エロ小説をかこう!

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1kazuka
うちなんて現実じゃ不細工で誰も犯してくれないから小説で犯したりしまくってっちょ
2名無しさん@ピンキー:02/05/26 17:30
2ゲット
犯しますよ。
3kazuka ◆aF1XHdps :02/05/26 17:32
ありがと、小説犯してね
4名無しさん@ピンキー:02/05/26 17:33
5kazuka ◆aF1XHdps :02/05/26 17:37
ちがうよ〜
6kazuka ◆aF1XHdps :02/05/26 17:45
誰もかきそうにない・・
7kazuka ◆aF1XHdps :02/05/26 17:57
せっかくスレ立てたのに・・
8kazuka ◆aF1XHdps :02/05/26 18:03
むう
9名無しさん@ピンキー:02/05/26 18:24
パイズリできる?
10kazuka ◆aF1XHdps :02/05/26 18:30
ごめん、パイズリってどうゆうのだっけ?
パイパイの谷間にチン○を挟んでシゴクのさ
12kazuka ◆aF1XHdps :02/05/26 18:40
え、実はうちまだ中学だからそんなに胸ないよ
貧乳に用はない! その内、炉オタが来るだろう。
14kazuka ◆aF1XHdps :02/05/26 18:44
小説かこうよ!
自分で書け。
>1
まずはヒロインのキャラ作りから始めたいと思いますので、
もし宜しければ貴様の容姿や体型、性格等を詳述しては
頂けないでしょうか?
17kazuka ◆aF1XHdps :02/05/26 20:11
ん、うん判った教える、じゃあうち中学生って事で。征服とか、ジャージとかじゃない?
体系は、身長158、4〜くらいかな。太ってはいないよ〜胸はあんまでかくないどえす、サイズはA→
顔は、可愛くないから。小説では可愛いって事にしよ〜(笑)
性格は、よく人見知りします。動物占いは「こじか」なんだけど結構当たってた。
って。こんなとこかな?
漏れも、発育途中の女子中学生1さんでエロ小説書くよ。
でも>>16さんのいっているように、もうちょい1さんの情報が欲しいところ。

3時間で17までレスが付くってのは、この板では結構ハイペースではなかろうか。
>>1さん次第でこの板ローカルの名スレになるかも。
19kazuka ◆aF1XHdps :02/05/26 20:17
おお、ありがとって事で↑みよ〜
■初対面では、警戒心が強い。
■誰からも可愛がられたい、八方美人。
■好奇心は旺盛だが、長続きはしない。
■好き嫌いは激しいが、外には出さないのでストレスがたまる。
■仲良くなると、わがままになって言葉使いが乱暴になる。
■人を育てたり、教えたりするのがうまい。
■自然志向の人が多い。(自然食品が好き)。
ちなみにこじかはコンナ性格だったよ
20kazuka ◆aF1XHdps :02/05/26 20:22
てか、此処
21kazuka ◆aF1XHdps :02/05/26 20:23
人少ないにょ・・
(´-`).。oO(ナマモノには食いつき悪いんだYO…)
23kazuka ◆aF1XHdps :02/05/26 20:37
かこうよ!
(´-`).。oO(>太ってはいないよ〜胸はあんまでかくないどえす
      土曜八時八チャンネルのにほい…20年前くらいの。)
25匿名希望:02/05/26 20:49
チャットじゃないんだから、マタ−リいきましょう。
ところで、性感帯はどこですか? 下着の好みも必要ですね。
女子中学生なら、スポーツか音楽(ピアノ、バイオリン)も。
(´-`).。oO(せめて写真でも無いとイメージ沸かないんじゃないかな…)
2716:02/05/26 21:41
>1 ありがとう!よ〜しキャラとストーリーの方向性が見えてきたぞ〜

・初対面では警戒心が強い
      ↓
 性的好奇心は人一倍強いが、相手と打ち解けるまでは大胆なプ レイが出来ない。

・誰からも可愛がられたい、八方美人
       ↓
 複数プレイ導入

・好奇心は旺盛だが、長続きはしない。
        ↓
 童貞解剖からの放置プレイ導入

・好き嫌いは激しいが、外には出さないのでストレスがたまる。
          ↓
 言葉攻め或いは、羞恥プレイからの自己解放。

・仲良くなると、わがままになって言葉使いが乱暴になる
           ↓
 童貞解剖から放置プレイ、そして言葉攻めへの連携。

・人を育てたり、教えたりするのがうまい
         ↓
 年下の男の子に対する女性上位のプレイ導入。

・自然志向の人が多い。(自然食品が好き)。
         ↓
 青姦、野外露出の導入。飲尿、食糞プレイの導入も要検討。

うん、だいたいこんなところだな。
よ〜し、風呂入って早く寝よ〜。
28kazuka ◆aF1XHdps :02/05/27 05:53
あげよう!
29kazuka ◆aF1XHdps :02/05/27 05:57
スポーツ?うちはテニス部だよ。性感帯て意味わカランぞいってかもう書こうよ!
30名無しさん@ピンキー:02/05/27 06:21
(´-`).。oO(>1 導入くらい用意したらどうかな?)
31名無しさん@ピンキー:02/05/27 13:38
286 :名無しさん@ピンキー :02/04/30 12:04
「やだぁ! 出さないで! 赤ちゃんが、赤ちゃんがぁっ!!」
必死に逃げまどう1の膣に270が自分の極太なものを執拗にねじ込んでいく。
「ディフォルメは大切だと思われ…」正面にいた271が1の顔をさらに歪ませる。
「ヽミ*゚ω゚ミ人(゚ω゚=)人(゚ω゚=)ノ」272が、それはあんまりだろ、といった顔で止めにはいると、
「わかっているのなら最初からゴム付けさせろYO!」273がその気もないくせにもっともらしいことを言った。
「いまからここは、1たんにみんなで中出しするスレに変わりますた。」274、今更何を言ってるのだろう。
そんなことははじめから決まっている。「順番決めはジャンケン?ダイス?対戦マリオブラザーズ?」
と言いながら276が、1のドロドロになった後ろの穴にごりごりとダイスを詰め込んでいく。
「カランバかあ、それはそれで見てみたいが…」「しかし違う観点から18禁とか有害とか言われそうだな…」
275と277が、わざと1に聞こえる声で相談をする。1の顔が青ざめる。
「カランバ」の上映会はたった今やったばかりなのだ。しかし連続して襲い来る快感に、1は耐えきれない。
「もうイッちゃうぅぅっ、イッちゃうよぉぉッ ねぇ、一緒に、一緒にぃぃぃ、あぁっ、はぁぁあぁっ
いっ、イクぅぅぅぅぅぅぅぅううううううううううッ!!!!!!!!!」
「1たん面白ぉすぎ。」279がニヤニヤしながら1の耳もとにささやいた。
「そんなこと言ってる場合じゃないみたいだよ。1たんもう我慢できないみたいだし。」
バックから削岩機のように攻めまくる280がこう言うと、堰を切ったように全員むしゃぶりつく。
「よっしゃ速い者勝ちって事で。速いと言っても速射勝負じゃないからそこんとこよろすく〜」と281。

375 :286でげす :02/05/03 06:00
「男って本当猿以下だよね。快楽の為には女の子を傷付けても平気
所詮その程度の生き物の癖に偉そうに振舞ったりして反吐が出るよ。」
ようやく意識を取り戻した1は、吐き捨てるように強がりを言った…
そこへ、「遠慮無くそこらへんに吐けばよい」
1の下腹部を339がおもむろに蹴り上げた。
倒れ込んだ1の髪を掴み上げて340がささやく。「1たんおかえり」
やがて、「お互い様」と341がぼそりとつぶやいた。
「ええっ、本物の1たん!?」342が驚くのには理由がある。
1は、今起こっている現実を現実と理解できず、多重人格に陥っているのだ。
無論、今目覚めている人格も、本人に似ているだけで、
もう本人ではないのかもしれないが…
「ゲロは臭うので落とし場所を考えろよ。
トイレがベストだが、洗面所はお勧めせん。詰まるからな」
悶える1を、見下ろしながら344が言う。
誰も手を出さないならと、今まで物欲しそうに後ろから見ていた345、
嬉しそうに1の口に自分のものを押し込んだ。
「愛とは惜みなく奪うものなのれす。彼の人を傷付けるのも、また愛するが故なのれす。
愛する者は、愛だけを望むのれす。愛される者も、望むのはただ愛だけなのれす。
たとえ苦しまなければならないとしても、れす。
傷付けられたが故に愛を疑う者は、真実の愛を知らずに彷徨う哀しき熱帯魚なのれす。」
譫言の様に何かを口走りながら、ものすごい勢いで突き続けた。
346は、壁の向こうから、やれやれ、といった顔で|ω゚)ジーと見守っている。
快感に堪りかねた345が、今まで溜めに溜めていた分を1の口の中に流し込むと、
1は、拒絶反応を起こしたのか、痙攣しながら、狂ったように吐き始めた。
「あぁ!こいつ、吐き出しやがった!」
「まぁ一晩中オレらの相手をして上も下もおなか一杯なんだろうよ。
とりあえず貴族のように全部吐いちまえYO。それから第二ラウンドだ」
347の合図で、とりあえず休憩。1の瞳がうっすらと曇っていく…
32kazuka ◆aF1XHdps :02/05/27 17:04
age
33kazuka ◆aF1XHdps :02/05/27 17:05
まじ、ちゃんとみんな書こうよ!
34kazuka ◆aF1XHdps :02/05/27 17:28
か〜けか〜け
35kazuka ◆aF1XHdps :02/05/27 18:48
かこう!
(・∀・)ニヤニヤ
>1
まず、ヒロインの名前は何にしますか?
あと、とりあえず男の子二人は登場させますので
そちらも名付けてください。
(´-`).。oO(「うちなんて現実じゃ不細工で誰も犯してくれないから」
そんなこと気にしなくていい、だれかしら相手してくれるYO・・・)
39kazuka ◆aF1XHdps :02/05/28 06:34
そかそか、どもども
やっぱ主人公の名前は自分の名前がいい!そっちの方が萌える(笑)だからカズカね
男の子は、何でもいいけど・・・・シンゴとヒロシ!たまたま思いついただけ。ま何でもいいけど思いつかなかったからこれで。じゃあ小説作り頑張ってね
【社会】「他力本願から抜け出そう」は不適切―真宗教団連合、オリンパスに抗議文送る
http://news.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1022524140
>1
「犯して欲しい」ということは、「ラブラブ系」よりも
「陵辱系」をお望みかな?
42kazuka ◆aF1XHdps :02/05/28 16:50
うむ、陵辱系でいこう!
43名無しさん@ピンキー:02/05/28 19:51
強姦魔:石田剛三 49歳 中年太りで不潔で粗野。
44名無しさん@ピンキー:02/05/28 19:54
親子丼か姉妹丼で。
家族を巻き込むのを防ぐために調教に耐えるも、陵辱者の毒牙は身内にまでも
襲い掛かる
45kazuka ◆aF1XHdps :02/05/28 20:28
かこうよ!とにかく
46名無しさん@ピンキー:02/05/28 21:32
「ほれ。昨日の晩に教えたように、みなに挨拶せんかい!」
「あ、あの・・。きょ、きょうから、ここで、みなさまにお仕えすることになりました、
か、かずかと申します・・。夜は、・・こ、この体でご奉仕させていただきます。朝は
みなさまの火照りを、口で・・。」
「もっと大きい声でしゃべらんかい!!まあええ。そういうことじゃから、当分の間は
ここで面倒みてやってくれい。ワシが仕込んだから、口技も結構なもんじゃぞ。」

うおおおお・・。男達のあいだから声があがった。

「まあ、みなしっかり働いてくれよ。こんな娘を好き放題できるんじゃから。
お前もわかっとるな!逃げ出したりしたら、妹もどうなるかわからんぞ!」
「・・は、はい。」
「じゃあ、みなの前でしゃぶってもらおうかの。」
「・・え、そ、それだけはお許し下さいませ。人の見ている前でなんて・・・。」
「できんのか!じゃあしょうがない。妹に働いてもらうとするか。」

妹の名前をだされては、かずかに選択の余地は無かった。

「お、お口でご奉仕させていただきます・・。」
47<(+_+)>ひとまず出だし:02/05/29 00:44
 カズカは担任の石田に生徒指導室に呼び出された。
 石田剛三。49歳の体育教諭である。中年太りした体に、くたびれた古ジャージを
年中着続け、酒臭い息、煙草の脂がこびりついた歯、耳障りな濁声、女子生徒の前
でも平然と股間を掻くデリカシーの無さ、それら全てがこの男の卑俗な本性を窺わせる。

 石田のような男に狭い室内で二人きりになることに不安と嫌悪を感じるが行かない訳に
はいかない。カズカは意を決し、一礼して指導室に入る。
 「おう、遅かったな、そこに坐れ」 パイプ椅子にだらしなく腰掛け、安煙草を吹かしながら石田はカ
ズカに視線を向ける。相変わらず、いやらしい目付きだ。
 椅子は石田の前ではなく隣に置かれている。石田との距離は一メートルもない。カズカは吐き気を
抑えながら椅子に坐った。
 石田はジロジロと舐め回すような視線はカズカの顔から上半身、スカート、足先に至る全身に注がれる。
特に胸とスカートの辺りは重点的である。視線に耐えきれなくなったカズカは石田に話しかける。

 「話は何でしょうか?」
 勿体ぶった間を置き、視線はカズカの顔に固定したままニヤけつつ「こいつを見てもらおうか」
 カズカに雑誌が手渡される。表紙はグラビアアイドルが水着を身に着けて笑顔でポージングしている。
中を見ると全編に渡って男女の絡み合いを描いたマンガが載っている。
 「な、何ですかこれ、お返しします」 起こって突き返すカズカに石田は臆する様子も無く、
 「おれが見て欲しいのはこのページだよ」と或るグラビアページを開いて目の前に突き付ける。
そこに載った写真を見て、カズカは言葉を失った。
カズカの目に飛び込んできたのは、
ライフスペース代表・高橋弘二の顔写真だった。
49<(+_+)>続き:02/05/29 01:18
 その写真のモデルは他でもないカズカ自身である。しかも只の写真ではない。
成人漫画誌のグラビア、ヘアヌード以外に有り得ない。ブレザー姿から始まり、上着、
スカート、ブラウス、ブラジャー、パンティと脱いでいき、制服を半脱ぎしつつ淫らに男を
誘惑する姿態。そのような破廉恥な裸が、<現役女子○生・丸裸に剥いちゃいました>
という下賎なタイトルの下、6頁に渡って晒されている。

 「それ、お前だよなあ」
 石田はニヤつきながらグラビアとカズカを見比べつつ分かりきった事を言う。 
目線が隠されておらず、写っているのがカズカ本人である事は否定しようがない。
カズカが反論する事も出来ず、青ざめつつ立ち尽くしているところに石田の言葉による
辱めが浴びせられる。
 「くっくっく。まったく意外だな、可愛い顔してやる事がすげぇよ。ヘヘほんとイイ乳してんな、幼い顔にすれんだぁなカラダをしてると思わせて凄ぇボインにデカケツか、しかも肌が白いな。ヘヘ見てるだけで逝っちまいそうだ」
 カズカは赤面し、石田の顔を見る事も出来ずに唇を噛んでうつむいている。

 「しかし先生は残念だ。ワシの教育の情熱が生徒の心に響かないとは。。生徒が雑誌で裸になるんてワタシの管理責任だ。この事を職員会議にかけてワシの処遇を決めてもらうしかない。」

 そんな事をされてはカズカは破滅である。謹慎処分では済まない。同級生、近所のおじさん、おばさんに自分が誌上で裸になったと知られ、淫乱な人間と後指を指されてしまう。そうなれば家族もただではすまない。
50<:02/05/29 01:51
 「お願いします、この事は他の先生方には秘密にしてください」
 普段なら近寄りたくない程、不潔な石田の腕に縋りながらカズカは
哀願する。決して興味本位や火遊びではない。どうしてもお金が必要になり
すぐにそれを得る方法が、ヌードグラビアしかなかったのだ。しかし、それを
誰が理解してくれるだろう。

 カズカのその言葉を待っていた石田はニヤつきを無理に隠しながら
 「俺もな、おまえが困るのは本位じゃない。俺がこのヌード写真の件は墓場まで
持っていってもいいんだ。ただカズカが言う事をきいてくれさえしたならな」
 「何をすればよいのでしょうか」 
 「溜まってるんだよ」

 石田の節くれだった手がカズカの腰に伸び、お尻をなで回す。
 「イヤッ、なにをなさるんですか」 カズカが抗って、石田の手から逃れようとする。しかし
石田が「そうか、お前が嫌がるのなら無理強いはできねえな。明日の朝の職員会議で…」
 「分かりました。言う事を聞きますから、それだけはやめてください」

 石田は煙草を灰皿で潰し、のっそりと立ち上がり、カズカを背後から抱きすくめるように
しながら乳房に手を伸ばす。
 「いけない娘だ」 石田はカズカの耳元で囁き、そして首筋に唇を這わせる。
外れるのはカズカ、三浦カズカ。
52:02/05/29 02:31
「あっ、はあっ……」
「何だ、もう感じてるのか。悪いコだ、カズカは」
 と、石田がカズカのセーラー服(でよかったか?)の脇から指をしのばせた。
「うっ、ううんっ……」
 石田はカズカのバストトップを捕えると、リズミカルに蕾の頂点をクリックした。
 乳頭を突かれるたびに、カズカの肩は震えるように痙攣するのだった。
「あぅ、あふう!」
 石田の舌がカズカの耳たぶに、ねちっこい愛撫をくり返す。
「どうだ? パンティの中が濡れてるんじゃないのか?」
 カズカは首筋をそらしたまま、ガクガクと背中を痙攣させている。
 カズカの肉体に女の反応をたしかめた石田は、おもむろにズボンのジッパーを下げた。

53:02/05/29 02:34
途中で悪いんですけど、カズカって名前、どんな漢字なんですか?
もうひとつ雰囲気が出ないのね。
54kazuka ◆aF1XHdps :02/05/29 06:42
ん、カズカは一歌。
55kazuka ◆aF1XHdps :02/05/29 06:43
ありがとね、皆書いてくれて。では続きおねげえしまちゅ
56:02/05/29 10:50
石田は一歌のショーツに指を潜り込ませると、まだ生え揃わない柔らかな繊毛(そうか?)
をたどり、肉の亀裂に到達した。
「ああっ、せ、先生……」
「ほう、濡れてるじゃないか。写真を撮ってもらったときも、気持ちが良かったのか? 答えるんだ」
 クリットを捕えられた一歌は、小さく喘ぎを漏らすだけである。
「オナニーは毎日してるのか?」
 と、石田がクリトリスの根もとに指をこじ入れる。一歌は堪らずに太ももを締めた。
「どうなんだっ! オナニーは好きなんだろ?」
「は、はい……」
 石田が一歌のショーツをお尻から剥こうとしたとき、生徒指導室のドアがノックされた。
「誰かいらっしゃるんですか?」
 美しい女教師の声だった。
 石田が慌てて一歌のショーツを抜き取った。
「カギがかかってるわ」
「チッ……」 
 一歌の口を大きな手でふさぎながら、ズボンのジッパーを慌てて引き上げる。
 声の主はテニス部の顧問、漆原麗佳である。この春に赴任してきたばかりの教師で、石田がデートに誘ってもなびかない美女だった。
 漆原麗佳はあきらめたのか、どうやら立ち去っていくようだ。石田がニヤリと、好色な顔をほころばせた。
「いいか、一歌。今日の部活はパンティなしでやるんだ」
 と、石田は一歌のショーツを裏返して、中心部に鼻を押しつけた。強い酸味のある付着物を、舌で味わっているのだ。
「そうだ、罰としてブラジャーも」
 石田は一歌のセーラー服に手を入れて、なれた仕草でブラのホックをはずす。
「うん? Aカップか」
 下着を奪われた一歌は、オロオロと立ち尽くした。
「さあ、テニス部の練習に行くんだ」

 ってわけで、一歌ちゃんはノーパンノーブラでテニス部の練習に行くことに。美人教師も石田の毒牙にかかるのであろうか。
 誰かつづきお願い。 



57匿名希望:02/05/29 11:03
ムフフ、一歌ちゃんは実際にノーパンノーブラで部活をして、
恥ずかしい感想をアップするように。
58kazuka ◆aF1XHdps :02/05/29 16:45
ありがと!さあ、皆続きを〜
59匿名希望:02/05/30 03:07
誰か、書けよー。
60:02/05/30 03:16
 石田に激しく胸を揉まれた一歌は、股間がヌラヌラになっているのに気づいた。生徒指導室での凌辱からのがれた彼女は、あたりを見まわしながら股間のヌメリを指で拭う。チーズのような匂いが指先に付着した。
 いやだ……。こんなになっちゃってる……。
「カズカぁ!」
 と、親友の明美の声がした。
「はやく着替えて、コートに行こうよ」
「う、うん……」
「ほら、早くぅ」
 と、明美が初夏の風を切って廊下を走った。
「ま、待って!」
 一歌はミニスカートを押さえながら、明美のあとを追った。

 みんな、書いてよ! 匿名希望さん、少しは書いて!
61kazuka ◆aF1XHdps :02/05/30 05:12
みんなも頑張ろうよ!
【社会】「他力本願から抜け出そう」は不適切―真宗教団連合、オリンパスに抗議文送る

http://news.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1022524140
63kazuka ◆aF1XHdps :02/05/30 15:38
かこう!
64匿名希望:02/05/30 16:13
みんなが書かないんだったら、一歌さんがオナニーシーンを書くことだね。
みんな萌えるかも。まずは一歌のユニフォームに着替えながらのオナニー。
はい、やって!
65名無しさん@ピンキー:02/05/30 16:19
「私…妊娠してないのに母乳が…はぁ…だれか吸って…」
66kazuka ◆aF1XHdps :02/05/30 18:02
てか、書いてよ匿名希望
67匿名希望:02/05/30 18:39
では、一歌のオナに−を披露しましょう。

 一歌はセーラー服を脱ぐと、片ひざを立てて股間を覗いてみた。石田の指が刺激したクリットが、包皮の中から頭をもたげていた。
 乳首もプックリと膨らんでしまっている。むず痒いクリットに軽く指を添えると、一歌は胸を揉みしだいた。いつも寝る前に、ベッドの中で
くり返している行為である。
「ふ、ふうっ……」
 クリトリスがビンビンに膨らみきると、親指で圧迫しながら人差し指と中指を肉ヒダの中に埋めた。
「う、あうっ!」
 思わず喘ぎ声が漏れて、肉厚のアウターラヴィアが指に絡みつく。肉のフリルの内側は、すでにネットリとした樹液で満たされている。
弾力のある入り口は、ヌルリと二本の指を呑み込んだのだった。
 指を抜き差しするたびに、ジュクジュクと愛液が泡立つ。一歌の目は焦点をうしない、シャワールームの窓の方角をさまよい始めていた。
「はあっ、はあ、はあ……」
 そのとき、シャワールームのドアが開いた。
68匿名希望:02/05/30 18:42
ねえ、一歌ちゃん。髪が長いのかどうか? スレンダーかグラマラスか、教えなさい。
茶パツでいいのか? ケツはでかいか? 特徴を教えるように。
69kazuka ◆aF1XHdps :02/05/31 06:34
髪はショートカットだよ。うーん、スレンダーなのかにゃ?じゃあスレンダーで
うむ、茶髪でいいよ、ケツは小さいよ、コンナもんでいいかな?じゃあがんばってね〜皆
70kazuka ◆aF1XHdps :02/05/31 17:47
だ〜れかかいて♪
71:02/05/31 18:19
いまちょっと忙しいからゴメン。私たちこれでもプロなんですよ
72<(_~_)>:02/05/31 19:26
エロパロ板の方が書き手は多いね。ここはエロ刊行物の情報交換の場だから。
73kazuka ◆aF1XHdps :02/05/31 20:54
そなんだあ〜がんばって
74名無しさん@ピンキー:02/05/31 21:10
エロパロは21禁・・・ゲフンゲフン
75名無しさん@ピンキー:02/05/31 23:30
age
76 :02/06/01 01:03
ロリ画像あったぞ!!
http://lolikon.myprivateidaho.com










ロリ画像あったぞ!!
http://lolikon.myprivateidaho.com

77<(_~_)>:02/06/01 01:09
この板もですが
78kazuka ◆aF1XHdps :02/06/01 06:42
かけ・・
79kazuka ◆aF1XHdps :02/06/01 10:24
muu
80名無しさん@ピンキー:02/06/01 13:41
「ほらこれが放置プレイだよ 一歌ちゃん 感じるかい?」
(・∀・)ニヤニヤ
82:02/06/02 04:18
「一歌、何してるの?」
「あ、明美……」
 明美はすぐに一歌の秘密を察したように、顔をこわばらせた。
「一歌ったら、やだッ……」
 一糸まとわない姿で、一歌はオナニーに耽っていたのである。
 一歌があわててティッシュで股間を拭ったのも、明美は見逃さなかった。
「あ、あんただって、してるでしょ!」
 と、一歌は顔を真っ赤にしたまま明美に言った。
83kazuka ◆aF1XHdps :02/06/02 05:52
もう、何で一人しか書いてくれないんだ・・
84エロパロ板より:02/06/02 10:50
夕暮れの迫る教室で、一歌はひとり校庭を見下ろしていた。窓際に並んだ机に体をあずけ、
体を乗り出すようにしてサッカー部の練習を見ていた。正確には、サッカーの練習をして
いる一人の男性を見ていた。
「加藤君……」
その姿を見、名前を呼ぶだけで体の深いところから、何か熱いものが疼くのを感じるのだ
った。授業中でもその感覚に襲われ、こっそり自分の体を抱いて耐えたこともある。
今はそうして無理に耐える必要はなかった。
教室の中を見回して、誰も戻ってくる恐れがないことを確認した。扉も閉まっている。
一歌はそろそろとスカートをたくし上げた。まだ肉付きの薄い細い脚を、黒いパンスト
が美しく見せていた。切り替えしの下に透ける白いパンティが淫猥だった。
スカートの裾を机にかぶせ、机の角にパンストとパンティーに被われたデルタをおし充
てた。小さく腰を動かし、自分の敏感な部分を探った。
「……あっ」
小さなため息のような声を漏らした。こそばゆい、むずむずするような快感が『そこ』
から体中に伝わり、一歌はわずかに背中を震わせた。

お粗末…。
85kazuka ◆aF1XHdps :02/06/02 15:33
ありがと!エロパロから来た君最高!まあ、皆がんばれ〜
86kazuka ◆aF1XHdps :02/06/03 05:20
かいてえくりぇ・・
87kazuka ◆aF1XHdps :02/06/03 17:01
oyo//
(・∀・)ニヤニヤ
89名無しさん@ピンキー:02/06/03 22:22
また放置プレイか
90kazuka ◆aF1XHdps :02/06/04 06:27
かいて〜・・逝けないよ
91kazuka ◆aF1XHdps :02/06/04 16:56
kaiteyoo
>>91
エロパロ板の方では頼んだの?
9384:02/06/04 20:30
>>91
そうですね。あっちの方が反応が良いと思いますよ。
94kazuka ◆aF1XHdps :02/06/05 06:32
そういう前に書いてよ・・
>94
>>72
(・∀・)ニヤニヤ
97kazuka ◆aF1XHdps :02/06/10 08:25
かいてね♪
98名無しさん@ピンキー:02/06/10 12:35
 おい!Kazuka! おめえあっちでも相変わらずその調子でやって
追い出されたそうじゃねえか! いいかげんやめれ!せめて気持ちよく書いて
もらえるよう応対を工夫しろ! 学習機能がないのかおめえは! と罵倒プレイ
99あぼーん:あぼーん
あぼーん
100名無しさん@ピンキー:02/06/10 17:09
はじめて来て100ゲト!かずかって変な名前だね!
101kazuka ◆aF1XHdps :02/06/12 17:16
いい名前だよ
102名無しさん@ピンキー:02/06/12 17:57
よかったな 向こうで書いてくれる人がいて
ちやんと接しないとまた逃げられるぞ わかったな!
10384:02/06/12 20:57
言い出しっぺじゃないけど、すごく後悔してる……。
84、あんたこのバカ調子づかせちゃったね…
責任とってスカトロのコピぺして貼ってやれ(w
1はちょっと虫良すぎ、オナニーレポートでもしてネタ提供したら?(w
あっちでもまた書き手に逃げられたよ。
ついに逆切れ 晒しage
リア厨以下だな…
折角書き手がちらほら出てきてたのに。
一歌タンってオパーイ大きい?
ぜひとも教えてホスィ
110kazuka ◆aF1XHdps :02/06/21 06:25
だまれ、糞野郎、何でそこまでスレとかしってんの?ちなみに大きくないから。ageてやるから!
111あぼーん:あぼーん
あぼーん
自分が重複スレ立てたくせに何言ってんだ、厨房?
そういうのはマルチポストって言って、2ちゃんのみならず
どこでも叩かれまくるんだよ。
ウィルス貼り付けられないだけでも感謝しろ!
113kazuka ◆aF1XHdps :02/06/21 16:06
114あぼーん:あぼーん
あぼーん
もう少し冷静になったほうがいいと言ってみるテスト
116kazuka ◆aF1XHdps :02/06/25 06:21
ageage
117あぼーん:あぼーん
あぼーん
118kazuka ◆aF1XHdps :02/06/26 06:38
誰か続き書いて
119:02/06/27 01:35
まだちょっと、仕事が忙しい。もう少し待ちな。
120kazuka ◆aF1XHdps :02/06/27 18:34
おうがんばれ〜
121:02/06/28 04:37
ワタシは、これから取材で旅行だ。
来週まで、このスレがあれば……。
またね、いとしいkazuka君。
122名無しさん@ピンキー:02/06/28 04:54
kazukaはべギラマを唱えた!
123kazuka ◆aF1XHdps :02/06/28 06:26
続き書いてね

こんな所に常駐してないで、映画の勉強しなさい。>kazuka
つーか、宿題終わってたら見して。
125kazuka ◆aF1XHdps :02/06/29 16:50
宿題ってなんじゃそれ?
126kazuka ◇aF1XHdps:02/06/29 17:18
うひょ♥
kazukaさんは他にもこんなスレたててんですね。
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1020519848/
128kazuka ◆aF1XHdps :02/06/29 17:23
立ててないよ〜ってうひょってなんじゃ
>127
そのスレの1はちゃんと日本語使えてるぞ。
130kazuka ◆aF1XHdps :02/07/02 06:26
age!なきゃ
131名無しさん@ピンキー:02/07/02 06:44
暖房は大人の時間にくるな
132名無しさん@ピンキー:02/07/02 18:01
朝起きて一番にここに来て、
学校から帰って一番にここに来てるみたいだな。
133kazuka ◆aF1XHdps :02/07/02 18:31
おう、PC生きがいのガイジだからね
kazukaタンって気がきついんデスカ?恐いと犯れないYO…
135kazuka ◆aF1XHdps :02/07/03 17:50
そっか
136:02/07/04 04:15
旅行から戻ってきました。
kazukaちゃん、お久しぶり。
明日(今日)から書きますね。
ところで、kazukaの今日のパンティは何色ですか? 素材はコットン?
君の性格よりもパンツの色を知りたい。それがワタシのモチーフになります。
君のパンティが引き裂けるまでズラし、股間をあらわにしてイヤというほど犯します。
覚悟しなさいね。
137:02/07/04 05:24
カズカの下着は紺色だと思われ
今日は体育の授業があるから
制服の下に直接
スパッツを履いてるんだよね
蒸れて、カビを生やさないように
138 :02/07/09 17:12

       ,,,--─===─ヽ/へ
      /iiiiiiiiiiiiii彡≡≡≡|≡ヾ ヽ
     iiiiiiiiiiiiiiiiiii彡≡≡≡≡|≡ミミヾ丶
    iiiiiiiiiiiiiiiiiiii/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ミiiiiiヽ
   iiiiiiiiiiiiiiiiii/             \iiiiiiiゞ
   iiiiiiiiiiii/                \iiヽ
  iiiiiiiiiiiiiii《    ━━━'/  ヽ━━━ ヽミヽ
 ...iiiiiiiiii彡/      __,.::  :: __  ヽiiiii|
 ..iiiiiiiiiiiii》|             :::      |iiiii| 前世の弟子たちよ、待たせたな
 iiiiiiiiiiiiiiii|,                     |iii|            
..iiiiiiiiiiiiiiiiii,         ( ● ● )      .|iiii|
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii       》━━━━《       |iiiii|
iiiiiiiiiiiiiii《《《ヽ     》 / ̄ ̄\ 《     |iiiiiiii|
iiiiiiiii《《《《《《《《    《《 \ ̄ ̄/ 》》   |iiiiiiiiiii|
iiiiiiiiiiii《《《《《《《《《《《 》》   ̄ ̄  《《 》》》》》iiiii|
iiiiiiiiii《《《《《《《《《《《《《《《《《《《《》》》》》》》》》》》》》》iii|
iiiiiiiiiiiiiii巛巛巛巛巛巛巛巛巛》》》》》》》》》》》》》》IIII
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii巛巛巛巛巛巛巛巛》》》》》》》》》》》》iiiiiii
139名無しさん@ピンキー:02/07/10 22:16
一歌ってこれをオナーニのネタにしてんの?
oo
144お願い(1):02/10/09 04:20
私は一歌の兄、一馬。
ここで、皆さんにある「事実」をお教えしよう。
一歌は私の弟、つまり「男」である。
少々、妄想癖があり、自分のことを「女」だと思い込んでいたが、医学的にも「彼」はれっきとした「男」なのだ。
実は、一歌は数年前まである病院に入院していたのだが、ある日看護婦を殺害し、その看護婦の血で壁一面に意味不明の文字を書いて
行方をくらませてしまった。
その際に、自分の服を脱ぎ捨てて看護婦の服、下着を奪っている。
また、その意味不明の文字もどうやら自分が「女」であることの、いわば「宣言書」らしかったのだが、その詳しい意味については本人
以外には到底理解出来ないものだった。
これらの事からも解るように、一歌は「女」であることに異常な執着心を持っていた。私や医師が何度言い聞かせても、その度に激しく拒絶した。
時には「男」の力を行使して、我々に攻撃を加えてくることすらあった。
そして行方が解らなくなった後も、時々このような書き込みをしては、「女」である自分が他人の「男」に犯される妄想に取りつかれているようなのである。
私はこのような書き込みがある度に、それを頼りに行方を捜すのだが、いつも寸前で逃げられてしまう。そして、いつも残酷な手口で
犠牲になった人々が、あたかも「置き土産」のように残されているのみなのである。
145お願い(2):02/10/09 04:20
それで皆さんにお願いがあるのだが、何も一歌についての情報を求めるのではない。
どうか、一歌に付き合ってやってほしいのである。
こうやって妄想の世界に遊んでいるときだけは、一歌はおとなしくしている。
私の書き込みを見ても、実際に自分に害が及ばない限りは動こうとはしないはずである。
これ以上の犠牲を出さないためにも、一歌を刺激しないようにしたい。
そのために、大変身勝手ではあるのだが、一歌の妄想に付き合っておいていただきたいのだ。
無論、私自身はこの書き込みをもとに、一歌の行方を捜すつもりである。
ただ、私も年を取り、少々疲れてしまった。恐らく一歌を捜し当てたとしても、改心させうるだけの力は残ってはいないだろう。
それならば、せめて刺し違えて、私を最後の犠牲者にしようと考えているのである・・・
ちなみに、私は今年63歳になった。
もし、書き込んだ一歌が本人であるならば、四つ下の彼は現在59歳のはずである。
146名無しさん@ピンキー:02/10/19 01:26
ところで>>1よ、こんなところでこんなことを言うと叩かれることを承知で敢えて
書くが「犯す」という言葉の意味はわかっているか?
今は「性交する」という意味で使っとるヤシが多いが、「強姦する」って意味だぞ。
ブサイクだから強姦されないのか?
かわいくても強姦されたことがない女がほとんどだろ?
それに、ブサイクでも中学生なら出会い系・テレクラでは超売り手。こんなところで
くすぶってないで、無防備についてってレイープされて(=犯されて)きなさい。
てなわけで、援厨房の1が監禁される話でも書いてみるかと思い晒しage
147名無しさん@ピンキー:02/10/19 01:55
土下座してワビいれろや。>>1の首が少年の腕によって締め付けられ、頭に血が上る、苦しい。>>1の顔が眼前に迫った。
>>1の顔は角ばっていた。韓国人と日本人のハーフなのだ、奇妙な威圧感があった。
>>1はコンクリートに額をあてた。すいませんと謝ろうと思ったがうまく声がだせなくて、
そのかわり、泣き出した。そして「ヒヒヒヒヒ」と僕は笑いだし、飛び上がると、
>>1に蹴りを食らわした。バァン!! >>1は窓ガラスドアに激しく背中から
ぶつかった。糞どもめ、かかってこいよ! 僕は叫んだ。僕は圧倒的な強さを見せた。
いじめっ子たちの半分をベランダから突き落とした。
いじめっ子どもの命の炎がフッと消滅し僕が勝利の雄叫びを壮絶にあげた瞬間、ある映像が
一瞬パッと現れ、現実に引き戻された。その映像はまさしく真実を映し出していたのだ。
僕が涙をポロポロと零しながら、下半身裸で、>>1の前で、ションベンを
チョロチョロと、出しているシーン。僕はその映像を払拭しようと狂ったように
暴れ、叫ぼうとしたが、止めた。もういいやもういいやそう何度も呟きながら、冷蔵庫から
ペットボトルのお茶と取り出すとそれを頭にぶっかけた。
くそっ、やはりダメか。
僕は舌打ちをした。ちっ、ちっ、ちっ。
お茶を被っただけじゃあ
僕があ
生まれ変われるきっかけにはならなのかなあ。
今度は真っ赤なトマトジュースにすべきだろうか。



148お願い(3) :02/10/20 04:01
お気付きの方もおられるかもしれないが、>>146>>147に書き込んでいる人物こそ、>>1と同一の人物、
すなわち私の弟「一歌」である。
ここまで症状が悪化しているとは、兄である私ですら思いもよらなかったが、これで弟の「病気」についてはより良くご理解頂けた事と思う。
そしてここで、再度私からこの書き込みをご覧になった方々へのお願いをさせて頂く。
それは先にも書いたようにただ一つ。一歌に付き合っておいてやってほしい、という事だけである。
これから彼は、数々の書き込みをしてくる事だろうと思うが、それに対して刺激を与えない程度にあしらってやって欲しい。
時には、罵詈讒謗の限りを尽くした書き込みをしてくるかもしれないが、誹謗中傷の類は全て兄である私に向けられているものと
ご理解頂き、無視してもらって結構である。
要は、皆さんには一歌を「繋ぎ止める」役をお願いしたいのだ。
重ね重ね勝手なお願いで恐縮なのだが、いい歳をして”弟離れ”が出来ない兄を哀れと思ってご協力頂けないだろうか。
>>146>>147の書き込みで弟・一歌の行方をかなり絞り込むことが出来たので、これから私はただちに捜索の続行を開始しようと思う。
そして、彼を発見したときは、やはり刺し違えるしか方法は無いであろう。
私の書き込みは、次に弟個人に対するもので最後になる。
私の安否について書き込むつもりは無いが、もし弟・一歌自身の書き込みがさらにのびるようなら、彼は生きており、
あるいはその時既に私はこの世の者ではなくなっているかもしれぬ、という事だ。



149親愛なる一歌へ:02/10/20 04:35
先ずは謝らせて欲しい。
お前が子供の頃に、その倒錯した性癖からいじめられていたのを、私は救ってやれなかった。
それが、お前をこのような事態に追い込んでしまう結果となり、今私は悔やんでも悔やみきれない思いなのだ。
だから、責められるべきは私であって、他の人に迷惑をかけるのは間違った事だ。
もうこんな事はもう終わりにしよう。これからお前を迎えに行くから、お前は何も心配しないで待っていなさい。
私と一緒に、この世の辛苦とは無縁の世界へと旅立とうではないか。
怯えたお前は、もしかしたら私の顔を忘れてしまっているかもしれないね。
その場所で振り向いて御覧。
そこに誰か立ってお前を見守っていたら、それが私だ。
たとえその場にいなくとも、いつでもどこかでお前を見守っている。そしていつか必ずお前が振り向いた所に現れるから。
その時は安心して”そこにいる人”に身を委ねるといい。私も楽しみに待っているよ。
では、その”振り向いた時”に会おう。
 
                                                       一馬


150名無しさん@ピンキー:02/10/27 19:02
uze!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
151あぼーん:あぼーん
あぼーん

<丶τ∀ヽ>チォブ
153山崎渉:03/01/12 09:47
(^^)
155山崎渉:03/01/17 08:03
(^^;
156 ◆ps/bnyA7bo :03/01/17 15:40
test
157kazuka ◆THQSyVyrVk :03/01/23 23:21
フッカーツ!
158 :03/02/01 18:29

159山崎渉:03/04/17 16:22
(^^)
24.237.68.63 , 63-68-237-24.gci.net , ?
すげえなあ 二カ月半もレスつかなくても沈まないんだからなあ、この板・・・
161山崎 渉:03/04/20 04:21
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
162山崎 渉:03/05/22 05:13
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
163山崎 渉:03/05/28 13:27
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
164:03/06/01 23:29
ってかカズカ(だっけ?)続きを書け書けうるさい。
165あぼーん:あぼーん
あぼーん
166あぼーん:あぼーん
あぼーん
167あぼーん:あぼーん
あぼーん
168jebandemou:03/07/02 21:00
kazukaさんの名字は三浦でいいのでしょうか。
上の方に三浦カズカってあったけど……

kazuka(1)
「三浦さん、元気がないわね。顔色も悪いわ。今日は校医の松下先生がいらしてるから、診ていただきましょう」
「ちょっと疲れただけですから、大丈夫です」
「なにいってるの。寄宿舎の生徒さんの健康は学校側に全責任があるんですからね。さあ、いらっしゃい」
一歌は担任の杉田先生にむりやり保健室に連れていかれてしまった。

ブラウスの前を開け、ブラを上にずらした一歌に一通り聴診器を当てると、校医の松下は、
「じゃあ、ちょっとそこの診察台に横になって」
一歌は急いでブラをもとに戻すと、言われたとおりにした。相変わらず担任の杉田先生は一歌に付き添っている。席をはずしてもらいたかったが、言い出せなかった。
「力をぬいて……」
と声を掛けてから松下先生は一歌のお腹を掌で軽く押していった。
「三浦さん、最後にお通じがあったのはいつ」
「あの……確か……先週の金曜日……」
「あなた、生理になると便秘になるたちね。で、生理がすんでもそのまま便秘が続いてるんでしょう。すぐに直してさしあげてよ、オホホホ」
一歌がひた隠しにしていた恥ずかしいことをズバリと言われてしまった。
「それじゃあ、浣腸しますから、三浦さん、スカートと下着をとって診察台でお待になって」
「え、浣腸ですかぁ……そんなことしなくてもそのうち自然に……」
一歌は必死に訴えたが、
「三浦さん、医師のわたくしに指図なさるおつもり」
松下先生は鼻をつんと上にむけたまま、目の玉だけ下にむけて一歌をにらみつけた。左頬のほくろがぴくぴく動いている。一歌はその剣幕に驚いて、
「す、すみません……浣腸をお願いします」
169jebandemou:03/07/02 21:04
kazuka(2)
一歌は診察台を降りスカートを脱ごうとしてウエストに手を掛けた。だが、杉田先生が自分を凝視しているのに気づき、手が止まってしまった。一歌がためらっているのをみて、
「なに恥ずかしがってるの。早くお尻だしなさい」
このやりとを耳にした校医の松下は、浣腸の準備の手をとめ、
「杉田先生には、お手伝いしていただくことがあるから、居ていただいてるのよ、早く脱いでおしまいなさい」
一歌はしぶしぶスカートを脱ぐ。懸念していたことが現実になったてしまった。これから始まる恥ずかしい浣腸の一部始終を担任の杉田先生にも見られてしまうのだ。
杉田先生のねっとりした視線は相変わらず自分に注がれている。一歌はさらにパンティも脱がなければならない。必死に太腿をすり合わせて恥ずかしいところを見られようにしながらパンティを下ろした。
170jebandemou:03/07/02 21:06
kazuka(3)
松下は浣腸道具一式を持って戻って来ると、デジカメを白衣のポケットから出し、
「それじゃあ杉田先生、撮影の方、お願いします」
「え、写真をとるんですか」
「ええ。それがどうかしましたか」
「や、やめてください……そんなの、恥ずかしい……」
松下が目配せすると、杉田先生は、
「本校寄宿生を無料で診察するのかわりに、その臨床データを校医の先生が大学の授業や研究に自由に使っていいという契約になってるよ、三浦さん」
「オホホホ、お分かりになったかしら」
「え、そんなこと聞いてません。絶対いやです」
杉田先生は険しい顔で、
「でも、三浦さん、入学手続きで提出した書類に、この制度の承諾書もあったはずよ。保護者の署名捺印がある以上、異議は認めません」
「で、でも、お尻の写真撮られるなんて、恥ずかしいからいやです」
「保護者の方からは、体罰承諾書もいただいてありますよ。これ以上、松下先生を梃子摺らせるなら、お尻に鞭ですよ」
一歌は大きなため息をついて診察台に上がり、浣腸を受ける姿勢をとった。
171jebandemou:03/07/02 21:08
kazuka(4)
「オホホホ、三浦さん、なんていう格好なさってるの」
「アハハハ、いやねえ、担任のあたしまで恥ずかしくなるじゃない」
何も知らない一歌は、仰向けに寝て、大きく股を開いていたのだ。笑われて間違えに気づき、一歌は慌てて脚を閉じ、両手で下腹部をかくした。心の中では、馬鹿、馬鹿、馬鹿、なんであんな格好しちゃったの、と自分を恨んでいた。
「右側を下に横向きに寝て、両膝を胸のところで抱えるようにするの。それが、浣腸をいただく姿勢だよ」
一歌がいわれた姿勢をとろうとすると、校医は、
「ちょと待って。浣腸のまえにすることがありそうね。もう一度さっきの格好をなさって」
耳まで真っ赤にしながら一歌は再び仰向けに寝て脚を開いた。
「やっぱり、思った通りだわ。三浦さん、あなた、お風呂でここをどんな風に洗ってらして」
「え……あの……そ、それは……」
一歌は、しどろもどろになってしまった。
「もうお月経もはじまって、子供ではないんですから、清潔にするよう心がけなければいけませんよ」
「そうよ、三浦さん、恥ずかしがらずに指で開いてきちんと洗うのよ」
露骨な杉田先生の言葉に一歌は絶句してしまった。綺麗好きの彼女はいつも体を清潔に保とうと気を配っていた。だが、初潮がはじまってまだ一年たらず。あそこに触れるのも恥ずかしい年頃だった。
172jebandemou:03/07/02 21:10
kazuka(5)
「汚れた状態のところを写真に撮っておきましょうね。杉田先生お願いします」
一歌は小声で「いや」とつぶやいた。聞きとがめた松下は、
「これは思春期の女性性器に関する臨床データとしての撮影ですよ。恥ずかしがる必要なんていりませんことよ」
というと、一歌の股間の前の位置を杉田先生に譲り、自分は上から下腹部におおいかぶさるようにして、一歌の秘肉を思い切り拡げてしまった。
「い、いや……」
医師である松下は一歌の肉体を物としてしか扱わなかった。
「膣口を中心にもう一枚」
「今度は陰核を中心に……」
デジカメのシャッター音がするたびに、一歌はレイプされたような感覚に襲われた。
173jebandemou:03/07/02 21:11
kazuka(6)
一歌が気の遠くなるような羞恥心からふと我に戻ると、再び松下先生の顔が自分の股間にあった。
「三浦さん、あなたががどれくらい不潔か見せてさしあげてよ」
そういうと、松下先生は羞恥の花びらに綿棒をこじ入れた。綿棒が一歌の割れ目を下から上へなぞり、クリトリスを掠めて出てくると、頭の部分には黄色いかたまりが付着していた。
「よくご覧になって、三浦さん。ちゃんと洗わないから、こんなにスメグマが溜まって……」
医師は綿棒を一歌の目の前につきつけた。
「いや、いや、見たくない……」
一歌は眼を固く閉じ、激しく首を振った。
「ちゃんと確認なさい。臭いも嗅ぐのよ」
「うぐぅ……」
卵の腐ったような臭いに仰天した。
「お分かっりなったかしら、これからはきちんと洗いましょうね」
はい、と返事はしたものの、一歌は困ってしまった。衆人環視の寄宿舎の浴場で、股を開き、指で恥ずかしいところを拡げて洗ったりなんて出来るわけがない。入浴時間の違う上級生たちはみんなそうしているのかしら。
174jebandemou:03/07/02 21:13
kazuka(7)
「浣腸の前に、ここを綺麗にしておきましょうね」
松下先生は湿した脱脂綿で一歌の性器を拭き始めた。
「あっ……」
「ここは敏感なところですからね、オホホホ」
微温湯に濡らした脱脂綿は程よい刺激を一歌のおさない性器に与えていた。お願いもっと乱暴に拭いて、でないと感じてしまう、そう一歌は心の中で叫んでいた。
「小陰唇の内側は済みましたよ。今度は膣口ね。オリモノが溜まりやすいから」
医師は医学用語をつかうので、一歌の恥ずかしさもそれ程ではなかった。しかし、杉田先生は
「やっぱり、若いとあんまりはみ出してないわね。色もピンクだわ」
と平気でいってのけた。一歌は両手で耳を塞ぎたかった。だが、両手は開いた脚を膝の後ろで支えるためにふさがっていた。
175jebandemou:03/07/02 21:16
kazuka(8)
「陰核は包皮がかぶってるから、恥垢が付きやすいのよ。ほうら……」
といって、松下先生は親指の腹で包皮をむき、脱脂綿で擦り始めた。一歌は頬の内側を奥歯で噛んで、下半身の刺激から注意をそらそうとした。
しかし、医師が脱脂綿を綿棒に持ち替えて肉芽と包皮の境目を執拗に抉りはじめると、一歌はもう抗しきれなかった。
「あっ……いやぁ……」
「あら、こんな子供でも感じるのかしら、いやらしいわねえ」
とまた杉田先生は一歌の気持ちを逆撫ですることをいう。
「さあ、綺麗になったわよ。三浦さん」
と松下先生は一歌に微笑みかけた。そして杉田先生に
「綺麗になったところも一枚撮っておいてくださいますか」
「いや……もう、いや……こんな写真とってどうするんですか……」
「知りたければ教えてさしあげてよ。婦人科の授業で使う参考資料です。プロジェクターでスクリーンに映して、学生たちに思春期の女性性器の実例を見ていただくの。汚れた状態と清潔にした状態をね」
その説明に一歌の心は凍りついた。大映しにされた一歌の性器をたくさんの学生が見るのだ。恥垢にまみれた方の写真を見て学生たちは笑うのだろう。
綺麗な方は……、あぁ、だめ、こちらはもっと見られたくない。濡れているのがはっきり写ってしまっているはずだ。
176jebandemou:03/07/02 21:18
kazuka(9)
「じゃあ浣腸かけますから、杉田先生、まず、患者のポーズ全体を撮っていただけます」
右を下に横臥して両足を胸に引きつる格好をさせられていた一歌は、必死に顔をカメラからそむけて写らないことを願った。
「次に、肛門の状態をアップで」
すでにこのポーズをとった時から一歌は臀列に感じる空気でアヌスが丸見えになっていることを悟っていた。
「まあ、綺麗なお尻の穴ね。まわりの皮膚とあんまり色が変らないのね。若いせいかしら。もっと黒ずんでるのかと思ったわ」
杉田先生は相変わらず、見たまま、思ったままを口にする。
177jebandemou:03/07/02 21:20
kazuka(10)
一歌は指がアヌスに触れるのを感じて、身を硬くした。
「三浦さん、肛門マッサージしますから力抜いて」
医師の指は揉みほぐすようにアヌスのまわりにワセリンをすり込んでいく。一歌は腰のあたりの力がふわっと抜けていくような感覚を覚えた。と、指がするりとアヌスの中に入りこんできた。
「あっ……いや……」
一歌のアヌスは異物を拒絶するようにきゅっとすぼまってしまう。
「力をお抜きなさい。痛い思いをして泣くのは、三浦さん、あなたの方ですよ」
医師は、肛門括約筋を押し戻すように、ゆっくりと指をアヌスの中で廻していった。一歌は自分のお尻の穴が松下先生の指に手なずけられて徐々に広がっていくのを感じた。
「肛門の緩んだ状態も撮っておいてくださる、杉田先生」
「はい……まあ、指を抜いても直ぐには塞がらないのね」
もう一歌にはそんな言葉に恥じらいを感じる余裕はなかった。浣腸の恐怖でいっぱいだったのだ。一歌は浣腸の経験がない。お尻に無理矢理うんちを出させる薬を入れられちゃうんだ。そう考えただけで体が震えてしまう。
178jebandemou:03/07/02 21:21
kazuka(11)
「はじめますよ、いいですね」
という声とともに、アヌスに浣腸器があてがわれたの感じて、一歌は身を固くした。
「体に力がはいってるわよ。さあ、深呼吸。はい、吸って……」
一歌は言われた通りにした。
「こんどは吐いて……」
息を吐くと同時に嘴管がアヌスを貫いた。
「あっ……」
といったまま一歌は口を閉じるのを忘れてのけぞった。
浣腸液はアヌスからじわじわと直腸を絞り上げるようにして一歌の腹中に侵入してきた。下腹が熱い。瀧のような流れがアヌスにむかって押し寄せるような感覚を覚えて、一歌は必死でアヌスをすぼめた。
179jebandemou:03/07/02 21:24
kazuka(12)
「あ、だめ、先生、お願い……おトイレに……」
「押さえててあげるから大丈夫よ。しばらく我慢なさい」
松下先生は丸めた脱脂綿を一歌のアヌスにあてがい、きつく押さえた。
便意はいったん遠のいたが、すぐにまた一歌のお腹のなかで暴れ出した。服を着て、保健室を出て廊下の突き当たりにある女子トイレまで行く時間を考えると、もう一刻の猶予もなかった。
「お願いです、先生、早くトイレに行かせてください。ト、トイレまで持ちません」
「心配しなくていいのよ、ここでするんだから。杉田先生、オマルの準備、お願いできるからしら、ベッドの下にありますから」
担任の杉田先生は、床に新聞紙を敷き、その真ん中にオマルを置いた。一歌は自分の処刑台が作られているのを眺めるような気分だった。許されないとは分かっていたが、
180jebandemou:03/07/02 21:27
kazuka(13)
「うんちをするのなんか見られるの絶対嫌……お願いです、トイレに……」
そう言っている間にも便意はますます激しくなる。一歌は額に脂汗を浮かべ、
「嫌ぁああ……うんちするの見られたくない……」
とうわごとのように繰り返した。
「そろそろいいでしょう。おまるの所にいきなさい。ほら、お尻の脱脂綿をしっかり自分で押さえて……」
診察台から飛び降りて、おまるにまたがりたい。でも、そんなことをしたらお漏らししてしまう。
一歌はアヌスの脱脂綿を必死に押さえ、にじり寄るようにして診察台の端まで行き、尻をすぼめたままの不自由な格好で上履きをいた。
脱脂綿を押さえる指に、湿り気を感じる。肛門が開きそうになる間隔がますます短くなってきた。双臀の筋肉を引き締め、太腿をすり合わせるようにして少しずつ進む。ようやくおまるの上にしゃがみ込んだ。
181権左衛門:03/07/10 21:03
みなさん、妻帯者なんですか?
皆さんといっても、若干名ですが。
182山崎 渉:03/07/15 09:32

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
183名無しさん@ピンキー:03/07/28 14:26
184名無しさん@ピンキー:03/08/01 03:20
聖闘士星矢オリジナルエロ小説を作るスレ
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1058285938/l50
みんなの発想をお待ちする。

