船の中での出来事を書いて欲しいなぁ
穏やかな初夏の休日、河内有紀は古くからの親友である佐藤香織と共
に、郊外へ抜ける列車の中に揺られていた。行き先は、海である。
「香織、海が見えるよ」
「わあ、綺麗」
車窓からまばゆい海が見えると、二人は子供のようにはしゃぎ、窓へ
へばりつく。もっとも、二人ともまだ十七歳になったばかりの、高校二年
生。子供といえば子供、大人といえば大人・・・そんな過渡期にある、敏
感な少女たちであった。
「早く泳ぎたい!」
「慌てちゃだめよ」
気の早い有紀と、落ち着いた香織。対照的な性格を持つ二人ではあった
が、互いを良き友人と認め合い、遊ぶ時はいつも一緒。更に、服のセンス
や髪型、ファッションに至るまで、二人の趣味はことごとく共通していた。
いや、趣味に関して言えば、共有しているといった方が、正しいのかもしれ
ない。
「もうすぐ駅に着くよ!ああ、潮の香りがする!」
有紀が、待ちきれない!とでも言うように体を揺すると、
「慌てないでよ」
香織はにっこりと笑って、はしゃぐ親友を優しく嗜める。そして、列車が
ホームへ滑り込むと同時に、二人は弾けるように海へと駆けて行った。
海の家で着替えをしたいと申し込んだ後、二人はさっそく買ったばかり
の水着を手に取っていた。女子更衣室は初夏の休日という事もあって、
人気も多く、賑わっている。
「ジャーン!一緒に選んだ水着!」
と、気の早い有紀がバッグから取り出した水着は、ピンクのビキニ。トップ
のストラップと、ボトムのサイド部分が紐になっていて、高校生にしてはい
ささかセクシーな感じがする物だ。しかも、布地の面積がやたらと少なく、
胸元は乳首がようやく隠れる程度。腰周りに関しては、ヒップは丸出し、
恥丘は割れ目をやっと覆うような物だった。そんな卑猥な水着を、有紀は
嬉々として身に着けていく。それを見た香織は、
「あたしも、着替えるわ」
そう言って、有紀と同じように水着を手にした。その水着も、形こそワンピ
ースになってはいるが、有紀の水着と同じく布地が極端に少ない。有り体
に言うと、それは白い一本の紐をV字に分けたようなデザインで、恥肉を分
けるようにしなければ、身に付ける事は不可能に見える。勿論、乳房を覆う
カップなど存在せず、乳首が隠れるかどうかも怪しい。
「やだ、有紀。ヘア・・・剃ってこなかったの?」
ビキニを身につけた有紀を見て、香織が目を丸くした。有紀のボトムを包む
水着は、案の定、恥丘を何とか隠してはいるが、そこに生い茂る艶やかな
若草がごっそりとはみ出てしまうほど小さい。海に来る予定と、露出度の高
い水着を持って行く事を慮れば、普通、恥毛は手入れされていなければ
ならない。しかし─
「実は、ワキ毛も剃ってません」
有紀は両手を頭の後ろで組み、腋の下を露呈した。すると、そこには
やはりふっさりと生い茂る体毛があり、香織を再び驚かせた。
「あきれた!」
白い紐水着に足を通しながら、香織が笑う。笑ってはいるが、何やら
淫蕩な雰囲気を含んだような表情で、親友の肢体を食い入るように見
つめていた。そうして、紐水着を身に着けると、
「やだ!香織ったら、乳首がまったく隠れないてないわ」
今度は有紀が口に手を当て、さも驚いたというように叫んだ。
「こ、声が大きいわよ、有紀・・・」
紐のような淫ら水着に、辛うじて女の急所を隠して貰っている香織が
恥らっている。有紀が叫んだために、女子更衣室内にいる客たちが、
一斉に香織たちを見たからだ。そして、誰もが異形とも言える水着を
身に着けた二人の少女たちを認めると、そろって顔をしかめた。
「なに、アレ?」
「あれでも水着・・・?頭、おかしいんじゃないの?」
客たちは声を潜めて、二人の姿について憶測している。まるで、AV嬢
