開いたところで、その中へおかずを入れる。
「おいしいですか?」
「おいしいよ」
雄一さんはそれを咀嚼しながら答える。
「そうですか、良かったです」
「良かったって……これ作ったの一応僕なんだけど」
そう言えばそうだった。
「でも、自分で食べるのより美味しく感じませんでした?」
「かもね」
そう言ってわたし達は笑い合った。結局その後はお互いに食べさせ合うばかりでその時点でわたしのお皿に残っていた分はほとんど雄一さんの胃に入っていった。
逆に雄一さんの分も半分くらいわたしの胃に収まったけど、やっぱり自分がやられるのは恥ずかしかった。
でもそれは嫌な恥ずかしさではなかった。
(106)
お風呂に入って部屋に戻って話をしているときだった。
「ステラちゃんって、いつもあんな感じなの?」
突然の質問になんのことを聞かれたのか分からなかった。
「あんな、って何のことですか?」
「トイレ、大きい方の回数って言うか周期って言うか。昨日と一昨日はなかったでしょ。いつもこれくらい間が開くの?」
「そ、それは……」
「いつもこんな感じなら、まあ、良くはないけどそう心配するほででもないかもしれないけど
そうでないなら身体を壊してるのかもしれないからさ」
「えーと、もともと毎日あったわけではないんです。今回は少し長めでしたけど……」
わたしが小声で答えると、雄一さんは少し考え込んだ。
「少し運動不足なのかもね。歩くのもこことトイレの間くらいだしちょっと散歩にでも行ってみる?」
「散歩……ですか?」
確かにずっと部屋の中にいるので外の空気を吸ってみるのも良いかもしれない。
「行きたいです。でも服はどうするんですか?」
「それで良いんじゃないかな。こんな時間だし人なんてほとんどいないよ」
「で、でも、万が一見られたら……」
「ならいっそのこと裸で行ってみる? もしかしたら歩いているだけでも感じちゃうかも」
雄一さんがニヤニヤしながら言った。
「もう、わかりました。パジャマでいいです。雄一さんってときどき凄く意地悪ですよね」
「そう?」
「そうです。特に……その、エッチの時とか……」
自分で言っていて恥ずかしくなってしまった。
「そうかもね。好きな子をいじめたくなる心境ってやつかな」
雄一さんは笑いながらいうと鎖を外して戻ってきた。いじめられる方の身にもなってほしい。
(107)
玄関で靴をはいて外に出る。久しぶりの外出は8月終わりの蒸し暑さにもかかわらず何だか気持ち良かった。
「それにしても、パジャマもそうですけど首輪、なんとかなりませんか。誰かに見られたら……」
「大丈夫だよ。ほら人なんていないでしょ」
確かに道に出ても人気はない。この辺りは家もそんなに多くないしこの時間では歩いている人は稀なのだろう。
「せっかくだし四つん這いで歩いてみると気分が出るかもね」
雄一さんは笑い混じりに言うと手に持った鎖をジャラリと鳴らした。
「そんな気分出したくありません!」
その音に顔が熱くなって反射的に大きな声が出た。部屋で言ったばっかりなのにまた意地悪言うんだから。
「ほら、いくら人通りがなくたって、あんまり大きな声だすと近所の人が出てきちゃうよ」
雄一さんに言われて慌てて口を両手で押さえた。
「だ、だって、雄一さんが変な事ばっかり言うから……」
今度は小声で言う。
「ごめんごめん、それでどこか行きたいところはある?」
そう言われても私はこの辺の地理には詳しくない。そう言おうとしたところで、ある考えが閃いた。
「あの、公園に」
「あの公園って、でも……」
「お願いします」
わたしが真剣に頼むと雄一さんは気乗りしないようだったけど、了承してくれた。
5分ほど歩いて例の公園の入口までたどりついた。
あの日の事が思い出されて、夏だというのに全身を寒気が包み込んで足が止まった。
「やっぱりここは嫌? 別の所に行こうか?」
雄一さんが私を気遣うように言ってくれる。でもわたしは首を振った。
「いえ、あの場所まで連れていってください」
少し声が震えたけど、決意を込めてわたしは言った。
「わかった」
雄一さんが歩き始める。わたしもその背を追うように一歩を踏み出した。
sage
(108)
途中何度も足が止まったけど、雄一さんはその度にわたしが自分で歩き始めるまで待ってくれた。
そしてあの日男達によって陵辱された現場までようやくたどりついた。
当然男達はいなかったけど、恐怖で膝が細かく震え喉がカラカラに渇く。
「ねぇ、やっぱり戻ったほうが……」
さすがにその様子に雄一さんがここを離れることを提案した。
「だ、大丈夫です。それより、雄一さんにお願いがあるんです」
喉が貼り付くようで声を出すのが困難だった。
「なに?」
「ここで、抱いて、ください」
わたしは一言一言力を込めて言った。雄一さんは突然の言葉に戸惑っているようだ。
「わたし、今でも怖いんです、この場所が。忘れようとしても忘れられなくて、部屋にいても思い出しちゃって」
「当たり前だよ。あんな事があったんだから」
「でもそれじゃ嫌なんです。ここは雄一さんと出会った場所でもあるから。
あれは仕組まれた出会いだったかもしれないけど、それでもわたしにとっては雄一さんと出会った大切な場所だから」
言葉の途中で涙が流れ始めたけど、それでもわたしは言葉を続けた。
「だから、もう1つ大切な思い出を作って、それであの日の嫌な記憶なんて……」
突然唇を塞がれた。驚いて目を見開いたわたしの前には雄一さんの顔がある。数秒の後、重ねられた唇が離れていく。
「もういいよ、わかったから」
雄一さんは優しく言って、わたしを木を背にするように立たせた。
(109)
再び唇が重ねられる。
今までの触れるだけのキスとは違い、しばらくすると雄一さんの口が薄く開き
その隙間から舌が出てきてわたしの唇をノックした。
応じるようにわたしも少しだけ口を開くと、雄一さんの舌がわたしの口の中に入ってきた。
他人の舌で口の中を舐められる奇妙な感触。
やがてわたしの舌を探し当てた雄一さんの舌が絡みついてきた。
合わせた口元からピチャピチャと水音がして頭の芯を痺れさせていく。
続いてパジャマの上から胸に手を当てられた。揉むとは言えないほどのボリュームの胸の上で指が上下する。
「んふぅ……ふぁ……」
合わせた口の端から吐息が漏れた。
やがて舌が引きぬかれて雄一さんの顔が離れていく。
名残を惜しむように2人の口の間に唾液の橋が架かり月光を反射した。
雄一さんはポケットからローターのリモコンを出すとスイッチを入れると、弱めの振動が膣内で始まった。
「ん……ぁ……」
「パジャマ、脱がすね」
うつむいてその振動に耐える私に雄一さんはそう言うと、胸に当てていた手を移動させてボタンに手を掛けた。
初めて肌を合わせた日のように、一つ一つボタンがはずされていく。
あの日とは違い下着を着けていないために、開かれたパジャマの間から肌が露出した。
「もう、少しだけ大きくなってるね」
その隙間から見える乳首の状態をみて、雄一さんが直接指で触れる。
「んん、恥ずかしいです」
パジャマの上着が腕から抜かれていく。次にズボンに手が掛けられ下ろされていった。
足を抜くと、身に着けているのは首輪と貞操帯だけという今日のお昼までの状態になった。
そこまでして、胸への愛撫が再開された。
左胸には再び手が当てられ、手の平全体を使って揉むと同時に指の間で乳首を挟んで刺激してくる。
反対側には手の替わりに雄一さんの顔が近づいてきた。
しかし直接乳首に向かわず、その周辺を円を描く様に下を這わせ始めた。
ぬるぬるとした舌先の感触が乳首のすぐそばを通るのに触れてこないのがもどかしい。
(110)
「ど、どうしていつもじらすんですかぁ……」
「だって、おねだりするステラちゃんは可愛いから」
そう言って雄一さんは舌を動かしつづける。
膣内の弱い振動と左胸の直接的な刺激、そして焦らされつづける右胸の感覚に頭の中が霞みがかっていく。
「うぁ……おねがいです……もっとつよく……」
我慢できずにおねだりした直後、それにようやく答えるように右の乳首が口に含まれた。
焦らされて大きくなった乳首の上で舌先が往復する。そして膣内のローターの動きも一段階強くなった。
「いい……です……すごく……」
3箇所からの責めに徐々に上り詰めていく。そしてそれまで舐められるだけだった乳首に軽く歯が立てられたのがスイッチになりわたしは最初の絶頂を迎えた。
その痙攣が収まったあと、わたしは背後の木にもたれかかってずるずると座り込んでしまった。
「はぁ……はぁ……」
座り込んだままで息を整えるわたしの前に屈みこんだ雄一さんは鍵をとりだすと、貞操帯の鍵穴へと差し込んだ。
股間に当てられていた金属板は既に分泌された液体でぬるぬるになっていて、股間から剥が際に太い糸を引いた。
「凄い濡れ方だね」
「だ、だって……んぁ」
振動を続けるローターが引きぬかれる感触に声が漏れる。
雄一さんは金属板と同じくぬるぬるになっているそれを1度陰核に当てると、太股の受信部を固定していたテープを剥がして横に置いた。
「これだけ濡れてれば、もう入るかな」
「はい……」
わたしがそう答えると雄一さんはズボンから自分のモノを取り出した。
そしてしばらく考えたあと、そのまま地面に座ってあぐらをかいた。その中心では天に向かって雄一さんのモノがそそりたっている。
入れてもらえると思ったわたしは首をかしげた。
「あ、あの……?」
「今日はステラちゃんが入れてみてよ。それならステラちゃんが好きに動けるし」
わたしが……?
「あの、でもどうやったら」
「まずは僕の足の上で跨いで」
震える足で立ちあがり、言われるままに雄一さんの足を跨ぐ。
こうするとちょうどわたしの腰の下に雄一さんのモノがあった。
「そう、そしたらそこから腰を下ろして入れるの。片手を僕のに添えるとやりやすいと思うよ」
(111)
わたしは雄一さんの肩に手を置いてゆっくりと腰を下ろしていった。途中で片手を肩から離し雄一さんのモノに添えた。
手の平から伝わる熱くて固い感触に膣口からは新たな粘液が分泌された。
それが糸引いて落ちていきちょうど雄一さんのモノに当たった。
「あはは、これで入りやすくなったかもね」
雄一さんの言葉にわたしの顔はこれ以上ないくらいに熱くなった。言葉も返せずに腰を下ろしていく。
添えた右手で微調整をしながらようやく膣口に雄一さんのモノの先端を当てることができた。
「ステラちゃんのペースでいいからね」
雄一さんが言う。この姿勢だとちょうど目の高さが同じくらいになり目の前に雄一さんの顔がある。
「はい、いきます」
わたしは1回うなずくと腰を沈めはじめた。
直後、先端の一際太い部分で膣口が押し広げられた感覚に足から力が抜けた。
「んああああ」
自分の体重で一気に身体が下がっていき、反対に雄一さんのモノが凄い速さでわたしの膣内に入ってきた。
そしてその勢いを維持したまま、モノの先端が子宮口を突きあげる。
その衝撃に意識が弾けた。
「だめっ、イキます!」
膣壁が収縮し雄一さんのモノをそれまで以上に強く締め付ける。
反射的に雄一さんの首に回した左手に力がこもり、爪が食い込みそうなくらい背中に押しつけた。
全身がガクガク痙攣する。
「はぁ……はぁ……」
雄一さんの肩に額を乗せて荒い息をつく。
「もうイッちゃった?」
耳元で雄一さんが囁く。
「ご、ごめんなさい、わたしだけ……」
わたしの中にある雄一さんのモノはまだ固いままだ。
自分だけイッてしまったことに罪悪感がわいてきた。
(112)
「謝らなくてもいいよ。まだ動けそう?」
わたしはもう1度足に力を込めて腰を浮かそうとした。
「んんっ……だ、だめです。上手く力が入らなくて」
2度の絶頂の余韻で足に思うように身体が動かない。
「ごめんなさい、ごめんなさい……」
申し訳なくて涙が溢れてきた。
「僕の方こそごめんね。僕が変な事言い出したせいで」
雄一さんはわたしを慰めるように背中をさすりながらそう言ってくれる。
「あの、雄一さんの方で動いてもらえますか?」
涙が止まったところでわたしは提案した。
「でも、大丈夫?」
「はい、わたしの方ではまだちょっと動けませんけど。それにこのまま雄一さんにイッてもらえない方が辛いです」
「そう、ありがと」
雄一さんはそう言ってわたしの頬に口付けして、わたしの腰を抱えて持ち上げた。
中にあったモノが引きぬかれていく感触に全身が震える。
そのまま1度完全に引きぬくと、雄一さんはわたしの身体を反転させた。
わたしはそれによって両肘両膝をついた四つん這いの姿勢になる。
雄一さんは膝立ちになって背後からモノの先端をわたしの入口へと当てた。
「いくよ」
その声と共に再び雄一さんが膣内に入ってきた。
雄一さんのモノがわたしの中を何度か往復する内にまた限界が近づいてくる。
先にイッてしまわないように唇を血が出るくらい噛み締めて必死に耐えたものの、それでも長くは持たなかった。
「だめ、また、イッちゃいます」
「僕も、もうすぐだから」
背後から雄一さんの声が聞こえた。
「中に、中にください。もっと雄一さんを感じさせてください」
そこまで言ったところで一際強く奥を突かれて3度目の絶頂が訪れた。
「イク、イキます」
喉を仰け反らせて雄一さんのモノを締め上げた瞬間、膣内で爆発が起こった。
熱い液体が身体の中を埋め尽くしていく。
「あ、あついのが……いっぱい……」
sage
(113)
少しの間気を失っていたらしい。
気がつくと木に背中を預ける様に座らされていた。
既にモノを引きぬいた雄一さんは横でわたしの髪をなでてくれていた。
「ん……」
身体を少し動かした拍子に、奥に残っていた液体がとろりと溢れ出した。
「どう、良い思い出できた?」
「はい……」
「そう、良かった。じゃあ帰ろうか。……立てる?」
雄一さんに手を引かれて立ちあがると、膝がガクガク震えて崩れ落ちそうになった。
それを見た雄一さんがわたしを抱えあげる。以前お風呂場から出る時にもしてもらったお姫様抱っこというやつだ。
「は、はずかしいです……」
「大丈夫だよ、人なんて通らないから」
そう言って雄一さんが歩き始める。その振動が心地良かった。
(114)
「もう首輪もいらないかな」
帰る途中で雄一さんがポツリと言った。その言葉にわたしは少しだけ寂しさを覚える。
「あ、あの……」
「ん、なに?」
雄一さんがこちらに顔を向ける。わたしは視線を合わせて言う。
「あの、鎖は……外してほしいですけど、その、首輪は……」
そこで1度言葉が途切れた。わたしは意を決して少しの沈黙のあと言葉を続ける。
「家の中では着けていて、いいですか?」
「どうして?」
「これを着けてると、その、雄一さんのものになったって安心感があって」
「そう? もちろんステラちゃんが着けていたいならいいよ。でもそんなのなくたって僕は君のこと離さないけど」
「それ、首輪つけられたときわたしも言いました。こんなのなくてもずっと一緒にいるって。雄一さんは信じてくれませんでしたけど」
わたしは少しだけ口を尖らせて言う。
「そうだっけ?」
「そうですよ」
わたしは少しだけ声を出して笑うと、雄一さんの首に回した手に力を込めて上半身を引き起こした。
「うわ、あんまり動くと危ないよ」
そう言って慌ててわたしの下に回した手に力を入れてバランスをとろうとする雄一さんの頬にわたしは口付けた。
触れるだけの一瞬のキス、そしてわたしは耳元で囁いた。
「大好きです……。ずっと、一緒にいてくださいね」
雄一さんが笑顔でうなずいた。
!?
改行エラーのせいで予定より1回分多くなりましたけど
この話はこれで一応完結です。
当初の予定では結構暗い話になる予定だったのですが
いつのまにか妙に甘い話になってしまいました。
最後に、こんな時間でありながら連続支援していただいた方に改めて感謝します。
もちろんこんな無駄に長い話を読んでいただいた方にも。
あぼーん
あぼーん
362 :
名無しさん@ピンキー:03/08/10 01:57
お疲れさまです。
全話愛読させていただきました。
次回作を期待します。
あぼーん
あぼーん
>>359 >>362 ありがとうございます。
次に書きたいものもあるのですが
事情により家を少しの間離れるので
早くても10日後くらいになると思います。
あぼーん
人外様
乙ですー。
次作も楽しみにしてます。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
371 :
名無しさん@ピンキー:03/08/12 18:12
あぼーん
ヘア解禁殿は忙しいのかな?
374 :
名無しさん@ピンキー:03/08/13 11:56
保守
白いブラウスに股下7センチの超ミニの制服。茶髪のストレートロング、日焼け、薄化粧、そしてさえない男子達を嘲笑うかのような、生意気な態度…17才の高飛車ギャル女子高生、伊東和美がクラスメイト達に辱められる話をこれから書きます。
どんぞ
薄化粧なんだよね?山姥じゃないよね?
1
「オイッ!こっち見てんじゃねーよ!キモい奴!」
「み、見てません」
「嘘つけ!チラチラ見てただろ!スカートのあたりを!失せろよ、バカ!」
「す、すいません」
「フフフッ、バーカ」和美とやや地味でさえない男子達との間には、このようなやりとりは日常だ。
和美の短過ぎるスカートには男子なら誰でもつい目がいくものだろう。股下10センチもないぐらいで、少しでも体を曲げればパンティが間違いなくあらわになるであろう。和美はあえて、そういう男子達の視線を楽しみつつ、馬鹿にすることを日々楽しんでいた。
2
健と寛の会話
「和美の奴むかつくなあ!高飛車なんだよ」「でもお前見てたんだろ?」
「だってよぉ、ありゃたまんねーぜ!パンツ見えそーでよー!」
「あぁ、エロいよなぁ、この前はヒモパンだったらしいぜ!」
「マジかよ!?クソー!ムカつくけど超見たいぜ!」
「お前和美でヌイてるんだろー?」
「お前こそ和美のパンチラ思い出してオナってんだろー!」
「よー、お前ら何話してんだよ!」
「おぅ、信と光かぁ」
「あー、和美ねぇ、確かにあれはたまらん」「他の奴らも同じようなこと言ってるぜ」
「そーか、ちっと作戦を…」
あぼーん
そんな会話をしている健だったが
誰にも言えない秘密があった。
その時、健の視線が和美の背後を歩いていた男に向けられていたことを。
スポーツで鍛え真っ黒に焼けた逞しい体に1の視線は釘付けだったのだ。
「ゴクリ・・・、なんていい男なんだ・・」
そんな1の密かな楽しみを奪い、更には勝手な自意識過剰で罵倒した和美を1は許せなかった。
「そんなに見られたいなら見てやろうじゃないか・・」
「いや・・お前の醜い体を学校の皆に曝け出してやるよ・・・」
男にしか興味の無い健であったが、思わず股間が熱くなるのを感じたのだった。
3
昼休みのいつもと変わらぬ光景。
机上で脚を組みながら他の女子と談笑する和美。今にも脇からパンティが見えそうな状態である。視線を感じた和美の目は健へ向けられた。
「おい!てめえ、また見てただろ!キモイって言ってんだろ!」
いつもなら、ここで苦笑いを浮かべながら逃げるしかなかったが、今日は様子が違った。「はぁ、お前が見て欲しそうだから見てやってんだよ!」
「ああん!あんた何言ってんのよ!」
「うるせーよ!なぁ、今日はどんなパンティはいてんだ?高飛車な和美ちゃん!」
「何アンタ!馬鹿じゃないの!」
382 :
名無しさん@ピンキー:03/08/13 21:52
「やめろよ健。和美が嫌がっているだろ?」
思わず振り向いた健の目の前には
同じ部活の先輩である茂の姿があった。
「先輩・・・!」
和美と健から同じ響きの声が上がった。
思わず驚き顔を見合わせる二人の様子に
茂は何も気付かなかったようだった。
4
「だから、どんなん履いてるんだか教えろって言ってんだろ!」
「バカ!キモイんだよ!変態ども」
「教えないなら見てやるから机から降りろよ!オラァ!」
和美が机のうえから降りた瞬間、健が思い切り和美のスカートをまくりあげた。
「キヤッ!何すんのよ!」
「スゲー!豹柄はいてんじゃん!しかもヒモつき!こいつエロいよなぁ!」
「ふざけんじゃねーよ!」
とスカートを押さえながら健に言う和美だったが、今度は後ろからバサッ〜
寛がスカートをめくりあげた。 「オー!ホントに豹履いてるぜこいつ!」
続きまだー?