185名無しさん@ピンキー:03/08/01 08:42
186山崎 渉:03/08/02 02:22
(^^)
187ゆうた:03/09/17 19:46
持田香織題材のものをどなたか作っていただけませんか??
188******:03/09/24 17:36
187>いいネ!
189名無しさん@ピンキー:03/10/04 17:01
age
190ダバデ〜ィ:03/10/04 17:50
ageage
191名無しさん@ピンキー:03/11/04 19:04
age
192名無しさん@ピンキー:03/11/14 02:29
本スレあげ
193名無しさん@ピンキー:03/11/14 18:56
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Kazuka 変しい。いや、恋しい晩秋の静寂。
キショッ
197名無しさん@ピンキー:03/11/15 15:17
【ゴールデンレス】
このレスを見た人はコピペでもいいので
10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
199sage:04/01/03 01:14
家に泊まりに来た女友達をやっちゃう小説が完成しました。
近々アップしようと思います。
よろしく
age
こんな小説ありました。
ttp://solunsol.hp.infoseek.co.jp/naga/main.html
いずれ書くさ…
魔法少女モノでも、な。
いずれ書こうと思っていた魔法少女モノは
魔法巨乳女モノになりますた。
作者がまごまごしてる間に成長しちゃったのね
良い感じに底辺スレですな。
>>203-204を書こうと思ってたけど、
濡れ場までが異様に長い事が判明。
どーすんべ。
保守
濡れ場まで長いのはマイナスだとおもうけど
漏れは魔法きょ乳女もの読みたい
モッパ百合モノよね
「…じゃあ、入れるよ……」
何が何だか解らないまま俺の一物を唾液まみれにして、
飾り気の無いベッドに腰掛けている俺の体を、自らの体重をかけて押し倒したその少女は
俺の張りつめたモノを右手で軽く握りながら、まだ陰毛も生え揃っていない様な彼女の恥部に亀頭をあてがっている。
「ふうっ…んッ、はああッ……!」
「おい…や、やめろよ…」
俺の先端は、彼女の割目の中に隠れてしまった。
少女は上げていた腰を更に落とし、ズブズブと異物を己の胎内に収めていく。
異物の道先を案内している彼女の右手は、まだ震えが止まらない。
「はああ…、ああッ!痛あアっ!」
今まで押し殺していた声は、彼女の紅潮した唇に注意を払わなくてもはっきりと聴こえる様になった。
本来であれば悲鳴を上げたい所だろうが、4人部屋の病室、
しかもカーテン越しの隣では老人がいびきをかいて寝ている為、
できる限り声を上げないように注意しているのだろうが、これが彼女の精一杯なのだろう。
勿論俺もヒソヒソ声で喋っているのだが、この時だけは声を上げざる負えなかった。
「痛いんなら止めろって…!ほら、早く離れて」
と言い、俺が少女から離れようとすると、すぐさま彼女は俺の一物を下の口で咥えながら
俺の体をか細い腕で強く抱きしめた。
「抜かないで……!お兄ちゃん…、抜いちゃ、ダメえっ!」
俺の目の前にいる少女の名前は、二宮 美紅。
この状況下では認めたく無いが……、俺の実妹だ。

美紅の涙で滲んだ瞳に勝つ事が出来ず、俺は前代未聞の我侭を受け入れてしまっている。
「お兄ちゃんの……お兄ちゃんのなら、大丈夫だからね…私」
「美紅……一体、何が……」
「腰、動かすね……」
妹は俺の言葉を打ち消すかの如く、自らの身体を少しずつ動かし始めた。
「ふあっ、あぁっ、クうッ…!」
笑顔を歪ませながら、頬を涙で汚しながら…。

俺はきっと、夢を観ている。
悪い夢を、観ているに違いない…。
ものすごく続きが気になるんですが
    
「さあてと、ゲーセンでも寄るかな…家に居ても俺一人だし」
杉花粉の舞うさわやか…とは言い難い風を身体一杯に受けながら自転車を扱ぎつつ、
退屈な春休み前の昼下がりを過ごすプランを思案していた。
そんな事を考えながら下校していると、ポケットの中の携帯に着信が入る。
「もしもし、利秋?」
「ああ…なんだ、母さんか」
「なんだとは何よ」
「いや、何でも無いです」
「まあいいわ、ちょっと頼みたい事があって。美紅の先生がね、ご家族の方と大切なお話がしたいって。
 だから美紅のお見舞いがてら、病院に行ってくれない?悪い知らせじゃないみたいだけど」
「そんなの自分で行けよ……って、無理だよな」
「当たり前でしょ。美紅の為に稼がないとね」
「今は…午後の一時半か、わかった、行くよ。俺も丁度暇してた所だし」
「そんな所だろうと思ってたわ。そうそう、今日は結構遅くなると思うから。
 お客さんがトラブっちゃってねえ…ご飯は適当に何か作っとって。それじゃプー、プー、プー」
「切るの早っ」
見舞い品として、妹の大好きな漫画の新刊「美少女武闘伝セーラーG」を買ってから病院に行くとする。
…どんな内容なのかは知る由も無い(知るのが妙に恐い)が、妹はヤケにお気に入りだ。


 妹の美紅は小さい頃に高熱を出してから肺に重い疾患を抱えていて、今なお入退院を繰り返している。
現代の医療技術では完治させる事は困難で、その為に退院したとしても体育の授業を受ける事も出来ない。
故に、同じ年頃の女の子よりも色白で身体の発達が遅れている事を、妹は少し悩んでいる様だ。
俗に言う「薄倖の美少女」と言う奴だろうか……あ、兄の欲目じゃなくても、妹は可愛い、と思う。うん。
例え呼吸器を着けて額に汗を浮かべていても笑顔を忘れない、その姿に儚さと愛おしさを感じるのは確かだ。
母親は保険外交員をしているが、その給料は大抵入院費に消える。妹は、それを心苦しく思っている様だが。
父親は普段から国内外を問わず出張が多い。実質、家族2〜3人で暮らしている事になる。
一番家に居る事が多いのは、何を隠そうこの俺だ。家事を任されている為にバイトも出来ない「暇人」である。
>>213
さらに激しく続きが気になってるんですが
215まだまだ第一章:04/03/17 23:23
「おーい、美紅ー」
病室に入った時の、いつもの挨拶。大体はこの後
『お兄ちゃーーーーーーーーーーん』
と叫びながらカーテンを勢い良く開け、無駄に元気良く飛んで来るのだが、今日は何時もと勝手が違う様だ。
「………あ、お兄ちゃん」
と小声で言いながらカーテンのスキマから俺を見ている。
「何だよそれ、調子狂うなあ。まるで女の子みたいじゃないか」
「……私、女の子だもん」
まだ、小声だ。
「そうか、やっと女の子になったのか」
「……産まれた時から女の子よー」
カーテンをガラッと開け、音量が上がったのを見ると、どうやらエンジンが掛かってきたみたいだ。
「それにね、ちゃんと学校まで卒業できるんだから。もう『女の子』とは呼ばせないわよー」
「サボってばっかで、よく卒業できたな」
「サボってるんじゃなくて、病欠っ。……卒業式も、病欠しちゃったけど」
再び、声のトーンが曇った。
「でもね、今度から新○学生なんだよ。もう子供扱いなんてさせないよっ」
もう少しカマをかけてみる。
「まだまだ尻の青いガキだよ、美紅は。その証拠に見せてみろよ、尻」
「…………んもーーーーーーうっ!」
顔を真っ赤にした美紅はベッドを飛び降り、俺の身体にタックルを仕掛けてきた。
「ほーら、やっぱ美紅はガキだー」
「んもう、お兄ちゃんのバカー!」
ポカポカと俺の胸を叩く。力は無いので、当然痛くも痒くも無い。
「やっと普段の調子に戻ってきたな、美紅」
「あ………、ご、ごめん…」
「何で謝るんだよ。いいんだよ、何があっても美紅は美紅だ」
乱れたセミロングの髪を、手櫛で梳かしてやる。
「んもう、恥ずかしいょ……」
照れながら上目遣いで俺を見つつ、自分の髪を両手で押さえ込んで俺の手櫛攻撃をガードしようとする美紅。
その時だった。妹の左手に今まで見たことも無い腕輪が、俺の目に飛び込んできたのは。
「……あれ?美紅、その手に着けてるの…」
しかも100円ショップに売っている様なおもちゃのブレスレットでは無い。
TVの鑑定番組に「10万円」の予想額を挙げつつも、実際の鑑定額が「3000円」とか言われそうな、
曇っているけどピンクの宝石が付いた、かなり古ぼけた腕輪だ。
どう考えても、少女が持つにはあまりにも場違いなアクセサリーではある。
「コレ?このブレスレットねえ、貰ったんだよっ」
「貰ったって、誰に」
「うん、一週間前にね、お友達のお見舞いに来たおばあちゃんに親切にしてあげたらね、お礼にって」
笑みを浮かべながらブレスレットを撫でている。妙に気に入っているみたいだ。
「お礼にしては、ヤケに高そうだな…。返してこいよ」
「えー…、ダメだよ。もうおばあちゃんは居ないし、それに私もさ、こんな高そうなモノ受け取れませんって
 言ったんだけどね、どうしても私にって言われて貰っちゃったの。可愛いからいいかな、と思って」
…正直、可愛いかどうかは微妙な所だ。
「それにね、凄いんだよ。このブレスレットはねー、どんな病気でも治しちゃう
 『魔法の』ブレスレットなんだって」
「………はぁ?」
「うん、そうおばあちゃんが言ってたの。私も最初は疑ってたんだけどね、実際にはめてみたら
 胸がそんなに苦しくないの。だから、間違って無いんだって思ってねっ」
確かに、普段ならもっと声をヒューヒューと言わせながら少し苦しそうに喋っているのだが、
今日はそんな様子を全く見せていない。でも、流石に……
「そんな非科学的な事、信じられるかよ。そんなの信じてる奴なんて、そのボケたばあさんとお前さん位だ」
「あ〜っ、ボケただなんて酷いよ!それにね、もう一人信じてる人がいるんだから」
「誰だ、その寝ボケた事を言ってる奴は」
「トウキさん」
「……ええと、アレ?新人の看護士さん」
「ううん、夢の中の人」
真顔で答える美紅に対し、少しばかり唖然とした。暫くして、ようやく言葉が見つかった。
「美紅、この病院って確かあったよね、精神科」
「ちょっと酷すぎだよお兄ちゃん!トウキさんは至って普通だって!」
「世話になるのはお前だっつーの!」
美紅の耳を引っ張って、耳の前で大声を出す。
「いたたたた!痛いよお兄ちゃん!」
217鬱だし尿:04/03/17 23:40
他の患者―殆どが御老人方―がクスクスと笑っているのが聴こえた。ちょっとやりすぎたと反省。
彼らの話では、美紅は同じ事を嬉しそうに語っていたらしい。尤も、誰も真面目に信じちゃいないがな。
まあ、美紅は老人受けする性質なので「全く、可愛ねえ美紅ちゃんは」で済んでしまうのだが。
そんな事をやっている内に、病室の入り口に白衣を着た医師の姿が見えた。
「ほら美紅、早速精神科の先生がお見えに」
「……私の先生、しかも内科の先生じゃん。忘れちゃったの?お兄ちゃんこそ行った方がへぶしぃっ!」
美紅の後頭部をはたきつつ、お辞儀をする。
「お久しぶりです、先生」
「こんにちは、利秋君。美紅ちゃん、ちょっとお兄ちゃんをお借りしても良いかな?」
「うんっ、今なら通常レンタル料金が1泊2日400円の所、半額セールで200円です」
随分と安い労働力だな、俺。
「こりゃ参ったな、じゃあ借りて行くよ。それでは利秋君、行きましょう」
先生の後について行って病室を出る。後ろを振り返るとあっかんべーをしてる少女が。
ガキだな、まだまだ。
予想通り、美紅に退院の事を知らせると、彼女は手放しで喜んだ。
その後も俺達は下らない話なんかをしながら笑いあった。こんな時は時間を忘れる程に楽しいもんだ。
面会時間の終了を告げる放送があったので、窓から射す西日を感じながら帰り支度を始める。
「それじゃ美紅、来週な」
「あ……そっか、帰っちゃうのか」
「当たり前だろ、飯食わなきゃいけないし」
「……う、うん……そうだね」
今まで笑い転げていた美紅とは違って、その顔は少し暗い。
「また来週会えるだろ、な」
「………」
淋しがる美紅の頭をポンと叩く。
「それじゃ、またな…………って、おい…」
「……ダメ…」
美紅は頭の上に乗っていた俺の手を引っ張り、腕にしがみついた。
「行っちゃ、ダメ……行かないで、お兄ちゃん……」
流石に恥ずかしくなって、頭をポリポリ掻く。
「ダメって言ったってなあ…」
「…お願い……、今日だけ……私と、一緒にいて……ベッドの下に、隠れる所もあるから……」
美紅の神妙な面持ちに、流石に戸惑いを隠せなくなる。
「お兄ちゃん……お願いぃ……」
いつもは、別れ際は悲しそうな顔をしつつも手を振って俺を見送ってくれるのだが、
今日の様に、子供みたいなダダは普段ならこねない。俺の腕を握る力は更に強くなる。
「どうして、今日だけなんだ?」
「……恐いの、恐くてね、淋しいの……。今はそれ以上言えないんだけど……そんな感じなの…」
「そんな感じと言われてもなあ…」
「…どんな事でもするから、……お兄ちゃあん……っ」
美紅の瞳は、もう涙がこぼれそうな程に潤んでいる。
「……悪いが、ダメだ。それは絶対に出来ない。他の人にも迷惑掛けるかも知れないからな」
「えっ……」
「…だけどな、どうしてもって言うなら、俺に電話をくれ。どんな時にでも駆けつけてやるから、な」
「……ホント?」
「ああ」
「ホントにホントにホント!?」
「ホントにホントにホントにホントだ。その証拠に、ホントを一つ多くしてやる」
「絶対…、だよ………ありがとう、おにいちゃあんっ…!」
ついに、彼女の瞳から雫が頬を伝って下に落ちた。
今まで縛っていた腕を抜き、その手の小指を妹の前に差し出した。
「よし、指切りでもやるか」
美紅は再び笑顔に戻り、頷いた。
「うんっ、それじゃあいくよ」
二人の小指を絡め合い、歌う。
「ゆびきりげんまん嘘ついたら極太注射器千本飲〜ます♪」
「それは勘弁」
やけにリアルなのが恐怖を誘った。

「ふう、ただいまっと」
その後、俺は帰路についた。
自宅には誰も居ないが、何となくただいまの挨拶をしてしまうのが何時もの癖だ。
「五時半か……。さてと、飯の支度位は済ませておくか」
今日はどうやら母さんが残業との事なので、二人分の軽い夕食を作りに台所に立つ。
友人にこの事を言うと『男なのに偉い』とか言われるのだが、
これが俺達家族の普通なので、あまり偉い等と言う実感が沸かない。
「さて、飯は出来たがそんなに腹減ってねえなあ……」
冷蔵庫に夕食を入れて、ソファーの上で仰向けになり、遅めの昼寝をする事にした。
暫く寝ることが出来ずに、天井を見ながら今日の事を色々思い出していた。
ふと、自分の右手を顔の上に出して、小指以外の指を握ってみる。
「………美紅」
こんな事を何時までも考えてたら、寝れるものも寝れないと思った。
 
221ちょいといそがしめ:04/03/27 01:59
ウイイィィィン、ウイイィィィン、ウイイィィィン、ウイイィィィン……。
昼寝から起こしてくれたのは、テーブルの上に置いた携帯電話の振動音だった。
寝ぼけ眼を擦りながら、ムクッと起き上がって電話に出る。発信先は公衆電話からだった。
「…ぁい、もひもひ」
「…………」
「もしもし?」
いたずら電話かと思ったが、聞き取りきれない程小さな声が、遠くで鳴っている気がした。
もう少し耳を澄まして聞いてみる。
「………ちゃん…」
「…!?」
聞き覚えのある声が、俺の眠気を一瞬にして覚まさせた。
「…お兄……ちゃぁん……」
「美紅か!?」
「……うん……ひっ、お兄ちゃ…ん……」
美紅の声は、ベソを掻いて泣き疲れ気味の様な声だった。
「…お兄ちゃ………来て…」
「いや、来てと言われても……」
その時、ふと今日の病院で美紅と交わした小指を思い出した。
「あ、ああ……解った、行くよ。ただなあ…」
「…にぃ、ちゃん……んんっ……」
部屋の時計を見る。針は九時半頃を指している。
「ただ、もうそろそろ母さんが帰って来る頃なんだ。だから、取り合えず母さんと連絡……」
「!?…、だめ、ダメぇっ…!お母さんに、言わないでえ!……だめえぇ……」
意外な反応だった。美紅がこんな調子で母を拒絶する事など無かったからだ。
「……おね、がぃ…」
「…一体、何があったんだ?」
「ひっ、んくぅっ……、来てぇ…」
会話のキャッチボールが出来てない。それほどに非常事態なのだろうか。
「…来てくれないと……ふうっ、私、わたしぃ……」
「……解った!今直ぐ行くから待ってろ!」
気が付いたら、俺はそんな返事をして、通話を切っていた。
美紅の吐いたこの台詞の続きを聴くのが、何故か恐かったのだ。
 
コートとヘルメットを素早く着てスクーターの鍵を持ち、玄関の鍵を掛けてから家を飛び出た。
スクーターのエンジンが思うように掛からず、俺の心をじらつかせる。
「何があったんだ、美紅……」
やっとの思いでエンジンが掛かり、一呼吸置いてからスロットルを回した。
そもそも、今日の美紅はおかしい。
どんなに病状が悪くとも俺の前では精一杯明るく振舞っていたのに、恥ずかしげに俺と接している事も。
いつに無く、俺が去るのを淋しがる事も。
そして…、さっきの何やら苦しそうな声で電話をかけてくる事も。
俺には美紅に何が起こったのか全く検討もつかないが、ただ「美紅に何かが起こった」事だけは確かなのだ。
そんな得体の知れない不安を突き破るかの様に、スクーターは最高速度を出して病院に向う。

ふと気づけば、俺はもう病院の敷地内に入っていた。
取りあえず救急車の邪魔にならない様な手近な所にスクーターを止め、病院の裏側へと向かった。
裏側にある女子トイレの窓を確認し、中に人が居ないかを確認する。そう、そこから忍び込む寸法だ。
この病院は俺と美紅がまだ幼かった頃から、それこそ学校の様に通っていた場所だった。
当時、俺が「美紅を見舞いに行く」と言うのは半分口上で、実際は他の小児病棟の悪ガキ達と一緒に
病院中を追いかけっこやかくれんぼをして、そのたびに婦長に怒られていたものだ。
そんな事もあって、この病院の構造や誰も知らない様な抜け穴は全て熟知しているつもりだ。
その事を知って、美紅も俺に対し「真夜中に来て」と言えたのだろう。
そんな遊びなれていた病院を、ナースステーションや守衛の待機所を避けるようにして、
スニークアクションよろしく美紅の居る3階まで、音を立てず忍び込んで行った。
3階に上がると、すぐ左に緑の受話器が床に落ちているのが目に入った。
恐らく、美紅はこの公衆電話から俺に電話を掛けて来ただろう。
高鳴る胸を押さえつつ、受話器を跨いで妹の病室に入った。
病室には4つのベッドがあり、その周りをカーテンが覆っている。
俺は左奥のベッド…美紅の居るべき場所に近づき、そのカーテンを空けた。
 
 
「……んぅ…ッ、あっ、お兄ちゃあん………!」
「………」
俺は凍った。
目を丸くして美紅を見つめ、暫く考えた後、急いでカーテンを閉めてクルリと反対側を向いた。
「ご、ゴメンっ!」
それでも、さっきの美紅の姿が脳裏に焼きついて離れることが無い。
それは……可愛らしい絵柄が付いたパジャマの上着は前が少し肌蹴ていて、
その下には何も着ていない為、発達途上だが僅かに膨らんだ幼い胸がパジャマの隙間から覗かせていた。
パジャマの下はパンティと共に丁度お尻の下辺りまで下がっていて、
美紅の股間を隠しているものは、その割目にあてがっている両手のみとなっている。
小さな手は一定のリズムを刻んでもぞもぞと動き、そのリズムに合わせて身体をビクッ、ビクッと震わせる。
そして、その度に「んっ、んぅっ」と押し殺した小さな声を上げていた。
俺は生まれて初めて女性の自慰行為を……、しかも実の妹がオナニーしている所に直面してしまったのだ。
そんな事を再び思い出したら、顔が一気に熱くなってしまった。
どうしたら良いのか立ち往生していたその時、後ろからカーテンが開く音がした。
美紅は俺の背中に胸を当てるようにその身体を密着させ、俺の脇腹から手を入れて、俺を抱きしめた。
「お兄ちゃん……、お兄ちゃん、本当に来てくれた…!」
「お、おい…他の人に見られたらどうするんだよ……。それに、その、なんだ…ちゃんと着ろっての、服」
あまりの恥ずかしさに、俺は俯く。そしてその視線の先には、
拘束していた細い腕を緩めて俺の正面に回りこみ、胸辺りに顔を付け、顔を上目遣いで視ている妹がいた。
「ああ……、お兄ちゃんのニオイだぁ……。んっ、んふぅっ……」
「な、なっ、何やってるんだよお前………って、どわああありゃぁぁぁっっっ!?」
妹が俺を軽く押しながら胸元に顔をうずめていると言う、
このとてつも無く恥ずかしい状況から脱出するために腰を引いたが、
俺の後ろにあるベッドの端に足がぶつかって体のバランスが崩れ、そのままベッドへと倒れ込んでしまった。
そして美紅も俺を追って膝の辺りにまたがり、身を乗り出してきた。
それはまるで、俺の股間を観る為に顔を近づけるかの様に……。
 
「……凄い、お兄ちゃん……。私を見て、こんなに……」
その時初めて気づいたのだ。俺の下半身の一部が紺色のジーンズの上からでも解る位、充血していた事に。
誤解されそうだが、俺は決してロリコンでは無い。妹、美紅は大好きなのだが、
それはあくまで「妹」として、だ。
「女性」としての愛情では無いと、今まで自覚していたつもりだった、なのだったが……、
美紅が初めて見せた「女性」の側面により、俺の自覚はいともた易く打ち砕かれたと言うのだろうか。
とにかく、俺が妹に欲情している。この事実だけは、絶対に認めたく無い……。
「嬉しい…。私、お兄ちゃんに女の子だって見てもらえたんだぁ……」
俺の心臓を激しく突き動かす言葉を囁きつつ、美紅は俺の内腿辺りで膨れ上がっているペニスにそっと触れ、
そして形を確認するかの様に2,3回撫で回すと、目の前のジッパーをゆっくりと下ろしはじめた。
この状況は非常にマズい、バレたら最悪だ。そう思い始めて腰をどかそうとしてみたものの、
美紅は膝に己の全体重をかけているので、強く跳ねのけない限りはこの状況からは抜け出せそうに無い。
無論、病人兼妹に対しそんな乱暴な真似をする事は、俺のちっぽけな正義感が許さない。
そんなこんなで他の対処法を模索している内に、美紅は俺のチャックの中に右手を入れ、
多少乱暴だが、俺の一物を窮屈なジーンズの中から外へと露出させてしまった。
「ぬわあぁっ!待てちょっとお前バカ何する気なんだおいっ!」
「うわぁ………、これが…おちんちん、お兄ちゃんのぉ……」
露になった俺のペニスは、美紅の右手へ鼓動を伝えたまま天井を指し示す様にそそり立っている。
美紅の瞳孔が一瞬大きく開いたが、やがてその目を細め、うっとりした表情で見つめている。
「やっぱり、あったかくて……トクトク言ってる………」
肉棒を持ったまま腰掛けていた美紅は、身体を俺の脚に覆いかぶさる様、寝そべった状態に位置を変えた。
美紅と目と鼻の先に……兄の強張ったペニスがある。そんな位置に顔を持ってきた。
そして空いていた左手で亀頭を、尿道の周りを、竿の裏側を…
その弾力を確かめているのか、指の腹で押したり擦ったりしている。
まるで「ビクン、ビクン」と言う反応を楽しんでいるかの様にだ。
「うあっ……美紅、いい加減やめろ、って……!」
そう言うと美紅は淋しそうに左下を向き、その後、俺の瞳を真剣な眼差しで見つめて、それも真顔で………
俺の妹が、信じ難い事を口走った。
「………お願い……、私に、私と……Hな事、して……下さい………」
そう言うと美紅は更に顔を乗り出し、俺の肉棒に頬擦りをし始めた。更にペニスが硬く、大きくなって行く。
「お兄ちゃんの、その………、せ、せーえき…?私の、あの、あそこに、そそいで下さい……!」
実の妹の女性的な魅力に昴奮を覚え始めているこの俺が言える事では無いが、
どんなに真剣に語られようとも、こんなお願いを聞く事は絶対に出来ない。出来る筈が無い。
「いや……何言ってるんだよお前、からかうのもいい加減に……う、うあぁっ!」
俺の話に耳を傾けようともせず、美紅はペニスの鈴口に軽く口づけをして、舌の先で亀頭を舐め始めた。
舌の動きは何だかぎこちないが、それでも俺の──感じてはいけない筈の──情欲を掻き立てるのには十分過ぎた。
「んっ……、お兄ちゃんの、おちんちん……、ちょっとしょっぱい……」
美紅は右手を俺の竿から離し、俺の視点からでは見えないが……自らの性器に触れ、小刻みに動かし始めた。
右手のリズムに合わせ、「ふあっ、あんっ」と甘い吐息が妹の愛でているモノに浴びせられる。
やがて美紅は己の愛液でテカテカになった指を、まるで自分のニオイをマーキングするかの様にペニス全体に
こすりつけていく。天然のローションと男根の裏筋を這う美紅の舌は、俺の感覚をより鋭敏にしていく。
今まであまり外に出る事が無かった為に世間知らずだとずっと思っていたのだが、
何時の間にこんな事を覚えたんだ、俺の妹は……。
「ほら、お兄ちゃん……私ね、こんなにヌルヌルになっちゃうの……。もう、ココは大人なんだよ……?」
美紅のローションが乾きそうな程に下半身の一部を熱くしているこの俺が言っても説得力は無いが、
それでも俺はこの背徳の行為に対して抵抗を示す。示さなければならない筈、だ。
「おい、もう……止めてくれ……!何で、第一何でこんな事……、俺達、兄妹だろ!?」
美紅の表情が曇っていくのが判る。
「まだセックスとかするには早すぎるだろお前は……。いや、もし大丈夫な年だとしてもだ、そんなに
 カッコいい方じゃないしさ、そう言う男じゃねーのに何で俺……よりによって実の兄貴なんだよ……!」
「だって……、だってさ……」
先程よりも低いトーンで美紅が口を動かす。
「お兄ちゃんじゃないとダメなの……、その、約束をね、守れないの」
「………約束?」
指切りの話とも違うし……。その『約束』が、何を指しているのかが俺には全く理解できない。
「お兄ちゃんにも、いずれ……わかるよ」
笑みを浮かべながら語った美紅の瞳は、少し潤んでいる様に見えた。
「どういう意味だ、それは」
「だから、ね……」
そう言うと美紅は俺の怒張を口に含んで亀頭を舌で転がし、唾液を絡ませてくる。
一瞬だけだが、下半身から背骨を通じて脳髄まで伝わってきた強い快感が俺の理性を支配しようとした。
何とかその衝撃に耐えると、美紅はおしゃぶりを止め、顔を上げて俺に問いかける。
「私を、お兄ちゃんので…愛して、ください。一生のお願いなの………」
そして、再び俺の分身を口全体で包んでいく。
お前が言う「一生のお願い」は、他の輩よりも言葉の重みが全然違う癖に。
お前のその、今にも泣き出しそうな笑顔が、俺の最も弱い所だと知っている癖に!
美紅の左手に光る腕輪の宝石が、そんな俺を嘲笑っているかの様に瞬いている……。

その時、俺はふと思ったのだ。
携帯で美紅に起こされた時から、俺が見ている夢、悪夢は始まったのだと。
#オフトピック。
#
#ヤバい、>>217>>218の間に
#一つ抜けてる頁を発見してしもた orz申し訳ねぇ
#後々、>>210 >>213の様に見出しをつけるつもりで居るんで
#第一章を書き終わった後に貼っておきます。
#今の状態でも意味は通じるっぽいから大丈夫だけど…。
未だ、俺は夢の中にいる。それにしても生々しすぎる夢だが……。
出来る事なら今すぐにでもこの場から逃げ出したいが、美紅の視線が鎖となって俺を縛り付けている。
「んんッ、クッ……んあっ……!」
しかし、これ以上美紅の苦痛に満ちた表情を観る事は、俺にとっても苦痛だ。
「にげる」以外に美紅の痛みを和らげる選択は無いものかと、
快楽と罪悪感によって朦朧とした意識の中、小さい脳味噌をフル回転させて策を練ってみる。
ふと、美紅の小さな膨らみと突起が俺の眼に飛び込んできた。
高価な品に触れる様に、左側の突起物にゆっくりと触れ、親指の腹で優しく撫でた。
「ひゃ、はあぁんっ!?」
驚いた様に美紅は躰をピクッと震わせる。
反応を確かめた後、親指の力を徐々に強くしていく。
「ふあああぁっ、んあっ!」
それに伴い、美紅の喘ぎ声はますます強くなっていく。
更に今度は乳首の脇から人差し指を当て、ミニコンポに付いているツマミの如く、軽く捻る。
「んああっ!しゅごい……!」
妹に付いてるラジオは感度最高だと、ついつい下らない事を考えてしまう。
美紅の表情も心なしか、大分和らいだ感じだ。
この事に味を占め、もう片方の左手で右側の乳全体を覆う。
はっと見、服の上からだと有るのか無いのか解らない乳でも手に伝わってくる感触はとても柔らかく、
親指からは心臓の大きな鼓動がこの瞬間を生きている事を主張している。
人差し指と中指の間で乳首を挟み、指の股に伝わる感触を楽しみながらコリコリと弄ってみる。
「くあっ、ふうぅっ、あうっ……」
美紅が強く反応する度に、唯でさえキツい肉筒が更に強く締まり、その都度快感が俺の脳内を襲う。
その時に喚起された微弱な射精感は、乳首で遊んでいる場合じゃないと俺を我に返らせた。
愛撫を止め、歯を食い縛り、俺自身の暴発を食い止める。
最低の兄貴にはなりたくない、その一念だった。
「どけ、美紅……もう、これ以上やってしまうと、俺のが、お前の中……んうっ………!?」
俺の言葉を失わせたのは──溶ける程に熱く、マシュマロの様に柔らかい──唇だった。
その甘い口づけを交わしたその瞬間、顔全体から全ての緊張がほぐれた。
「うぅん、それが欲しいから……んあっ…、だから大丈夫なの、お兄ちゃん……」
唇を離し、至近距離で俺に笑いかける。その顔からは、先程の様な苦痛に満ちた表情は見て取れない。
俺の選択はあながち間違いではなかったと……こんな非常事態の中でもホッとしてしまう。
「わたしも……スゴイの、何かすごいのがぁ……バクハツしちゃいそう……なのぉっ…!」
美紅も俺と同じ様に、絶頂の到来を予感している。
美紅は俺のモノを繋げたまま身体を起こして俺の左胸に手を付き、腰を動かし始める。
この位置からだと、二人の接地面が丸見えになっている。俺の陰茎は……所どころが血で染まっていた。
当たり前の話で、美紅は処女だったのだ……と、俺の希望的観測に満ちた思いで判断するのと同時に、
俺が今妹に対して行っている事の重大さに、改めて思い知らされるが……。
悲しい事に俺の下半身は、意思とは関係無く本能の赴くままに動く。美紅を下から突き上げて行く。
美紅の下半身も、それに合わせて動きがエスカレートする。
「くあっ、イっ、いい……!スゴい所に当ってる、当ってるのぉ…!」
俺もさっきまでとは違う膣圧の変化に、戸惑いと快楽を同時に感じている。
「あっ、はうっ、あたま…白く、白くなっちゃう…!」
美紅の絶頂はもう間近に迫っている事が、彼女の仕草からでも見て取れた。
俺もそろそろ危険地帯に突入しそうだが、まだ大丈夫、まだ大丈夫と自分に言い聞かせ、堪えている。
その時、腕輪をつけた手が美紅の左胸の突起をつまみ、クッと上に持ち上げた。
ビクンと言う衝撃と同時に、躰が大きく仰け反る。その動きは俺のペニスにも性感として伝えられた。
「ダメ、すごい、すごいぃ!真っ白に、真っ白に……!ふあああああぁぁぁっ!」
弓なりになった美紅の膣からは、オーガスムの到達によって生じた大小織り交ざった痙攣が……、
「美紅、やめろ、止めてくれ……俺、もう……!」
しっかりと咥えこんだペニスを、射精へと誘っていく。
その甘い誘惑に心を許した、その瞬間だった。
俺の恥骨から背骨にかけて、ドクッ、ドクゥッと言う、鈍い音が響いたのは。
遂に俺は、実の妹の膣内で果ててしまったのだ。
実の妹に己の子種を注ぎ込んでしまったのだ。
だけど……、俺は非倫理的な行動に対して、罪悪感を抱く事が出来なかった。
罪悪感を抱く暇が無かったのだ。
丁度その時だったのだ。美紅の体に『異変』が訪れたのは。
「来てる、来てるよぉ……!んッ、来る、来るうウウウゥッ!!」
236名無しさん@ピンキー:04/05/12 14:44
age
目の前に広がる光景が何なのか、俺にはわからない。
確かに俺の視線は美紅に向いているのだが……、美紅に何が起こっているのかが理解出来ない。
月明かりと非常口の看板の光だけが射す薄暗い病室の中で、
今だに俺の腰の上でグラインドを続けている美紅の身体が、真白に光っているのだ。
産まれたままの姿になっている幼い身体を、弱く暖かい光が包んでいる。
イッたばかりで意識が朦朧としているのだろうか、それとも妹との行為の事で混乱しているのだろうか。
目を強くこすってから良く見てみると、漠然とだがその光の正体が(現象だけは)やっと理解できた。
「糸」だ。
美紅の周りを取り囲み、ゆらめきながら螺旋状に回転している何本もの糸が発光体となっていた。
その規則的な間隔を空けて立ち上っている無数の糸を辿っていくと、左手の手首に集約されている。
美紅には似合わない古ぼけた腕輪についている、ピンク色の宝石から放たれていたのだ。
なんなんだ、あの腕輪、一体………!
それにしてもだ、揺れ動く光の中で一物を咥えたまま抽送を続ける妹を見ると……
心なしか、何時もとは違う大人びた印象を覚えてしまう。
これからの発育を期待させる膨らみかけた胸。
スラリと伸びていて、まるで白魚の様な細い腕。
見た目だけでその弾力性を確かめる事が出来そうな位、ムチムチとした太腿。
そして、揉みしだきたくなる程に挑発的な、ふっくらと膨らんだ乳房………あれ?
「ん………?、あっ……ああ゙ああぁぁ゙っ!?」
驚きのあまり思わず奇声を上げながら、美紅に対するもう一つの変化に気づいた。
違う、それは大人びて見えるんじゃない。実際に美紅が物凄い勢いで大人に近づいてる、成長しているのだ。
思えば、抽送を繰り返す度にどんどん腰に圧し掛かってくる力が強くなっている気がしていたのだが、
それは実際に、美紅の身体が重くなっていたと考えるのが妥当だろう…いや全然妥当じゃ無い、有り得ない。
美紅……いや、美紅と呼んで良いのだろうかその女性の顔からは、少女特有のあどけなさが薄れ、
その顔はキリッと引き締まり……、まあ端的に言うならばかわいい系から美人系の顔へと変化している。
 
期待age
そんな物理法則や科学的常識をひっくり返すような光景に圧倒されている内に、
身体を囲っていた光の糸は徐々に糸同士の幅は狭まり、
彼女の胴体周りや手足、そして両側のこめかみから少し上辺りに収束し始める。
次第にその糸は布状に形を変えると、腕から手を包み込む手袋となり、
また脚から下を包み込むストッキングとなり、耳に掛かる髪の毛を巻き込むシニョンキャップとなり、
そして彼女の裸体を隠す真っ白な衣服となってゆく。
やがて、それらから放たれていた光がフェードアウトしていくと共に、
腰の動きも肉体の変化も徐々に落ち着いていく事に気づいた。
「…………、ぁ………………!」
まるで喉の奥に石を詰められたか、それとも喉自体が石になったか…、
驚愕と恐怖と混乱の所為で、声が出ない。かすり声しか出せない。情けない。
心なしか色調が柔らかくなって真新しい印象を受ける、あの腕輪からも光が消えた時、
俺の目前から、妹も消えていた。
替わりに、たわわに実った乳房と、蟲惑的な顔立ちをしている………

誰なのかさえ解らない女性と。
誰ですか、さえ言えない状況で。
俺達は、繋がっていた。


          「第一章 妹/仙女」

 
えーと、待てよ?
現実に立ち直ってもう一度考えてみよう。
今この俺に足りないモノは、現状を把握する事だ。
さて、俺脳内会議の本日の議題は
『ふぅ、と一息ついた後に俺のチンチンをゆっくりと抜いて、ベッドから飛び降りたあの美女』について。
事の発端は、美紅の破天荒なおねだりだった。
そもそも、奴の今日の態度は明らかに変だった。
「んッ……っと」
何か、俺を見る眼つきが何時もとは違う感じだったし、
俺に対する反応も何だかぎこちなかった。俺が帰ると言い出したら、途端に甘えてきたりして。
俺が知る限りでは、絶対に人前では「淋しい」と口に出さない娘だ。
……無論、それが本心だと言う事は痛いほどに解っているつもりだ。
「ふうん、来世ってこんな感じなんだぁ……。やっぱり、美紅ちゃんを通して観た世界とはかなり違うわね」
そういえばあの腕輪……何処が良いんだか解らない様な腕輪を付けてから、
美紅の様態も良くなり始めたって、そんなニュアンスで先生は語っていた事も思い出した。
「それと、お兄ちゃんも少し美化し過ぎかな………っと、ウソウソ!今の何でも無いから気にしないで!」
そして極め付けが……妹が、俺の身体を求めてきた事だ。
俺の思い上がりかも知れないが、兄貴として好かれていた、そんな実感は以前からもあった。
だけど……、今日までは俺の事を「男」として観る事も無かったし、
当然、俺以外の男性に対してもそんな素振りは見せた事は無いだろう。
「……ん?もしもーし」
そして俺は押し切られた。苦し紛れに吐き捨てる台詞っぽいが、決して欲望に負けた訳じゃない。
正直な話、気持ち良かったのか悪かったのか実感が全く無い。
唯ただ、『妹を犯してしまった』と言う事実が胸に焼きついてしまう……筈だったが、
俺の頭ン中からは、そんな事すら吹き飛んでしまった。
もしかして、俺と美紅がセックスしたから、あんな事になったのか?
「えーっと、こんにちはー?」
そうだ、やっぱりそうなんだ。あの腕輪が全ての起因になっているに違いない。
美紅に変化が訪れた時に一番光を放っていたのが、腕輪だった事を思い出した。
となるとだ、美紅はこの腕輪の秘密について既に知っていて、
それ故に、俺なんかとあんな事やこんな事を………………
#オフトピ。
#すんません、また変更あります。
#「妹(イモウト)/仙女(センニョ)」はこのお話のタイトルにさせて下さい…

#「第一章 悪夢/現実」
失敗したエロパロ・エロ小説捨て場として保守
 
#イソガスィ…私も失敗小説スレを保守
以前失敗して投下したものを修正したので、
ほかさせてください。

『キルケーの豚』    
「こういうことをしてもいいか?」
「えっ」
 彼が私の体をうつ伏せにして、左手を掴むと背中へとぐいっと押し上げる。
「いっ、痛い!」
 私は突然の痛みに声をあげた。
「痛いの……。離してよ」
だのに体は興奮してしまっていて、じゅん!と潤う、おま×こを彼に
見られまいとして、私はお尻を揺すっていた。たぶん彼はそれを
おもしろがっている。
「やめてとは言わないのか?好きなのか?好きなんだろ、こういうのが」
「いやぁ。やめてったら……!」
 知っているくせに、そんな恥ずかしいことを聞かないで!ほら、
お望み通りに言ってあげたわよ。私の切羽詰った声が白いリネンのさざ波を
濡らしてしまう。そして、おま×こはじきに太腿を濡らして、また滲みを
つくってしまう。
「おまえ、こういうのが、好きなんだよな。やっぱり」
 彼に乱暴にされるとたまらなくなって、蜜があふれてくるのがどうしようもない。
彼のいたずらな指が双臀のぴたっと合わさった閉じ目からすべり降りて、
わたしのおま×こに沈めに掛かる。お尻のあわいから覗く小舟のかたちをした
おんなの命に人差し指と中指を、厭らしくひくひくとして熱くなっていた
アヌスには彼の親指が圧して来て、ずぷっと埋まっていく。
 彼は親指を引っ掛けたままで、揃えられた二本の指がぬぷっ、じゅぷっ、
じゅぷっと私の膣内(なか)を掻き回す。
 私は左手を折り畳んで、手の甲に唇を乗せ、そこを唾液で濡らして喘いでいた。
普段ならそうしている。でも、今は後ろ手に捻りあげられて、私の背中にある。
リネンに貌を埋めて、右手だけが頭の上に伸びていてシーツを掻き集めていた。
 下腹も呼吸とは名ばかりで、快美感を浅ましくむさぼって激しく波打っていた。
私を乱暴に扱って、困っている様子を観て、彼は愉しんでいるのだ。
でも、私の下肢は彼の指を受け入れるために、腰だけは横臥して左の腰骨を上に、
揃えられていた両脚はくの字を描きながら、すこし崩して開いていた。もっとして。
してちょうだい……。
「ううっ……」
 一途に彼を愛している私と、玩具としか扱わない彼とのくだらない物語。
「ほら、尻をあげろってば!」
「は、はい」
「はやくしろよ!」
「し、しますから、怒らないで……」
 私はのろのろと彼に言われた通りのことをする。彼は苛立ってお尻を数回叩く。
「ひっ。ひっ!あっ、あうっ!」
 咄嗟に出そうになった、いやあという声を私は呑み込んでいた。我慢して、
赧らむお尻を想像してみる。肉を叩く渇いた音が届いてくると、たまらなく
私は興奮した。
 けれども、お尻にお仕置きしていたはずの彼の手は、私の背中に載っている
左腕へと戻っていってしまった。ほかされる淋しさから、リネンに埋まっていた
貌を私は動かしていた。

(おねがいだから、もっとお尻を叩いてよ!ひりつくぐらいに叩いてぇ……!
叩いてよ!叩いて!もっと、もっとして!)
 その代わりに尖りだした核(さね)に小指が伸びて来て嬲ってくれた。小指で
たどたどしく核を弄られ、人差し指と中指で乱暴に掻き回される。上と下の
ふたつの口から涎をだらだらと垂れ流していた私。
 背中に掲げられた左腕を掴まれ、ぐぐっとベッドに押し付けられて、シ−ツに
貌をぜんぶ埋めて私は喘いだ。窄まりに潜り込んだ親指が下へとアヌスを
押し拡げていた。
「おい、何しているんだよ」
 私は右腕を後ろに流したままで躰をくねらしていた。まるで瀕死の芋虫だ。
このまま、ペニスを圧し付けられて、ぐしゃっと砕けてしまいたかった。
叩きつけられた芋虫は、厭らしい体液をだらだらと垂らして逝ってしまう。
「はっ、はあっ……。な、なに……?」
 反応鈍く、貌を捻って私は彼を見た。
「右手で自分のおま×こをいじれよ」
「……してよ。あなたの手でもっと、わたしを……苛めて……ください」
 ベッドで肩をゆさぶってシ−ツから乳房をあふれさす。そしたら、すぐに
彼は応えてくれた。ぷくっと張った乳暈に載った、硬くなっている乳首に
爪が立てられて激痛が走る。それから私は烈しく彼のいきり立ったペニスで
責め立てられた。



 子供から見れば両親はお母さんとお父さん。そうであっても、ふたりの間から
すれば、ただの男と女でしかない。生々しい……。私と夫は自分の子供たちからは
どのように見られているのだろうか。
「お母さんとお父さん、離婚するけれどいい……かな?」
 あのときの母の声は顫えていて、いつもと様子が違っていた。
「りこん……?」
「そう、離婚するの。もうお母さんは、お父さんとはいっしょに暮らさないのよ」
 たえず喧嘩をしていた母と父。大声でがなり立てていたのは決まって
父の方だった。ある日、泣くだけだった筈の母がついに金切り声を張り上げて、
父を罵倒していた。
「わたし、おかあさんが好き……」
「うん」
「やさしいから。だから、おかあさん、離婚なんかしないで。離婚なんか……」
 私が声を詰まらせ嗚咽したら、霞む母の貌が歪んでいるのが観てとれた。
「ど、どうしてイヤなの……?」
 そんなこと、私に聞かないで。
「おとうさんがかわいそう」
 私には本当のところどうでもよかった。いっそ、ひとりになってしまいたいとも
思っていたくらいだ。どっちに肩入れしていたというわけでもない。
 乱暴な父に、母はかわいそうだとおもったけれど、父の元から母が出て行くと
知れば、父がかわいそうだと思う、子供なら仕方ないこと。けれど、そんな非力な
子供にそんなことをうまく説明ができる筈もなく。
 ひとり遠くに行きたいと思って、家を出て、てくてく歩いて行く。夕方の
あわただしい駅の近くの踏み切りで私は立ち止まっていた。家からは、かなり
遠くまで来てしまっていた。
 ここを越えれば、私はどこか遠くへ往けるような気がしたが、足は結局
踏み出せないまま時間だけが無為に過ぎていった。動けなかった。
 歩いて行っても、淋しいだけだと判ってしまったからかもしれない。
そんな私を見つけた駅員に補導されてしまった。思えば、この出来事が
私の中の最初のエムだった。


 そういえば、SとMの両者の関係には埒がないということを何かの本で
読んだことがある。それほどディ−プにのめり込んでいるわけでもないけれど、
先なんか本当にないのかもしれない。
 行き着く先に待っているものがあるとすれば、それは破壊という虚無。無なんて
本当にあるのかしら?無が存在するなんて、おかしい。たぶん、男か女かの
どちらかが一方が居なくなるだけだわ。そう。そうよ、きっと……。


 セックスのとき、彼が私のことを豚と呼んだのがそれのはじまりだった。
「豚みたいによがれよ、ほら。ほら!どうした!」
「豚……なの、わたし」
 冷水を浴びせられたように、私は凍り付いていたけれど、逃げられない恐怖が
甘美なまでに懐かしいなにかを呼び覚ます。自分で性器をいらった時の
遠い記憶が蘇る。
「おまえが豚じゃなきゃ、なんになるんだよ!ほれ、よがってみろよ!牝豚!」
 彼の怒張が私の秘孔を裂くように衝きあげた。
「あっ、あぁああっ、あっ、あ、あうぅうっ!」
 彼のペニスははちきれんばかりにエレクトしていて、私を磔にするように
押さえつけて組み敷き、体を押し拡げる。ただ肉が好きなだけ。なにも
考えなくてもいいから、それだけに溺れられた。彼とのセックスが私だけのセックス。
 両手を水平に押さえ付けられて、衝きあげられ、喘ぐ貌に唾を吐かれて、
よがって烈しくみだれて泣いていた。だから、私は豚なの。ぱっくりとひらいて
物欲しそうにペニスに焦がれながら、あそこから涎をだらだらと垂れ流している
浅ましい牝豚。もっと、深くおま×こにチンポを頬張らせていてよ!私は喚いていた。

 こんなカタチでも私は彼だけのセックスでありたいと願っていた。
愛していたといっても、最初の頃は哀しくて泣きたい気分にもなる。
 でも、私の体は反応してしまって、最後にはいつものように啜り歔く私。いつしか、
あたりまえのように、それが悦びに変っていることに気づく。そんなことも悦楽に
流されてどうでもよくはなるけれど。
 つまらない日々に、ふらっと戻ってきた彼に呼び起こされた鮮やかな夜。場末の
ホテルで毎夜体を抱かれた。まっ昼間に、ホテルへ私は連れて行かれたこともある。
「やめとくか?それともするか?」
 彼は車を停めて私に尋ねる。乗せられたときから誘っているのはわかっていた
けれど、鼓動は早鐘のように鳴っていた。私は彼の方を見て頷いていた。そして、
彼のいなかった時間を取り戻すかのようにして私は彼との隙間を埋めた。


 ドラマチックな恋がしてみたいじゃないの。すべてを掛けて、どれだけその人を
愛せたかなんて思えるのなら、それだけでこれからを生きていけるのかもしれないから。


 彼は帰国したその日に電話をよこして、翌日に私は自分の家のリビングで彼に
抱かれた。お茶を飲んでいるときに、おもむろにソファから立ち上がるとテ−ブルに
座れと彼は命令した。言われるままに従うと、私の背中を獲って両手で火照る貌を挟む。
彼の手はひんやりとしていた。悪魔の手だ。
 私は包まれる頬にゆっくりと瞼を閉じていった。愛撫する両手は喉へと
ゆっくりと廻される。私は後ろ手を付いて彼の貌を見上げていた。
「少し、絞めてやる」
 ゾクッとした快感が背筋を駆け抜けてゆく。私の瞳は彼に
どう映っているのだろうか。私の貌に彼は満足してくれているのかしら?
そんなことを考える。
 マッサージするみたいに頸を愛撫していた手がすっと離され、
乳房を揉みしだく。彼の頬が、私に擦られる。熱く火照っていることを
気取られるのが羞ずかしかった。
「あっ、ああっ」
 彼の手は乳房から腹部に降りて、私の子宮を弄るかのように蠢いていた。
そこから、罪深い私の命を引き摺るように手が信じられないくらいに強張った。
「ひあっ、あっ、ああ……、ああっ!」
 さらに下に降りて、スカート越しに私のおま×こをきつく搾る。
「ああっ、あ、あっ」
 私は彼の頬に唇をよせて、濡れた声で喘いでいた。
「あ、ああっ、いやぁ、いかないで……」
 彼はおま×こをぐいっと曳き揚げてから、肉を放した。
「いったろ、頸を絞めてやるって」
 彼の両手は私乳房を下支えして圧し上げ、肉がぷるんと手からあふれ
落ちていった。私の頸を触る。それは奴隷の頸に掛けた金輪。
「あっ……」
 冷たい手なのに、絞めつけが頸にじんわりとした温かさを生んでいた。
それを見計らって、私の中に舞い降りて来る彼。私は梵の窪と喉を強く押され
絞めつけられた。く、苦しい……。軟骨がぐしゃっと砕ければ、私はそれで
彼からは解放されてしまうのだろうか。
「ん、んぁっ……」
 力はすぐに緩められた。
「口を大きく開けろよ」
 命令に従って大きく口をひらいてゆく私。快感にあそこがまたじゅん!と
濡れてくるのがわかった。なんて厭らしい。でも、そんな私が好きだ。
 彼はジッパーを降ろして、ペニスを外気に晒して、ぶっきらぼうに言い放った。
「チンポを咥えろ」
 漲るペニスの尖端で紅潮する貌を小突かれ、易々とは欲しいものを私には
くれない。やがて怯えはじめた、私の瞳は涙を張って潤みはじめる。貌を瘤で
小突かれて、時には肉茎でぴたぴたと叩かれているだけで、なかなか
手に入れることができない私だけの愛しいペニス。
 少しでも彼に触れたいと顫える舌を差し出して追い求めると、一気に口腔深くに
待ち望んでいたものが挿入された。
「ぐうっ、ぐふっ!んんっ……」
 みじめに喉を鳴らした私。ペニスを逆しまになった貌で、それこそ
真っ赤になりながら咥え込まされている私は、眩暈で躰がぐらぐらしていた。
「おい、咬むなよ」
 口からは嚥下できなかった唾液がどっとあふれてくる。
「んんっ、ぐうっ……!」
「喉を締めろ」
 そんなことできない。唇か頬だけなら何とか窄ませることはできるけれど、
私にはそんな余裕なんかなかった。そう、娼婦に、牝豚になれってわけなのね。
 舌を彼の抽送のリズムに合わせて、肉茎に追い縋っても律動にそれすら
ままならない。
 とりあえず、亀頭で喉奥を抉られた時に唾液を飲み込む要領で、突き入られた
喉の穴を締めてはみてみる。はやく、射精してよ!あなた!わたしにあなたを
飲ませてよ!
 しかし、私はハッとしてしまった。彼はこのままの姿勢で、私に飲尿を
させようとしているのではないか。だが、抗ってみせて、ペニスを吐き出せる
状況などではもうなかった。
 もしも口腔に琥珀色の液体を放出されたなら、有無をいわず飲み込むしか
術はない。けれど、こんな態勢で勢いよく迸る彼の小水を完全に飲み干すことが
私にほんとうにできるのだろうか?
 それに、もしここでこぼしでもしたら、リビングの絨毯に滲み付いた小水の
臭いはちょっとやそっとでは消えはやしないじゃないの。そうなったら、自ずと
夫に知られてしまう。私はみるみる蒼ざめていった。
 私は目を見開いて慌てる。彼はそれを見透かしていたかのように待っていて、
引いたペニスに絡みつく私の舌を振り払って、ずりゅっと喉奥に深く突き入る。
「んぐううっ!」
「俺の腕をしっかりと掴んでいろ!」
 彼は怒鳴って私の貌をガシッと力強く掴むと、腰を落としはじめた。よかった、
彼は私の口腔で気を遣るんだわ。私は彼の腕にしがみつくと喘いでいた上体は
宙に浮き、ゆっくりと下ろされていった。
 そして私はテ−ブルに背を付けたが、貌はテ−ブルからはみ出して仰け反って、
そのままぐいぐい捻じ込むような抽送が再開される。
「スカ−トを捲くれよ」
 火照る貌に血が昇った。私は既に投げ出していた両脚をテ−ブルに載せて、
膝を立てて、物欲しそうにぐらぐらと揺らしては拡げたりしていた。そして、
スカ−トの裾を手繰り寄せ、言われてもいないのにぐっしょりと濡れたショ−ツを
私は摺り降ろす。
 彼の貌が私の濡れそぼった、彼の言葉の通りの……腐れおま×こに覆い被さる。
喉奥の彼のペニスがぐうんと伸びをした。
 彼は口を大きく拡げて、爛れた私のヴァギナにむしゃぶりついている。だって、
たべられているって感じていたから……。指頭が深く皮膚に潜り込んで太腿の
柔らかいところに爪を鋭く立てられる。痛くて、気持ちいい。腐れおま×こだって
かまいやしない。
 私は折り曲げていた両脚をかるく閉じて彼の頭を挟み、いっぱいに拡げて彼の
蠢く舌を膣に受け入れてもっと感じていた。やがて、AVビデオのように彼は、
お尻を小刻みに振り立てて加速していった。私は彼の烈しいストロークに
放り出されないようにと、彼の両太腿をきつく抱き締めて頬肉を絞めながら
苦悶して弾ける。その無上の瞬間を凌いだ。
 私は閃光に包まれ、粘っこい精液を逆しまの貌で、口腔に飛沫かれていた。
びしゅっ、びゅるっと喉奥を彼の精液が叩いてくる。すべてを放出した時、
はじめて彼の精液の粘度をゆっくりと私は満喫して恍惚とした。彼の精液は
私の唇から鼻梁に滴って、目に入りそうになっていた。
 彼はペニスを抜去して、残滓を塗した亀頭で擦り込んできた。
「ほら、瞬きしろよ」
「は、はい……」
 私は彼の命令に従う。口腔がねばねばして、目が沁みた。でも、彼のペニスが
また力を取り戻すのなら、私はなんにだって従う。私は尖端で眼球をぐりぐりと
圧された。閉じた瞼に、また閃光が走っていた。



「俺はおまえとはアソビだよ」
 彼は私にそう切り出す。でも、どうして今更なの。
「……」
 私もそうなのと一度は言ってみたい。黙っていたら彼が言葉を繋げる。
「嘘なんかじゃない」
「だって、いつもやさしいわ」
 つい最近見た、モノクロ映画の法廷の弁護士になっていた。たしか、アティカス。
なんなら、その子供のおかっぱの女の子でもいい。自己満足かもしれないけれど、
100パーセント愛してるって彼に面と向かって言ってみたい。
「終わった後でか?じゃあ、犯っているときはどうだよ?」
「やさしいときもある……」
「ふつうのときは?」
「もう、やめてよ!」
 母と父みたいだ……。彼はぎこちない手つきで、たばこの火を灰皿に揉み消す。
「俺はおまえに責任がないのさ」
 そんなことぐらい、わかっているわ。泣きそうだ……。泣きたい気分に
なっていた。
「旦那が調停でも申し出れば、そんときはわからんけどな」
「おしまいなのね」
 思っていたことを、つい口にした。口に挟めば言葉はひとり歩きする。
そんなことないと言ったところで、波紋はゆっくりと私たちの中に拡がった。
 でも、本当は人がそれに向って動き出す。だって、身構えるか、準備ぐらいは
するでしょ。彼はぐったりとしている私をソファから抱き上げて、寝室へと連れて行った。
 夫との寝室で、そこからは昂揚してしまって……。そう、私はずっと
歔きっぱなしだった。この男とは最後だと思っていたからかもしれない。
それと、夫にすまないと思っていたからなのか。
「横浜に行くんだ」
 彼が言う。一週間後に出立すると、とつとつと語りはじめた。ネットで
登録していた人材派遣会社から連絡があったのだ。面接はすでに終わっていて、
本採用らしい。私は呆気にとられる。また、いなくなってしまうのね。
「そんなこと、聞いていないわよ」
「いま言った」
 いい加減な……やつね。怒りなんかこれっぽっちも湧いてこない。こいつは
自由人で、自分の流儀で生きて行くのだろう。いつも風のように、どこかへと
ふっと往ってしまう。留め置くことなんかできやしない、こいつの躰。高校を
卒業すると私の前からいなくなってしまった奴だった。
 そして、突然ひょっこりと海外から帰国するなり、私の処へ戻って来て
錆びつきそうな鍵穴に、熱い滾りを穿って無理やりにこじ開けていってくれる。
ずうっと、それの繰り返し。もう、慣れっこになっていた。