のような出で立ちの有紀と香織を、遠巻きに見ては、訝っていた。
すると、
「行こうか、香織」
「そ、そうね」
恥毛をごっそりとはみ出したままの有紀と、恥丘に紐を食い込ませた
香織が手を取り合って、歩き出す。その場にいた客たちは、二人の背
を見送ると、
「バカじゃないの?あの子たち」
見ているほうも恥ずかしい、と言わんばかりに、詰った。
ビーチの白砂を蹴って、有紀と香織は瑞々しい体を衆人環視の中へ
紛れ込ませた。その途端、老若男女を問わず、ビーチにいる人々が
声を詰まらせ、凝固する。
「な、なんだ、ありゃ?」
「おっぱいが丸見えだ・・・おい、ヘアもはみ出てるぜ」
有紀は周囲の驚きにも動じた素振りを見せず、しゃんと背を伸ばし、強
い日差しの中をずいずいと歩いていく。ヒップは丸出し、ヘアもごっそりと
はみ出したままだというのに、毅然とした態度で─それに対し、香織は
やや前かがみになり、今にも落ちんばかりの紐水着をしっかりと握り
締め、顔を真っ赤にさせている。
「注目されてるね、あたしたち」
有紀が得意げに言うと、
「・・・見られるの・・恥ずかしくない?」
と、小声で問う香織。すると、有紀はぐっと胸を張り、
「全然。むしろ、気持ちいいくらいよ」
と、ヒップをくねくねとくねらせつつ、答えた。
「信じられない」
香織が少し怒ったように呟く。しかし、有紀の答えがただの強がりである
事に、香織は気がついている。何故ならば、繋いだ彼女の手がじっとりと
汗ばみ、僅かながら震えているからだ。有紀も、今の姿が恥ずかしいと
思っているに違いないと、香織には確信がある。
「泳ごう、香織」
「うん」
二人はそう言って、海へ入っていく。波は穏やかで、初夏の休日を存分
に楽しめるように、優しく寄せては、引いていった。
「えーい!」
有紀が波を蹴って、水しぶきを香織に浴びせている。恥丘に茂る若草が
濡れ、割れ目までが透けて見えていた。
「きゃあ!やめて、有紀」
手で波を防ぎ、反撃の隙を伺っている香織の水着は、色が白という事も
あって、完全に濡れ透けている。もともと一本の紐のような水着は、布地
の少なさも手伝って、傍目からは全裸にも見えた。もっとも、尻から恥丘
にかけての割れ目を食い締める紐水着を、人の目に触れさせるくらいな
らば、全裸の方がよほどましに見えるかもしれないが。
こうして、淫ら水着を身に纏い、露出を楽しむというのが、冒頭で触れた
有紀と香織が『共有する趣味』である。体が成熟するにつれ、二人は自然
に性欲を持つようになった。それ自体は、何の不思議も無い。ただ、二人
ともお互いが友情を越えた『何か』を求め合っている・・・そう感じたのだ。
その答えは、有紀と香織が体を重ね合う事で出された。いつしか二人は
恋人同士となり、唇を預け、体と心を一つにしていく。
「つかまえた!」
「キャー!どこ、触ってるの?」
波を蹴って、有紀が香織に抱きつくと、黄色い悲鳴が上がる。有紀が
香織の乳房を触っていた。
「柔らかーい。香織の胸」
「こら!やめなさいって・・・」
「うふふ、照れちゃって、可愛い」
波間に身を隠し、人目を忍ぶようにして、キスをする有紀と香織。だが、
いくら忍んではいても、周りには数え切れないほどの海水客がいる。
その中には、二人のキスシーンを目撃した人間もいて、おおいに困惑
し、また、呆然と見守っていた。
「波が来るぞ!」
その時、誰かが不意に叫んだ。見ると、護岸から流れ込んできた潮流が
穏やかなビーチへ向かって来ている。高波、というほどまでの勢いは無い
が、大人の腰の辺りまでは届きそうだった。
「キャッ、香織!」
「手を離さないで、有紀」
ざざっと波が有紀と香織を洗う。そして、波が引いた時、有紀の乳房は
たわわに揺れ、露出されていた。
「やだ!ブラが流されちゃった!」