5
「やめろって言ってんだろ!」
和美が寛に振り向いた瞬間、健がまた後ろから、バサバサッ〜〜
「やっぱスゲー!」
「ふざけんな!」
和美は両手でスカートを強く押さえるが、信と光も加勢し、前から後ろからスカートめくられ放題。
「オラァ!もっと見せろよ!」
「スケベなパンティ履きやがって!」
「いつも見せまくってんだろ!」
「生意気なんだよ!てめー」
他のクラスメイト達も大騒ぎ。男子達は和美を囲んで健達をあおり、女子達は関わりたくないがため、見て見ぬふり。
「やめろ!やめろ!やめろよー!変態!」
抵抗する和美
あぼーん
388 :
名無しさん@ピンキー:03/08/14 00:34
6
「和美、もっと見られたいだろ?これからスカートおろしてやるからよ!」
「いやぁ!ふざけないで!やめろぉ!」
「和美を押さえろ!」信と光が和美の両腕を押さえる。
「離せ!いやぁぁ!」「抵抗しても無駄なんだよ!みんな〜!和美に注目して下さい!」健の手が和美のスカートの裾に。
「イヤァァ!やめて!やめて!」
「カウントダウン!5〜4〜3〜」
「やだ!やだ!やめろー!」
「2〜1〜0!」
ズルズルゥ〜
健が一気に和美のスカートを足首までおろした。豹柄で横ヒモ、少し小さめのパンティが完全に曝け出されてしまった。
sageようね>>Mサン
391 :
名無しさん@ピンキー:03/08/14 00:58
しっつれいしました
7
「オォォー!スゲェ」クラス中の男子の目が和美のパンティに釘づけになった。
「やだぁ!見ないで!見ないでぇ!」
少し恥ずかしさで顔を赤らげる和美。
「みんなお前のエロいパンティ見たくてたまんないんだよ!みんなもっと近づいて見てやれ!」
「やめてー!見ないでよー!」
カシャ!
クラスの一人が携帯カメラで和美のパンティ姿を撮りだした。すると、
「俺も」「オレも撮るぞ!」カシャカシャ!カシャ
「いやっ!撮らないで!撮るな!変態共!」「みんなで撮影してやれー!和美のセクシーショットをな!」
エアコンの効き過ぎなのか部屋が寒すぎるw
いやスレかな・・・?
>375,392
>>1 をよく読め。ちゃんとsageろ。
395 :
名無しさん@ピンキー:03/08/14 09:36
396 :
名無しさん@ピンキー:03/08/14 12:10
397 :
名無しさん@ピンキー:03/08/14 12:12
私は昨日の夜からずっと緑色の得体の知れない触手に犯されている。
ピッコロさん
399 :
デカルトプラス:03/08/14 21:23
トイレの洋式便座の上に座りながらミサトはシンジのペニスを片手で扱き上げた
「意外とデカイのね。シンジクン」
子供扱いされたような気がしたシンジはむっとした。
「馬鹿にしないでください。セックスくらいできます・・」
「あらら。怒らせちゃったかしら」
シンジのペニスをしごいていたミサトは手を動かすのをやめてシンジの顔を見上げた。
「み、ミサト、僕だってお、男なんだ、だから・その・・」
シンジが必死に大人ぶる様子を見てミサトは苦笑した。
「・・じゃあ、生でアタシのオマンコにペニスを入れてイク瞬間に外に出せる?」
400 :
67297:03/08/14 21:25
401 :
デカルトプラス:03/08/14 21:35
〜続
「だ、大丈夫」
「じゃあやって見せてもらおうかしら」
ミサトは便座から立ち上がるとタイトスカートをもってめくりあげ
下着をゆっくりと膝まで下げる。
。
シンジは胸をドキドキさせながらその様子を見ていた。
ミサトはシンジにヒップを向けた。
右手で性器をパックリと広げた。
シンジのペニスを触っていた時からすでに
感じていたらしくもうすでに愛液で潤んでいた。
中のピンク色の肉が薄暗いトイレの中でもはっきりとわかる。
402 :
名無しさん@ピンキー:03/08/14 23:55
はよ続きかけや
「もうやめて!いい加減にしてよ!」
体を揺らしながら、和美は抵抗するが、両腕を捕まれ身動きが取れない。
「無駄だ!みんなお前のことを辱めたがってんだよ!誰か他のクラスの奴らも呼んできてやれよ!」
「イヤー!やめて!」「やめてじゃねーだろ!こんなエロいパンティ履きやがって!みんなに見て欲しいんだろーが!」
「違う!見せたくない!」
他のクラスからも次々に野次馬がやってくる。和美の周りの人垣は何重にも膨れあがっていく。
「うわぁ!凄エ!たまんねぇ!」
「我慢できねー!」
「見ないで!みんな見ないでぇ!」
404 :
名無しさん@ピンキー:03/08/15 03:25
405 :
名無しさん@ピンキー:03/08/15 08:40
406 :
名無しさん@ピンキー:03/08/15 09:31
407 :
67922:03/08/15 09:55
408 :
名無しさん@ピンキー:03/08/15 10:04
あぼーん
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
411 :
名無しさん@ピンキー:03/08/15 18:30
412 :
名無しさん@ピンキー:03/08/16 00:43
9
いつのまにか和美の周りは他のクラスの男子達を含め、何重もの人垣で膨らんでいた。
その大半が、今まで自分達を小馬鹿にし、高飛車な態度を取ってきた和美が、スカートを脱がされパンティを曝け出した姿で晒し者になっている…
そんな和美を嘲笑いたいという感情である。「オイ和美!四つん這いになれよ!」
「イヤッ!もう離して!」
「黙れ!オイッみんなで和美を四つん這いにさせろ!」
「イヤァァ!」
いくら抵抗してもどうにもならない。男子数名に、和美は無理矢理四つん這いにさせられた。
10
「たまんねぇなぁ!そのカッコ!なぁ、和美ちゃん」
「もう、やめて…離してよ…」
「オッ、後ろスゲェぞぉ!パンティからオマンコはみ出そうだぜ」「マジかよ!みんな、後ろからよく見てやれよ!」
「やめてぇ!見ないで、見ないで!」
「和美のスケベパンティの中はどうなってるのかなぁ」
健の手が和美のパンティの横ヒモにかかる。「いやぁぁぁぁ、やめて!お願いだから」
「ん、聞こえねーよ」「もうやめてください、お願いします…」
「じゃあよお、自分でスケベな女だって白状しろよ!そーすればやめてやるよ」
「そ、それは…」
11
「早く言え!ヒモほどくぞ!」
「私は‥す、凄くスケベな‥女です…」
「聞こえねーよ!もっとおっきな声で!」
「伊東和美は…凄くスケベな女です!」
「いつも、そんな短いスカートはいてどーしてたんだよ?オイッ」「それは…」
「どーなんだ!」
「いつも、ち、超短いスカートで…パンティを…チラチラ…」
「ハッキリ言え!」
「いつも、超短いスカートで…わざとパンティをチラチラ見せてました…」
「聞いたかよ!ホントエロい女だな、コイツは!で、今日はどんなパンティ履いてんだ?自分の口で言ってみろよ!」
キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!
正直、これ結構好きだな。
微妙な文体だけど、うん。このまま突っ走ってくれたまえ。
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6
「ね、由美子先輩って、丸山先輩の肉奴隷なんでしょ?」
ユカは親指を軽く咥えながらいたづらっ子の目になって言った。
「そんなことまで知ってるのか」
最近、秀夫はユカの自宅から彼女を出迎えると、一緒に学校に向かっていた。
もちろんユカのリクエストなのだった。
注文の多い娘だった。
しかし毎朝、子猫のように親しげに体をすりよせてくる愛らしい少女と登校するのも悪くはない。
「屋上から生徒会室がのぞけるのって知ってました? たまたまその時、見ちゃったんです」
そうなのか。それではこれからは必ずカーテンは閉めて淫行はしなければならないな……。
「すっごいプレイで、わたしもうびっくりしちゃって……」
目を輝かせながら声をはずませてしゃべるユカだ。
「それで、この前の話は考えてくれたかな?」
秀夫は話を変えた。
「朗子ちゃんをセックス調教するって話?」
あどけない顔から次から次へとどきつい言葉がとびだすので、さすがに秀夫もどきまぎしてしまう。
最初にフェラチオをさせてから親しさを増した後、秀夫はユカに告白した。
朗子を肉欲ペットにするために、ユカの力を貸してほしいと。
秀夫の予想に反してユカはあっさりと了承した。
秀夫が拍子抜けするほど、あっけらかんとした承諾ぶりだった。
だが、中々策略家のこの淫乱美少女は新たな条件を秀夫に突きつけたのだった。
しかもその約束を秀夫に履行させながら、一向に朗子の調教に手を貸そうとしない。
秀夫も腹にすえかね始めていた。
「それにはもう一つ条件があるの」
ユカは屈託なく言った。
「なんだい?」
げんなりしながら秀夫はたずねる。
「由美子先輩をわたしに頂戴」
秀夫は面食らった。
「由美子先輩って好みなんだあ……」
「ユカはそっちの趣味もあったのか?」
驚きながらも秀夫はOKした。
元々、由美子は秀夫にとり性欲の処理係でしかない。
たいした未練はなかった。
「じゃあ、朗子ちゃんの件は頼むよ」
「いいわ。でもその前に……」
ゲタ箱につくとユカはがらんとした生徒会室に秀夫を連れていった。
最初にユカが秀夫にだした条件がこれだった。
毎日ユカに精液を呑ませてくれること……。
魔術の実験は失敗したが、ユカはあれ以来精液を呑み干すことをなにより好むようになったようだった。
生徒会室に二人きりになると、ユカはそそくさと秀夫のズボンをおろした。
「あ……ん……先輩の熱い……」
いとしげに秀夫の逸物に頬をすりよせると、秀夫の体温を味わうようにする。
いたずらそうに上目で秀夫を見上げ舌を絡めてくる。
ユカは登校時や放課後のみならず、休み時間ですら秀夫に濃縮カルピスをお口の中に放出してもらうのをせがむのだ。
一日に何度も秀夫のエキスを味わいたがる、わがまま娘なのだ。
おかげで秀夫は最近、由美子を犯すことはおろか、オナニーすらしていない。
『ユカのミルクなんだぞお!』
オナニーをすると、そういってユカはひどく怒るのだ。
『先輩の精液は一滴残らずみーんなユカのものなんだから!』
ユカの技巧はたちまちのうちに上達した。
秀夫の敏感な部分を的確に攻め絶頂においあげていく。
一体どこでコツをつかんだのか、射精の瞬間より口腔をすぼめ舌で、さらに発射を加速する技すらユカは使っていた。
天性の性の達人かもしれなかった。
快楽を噴上げる瞬間、大きく口を開き、突き出した舌を白濁液で汚してもらうことをユカは好んでいた。
今日も呑みたがるのか、と秀夫がやや辟易しながらユカにペニスを含ませていると、
「ね、丸山先輩……今日は……ユカの……あそこにほしいの」
とねだってきた。
秀夫は少々驚いた。
つまり処女を奪ってほしいということである。
「いいのか……」
たずねる秀夫にこっくりとうなずくユカ。
顔が緊張しているようだ。
「あ、あのね……ユ、ユカの……ち、乳首半立ちなの」
その言葉を聞いた途端、秀夫はユカの胸にしゃぶりついていった。
服の上から息をふきかけ、乳房をわしずかみにする。
ロリ顔に似合わず、ユカは大変なグラマーなのだ。
上半身をあわただしく脱がせながら、秀夫はスカートの中に手を入れた。
パンティはおびただしくぬれている。
どうやらすんなりと挿入できそうだ。
しかし、すぐにはインサートの態勢には移らない。
まず乳首を十分に責め、ユカからおねだりの言葉をたっぷりと搾り出してからだ。
上半身のボタンを外すとブラジャーが見えた。
水玉の模様がプリントされている。
派手な下着を身につけている他の女子高生と比較すると随分子供っぽいものといえた。
しかし身につけている人間が、ロリータ美少女でしかもセックス好きとなれば話は別だ。
地味な下着と淫乱な本人のギャップがたまらない。
秀夫はブラジャーを押し上げた。
量感の豊かな乳房の上に、小さな形のよい乳首がピンク色に息づいていた。
「これで半立ちなのかい? もうカチカチになってるじゃないか……」
秀夫は指でユカの乳首をなぶる。
「だって……だって……だって……」
まるで水中にでもいるかのようにユカはあえぎながら、うわずった声をあげる。
「だって、もっとしてほしい?」
言うと、秀夫は乳首をくわえた。
舌を激しい勢いで回転させていく。
「ああ。すごいよ。すごいよ」
うわごとのように快楽の声をあげるユカの反応を楽しみながら、わざとねちゃねちゃと下品な音を立てながら秀夫は乳首をしゃぶり続ける。
乳房全体を唾液で塗りこめるように舐める。
スカートをまくる。
ブラジャーとおそろいのパンティだった。
水玉のロリータパンティは既に十分に湿きっていた。
「ほしい……ほしいよ……ほしいよお……」
懇願するユカに、あえて冷酷な声で秀夫はたずねる。
「何がほしいんだい? 何をしてほしいんだい?」
「お、おちんちんを、ユカのあそこにください!」
「そんな言い方じゃあ、あげられないよ」
「ああん。だって……だって……!」
「もっと必死になってお願いしてごらん」
「……ユ、ユカの……どろどろのおまんこに……秀夫先輩のぶっとい肉棒をぶちこんでください!」
どこでそんな言葉を覚えたのだ。
童顔のユカから発せられるセリフに秀夫は激しく欲情した。
「ああ! ぶちこんでやるとも!」
パンティをむしりとると、ユカをあおむけにして、秀夫は男根を美少女の色ずく亀裂に侵入させた。
「うっううっ!」
苦痛か快楽か判断しがたいユカのあげる声にかまわず、秀夫はピストン運動を激しく開始した。
小さな淫壷は秀夫を締めつけ悦楽の園へと追い上げようとしていた。
(まだだ……まだいかない)
処女肉を長時間味わおうと貪婪な欲望が秀夫をつきあげる。
「いく! いく! いつちやうう!」
全身を痙攣させ、秀夫のペニスを一層強く咥えこむと、ユカは絶頂した。
「いったのかい?」
「うん! うん! うん!」
何度もうなずくロリータ少女だ。
テスト
「初めてなのに、すごい感じ方だね……」
「だってだって……」
うめくと、
「おまんこ、まだびくびくしてるう!」
「そう。ぼくのおちんちんはどこに入ってるかわかるかな」
「あそこ。ユカのあそこにまだ入ってる」
「そうだね……まだおれはいってないからな!」
叫ぶと、秀夫は容赦のない抽入をユカの快楽部に対して再開した。
ユカは身をよじらせ、悲鳴に近い悦びの声をあげる。
「許して! 許して! いつも生意気いってごめんなさい! なんでもしますなんでもします! だから許して!」
「だめだよ……。ユカのような子はいっぱいおしおきしてあげないとね……」
「ああ……! おしおきして。おしおきして……。おちんちんでユカのおまんこをいっぱいおしおきしてください!」
「よし! 最後は口でいくからな……」
宣言すると、ユカをエクスタシーの極限に再び追い上げていく。
甲高い声を少女にあげさせた直後、ぬれそぼった男自身を、処女を失ったばかりの淫楽地帯から引きぬくと、唇にもっていく。
ユカはうれしそうに顔をよせると小さな舌を精一杯だし、秀夫の精液をうけとめた。
そして後始末を要求する秀夫の望みのまま、自分自身の愛液と秀夫のスペルマのミックスジュースにまみれた淫茎を唇と舌で舐めとるのだった……そして……。
「じゃあ、約束は守ってくれよ。これだけしたんだから」
「はーい」
服をつけならが、無邪気に返事をするユカだった。
「でも先輩、『ぶちこむ』のもすごいんですね。時間を忘れちゃった」
その言葉に秀夫は時計を見た。
「まずい!」
もう4限目が始まっていた。チャイムにも気がつかず、ユカとこんなにも長い時間情事にふけっていたわけだ。
「いっけない!」
ユカと秀夫はあわてて生徒会室をとびだした。
いいねー
あんまし推敲してないんで、表現の重複とかラフな文章が目立つけどすんません
これだけ書いて原稿用紙で70枚程度か……
200から300くらいまで書きたいんだけど、長編小説は大変だな
ストーリー展開をおおまかにしか考えずに書いているので、後々キャラの性格設定とか
統一性がなくなるかもしれません
あんまり目くじら立てずに読んでくれれば幸いです
今日はあともう一回くらいアップするかも
まってますよー
7
午後は合同体育の授業だった。
合同体育とは、クラスごとではなく学年混合で体育授業を受ける形式のことだ。
体育の好きではない秀夫だか今回は別だった。
なぜなら今回の合同授業は、朗子のクラスといっしょだったからだ。
(ブルマーで跳ねまわる朗子の姿を視姦できる!)
そう思うと、午前中あれほどユカの中に精液を注ぎこんだにもかかわらず、秀夫の股間はたちまち隆起してくるのだった。
行進の練習だった。
まず朗子たちのクラスがグランドを行進している。
とはいえもちろん軍事教練をやっているわけではないので、みな結構リラックスしている。
秀夫の前までくると朗子が視線を合わせてきた。
にっこりとすると、ピースサインを秀夫に向かいつきだす。
秀夫も反射的に笑顔を返した。
(無垢で……キュートな朗子……)
朗子は秀夫の内心で煮えたぎる邪悪な欲望を知らない。
悪魔の性欲をたぎらせる秀夫に純真な笑顔を向ける朗子……。
(なんて……なんて愛らしいんだ……!)
固く膨張する淫棒が発する欲望とは別に、胸の鼓動がなぜだか早くなるようなが甘美な感情がわきあがってくる。
しかしそれでも目で犯し続けることはやめない。
少女特有の、幼児にも似たやわらかくやさしげな頬の線を追う。
そのまま視線を下にもっていく。
少女らしい小さな肩幅とそのなで肩。
そして確実にその存在を主張している小さく優美な胸のふくらみ。小作りな手。小作りな足。
奇妙な感情だった。
(愛している?)
ついぞ味わったことのない情緒が秀夫を襲う。
それは快楽をむさぼることしか考えない秀夫にとって初めての愛他的な感情とも言えた。
だがその感情を味わう前に秀夫の意識が突然暗くなった。
何が起こったのか把握できないまま秀夫は地面に倒れこんだ。
気がつくと、秀夫はベットの上にいた。
(立ちくらみか……)
時々ふっと立ちくらみを秀夫はするのだ。しかし今回は朗子の前で失態をしたものだった。
(また、本の読みすぎですよ、とかいわれかねないな……)
そんな苦い感情をいだきながら天井を見上げる。
どうやら保健室に運び込まれたらしい。
教員や体調の悪い生徒は見当たらず、秀夫は部屋に一人のようだった。
そうではなかった。
掛け布団の下に何かがいた。
下半身に違和感を感じで、慌てて秀夫は布団をめくった。
秀夫のペニスを熱心にしゃぶっている見知らぬ女がそこにいた。
今日はここまでかなあ?
次回アップ未定。
乞う期待乞う応援(笑)
432 :
名無しさん@ピンキー:03/08/17 00:39
乙!
羨ましい高校生だな…
12
「早く自分の口で言えよ!」
「今日は…豹柄の…ヒモパン…履いてます…」
「エロいの履いてるなぁ!お前誘ってんだろ!オイッ!」
「……」
「ヤバッ!おい、みんな先公来たぞ!」
「ちぇ、いいとこで、いーか和美先公にちくったらただじゃおかねーぞ!」
「は、はい‥」
ようやく解放された和美は瞬時にスカートを履いて、その場から立ち去った。
「惜しかったな、いいとこだったのに」
「まあ慌てんなよ、いまのカメラやビデオに撮ってあるからよ。これからあの生意気なエロ女は俺らの言いなりだぜ!」
あぼーん
13
まだ余韻の残る教室で健達に近づいたのは、和美の友人の麻衣と麻美だった。
「さっきは楽しませてもらったわよ」
「ん、お前ら和美の友達じゃないのかよ?」「フン!あいつ偉そうで前々から気に入らなかったのよ!いいザマだわ!ねぇ麻美?」
「そー、自分が一番カワイイと思ってるみたいでムカツクのよ!今も和美の恥ずかしがるツラ見れてスーッとしたわよ!」
「そーか、じゃあ和美を辱める協力してくれよ」
「フフッOK!」
自分がいなくなった後で、このようなやりとりが交わされたことなどもちろん和美は知らなかった…
キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!