『私、あなたを待ってなんかいないからね』


『いつ、待っていてくれなんていった?』
 だから、またおんなじことをやっている私。少ない生活費で切り詰めて、
ふたりで愉しくやっている人がいるとは知っていても……。
「おまえ次第だろ。ちがうか?」
 含みを持たせた言い方……。あなたってずるい。
「何を言いたいのか、私には判らないわ」
「いろいろさ」
 そう、いろいろとね。ついて来いと言っているのではないのでしょうね。
気が向いたときに、また抱いてやるよ。それでもいいなら、かんけいは
続けるよと言ってくれている。嫌に嫌に考える。そうかしら、と思う気力も無い。
もう尋ねるのも、考えるのも面倒になっていた。
「ずるい、そんな言い方」
「どうしてさ」
「だって……」
 好きだと知っているくせにとは言えなかった。もう、よしましょう。好きだと
私が錯覚していたことにすればいいだけ。それで、この話は……おしまい。
 近所で犬が人を咬んで、騒ぎになっていたことがあった。ある日のことだ。
大雪で彼と公園で私は遊んでいた。雪だるまをつくったり、雪をぶつけ合ったり。
 でも、思い出に残っている景色は、最初の真っ白な雪の上についた、ふたりの
続く小さい足跡。どこまでも続くようなふたりの小さな雪の上の足跡を私は眺め。
 そのとき、わたしは見た。公園の入り口から大きな犬が駆けてくるのを。私は
体を硬くしていた。秋田犬だった。彼は泣き出した私を、背後ろに匿おうとするが、
その場から逃げ出したくて、つい走り出した。犬は大きな声で吼えながらどんどん
近づいて来る。


「走るな!逃げて背を見せたら飛び掛られるんだ!」


 彼は繋いだ私の手を離さないで、近づいてくる犬の方を睨んでいた。怖くて
どうしょうもなくて、大声を出して泣いていた私。狙われたのは私のほうだった。
秋田犬は前脚を蹴って飛び掛り、彼のガードした腕に喰らいついた。
 彼は繋いだ私との手を離して、小さな躰が雪上を引き摺られていった。血と
小さな男の子の体の痕が雪に描かれる。
 私は雪の上にへたり込んで、大声で泣いていた。すぐに大人たちが家から
飛び出して、助けに駆けて来てくれたが、もう遅かった。
 彼は咬み付かれながらも、指で犬の目を何度も、それこそ何度も突いて潰すと、
犬は彼を放り投げて逃げていった。腰を落としていた私は倒れている彼に
ぶるぶると顫えながら這い摺っていった。歯形の付いた彼の腕からは、どす黒い
血が噴出していて、雪を赤く染め上げていた。私はその時に彼の右腕になろうと
誓って泣いた。


「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい……!」


 彼が私の前から居なくなってしまったのは、いま思えば……。でも、もう遠い
昔のことだから考えるのはもうよそう。
 ベッドであのときのことを私に話す彼。


「おまえの泣いていた貌が忘れられなかったんだ」


 それが、彼のエスだとはじめて知った。真直ぐに貌を見て、私でないと
勃起しないんだとも彼は言った。
「これって罪だよな」
 だとしたら、彼の逞しいペニスは私だけの物で、私はほんとうの
牝豚なのかもしれないとその時思った。


 彼が横浜へ行ってから、私は数枚の昔の写真を処分した。単行本に挟んで
売ってきた。店員は気がついたみたいだが、私の貌を観てなにも言わないから、
しおりはそのままにしておいて下さいと付け加えておいた。

 彼のアパ−トでキッチンカウンタ−にお尻を乗せ、開脚してあられもなく性器を
拡げてみせている絵。躰を捻って髪を掻きあげ、頸には黒い紐が巻かれていて、
銀のスカルが輝いている。写真の中の私は乳房を荒々しく揉みしだいていて、
あなたがほしいと安っぽいヌードモデルになって誘っている。
 彼の手が伸びてきて、乳房を鷲掴みにして捏ね廻し離れていった。白い指の
付けた赤痣は私の肌に浮き上がっても、僅かな間しかそこには留まらないで
消えていく。
 彼は私を抱くようにして、銀のスカルを頸からほとくと、ウエストへと
巻きつけてくれる。カウンタ−から降ろされて臀部を床に落とし、私は
脚をいっぱいに拡げた。スカルを漆黒の茂みの上に載せ、腰を浮かせ蠢かせる。
愛液が内腿をべっとりと濡らして床にもこぼれていた。
 彼は写真を撮ってから、やっと覆い被さって来てくれて、突いてくれた。
アヌスを窄めて掻き廻している彼のペニスを締め付けてやると、銀のスカルを私の
下腹に埋め込むようにして腰を打ちつけてくる。
「ひっ!あっ、あっ、ああっ!」
 烈しく衝きあげられ、逃げ場のない私は、掲げた両手でカウンタ−を掴んで、
それでも腰を突き出し、追いつめられて歔いた。後頭部がキッチン・キャビネットに
ごんごんと叩かれていた。やがて私は彼の脇から両手を潜らせて、彼の肩胛骨を
ひしっと抱き締めていた。
 そして手はまた、私を求めて蠢いている彼の躰を愛しみ、脾腹から臀部へと
滑って這っていく。私の膣内にある彼を探って。抉るように突きあげられ、
揺さぶられる。幾度と喚き、私が彼のお尻に絡めようとする両脚は、烈しい
打ち付けが跳ばしていった。


 買ったひとは、それを見つけて、もういちど私を殺してください。その写真に
粘っこい精液をしぶかせて。貌に乳房に、私と彼との思い出に。そしたら、諦める
ことができるかもしれないから。
 そうすれば、神話の魔女キルケーとなって、男を豚にしてやれるのかもと思う。
やっぱり、できないと思いながら、また私は頬を濡らす。キルケーになりたい。
寄る男どもを贄の豚に変えたという魔女のキルケーに。
 私は英雄などには恋したりはしないから。でも、キルケーがいくら美女で
インディペンデントでも、私が牝豚なら冗談にもならない。そう、笑えない
パラドックスだから。


 夫と子供たちを忘れようとして、その日から4日間だけ、その脚でふらっと
私は何も考えずに家を空けてしまった。


                                     ――END
乙&GJ

某HP持ちの神でしょうか。(勝手な想像)
表現や言い回し、ちょっとした単語の使い方に熟練した技を感じますね。

ただストーリーの流れに、ちょっとついていけませんでした。
理解力低いのかなぁ、オレ。


またの落としをお待ちしています。
自分の勤続する課に、3つ年上(27歳)の独身女性社員が配属されてきた。
なぜか自分はその女性に気に入られたらしく、「不思議くん」と呼ばれ可愛がられていた。
ある日その女性とレストランに行くことになった。自分は酒を飲めないので
アルコールは一切入れなかったが、女性は中ジョッキに2杯ほどビールを飲み、
すっかりほろ酔い気分。
おしゃべりも弾み、気が付くと夜の12時を過ぎていた。
車で彼女を自宅まで送り、そのまま帰ろうとすると、「お茶でも飲んでいってよ」
と、女性の部屋に通された。

コーヒーを淹れてもらっているあいだ、部屋をキョロキョロと見回していると、
テレビにつながれたプレステ(初代の)を発見。
聞けば「ぷよぷよ」や「テトリス」が結構好きらしい。
軽いノリで、おれたちは対戦を始めた。
最初はただ淡々と対戦をしていたのだが、イマイチ盛り上がらないので、
おれは敗者には罰ゲームを課そうと、言い出した。
おれが負けたら、着衣を1枚ずつ脱ぐこと、と言われたので、
彼女が負けたら、うしろから5分間、胸をもませること、と言い返した。
彼女は一瞬「えっ」という顔をしたが、ほろ酔いも手伝って少しテレながら承知してくれた。

そこからは本気プレー。特に彼女は強くなかったので、すぐさま勝利。
うしろから胸をもみまくった。
それを何度も繰り返していると、罰ゲーム終了時の彼女が、少しずつ微妙な
表情になってきた。
プレイ中も火照った表情で、明らかにわざと負けているような感じになっていた。

じゃ、次負けたら罰ゲームレベルアップするから。

と言うと、彼女は曖昧にうなずいた。そして勝利、罰ゲームタイム。
後ろから胸を揉みながら、片方の手を彼女の股間に這わせた。
彼女は胸を揉んでいる時も「ハァハァ」と呼吸が荒く鳴り出していたが、
ついに「ウッ」と、声を出し始めた。

あっという間に5分が経ち、彼女はやや引きつった笑顔で、「あ、5分経ったよ…」
と、言ってこちらを振り返った。
おれはすかさずキスをして、舌を入れた。彼女も舌を絡ませてきたので、そのまま
倒れ込んで、ストッキングと下着を脱がし、クンニをした。
彼女は「あん、あん」と、泣くように喘ぎ、相当たまっていたのか、5分もしないうちに
「イク、イク」と叫び、つま先をぴーんと伸ばしてイッてしまった。

おれがギンギンになったチンチンを見せると、彼女は頼んでもいないのにフェラを
始めた。
彼女のうっとりとした表情に興奮していると、袋まで丹念に舐めまくってくれた。
太ももの裏側、脚の付け根あたりを、彼女の温かい舌が這った時は、ふるえが来るほど
気持良くて、こんなところも感じるもんなんだと感心してしまった。

おれはついに耐えきれず挿入。
彼女は興奮すると、こちらの口の中に指を入れるくせがあるらしい。
「○○くんのオチンチン、すごく元気…。あたし、本当はずっと○○くんとこうしたかったんだ」
彼女はハアハアと呼吸をあらげながら、やっとそうささやいた。
そしてさっきいったばかりなのに、彼女はまたすぐにつま先を伸ばしてイッてしまった。
おれは口に入れられた彼女の指をしゃぶりながら腰を振り、やがて射精した.。
おれが果てる直前、また彼女はイッてしまったらしい。
精子は彼女の頭を飛び越え、自分がいかに興奮していたかを物語っていた。

そのあと朝までおしゃべりしたり、ぷよぷよをしたり、罰ゲームをしたりしていた。おしまい。
276下戸:04/07/09 23:02
えっちねた板から来ました。
ちょっとこちらにUPさせてもらいます。
277下戸:04/07/09 23:03
似合わない黒ぶちの眼鏡に、短いくせに後ろに無理に縛った髪。
外を歩く時はいつもこうだ。

私の髪は風に吹かれたいのに。

昔は私もこんなじゃなかった。もっと自由だったはず。
いつから?あのコンテストから?

「あの・・・」
いいのかな、ボクなんかで。
そう言いたげな眼差し。

「どうしたの?」

「やっぱ、やめようか」
男は立ち止まった。

「キミが誘ったんでしょう?」
私は男の顔を覗き込み、少し悪戯でからかったような笑顔をたくわえそう言った。
芸能人だから怖気づいちゃだめよ?
男にはそう聞こえただろう。
返ってきた笑顔と首を縦に振ったのを確認すると、
男の手首を掴み初夏の街並を先行して歩いた。
排気ガスと騒音、人ごみに溢れた街。
背中は薄っすら汗ばみ、手には小心男。

なにやってんだろ・・・。

そう思いながらも上戸彩は、この通り慣れた歩道も少し心地良いと感じていた。
278下戸:04/07/09 23:04
朝、いつものように遅刻した。
仕事の関係上それも学内では半ば公認となっている。
彩は定位置となった一番後ろの席へつく。
もう彩の遅刻には先生からの注意もなく、興味を示す者もいない。
授業中であるためパイプ椅子の音を極力出さぬよう、身をかがめ静かに着席するのみだ。

以前なら着席すると机の中身は冷やかしのラブレター埋まっていたものだが、それもしばらくすると彩を中傷する内容の手紙に様変わりした。
その原因は彩にもわかっている。
芸能人としてちやほやする取り巻きも苦手だったし、その中心で愛想笑いをする自分が嫌いだった。
はじめこそ調子を合わせていたものの、それも次第にうんざりしてくる。
もっと自分は、自分で言うのもなんだが、天真爛漫だったはずだ。
仕事ならともかく、日常まで愛想笑いで過ごしたくない。
そんな想いが次第に周囲と自分との溝を作った。

上戸が身をかがませると、机にぎっしり詰まっていたはずの中傷の手紙が無い。
時々無くなるのだ。
そのままにしていた自分もどうかと思うが、恐らく先生が風紀を兼ねて定期的に処分しているのだろう。
そのまま机の奥まで手を滑らせると、茶色の封筒に指先が触れた。
279下戸:04/07/09 23:04
表には小さく“上戸さんへ”と書いてある。
便箋を取り出し、中身を確認するとラブレターのようだ。
全体的に小さな字だが几帳面で、それでいて繊細な字。
内容は中学生レベルに思えたが、良く考えてみるとラブレター自体幼稚なものだ。
送り主の名前も書いてある。

“小平 孝雄”
その名前が、隣の席の男であると気づくのにさほど時間は掛からない。
チラッと視線を送ると、孝雄がビクッとしたように瞬間肩をすくませ視線を泳がせた。

ふーん、こいつかぁ。

見るからに気の弱そうな、細身の男子。
お世辞にもスポーツは得意には見えない。
でも中傷文を捨ててくれたのは、もしかして・・・。

「ありがとう」
聞こえるかどうかの彩の唐突なささやきは、孝雄の目をさらに泳がせた。
280下戸:04/07/09 23:05
―――予想外であった。
同じクラス、席が隣同士であっても彩に話かけられるなんて思ってもいなかった。
手紙を出したのも何かを期待してのものではない。
ただ鬱積した気持ちを書き綴っただけ。読んでくれるだけでも御の字だ。
そう思っていた。

気だるそうに頬杖をした彩が、今も自分を見ている。
顔全体に熱を帯びてきた。
授業どころではない、机に広げられた英会話の教材もぼやけて見えない。
黒板を写し取っていたはずのシャープペンシルも動きを止めた。

実際のところこっちを見られても困るのだ。
好きな気持ちを伝えただけなのだから。
最後に“付き合ってください”なんてことでも書いてあればまとまりもあっただろうが。

「で?」
彩の二言目で、いよいよ全身が硬直してきた。
孝雄はおもむろにノートを破り取り、そのビリビリッという思いのほか大きな音に慌てて周囲を見回したが、彩がクスリとしたのを除いて周りは誰も気づいていないようだった。

“放課後にカラオケとか、だめですよね?”
そう書いた手紙をすばやく彩の机に押し付けると、すぐに後悔した。
芸能人に “放課後”しかも“カラオケ“っていうのもどうかしている。
気の利いたことのひとつも言えないのか。

隣から聞こえる、それを読んだ彩の微かな笑い声も手伝って孝雄の足がカタカタと震えるのを感じた。
281下戸:04/07/09 23:06
どれほど時間が経っただろう。
長い時間にも思えるが、ほんの少しかもしれない。

不意に窓から吹き込んだ柔らかな風に、彩の髪が舞った。
ふわり、と孝雄の鼻腔をくすぐる柑橘系の香り。
その風に乗って、たしかに聞こえた。

「オッケィ」
内緒話の小さな声であったが、その「オッケィ」には
間違いなく笑みが込められていた。

282下戸:04/07/09 23:08
外出時には変装、仕事は大人に囲まれ、より大衆に受け入れられることに最善を尽くす。
国民的美少女コンテスト以来、自分と言う存在が無くなっていく。
自分自身に成り代わり、タレントとしての上戸彩が表に出る。
普通の女の子でいたい。そう思っていたのに。
そのことに常々彩は苦悩していた。

そんな彩に、震えながら放課後にカラオケ。
同級生を誘うありがちなパターンなのだろうが、それが彩には非常に新鮮に感じた。
ほんの一瞬ではあるが、自分が芸能人であることを忘れさせてくれた。

そんなことをいう男は業界にはいない。
ルックスは平均点だが、孝雄となら普通の女の子として話せるかもしれない。

オッケィ

芸能人としてはやや軽率とも言えるが、そんなことは承知の上であった。


6時限目、英語の授業はそろそろ終えようとしていた。
283下戸:04/07/09 23:09
外で見る彩の白いブラウスは、陽光を柔らかく反射し初夏の日差しによく映えた。
横顔がやたら眩しいのはその所為だろうか。
普段見せない縛った髪と眼鏡に芸能人なんだと改めて実感したが、
紺チェック柄のスカートを揺らすその笑顔は、テレビで見るよりもずっと開放的に見えた。

孝雄は彩よりも10cmほど高く、並んで歩いていると教室で受けた印象とは違い引き締まった印象を受ける。
歩く時も彩を人の目から避けるよう、それとなく体で隠しながら歩き
カラオケ店でも孝雄が監視カメラに背を向けるよう座らせてくれた。
その孝雄の振る舞いには業界の接待やサービスとは違う、リードしてくれている、そして男が女を守るという安心感を彩に与えていた。
284下戸:04/07/09 23:09
彩の注文したコーラと、孝雄のウーロン茶がテーブルに並べられる。
彩は店員が去ると同時に、眼鏡を外し髪も解いた。
「ふぅ・・・」
そう言いながら髪を振り乱し、手早く両手で整えた。
髪を自由にし、満足気に微笑む彩のフワリと舞うシャンプーの香りと柑橘系のコロン。
室内はクーラーが効いているとはいえ、ブラウスはかすかにまだ汗で透けている。
透けたブラウスから窺い知れる胸の膨らみは孝雄がいつも見ているグラビア記事そのもの、孝雄の夢の中、自慰行為中に空想する彩と寸分違わぬものであった。

彩の歌はさすが歌手というべき歌唱力であるが、それよりもリズムを取りながら嬉々と歌う彩の姿が自分と同じの高校生ものであり、孝雄もノリのいい曲は盛り上げ、バラードには聴き入った。

彩は良く笑い、孝雄もそれにつられて笑った。
芸能人とカラオケという孝雄の気構えは彩の笑顔で溶けていく。
孝雄の歌はお世辞にも上手いとはいえないものだが、彩の手伝いのお陰で何とか歌いきることができた。

上戸彩は手の届かないもの。
そういう孝雄の印象は次第に薄れていった。
285下戸:04/07/09 23:11
ルルル、ルルル・・・

部屋備え付けの電話が鳴った。
ロビーに伝えた一時間が間もなくなのだ。
あっという間の一時間。
受話器を取った孝雄は「わかりました」と答えたが、
一瞬おいたあとに震えた声でもう一時間延長するように言いなおした。
その孝雄が声を若干震わせた一時間延長が何を意味するのか、
彩にもその意味がおぼろげに理解できた。

簡易ラブホテル―――。
そんな言葉が彩の頭をよぎった。

「次、なに歌おっかぁ?」
すこしおどけた彩のリモコンに伸ばした腕を、孝雄が掴んだ。
その孝雄の腕にも、表情にも力がこもる。

「やっぱまずいじゃん?それってさ・・・」
軽く笑い飛ばそうとした彩だったが、表情が引きつって上手く笑えない。
孝雄は彩を抱え寄せ、胸に抱きしめた。
思った以上にか細く繊細な彩の体は、孝雄を一瞬戸惑わせたが、
彩の女の香りが孝雄を後押しした。
「・・・上戸さん」
孝雄の鼓動が高まった。
全校生徒の前で論文発表した時だってここまではならなかった。

「ね、いつもこんなことするの・・・?」
彩は孝雄の胸の中でそう尋ねた。
だからといって孝雄が女性経験豊富ではないことは彩も解かっていることであった。
ドラマや映画で抱き締められた感触とは違う。どこかぎこちなく慣れてない感じ。
孝雄も沈めようとしているが、その高い鼓動も彩はすでに感じ取っている。
286下戸:04/07/09 23:12
彩にしたところで男性経験は一度きり、
しかしそれは自分のステップアップの為と言い聞かせた行為だった。
相手は偉い人だろうということは聞かされていたが、
テレビにも出ないことから局の人や俳優でもない、
もっと上の位の人間だろうと想像できた。
その相手が誰だかわからないし、知ろうとも思わなかった。
彩にとってはどうにかして忘れたい一件であるのだから。
287下戸:04/07/09 23:13
「こういうこと初めてです」
やはり震えた孝雄の声。
何かを押し殺したような声。

「好きです、上戸さん」
そう言い終えるかどうかの内に、孝雄は彩に唇を重ねた。
もっと乱暴にされるかと思った彩だったが、意外なほど優しく包んでくれたことに少し安心した。
そしてその孝雄の唇は暖かく、その体も吐息も暖かく感じる。

あの手紙の内容で彩はわかっていた。
孝雄は自分のことをタレントの上戸彩ではなく、一人の普通の女の子として見ていてくれていることを。
学校で笑顔を見せないこと、周りの人間が彩のゴシップネタや噂話に注意することも出来ない自分のこと。
毎朝の遅刻を心配してくれていることも。
たぶん中傷の手紙を捨ててくれているのもこの人だ。

何よりも暖かかった。
あの偉い人とは違う。
不器用だけれど暖かい。
この暖かさがあれば、手紙の内容も信じられる。




「ごめん」
我に返ったように慌てて孝雄が唇を離した。
狼狽した様子の孝雄に、彩は小さく首を振った。

「ちょっとびっくりしたけどね」
そう軽く微笑んだ後、孝雄の首筋に軽くキスをした。

今度は逆に孝雄が体をビクリとさせたことに、二人で笑った。
288下戸:04/07/09 23:13
孝雄が唇の中に舌を割り込ませると彩は少したじろいだが、ちゃんと孝雄を受け止めた。
彩の唾液の甘酸っぱさと、その前に飲んだコーラの甘さが合わさってなんともいえず甘美な味がする。
孝雄をしっかり受け止め自らも求めるが、彩の丸く小さい肩は小刻みに震え、それは彩の男性経験の少なさを物語っていた。
孝雄の手は彩の頭を撫で、背中をまさぐり腰を掴む。
そのたびに彩はその細い体をくねらせた。
やがてはその胸に触れると、彩は唇を離しうつむき
小さく「いや」と言った。

孝雄は構わず、頭を抱え込み耳にキスをした。
耳の外側を咥え、耳たぶを口に含む。
そして溝に舌を滑らせると、彩の体にグッと力が入り、やがてその力も消え失せた。
これが性感帯であろう事は、女性経験が無くとも知識として知っている。
力の抜けた彩の体を支えながら耳を愛撫し続け、耳の奥の方まで舌を這わせてやると彩の口から細い吐息が漏れ出した。
彩の顔は赤く高揚し、預けた孝雄の肩にもその熱は伝わってくる。
偶然に彩の体に合った愛撫をしているのかもしれないが、孝雄の生まれて初めての愛撫にこれだけの反応を示すのだ。
感じやすい体質なのか。

彩が自分の愛撫に陶酔しているのをみて再び胸へと手を走らせた。
そのやや小ぶりな胸の丸みを確かめるように撫でると、ほんの少し拒否する仕草を見せた。
が、それもすぐに止んだ。
軽くも揉んでみるが下着の締め付け具合か、もどかしい印象が強く
赤いリボンを解こうとしたが、それは彩が首を振ったので諦めた。
だらりとした彩の体を抱え起こし、再び舌を絡ませ合った。
孝雄の愛撫とそれに応える彩の体は絶妙に呼応し、
それ以上の行為に進めずにいるのは、彩の恥じらいの所為であった。
289下戸:04/07/09 23:15
悦楽を味わう二人に突然の訪問者が訪れた。
「あのぅ、すみません・・・」
申し訳なさそうに、それでいてどこかニヤついた感じで店員。
それもそうだ監視カメラに背を向けているとはいえ、こんな行為がバレないはずがない。

「すみません、もう出ますっ」
不意の店員の乱入にも反応出来ずにいる彩を孝雄はとっさに隠した。
声は思わず上擦ったが、何も言わず店員は出て行った。
孝雄は胸を撫で下ろしたが、胸の中には今だ熱覚めやらぬ彩がいる。

「上戸さん、また会えますか」
孝雄がそう問い掛けると、ぐったりした彩が胸の中で微かにうなずいたような気がした。
290下戸:04/07/09 23:18
うは。
我ながら駄文。しかも長文_| ̄|○
ラスト尻切れトンボだし。
291K- ◆HUZ.4c6SGE :04/07/14 20:49
>>290
文章力あるのってうらやましい。
全然駄文じゃないですよ。
乙です。
リアリティのある描写がいいですね。

なにげに良スレになって復活しましたね。
293下戸:04/07/17 08:08
>>291-292
ああ、お褒めのレスが・・・。
しかしロムってみると本当に上手い人ばかりなので恐縮してしまいます。
お言葉はお世辞として受け止めておきますね(笑)

レス、ありがとうございました<(_ _)>
>>293 下戸さん
できれば、続きキボンなわけですが。
hozen
296下戸:04/07/30 23:58
胸に触った。
うつむき恥じらう仕草は見せたが、あの時のように拒まれることはなかった。

カラオケBOXの一件以来、連絡を取りあい何度か二人きりで会った。
人目を避けてのカラオケBOXというのがお決まりであったが。
孝雄の最近練習を始めたばかりのアコースティックギターの話に
彩が「聴かせて欲しい」と言ったあの時、
何も言わずとも今日のことは彩の中でも了解していたのであろう。

彩をベッドの傍らに座らせ、ゆっくりと彩のブラウスを脱がせた。
彩の肌は触らずともその瑞々しさや、きめの細かさは見て取れる。
孝雄は手の平で彩の肩を包み込んだ。
やはりその肌は思ったように滑らかでしっとりとしている。
「女の子は壊れやすいのよ」
その繊細な肌は、昔どこかで聞いたドラマの台詞を思い出させた。

手の平はうなじを掻き揚げ、頬を撫で、背中をまさぐる。
孝雄が女に肌を確かめるその間も、唇を孝雄から離さずにいる彩の姿は従順であった。
297下戸:04/07/30 23:58
少々手間取ったものの、彩のブラジャーの止め具がパチンと音を鳴らし弾けた。
はらりと落ちるブラジャーに驚いたのか、彩は咄嗟に胸を隠そうとしたが、
孝雄の腕が一瞬早く彩を制した。
彩は腕を軽く上下し、孝雄に今日初めての抵抗を示したがそれが叶うはずもない。
覚悟を決めていたとはいえ、それは18歳の恥じらいであった。

彩の乳房は、真っ白で滑らか、そしてその清潔感が漂い、
アダルトビデオや雑誌で見たような醜悪で破廉恥なものとは違う。
まるで朝露が葉道を伝わり、いまにも滴り落ちんばかりの雫の様であった。
まさに朝露の如く、誰の目にも触れていないであろうその乳房は、
特有の透明感に満ち溢れている。

孝雄はその乳房を下から掬ってみた。
程良い質感はあるものの、その量感を忘れるほどの柔らかさ。
まるで羽毛の中に手を差し入れたような、そんな感覚。
その感触そのままに乳首を指の腹で撫でてやる。
その乳首はやや小振りながらも、孝雄の指の動きに合わせ自在に形を変えた。
撫でればその方向に頭を垂れ、摘めば伸びた。
くっ、と背中を丸め恥じらう彩の姿が小さく震え、
次第に乳首は彩の恥じらいとは逆に、硬く隆起し尖ってくる。
298下戸:04/07/30 23:59
唇を離し、彩はイヤイヤと小さく首を振った。
孝雄はその表情にふと我に返った。

その目は怯えていた。

経験のあるものと、勝手に決め込んでいた。
あの華やかな芸能界で活躍しているのなら、当然と考えていたのだがそうではないのかもしれない。
活躍しているからこそ、男性経験がないのではないだろうか?
僅かな自分の時間と、周囲の目。
自分で「似合わないでしょう?」と、おどけて笑った黒ぶちの眼鏡や無理に縛った後ろ髪。
その目の中には週刊誌のフリーライターなんかも含まれていたのだろう。
もしかすると彩は世間の同年代と同様、いやそれ以上に遅れているのではないか。

今抱きしめた細い肩、その肩は厳しい芸能界を乗り越えるにはとても細く華奢に思えた。
そしてこれからの行為に怯える目。
孝雄はもう一度抱きしめ、彩に唇を重ねた。
299下戸:04/07/31 00:07
少しですが続き書いてみました。
私自身、上戸彩のことを良く知らないんで
違和感のあるところがあるかもしれませんが
そこは目をつむってやってください(笑)

いや、大変だ小説って。
ゆっくり更新します。
300名無しさん@ピンキー:04/08/09 13:09
300かな
(^^)
--------------------------------------------------------------------------------
24.237.68.63 , 63-68-237-24.gci.net , ?
今更ながら>>1は厨房。
いいのは職人さん。
303294:04/08/12 10:46
ナイスです(*^ー゚)b
保守しつつ妹の話を待つ
305271:04/08/19 20:12
272
読んでくれて、ありがとうございます。
それからレス遅くなってすみません。

HPつくるのがめんどうで挫折してしまって・・・
それで244を見て、こんなことをしました。

構成が甘く、書き込みが不足して、
そのうえ時間が跳んでしまって
ややこしくなるからだと思います。申し訳ないです。

それで、また失敗したやつなんですが、
途中で終ってしまったもので、キャラ名と構成を
ちょっといじって投下します。させてください。
306葛  かずら:04/08/19 20:28
 六月に入ってまだ日が浅いというのに、梅雨を通り越してしまって、夏日と思うような
うっとうしさが続いた。湊(みなと)祥子は二十五歳の楚々とした風情の若妻で、和服を
日頃から着こなす。だから、顔はさして汗を掻きにくい体質とはなってはいた。
 さすがに頸から下もというわけにもいかず、湿気による蒸し暑さと肌のべとつきに閉口した。
入梅さえもなっていないのにと、まだ先の先を見越して、今年の夏の暑さを祥子に予感させる。

 しかし、今日はそれまでとはうってかわって、とても穏やかな空に雲ひとつない――、
といかないまでも綿菓子を薄く裂いたような、ふわっとした白が天上に僅かばかり漂っている
澄んだ青に、縁側に立ってほっとする。
 晃司がこの前の誕生日に贈ってくれた、銀のネックレス。胸元に天使が翼を拡げたように
左右にひとつずつの石を置いて、中央に大きな石が鎮座する。テールとして下にもうひとつの石が
飾られていた。四つのトパーズが天使を成して、祥子の白い胸元を飾れば翼を拡げたようになる。

 今はドレッサーの上に置かれた、茶色のチェストタイプのジュエリーボックスで天使は眠っていた。
祥子はチラッとドレッサーのほうに目をやり、出してみようかと思った。新婚旅行で赴いた地、
ギリシャのレフカダ島。
 イオニア海の透き通ったブルートパーズの耀きを思い出とともに首に掛けてみたくなった。
祥子は今日の空に宝石の想いを重ね彩る。
 べとついていた素肌の気色悪さは嘘のように去っていて、やさしい風が吹いたなら、
ボディローションミストを塗った、ひんやりとした爽涼感に素肌はサラッとなり、祥子は誰とはなしに
そっと呟いていた。
「昨晩は、あんなにもたくさん、雨が降ったのですものね……」

 祥子の廻りの家々は、セラミックコーティングされた新建材の外装家屋が割りと
多く建てられていた。最近の主流らしいが、湊家は洋館のようにのっぺりとした、昨今のユニット
建築ではない。純和式の一戸建て住宅だった。以前、家のことで晃司と祥子が話し合っていた
頃のこと。
307葛  かずら:04/08/19 20:34
「私は最近のものでもいいと思います」
「どうしてそう思う、祥子」
 晃司の声は低い。街中とかでショッピング中にぼそぼそと語り掛けられたなら、秘所に
じんじんと響いて来る。最初はどうしてそうなるのか、帰宅して着替えているときに、
ショーツを見てハッとしたものだ。知らず知らずのうちにしっとりと潤っていた。
 意識すればどうしてそうなったのか、祥子は容易く見つけることができた。そうしたら、
晃司に話し掛けられる度に耳朶が火照っているような気になってくる。周囲にどう
見られているのかも気になりだした。
「だって壁の建材は……」

 つい我慢ができなくなって、晃司に抱いて欲しいとおねだりをしたことがある。
はしたない女と晃司に思われるのは正直嫌だったが、そうまでして自分を否定したくはない
という想いもあった。そんな祥子は、かわいい女に属していた。そそっかしくもあり一途で、
そうかと思えば熱情で晃司をはっとさせもする。

 祥子にも晃司がたまらなく欲しくなることはある。その表現力は祥子の気質が、
みだらを否定してしまいそうになることもままあった。晃司によって徐々に、
おんなとして羽化しつつあり、俯いて顔を赧らめている祥子に、晃司はたまらなく春情を
掻き立てられていた――。

『祥子、みだらを否定することはないと思うな』
『どうして……、晃司さん』
『型にはまる言い方だろうけど、俺たちは夫婦だよ。性は生きる内のひとつだと
思えばいい』
『ええ……、わたしもそう思います』
 祥子は晃司に直ぐに応えていた。
『それがわかっているなら……』
『わかっているなら?』
308葛  かずら:04/08/19 20:41
『訊きたい』
『はい。教えて、晃司さん』
『気持ちよくなることから眼を逸らさないでいてほしいな』
『そんなことを、おっしゃっても……』
『あけすけは嫌か』
『……あけすけだなんて』
 晃司との関係をあけすけとは思ってもいないし、ふたりの間の衝動を秘め事としてなら、
晃司の頼みを赦したその時から、それがどういうことになるかも祥子は承知していた。

『そうは思ってはいない……のか』
『……はい』
『よかった』
『……』
『祥子、自分を否定することはないから。そのままでいいと思う』
『自分を否定……ですか』
 そのことでは繋がっていたことを祥子は喜んだ。
『うん、そうだよ』

 しかし、あのときのことは正直失敗だったと祥子は思っていた。躰は正直になれた
ものの、釈然としないものが残ってしまった。それがなんなのか、うまく口では
説明できない祥子だった。

 モデルハウスの内覧見学会の帰り、シティホテルに連れて行かれるとばかり
思っていたら、晃司はコンビニの駐車場に車を止めた。そして、近くにあった工務店の
隣にあるモデルハウスに祥子を連れ込んだのだった。玄関ドアの横の立て札には、
ご自由にお入り下さいと記されていた。玄関に入るなり、いきなり後ろから抱きつかれ、
祥子は臀捲りにされて扉に押し付けられた。
『いっ、いやあっ。こっ、こんなのは、いやです。かっ、堪忍して』
309葛  かずら:04/08/19 20:58
 太腿を撫でられても、緊張から肉はこわばってしまっていた。祥子は手にした
ハンドバックを落としてしまう。その情景がスローモーションのように見えていた。
『声を上げれば人が来る』
 晃司は左腕で祥子の腰を抱いて、右手でスラックスのベルトのバックルを
かちゃかちゃと鳴らす。その金属音が祥子の目の前を真っ暗にした。さらに、
自分から抱いて欲しいといったのだから、ショーツのその証しを探り当てられて。

『もう、こんなになっているじゃないか』
『いっ、いやあ。よして、よしてください』
 拒んでいても、人が来ると思って、小さな声で発話して、祥子は晃司に協力する。
もう立派な共犯者だった。ショーツを下ろされ、晃司の声が耳元で低く囁いて、
鞘から貌を覗かせて勃起して絖る核(さね)。
 晃司の右手は、祥子の右太腿を後ろから膝裏をくぐって、ぐいっと引き揚げに掛かって、
手でドアノブをしっかりと握り締める。がっしりとした造りの玄関ドアのダークオークに、
祥子の水を思わせる涼しげな色が映えた。

 躰をドアに押し付けられそうになって、祥子は躰をこわばらせ、一生懸命に堪える。
片脚を掲げられ秘園はぱっくりと開帳して、とろりと愛液があふれた。白い内腿を汚しだしていた。
『ああ……、いやあ、いやあぁぁぁ』
『誘ったのは祥子だろ』
『こっ、こんなことするだなんて……』

『こんなことってなんだよ』
『おっしゃらなかったわ。晃司さん、おっしゃら……なかったぁ。晃司さん。晃司さん!』
 晃司の唇がうなじに吸いつく。
『いい匂いがする。こんなにもいい匂いが』
 唇は火照る耳朶に這ってきて、晃司に甘きを囁かれる。
『あっ、あうっ、あっ、あ、ああっ』
 灼ける晃司の肉棒が、もの欲しそうにしていた祥子の美富登に、ぬぷっと突き立てられて
揺さぶられる。掲げられていた祥子の脛は律動によってぷらぷらと動いていた。

310葛  かずら:04/08/19 21:08
『そんな、いい声で啼いていると気づかれるぞ』
 祥子のも、そして晃司のアヌスも熱くなって、ひくひくと妖しく蠢いていた。
『ううっ、くうっ、くっ、んっ、ん、ん、んっ……、んあっ!』
『祥子、動かないでとはいわないんだ』
『んっ、ん、んん、はっ、はあ、はあ、はああっ』
 息づかいが洩れる。高くはない。そして、気道が破れているようなおんなの発話。
祥子は晃司の肩口に歯を思いっきりあてて、噴きあがりそうな呻きを殺したがった。

 それも叶わないままに、顔を揺すり揺すられ、セットアップした髪を振り乱し、
いきりたった肉棒に攪拌された。ドアに付いていた左腕を真横に、汗ばんだ額をあてがい、
だらりとした右手を口に持ってきて、曲げた人差し指を含もうした。すると晃司が祥子の
ほっそりとした手頸を掴み、自分の指の背を祥子の口に含ませたのだった。晃司の曲げた
指は、すぐに祥子によって、コリッと噛まれていた。
『祥子、俺の指を咬め。食い千切れ』
 祥子はドアに両手を付いて、臀部を突きだして晃司に衝きあげられた。それはそれで、
犯されているようで燃えてしまった祥子だった。実際、レイプ(略奪)みたいで釈然としなかったが、
祥子には晃司を拒めなかった。
 
 ことがすんで、晃司は祥子のハンドバックから、お懐紙を取り出して秘園を始末してやると、
病院でこどもが泣くように弾けてしまい、晃司はたいへんあわてた。京塵紙の白椿がフローリングに
いくつも咲いていった。晃司は祥子の着物の裾を直してやり、人気のないモデルハウスから
急いで連れ出した。白い花のけものになった記しだけを床に残したままで。祥子はドアが閉まるとき
落花した白い花をチラッと振り返った。

 花を開いて見た人はなんて思うだろうか。犬か猫みたいに残滓を残していって、セックスをして
とても気持ちよかったわ――、そんなことを正直に祥子が言えるわけもなく、モデルハウスから出て
車に戻るまで押し黙った。帰宅途中の車中で祥子はまた泣き出してしまった。それはセックスに
溺れた自分に驚いてのことだった。
311葛  かずら:04/08/20 09:46
『す、すまなかった』
『あ……、あやまらないでください……。そんなことされたら、わたしが惨めです』
 祥子は晃司にきつい言葉を言ってしまったと思い顔を曇らせた。
『すまん。ごめんなさい』
 知り合った頃、まだフェラチオさえ知らなかった祥子ではあったが、乞われても
拒むことをよしとはしない祥子に、晃司はどんどんとのめり込んでいった。
『もう……、いわないでったら、晃司さん』
 素直に、はっきりと謝ってくれている晃司に、涙ぐんでいる貌を上げて祥子はいつしか
微笑んでいた。


「いいから、言ってごらん」
 見て廻ったパンフレットが後部座席にいくつか置かれていた。
「最初は綺麗でも、だんだんと煤けてしまうから嫌なんです。薄汚れた白木みたいに
なってしまっているのを見たことがあるの、晃司さん。だから」
「祥子、それがいいんだよ」
 柔らかな低い声が、祥子にすぐ返って来た。

「うそっ」
 晃司の応えに驚嘆して、思わず声を高くしていた。自分の上げた声にも祥子は
驚いてしまっていて口に手をやる。セックスに対する考え方も人一人、多少なりとも
違って存在していて。祥子はふっとそのことが浮かんでいた。
「うそっていってもなあ……」

「だって、うそです……。そんなのって」
 小さく呟く愛らしい声。適度なやさしい湿り気を祥子の声に晃司は感じる。容姿も
さることながら、しっとりとした玲瓏の声音に惚れていた。それがセックスで生きた。
 祥子の手はほっそりとしていて、その手も瑞々しく、指もしなやかできれいだ。
指を絡め合うと、その儚さの向こう側を晃司はもっともっと覗いて見たくなった。
312葛  かずら:04/08/20 09:51
 ペニスに絡まる祥子の指。瞼に朱を刷いて、眠るように閉じて鴇色の濡れた唇を開く。
ミロワルージュを引けば、それはそれは赫く妖しいまでに咲いて、祥子の吟味された
女のパーツひとつひとつに耀きを増し晃司を惑わす。
 あんなことをしてしまった後だというのに、晃司は邪な夢想で勃起しながら祥子の
手を観ていた。股間に手を置いてくれないだろうかという身勝手なことを考えて。

「ごめんなさい。でも、驚いてしまったの」
「謝らなくともいいから、祥子の思っていることが訊きたい」
 祥子と知り合って、晃司はルージュの印象を百八十度変えた。化粧の匂い、香水も
含めてなのだが、女には信じられないくらいにぴったりと合ったものがあることを
はじめて知った思いだった。満員の通勤電車の中での女性のフェイスパウダーの匂いが、
晃司にはトラウマになっていて、化粧すべてを否定しかかっていた。それが、祥子と逢って
変わった。その気持ちを、180度をわざと、360度と言って、祥子に『ばか』と小声で
晃司はしかられ。

 閨中の祥子の情景は、陽の下では別の貌をしている。ごくあたりまえのことなのに、
なにかを発見したみたいに晃司はときめいた。とりすまして、わたくしは、おま×こ
なんかしりませんわよ、と祥子のおんなは言っている。
 晃司は祥子のたおやかな手の行方をもっと追っていたかったが、車道前方に視線を戻した。
「……どうして、和式がいいと思うのですか。わたし、晃司さんの考えがよくわかりません。
合理的にみても、特殊コーティングされた壁のもののほうが」

 合理的などと使うべきではないと後で思ったが、はっきりするべきだと考え直す。
今度は祥子が晃司に訊く番だった。
「変わらなくていい……か」
「……はい」
「俺はさ、こう考えていたんだ。いっしょに歳を重ねたという二人の証拠だって」
「わたしたちのあかし……なの」
 晃司が何を言おうとしているのか、祥子にはいまいち理解できないでいた。
313葛  かずら:04/08/20 19:53
「そう、証だよ。そりゃ、最近の建材よりは、少し痛み具合は早いだろうけれど」
 何故、それが証になるというのだろうか。ただ、さっきまでの力みが言葉でふっと
掻き消えてしまっていた。
「……」
「やはり、木の建築のほうがいいと思うな。俺は、あの箱みたいな家のデザインが
どうしても馴染めなくてな」
 晃司は北欧からの建築材木を輸入する仕事に就いていた。

「……ええ、そうね」
「なんか、引っ掛る言い方だな」
「だって」
「ん……」
「ほんとにいいの、晃司さん」
「いいってなにが」
「会社のほうにお伺い立てなくても、よろしいの?」
「家ぐらいは、自分たちの意向を通すさ。それより、問題は祥子のほうだろ」

「私……?」
「ああ」
当初は小奇麗であっさりとしたデザインに祥子は惹かれたが、日本の和式建築の醸す
繊細な美も捨てがたいとは薄々感じてはいた。長く住む家ならばなおのことだ。飽きの
来ない、躰に馴染み親しむ形。晃司のかたち、――ペニス。祥子の瞳が潤みを見せる。

「私のほう……なのね」
「もちろん、古くなればリフォームはするよ」
「その時、外装を新建材にしようなんていったら赦さないから」
「えっ」
「それぐらい、大目に見てくれよ」
「ふふっ。ダメよ」
「でも、たのしみだろ」
314葛  かずら:04/08/20 20:02
「ええ。たのしみね」
「だろ。どんなふうにつくられていって変わってゆくか。なっ。もちろん、変わらない
ものもあるけどな」
「ほんと、上手なんですね」
「ほんきもほんきだよ。歯が浮いちゃうかな」
 祥子は笑ってゆっくりと左右に貌を振っていた。晃司の膝に祥子の手がそっと置かれた。
「撫でてくれないかな」
 スラックスには、晃司の性器の確かな膨らみが見て取れた。
「……」
「なっ。たのむよ」
「……はい」
 晃司が両太腿を拡げるのを見て、祥子は腿肉をおもいっきり捻り上げていた。
 

 昨日は正午から一段と雨脚は強くなり、強風とも合わさって、いつしか台風の様相を
呈していた。祥子は午後四時頃に雨戸を閉めようと、縁側に立って空を見上げた。
 恐ろしいくらいに真っ暗になってしまっていて、ゴオオオォォォ……と獣のような唸り声を
空は上げていた。
 祥子は深く黒い海に落ちてしまい、くるくる裸身を回転させながら、黒髪を藻のようにたゆたい、
底に落ちて冷気と水圧の鉤爪に圧されて、臓腑を鷲掴みされる幻視に怯えた。

 その庭先には晃司が趣味にしていた、盆栽がたくさんあった。仕事の関係で、商談などの
潤滑油にと、先方の趣味にと合わせる内に、それが高じて身に付いてしまったものだ。
 今では同僚に勧めるまでになっていて、煙たがられているとかで、祥子に嬉しそうに
ぼやいていた。爺むさいと言ってくる気の置けない仲間には、ことさら熱心に勧めて、
かつての晃司自身がそうであったものだからか、自分が知った盆栽の奥深さと、その楽しみを
伝えたいのだと力説する。
315葛  かずら:04/08/20 20:12
 祥子は笑いながら「趣味の奥深さとはたいがいがそういうものじゃないかしら」
と言おうものなら、逆に晃司に仲間になれと説得されてしまった。その内にきっと
晃司の仲間は増えることだろうと、やんちゃ坊主をやさしく見守る母親の眼差しになって
祥子は微笑んでいた。
 晃司が単身赴任になってからというものは、祥子が盆栽を嗜みとして引き継いでいた。
夫が大切にしていたものだから、と億劫がらずやっているうちに情も起こって、むしろ
晃司以上に祥子は盆栽に接する様になっていった。

 たとえば、自分から本屋の専門書のコーナーとかホームセンターなどに出掛けて
みたりはあたりまえで、必要な物を楽しそうに買い揃えたりしていた。
 そんなことが夫唱婦随というのだろうか。些細なことではあったけれども、今の祥子には
ささやかでも、とてもうれしいことであり、ふたりの絆として大切さを実感できた。

 だから強風によって鉢が薙ぎ倒されでもして、壊されてしまったら、たいせつなものが
一瞬で喪失される。このまま放置していたら、それこそ大変なことに。
 しかし、独りで盆栽を飾り棚からひとつひとつ下ろすことは、しっかりと小一時間
掛かってしまうことだった。徐々に風は強くなってきていた。一刻も早く盆栽を下ろして
やらねばならない。強風で倒されでもして、翌朝、樹が折れたのを見つけてからでは、
それこそやるせない。飛行機が低空で飛んで行くような、空の唸り声を祥子は聞いていた。

「嫌だわ。ほんとに台風が来たみたい……」
 手を頬にあて撫でるように下ろしていって、小指が祥子の愛らしく小さな唇に掛って
捲れていって、白く透き通った歯も覗かせていた。
 祥子はしどけない格好をしながらも、自分が取るべき行動をイメージさせ、手順を
パパッパッと考えはじめた。
「早くなんとかしなくちゃ」
 そう発話したころには、あらかたのイメージが祥子の中に出来上がっていた。
316葛  かずら:04/08/20 20:24
 縁側から中に入ると、急いで朱の帯び締めを解いて、後ろに両手をまわすと、
お太鼓にした名古屋帯をシュッシュッと衣擦れの音を立てながら手早く落とす。
 白地雪輪の花散らしに、藤の地に白い芙蓉を咲かせた絽の着物が重なった。
だて締めの桜色も重ねられ、天上とは裏腹の畳には艶やかな彩りを次から次へと
添えていった。

 白い長襦袢と肌襦袢も脱いで、祥子は急いでブラウスを着る。ジーンズを穿こうと
したが、手が一瞬止まってパンツに伸ばしに掛かり、もう一度戻して手に取った。
 楚々としたきもの姿から一転して、白と藍のラフな装いに変わる。畳にしゃがみ
込んで脱ぎ散らかした着物と小物類を颯々と片付けはじめた。

 正座する祥子がつま先を立てて臀を浮かせる。きゅっと引き締まった臀部からは、
黒いチュールレースの透けた布地に覆われた、尾骨から下の臀裂をちょっと覗かせて。
 祥子が穿いたのは、腰骨よりも下にくる浅い物。リアは臍の下10センチの下腹の
柔らかな膨らみと、秘園を隠す黒い蝶々の模様を覗かせている。祥子は、基本的に
ジーンズは穿かない女だった。

 晃司がどうしてもと頼んだ末の渋々買ったもので、祥子が嫌がって箪笥の肥やしと
なっていた。これを穿いてモールに出かけようと誘う晃司とはいつぞやは喧嘩になって。
 祥子を宥める晃司。男は女が流されてしまうことを密かに期待もして、結局はなし崩し的に
抱かれて、祥子はセックスで気持ちよくなってしまっても、これとあれは別なのよと
晃司にジーンズを穿くことを頑として拒否した。

 ただし晃司とのセックスで、もちろん寝室のプレイに限ってのことなのだが、二三回は
穿いてみたことはあった。その晃司の出した条件というのが、「裸にエプロンなんて
俺は絶対に頼まないから」というものだった。
「おんなじゃないですか」
「そうかな」
「そうです」
 すべてが単身赴任以前の甘い戯れのようなもの。だから、ねがいを受け付けない
訳でもなくて――。
317葛  かずら:04/08/21 10:06
 その戯れの中で。
「そうかなあ」
「でも、ほんとは、そっちもさせたいのでしょ」
「……んっ」
繋がったまま仰向けになっていた祥子は晃司に抱き起される。晃司は祥子の躰に不満はなく、
その裸形は全体がすらっとしてモデルのような感じがした。すかさず「ばか」と付け加えていた祥子。

「きっと祥子に似合うって。綺麗で粋だからさ」
「どちらが……ですか」
 弱々しい祥子の発話。不安なのか、快美感に揺さぶられる前哨だからなのか。
「えっ」
晃司をやさしく睨んでいる。乳房も小振りで人形のようなイメージを喚起され
なくもない。そんな肢体ではあったが、量感に欠けるということはなく、ほどよい
肉付きにツンと上向く美乳がそそる。

「どっちもに、きまっているだろ」
「ほんと……かしら」
「俺は褒めているんだよ」
「受け取ってもいいの」
「ああ、もちろん。だから、着て出かけてみないか。なあ、いいだろ。頼むから」

 肉棒が垂直に突き入れられ。
「……んあっ」
乳房が乗る祥子の肢体は、晃司に突かれて揺れて喘ぐと、胸をぐんっとせり出し、背をしなわせた。
脾腹には薄っすらと肋を浮かせて、仰け反らせて突っ張った頸の下、深い彫を描いた鎖骨の中央。
女体の美徳の場所には桜を刷いていて、晃司をなおも求めている証しを記していた。
318葛  かずら:04/08/21 10:21
 祥子の眺めは晃司を静かに狂わせてゆくものだった。正座した晃司の膝上に跨って
抱き合う祥子は、自身でもペニスを烈しく子宮に誘いかけ、右手だけを蒲団に手を付いて
腰を振る。躰にうっすらと汗を浮かばせながら、揺さぶって快美感を貪ろうとしていた。
 華奢で儚なそうな祥子の姿態は、のたうつようにしなう。艶めかしい動きを観て
抱き締めていると、祥子のすべて――、命の営みにさえも手が届きそうな気さえするのだった。

 祥子の膣内(なか)への射精に向けて晃司は駆け出し始める。祥子の命を今抱き締めている。
それが晃司の気持ちいい。射精の単純な絶頂ではなくて、精神のエクスタシーになるのだった。
 揺れる乳房に晃司は貪るように吸い付いていって、祥子は応えて地の甘い声を少し高くして上げた。
「んあああっ」

 愛している。愛しているのに男が女を虐めているような気にさえなってしまう交媾のふしぎ。
晃司の祥子への攻撃性のボルテージが堰を切って一気に高まった。喘ぐ脾腹を
両の掌で挟んでいた晃司は、腕を背中に廻し、祥子の背骨が軋むほどに強く抱き締める。
 細く尖った綺麗な頤を突き出して、一段と高い歓喜の声を祥子は上げそうになった。
祥子の起す肉襞の蠕動に、頸筋に吸い付いていた唇を離すと、鎖骨の中央に額を擦って
下唇を噛み締め、晃司はアヌスをきゅっと窄める。

 射精を凌ごうとしてくれた晃司の気持ちは嬉しかった。しかしいつかの仕返しと懲らしめて、
奪ってやりたいとも思い、祥子の肉と精神は衝迫した。
 だが祥子は揺さぶっていた躰を、晃司に羽交い絞めにされてしまっていて、躰を捩っていても
叶わないと知るや、頸に腕を巻いてしな垂れ掛かっていって「はあっ」と大きく唇を開けると
眠るようにして瞼を閉じた。

 ふるふると揺れる長い睫毛。妖しく開いて闇を咲かせる祥子の唇。まるで昂ぶりに膨らんだ
女性器を外に開くようにして、祥子は晃司の肩口に歯を強くあがっていった。
 躰を揺さぶるのを止められていてもいい。祥子の腰は晃司を求めて、ことさら妖しく
なめらかに蠢いて、咥え込んだ肉棒を執拗に責め、晃司を追いつめていった。
319葛  かずら:04/08/21 10:31
「嫌。嫌よ……」
「じゃあ、シティホテルはどうだろう」
 二人が果てた後には、晃司の手が祥子の躰の上を羽で刷くみたいにしてやさしく滑って
撫でていた。晃司と分かち合った時に、濡れた声がまた洩れてしまって、祥子の唇を
耀かせる性愛の紅。それは、ミロワルージュ差したみたいに咲いていた。
 晃司の手は祥子の胸の谷間まで行って、返されてはまた陰阜へと戻ってくる。近づくにつれて、
下腹はきゅきゅっと可愛らしく痙攣を見せ、快美感の再開に慄いていた。

「どうやって、あの格好で行くというの。もう、あきらめてって……いっているのに。
あっ、ああん」
 じゃれ付く子供をいなして……いたはずなのに。晃司が祥子の柔らかな陰阜を指頭で
少し強めに圧していってから、陰毛を撫でまわされて巻き取られて引っ張られてしまう。
祥子は下腹を波打たせる止まない辛さから、少し息継ぎをしようと躰を捩りたくなる。
ヴァギナも引っ張られて捩れてしまっているのだろうかと思いながら。

「ならラブホテル。そのまま車で地下の駐車場から入って行けるだろ。誰とも顔を
合わすことも無いし。それならいいだろ」
 かといって、祥子は晃司にあからさまに強権をちらつかせるでもなく、甘えながらの
妥協点を探ろうとしていた。
「もっと嫌……です」
「どうして」

「どうしてって……。そういわれても、困ります」
「なんとなくか」
 シンプルなセックスが、愛から遠いところに居るように感じるのが嫌なのか。肉になりきれば、
見えてくるものもあるけれど……。
「祥子が着ればカッコイイよ。羞ずかしがらなくてもいいさ」
「無茶苦茶だわ。そんなのって」
320葛  かずら:04/08/21 10:41
「そっか。んん……。なら、やっぱり、行くならショッピングモールにしよう」
「えっ。どうして、そんな展開になっちゃうの」
 この地域でも外国人は増えていて、派手な格好で買い物に来ている。真っ白な
オフショルダーのワンピースのミニスカートを着ていた女性に晃司が見惚れていたことを
思い出した。怒ったら、祥子にもあんな格好をしてほしいと応えられた。それが、これだった。