頬を染め、有紀は叫んだ。波は、彼女を洗いざま、ついでとばかりに小
さな水着を奪っていったらしい。すると、香織はくくっと笑い、悪戯な笑顔
で有紀を見た。そして─
「すいませーん!その辺に、水着が浮いてませんか?」
周りにいる海水客に向かって、香織が叫んだ。
「ちょ、ちょっと、香織!」
香織が大声を出したので、とっさに乳房は両手で隠したが、心許ない
有紀。香織が叫んだ事で、周囲にいる人間が一斉に自分を見つめ、
水着を流された姿を見ている。しかし、香織は、
「友達がブラを流されちゃって・・・すいません、そこらを探してくれま
せんか?」
ぶんぶんと手を振って、自分たちに海水客の注目を集めようとした。
もちろん、これは有紀を辱めようという魂胆である。
「恥ずかしいから、やめて!」
さっきビーチで見せた勢いはどこへやら、有紀は借りてきた猫のよう
におとなしくなり、ささっと香織の背へ隠れてしまった。だが、少女の
窮地と聞きつけた海水客は、下心もあってか次々に集まって来る。
しかも、その大半が若い男性で、香織と有紀を見る目もいやらしいと
きている。とてつもなく、恥辱的だった。
「探してあげるから、待ってなよ」
二人を囲むようにして、都合三十人ほどの男性が集まっている。皆、
一様に水着を探してはいるが、全員が全裸に近い少女たちを横目で
見遣り、鼻息を荒くしていた。
(ウフフ、有紀ったら、震えてる)
自分の背に隠れている有紀が怯え、震えている事を感じた香織は、
ひとりほくそ笑んでいる。周りには、男性ばかりが自分たちを囲み、
いやらしい視線を隠そうともしていない。それが、たまらなく刺激的
だった。
「あった!」
二人から少し離れた場所で、誰かが有紀のブラを発見し、それを高々
と持ち上げた。布地が極端に少ない水着。間違い無く、有紀の物だ。
「ありがとうございます!」
香織が手を合わせ、水着を手にした男性に礼を述べた。そして、
「ほら、良かったね、有紀。さあ、早く着けたら?」
背で震えている有紀へ、問い掛けた。
「ええ・・・?こ、ここで?」
「そうよ。決まっているじゃない」
「み、見られちゃう・・・よ」
「大丈夫よ。みなさん、紳士だわ」
ここで水着を着けろ、と言われ、戸惑う有紀。水着を着けるには、香織
の背を離れなければならない。そうなれば、有紀の乳房は三十人以上
いる男性たちの目に触れる。いくら、淫ら水着を着てはいても、生の乳
房を晒すのには、抵抗があった。もっとも、香織はそれを望んでいる。
麗しい友人・・・いや、恋人が衆人環視の中で乳房を晒し、恥らう姿を。
「ぐずってないで、早く」
香織が有紀を突き飛ばし、戻ってきた水着を男性から受け取った。
「ああ・・ちょっと、香織・・・」
有紀が乳房を両手で隠し、香織に縋る。だが、香織はふんと鼻を鳴らし、
「あたしが着けてあげるから、両手を頭の上で組んで」
と、流された水着をついばみながら、にやりと口元を歪めた。
有紀は結局、香織に押し切られ、両手を頭の上で組み、三十人以上の
男性たちの前で晒し者となった。乳房は言うまでも無く、手入れを怠った
腋の下までもが、衆人環視の元にあからさまとなっている。
「ふふ、この子、腋の下はお手入れしないんです。それと、あそこの毛も。
ほら、こんなにはみ出てるでしょう?あたしがいくら言っても、聞かないん
ですよ・・・」
香織が自己紹介がてらに、有紀の身姿を解説し始めた。その間、有紀は
両手を頭の上で組んだまま、苦笑いのような表情を見せている。羞恥と照
れが混じったような、少女らしい可愛い笑顔だった。
「ああ・・・あ、あんまり・・・見ないでくださいね。は、恥かしいので・・・」
辺りを忙しなく見遣り、羞恥に染まる有紀。周りは香織を除き、すべてが
異性である。その全員が、乳房と腋毛、それに恥毛までも見詰めているの
