母親が他人に犯される作品 #2.2

このエントリーをはてなブックマークに追加
398241
だいたい、たったこれだけのことに、ずいぶん時間がかかったじゃないか…と、
佐知子のおたつきぶりを哂う。まあ、ブッタマげて、ボーッとなって、
オロオロして、ビビって、それを隠そうとして少しも隠せない、という
佐知子の狼狽ぶりは、おおいに愉しませてもらったけども。
差し迫った尿意は本物であったから、達也は膀胱の緊張を緩めた。
ジョボジョボと、いきなり激しい勢いで放水を開始する。
フーッと解放感にひたる表情は、演技の必要もなかった。
(……なかなか、オツだな。これも)
チンポコまで人に持たせて放尿している状況を、平然と愉しむ。
しかも足元に膝をついて排泄の世話をしているのが、
いかにも自分好みの年増美女で、熟れきったムチムチのボディを
ナースの白衣に包んでいるというのだから……かなり、イイ。
少しヒンヤリとした指の感触も、なかなか。
(……そういや、高本が“肉便所”とか言ってたっけな)
それもいいかも、と思った。うん、是非やってみよう。いずれ。
こんな無粋なガラスの容器じゃなくて、佐知子自身を尿瓶にするのだ。
無論その頃には、佐知子は喜んでその役目を務めるようになっているわけである。
自分から、その色っぽい唇でチンポに吸いついて。
達也の出すものなら小便でも精液でも、ゴクゴク喉を鳴らして美味しそうに
飲みほすのである。
それは達也の中では、既に確定した未来だった。それも、そう遠くない。
そうなることを、達也は少しも疑っていなかった。
(チョロい)
それが、ここまでの経過から下した佐知子への評価だ。
人が善いというのか、年のわりにおぼこいというか。
これほどスキだらけで、こっちの思惑通りに動いてくれる女も珍しい。
しかも、顔や身体は、これまでモノにした女たちの中でも最上等だ。
(やっぱ、これって“運命の出逢い”ってヤツだよなあ。なあ、佐知子?)
……つまりは、自分と出逢って愛玩物にされることこそが、
佐知子の定められた運命だったというのである。
別に、冗談のつもりはないのだった。達也には。
              (続)