「俺がして欲しいから。それじゃダメか」
「嫌なの……。でも」
「でも?」
「お家の中でだけでしたなら……」
 簡単に譲歩してしまえば、極論かもしれなかったが、野外でしたいとでも言い兼ねない。
そんな晃司の暗い情欲の焔を、祥子は見たような気がした。

「つまんないな」
「だったら、もうしないわ」
 祥子は晃司に唇を尖らせて強気に出た。
「家の中でいい。だから頼むよ」
「じゃあ、あしたね」
「あした?今じゃないのか」

「もう、いい。おやすみなさい!」
 荒げたわけではなかったが、語気は少々強めて。そして躰を愛撫していた晃司の指を
振り切って、祥子は完全に背を向けた。
「わかった。あした。あしたでもいいから」
「なんですか。あしたでもって」
「ごめん」
 晃司の謝罪に祥子が躰を戻してくる。
321葛  かずら:04/08/21 17:24
「じゃあ、わたしを抱き締めて」
「あしたか」
「もう。抱きしめるの。抱き締めてくれなきゃ、嫌です」
「こうか」
「もっと」
 横たわって対面して祥子と晃司は抱擁し合った。

「もっと、して」
挿入はしなかったが、それでも祥子には精神の安らぎがあった。右脚を晃司の上に
なっていた左太腿に掛けると、白い脛は浅黒い臀に斜めスラッシュに入った。祥子の太腿が
一瞬こわばって、脛もきゅっと引き締まって窪みの陰をつくる。足の甲がすっと伸びて
指がきゅっと内側に縮んだ。
 祥子は下腹を迫り出して、突き立てられた肉感を確かめると、晃司の合わさった太腿に
踵が忍び込んで、脚に蔦が這うように絡ませながら下りて女性器を更に密着させた。
祥子は濡れてそそけた陰毛とふっくらとした恥丘で、晃司の怒張を転がす。

「して。してください」
 祥子の脚は下に降りて絡みは解けて、今度は前から晃司の両太腿をくぐって絡み付いていった。
祥子は何度も晃司の脛毛の感触を確かめるように脚を動かす。心地いい感触を
もっと得ようとして。
「おねがい。入れてくださらないのなら、動いてわたしのお腹を突いて」
 晃司は祥子の下腹に射精してしまわないように、悪戯も含めてアヌスを窄めペニスを
二三度、びくんびくんと動かした。

「あん。して、して……」
「もっとかい」
「もっと、もっ、もっと先っぽでして」
「ほら」
「ああっ」
 祥子の臀部も晃司に合わせ蠢いていた。
322葛  かずら:04/08/21 17:43
「したくなった?」
「はっ、はい」
 小さく晃司に応え朱に染まった瞼を閉じ合わせる。
「もっと、こうして貌を見ていたいな」
 晃司は腰を振って、肉情に波打つ陰阜を亀頭で荒々しく突いて責め立てた。胸鎖乳突筋が二つ、
ぴんと這って鎖骨の中央付近に深い窪地を祥子はつくった。女体のまろみのある白い肉に、
シャープな筋が張りきって異形な変容をもたらしても、祥子の躰はおんなを極める。

 鈴口から新たにあふれる晃司の体液を祥子は下腹に摩り込まれ、頤を突き出し、鎖骨の
窪みは更に深まって、数瞬ではあったが祥子の頤の下のたるみに筋のこわばりを浮かせ、
恍惚とした貌を仰け反らせ、祥子の春情のありようを晃司へと捧げた。
 ふたりは向き合って横たわっていたが、生殖器ではまだ繋がってはいない。祥子は腰を
くねらせて、いきりたつペニスを華開いたヴァギナに頬張らせようと狂おしくさせていても、
咥えることはままならなかった。

 晃司の肩を抱いていた右手を、お互いの性器が擦れ合っている下腹へと祥子はむずんと
持ってくる。晃司は挿入していないのをいいことに、祥子の下腹をてらてらに張った
錆朱色の尖端で乱暴に突き立てはじめた。
「ああっ、ああ!いやあ、いや。かんにん……して。もう、もううっ」
 祥子は晃司を捕まえるのをまたしくじった。それに身悶える祥子のみだらを十分に堪能しようと、
仰け反る貌を戻そうとして、後頭部に左手を添えて無理やりに抑えに掛かった。

「はっ、はあ、はあ……。あううっ」
「見せてくれるっていったじゃないか」
 晃司は祥子の暴れる躰を仰向けにして組み敷いた。
「いってなんか……いません。あっ、ああっ!」
 臀部を愛撫していた晃司の手は、祥子の我慢できなくなってペニスを握ろうと伸びてきた
右手頸をがしっと掴み頭上へと掲げさせた。
323葛  かずら:04/08/21 18:00
 腋窩が無防備に晒されて、そこにも人の逞しい筋肉が描き出す女体の繊細な美を極めて
祥子の魅力が更に増していた。美乳も縦に引き攣られ伸びてしまい、醜へと変容しても。
祥子の薄っすらと汗を掻いていた脾腹には肋がすううっと浮き出ていた。胸元には荒い
息遣いとともに深い鎖骨の窪みをまたつくっていて、両乳房の狭間には肋の波を立たせている。

「だめだ。躰を観たいんだ。祥子をもっと観ていたい。観たい!」
「して。してください、晃司さん!して、して!して!」
 祥子の両太腿はぴたりと合わさっていて、晃司は跨いで両側から挟む格好になる。
「じゃあ、祥子。おま×こしてっていってごらんよ」
「そんな」
「意味はわかるだろ」
 祥子は素直にこくりと頷いていた。

「さあ、いって。言わないなら、こうする」
 晃司は祥子の華奢な両肩の傍に手をついて見下ろした。天上を突くようにそびえる
肉棒の裏筋で祥子の波打つ下腹を擦り上げていった。
「……あ、あっ、ああっ!」
 晃司の腕を掴んで、蔦のように這い上がろうとしていたはずの祥子の動きは、
頸に巻きつくことなく止まってしまい、晃司の二の腕を爪が食い込むくらいに強く握っていた。
「どうした、祥子!」

「ま、まってください。あ!あっ!あっ!」
「ほら、早く言わないくちゃ、俺のチンポは飛沫いてしまうぞ!」
 晃司は言葉どおり祥子の下腹の上で律動を加速した。
「い、いいますから。まって。まって!晃司さん、わたしを置いて逝かないで!」
「もう射精そうだぁぁぁ」
「そんな……。おっ、お……んこを、してください……」
324葛  かずら:04/08/22 10:57
「聞こえなかった!」
「ひどい。いいましたのに……」
 晃司はピッチを上げる。祥子は狼狽し、思わず晃司の望む卑語を口早に発話していた。
「おっ、おま×こして。おま×こしてください。おま×こしてください!」
 晃司は律動を止めて肩を下方へ少し移動させる。祥子を挟んでいた両太腿も緩めて
右手で屹立を握り、祥子は閉じられていた躰を開いた。

「祥子、膝裏を抱えてくれ」
「はい。晃司さん」
 祥子は言われた通りに従った。早くペニスが欲しくて両脚を抱いてシーツから臀部を
浮かせる。折り畳まれた祥子の両脚に晃司が圧し掛かってくる。
「んああっ!あっ!あ!あっ!」
 晃司は祥子の腰の括れに両手を付いて抽送を開始した。律動が高まる頃には祥子も
臀部を揺さぶっていた。両脚を晃司の肩に担がれて、二つ折りにされ突かれていった。

 祥子の膝裏を捉えた手には晃司の体重が加わって呼吸は苦しく躰は圧迫される。
その報酬として何倍もの快美感が祥子にもたされていた。
 秘孔を何度か浅く突かれ、子宮口に届く深さで強烈に抉られて。ペニスに縋ろうと
祥子の肉襞の蠕動が増した。浮かせた臀部を揺さぶっては攪拌されて沸点に到達した。
満たされて精液に塗される感覚を得て、排卵が刺戟されたならいいなと願いながら
祥子の意識は薄らいで落ちていった。

 次の日の祥子の出で立ちは、タイトストレートの藍色の腰骨より下の浅いジーンズ。
トップは胸元と背中が大きく開いたブラックのツーウェイのシャーリングトップスという
ものだった。
 両乳房を二つの黒い布地で包んでホルターネックにして、頸ではスカーフ風に巻いて
留めその臀部にまで届きそうなテールを優雅に後方に流す。晃司は祥子の頸に巻いた
黒い布に反応して勃起していた。
325葛  かずら:04/08/22 14:16
もちろん外出着には使用しないので、みせブラの類は着けていなかったが、ショーツは
衣服に合わせて黒の蝶をあしらったレースのタンガを穿いていた。両サイドを繋ぐのは、
細いスパンテープではなく、銀の輪を連ねた鎖。
「祥子のおなかがはっきりと見えたほうがそそられるからショーツは穿かなくても
いいよ」という晃司に、「穿かせてくれなきゃジーンズは穿きません」と抗議したからだ。
ジーンズのフロントから覗く黒蝶が刺青となって祥子の下腹に羽を休めていた。
 トップでは、小振りな乳房が二本の黒布に覆われて白い谷間が覗く。しかし、この上着の
丈の長さの所為で晃司の目には触れず、祥子の黒蝶は飛び立てないでいた。

 料理の仕込みの時も、カウンターから出るのが嫌だった。嫌だと思いながらもこんな
格好をしている自分がわからなくなる。タンガは自分でコーディネイトしたもの……。それに、
ドレッシーなトップにジーンズは道化もいいところだった。下腹部が覗くのが祥子には
どうしても耐えられず、最大の譲歩が胸開きの黒い衣服だった。それに晃司は文句を言わなかった。
 それでもダイニングでの食事中、晃司の視線が気になって気になって仕方なく、まるで
視姦されているようで、祥子は料理がほとんど喉を通らない。晃司のほうをチラッと見ては視線を
どこかへとやる。

 晃司は、おいしいおいしいと言って食べてくれたが、祥子は手を止めてしまい、
泣きそうになっていた。それに気がついた晃司は食事もそのままに、立ち上がって嫌がる
祥子を立たせると、リビングへと連れ出した。祥子を戸口に立たせ、自分はそそくさと
三人掛けのソファに腰掛けてしまう。
「晃司さん……」

 晃司が今なにを欲求しているのか、直ぐにわかった。四つ足になって擦り寄る自分の
浅ましい姿態が描かれて、祥子は惨めさでいっぱいになった。その惨めさは肉情の
焔となって祥子の中にぼっと仄かに灯る。
 戸口からソファに座る晃司の股間までが遥かに遠く感じた。顔がカアッと一気に
熱くなった。だからといって、好きな人との遊びなのだという割り切りも祥子には
ちゃんと備わっている。それに、昨日の晃司との誓約なのだから。
「祥子、おいでよ」
326葛  かずら:04/08/22 17:12
スリッパを脱いで素足になる。
「……はい。晃司さん。いま、行きます」
 祥子の下腹部はこの状況に反応して、痙攣するみたいにして収縮した。セックスのときほど、
あけすけなものではなかったが。下腹部の黒蝶は四つん這いになることで更に見えにくくはなる。
 見られたいと、見られたくないという感情の不安定さも加味されて。しかし、前屈みになったとき
臀部の僅かばかりの白地に黒く薄いレース、そこに掛かった銀の細い鎖と小さなクルスが
細かく揺れているのが見えるはず。そして臀肉の綴じ目も。

 祥子は黒猫になって、歩き出す前に猫が伸びをするみたいに、剥き出しの丸い両肩を低くして
落とし、臀部をくいっと引き揚げ揺すった。自分から銀のクルスを晃司に見てもらうために。
 そしてソファに腰掛けている晃司に這っていった。ミャオ、ミャオと一言二言鳴いて近づいた。
「祥子のかわいいお尻か丸見えだよ」
 やっと晃司のいるソファの左端に着いて、晃司に掛けてもらった言葉がそれだった。
丸見えなんかじゃない。そう言い聞かせながらも羞かしさで祥子の頬は熱かった。

「そんなこと、おっしゃらないで」
「祥子。もう、猫はおしまいか」
「ここからは、湊祥子という女です」
 そう言いながら、晃司の股間の膨らみへと踏み込んでゆく。晃司に髪をさわられて、
アップにしてあった髪を解かれる。ゆるやかなウェーブが肩に垂れると、いつしか臀を
揺さぶって昂ぶっていた。晃司に頭と剥き出しの白い肩と背中を撫で廻されてしまって。

 肉情に焦る気持ちを抑えて、晃司の股間に指をねっとりと絡めて愛撫してから、ズボンの
ベルトに手を掛けていった。晃司は腰を浮かせて祥子の所作を助ける。その間、掛かる
髪を掻き揚げてもらったり、頬を撫でてもらったりしていた。
 晃司の肉棒はかなりの硬度を有するまでになっていた。ようやくペニスを外に出して
祥子が右手の親指と人差し指で茎の根本を押さえた。祥子のペニスに絡めるしなやかな
手つきと、ほっそりとした指に晃司は魅せられていた。
327葛  かずら:04/08/22 17:43
 普段なら晃司の陰嚢に唇を吸いつかせ、裏筋を舌先で舐めながら、柔らかいペニスの
皮膚を圧して肉棒の硬度を確かめてみたり、顔を横にして唇で挟んだりした。嬲って嬲ってから、
錆朱の尖端をてらてらに絖らせて、唇を尖らせ祥子は口取りをする。
 それまで祥子はまっていられなくて、プロセスをすっ飛ばして、いきなり唇を開いて
被せていこうとした。すると晃司に細い二の腕を両手で掴まれて、ぐいっと上に曳き上げられ、
くるっとソファで晃司と入れ替わった。
「あっ、ああ……。どうして、どうして……」

 晃司の手が二の腕から離れて黒い布地に覆われた乳房に触れてきた。祥子の顔は朱を
刷いたようになって瞼もけぶっていた。リビングの天井には小さな間接照明が三つ灯っている。
 そして三人掛けのソファの傍にも間接照明のスタンドが立って、晃司が祥子の右乳房を
揉んでいた手を離してスイッチを入れた。祥子は快美感を中断されたもどかしさから、
たまらなくなって晃司のその手に伸ばして指を絡め逢う。

 晃司の乳房を揉んでいる左手がポリエステルの黒い布地に深くもぐり込んで、直に
膨らみを刺戟した。
「はっ、はああ!はあ、はあ……」
 しかし、その手は黒衣からは乳房をはだけようとはせずに、すっと抜いて胸の谷間に
下りて、指を窄めながらとまって、咲いて掌を谷間に圧した。喘ぐ祥子の胸と晃司の
掌の発する熱とが蕩け合って、祥子はじんじんしてくる。

 秘所は坩堝になっているようだった。晃司は祥子の貌を伺って、黒蝶のいる下腹部を
目指して降りていった。
「あっ、ああっ!」
 もっともっとそうしてもらいたかったのか、それとも黒蝶を捕まえられる予感からか、
祥子は声を噴き上げ腰をソファから浮かせた。晃司の指は素肌から一旦離れてから
祥子の下腹に降りて――。
328葛  かずら:04/08/23 11:50
 祥子の穿いていたジーンズは浅く、下腹が覗いた際どいものであった。やわらかな橙色に
照らされたリビングにあって、いくらかの羞恥は軽減されるものと祥子は思った。
 しかし、ぼうっと灯る暖色系の橙色は花芯に訴えかけてくるものだった。耳朶が熱かった。
頬も火照っている。視覚的な刺戟も作用してなのか、晃司の人差し指で、黒蝶のいる陰阜を
そっとなぞられただけで、祥子は跳ねて軽く逝ってしまった。
「だいじょうぶか?」
「ええ……。はい」
「もっとしてほしい?」
「もちろん……です。晃司さん……」

 祥子は伏し目がちに、晃司に応える。晃司は祥子のゴールドのHのベルトのバックルを
鳴らして外し、藍色のタイトジーンズを脱がしに掛かった。祥子も肩をソファの背もたれに
圧し付けて、いくらかでも脱がしやすいようにと躰でブリッジを描いた。腰をやや浮かせれば
いいだけなのに、なぜに躰をそんなにまでして大げさに表現したのか。
 それによって祥子の白い下腹にいた、フロントの刺繍の黒蝶が、晃司に向かって
羽ばたくように迫り出されたからだった。

 しかし、晃司は祥子の膝のところまでで脱がすのを止めて、潤う祥子の根源を確かめる。
チュール越しに人差し指と中指を合わせて、秘園を指頭でつううっと圧す。黒く透けた布地に、
祥子のつくった濡れた縦筋は陰毛を分けて、くっきりとかたちを浮き上がらせていた。
 驚いたのは祥子だった。ブリッジを描いたのは、ジーンズを脱がしやすいようにと
手伝ったのであって、指で陰裂を嬲られることは意図していなかった。想定はしていなくとも、
遅いか早いかれなだけであって、さして変わりはないのに。

 数瞬だけ祥子は固まっていたが、快美感に喘ぐ下腹は隠しようもなく、それに素直に従って
腰を振り始めた。黒いレース地の向こう側、濡れる陰毛と陰唇の割れ目が晃司の
ペニスをいきり立たせ空を掻いて揺れていた。祥子は頸を曲げながら、薄目で揺れる股間の
肉棒を観ていた。晃司の指が祥子の敏感な尖りに触れて、躰をびくんと跳ねさせた。
「あっ、ああっ……。いっ、いいっ」
329葛  かずら:04/08/23 12:16
 祥子は快美感に貌をしかめて眉根を寄せそうになるのを踏みとどまった。大きく息を
吐いて次に来る大波に貌が崩れてしまうのを和らげようとした。晃司の手が祥子の
しとどに濡れるセックスから颯と離れて、太腿の付根をさわる。ショーツに指は忍んで
来ることなく祥子の内太腿を撫でて喘ぐ乳房に向かっていった。

 祥子の衣服のV字に大きく開いたホルターネックの胸元。黒く絖る布地の内側から、
晃司は両手を忍ばせ外側に開いてはだけさせた。烈しく喘いでいた祥子をとうとう晒す。
 乳暈はぷっくりとなって、乳首は勃起していた。晃司の両手は乳房の外側に廻って、
ぐぐっと寄せてから、その美醜を見下ろし、おもむろに人差し指と親指でしこった乳首を
曳き揚げ始めた。

「んあっ。いっ、いやあぁぁぁ」
 ブリッジを描いたままで、ぐんっと弓反りになって祥子は跳ねた。ソファにがくっと
躰は糸が切れてしまったマリオネットになって沈んでしまう。荒い息遣いに揺れる乳房。
下腹も烈しく波打たせていた。
 乳首を弄ぶ動きを晃司は止めると、胸元から手を下に潜らせ、顫える祥子の躰の
肋骨で薄く白い皮膚に波を描いた、脾腹を両手でしっかりと挟んで抱き締めた。
 布地が引っ張られて、祥子の頸が僅かに絞められた。脾腹を両手で圧されて
息苦しさを覚えた訳でもない。祥子は両手を首に持っていって、急いで巻きスカーフ風状にした
ホルターネックの黒い布を白い頸から解きに掛かった。

 早く裸身を晃司に開放して、ひとつに蕩け逢いたいと思ったからだった。脇の窪みを
晃司に見せてつけて、両肘の尖りで顔の傍で挟むように突き出す祥子の姿に、晃司は
興奮して立ち上がった。祥子によって中途半端に脱いでいた、ズボンとブリーフを急いで捨てて、
シャツを剥ぎ取って全裸となった。
 右脚をすっと上げ、祥子の両太腿と膝あたりで掛かるジーンズのつくる輪の中にすとんと
足を入れる。祥子の目の前には、晃司のぶるんぶるんと痙攣している、逞しい怒張が
突き付けられた。
330葛  かずら:04/08/23 12:34
 黒い布を頸から解いてソファに両手をだらりと下ろし、祥子のはだけた、揺れる白い
乳房がおぼろに光る。華奢な両肩も上下に揺れて喘いで、濡れた吐息とともに鎖骨の
深い窪みを妖しく見せていた。晃司が全裸になっているのに、自分だけがまだ黒の衣服と
透け透けのショーツを素肌に引っ掛けている。早く晃司に裸に剥いてほしかった。

 黒い蝶を捕まえて……。羽根をもがれるみたいに乱暴に扱われているわけではないのに、
中途半端に脱がされて祥子には空想が働いていた。目の前で肉棒は天井を突いて、
全裸でいる晃司の姿。突然に押し入ってきた暴漢に犯されることの春情に祥子は浸っていた。
「もう、ほしいのに……。してほしい」
 チュールはぴったりと陰唇に貼り付いて透けて、その中はひくひくして物欲しそうに
涎を垂れ流し、べとべとになっていた。秘孔に尖端を突き立てられ、圧し拡げてほしいと祥子は祈る。

 晃司は、祥子の両太腿と掛かったジーンズがつくった空間に置いた、右脚を踏ん張って
足頸に腱を張って祥子の貌に腰を突き出した。
「……いじわる」
「たのむよ、祥子」
 祥子の渇望は一気に極まった。先刻は踏襲しなかった過程を行なう。晃司をいじめて
やりたかった。苛め抜いて、自分も気持ちよくなる。愛しいペニスに祥子は昂ぶって、
赫いおんなの唇を開いていって白い貌に闇をきれいに作り出す。股間に寄せる赤い華が
咲いて濡れていた。華は性器、そして唇も女性器……。

 硬かった。祥子の吐息も熱く、晃司の下腹をくすぐる。硬くてとても熱い晃司。
その熱さは自分の躰を観て、晃司の底から湧いて来るものなのだと思うと、触発感情の
歓喜は爆発する。晃司の顫える腰を片手で押さえ、歔きながら祥子は頬擦りをしていった。
 その怒張で薄い粘膜を裂くみたいにしてあるべきかりそめの場所に早く埋めて欲しい。
硬度が続く限り。果ててしまっても――。
大作、乙です。

荒れやすいスレの某職人さんでしょうか(想像ですが)。
言葉の使い方がとても上手で感心します。
情景描写も淫靡な雰囲気があっていいですね。

参考になります。



332葛  かずら:04/08/25 01:07
 その祈りに似た感情を、祥子はねっとりとした舌戯に込め、あふれる唾液を塗し、
舌を別の生き物にさせ、ぺろぺろと肉棒を舐めていた。晃司は左手で祥子の後頭部の
髪をむずんと掴むと、右手では白い乳房を鷲掴んでいた。
「うああっ……、あっ、ああっ」
 晃司のものと祥子の呻きだった。衝撃に祥子の脾腹には肋が浮いた。おんなの
肉付きだけではなにかに欠けた。祥子の白く薄い皮膚の下。そこには死に隣接した
骨が躍り出る時に、晃司は祥子の命を強く果てなく抱きしめている幻視にどっぷり浸れた。

 だから、祥子が肉茎に歯をあてるかもしれないという恐怖は無かったに等しい。たとえ、
咬まれていても、快美となって鈴口から精液を飛沫ていたことだろう。
 しかし、前屈みになっている晃司には、祥子の凄艶な絵図を眺めることは叶わなかった。
祥子は晃司の腰から両手を後ろに廻して、臀裂をおもいっきり割り開いていって、指でアヌスに
弄りを掛けた。祥子が応えた熱情にも興奮して、屹立を空中でぶるんと痙攣させる。
 まだ与えられない祥子のぬくい火処に想いを馳せる。しとどに潤った祥子のヴァギナを求めて、
ペニスを顫えさせ晃司は言葉にならない声で呻く。

 乳房を掴んでいた手を祥子の頸にやって、祥子の顔を晃司は下腹にぐいっと圧し付け、痙攣する
ペニスに擦り付けた。そこでも、淫蕩な絵図が展開して、祥子のこぎれいな小鼻を捩れさせた。
祥子の熱い息が晃司の剛毛を刺戟して。
 それでも祥子は赫い唇の華を咲かせると、晃司の陰嚢に鴇色の絖る舌をそろりと這わせた。
這い上がった舌は、茎と陰嚢の付け根を探って圧してきた。後方では祥子の小指がぬぷっと潜った。

「おおっ」
 前屈みになっていた晃司は、がしっと祥子の頭を掴んで仰け反って咆えた。祥子は、
指を尾てい骨のほうへと引き揚げ、アヌスを縦に拡げていたから。
 晃司にしても、もちろん祥子にとっても、それほど過激なクレインではなかったが……、
晃司は股間に曳き付けた祥子の頭を、罪人でも拷問するみたいに、水に沈めるように下に
向かって圧して快美感に身悶えていた。
たぶん、想像されているスレとは違うと思います。
苦い記憶は二度ほどありますが・・・。
 
それから読んでくれて、ありがとうございます。
 祥子は晃司の反応に、ここぞとばかり陰嚢を唇で挟み含んで、唇で睾丸を飴玉みたいに
しゃぶる。舌も駆使し、夢中で転がした。楚々とした祥子が、限りなく肉に近づいたことで、
晃司のペニスは痛いくらいに、はちきれそうで硬くなっていた。
 アヌスを嬲っていた祥子の右手の指は、伸びきって晃司のアヌスから抜去された。
指先は臀裂をなぞって返され、祥子は手の甲で尾てい骨あたりを情を込めて撫でる。
晃司はぞくりっとした。

 祥子の手は晃司の拡げられた、両太腿の淡いの陰嚢に降りていって、爪の背でそろりと刷いた。
「うあっ、あっ、あ」
 陰嚢で祥子に爪を立てられて、ぐにゅっと握られるのではないのかという不安と、
妖しげな期待が晃司に快美感のうねりをつくる。だが祥子は晃司の太腿の外側を、爪で
引っ掻きながらペニスに戻って来て、指で輪をつくって根本をぎゅっと押える。
 晃司から抜いてきた祥子の小指。長い祥子の爪は、新しい紅に濡れてはいなかった。祥子は
裂けていないことをチラッとだけ確かめると、微かな晃司の臭気に、性愛に狂っていって
伝承の中の鬼女となる。

 しかし、それは祥子の水準においてということであり、晃司にすれば不満こそないが、
ノーマルな範疇であり、それでも祥子の変容に接し歓喜した。次の波の衝撃に晃司は備えた。
唇を亀頭に被せ、じらしにじらした錆朱の皮膚を、てらてらに絖らせ張った晃司の亀頭。
祥子は唇を被せ、甘咬みを仕掛けた。
「うああっ、あっ、あ、ああっ」

 ペニスを呑まずに両手で晃司の腰を掴んで引き剥がすと、痙攣してのたうつ浅黒い蛇を睨んで、
腰を掴んでいた手を颯と戻し、生き物の頸根っこを祥子は、むぎゅっと掴んだ。
「うおおっ、おっ」
 祥子の手はシャフトレバーを握るみたいに握り直し、晃司を上下に烈しく揺さぶった。晃司は
情けない声で呻いて腰を顫えさせ、祥子に哀訴した。
「乱暴に扱わないでくれ。おっ、折れてしまうぅぅっ……!」
335葛  かずら:04/08/25 18:28
「こんなことぐらいでは、折れたりなんかしないわ」
「しょ、祥子……」
 祥子は、そう発話したあとで晃司を赦し様子を観て、暫らく晃司が射精しないように
努め、落ち着くのを待った。
「もう、挿入たいんだ、祥子……」
「ダメ。わたしにさせてください。いいですね」
「そっ、そうか……。わかったよ」

 晃司の発話を待たずに、祥子が動いていた。ペニスの握りを変えて、掌底に肉棒の
裏筋をあてると、晃司の下腹部にぐりぐりと茎を埋め込むみたいにして、圧し付けて
転がした。
「うおおっ」
 晃司の喚きは祥子に身を任せたことの、快美感への抗いとなった。もういちど祥子の
頭を掻き抱いて、下腹に押し付けたいという衝動と闘い唸って背を屈め――。
 祥子はがしっと晃司を握り締め、ぴくぴくと手の中で跳ねる怒張の扱きに掛かった。
祥子の瞳は淫欲に魅入られて、とろんとなっていた。

 尖端をてらてらに光らせ、鼻翼を膨らませ喘いでいる、晃司の貌と雁首交互に眺める
白い蛇の眼。喉奥へと愛しい晃司の肉棒を祥子は一気に呑み込んだ。晃司はまっていたとばかり、
両脚をぐんっと伸ばして両手で祥子の後頭部拘束し、「ぐふっ。んっ、んぐうっ!」と
いうくぐもった呻きを鼻孔から噴きこぼさせ祥子を責める。

 晃司は触発感情の爆発で、無慈悲になり祥子を股間にぐりぐりと圧し付け、突かれる度に
祥子は喉を締めて締めて、縛られた晃司は祥子の口腔に爆ぜさせられたのだった。
 祥子は眦を新たに濡らしてはいたが、晃司の腰に腕を巻きつかせると、ペニスを
抱き締めるみたいに、最後まで浅黒く逞しい樹木。臀部にいた白蛇はいつしか蔦となり、
ひしっとしがみ付いて頬を窄め、男が放った精液をおいしそうに吸引していた。
336葛  かずら:04/08/26 14:20
 晃司は頬を窄めて肉情に耽溺する、祥子の貌を股間から無理に引き剥がした。
「はっ、はっ、はあ、はあ……」
 泡立つ精液がどろりとあふれて、祥子の頤に滴った。それは祥子の胸の谷間にも落ち、
末広がりのかたちの肋の下。収縮していた腹部にまで、つううっと白濁の雫は伝った。
晃司は祥子から右脚を抜いて、ジーンズとショーツを脱がした。祥子は頤を突き、掌を上に
小指で垂れた晃司のものを拭って口に含んだ。

 晃司は黒いチュールレースのショーツを丁寧に祥子の脚から抜き取ってはいたが、
最後にはそれをリビングの戸口のほうに放り投げていた。祥子はその光景を見て、
小さくはあったが躰を跳ねさせていた。
 晃司と祥子はリビングで生れたままの姿になった。ぐったりとなっている祥子の脇に
晃司は両手を差し入れ、人形を抱くようにソファから起すと、フロアにゆっくりと
仰向けに寝かせる。

 肋骨の下の祥子の腹部はまだ収縮していて、まろみを喪失し、下腹部までを平らにした。
晃司は祥子の脇から手を抜く。右手は喘いでいる祥子の乳房の谷間にそっと置いて、
掌を下腹部まで羽根で刷くように降ろし、乳房の下には肋骨がくっきりと浮かんでいた。
 晃司の中指が敏感な部分に触れるか触れないかのところで、すっと離れて行った。
そして、聞こえてくる祥子の荒い息遣い。祥子は両脛を持たれて膝を立てられる。
晃司は脇を締めて、祥子の脛の内側から膝裏を担いでいた。すぐに祥子も外側から
自分の膝裏を持つ。おしめを替えられる赤子の体位を自分からも取っていた。
「晃司さん、きてください……」

 晃司は濡れそぼった祥子の秘園には興味がないのか貌を埋めなかった。近づけて、
じらしにじらしていって、肉豆を突いて、舌を尖らして秘孔に挿入して欲しいと思う。
立ち上がって、祥子の姿を暗い目で見下ろした、晃司の肉棒は口腔性交の射精で垂れ
下がってはいたが、十分に交媾可能な硬度を維持している。
「挿入は……しない」
「えっ……。どうして」
337葛  かずら:04/08/26 15:13
 いま挿入されれば、晃司を肉襞で包んで元に戻す自信は祥子にあった。
「まだ、挿入はしない。それでもいいか?」
「はっ、はい……。どうにでもして……。晃司さんの好きにしてください!」
 晃司は背を向けると、祥子の臀部を跨いで太腿の裏側を滑らせるようにして祥子の
貌に向けて男性器を下ろしていった。晃司は祥子の曝け出された臀部の前に両手を付いて
唇を女性器に被せにいった。

 膝裏の二本の筋がぴんと張って窪みをつくった。ふたりの脚は膝裏と膝裏が合わさり、
蔦が絡むようになっていた。白いのと浅黒い脛毛のある脚が絡む。樹に白い葛。肉情に
燃える祥子の白い脛、それは男に縋ってゆく凌霄花。互いの臀部を愉しむ体位で貪りあう。
 遼子の伸びた爪が晃司の皮膚に立てられて、臀裂を割り開き、窄まりに舌が差し出され
突いた。祥子は右手で晃司の臀部に爪を立てながら、陰嚢を撫でる。加減を観て祥子は
晃司を含みにいった。

 晃司は触発感情に身を任せ、容赦はしなかった。快美感より遥かに苦痛が大きくなる祥子。
強引に晃司が喉奥を抉って、祥子にくぐもった重い呻きを噴き上げさせている。苦しくて
歓ばせる為ではなく、侵入を防ごうと喉を締めに掛かると、晃司が一度だけ、ぐぐっと
喉奥を突き立ててからら去っていった。
「はあっ、はあ、はあ……。しんじゃうわ」
「待っていてくれ。今、挿入る」
「きて、きて。もう、だめになっちゃうもの」

 晃司は祥子の臀部の前に付いていた片方の手をペニスにやり、臀部を祥子の女性器へもっていく。
べとべとに絖る肉棒を祥子は掴んで、みだらにひくひくとしている秘孔にあてがって――。
「ひいいっ!ひっ!」
 待ち望んだ量感に、いくらか屈曲の苦痛から解き放たれ、祥子は晃司の肉茎をきゅっと引き締めた。
晃司は臀を振って、ずん、ずん、ずんという刺戟が祥子の躰を駆ける。
338葛  かずら:04/08/26 21:26
 祥子、かげろうという体位だよ、と晃司が発話しても、総身は女性器となっていた祥子には
届かなかった。両腕を交差して、こぎれいな乳房を圧し隠し、両手で貌を隠す祥子。
 交媾のリズムに躍り両手を前にやりほどいてゆく。腕を白い蛇のようになめらかに
しなわせ、細い指をせわしなく蠢かせ舞わして、気をくゆらす祥子のまぼろし。
 結合が難しい体位なだけ、深い挿入感の代償として、律動の幅は限定され、ぎりぎりの
抜き差しを仕掛けられて、ぬるんと肉の結びが解けかねない。それでも、いつにない
刺激的な交媾に祥子は……燃えていた。

 盛夏に咲く火焔木のよう、赫くなって膨らみゆく花芯。そして祥子のくちびる。
粘膜は外に捲れて充血してゆく。いつになく。祥子のあそこが晃司に掻き廻され、みだらを
立てていた。それを掻き消したくて、――泣く祥子。
 歔いては突かれて、ひっ、ひっ、と単発的にかぼそい声を放ち、とうとう祥子は喚いた。ずん、
ずん、ずん!と祥子の躰を刻んで責められ、いっぱいに開いた唇に皺ができる。
祥子の鼻翼は拡がって鼻梁にも皺をつくっていた。眦は吊りあがり、眉間に深い縦皺を刻んで
歓喜の涙で濡れる。
 熱情は映像的な白閃光になった。闇の中のひとつのドットから一気に衝撃波となり拡散して来た。
湖水に小石を投げたきれいに拡がった波紋の比ではなかった。晃司が祥子の膣内(なか)、
子宮を叩くように体液を放出しても、尖端で小突かれて揺さぶられるたび、何度もその映像を巻き戻して
祥子は閉じた瞼の裏に眺めながら眠りに落ちていった。



 そもそも仕事着なら、着古したパンツで十分なわけで――。しかし、どうしてこのようなものを
穿く気になったのか、祥子はろくすっぽに考えもしないで、気がつけば手に取って穿いてしまっていた。
しまったと思っても着替える気にはもうならなかったローライズジーンズ。
 やはり、晃司のことを想っていたのか。否、それは肉になりきれたセックスのせい。少女がたいせつな
人形を抱くようにして、晃司との気持ちいいがつい忘れられず、ふたりのセックスを求めて
穿いてしまったのかもしれなかった……。

 きものをしまうのに、祥子は大分時間を割いてしまっていた。
339葛  かずら:04/08/27 00:57
訂正 382 五行目

律動の幅は限定されても、ぎりぎりの抜き差しを仕掛けられて
338でした
>>333

そうですか。
文章の体言止めの感じや、淫靡な雰囲気の言葉遣いなどがなんとなく
似ているような気がしたもので。まぁ、どうでもいいことでしたね。
つまんないレス、スマソ。


それにしても、ホント言葉が上手ですね。
「錆朱の尖端をてらてらに絖らせて」とか、「ひとつに蕩け逢いたい」など、
普通の変換では出てこない単語や、巧みな言葉の応用の技に感心しました。

次の小説、カモン!
ありがとうございます。

でも、錆朱のほうの文はオリジナルではなくて、
パターン化されたものです。
赤胴色とか。てらてら光るとか。艶々とか。
絖の薄絹の質感のほうが、より亀頭の粘膜の張り艶に
近いかなと思って好んで使ってます。
女性のしっとりと汗を掻いた、興奮状態の素肌の彩りにも
絖りは使え重宝しています。滑りの韻も踏めますし。
344葛  かずら:04/09/09 01:32
 すっと立ち上がって、照明機器の吊り紐を掴む。下には星の蛍光の飾りが下がっていた。
カチ、カチと鳴らして消灯し、橙色の豆球を灯した。数瞬だったが、祥子はその灯りをみつめた。
ぼうっと灯る小さな火みたいなそれを見ながら、三回目の音を鳴らした。ふっと掻き消えた。
点けていてもよかった。闇で薄緑の蓄光色だけになった。それでも雨戸を閉め切った部屋は、
もう暗闇になってしまい、そこから逃げるようにして出ていった。

 子供の頃は、どこか旅行に出掛けるみたいな、前日のわくわく感があった。しかし、
雨脚と暗い空が上げる獣声は雨戸を閉め切っても、しっかりと聞こえていた。
 祥子は他の部屋の雨戸も急いで閉めて廻った。リビングに行って壁のフックに
掛けてあるキーをひとつ取る。庭にある倉庫の鍵だった。それをローライズジーンズの
ポケットに押し込んで玄関へと向かった。裏口からも出ることはできたが、傘が立て
掛けてあるのは玄関だったから――。

 下駄箱から履き古したスニーカーを取り出し、祥子は足を入れる。晃司が履いていた、
捨てるように言われていたのに、ついに捨てられなかった……もの。ほんとうなら華奢で
踵の高いミュールがジーンズには似合うのにと可笑しくなった。
 もったいない。ううん。でも……晃司が帰ってきたら、一度くらいなら外出してもいいかなと
考えていたことに苦笑する。いくらなんでも、それは無いわねと、祥子は白く細い指で靴紐を
きゅっと引き揚げて締め上げた。

 紐を蝶結びにして立ち上がると、履き心地を確かめ、トントンと慣らす。祥子は玄関の片隅に
置かれた青銅色の、象形文字のような模様の描かれた陶器の傘立てから白木の握りを掴み、
花柄のある白い傘を抜き取って外に出た。後ろを見ないで、重いドアが閉まるのに任せた。
 あえて見ようとはしなかったのは、空から降ってくる轟音が、さっきまでいた空間が閉じるのを見て、
不安を増幅してしまいはしないかと考えたから。対峙すべきは、玄関ポーチの陰から黒い空を
見上げることだった。街灯がもう灯っていて、祥子は心底心細くなっていた。
 ふしぎな絵を見ている気分に祥子は陥った。どこかの知らない晩秋の里の風景。そこの砂利道に、
木でできた寂れた電柱だけがぽつねんとあった。
345葛  かずら:04/09/09 02:12
 傘のある街灯がその道をぼうっと照らしている。灯りの周りには細かな虫たちが
集まって、二三匹の大きな蛾が羽ばたいていて、黒い影をつくっていた。
 電柱の木に塗られたコールタールも、とうに剥がれてしまっていて、薄い黒茶色に
変色している。その傘ももちろん真新しいものではなくて、ところどころへこんでいて、
安っぽそうな緑の塗装も剥げてしまい、地の白銀も錆びてしまっている――。その絵の
中で空が鴇色から暗闇になって、街灯が灯るのをずっと観ていたような……。
少女だった頃の祥子。

 マルグリットの……絵。薄暮の中で灯る不思議な明かり。奇妙な光景。そういう絵が
あることは後で学校の図書室の美術書で偶然に知った。
 でも、祥子が先に触れたのは、そんな洒落たものなんかではなくて、なぜか胸を掻き
毟られた暗闇の絵。そういう時代があったことすら祥子は知らなくて、強く精神に
焼き付いて残っていた絵本。その絵と同じ感慨が祥子の目の前で今展開していた。

「ゴオオオォォォ――ッ!」という空の唸り声に祥子は我に返った。玄関ポーチにいても、
祥子の顔は雨に濡れた。
「もう、なに考えているの……」 
 傘を斜め前に差して、水をたっぷりと吸った芝に足を取られないようにと注意しながら、
足早に晃司の盆栽が置いてある庭へと駆けていった。
 晃司を感じていたいという願い。そうじゃないかも知れない。晃司とのセックスを
身近に感じていたいという味わいがどこかに――あった。

 馬鹿げていると思われても状況が状況だっただけに、独りでいる淋しさと暗い空の
唸り声が耳にこびりついて離れず、恐怖に身を竦ませてしまうからだと自分のしたことを
正当化させて思い込んだ。
 祥子は物置の扉に鍵を差し込んで開いた。レインコートは家の中にもあった。
薄いグレーの地に白抜きのドットのパターンがあるもの。肩にはショールを掛けたような
飾りが付いている、おしゃれなもの。
346葛  かずら:04/09/09 11:23
 祥子はそれを着なかった。傘を窄めて物置の中に入った。壁に設置してある、百円
ショップで購入したドーム型の照明機器を押して点灯させる。
 物置の奥に掛けてあった同じ色の機能的なレインスーツを取ってズボンを先に履き、
上着に袖を通しファスナーを引き揚げる。たいせつなものは、物置に入れる必要もあった。
最初は濡れてもかまわないと思っていたのに、結局は踏み留まった。ただ、長靴は足が
水をたっぷりと吸った芝生に取られそうなので履き替えるのをやめて、衿後ろから収納式
フードを取り出して頭にかぶると、雨の中に飛び出した。

 横殴りの雨が、すぐに祥子の顔を叩いて、泣いているみたいになった。祥子は手を
休めることなく、てきぱきと飾り棚から盆栽を芝生に降ろして廻った。ときどき、たいせつなものを
物置に運び床に置いてくる。ブラウスはぴたっと張り付いて、レインスーツの中はすぐに
蒸れた状態になった。
 しかし、盆栽の数はまだまだあった。それでも祥子は黙々と作業を続けた。作業に慣れ
緊張が緩んだ時だった。祥子の手から鉢が滑り落ち、爪に掛かる。しまったと思った時は、
もう遅い。だが、それを下から受け止めた人影があった。

「だいじょうぶですか、湊さん」
「えっ」
「だいじょうぶ、爪」
 祥子の近くのマンションに住んでいる少年だった。祥子は少年が手を観ていることに
気づいた。乳白色のほっそりとした手が祥子のもの。手頸も細く、とてもきれいな。
「ええ、だいじょうぶよ」

 少年が落しそうになった盆栽を芝生に降ろして、祥子を見上げていた。雨が眼に
入ってくるだろうに、真直ぐに祥子を見ていた。レインスーツにしてよかったと思ったが、
少年の視線に、この下の躰を観られているようで急に羞かしくなる。そんなはずはないのに……。
少年のほうが眼に雨水が入ってくるだろうに、祥子のほうが瞬かせて少年を見下ろしていた。
347葛  かずら:04/09/09 17:24
「経験あるんですよ」
晃司と似ていた。少年特有の耳障りな感じはなく、落ち着いた明瞭な声が祥子に届く。
しかし祥子を見ていた少年の、苦痛に近い恋情には気づかなかった。
「けいけん……?」
「爪がぐにって、なっちゃって」

 少年はすっと立って祥子の手を取る。上背が祥子よりある。そんなことは、以前に
知り合ってわかっていたが、ドキッとした。
「割れてはいないみたいですね」
「さ、聡くん……」
「あっ、ごめんなさい」
 祥子の白い手が少年から離れた。

「も、物置に運ぶ鉢はもうありませんか……」
 少年の躰が雨で濡れて髪が顔に張り付いていた。高校生というより大人に感じる。
晃司がいない分、頼もしく思えたのだが、今の祥子にそこまで分析する力はなかった。
そこに助けに来てくれたという事実で舞い上がっていた。
「湊さん……?」
「いけないわ」
「手伝いますから」

「……でしたらなら、物置に掛けてある雨具を着て頂戴」
 距離を置いた言葉遣いで祥子は発話していた。
「はい」
 少年の明るい応えが直ぐに返って来た。祥子は自分が女子高生に戻ったような感慨に
包まれていた。少年が祥子の扉を開こうとしていた。
 少年とは朝ごみを捨てに行ったときに、『おはようございます』と声を掛けられたのが
きっかけだった。鴉避けの大きなエメラルドグリーンに塗られた鋼鉄の檻がごみ集積場所にある。
マンションが建設された時に、その近くの地区と共同使用としてつくられたものだった。
348葛  かずら:04/09/09 20:26
 その観音開きの扉の閂を、少年がキイィィィと音を立てて開けてくれた。三回目か
四回目ぐらいで、祥子から少年に訊いてみた。
『いつも感心なのね』       『これですか』
 スーパーの透明な手提げ袋を少し揺すって見せた。

『ええ』
『祥子さんが目当てでいつも来てるんです。いっしょのマンションに住んででもしたら、
壁をトントンって叩いていたかも』
 新手のストーカーなのと祥子は笑っていた。
『からかわないで。それに聞こえないでしょう』
『あっ、笑ってくれた』
『もう!』

『怒った顔もきれいです。もし、音が聞こえたなら、湊さんは応えてくれますか』
『……えっ』
『だからぁ、とんとんって』
 祥子の白い頬がカアッと熱くなったような気がして、思わず頬に左手をやっていた。
『トントンでしょ』
『そう、トントン』   『トントン』
 確かに笑うことはできたが、以前ならこんなにも気持ちが伴っていなかったような、
そんな気がした。子供みたいにして、言葉で遊んで笑い。

『以前、この町に住んでいたんです』
『この町に……』
『ずいぶんと前になんです』
 彼の年齢なら、小学生か幼稚園あたりということなのだろうかと祥子は判断した。
『帰ってきたら、大きかった町並みがやけに小さく感じて、淋しかったな。好きだった、
おもちゃ屋も無くなってたし、すっかり変わってた』
『それは、聡くんが成長したからなのよ。躰もね』  
 からだもか……。少年の背は確かに高かったが、帰ってから祥子はその言葉を
引き摺ってしまっていた。
349葛  かずら:04/09/12 09:24:16
『たいして成長してないように思うな』
『どうしてなの』
『あっ、また怒ってる』
『聡くん』
『はいはい。じゃあ、湊さん、いってきます』
『はい。いってらっしゃい』

 学生服の少年が駆けていった。芝生をぐしゅ、ぐしゅっと音を立てながら。
「転ばないように気を付けてね」
「はい、湊さん!」
明るい声に安心する。黒い空の唸り声は大きくなっているというのに。祥子は物置に
雨具を取りに行った少年から、さっき触られた手を見やった。

柔らかくこぶしをつくって眺め、甲を返して指をすっと伸ばしてみた。泥が少しだけ
付いていた。割れてはいない。雨が祥子の手の甲も叩く。確かに爪はなんともない。
今は――。あとで徐々に爪の折れた場所が、白く曇って変容してしまうのだ。
そう、なんともないことなどなかった。落ちる時の感触を、爪が一番よく覚えている。
「聡くん!」
 ぼうっと突っ立っていた祥子は大声を突然に張り上げた。

「はい」
 少年は立ち止まって祥子を振り返っていた。
「棚に、軍手の束が置いてあるから、それを着けて来て頂戴」
「わかりました」
「ごめんなさいね」
「あっ、気にしないで下さい」
 笑顔が晃司のものと重なる。少年が戻ってくると、祥子は仕事に戻っていた。
てきぱきと鉢を芝生に降ろしていた。
350葛  かずら:04/09/13 19:54:04
夜になって、ダイニングで祥子はぼんやりとテレビを見ていた。ラジオがここ最近の
祥子のともだち。なにをするわけでなく、ただ人の声を聞いていたいから。誰かが
傍にいて話してくれているという感覚が安心を呼んた。
晃司の居ない淋しい気持ちが少しでも紛れるからそうさせていた。だから、ミニコンポから
流れていたのは、晃司の好きなCDでもなく、洒落た音楽を流しているFM放送でもなくて。
ディスクジョッキーが生放送で喋り捲るAM放送だった。

しかし、今夜は事情が違っていた。夜中にともだちや親に電話を掛けるのは、話しが
とりとめもなくなりそうで、それに切るときに辛くなり躊躇われた。
それに……、盆栽の飾り棚から、鉢を降ろすのをいっしょに手伝ってくれた少年。
日下聡のことが気になっていた。雨の庭から駆けていってしまった、後ろ姿が忘れられなかった。
 祥子の家の近くのマンションに住んでいることは知っていたが、どこの部屋なのか祥子は知らない。
高校生だということぐらいで、朝、顔を合わせ挨拶する程度の関係だった。それなのに、
十分に祥子はときめいてしまっていた。礼を言うことより、そのことがどこかに引っ掛っていた。

 竜巻の被害の映像が流れていた。やっぱり、ラジオをでもつけようかしらと、祥子は
立ち上がろうとした。その時、電話のベルが鳴る。祥子は躰をびくんとさせて、テーブルに置いていた、
電話の子機を直ぐに取る。赤ランプが灯った外線ボタンを祥子は押した。
「はい。どちらさまでしょうか」
「湊です」
 祥子から、ふっと緊張が解ける。
「晃司さん……」

「どうだ、そっちの様子は」
「はい……」
「どうした、元気が無いな」
 夫の晃司が夜の九時を回って掛けて来てくれた。祥子は、それでいくらか安堵はした。
「そんなことありませんよ。また、雨脚が強くなったみたいですけれど……」
「ほんとか」
「ちょっぴり、心細いかも……」
351葛  かずら:04/09/13 20:17:32
「……」
 ――思い出す。
「どうした」
「そんなこと言われたら」
「そうか。そうだよな。でも昼間さ、高速を走っていたらな……。いきなりスコール
みたいに路面が真っ白になって、まるっきり見えなくなってしまってなあ」
 きっとあの黒い雨雲が、こちらにも来たのだと祥子は察した。
「事故に遭われたのでしょうか……」

 明るく語ってくる晃司に対して、祥子は急に不安になってしまった。しかし、事故に
遭っていたというのなら、もっと早くにも連絡があっていい筈だ。祥子は専業主婦で、
今日は一日中家に居た。まさか盆栽を取り込んでいる時に連絡があってと、よからぬことを思った。
「いや、高速道路で徐行しなければならないくらいに前方が酷くなって。だから、なんとも
なかったよ、うん」
「……よかったわ」
「それで心配になって掛けてみたんだが……、祥子の方はなんともないのか」
 甘えたいけれど、晃司はいない。その淋しさが一気に込み上げてきた。こんな晩は
今迄無かったことだ。


 
 祥子は瓜実顔で、つぶらな瞳。二重と眦には一種翳りがあって、きものが似合う女性。
でも、泣き顔とは違ってはいたが、どことなく哀しみが漂う趣は――ある。
泣き顔の特長とされる、垂れ眉ではなかった。すっと薄墨を引いたような太い眉が
印象的な顔立ちだった。
「素のままの方が、祥子は魅力的だよ」
 祥子のアイペンシルアイブラウを持つ手が一瞬止まった。光りの加減では更に薄く
感じることもあるくらい、祥子の眉は儚げだ。まるで絵筆で透明水彩絵の具を引いた
みたいに見えなくもない愁い貌になって。
352葛  かずら:04/09/13 20:34:17
「……そうですか」
「剃り落として、平安調に眉を描くのもいいかもな」
「そんなの、笑えません……。ぜったいに!」
 祥子はいたずらな子供を叱るみたいにして、晃司をキッと睨みつける。
「あ……、すまん」

 祥子が本気だと知って、直ぐに晃司は両手を合わせ拝むように謝る。しかし、祥子は
引かなかった。その日の晩、夕飯時になっても祥子が支度を一切手を付けないものだから、
晃司はどうしたのかと伺いを立ててきた。いつものことだからと気楽に構えていたらしい。
それでも、祥子は晃司とは、しゃべろうとはしなかった。

「いったい、どうしたんだ。おい」
 晃司がしつこく訊くものだから「喧嘩しているんでしょう」と、つい声を荒げてしまう。
忘れていたわけではないが、まだ怒っていたとは晃司は思ってもいなかった。そのようなことを、
そのまんま口にしてしまい。
「晃司さん!それが、忘れてるっていうんです!」
 祥子の怒りは就寝まで続いた。

「あんなのが、喧嘩なのか」
「ばか」
 晃司が求めてくるので「いやっ……」と、小さく応え背を向けると、背中をぎゅっと
抱き締められた。そうされると祥子はいちばん弱い。
「剃り落とせばってのは、すまなかった。謝る。でもな、ほんとに祥子の眉はきれい
なんだよ。それ、気に入らないのか」
「すこし」   「すこしだけなのか?きれいって言ってるんだから」
「言っているのだから?」           「もっとたいせつにしてほしい」
353名無しさん@ピンキー:04/09/14 00:34:29
「妻を育てる」みたいなの書いてくれ
354葛  かずら:04/09/14 20:51:30
「ごめんなさい」
 祥子が晃司の懐柔についに折れる。べつにセックスに流されるというわけでもなくて。
「気に入ったか」
 晃司の頤が祥子の肩に乗せられる。
「くすぐったいわ」
「なぁ」
「少し」

「――あやまるのは、こっちの方さ。でも、祥子の眉。ほんとうに綺麗なんだがなぁ。
すまなかった。ごめんなさい」
 ハッキリと謝罪をする晃司の低い魅力的な声に、殊勝な物言いが妙にミスマッチで、
祥子は噴出しそうになってしまう。
「もう」
「それだけ……かな」
「それだけって」
「だからさ」

 祥子の耳元の頬を晃司の唇が這う。
「はい、晃司さん。赦してあげます」
 ぷっと吹き出していた。その笑った祥子の微かな波動が晃司の胸に伝播する。祥子は
哀しくもないのに泣き顔と言われるのがすごく嫌だった。眉のことは昔から気にしていたが、
晃司に押し切られた格好になった。祥子は笑いながら、晃司の言葉を今か今かと待っていた。
それは罪じゃないと思う。流されるのではなくて。そう罪ではない。

「祥子、仲直りしよう。なっ、いいだろ」
「そんな」
 臀部に晃司の硬くなったものがあてがわれていた。あけすけな求愛ではなく、
ぐうんと反り返った晃司の逸物が、鴇色に絖るガウン越し、祥子の臀部にそっと触れただけ。
それに拒絶の言葉を発話していても、寝化粧をしている祥子。晃司の手が帯に掛かる。
355名無しさん@ピンキー:04/09/22 19:19:51
正座をしてるカズミの前で、ミユキは制服のミニスカートに手を入れ、パンツをヒザまで下ろした。
ミユキはカズミの頭をつかむと、自分の膝元に引き寄せた。
ミユキ「さあ先輩、ジュースの時間ですよ。我慢してたから、きっと濃いのがでますよぉ。」
カズミはミニスカートの中に顔の下半分を入れ、ミユキのアソコに口をつけた。
上目づかいでミユキの顔を見る。ミユキは優越感たっぷりに見下ろしている。意地悪そうな
可愛い笑顔で。
ミユキ「あ、出る。。。」
シュビーッ、ジョロロロロ。。。
ミユキの小便は、カズミの舌に当たり、のどに勢い良く流れ込んでいく。
カズミ「ん゛ん゛〜!!ゴグゴグゴグ。。。」
ミユキ「キャハハッ、きったな〜い!先輩が私のオシッコ飲んでるぅ!おいしいですか?
どんな味がします?臭くないんですか?」
カズミ「ううっ。。オエッ。」
カズミは屈辱のあまり、顔を真っ赤にしてうつむいている。目にはうっすら涙が浮かんでいる。
ミユキ「あれ?先輩泣いてるんですか?でもダメですよ、先輩は私たちの便器なんだから。」
356葛  かずら:04/09/30 21:49:03
 好きな人には、きれいに観られ、恋をしていたい。おんなとしての嗜みといえば
それまでだけれとも。セックスで感じるように、繊細に恋を感じていたい。
 ビニールの袋に、水に浸して絞ったタオルを入れ、袋の口を捻って結んだのを
陶器のトレイに乗せて膨らむのを眺めていた。その時間に、なにも考えていない
わけではなかった。

 含羞の眼差しが鏡を覗いて、電子レンジでつくった蒸しタオルをかるく顔に押し当てる。
そして紫に近い青の瓶のローズの花弁の蒸留水で肌を整えながら晃司のためにと
ケアをする。そして締めくくりにドレッサーの横に置かれているジェリーボックスの
扉を開けてピアスを耳朶に付けた。