だ。それが、羞恥の極みとなり、少女を苛む。すると、有紀の背に回り、
水着を着けてやろうとしていた香織は、ますます気勢に乗り、
「あたしは、ちゃんとお手入れしてるんですけどね。うふふ」
と、自らの紐水着に戒められた恥丘を指差し、微笑んだ。割れ目へ食いつ
いた紐が、剃毛の跡が残る恥肉を分けている。海水で濡れ透けたために、
香織の真正面にいる男性からは、陰裂の形さえ認められた。ヒップを見れ
ば、紐となった水着が完全に食い込み、とても人前に出られる格好では無
くなっていた。
「すごい水着だね、二人とも」
男性の誰かが感嘆したように言うと、
「あら、普通ですよ。今時の女子高生なら」
ふふふ、と含み笑いを見せ、答える香織。それに対し、有紀は相変わらず
苦笑いのままだった。
「ありがとうございました」
有紀の水着を着けてやった後、香織は集まってくれた海水客たちに深々と
頭を下げ、あらためて礼を述べた。もはや、紐水着ははだけ、乳首も恥丘も
完全に露出している。
「ちょっと休もうか、有紀」
「う、うん」
三十人強の男性の中をすり抜け、二人はビーチへ向かった。水着を探して
くれた者たちはそれを名残惜しそうに見送り、初夏の休日に起こった珍事を
胸に刻む事となる。
「あはは!さっきの有紀の顔ったら、なかったわ」
「もう!意地悪!」
白砂の上に敷かれたビーチマットの上で、二人は揉み合った。さすがに、体
にはタオルを巻いてはいたが、いかがわしい淫ら水着を脱ぐ気などは無い。
むしろ、この水着が自分たちを、三十人強の男性たちから、注目の的にして
くれた事に、感謝したいくらいだった。
「ねえ、香織。ひとつ聞くけど、もし、あそこで男の人たちに教われてたら、
どうした?」
有紀が小声で尋ねた。あの場で、もっとも注目を浴びたのは彼女である。
乳房を、腋の下と恥毛を、完全に性欲の対象として見られていた。それを
考えると、有紀の心が揺れる。すると、
「二人で、全員の精液を浴びればいいだけの事じゃないの。ふふ、あたし、
見たかったわ・・・有紀が無理矢理男の人に犯される所を・・・」
香織はそう言って、自分の淫ら水着の中へ指を差し込んだ。恥丘に食いつ
く紐水着は、海水とは別の粘液を吸い、ぬめりを見せている。更に、その
粘液を指で掬い、有紀の顔の前へ突きつけると、
「こんなに、濡れちゃったわ」
そう言って、にっこりと香織は微笑んだ。それを見た有紀も、
「実はあたしも、あそこがぐっしょり・・・男の人たちに見られて、喜んじゃった
みたい」
あはは、と声を上げて笑った。そうして、二人は辺りを見回した後、唇を重ね
囁き合う。
「好きよ、有紀。ううん、愛してる」
「あたしもよ、香織」
この時、海岸線へ日が傾き始めて、海水客たちがタオルをたたみ始めた。
それを見た有紀と香織は、
「みんな、もう帰り支度?これからの夕焼けが、一番いいのにね」
と、互いに頬を寄せ合いながら、暮れなずむ海の景色をいつまでも楽しん
でいたのであった・・・
おしまい。
(・∀・)ハイーキョ
すかしっぺ君グッジョブ
すかしっぺ君ありがとう。
羞恥シーンばかりでとっても(・∀・)!!イイ。
またよろしくお願いします。
「まだ、彼氏が出来ないの?久美」
「まあね、仕事も忙しいし」
平日の深夜に友人からかかってきた電話が、私を辟易させている。
彼女は、大学時代からの付き合いで、お互い二十七歳になった今
でも、近況を報告しあう仲だ。
「大学時代はもてもてだった梅川久美も、ようやく落ち着いたか」
友人は何か含みを持った言葉を告げるとき、私をフルネームで呼び、
曖昧な表現をする癖がある。今の場合は、学生時代の私が派手な
男性関係を持っていたという噂を揶揄しているらしい。
「別にもてはしなかったわ」