このままこなれた文体になったりしないで下さいね
いや、いい意味で。こっちのほうが断然エロい
14
翌日の朝、登校する和美。いつもと変わらぬ超ミニスカ。しかし、周囲の目はこれまでとは明らかに違っていた。昨日の大騒ぎが学校中に広がり、和美の姿を見かけた男子生徒達の視線は、これまで以上に和美の短過ぎるスカートに向けられるようになった。
「あいつ昨日スカートおろされたらしーぜ」「豹柄ヒモパン履いてたんだろ、たまんねぇ!俺も見てー」
「今日はどんなん履いてるんだろ?」
このような雑音が自然と和美の耳にも入る。今までならそんな言葉に対し罵倒する和美だが、昨日の悪夢が頭をよぎったのか聞こえないフリしたまま教室へ‥
15
「ガラガラー」教室にはいる和美。クラス中の視線が和美に…
「よお、和美ちゃん、今日もスカート短いねえ、朝からチンチンたっちゃうよん」
「……」無視する和美「なぁ、黙ってないで今日もパンティ見せてくれよ、みんな見たくてたまんないんだってよ!」
と言うと同時に、和美のスカートをめくあげる健。しかし…
「ん、なんだよ!今日ハーパン履いてるじゃねーか!」
「いー加減にして!」と言い放ったまま教室からでて、和美は女子トイレに駆け込んだ。「逃げやがって!」
「まあまあ、あたし達に任せて」と言いながら笑うのは麻衣…
16
「バタン」トイレに入る麻衣、麻美、由香。「和美ぃ〜」
「なんだ、麻衣達かぁ…あいつら冗談じゃないわよ!変態共!」
「そーねぇ…今日は珍しくハーパン履いてるんだぁ?」
「奴ら、また何すっかわかんないからね、防御用よ!」
「ふーん…でハーパンのしたはどんなの履いてるの?」
「いつもと同じよ、ホラッ」少しスカートを自分でまくり、ハーパンをずらす和美…
「和美今日も豹柄、しかもTじゃん!懲りないねぇ!」
「豹好きなの。ヒモは危険だからさ。学校終わったらハーパンなんかすぐ脱ぐわよ!」
「フーン…」不適な笑みの麻衣
つづきまだー?
443 :
名無しさん@ピンキー:03/08/18 17:58
444 :
名無しさん@ピンキー:03/08/18 18:51
445 :
名無しさん@ピンキー:03/08/18 23:21
17
「昨日はあの後和美の話題で持ちきりだったわよ!ねぇ?」
「そう、豹柄ヒモパンって男子達大騒ぎだったんだから!」
「フン!今日も登校中ジロジロ見てる奴ばっか!あ〜キモ!とりあえずほとぼり冷めるまでおとなしくしてるわよ!」
「…そう、みんなとても見たいみたいよ…、だから見せてあげなさいよ…」
「えっ…」
「見せればいーんだよ!」
麻美が後ろから和美を押さえ付ける。
「ちょっ‥どーしたの麻衣?!」
「ハーパンなんかスケベな和美に似合わないのよ!」
と言いながら、和美のハーパンをズリおろす麻衣。
18
「何すんの!麻衣!」「うるさいのよ!」
ハーパンに続いてスカートも無理矢理脱がす麻衣。
「いやぁ!何よ!」
「今その姿でトイレの外にでたらどーなると思う‥?登校中で廊下は賑やかよ〜」
「何でこんなことするの?あり得ない!」
「昨日はヒモ…今日はT‥出血大サービスね、和美」
「いやっ!離してよ!麻美!由香!」
「ホラッ!そのまま便所の外にでるんだよ」和美の両手を引っ張る由香と麻美。そして和美の背中を押す麻衣。「バタン!」
「イヤァァァ!!」
賑わう廊下に、Tバック姿の和美がだされてしまった。
448 :
名無しさん@ピンキー:03/08/19 07:00
449 :
名無しさん@ピンキー:03/08/19 09:32
450 :
名無しさん@ピンキー:03/08/19 12:44
制服の女子高生……。
紫色のセーラー服から白く長いスカーフが胸元まで下りている。
スカートは黒いおそろしく短い丈のものだ。
なによりも扇情的なのが、太ももまであるニーソックスだった。これもスカートと同系色の黒色であり、色白のむっちりとした太ももとのコントラストが劣情をそそった。
無我夢中で秀夫の欲望をなめまわしている少女の顔を見ながら、どこかで見覚えがないか思い出そうとした。
いや、待て。
そもそもこの学校は私服で学生服など存在しないし、そんなものを着てくる者もいない。
立ちくらみで半濁した意識が次第に明瞭になってくる。
だいたいこの制服はなんだ。
ひどく派手な原色を使った布地であり、正規の学生服とは思えない。
(そういえば、こんな感じの服をどこかで見たことがある……。アニメ? マンガ? ゲームだったかな……)だがなぜそんな格好をして、少女が秀夫のそそり立つ肉棒を、舌で熱心に舐めしゃぶっているのかまでは当然わからない。
快楽をこらえながら、秀夫は少女の額に手を当てた。
放出の時が近づいていたからだ。
事態もわからぬままに見ず知らずの少女に逝かされてしまうのは少々納得がいかなかった。
「おい。……お前、口を……離せ」
腰から這いのぼってくる淫靡な悦びを押し殺しながら、少女を口から離させようとする。
額をあげさせた少女は端麗な容姿をしていた。
長い黒髪とやや細面長な顔がノーブルな印象を与えている。
切れ長の大きな瞳が美しい。
しかし今、その両目はピントがあっておらず、奇妙に遠い目をしている。
唇から流れでる涎が、極上の潤滑液となって秀夫の男根を濡らしていく。
「お前、正気じゃないのか? 口からそいつを離せ!」
少女の頭に力を加えるが、ペニスを唇でしめつけられたままだ。
ふるふると頭を振り少女は必死の形相で秀夫の男根を口から出そうとしない。
「は、離せ、離せよ!」
むきになる秀夫に対抗するように、んーんーと声をくぐもらせながら、少女は口唇愛撫を加速させる。
じゅぼっじゅぼっと淫蕩な音をたて唾液が秀夫の太い性樹をつたり、下腹部まで光らせていく。
少女の焦点の合っていない目は失神寸前のエクスタシーに狂った瞳をしていた。
その双眸を見た途端、秀夫は精液を制服少女の温かくぬめった口腔にぶちまけた。
んくっんくっ、と少女がスペルマを呑んでいくのがわかる。
相変わらず白痴的な瞳だが、実に満足気な表情をしていた。
ザーメンで汚された唇の周りを舌で丹念に舐めとると、再び秀夫にすりよってきた。
「よせ!」
快楽を追求するのに何のためらいもない秀夫だが、美少女とはいえ正体不明の人間に何度も精を搾り取られるのはあまり心地のいいものではなかった。
ズボンをはいて、ベットからおりようとする。
「先輩、冷たーい」
耳慣れた声がした。
「ユカ!」
ユカがいたずらそうな笑みを浮かべて保健室にいた。
「いつの間に入ってきたんだ?」
いかにもおかしそう、といった感じに笑いながらユカは答える。
「いつの間に、だって。ただ単に先輩がりくちゃんのフェラに夢中で、わたしがここの扉をあけたのにも気がつかなかっただけでしょ」
「りくちゃん? この子の名前か?」
「そうよ。横川陸子ちゃん。可愛いでしょ?」
「いったいこの子は……うっ」
りく、と呼ばれた少女が執拗に秀夫の下半身に身を寄せようとしていた。
ズボンに手をかけると、うっとりした表情でファスナーを下ろそうとする。
「やめろ!」
依然、心ここにあらずといった様子の少女を強引に引きはがすと秀夫はユカにつめよった。
「一体何の真似だ?」
「あれえ? りくちゃんが気に入らなかったの?」
「そんなことを言ってるんじゃない!」
「じゃあ気に入った? りくちゃん、お口でするのとっても上手だから。わたしも何回も逝かされちゃったんだよお」
この子は何を言ってるんだ……。
いささか呆れて秀夫はたずねた。
「じゃあ、このりくって子は君の差し金でここにいるのか?」
「んー。まあそんな所かなあ」
「だけどこの子、様子が変だ。おかしいぞ」
「うん。実は催眠調教の最中なんだあ」
「ユカがこの子に催眠術をかけてあやつっているのか?」
秀夫は驚いた。
「なんでそんなことを……?」
ユカはちょっとむくれて言った。
「なによ。先輩のためじゃないの」
「おれのため?」
保管人放置のまま10000hitしそうな気が…
>>453 陸子の描写で貞子を思い浮かべてしまった…
すいません
続きはもっと一生懸命エロくします……
なんだかどんどんレベルが低くなってきてるねえ・・
>>98の続き(「ボランティア委員会 ー隷嬢達の奉仕活動ー」 第2章「-発芽-」)
「キャっ、な、何?や、ヤメテッ!!」
ロボットを起動するように少女に電流を流し込む。しかし、生身の少女は痛いくらいの刺激に悲鳴を上げる。
ほんの数秒だったが、逃れられない痛みから逃れるように身体を捻らせようとする。
しかし手足は産婦人科の診察イスに拘束され腰と背筋をどうにかくねらすだけだ。
「ャ、ヤダ!……見ないでぇっ……」
白衣と医療用手袋のみを身に纏った七海は検査事項を黙々とこなしていく。
先ほどの自分のブルセラの映像と肛門すらさらけだしたあられもない格好に当初の気丈な表情はなく、傍目から見てもプライドはズタズタのようだ。
計画初期から「ミキちゃん」こと高梨美貴は脅す材料があるということと性的に早熟なメンバーが一人必要なので隷嬢候補だった。
他の性的に未熟なメンバーの先導役として彼女は選ばれたのだ。そんな彼女も人生で初めて経験する診察イスの上で羞じらっている。
上体は大きく後ろに傾いているがCカップのオッパイは若さを主張するかのように山形を崩さずツンと上向いている。両足は頭と同じ高さの所で人一人入れるぐらい広げた格好で固定されている。
実際、七海が大きく広げられた美貴の両脚の間に座っている。そして、その後ろに自分が立っている。
「ひぐっ…ぅぅぅ…ッ痛…ひぁあ冷た…そんなに広げられたらぁあ」
クスコといった冷たい金属と七海の体温が滲む化学製品の手袋で秘処を無遠慮に弄られて苦痛とも快感ともつかない刺激に美貴は汗ばみ肌を紅潮させていく。
機器で奥まで開かれ、肉壁はナマコの様に収縮し痛みを和らげるためか感じてきたためか体液を分泌する。
「…性器には異常ありません。勿論、HIV等は精密検査をしなければわかりませんが。」
七海が頭だけ振り向き、診断の報告する。
「どうなさいますか?」
「そうだな…このまま味見してもしてもいいが後がつっかえていることだし…」
スケジュールを頭に思い浮かべながら右手に紐状のモノをすぐ横のワゴンから手に取る。
七海は手足を拘束された美貴の腰をできるだけ浮かせるように持ち、俺は隷嬢達の首輪とは別にもう一つの3つの輪が連なっている拘束具を腰に巻き付けていく。
「いやっっ!もうこんなのいやぁあっ!!」
美貴は抵抗しようと腰を左右に揺さぶるが、ウェストのサイズを調節してロックをかける。
美貴の下半身は中央の輪が腰に左右の輪が両脚にはめられた状態である。
朱肌に1cm程の黒い皮紐が映える。まるで、下着の縁だけが取り残された様にも見える。
しかし布の下着とは違い、秘部を覆う生地はなく、腰紐の前部には首輪と同様に重量感のある金属プレートが鈍色に光を反射している。
「さてと。美貴はカセリーヌ学院の生徒にふさわしくない店に出入りしていたので本来なら停学だが、ボランティア委員として今後その罪を償っていくので、大目に見てあげましょう。ふふふ。」
自分のことを棚に上げておかしなことを言うと頭の隅で考えながら、先ほどのワゴンの下の段に手を伸ばし、数あるオプションの中から中央に五重塔のように珠が自立している手の平に載る程の四角い皮を選ぶ。
この場に似つかわしくない単語を聞いて美貴は聞き返してくる。
「んく…ぼ、ボランティア?…きゃっ!んぐぁっ入ってくるぅーーー!くはっ」
数珠繋ぎになっている直径1cm程の珠を次々と美貴の固く閉じた菊門にねじ込んでいく。
10cm程の連なりが全て吸い込まれたのを確認して
拘束具の前後に4個所づつ付いている金具のお尻の方に器具を固定し、ロックする。
「…お願いします。外してください…く、苦しいですぅっ」
脂汗を額に滲ませながら美貴は当初の意志に満ちていた眼から涙をこぼし哀願してきた。
「だめだ。これが、美貴の犯した罪を償うための罰だからね。今日、一日アナルパールを突っ込んだままでいるんだ。」
「そ、そんなぁ……ひゃぁああああっ!」
「ああ、言い忘れてたよ。いつ振動するかわからないようにランダムでお尻の中で動くんだよ。高性能だろ?リモコンでも操作できるけどね」
未知の刺激に腰を浮かせながら悶え続け、美貴の言葉にならない声は周囲の暗闇に吸い込まれていった。
ー第2章 -発芽- 了 ー
またまた、かなり間が空いてしまいました。スイマセン
たくさんの作家陣の方がいらしたので甘えてしまいました
これで第二章が終わり、次から第三章の「開花」に入りますが(ようやくというか)本格的にいじめていきたいと思いますw
ネタは色々とあたためておいたのですが期待に添えば幸いです
>>101 10人です。
>>457 善処しますので、もっと具体的に書いてくれると嬉しいです、はい。
TJさん
ご無沙汰ですねー、続き期待してます!
>>461 やや、失敬。
ここ二人程の事です。
平仮名と擬音と台詞ばかりで話にならないもので。
そういう言い方もどうかと。
スレの雰囲気悪化→職人さん退出→・゚・(ノД`)・゚・
というスレを幾つも見てきたよ
>>463 その辺は好みの問題だと思うけどなぁ。
地の分でこってりと描写する(される)のが好きな人もいれば
会話主体、擬音多用でさくさく読めるのを好む人もいる。
それを「レベルが低い」の一言で切って捨てるのはどうかと。
つまらないなら読まなければいいだけ
それだけのこと保守
>>1より
> 2、小説を読んだら真面目に感想を書いてあげよう
耳が痛い意見も大切
>468
別に文句を言うなと言っているわけではなくて書き方があるだろうという話では?
少なくとも>457ではどうしようもないだろう。
規制解除キター!!
>461
十人っすか。これから増えるん?
Mさんへ
脱がされる和美の気持ちを書き込んでくれると萌えます。
臀は見られても、せめてアヌスや割れ目の奥は隠し通したい
と願う必死さ。その願いが無残に踏みにじられ、何もかも
剥き出しにされて、狂わんばかりになる羞恥心など……
色々アドバイスありがとうございます。
ド素人でなもので、難しい表現できず、台詞ばかりになってしまいすいません。
また気が向いたら続き書きたいと思いますので、よろしくお願いします。
>472
とりあえず、第1章の話しを終わらせましょう
何か盛りあがらん土曜だね。
475 :
名無しさん@ピンキー:03/08/24 01:40
作家の皆さん、心よりお待ちしてます。
「うん。由美子先輩をわたしのペットにくれるっていってたでしょ。だから朗子ちゃんを調教できるまでの”つなぎ”としてりくちゃんを使ってもらうかと思って」
秀夫は言葉につまった。
この少女の常識は少々普通の人間とは違うようだ。
とはいえ、考えてみればこの申し出が迷惑かといえばそんなことはない。
りくという少女は申し分のない美少女であり、制服の上からのプロポーションも抜群である。
どことなく幸薄げな表情も秀夫のサディスティックな欲望を喚起する。
白濁液で全身を存分に汚すかいのありそうな女体だった。
だが……。
気づいて秀夫は言った。
「おい、今は授業中じゃないのか? なんで二人でここにいるんだよ?」
「ごあいさつねー。先輩を保健室に運んだのはだれだと思ってるの?」
「ユカとこのりくちゃん?」
「男の子たちにも手伝ってもらったけどね。びっくりしたわよ。あきちゃんもおっきい目、ますますおっきくさせて驚いてた」
「だけどなんで二人がここに残ってるんだ?」
「りくちゃんはね、丸山先輩のファンクラブの会員なんだよ。前から先輩にあこがれていたっていうから、いい機会だと思って」
「思って?」
「むりやり催眠術かけた」
ひどい話だ。
「いいのよ。りくちゃんも大好きな先輩のスペルマが呑めたわけだし……。うらやましいぞ……りくちゃん」
そう言って、秀夫の体操服のパンツの上を愛しげに見つめるいたずら淫乱少女だ。
「催眠の練習の意味もあるの。あきちゃんに催眠かけようかと思うんだけどなかなか難しくて。人によってかかり方が違うの」
「じゃあ、まだ朗子ちゃんを調教するのはムリなのか……」
「ごめんね。もうちょっと時間を頂戴。でも段々とかかりやすくなってきてるようだから……。それまでの間、りくちゃんを貸してあげるから……」
秀夫にとっては朗子の肉体こそが至高の目的であり、したがってその御馳走が延期されるのは当然面白くない。
しかし頼みの綱のユカにそう言われたとあってはしぶしぶ了承するしかない。
それに……。
このりくという少女の口唇愛撫はなかなかのものだった……。
由美子やユカの唇と唾液の淫欲攻撃で鍛えられた秀夫のペニスは、下手な刺激ではびくともしないものになっていた。
それがりくのフェラチオは絶品であり、口の中に原液を注ぎがいのある技巧の持ち主だった。
なにより、精飲要員の由美子はユカに与えるわけだ。
とすれば確かにユカのいうとおり、その代わりのりくは、腰が重くなるうっとおしい精液の放出先としては申し分ないのかもしれない……。
今更のようにしかしあることに気づいて秀夫は言った。
「なんでりくはこんなヘンな制服を着ているんだ?」
「あれ、先輩この制服しらないの? ほらマンガであるじゃない。学園ものの」
ああ、あれか、と秀夫も思い当たった。
少年週刊マンガ誌に芸能人がヒロインの作品があった。
そのヒロインの通学する高校の制服がりくの着ているものとそっくりなのだ。
「……とするとこの子は?」
「りくちゃん、コスプレイヤーなんだよ」
最近、コスプレをする女性も随分増えてきていることを秀夫も知っていたが、『コスプレイヤー』と呼ばれる人間を見るのは初めてだった。
「だからどうせ初めて先輩とベッドインするなら、コスプレでした方がりくちゃんも嬉しいかなと思って」
「思って?」
「催眠術でコスプレ制服もってこさせて、着替えさせて先輩襲わせたの」
それもひどい話な気がする。
「りくはだって今は意識がないんだろ?」
「だからこれからもコスプレで可愛がってあげてよ。今は顕在意識を完全にフェードアウトさせた
状態だけど、序々に普段の意識の割合を高めていくから。もう幽霊みたいな感じで先輩を襲わな
いわ。そのかわりとても従順なペットになるわよ。ペットっていうよりご主人さまかな? そうだ。
ちょうどいいから、これから先輩をりくちゃんにはご主人さまって呼ばせるわね」
「そうか……じゃあ、コスプレはメイドで決まりだな」
「調子にのるな、このヤロ」
と軽く秀夫を小突いたがすぐに、
「いいわ。たっぷりメイドとしてりくちゃんにご奉仕してもらうのね。先輩」
と、笑いながらユカは言った。
「ところで……」
突然もじもじし始めた。
「まだ体育の時間終ってないよ。どうするの?」
「今更でるのも億劫だから、ここでしばらく休んでいくよ」
その言葉にユカは目を輝かせた。
「じゃあ、ユカも先輩と一緒にベッドでねよーっと」
「おい」
しかしかまわずユカは秀夫を保健室の安普請の寝具に押し倒していった。
「ユカちゃんがおいしそうに先輩のミルクを呑んでるのみたら、我慢できなくなっちゃったの」
そう言って、秀夫の腰にむしゃぶりついていく少女だった。
すんません
短いですけどとりあえずアップします
次回まで間があくかも……
しまった。最後の2行
ユカちゃん→りくちゃん
だった
キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!