 祥子も晃司の微かに触れてくる勃起にたまらなくなった。クリットは耳元でも小さく揺れる
烈しいレッドのロードライトガーネット。晃司の腕の中でくるっと正面を向いた。
躰を晃司に任せるようにして圧し付け、陰阜で晃司のペニスを擦るように揺り動かして、
薄く唇を開いて透通る白い前歯を覗かせた。
「おねがい、晃司さん」
 熱い吐息がもつれて、蕩けるくちづけ。ゆっくりと人の赫い粘膜が重なり。舌も差し出され
絡みあってから離れると、互いの頤を唇で挟んでみたりして、もっと高めて耳元で揺れる
透明な血のしずく色。

 祥子は瞼をゆっくりと閉じて、花を綺麗に咲かせると抱かれていった。絹のガウンを開かれて、
しなうほっそりとした躰には、まばゆい白い乳房のありかを認め溢れでた。晃司は下からそっと
泉を掬うようにして押し上げると、唇を祥子の柔肌に吸いつかせる。
 祥子の官能に染まって咲く、ふっくらとした唇を綺麗だと思った。透通る白い歯は、濡れた華の朝露か。
しかし、それをじっくりと観ていることはあえてしない。普段は取り澄まして微笑む唇の膨らみが、
こんなにも美しい花なのにと、ゆっくりと開くのを観賞できないジレンマがそこにはあるけれど。
357葛  かずら:04/10/01 22:05:06
晃司の肉情の滾った血流は一点に収斂される灼ける男性器で、祥子の秘孔を突きあげ、
愛しているを膨らませ歔かせることにあった。晃司の手が祥子のショーツの中に忍び込む。
「んあっ」
 できるだけやさしくしたつもりだったが、急いてむずんと祥子に入ってしまったのかと、
さらにやさしく撫でれば、ふっくらとした唇をよせて晃司の手を祥子はそっと取りながら
「つづけて、つづけてほしいの」 と訴えてみせる。

 祥子と晃司の指先の皮膚感覚は、ありったけの想いを込めて伝え合った。
祥子の湿り気を帯びた、小さな啼くような愛らしい声が晃司のペニスをまた煽っていた。
祥子の声質には一種独特の艶があって――、閨においての清楚なささやきは、このうえなく
妖しい気持ちにさせる。晃司は暴走することを自制しつつ、祥子を揺さぶる。

「祥子のここ、湧き水みたいだ。とめどなくて」
「いや」
「とめどなくて、静穏の祥子の熱情のかたちだから、うれしい」
 晃司の口は乳房から離れて、しとどに濡れそぼる朱華の盛夏をめざす。
「いわないで」
「どうして、いってほしくない」
 晃司が立ち止まって祥子にやさしく訊いた。

「だって」
 どんなかたちで愛されて、自分の肉体が変容するのか。からだの線が気になって。
「だって?」
 そう、ラーゲ。ラーゲでどうなってしまうのかを姿を想像してとまどう自分に悩んだ
時期があって、それが自然なかたちだと思えるのにだいぶ時間を費やした。最初の頃は
晃司に両脚を束ねられて、ペニスで突かれるのにさえ抵抗を感じたのだった。
358葛  かずら:04/10/01 22:18:57
「みだらな躰だって、思われたくないの」
 それにもう、人気の無いモデルハウスの玄関で交わるまでになったのだ。
「みだら。もっと堂々としていればいいよ。祥子はきれいだから。祥子の熱情は、
みな愛しいから。ほんとだ。きれいだよ」
 された。なってしまった。帰り、車中で晃司を睨みながら、泣いてしまったけれど。
「ありがとう」
 素直な気持ちが自然と口に出てきた。もっと躰も素直に表現できたならと、祥子から
くちづけをしたら晃司に口を強く吸われ、かるい白閃光を見た。そう、これは仲直りだったはず。
でも、もうこんなになってしまってと羞恥に躰が染まって火照っていた。

「晃司さん、好き」
 晃司はそん風になって、もつれるようにして縋ってこようとする、祥子のたおやかな裸身を
振り切って、女体の歓びの喚起へと男を高めて没頭してゆく。巨木に寄り添って絡まる葛は、
背を丸めショーツを手際よく脛からするるっと脱がされてしまい、凌霄花の想いは祥子の
貌といっしょになって揺れるピアスの赫いロードライトに。
 両脚を開いていって晃司を歓びに導こうとするも強い抱き締めにあって、覆い被さった晃司に
あっさりと屈服し、いつにない高い声を噴き上げてしまっていた。

「あっ、あ、ああっ……!」
 晃司の耳に届く甘い祥子の閨声が導となって、ペニスは衝きあげた。はしたないと思って
声を塞いで、自分の人差し指を曲げてコリッと噛みしめようものなら、ペニスは祥子の急所を
的確に責めた。眉間には薄っすらと縦皺を刻んで眦を吊り上げた。
 祥子はおんなの歔き貌を交媾によって極めてゆく。絡み合う躰にうっすらと汗を纏って、
両手で祥子は躰をしっかりと包まれ、仰け反っていって晃司に頤を突き上げて見せた。

 晃司はすかさず交媾に揺蕩う祥子の貌を手で包み込んで、捧げられた頤をしゃぶりながら、
二本の筋をぴんと浮かせ突っ張らせた白い頸筋から、深い鎖骨の窪みに唇を蛭のように
おんなの躰への熱情を込めて吸い付きにいった。
「あ、あっ、ああっ……。かんにん……して……」
 水底に沈められた、あの感覚が祥子に迫って苦しくなる。ケルプが祥子の貌を隠して、
水中に届いて来ていた、光りの揺らぎも消えてしまう。
359葛  かずら:04/10/03 18:47:25
ペニスが導く祥子のなかの眩惑。父親のペニスを目にした時の祥子の驚きは、一瞬で
嫌悪に変わっても、ふしぎな感じ方をしていた。
自分のヴァギナのかたちがどれほどのものだというの。まして、男性器はシンプルで
魅力的に思えた。それは、晃司にフェラをしたときに蘇った否定し続けていた感情だった。
確かに節くれ立った男性器の躰はグロテスクといえた。
しかし、風鈴を思わす貌、あのかたちほどはシンメトリーではないけれども、亀の
頭といわれるほど鼻先は尖ってはいなくて、流線のまるくやさしいかたちなのだ。
亀頭上の曲線の流れから冠状溝に向かう、跳ねたのも好きだった。それに、愛している
晃司のものなのだからと。
肉棒は逞しくなれば、灼けるようになっていた。羞恥がそう導いてくれて、祥子の
女性器が弾けてしまう、その愛着も込めて接する。でも、実際にふれていってみて
祥子が指で包み込めば、ペニスの人肌の温もりにジンときて潤うのだった。
 涙を浮かべた祥子は、晃司の逞しいペニスを頭に控えめに描きつつ、そっと瞼を閉じる。
長い睫毛を顫わせて、ペニスの肉体に似つかわしくないふしぎな貌をした、――そう、
プリックという語感にふさわしいしいかもしれないと安堵しながら、原意はもっと鋭い
棘なのにと、おかしさを気づかれないよう唇をよせていって晃司を含んで快美に酔った。


 祥子を攪拌する晃司の肉棒。逞しい男性の肉体からすれば、小さな存在なのだけれど、
祥子の執着は否定できないものとなっていた。晃司の厚い胸に潰されている祥子の乳房が
無残に拉げて白い柔らかい肉が脇腹にあふれてくる。祥子は晃司の律動を繰り出す腰から
腕を太い頸に絡ませて腋窩を晒す。
「ほしくないのかい」
 切れ切れの喘ぎのなかで、鎖骨の窪みから頸筋に晃司の唇は戻ってくる。喘ぐおんなの
赫い唇を目指して。
「ちがいます。ああっ、そんなに、吸わないで。きっ、きものがきれなく、きれなくなりますから。
あっ、あっ、ああっ……!」
360葛  かずら:04/10/03 19:11:30
 そう吐きながらも、脛を掲げていって太腿で晃司の脇を締め付け、お臀を持ち上げてゆく。
擦れて血流で張った核(さね)を、晃司の恥骨で潰される。
 おめでとうと贈られた、フラワーボックスからあふれる白と赤の薔薇のデュエット。
キャラミアとパスカリが奏でる和合の言葉に悶えて、祥子が想い描くのは、官能が
したたるような二コルの大輪。ホワイトの花弁は縁から赫くそめられてふっくらと
満開になって。

 ふたりの陰毛を、とってもみだらに絡ませて擦れあい、いままでにない烈しさで奪い
与え合いながら、もっともっと絡ませて、喘ぐふたりのスキャットで肉棒は花を縺れ
捩れさせる狂い咲き。祥子は晃司に子宮を小突かれて、歔いてゆさぶられる儚い
笹舟になっていた。
 そして律動で、晃司の腰に掛けた祥子の両脛さえも跳ねてしまっていて、敷布の
白波のみだれに投げ出されてしまった。晃司の熱情に汗だくになる祥子の裸身は、
肌と肌が大渦のように烈しくぶつかりあって、褥から畳へと追いやられ背中を擦られていた。
 祥子は白閃光に包まれて、遂にほんとうに果てたのだった。晃司といっしょに祥子は蕩けて。
晃司と呼びながら意識が遠のいた。晃司さんもわたしといっしょに失神してくださいと祈りを捧げながら。


「もしもし、どうした」
 晃司との交媾を想いながら。
「あっ、盆栽なら心配いりませんから。芝に下ろして、大きいのは全部倉庫の中に
入れてあります……」
 少年のことも思っていた祥子は慌てて言葉を探した。
「ばか!祥子のことを言っているんだぞ!」
「……」
 晃司の言葉に、涙腺が緩みそうになった。もし、またなにか言われたなら、ぶわっと
涙が噴き上げて来てしまいそうになる。
「あっ、もしもし。祥子」
 忘れよう、昼間の事は。
「ごめんなさい……」
361葛  かずら:04/10/04 02:37:00
「いや……、すまん。つい怒鳴ったりなんかして。でも、ほんとに雨の中に出てなんか
行くなよ。絶対だからな」
「……はい」
「盆栽なんか、どうでもいいんだ」
「そんなことおっしゃったら、かわいそうです。せっかく大切にしてらっしゃるのに」
「ほんとに、祥子のことが心配なんだ。今すぐにでも戻って抱き締めたい」
 祥子はすこし大げさだと思ったが、笑えない緊張感が晃司の声にはあった。
「晃司さん。心配して掛けて来てくださって、ありがとうございます」

「安心したか」
「はい。いま、抱き締められていますもの。ほんとに、うれしいです」
 晃司の問い掛けに、明るく祥子は即答していた。そういう時が持てたことが今いちばん嬉しい。
それは本心から出た言葉だった。
「残したものがないかなんて、もう一度、外に出ていったりなんかするんじゃないぞ」
「もう、わかりましたから」

 電話の向こう側に祥子の笑顔を想い描く晃司。泣いてもいないのに翳りのある泣き顔と
友だちにもよく言われ、何気ないことでパッと華やいだ時のそのギャップに男たちは
ぐっとして惹かれてそぞろになる。
 でも祥子は単に自分の泣き顔が嫌いなだけで、そんなことに意識などしていないので
始末に終えなかった。だがそれを射止めたのが晃司であり、そして、祥子のセックスの時の
歔き貌も、とても魅力的でそそられるものがあって、手放したくない女になっていった。

「出るなよ」
「もう、わたしを信用してないんですね」
「いいな」
「はい、はい。わかりました」
 晃司に少し怒った風な、祥子の語尾を強める声が届いた。そのあとで、くすっと
笑う声も聞こえた。
362葛  かずら:04/10/07 11:45:01
ぞんざいな物言いでなかった分、晃司は神妙になってしまい……。
「ほんとに、冗談なんかじゃ……ないぞ」
 晃司は不謹慎と思いつつも、肉棒が膨らむのを抑えきれないでいた。電話の向うの
祥子の声音の変化に、ペニスが反応したのだった。掛けはじめの心細かったものから
雰囲気は徐々にほぐされていく様に、ベッドのなかでの祥子を想ってしまった。
「ええ、わかってますから」     「ほんとに、ほんとだからな」

 声を聞いて安心したい。そして自分もと晃司は思っていたはずなのに、こんなことになって
しまうなんてと恥じた。自分で妻を貶めた、そんな感慨がもたげていた。
「はい」 「明日は早いから、もう切るからな」
「あっ……」
 突然、晃司がぶっきら棒になって驚き、慌てて、なんとか引き止めようとしたものの
容易く言葉は出てこない。

「どうした……祥子」
 晃司も祥子を励ます手前、勃起しているという事実が気まずかったが、声の感じを
察して聞き返していた。
「いいえ、なにも……」  やっぱりでない。そして、やさしい間があって。  
「あしたも必ず掛けるよ。じゃあ、気をつけてな。おやすみ」
「はい。あなた。たのしみに待っていますから。おやすみなさい」

「抱き締めたい」  遠くから聞こえてくる。      「えっ……、もしもし?」
 電話は切れていた。間際の晃司の発話が祥子の耳に届いて、えも言われぬ感慨に
抱き締められた。自分の正直な気持ちを最後にぽろっとぶつけてきた晃司を
ずるいと思いながら、言いそびれたことに後悔した。
 切れた電話をなごり惜しそうに離し回線ボタン押すと、ディスプレイブルーバック
ライトが唐突に消灯した。そのあっけなさを見て、祥子は静かに子機をテーブルに
立て置くと、一気に淋しさが躰の芯に襲ってきた。テレビからの音声が流れ届いていても
気休めにもならないでいた。
363先生:04/10/09 20:37:59
熟女板に孕ませ種付けスレ発見!
官能文章多数あり!
364葛  かずら:04/10/20 18:22:42
最後の言葉は祥子を喜ばせはしたが、落ち着かなくなった。ただ待つだけは厭と、
ありきたりな想いがもたげる。なにか仕事に就けば、気持ちが変わると思うのだが、
中途半端なままで復職するのはよくないと諌められた。
今の生活が厭で、それで逃げ出したいと思うのなら、どこか遠くへ行きたいと
ぼうっとしていることといっしょなんじゃないのかな、と晃司に言われた。
切り返すこともできなくて、押し黙るだけだった。ごめん、言いすぎたと晃司に
謝ってもらっても、そんなことではなく、みじめでたまらなくなるだけ。
晃司が求めても、その日だけは躰を開くことを拒んでしまった。抱きしめられは
していたけれど、――ひとりは寂しい。

 電話を受けた日は、しばらくは寝付かれず、オレンジの豆球を灯したままで
薄暗い天井をじっと見つめている自分がいた。いつまでも、こんなことじゃダメと
寝返りを打って横になってみる。どうにもならない夜に。
 乳房に手を当てて、ショーツのなかにも忍ばせてみた。しっとりと潤い出して、
瞳は虚ろになってゆく。息づかいも徐々に上がって、唇を薄く開いて前歯を微かに
覗かせていた。

 そうすれば、逞しいペニスが欲しくなる。晃司が買ったバイブレーターがあった。
胸の鼓動が速まるのがわかる。蒲団を出て取りに行って、後々のことを考えると、
おっくうに。今夜聞いた晃司の声を手掛かりに逝ってみたい。
 ふと指先に、少年への想いが、ノイズのように混入してきた。
「んあっ、あっ……」
 大雨で雨戸も締め切っているのだから、多少の声を上げてもいい。特に今夜は人肌が
とても恋しい。
 
『どう、こういうのは?』 
『いっ、いいわ。きもちいいっ……。たっ、たまんないのっ』
 蒲団で晃司の思うように好きにさせてひらく肉。大の字に仰向けになって寝る
晃司の股間に貌を埋めるときも、情を込めて祥子も訊く。
『晃司さん、ここは……?』
365葛  かずら:04/10/20 18:33:39
 瓦に叩きつける雨脚の波の音と祥子の動悸とが合わさり、晃司といた日に想いを乗せる。
与え、奪い、奪われる想いが開く躰をイメージして、熱を孕んで濡れそぼっている
秘裂をくつろげて。――核(さね)の愛撫よりも挿入感が、ほしい。いっぱいに拡がって
咥える感じがもっと欲しい。
 指を揃えて秘孔をくぐっていた。両足の指先を窄めて外側にくううっと曲がっていく。
いつしか、肉体のやわらぎも消え、真っ暗になったところから白閃光が見えていた。

「ああ、ほんとに、気持ちいいわ」
 濡れている庭木の鮮やかな緑に目をやりながら、縁側から庭に下りてみようとした。
朝から、芝に降ろしていた鉢を、棚に戻す作業に掛かっていた。ようやく落ち着いて、改めて
庭に目をやっていた。
 大雨の中で手伝ってくれた少年のことを思い出して、マンションのほうを見ていた。
外側に設置された三つのらせん階段。どれかを使って降りてくる。朝は見ないで、鉢に頭を落として
作業を続けていた。何階に住んでいるかも知らない。朝に顔を逢わすだけの関係。

 今朝の後悔を抱きながら思い直して腰を下ろし、ゆっくりと天上を見上げる。
昨日とはまったく違う世界が、そこには広がっていた。
 ふっと庭先から男の匂いが漂って流れて来る。思わず庭木に目をやると、どの木が
男の精の匂いを放っているのかを無意識の内に探してしまっていた。連日の猛暑の為で、
庭木に毎日枯れないようにと水撒きはしてはいたが、昨日の大雨が木々に十分な潤いを
与えたからであって、葉と幹から独特の青臭ささを放っているのだった。
どの木がどうというわけではなかった。

(ああ……、いやだわ。こんなにも、晃司さんを欲しがっているなんて、はしたない)
と自分に驚きはしたものの、おんな。瞳は涙を薄っすらと張ってしまって熱くなっていた。
辛くなって、暫らく眠るように、 そっと瞼を閉じ合わせて晃司を感じてみる。
 いたたまれない寂しさから、昨日の夜の慰めに躰を熱くして、今また火照りを
癒してしまいたい。
366葛  かずら:04/10/22 00:02:32
 馳せるのではなく。風があったわけではない。でも、ないともいえなかった。
さくらの花びらがひらひらと舞い降りてくるような、そんな微風が吹いる。
頬を風がそっと撫でて、やさしく過ぎてゆく。
 こんどは微風よりも、もっと儚くて、瞼を瞑っていなくては感じられないほどの
弱々しいものだった。膝の上に置いた手をきゅっと握り締めていた。

 庭から吹いてくる風の手の愛撫にまかせて、素裸をやさしく包まれて感じてしまいたい。
馳せるのではなくて、指先に……こめて。祥子の秘園はしっとりと潤ってしまって、
こころゆらいで、晃司に引き止められていた……どこかへ往きたい。ゆっくりと瞼を開いた
祥子の貌は長い睫毛を濡らしはしたけれど、日本人形のように無表情になっていた。
「……哀しい……」
 祥子の弱音が膝も濡らし、涙だけが情を知る。

「ただいま」
「あっ……」
 小さく悲鳴を上げていた。風が夫のぬくもりを運んでいたのではなかった。
ほんとうに晃司が後ろから抱きとめて、腕を前に廻して来たのだった。晃司にも
祥子の背がびくんと動くのがハッキリ感じることができた。
「あなた……。いつ……」

 顔を捻っていって晃司を見て、驚いて薄く開いた唇が閉じていない。白く透通る
前歯をこぼれさせていた。祥子の肉情に蕩けていたしるし。久しぶりに聞いた
(昨日電話越しに聞いたというのに……)、本物の晃司の低い声にたまらなくなって、
秘所をジュンと濡らして痺れてしまった。
「どう、おどろいたろ?」
 柱に掛かっている時計を盗み見た。リサイクルショップで買ったブラックオーク製の
振り子時計の音がやさしく胸に響いてきたから。黒い蝶のかたちをしたネジで
ゼンマイを巻くもの。時計の針は、もう2時を回っていた。
367葛  かずら:04/10/22 00:10:58
 ひやかしで入った店にあったもので、ちゃんと動くとは思ってもみなかった。ぼうっと
ひそやかに灯っていたような郷愁に惹かれて、つい購入を決めていた。
 突然の再会の驚きにゆれ、少しだけの、昨日の少年との秘め事も忍び込んで、
祥子のなかの何かが動いていた。
「ごめんなさい、ぼんやりして至らなくて。いつ、お帰りになったのか、さっぱり
気がつきませんでした」

「チャイムは鳴らさなかったから」
「そうですか」
「ごめんな、嚇かしたりなんかして」
 小娘みたいに、ドキドキしていた。ドキドキと思って、なんてバカっぽい響きだろうと
口元に笑みがこぼれそうになる。上唇が捲れてしまいそうなくらいに。
「いいえ。うれしいです」

 フェイスパウダーを塗った祥子の白い貌に頬擦りをしている晃司。まるで母親に甘える
男の子みたいになっていた。祥子と晃司は結婚して二年になるが、まだ子供はいなかった。
晃司は五歳年上のおとこ。
「あの、心配して帰って来てくださったんですか……」
「ああ、盆栽がね」
「……」
 祥子の貌が微かな落胆の色に曇った。

「ばか。祥子という樹形を見に来たということだよ」
 仄かにさくらが咲いて、赧らんだ耳朶はさらに熱くなって歔いている。気がつけば
庭木が放っていたはずの、生々しい精液の香りはもうしてはいなかった。ほんものに
祥子はこうして包まれて、五感は晃司へと向いて行ったから。
「いじわる……なんですね」
 晃司をチラッと見ると、にんまりと祥子に微笑んでいた。
368葛  かずら:04/10/22 21:30:05
「いい匂いがする」
「……」
「マドンナの香りだ」
 マドンナ。聖母。あこがれのひと。美しい女。
 いろんなことが一瞬でない交ぜになり、少し苦しくなって、祥子が目を伏せると、
縁側の置石を小さなトカゲが這ってゆく。あとを追ってもう一匹が。ひょっとして
つがいなのだろうか、と思った。
 たぶん、大きい方が雌なのかしらと、わかっていたけれど、祥子には雌も雄もトカゲを
見たという事実がデフォルメされていって、晃司のペニスを思っていた。晃司がマドンナを
用いたのは、きっと俺の女という意味。セックスがすうっと影のように忍び込んで来る。

「祥子、どうした。もう、とかいつもみたいにいわないのか」
 下駄を履いた悠美の足元をチョロチョロと這って行った二匹の姿。躰が火照っていた。
なにもかもが晃司との交媾への暗喩のようであり、内心穏やかでなくなる。 なによりも、
待ちに待った久しぶりの再会なのだから。心配して来てくれた。
 頸に巻かれている晃司の腕に、祥子は薬指を光らせた左手を添えると、両太腿の奥。
淡いの潤いが気になりだす。晃司に気取られでもしたらと思うと、いてもたっても
いられなくなった。

「あなた。つめたい、お飲み物でも召し上がりますか?それとも、熱いお茶のほうが
よろしいかしら?」
 祥子の声の調子が不自然にうわずった。晃司は気が付かないふりで受けて。
「祥子のつくった冷たい麦茶かな。ルイボスティー、あるか?」
「お薬みたいで、厭だって」
「なんだ、無いのか。がっかりだな」
「ありますよ。それにシロップを二、三滴垂らすと、おいしくなるってことがわかったの」
「そりゃ、大発見だな。んん、でもシュガーカットより、ほんとのシロップのほうがうまうまかも」
369葛  かずら:04/10/23 02:29:20
 晃司の糖分摂取量を気にしたような口ぶりで尖らせる。
「もう。思ってなんかいないんでしょう」  「やっと言った。そんなことないって」
 悪乗りして幼児言葉を口にしたことに、ほんとは貌をしかめていた。
「あっさりとした爽やかな甘味が残るんです。ルイボスティーに少量入れてもおいしいの」
 祥子の貌が少女のように、自然と華やぐ。

「そっか。祥子謹製の飲み物か。それは飲んでみたいな」
「そんな大層なものじゃありませんから。いますぐ、持ってきます」
 微笑して、まず先に晃司の背広を脱がそうと床板に手を付いて躰を捻ろうとしたが、
離してはもらえなかった。それどころか、晃司の手が祥子の紫苑に酔芙蓉を咲かせた
着物の裾を割り開こうとしていた。   
「待って。なにをなさるの……!」

 今更かまととぶるつもりはないが、庭先の縁側で犯されるのは羞ずかしい。
ましてや陽が煌々と照っていて、近隣に建ったマンションから、この縁側が丸見えなのでは
とも思った。ひょっとしたら……。
 完全に萎えてしまうかというと、そうでもなくて、燃えるのがわかる。若妻は
夫によって、みだらを開発されてはいた。晃司は祥子の躰に<なおもゆさぶりを仕掛ける。
「なにって、わかるだろう。おま×こだよ」
「いっ、いじめないで。かんにんして」    「いじめてなんかいないよ」

 卑語が耳元で囁かれた。少年がどこかで見ていたら、と思って焦りながら、
何故か火照りも消したくなくもなくて、それでも潤いを気取られまいと拒んで両太腿を
窄めてしまっていた。
「そんな。無体はおやめになって……ください……。……おねがい……だから」
「我慢していたんだ。自然だろ。いつか、ショールームでも」  「あっ、あれは、あなたが」
「まんざらでは……」
「そんな。わたしは……ただ抱き締められるだけ……で」
「したい。そんなに羞ずかしいことか?祥子もおま×こしたかった。そうだろ。それでいいじゃないか」
 低く太い聞き取りにくい声であったが、ぼそぼそ喋るのが、祥子の躰をどうしようもなく
芯から熱くしていた。じきに灼かれてしまいそうだと思った。なにもかも、ショールームの時みたく。
370葛  かずら:04/10/24 01:24:51
「そうじゃなくて……」
「だったら、なんだい?」
「……あなたに、こうしてもらいたかった……」
「ほら」
「でも、それは……」
 祥子の躰を、ぎゅっと抱き締めた。巻きつく腕に添えられる白い手はほっそりと
艶めかしく映って、晃司はしなやかな手を包んで撫でる。
 しっとりと吸い付くような肌には、骨の確かな感触もあって肉情を掻きたてる。
生と死がないまぜになった、――その淫ら。

「やっぱり、おま×こじゃないか。ちがうか」
 恥骨を打ちつけて、衝きあげる予兆が下腹に込み上げていた。手の甲に二つの小さな
ほくろ。親指と人差し指の淡いの柔らかなところにも、ひとつ。
 手頸のくるぶしにも。白い祥子の肌に四つは鮮烈な色を落としていた。祥子の指が
ペニスに妖しく絡まって扱かれたなら。――晃司のスラックスは膨らんで張っていた。
「ちっ、ちがいます」
 小さくだったが躰で、語気も少し強めて晃司に抗議する。

「見られても羞ずかしくなんかない、祥子……!」
 囁く声に晃司も語気を強めていた。熱情のあかしをもって。
「そんな……」
「来客を装って、玄関に出てきた祥子を、そのまま押し倒して姦そうと思った。
でも、やめたんだ。だから」
「ああ……」

 晃司の指が祥子の赫い唇をいらいはじめている。
「先にたべたい。だめかな、祥子……」
 和装の麗人をこの場で、というあけすけな男の欲望に女の息はみだるる。 縁側では
スーツ姿の夫が、紫苑の色地に芙蓉を咲かせたきものを着付けた妻に絡み、淫靡で鮮烈な
絵巻を展開しようとしていた。
371葛  かずら:04/10/25 19:38:38
「だめ……。よしてっ。あっ……」
「本心ではないだろう」
「あっ、なかで、なかでなら……。おねがいだから……晃司さん……」
 男の手は裾よけも捲って、肌理細かでしっとりと感触を確かめるかのように掌を太腿に這わせ、
祥子の躰をこわばらせた。
 白昼の獣になった晃司は、女人の甘い匂いを肺いっぱいに吸い込み、火照った祥子の頬に
口吻て、耳朶を唇に挟んで引っ張った。

「あんっ、あっ……。よして。よして……」
「セックスのかたち」
「なにが……ですか」
「耳。複雑に入り組んでいて」
「きもちわるいでしょう……」
「きれいだよ。外殻から内側にすううっと消えてゆく。ほら」
 舌先で上をそっと舐め、尖りをツンと押す。

「……いやあっ……」
「ほら、ここの尖りなんか」
 ショーツの濡れている場所を指先に探りあてられ、陰裂をそそっとなぞられ核を起そうと
肉に浅く潜り込んで貌はほんのりと赧らむ酔芙蓉になる。
「ああっ」
 祥子の声が顫える。

「厭といってながら春情を催している」
「かんにんして」
「祥子はチンポを頬張りたいって、涎を垂らしてるみたいだ」
「そ、そんな、あけすけな……」
 晃司の指がショーツのクロッチに掛かったが止まっていた。
「あ、ああ……。嫌い……です」
372葛  かずら:04/10/25 20:05:27
 小さい声音で晃司を責めた。閉じていた太腿は晃司を奥に迎えようとして微かに
緩んで拡げられた。
 スラックスの下の陰茎を硬くし、晃司はしゃがんでいた状態から膝立ちになって
股間を祥子の背に擦り付けてペニスを扱くように腰を振った。
「ああ……」
「つらいかい。祥子にはつらいかもな。でも、夫婦じゃないか。羞ずかしがるな」
「羞ずかしくなくなったなら、祥子は晃司さんに捨てられてしまいます……」
 閨中でもめったに自分の名を口にはしない祥子なだけに、あえてそれを口にした
品が新鮮で、新たなセックスの絵を見たようで、ペニスを烈しく反応させ勃起させた。

「可愛い祥子をほかすようなことなんかしないよ」
 祥子の貌を抱いて涙を滲ませている眦を晃司は唇で啜る。
「はああっ」
 男の気持ちを煽るため、わざと羞ずかしがっていることではないことくらい、
晃司も重々承知して愉しんでいた。
 みだらにけぶって、心を揉まれ流す眦に潮のあかし。晃司の祥子への撹乱は
徐々に深まってゆく。

「ああっ……!」
 襟元をぐぐっとはだけられ大きな声が噴き出て、白い膨らみが強引にあらわになる。
貌がくなくなと揺れ動いていた。
「誰かが何事かと出てくるかもしれない。それとも、来客でもあったりしたら」
「かっ、かんにん」
「じゃあ、声は押し殺してないと」
 ポケットからハンカチを取り出して祥子の膝で拡げてみせた。祥子は晃司の肩越しに
頭を撫でていた手を止めた。紫苑がはだけてしまった膝上に、ベージュのシルク。
 妖しい肌ざわり。口に咥え込まされるのかと、セックスをしたい気持ちと不安がせめぎ合って、
眼がじんとして熱くなった。
373葛  かずら:04/11/05 00:48:17
晃司は膝立ちから両脚を拡げると、縁側から脚を下ろし、祥子の臀部を太腿で挟む
格好で座った。お互いの火照った頬が擦れ合った。瞼を閉じて、心なし頤をくいっと
突き出すようにして唾を嚥下し、置石の上の白足袋の爪先をきゅっと窄めていた。
「されるんですか……?」
 ハンカチを咥えるという意味で祥子は晃司に問うていた。眼球は涙が張って潤んでいる。
「よく聞こえない」
 おろかなことを口走ったと思って、また……小さく呟く。

「ほんとうに……ここで……なの、晃司さん……。んあっ……!」
 晃司の唇が頸筋を這った。むちっとした太腿に乗ったハンカチが揺れた。両膝のまるみが
閉じ合わさり、顫えて僅かにひらく。
白昼に晒された蒼白の乳房にスラックスの下の肉棒を熱くして、 自慰などでは到底
癒されることのなかった春情をあけすけに祥子のお臀にぶつけてくる。
 縁側に腰掛けていた祥子は前に動かされて浅く座らされ、晃司の掌が祥子のこわばった
太腿を撫で廻す。置石から足が滑って下駄が脱げそうになって音を立てた。

 太腿に置かれたシルクのハンカチが肌を撫でて晃司の手と取り合ってハンカチを
掴んで、祥子は口に咥える。眉根が寄って縦皺を刻んでいた。
 眩しいくらいに白い乳房はこぼれ、遂にしこった乳首を覗かせた。衿を強引に拡げる晃司の
熱情により、祥子の頭はぐらぐらと揺れ後ろにぐんっと曳きつけられて、肩に仰け反るようにして
もたれた。むしゃぶりつきたいほど無防備で、破壊したくなる白が晒ける。甘咬みをして歯型を
印したいと思う、愛しいと破壊の欲望が晃司のなかで火花を散らした。

 下支えしていた手が乳房を搾ると、頤を突き出した反動で、力なく祥子の頭はガクッと、
裾がはだけにゅうっと飛び出した太腿に向かって垂れた。
 晃司は頤を受けて祥子を上向かせると、咥え込んだハンカチを唇から捨て去った。
「ずっ、ずるいっ、ずるいわっ……!」
「ずるくなんかない。祥子の声が欲しくなった」
374葛  かずら:04/11/05 21:20:27
「だっ、出しても知りませんから……」
 声を迸って後悔するのは祥子だったから。縺れ縁側の床に崩れていって曖昧にしたい。
手が蠢いて、もう狂ってしまいたかった。
「だから、出せばいいじゃないか」
「はっ、はやくうっ」
薄く開いて、白く透通った前歯を覗かせる、赫い唇を迷わず奪いにいった。
祥子の魅せる視覚に晃司の血は滾ってペニスの硬度は増した。
爽やかだった風は祥子の躰で熱風となって狂い、吹き荒れていた。

「んっ、んんっ」
  頤を受けていた晃司の手は細い首筋に這っていった。男女(おめ)の逢わない
時間だけの肉情がはばかりなく一気に膨らんで、男は手弱女の一瞬一瞬の所作に躍る。
後ろに貌を捻って応え、女は男の送りこんでくる唾液をおいしそうに啜った。耳朶から
流れる筋をこわばらせ、没頭して祥子は頭を揺さぶった。
「んはっ、はっ、はあ、はあっ」

 舌が離れると、こさえた絹糸が伸びてしなって切れた。祥子の唇はグロスを
刷いたように唾液で絖っていて、頤にもとろりと滴った。
「ひさしぶりで、興奮するよ」
 無粋と知りつつも言わずにはいれなかった。
 晃司はベルトを外してジッパーを下ろした。

「ああ……」
 たいせつにしたい、手弱女。しかし、ただ愛でるだけではなく、乱暴にも
扱ってもみたくなる。
「たまらない。この乳房もたまらない。なにもかもだ」
「堪忍……。なかで、なかで……」
 誘惑したのは晃司。拒みつつも唇からは男を誘う言葉が出てしまう。
「なかで……して……」
 
375葛  かずら:04/11/05 21:46:59
 なかでならと譲歩して、極限で狂いたい祥子だった。
 荒い息で男の吐く熱い情欲が女の首筋に絡んでくる。着物から曝け出された乳房にも、
また両手で鷲掴みにされ、「んんっ!」と呻くと晃司の力は弛緩してしまった。
 掛かる痛みを春情に。祥子は痛みをすべて受け入れるつもりだった。
このまましてくれてもいいのにと、恨みがましく睨め付け、もっとしてと貌を揺らす。
 やわやわと揉みしだかれて祥子は喘ぎ声を噴いた。白昼、蜘蛛の巣に掛かった美蝶は
羽根を毟り取られて身悶えて崩れた。

「ああっ、もっ、もう……かっ、かんにんして!」
 真昼の秘め事の羞恥から、もがいては燃える。男は女の哀訴を何度か曳き出しては
繰り返し。そんな遊びをしては、いじめた。
 祥子の性欲は破裂しそうなくらいに昂ぶっていて、乳暈は白い乳房にぷっくりと
大きく開き膨らんで置いてけ堀。淡い桃色のしるしに、地の白にあって赫くある。

 晃司のお臀にここで脚を絡ませてゆくことはできないと祥子は躊躇っていた。
中に入ろうと、縁側の床に這いつくばって畳に手を伸ばす白い手は掻くに至らなかった。
 喘ぎひらいた唇もまた、欲情に染まって花散模様。
「はあ、はあ、はあ……。どうして、どうして……」
「きれいだから。ほら、さくらが何度もせりでてくるよ」
 晃司の腰にふれてくる勃起もあったが、突然の出来事に取り込まれ揉みくちゃに、
たまんないと喘ぐ丸い両肩。鎖骨の窪みはより深く、胸鎖乳突筋もこわばって、
晃司に引き戻された。

 肉体の讃美の言葉にも嬲られ、興奮から背を弓反りに乳房を喘がせて前に突き出した。
スラックスを下ろした手で女の頬に掛かる髪を梳いてやり、羞恥に身を焦がし、
ほつれ髪に隠れた赧く染まった耳朶をここぞとばかり確かめる。先刻よりもずっと
女陰の趣がこゆいから――。晃司には見ておく必要があった。
376葛  かずら:04/11/06 01:32:16
 頬を裂く髪房はそのままに、今度は左耳を責める。
「祥子のおま×こだ」
「いやああっ」
耳朶を硬くした舌の尖りが圧し、ふっと力を抜いて巴紋をそっと描きつつ、奥に行けば
行くほど赧らんでいて、熱い吐息が吹き掛かって、擬似ペニスが慎重にと祥子に
挿入されてくる。

ねっとりと入ってくるものとばかり思っていた祥子は予想を裏切られたが、右耳を
責められた時とは違った顫えが風となって躰を駆けていった。
「やああっ……」
どこから見ても祥子の肉体は晃司にとって好ましいものだった。晃司は祥子の肩を
がしっと掴むと、昂ぶった蒼白の乳房の頂をかぶりつくように口に含んだ。
赤子に戻ってむしゃぶりついていた。晃司は餓えていた。

祥子は吸われ続け、乳首を舌先で圧されて転がされる。現在の縁側に転がる祥子みたく。
「あっ、あ、あ、ああっ」
ぐにぐにと揉まれて潰されるかたちに、血の奔流が肉棒へと収斂される。祥子の白い指が
晃司の腰をおずおずと撫で下腹に這っていったところ、晃司は待ち切れなくなり、
ペニスの膨らみに連れてゆく。

ブリーフの下の情欲を体現する根源を探り当てて、祥子は灼ける幻視に一瞬手を
引いてしまっていた。
晃司は手頸を掴んで引き止めはしたが、すぐに祥子の主体にまかせると、
乳房の愛撫に向かって、女の妖しく波打つ腹部を目指そうとした。晃司は上唇を
乳房の谷間にツンと圧して舌先を滑らす。
 もうほかさないでと、下着の下でびくんびくんと痙攣するペニスを祥子自ら、
はっきりと確かめた。
377名無しさん@ピンキー:04/11/06 01:38:30
訂正 376 一行目

頬を裂く残った細い髪の房はそのままに、今度は左耳を責める。
378葛  かずら:04/11/07 01:50:22
「あなた。か、かたい……わ……」
 ぐいぐい圧しつけられる肉棒と乳房。祥子は巨乳ではなかったが、十分にそそられる
美乳だった。 両肩の華奢なまるみに、毬のような――。下で拉げている乳房もさわってと
躰を捻って歔く。 愛撫は晃司の欲求が先走る。
「祥子……!」
 男は乳房に頬擦りをして、乳首に歯を立ててコリッと甘咬をした。

「あっ、かんにんして。あううっ、あっ……」
 ペニスが女の覆い被さっていた手の中で跳ねる。それを鎮めるみたいにする所作は
上下に擦り、ブリーフのなかに手を入れた。
 早く晃司を外気に晒して猛る姿に してやりたい。早くこれでどうにかして欲しい。
ぬるんとした感じが手に絡む。
「祥子……。古来、手毬はころがして、眺め愉しむもの……だったそうだ」
 頬擦りしたい。逞しい久しぶりの肉棒を喉奥に口蓋垂を圧し上げて咥えたい。
呑みたい。頬張りたい。

「まっ、毬……。なにを……いってらっしゃるの?」
 熱いヴァギナに嵌めてほしい。握って擦っていた所作が緩慢になった。
「祥子のおっぱいのことだよ」
 しぼった乳房の尖りに男の唇は赤子のように被さって吸い付いてくる。舌先は
れろれろと しこった乳首を先刻の甘咬から、くいっくいっとやさしくなぎ倒して
舌先がつんつんと圧す。それから――、ちゃぷちゃぷとあけすけな音を立てられた。

「んああっ、ああ……。まっ、また……んっ、んんっ」
「ダメだ。指なんか咥えるな」
「いやあっ、んんっ、んん」
 祥子は晃司の玩具になっていた。綾錦の手毬となって縁側に曳き揚げられ、転げながら
畳に引き摺り上げられる。辿り着けなかった祥子の指先が畳を掻き毟った。
379名無しさん@ピンキー:04/11/21 23:05:19
ぴんぽーん。誰かいますか〜
380名無しさん@ピンキー:04/11/22 19:43:50
(ROM)ノシ
381名無しさん@ピンキー:04/11/28 12:49:37
ノシ
382以前書いてた人:04/12/09 01:11:03
ノノ
383名無しさん@ピンキー:04/12/10 20:00:50
続き!つづき!都築!
384葛  かずら:04/12/16 03:13:34
捲られた裾から覗いた臀にずんずんと荒々しく脈動が伝ってくる。晃司の肌とは異質の
こゆい色のペニス。節くれ立ったかたちの戯れが祥子に眩暈を誘った。
掻いた両手は蒼い畳の上を泳いで祥子の顔に吸いよせられる。
そうはさせじ、と晃司の右手は万力になって祥子を掴んだ。

「やあっ」
語気は強くはなかった。むしろ間延びしていたくらいで、口に含むときの晃司の天上を
突かんばかりの偉容を――。鷲掴みされた痛みよりも、臀部に圧し付けられている
肉の棒にいっそうの想い。
 羞ずかしさにもてあそばれ。
 絽を剥かれた白雪の背は丸まって。
 艶めかしく動いた肩胛骨が紫苑に映えて、雪の肌が白昼の暴虐に馴染んでしまっていた。

「んあっ、はっ、はっ、はあ、はあっ……ああ……」
 雪が掌で融けるみたく――、勃起の角度を躰中でありありと意識させられ。
「はあっ、んっ」
 唾液が逆流してくる。ブリーフ越しに掴んでまさぐったペニスに瞼が灼け眦が濡れた。
臀には剥きだしの肉の茎の熱い感触。
「たっ、たまんないわっ」
 顔を振って紅が蒼にシュッと擦れた。それを見た晃司の力が緩むと、人差し指を
折り曲げ祥子は口に咥えようとしたものの躊躇いがもたげる。

 揉みくちゃにされ紫苑のきもの地に咲く花は熱く感じて、らしく酔芙蓉となり。
それからは必死になって肉のかりそめの結び目に手を伸ばそうとする祥子。
「んっ、あっあっ」
 白雪の背にもつれる髪。ふわっとしたものから、深く祥子の肌に切り込んで来る房も
いくつかあって。張る肩甲骨が、軸骨と時折見せた祥子に貼りつくみたいに
あらわれた蛇のような窪み。脾腹に浮かぶ肋の翳り。女体の柔にひそむ骨の蠱惑が迫った。
385葛  かずら:04/12/16 03:19:38
 晃司からは見えなかったが、祥子の胸元はそれにも増してせわしなく鎖骨を
浮き沈みさせ身も心も蕩けそうになっていた。
 祥子の背にいる蛇の影を観たくて、花の精の芳香にでも酔わされたみたいに
忘我に堕ち帯を解くわけでもなし。衿を掴んでがくがくと祥子を烈しく揺さぶっていた。
祥子の落としていた頭が反動で仰け反り、尖った鴇色の乳首はぶれて蒼に擦れる。
「あっ、ああっ……!」
 二の腕を掴まれてすずっと滑ってくる晃司の手。

 先を越され祥子は振り払われ、白くほっそりとした頸には太い筋がぴんと張った。
「どうして……」
 手は花のように畳を流れていって祥子を阻む腕へともつれた。
「どうして!」
 酔芙蓉になった祥子の貌に絡む黒髪のほつれが晃司の攻撃性を烈しく煽っていた。
祥子にとって声を殺すことも赦されず、やっとのおもいで繰り出したしるべももがれて。

「どうして……なの」
 晃司はなにも応えずにぐいぐいと祥子を圧して来る。祥子の赧らんだ耳に聞こえるのは
荒い息遣いだけだった。
「あ、あっ、あっ」
 四つん這いになった祥子は晃司の中に取り込まれ跳びそうになった。
 ブリーフを一気に剥いだ。
 肩と肩を寄り添わせようとした。男の左肩がおんなのまるっこい右肩に擦れて貌を近づける。
キスしそうな距離に――口を拡げて舌が先に絡み逢っていた。

 祥子が見た昨夜の夢が重なる。
 どこかの知らない街で男と。
 知らないのに違和感がなくて。街も男も……。
386葛  かずら:04/12/17 00:56:56
 住み慣れた街並みを歩くみたいに寄り添って微笑みながら言葉を交わしていた。
唇が触れるか触れないかのきわどい距離で、なにも喋らないまま。ただ歩いていた男と女。
 手を絡めるように視線だけで熱くなって、そっと近づけては小指と小指が触れても
遊びは深まらないで絡まることはない。
 会話を愉しむみたいに軽く擦れさすだけで、みつめ倖せな気分になれた。
なぜしっかりと握ってみようとしなかったのか、繋がなかったのか思い出せない。

 右腕を畳に付いて晃司は祥子の背から厚い胸板を剥がす。
 それでいいと思った単純なことなのかもと思いなおしてみても。嵐に取り込まれて、
居ながらに迷いの種を祥子は吐き出していた。
 晃司の小指が祥子の太腿の付け根にもぐりこむ。腰骨の突起の上に親指が肌に埋まり、
残りが波打つ鼠蹊部を包み込む。ぞくっという快美感の前哨が背筋を駆ける。

 夢はおぼろに釈然としない。男、おとこ、おとこ。
 祥子の欲したのが晃司と思えば納得もできたが――。畳に突っ伏した祥子は尻朶をぐぐっと
持ち掲げられ引き付けられ、迫り来る量感のもたらす波動に眉根をよせ、唇を噛みしめて
杉の巨木に縋る葛は備えに入った。
 晃司の熱い肉の棒は探している。居るべき場所を。そして葛は慕って男の精霊の
杉の樹に絡みつくだけ。  (それでいい。そうしていれば……いいの……)
 裾を捲くられて、(いいえ、ちっ、ちがうっ……こっ、こんなんじゃ!) 晃司の股間の
逸物が祥子の双臀の柔肉を執拗に責め立てる。

「んああっ、あっ、あ」
 肉の柔らかさを確かめるみたいにして、あえかなる旋律で骨をしなわし腰を振って
祥子は応えていた。
(でも、でも……見つけられる。見つけられちゃう。見つけて、はっ、はやくううっ!
わたしを……もっ、もううっ、どうにかして……!)
387葛  かずら:04/12/17 01:03:53
 熱い棒が刺さる、ぬくいぬくい祥子の膣内(なか)のぬかるみの底。抉り来る尖端。
が晃司は祥子の膣内には来なかった。腰を圧し付け、肉棒を転がしては擦り付けて、
体液を絡み合せ湿り気を帯びた淫水の音を立てている。祥子の言葉に耳を
傾けているみたいにして。
「あっ、あっ、はあっ」
 晃司に求められながら祥子に少年のまなざしが蘇った。雨の中で感じた一瞬の烈しさ。
女に認められたい、受け入れられたい男の真実と言うけれど。

 思い出を自分から手繰りよせたみたいな、温かい記憶に指先がちょっとだけ
触れはしたものの、祥子は唇をいっぱいに咲かせてしまい、頬骨を張って畳に擦り付けられる。
求められていたなら、その場でこうなっていたかもしれないと。
 たっぷりと水を吸い尽くした芝の上で。絡み合い、のたうって。

 晃司は腰を突き出して大臀筋をきゅっと締めて窪地をつくった。せつなく眉を
しなわせて、両鎖骨の窪みの翳りは翼を描く。晃司の一突きが祥子に一瞬だけ、
閉じた瞼に白閃光が見えた。
 指先が光りに触れ、知らない場所に連れて行かれそうになった。晃司の律動で躰の
中心から強引にすべての記憶が掻き消されてしまいたい。パッションに呑まれまっすぐに
淫らになろうとした。たが何かが違っていて。

 ペニスの痛く甘き疼きにある晃司。祥子のみだらな姿態は晃司のすべてを
受容しているものと、ぐっぐっと祥子の躰を揺さぶって突き動かし縁側から中へ。
押入れの襖を目指していた。
 襖の柄が晃司の目に入って来る。黒と緑。金が混じっていながら落ち着いた色調に。
そこに居る部外者といえば、交媾を迫った晃司と受け入れようとしている祥子。
みだれる男女(おめ)。祥子を毬に見立てたこと、口走った言葉が返ってくる。
 庭からの陽が煌いて、まだらに射してくる畳の上で錦の手毬のように祥子を扱いながら、
おかっぱの少女が手毬を優雅に転がして遊んでいる絵図を晃司は描いた。
388葛  かずら:04/12/19 02:28:05
唾液をこぼしながら呻く。お臀にペニスをあてがわれて白い女のみだら。肉が揺れる。
「うっ、ううっ」
皺のよった白足袋の翳りにほっそりとした足頸はより白く映え畳で爪先立ちになり、
背は腰を掴まれた時より待ち望んだ一瞬にびくんと顫えていた。
高め合う辛く荒い息が重なり、晃司と祥子はとっても緻密でひとつになれる、
それでいて甘く懐かしい安らぎの柔らかな肉の深淵を探りはじめる。
再会の祥子も核を絖らせ硬くしこって歔いて。

縁側から畳に上げられてしまい、秘するはずの戒めはどうしょうもなく外に
拡がりつつもあがきながら、気持ちのいいことに向かって一気に走り出した。
外の景色から遠ざかっても陽は残酷に忍び来る。庭の池の水面が投影され木目の
穏やかな天井をきらきらと照らしている。
 躰を捻って相対し、堰を切ったように烈しく求めてしまいそうだ。晃司の蠢く腰に
脛を掛けていってしまいたい。卑しくなっていると気取られたくはなかったが、
そんな時間はとうの昔に過ぎ去ってしまっていて、でも……。

 肉の逢わせも過ぎてからの、見送りの日に近づく寂寥が入れ替わりに棲むのだから
たまらない。それが判るだけに、おかしくなりそうだった。求め合って奪い合ってみてからの、
あとの烈しかったけだるさと黒い空洞がぽっかりと開いてしまうことに耐えられそうにない。
 ラジオから流れる声に淋しさを紛らわして、どこか遠くを見るみたいに唇を薄く咲かせて、
ドレッサーの前に腰掛けてぼうっとしている白い貌がある。――きっと。

「長い間、ほったらかしですまなかった。たまらなかっただろう」
「おっしゃらないでっ」
 髪を振り乱して貌を捻っていた。それとも、昨夜のことを打ち消したくてなのか。
祥子の瞳は晃司を見ながら向こう側の外の景色を見た。凄みがありながら定まらない視線。
切羽詰った生臭い声音が祥子から洩れて晃司を圧していった。
 品のいい薄く汗をのせた小鼻のしまりのある鼻翼が淫らに開いて、ひくひくとなってた。
389葛  かずら:04/12/19 02:31:42
 晃司は遠くに置かれてしまった絹のハンカチを一瞥してから。
「だったら」
「なんですか……」
 膝に置かれたハンカチをあのときに咥えていたなら、喚きながら唾液を
たっぷりと吸って、と祥子は想い濡れてしまった。
「おれの指を噛めばいい」

 祥子の貌がカアッと灼ける。
 片手をついて祥子の背に圧し掛かる体勢で、晃司の手は祥子の頤を掴む。
親指が唾液で濡れた赫い唇を撫で捲り上げた。花唇をいらわれたみたいで、
熱情の証をヴァギナに渇望する。
「好きなだけ、ほら。やって」
 涙が張って熱い瞳の奥で晃司の言葉がリフレインする。好きなだけ、――して。

「ダメ、でっ、できないっ、できません」
「かまわないっていっているだろう」
「いやあぁ」
「噛み切るみたいにしてくれてもいい。かまわないからっ」
 しっとりと濡れた薔薇の赫い蕾が咲き乱れる。ふたたび捻られた祥子の貌に晃司の
ペニスが跳ねて躍る臀に触れてくる。
「噛め、噛め。噛んでくれていい。俺を受け入れてくれっ」

「なっ、なにをおっしゃって……あっ、ううっ。もっ、もう、じらさないで。おねがい、
はっ、はっ、はやくうっ」
「だったら、ちゃんとおねだりしてくれ」
「きて、きて、もう、もううっ、かんにんして」
「どうして、できるだろっ。羞ずかしいことじゃない。いっただろ、前にも」
「あぁぁぁ……」
390葛  かずら:04/12/19 02:53:36
 いくらハードルを越えてみても、祥子の中からはためらいが消えない。かといって
馴染んでいないというわけでもなく、たまらなく燃えあがってしまう戯れ。
 感じてしまうことの怖さも抱えながら、いっしょに極めて受け入れ抱きしめ合いたい。
視界には天井のまだらに射す陽が映った。湧き水が水面を幾重にも盛り上げていって
波紋をつくっている。

「祥子……!」
 捕まって、弄られ揉まれ――落ちる。
「んあっ……」
 水面の蠢きは男女(おめ)の快楽。唾液が湧水となって躰の奥からあとからあとから
噴き出ていた。
「頼むから」

「わっ、わたしの……」
「だめだ。祥子のとだ」
「そんな」
「ほらいって」
「しょ……」
 ぴちゃっと小さな音が混入してくる。舌足らずのものとも違う祥子の地の声。
清楚と艶がせめぎ合っている不思議なもの。

「たのむ」
 しがみつけないもどかしさ。
「祥子の……××に××をいれて……ください」
 加えて荒い息遣いから焦ってろれつが廻らない。かえって唾液のおしめりによって、
普段の声音が増して言葉尻に若水のような匂いがした。
「それじゃあ、よく聞こえない」
 祥子をいじめる。
「だっ、だって」
391葛  かずら:04/12/19 13:14:27
「だってなんて言っていると――」
 祥子の肉体を這う愛撫の手が停滞する。耐えられなくなった祥子は訊いた。
「また、なんですか……」
 祥子の首筋に浮き出る胸鎖乳突筋。
「じゃないと」

 みじかく息継ぎをして鎖骨も烈しく浮き沈みを繰り返している。
「祥子のほしいものをあげない。このまま果てるよ」
「そんな……。いじわる」
 祥子は瞳を大きく開いて、唾をコクリと嚥下し、外界から遮断された世界に
ふたりだけを感じた。みだらな息遣いだけの絡み合った、環境ノイズだけと。間の刻が
生じて祥子を支配しようとしていた。それを裂く気持ちは祥子を燃えあがらせる。
「こっ、晃司さんの……チンポを……」

 残酷な悦楽に堕ちたショールームの交媾の思い出が舞い降りて来て、言葉だけで祥子は
白閃光を見そうにまたなっていた。
「祥子のおま×こにいれて……」
 くらくらして下を向いた。剥き出しのまるっこい両肩を窄めてしまって顔を覆いたい。
「挿入て……ください……。ああ……」

 そうしなかったのは、次になにが来るかわかったから。
 逞しい肉茎を、着物用のショーツを擦り下ろすことなく晃司の手が性急に
オープンクロッチのマジックテープを剥した。
「はうっ」
 口からは笛が鳴っていた。硬くなった雁頸が躰をくぐってくる。背に快美感が駆けて、
下げていた頭を晒すようにもたげる。
392葛  かずら:04/12/20 02:37:47
怒張は根本まで膣内(なか)に埋没し祥子が包み込むのを拒絶するみたく蹴散らして、
絖る尖端はひくつく媚肉を抉り立てている。
「はああっ!」
 眉間に縦皺が刻まれ頤を背後ろの晃司に届けと突きあげて捧げる。生け贄となって
ペニスの量感に身悶え、欲しかったという歓びの声も迸らせていた。
 晃司を締め付けても律動で媚肉を捲り返され頭は垂れ、深く入ってくる鈍い、一点に
収斂される衝撃に仰け反っていって、やっと手にしたものに呻いていた。

 ショーツの中に手を入れ掻き回されている結び目を探ろうとする。滑らかに躰を
しなわせることはできなかった。右肩を擦りながらすぐに硬直して小刻みに顫えてしまい、
堕ちてゆく声があけすけな音ともつれ合って。
「やっ、やっ、やああっ……」
 晃司は離さなかった。柔らかくなるどころか、硬度を維持して突き進んできた。
逢えなかった時間を取り戻そうと貪婪に求め、祥子は歔いている右側を蒼に擦りながら
歩かされていった。