私は適当に相槌を打ち、この口さがない友人が早く電話を切ってくれ
るように祈った。仕事を終え、就寝にいたるまでの時間を、これ以上
割かれたくはなかったからだ。しかし、彼女の話はそれから一時間も
続き、私をうんざりさせた。
「明日も早いのに・・・」
電話を切った後、私は下着姿のままベッドへもぐりこんだ。明日も
仕事があるので、早々に眠りにつこうと思ったのだが・・・
(大学時代か・・・懐かしいな)
目を閉じて、数年前の自分を思い出してみる。大学へ入ってすぐ、
処女を喪失した事や、友人たちと過ごした日々が脳裏に浮かび、
色づいた。
(ウブだったなあ・・・)
高校までは女子高に通っていたので、私の異性体験は友人たちに
比べれば遅く、また、慎ましやかだった。処女はサークルで知り合った
先輩に捧げ、関係は卒業まで続いた・・・と、周りは思っている。
(眠れないな・・・)
私は、いつしか指を恥部へ這わせていた。しかし、それは大学時代の
切ない恋愛を思い出し、懐かしんでいる訳ではない。実は、私にはもう
ひとつ別の顔がある。それは─
『淫乱』
であるという事。処女を失ってからの私は、何かに憑りつかれたかの
ように、異性との関係を貪った。表向きは、清楚で従順な女を繕っては
いたが、本性は違う。十八歳で女になって以来、私は数十人の異性と
関係を持った。それも、通り一辺倒の恋愛では無く、複数の異性たちと
同時に交わったり、時には同性とも体を重ねあうという、淫蕩なもの。
(指が、簡単に入っちゃう・・・)
私はあさましい行為の数々を糧にして、本格的な自慰に耽った。今、思
い出しているのは、留学中に嵌った黒人男性たちとの乱交シーン。
(あれは、凄かったなあ・・・)
ベッドの上で私は腰を浮かし、パンティを太ももの辺りまで脱いだ。そして、
古びたアパートメントの中で繰り返した、淫らな行為の数々をを回想して
みる。
留学先の大学で、最初に出会った友人は逞しい黒人男性だった。名前は
亡失したが、肩に骸骨のタトゥーを入れた、屈強な若者。カレッジでは、彼
は決まって私の隣に座り、こう言った。
「今日も、俺の家に来るんだろう?」
私は誘いに頷き、授業が終わるたびに彼の部屋を訪れる。すると、
決まってそこには、彼とその友人たちがたむろっていた。
「やあ、クミ。ビールがあるぜ」
誰かがそう言って、私にビールを渡してくれる。それを口にすれば、
私はもう自分のアパートメントには帰れない。アルコールが頭を熱す
る前に、私は着ているものをすべて脱がされ、杭のような男根を捻じ
込まれてしまうからだった。
「良く締まるプッシーだ」
「俺は、日本の女は初めてだが、みんなこんなに穴が狭いのかい?」
「しゃぶれよ、クミ」
私は、二、三人の男、時には五人の黒人男性と、同時に交わった。
安物のソファーに転がされ、犬のように這いながら、男根をしゃぶり、
犯される。また、性器だけではなく、排泄器官であるアヌスもたっぷりと
嬲られてしまった。彼らは、決まって二回目はアヌスを欲望の対象にし
て、野太い男根を捻じ込んでくる。アナルセックスの快感は人によって
だが、私はすぐに順応してしまい、愉悦を貪る事が出来た。
「あん・・・」
記憶と現実を交差させながら、私は自慰に耽っている。枕を腰の下に
敷き、足を高々と上げてするのが、私流。犯され慣れた体が、荒淫の
時に取った恥知らずな姿勢を思い出し、自然にそうしてしまうからだ。
「ウ・・・ウウッ・・・い、いけない・・わ」
半剥けになったクリトリスをいじっても、私は達する事が出来ない。
この体は男を知っている。だから、中途半端な自慰行為では、絶頂を
得る事が出来ないのだ。
「ああ・・・どうしよう・・」
私は時計に目をやった。もうすぐ、午前五時。電車ならば、始発が出る