捕手
捕手
すこし間があいてしまいましたが新しい話に挑戦したいと思います。
今回の舞台はいわゆるファンタジーの世界というか
最初に書いた話みたいな世界です。
序章 〜始まり〜
周囲を山に囲まれた小国。
その中心部にある王城にて小さな宴が開かれようとしていた。
現国王の一人娘である王女ティファの16歳の誕生日を祝うための宴である。
王女の私室、壁際の鏡台の前の椅子に少女が座っていた。
腰まで届く緩いウェーブがかかった髪、青く澄んだ瞳とそれを縁取る長めの睫毛、すらりと通った鼻筋の下には小さめの桜色の唇が息づいている。
以前から持っていた少女の可愛さにくわえ、歳を重ねて成熟した女性の美しさを獲得し始めた絶妙な頃合。
国の外にまで知れ渡るほどの美しさを持った少女だった。
今日の宴の主役であるこの国の王女ティファである。
着ている淡いベージュのドレスは華美ではないが、落ちついた色合いが主の清楚な美しさを引きたてている。
しかし誕生日を迎え今日の宴の主役であるにもかかわらず、その顔にはわずかな翳りが浮んでいた。
「姫様、せっかくの宴なのですから……」
その翳りを見かねたのか、それまで黙々とティファの後ろに立って彼女の髪を梳いていた女性が声を掛ける。
「わかっています、アヤメ。ですけど……」
アヤメ、というのがこの女性の名前なのだろう、この地方では珍しい黒い髪と目をもつ女性だった。
髪はショートカット、そして着ているのは紺と白で構成されたエプロンドレス。城で働くメイド達がしている一般的な服装である。
「今朝、お父様に言われました。今日の宴で正式に私の婚約を発表すると」
王族にとっての結婚は一般庶民のものとは全く違う意味を持っている。
ましてこの国において現国王の子供はティファ一人であるため、彼女の相手が誰になるかは国中の関心を集めるところだった。
「お相手の方はやはり隣国の……?」
「はい……。わかってはいるのです。あの方を迎え入れることがこの国のためになると。
それに幾度かお会いしましたが確かに魅力的な方でした。でも私は……」
水面下で進められていた隣国の第2王子との縁談。
公表されればもはや滅多な事では撤回される事はないだろう。
まだ若いとは言えティファも王族としての教育は受けており、政略結婚が王族の務めといってもいいことくらいの事は承知していた。
それでも少女にとって恋と言うものは特別であり、婚約発表を前にしてティファの脳裏に浮かぶのは隣国の王子ではなく一人の騎士の姿だった。
「姫様、それ以上は。どこに人の耳があるかわかりませんので」
アヤメは髪を梳いていた手を止め、それをティファの肩において彼女の言葉を遮った。
「ごめんなさい……。あの、いつものお願いできますか?」
言いながら、ティファが少し顔を赤らめる。
「ふふ、わかりました」
それを聞いたアヤメは、わずかな苦笑を浮かべながら後ろからティファを抱きしめた。
ティファは目を閉じて背後から首に回された手を受け入れる。
そのまま数十秒の時が流れた後、ゆっくりとアヤメの手が解かれていった。
「落ち着きました?」
「ええ、ごめんなさい。小さな子どもみたいで……」
言葉通り、目を開いたティファの顔から先ほどまでの翳りはなくなっていた。少なくとも表面上は。
アヤメが乳母の娘であったために幼いころから2人は一緒にいることが多く、ティファにとってアヤメは姉のような存在だった。
そのせいか不安や緊張に押しつぶされそうな時にアヤメに抱きしめられると、ティファの心からは不思議とそれらが消えていくのだ。
小さな国とはいえ、王女という肩書きについてくる重圧は決して軽いものではない。
ティファとしてはあまり頼りっきりになってはいけないと思いつつも、どうしてもそれに頼らざるをえないときが多々あった。
「いいのですよ。これくらいならいつでもして差し上げます。私はずっとおそばにお仕えしますから。もちろん姫様がお許し下されば、ですけど」
最後は少し冗談めかしてアヤメは言う。
「私がアヤメがそばにいてくれることを嫌がるはずないでしょう? でも、アヤメもいつかは結婚して……」
自らの婚約、そしてその後に控えた結婚を前にしてそんなことがティファの頭をよぎった。
ティファよりもいくつか歳上のアヤメは、既に結婚していてもおかしくない年齢である。
「私が……結婚、ですか?」
しかし、そんなティファの言葉にアヤメはさも意外そうな声を上げる。
「そうです、誰か好きな方はいないのですか?」
「いませんよ。私は姫様の事をずっと見ていないといけませんから」
そう言ってアヤメが笑う。
身分の事もありティファのように国外までとは言えずとも、ある種の凛々しさを感じさせるアヤメの美しさは城内では評判だった。
その美しさに加えて気立ても良いときて、アヤメに交際を申し込む男性が多いという噂はティファの耳にも届いていた。
しかし実際に付き合い始めたという話は噂にも本人の口からも聞いたことがない。
ティファとしては、それが自分に気を使っているせいなのではないかと以前から気がかりだった。
「私の事よりアヤメ自身の幸せを……」
ティファは思わず立ちあがって振り返り、アヤメと正面から向かい合った。
年齢差に加え、ティファは同年代の女性よりやや小柄な為にわずかに見上げるような形になる。
「姫様、そう言っていただけるのは嬉しいのですが、私にとっての幸せは姫様あっての事です。
少なくとも今は姫様より大事な方はおりませんし、これからもきっとそうでしょう」
「でも……」
ティファの視線を真っ直ぐ受けとめてアヤメは真剣な顔で言葉を紡ぐ。
「もしそのような相手ができたら、ちゃんとご報告しますから。ですからそれまではお側にいさせてください」
「……わかりました。でも本当に好きな人ができたら私に遠慮なんてしないでくださいね。約束ですよ?」
その真剣な表情にこれ以上言っても無駄だと諦め、ティファの側が折れた。
「わかっています。さ、そろそろ参りましょう。いつまでも主役不在で、きっと皆さん待ちくたびれていますよ」
アヤメが再び笑みを浮かべ、ティファの手を取って歩き出そうとした時だった。
突如部屋の明かりが一斉に消えた。
窓から差し込む光すらなくなり完全な闇と化した部屋の中で、驚きの声を上げる暇さえなく2人の意識は闇に落ちた。
数十分後、あまりに遅い王女を直々に迎えに来た国王によって王女の失踪が知られる事となった。
エロパートに入ってないですけどとりあえずここまで。
491 :
名無しさん@ピンキー:03/08/27 23:26
にゃ
キタキタキタキタキタ(゚∀゚)キタキタキタキタキタ !!!!!
キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!
保守
最初のエロシーンを含め20レス分くらい書き終わったので
続きを上げようとしたのですが、ファイルが読み込めなくなってしまって
正に _| ̄|○ こんな感じです。
申し訳ありませんが、続きは間があいてしまうかもしれません。
さっさと上げておけば……
保守
>>494 あらら…
御愁傷様です。
マターリお待ちしてます
保守…
第二章
それは偶然の発見だった。
アニキがまだ高校生だった頃。その頃のアニキは毎日受験勉強でぜんぜんかまってくれなくて、
寂しかった私はなにかとアニキの部屋に遊びに行って勉強の邪魔をしてたのを覚えてる。
『アニキー!入るよー?』
私は部屋のドアを何回かノックして、アニキに中に入っていいかたずねる。
『いいぞ〜』
中から声が聞こえた。今日は入ってもいいみたい。私は嬉しくなって半分回しかけてたドアノブを
いっきに押して部屋に入っていった。
入っていい≠サうアニキは言ってくれたから、今日はてっきり勉強はお休みだと思っていたのに
部屋に入った私が見たのは、振り返りもせず今日も机にかじりついているアニキの後ろ姿だった。
≪ふん、なにさ・・・≫
せっかく今日学校であった面白いことを聞いてもらおうと思ってたのに、
アニキの背中はとてもそんな雰囲気じゃない。
私はがっかりして、机から少し離れたアニキのベッドの上に置いてある、
少年漫画のページをパラパラとめくっていた。
そうして面白そうなページが見つかった時、ふいに私の寝転んでいるベッドの横が
ギシッと音を立てて沈み込んだ。
――――!?
見るとアニキは私のすぐ隣で仰向けになりながら、天井をボーと眺めている。
アニキとこんなに近づいたのは久しぶりで、私はドキドキしながら聞いてみた。
『ど、どしたの?』
『あ〜、ホントもう、こう毎日毎日勉強って、なんだかな〜てさ』
アニキが勉強しなくなれば、私はもっと相手をしてもらえる。
『じゃあさ、もう勉強しなきゃいいじゃん』
『ハハハ、そう思えたら楽なんだけど、そういうわけにもいかんのよ。フゥ・・・』
返ってくる答えはわかってたけど、やっぱちょっとがっかり。
でも、そんなアニキをなんとか元気づけたくて、私は今日クラスの男の子が休み時間にやっていた
プロレスごっこのことを思い出した。
『ねえアニキ、私がプロレスの相手してあげよっか?』
『えぇ?プロレス? 無理だよ、お前じゃ相手になんないもん。』
せっかく元気を出してあげようと思ってるのに、ぜんぜん相手にしようとしないアニキに
私はむきになって言い返す。
『そんなの、やってみないとわかんないじゃん!』
『・・・・・』
アニキがむくっと首を起こしてこっちを見る。
『ふ〜ん、そこまで言うなら、かかってこいよ。このお兄様が相手になってやろうではないか!』
『いくよ〜アニキ!!!』
そうしてベッドっていう狭いリングの上で、私とアニキのプロレスごっこは始まった。
『とりゃ!』
『お?』
『うりゃあぁ!』
プロレスごっこって言っても、パンチとかキックとか危ないことはしない。
お互い膝をついた状態のまま、どっちかが上になって相手を組み敷いたら勝ちだ。
『とぉおおお!!』
私がアニキの上に乗った。ここでアニキを動けないように押さえ込めば私の勝ち。そう思ったとき、
『ほう、なかなかやるではないか。しかし、このお兄様をあまり舐めるんじゃないぞ〜!!!』
『うわぁ!?』
アニキはそう言うなり、凄い力であっさりと私の下から抜け出し、
逆に私の体を下にしてぜんぜん動けなくしてしまった。
『高校の柔道の時間に習ったんだ。くらえ!!横四方固め〜!!!』
アニキの体が、仰向けに倒された私の体の横から重なるように乗ってきた。
アニキの左腕が肩口から背中に、右腕が両足の間からお尻に回されて、強く私の体を締め付けてくる。
―――――!?
その時だった。体の下半身の部分、アニキの右腕が押しつけられた両足の付け根の部分から、
なんともいえない変な感覚が生まれて私を襲いだした。
≪・・ぅあ・・・・何だろ・・・・これ・・・≫
その感覚に戸惑ってる間にもアニキの右腕は、グイグイと私の股間に食い込んでくる。
それは痛い≠ニかくすぐったい≠ニかじゃ、ぜんぜんなくて、うまくは言えないけど、
とにかく私はアニキにずっとこうしててもらいたいなって思ってた。
≪あぁ・・・もっと・・・もっとギュ〜てして!!≫
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
『・・・なんだ?急に無口になりやがって。はい終わり!お前の負け〜!!』
そう言って、私の期待とは逆にアニキは私の体を締め付けていた両手をもとに戻し、
さっきまでの余韻でぐったりしてる私の横に、最初と同じ姿勢でごろんと寝転んだ。
『・・・アニキ、さっきの、もう終わり・・・?』
『え?ああ、だってもう勝負はついたじゃんか。このお兄様の圧倒的なフォール勝ちよ!
3カウントもしっかり数えたしな』
『・・・』
『ん、どうした? もしかして痛かったか?』
『そッ、そんなことないよ!!!くそ〜アニキめ〜!!!今度は絶対倒してやるから!
覚えときなさいよ〜!!!』
そう言って、急いでアニキの部屋を出た私は、廊下を挟んだ自分の部屋に入り勢いよくドアをしめた。
≪なんで!?≫
顔が熱い・・・心臓もドキドキしてる・・・それに、今も少し残ってるあの変な感じ・・・
あれはいったい何だったんだろう?
その時の不思議な感覚が忘れられなくて、私はその日から機会を見つけてはアニキにプロレスごっこを
せがむようになっていったんだ。
第三章に続きます。
第三章
『ごちそうさま〜』
『我ながらなかなかの出来だったな』
私はアニキと自分の食器を流しに持っていって、洗剤をつけたスポンジで丁寧に洗う。
≪アニキが作ってくれた分、せめて私が洗わなくちゃ。何にも出来ない女の子って思われちゃうよ。
・・・・・・ふふ・・・でも、なんかこれってテレビの夫婦みたい≫
そんなことを考えながら食器を洗い終えた私が部屋に戻ると、
アニキは麦茶を片手にテレビに夢中になっていた。
私もアニキの隣に座り、一緒になってテレビを見る。
テレビの音だけが部屋に流れ、アニキと私の無言の時間が過ぎていく。
『アニキ、トイレ借りていい?』
『いいぞ』
トイレから戻って、またアニキの隣に座る。そして再び始まる沈黙。
――――――こんなの、ぜんぜん楽しくない。たしかにアニキと一緒にいられるのは嬉しいけど、
私はもっと別のことをしたくてアニキのところに来たんだ。
さっき電車に乗ってる時もアニキに会えることと、その先に待ってることばかりを考えてた。
私がして欲しいこと・・・
でも、それはいつも私の方からアニキにお願いしなくちゃいけない。恥ずかしがって黙ってても、
アニキは絶対に何もしてくれない。
たぶん、こうしてる間にも私がタイミングを待ってモジモジしてるのをアニキは知ってるんだと思う。
なのに、アニキは絶対に自分からは何も言ってくれない。だから、私が先に口を開くしかない・・・
『・・・ねぇ、アニキ。暇、だよね?』
『そうか?』
いじわる。
アニキはわざとらしく、テレビの方を見ながら答えてる。
『あの・・・さ。』
『・・・ん?』
『その・・・いつもみたく・・・あれ・・・』
『プロレスごっこか?』
初めてアニキがこっちを向いた。
『うん!』
これから始まるプロレスごっこに対する期待で女の子の大事な部分に、
じゅん≠ニ気持ちいい波が生まれる。
たぶん、アニキはなんで私がこんなにプロレスごっこをしたがるのか、本当の理由を知らない。
プロレスごっこ=@私とアニキはそう呼んでるけど、あれはもうプロレスごっこなんて
呼べるもんじゃないかもしれない。
あれから私は何回もアニキとプロレスごっこをして、どうすればあの変な感覚、
気持ちいい感覚が味わえるのかを発見していった。
そうしていくうちに、私とアニキとのプロレスごっこは私が気持ち良くなるための形、
そういう形から始まるようになって、余計なものはどんどんはぶかれていったんだ。
そして、今から始まるプロレスごっこ≠燻рフ一番お気に入りの形から始まろうとしている。
アニキがベッドに上がり、壁に背をあずけ上半身を軽く起こした状態で伸ばした足を少しだけ開く。
私はアニキと向かい合うような形でアニキの右の太ももに跨り、それから体を倒してアニキの胸に
顔を埋めるような感じで背中に腕を回して抱きついた。
私がそうすると、アニキは私の跨っている太ももをほんの少し持ち上げてくれるから、
私はその太ももをなるべく深く思いっきり両足の太ももを使って挟み込む。
ギュュュゥゥゥゥゥゥ・・・
右ももと左ももに力を入れて強くアニキを挟んでいると、
あの部分から気持ちいい波がどんどん生まれて、私の体に広がっていく。
≪あぁぁぁ・・・すっごく気持ちいいぃ・・・≫
アニキの背中に回した私の手に力が入っていく。
これはプロレスごっこをしてるうちにわかったんだけど、私の女の子の大事な部分の中でも、
オシッコの穴の上にあるぷっくりと盛り上がった部分は特に気持ち良さが強いところだ。
そこは私が気持ち良くなると、親指の先くらいの大きさになって、上に向き、
おまけにすごい硬さになる。
その部分がちゃんと当たるように私はあらためてアニキの太ももを挟みなおした。
私がそうするのを確認すると、ゆっくりと挟まれた太ももが動きだす。
なんでアニキがそんなことするのかは知らないけど、私はこうしてもらうのが大好きだ。
太ももが動くことで、私とアニキの密着してる部分が擦られて、その度に私のあそこからは、
ビーン・・・ビーン・・・と太い気持ち良さが背中の真ん中に上ってくる。
『――――ふぁッあ!!・・・くッ・・・・』
気持ちいいと自然に声が漏れてしまう。
でも、この声を聞かれると私が気持ち良くなりたくてアニキとこうしてるのがわかられちゃうみたいで、
私は必死でこの声が出てしまわないように気をつけている。
声が漏れないように顔を押し付けたアニキのシャツからは、アニキの匂いがする。
昔は『汗臭いよ〜』なんて、からかってたときもあったけど、こうやってプロレスごっこを
するようになってから、アニキの匂いはいつも気持ちいいことと一緒になってて、
今じゃ私はこの匂いが大好きになってしまった。最近はこの匂いを嗅いだだけで、
私の赤ちゃんの穴からヌルヌルの気持ちいいオシッコが漏れるようにもなっちゃってる。
でも、このヌルヌルのオシッコが出ちゃいそうになると、私は残念だけどアニキとのプロレスごっこを
やめるようにしてる。
いくらパンツをはいてても、ヌルヌルは染み出しちゃうだろうし、そんなことアニキに知られたら、
今度からプロレスごっこをしてもらえなくなるかもしれないから。
≪そろそろ・・・やめなくちゃ・・・≫
私はもっと、もっと≠ニ気持ち良さを求めてる体に対抗して、アニキから離れるための心を強くする。
前はこうすることで、なんとかヌルヌルが出る前にアニキから離れられてたんだけど、
この頃は心が体の気持ち良さに負けちゃいそうになって離れるのが大変だ。
それに、今日なんてプロレスごっこをする前からアニキのことを考えて、
私のパンツはヌルヌルのオシッコでベチョベチョになっちゃったから、
トイレで代えのパンツに履き替えなくちゃならなかったくらいだ。
≪ダメ!!ほんとにもう・・・やめなきゃ!!≫
そう決心してアニキの太ももを締め付けてる足の力を抜こうとした瞬間、
私の股間をこころもち持ち上げるようにしていたアニキの太ももが下がった。
と同時にアニキの両手が私の腰からお尻を上から掴み、
そのまま真っ直ぐに伸びた太ももに私の腰を擦り付けるような感じで前後に動かしてきた。
≪―――――え!?何これ!?≫
アニキの両手はまるで大根おろしを作るときみたいに、前から後ろ、後ろから前に
私の股間を太ももでゴシゴシと擦っていく。
ゴシュッッ!! ゴシュッッ!!ゴシュッッッ!! ゴシュッッッッ!!
今までとは比べものにならない、強烈な気持ち良さ。
さっきまで私の心の中で必死につくられていた決心が、あっという間にどろどろと溶かされていく。
≪だめ!!!!これ、やばい!!!!≫
私のオシッコの穴の上の部分がパンツの中ですっごく大きくなって、硬く上を向いているのがわかる。
それがアニキの太ももで前後にゴシゴシとしごかれるたび、
腰全体が溶けちゃいそうな感覚が私を襲ってくる。
『あうううううぅぅぅぅーッッッ!!!!』
思わず大きな声が漏れてしまう。
だ、第一章はどこだ!?
>>489の続き
薄暗い部屋でアヤメは目を覚ました。
後頭部や手などの露出した部分に当たるシーツの感触と
視界に広がる石造りの天井から、自分がベッドの上に仰向けに寝かされているのがわかる。
(ここは……、私はいったい……)
アヤメは寝起きで朦朧とする頭で、なんとか状況を把握しようとした。
ティファの部屋で彼女の身支度を手伝っていたところまでは覚えている。
しかし準備が整い部屋を出ようとしたところで記憶がプッツリと途切れてしまって、気付けばこの状況だ。
(そうだ、姫様は……!)
アヤメはその事に思い至り慌てて身体を起こそうとした。
しかし全身を極度の倦怠感が包み込んでいて、わずかに身じろぎするのがやっとだった。
身体を起こす事が無理だと悟り、かろうじて動く首を倒して周囲をみまわす。
ティファはすぐそばにいた。
アヤメが寝かされているベッドの横に1mほど離れて並べられているベッドの上で彼女は仰向けになっていた。
見たところ外傷もなく、規則的に微かに上下する胸をみるにどうやら眠っているだけらしい。
その事にアヤメはわずかな安堵を覚えた。
「姫様、起きてください。姫様」
何度か呼びかけてみるがティファは全く起きる気配を見せない。
しかしアヤメの呼びかけに全く別の所から反応があった。
ティファのベッドのさらに向こうにあるドアが開き、1人の女性が姿を現したのだ。
「いくら呼んでも無駄よ。お姫様が起きる事はないわ」
美しいが、どこか聞いただけで鳥肌が立つような冷たさを持つ声だった。
女性にしては背が高めで外見上は20代半ばに見える。
切れ長の瞳や、紅をさしているのだろう真紅と言ってもいいほどの唇が白い肌の中で自己主張をしていた。
間違いなく美人ではあるが、声と同様どこか冷たさが感じられる美しさであった。
そして彼女の外見の中で最も目を引くのはその髪だ。
長く伸ばしたストレートの髪は、若若しい顔と対照的に老婆の様に真っ白だった。
アヤメはその白い髪に1人だけ心当たりがあった。
面識はないがこの国の人間なら誰でも知っているだろう隣国との境界付近に住む魔女だ。
いつからそこに住んでいるのかは誰も知らず、少なくとも数百年は生きているだろうと噂される彼女の力を持ってすれば
2人を城から連れ出すくらいは容易だろう。
しかし現在のアヤメにとって一番の問題は何故そんな事をしたか、だ。
確かに怪しい実験を行っていると言う噂はあるが民衆に危害を加えたと言う話は聞いたことがない。
それどころか決して軍事力に優れているわけではないこの国が他国に侵略されない理由は
下手に手を出してこの魔女の逆鱗に触れるのを恐れているからだと言う説が一般的であり
国民は内心この魔女に対して感謝すらしているくらいなのだ。
「それはどういう事ですか。姫様にいったい何をしたんですか」
自然とアヤメの声に険がこもる。
「そんなに怖い顔をしなくても大丈夫よ。別に今すぐ捕って食おうってわけじゃないんだから」
対する魔女の声には余裕の響きがあった。
「この娘には私の計画を少し手伝ってもらいたいの。あなたは引き続きこの娘の世話をしてもらうために来てもらったのよ」
「計画……?」
それこそちょっとした手伝いを頼む程度の軽い口調に何故かアヤメは嫌な予感がした。
「そう、この娘には母親になってもらうのよ。世界を滅ぼすだけの力を持った存在のね」
続いて発せられたそのあまりに突拍子もない魔女の言葉にアヤメの頭はすぐにはついていけなかった。
世界を滅ぼす、それだけでも夢物語としか思えないのに、ティファをその母親にしようと言うのだ。
こんな話をいきなり信じろという方がどうかしている。
「そんな……そんなことできるはずが……」
「出来るのよ。方法はずっと昔にわかっていた。でもそれだけの力を持った存在の母胎となれるだけの人間がいなかった。
私は訳有って子どもを産むことが出来ない身体だったしね。でもやっと見つけたの。この娘にはそれだけ力がある」
魔女はそう言ってベッドに歩み寄ると、ティファの腹部を愛おしそうに撫でた。
「やめなさい! それ以上したら……」
アヤメはその行為によってティファが汚されているように感じ、とっさに制止の声を出した。
「それ以上したら……何? 身体も動かないあなたに何が出来るのかしら?