 祥子はのたうちだし、烈しいペニスに焦がされそうになった。快楽の水から躰を
引き揚げ圧されながら押入れに向かった。
 眺めは、祥子が晃司から逃げているように見えて、増幅される躰のありようと
粘膜の擦れる皮膚感覚に二人の精神は弾けた。
「あっ、あ、あっ」
 セックスに対して人はなにがしかの抑圧を強いている。そもそも秘め事といわれるくらいだから。
行なう場所も必然的に解放的な場所よりは狭い空間を好むもの。

 誰かに見られてはいないかという無防備になれる心理状態の恐れが精神にも抑圧を
強いていて。久しぶりの祥子との再会に我を通して腰を振った晃司。
 また、逆に見られることにも、人は昂ぶりも覚えたりもして。どこまでが熱情で、
どこからが性欲だったかの境界に惚けてしまっていた。
393葛  かずら:04/12/21 01:11:56
床の間に置かれた日本人形が男女の契りを舞いながら、黒木の枠で作られた
硝子の飾りケースから切れ長の瞳に笑みを湛え、じっと観ていた。
「あっ、ああっ、だめぇ、だめ、だめっ」
 祥子も晃司に突かれ畳の上を這わざるを得なかった。
その隅には晃司が買ってきたミロのヴィーナスもあった。簡易のプラケースに居る
桃色の蝋でこさえられた半裸の像。祥子の薦めるボッテチェリの誕生のよりも、
巻き布を纏ったこれがいいとして購入した。
赧らむ頬にほつれ毛の房が深く切り込み、頸筋にも絡んで顔を揺らしながら
床の間を過ぎて、ひとつめの小さな押入れを通った。

髪の表現が繊細で美しいからと言ったが、床の間に飾る和装の扇子を広げて舞う
日本人形の希望を晃司は通してくれたから、あっさりと引っ込めるしかなかった。
『ブロンズだと十万くらいは軽くいっちゃうだろ』
『そうなんですか』
欲しいのなら迷わずに買えばいいのにとも呟いた。確かに高価ではあるものの、
下駄箱の上とか、リビングのサイドボードに置けるものだ。祥子の様子を見て苦笑する。
もちろん晃司に聞こえるように呟いたのだから、これ見よがしにちょっと拗ねてみせてから。

『晃司さん、買わないんですか』
『なにを』
『もう、だからブロンズ像です』
 もしかしたら別に意図があってのことでは、と祥子は思った。
『この艶(いろ)だとな』
 晃司の発話が耳に届いた。気になる応えだった。蝋の彫像は、らしくないくらいに
繊細ではあったが、やはりブロンズの色調には叶わない。晃司に訊いてみたくなった。
『なんですか?』
394葛  かずら:04/12/22 01:24:51
『性器みたいと思わないか』
 揺れる乳房を抱えられて辿り着いた。和室の奥の大きめの押入れ。来客用の蒲団は
間仕切りの中板の上段に。下段には金茶地の、四隅に紫の房飾りのある座布団がきれいに
揃えられて詰まれていた。
 畳から戸に昇って祥子の手が襖をカタカタと震えさせた。
「はっ、はっ、はあっ」

 一瞬なにを言ったのかわからなかったが、目を丸くした。
『ほんき……』
 晃司が金の黒い掴みに手を掛けて襖の立てる音を鎮ませる。
「なっ、中に」
「えっ」
 ひゅっ、と鳴らし息を吸い込んだ祥子。いつもは弓なりになっている薄墨の眉も
快美とは無関係に攣り上がっている。
「だから、なかに入るんだ」

「うそ」
「祥子、望んだだろう」
 祥子の躰が固まった時に襖は闇を開く。下の空間には座布団は六つしかなく、
衣装ケースも置かれてはいたが屈んでいれば大人ふたりが楽に入るくらいのスペースは
取れていた。見た目は闇でもなんでもなかったけれど。
「どっ、どうして」
『全身性器みたいだろう。感じないか、祥子』

 晃司の見ている像を祥子も見る。見られたくないという理由から。盛夏保証という札が
棚に貼られていた。
『ほんきなの』
 桃色のヴィナス。単純な発想とは思ったが、あながち外れてもいなくて。
全身性器という晃司の言葉にあてられた。羞恥に染まった祥子の顔。両手で隠すことも
出来ずにただ俯くだけしかなかった。
395葛  かずら:04/12/23 03:21:11
意識すればするほど火照りの度合いは増して、他の客に貌を見られはしないかと
動悸がする。俯いている祥子がやっとしたのは、上唇と下唇を合わせ引き伸ばすように
呑み込みながら、小指で右耳の後ろにほつれ毛を梳くこと。
「だ、だって。あれは、寝室でって。はあっ、こっ、晃司さんっ……」
 空間と欲情の関係に祥子は潰されそうになった。晃司にすれば困惑する祥子の貌は
欲情に繋がるものだから。

「ほらっ」
「あっ、あっ、はあっ」
 頭を積まれていた座布団に圧し付けて布地の匂いを吸い込む。狭い場所で交媾をして、
それからどんな空間の拡がりを躰に感じてしまうのか。崩れる金茶色の山に着崩れた
上半身をあずけ突っ伏した。白足袋の甲が伸びきる。
 晃司が手を離し、中板の下の白木を掴んで祥子の躰をぐいっと下段の奥に押し込む。
座布団に抱きついて喘いでいる、襟足から背の絵に昂ぶる。薄皮を剥くみたいにして、
ゆっくりと二人の時間が過ぎれば、とよぎったことも。

「ああっ」
「無茶なことをしていると思っている。でも、後ろ姿を見ていたら我慢できなかっ――」
「いいから、晃司さん。すっ、すきにしてっ」
 左足頸を晃司に鷲掴まれ。足を畳まれ持たれて躰を捻られる。晃司のちからに素直に
従っていった。細い頸がしなって唇が開く。祥子の躰は金茶地の上を錦の手毬になって
転がされていった。

 引き締まった小鼻の拡がる鼻孔がたまらなく隠微なものと映る。縁側からの陽も
遠ざかって、晃司の背が遮断した薄暗がりのなか、ようやく仰向けにされ向かい合った。
「繋がって、祥子にたべられそうだ。祥子も、もっと観たいだろう」
「あっ、あっ、や、やっ、ああっ」
 きものショーツのオープンクロッチをくぐって、無粋なりにも雫に濡れる女の飾り毛と
爛れた華には肉の茎が刺さって浅く掻き回され抽送される絵が覗いている。
396葛  かずら:04/12/24 02:43:44
「いっしょに」  「だったら、脱がして」
 淫らに。全身性器。鴇色の蝋は蕩けそうだった。躰の沼が肉棒を咥えて奥に誘う。
「はっ、裸に……して……ください……」
「抜いてしまっても、いいのか」
 肘を付いた祥子の両肩が浮いて露わになっている乳房を喘がせ。晃司が脾腹の翳りに
触れようとしたら、上半身を起こして縋ってきた。
 頸に両腕をしっかりと絡ませた。祥子の躰中の血流が逆流しそうなくらいに。
ドックンドックンと、せわしない鼓動がはっきり聞こえてくるようだった。

 祥子は後頭部を抱かれ、晃司との再会に歓喜するではなくて。
 ――ひとりで置いて行かないで、と駄々捏ねるみたいにしているリフレイン。
「ダメ、ダメ。そんなのはイヤ」
 晃司のからだが覆い被さった。金茶の拡がる海に沈んでゆく。祥子は両脚を掲げて、
深く晃司を膣内に受け入れよう、と硬いペニスが嵌った実感に祥子は喜悦した。
「いやあっ、いやっ。抜いたりなんかしたら。ゆるさない、赦さないからぁぁぁ」
 快楽の海から跳ね揚げる両脚。律動する晃司に交差した。

「抜くもんか」
 白の呪縛を弾くように臀が力強く穿たれ、大臀筋がぎゅっと引き締り、祥子の痙攣を
引き出していた。緩んで、締まり。緩んで、締まって。
「手で扱かれているみたいだ」
 吐息で囁かれた。
「んっ……んあっ」
「まだだッ。まだ」

 火照っている頬を晃司に撫でられ。海に入るのを怖がっている娘が父親に抱きついて。
「まっ、まだぁ……」
 しがみ付くように小鼻を晃司の頬に擦りつけている。晃司は腰をぎりぎり引くと的確な緩急の
旋律で躰を慣らしながら責め、徐々にピッチを上げていった。
「んっ、んっ、んあ、あっ」
「好きなだけ声を上げてもいいんだ、祥子ッ」
397葛  かずら:04/12/25 03:00:49
「やっ、やっ」
 呼び掛けに応えたのか。快楽の波に揉まれ、苦悶のなかへ突き落されてしまうからか。
何かが尖った針先になって突いてくる。無数の針ではなく、たったひとつの。
鋭敏な痛みはなく、躰を圧し潰されそうな幻視に祥子は躍った。それと――
 こんなこと、していたら……赤ちゃんが、という期待のないまぜ。
「あっ、あ、あ」
 子供が出来るかもしれない。尖端が、肉の茎が硬くなった量感に肌が馴染むのに、
祥子を烈しく揺さぶる。絶息しそうな声を切れ切れに連呼し出していた。

 背後ろから抱かれて、衝きあげられ頭を落とし、不意に額を掴まれ仰け反らされた
大きな力が駆けて包んだ。身も心も。
「あっ、あっ、ああぁぁぁ……」
 感じて、往ってしまって。排卵の――誘発を引き起こしてくれたなら。

「射精る。祥子!」
 晃司の躰に祥子の痙攣が伝播し、跳ねて気を遣る。肉棒を包む蠕動運動が襲う。
止めを刺すつもりで祥子に腰を振り続ける。薄目を開ける祥子の両の瞼は
痙攣して白目を剥き、晃司の臀に掛けていた両脛も離れ伸ばされていった。
 白閃光に灼きつくされた感のある祥子の肉体。最後のひとふりを不利打ち付けた。
晃司は遠慮もせず祥子に全体重を掛け、裸の自分を曝け出した満足感に浸った。

 全身性器という言葉がきりもみして、やがて小さくなって祥子の意識は途絶えた。
祥子の躰は暫らく思い出したように引き攣って。
 だらりと快楽の波にたゆたい。
 破壊から再生へ。
 萎みゆくペニスを祥子の膣内から抜去させた。男女の果てた雫をみだれた襦袢が受ける。
晃司のハンカチは遥か彼方。縁側の置石に落ちている。苦笑しながらショーツの
オープンクロッチを留め直してやる。
398葛  かずら:04/12/26 14:00:32
人形となった祥子が望んだ戒めをほときはじめて。煉瓦色の帯び締め、ようやく鴇色の
腰紐を落とし、薄暗がりにひらく。
眠っている祥子の胸元にいる、天使の羽ばたく姿をしばらく観てから襦袢の衿と裾を戻して。
二人の躰を性臭の籠る闇から引き摺り出し、祥子を抱きかかえ寝室へと向かった。
「どうか、されたんですか……」      「起きていたのか」
 羞ずかしそうに、胸板に隠れる。さんざん観られたというのに、隠すものはいままで
深く契っていましたという生々しいおんな貌。
「どうかって」           「だから……」
 電話の向こう側。祥子のトーンは馴れ合いをあまりしない。低い声音のまま続く。
悪く言えばよそゆきの顔を続ける。それなりに変わるものの、弾けるような印象が希薄だ。
 しかし、祥子の声音には一種独特な艶があって、それを補って余りある。
気が付いたのは最近になってだった。昨夜の電話で微妙なニュアンスの違いを
敏感に感じていたからだ。顔を上げた祥子をみつめた。あまり、間をつくらずに――。
「少し仕事でへこんだ」   「お仕事で……ですか」
「近くで子供のアクシデントがあって、それで物件が売れなくなった」
 うそではない。多少なりともこたえたのも事実。それよりも――だった。
「ごめんなさい。でも、訊きたかったの」
 うれしいと小さく呟いた、祥子のみだれた髪に口吻をし、ニヒリズムとおんなの芳香を
肺いっぱいに吸い込んだ。
「きれいなものに癒されたかった。祥子を心配していたなんて嘘だ」
「お上手なのね」  そんなことはないと信じる。
「きれいな華に。祥子のおま×こに慰めてほしかった」              ―――― 「ばか」

 押入れの金茶の水面に白いおんなを吐き出してしまった紫苑の抜け殻には
熱く蕩けあった痕の和合水。交媾の果ての残滓が蒼い畳にも落ちて、滲みをつくった和室。
399あげ:05/01/31 18:56:08
ageeeeeee
400名無しさん@ピンキー:05/01/31 19:38:11
素またが長かったYO
挿入まで待てずに抜いた
401名無しさん@ピンキー:05/02/06 12:40:54
30歳を過ぎてもいまだに童貞な俺は、いつも虚しくAVで抜いてから
寝るのが日課になっている。今日は仕事で疲れていたのか俺は抜きながらにして
眠りについてしまった。夢うつつにTVから聞こえる砂荒らしの音。
まぁいいや、このまま眠ってしまおう。俺は深い眠りについていく・・・。
どのくらい時間が経っただろうか?急にキーン!という耳鳴りの音。
そして何故だか知らないが背中に走る悪寒。ななな何だ?
俺はおぼろげながらに薄目を開けると砂嵐ののはずの画面に白黒ながらに
古井戸が映っている。むむ!どっかで見た光景だ。
402名無しさん@ピンキー:05/02/06 12:43:40
キーン!また耳鳴りがする。そうだリングだ。しかし何故にリング?
俺が観ていたのはAVだ。深夜映画で放映しているのだろうか?
しかしながら俺はそれが深夜映画ではない事を自らの肌に浮かぶ
サブイボによって察知していた。ま、ま、まさか。本物?
あのモニターに映し出される古井戸から本当に貞子が出てきて
モニターから這い出して来るのだろうか?俺は恐怖のあまり
凍り付いてしまった。
403名無しさん@ピンキー:05/02/06 12:47:02
井戸の縁に白い手が現れた!くそ!まじかよ!俺童貞のまま死んでしまうのか?
身動きがとれなくなった俺は絶望に更に身を硬くしている・・・。
そんな俺の気持ちをよそに黒髪を垂らした彼女はズルリ・・ズルリ・・と
前に這い出してくる。死にたくねー!童貞のまま死にたくねー!
貞子の奴!何で俺なんだよ?そう思うと腹が立ってきた。
既に彼女はモニターから身体半分を出し現実の世界に入り込もうとしている・・・。
404名無しさん@ピンキー:05/02/06 12:51:34
白い服を濡らしながら黒髪を垂らす彼女。いかにも不気味な風体だ・・・。
あの黒髪をかきあげると、白目をむいた恐怖の顔が露わになるのだろうか?
や・・・やめてくれ!俺は想像しだたけで気を失いそうだった・・・。
が、その時である。俺の脳裏にある不純な心が芽生えた。待てよ?
貞子って女だよな?女っていう事はマンコが付いてる・・・。
俺はもう足下まで来ている貞子に目をやった。犯るか?
自分でも信じられないが少なくとも俺の息子はOKサインを出している。
405名無しさん@ピンキー:05/02/06 12:56:02
勝手に他人の部屋に上がり込んで来たんだ。文句を言えた筋合いはないよね。
そうすると先ほどまでの恐怖は吹き飛び。金縛りも解けた。
俺は彼女の胸ぐらを鷲掴みにすると強引に押し倒した。
彼女の顔が露わになる。白い肌に黒目がち・・・確かに怨念を混じった不気味な
形相であるが不細工ではない。俺は濡れた彼女の衣服をひき破き胸元にむしゃぶりついた。
「え・・・?」小さな声ではあるが間違いなく戸惑いの声をあげる彼女。
406名無しさん@ピンキー:05/02/06 12:59:37
舌先で彼女の乳首を弄ぶ俺。
「や!やめてください!私そういうつもりで来たんじゃないです!あ!・・・」
彼女は俺を突き放そうとする。
俺は「うるせー!てめーが勝手に上がり込んできたんじゃねぇか!」
と言いながら横っ面を2〜3発張り飛ばした。
「きゃー!やめてー!」涙ながらに拒否する彼女。
彼女の人間らしい哀願の声に俺は猛烈に萌えた。
407名無しさん@ピンキー:05/02/07 16:14:25
これ本当に30杉の野郎が書いてたらその現実に笑いがこみ上げるな
408名無しさん@ピンキー:05/02/07 17:05:11
大半のエロ漫画とエロ小説作者はいい年こいた男だけどな
409名無しさん@ピンキー:05/02/07 20:10:03
いや、そんなプロの作品とここで書き散らしてるオッサンと
同列に言われても・・w
410名無しさん@ピンキー:05/02/09 03:59:30
「道路迂回分誰が払う!」 タクシーの旭川市議ご立腹 除雪警備員から500円取る(北海道旭川市)

旭川市の男性市議(57)が二十七日深夜、タクシーで帰宅中、
除雪作業の警備員に迂回(うかい)を指示されたことに腹を立て、警備員
から「迂回分のタクシー料金」として五百円を受け取っていたことが
二十九日、明らかになった。
市議などによると、二十七日午後十一時半ごろ、市議の乗ったタクシーが
市内神楽の市道を通過しようとしたところ、除雪作業中の警備員が迂回を
指示。それに対して市議は「迂回を指示する看板が出ていない。タクシー代
が余分にかかるじゃないか。誰が払うんだ」と言ったところ、警備員が
五百円を渡したという。
市議は帰宅後、市内の除雪センターに電話。業者名などを聞いた上で
翌日午後四時ごろに業者を訪れ、五百円を返した上で謝罪したという。

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20050129&j=0022&k=200501292635

なんか最低・・・でも何で実名報道しないんだ???


411名無しさん@ピンキー:05/02/17 16:22:29
「ああ、あ、あん……もう、ゆるして、あああ、あひっ」
美しい麻衣を監禁し、半年もの間責めに責め抜いても、横沢の欲望に果てはない。
次なる計画は、わずかな刺激でも発情してしまう性欲異常亢進症への体質改造だ。
それは、気弱でおとなしい麻衣を男なしではいられない色情狂の牝に変えてしまう悪魔の計画。
何度も潮を吹くほどの快楽に麻衣は悶えた。
「ああ、だめ、だめになっちゃう……あああ、あん……」
そしてついに、官能に崩壊した肉体は羞恥も屈辱も何もかもを押し流す。
「もう、もうだめっ、い、いくっ、いくう……ひいっ、ひいいっ」
「そんなにいいのか、ヒヒヒ、よほどこの張型が合うようじゃのう」
気も狂わんばかりの悦楽に白目を剥き、よがり泣き、口の端からは唾液を溢れさせていた。
もう何度かわからぬ絶頂に潮を吹いて悶絶する麻衣。
412黄香:05/03/06 04:21:53

変態臭いフェチ小説サイト立ち上げました。
まだまだ稚拙なhpですが、ぜひ遊びに来てください。
www2.odn.ne.jo/~ouka-shousetu

413名無しさん@ピンキー:05/03/11 15:53:21
みなさん、とても文章がプロいですね!
楽しませていただいてます!
それとカズカさんの件は実話?単なるいたずらでしょうか。
私は涙が止まりませんでした。
あの後カズカさんと一馬さんはどうなったのでしょう。
あれが作り話なら相当やられました。天才です。
414名無しさん@ピンキー:05/03/12 03:55:49
すごいなぁ〜
やっぱり、男性の方が想像力が豊かなのかしら?
勉強になりました。
415名無しさん@ピンキー:05/03/13 17:09:40
>412
jpの間違い?
416名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 02:05:13
エロ作家になる方法をおしえて!!!
417名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 18:19:18
Aliceの図書館ついに更新停止か
伝説のサイトがまた一つ消えたな
業者サイトは広告うざいし
でもボランテイアだとこういう運命だし
418名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 19:53:09
>>409

プロなら無条件に崇めてしまう権威に弱い厨がいるスレはここでつか?w
419名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 16:52:59
2ヶ月も前のレスをいまさらほじくりかえす厨がいるスレならここです
420名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 12:22:32 ID:Yjg4qSsh
ほっす
421ネコミミハッスル:2005/04/30(土) 23:48:07 ID:FILU4OCj
422名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 01:35:15 ID:o2pKVOLS
起承転結って必要なの?
423名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 04:55:47 ID:K0VHVUTz
なくてもいいし、ないエロ小説も多いけど
あると「ああ、小説を読んだなあ」という気分を読者に与えることができます。
424名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 01:45:33 ID:fnRxGKzW
>>423
ありがとうごぜーます。

ところで、抜けないエロ作品。比重の問題ではなく、そういう描写のものは
どういった文芸賞に応募するのがいいでしょうか?
425名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 04:17:56 ID:tXt3ulz8
チンポで障子を破った〜とか、親指がチンポになった〜とか、とりあえず全身にピアスしたい〜とかいう変態さんなら、
普通の文学賞でいいんでない?
426名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 06:47:39 ID:fnRxGKzW
>>425
ありがとうございます
その3つのうち 一番近いのは3番目ですね。
ただ、太陽の季節はエロ描写少ないじゃないですか。ソレとは違います・・・
427名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 22:48:12 ID:ZCCO/x9/
 \    |       ,,...-‐‐‐--、,      l    /
     |、  /  |   ,.べ;;;;;::、--- 、:::;;`ヽ、   ''‐-‐'゙/
   、,_,.! ゙'-'゙(.    //::/´       ``ヾ、      l
    )    (.  /:,`!ヾ、.      ,      ゙>-    ヽ、_,,
   '゙"`ヽ, /``/::;:゙;゙::!:.:| ``'''‐--‐''゙   '-‐'゙ ゙、       /
     ヽ ヾ /:;'/:.:!:::l  、,r''"゙`'ヾ    ,:',-‐-、,'l      /
   -=,'゙   ./:::/:.:.|::::l  /  (・),.    ヾ,_(・) ,'゙l      (
     `ヽ ,゙:::,'::::;':!::::l   `"´ ''"´     | ̄__,,l,,...,,_   \ひいっ・・・
     -='゙ l::::l::::;':. l:::::l               ` ゙、.,,_,,.``ヽ、
     __) l!゙,l:::;'-、 ';::::!          ,.-‐‐:、    l `ヽ、  \      
      ヽ. !:l:::l/-ヽ.゙;::',    U    /:::::::::::r=‐'''"´`''‐,.-゙'‐-、ヽ.
       ) ゙!::l l"''、l ヾ゙:、   u     l:::::::::::::::`'''‐‐''''‐i'゙  ,,..、  `\
         l:::l,ヽ、_,  ヾ;\       ゙、.,,_ノ/ ̄ ̄ノ /ヽ. `   \     ____
     /    !::l:゙ヽ、. ,、 ヾ、;、         ゙'‐''"7'゙/ /゙ヽ       \ _,./´-、ヽ
   / /  l::l``;::,`´:ヽ、  `ヾ:;、.,__   ::::   / `'''゙  \   ゙、   ヾ;‐、''-、゙;
    /  / l:l ";'::;'::';';! `''‐ 、.,_` ̄      / r'゙´ ̄ ̄``'''‐、 ゙、    ' l  l:::!
.       /  l:!  !:;'::!::::;!     ``'''‐‐---┬'゙   `'''''''''‐-、      ゙、   ./  l:::l
428名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 22:59:48 ID:x8wJI2ON
ttp://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=queen821

ハァハァした…ティムティム
429名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 23:00:08 ID:x8wJI2ON
ttp://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=queen821

ハァハァした…ティムティム
430名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 22:12:33 ID:jV6rHIUb
              ノ
       __     /
      /⌒ ヽ  /        /
      (     )'゙ヽ.     _/
.    /iー-‐'"i    ,;   /
  i ! ( ヽ.    )  ノ/ .:/
    (\.゙ヽ_(_/,イ/
  i ! (\\_,_)' ノ
    (\\_,_,)'
  i !  l ,i\ ヽ、 !  ちんちん
     し'
431名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 22:27:10 ID:/8I//MCe
くっさぁ!
432名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 03:02:06 ID:OwDCS/2C
ほす
433名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 23:38:00 ID:Fru2f/cu
ほっす
434名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 22:41:01 ID:wxv3+LGS
hossyu
435名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 14:50:46 ID:DglBPU4N
ほす
436名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 00:27:19 ID:GXCcoh52
ああ、まだこのスレ残ってたんだなあ…
続き書くかなあ…でもめんどいなあ…
437名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 02:33:28 ID:/iFCAtl8
もうじき失敗SS捨てるときのために、保守。
438名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 03:17:23 ID:JY2q61n2
なぜかブログのアップローダーの調子が悪くUPできんので
ここに保管しておかせてもらいます

青空 茜 16歳。
家の近くの女子高に通うごく普通のおとなしめの女の子。
家族は自営業を営む父と、
近くのスーパーでパートをしている母だけである。
お小遣いはこの年の少女としては少ない月3000円。


けたたましくセミが声を上げている。
明日から夏休みである。40度の熱波の中ハンカチを額に当てて歩く。
八百屋のおじさんが茜を見て声をかける。
「今日も暑いな〜」
茜は
「そうですね」
と明るく答える。
439名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 03:18:28 ID:JY2q61n2

茜は自宅の扉を開け、ただいまと声を上げる。
今日も母はパートらしく声は返ってこない。
かばんを自分の部屋に放ると冷蔵庫まで一直線に進む。

カルピスを取り出して扇風機の前に陣取る。
足の親指で扇風機のスイッチをいれる。
勢いよく扇風機は風を送り、
茜のやや短めのスカートがはためきピンクのパンツが見える。

カレンダーに目をやり、これからの夏休みの計画を練る。
「まず〜、里香と海に行くでしょ。
 あと中学校の美穂たちとも遊びにいかなきゃいけないし……」
芸能人並のハードスケジュールな計画を彼女は一人つぶやく。

ジュースを飲み干して扇風機のスイッチを消し台所へと向かう。
空き缶をゴミ箱へ葬り、ふと机の上に乗っている紙に目をやる。

『ボランティアスタッフ募集!』
そう大きく書かれたチラシが、
これ見よがしにおかれている。
「そういえば、高校の自由研究でボランティアの課題があったな」と
茜は思い出した。
「これでいいか」
ぽつりつぶやき、そのチラシをもって自室へ向かった。
440名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 15:09:07 ID:4fbpBbmL
続きは〜?
441名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 14:41:22 ID:fS+Xy9yv
お万個砦を封鎖せよ 1

それがし、指の踊り攻撃でのお万個砦攻めで、ニュルニュル感を楽しんでいる間に、
ビラビラは平常時より2,3倍に膨らんでおりまする。
それがし、なおもお万個砦を指の踊り攻撃で、膨らんだビラビラが開かないようにし
かり挟みこんで、すきをあたえてはおりません。

ふたをされ感じとなったお万個砦、供給を止められた万汁は枯渇し始め、あれだけ
ブッタレてた万汁が、今は指の踊り攻撃でお万個砦周辺に飛び散ってしまい、クリ
やビラビラのニュルニュル感が薄れ始めると、クリ攻めだけはここでいったん中止
し、それがしここで号令を出したのでありまする。
442名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 14:43:35 ID:fS+Xy9yv
「まだだ、まだだめだ、もっとお万個の中に溜めろ!」
この号令で指の戦士たちは、なおもビラビラをしっかりはさみ続けるのでありまする。
お万個砦からの万汁は湧き出ていない訳ではなく、ブクブク湧いているにもかかわ
らず出口を塞がれたのでありまする。

つづくを読みたい人がいれば、、、
443名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 15:24:38 ID:YvQVNWJN
ホテルの一室にて

「今日は生だめえ」
ヒロミは控えめに開いた外陰部の前で指を交差し小さなバツを作った。
「えー、マジかよー、先に言ってよー」
そう言いながらマサトは陰核を軽く指でこする。このままいきなり指を2、3本
膣に突っ込んでヒロミがアクメで失神するまで責めたててやりたいという思いが
沸いた。
「そんなこと言ってー。どうせヒロミのウンチ穴じゃないとイケないくせに」
「そんなことないよ。・・・ただ、ヒロミのアナルが気持ち良すぎるんだよ」
「うれしい。ねー、乳首チューチューさせて」
ヒロミは体を起こして逆にマサトを押し倒した形で、乳首を長い舌で弄び始めた。
「あ、マンコいじりやめないで」
上目遣いでうったえかける。「ねえ、お風呂いこう。ケツ穴もう我慢限界」
「ここでいいじゃん」
マサトがまたヒロミを再び押し倒し、四つん這いにさせようとした。
444名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 15:37:13 ID:YvQVNWJN
「だめ、今日お尻洗ってないのー」
と言い、ヒロミは悩ましく腰をくねらせ確信犯的にアナルが見えるようにその尻
を高く上げた。
・・・このド変態のスケベババアが・・
そう思いながらもマサトは自分の前では全てをさらけ出してくれるこの間もなく四
十路になろうとする女がいとおしくてしかたがなかった。
「ヒロミのは汚くないよ」
マサトとヒロミは淫靡(難しいが「いんび」と読むのだこれは)な舞台の役者になって、
フェイドアウトしていく視界の中、お互いのぬくもりを肌で確かめあった。
>>442
非常に興味深い・・その文体。インスピレイションを受けた!
古文でのエロ小説とかいいんじゃないか!?
想像上の平安時代へ生娘(この時代の生娘はやばいくらい若い)のアナルを開発しにい
こうじゃないか!!
445名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 15:38:54 ID:D08eZ6Y/
ホテルの一室にて

「今日は生だめえ」
ヒロミは控えめに開いた唇の前で指を交差し小さなバツを作った。
「えー、マジかよー、先に言ってよー」
そう言いながらマサトは王冠を軽く指でこする。このままいきなり瓶を2、3本
ジョッキに突っ込んでヒロミが泥酔するまで注ぎたててやりたいという思いが
沸いた。
「そんなこと言ってー。どうせヒロミはモルツ生じゃないとイケないくちね」
「そんなことないよ。・・・ただ、ヒロミのアサヒが腹持ち良すぎるんだよ」
446名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 16:28:08 ID:YvQVNWJN
「うれしい。ねー、黒生チューチューさせて」
ひろみは瓶を起こしてマサトを押しのける形で黒生をおもむろに激しくひたすら
激しくのみだしたんだっっ!!
「おいしい!!!!最高ののど越しよ!!!!」
上目遣いとかもうどこの空。完全に目が座っている。正直怖い。酒乱とかそういうレベル
じゃない。だめだだめだだめだ!!!このままでは!男の威厳を取り戻すんだ!!!
「あ、モルツ残したらしばきちらすぞこら!」
「ねえ、トイレ連れてって、うぷ、もう限界wwwwwwwwww」
「ここでヤル気か!?」
マサトはヒロミを寝かせ四つん這いにさせて背中を激しくさすりまわす
なんなんだ、一体なぜ俺がこんなババアの面倒を見なくてはならないんだ
              後編へ続く
447名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 18:57:43 ID:YvQVNWJN
やっぱり俺才能のかたまりだわ。
みんなすまん、俺もう一度夢追いかけてみるわ
448名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 21:02:09 ID:kkJaEKRc
WEBで学園のエロ小説で移動するときはこぶのある棒の上を移動しないといけないという設定のあるのって何だっけ?
449名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 13:10:12 ID:fdQpfkOz
桜子は夫の前で直也に抱かれた興奮が未だ覚めやらなかった。
直也との交わりで汗だくになった全身を夫が拭いてくれていた。
それは桜子の汗だけではない筈だ。
つい先ほどまであれほど激しく肉体をぶつけ合ったり捏(こ)ねあったりしていたのだ。
桜子の全身を濡らす汗には直也のそれも交じり合ってるに違いない。
自分の妻の体に絡み付いた別の男の汗を拭うというのはどんな気分だろう?
とふいに桜子は思った。これから三人の関係はどうなるのだろう?
450名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 20:10:44 ID:SIHmyBxa
451名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 14:24:30 ID:DGwRbMyU
桜子は夫の前でパンを焼かされた興奮が未だ覚めやらなかった。
生地との交わりで粉だらけになった全身を夫が拭いてくれていた。
それは小麦の粉だけではない筈だ。
つい先ほどまであれほど激しく生地をぶつけ合ったり捏(こ)ねあったりしていたのだ。
桜子の全身についた粉には頭のふけも交じり合ってるに違いない。
自分の妻の体に絡み付いた髪やふけを拭うというのはどんな気分だろう?
とふいに桜子は思った。これからパンの仕上がりはどうなるのだろう?
452名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 04:53:44 ID:AiEU069j
某スレ、270さんへ。


正義のヒロイン、レディミストの完璧な肉体のもたらす圧倒的な快楽に、瑞希は理性を
失いかけていた。しかし瑞希の絶対的な主人である首領様の心に響くような声に、意識を取り戻す。

(いけない、わたくしは首領様の肉奴隷なのに…。)

「欲しい。 欲しいです! どうか、憐れな雌犬にお情けを」

「くはははっ! よかろう。よく頑張った。さぁ、こちらに来て尻を出せ」

「は、はい!!」

嬉しい!!!

やっと、やっと首領様に抱いて頂ける。激しい自慰で朦朧としながらも、瑞希は雌犬のように四つん
這いになりながら階段を登ると、首領様の前に高々と白い大きな尻を突き出す。
手袋を外す衣擦れの音がする。さわ、さわわわ。敏感な瑞希の尻を、背後から首領様の手がゆっくり
撫でまわす触感が伝わると、その絶妙な愛撫に瑞希の全身の毛が逆立つ。
453名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 04:56:47 ID:AiEU069j
「ひっ、ひぃぃぃぃ!」

「くふふふっ。相変わらず、感度のいい尻だ。この尻をあの男にくれてやったのか?  
 惜しいものだ」

脂の乗った肉付きのいい瑞希の白い尻を撫で回しながら、首領様がつぶやく。

「そ、そんな!! 瑞希のお尻は首領様のものです」

「そして、その乳は息子に吸わせてやったのだろう?」

「あっっ…!」

四つ這いになると床につきそうなほどの乳房の先端を、首領様がブーツのつま先で軽く弄ぶ。
予想外の刺激に瑞希がびくんと痙攣すると、重く垂れ下がった二つの果実が弾むように
ブルンと揺れる。

――だめ、ちょっとだけ…。

自慰を中断されて肉欲に耐え切れなくなった瑞希は、愛撫に飢える豊満な乳肉を、
上半身を使って首領様の黒い革のブーツにこすり付けた。
454名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 05:00:08 ID:AiEU069j
「そ、そんな…。わたくしの尻もおっぱいも…。いえ、オマンコも、血の一滴までも
 全て首領様のものです!」

「しかし、お前は子をなしたであろう? この膣口に夫の精を受けたのであろう?」

ああ…! 首領様の言葉が胸に刺さるように痛む。

「あひぃぃ!! お、お許し下さい!! 。わたくしは、間違っておりました。
 分かっていなかったのです。首領様にお会いしていれば、こんな間違いは…!」

わたくしはなんという間違いをしてしまったのだろう。
首領様のものであるこの膣に下賤な男の精を受けるのみならず、子までなして
しまうとは…。あまつさえ、乳を与えて育ててしまったとは…。

後悔の念で気が狂いそうになる。許されるのならば、この穢れた乳首を喰い千切り、
己の子宮を指で掻き出してしまいたい思いに囚われる。
455名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 05:02:19 ID:AiEU069j

「よい。分かっておる。…ワタシがお前を許す!。ヘルサタンのために、日々戦って
 くれるお前を、何故ワタシが許さないと思うのだ。過去の全てを忘れるが良い。
 お前はワタシの可愛い雌犬なのだよ、瑞希。分かるな?」

「は、はい…!!!」


――嬉しい!嬉しい!嬉しい!

心を切り刻むような不安から解放され、嬉しさと喜び、溢れる愛で瑞希の胸がいっぱいに
なる。ご主人様…、私のご主人様…! 無限の寛恕と愚かなわたしを受け入れてくださる
至高のお方!! 首領様にお会いできて、瑞希は幸せものでございます!!
456名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 05:07:36 ID:AiEU069j

「だからお前は、全てを棄てねばならぬ。よいか? お前の過去も、夫も、息子も…。
 全てを棄て、私に捧げるのだ」

「棄てます! わたくしには首領様が全て、首領様の下に置かせていただけるのならば、
 わたくしには何も要りません!」

一瞬の躊躇いもなく、瑞希は答えた。
しかし全能なる首領様は、わたくしをわたくし自身よりより深く、見抜いておられたのだった。

「そうだな。だが、お前の肉体はまだ、覚えておろう。夫に抱かれた夜を。息子を
 抱いた胸の感触を」

(そんな…、思い出させないで…!)

「だから、忘れるのだ!。ワタシに抱かれ、思う存分よがり狂え! お前の肉体はワタシの、
 ヘルサタンのものだ。ヘルサタンのために戦い、ワタシのために悶えよ。溺れよ。欲望に溺れよ。
 全てを忘れ、ワタシを悦ばせ、悦楽に狂うがよい。
 それこそお前の肉体が過去と決別する唯一の方法なのだ!!」
457某スレ270:2005/10/23(日) 08:52:29 ID:bpw70h28
ありがとうございます。
板がわからなくてうろうろしましたが、見つけられて良かったです。

ところでまだ続きありそうな感じですが続きますよね?
458某スレ住民:2005/10/23(日) 09:47:55 ID:PYw9WvDE
>>452-456 GJ!
459名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 01:50:19 ID:kfXQkpMB

………………!!!!!!

首領様の言葉で、脳天を突き抜けるような啓示が、わたくし目の前に開けた。
わたくしは、なんと盲目だったのであろう。ここに至るまでなぜ気付かなかったのだろう。

正義の慈母、レディミストとしてのおぞましい過去の全てを。
そして愚かだったわたくしを誑かして犯した夫も、その過ちで作ってしまった我が子も…。

今までの全てを棄て、欲望の赴くまま快楽を貪ればいい。
首領様の雌犬てある私はもはや、首領様以外、誰に気兼ねする必要もないのだから。
首領様の愛撫に心の底まで溺れて、この肉体に刻まれた過去の過ちを忘れ去ればいい。

「さぁ、いくぞ」

低い声とともに犬の姿勢で突き上げたわたくしの淫らな穴に、熱く滾る首領様の男根が
ゆっくりと入ってくる! あぁぁぁ! 尻を押さえる首領様の両手が、そそり立つ肉棒と
膣肉の擦れる感覚が、欲望の虜になりつつあるわたくしを狂わせる。
460名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 01:51:41 ID:kfXQkpMB

「きて、きてきてきてきてぇぇぇ!!」

あられもなく、瑞希は獣のように叫びたてる。

欲しい!! 首領様の全てが欲しい!!

瑞希は首領様の肉棒の全てを飲み込もうと、中腰で腰を浮かせて膣口を思い切り開く。
ズルズルと心地よい感触とともに、愛しい首領様の男根がわたくしの中に入ってくる。

もう…、堪らない! 
こんなにも熱い首領様の男根を入れて頂いて、正気でいられるほうがおかしいのだ。

「あひぃぃぃ! 首領様ぁぁぁ!」

瑞希は首領様の愛撫も待てず、はしたなく自分から腰を振りたてる。程好く脂の乗った
女盛りの肉付きのいい尻が震えながら、より深い結合と挿抽を求めて円を描くように
くねらされる。何度も女の悦びに焦らし尽くされた瑞希の肉壷はその中に満々と蜜を
溜め込んでおり、首領様が瑞希の秘壷へ己の情欲と叩きつける度、湿った音と共に
男女の結合口から悦びの蜜液が溢れ出す。
461名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 01:56:24 ID:kfXQkpMB

「あぁぁぁ! うぐっ、あひぃ!」

――あっ、だめ、だめぇ。首領様の下されたものは、全部わたくしのものなんだから!

背後位で責め立てられながら結合部より溢れ出す、ねっとり糸を引いて零れ落ちる二人の悦蜜を、
瑞希は片手で掬うと、己の太腿、尻と、処構わずなすりつけていった。

薄暗いヘルサタンの地下の一室に、生臭い雌の臭気が充満していく。
首領様の目の前で蝋燭に照らされた、粘液に濡れた艶かしい脾肉が妖しく蠢いている。

「あぁぁ。いい。いいのぉ」

「くはははっ。そうだ、可愛いぞ。それでこそワタシの可愛い、淫らな雌犬だ。
 もっと狂え、もっと乱れろ! その穢れた乳房はどうした? 全てを捧げるのでは
 なかったのか! 全身で悦しめ。全身で交われ!」

「はい゛ぃぃ!」

希薄になりかけた瑞希の理性の片隅に、首領様の言葉が遠くに響く。
均整の取れたその二つの大きな胸の果実は、瑞希が首領様に突き上げられるたびに
荒海の水母のようにだらしなく躍動を見せている。その人も羨む豊かな乳房を見たとき。

ほんの一瞬だけ、瑞希の脳裏を懐かしい我が子の面影が、ふと過ぎった。
462某スレ 270:2005/10/24(月) 08:58:59 ID:S7Smh2Qg
連夜の投下激しく乙です。
夫や子供の前で首領様に抱かれるシーンを妄想したりしています。

続き期待してますんで頑張って下さい。
463名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 22:10:17 ID:mHWwkBZ0
すばらしい小説ありがとうございます。
続きに激しく期待が持てますね。
>>462さんの言うように夫や子供の目の前で首領様に抱かれるシーンに期待しています。
そして夫の目の前で首領様の子供を孕まされてほしいです。
これからの展開を楽しみにしていますのでがんばってください。
464名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 23:59:54 ID:Cigk50lH

――だめ、だめだめ!!! なんてこと! 

もう、わたくしの乳は首領様のものなんだから…!
早く、この穢れを清めたい!! 

獣の姿で首領様を受け入れながら、瑞希は己の穢れた乳房を憎々しげに愛液に濡れた手で
掻き毟るように揉みしだく。瑞希の片手に収まりきれない乳肉が餅のように、乳房を
鷲掴みにする指の間から逃げ場を求める。瑞希自身の手により、たわわな母性の象徴が
―右も左も―、ひしゃげられ、歪められ、凌辱されていく。

「うぐっ! くぅぅぅっ!」

瑞希が自虐的に荒々しく自らの左右の乳房を掻きしだいていると、背後から一際力強く、
子宮が砕けんばかり首領様の熱い肉棒が叩き込まれる。天に向かって反り返った、くびれた
淫茎が瑞希の秘肉を前後するたび膣壁が引きずり出されるような感覚に、瑞希は乳房を振り
乱しながら、悶え、よがり狂う。
465名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 00:03:51 ID:+mBnxLCR

熱い、お腹の中が、熱い! 
首領様の一物で、瑞希がいっぱいになりそうです!

「あぐっ、え゛っ、あひぃ!!」

乱れ散った瑞希の黒髪が、激しい性交に汗ばんだ頬に、うなじに搦みつく。

もはや視界の焦点すら定まらず、瑞希は端正な美貌の艶かしい口の端から、文字通り犬の
ように涎を垂らす。粘り気を持った涎は瑞希の顎をつたうと、銀の糸を引きながら首領様の赤絨毯に
染みを作る。乳房を責め立てていた手は、いつの間にか熟れた肉体から快楽を引き出す動きへと
変わっている。

瑞希はたわわな肉塊を体の下から掬い上げるように持ち上げては、人差し指で先端の蕾を抓む。
乳首を押しつぶすようにこねまわしては、零れ落ちんばかり乳肉全体を揉みあげる。時折、
肉感豊かな己の乳房を持ち上げると、首を下に向けて右に左にと、自ら乳首を舐めまわしては、
その甘美な味覚に、もはや言葉にならない喘ぎ声を漏らす。
466名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 00:12:01 ID:+mBnxLCR

くちゅ、にちゃ。じゅる……。

湿った音を立てながら、瑞希が乳首、乳輪と、所構わず舐めまわす。

「あぁぁぁぁぁ!」

成熟した極上の女の欲望は、瑞希の理性を完全に吹き飛ばしていた。

かつて我が子を育てた瑞希の形のよい乳房は、もはや性の快楽を引き出すための
道具でしかなかった。自らの手で揉みしだいては、我が子に吸わせるべき乳首を
欲望に赴くまま、自分で吸いたてては、軽く歯を立てる。

「首領様ぁぁ!! あ゛ぁぁぁ…!」

正義のために鍛え上げられた肉体は今や貪欲に首領様との性交に悶え、そのためなら
羞恥の欠片もなくあられもない痴態を見せる。かつて一子をもうけた三十路半ばの
肉体であるが、まるで疲れることを知らずに、それどころか際限なく女体の欲望を吐き
出しては瑞希を狂わせる。

そのとき、瑞希を貫いていた首領様の肉棒が不意に引き抜かれた。

467名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 00:12:48 ID:+mBnxLCR

あっ……?!!

子宮の奥まで叩きつける様な激しい責めを中断され、瑞希は艶めいた声をあげ、前のめりに
崩れ落ちる。恨めしそうに瑞希が首領様を振り返ると、黒々と反り返った逞しいイチモツが
瑞希の目に入る。

「ああああぁ…。」

――欲しい、欲しい、あれが欲しい!!

瑞希は愛しい首領様の肉棒に手を伸ばそうと、手を差し伸べる。しかし、

パシッ!

首領様は差し出したその手を邪険に払いのける。
哀れな瑞希がもの欲しそうに見上げると、そこには首領様が軽蔑した視線で瑞希を
見下ろしていた。
468名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 00:17:08 ID:+mBnxLCR
>462, 463さん

過分なお言葉、ありがとうございます。
前スレが埋まるまでのつもりが、こんなコトにww。

とりあえず、そっち方面に進めるよう、暇なときにボチボチ書いてみます。

以上、お礼まで。
469某スレ 270:2005/10/31(月) 11:15:30 ID:sPvsxZPN
おぉ! 更新されてる。GJ!! 今後の展開期待してます。
470名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 23:32:42 ID:yFcFdxko
レディミストMC版作者さまGJです。
私、レディミスト詳細版作者でございます。
本スレの方に投下されてもよかったんではないかと思ったりしてますが、
色々お考えのこともあるかと思いますので……

詳細版の方ですが訳あって続きは少し先になりそうです。
某スレの377さんが、投下時刻等から考えてMC作者さまかな? と勝手に
解釈しましてご返事いたします。

設定は特に考えておりませんでした。
ですので好きにお書きくださって結構です。詳細版の続きはそれに合わせた
形で書いていきます。
もしよろしければ、二人でレディミストを面白いお話にしたいですね。
期待してますので頑張ってください。
471名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 00:42:22 ID:IKgkje4I
>>470
レス、有難うございます。
丁度タイミング悪く、職人様の投下中にかぶってしまい、補足出来ずすみませんでした。

>本スレの方に投下されてもよかったんではないかと思ったりしてますが、
>色々お考えのこともあるかと思いますので……

書いてみて殆んどMC/NTRに進んでしまったので、スレ違いかなと思いまして。
丁度、職人さんたちが持って行き場のないSS投下場所として使っておられる?
ココを、こっそり間借りしてみました。

こちらは本家SSの2次創作版ということで、ちゃっかり設定などをお借りしています。
勝手に使わせていただいて、すみません。
472470:2005/11/01(火) 01:19:18 ID:fWDYu1un
お気になさらずどんどん書いて下さい。
マジで楽しみにしておりますので。
473名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 01:43:30 ID:EizW9I+y

「…欲しいのか、コレが?」
「は、はぃっ! …欲しいです!」

問いかける首領様の言葉に間髪を入れず、仕込まれた狗(いぬ)のように瑞希は答える。

――欲しい。首領様の熱い肉棒が、逞しい抱擁と愛撫が――

「ならば誓え。このワタシ、ヘルサタンに絶対の忠誠を誓うと」

低く、そして厳かに首領様が瑞希に誓いの言葉を求める。

「誓います、誓いますっ!!」
「うむ。ワタシのために、これからも正義を自称するワタシの敵を倒してくれるな?」

先ほどとは違い、心に沁みる暖かい声で首領様が瑞希に確認する。

簡単なことだった。
これで愛しい首領様と一つになれるのであれば、瑞希に迷いはなかった。
474名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 01:45:52 ID:EizW9I+y

「はいぃ! わたくしが、このレディミストが首領様のために、愚か者どもを叩き潰します」

欲しい、早くアレが欲しい!!
首領様に抱いて貰えるなら、世界中を敵にしても構わない。
このわたくしが、首領様をお守りいたします!

「よしよし愛いやつよ。さぁ、こちらを向いて股を開くがよい」

――嬉しい!!!

瑞希はおねだりをする雌犬のように仰向けになると、自ら太腿を抱え込むようにして
股座を開いて見せる。黒い茂みの中から、淫らな涎を垂らした赤黒い肉襞とピンク色の
肉壷が露となる。濡れそぼった剥き出しの疼く女肉が、淫猥に蠢いている。

「さぁ、ワタシの精を受けるがよい!」

天に向かって反り返った首領様の肉棹が、ずぶずぶと瑞希の女壷に突き込まれる。

「あぁぁぁぁぁ!!」

焦らされ飢えきった瑞希の女体が、首領様の男根のもたらす甘美な喜びにわななく。
三十路を過ぎ女の悦びを知り尽くした熟れた肉体は、もはや瑞希自身にも止める事は
出来なかった。
475名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 03:04:44 ID:EizW9I+y

「いくぞ、受け止めよ」
「ひぃぃ!、いぃぃ!!」

首領様の括れた男茎が、瑞希の肉壷を満たしながら出入りする。
感度の高まった瑞希のGスポットを、一際抉れたカリ首がぐりぐりと擦りあげる。
その先端が熟れきった女体の子宮を突き上げるたび、男性では決して味わうことの出来ない
甘美な刺激が、瑞希の子宮から脳髄を突き上げる。

「あひぃぃぃ、嬉しい!! 来てぇっ!」

喜悦の表情で涎をたらしながら、瑞希は首領様の男を受け止める。
熟れきった女体のもたらす快楽に瑞希の体が海老のように反り返ると、汗ばんだ肌に
形のよい腹筋がうっすらと浮かぶ。無駄のない均整の取れた肢体が、艶かしく蠢いては
悶える。

「いいぞ、瑞希。くはははっ!」

悦びにうち震える瑞希に首領様が追い討ちをかけるように、その抽挿の速度をあげる。
おぞましいほどに肉太の男性器が瑞希の膣口を出入りするたび、瑞希の肉襞がめくり
あがりピンク色の女肉が剥きだされた。
476名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 03:07:42 ID:EizW9I+y

「ひぎぃぃっ!!」

かつての瑞希は妻としての勤めとしてのセックスしか知らなかった。
妻として夫の性欲の捌け口となり、穢れた精を受け、そして子をなしていた。

しかし、今は違う。
自分自身の理性さえ吹き飛ばし全てを棄てても構わない、そんな女としての至極の
悦び。このためなら、妻としての自分も、そして母である自分さえも棄ててしまえる。
こんな快楽があったことを、瑞希は首領様によって教えこまれていた。

「うぐぅぅぅっ!」

瑞希はブリッジの姿勢で悶え喘ぎながら、首領様のもたらす快楽に必死に耐える。
首領様より先に果ててしまわないよう、叩きつける様なピストン運動に波打つ乳房を
力任せに鷲掴みにする。

「くくくっ! 瑞希、いや、レディミストはもはやワタシのものだ!
 見よ! ワタシの可愛い改造人間たちの邪魔者であったレディミストが、
 今やこうしてワタシの部下となり、悦んで腰を振っておるわ! 見るがいい!!」

首領様は得意気に、壁につるされたモニターの向こう側の人物に語りかけた。
477名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 05:56:04 ID:EizW9I+y
>>470
レディミスト作者様。

なんとなくダラダラ駄文を続けております。
もし宜しければレディミストの夫と息子の名前など、お願いできますでしょうか。


脳内妄想
鹿島瑞希の夫にしてレディミストの生みの親、鹿島博士。
正義の組織(名前)のリーダー。
ヘルサタンと戦うため組織に入った鹿島瑞希は、鹿島博士にその天賦の才を見出され
レディミストとなる。瑞希もまた、鹿島博士の正義の心、深い愛情により、一回りも
年の離れた鹿島博士と結婚、一人息子をもうけている。

もう一人、瑞希の妹も正義のヒロインとして戦っている。
こちらはまだ捕まっておらず、レジスタンスたちの希望の星となっている。
478レディミスト詳細版作者:2005/11/06(日) 22:50:40 ID:ilrxm/eJ
>>477
GJです!!
更新を楽しみしております。

設定に関してはMC版作者さまの脳内妄想いいと思います。
名前とかは適当なんですが……

鹿島修平(47歳)
鹿島勇哉(13歳)
真田和希【かずき】(30歳)瑞希の妹独身。恋人有り。

瀬田孝二(47歳)ヘルサタン首領。修平と同じ大学の研究室にいた。
        修平のライバルだった。
        

ヘルサタンの首領と瑞希の夫がライバルだった、という設定にすると
さらに寝取られ感が増すかな? と思ったんですがどうでしょうか?
479名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 00:01:59 ID:DG9maepT
>>478
夫と首領がライバルだったという設定はいいですね。
できれば夫の目の前で瑞希に首領様の肉奴隷宣言をさせてほしいです。
夫や子供の目の前で奴隷宣言をさせて家族を捨てさせる。
その上で中出しをおねだりさせて夫や子供の目の前で首領様の子を孕ませてほしいです。
こういう展開だとさらに寝取られ感が増すと思いますがいかがでしょうか。
480名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 00:56:10 ID:PL9MBIZi
>>478
設定、アリガトウございます!