時間である。
「仕方ない・・か」
恥部から指を離し、私は出かける支度をした。相変わらず、恥部はじん
じんと火照り、いやらしい蜜を溢れさせている。もちろん、このままでは
会社にいけない。どうにか、この火照りをおさめなければならない。
「これと、これ・・・あと、これも・・・」
化粧を適当に施した後、私はチェストの中から、いくつかバイブレーター
を取り出し、恥部にあてがった。そして、一気に押し込んでいく。
「うぐうッ!」
まず、極太のバイブレーターを膣へ入れた。それは、いやらしいポルノ
ショップで購入した逸物で、カリの部分が野太く、膣穴を無理矢理押し
広げるようにデザインされた、凶悪なものだった。
「つ、次は・・・アヌス用・・・」
私は前かがみになり、ヒップの割れ目へ二本目のバイブレーターを
押し込む。この時、そうっとやっては、快感に繋がらないので、犯されて
いる錯覚を起こすように、力強く入れる。
「クウウッ・・・き、きつい・・」
アヌス用とは言っても、それなりに太いバイブレーターを使用している
ので、私は体を揺らして身悶える。ここを広げられると、何か屈辱的な
気持ちになるのは、留学中で責め抜かれたからだろうか。そして、次は
ピンクローターという、微振動を発する小さなバイブレーターの出番。
「落ちないように・・・テープでしっかりと・・・」
私は、剥いたクリトリスの上にピンクローターを当て、その周辺を布テー
プで固定した。それと、両の乳首にも同じ物を当て、固定する。
「これで良し・・・と」
一通り準備が終わった後、私は姿身に自分の姿を映してみる。すると、
そこには全裸の女が、忌まわしい淫具を急所に当てている姿が映って
いた。言うまでも無いが、これは私。淫乱な私、そのものであった。
私は、春めいたジャケットとブラウス。それに、タイトなミニスカートという
服装で、家を出た。時間は、五時三十分を少し回った所。
「おはようございます」
家を出てすぐの所で、不意に若い男の子が私に挨拶をしてきた。見れば、
彼は私の取っている新聞の配達員である。
「おはよう」
私はつとめて冷静に振舞い、彼から新聞を受け取った。彼は、私の体へ
視線を移し、何か変だな、とでも言いたげに、首を捻っている。
「どうかした?」
逸る心を抑えて、私は彼に尋ねた。実は、私はノーパンで、ブラジャーも
着けてはいない。だから、ジャケットを羽織っていても、薄い生地のブラ
ウスが乳房を透けさせているかもしれなかった。もしや、彼はその事に
気づいているのかもしれない。
「なんか・・・紐みたいなものが・・・出てますよ」
彼はそう言って、私のスカートの下辺りを指差した。慌ててそこを見ると、
「あッ!」
思わず、私は絶句した。なんと、そこには私の中に埋まっている淫具の
コードが垂れ下がっていた。出かける時に、スカートのウエスト部分に
まとめておいたはずのコードは、歩いたための振動で垂れ落ち、その姿
を現していたのである。
「こ、これは・・・ね」
それを指摘された私はたじろぐ。何か良い言い訳が出来ない物かと思案
するものの、言葉は濁るばかり。そこで、私はとんでもない事を口走った。
「これは、タンポンの紐なの。私、せ、生理なのよ・・・」
そう言うと、彼は顔を赤くし、すいませんと謝った。まだ年若い彼は、私が
言った事を鵜呑みにしてくれたようで、自分が悪い訳でもないのに、ぺこ
ぺこと頭を下げる。
「いいのよ。ウフフ、注意してくれて、ありがとう」
彼の殊勝な態度に気を良くした私は、この純情な新聞配達員の前で、
淫具のコードをぐいとスカートの中へ押し込んだ。野太いバイブレーター
の収まっている、いやらしい膣穴へだ。彼は、その間ずっと頭を垂れ、顔
を赤らめ続けていた。その様が可愛らしいので、私は今度彼が集金にでも