あなたはおとなしく言われた通りにこの娘の世話をしていれば良いの」
魔女は余裕の笑みを浮かべてその行為を続ける。
悔しいが魔女の言う通りだった。
アヤメも姫の側に仕える者として万一に備えて最低限の戦闘訓練は受けてはいる。
しかし身体が動かなければそんな物は何の役にも立たない。
もっとも身体が自由に動いたとしても、この魔女相手に何か出来るかは怪しいところではあるが。
そんな状況でもアヤメは必死に頭を回転させた。
自分がどうなろうともティファだけは何とか守らなければならない。
世界を滅ぼす云々は話に聞く魔女の力を考慮しても世迷言としか思えないが
彼女が本気な以上その過程でティファが何をされるかわからないのだ。
しかしどんなに考えても状況を打破するためのアイディアが浮かばない。それほどまでに絶望的な状況だった。
そんなアヤメの内心を見透かした様に魔女が1つの提案をしてきた。
「といっても、一方的に連れてこられて言われたとおりにしろって言われても納得出来ないでしょう?
だからあなたにもチャンスをあげるわ」
「チャンス……?」
「そう、これから私とあなたで1つのゲームをするの。あなたがそれに勝てば2人揃って城まで帰してあげるわ」
アヤメには何故突然に魔女がそんな提案をするのか、その意図が掴めなかった。
状況は圧倒的に彼女の方が有利なのだ。なのに何故わざわざそんな事をするのだろうか。
「腑に落ちないって顔をしてるわね。まあ暇つぶしみたいな物よ。私としては勝つ自信も有るしね。
どう? 別に私はこのまま有無を言わさずに従ってもらっても良いのだけど」
そう言われるとアヤメに選択肢はなかった。自力で良い案が浮かばない以上は提案に乗るしかないのだ。
「約束は……守ってもらえるのでしょうね」
「当然よ。あなたが勝てば寝ているお姫様と一緒に城に転送してあげる。
後は目を覚ました彼女に貧血で倒れたとでも何でも説明すれば、元通りの生活に戻れるわ」
「私が……負けたら?」
「その時は予定通りに事を進めるだけよ。まああなたの側にもリスクがないと面白くないでしょうから
その場合はあなたにはこの娘の世話以外に少し雑用を頼もうかしら」
リスクなど最愛の姫が魔女の怪しげな儀式に晒されるというだけでも十分過ぎるほどだった。
「わかりました。絶対、約束は守ってくださいよ」
アヤメは覚悟を決めて魔女を見据える。
「くどいわねぇ。ともあれ、ルールを説明しましょうか」
魔女はその視線を正面から受けとめ、冷たい笑みを浮かべた。
とりあえずここまで。
次あたりでエロに入れるかと。
>>513 えっちねた板のどこかにあります。
第一章はエロへの前ふりで、この話の設定なんかがわかると思います。
少し長い上、エロも少ないので、こっちでは省かせていただきました<(_ _)>。
よければ探して読んでみて下さい(^^)。
私の声があんまり大きかったのか、アニキの手がびっくりしたように腰から離れた。
≪ダメ!!離しちゃダメェッッッ!!!!!≫
瞬間的にそう思った私は、
次に自分でも信じられないほど恥ずかしい言葉をアニキに向かって叫んでいた。
『アニキ、やめないで!!!それ、もっともっとやってぇッッ!!!!』
言ってから、しまったと思った。こんなこと言うなんて、まるでアニキに気持ちいいことをしてって
お願いしてるみたいじゃない。アニキには私がこうして気持ち良くなってることは内緒なんだから、
絶対に気をつけなくちゃいけないのに!!
それを聞いて、再びアニキの手が動き始めた。
ゴシュッッ!! ゴシュッッッ!! ゴシュッッ!! ゴシュッッッッ!!!
『―――――んぉおおおおおぉぉぉ!!!!・・・ひぃぃぃぃぃ!!!!』
このままじゃ気持ち良すぎて、声が我慢できない!!!
私は漏れ出る吐息を押さえつけるため目の前のアニキのシャツに力いっぱい噛み付いた。
『ふぉうううううぅぅぅ・・・!!』
私の息が吐きつけられるシャツの部分がみるみる温かく湿っていく。
そうする間にも私を襲う気持ち良さはどんどん大きくなってきて、
私の両足は離れるどころかアニキの太ももを凄い力で締め付けはじめた。
押し付けられたパンツは、すでに溢れ出たぬるぬるのオシッコでべちょべちょになっていて、
アニキの太ももをぐっしょりと濡らしている。
心と体はもう完全にこの気持ち良さの嵐に支配されて、私の股間は隠すこともなく自らすすんでアニキの太ももに擦り付けられてる。
≪気持ちいいッッッ!! 気持ちいいッッッ!! 気持ちいいッッッ!!
気持ちいいよぉぉぉッッッ!!!!≫
私は夢中でアニキに抱きつき、あそこからどんどん溢れ出す甘いぐちゅぐちゅをむさぼった。
≪あぁぁぁぁ・・・・うぅうう・・・すごい・・・飛んじゃいそう・・・・
あそこの上のでっぱりもめちゃくちゃ気持ちいいけど、オシッコの穴も気持ちいい!!!
・・このままだと・・・本当のオシッコも出ちゃいそうだよぉぉ・・・・≫
≪え!?≫
桃色の嵐に呑み込まれてた私に理性がほんの少し戻ってくる。
≪だめ!!!!だめ、だめ!!!いくらなんでもそんなのだめだよ!!!!!
お兄ちゃんの太ももで、内緒で気持ち良くなって、おまけにオシッコ漏らしちゃう妹なんて、
いくらなんでも絶対に嫌われちゃう!!!!!≫
でも、そんな心の命令を無視するように、
私の体はアニキの太ももを深く深く挟み込もうと一生懸命になっている。
ぐじゅッッッ!! ぐじゅッッ!! ぐじゅッッ!! ぐじゅッッッッ!!
普段のオシッコとは違う・・・甘い感覚をともなった尿意がこみ上げてくるのがわかる。
≪も・・・もぅだめ・・・ぉお兄ちゃん、
私、オシッコのッ、オシッコの穴が溶けるぅぅぅぅぅッッッッッッッッッ!!!!!!!≫
そして次の瞬間、
『ぉぉぅぅッッッッ!!あはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッぁぁぁ!!!!!!!!』
私の口が必死に咥えていたアニキのシャツを放し、今までで一番はしたない叫び声を吐き出した。
女の子の大事な場所で爆発した気持ち良さが体の指先、隅々まで押し寄せてくる。
首・肩・腕・指先・お腹・お尻・太もも・膝・ふくらはぎ・足首・足の指、
全部を使ってアニキの体を締めつける。
私は自分が溶けちゃいそうな気持ち良さの中、
全身をブルブルと震わせてアニキに強く強く抱きついていた。
『ぁぁぁぁぁ・・・・・うあ・・・・ぅぅぅ・・・・・』
じんわりと心地いい温かさが自分のパンツとアニキの太ももに広がっていく。
とうとう私はアニキの太ももから離れられず、その上でお漏らしをしてしまったんだ・・・。
第四章に続きます。
・・・・続き・・・・どうしよう・・・・
保管さんはもう戻ってこないのかなぁ保守
新しく保管サイト作ったほうがいいかなぁ。
ごめんなさい。
ちょっと、入院してました。
復活しましたので本日より作業を再開します。
第三章67まで保管。
dat落があったりいろいろ困っていたりします。
トリップこれであってるかな?
申し訳ありませんが、私の小説はサイトに載せないでいただけますでしょうか?
まだ下書きレベルのものですので……
勝手をいって申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。
なお続きは少し書いています。もう少し溜まったらここにまたアップします。
奇特な方はもう少しお待ちくださればありがたく存じます。
保管サイトさんおつ。
入院とは大丈夫ですか?
お大事に…m(._.)m
ほ・・・
「ね、裕未ちゃんちょっといい?」
最近当たり前になった、一人だけの下校。うつむき加減にとぼとぼと歩いて
いた裕未に、声をかける男がいた。
「あ……康介くん」
「よっ。今問題ない?ちょっとさ、あいつのことで相談したいことがあるんだけど」
あいつ。裕未にはそれがすぐに誰だか分かる。ほんの少し前まで、この時間
一緒に楽しく下校していた、人。
「あいつ、入院してるんだって?俺、全然知らなかったから」
「……うん」
もう1週間前になるだろうか?彼との、3度目のデート。それまで普通に
ショッピングするだけだったのに、その日は前から裕未が見たがってた恋愛
映画を見にいってくれた。照れ臭そうに、顔を赤らめながらスクリーンを
見ていた彼の横顔を、裕未は今でも鮮明に思い出せる。
なのに、もう少し想いをちゃんと伝えようとした喫茶店で、彼は倒れた。
いつもグラウンドで見せていた健康的な表情が、真っ青になっていた。
「裕未ちゃんは、見舞いに行ったの?」
帰宅途上。康介の問いかけに、裕未は無言で首を振る。怖かった。救急車で
運ばれる彼を見送る時、その姿を見ただけでショック状態になった裕未には、
ベッドで臥せっている彼を見たくなかったのだ。
「そうなんだ……俺も早く見舞いに行きたいんだけど、事情知らないし」
彼の親友が見せる、悲しそうな表情。裕未が感じている喪失感を、この男も
感じているのだろうか?
「あいつの家に電話したんだけど、なんだか病院の名前聞くのも怖くってさ……
相談なんだけど、一緒に見舞いに行ってくれない?」
「え……?」
「で、その事でもっとちゃんと詰めたいんだけど、俺今から塾なんだ。だから
今日の夜、裕未ちゃんの家に行っていいかな?」
「そんな」
裕未は少し躊躇した。裕未の両親は繁華街でレストランを経営していて、
帰宅が遅い。
「……ダメ、かぁ。いや、いいよ。あいつの事だから早く相談しとかなきゃと
思って、裕未ちゃんに無理言った俺が悪かった。じゃあ……」
力なさそうに手を振りながら、康介は裕未から離れる。その姿が、裕未の
喪失感と同調した。
「あの……」
「え?」
「いいよ、康介くん。今日の夜、お見舞いの話、しよ」
新しいのきたー。
あまりここは反応少ないけど、
これまでのも続き待ってます。。
>>516の続き
「勝敗の基準は簡単よ。いまこの娘は魔法で眠っているから声を掛けても身体を揺すっても起きる事はない。
ゲームが始まったらその魔法を解いて通常の眠りに移行させるわ。
その状態でこの砂時計の砂が落ちきるまでに目を覚ましたら私の勝ち、目を覚まさなければあなたの勝ちよ」
いつのまにか魔女の手には砂時計が握られていた。
「なっ、そんなこと……」
普通に眠っている状態で起こす事など造作もない事だ。そんなものは勝負にすらならない。
あわてて抗議をしようとしたアヤメの言葉を魔女は言葉を重ねて遮った。
「話は最後まで聞きなさい。もちろん私自身が直接この娘に刺激を与えたり音を立てたりはしないわ」
魔女はそう言うとティファのベッドの横に有る椅子に腰掛けた。
続いて魔女が指を鳴らすとアヤメの目には魔女の姿が一瞬揺らいで見えた。
何らかの魔法が使われたのだろうとアヤメが考えていると、突然頭の中心に魔女の声が響き渡る。
『こうすれば音を立てられないでしょう?』
魔女は胸の前で拍手をするように何度も手を叩き合わせた。しかしアヤメの耳には何の音も聞こえてこない。
『外からの音は普通に聞こえるから、あなたは言いたい事があれば普通に声を出せば良いわ』
確かにこの状態なら魔女は直接ティファを起こす事は出来ないだろう。
しかし、だとすればどうやって起こそうというのだろうか。
魔女の自信を見るかぎり、自然に起きるのを待つ完全な運任せのゲームとは思えない。
『お姫様を起こすのはあなたの声よ。ゲームが始まったら私はあなたが声を出すように仕向ける。それに耐えて声を我慢できるかが鍵ね』
そこまで説明されてようやくアヤメもゲームの内容が把握できた。
声を出させるのならば、真っ先に思いつくのは痛みだ。もしくはアヤメが女である事を狙ってくるかもしれない。
魔法による責めがどういった物か想像できないために恐怖はある。
しかしアヤメに残された道はそれに耐えきって2人で城に戻ることしかないのだ。
『もちろん、あなたの身体を直接操って声を出させたりはしないから安心して良いわ。何か質問はある?』
その問いにアヤメが首を振ると、それを見た魔女は砂時計を反転させ開始を宣言した。
砂がさらさらと落ち始める。大きさからいって落ちきるまでは30分程度だろうか。
その砂を見ながらアヤメはもう1度覚悟を決め、一言も声を漏らすまいと唇を引き結んだ。
『まずは……』
魔女が指を鳴らす仕草をした直後、仰向けに寝かされているアヤメの身体の上、天井付近に異様なものが出現した。
それは赤黒い肉で出来た球体だった。大きさは人間の頭くらいで表面が絶えずピクピクと動いている。
見た事もない物体の出現に驚いている暇もなく、その球体の一部が盛り上がったかと思うと下にいるアヤメに向かってひもの様に伸び始めた。
この部屋で目を覚ましたときから身体を包んでいる倦怠感はいまだ消えず、アヤメはその肉紐から逃げる事すら出来なかった。
2本の肉紐がそれぞれ手首に巻き付き、そのまま上へと引っ張りあげていく。
あっという間にアヤメは万歳をしたような体勢で宙吊りになった。
全体重が両肩に掛かり肩が軋みをあげる。
足はちょうどベッドから十センチほど離れていて、眼下には椅子に座ってアヤメを見上げる魔女と眠りつづけるティファが見えた。
『次は邪魔な物を取りましょうか』
そう言った魔女の手の中に、砂時計を取り出したときと同様、突然ブラジャーとショーツが1組現れた。
『どこにあった物か、分かるわよね?』
聞かれるまでもなく、アヤメはそれまで胸や股間に密着していた布地が消えていることに気付いていた。
開放された乳房は重力に引かれながらも若さゆえの張りを持って形を保っている。
そして股間にはロングスカートの中とは言え外気が触れる感触があった。
下着を取られた事で魔女の責めが性的なものである事が予想できたアヤメは、続いて来るだろう刺激に対し心構えをした。
「んぅ……」
案の定、右の胸に痛みが走った。アヤメはわずかに漏れた声を慌てて呑み込んだ。
目をやると、右の胸にちょうど人の手の平の形に凹みが出来ていた。
その凹みはアヤメの見ている前で絶えず形を変え、まるで柔らかい粘土でも捏ねるかのようにアヤメの乳房を蹂躙していった。
しかしその荒々しい動きにアヤメは痛みしか感じない。
しばらくその行為を続けたものの効果がないと悟ったのか、現れた時と同様突然胸に対する圧迫が消えた。
痛みに耐えてわずかに脂汗が浮かべたアヤメは、ようやく刺激が中断された事でそっと息を吐いた。
『いまいち反応が悪いわねぇ。もしかして、あなたその歳で処女だったりするのかしら』
無遠慮な問いがアヤメの頭の中に直接響き渡る。
その言葉にわずかに顔を紅潮させながらも、アヤメはこの勝負では処女である事は有利な点だと考えていた。
性的に開発されていない身体ならば、少々責められてもあくまで痛みとして受け止める事が出来る。
そして痛みならば耐えられるはず、そう考えていたのだ。
『困ったわねぇ、処女の開発までしてる時間はないし』
言葉の内容とは裏腹に魔女の顔から笑みが消える事はない。
『なら、こういうのはどうかしら』
魔女はおもむろにテーブルの上に置かれていた花瓶を手に取るといけてあった花を抜きとり、ゆっくりと傾けていった。
当然花瓶の口からは水が流れ出し床に向かって落ちていく。
しかし床から少し離れた位置で水が空中に溶ける様に消えていくのを見てアヤメは目を見張った。
直後アヤメの下腹部で異変が起こった。
膀胱が無理矢理押し広げられていき急速に尿意が高まってきたのだ。
空中に消えていっている水が体内に転移してきているのは明らかだった。
『どう? 大きな声でお願いできたらトイレに連れていってあげるわよ』
からかいを含んだ魔女の声が頭の中に響く。
その間にもアヤメの状態は切羽詰っていった。
花瓶の大きさから考えて、中の水はどうやっても全部体内に納まる量ではない。
このままでは近いうちに醜態を晒す事になるのは誰の目にも明らかであった。
(姫様のためならこの程度……)
その瞳にわずかに涙を浮かべながらそう考えた直後、それまでぎりぎりで押し止めていた堤防が決壊した。
ショーツを失った股間からロングスカートの内側に向けて勢いよく放出が始まった。
水流はスカートを濡らすだけでなく、内股を伝ってベッドへと落ちていく。
その流れを感じながらアヤメはこれ以上ないほど顔を紅潮させて唇を噛み締めた。
強制的に仕組まれた事、そしてほとんどがただの水であるため無色無臭では有るとはいえ
他人の目の前で放尿している事に頭の芯が焼けそうなほどの羞恥心が込み上げてくる。
しかも出すそばから膀胱内に新たな水が転移してくるために一向に放出は止まる気配を見せないのだ。
やがて花瓶の中の水が尽き、しばらく経ってからようやく放出が止まったころにはアヤメの目から涙が零れ落ちていた。
アヤメが寝かされていたベッドはかなり広範囲にわたって濡れそぼり
何よりも雄弁にアヤメの醜態を物語っている。
それでも声だけは出すまいとして口だけは変わることなく固く結ばれているのを見た魔女が感嘆の声を上げた。
保管さん乙です。
御身体には気をつけて、無理のない範囲で運営なさって下さい。
そしてまたコテハンを入れ忘れた罠……
『たいしたものねぇ。愛しのお姫様を守るためなら人の見ている前でおしっこしても平気なんて。それとも、そんな趣味があるのかしら?』
魔女の心無い言葉がアヤメの胸に突き刺さる。
その時、上に挙げたアヤメの手に生温かい液体が滴り落ちてきた。
羞恥に耐えるために俯けていた顔を上げたアヤメの目に映ったものは、天井付近の球体から数えきれないほどの触手が下りてきている様子だった。
手首に巻き付いてアヤメの身体を空中にしっかりと固定しているものと違い、新しい触手は太さは人の指ほどであるが表面が粘液に包まれぬらぬらと光っていた。
やがて、まず手の先にたどり付いた触手達は、指一本一本を丹念に舐める様に巻き付き蠢きはじめた。
そのおぞましさにアヤメは慌てて手を強く握り締め、触手の動きを抑えようとする。
しかし表面の粘液が潤滑油の働きをしているためか、それでもなお触手達の動きは止まらなかった。
むしろその締め付けを喜ぶかのように動きを活発化させたのだ。
その一方で到着が遅れたために指に対する愛撫に加わる事が出来なかった触手が袖から侵入し
腕の表面を螺旋を描く様に進み始める。
肌の上を触手が直接這いずり、それが身体の中心に向かって進んでくる事にアヤメの全身に怖気が走った。
腕を這ってくる一団とは別に、首元に到達した一団はそのまま服の下へともぐり込む。
そして胸へと到達するやいなや乳房に巻き付いたかと思うと、まるで牛の乳絞りの様に麓から頂点に向けて扱き始めた。
最初の力任せに握りつぶすような刺激と違い、気遣いすら感じさせるような力の入れ方と粘液のぬるぬるした感触に
アヤメは胸の中心に痺れのようなものを感じ始めていた。
(こんな……こんなものに……)
「はぅ……」
胸に意識が集中した隙を見計らう様に、腕を這っていた触手がその先端で脇の下をくすぐる様に刺激をはじめる。
くすぐったさと、それとは違う何かが身体の奥からわきあがりアヤメの意識を混濁させていく。
指、脇、胸だけではない、背中側にまわった触手が背筋をなぞる様にして往復する度に、意思に反してアヤメの身体は震えてしまうのだ。
(なんで……なんで、こんなに……)
おぞましい触手の群れに襲われているのに、身体が反応し始めていることがアヤメは自分でも信じられなかった。
その時、スカートの中で剥き出しになった秘部に熱い何かが触れた。
上半身を覆う触手達はそこまでは達していない。
視線を下ろしたアヤメは信じられないものをそこで見た。
いつのまにかスカートの裾から極太の触手が中に進入していた。
他の触手を何本も束ねたかのようなその太さは女性の手首の太さくらいはありそうだ。
それの先端がまるでまだ濡れ方が足りないアヤメの秘部に粘液を擦り込むかのように
その先端をグリグリと押し付けている。
その目的は考えるまでもなかった。
『あなたもやっと女になれるのよ。普通の人より少し遅めだけど
おかげでこんな太いのに純潔を捧げられるんだからとっておいて良かったわねぇ』
魔女の無慈悲な言葉が脳裏に響く。
(いや……こんなの……)
いくらティファに全てを捧げ、生涯を独身で過ごすと決心していたとは言え
そういった事に対する憧れを全て捨てられたわけではなかった。
