母親が他人に犯される作品 #2.2

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鎮まった状態でさえ、佐知子を畏怖させた達也の男根である。
力を得ないままにして、裕樹はもちろん、記憶にある亡夫のペニスを
凌ぐ量感を見せつけて、佐知子を圧倒した長大な肉塊である。
これで、膨張したら、いったいどれほどの大きさになるのか、と。
想像するだけで、佐知子は慄いたのだったが。
いま、見開いた眼に映る現実は、佐知子の夢想をはるかに超えていた。
四肢をのばして、ゆったりと横たわった達也の股間に、隆々と屹立した肉の塔。
達也の逞しい身体に比べても、あまりに不釣合いだと思える、その巨大さ。
息をつめて、瞬きさえ忘れて、佐知子は見つめた。
その驚愕と恐怖に引き攣った表情が、達也の目を愉しませていることに、
気づく余裕など、あるはずもなく。
(……ククク、あの顔。相変わらず、いい反応してくれるよ、佐知子は)
毎度毎度、こちらの期待以上のレスポンスをしてくれる佐知子に満悦する。
確かに、達也にも自慢の逸物だ。ルックスや弁舌以上の、最大の武器でもある。
達也の年のわりに豊富すぎる女性経験は、
その大半が年上の成熟した女が相手だったが(経緯は、さまざま)。
子持ちの熟女でも、多少は遊びなれた女でも、瞠目せずにはいられないような
ケタはずれの巨根である。
だが、佐知子の反応は、過去のどんな女よりも大仰だった。
結婚生活を経験し、子供もいる女にしては、大袈裟とも思える。
(どうやら、死んだ亭主ってのは、よほどの粗チンだったらしいな)
夫と死別して十年近くになるということは、会話の中で聞き出してある。
その間、独り身だからと気軽に遊べるような性格でもないだろうし。
476241:03/06/03 14:46
勿体ない話だ、としみじみ思う達也だった。
こんな綺麗な顔で、熟れた体を持った女が、セックスの悦びも知らずにいるなんて、と。
(俺がタップリと教えこんでやるからな。もうちょい待ってろよ)
佐知子に関しては、口説きおとすというというしばりを自ら定めて、それに添って
行動してきた達也である。ここまで来たら、意地でも佐知子の方から股を開かせなければ、
気がすまない。
まあ、それも時間の問題ではあるが。
はかない佐知子の抵抗を、せいぜい楽しもうとする達也だった。
(ほらほら。いつまでも、そんな怯えた眼で見てんじゃないよ。
 すぐに、こいつがなくちゃ生きていけなくなるんだからさ。
 このデカマラをブチこんでもらうためならなんでもする、牝ブタに生まれ変わって。
 そのデカい乳とデカいケツをふって、ブヒブヒ啼いてさ。
 涙を流して、俺に感謝するようになるんだから。“達也さま、達也さま”ってな)

               (続)