訪れたら、抱かれてやってもいいと思った。年下の男を飼ってみるという
のも面白いかも・・・そう思ったからだ。
五時四十五分ごろ、私は通勤に利用している駅に着いた。まだ、通勤客で
賑わう時間ではないが、ここを根城にしている労務者たちが、道に寝そべっ
ている。
「ひょう、姉ちゃん、いい女だな」
「一発、はめさせろ」
労務者たちは私を見るや否や、一斉にからかいの言葉を浴びせてきた。
だが、私は怯むことなく、彼らの近くを通り過ぎる。
「姉ちゃん、朝帰りかい?やり過ぎには注意しろよ」
へへへ、と酒焼けした男の顔が歪んでいる。饐えた匂いが辺りに漂い、ここ
はお世辞にも清らかな場所であるとは言い難い。しかし、私はそれが不快と
は思わなかった。むしろ、
(この人たちのアレは、さぞや臭いんでしょうね・・・ちょっと、嗅いでみたいわ)
などとさえ思う。彼らの異臭が、体臭の強い黒人男性たちとの濃密な性交を
思い出させてくれるかもしれないと、恐ろしい事を考えているのだ。
(もうすぐ、駅だわ・・・)
何十人といる労務者たちのすぐ脇を抜け、私は歩く。駅まで続くコンコース
には、寝そべっている人のほうが多い。そこを、私はギリギリまで丈を詰めた
ミニスカートから伸びる足を見せつけるのだ。ここで、私はバイブレーターの
スイッチを入れた。
「はうッ!」
膣内に埋まっているバイブレーターの振動で、思わず声が出る私。パンティを
穿いていないので、膣口をしっかり締めていないと、落としてしまいそうだ。
「うあッ!うああ・・・」
続いて、アヌス用のバイブレーターとピンクローターたちも起動させた。
全身にマッサージ器を当てられているような感覚が私を満たし、歩く
事さえままならなくなる。
「す・・・凄い・・・な」
かたかたと膝が笑った。何十人という労務者たちがいる場所で、私は
異常な快楽を得て、悶え狂っている。脳裏には、学生時代の淫蕩な
自分の姿が浮かんでいた。卒業旅行で訪れたイギリスのバーで、見も
知らない外国人労働者たちに声をかけられ、三日三晩犯された事や、
アヌスばかりに興味を持つ男と、アナルセックスに狂った事など、私に
とっては至高と言えるような、快楽の思い出がフィードバックしてくる。
「姉ちゃん、どうした?」
「大丈夫かい?足がもつれているが」
労務者たちが私を心配そうに見ている。心配そうに見てはいるが、明ら
かに私を欲望の対象としていた。その証拠に、彼らは例外なく私のスカ
ートの中を覗こうと、体をかがめている。
「な・・・なんでも・・ないわ・・ひいッ!」
見られている・・・その素晴らしい愉悦が快感となり、私の腰骨を通過
した。だが、その瞬間、不覚にも私は締めていた膣口を緩めてしまう。
すると、激しく振動する淫具がごとりと音を立て、コンコースの床へ落
ちてしまった。
「なんだ、こりゃあ・・・バ、バイブ?」
ビーン・・・と唸りを上げる淫具を見て、労務者たちが驚愕した。その時、
私は絶頂に達してしまう。最高の快楽だった。
「ごめんなさい・・・拾ってくださる?ついでに、ここへ入れて貰えれば、
ありがたいわ・・・」
私は労務者たちの前でスカートをたくし上げ、淫具をここへ差し込ん
でくれと恥部を指差した。そこには、剥きつけられたクリトリスを苛む
ピンクローターが妖しく蠢いている。
「ま、まじかよ・・・」
「すげえ、オマンコがぱっくり開いてやがる」
「お、俺、久しぶりに見るなあ、若い女のオマンコ・・・」
労務者たちは一様に眉をしかめ、私の一番恥ずかしい場所を凝視
した。そこはねっとりとした愛液がとぬめり、いやらしく光っているはず
だと、私は確信している。なぜならば、今も私は波のような絶頂を味わ
っているからだ。見られて達する・・・それを、私は知ってしまったらしい。