上半身への愛撫でわずかに感じ始めていた快感も一瞬でどこかに行ってしまい
快感ではなく恐怖で身を震わせた次の瞬間、触手が侵入を開始した。
まだ濡れ始めてもいない隙間を、それ自身が分泌する粘液と強靭な筋力によって無理矢理押し広げて進んでいく極太の触手。
「かっ……は……」
その痛みは最初の胸を握りつぶされた時の比ではなかった。
文字通り身体の中心に杭を打ち込まれる激痛にアヤメの頭は一瞬で塗りつぶされた。
何とかそれから逃れようとしても宙吊りにされた状態、しかも身体に力が入らないために身体を引き上げる事すら出来ない。
アヤメに出来るのは喉を仰け反らせ、水面で空気を貪る魚のように口をパクパク開閉させる事だけだった。
あまりの痛みに泣き叫ぶ事すら出来ないのだ。
『あらあら、痛すぎて声も出ない? かわいそうだから助けてあげるわ』
その言葉が頭の中に響いた直後、全身を支配していた痛みがそっくりそのまま快感へと入れ替わった。
「うああああ!」
ゲームが始まって以来、初めてアヤメの口から明らかな声が迸った。
先程の上半身への愛撫で感じた快感を何十倍にも濃縮したような快感がいきなり送り込まれたのだ。
痛みで麻痺しかかっていた理性に声を止めるだけの力は残っていなかった。
「だ、だめっ、こんなの、おかしくなるっ」
膣内の触手が前後に運動するたびに、それまでとうってかわってアヤメの口からは声が溢れ出す。
当初有利に働くと思っていた処女であると言う事が、ここに来て仇になった。
未知の感覚に頭が全く対処できないのだ。
そして、その反応に呼応するかのように上半身に絡み付いていた触手も動きを激しくした。
すでに胸を扱く触手の力は最初の握りつぶすようなものと遜色ないほどまでになっていたが
今のアヤメにはそれすら極上の快感にしか感じられない。
触手から分泌される粘液で濡れそぼった服の下で蠢く触手の動きは、端から見ても容易に分かるほどになっていた。
『さっき処女を開発する時間がないって言ったの、あれは嘘。痛みを快感と錯覚させるくらいわけないのよ』
説明する魔女の言葉もほとんど理解できず、ただ押し寄せる快感の奔流に流されようとしていたアヤメの耳に微かな呻き声が届いた。
「ん、んんぅ……」
聞きなれたその声に飛びかかっていた理性がわずかながら蘇り、全身の血の気が一気に引いていった。
ベッドの上ではティファがモゾモゾと動きはじめていた。
それを見て初めてアヤメは自分が声を出してしまっていた事に気付いた。
(だ、だめ……このままじゃ……)
アヤメは最後の力を振り絞って唇を思いきり噛み締めた。
あまりに強く噛みすぎたせいか、口の端から一筋の鮮血が流れ落ちた。
口内を切った痛みすら快感へと転じる中で、その鉄の味がかろうじてアヤメの精神を繋ぎとめる。
テーブルの上に目をやれば砂時計の砂はもうかなりの量が落ちていた。
幸いにもティファは動きを止め、再び眠りに落ちているようだった。
(あと少し……あと少し……)
アヤメはただそれだけを心の中で繰り返しながら時が経つのを祈った。
『しぶといわねぇ、ならこれが最後よ』
それまで決して触れられなかった両の乳首と陰核の3点が何か温かいものにすっぽりと包まれた。
敏感になっているアヤメの身体はそれだけでも達しそうになる。
『どうなってるか知りたいでしょう?』
一本の触手がその先端を見せつけるようにアヤメの目の前にやってきた。
単純な紐の様になっていると思っていたその触手は、実際には中心に穴があいている管状になっていた。
その入口には円を描く様に白い歯が並んでいる。
『それを見れば分かるでしょう? 今あなたの敏感な突起はその口に咥えられているの。その状態で歯を立てられたらどうなるかしら』
頭に直接響く魔女の声にさも楽しそうに笑いが混じる。
「や……やめ……」
そんなことをされればどうなるか、火を見るよりも明らかだった。
しかし反射的に漏れ出た制止の言葉も魔女や怪物の耳には届かない。
ラストスパートとばかりに膣内と身体中の触手が激しく動く中で、両乳首と陰核を咥えた触手が吸引を開始した。
触手の中が真空に近づき、これ以上ないほど立ち上がった突起をさらに引っ張り出そうとする。
電流を流し込まれているような痺れが全身を駆け抜けていく中で
3箇所同時に根元が固いもので押し潰された。
「あああああああ!」
痛みが快感へと転じる身体に対し、最も敏感な突起を石臼で挽いたかのような刺激はあまりにも強すぎた。
全く抵抗する余地すらなく一瞬で高みへと突き上げられる。
「うあ、うあああ、ああああああ!」
宙吊りにされた身体が意思に反した痙攣で踊る。
滅茶苦茶に前後に振られた頭部からは涙とも涎とも区別出来ないものが周囲へと飛び散った。
初めて迎えるものとしては、あまりにも壮絶過ぎる絶頂だった。
ようやく痙攣が治まり項垂れたアヤメの耳に最も恐れていた声が届いた。
「ア、アヤメ……」
絶頂の余韻の中でわずかに顔を上げたアヤメの視線とベッドの上で横たわったまま見上げるティファの視線が交錯する。
『残念、もう少しだったのにね』
魔女の手に有る砂時計にはまだわずかながら砂が残っていた。
ゲームは、アヤメの負けだった。
「アヤメ……これはいったい……?」
ティファの戸惑ったような声がアヤメには痛かった。
新たな涙が込み上げ頬を伝い落ちていく。
悔しかった。
最初から勝ち目の薄い戦いだとは分かっていた。それでも負けてはならない戦いだった。
しかし魔女はその気になればいつでも終わらせる事が出来たのだ。
あの最後の責めに耐えられるものなどいるはずもない。
時間ギリギリまで長引かせたのは最初に魔女が言っていたように暇つぶしの余興に過ぎなかったのだ。
完全に手の平の上で踊らされていた自分と、自分のせいでこれから最愛の人が苦しむだろう事が耐えられなかった。
いっそのこと理性も何も吹き飛んでしまえば良かったのに……
そうアヤメが考えた瞬間、それに答える様にそれまで動きを止めていた触手が再び動き始めた。
『その子はまだ満足していないみたいだから最後まで相手をしてあげなさい。お姫様を起こしてくれたあなたへのご褒美も兼ねて、ね』
アヤメはその触手の動きに身を任せた。
今日はここまでです。
ところでこのスレも400kbを越えたみたいですが
450を越えたあたりでスレ移行でしょうか。
前スレの終わりは結構ドタバタした感じがあったので……
どの作品も楽しみにしております故、職人の皆様がんばって下さい。
553は文章書けない人。
創作できない人はROMってれば?
>551
600取った香具師が次スレたてでいかがでしょう?
SOTさんは…?
ほっしゅ
>>補完さいと
10khitしてたんだね
職人ではなく作家もしくは作者
職人は補完さんとおなにすとさんのことw
>>10khitしてたんだね
補完さん&作者陣の方々おめでとうございます
あ
保守
静かな三連休_| ̄|○
8
日曜日はあまり好きでない。
なぜならユカや由美子に精液を呑ませることができないからだ。
いつも休日は憂鬱で秀夫にとっては物足りない思いをする日だ。
普通の高校生とは違って、前日はいつもけだるい思いで眠りにつくのが常だ。
そして日曜の朝は朝立ちと共に仕方なくオナニーで処理をする。
今日も半睡半覚のまま秀夫は股間に手をやった。
妙が違和感がある。
暖かい子猫のようなやわらかく心地良い感触。
布団をめくる前に気づく。
りくが秀夫に奉仕をしているのである。
パジャマの上から遠慮しがちにペニスをゆっくりと指で刺激をしている。
りくの白魚のような美しく白い指はたくみに秀夫の逸物にからみつき、快楽を与えている。
布団に入ったまま秀夫は声をかけた。
「やあ、来ていたのか」
「お、おはようございます……」
「眠ったまま、おれの体をまさぐるなんて、少しぶしつけじゃないのか?」
「も、申し訳ありません……よくお休みのようでしたので……」
「ふーん。りくはご主人様が休んでいる隙に、ペニスをさわって楽しむのかい?」
「い、いえ……そんな……」
「ほう……口答えするのかな?」
「そ、そんな。ただユカちゃんからも、ご主人様のあそこが大きくなったらすぐおなだめしなければ
ダメよ、と言われていますので……」
「ほう。ユカがそんなことを……」
随分気の利く女だな、と秀夫は考えた。
しかし今のりくは催眠術にかかっているのだろうか?
もちろんそうだろう。
だが、術の深度が前とは異なるようだ。
保健室で秀夫のペニスを貪っていたりくとは違い、少女らしい恥じらいを言葉から感じさせる。
催眠の状態を確かめてみることにする。
「りく。お前はなんで、おれの家に来ているんだ?」
「ど、どうしてって……りくは秀夫さまのメイドですから……」
秀夫は布団をはいでみた。
なるほどメイド姿でりくは居た。
頭にフリルで彩られたリボンを飾り、紺のメイド服を着ている。
しかしとてもその服は実用的なものとは言えない。
たっぷりとしたふくらみのある肩の部分と白いエプロンが可愛らしい。
しかしワンピースになっているスカートの丈はおそろしく短い。
そしてその短いスカートの下からこれもたくさんのフリルがあしどられたペチコートがのぞいている。
半透明のペチコートはりくの太ももを透かして見せ、それが直接、生の太ももを見るよりも扇情的になっている。
しかもペチコートまでのタケを足しても、スカートは短く、秀夫の股間にしゃがみこんでいる少女のパンティの臀部部分がわずかに覗くことができるのだ。
あわいピンクのパンティである。
どう見てもこれは男の劣情をそそるための洋服だった。
(朝立ちの精液をぶちまけるにはおあつらえの格好だな……)
「よく、家に上がれたな。親はどうした?」
「あ、あの……お留守でしたので……」
「それで勝手にあがったのか?」
「い、いえ……だってご主人さまが合鍵をお貸しになってくれたので……それで……」
そういえば、乞われてユカに合鍵を渡したことがあった……。
『合鍵なんて……ユカちゃん、家に来るのか?』
『わたしじゃないわ……とてもいいプレゼントがきっと届くわ』
そう言ってユカは含み笑いをしたのだった。
その時は深く考えることもなかったのだが、こういうことだったのか。
(どこまでも気の効く娘だ……)
秀夫の両親は息子と違いアウトドア派である。
休日は昼間まで眠っている秀夫を置いて車で出かけることが多い。
そして一度出かけると夕方まで帰ってこない。
りくをたっぷりと味わうには十分な時間があるわけだ。
「しかし無断で人様の家にあがりこんで、おれのペニスを握ってる女なんて、おかしいぞ」
「そ、そんなことありません。わたしは秀夫さま専属のメイドですから、いつでもお使えするために、お宅にお伺いするのはちっともいけないことではありません」
(なるほど、ユカはおれ専用のメイドになる催眠をかけたのか……)
それで妙にメイド少女が慌てていないのがわかる。
すっかり自分では当たり前の行動をしていると思っているのだろう。
しかも前回のように意識がない状態ではない。
ちゃんとビビットな反応をするコスプレ少女として目の前にいるのだ。
結構なことだった。
ひざ上までの白いストッキングをはいた脚を眺めながら、秀夫は質問を続けた。
「で、メイドは男のペニスもタッチするのか?」
「だ、だって……わたしはメイドですから……秀夫さまのお世話をしないといけないんですう」
甘えるように言うと、秀夫の股間に顔をよせる。
ちょっとしかアップできなくてごめん
>562
○
|
_| ̄|○
「ふうん。じゃあ早速お世話をしてもらいましょうかね……」
言って、ぐい、とりくの顔の前にふくらんだパジャマの前をこれみよがしに突き出してみせる。
「は、はいい」
ちょっと語尾の延びる返事をすると、りくは男根にふれようとした。
「おい、おい。誰がさわっていいって言った?」
「え? で、でも……さわらないと、秀夫さまのお世話ができません」
「そんな贅沢をお前に許すわけにはいかないよ」
「で、ですけど……じゃあどうすれば……」
「口でしてみな……とっても舌や唇を使うんじゃない。息でするんだ。りくの吐息でおれをいかせてみろ」
「は、はい……」
自信のなさげな表情をしながらも、りくはいきりたつ凶器に顔を近づけた。
(ふむ……この子もなかなか可愛いじゃないか)
今更のようにりくの顔を見て、そんな評価を下す秀夫だ。
うりざね顔で切れ長の瞳だがきつい感じはしない。
やや下がり気味の目じりと眉が悲しげな表情にも見える。
ロングの黒髪ともあいまって、もう少し年を重ねれば、水商売でもすれば繁盛しそうな顔、とでも言おうか。
かといって下品というわけではい。
あくまでもはかなげな印象だ。
一方、からだの方はやや小ぶりだが形のよい乳房、ひきしまったウエストから見事な曲線を描いて張りだしているヒップの持ち主である。
(いじめがいのありそうな肉だ……!)
日曜の昼間一杯を使って十二分に楽しむことのできる女体といえた。
「……くっ……!」
りくの吐きかける熱い息が秀夫の肉棹を刺激した。
「そう……そうだ……いいぞ……。そのままペニスにはふれるんじゃないぞ……」
命令をしながら秀夫はりくの頭をなでてやった。
つややかな髪の感触が心地よい。
「ほしいか?」
「……はい……?」
欲情でうるんだ瞳でりくは雁首から顔をあげると不思議そうに秀夫を見た。
「いただけるのですか?」
「何を?」
わざとたずねる。
「あ……あの」
顔を真っ赤にして目をそらしてしまう、りくだ。
「だめだ。おれの顔を見てちゃんとお願いしてみろ」
「え……あ、あの……」
どもりながら必死に言葉をつむぎだすりくだ。
「何? 聞こえないぞ?」
「秀夫さまの、おちん……ちんを……りくに舐めさせてください……」
「なにを上品な言い方をしているんだ?」
「えっ!?」
「こう言えよ。秀夫さまのどす黒い肉の欲望を口で慰めさせてください……」
「……ああ……! 言えない!」
(こいつはいい! 催眠状態なのに羞恥心だけはたっぷりある! ユカは絶妙な催眠術をかけているな。本当に責めがいがある!)
容赦なく秀夫はりくを追いつめる。
「お前はメイドのくせにご主人さまに逆らうのか? 言ってみろ」
「うう……は、はい……。秀夫さまの……どす黒い……お肉の……欲望を……お、お口で……お慰めさせてください……」
消え入りそうな声で言う。
「ふん……まあ、いいだろう。じゃあ、パジャマとパンツを下ろしてみろ。まだしゃぶるんじゃないぞ」
「ふ、ふわはあい……」
りくがひらがなだからちょっと読みにくいかな
吐息で奉仕させるとは初めて見た。いじわるですな
> >567
○
/|
_| ̄|○|_
保守
えっと、いつもと違う環境にいるのでトリップ忘れ。
投稿されたものは記録しています。
現在レイアウトに悩み中(ずっと悩んでるけど)。
保管サイトを携帯で読んでいる人いますよね?きっと。
作者別にすると新規参入の方の意欲をそぐ気がしますし、
投稿順だと玉石混淆だし。
と、頭の中がぐちゃぐちゃなのでした。
>>補姦さん乙
作者別で良いと思いますけど。
投稿自体はここでしてるわけだし新規の人の参入を阻むとは思えないんですけど
あと、作品ごとにカウンターや感想・リクエストが書けるとこがあるとおもしろいかなと。
携帯向きではないけど
ゆっくりとリクは秀夫の下半身をむき出しにしていった。
天に向かってその存在を誇示する禍々しい凶器がリクの目の前にそそり立つ。
「ああ……」
言葉にならない感嘆を上げるリクだ。
おずおずと舌をだし雁首を味わおうとするその瞬間。
ぺちぺち、と力をこめずに秀夫はリクの頬を叩いた。
もちろん痛みなどは感じない程度だが、リクは体を硬くした。
「おいおい。だれがしゃぶっていいといった?」
「で、ですけど……」
「ん? おれの生の肉棒を見るだけじゃ不満なのか?」
「……」
「なんだ? 文句があるなら言ってみろ?」
「うっうう……。ど、どうしたら……おしゃぶりを……させていただけるんですか?」
「さて……どうするかな?」
秀夫は頭をめぐらせた。
このまま素直にリクの口の中に放出するのもつまらない。
「あ……う……うう……」
リクはおあずけ犬のように恨めし気に秀夫の陰茎を見ている。
「スカートを上げてみろ」
「……えっ?」
「いいから、主人の命令だぞ」
「……は、はい……」
顔を赤らめながらも素直に立ちあがるとおずおずとスカートをまくりあげていくメイド奴隷だ。
「ふーむ」
白いストッキングはガータベルトで吊り上げられ、パンティがまるだしになる。
パンティは純白の飾りけのないものだが、もちろん美少女の性処理人形がはいているとなればその価値がたちまち吊り上ることは言うまでもない。
「こうして見られるとどんな気分だ?」
「……は、恥ずかしいです……」
「リクはコスプレ少女なんだってな? 会場ではよカメラ小僧に写真を撮られているんだろ?」
「はい……」
「こんな短いスカートのメイド姿だったらさぞかしパンチラ写真もたくさん撮られたことだろうな?」
りくはますます顔を紅潮させうつむいてしまう。
「どうなんだ? ちゃんと答えてごらん」
「……はい……。インターネットとかでも、わたしのパンチラ写真が貼りつけられたことがあります……」
「ほう……。それでリクのパンティを無数の男どもがネットで眺めてオナニーをしたわけだ」
「……そうかも……しれません……」
「どんなことを考えてオナニーしたか実演してやろう」
「えっ!?」
「パンティをよこせ」
「そ、そんな、どうするんですか?」
「お前はだれの所有物だ?」
強い口調の秀夫に対してりくはおびえるように答えた。
「秀夫さまです……」
「じゃあ、お前のパンティはいったい誰のものなんだ?」
「……秀夫さまの……ものです」
「そういうことだ」
リクは観念したように、パンティに手をかけると、つっと太ももにその布切れをすべらした。
全身を茹でタコのようにして羞恥心をはげしく表しながら、ゆっくりと片足ずつぬいていく。
丁寧にパンティをハンカチのように折りたたむと、ふるえながら秀夫に手渡した。
男なら誰でも群がるであろう女子高生のぬぎたてパンティの裏地を広げながら、秀夫はこれみよがしに言った。
「どおれ。クロッチはどうなっているのかな?」
「いやあ……!」
リクの叫び声を楽しみながら、クロッチ部分に目をこらす。
「すごいな! べっとりとシミになっているじゃないか!」
「そんなあこと、おっしゃらないで……!」
そんなリクを薄い笑いを浮かべて秀夫は言った。
「リク、男たちがどんなことをしたいと思っているか、お前に見せてやろう!」
言うと、秀夫はリクの前に立ちあがり、パンティを怒張にまきつけていった。
「そら! お前のいやらしい愛液で一番汚れたクロッチが、おれのペニスに絡みついているぞ!」
「ああ……いや……やめてください……」
秀夫は容赦なくペニスをコスプレ少女のパンティでしごきたてた。
「無数の男たちがお前のパンティを見て、こうして汚したと思ってオナニーをしているんだ。どうだ、感想は?」
「ああ、そんな……信じられない……や、やめて……」
秀夫は哄笑した。
リクが身もだえしながら激しい恥ずかしさを感じているのは明かだった。
しかしリクの目は秀夫の勃起した鋼鉄の槍に釘づけになっている。
やがて秀夫のペニスの鈴口から滲みだしてきたカウパー腺液がパンティに染みだしてくる。
「そうら。リクよく見てるんだ。お前のいやらしいラブジュースとおれの我慢汁がミックスされているクロッチをな!」
「お願いです、もうやめてください!」
「ああ、やめてやるよ。なにしろもう我慢できなくなっているからな! 精液でどっぷりとお前のパンティを汚すところを見るがいい!」
「いやあああ!」
リクの絶叫と共に秀夫は大量の白濁液をラブジュースでまみれたパンティに放った。
遠慮することなく思う様、汚していく。
「あ……あ……ああ……」
パンティに大きな精液のシミが広がっていく。
そのシミを眺めながらリクは床に崩れ落ちた。
びく、びく、と両足を痙攣させている。
エクスタシーがリクを貫いて失神させたのだった。
「おい、まだ宴は終ってないぞ」
秀夫はそう言ってリクの意識をよみがえらせた。
すげえいまさらだがMさんの文体萌えの俺としては
早く次スレ立ててほしい。
なんか次スレの話題が立ち始めてから投下遠慮してる人けっこういない?
