星井七瀬のエロ小説があると聞いたんだが・・。

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>>9のつづき

「ふふっ、可愛いパンツ履いてるのね」
麗奈は七瀬のタータンチェックのスカートをめくり上げたまま、背後に立った。実際、薄いピンクに
フリルをあしらったパンツは、七瀬の清楚な色香をそのまま表わしてるかのように似合っている。
いつもは「ダサイ」と思っていた紺ブレザーの上着も、なにか妙にいやらしさを引き立ててるみたいで
小気味よく麗奈は感じた。
(‥こ‥こんなのひどい‥)
麗奈よりひと回り小柄な七瀬は、後ろから抱きすくめられるような体勢のまま震えていた。
目を伏せ、男子たちの好色な視線と合わせないようにして‥
「じゃあさ、パンツも下ろしちゃおうか? 女の子の一番大切なとこ見せて謝れば、
男子たちも許してくれるよ」
肩越しに麗奈がそう言った。耳元で聞こえるその声はまるで悪魔の囁きだ。
「お、おい、本当に脱ぐのかよ‥?」
それを聞きつけた男子が、狼狽しつつも喜びを抑えきれない声で聞く。
「七瀬は責任感が強い子だから‥そうしたいんだって。そうでしょ、七瀬?
授業めちゃくちゃにしちゃったんだもんね」
ふるふると首を横に振るのがせめてもの抵抗だった。‥しかし言葉がでてこない。
有無を言わせぬ口調で麗奈にいわれると、いやと言えないのだ。今も射抜くような冷たい目で
後ろから見下ろしてるにちがいない。その時‥
238:03/02/26 05:23

「田中さん! いいかげんにしなさいッ」
女教師が金切り声で麗奈の苗字を呼んだ。教室に電気が走り、生徒たちが息を呑む。
しかし麗奈だけは別だった。少しも怯まず、クールな視線を声の方へ向ける。
「あら、先生は黙ってらして。七瀬は自分で脱ぐって言ってるのよ。それとも荒れ放題で有名な
W中学に転勤をお望みかしら」
涼しい顔でそう言い放った。麗奈はこの学園の理事長の娘なのだ。その上、父である理事長は
市の教育委員を兼任し、市議会とも通じている。たとえ教師であろうとも麗奈には逆らえない‥
それがこの学校における暗黙の了解だった。
「うッ‥く‥」
女教師は怒りの表情を浮かべたまま唇を噛む。
数秒、睨み合いの火花が散った。しかしついに次の言葉は出ず、目を逸らした。
「さ、七瀬、思わぬジャマが入ったけど、脱いじゃお。少し足広げて」
一言で斬って捨てた女教師にはもう目もくれず、麗奈は優しげに言った。まるで姉が妹に
語りかけるような親密さで‥。しかし浮かべている微笑は、どこか酷薄な意地悪さを
感じさせるもので、見ている人間をぞっとさせるのだ。
「だいじょうぶよ。心配ないから」
麗奈は片手でスカートをめくり上げたまま、空いている方の手でパンツに手を掛けた。
腰に掛かる横の細い部分だ。そこをゆっくりと引き下げていく。少しずつ‥少しずつ‥
それに合わせ、七瀬の白い下腹部も徐々に露わになっていく。
「‥あっ‥やッ‥」
七瀬の大きな瞳には涙が浮かんでいた。そして懇願するように後ろへと顔を向けたが、
麗奈は「何か?」といった表情で小首を傾げるだけだ。止めるそぶりは微塵もない。
七瀬は絶望に震えた。もはや七瀬の女芯をむき出しにされるのは、時間の問題だった‥

(つづく)