「お願い・・・それを、入れて・・・」
私はスカートを腰まで上げ、ヒップを彼らの前へ突き出す。すると、再
び彼らの間から驚嘆の声が上がった。
「ケツの穴にまで、バイブを咥え込んでやがる!」
「たまげたなあ・・・姉ちゃん、露出狂か?」
誰かが私を露出狂と言った。その瞬間、私は新たな嗜好を得たと狂気
する。この言葉を待っていたのかもしれないとさえ思った。
「なあ、姉ちゃん・・・こんな玩具より、本物が欲しくないかい?」
誰かがそう言って、私のヒップを平手打ちした。ぱあんっと肉を打つ音が、
朝の澄み切った空気を切り裂いていく。
「ひいッ!何でもいいから・・・早く、入れて・・・」
小さな悲鳴をあげた後、私は労務者の饐えた肉臭に包まれていた。着
ている物を剥かれ、バイブレーターが強引に奪われる。
「姉ちゃん、これが欲しかったんだろう?」
目の前に薄汚い男性器が突きつけられた。予想通り、腐臭を放つ汚物の
ような男根。それが、いくつも私に剥きつけられている。
「そうよ・・・ああ、早くちょうだい・・・」
そう言って、私は別の自分・・・淫乱という本性を曝け出していった。それに、
露出狂という称号も添えられながら。
「いいオマンコだあ・・・姉ちゃん、あんた最高だよ」
「早く代われ、オイ!」
「慌てるな、順番だ」
労務者たちは次々と私に群がってくる。正直、私は恐ろしかった。しかし、
同時に何ともいえない期待感も湧き上がっている。あの、学生時代に体験
した、素晴らしい淫行の数々を思い起こして。
(くううッ!大勢の人とセックスするのって、最高!)
逞しい黒人男性の男根は衰えを知らず、何度も私に挑んできた。留学先
では、勉強よりもセックスの時間のほうが長いくらいだった。果てしない乱交
はいつ終わることなく、私を愉しませてくれたのである。それが今、再現され
ているのだ。
「ああッ!な、中で・・・出てるウッ・・・」
膣内に汚らしい精液を注がれ、何度も犯されると私は気が遠くなってきた。
そして、最後に聞いた言葉は─
「おい、誰か!女が、ホームレス達に襲われてるぞ!警察を呼べ!」
という、善良な一般市民の声だった・・・・・
おわり。
廃ー墟
すかしっぺ君乙です。
淫乱でも良いんですが、羞恥を忘れてない女性が登場すると嬉しいです。
ありがとうございました。
最近はあまり動いてないみたいですね…
とりあえず考えてはいるんです。
意思のある幽霊に見られ…っていう変化球。
文章まとめたら書きますよ〜。
しばらくは……w
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寂しいね。保守。
悲しく保守
神はどこへ行かれましたか?
神にはこのスレを卒業して欲しい より高みを目指して
696 :
名無しさん@ピンキー:04/05/22 04:24
高次元の世界に旅立たれますタ
俺も彼を捜して旅立つよ
698 :
名無しさん@ピンキー:04/05/23 14:35
解脱するスレはここですか?
神のご帰還をお待ちしております。
エロ小説投下
先週のことです。
私が車を止めると、突然三人組みの男が現れました。
一人が優しく声をかけた後、二人がかりで私のボディーを撫で回してくるのです。
なすがまま私にもう一人の男が両手に、手に余る程の物を突っ込んできました!!
何も出来ない私はただ終わるのを待ちました。
そして男は私の穴の中に、たっぷり注ぎ込み穴の周りを拭きながら言いました・・・
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||( ´∀`)< 軽油 満タン入りました〜
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