それともまだちょい気が早いか?
次スレもうたてたら?
そしたら警戒して投稿しないってこともなくなると思うんだが
今、何KBなの?
別に警戒して書かないなんて人はいないと思うが…
そういう人は大体何かしら発言すると思うし。
ということで職人さん光臨きぼんぬ・゚・(ノД`)・゚・
本当に新スレ待ちで待機している方がいるのなら良いけど
そうでない場合、延々保守とか即死回避カキコが続く悪寒……。
何KBまで大丈夫なんだっけ?
>>そうでない場合、延々保守とか即死回避カキコが続く悪寒……。
今でも同じだと思うがなw
誰かどっかから作家さん釣れてきてくれぇ
>今でも同じだと思うがな
それはそうなんだが、前スレ使いきっていない状態で
新スレがそれで埋まると他スレ住人に良い顔されないんじゃないかと思ったんだよ。
せめて誰かが新スレ用のネタがあると宣言してくれれば、漏れがスレ立て挑戦してみるんだが。
読み手は新スレが立っても両方見るんだろうから
ヘア解禁さんみたいにリアルタイムで進行されている方はこちらでキリの良い所(もしくはパンク前)まで続けてもらって。
ちなみに512kbでパンク、その直前で書き込みできなくなるんじゃなかったか。
じゃ、まだ余裕があるじゃない。
てことで作家さん降臨きぼんぬ
秋の夜長
鈴の音BGMに
小説に耽る
まだかなまなかなまだかな
まなかな?
「……は、はい……」
せわしげに目をぱちくりさせながら、リクは上体を起こした。
「これをはいてみな」
リクの目の前に秀夫はパンティをもっていった。
「え? で、でもそのパンティは……」
「そうさ。おれのスペルマでどろどろになっているいやらしいパンティさ……」
命令した。
「はくんだ!」
リクは恫喝に身体を跳ね上がらせると、
「は、はい」
おずおずと足にパンティをくぐらせていく。
「ン……んン……!」
全身をびくっ、びくっ、と感じ蠢きながら、両足を濡れたパンティに入れた。
「あ……ああン……」
パンティをすっかりはいてしまうと、リクは身体を激しくふるわせた。
「どうした? 寒いのか?」
いじわるな口調でたずねる秀夫だ。
「い、いえ……あの……」
「ん? なんだ? はっきり言ってみな」
「パ、パンティがぬるぬるして……リクのおまんこに……ぴったりはりついていますう!」
「もっと自分の気持ちに素直になってみるんだ」
ユカの催眠が効いているのか、コスプレ少女は口から涎をたらしながら、叫びだした。
「パンティに、リクのいやらしいパンティに秀夫さまの精液が染みこんでるう! おまんこにパンティが貼りついて、ザーメン吸い付いてくるう! ああン! べったりおまんこにくっついてるよおお!」
リクは四つんばいになりながら、秀夫の腰にしがみついてくた。
「おちんぽ……秀夫さまのおちんぽ、くださいい……。リクの精子まみれのパンティに秀夫さまのおちんちんくださいい!」
「よしよし。そういう風に素直になれば、いつでもご褒美をあげるぞ!」
「ああ! ご褒美、秀夫さまのご褒美ほしいよお!」
リクは秀夫のペニスにむしゃぶりついた。
「んあンッ! 精液の匂いのすごい秀夫さまのおちんぽ、お口にいっぱい! リクのお口にいっぱいあるう!」「そら、おまんこにぶちこんでやる!」
秀夫はリクの口から淫茎を抜き出した。
唇とペニスの間を唾液がいやらしく糸をひき、橋をかける。
「ぶ、ぶちこんでえ、ぶちこんでください!」
秀夫はリクを四つんばいにさせると、尻を高くあげさせた。
精液とラブジュースにまみれたパンティを穿かせたまま、いきりたった男根をリクに穿っていく。
「ふ、ふ、ふわああ! パンティとおちんちんがリクに入ってきますう!」
秀夫はパンティごと膣を激しくかきまわした。
締め付ける膣肉とパンティのやさしい布の感触がミックスされ、秀夫のたちまち追い上げていく。
「お、おお、いいぞ、もうじきだ……!」
「く、ください! ください! パンティごとおまんこべとべとに汚してくださいい!」
しかし秀夫はリクの望みは聞きいれない。
「こっちにくれてやる!」
蜜壷から鋼鉄の欲望を引きぬくと、秀夫はリクの髪をわしづかみにすると、顔面に精液をぶちまけた。
「あ……う……」
白い邪悪な毒液が、リクの端整なマスク全体を汚した。
リクは舌をだすと、うまそうに顔にかかったミルクをしゃぶった……。
そして……
「これから毎日こうしてやるからな」
秀夫の言葉に、顔を紅潮させながら嬉しそうにうなずくリクだった。
9
「おいおい。ひどい混雑ぶりだな」
リクに連れられ、ベイサイドのコスプレ大会に連れてこられた秀夫だが、その盛況ぶりには全く驚いた。
オタクな人間ばかりが集まっているのかと思ったが、結構な数で美男美女のコスプレイヤーいて、それも秀夫には意外だった。
しかしなによりも想像外だったのはカメラ小僧と呼ばれるカメラマンの多さだった。
その全てがコスプレイヤー目当てで来ているというのだからあきれたものだ。
コスプレイヤーの中でも人気のある人間の前にはカメラ小僧が行列をするという。
リクもコスプレ業界では有名人のぶるいに入るらしく、会場に着くなりやたらと声をかけられている。
まだコスプレ扮装をする前の私服の状態で、それなのだ。
着替えた後はどうなってしまうのか。
秀夫はコスプレイヤーには興味はなかった。
しかし今日わざわざベイエリアまで来たのにはもちろん理由がある。
リクがコスプレするキャラクターのことを教えてもらったからだ。
保守
ここは今晩も静かですね
降臨まだかなぁ
例のボランティアの作品、凄い楽しみにしているんだけどな。規制か、それとも仕事が忙しいのか。
I'm looking forward to SOT & TJ works!
ほしゅ
『31』
居間でおかあさまと抱き合っていたおじさまが、こちらの方にゆっくりと歩いて
こられて、襖の隙間から覗いていた私の姿をおかあさまに晒してしまいました。
しかし、私は畳に突っ伏してしまっていて、ぐにゃりとなったままで上体を
蓉子さんに抱えられながら、後ろから突かれる格好でいました。
「あぁ……あ、あうっ、あ、あっ」
「み、美香ちゃん。ご主人さまがいらっしゃってくれているのに、だらしないわよ」
おじさまが目の前にいて蓉子さんの叱咤にもかかわらず、わたしは肉体の力を
取り戻すことができません。性器を中心に送り込まれてくる快美感に液体になって
蕩けてしまっているみたい。
「ご、ごめんなさい。ごめんなさい……おじさま……蓉子さん……。みか……美香を、
美香を……」
蓉子さんは、私のガクッと折れた貌を、右の手のひらで掬い上げるように頤を掴んで
ぐいっとわたしをおじさまに晒すのです。
「おじさまじゃなくて、ご主人さまですよ。さあ、挨拶して」
「あっ、あぁああっ、あっ……。ご、ご主人様、ゆるしてください……」
「何がだい、美香?」
「あ、あっ、おっ、おじさま……」
太くて低いおじさまのやさしい声が、わたしのなかの性的な高揚感に拍車を掛けました。
「美香ちゃん。おじさまではないでしょう!」
蓉子さんのわたしの顎を支えていた手が更に上げられて、涙がこぼれてしまいました。
「ああ……、あっ、ご、ごめんなさい!ご、ご主人様がいらしているのに……、
ああッ!」
「もう赦してあげて……娘を、美香を!」
「わたしだけが悦んでいて、美香はいけない子です。ああっ……!」
「美香は悦んでいるのかい?」
『32』
「はっ、あっ、あ……!はい、はい……ご主人様!」
「赦してやってください!蓉子さんも、みかを、美香を離してあげて!」
「伸江、静かにしないかッ!」
「いやあぁあああッ!」
「ご、ごめんなさい……おかあさま……あ、あっ、み、美香は悪い娘です……あぁあああッ!」
「歔くほど、嬉しいのか?」
「はっ、あっ、あ、あ、はっ、はい、はい……はい!」
私は自分の頬のみならず、蓉子さんの手も濡らしていたみたいでした。もし今、私が色に
惑溺している貌を見せられでもしたら、と思うと気が狂ってしまいそうでした。おじさまと
蓉子さんに、赦しを乞うておきながら悦びに喘いでいることが、自己陶酔しているがゆえの
なにものでもない醜態としか映らないでしょうから。
それでも私はおじさまに仕えたい。でも、考えれば考えるほど怖くて仕方がありませんでした。
髪をぐいっと掴まれて、見てみろ!これが美香の本当の姿だ!と鏡を覗き込めと命令されれば
逆らうことはできませんでしたから。きっと鏡の自分の貌に卒倒したことでしょう。
「いいんだ。美香はおじさまでも」
おじさまがわたしを見下ろしています。
「お赦しが出て、よろしかったわね。うらやましいわ、美香ちゃん」
蓉子さんは火照る顔で私に頬摺りしてから耳に舌を尖らせて、ねっとりと差し入れて来ました。
蓉子さんに責められている私をじっと見つめているおじさま。そして、おじさまの後ろからは、
おかあさまの啜り泣く声が聞えてきます。
色に耽溺するということがどういうことなのか、少しだけわかったような気がしました。
緋色の上に裸身を晒しているような面持ちでした。蓉子さんが私の背中で、躰をのたうつように
うねらせ乳房を躙り、わたしの頭は痺れてぼうっとしていましたが、反面そんな自分に
浸ることは罪悪とも感じていました。
『33』
おじさまを差し置いて耽溺することはもってのほかなのです。蓉子さんは、私の
ぐらつく貌を、もう受けてはくれませんでした。だから私は蓉子さんに衝かれて
いても快美を堪えるようにして、閉じていた瞼をカッと開き、おじさまの屹立を
見ようと、なんとか貌を上げるようにと努めていました。わたしを開いてくれるのは、
おじさまの逞しいペニスだけなのですから。
蓉子さんから逃げるようにして、私の前に立って見ていらっしゃるおじさまへと、
肘を付きながら手で畳を掻くようにして這って行きました。それでも、まだ
届かなくて、私はおじさまの足に手を伸ばすのです。わたしはおじさまの手が
握りたかった。蓉子さんに後ろから擬似ペニスでセックスをされながら、そんな
幻視を見ていたのです。
すると蓉子さんは、私のお尻をぐぐっと、ご自分の下腹に引き付けて、また
衝きあげてきました。
「ああっ!んあぁあああッ!」
蓉子さんの律動を受容して、四つん這いにさせられている私におじさまは跪いて
頤をかかげると、頬をかるく叩くようにしてから紅潮した頬をやさしく撫で廻して
くれました。
私は躰を貫かれる悦びとおじさまのやさしさにふれて、喚く口元からはしたなく
顔をふって唾液を畳に撒き散らしていました。やさしくされるのも、擬似ペニスで
蓉子さんに突かれて嬲られるのも、もう私には限界でした。
「あっ、あぁああッ!ゆっ、ゆるして……ください!美香をゆるしてぇ!」
「わたしは淫らな美香も好きだよ。唾液をふりまいて、もっと淫らになりなさい。
ほら、美香……さあ」
「ひいっ……!」
おじさまの後ろから、かぼそいおかあさまの悲鳴が聞えて来ると同時に、
私はがしっと蓉子さんの律動でぐらぐらする貌を掴まれ掲げられていました。
そしえん
『34』
そのおじさまの手の力が、私の女心を万力で磨り潰すような錯覚を与えてから、
背に快美感となって駆け抜けるのでした。
(ああ……たまらない、たまらないの!おかあさま、おかあさま……ゆるして!)
そしてまた、蓉子さんに衝きあげられて、私がお口を大きく開いて叫んでいると、
待ち構えていらっしゃったのか、後頭部に手をあてがわれ逞しくなったペニス、
私が欲していたナマの、おじさまの尖端の茜色の艶やかに張った瘤が、喉奥にまで
一気に押し入ってきたのでした。
「ぐふっ!んぐうぅうっ……!」
私は苦しさで、膨らませた鼻孔からくぐもった呻きを洩らすのですが、前と後ろからの
責めに、もう躰がばらばらになりそうです。おじさまによる口責め、蓉子さんの後ろからの
肉責めに、愉悦に沈んでしまいそうになる自分を否定する術など、もうどこにも
ありませんでした。
私は淫らな少女、いえ女になっていたのです。しかし、おんなというには羞かしいくらい、
蓉子さんにもおかあさまの足元にも及ぶものではありません。おじさまは、こんな私を
どう見られて慰めてくれているのでしょうか。
でもこの感じはなんなのでしょう、初めてでした。もう、躰がバラバラに弾け跳んで
しまったような感じであって、一度ブラックアウトしたはずなのに、いまいちど殺されてしまう。
なんどでも呼び起こされて殺されてしまうのです。私はもっと殺されたい。私をもういちど
殺してください、おじさま……何度でも。逞しいおじさまのペニスで、美香を何度でも殺してください!
おじさまのペニスで、突かれる度に口から唾液があふれ、快美感の渦に私は呑まれて
いきました。貌は真っ赤になりながら、おじさまのペニスをさもおいしそうに私は
咥え込んでいるのでしょうか。見て、おじさま!淫らに悦んで、おじさまのものをおいしそうに
おしゃぶりしている淫らな美香のお顔を見てください!見て、おじさま!見てください!
『35』
蓉子さんが髪を掻き分けて、私の真っ赤になっている頬と耳を、おじさまに
晒しました。見ていて欲しいとねがいながらも、わたしは羞かしくなってしまい
貌を横に無意識のうちに狂ったようにゆすっていました。
「んっ、んぐうっ、ぐううっ!」
「だめ!気をしっかりもって、美香!ご主人さまのだいじなものに歯をあてては
いけないわ!それに、ちゃんと舌を使って悦んで頂くの。わかったわね!」
「んっ、んんっ、んん……」
私はなんとか返事をしょうとしていました。しかし、声になどなるわけがないのです。
おじさまは烈しい口腔性交で私の喉奥を犯しながら、手では髪を握り締めていました。
最初は有無をいわさずに、貌を掴まれていたのですが、今は髪を掴まれて
引っ張られるその痛みと喉奥を突かれて込み上げてくる気持ち悪さ、その暴力の
嵐に私は酔っていました。いつものやさしい愛撫に呼び起こされる感覚とは異質の、
妖しい目覚めが私の中で見つかりそうです。
おじさまに悦んで欲しいという気持ちは、私の中にはとうにありませんでした。
抗うことのできない快楽の奔流にどこまでも流されていくのです。私の耳に届いて
いた筈の、おかあさまの悲鳴がいつしか啜り泣きに変っていることも、なにかの
きっかけになっていたのではないかと思います。
「構わないぞ。歯ぐらいあてても構わないから、好きに感じなさい!」
「ぐうっ、ぐふっ」
意識が遠のいていきました。
「美香、わたしを噛んでみろ!さあ、俺のチンポを咬むんだ!咬め!」
「ご、ご主人様……!」
「蓉子、ピッチを落すんじゃない!」
『36』
「し、しかし……ひッ!あッ!」
蓉子さんの顔が私から離れて、私の頭上で頬を張るパシーン!という音が数回
しました。蓉子さんがおじさまに叩かれていたのです。わたしのヴァギナへの抽送は
止まってしまい蓉子さんの呻き声が私の背に降り注ぎます。
「は、はい、わかりました……ご主人様」
「美香……、がんばりなさい!」
遠のく意識におかあさまの励ましの言葉が届いてきました。おじさまの後ろから
おかあさまの手が伸びて、私の手を握り締めてくれるのです。啜り泣きをしていた
おかあさまが、わたしの挫けそうなおんなを見かねて這って来てくれたのでした。
「ん、んんっ、んぐうぅううッ!」
私はまた、深く喉と膣を突かれて、躰中から汗をどっと噴き上げていました。
水も飲まないで一日耐えて、それにシャワーもちゃんと浴びていたのに、毛穴という
毛穴が拡がってしまって、汗が噴き出てしまっています。
「んっ、んんッ!ん、んッ!んんんんッ!」
(イヤ、イヤ、イヤ……!美香の匂いを吸わないで、おじさまあぁあああああッ!
いやあぁあああああッ!吸わないでえ!吸わないでえぇええええッ!)
わたしは喉の奥に、おじさまの精液の迸りを受けていました。懸命に喉を
鳴らしながら飲み込もうとするのですが、湧き水のように途切れなく流れ込む
精液にとうとうむせてしまい、畳の上に吐き出してしまいました。
「美香ちゃん。ちゃんとご主人さまのものを綺麗にするのよ、いけない娘」
たぶん、おかあさまの声だったと思いますが、蓉子さんの声だったような
気もしました。おじさまに教えられた恥戯をまっとうできない私をおじさまは
どんな風に思って見ているのでしょうか。聞いてみたい……。おじさまの恍惚と
していたお貌を拝めなかった美香を罰してください。両腕をついて、畳に貌を
落としてわたしはまだゲェゲェと大切な精液を吐き出していました。
『37』
「綺麗だったよ、美香。わたしに抱かれているとき以上に悦びを極めた貌をもういちど
見せてくれて」
おじさまの両手が頤を掬って持ち上げようとしていました。涙でぐちゃぐちゃになり、
頤は痺れてだらしなく開いている美香の貌をです。
「おじさま……わたしは……美香は……おじさまが……」
私はおじさまに抱かれていたの。蓉子さんに抱かれていても、おじさまのペニスだけの
思い出が膣内(なか)に残っているの。どれだけ快美感で躰を灼かれても、美香が
愛しているのはおじさまのだけなんです。私はそう言いたかったのに、涙をあふれさせて
声になりませんでした。口腔には苦味と頑固な粘り気が居座っていました。わたしは唾と
いっしょに呑み込もうとしていると、おじさまの唇がわたしを掠め取って往ったのです。
わたしは一輪の紫露草でした。紫青色に咲く初夏の一日花。花弁の中はどろどろに
なってしまっていて、生まれ代わって次の朱夏を静かに待ち焦がれているのです。
保守
いつも何気にスルーされてるようなんだか、漏れは花の町タソ(こりはHNじゃなくてタイトル?)
