>>281 >村々を引き回され
その話と一緒かどうかわからんが、領主である夫に命令された妻が、一糸まとわぬ姿で街中を歩いたって話はあるよ。
11世紀頃のスコットランドで、マーシャ伯レオフリックが領民に苛斂誅求をしていたわけだ。
それを見かねた妻ゴディバは、夫に重税を課することをやめるように言った。
すると夫は、「お前が一糸まとわぬ姿で街中を歩き回ることが出来たら、お前の望みを叶えよう」と言った。
ゴディバは思い悩んだが、領民を助けるためだと覚悟して、全裸になって街中を歩き廻った。
それを聞いて感動した領民は、その日は窓やカーテンを閉め、決して外を見ないように誓い合った。
だが、一人だけそっと覗き見た者がいた。仕立屋のトーマス(トム)である。
彼はその姿を見てしまったために目が潰れてしまったという。
ちなみに、覗きを意味する「ピーピングトム」のトムとは、この男のことである。
関係ないが、チョコレートのゴディバの語源は、全裸散歩をした妻の名前。