さすが本家、ネーミングセンスがいいですね。
別SSで登場人物の名前に苦しんでいるので、センスがある人が羨ましいですw
本家のSS、楽しみに待ってます。


こちらは最近ちょっと仕事が忙しくなって時間が取れないので、少しスローペースになって
しまうかもしれません。
481名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 01:21:36 ID:PL9MBIZi
>>479
書いてみたいシチュはいろいろあるんですが…w

・ヘルサタンのトレーニングルームでのレディミスト、かつての仲間を蹴散らす
 レディミスト(秘かに瑞希に憧れていたメンバーすら、容赦なく打ちのめす)

・和希に保護されている勇哉くんを巡ってレディミスト、レディスワン(仮)の姉妹対決
(互角の戦いをしているところ、和希の恋人が巻き込まれそうになり和希敗退)

・ヘルサタンの指示で、鹿島修平をいたぶっては弄ぶレディミスト
(修平にコンプレックスを抱く首領様の倒錯した心情描写)

・鹿島博士への精神的拷問のため、我が子勇哉を犯すように命じられるレディミスト
(ヘルサタンでは解明できないレディミストの秘密。コンプを刺激されて暴走する首領様)

・どんでん返しのハッピーエンド(w

妄想だけで、文章にならないところがつらいところです。
完全にMC、NTR厨な妄想で、orz
482名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 11:52:53 ID:+TkVIuK0
>>480
こちらも仕事やら、別SSやら(少し手を広げすぎた……orz)で
詳細版のつづきはいつになることやら……

>>481
おもしろそうなシチュ盛り沢山っすね。是非、読みたいです。どんでん返しのハッピーエンド以外はw

それとびっくりしたのがレディスワンというネーミング。じつは私もその名前考えてなんですよねぇ。
偶然の一致に驚くことしきりです。
483名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 01:28:39 ID:Ur2wY00s
保守
484名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 00:52:00 ID:UGI5PhpP
レディミストの続きはまだですか?
485名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 22:33:42 ID:lorwjXeZ
>>484
約一ヶ月以上のハードワークが祟って、風邪でぶっ倒れてます。
中途半端でスミマセン。orz
486名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 09:28:03 ID:T2jgJs8P
ゆっくり待ってますので身体直してからじっくりお書きください。
487名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 00:39:57 ID:6u6oRm13
保守
488名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 00:07:28 ID:Auw2n8yQ
せめて年内にはカキコしてほしい
489名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 01:41:54 ID:JMjrHaWV
書き手さんに無理を強いるのは良くない。しかも作品に関するコメントもないし、待ち遠しいんだろうけど、それじゃあ書く気なくなっちゃうでしょ。

年末は忙しいでしょうし、都合のいい時に作品投下してください。
490名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 04:03:22 ID:tzsZ+fV6

明かりもないその部屋に囚われた男は、無言でモニターに写る光景を見つめている。
殺風景なその部屋には鉄格子と簡易トイレ、天井の片隅には小型の監視カメラが
据え付けられている。

男の唇は真一文字に噤まれ、両手は膝の上で固く握り締められている。よく見ると昂ぶる
感情を鎮めようとしてか、その拳が微かに震えているのが見て取れる。

「瑞希…。」

苦渋に満ちた声で、その男は絞り出す様につぶやいた。


男の名は鹿島修平。

世界平和を守る“ブルージャスティス”のリーダーであり、正義のヒロインである
レディミスト、すなわち鹿島瑞希の夫でもある。その彼は今、不覚にも虜囚の身として
ヘルサタン本部の地下基地に監禁されていた――。
491名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 04:06:38 ID:tzsZ+fV6

今、修平が見つめるモニターには、かつて正義の守護母神としてヘルサタンの
改造人間を倒して来たレディミスト、すなわち鹿島瑞希がヘルサタンによって
凌辱されている姿が映し出されている。

「あぁぁぁぁ!!! あひぃ!」

モニターの画面には彼の妻である瑞希が、今まさにヘルサタンに辱めを受け、
凌辱を受けている。

いや、凌辱とは違う。
画面に写る彼女は、自ら進んであられもない姿でヘルサタンを誘い、命じられる
まま抱かれ、そして夫である修平が見たこともない性の狂乱に身を委ねていた。


修平の知る瑞希は、このような女性ではなかった。

清楚で落ち着きがあり、それでいながら芯の強い女性だった。
正義を愛するブルージャスティスのサブリーダーであり、仲間からも慕われ、修平の
心強いパートナーでもあった。そして修平の良き妻であり、やや過保護なところは
あったが一人息子の勇哉の良き母であった。
492名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 04:26:03 ID:tzsZ+fV6

それがどうであろう。

正義の慈母と呼ばれた彼女は、今、理性の欠片もない淫欲の虜と成り果てて、
耳を覆いたくなるような淫語を叫び続けている。

「いくいくいくぅぅ!! 首領様ぁぁ!! もっと奥まで突いてぇぇ!
 欲しい!! もっと、もっと欲しいぃ!」

瑞希はヘルサタンの奴隷となり、自ら乳房を掻き毟るように揉みしだいては、
ヘルサタンと抱き合いながら夢中で腰を振っている。端整な顔立ちを淫靡に歪ませ、
艶のある黒髪を振り乱しながら夢中でヘルサタンの与える性の快楽に溺れていた。

一子を産み落とした膣口は再び性の交わりの悦びに打ち震え、結合部からとめどもなく
熱い液を滴り落とす。女の悦びを知りつくしている濡れ湿った女襞は瑞希の腰の
動きに併せて、貪欲な両生類のように首領様の一物を丸呑みにして放そうとはしない。


瑞希のもたらす巧みな緋肉の快楽で、ヘルサタンもまた絶頂が近いことを感じていた。
ヘルサタンは瑞希の体位を後背位にすると、瑞希がモニターの正面となるように
位置を変える。

「うぐっ…! よし、瑞希よ。ワタシの愛が欲しければ、あのモニターに誓うがよい。
 全てを棄てて、私に仕えると!」
「誓う…、誓いますっ」

今の瑞希には首領様のもたらす快楽が全てであった。
493名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 05:24:52 ID:tzsZ+fV6
もう、何も考えられない…。

瑞希はただ、首領様の命じられるまま条件反射のように言葉を返す。

「夫も子も棄て、ワタシに身も心も捧げるのだな?」
「はいっ」
「ならばあのモニターに向かって、お前がどんな女になったのか夫に教えてやれ!」

虚ろな表情で瑞希は顔を上げモニターに語りかける。

「はぁはぁ…。アナタ、ごめんなさい。私はもう、首領様無しでは生きていけない
 女なの。・・あ、…うん…。本当の私は淫らで、だらしのない女だったんです。
 首領様のおチンチンで悦ぶ雌犬なんです!」

「くはははっ! いいぞ、そうだ! もっと本当の自分を曝け出して見ろ!」

――首領様が喜んでいる!!

瑞希は自らの言葉に酔ったように、後背位でまぐわいながらモニターに向かって
自虐の言葉を吐き続けた。

「瑞希はもう、首領様のペニスのことしか考えられない…。アナタのふにゃふにゃの
 小さなペニスとは比べ物にならない。あン…ん…。首領様に抱いて貰えるなら、
 私は…ん…、なんでもするの。だって、私は首領様の、はぁ、雌狗なんですもの。
 首領様に害をなすものは、私が許さない。首領様には、指一本触れさせないわ…!」
494名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 11:24:11 ID:4pnRzFP4
@@@@
495名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 13:34:02 ID:WseYvwx/
おぉ!!続きキテターーーッ!

ついに旦那登場だ。次回も期待してます。
頑張って下さい。
496名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 12:39:51 ID:AMufE9NI
今更だけど、あけましておめでとう。
497名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 18:35:48 ID:asQontG/
おまえら個人的な趣味だが俺はココの奈々子が好きだ。問題か?

http://prince.nengu.jp/smn.html
498名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 19:53:13 ID:87Fn6MR8
つまらん
499名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 04:36:38 ID:avjBcmLz

「しっかりするんだ、瑞希っ…! くそっ!」

その言葉がモニターの向こう側にいる妻、瑞希に届くはずも無いことは修平自身が
一番良く理解していた。それでもなお、修平は画面に映し出された妻に向かって
叫ばずにはいられなかった。

洗脳の基本は自己否定と刷り込み、この繰り返しである。これまでの自分の価値観を
“自分自身で”否定させること。それを何度も繰り返し口に出させ、行動で示させる。
示せば飴を与え、拒めば罰を与える。マインドコントロールの基本である。かつて、
深層心理学の若き専門家であった“彼”ならば、その方法論を熟知していることは
当然とも言える。

しかし現実に愛する妻の口からその言葉を聞かされることは、なによりも修平の精神を
消耗させた。知識として理解していても、人間は感情の生き物である。鋼の意志力を持つ
鹿島修平も、その例外ではなかった。愛する妻が目の前で体を、そしてなによりもその
清廉だった“心”を凌辱されていく様を見せ付けられる――。


既に今の瑞希の精神は完全にヘルサタンの掌中にあり、ここまでくれば彼女のこれまでの
人格を崩壊させるのも、あと一歩であると思われた。
500名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 04:41:01 ID:avjBcmLz

「あはぁ…、はぁ…ん…。あ…、もっと…ん…」

天井に取り付けられたモニター脇のスピーカーからは、慣れ親しんだ妻の淫声が
絶え間なく漏れ、修平の神経を逆撫でする。

(ヘルサタンめ…!!!)

この光景を修平に見せつけることも、ヘルサタンの作戦なのであろう。

ヘルサタンに対する怒り、目前で愛する妻への洗脳が行われているにも係らず何もできない
焦燥感と無力感。それでいながら、彼女を救出する手がかりを見逃すことのないように
モニターからは目を離すことは出来ない。その画面の中では今も愛する妻が知性も理性も
かなぐり棄て、髪を振り乱しながらヘルサタンとの性交によがり狂っているでのある。


修平を精神的に疲労させ打ちのめし、最終的には屈服させる。当然、修平の心が折れて
しまえば、今度は天才科学者と言われた鹿島修平の洗脳を試みるであろう。

真綿で首を絞めるような巧妙で、それでいて逃れようの無い精神的拷問…・。
修平もまた、ヘルサタンとの苦しい精神戦を戦っているのであった。
501名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 05:03:38 ID:avjBcmLz

その一方――…。

(くくくっ。 素晴らしい! 予定通りじゃないか)

これまでレディミストの活躍に何度と無く苦渋の敗退を繰り返してきたヘルサタンに
とって、今のレディミストは夢にまで見た光景であった。会心の仕上がりにヘルサタンは
内心、勝利の快哉を叫びたいほどであった。


洗脳の原理は簡単なようで、実行するのは簡単ではない。

正義のヒロイン、レディミスト=鹿島瑞希は正義を心から愛していた。そして鋼のような
強い精神力を持っていた。ヘルサタンは初め虜囚となったレディミストに対し、拷問や苦痛に
よる洗脳を試みたが全くの無駄であった。次に薬物による洗脳も試みたが、レディミストに
施された肉体的防御は体内のあらゆる毒物・薬物にも発揮されているらしく徒労に終わった。

ヘルサタン自身、何度となくその解除を試みたが、どのようなプロテクトをされているのか
彼の知識・技術では鹿島博士が彼女に施した、その防御を破ることはできなかった。


しかし、そんな彼女にも弱点は存在したのだ。
それは皮肉にも正義を愛する心と、溢れんばかりの母性愛であった。
502名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 05:06:18 ID:avjBcmLz

ヘルサタンの策謀に欺かれ我が子を救い出そうとして虜囚となった瑞希は、言葉にこそ
出しはしなかったが“悪”を憎んでいた。だが、かつて一流の深層心理研究者であった
ヘルサタンは、瑞希の心に芽生えた、その“否定する心“を見逃さなかった。

「ワタシも好きでこんなことをしているのでは無いのだ…。ヘルサタンとして立ち上がった
 以上、もうワタシには引き返すことはできない――。」

「…今からでも遅くはないわ。遅すぎる、ということはないのよ」

言葉巧みに瑞希に語りかけると、瑞希はヘルサタンを心を込めて説得しようとした。

ヘルサタンは瑞希の言葉に動かされているように見せかけながら、言葉巧みに彼女を誘導する。
瑞希の全てを包み込む優しさも、ここでは逆に仇になった。

いつの間にか瑞希はヘルサタンに油断し、心を開き、同情そして共感を憶えるようになるまでに
さしたる時間は掛からなかった。
503名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 05:08:33 ID:avjBcmLz
瑞希の一人息子、勇哉もまた瑞希の心の隙となった。

ブルージャスティを監視するヘルサタンの隠しカメラは、常に勇哉を映し出していた。
まだ年端もゆかない勇哉には、常にブルージャスティスのメンバーが片時も離れず警護
していたため、手を出すことは出来なかった。しかし、不幸な偶然とヘルサタンの策略で囚われの
身となった瑞希にとって、我が子勇哉の無事は最大の関心事であった。

ヘルサタンは瑞希の子、勇哉に手を出せないことを知ると、これを瑞希洗脳の“飴”
とすることを思いついたのだ。

「見るがよい。お前の息子は今日も元気そうではないか」
「そうだな、せめてワタシの話だけでも聞いてくれるのなら、勇哉くんの無事は
 保証しよう。見たまえ、ワタシは彼には手を出してはおらん」

ヘルサタンは勇哉の監視モニターの映像を瑞希に見せ、安堵させる。
それと引き換えに、言葉巧みに瑞希を言葉の迷宮に誘い込んでいった。

通常の心理誘導では、こうは上手く行かない。
しかしヘルサタンもまた、かつては若き天才心理学者と言われたほどの男である。


…捕虜となった瑞希は2ヶ月で陥落し、その半年後にはヘルサタンの忠実な雌犬として
ブルージャスティスの前に現われたのだった。
504某”管理”人:2006/01/07(土) 23:47:50 ID:Ris77+5d
>>499-503
こんなところで連載されてたとは……
あそこに保存させて頂きたいのですが、よろしいでしょうか?
505名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 01:23:41 ID:JtsGVb03

そして、現在――。

「くふあっっっ!! 首領さまっ! 首領さまぁっ! いくっ、私、いっちゃう!!」

瑞希は犬のように這いつくばったまま、黒髪を振り乱しながら首領様の注挿を受け入れていた。
もはやそこに正義の女神と言われた美貌も、慈母と讃えられた優しさもありはしない。
そこにいるのは半ば白目をむき柳眉を歪めた、調教された愚かな一匹の美獣であった。

(首領さま、首領さま、首領さま首領さまーっ!)

ヘルサタンに自虐隷属を誓わされ、瑞希の心の内に秘められたマゾヒスティックともいうべき
被虐性向は、既に完全に開花していた。もはやこうなると瑞希自身でもどうすることもできない。
使い込まれた膣肉がヘルサタンの肉棒を咥えこんだまま瑞希の意思に関係なく無意識に収縮し、
その肉棒を締め上げる。。

「だめ、あぁぁ、いぃ、い゛く、あぁぁーー!!」

肉茎を食いちぎらんばかりの圧倒的な瑞希の膣肉の圧力で、瑞希と交わるヘルサタンの
甘美な快楽への忍耐も、もはや限界であった。
506名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 01:31:38 ID:JtsGVb03

「うぐっ、瑞希。 だっ、出すぞ!」

「中に、中にちょうだいっ! 瑞希の子宮(なか)に、いっぱい出してぇぇ!
 あぁぁぁっ、来てぇぇ!」

じゅぶぶぶっ、じゅ、じゅる、ぶじゅるるーー!!…

双臀に力を込めた瑞希が全身を硬直させ反り返ると、ヘルサタンは溜まらず瑞希の女陰に
己の精を放つ。長時間の性交にヘルサタンの膝も崩れ落ちそうになるが、瑞希の痙攣する
緋肉はそれを許さない。精液の最後の一滴まで搾り取らんとばかりに、別の生き物のように
蠕動しながら首領様の肉棒を締め上げ続けた。

「はぁ、はぁ。もういいであろう」

1、2分ほどもそうしていたであろうか。射精ですっかり力を失ったヘルサタンの
陰茎が瑞希の膣口からヌルリと引き出される。ゴポリ、という湿った音と共に
瑞希の肉襞から半透明の粘液が零れだす。瑞希は名残惜しそうに、その分泌物を
ひとさし指と中指で掬うと、淫靡極まる舌先でペロリと舐めとった。

「はぁ、はぁ、はぁぁ……。おいしい。…これ、大好き。 堪らない…」

虚ろで満足げな、気だるい表情で瑞希はつぶやく。
更に自らのクリトリスを軽く弄ると、二度、三度と大胆にも自らの膣内に人指し指と中指を捻じ込み、
ヘルサタンの放った精を掻き出しては指先でもて遊ぶ。そして、さも愛おしいものでるかのように、
うっとりと目を細めてチュパチュパと赤子のようにその指を舐め回していた。
507名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 01:36:56 ID:JtsGVb03

「随分と、嬉しそうだな…。 お前も、変わったものだ――。」

疲れきった様子でヘルサタンが声を掛けると、瑞希は艶然として微笑みを返す。

「えぇ。首領様の御蔭で瑞希は変わることができました。こんなにも素晴らしく、
 気持ちのよく楽しいことがあったなんて…。もっともっと、何度でも愉しみたいくらい
 ですわ」

名残惜しそうに片手で己の豊かな乳房を弄(もてあそ)びながら、瑞希は平然と答える。
まだ30代半ばではあるが、レディミストとしてこれまで錬りあげられてきた瑞希の
肉体は、長時間に渡る激しい性交にも疲れるということを知らぬようであった。

それでいて性の悦びに開花した熟れた肉体の欲望は、洗脳による価値観の崩壊で
ヘルサタン自身にも完全にはコントロールできないこともしばしばであった。


「…そうか。それではまた、ワタシのために戦ってくれるな?」

「もちろんですわ。ブルージャスティスの弱点は全て知っておりますから。
 首領様はご安心して世界征服をお進め下さい。」

重量感溢れる豊かな双胸をみせつけるかのごとく、背筋を伸ばして瑞希は答えた。
508名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 01:41:55 ID:JtsGVb03

「よしよし、いい子だ。その折には、また可愛がってやろう」

「本当ですか!!」

(また首領様に抱いて頂ける!!)

将来の期待に震え思わず己の乳房を握る手に力が入る。鎮まりかけた瑞希の躰の奥が
再び熱くなりかける。

「これこれ、そうガッつくでない。今度は幹部共も呼んで、たっぷり愉しませてやろう。
 力強いヘルホースがいいか、それともデビルフィッシュの粘液まみれの触手で穴という穴を
 犯してやろうか…。いやいや…お前を拘束して、ワタシ自ら道具を使って徹底的に狂わせて
 みるのも面白いかもしれんな」

「はぁぁ、うふふ。とっても楽しみ。でも最後は首領様に抱いていただきたいですわ…」

恍惚とした表情で熱い吐息を漏らしながら、右に左にと瑞希は乳房を捏ね回している
再び頬は上気し、目元が潤む。

「ふふふ。よかろう。 だが、今日はここまでだ。 次回を楽しみにしておるぞ。
 これからもワタシのために励むがよい」

「はい、首領さま」

満面に喜色を浮かべつつ、瑞希は何度も首肯していた。
509名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 01:46:04 ID:JtsGVb03
プツン――。

ここでモニターの映像は途切れる。
残された部屋には冷え冷えとした空気と、拘束された修平のみが残された。
呆然として、修平は映像の途切れたモニターを見続けていた。

「…馬鹿な…。こんなことが…。」

信じられない映像であった。“彼”が天才的な深層心理の専門家であることは
認めていたが、あの瑞希を僅か半年でここまで完全に洗脳してしまうとは…。

そもそも完全ともいえる防御と攻撃力と兼ね備えたレディミスト、瑞希が
ヘルサタンに捕まることなど想定もしていなかった。事実、女性でありながら
レディミストの強さはブルージャスティスの中でもトップであり、ヘルサタン
の改造人間を全く寄せ付けなかった。

しかしそのレディミストがヘルサタンの下僕してブルージャスティス、そして
鹿島修平の前に立ちはだかった時から、全ての歯車が狂ってしまった、

何故、どうして――。

鹿島修平はヘルサタンの地下に監禁されたまま、いつまでも自問自答を繰り返していた。
510名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 02:02:10 ID:JtsGVb03
>>504
管理人様、いつもお疲れ様です。

何気にスレ埋めのつもりで始めたものが、だらだらと続けております。
MC、NTRと本スレの主旨とはちょっと外れているのかも、と思いまして、偶々?
投下の無かったここで続けていました。

原作・設定は>478、レディミスト詳細版作者様です。
勝手にキャラを使わせて頂いてます。
(もしかしてOOOガール作者さん?)

ただ、どこまで続けられるか自分でも分からない部分もありまして、
ちょっと悩んでいます。これまでにも途中逃走前科2犯です。orz

そんなヘタレでも宜しければ、ということで。

511504:2006/01/10(火) 02:21:43 ID:+6CRwrJd
ご返事いただく前に保管してしまいました。

ご自分のペースで投下してください。
できるだけこちらも覗くようにしておりますが、多少保管の方は遅くなるかもしれません。
続き期待しております。
512名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 22:23:18 ID:mw7dM1fG
レディミスト続き待ってます。
513名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 09:37:22 ID:HQ7S8Lg+
ほしゅ
514名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 22:32:47 ID:Dxe1npUR

――その時だった。

「気に入ってもらえたかね?」

突然、修平の背後から声を掛けてきたのは、まさにヘルサタン本人であった。

「これは…?!」

今までの映像は録画であったのだ。

衝撃的な映像に気を取られ、そんなことにも今更ながら気付かされた自分に
修平は驚いていた。

「ふっふっふ。ワタシと瑞希君の昨夜の愛の営みだよ。こんな殺風景な部屋に
 君一人きりでは寂しかろうと思ってね。どうだね、気に入って貰えたかね。
 くっ、くくくくっ。 くわぁっはっはっはっは!!」

信じられないという面持ちでヘルサタンを見上げる修平が可笑しくて堪らない、といった
風情でヘルサタンは哄笑する。

(そうだ…。俺は復讐を果たしたのだ!!)

ヘルサタンの胸中は今、満足感で一杯であった。
515名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 22:36:07 ID:Dxe1npUR

「…それで満足か? ヘルサタンよ。いや、“孝二”」

「その名前を口にするな!!!」

修平の言葉を聞いたヘルサタンの声色が一変する。
後ろでに拘束されたままの修平の頬を、ヘルサタンは裏拳で殴り倒した。

「うがっ!!」

身構えることもできず、修平はヘルサタンの拳をまともに喰らう。
唇の端が切れたのか、口の中に鉄臭い味が広がる。

「ワタシはもう、その名前は棄てたのだ。お前にブルージャスティスを追放された
 あの日から――。」

荒い息を落ち着けるようにヘルサタンは二度、深呼吸をする。

そのまま目を瞑ると、彼は己の姿を回想しているようだった。
ブルージャスティス、人間科学部主任だった時代の自分を…。

516名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 22:39:16 ID:Dxe1npUR

ヘルサタンこと瀬田孝二は、鹿島修平と並ぶブルージャスティスの双璧と謡われた
天才科学者だった。ややプライドが高い性格ではあったがその才能は衆目の認める
ところであり、修平と共に次期ブルージャスティスリーダーの有力候補でもあった。

彼はまた一人の女性を巡っても、修平のライバルであった。その女性の名はブルー
ジャスティス特務班、椎名瑞希。敵との最前線で戦う彼女を科学面でサポートした
のが鹿島修平であり、傷つきやすい繊細な彼女のメンタル面をサポートしたのが
瀬田孝二であった。

当時の所内では、瀬田が彼女の心を射止めるであろうと噂しあっていた。
瀬田自身も、そう信じていた。
しかし彼女が選んだのは、孝二ではなく修平であった。

まもなく瀬田は、ある特殊な技術操作を捕虜に行ったことが発覚する。

それは“心理操作”――。

捕虜の心を自由に操作し、敵の情報を聞き出そうとしたのだ。
このことが大きな問題となり、瀬田はブルージャスティス幹部と対立。辞表を
叩き付けるように修平と袂を分かち、いづことも知れず姿を消したのだった。
517名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 22:47:11 ID:Dxe1npUR

「…それでお前は、どうしようというのだ? 私を殺し、瑞希と共に世界を我が物に
 しようとでもいうのか?」

修平の言葉に、ヘルサタンは現実に戻される。

「殺す…? ふっ…。何を馬鹿な。」

修平の問いにヘルサタンは失笑をもって応える。
しかしその笑いに含まれる憎しみの棘は、隠しようは無かった。

「私は君と違い、屈辱を忘れぬ男だ。私が味わったあの苦しみ…。それを
 お前に返すまでは殺しはせんよ。もちろん、あの売女(ばいた)もな。」

先ほどまでの映像とは別人のような口ぶりで、ヘルサタンは瑞希にも怨嗟の言葉を
投げつける。

「あの女は私の気持ちを知りながら、私ではなくお前を選んだ――。この私が恥辱に
 貶められることを承知の上でな」

ヘルサタンは握りこぶしを固め、修平に背を向ける。
こみ上げる怒りでヘルサタンの肩が震えていた。

「私は許さない…。お前も…、瑞希も! お前たち2人には、死にも勝る恥辱を
 味あわせてやる。それが私の世界征服のメインディッシュなのだ!!」

振り返りながらヘルサタンは、修平を指差し復讐を宣言する。
その両目には狂気にも似た炎が燃え上がっているように、修平には思えた。
518名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 22:50:34 ID:Dxe1npUR
>>512
すいません。
ちょっと忙しくて…orz

途中まで書いてあった部分、エロ無しです。
非エロ部なので没にしようと思ったのですが、脳内設定出しておかないと…、
ということでご容赦を。m(_ _)m

519名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 13:41:54 ID:bpwIVsLb
>>518
GJです。
きちんとと人間関係とかの設定が書いてあると、後のエロ度も増すというものです。
続き期待してます。
520 ◆atFZLKyclQ :2006/02/14(火) 01:11:04 ID:M4CUMeYa
エロだけのくだらない小説を書いてみました・・

ニートのアキラはいつものように就職雑誌を自分の部屋で寝転がりながら見ていた。すると突然妹が部屋に入ってきた。
「あ〜おにぃだ」
「なんだよお前、親父とお袋と一緒に葬式に行ったんじゃなかったのか」
「う、うん・・でも私がいてもすることないから帰ってきちゃった」
「そっか」
「今日の夜まで帰ってこないって・・おにぃ」
と妹はアキラを見つめながら言った。
「ふ〜ん、そうか」
「ねぇおにぃ昔みたいに遊んでよ」
「え・・?やだよ。もう大人なんだから」
「いいじゃん、おにぃ。ほらっ」
そう言うと妹は半身の形で寝ているアキラの上にのしかかってきた 。
アキラはスカート越しでなく直接パンツが腰付近に接触しているのを感じ声を高らげた
「お、重いよ乗るなよ。それにもう高校生なんだからそのよび方止めろよ」
「なんで〜いいじゃぁん」
そう言うと妹は体を前に倒しアキラに覆いかぶさった。
妹の体全体が自分の体に接触しているのを感じたアキラは一瞬体がビクついた
「バ、バカそんなにくっつくな」
「おにぃの背中って温かぁい」
「や、やめろ胸があたってるよ」
521 ◆atFZLKyclQ :2006/02/14(火) 01:11:35 ID:M4CUMeYa
胸が当たってるのに変な気持ちを抱き、アキラは恥ずかしそうにそう言った。
しかし心の隅では妹の胸の感触に少し興奮していた。
「いいじゃん。あ〜顔が赤くなってるぅ」
「からかうのもいいかげんにしろよ」
少し強めに言い放ったアキラに妹は少しマジメな顔をして
「おにぃこっちを見てよ」
と言った。
「な、なんだよ・・」
そう言って振り返ったアキラは目を疑った
「これが私の体だよ・・もう子供じゃないよ」
「お、おまえ何やってるだ・・早くしまえよ」
そこにはブラウスがはだけ、色白の肌と薄いピンクのブラジャー姿の妹が見えた。
そしてその胸はアキラが思いもかけないほどタワワなものだった。
「妹の胸なんか見てもなんにも思わねぇよ(ゴクッ)・・早くしまえよ」
アキラは顔を赤くしそう言った。
「おにぃはわかってるんでしょ、私の気持ち。」
「な、なんだよそれ・・」
「ずっと昔からおにぃが好きだったの・・今日だってわざと早く帰ってきたんだよ」
「わ、わざと・・?」
「うん・・いつもお母さんがいて二人でいれるチャンスなんて最近なかったから・・」
「な、なんだよそれ」
「私が中学に上がった時からそう思ってたの・・おにぃに兄弟じゃない感情が芽生えちゃったの・・」
「そんなこと言われても・・俺はお前の兄貴で・・」
522 ◆atFZLKyclQ :2006/02/14(火) 01:13:04 ID:M4CUMeYa
少し困惑しながらアキラは言った
「おにぃも私の体を見て抱きたくなったでしょ?」
「い、いや・・それは・・」
「ねぇ私の胸触って」
そういうと綾はアキラの両手を取り自分の胸に押し付けた
「どう・・?柔らかい・・?」
綾は恥ずかしそうにそう言った。
「う、うん・・。」
アキラは少し手を震わせながらそう言った。
「じゃあブラジャー外して・・」
「わかった」
そう言うとアキラは綾の後ろに手を回しホックを外し両肩の紐も取った。するとブラジャーは下に落ち、その反動で綾の胸は上下に少しプルプル震えた。
それほど綾の胸はタワワに実っていた。濃いピンク色をしてまだ舐められたことのないような綺麗な乳首にアキラは目を奪われた。
アキラはその乳首とその時の綾の表情から、まだ男に汚されていない生娘であると確信した。
「あ、あや・・いつの間にそんなに成長したんだ」
アキラは唾を飲み込みそう言った
「もうずっと前からだよ・・恥ずかしいからおにぃのも見せて」
そういうと綾はアキラのズボンを下げ、さらにトランクスをゆっくりと下に下げた。するとそこにはビンビンに立ったアキラの肉棒が姿を現した。
「おにぃも大きくなってる。嬉しい。同じ気持ちだったんだね」
「な、なんか恥ずかしいよ・・別に俺は・・」
523 ◆atFZLKyclQ :2006/02/14(火) 01:13:45 ID:M4CUMeYa
そう言うアキラの言葉とは裏腹に、肉棒は今にも綾に襲い掛かろうとするほど立ち欲望剥き出しの顔をしていた。
「綾、いいんだな・・」
「うん」
「綾、じゃあ横になって」
「うん」
アキラは綾のスカートはそのままに白い純白のパンツを引きズリ降ろした。そこには多少の毛と真っ赤っかなアワビが姿を現した。
「舐めるよ綾」
「恥ずかしいからあんまり見ないで・・」
アキラはそのアワビをゆっくり開き自分の舌をそこに押し当てた。生暖かい感触がし少々の臭みがあったがアキラは舌を上下に動かし音を鳴らした
「(ピチャピチャ)あっ、あっ、あっっ」
声を荒げる綾。アワビと同じくらい顔が真っ赤っかになっている。それを見ながらアキラはさらに激しくペロペロした。
「うっ、あっ・・」
すると綾のアワビはアキラの唾でビチョビチョに濡れた。アキラはそのまま挿入しようとしたがさすがに肉棒も萎えてきたので綾にしてもらうことにした
「綾、起きて俺のもしゃぶってくれないか」
「う、うん・・」
そう言うとアキラは直立し、綾は膝をつきアキラのそれのある位置に口を寄せた。
「歯を立てちゃダメだよ」
「うん・・」
綾は口いっぱいにアキラの萎えた肉棒を咥え不器用ながらもピストンさせた。すると見る見るうちにアキラのそれは大きくなった。
「はぁはぁ・・気持ちいよ。綾もっと舌も使って舐めて。後、金玉の下のほうも舐めて」
524 ◆atFZLKyclQ :2006/02/14(火) 01:14:57 ID:M4CUMeYa
「う、うん」
綾は言われる通りに舐め、金玉の下も入念に舐めた。
「おにぃ少し臭いよ」
「ごめん、でもそこ気持ちいからもう少しなめて」
綾は少し苦い顔をしながらもペロペロ舐めた
「はぁはぁ・・気持ちいいよ」
「綾、最後にもう1回チンポしゃぶって。後、こっちを見ながら」
綾は言われた通りビンビンに立ったアキラの肉棒を口にほおばり、アキラを見ながらしゃぶり続けた。アキラはそれを見て征服感に駆られ、もはや兄としての感情はなくなり処女を食べる獣の気持ちしかなかった・・
「綾、もう入れるよ。寝て」
「う、うん」
そういうと綾は仰向けに寝、上半身は裸、下はスカートと紺色のソックスだけという状態になっていた。
「じゃあ入れるよ」
そういうとアキラは自分の肉棒を綾の真っ赤にアワビに挿入した。しかし半分も入れると
「い、いたいっ」
と綾は赤面しながらうめき声を上げた。それを聞いてアキラはやはり処女だったかと思った。
「悪いけどちょっと我慢してくれ」
あまりの締まりの良さに綾の感情に構っている暇はなかった。むしろその悲痛な顔がアキラをさらに興奮させていた。さらに奥まで入れ、ピストンさせた
「はぁはあ・・はぁはぁ・・綾、気持ちいよ」
「・・嬉しい」
綾は少し苦痛な顔をしながらもそう言った。しかし綾も少し慣れてきてさきほどまでの悲痛な顔ではなくなった。
「綾・・気持ちいいか?」
「う、うん・・少し気持ちよくなってきた」
「そうか、よかった。俺も気持ちいよ」
アキラはさらにピストンを激しくさせた。すると綾の白い体も揺れ、タワワに実った胸も一緒にプルンプルン上下に揺れた。
525 ◆atFZLKyclQ :2006/02/14(火) 01:40:50 ID:M4CUMeYa
「はぁはぁ・・すごいよ綾」
「んっ、んっ、うっ、んっ・・」
アキラはたまらず綾の胸を鷲づかみにし激しく揉みながら、また乳首を吸いながらピストン運動を続けた。
「はぁはぁ、最高だよ綾。俺もう・・」
すると顔を赤らめながらアキラの方をみて綾は言った
「おにぃ・・中でいいよ。私の中におにぃのを頂戴」
「い、いいのか・・」
「う、うん・・欲しいの。おにぃのが欲しいの」
「わかったよ綾」
そう言うとアキラは鼻息を荒げながらピストンを加速させ、綾の膣の中に向けて発射させようとしていた
「いくぞ、いくよ綾」
「あっあん・・おにぃ・・あっ」
「うっっ!・・・うっ・・はぁ・・はぁ」
綾の膣に出し終わるとそのまま綾の体に覆いかぶさった
「綾、出しちゃったよ。俺の精子・・綾の中に」
「ありがとうおにぃ」
そう言うと二人は舌を絡ませ激しくキスをし合った



おわり。なんとなく書いたのですがどこに晒していいんだかわからないんで空気読まずにここに晒してみました・・
526名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 22:29:07 ID:XfUbyA46
あげ・・
527名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 20:43:06 ID:7LHFgLK2
先生♂×高校生♀の小説が読みたいです…。
だれか書いてくれませんかぁ?(>_<)
528名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 10:14:55 ID:DXRoch7U
かなり昔の漫画なんだけどスコラに掲載されてた「ぷっつんメイクLOVE」っていう
寝取られ漫画知ってる人いる?
ヒロインさおりと寝取り男−拓也の調教SEXストーリー、誰かに希望!
529名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 18:46:01 ID:3PX0leGL
>>528
評判を聞いてオクで全巻買った。絵柄があまりに古すぎて俺には会わなかった……orz
全然読んでないがストーリーだけ取り出せば良い寝取られ漫画だろうな。
530名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 19:29:09 ID:30rLNf9B
>>529
是非に小説書いちゃってよ
531名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 02:47:15 ID:NYvy7H92
>>525
抜いた。イイ
532名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 18:36:18 ID:hHgWP7cy
6月の暑い日だった。W大学文学部4年の菊間ゆきのは教員免許を取るた
めに、J男子高校の3年生に英語の教育実習に行った。J高校はレベルが
低く、内ひろきをリダーとする不良グループが仕切っていた。菊間は型ど
おり教科書を使って授業を始めたが、中1のレベルで落ちこぼれているJ
生に理解できるわけがなく、競馬やパチンコの話でざわついていた。教員
免許を取るためとはいえ、あまりにも授業を無視した態度に腹が立ってき
た。
「静かにするように。特にあなた、名前は何でいうの?」
「ん?内っていうんだが、それがどうしたい、先生?」
「ふーん。変わった苗字ね。さぞかし内弁慶なんでしょうね、うふふ」
「何だとう!このあま!」
内は酒も入っていたので、マジでキレた。内は草野ら、グループ8人で
菊間に詰め寄った。
「な、何するのよ!?」
「なあに、大したことじゃねえ。ちょっと大人の時間にするだけだ」
533名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 03:31:16 ID:X4O1eYha
内はナイフを取り出し、菊間の顔をくっつけた。菊間は恐怖に震えた。
「さあ、先生。洋服を全部脱いでもらおうか。もちろん下着も全部な」
菊間は仕方がないと諦め、全裸になった。
「みんな、見てみろー!これは美人の22歳の真っ裸だ!」
「いいですねー。内さん。でもちょっと毛深く見づらいなー」
「おっと、そうくると思ったぜ」
内はポケットからあるものを取り出した。それを見た瞬間、菊間は青ざめ
た。それは洗濯バサミを2つゴムひもでつないだものだった。
「これをどう使うか分るよなあ。自分で開いてみるか?」
内は菊間をなぶるように言った。菊間は黙っていた。
「黙っているということは、俺につけさせてもらいたいようだな」
子分たちがナイフを菊間の顔に突きつけているので、菊間は動くことができ
なかった。内は菊間の左の小陰唇を洗濯バサミではさむと、ゴムひもを後ろ
に回し、もう一つの洗濯バサミで右の小陰唇をはさんだ。こうして菊間のオ
マンコは完全に40人の生徒の目に晒されてしまった。菊間は夢を見ている
ようだった。生徒たちは近づいてきて、菊間の全裸性器露出姿を写真やビデ
オに撮影した。
534名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 12:15:55 ID:UihUMvtp
535名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 12:55:50 ID:KaBS9axJ
共学高校の新入生、内ひろきは、生徒会副会長で美人で成績も
優秀で司会もテキパキとこなす3年の菊間ゆきのにすっかりあ
こがれてしまった。少しでも菊間に近づこうと、菊間が部長を
している合唱部に入ることにした。合唱部には他に男子は一人も
いなかったが、そんなことは気にしなかった。菊間はいつも内に
つらくあたったが、内は菊間にかまわれるのがうれしかった。
夏休みになると恒例の夏合宿が長野県の温泉で行われた。そこには
混浴の温泉しかなく、内は裸で先輩たちの背中を洗わされた。内は
小さいオチンチンをブラブラさせながら走り回り、女子たちは笑いながら
内のオチンチンを見た。
「ウフッ。内君ってかわいいね」
「今夜たっぷりかわいがっちゃおうね」
宴会では全員がビールを飲んだ。酔いが回ってきたところで、菊間は
内に何か芸をするように命じた。
「内君のダンスが見たいな。たくましい体も」
内は上半身を裸になって踊りだした。それも飽きてきたので、菊間は
上半身も脱ぐように命じた。
「男なんだから、そのくらい当然よねー」
他の女子も賛成した。
「さあ、内君!男らしく下も脱ぎなさいよ!」
内がまだためらっていると、菊間は脱がなかったら退部させると
言い出した。内は恥じらいながらも全裸になった。
「フラダンス。いってみよう、内君」
調子に乗った菊間が命じた。内が踊るたびに、オチンチンが揺れ動いた。
「キャハハハ。ブランブラン」
女子は爆笑し、カメラで記念撮影した。
536名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 17:11:46 ID:KaBS9axJ
菊間は厳しい口調で命令した。「さあ、オナニーしなさい!」
「そんな!」「しなかったら、退部させて、写真もバラまくわよ」
菊間は脅すように言った。女子たちの視線の圧力にも負け、
内はオナニーを始めた。「う、うう」ドピュドピュと内のオチンチン
から精液が飛び出した。15歳の1年生のオナニーを見た女子は、沸
きにわいた。「キャハッハアア」菊間は冷酷だった。「さあ、もう一回!」
「ちょっとトイレに行かせてください」「ダメよ。そこにお盆があるで
しょ。そこにしなさい!」内はお盆の中にジャーとオシッコして、もう
一度オナニーした。「アンコール!アンコール!」女子ははやし始めた。
「あのー、アンコールって、どっちのでしょう?」「キャハ。どっちだ
って。もう完全にわたしたちの奴隷じゃん。どっちでもいいのよ。うち
くーん」内はちょっと迷った。オシッコはさっきしてしまったし、オナ
ニーは疲れる。内はテーブルの上にあるビールを一気飲みすると、また
ジャーとオシッコした。「今度はオナニー」内は女子の命令に従うよう
になった。こうして内の脳は破壊され、完全に女子生徒のおもちゃにな
った。「四つんばいになりなさい!」菊間は内の頭を踏みつけると、内
のベルトで思い切り背中を打った。「あー」「こいつマゾなんじゃない?
虐められるのがうれしいんだよ。何だ、変態か」「あたしもオシッコし
たくなちゃった」女子は内の顔にまたがり、次々にオシッコを飲ませた。
「頭を上げて!部屋の中を歩き回るのよ!」「キャハハハ、馬みたい。や
っぱりバカじゃん」菊間の容赦ないムチが内の尻に飛んだ。内はさっき
女子にオシッコを飲まされたので、またもよおしてきた。だがこんな状況
ではトイレに行かせてもらえそうもなかったし、もう口をきく気力も
なかったので、そのまま垂れ流した。「こいつ、オシッコ漏らしてるよ」
「お漏らしはダメよ、うちくーん」女子は内の無残な姿を写真に撮った。
「あーあ、楽しかった」女子は翌朝、すがすがしい気分で帰っていった。
内も内心では楽しい気持ちだった。
(やっぱり菊間さんについて来てよかった・・・)
537:2006/03/12(日) 20:39:38 ID:I9kIUBIP
ある意味 エロ本よりエロ小説の方が感じちゃう・・凄い女の先生がいて 見てるだけでオツユが溢れちゃうhttp://pksp.jp/jetki2005/ こんなの読んだら我慢出来ない・・
538名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 16:57:06 ID:bSHz4qbm
共学高校2年の内ひろきは背の高い美少年だった。そんな内に29歳の
美術教師菊間ゆきのは目をつけていた。「あら、あら。こんなところで
オシッコしちゃダメじゃない、内君」「菊間先生!」「いいわ。終わる
まで私が見ててあげる」内は立ちションをしげしげと見られ、少し情け
なくなった。
菊間は内を美術室に連れ込んだ。「さあ、裸になりなさい!」「そんな!」
「あら、じゃあ、さっき立ちションしてたこと職員会議にかけてもいいの
かしら?」内は仕方なく裸になった、菊間は自慢の高級カメラで内の
裸体を様々な角度から撮影した。「さあ、この写真を校内にバラまかれたく
なかったら、そこでオナニーしなさい!」内は憧れの菊間に散々裸を
見られていたので、むしろ喜んでオナニーしてみせた。内のオナニーが
終わると、菊間がビデオを取り出しているので、内は尋ねた。「先生、
それは何ですか?」「あなたのオナニービデオよ。これを女子生徒が
見たらさぞ喜ぶでしょうね」内は仰天した。菊間は大笑いした。
菊間は内のオナニービデオを握ると、それを切り札に美術部の女子20
人を集め、内を男性モデルにした。内は1年生の美人に目がいってしまい
どうしても勃起してしまった。「先生!これじゃデッサンできません。
何とかして下さい」「何とかって、どうすればいいのかな?」「はーい、
内君にオナニーさせれば、小さくなると思います」女子20人が爆笑
し拍手した。「さあ、内君。オナニーしなさい」菊間が厳しい口調で
命令した。内はオナニーを始めた。女子は笑いながら近づいてきた。
突然内が射精した。「キャー、アハハハ・・・」女子は初めて射精
を見た。そして何度もドクドクと飛び散るのを見て、大爆笑した。
実は菊間は内に1週間前からオナニーしないように命じていたのだ。
539名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 19:49:08 ID:bSHz4qbm
悪いことを考える生徒は内にもう一回オナニーをさせてやろうと、
わざと足を組み替えパンティーを見せたり、ブラウスのホックを
外して胸の谷間を見せたりした。その作戦が成功し、内は再び勃起
した。「あれー。また立っちゃったよー」「本当に嫌らしい子ねえ。
罰としてもう一回オナニーしなさい!」内は1週間もオナニーを
禁止されていたので、何度射精してもまた勃起してきた。菊間は
それを知っていて、女子生徒20人の前で内に何度もオナニーを
させた。
「先生!僕はもう耐えられません。職員会議にかけるなら、勝手に
かけて下さい。僕はこの学校を辞めます!」「あら、そう。辞めるのは
自由だけど、あなたは私なしで生きていけるのかしらね」「それは
どういう意味ですか、先生?」「あなたは女子生徒たちの前で何度も
オナニーしちゃったのよ。もうあなたは露出狂なの。例え退学しても
女の子にオチンチンを見せずにはいられないわ。警察にもいつか捕まる
でしょうね。それでもいいのかしら」内はその時、悟った。確かに
菊間の言うとおり、女子高生を見るとオチンチンを見せたいという衝動
にかられるようになっていたからだ。「どう、内君。このままこの
学校に入れば、私があなたをヌードデッサンのモデルにしてあげるし、
卒業してからも使ってあげるわ」「先生、辞めるなんて言ってすみま
せんでした。これからもよろしくお願いします」「その代わり、私の
命令には絶対服従するのよ、いいわね」「はい!先生」内は菊間の
奴隷となって生きていく決意をした。
540名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 05:19:04 ID:+LUvuSd4
2年生の内ひろきが美術部のデッサン会で何度もオナニーしたことは
あっという間に学校中に広まった。女子は16歳の美少年のオナニーを
堂々と見れるという魅力に駆られ、美術部には入部希望者が殺到した。
美術部の女子部員は100人にもなった。菊間はデッサンの1週間前からの
オナニーを内に堅く禁じ、1回40人ずつデッサンに参加させた。内は
デッサン会のたびに女子40人の前で何度もオナニーし、露出の快感に
目覚めていった。そんな内を男子は軽蔑し、無視したが、内は退学したら
合法的にオチンチンを見せることができないので平気だった。もちろん
家族にも話さなかった。菊間は校長に女子に男子生徒の自慰を見せている
ことを注意されたので、自慰はさせないと約束した。1週間オナニーを
我慢した16歳のオチンチンはとても1時間勃起しないでいられるものでは
なかった。内のオチンチンは勃起すると15センチくらいあり、女子は
感嘆の目で見ながらデッサンした。そのデッサンを他の生徒にも見せ、
顔も描かれていたので、内のヌードデッサンは学校中にさらされることに
なった。
541名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 14:26:32 ID:+LUvuSd4
W大学教育学部を卒業した内ひろきは、進学校のF女子高校
に生物の教師として赴任することになった。新米教師の内は
生徒に舐められないように、威張った態度を取った。
「俺が今日赴任した内ひろきだ。しっかり勉強したまえ!」
「何さ、あいつ。いばっちゃって」「でもハンサムじゃん。
からかってみようよ」「先生!先生の勃起時のペニスの長さは
何センチですかー?」「何だって?バカか、君たちは?」
「バカですって!」生徒たちは内を取り囲んだ。生徒の一人が
ナイフを内の顔に突きつけると、全員で内の服を脱がせ始めた。
「さあ、測らせてもらうわよ」「7センチ!」「たったのそれだけ」
内のチンポはしぼみきっていた。胸の大きさに自信のある生徒が
制服の上着を上げてブラを外し、内の顔にオッパイをくっつけた。
内のチンポはたちまち勃起した。「キャハハハ。急に大きくなって
んの!」生徒たちは歓声を上げた。「勃起時、13センチ!」
女子生徒にしぼんだチンポの長さを測られ、さらに勃起するところ
を見られ、勃起時の長さまで知られてしまった内は最高の屈辱感
を味わったが、同時に生徒たちにオモチャにされたいという奇妙な
欲望がもたげてくるのを感じた。
542名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 18:33:18 ID:uCFFlBaS
翌日、内は何とか生徒たちの前に立って授業を始めようとした。
「先生ー。よく平気な顔で授業できるわねー」「こんな写真、持ってんだ
あたしたち」生徒の携帯電話を見ると、昨日のチンポがしぼんだ状態
と立っていく状態、完全な勃起状態で写っていた。内は仰天した。
「君たち、そ、そんな写真を...」「この写真、まだクラス全員しか
持ってないんだけど、全校にバラまいてもいいんだけどなー」「そ、それは
やめてくれー!」「そう。やめてもいいけど、あたしたちの命令に従う?」
「分った。でも授業はやらせてくれ!クビになりたくない!」「そう。じ
ゃあ授業してもいいけど、下半身露出しながらね」「う、うう」「嫌なの
かなー?」「わ、分った」内はズボンとパンツを脱いで授業を始めた。
受験と関係ない生物である。生徒たちは、受験勉強の気晴らしに内のチンポ
を眺めたり、居眠りしたり、他の教科の勉強をして勝手に過ごした。男性
器の観察も生物の実習と言えないこともない。「先生!あたし男の人が
自分で飛ばすところ見たい!」エッチな生徒が本音を言ったので、全員が
爆笑した。「う、それは...」内がためらっていると、生徒たちは笑い
ながら携帯をちらつかせた。あの写真を他のクラスの生徒に送られた
ら、恐らくクビになるだろう。内は観念して女子40人の前でオナニー
を始めた。「わーい」生徒たちは喜んで近くに寄ってきた。内は目を
つぶってオナニーを始めた。次第にチンポが液で濡れてきた。「これが
噂の我慢汁よ。やらしー」男が我慢汁を流すのは当たり前なのだが、
女子高生の前で出すのは、はやり嫌らしいのだろうか?内は変なこと
を考えながらオナニーを続けた。やがて絶頂が来た。(ドピュピュピュ
ピュー)「キャー、ハハハハハ」生徒たちは初めて見る射精に歓声を
あげた。
543名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 00:36:08 ID:73tzPXE7
お母さんは正義の・・の保管庫は見つけたが
レディミスト本編ってどこにあるんだろう?
544名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 09:46:12 ID:uYy3qiUK
内はまだ22歳と若く40人の女子高生に見られて興奮していたので、
その精液は1メートル以上飛び散り、射精は1分近くかかってようやく
収まった。生徒たちは携帯電話で写真を撮りまくった。ようやく射精
が終わると当然ながら、内のオチンチンは段々小さくなってきた。
「先生!どうしたんですか?急に小さくなっちゃって」知識としては
知っていたが、実物を初めて見た生徒がわざと聞いた。「...」
内は黙っていた。「先生!教えてください!」「正直言って分らない
けど、男は出すとこうなっちゃうんだ」「ふーん、でもまた立つんでしょ」
「あ、あ」「じゃあ、立てて」「すぐには無理だよ」「どのくらいかか
るの」「普通は15分くらいかな」「立ったらもう一回出せるの?」「いや、
無理だ」「うそ!雑誌には22歳なら5回はできるって書いてあったもん」
「う!」「さあ、5回出してよ」「興奮しないとダメだ」「どういうこと
?」「君たちの裸が見たい」「へーえ。贅沢言っちゃって」そういいながら
生徒たちは上着を脱ぎ、ブラジャーをはずした。15,6歳の女子高生
の裸を見て、内のオチンチンはたちまち回復した。「キャハハハ、すごい
じゃない、先生!」「頑張ってね、あと5回よ」内は5回目の射精を
終えるとふらふらになりながら、トイレに行った。男性器観察という
授業は毎日続いた。
545名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 16:26:42 ID:lJz6v/nX
年上の男に抱かれたい女っているもんだねw
http://dssd2360.web.fc2.com/
↑たとえばこういうトコとか。
Hに積極的な若い女のコと遊びたいなら、まずはいいサイト選びが大事。

546名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 16:35:24 ID:rh2/pqZK
共学高校3年の菊間ゆきのは、1年生の美少年内ひろきに目をつけていた。
菊間は「今日の放課後に体育館の倉庫で会いたい」と内の靴箱にメモを
入れた。菊間は美人で成績も優秀なので、内も菊間に好意を持っていた。
内が入っていくと、すでに菊間まマットに座りながら、コーヒーを飲んで
待っていた。「先輩。お待たせしました」「いいのよ、来てくれてうれし
い。内君の分も用意しておいたからどうぞ」「あ、ありがとうございます」
紙コップに入ったコーヒーにはバイアグラが溶かし込んであった。菊間は
ネットでバイアグイラを購入して、男を落とすために、コーヒーに溶かし
込んで飲ませることを思いついたのだった。
マットに座りながら、話していたら、20分ほどで内のオチンチンが急に
勃起してきた。さらに10分ほどたつと射精したくてたまらなくなった。
菊間はチャンスだと思い、内にいきなりキスをした。「内君、私をあげる
・・・」菊間は内の股間を掴んだ。もう内は我慢できなくなった。菊間は
自分で服を脱ぎ、うつぶせになって尻を高くあげた。オマンコがはっきり
見えた。「突いて、内君」内はあわてて下半身を出し、いきり立ったペニス
で思い切り、菊間のオマンコを突いていった。「い、いい・・」菊間は内が
自分の思惑通りセックスマシ−ンになったことをほくそえんでいた。内は
一回射精したが、16歳でバイアグラを飲んだオチンチンはなかなか収まら
なかった。菊間はいろいろな体位で挑発した。2時間位の間に内は8回
射精した。内は初体験だった。菊間は充分に満足して、言った。「今日は
もう帰りましょう。今度は家に来てね。あたしの部屋でしましょうね」
菊間は内を見事に落とした。
547名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 00:34:13 ID:ddkvz3sJ

今日もレディミスト、鹿島瑞希は戦っていた。
――偉大なる『首領様』のために…。


ドゴンッ!!

鈍い爆発音が響き、ヘルサタン中部支部の外壁に横穴が開く。

「今だ! みんな逃げろっ! 北部地区にはまだヘルサタンは手を出せない。
 みんなバラバラになって、逃げ込め!!急げ!!」

「きゃーー!!」

ブルージャスティスの市民の開放作戦が発動したのだ。ヘルサタンの支部ビルに
奴隷として囚われていた人々が、先を争うように逃亡を始める。

「さぁ、早く!!」

開放作戦のメンバーが、てきぱきと手分けをして市民の誘導をしていく。
中には長期の肉体労働で足元の覚束ないものもいた。だが、ブルージャスティスの
メンバーは一人の脱落者も出すまいと、懸命の救出作戦を敢行していく。


そのときだった。
548名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 00:36:50 ID:ddkvz3sJ

「そうはさせないわ!」

凛とした声が当たりに響く。
振り返るとそこには、戦闘スーツに身を包んだ一人の女性の姿があった。

「…レディミスト!!」

風に流れる艶のある黒髪に、知性溢れる端麗な美貌。
レオタード様のコスチュームが、形のよい豊かなバストから括れたウェスト、
肉付きのよい臀部から筋肉ののった太股へと流れるようなボディラインを
浮き上がらせ、完成された女性美とともに男性を魅了する熟れた官能美をも
感じさせる。

それで彼女を甘く見るものがいれば、その者は自分の浅はかさを手酷く
思い知らされることになろう。

――ブルージャスティスの『元』リーダー、レディミスト。

かつては対ヘルサタン戦の最前線で戦っていた正義の女神が、今はその
最強の尖兵としてブルージャスティスのメンバーの前に立ちはだかっていた。

「首領様に刃向かう者は、この私が許さないわ! これでも食らいなさい!
 ブルー・ギャラクティカ・クラッシュ!!」

瑞希は背筋を伸ばし弓を射るポーズをとる。その姿は戦女神と称えられた
アテナの姿にも似た美しさである。その右手に青い光が輝き、次第に
その光度を増していく。
549名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 00:39:09 ID:ddkvz3sJ

悪を滅する必殺の正義の雷、ブルー・ギャラクティカ・クラッシュ。

圧倒的な破壊力を有するレディミストの必殺技である。

しかしその矛先は、囚われた市民の開放を先導したかつての仲間、ブルージャスティス
工作班の一団に向けられていた。

「みんな伏せろーー!!!」

悲鳴にもにた叫びがあがる。

「ファイアー!!」

ズガーーーン!!!

巨大な閃光と爆発の轟音が辺りに轟く。
濛々とした土煙があがり、周囲の視界を塞ぐ。
この攻撃を受けて生きている人間がいるとは思われなかった。しかし…。
550名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 00:41:28 ID:ddkvz3sJ

「ゲホゲホッ…。 助かった…のか?」

信じられない、という面持ちで工作班の班員が顔をあげる。
その脇の地面は20mほども大きく抉られ、跡形もなく吹き飛ばされていた。

狙いを外すことのないレディミストの一撃必殺の攻撃が、その目測を誤るなんて―。
その理由を確かめようと彼らが彼女の姿を確かめると、そこには苦しげに手首を
押さえてうずくまる彼女の姿があった。

よく見ればその手の甲には、一輪の青い薔薇が突き刺さっている。
瑞希の傷口から鮮血が滲む。

「やってくれたわね…、レディローズ!」

レディミストはそれを引き抜くと開放工作員たちには目もくれず、くるりと背を向け
彼女に不意打ちを食らわせた相手を鋭く見つめる。
551名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 00:45:46 ID:ddkvz3sJ

その視線の先には、薄水色を基調としたコスチュームに身を包む一人の少女。

ハーフなのだろうか。色白で整った顔立ちの、西洋の陶器人形をイメージさせる
可憐な美少女である。

身長は150cmあまりであろうか。上背があり肉感的なレディミストと比べると、
小柄で華奢な印象である。栗色の髪に同じく栗色の瞳。大きな二重の瞳に潤んだ
睫毛が、見るものにとって彼女の可憐な印象を際立たせている。すらりと伸びたその
右手には、瑞希の手に投げつけられたのと同じ青い薔薇が数本。

彼女こそブルージャスティスの5人のヒロインの一人、レディローズである。


「瑞希さん、もう止めて! 何をしようとしたか、分かっているの?」

無駄と分かっていても、悲しげに少女は敬愛するかつてのリーダーに呼びかける。

「分かっているわ…。偉大なる首領様を邪魔する悪を打ち倒すのが、私の使命!」

瑞希は少女に向かって宣言する。

今の瑞希にはヘルサタンこそが正義であり、それを阻むものは全て悪である。
ヘルサタンの執拗な洗脳攻撃により制御のおぼつかない瑞希の正義の怒りは、
かつての同胞である彼らブルージャスティスに向けられていた。
552名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 00:48:54 ID:ddkvz3sJ

「そんなの、違うわ!! お願い、目を覚まして!」
「あなたも同じね…。降伏するならよし、刃向かうなら容赦はしないわ!
 いくわよ! 覚悟なさい!」

そういうや否やレディミストは、土を蹴って少女に向かって駆け出す。

「ごめんなさいっ! はっっ!!」

シュッシュッシュ!!!

繊細な少女の指先から青い薔薇が閃光のように、迫りくるレディミスト目がけて
矢継ぎ早に繰り出される。銃弾より早いその青い矢を、卓越した運動能力を
もつレディミストは流れるような体捌きでかわしつつ少女に突撃する。

ズガガガッ!!!