の小説が好きだああ!上手いよ、ほんと。萌え〜。
補完サイトに最終更新日を入れて欲しいです。
610 :
名無しさん@ピンキー:03/10/04 13:45
保守あげ
TさんとSさんはどこへいったんだ。
ほっしゅ
608さん、読んでくれてありがとうございます。
少し自信が持てました。
首皮一枚でぷら〜ん、ぷら〜ん。
>>花の町
女性一人称の文体がええなぁ
なんか告白文を読んでるみたいで
>>606 最後の2行に惚れた。
いや全体もいいんですが。
こんな言い回しができるっていいなあ。
花の町さんは文章うまいよね。うますぎて、抜きにくいけど(笑)
あと難しい漢字はひらがなに開いた方が親切じゃないかな。
ルビがうてないのが欠点だな
()とかでやられると興醒めだし
そろそろ新人さんこないかな
ほんとみないなSOTとTJ
保守
ほっしゅ
お久しぶりです。
「加奈の夏休み」第3章 「8/12(火)晴れのち夕立」
と
「彌生の夏休み」第3章 「8/12(火)晴れのち夕立」
を季節外れながら再開します。
章題から推測できるかもしれませんが、ちょっとした仕掛け?があります。
「加奈」と「彌生」を交互に投稿していきますが、片方ずつでも交互でも読めるようにしてあります。
お好きな方で読んでくださいな。
「加奈の夏休み」第3章 「8/12(火)晴れのち夕立」
鋭い日差しが肌を刺す。
しかし、それだけではないのはわかっている。
たくさんの痛いほどの視線が突き刺さる。
子供連れの父親。高校生らしき男の人。同級生ぐらいの男子達。そして、顔を真っ赤にした小学生の男の子。
加奈は布地できつく引っ張られているアソコがキュンと蠢くのがわかる。
歓声が響く市民プールの中で加奈がいる周囲だけはギラついた空気が漂っている。
加奈は濃紺のスクール水着を着ている。しかし、明らかに変なのである。加奈の周囲の牡達は敏感にそのことを見破っていた。
オッパイは水着に入りきらず横からはみ出しているし、乳首の位置も知らしめている。
そして、足を一掻きすればお尻の布地はスルスルと捲れていきTバックになってしまう。
密着しているアソコには一筋ハッキリはいってしまっている。
それもそのはず、小学校の時のスクール水着で第二次性徴を迎えた加奈には一回り小さい上に胸と股間の裏打ちは剥ぎ取られている。
ある意味、裸より恥ずかしく感じれる。
「彌生の夏休み」第3章 「8/12(火)晴れのち夕立」
心臓の音が頭の中でバクバクいっている。
更衣室のカーテンを開け一歩前へ踏み出す。
先週買ってもらったオニューの水色の水着ではない。
黄色いワンピース胸元に可愛らしい白いフリルがついている水着だ。
去年まで使っていた水着を彌生はわざわざ身につけている。
『大丈夫…大丈夫…』
心の中で呟きながら青い空の下に出る。
隣街の市民プールなので知っている顔はいない。もちろん友達も一緒に来ていないので彌生一人だ。
ぎこちない準備体操をソコソコにプールサイドの方に歩を進める。
向こうから小学校低学年ぐらいの男の子達が水鉄砲を片手にはしゃぎながら駆けてくる。
「まてー!」「くらえっ!」「キャッ」
ビュッと飛び出た水弾は先頭を走ってた子ではなく、その横の彌生に命中した。
謝りもせず男の子達は彌生を置いて行ってしまった。
「コラー走るんじゃなーーーい!大丈夫だった?」
監視員のお兄さんが私の方にやってきて声をかけてくれる。
「はい、大丈夫です」
視線を移すと濡れた胸元は透けてフリルの下から乳首がうっすらと浮かび上がっていた。
>>623の加奈の続き
ジロジロと見られていることから逃げ出したいのともっと自分のイヤらしい身体を見て欲しいのが鬩ぎ合っていた。
プールからあがるとどうしようかとまごついているのをほっといて食い込んだ水着を直し、フェンスに掛けていたバスタオルを取る。
プールサイドで木陰になったところにバスタオルをひき仰向けに寝転がる。
腰の奥がジンジンする。入り口の方はムズムズし始めてきている。
触りたいけどもうみんなの注目を浴びているから、さすがに我慢するしかない。
そのかわりプールの方に向いている脚を肩幅ぐらいに広げる。
自分の胸で死角になっているが男達の視線が股間に集中しているのをチリチリと感じる。
プールに入ってる男達の目線の高さは、丁度、私のアソコになっているはずだ。
普段では絶対お目にかかれないアングルからの眺めで生唾ものだ。
しかも、スクール水着を来た少女の食い込んだ股間で男達は余計にプールから上がることは不可能になった。
『見てるのね…加奈のアソコを…んっ…はぁ…でも…触りたい…おかしくなっちゃう…』
熱病にうなされ始めている加奈は瞼を閉じたまま、お腹にのせた手でまだ濡れている生地をギュッと握る。
拘束感をよりアソコに感じるためだが惹きつけられている男達へのサービスともなった。
股間を覆う生地の面積は小さく細くなり、スジどころかラビアの形まで薄らと浮かび上がる。
小さな歓声が聞こえてくる。それに応えるかのように何とかお尻を覆っていた生地は伸縮性の限界で徐々に谷間に滑り落ちていく。
>>624の彌生の続き
『イヤッ…』
顔が真っ赤になっていく。胸元を手で隠しその場から逃げ出したい衝動を抑え、返事をする。
変に思ったのか監視員のお兄さんはしゃがんで下から恥ずかしくて俯いた私の顔をのぞき込んでくる。
「な、なんでもありません」
「そお?日射病かもしれないから日陰でやすんでたら?」
「だ、大丈夫です。今、来たばっかりですから…」
「んじゃ、無理しないでね。不安だからみといてあげるね」
そう言うと、浅黒く日焼けしたお兄さんは監視台のほうに戻っていく。
はやく透けている胸元を隠したいから一気に首まで冷たい水に浸かる。
誰にもみられていないかキョロキョロと辺りを見回す。
しかし、小学生の男の子達はビーチボールに夢中で彌生には目もくれない。
段になっていて水中で座ることができるので腰掛ける。波は露出した肩に掛かる。
改めて自分の全身を水面の上からゆっくりと眺めてみる。
胸のふくらみは黄色い水着を押しのけ、さらに尖った乳頭が白いフリルの間から覗いている。
ワンピースはちょっと小さいせいか伸びた生地がおへその所で少しくぼんでいる。
さらに下に視線をずらす。波に日差しが反射して見にくいが股間のところが薄暗くなっている。
陰毛がうっすらと透け、とてもあがれる格好じゃない。
『こんなに見えるなんて…』
昨晩、例の掲示板で加奈さんと私に指示が出された。
私は胸と股間を覆う裏打ちを取った水着でプールに行くことだった。
濡れた水着がピッタリと彌生の肌に吸い付いて、乳輪と陰毛を際だてさせている。
再び周りを見回すとちょっと離れたところにある監視台に座った先ほどのお兄さんと目が合う。
にっこりと微笑み返してくれたがはずかしくって目線を外して俯いてしまう。
>>625の加奈の続き
ほとんどTバックになり、コンクリートから直に蓄えられていた熱が日焼けしていない白尻を火傷しそうに焙る。
陸上のスパッツのせいで日焼けしている所としていない所がはっきりと
白黒に分かれた太腿は水か汗か判別がつかない滴が幾筋も垂れ下がり、コンクリートを黒く湿らせていく。まるで、股間から溢れてくる汁のように。
水着をいっしょに握りしめた手は拳をつくり、周りにはわからないぐらいゆっくりと弛めたり握りしめたりと心臓のように繰り返している。
しかし、喘ぎ声を含んだ吐息は次第にはやくなっていく。
『ふぅん…クチュクチュしたい…もっと強く…』
手持ちぶさたな左手を何気なさそうに胸に持っていく。加奈の身体がビックンと震える。
『乳首がこんなに…んっ…ダメ…羞ずかしいのにぃ』
実際に自分の指で胸を触ってみることで、白昼にどれだけ乳首を起たせているのかわかる。
なぞるだけで乳輪の膨らみと乳首の固さが感じられ、湿った布地越しの乳首は指からの刺激を貪欲に吸収していく。
もし、この手がアソコを触ったらどうなるんだろうという甘い思考と公共の場で男達に見られているんだという警告がせめぎあうように左手は胸から徐々に下半身の方へとのびていく。
おへそを過ぎた辺りから微妙に震えてきて、ドキドキしてきた瞬間。
ポン…コロコロ…
「すいまーせーん、ソレ取ってもらえますかぁ?」
脇には生温い風にのって逃げていくビーチボールとプールからの女性の声で自慰行為が中断されてしまった。
ビーチボールをプールの方に投げ帰した時には、盗み見ていた男達も散っていってしまった。
『ここじゃ、やっぱり…無理よね……触りたいのにぃ』
考えながら食い込んだお尻を直すと、まだ湿っている水着の一番下の部分、股間から滴が内股を伝って膝裏まで流れた。
探すように見回すと20mほど離れたジャグジーのスペースがタイミングよくポッカリと空いていた。
『あそこなら…』
加奈の脚は走り出したいのを我慢しながら、想像を廻らせていた。
>>626の彌生の続き
白い肌に朱色が混じる。
こんなはしたない格好で公共の場に出ている、そう考えると恥ずかしさが体中に駆けめぐる。
しかし、更衣室に戻るにもそれは遥か彼方にあるように見える。とてもこんな格好ではプールから上がれない。
どうしようもないのでプールの角の所まで肩まで水に浸かりソロソロと移動する。
隅でジッとしていると私だけ異次元に存在するような感じがする。
誰も私に注意を払わない。先ほどの監視員のお兄さんもあらぬ方向の女性の水着姿に見とれている。
私自身に魅力がないのか、ただ単に対象になっていないだけなのか、ちょっと哀しくなる。
「誰も見てないんだったら…」
昨晩出された指示の続きを思い出し、周囲を見回し薄い化学繊維の生地をずらし股間を丸出しにする。
『1、2、3…』
目を瞑りながら心の中で10秒数える。水流がアソコを洗い流していく。
息を止めていたのを解放すると同時に、再び周囲に目をやる。
しかし、相変わらず周囲は何の興味も私に持ってないようだった。
先ほどまでの恥ずかしい気持ちはどっかにいってしまい、その代わりに意地になってしまった。
『次はもっと…』
629 :
名無しさん@ピンキー:03/10/12 19:06
プールの中央まで跳ねながら進む。ここなら監視員のお兄さんも見えるし、誰か私を見ているかも知れない。
プールの底に踏ん張るように両脚で立ち、今から素潜りするかのように深呼吸をする。
にもかかわらず心臓は早鐘を打ち、緊張で手足がしびれる。
熱くなったアソコに手をのせる。ピッタリと張り付いた水着は私の大陰唇の形取られている。
覆っている薄っぺらな布を再び右手でずらす。生地が引っ張られ右のお尻も露わになる。
強引に引っ張っているためお尻の谷間に食い込み、肩紐も徐々にずり落ちていこうとする。
『…10、11、んん、12……』
10秒を越える時間、水の中だがさらし続ける。時間を数えていても早いのか遅いのかもわからない。
下腹部は熱く、煮えたぎっているのにブルブルと鳥肌が全身を覆っていく。
ザバァッ
もうすぐで30秒と言うところですぐ後ろで水をかき上げる音がした。
彌生の心臓が鷲掴みにされる。その拍子に尿道から生暖かい液体が溢れてくる。
『きゃっ!イヤ、と、とまらない…ダメッ………………………………あぁっ…』
力を入れてとめようとするが、一端始まってしまった放尿は勢いよくまき散らされていき塩素とアンモニアは中和される。
全てが出終わるとブルルと体が震え、それと同時に冷静さが戻る。
慌てて後ろを振り向く。音の主は何事もなかったかのように私の横をすり抜けていく。
プールサイドの監視員のお兄さんは怪訝そうに私の方を見ている。
彌生はよれた水着も直さずすぐにその場を泳ぎ去り、反対のプールサイドに泳ぎ着き、そのまま隣のプールに走っていった。
おかえりなさい!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
激しくGJです!
前スレ735に続く(大奥秘鑑)
「ちづ、入らぬと申したがそなたの尻は張り形を根元まで飲み込んでしもうた
ぞ。手を伸ばして、確かめてみい」
ちづは恐る恐る股間から手を伸ばしてみた。震える指先は、破爪の激痛が残る
肉襞に触れ、蟻の門渡りを過ぎ、固い異物に行き着いた。白い指先を菊門の周
りに這わせると、いやでも腹中に突き入れられた張り形の太さを実感せざるを
えない。
「こ、怖い……お願いでござります、瀧山さま、は、早く抜いて下さいまし」
「ならぬ。折檻はこれからじゃからな」
と言うと、瀧山は股間に伸ばしたちづの手を払いのけた。
「後ろの菊を散らした後は、前の小菊を嬲ってやろうかのう……ふふ」
前の小菊とは何のことかと訝っていたちづは、肉芽に激痛を覚えてのけぞった。
「ぎぇぇ……」
畳に顔をつけ尻を高く上げているちづは、首を回して股間を覗いてみた。瀧山
の手が指をはじく格好で肉襞の合わせ目に狙いをつけている。
「おやめくださいまし……」
爪の色か、白いものが一閃。再び激痛が肉芽を襲う。
「ひぃぃぃ……」
「どうじゃ、ちづ。小菊嬲りは気に入ったか」
「もうかんにん……これ以上嬲られましては、ちづは命がありませぬ」
瀧山は思い通りの返事を引き出してにやりとした。
「ふふ、ちづ、御殿女中はご無理御尤もでなければ勤まらぬぞ。大奥での座馴
れた振舞いを覚えるにはもう少し折檻が必要じゃな」
再び首を回して股間を覗いたちづの目に、瀧山の手が見えた。陰肉に狙いをつ
けたその指は、満月に引き絞った弓のような緊張感を漂わせている。
「ああ……怖い……」
怖いが見てしまう。いや、見ずにはいられない。震えるほど力の入った瀧山の
指がいきなり弾けた。抉り取られるようにひしゃげるちづの肉芽。目に映った
恐怖に、後から追いかけていた秘肉の激痛が重なって、ちづはのけぞった。
「ひぇぇ……お、お許しを……」
「ならぬ。小菊嬲りはまだ始まったばかりじゃ」
瀧山の指は立て続けにちづの肉豆をはじいた。ちづは菊座に突き立てられた張
り形の鈍痛と前の小菊のひりつくような痛みに気が遠くなりそうだった。
「ちづ、小菊嬲りの味はいかがかな」
「大変よろしゅう御座います、瀧山さま」
「うむ、よいお返事が出来たようじゃな。やはり、御殿女中を仕込むには厳し
い折檻にしくはない」
満足そうにそう言うと瀧山は左手で押えていた張り形を右手に持ち替え、ゆっ
くりと出し入れし始めた。
「ちづ、そなたの菊門は磯巾着のように張り形に吸い付いておるな」
「あっ……いや……うぅ……」
後門を責められて便意を催したちづは、それをこらえるのが必死でしどろもど
ろになったしまった。
「ちづ、どうかいたしたか」
ちづは消え入るような声で、
「か、厠へ……」
瀧山は後ろからちづの耳元に、
「厠へ行きたければ、皆に聞こえるような大きな声で、『糞がしたくてたまり
ませぬ』と言ってみい」
とささやいた。ちづはかぶりをふって、
「左様なこと……申せませぬ……お、お許しを……」
「小菊のつぼみがまた落ちた。それひとつ」
瀧山は再びちづの肉芽をはじいた。
「それ、もうひとつ」
長く糸を引くようなちづの悲鳴が消えると、瀧山はまた張り形をうごかし始め
た。突然の痛みで遠のいた便意がじわじわと戻ってきてちづを苦しめる。
「まだ、強情を張るか、ちづ」
ちづは小刻みに太腿をゆすりながら便意をこらえた。
「そなたの汚物で大奥の畳を汚せばただでは済まぬことは分かっておろうな」
この脅しにちづは抗しきれなかった。
「く、糞が……したくて……たまりませぬ……」
部屋に控えていた小上臈たちはどっと黄色い笑い声を上げた。瀧山は笑いの渦
がおさまるのを待ってから、
「したいと申すならさせてやろう。お庭の池がお誂え向きじゃ。あの飛び石の
ところに乗ってするがよい」
ちづは耳を疑った、
「か、厠へ行かせていただけないのですか……」
「先ほど大声で何と申した。厠へ行かせて呉れなどとは申しておらぬじゃろう」
ちづはまた罠にはまったのを悟った。裸に剥かれ、女陰も菊門も晒していても
羞恥心は決して消え去らない。排泄を見られてしまう恥ずかしさに体が火照る。
「そなたがしゃがんで息むところを検分して女改めの仕上げと致そう。よいな、
縁側を向いて飛び石の上にしゃがむのじゃぞ」
そう言うと瀧山はちづの尻から張り形を抜いた。排便を止めていた栓を抜かれ
て漏らしそうになったちづは、尻をすぼめ、手で押えて必死にこらえた。
「それ、愚図愚図するでない」
ちづは右手を尻にあてたまま何とか起き上がり、左手で胸を隠し、陰門を見ら
れまいと太腿を固く閉じてすり合わせながら池にむかった。
「各々方も縁先に、さ、さ。しかと検分いたそう」
と瀧山は小上臈たちを促す。我慢の限界を迎えたちづは、縁側から庭先に降り
ると、もう小走りで池の中の飛び石に向かった。
テレビでやってた大奥を連想してしまいますw
「股を大きく開いてしゃがむのじゃぞ」
瀧山は念を押した。ちづは飛び石にたどり着き、しゃがみこむ。大きく開いた
股の真ん中に練り切りがぶら下がったかと思うと、ポチャンと音を立てて池に
落ちた。縁側の女たちのすくす笑いがちづの羞恥心を逆なでする。途中で漏ら
さずに池までたどり着けてほっとした気の緩みか、生理現象の哀しさか、乾き
かけた破爪の血と愛液で閉じた肉襞を突き破って小水がほとばしりはじめた。
小水は池にじゃあじゃあと大きな音を立てて落ちていく。
「あっ、いやぁぁ……」
ちづはかぶりをふりながら両手で耳をふさいだ。
お池の鯉は、ちづがひりだした練り切りを美味そうにつついていた。
642 :
名無しさん@ピンキー:03/10/13 02:38
test
ご無沙汰いたしております。
第3章632まで保管しました。
一気にやると大変肩がこります。
新しいサイトについてですが、
phpで書かれたwikiを使おうかと考えています。
アダルト可、かつ、php可の鯖を探しています。
情報あったら教えてください。
すみません、保管サイトってどこにあるんでしょう。
途中まで読ませてもらいましたが見つかりませんでした。
>職人さん達
グッッッッッジョブ!!!
これからもがんがってください。
失礼しました。
2にありました。
興奮してぼけてます。
>>647 いえ、私が更新します。
ただ、最終更新日の表示や見出しをつけると言う作業が楽ですのでよいかと思いまして。
aaaはアダルト可かどうかわからなかったので、
とりあえずmega-spでやってみます。
ゞ:ヾゞ゛;ヾ;ゞ ,',;:ゞヾゞ;ゞヾ.: ヾ:ヾゞヾ., .ゞヾゞ;ゞ ヾ;ゞゞ;ゞ ` ``
,,ゞ.ヾ\\ ゞヾ:ゞヾ ノノ ゞヾ . ゞヾ ゞヾ .ゞ;ゞヾ;ゞゞ;ゞ ヾ;ゞゞ;ゞ `
ゞヾ ,,.ゞヾ::ゞヾゞ:ヾ ゞ:.y.ノヾゞ..ヾ .ゞ,'ヾ ゞヾゞ ;ゞヽ,.ゞ:,,ヾゞヾ;ゞゞ;ゞゞヾゞ; `
ゞヾゞ;ゞゞヾゞ;ゞiiiiii;;;;::::: イ.ヾゞ, .,; ゞヾゞ___// ;ゞ ゞヾゞ;ゞ ヾ;ゞゞ;ゞ `
ゞヾ ゞ;ゞ iiiiii;;;;;::::: :)_/ヽ,.ゞ:,,ヾゞヾゞ__;::/ ゞヾゞ;ゞヾ;ゞゞ;ゞ
ゞヾゞ;ゞ iiiiii;;;;::::: :|;:/ ヾ;ゞゞ;ゞ ヾゞ , `
ヾ;ゞゞヾ;ゞゞ |iiiiii;;;;::: : |:/ ヾゞ ` ` ` ,
ヾ |iiiii;;;;;::::: ::| ` ` ` ` ` `
` |iiiiiiii;;;;;;::: :| ` ` このスレは無事終了しました。
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` |ii,iiiiiii;;;;;;::: ::| ` ,
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` |iiiiiii;;;;;;((,,,)::.::| ` フゥ ` ,
` |iiiiiiii;;ii;;;;;;~~~:|` ∧ ∧ ∧_∧ ♪ `
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` |iii;;iiiii;::;:;;;;::: :::| ` /つ目 ~旦⊂|
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,.,.. ,.... ,,,.. ,,,,.,.. ,.... ,,,.. ,,,,.,.. ,.... ,,,.. .,.. ,,, ,..,,..,.... ,,,.. ,,,,.,.. ,.... ,,,.. ,,,,.,"",,,,.,.. ,.... ,,,.. ,,,,.,.. ,.... ,,,.. ,,,
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