目的を外したレディローズの放った青薔薇が、瑞希の背後にあるコンクリートの壁を
粉々に打ち抜く。レディローズが放つ青い薔薇は、一見ただの瑞々しい青い花卉の
ようにも見えるが、その威力は厚さ5cmの鉄板をも打ち抜く威力をもつのだ。

しかし、その攻撃は一つとしてレディミストの躰を捕らえることはできない。
瑞希は華麗なステップでレディローズの攻撃を次々とかわしていく。
553名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 00:50:38 ID:ddkvz3sJ

「そんなっ…当たらない!」
「甘いわね! 投擲の際の肩の動きが丸見えよ!!」

肉弾戦に持ち込める距離まで間合いを詰めると、レディイストは渾身の回し蹴りを
放つ。まともに食らえば、戦車も吹き飛ばすレディミストの蹴りである。

「おイタはここまでよっ! ハァッ!!」

ブンッ!!

空気を切り裂くような旋風が巻き起こる。
が、その瞬間レディローズの姿はかき消え、瑞希の回し蹴りは虚しく空を切る。
と、同時に瑞希は体勢を崩すことなく、その頭上へと飛び上がる。

「そうくると思っていたわ!」
「しまった!!」

蹴りは誘いであったのだ。
レディミストの蹴りを間一髪、空中へ華麗に舞い上がりかわしたレディローズの動きは、
まさに瑞希の予想通りであった。レディローズの新体操で磨かれたあまりに完璧なその
回避運動は、逆にその先を予測するのは容易かった。
554名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 00:52:14 ID:ddkvz3sJ

「きゃぁぁぁ!!」

ガスンッ!!

空中に華麗に舞い上がったレディローズは、獲物を狙う鷹のようなレディミストの
追撃によって空中で羽交い絞めにされ、甲高い悲鳴をあげながら無様に地面に叩き
つけられる。少女が気づいたときには既に瑞希に押さえ込まれ、逃げられぬよう
腕の関節をしっかりと決められてしまっていた。

「だから言ったでしょう、深雪ちゃん? 不用意に空中に逃れてはだめだって」

勝利を確信した瑞希が、形のよい口の端を歪めてニヤリと笑う。

かつてブルージャスティスの組み手でも、少女はしばしば同じ失敗を瑞希に指摘されていた。
その癖は直したつもりではいた。だが、手加減のないレディミストのスピードとパワーを
伴った攻撃に気をとられるあまり同じ失敗を繰り返してしまったのだ。

しかも今、彼女を押さえ込んでいるのは彼女のよく知っている、あの強くも優しかった
ブルージャスティスのリーダー、鹿島瑞希ではない…。
555名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 00:54:10 ID:ddkvz3sJ

「私を…どうするんですか?」
「そうね。まずはその悪戯ができないように、腕の関節を抜かせて貰うわ」

残酷な笑みを口元に浮かべたまま、瑞希はまだあどけなさの残る自らの教え子の
左腕に手をかける。が、そのときだった。

「スワニー・ウィング!!」

二人を目がけて不可視の衝撃波が叩きつけられる。
その勢いで二人とも地面へ投げ出される。

「きゃぁぁ!」
「今よ!! こっちへ!!」

レディローズは瑞希の拘束を逃れた少女は、新たな救出者の下へと駆け出す。
そこにはもう一人、白と淡い水色と基調としたコスチュームに身を包む、
少女のよく知ったもう一人の女性がいた。
556名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 00:59:51 ID:ddkvz3sJ

「ごめんね。大丈夫だった? パワーは加減したのだけれど、私の技では
 あなたを確実に助け出す術がなくて…」

少女を労わるように、その女性は彼女を抱きしめる。

「いいえ、ありがとうございます…。 あっ、痛っ!」

心配させまいと気丈に応える少女であったが、レディミストに押さえ込まれた
際の左肩の負傷は隠せなかった。

「肩の筋を痛めたようね、無理はしないで後は私に任せて」


「あなたまで現れるとは、今日は随分と大掛かりな作戦なのね、和希」

レディミストは二人の勝負に割って入った、彼女もよく知るその女性に問いかけた。

「そうね。姉さん」

和希と呼ばれたその女性が、少女を庇うように二人の間に立ちはばかる。
20代後半であろうか。身長は瑞希とほぼ同じだが肉感的なレディミストと違い、
全体的に均整の取れた肉体はギリシャの彫像のような印象を感じさせる。


557名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 01:01:03 ID:ddkvz3sJ

――現れたのはレディスワン。
ブルージャスティスの『現在』のリーダーである。

コスチュームはレディミストとほぼ同じ。
レオタード様の戦闘衣の淡い水色の柄がレディミストとは逆に描かれている。
二人は遠目には、まるで双子のように見えないこともない。

彼女の名は鹿島和希。
鹿島瑞希の実の妹でもあった。


「姉さん、今日こそはあなたを倒す!」

「あなたにそれができるかしら?」

不敵な口調で応えながらも、瑞希は戦いに備え慎重に足場を確かめる。

レディスワンこと鹿島和希の実力はブルージャスティスで唯一、自分に
匹敵することを実の姉である瑞希はよく知っていた。
558名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 01:04:44 ID:ddkvz3sJ

「できるわ。それが……、あの子のためだから。」

「あの子…?」

「――勇哉くんよ。」

応えるレディスワンの声音に、複雑な悲しみの色が混じる。
一方、あらゆることに動じない精神力を持つレデイミストの表情にも、初めて
動揺するような感情らしいものが現れる。

「勇哉…。…笑わせないで頂戴。あの子は私の子なのよ。で、あの子は今、
 どうしているの?」

「まだそのことは忘れないでくれてはいるのね。勇哉くんは私が預かっているわ。
 あの子は周りには何も言わないけれど…、今の姉さんの姿を勇哉くんが一番
 悲しんでいるのよ。」

「あの子の名を使わないでっ!」

叫ぶように和希の言葉を遮る。
瑞希の最愛の一人息子、勇哉―――。
559名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 01:07:04 ID:ddkvz3sJ

「私はもう、全てを首領様に捧げたのよ。この体も命も…。かつての間違った自分は、
 もう全て捨ててしまったのだから」

「勇哉くんも間違いだったと言うの?! あの子はどうするつもりだったの、姉さん?」

「黙りなさいっ!!」

整った柳眉を吊り上げ、その両目には真実の怒りの焔が灯る。
端正な美貌が憎しみで歪む。しかし、その一方で忘れがたい恋慕の情が瑞希の
心の内からこみ上げてくる。首領様に全てを捧げた瑞希にとって、こんなことは
あってはならない、許されないことなのだ。百戦錬磨の瑞希の心を深い葛藤が
締めつける。

「私は…私は…、レディミスト。ヘルサタンのレディミスト。首領様の命令と
 あらば、何人であろうとも容赦はしない!」

自らに言い聞かせるように瑞希は応える。
――そう、私は首領様の忠実な番犬、雌犬なのだから。
560名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 01:10:32 ID:ddkvz3sJ

「まさか、あの子にまで手をかけるというの?! あなたの息子なのよ?
 それすら捨ててしまえると言うの、姉さん?」

――私があの子を…?

そんな! そんなこと…あるわけ。でも…、私は…!!
勇哉は私の息子で、あの鹿島修平の息子で、あの男は首領様の敵で……。
私は……私は…、首領様の雌犬で……!!!

瑞希の思考が混乱する。
かけがえのない大事なことと、かけがえのない『はず』のことが瑞希の心の
中でせめぎあう。

「――お願い、黙って…」

「いいえ、黙らないわ。今のままでは姉さんを勇哉くんに会わせるわけには
 いかない。あの子の心を、もうこれ以上、傷つけさせたくはないから――。」

「黙れ黙れ黙れーーーっ!!」

瑞希の叫びは、もはや悲鳴にも近かった。
かぶりを振りながら両耳を押さえ、その場にうずくまる。
561名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 01:12:16 ID:ddkvz3sJ

聞きたくない!。
このままでは心が…、心が二つに張り裂けてしまう!

「私は…、私はぁ…!!  敵! そう、あなたは敵!!
 消えてしまえ!! ブルー・ギャラクティカ・クラッシュ!!!」

この敵さえ、この女さえ消えてしまえば…!
瑞希は全霊を込めて必殺のエネルギーを充填する。

「スワン・ウォール!」
「ファイアー!!」

ズガーーン!!!

青い閃光と爆裂音。
瑞希が放った陽電子プラズマの高エネルギーにより辺りは破壊の焔に包まれる。

だが…。

両手を広げた和希の前には空気から素粒子レベルで再構築された、透明な
壁が立ちはだかり、瑞希が放った高エネルギー弾の炸裂から二人を守る。
そのバリアーには、傷ひとつついていなかった。
562名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 01:13:09 ID:ddkvz3sJ

「無駄よ、姉さん。そんなタイミングでは、私のバリアーは打ち破れないわ」

最強の攻撃力をもつレディミストと、最強の防御力をもつレディスワン。

本来、瑞希の攻撃と和希の防御は互角であり、ともに打ち合えばともに消滅
する。しかし和希の言葉に心を乱した瑞希は、エネルギー同期も待たずに
発射したため、充分な破壊力が得られなかったのだ。しかも、

「くそっ!! うっ!」

瑞希がガクリとその場に膝を突く。

必殺技の連射とタイミングを逸した攻撃で、レディミストのエネルギーは大幅に
消耗していた。一方の和希には傷ひとつなく、無傷のバリヤーの向こう側から一方的に
攻撃ができるのだ。しかも負傷したとはいえ、まだ戦闘力をもったレディローズが
サポートに廻るとなると…。

――これでは、勝てない。
瑞希は冷静に状況を判断し、敗北を認めざるを得なかった。
563名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 01:15:12 ID:ddkvz3sJ

「仕方ないわね…。今回は見逃してあげるわ」

瑞希は不敵に笑いながら、間合いをとり後ずさる。
いつの間にかその右手の傷口は、レディミストの自己修復能力で
ほぼ塞がりつつある。

「私は見逃さないわ。今なら姉さんを取り戻し、元の姉さんに戻せるのよ」

「それはどうかしら。…甘いわね、和希。」

瑞希がチラリと横目で確認する先には、逃げ遅れた市民の一団がいた。

「いけない!! 深雪ちゃん、後、お願い!!」

瑞希の意図を悟った和希が脱兎のごとく、その間合いに入り込む。

「ブルー・ファイアー!」

レディミストの右腕から、青い稲妻のような光が煌く。
必殺技ほどではないが、一般人相手ならば数十人を撃ち斃すエネルギー弾が
市民の一団に向けて発射される。
564名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 02:49:56 ID:oubkVwqx

バシュ!!

間一髪回り込んだレディスワンのバリアーで、硬質な甲高い音とともに光線は
白煙となって消えうせる。しかし、瑞希が土を蹴ってその場から離脱するのも
同時であった。

レディローズは負傷し、レディスワンもまたバリヤーを解除しないと高速には
動けない。無防備な市民への攻撃で無傷のレディスワンとの距離を確保し、
その絶妙なタイミングでレディミストは脱出に成功したのだった。

「逃げられたわね…」

ポツリと和希が口にする。
しかし、意外と残念がる風でもない。

「私だって、姉さんを倒したいわけではないのよ……」

565名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 02:52:45 ID:oubkVwqx

――ここはヘルサタン秘密地下本部。

「なんとかやつらを追い払えたようだが…、瑞希よ。またやつらを
 取り逃がしたな」

跪くレディミストを前に首領様は言葉をとぎる。

「はっ…申し訳ございません」

うなだれたまま、瑞希は顔をあげることすらできない。

「…やはり気になるのか?」
「えっ?」
「息子のことが、だ」

瑞希は首領様の言葉に衝撃を受ける。

「そ、そんな…。そんなことはございません。瑞希は首領様のご命令とあらば、
 なんでもいたします!!」

「そうかな。お前には勇哉を殺すことはできまい?」

「そ…、それは……っ」

偉大なる首領様の命令は絶対である。その言葉に従うことのみが真実であり、
瑞希の存在意義である。しかし…。
566名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 02:54:58 ID:oubkVwqx

ヘルサタンはは片膝を突いたまま言葉を失い苦悩に煩悶する瑞希のもとへ
歩みよると、ぽんとその肩に手を置く。

「分かっておる。ワタシはお前を試したいわけではない。お前はワタシの
 かわいい部下ではないか。その忠誠を私が疑うとでも思うのか?」

「しゅ、首領様…」

瑞希が首領様の姿を見上げると、その両目が感涙で潤む。

やはり首領様は分かっておられた。
私の苦悩など完全にお見通しであられたのだ。
私などが案ずることは、何一つなかったのだ。

「しかし、今のままではお前も充分には戦えまい。そうだな…」

ヘルサタンはしばし何かを考え込み、そして思いついたように口にした。

「支部の再建はさておき、先ずはお前の息子を取り戻すことを考えようではないか」

「!!! 勇哉を、ですか」

首領様の予想外の言葉に、瑞希の脳裏に驚きと困惑が広がる。

私は全てを首領様に捧げた身。憎いあの男との間に生まれたあの子など必要ない。
それに立派に成長したあの子にも、もう私は必要ではない。
瑞希はそう自分に言い聞かせてきたのだ。
567名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 02:56:28 ID:oubkVwqx

「し、しかし! あの子はあの鹿島修平の息子です! 偉大なる首領様の
 元へ連れてくるわけには…」
「構わんよ。お前たちは親子ではないか」
「!!!!」

なんという寛大さ!!
あぁぁ、首領様はなんと偉大なのだろう!!!
絶対に両立しないはずの幸せの可能性を前に、瑞希の思考は完全に停止していた。

「そうだ。勇哉くんをここへ連れてくるのだ。そして、たっぷりと『可愛がって』
 やるといい。そう、たっぷりとな…。くっ。くくくっ。はっはっはっは!!」

ヘルサタンはそう言いながら笑いだす。
その意を瑞希は測りかねたが、彼女はまるで心配はしていなかった。
なぜなら偉大なる首領様の考えに間違いなどないのだから。

「はっはっ…。まぁ、よし。瑞希よ。今日はよくやった。下がってゆっくり
 休むがよい」
「ははぁ!」

瑞希は肩膝を突いたまま一礼すると、ヘルサタンの玉座を後にした。

一人残された部屋で、ヘルサタンはなおも笑いが止まらなかった。

「くくくくっ。見ものではないか…。あの瑞希がどんな風に息子を可愛がるのか。
 修平よ。お前の地獄はまだほんの入り口なのだぞ…」
568名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 21:59:16 ID:+c8XQCle
>>567
GJ!乙です。
このままいくと瑞希は実の息子に孕まされるのかな?
これからの展開が楽しみです。
期待していますのでがんばってください。
569名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 07:27:03 ID:Hnd/zutA
>>568
導入が即落ちだったので、こんな形でヒロイン成分を追加してみました。
洗脳後になってしまいましたが…。短く纏められないのが、orz です。

とりあえず気の向くまま、適当に書いてます。エロ部はまだ未完成です。
もっとアレやコレをさせたいのですが、何せ技術がないのが残念です。
570名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 07:58:31 ID:Hnd/zutA

自室に戻った瑞希はほっと安堵のため息をつく。

首領様の圧倒的な存在感の前では、瑞希も自分を保っているために多大な緊張を
強いられる。ともすれば何も考えることなく、首領様の言葉にただ従っていたい、
そんな欲求さえこみ上げてくる。

――しかし…。

先ほどの予想もしなかった首領様の提案に、瑞希の混乱は今も続いていた。

我が子ではあるが首領様の宿敵の息子でもある、あの子と共に暮らす……。
そんなことが、わたしに許されるのか。

あの子を前にしたとき、自分はどうなってしまうのだろうか…。
憎しみ? 愛しさ? 
敵? 我が子――?

「…分からない」

思考が混乱するばかりで、何も考えたくはなかった。
ただ今は、熱いシャワーだけが欲せられた。
571名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 08:02:09 ID:Hnd/zutA

バスルームの更衣室で、瑞希は左手の薬指に嵌めたリングを回す。

シュッ!っという鋭い音と共に、瑞希の全身を覆っていた超硬化スーツが
解かれる。その仕組みは瑞希にも分からない。

レオタードにも似たスーツが解除されると、瑞々しい裸体が露となる。
戦闘でほんのりと汗ばんだ肌は、まだ微かに薄桜色に紅潮している。
日々のトレーニングで鍛えられ均整のとれた体には無駄な肉はついていない。

引き締まった後背筋、大臀筋から太股へのラインは健康的な肉体美そのもの
である。唯一の例外は大ぶりなそのバストであるが、その母性の象徴たる乳房は
型崩れもせず誇らしげに理想的な房錘形を描いている。

肉体美だけではない。スポーツ万能の瑞希はこの肉体を駆使する術を
知っており、その戦う姿はまさに戦女神とも言えるだろう。

ただ今の瑞希は、その肉体も精神もヘルサタンの意のままである。

ヘルサタンの命令さえあれば類まれなる運動神経と鍛え上げられた戦闘技術で
敵を打ち破り、同時にその非の打ち所のない完全な肉体を駆使して、目を覆う
ような堕落した淫行に惜しげもなく供するのだ。
572名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 08:05:52 ID:Hnd/zutA

留めていた髪を解きバスルームに入ると、瑞希は熱いシャワーを全身に浴びる。

シャァァァーーッ!

肌を叩く水滴の律動が心地よい。
張りのある白い肌の上を、湯滴が玉のように滑り落ちる。

全身を満遍なく濡らしながら、瑞希は先ほどのヘルサタンの言葉を思い出していた。

『――まずは、お前の息子を取り戻すことを考えよう』
『――構わんよ。お前たちは親子ではないか。』


「勇哉と一緒に暮らすことができる…」

瑞希の心理には夫である修平を敵として認識し、憎むようにヘルサタンの洗脳が
徹底的に施されてはいる。だが息子の勇哉については、変わらぬ愛しさを今でも
瑞希は感じているのだった。

首領様の敵である憎いあの男との間に生まれた子ではあるが、あの子には罪はない。
私にとってかけがえのない、たった一人の息子…。

今の瑞希にとって、勇哉はそう認識されていた。

そう―。
本来の鹿島瑞希は強くもあるが、母性豊かな優しい女性でもあるのだ。
573名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 08:07:24 ID:Hnd/zutA

「勇哉……」

目を瞑ると懐かしい我が子の面影が脳裏をよぎる。

――今頃はもう、背も伸びたのであろうか。

幼い声でお母さん、と呼ばれたのはいつの事だったろうか。
小学校の運動会で一等賞の旗を持ち、嬉しそうに駆けてくる息子の姿が昨日の
ことのように思い出される。

シャワーを浴びながら、瑞希は愛しい我が子を胸元に抱きしめる光景を
イメージする。

だが…。

全身を抱きしめるようにしたその手が、そのまま豊かな己の乳房に伸ばされる。
それを鷲づかみにすると、手のひらに収まりきらないその柔らかな白い乳肉を
2度3度と捏ねるように揉み回し始める。指から零れ落ちる肉塊がひしゃげ、
歪められる。

「勇哉…勇哉…。私の勇哉…」

瑞希の端正な唇から、熱い吐息と共に我が子の名が紡ぎ出されていく。


――欲情。
瑞希は明らかに、欲情の吐息を漏らし始めていた。
574”管理”人:2006/04/03(月) 23:25:14 ID:7LMb1qoY
レディミストMC版作者さま。
保管が遅れました。申し訳ないです。

ご存知とは思いますが、あちらのスレが色々とごちゃごちゃしており、二、三日こちらの確認を怠っておりました。

楽しみにしておりますので、無理のない範囲でがんばってください。
575名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 05:07:46 ID:zWANKVhK
>>574
いつもお手数をおかけしております。
素人の拙文ではありますが、保管ありがとうございます。

毎度のコトながら実際に落としてみると、ああすれば良かったこうすればもっと、
という部分に気づかされます。

妹の“鹿島和希”、真田和希の間違いでした。orz >478
原作者さま、スミマセン。m(_ _)m
576名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 05:16:46 ID:zWANKVhK

ヘルサタンはレディミスト、鹿島瑞希をその手に入れて以来、徹底的に彼女の
それまでの倫理観、価値感を破壊し改造し尽くしていた。

これにより今の瑞希にとって、愛とは情欲のことであり、肉体による快楽の交歓に
刷り替えられていたのだった。


それは瑞希の内から溢れ出す、我が子に対する母性ですら例外ではなかった。

「あっ…」

艶めいた声を漏らしつつ瑞希は我が子の面影を思い出しながら、ただ無心に己の
乳房を弄る。右に左に豊満な乳房を揉みしだくと、その手のひらの下で擦れ
押しつぶされた、かつて我が子の口に含ませた肉芽が次第に硬さを増していく。

抱きたい…、あの子を抱きしめたい…。

――母親ならば誰しも感じる当たり前の愛情。

それが瑞希の中で歪み捻じ曲げられ、その想いとはうらはらに肉欲という形で
彼女の熟れた躰を急速に熱くしていく。

抱きたい…。あの子を抱きたい…。
胸元にあの子を抱きしめ、この胸にその顔を埋めてあげたい。

――あの子にこの乳房を押し付け、こすりつけたい……。
577名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 05:19:16 ID:zWANKVhK

シャーーー。

「あ、……ん。はぁ…。く……っ」
バスルームに響くシャワーの水音に、瑞希の淫声が幽かに混じる。


思えば勇哉と最後に一緒にお風呂に入ったのは、いつの頃だったろうか。

いつも勇哉と一緒にいた瑞希は全く気にしたことすらなかったが、いつの間にか
我が子はそれを恥ずかしがる年頃になっていた。瑞希が体を洗ってやろうとすると、
勇哉は、“いいよ、自分でするから”、と恥ずかしげに背を向けたものだった。

そんな一人息子の成長を微笑ましく思いながらも、一抹の寂しさを感じたのは
そう遠い昔のことではない。

(でも、今の私は違う…)

首領様に真の『愛』のあり方を教えて頂いたのだ。

年頃の男の子が女の躰に興味をもち興奮するのは当然ではないか。まして愛する
我が子が、母親である自分の裸体に女性を感じてくれるなど喜ぶべきこと。

瑞希は自分の肉体が男性の劣情を呼び起こすことを自覚しており、それをどう使えば
いいのかも充分理解していた。
578名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 05:27:20 ID:zWANKVhK

――そう。

息子勇哉のためならば、瑞希は己の肉体を駆使して彼を悦ばせてあげることが
できるのだ。瑞希は勇哉があのとき何を恥ずかしがっていたのかも理解していた。

だって男の子なんだもの…。当たり前じゃないの。

「勇哉…。母さんの……触っていいのよ…。」

照れて恥ずかしがる勇哉の、まだ小さな両手を己の乳房へと導く。
そんなあられもない空想に浸りながら、瑞希は両手で己の乳房をつかむ。
柔らかな白い肉に繊細な指が埋もれていく。

ね、大きいでしょ。母さん、胸には自信あるんだから。
勇哉の好きにしていいのよ……。

「はぁ…。勇哉、揉んで…。母さんの…」

むにゅ、ぐにゅ。

恍惚とした表情で両目を瞑り、瑞希はたわわに実った自らの果実を両手で思う存分に
揉みしだく。時にこね回し時に鷲掴みにし、時折、その溢れ出る乳肉を押しつめるように
して両の乳首同士を擦り合わせる。そのたびに張りのある形のよい乳房がひしゃげ、
深い谷間をつくる。その谷間に向かって、水滴が次々と滴り落ち姿を消してゆく
579名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 05:33:24 ID:zWANKVhK

「…ん、はぁ、…そう」

両の乳房を擦り合わせるように瑞希は揉みしだく。
両手で己の乳房を揉みながら、親指と人差し指でその先端の蕾を摘み上げる。

「あっ…!!」

乳首を摘みあげると痺れるような快感が瑞希の脊髄を走り、電流に打たれたように
ビクッと全身が硬直する。

まだ胸しか弄っていないのに、勇哉のことを想うだけでこんなに感じるなんて。
なんて気持ちいい…。

瑞希はシャワーの浴びるのを止め、その先を自らの股間に向ける。

シャァァァーーッ!

程よい湯加減の微細な水流が瑞希の肉襞を掻き分け、その奥にある小さな肉芽を
刺激する。程よく感度の高まった淫芽に微細な水流が叩きつけられ、待ち焦がれた
その刺激に熟れきった瑞希の“女”の部分が悦びの声をあげる。
580名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 22:04:02 ID:TfnWBTSB
>>579
GJ!あいかわらず良い展開ですね〜。
このままどんどんと近親相姦に進んでいってほしいです。
5811/4:2006/04/18(火) 07:05:22 ID:P3rBU9j4
 カチャリ
 鍵を閉める音を耳にして、私は先生の方を向いた。メガネの奥から私を見つめる目は痛いほど静かで、
なんの感情も見られなかった。
 一歩、思わず足が下がる。
 一歩、先生は近づいてくる。
 捕食される寸前の動物の様に私は怯えていた。いや、まさに私はライオンに食われる寸前の小鹿だった。
 恐怖から勝手に足が走り出していた。でも先生は私よりも素早かった。棚の奥に向かおうとした
わたしの腕を瞬時に掴み床に引き倒す。大きな音と共に私達は床に転がった。
 先生の顔は思ってたよりも大分童顔だった。なんでだろう、と思ったら先生がいつもかけている
眼鏡が床に落ちていた。レンズにヒビが入っているのを目の端に確認した直後、私は目を閉じていた。
 何故って、先生の顔があまりにも近くにあったから。
 唇に押し付けられた先生のそれはかすかに震えていた。だから私は彼氏というものがいるのに
振り払えなかったんだと思う。いいわけかな? 本当はこの時もう先生に心が傾いてたと思うんだ。
実はずっと前からいいなって思ってたんだもの。
 先生はキスは震えながらしてきたクセになかなか大胆だった。ぞわっとしたと思ったら、太ももを
撫でられていたのだ。
5822/4:2006/04/18(火) 07:06:26 ID:P3rBU9j4
「ちょっ、センセ!」
 思わず目を開けて先生の体を押しのけようとする。思ったよりもがっしりとした胸板に驚きながら。
「イヤよイヤよも好きのうちってね」
 童顔のクセに、にやりと笑う彼の顔に浮かんだものは大人の笑みだった。
 あれよあれよと言う間に私は大した抵抗もできず、ブラウスを脱がされキャミを捲られブラジャーも
外されていた。邪魔なものを排除した先生は思う存分私の胸を撫で始めた。やさしく胸を撫でるタッチ
に感じてしまう。
「……っ」
 びくっと反応すると、嬉しそうに先生は咽の奥で笑った。
 映画の悪役みたい……。憎らしくなった私は意地でも声にだすもんか、と口を引き結んだ。
 でも右手で右乳首を摘みつつ、左乳首は舌で舐め、左手でクリトリスを弄ぶという絶妙のコンビネー
ションには参ってしまい、ついつい声が口から漏れてしまった。
「ん……やぁ」
 その声を耳にしたのか先生は左手をクリトリスから離し、両胸を両手で揉み始めた。五本の指をばら
ばらにゆっくり動かし、優しくしっかりと掴む。たまに乳首に擦れたりしながら。あまりの気持ちよさ
にもはや私は陥落寸前だった。
 私の全身から力が抜けたのを感じたのか、待ってましたとばかりに、先生の左手がまたショーツの下
にもぐりこんだ。既に私のあそこは濡れ濡れで先生の指を難なくくわえこんだ。先生の指に穴の中から
膀胱を押され、ますます気持ちよくなった私のあそこは涎を垂れ流す。
 私の顔は真っ赤だったと思う。恥ずかしくてたまらなかった。明るい真昼の太陽が窓から差し込んで
いて私の体は先生に全て見えていたから。
5833/4:2006/04/18(火) 07:10:33 ID:P3rBU9j4
 気付くとショーツは完璧に下ろされ、指は三本に増えていた。穴の中を縦横無尽に動き回る
指のせいで、私はとても口には出せないけど、もう欲しくなっていた。先生のアレが。
 口には出せないのに、体は正直なんだ。腰が持ち上がって、足が全開になってた。くれ、く
れって全身で言ってた。
 それを感じたのか先生はせわしくベルトを外し、ズボンとトランクスを半脱ぎ状態にして、
入ってきた。アレが入ってくる瞬間。一番好き。ゆっくり入ってくるのもいいし、一気に突っ
込まれるのも好き。先生は、ゆっくり入ってきた。
 徐々に徐々に、私の穴が先生のアレで埋まっていく。
「あ……んあ」
 思わず声が漏れる。先生のアレ、長くって奥にあたって気持ち良いんだもん。
 間をおかずに、先生は上下に揺れ始めた。一旦穴から出す寸前まで出してまた一気に入れる
フルスイングもいいけど、私はこうやって半分くらいしか出し入れしないで中でたくさん擦ら
れる方が好きなんだ。素早いスイングに私が感じはじめるのはそうかからなかった。だんだん
昇ってく感覚にいつしか私の息も荒くなっていく。
 気付くと先生の運動に合わせて声が出ていた。
「あん、あん、いいん、いん、せん、せい、いい」
 もう意味を成してないわ、と思ったとき、あの感覚が来た。
「イク!!」
 山を越えてビクっと体が緊張する。
 私はイったのに、先生はまだイかないみたいで、私はイった直後も激しくガクガクと揺さぶられた。イったばかりの感じやすい体に先生の激しい動きは辛く、私はすぐまた昇り詰めてしまった。さらに先生はクリトリスを触ってくる。
5844/4:2006/04/18(火) 07:11:35 ID:P3rBU9j4
「せんせい、だめぇ!!」
「ゆみ!」
 最後に私の名前を呼んで、先生と私は同時にイった。
 お腹に精液が流れ込むのを感じた。できちゃったらどうしよう。そう思ったとき、先生がいった。
「俺の子、生んで」
 上目遣いの目が子供みたいでかわいくって思わず答えちゃったんだ。
「いいよ」
 そしたら、先生って現金なの。またおっきくなっちゃて。第二ラウンド突入だったよ。
585名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 22:48:51 ID:2qw27TwM

「あぁ……! いい!!」

股間を焦らす熱いシャワーの刺激にたまらず身をよじりながら、無意識のうちに
片手で掴んだゴム製のシャワーのコードをたわわな乳房へグイと押し付ける。
上下同時の肉芽への刺激がたまらない。

叩きつけるようなその水流を己の秘所へあてがいながら、瑞希は夢中でシャワーの
ゴムホースを左右の乳房に擦りつけていく。より深く鋭い刺激を求めて、瑞希が
ホースを乳首を擦りつけようとするたび、その先にあるシャワーは微妙にその向きを
意地悪く変える。

「あっ! ん…、もぅ! 大人しくして」

瑞希は立ったままシャワーを肉付きのよい太股で押さえつけるように挟み込むと、
そのホースを柔らかな胸の谷間に挟み込む。湯の通った生温かいシャワーのゴム
ホースは、熱く滾った男根を乳房で挟んだときの感触を思い起こさせた。

(勇哉のも、これくらいにはなったのかしら…)

あの子のを挟んであげたら、こんな感じなのだろうか。
親指よりやや太いそのホースを見ながら瑞希は考える。

こんな風にしてあげたら、あの子は喜んでくれるだろうか?
586名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 22:53:11 ID:2qw27TwM

――いえ、絶対に悦ばせてみせる。

瑞希は顔を斜めに傾けると、乳房に挟み込んだホースに舌先をのばす。

クチュ、ヌチュ…。ニチュ…。

端正な唇でさも愛しげにときにホースを咥え、ときに舌先を筋に沿って這わせていく。
口元から涎が滴り落ちるのも構わず、まるで愛する異性の男根にするのと同じように
舌先を搦めては舐め回し、丹念に口唇による愛撫を施していく。

それに併せて瑞希はホースを挟み込む乳肉を掴み上下に擦りあげる。
擦りながら指先で屹立したその先端を、たわわな柔肉に指先が埋もれるほど
押しつぶすように捏ね回す。手から零れ落ちそうなほどの、薄く静脈の透ける
乳肉が歪み、人工的な熱い管を締め上げていく。

それと同時に瑞希が股座に挟み込んだシャワーの金属表面は、その敏感な肉襞を
めくりあげ、剥き出しとなった肉芽に不規則なビートで温水を叩きつけていく。
感度の高まった瑞希の卑肉が悦びに戦慄き、獣じみた臭いの粘性の高い液が
瑞希の膣口からとめどもなく溢れ出す。
587名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 23:10:05 ID:2qw27TwM

「あぁぁ、すご……いい。堪らない…。もう母さん、我慢できない。入れて、勇哉。
 母さんの中に入れていいのよ」

肉体のもたらる快楽に耐え切れずに、瑞希はそのままへたりこむようにしゃがみ
こむと、己の秘所へ乱暴に指を捻じ込んでいく。左手の中指と薬指がその根元まで
肉襞の間にずぶずぶと差し入れられる。

あぁぁ…、堪らない。
これよ、これが欲しいの。

「いい! 勇哉、いいのよ。愛してる、愛してるのっ!」

女体の快楽のツボを全てを知り尽くした白い指先が、瑞希の肉襞を掻き分けながら
その法悦の場所を容赦なくこすりあげる。ぐちゅ、くちゅり。湿った音を立てながら、
勇哉を産み落としたその女の聖なる産道を、より深い肉の快楽を求めて玩ぶ。

「あ、い、いぃ! そこ、そ、いや。もっと!」

痺れるような快感に、時折、ビクリと全身が仰け反るように痙攣する。その度に形の
良い豊かな乳房がブルンと弾むように揺れる。日頃から鍛えられ、体力のある
三十路前半の女の肉体のもたらす獣欲は、まるでとどまるところを知らなかった。

瑞希には分かっていた。
どうすればもっとこの快楽を愉しむことができるのかを。

そう。この肉体は既に首領様によって、開発されつくしているのだ。
もちろん、その愉しみに対して今の瑞希は羞恥も躊躇も感じることはない。
その肉体の求めるまま、秘所を掻き回しては痴女のように愛液を垂れ流していく。

それこそが瑞希にとって、『愛』なのだから…。
588名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 23:15:06 ID:2qw27TwM
>>580
なかなか書き進まず、すみません。
二人を絡ませられるのはいつになることやら…。
589名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 06:11:59 ID:rXPdl7MC

シャァァァーー。

湯煙に霞むバスルームの中、放り出されたシャワーからは途切れる
ことなく温水が噴き出し続けている。湯はほんのりと湯気をたてながら
排水溝へと流れ、消えていく。

その湯煙の中、桜色に染まった女の裸体が蠢く。

形の良いたわわな乳房と引き締まったウエスト、程よく脂ののった臀と
筋肉質な太股の肉感さ。艶のある黒髪を軽く纏め上げている。

男性なら誰もが欲情を覚えずにはいられないであろう熟れた肉体を持つ
美しいその女は、羞恥の欠片もなく獣のような喘ぎ声を漏らしながら、
ただひたすら自慰に耽る痴態を晒していた。

――鹿島瑞希。

かつては正義の女神と謳われた彼女ではあるが、今やその瞳には
妖しげな光が宿り、女として非の打ち所のない完成された肉体を駆使して、
繊細な己の指先のもたらす快楽に溺れきっていた。

「あぁぁ…、いい…。気持ちいい……。勇哉、勇哉ぁ。……母さん、勇哉を
 愛してるの……。勇哉……んふぅ…、見ていいのよ。母さん、勇哉のためなら
 何でもしてあげるんだからっ…。」

――あの子に見せてあげたい。

あなたのために、こんなになってる母さんを見て欲しい。
こんなにも母さんは、あなたのことを愛しているのだから……。
590名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 06:14:11 ID:rXPdl7MC

「ん、あはぁ…。見て……見ていいんだから……。ン…あ…。」

瑞希は片手で自らの秘所を巧みに弄りながら、片手で形のよい乳房を下から
掬い上げるように持ち上げ揉んでは捏ね回す。重量感溢れる半球が手から
はみだし盛り上がる。右の乳房を充分に揉みしだくとそのまま左の乳房へ。
時にたっぷりと、時に荒々しく緩急をつけて自分の乳房を揉みしだきながら、
体全体を使ってブルンッと空いた乳房を揺する。

まるで見せ付けるかのような執拗なまでの乳房への愛撫。


「そう…、おっきい…でしょ、母さんのおっぱい…。ん…、あはぁ……。
 んふふふっ。見てたんでしょ…。たっぷり見せてあげるんから」

そう。
母さんは知ってるんだから。

あなたが風邪を引いたとき、おでこでお熱を測って上げると恥ずかしそうに
母さんの胸元から目をそらしていたのを…。

いいのよ。見て。
もう恥ずかしがって遠慮することも、隠すこともないの。
591名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 06:17:43 ID:rXPdl7MC

(見て、勇哉。母さんのおっぱい見て。触って。吸って…)

グジュグジュと左手の人差し指と中指で自らの女壷を指で掻き回しながら、瑞希は
その重い乳房を下から持ち上げるとその先端を口元へと運ぶ。

疼痛すら感じるその蕾に舌先を伸ばして、焦らすかのように己の乳首をゆっくりと
舐めまわしてゆく。

「はぁぁ。見て、勇哉…。勇哉が吸ってくれないから、母さん、自分で自分のおっぱい
 舐めているの。あぁぁ……勇哉……勇哉。 舐めて…吸って…!」

ジュブ…、ジュル。ヂュ…、クチュ。

はぁはぁと荒い息をつきながら、瑞希はまるで飢えた獣のように己の乳房に貪りつく。
片手は休むことなく膣肉を陵辱しながら、ぬらりとした舌先を伸ばして片手でぐいと
持ち上げたままの乳房の先端をチロチロと舐め回す。乳輪が自身の唾液でぬらぬらと
滑る。

「あふぅ。…うふふっ、見て。母さんのおっぱい、凄いでしょ? こんなことできるの、
 …ん…、母さんだけなんだから…。 あはぁ…、うふふふっ。一緒になったら勇哉にも、
 母さんが自分でおっぱい舐めるところ、いっぱい、お手本で見せてあげるからね。
 あン…。こ、こうするのがいいの…。ん……」
 
恍惚とした表情で己の乳首を軽く甘噛みする。火照った躰に甘美な痛覚が心地よい。
二度三度と繰り返し噛んでその痛みを悦しんでは、今度は舌を使って痛みの残る
その先端を労わるように丹念に舐めていく。
592名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 06:22:07 ID:rXPdl7MC

「ん…、はぁ…。ニチュ……、は…あひぃ……いい…」

もはや瑞希には周囲のことなど、どうでもよかった。
より深い己の快楽を求めて瑞希は立ち膝の姿勢のまま、女の部分と母親の部分を
熟れた女躰の求めるまま、思うがままに同時に味わっていく。


シャーーーーーッ。

くちゅ、にちゅ…。
あっ…、んふぅ…。もっと…いや…そこっ…!。
ぐちゅ…、ぶじゅぐちゅっ。

単調な水音に淫靡な喘ぎ声が混じりあう。
湿度の高い密閉された室内に、獣じみた濃密な雌の匂いが立ち込める。

「あひっ…ひぃ…。いい……。いくっ…!」

彼女は片手で休むことなく己の秘所を弄りながら、艶のある嬌声をあげながら自ら
その豊かな乳房を夢中で舐め回している。端正な美しい美貌は淫欲に歪み、口元
から涎が滴り落ちるのもまるで気にしない。いや、むしろ涎を乳房に垂らしては
舐めまわしてるというべきか。

かつて我が子を育てあげたそのたわわな乳房は、今の瑞希にとって己の快楽を
引き出し、満たすための道具でしかない。欲望の赴くまま思うがまま揉みしだき、
自ら口に咥える。愛する異性を思い浮かべながら…。
593名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 06:25:45 ID:rXPdl7MC

しかしそんなもので、三十路を過ぎた火のついた女の躰が満足するわけがない。

一方で乳房を愉しみながらも、己の女壷には白くほっそりとした人差し指と中指が
深々と捩じ込まれ、絶え間なくぐちゅぐちゅと淫靡な湿った音を立てている。
慣れた指使いで自らの肉壁をなぞり、淫肉を掻き分けていく。その度に瑞希の
女肉は悦びに震え、赤黒い肉襞の間を白い指が出入りするたびに溢れ出る
愛蜜が白濁した糸を引きながら滴り落ちる。

「あひぃぃ! 勇哉…早く…早く来てぇ…。母さんを喜ばせて。勇哉ぁ!
 早く勇哉を一緒になりたい。あっ…ん…ひとつになりたいのっ。
 母さんが勇哉を喜ばせてあげる。早く、母さんの中へ……勇哉ぁ…!」

もはや瑞希は己の快楽のことしか考えられない。

愛する異性、私の快楽、私のもの。
早く手に入れたい、早く悦しみたい。


だってあの子は私のものなんだから――!!
594名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 06:18:57 ID:BMRdsNt8

「あ゛ぁぁ、だめ。もう、ダメ! い゛ぃぃ…あひぃ!」

ついに獣のように四つん這いになり、絶頂に向かって獣のような声を上げながら
激しく自慰を続ける瑞希。重い乳房は垂れ下がり、瑞希が夢中で股間を弄るたびに
ブルンブルンとぶつかり合っては揺れる。

「いい! いいのぉ! 母さん、勇哉ので気持ちよくなっちゃうんだからぁ。
 勇哉も、ね、一緒に気持ちよくなろう…。」

恍惚に身を委ねる瑞希の視線は、既に焦点もまともにあっていない。
熱病にうなされたように独語しながら臀部に力を入れ、自らの女壷を弄る己の指を
ぎゅっと締めつける。粘液に濡れそぼった生暖かい肉壁が、瑞希の白い指を包み込む。
これだけ長時間の挿入の後にこんな締め上げをされたら、耐えられる男は
いないであろう。

瑞希が膣肉を締め上げたことで感度の高まった淫肉が指で強く擦れ上げられ、
子宮に宿る女の本能が貪欲に更なる刺激を求めては疼く。

―――犯してあげる。

母さんが、勇哉を犯してあげる。

母さんのこの躰で毎日毎晩、何回でも何十回でも。
おっぱいでも子宮でも、好きな場所で好きなだけイカせてあげる。
勇哉が他の女とはセックスできなくなるくらい、気持ちよくて失神しちゃうくらい…。

だって母さん、こんなにも勇哉のこと、愛しているんだから―――。
595名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 06:20:46 ID:BMRdsNt8

「あぁぁぁ、もっと! もっと一杯、欲しいのぉ!」

無意識のうちに瑞希の膣肉を弄る指は2本から、更に人差し指を加えて3本。
捻り込むようにしながら思う存分に膣内をかき回しては女の欲望を貪る。
瑞希の女壷からは止め処もなく淫匂漂う愛蜜が糸を引きながら滴り落ち、赤く
充血した肉襞は貪欲な両生類のように瑞希の白い指を根元まで飲み込んでは、
ヌルヌルと粘液質の分泌物で絖らせてゆく。

「あっ、うぐ、いい! 気持ちいぃ! あっ、あひぃ、あふぅ、あ゛ぁ…。
 もっと、もっと!! 勇哉と一つになれるのなら、母さん、目茶目茶に
 なっちゃうんだからぁ!!」

瑞希は髪を振り乱しながら夢中で己の女を擦り上げては掻き回す。
欲情に溺れながらその視点は焦点も定まらず、口元からは涎が零れ垂れている
ことにも気づいていない。

狂気にも似た恍惚の笑みを浮かべながら、だひたすら絶頂に向かい己の大切な
“女”の部分を、快楽のツボを全て知り尽くした指先で責め立てる。

「あひぃぃ!! いぐ、いっちゃう!! 勇哉! 出して!! 母さんの
 中に出して!! 勇哉のが欲しいのぉぉ!!!」

愛する息子を犯し、ひとつになり、その精を子宮に受ける。
そんな…、たまらない……!!

「だめぇ、いぐ、母さん、いっちゃう。 勇哉のおチンチンでいっちゃう!!
 来てぇ!! 私の勇哉ぁ、来てぇぇぇぇ!! あ゛ぁぁぁぁぁ、いぃぃ!
 いぐぅっ!!」
596名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 06:27:20 ID:BMRdsNt8

ぶしゅぅぅっっっ!!

電撃のような絶頂に躰を仰け反らせながら、瑞希の全身が硬直する。
その女壷からは噴水のように悦楽の愛蜜が勢いよく噴き出す。

ぶしゅ、じゅぶ、じゅ、じゅ、、じゅじゅうぅ。

ビクビクッと瑞希の全身が痙攣するたび、その肉襞の間から熱い淫汁が
断続的に溢れ出す。

「はぁはぁ……。ん……」

荒い息をついたまま瑞希はぐったりと心地よい脱力感に身を委ねる。

こんなにも燃え上がる自慰は久しぶりだった。
名残を惜しむかのように、愛液でべとつく割れ目を撫で回しながら、
快楽に燃え、先ほどまで思い切り掴み上げていた乳房を労わるように何度もさする。

1分ほど体を休めた後、のろのろと瑞希はその身を起こす。
火照った全身に温度を下げたシャワーを浴び、先ほどまでの粘液を洗い落とす。
597名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 06:37:45 ID:BMRdsNt8

バスルームを出た瑞希は、鏡の前で乱れた髪を整え直していた。
全身の汗を拭いながら、鏡に写る自分自身を見つめる。

ほんのり桜色に染まった白い肌に、肉付きのよい均整のとれた肢体。
型崩れのないバストとヒップ。そして流線型を描くくびれたウェスト。
形の良い柳眉にウイキョウのような唇の端正な美貌。長い睫毛、潤んだ瞳の
目元には、まだ皺と呼べるようなものはない。

瑞希は無言で鏡の中の自分を評価する。

――大丈夫。
この躰なら、あの子を心ゆくまで悦ばせることができる。

「早く来てね…、勇哉……。」

30分以上も激しい自慰に身を焦がし続けた瑞希だったが、その体力にはまだ余裕が
あった。それに指以外にも、ナイトデスクの引き出しには、首領様から頂いた瑞希の
お気に入りの玩具も揃っている。

まだ夜は長い。
愉しむ時間はたっぷりとある。

瑞希の部屋からは、むせび泣くような悦びの喘ぎ声が、それから深夜まで
更に2時間以上も漏れ続けていた。
598名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 06:41:29 ID:BMRdsNt8
ようやく自慰が書き終わりました。
長すぎました。反省。

推敲がいまひとつ足りない気がしていますが、どうしてもGW中に
終わらせたいと思いまして、低完成度のままですが落として
しまいました。チラシの裏で、すみません。
599名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 23:51:23 ID:TSe6bzXS
レディミスト続き待ってますよ!!
600名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 13:18:24 ID:7E3aU6sR
600get
601名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 12:02:18 ID:tTDNmpH6
a
602名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 22:55:46 ID:ocThWbvX
age
603名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 00:09:22 ID:Ubluq8FG
hosu
604名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 02:30:19 ID:OybhDAyp

「…以上が今月のレポートです」
「ふむ、ご苦労」

報告を受けたヘルサタンは鷹揚に頷いてみせる。

ここはヘルサタン地下研究所。

ヘルサタンの開発する悪の科学技術はここから生み出されている。
対ブルージャスティスとの戦いは、ある意味、新たな新兵器開発の
戦いでもある。ヘルサタンにとって長期的に見ると基地攻略よりも、
より重要度の高い関心事である。

しかしヘルサタンの研究力はブルージャスティスに、かなり劣ると
言わざるを得ない。優秀な研究員の育成と囲い込みは、緊急性の
高い課題でもある。


ぱらぱらぱら…。

レポートをめくっていたヘルサタンの眼が留まる。

「…新規人格制御薬の開発。これは、お前か? アルケミストよ。」

ヘルサタンはまだ若い研究者に声をかける。彼はヘルサタンをチラリと
見るが、何も応えずただ片膝をつきかしこまっている。

その様子にヘルサタンは苦笑を浮かべてみせる。
605名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 02:31:55 ID:OybhDAyp

「まだこだわっているのか? お互い、昔の名前は捨てたはずであろう。」


彼の名はアルケミスト。

その本当の名前を知るものは、ヘルサタン自身と鹿島瑞希しかいない。
なぜなら彼もまた、かつてはブルージャスティスの研究員であったからだ。

彼は極めて優秀な医薬研究部員であり、ヘルサタンの研究員の中でも
貴重な人材である。時折、つまらないこだわりを見せるところが癪に
触るが、その研究成果はヘルサタンのマインドコントロールと相乗的に
働く素晴らしいものである。

今もまた、彼はアルケミストと呼ばれることに抵抗を感じているらしい。
つまらないことだ、とヘルサタンは思う。

「よく出来ているではないか…。人間の性格を一時的に変貌させる
 医薬か。攻撃性、嗜虐性に被虐性。母性などもコントロールできるのか
 ふむ…。面白い。」

ヘルサタンの施すマインドコントロールは芸術的とも言えるが、なにぶん
時間と手間がかかる。一時的であればこの新薬と組み合わせて使うのも
悪くはない。下級兵士や彼らへの報奨となる“慰問奴隷”のコントロールには
これで充分であろう。
606名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 02:37:23 ID:OybhDAyp

「よし、よくやった。アルケミストに褒美をとらす。レディミストよ!」
「はっ!」

赤と黒の羅紗のマントを翻しながらヘルサタンは立ち上がると、玉座近くに
控える瑞希に声をかける。ヘルサタンは口の端に笑みを浮かべながら
アルケミストに一瞥をくれると、そのまま瑞希に向かって言葉を続けた。

「今晩、アルケミストに褒美をとらす。よいな?」
「…ご命令とあらば」
「そうだ。これはお前しか出来ない仕事なのだ。彼はおまえ自身を望んで
 いるのだからな。そうであろう?」

皮肉な笑みをを口元に浮かべたまま、アルケミストに問いかける。
彼は俯いたまま応えようとはしなかったが、その耳元は真っ赤に紅潮している。
その事実が全てを物語っていた。

「ふふふふ。分かっておる。お前はこのためにブルージャスティスを
 裏切ったのだからな。よい。私が愛するのは結果だけだ。個人的なことに
 干渉する気はない。」

そう。
この男は瑞希の体目当てに、ヘルサタンに身を寄せたのだ。

全く下らないことだ。
しかし、ヘルサタンにとってこれほど扱いやすい男もいない。

なんと言っても、今のレディミスト、鹿島瑞希はヘルサタンの命令であれば
なんでもするのだから。こんなことで貴重な研究成果が得られるのならば
安いものである。
607名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 02:40:15 ID:OybhDAyp

「よし、レディミストよ。今晩はこのアルケミストを一晩中、時間をかけて
 たっぷりと愉しませてやるがよい。手早く終わらそうなどと考えるのでは
 ないぞ。私からの褒美なのだ。そこのところをよく考え、彼に奉仕する
 がよいぞ。」

分かったな?と云うように、ヘルサタンがレディミストに命じる。
それにレディミストも大きく頷く。

頭の回転の速い瑞希は、首領様の云わんとしていることを正確に
読み取っていた。

そう――。
首領様の代理として、わたくし自身が褒美となるのですね。
分かっております。 この男は私の躰が目当てなのですから。

彼はヘルサタンにとって貴重な人材。
首領様のために死ぬ気で働くよう、わたくしもこの男を徹底的に
悦ばせこの躰の虜にしてご覧にみせます。

それに、あと一点。

首領様の深遠な配慮に応えるため、すべきことがあった。
608名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 02:46:11 ID:OybhDAyp

「はぃ。首領様のご命令とあらばこのレディミスト、おっぱいでも
 オマンコでも、アルケミストを悦ばせるためにこの肉体を存分に
 駆使してご覧にいれます。うふふふ、今から夜が楽しみですわ。
 アルケミスト、夜は長いのですから。わたくしは簡単にはイカせて
 あげませんことよ?」

妖艶な笑みを浮かべながら、潤んだ瞳で上目遣いにアルケミストを
見つめる。

瑞希が挑発的に躰をくねらせると、その均整のとれたボディラインの
はっきり浮き出る黒銀のレオタード様のコスチュームが男の劣情を
かきたてる。

その大きく開いた胸元からは零れんばかりの乳房が白く深い谷間を
作っているが、瑞希はその上から乳房をアルケミストに向かって
これ見よがしに数回、ゆっくりと揉んでみせつつ舌先で深紅の艶の
ある唇を舐め濡らして見せる。


「おぉ!」
「…ごくり」

居並ぶヘルサタンの研究員たちから好色そうな溜息が漏れる。
一方でアルケミストに向かって羨望とも妬みとも分からない、複雑な
視線を投げかけるものもいる。
609名無しさん@ピンキー:2006/08/07(月) 02:49:44 ID:OybhDAyp

(…ふふふふっ。瑞希よ、分かっているではないか)

そう。
こうやってヘルサタン研究所での競争を煽っていくのだ。

もちろん煽るだけではない。正当な成果には正当な報奨を。
研究者でもあるヘルサタンは、間違ったことをしているつもりはない。

それにしても私の意図を正確に読み、それを実行に移す瑞希の
頭の回転の速さはどうであろう。配下どもの前であえてその褒美を
口にした目的を正確に読み取り、なすべきことをしてのける。

我ながらよい飼い犬をもったものだ。
―この雌犬(ビッチ)が――。


「そうそう、ダークバイオよ。今月は惜しかったな。あの遺伝子
 兵器の培養に成功していれば、レディミストを抱けたのは
 お前だったかもしれなかったのだがな」

「はっ!ははぁーーー!!」

ダークバイオと呼ばれた、初老の小太りの研究員が悔しそうに平伏する。


ふふふふふ。
単純なやつらめ。これでよい。

これで来月は生物部門の成果が楽しみだ。
610名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 23:39:25 ID:sZkKPdO7
アルケミストへの嫉妬と熟れた瑞希の肉体への欲望に駆られ、寝食を
惜しんで研究に勤しむ部下たちを想像すると、ヘルサタンは軽蔑にも
似た満足げな笑みを口元に浮かべるのであった。


へたくそなのはいつものことですが、流石に区切り方が
みっともないので3行追加。
611名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 14:54:19 ID:uyVRuL+o
久々に覗いてみたらレディミストの続きが!
612age:2006/08/24(木) 05:11:01 ID:O5/4ELof
age
613名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 10:15:38 ID:gzQTu9jl
614名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 01:51:17 ID:8Sf+i0kT
「いや〜ん!!!結婚してくださいぃぃ...」
「馬〜鹿。お前みたいなバカ女、臭い。お前のボインなんか、臭い!!!お前なんか、
俺様にボインを触ってもらえるなんて、ありがたく思え!お前の臭いボインなんかキモいん
だよ。臭キモいボインをパンパンに張れよ!!!」
「はい...プルンプルンプルンプルン...プルーン、ムチッ!
プルーン、ムチッ!(男の命じるままブラボインを揺する)」
男「臭っ。お前のボイン。きんも〜〜!!!」 」

615名無:2007/01/05(金) 05:27:05 ID:VQ7vRstt
約1ヵ月ぶりにあげます。

理由・・・小説が好きだから
616名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 17:55:07 ID:L/0I/jHH
ジョージ「ツグは、ココが好きなんだよな。」承子「あぁーん。クリダメー。」
ポール「オマエよぉ、日本じゃ●族らしいじゃねぇか」承「はぁはぁ、そうよ。だから何?」
トム「日本の由緒正しき●族が、初めて会う外国人と乱交してていいのかよ?」
承「私だって、一人の女だよ」ジ「大丈夫かよ?俺たち捕まんねーか」
承「そんなこと気にしてんの?捕まったって●族と背徳感たっぷりの一発できたほうが嬉しいでしょ。」
ポ「そういわれてもなぁ」承「いくじなしねぇ。じゃあ、●族のフェラチオを味わってから決めなさい」
・・・
ポ「おぉ!たまらねぇ!●族ツグのクチマンコたまんねーぞ。こいつド淫乱だ!」
ト「もう我慢できねぇ、ツグ、お前も入れてほしいだろ?言えよ、入れてって」承「モゴモゴ・・・おへがい、い入へて」
!!!
承「オゥ!そこ!違う!」ト「どうせ、乱交なんて何度もやってんだろ!先にけつに入れるのが常識だ」
ジ「じゃあ、俺は余った使い古しのクソマソコで我慢するか!」
!!!
承「ンガ!ンガ!」ジ「おい、こいつゴリラみたいな声出すぜ!」ポ「はぁはぁ、●族がケツに入れられてる!
4Pしてる!」ト「こんなんが●族じゃ、戦争も負けるはずだぜ!」
ジ「お前ら一族を守るために何万人の兵隊が死んだと思ってるんだ、ごめんなさいって言えよ」
承「はぁ、気持ちいい!」ジ「言わないと、もうやめちゃうぞ、言えよ肉便器国賊●族!」
承「ひほん人のみなはん、ごめんなさい、わたくし承子は、国の品位よりも、セックスの気持ちよさを
追求する、変態肉便器●族ゴリラです〜!」ジ「●族!●族!●族〜!」ポ「肉便器〜肉便器〜」ト「国賊ゴリラ〜!!」
617名無しさん@ピンキー
鼻水吹くほどワロタwwww